正月に、盆とハロウィンが来たカオス
●ほわほわっと予知りました
グリモアベースの一角にて。
「お集まりいただき、ありがとうなのです!」
集まってくれた猟兵たちに、ぺこりとお辞儀する香祭・悠花(もふもふマスター・f05527)。
「近々なんか慌ただしくなりそうな気配も感じるのですけど、わたしが予知った内容をお伝えするのですよ!」
そんなわけで、ノリと勢いで生きてるほわほわお気楽系オラトリオが今回のグリモア猟兵です。
●キマフューを忘れてもらっちゃ困るぜ
というわけで。
場所はキマイラフューチャー、日本のとある都市。事件はここで起こる。
「とは言っても、別に特にふつーのふつーな街なのです」
治安が悪いとか反社会的勢力が集まっているとかそんなことは無く。ただ、近々、大きな祭が行われる。
「今更だけどハロウィンしようぜ、って人が集まってくるのですよ」
それは昨年のハロウィンを楽しみ損ねたなーという人がSNSに呼びかけて賛同者が集まって実現した、突発イベントである。もちろん街の偉い人には許可済なので合法的。
「ひゃっはー、季節は冬だけどハロウィンだー! っていうノリなのです」
キマフューなので深く考えてはいけない。感じるんだ、フィーリング!
そんな感じで楽しくハロウィン風味を満喫していた人々に悲劇が襲いかかる。
「なんと! 突然、怪人さんが襲いかかってくるのですよ」
その怪人さんたちは、先の戦争――バトルオブフラワーズの後、毒気を抜かれたかのように街に溶け込んで、ふつーに近所で生活してきた一派。街の人も『怪人だろうなー』とか思いながら、特に実害が無かったので平和に過ごしていたのだが。
「なんか困ったことに、唐突に『あ、そーいや俺ら怪人だったわ』とか思い出してしまい、突然襲いかかってくるのですよ……」
もういっそのことずっと忘れていて欲しかった。そうすれば誰も傷つかなくて済んだのに。しかし、思い出してしまったものは仕方ない。
「そんなわけで、ハロウィンに襲いかかってくる怪人さんを撃退してほしいのです」
●こんな流れになります
「まずは現地に行って、街の人と一緒にハロウィンを楽しんで欲しいのです」
既に街ではハロウィン的なイベントの準備が進められている。今から行けば、祭には十分に間に合う。
そこで各々、思うようにハロウィンを楽しんで欲しい。そうしている内に現れる影。
「それは、ハロウィンに縁召喚(?)された『野菜乙女ヴァルきゅうりア』なのです」
何の関係が? とか思った人、落ち着いて聞いて欲しい。
「『精霊馬』ってご存知なのです? 日本の風習で、お盆の時にお供えしていた『きゅうりの馬』なのです」
ハロウィンも元々、西洋において『先祖の霊が帰ってくる』節目の儀式。なので日本のお盆との共通性から刺激されちゃったのではないか疑惑がある。
「とにかく、どこに潜んでいたのかっていうくらい、いっぱいのヴァルきゅうりアがハロウィンカラーの街を取り囲むのです」
なので、まずはヴァルきゅうりアたちを撃退して欲しい。戦闘場所は街の中になるが、住民たちはちょっと派手なイベント演出と思っているので、めっちゃ応援してくれる。多少街を破壊したところで、歓声があがるだろうっていうテンション。
「で、ヴァルきゅうりアを倒すと、それに影響された『怪人アルパカスプラッシュ』が現れるのです」
何の関係が、と思った人、落ち着いて聞いて欲しい。
「お盆の時期は水難事故が多いという、まことしやかな噂があるのです」
それは『この時期は霊が足を引っ張るから』とか宗教的な話もあるし、単にお盆の時期の海や川は荒れやすいだけかもしれない。とにかくそんな噂があるものだから。
「そんなわけで、水難事故を装ってアルパカスプラッシュがウォータースライダーで登場なのです」
もはや登場自体が放送事故になりかねない事態であるが、とりあえず住民たちは気にしないので、イベント演出だと思って倒してほしい。
●大切なのは、ノリと勢いだ!
「もう冬だというのに、ハロウィンにお盆にプールと、季節感が崩壊の一途を辿っているのですけど、キマフューなので気にした方が負けなのです」
とにかく、よく遊び、よく暴れ、よくはっちゃけろ。これがキマフューの掟である。え、聞いたことない? とにかく、住民に怪我をさせないようにだけ注意してくれたら大丈夫。彼らも安全圏から見てるので、意図的に攻撃しない限りは大丈夫である。戦闘の余波で街が壊れるくらいは許される。
「あ、皆が住む場所まで壊しちゃだめなのですよ!?」
やりすぎには注意です。
ハロウィンイベントについて捕捉しよう。
今回のイベントは『街をハロウィンカラーに染めよう』という主旨がある。つまり、仮装など一般的なハロウィン要素に加えて、『いつも明るいポップなこの街を、少しクールなオレンジ・紫・黒などのハロウィンな街に染め上げよう』というのがメインだ。
「つまり、街を全力でハロウィンモードにするのですね」
街にハロウィンなオブジェやアイテムを作りまくってもいいし、自分がハロウィンになってもいいし、他の人をハロウィンに染めていってもいい。
「ハロウィンっぽくを楽しんだ者勝ちなのです!」
キミが『ハロウィン』と思ったもの、考え付いたものがハロウィンだ! 臆するな、そのアイディア!
まぁ、なんというか。ノリと勢いで突き進めば何とかなる。
「そんなわけで、ハロウィンイベントからの怪人退治×2、よろしくお願いしますなのですよ」
改めて、悠花がぺこりと頭を下げるのでした。
るちる
はじめまして、あるいはこんにちは、るちるです。
戦争の気配がちらほらとする中、皆様いかがお過ごしでしょうか。その前にちょっとはっちゃけたいなーっていう願望をシナリオにしました。
シナリオの補足になります。
1章から3章まで、全編通して、ネタ依頼なギャグシナリオになります。
1章の日常は、選択肢をメインに、ハロウィンっぽいことなら何でもどうぞー。住民たちもきっとノリノリでしょう。
2章、3章は戦闘となりますが、ネタ、ギャグ、はっちゃけている等、コメディやコミカルに寄れば寄るほどプレイングボーナスが付きます。とりあえず1行でも攻撃していたら問題ないです。
いずれの章も他の猟兵さんにめちゃくちゃ迷惑になる行為はやめましょう。協力を求めるなどはオッケーです。あと、キマフューの住民に怪我をさせないようにお願いします。街は多少壊れてもオッケーです。復旧不可能なレベルまで粉砕するのはやめてください。
それでは皆さんのプレイングをお待ちしていますー。
第1章 日常
『ハロウィンカラーに染めよう』
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POW : カボチャのオブジェなどを作って飾る
SPD : ハロウィンカラーに街を塗りまくる
WIZ : ファッションをハロウィン仕様にコーディネートする
イラスト:狛蜜ザキ
👑5
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴🔴🔴
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種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
●街はすっかりハロウィンモード!
グリモア猟兵に転送されてきた猟兵たちが見たのは、祭本番の前だからといいながら全然自重していない盛り上がりを見せる件の街であった。
既に街の1/3はハロウィンに塗り替えられつつある。
そんな中に、猟兵たちも全力でダイブしたのである!
エリザ・シャラーヴィン
「カボチャのオブジェなどを作って飾る(POW)」に挑戦します。 最大の目的は、この行動を成功させることです。 その為なら、ある程度の怪我や些細な失敗はやむを得ないものとします。
●エリザの行動
街に訪れたエリザ・シャラーヴィン(オラトリオの聖者・f17357)は周囲を見渡す。いまだ街の装いは、キマイラフューチャーらしい『いつも明るいポップな』雰囲気であるが、それが徐々に『少しクールな』ハロウィンカラーに染められつつある。
何をやろう?
せっかくこのタイミングで訪れたのだから。グリモア猟兵の話もある。ハロウィンの手伝いをしない手はない。
そんなことを考えながら、街を見ていたエリザの目に止まったものは。ハロウィンオブジェであった。例えばカボチャのランタンとか。
そっとカボチャのランタンを手に取るエリザ。極端に白い肌に、白で統一された衣装。エリザの見た目は、ともすればこの街から浮いてしまいそうな……だけど、エリザのミステリアスな雰囲気が程良く彼女をこの街に溶け込ませて、ランタンを持つ姿も様になっている。
そんなわけで、カボチャのランタン作りに挑戦するエリザ。そんなにデザイン性の高いものや手の込んだものは作れないけれど。
街をハロウィンに彩る、その手伝いになる程度には。カボチャのランタンを次々と生産していったのでした。
成功
🔵🔵🔴
御形・菘
はっはっは、特に呼ばれていないが妾、推参!
予定が空いてたら、楽しいイベントに出向くのは当然の理!
とゆーことで、前にも着たセクシーバニーで登場!
さて、邪神パワー全開のイタズラで、皆を恐怖のドン底に叩き込むのも楽しくはあるがな
此度の主役は皆、特に子供たちに譲るとしよう!
妾直々に、皆にハロウィンメイクを施してやるぞ!
顔を白塗りするだけでも雰囲気は出るが、そこにコツと工夫をちょっと入れるだけで、更にガラリと印象が変わるものよ
妾が会得しているスペシャルなメイク術を恩恵を受けよ!
ガチ怖がらせから可愛かったり面白系まで、何でもリクどーぞ!
さあ、ハロウィンをみんなで存分に楽しんでくるがよい!
●ハロウィンに君臨する
「はっはっは、特に呼ばれていないが妾、推参!」
高笑いとともに現れたのは、真の蛇神にして邪神たる御形・菘(邪神様のお通りだ・f12350)であった。高い所から椅子に座って、無辜の民の嘆きを聞きとげた(訳:この場の空気を読んだ)彼女は立ち上がり、蛇の身体すらも蠱惑的に見せつける。
「予定が空いてたら、楽しいイベントに出向くのは当然の理!」
あ、ここカメラカットで。個人的な呟きのオフレコシーンです。
そんなわけで、全力でノリきる勢いの菘の、今日のお姿は!
「とゆーことで、前にも着たセクシーバニーで!」
すらり立ち上がった菘の姿は、頭の上がウサミミな、上半身がセクシーバニーの邪神様の登場でございます。
『妾がいろんな世界で怪人どもをボコってみた』好評配信中な主が突然現れたものだから、もちろん街の住民のテンションは爆アゲである。そんな住民の中に降り立つ(飛び降りるシーンももちろんカメラが回っている!)菘。
「さて」
周囲に集まってくる住民たちを見渡す菘。この場をハロウィンに染めるにはどうするか、と思索を巡らせる。
邪神パワー全開のイタズラで、皆を恐怖のドン底に叩き込むのも楽しそうではある。しかし、だ。目の前には、菘の姿に対して目をキラッキラさせている子供たちが多数いる。
「よし。此度の主役は皆、特に子供たちに譲るとしよう!」
菘の宣言(の様子)に、再び歓声をあげる住民たち。
「妾直々に、皆にハロウィンメイクを施してやるぞ!」
でなわけで、めっちゃ行列のできるメイク室(邪神出張版)開設です!
「あの、邪神さま……」
「耐えよ」
椅子に座って菘と向かい合うキマフューの男の子は何故か顔を真っ赤にしてふるふる震えている。その様子を見て菘が『じっとしておれ』と言ったシーンなのだが。
いったい、彼は一体何に耐えているのか。メイクがくすぐったいのか、それとも菘の存在感が与えるプレッシャーか、あるいは……露出強なハロウィンセクシーバニー菘にか! いずれであっても道のぎりぎりを歩いているような気がしないではない。しかし、そんな男の子の事情はとりあえず横に置いておくとしよう。
菘のメイクは真剣そのものである。
(顔を白塗りするだけでも雰囲気は出るが……)
お手軽に楽しむのならそれでも全然問題ないわけなのだが、ここはキマフュー、もう一歩踏み込んでみる。
(そこにコツと工夫をちょっと入れるだけで、更にガラリと印象が変わるものよ)
アイラインや口元、顔のメイクは配信者の生命線と言わんばかりのテクでメイクを施していく菘。
「さあ、妾が会得しているスペシャルなメイク術を恩恵を受けよ!」
訳:ガチ怖がらせから可愛かったり面白系まで、何でもリクどーぞ!
(いいですか、今の菘は邪神様ゆえ、『リクどーぞ!』とか可愛いのが聞こえてもそれはそっと心の中に仕舞っておくのです。いいですね?)
そんなわけで菘のスペシャルメイクを受け取った住民たちが街へ駆け出していく。
「さあ、ハロウィンをみんなで存分に楽しんでくるがよい!」
菘の言う通り、まだまだここからが本番であるよ!
成功
🔵🔵🔴
文月・統哉
【文月探偵倶楽部】
街をハロウィンカラーに?成程成程
ハロウィンといえば仮装だし
仮装といえば勿論着ぐるみだ
つまりこれは、着ぐるみ普及の大チャンス!
キグルミクラフトで着ぐるみ量産
街の人にプレゼントしまくって
ハロウィンカラーに染めちゃうぞ♪
黒猫に、オレンジの南瓜、そして紫の…茄子!
胡瓜の馬な怪人が来るなら
茄子の牛で帰って貰わねないとだしね
にゃふふ、皆もふもふ楽しそう
この調子でゆくゆくは
着ぐるみでセカイセイフク、世界に誇れる制服に!
お、パティも準備万端だな
姫桜も似合ってるぜ
素直じゃない所がまた猫っぽい♪
クリュウも着ればいいのに
このサボテンとか超お勧めだぜ?
南瓜ランタンに着ぐるみ着せ超笑顔
全力で楽しむぞ!
彩瑠・姫桜
【文月探偵倶楽部】
皆のを手伝いつつ、
私はハロウィンカラーのオレンジと黒のペンキを手に
街を染めちゃおうかしらね
統哉さんの方が本物の怪人より怪人らしく見えてしまうのは気のせいかしら
(着ぐるみ世界征服計画が着々と進んでいる様子に少し遠い目)
え、そういう私の格好はどうなのかって?
(どう見ても南瓜ブローチ付のオレンジスカーフ羽織ったもふペルシャ着ぐるみ)
…ま、街を塗るなら汚れない格好でって思ったのよ
(誰かの言葉に反応すれば顔赤らめ)
キマフュだし、ハロウィンだし、
この格好ならハロウィン色に染まっても違和感ないと思うし
…たまには、モフモフ着るのもありかなって思ったから
(最後は小声になってふい、と視線そらし)
クリュウ・リヴィエ
【文月探偵倶楽部】
去年のハロウィンは気が付いたら終わってたからなあ。
折角だし楽しもう。
ハロウィンていえばあれだよね。
南瓜のランタン! 大きいのも小さいのも、南瓜のランタンはいっぱい持ってきたよ。
皆が飾り付けたあとを、ランタンで照らしていこう。
団長のは着ぐるみ普及っていうか…布教?
でも今ならむしろアリかも知れない。
あったかいし。
仮装っていえば仮装だし。
ついに着ぐるみの時代が!
…怪人より怪人らしいのはあるかも。
誤射されないかな。
ああ、皆で着ればいいんだね。
いや、僕は着ないけど。
ささ、どんどんハロウィンカラーに染めるんだ!
パティ・チャン
【文月探偵倶楽部】
ハロウィン、ですって?
大幅に季節があわない気もしますが…キマイラフューチャーですし、気にしては負けのような気がしますね。
団長が仮装といえば着ぐるみ、というのなら、私も
(ユーベルコード発動させて、人間サイズに変身!からのパンダの着ぐるみ着用!)
黒ならここ(パンダの黒い部分を指さし)にありますし、残る色……ですか。
それならば、と、提灯を傍らから持ちだして(オレンジ)、紫は……と、これは団長に乗っかって、茄子の出番でしょうか?
フィニッシュは、オレンジ色のランタン飛ばし!
(強風や火事の恐れあったら、中止します)
※アドリブ・連携共に歓迎します。
●この時期にハロウィンですって?
パティ・チャン(月下の妖精騎士・f12424)は首を傾げた。
(大幅に季節があわない気もしますが……キマイラフューチャーですし)
深く考えても意味は無いのかもしれない。
(気にしては負けのような気がしますね)
とパティは納得した。解決。
そんな彼女の前を歩いているのは【文月探偵倶楽部】の面々である。
「去年のハロウィンは気が付いたら終わってたからなあ」
クリュウ・リヴィエ(よろず呑み・f03518)がのんびり口調で呟く。慌ただしい時期であったことは確かだ。そんな経緯もあることだし、『折角だし楽しもう』とか思っちゃうのは自然な流れなのかもしれない。
そんなクリュウの視線の先にはクロネコ……じゃなかった、文月・統哉(着ぐるみ探偵・f08510)が歩いていた。
「街をハロウィンカラーに? 成程成程」
なるほどね、って感じでクロネコ着ぐるみが強く頷いている。そう、推理は結末を得た!
「ハロウィンといえば仮装だし、仮装といえば勿論着ぐるみだ。つまりこれは、着ぐるみ普及の大チャンス!」
『それ、比較的いつもでは?』とか『何故、勿論なのか』とかはツッコんではいけない。何故ならここはキマフューだからだ。
力強く、拳をぐっと握るクロネコを見て、彩瑠・姫桜(冬桜・f04489)が呟く。
「統哉さんの方が本物の怪人より怪人らしく見えてしまうのは気のせいかしら」
とうとうその言葉を発してしまいましたか! 誰もが気付かない振りをしていた……いたかな? いたよね?
ともあれ、【文月探偵倶楽部】は統哉が自分で『着ぐるみの森』とか言い間違えるくらいに着ぐるみなので、それは当然の帰結なのである、たぶん。
「団長が仮装といえば着ぐるみ、というのなら、私も」
統哉の勢いに乗っかったパティがユーベルコード『Humanisiere Dich』を発動させて、人間サイズに変身! かーらーの。
「パンダ着ぐるみ着用です!」
満を持しての着ぐるみである。
「お、パティも準備万端だな」
その様子にくるりと振り返ったクロネコがもふもふサムズアップする。
その時統哉は気付いた。
「……え、私の格好?」
そう、姫桜も着ぐるみを着ているということに!
その姿は、どう見ても南瓜ブローチ付のオレンジスカーフ羽織ったもふもふペルシャ着ぐるみであった!
「姫桜も似合ってるぜ」
ぐっ、とこちらにもサムズアップを送る統哉に。
「……ま、街を塗るなら汚れない格好でって思ったのよ。キマフュだし、ハロウィンだし、この格好ならハロウィン色に染まっても、違和感ないと思うし」
わずかに顔を赤らめながらめっちゃ早口の姫桜さんである。
(素直じゃない所がまた猫っぽい♪)
とは言わないでおいてあげた、統哉の優しみ。
なので。
「……たまには、モフモフ着るのもありかなって思ったから……」
ととっても小声になっていった姫桜の呟きは風に溶けてどこかへ流れ。ふい、と視線をそらせているのがとっても猫でした。
そんなこんななやりとりの後、住民たちと合流する【文月探偵倶楽部】の面々。
「キグルミデセカイセイフク!」
統哉が呪文(?)を唱え、ユーベルコード『着ぐるみクラフト』で着ぐるみを量産。創り出した側から住民に配り歩いていく。
「団長のは着ぐるみ普及っていうか……布教?」
その様子にクリュウが思わず首を傾げる。しかし、よく見てみると。
(でも今ならむしろアリかも知れない。あったかいし)
それに統哉が言うように、仮装っていえば仮装だし。これは合理的な作戦なのだろうか?
そんなクリュウの視線を感じた統哉がくるりと振り向いた。
「クリュウも着ればいいのに。このサボテンとか超お勧めだぜ?」
「いや、僕は着ないけど」
即答だった。
がっくり膝から崩れ落ちる統哉。しかし、気を取り直して、再び布教……じゃなかった、ハロウィンを楽しむ準備に勤しむ。
そんなこんなでやりとりしながら、面々は広場に出た!
ここは大きな壁があって、グラフィカルっていうかアーティスティックなハロウィンも楽しめる場所である。
「よーし、ハロウィンカラーに染めちゃうぞ♪」
さっそく統哉が背負ってきた大きなリュックをひっくり返す。中から出てきたのは。
「オレンジの南瓜、そして紫の……茄子!」
これに黒猫をあわせて、ハロウィンカラーの完成である。
「胡瓜の馬な怪人が来るなら茄子の牛で帰って貰わねないとだしね」
たまに上手いこと言うのはやめてもらえませんか、姫桜さん座布団一枚お願いします(皆さんの手伝いをしてくれているので)
対抗してパティもハロウィンカラーに街を染める心づもりでして。
「黒ならここにありますし……」
と指差すのは自分のパンダの黒い部分である。くまー。となると残る色は。
「それならば、と……」
荷物から取り出したのは、橙の色を灯す提灯。これでオレンジは確保して。
「紫は……と、これは団長に乗っかって、茄子の出番でしょうか?」
「お、茄子いる?」
パティの言葉に、統哉が茄子を放って渡す。
「ハロウィンていえばあれだよね」
そう言いながらクリュウが手にしているのは。
「南瓜のランタン!」
大きいものから小さいものまで、南瓜のランタンをいっぱい持ってきたクリュウ。
(皆が飾り付けたあとを、ランタンで照らしていこう)
とこちらも準備を整えていく。
統哉とパティとクリュウが街を飾る小物やオブジェを作っていく中、アートに攻めていたのは姫桜であった。
「私はハロウィンカラーのオレンジと黒のペンキを手に街を染めちゃおうかしらね」
すちゃっ、とペンキを塗る刷毛を取り出したペルシャ着ぐるみは、黒とオレンジのペンキを両手でていやーっと同時に塗り付けていく。その際に飛び散ったペンキが白いペルシャを少しずつハロウィンカラーに変えていく。
そんな姫桜のアートの傍へクリュウが南瓜のランタンを置いていく。
「……!」
南瓜のランタンを見た統哉はそれにも着ぐるみを着せ、超笑顔。その様子にクリュウは確信する。
(……怪人より怪人らしいのはあるかも。……誤射されないかな)
「にゃっふぅぅぅぅ!?」
世の中には言霊って言葉があるんです。
そして【文月探偵倶楽部】の祭は最高潮である。ここはまさに『着ぐるみの森』。そう、広場に集まった人々は皆着ぐるみだったのだ。
「ついに着ぐるみの時代が!」
クリュウが思わず叫ぶ。そんな時代が来たのかもしれないし、一過性のブームかもしれない。それはキマフューの住民のみが知る、だが今この場は着ぐるみに支配されているのだ!
「…………」
着ぐるみ世界制服計画(誤字じゃないよ!)が着々と進んでいる様子に、思わずちょっと遠い目をしてしまう姫桜の反応はとっても普通の感性であるよ。
ご満悦なのはクロネコ着ぐるみである。
「にゃふふ、皆もふもふ楽しそう」
この調子でゆくゆくは着ぐるみでセカイセイフク、世界に誇れる制服に!
それが統哉の野望である!
「それがここからにゃっふぅぅぅぅ?!」
今日は良く狙われる日である。パティのフィニッシュ(?)である、オレンジ色のランタン飛ばしがどうやら統哉のすぐ側を飛びぬけて行ったようだ。
「ささ、どんどんハロウィンカラーに染めるんだ!」
それをクリュウがさらにそそのかし、住民たちもランタンを手にする。
対して構える統哉。
「まだまだ、全力で楽しむぞ!」
「おー」
その横にハロウィンカラーの姫桜がこっそりペンキの缶を持って忍び寄る……。
着ぐるみの森のハロウィンはまだまだこれからだ!
成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴
菫宮・理緒
【恋華荘】
【SPD】行動
衣装はカボチャの着ぐるみ
(カボチャから頭と手足だけ出ている)を用意し、
3人の背中を押しながら、転がるようなテンションで突撃。
こういう時じゃないと、
街中で落書きとかできないから、
みんなで描けるとこ全部描いちゃうよー♪
落書きNG以外のところには、
カボ助やシーツお化けのイラスト(じつは絵心なく小学生レベル)を、
どんどん描いていっちゃおう。
「お菓子をくれても、落書きするぞ-!」
「万年美術『2』の実力をいまここに!」
と、はしゃいでいたら、
メリッサさんとセナさん、桐江さんのペンキも身体にー……
「やーん、みんなの色に染められちゃうー♪」
と、言いつつお返しにわたしも、スプラーッシュ♪
メリッサ・ウェルズ
【恋華荘】
露出高目の女悪魔なコス
…理緒の着ぐるみ可愛いけど、暑そうだし
理緒のテンションに苦笑しつつ巻き込まれて4人で突撃
「ちょ、そんな引っ張らないでっ?!」
まぁでもハロウィン悪戯落書き隊、キマフュなら笑って済みそうだし、全力で遊んじゃえ!
ペンキをたっぷり絵筆に塗って、豪快に落書きしてくよっ
※なお絵心皆無。幼稚園児レベル
派手にペンキぶちまけてるから、ボクにも理緒やセナや桐江にもペンキぶっかかってるけど、それもまた楽しい
でもハロウィンってこんなんでいいのかな?
こう見えてボクは中身純日本人だから、本場のは知らないんだよ?
ま、楽しいからいっかー!
「理緒もセナも桐江も染めてやるぞー!」
ばしゃあっとね!
セナ・レッドスピア
【恋華荘】
魔女帽・マント・チューブトップ&ミニ丈ワンピースな
魔女スタイル
理緒さんに背を押されつつやって来たのでわたわたしてますが
3人のノリに私も思い切ってラクガキしていっちゃいます!
…でもうっかりすると血のような赤色たっぷりになりそうなので
そこは気を付けつつ
さり気なくみんなのSDなラクガキをしていったり
※絵心はそこそこ、一応見られるレベル
と、そこに3人の声が…?
気が付いたら3人ともペンキがたくさんついていて…
そこに私の方にもペンキが!?
そうやって、みんなでいろんな色に染まっちゃいますが
不思議とわたわたよりも楽しさが勝っていて
お互いを見ながら一緒に笑ったりして
色んな所にラクガキしていっちゃいます
光満・桐江
【恋華荘】
黒マント+白ブラウス&黒スカートの
ヴァンパイアな感じの服装で参加
理緒さんのハイテンションに最初は振り回されてましたが
程無く私も一緒にノリノリになっちゃいます
そうやってテンションの赴くままにラクガキをしていったら
リアル&カオスなモンスターが出来があっていて
流石にホラーに偏りすぎました…!?
直そうか考えていたら
横からペンキが!?
ハイテンションでラクガキしてるみんなから飛んできたみたいですっ
しかもそれだけじゃなくて
お返しにペンキをダイレクトにかけあいっこに発展!?
私も同じように反撃しちゃいますっ
カオスなペイント、しちゃいましょうー!
って、眼鏡にペンキは流石に見えなくなっちゃいますのでー!?
●仮装はハロウィンの花
【恋華荘】の4人は、かなり賑やかになってきた街へ辿り着く。
「とうっ!」
「わわっ?!」
「はうっ?!」
順に菫宮・理緒(バーチャルダイバー・f06437)、理緒の体当たり(?)を背に受けてわたわたしているセナ・レッドスピア(blood to blood・f03195)、そして体当たりする理緒に手を引っ張られている光満・桐江(生徒会の魔女・f22316)である。
ちなみに見た目は、カボチャの着ぐるみに体当たりされている魔女(魔女帽・マント・チューブトップにミニ丈ワンピ)と、着ぐるみに引っ張られているヴァンパイア(黒マントに白いブラウスと黒いスカートな)である。何このカオスな感じ。ちなみにチューブトップにマントはセクシー過ぎませんかね?
そんな様子を微苦笑して見守っていたメリッサ・ウェルズ(翡翠の吸血姫・f14800)(露出高目の女悪魔なコス)。
「あっ、こっちの手が空いてたよ!」
「ちょ、そんな引っ張らないでっ?!」
いや、見守ることは許されなかった。転がってきた(!)カボチャに捕獲され、引っ張られていったのである。
(……理緒の着ぐるみ可愛いけど、暑そうだし)
とかメリッサが思っていたのは秘密にしておこう。
とにかく、理緒のテンションに巻き込まれつつ、程無く、他の3人もノリノリで街に繰り出すのであった!
●皆、新鮮なイカよ!?
4人が辿り着いたのは、既に住民で賑やかになりつつある広場。
何でかわからないけど、広場にはモノリス状のオブジェが何個も立っていて、工作するもよし、落書きするもよしな広場なのだ!
ここに来る頃にはもうテンションはクライマックスになっていた【恋華荘】。
「こういう時じゃないと、街中で落書きとかできないから……」
理緒の仕込み(準備)はバッチリだ! ハロウィンカラーに限らず、様々な色のペンキの缶と、筆というかブラシというか刷毛というか。そんなものもたくさん持ち込んできていた!
「みんなで描けるとこ全部描いちゃうよー♪」
とオブジェに突撃する特攻隊長はもちろんカボチャ……じゃなくて、理緒。
もし普段なら。桐江やセナ辺りが止めそうな発言であろうが。
「まぁでもハロウィン悪戯落書き隊、キマフュなら笑って済みそうだし、全力で遊んじゃえ!」
というメリッサの言葉の通り、桐江とセナもそれに続く。
「万年美術『2』の実力をいまここに!」
「「「!?」」」
理緒の言葉に全員が思わず振り返ったのは秘密である。
テンションの赴くままにラクガキしていく桐江。
「……はっ?!」
気付くとそこにはリアル&カオスなモンスターが出来があっていて。
「流石にホラーに偏りすぎました……!?」
いやさすがにこれは怖いでは。誰かの意見がききたくて振り返った桐江の視線の先にいたのはセナ。
「見ないでください……」
そこには、テンションの赴くまま描いたら、うっかり血のような赤色たっぷりで、「あ、これマズイ」とこっそり直しているセナがいた。桐江は視線を戻してしばらく見なかったことにする。
「できました!」
嬉々としたセナの声。今度はそこ(赤色)を気をつけつつ、可愛く描きあがったモンスターたち。それはさり気なくみんなのSDなラクガキだったりして。
「「「おー」」」
皆からぱちぱちと拍手が起こる。
「お菓子をくれても、落書きするぞ-!」
はしゃぎながら、オブジェを渡り歩く理緒。カボ助やシーツお化けのイラストをどんどん描いていく……うん、なんとか何を描いているかはわかる。
「ふっ、まだまだだね」
「えっ」
自分の描いた絵を前に、自信満々に告げるメリッサの言葉に思わず真顔になる理緒。まさか自分より絵心が……否、これは自分では理解できない領域なのか。じーっとメリッサの絵を見るも、答えは出て来ない。
「うーん」
自分が描いたモンスターを描き直そうか考えていた桐江。しかし。
「へぷっ!?」
何故か横からペンキ(液体の塊状)が飛んできた。なんとか眼鏡は無事だったようだ。振り返る桐江。
どうやら、ハイテンションでラクガキしてるみんなからペンキが飛んできたみたいです?
「というか、ダイレクトペンキ投げに発展してます!?」
まくら投げのペンキ版だとお考えください。どうやらその流れ弾だったらしい。……いや。
「理緒もセナも桐江も染めてやるぞー!」
ばっちり桐江も狙われてた、メリッサに。しかし今日の桐江は一味違う。
「そういうことなら、私も同じように反撃しちゃいますっ」
ペンキの缶からペンキを盛大にぶちまける桐江であった。
事の発端はメリッサである。仮装しながらラクガキしているのでその衣装のところどころにペンキがつくのは仕方ない……いや、派手にペンキぶちまけながら描いているので。
(ボクにも理緒やセナや桐江にもペンキかかってるけど……)
それもまた楽しいし、いいか。そんなことを考えていた時に、誰かが言ったのだ。
――じゃあ、絵じゃなくて、もうペンキで遊べばいいんじゃね?
誰がそう言ったか、それはペンキの中。とにかくペンキ投げが始まってしまったのである! ならば乗らない理由があるだろうか、いや無い!
「かくごー!」
メリッサが狙う、最初の生贄は理緒! ばしゃあっとペンキが宙に舞う。
「やーん、みんなの色に染められちゃうー♪」
なんでそんなに嬉しそうなの。頬に両手を当て、腰をくねくねしながらペンキを染まっていく理緒。
「と、言いつつわたしもお返しに、スプラーッシュ♪」
理緒、ばっちり反撃はするタイプであった。その反撃は流れてしまい、セナへ。
「何事ですかー?!」
セナがびっくりしながら叫ぶが、返ってくるのはペンキだけである。色んな色に染まっていくセナ。しかし不思議とわたわたよりも楽しさが勝っていて。
「せいやーっ!」
セナもペンキを投げ返す!
そこに桐江も巻き込まれていったという展開だったのです。
そういうことなら、と桐江も腕まくりをして参戦。
「カオスなペイント、しちゃいましょうー!」
盛大にペンキをぶちまける桐江。
「でもハロウィンってこんなんでいいのかな?」
ここでいきなり首を傾げるメリッサ。実は中身純日本人なメリッサ、本場のハロウィンはご存じないらしい。
「ま、楽しいからいっかー!」
「Yes!」
メリッサの言葉に理緒も賛成ーとペンキ投げ!
「って、眼鏡にペンキは流石に見えなくなっちゃいますのでー!?」
桐江、とうとう視界の要を失う(ペンキで埋め尽くされる)。
「では、おまけにこれを」
桐江のマントに可愛くカボチャをラクガキするセナ。
そんなお互いの姿を見ながら一緒に笑いあったりして。
恋華荘のハロウィンは盛大に、楽しく、染められていったのです。
成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴
第2章 集団戦
『野菜乙女ヴァルきゅうりア』
|
POW : 胡槍グングンノビール
【胡瓜の葉と蔦が絡まりついてる聖なる槍】が命中した対象を切断する。
SPD : 精霊馬オボンスギル
自身の身長の2倍の【棒のような8本の足が生えた胡瓜の精霊馬】を召喚し騎乗する。互いの戦闘力を強化し、生命力を共有する。
WIZ : 光翼ヴァルきゅうりアブラスト
【翠色に輝く光を身に纏いながらの】突進によって与えたダメージに応じ、対象を後退させる。【他の野菜乙女ヴァルきゅうりア達】の協力があれば威力が倍増する。
イラスト:猫家式ぱな子
👑7
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴
|
種別『集団戦』のルール
記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
●そして街に舞い降りる野菜乙女
街を駆け抜けるハロウィン旋風。止めることなどできない南瓜パッション!
よくわからなくたっていいじゃない、楽しく遊ぼうよ!
そんな感じで街はすっかりハロウィンの仮装とオブジェとアートで溢れかえっておりまして!
しかし、その時。
ひとりの怪人がビルの上にふわりと舞い降りる。それに続くようにして、たくさんの、同じ怪人が街に舞い降りていく。屋根の上に、塀の上に、煙突の上に、モノリス状の壁の上に。上ばっかりかい。
槍を携えた『野菜乙女ヴァルきゅうりア』たちは口々に言葉を紡ぐ。
「この時期は、胡瓜は旬ではないのです」
「ですが、私たちは目覚めました」
眼下の住民、そして猟兵たちに対して槍を構えるヴァルきゅうりアたち。
「ゆえに、戦いましょう」
「私たちが優れた胡瓜であることを示すために」
「天上の波留原(注:農場の名前です)のために」
そして声を揃えて彼女たちは叫ぶ。
「「「私たちの出番ということは、今はお盆!!」」」
違います、と誰かツッコんであげてください。
さておき、ヴァルきゅうりアは戦うつもりだ。優れた野菜乙女はいつでも戦いに備えているのだ。ちょっとおませで野菜的な青臭さがあるかもしれないけど。
しかし彼女たちも寝起きのためか、先のように寝ぼけたことを言ったりするし、ぽけーっとしたままのようだ。ゆるふわに構えて、撃退して欲しい。
御形・菘
怪人どもよ待ってくれ、妾は忙しい!
この場でバトるのは歓迎するが、集まっておる子どもたちのメイクを後回しにするのはダメであろう?
とりあえず待ち時間は握手会とかしてみたらどうかのう
当然初体験であろう?
皆の衆も、怪人との交流なんてレアケースは嬉しいぞ!
で、もし不埒にも皆を傷つけることがあれば…どうなるか分かるか?
妾のバトルは、グロとか基本ノーサンキューなのであるが
お主らの頭、妾の左手にちょうどイイ感じに収まるサイズであるな~
…「グシャッ」て擬音が出るような感じで、冷酷にヤッてしまうぞ?
(顔を寄せ、子どもたちに聞こえないように小声)
まあ最終的にちゃんと素敵にバトってボコったぞ
まとめて尻尾でベシッとな!
●邪神様は忙しい?
『野菜乙女ヴァルきゅうりア』が街に舞い降りる。それは本能のまま、怪人の役目を果たすため……! 槍を構えてヴァルきゅうりアたちが突撃し。
「怪人どもよ待ってくれ、妾は忙しい!」
「えっ」
想定外のストップであった。
「この場でバトるのは歓迎するが、集まっておる子どもたちのメイクを後回しにするのはダメであろう?」
「あの、私たちハロウィン関係な……」
菘の主張に、お盆スタイルなヴァルきゅうりアたちが反論。
「とりあえず待ち時間は握手会とかしてみたらどうかのう?」
「えっと、話聞い」
邪神様きいてくれない疑惑。
「当然初体験であろう? 皆の衆も、怪人との交流なんてレアケースは嬉しいぞ!」
ワーッ! とあがる歓声、一瞬で取り囲まれるヴァルきゅうりアたち。その勢いに押し流されるヴァルきゅうりアたち。
「くっ……なんという策略!」
「このままでは野菜乙女の誇りが!」
その時ヴァルきゅうりアたちは思い出した。自分たちは怪人だということに。こんな戦闘力の無い包囲網、力づくで突破すればいいじゃない! 槍を構えるヴァルきゅうりアたち。
その時。
がしっ。
「で、もし不埒にも皆を傷つけることがあれば……どうなるか分かるか?」
声の主はもちろん菘。ヴァルきゅうりアの頭(?)を掴んで引き寄せる(子供たちに聞こえないような耳打ちです)。
「妾のバトルは、グロとか基本ノーサンキューなのであるが……」
そう言いながら、舌なめずりする菘。
「お主らの頭、妾の左手にちょうどイイ感じに収まるサイズであるな~」
現にがっしり掴んでるし。つまり、こういうことである。『……グシャッ、て擬音が出るような感じで、冷酷にヤッてしまうぞ?』と。
「「「あわわわわ……」」」
もはや脅しである。でもその勢いに飲まれてしまったので、急きょ始まる『ヴァルきゅうりア握手会』。
わーわーきゃーきゃー騒ぎながら順番に列を作る住民たちに、ヴァルきゅうりアたちはアイドルもかくやという笑顔(と青臭いながら新鮮な野菜の匂いも)を振りまきながら、握手をしていく。
「「「楽しかったかも……!!」」」
握手会がひと段落ついて。ヴァルきゅうりアたちは顔を見合わせながら声を揃えて叫んだ。こう、コンサートが終わって楽屋裏でアイドルグループがはしゃぐかのように手を合わせて喜び合うヴァルきゅうりアたちに。
「とう!」
「「「キャァァァァァ?!」」」
無情にも降りかかる、菘のユーベルコード『楽土裁断』。菘の蛇尻尾がベシッとヴァルきゅうりアたちに叩き付けられる。
悲しいけど、これ、猟兵とオブリビオンの戦いなのよね!
大成功
🔵🔵🔵
クリュウ・リヴィエ
【文月探偵倶楽部】
ううむ。
今お盆じゃないってツッコミたいところだけど、ハロウィンでもないしなー。
ハロウィンじゃないときにハロウィンっぽいことをしてたんだから、お盆じゃないときにお盆みたいなことしてもいいのかな?
ま、でも、怪人だし。
優れた胡瓜ってことは…美味しいのかな?
ちょっと興味あるけど、なんとなく食べるのは絵面的にまずい気がするし、
普通に戦おうか。
みんなが踊ったりしてるおかげで、視線がそちらに向いてるしね。
物陰とかから目立たないように近づいて、ばっさり行ってしまおう。
…胡瓜かー。
まだまだ寒いけど、たまにはさっぱりした胡瓜もいいかなあ。
文月・統哉
【文月探偵倶楽部】
そういやハロウィンも
死者の霊が家族を訪ねてくる日なんだっけ
成程お盆といえば、お盆かな?
(そもそもハロウィンでもないけど気にしない
ならここは
ハロウィンパレードな盆踊りでお迎えしないとね
何故かペンキ塗れな姿から
着ぐるみの空で【浴衣を着たクロネコ着ぐるみ】に早着替え
夏祭りなお面と団扇も持って準備万端
レッツ、着ぐるみダンス♪
和太鼓のリズムに合わせ
くるくるくるりと空を舞い
胡瓜娘の手を取りダンスに誘う
動きを見切りステップ踏みつつ槍を回避
カウンターに茄子の花火(光と爆発の属性攻撃付き)をプレゼント
たーまやー!
空に咲く大輪の花を送り火に
ヴァルきゅうりア達を見送りつつ
お祭り騒ぎはまだまだ続く!
彩瑠・姫桜
【文月探偵倶楽部】
ある意味言ったもの勝ちの世界だものね、ここ
これだけ賑やかになればノリと勢いで何だって蘇ってくるわよね
(わかってはいても少し遠い目)
え、踊るの?
盆踊りするの?
これ(まだ着ぐるみ着てる)で?
すごく恥ずかしいけれど、
今日は付き合ってあげようじゃない
決して踊りたいとかそんなんじゃないんだから…っ
(恥ずかしがっている割にはそれなりにやる気)
いい?私も踊るんだから貴方達も踊るのよ、ヴァルきゅうりア達
(それでも恥ずかしいので敵も巻き込んで盆踊りさせたいらしい)
翠色に輝く光纏ってちょうどいい感じじゃない、
私からは【サイキックブラスト】の【範囲攻撃】で光添えてあげるわよ
さぁ、一緒に踊りなさいっ
●Let's お盆バトル!?
空から舞い降りる『野菜乙女ヴァルきゅうりア』たちを見上げて、【文月探偵倶楽部】の面々は口々に呟いた。
「ううむ。今お盆じゃないってツッコミたいところだけど、ハロウィンでもないしなー」
「そういやハロウィンも死者の霊が家族を訪ねてくる日なんだっけ」
唸るクリュウ・リヴィエ(よろず呑み・f03518)に、首を傾げる文月・統哉(着ぐるみ探偵・f08510)。
「成程。お盆といえば、お盆かな?」
「ある意味言ったもの勝ちの世界だものね、ここ」
統哉が自問自答で納得しちゃったことに加え、目の前の光景を見て、わかってはいても少し遠い目をしてしまう彩瑠・姫桜(冬桜・f04489)。
でも、ヴァルきゅうりアたちは現れてしまったのだ。今がお盆と勘違いして。
「あ。ハロウィンじゃないときにハロウィンっぽいことをしてたんだから、お盆じゃないときにお盆みたいなことしてもいいのかな?」
「そりゃもちろん♪」
クリュウの問いに、クロネコ着ぐるみが両手をあげて歓迎する。とってもペンキ塗れなクロネコさんはご機嫌です。
「これだけ賑やかになればノリと勢いで何だって蘇ってくるわよね」
姫桜が遠い目のまま、悟りを開く。きっとノリと勢いは万病に効く特効薬なのだ。ほんまかいな。
それにしても、3人ともそろそろキマフューなカオスに染まってきた感がたっぷりある。いいぞ、このまま染まってしまうが良いよ!
それはさておき。
「ま、でも、怪人だし」
放置するわけにはいかないよね、とクリュウが呟く。
そんなわけで、3人はヴァルきゅうりアを迎え撃つことにしました。
●お盆といえば盆踊りだ
街へ降り立ったヴァルきゅうりアたち。その場所へ【文月探偵倶楽部】の3人が立ち塞がる。対してヴァルきゅうりアは槍を構えながら厳かに告げる。
「勇士よ」
「戦いなさい」
「そしてその力を捧げなさい」
「でも、その、着ぐるみは……その……」
「言い淀んだー?!」
ヴァルきゅうりアが着ぐるみから視線を逸らしたことに、がっくり崩れ落ちる統哉。しかし、そんなことで挫けている暇はない!
例え着ぐるみが無くとも、ヴァルきゅうりアとのバトルは避けられないのだから!
「ならここはハロウィンパレードな盆踊りでお迎えしないとね」
「え、踊るの? 盆踊りするの? これで?」
ナンデ?! 謎の急展開に対して、自分の衣装を指差しながらすごい勢いで振り返る姫桜。その彼女に対して、統哉はめっちゃいい笑顔でサムズアップする。
そう、姫桜もペンキ塗れなペルシャ猫着ぐるみのままだったのだ!(前の章からの継続着ぐるみです)
そして統哉は高らかに笑いながら声を張り上げる。
「にゃふふふ! 今こそ、着ぐるみの力をここに。着ぐるみ召喚・着ぐるみの空!」
ユーベルコード『着ぐるみの空』で、浴衣を着たクロネコ着ぐるみに早着替えする統哉。その姿は、夏祭りなお面と団扇も持って準備万端。ひとりだけずるい。
しかし、目的のためには仕方ないのだ! というわけで。
――レッツ、着ぐるみダンス♪
ノリノリで踊り始めた統哉を見て姫桜がひとこと。
「すごく恥ずかしいけれど、今日は付き合ってあげようじゃない」
さすが姫桜さん、そんな貴女に痺れる憧れる!
「決して踊りたいとかそんなんじゃないんだから……っ」
そう言ってからぷいっと視線をそむける姫桜さんでしたが、恥ずかしがってる割にはかなりやる気のような?
今回もバッチリ、猫っぽい姫桜さんでした。
そんな皆の様子を見ながら、クリュウは思ったのです。
(優れた胡瓜ってことは……美味しいのかな?)
食べるんかい。いや、クリュウ的には自然な流れだった、ごめん。
(ちょっと興味あるけど……なんとなく食べるのは絵面的にまずい気がする)
しかし、そこで思い留まる。これこそが彼が着ぐるみの森の良心足り得る所以である。そして。
(普通に戦おうか)
普通に『血統覚醒』しちゃうクリュウなのでした。
●盆踊りに巻き込んじゃえ!
響き渡る和太鼓のリズム(住民たちの支援です)に合わせ、一気にお盆っぽくなる広場。
統哉はくるくるくるりと空を舞いあがる。
「さあ、踊ろうぜ!」
そう言ってヴァルきゅうりアに手を差し出す統哉。
姫桜は広場に舞い降りてきたヴァルきゅうりアに迫っていた。
「いい? 私も踊るんだから貴方達も踊るのよ、ヴァルきゅうりア達」
ほのかに顔が赤いので、これはきっと恥ずかしいから敵も巻き込み作戦に違いない。なんてことを面向かって行ったら大変なことになるので、ご内密(?)にしていただきたい。
しかし、ヴァルきゅうりアたちは気軽に応じるほどこの世に慣れていない。だって野菜乙女だもの。
照れの代わりに、胡槍グングンノビールを統哉に向かって突き出すヴァルきゅうりア。
「おっと!」
その動きは予測済。見切って空中でステップを踏みつつ、槍を回避する浴衣クロネコ着ぐるみ。
「そういう踊り方がご所望なら、こんなのはどうだい?」
統哉のお返しは、茄子の花火をプレゼント。光属性と爆発属性がついた刺激的な逸品……これカウンター攻撃だー?! ヴァルきゅうりアの手元でばっちり炸裂しました。
迫ってきた姫桜の誘いに対して、ヴァルきゅうりアは抵抗の意思を示す。こう、威嚇する猫のごとく、シャーって感じで。なので、その勢いでその身に翠色に輝く光を纏って光翼ヴァルきゅうりアブラストを放って来るヴァルきゅうりア。
その突進をするりとかわして、姫桜が告げる。
「翠色に輝く光纏ってちょうどいい感じじゃない」
盆踊り的に。そして姫桜はにくきゅう両手を前に突き出す。
「私からは光を添えてあげるわよ。さぁ、一緒に踊りなさいっ」
そう言う姫桜からのプレゼントは『サイキックブラスト』の範囲攻撃。高圧電流が迸り、ビリビリリっと感電していくヴァルきゅうりア。
「ていっ」
感電して動けなくなったヴァルきゅうりアの手を取って、くるくるくるーっと回転させる姫桜。いい感じのタンゴになってます?
そんな風に統哉と姫桜が踊って(戦って?)る最中。
「……せいっ」
物陰とかから目立たないように近付いて、背後からばっさりとヴァルきゅうりアを暗殺計画するクリュウ。派手に動いている統哉と姫桜に視線が向いているおかげで、案外簡単に倒せているっぽい。今日はこのまま普通に戦って行こうと心に誓うクリュウでした。
●巻き込んで、花火
そんな感じでヴァルきゅうりアたちのお盆(?)が過ぎていく。お盆の最後といえば、精霊流しだ。つまり、見送らなければいけない。誰を? もちろんヴァルきゅうりアを(はーと)
「たーまやー!」
照れ隠し(槍)のお返しに、たくさん花火(カウンター)を差し上げた統哉。連鎖爆発しているのか、空に大輪の花が咲く。それはまるで送り火のように。
ひとり、またひとりと、天上の波留原(注:農園の名前です)に帰っていくヴァルきゅうりアたち。
「今度はちゃんとお盆に帰ってくるのよ?」
姫桜が空に向けて、呟く。そう、彼女たちはお盆にこそ輝く……いえ、フラグじゃないですよ? ほんとに。
そうして【文月探偵倶楽部】の周辺にいたヴァルきゅうりアたちは皆、見送られていったのである。
「……胡瓜かー。まだまだ寒いけど、たまにはさっぱりした胡瓜もいいかなあ」
剣を下ろすと同時にお腹が鳴るクリュウ。急にお腹が空いた。
だが!
そこへカメラ目線でカットインする統哉!
「にゃっふー! お祭り騒ぎはまだまだ続く!」
そう、まだお祭り(事件)は終わっていないのです!
成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴
第3章 ボス戦
『怪人アルパカスプラッシュ』
|
POW : シンクロナイズドポージング
【量産怪人アルパカマッスルブラザーズ】が現れ、協力してくれる。それは、自身からレベルの二乗m半径の範囲を移動できる。
SPD : 水も滴るいい体
全身を【力ませて筋肉を鋼の如き硬度】に変える。あらゆる攻撃に対しほぼ無敵になるが、自身は全く動けない。
WIZ : アルパカウォータースライダー
戦場全体に、【ウォータースライダー】で出来た迷路を作り出す。迷路はかなりの硬度を持ち、出口はひとつしかない。
イラスト:ヤマトイヌル
👑7
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴🔴
|
種別『ボス戦』のルール
記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※このボスの宿敵主は
「ニィ・ハンブルビー」です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
●最後に現れるスプラッシュ!
街に舞い降りた『野菜乙女ヴァルきゅうりア』たち。しかしそれらは猟兵たちの活躍で、天上の波留原(注:農場の名前です)へ皆、帰っていった。
この待ちに平和が訪れたのだ……!
「パカー!!!」(鳴き声)
不意に響く、怪しい声。そんな鳴き声のアルパカなどいるわけがいない。いや、いた、目の前に。
それこそが『怪人アルパカスプラッシュ』である!
「いーやっほーう!」
アルパカスプラッシュの登場に、戦場全体がウォータースライダーで出来た迷路に変化する。そんな中の一番大きなウォータースライダーを滑って宙に跳びあがったアルパカスプラッシュは!
「ぐはぁっ?!」
着地に失敗して顔から水が浸かって浅瀬になった地面へ突っ込んだ。もう登場シーンだけでダメージを受けている。これがグリモア猟兵の言っていた放送事故なのか。
否、徐々に水が増えてきてプールと化した広場に、ぷかーっと浮いているアルパカスプラッシュの姿が既に水難事故である。あ、復活した。
「お盆は、オレの季節!!」
だから、今はお盆じゃないって。
※追加情報
アルパカスプラッシュが登場した際に『アルパカウォータースライダー』を使用したので、広場は迷路状に変化しました。そこへウォータースライダーから流れ落ちる水が溜まっており、『迷路のプール』になっています。ただし、デメリットは何もありません。
迷路の頭上は青空ですし、高い位置に上ることでアルパカスプラッシュと容易に接触できます。ウォータースライダーを滑りながら戦うことも可能です。
迷路を構成しているのは、壁、時折壁の代わりにウォータースライダー、そして泳げるくらい深い水です。
御形・菘
メイク会を終えたと思ったら、実に嬉しいサプライズではないか!
さっすがお盆! いやハロウィン?
ともかく、ついにボス級に昇格した者が! 良かったの~
キマフュでの活動が長ければ、アルパカたちは準レギュラーであるからな(多分)
この喜びは、妾のファンたる信者たちと共有するべきであろう
右手を上げ、指を鳴らし、スクリーン! カモン!
はーっはっはっは! 今日も元気かのう皆の衆よ!
此度の対決は、いかにカッコ良くスライダーを滑るかの勝負!
さあ、存分に歓声を浴びせてくれ! アルパカにも!
はっはっは、世界を渡り数多くの強敵どもをボコってきた妾のポージング力に刮目せよ、とう!
あ、最終的にはボコったぞ、アルパカであるしな
●
唐突に現れた『怪人アルパカスプラッシュ』。自身が作りだした迷路の上でポージングしてその存在感を示すアルパカスプラッシュに。
「メイク会を終えたと思ったら、実に嬉しいサプライズではないか!」
邪神様こと御形・菘(邪神様のお通りだ・f12350)はご満悦でありました。そう、今日のハロウィンはメイク会で終わりそうだったし、ヴァルきゅうりアはなんか満足して昇天(?)してしまったし。
そんな中のサプライズは、邪神様の配信においてナイス刺激だったのだ。
「さっすがお盆! いやハロウィン?」
いえ、そこあんまり関係な……いえ、ハロウィンです。
「ともかく、ついにボス級に昇格した者が!」
菘の言葉は感嘆に彩られている。曰く、『キマフュでの活動が長ければ、アルパカたちは準レギュラーであるからな(多分)』とのことで、これは歴史的瞬間だったのかもしれない。確かにアルパカ、いつの間にボスに……?
ともあれ、目の前のアルパカスプラッシュは、アルパカの中では最後に相対するにふさわしいポジションといえよう。その昇格を祝う菘。
「この喜びは、妾のファンたる信者たちと共有するべきであろう」
いつものように流れる仕草で右手をあげて、指を鳴らし。
「スクリーン! カモン!」
菘の合図に反応して、召喚されるのは『生配信視聴者が映る無数の空中ディスプレイ』である。ユーベルコード『喝采よ、妾に降り注げ』ですね。
「はーっはっはっは! 今日も元気かのう皆の衆よ!」
スクリーンのど真ん中に映る邪神様。起こる喝采に歓声。あ、ちょっとアルパカスプラッシュが悔しそうにしている。
「此度の対決は、いかにカッコ良くスライダーを滑るかの勝負!」
そこからぐーっと、スクリーン内をアップしていく邪神様。今日もメイクとタトゥーが美しい!
「さあ、存分に歓声を浴びせてくれ! アルパカにも!」
カメラがアルパカスプラッシュに向く。
「パカー!」
これ幸いとポージングするアルパカスプラッシュ。沸き上がる歓声。
カメラが戻る。
「はっはっは、世界を渡り数多くの強敵どもをボコってきた妾のポージング力に刮目せよ、とう!」
菘もまたアルパカスプラッシュに負けじとポージング。地球が割れるような歓声。その歓声によって、菘に力が漲っていく……!
「ムゥゥゥ……パカー!!」
菘に集まる歓声に嫉妬し、こほん、痺れを切らしたアルパカスプラッシュが叫ぶ。『アルパカウォータースライダー』の建て増しである!
「うぉっ!?」
足元から不意打ちの建て増しに、態勢を崩す菘。しかし、バランスを立て直し、壁に突きあげられるまま高所まで移動する。いつのまにやら眼前には高々所からのウォータースライダー! それは2つのウォータースライダーが線対称の構造で建っていて、途中で交差するようなデザイン。つまり『その地点をどちらが早く通過するか』が明確にわかるシステムになっている。
その2つの頂点に立つのは、もちろん菘とアルパカスプラッシュ!
「よかろう! 受けて立つ!」
ピ……ピ……ピ……ポーン!
スタッフ(住民です)の合図でウォータースライダーに飛び込む両者。
「うぉぉぉぉ!」
「パカー!!」
物凄い勢いでウォータースライダーを滑り落ちる両者。それはもう競技といっていいほどに、スタイリッシュにコーナリングしつつ、流れていく。
そして運命の交差点を迎える両者! 菘とアルパカスプラッシュがウォータースライダーを滑り切る!
ウォータースライダーの出口、その場に立っていた(壁の上だけど)のは菘であった。
「ふっ……ウォータースライダー対決と侮った汝の不覚よ」
言葉を投げつけた先はプールにぷかーっと浮いているアルパカスプラッシュ。よく見ると体中に打撃を受けた後がある。いつの間に。
再び起こる歓声の中、菘は悠然と手を挙げるのであった。
大成功
🔵🔵🔵
徳川・家光(サポート)
『将軍なんだから、戦わなきゃね』
『この家光、悪は決して許せぬ!』
『一か八か……嫌いな言葉じゃありません!』
サムライエンパイアの将軍ですが、普通の猟兵として描写していただけるとありがたいです。ユーベルコードは指定した物をどれでも使いますが、全般的な特徴として「悪事を許せない」直情的な傾向と、「負傷を厭わない」捨て身の戦法を得意とします。
嫁が何百人もいるので色仕掛けには反応しません。また、エンパイアの偉い人には会いません(話がややこしくなるので)。
よく使う武器は「大天狗正宗」「千子村正権現」「鎚曇斬剣」です。
普段の一人称は「僕」、真剣な時は「余」です。
あとはおまかせ。よろしくです!
メリッサ・ウェルズ
【恋華荘】
「ハロウィンどこ行ったの?」
ペンキぶちまけたので、着替えて戻ってきたら、プールになっていた
「あの筋肉、ルチャるのが楽しみだね」
拳ぽきぽき
まずは正統派プロレスで戦いを挑むよ!
でもせっかくだからスライダーで遊びたいよねぇ…
よし、みんなで4連続ジェットストリームスライダーアタックだ!
先陣を切る理緒達の後に控え、ボクは大トリを狙おう
吸血鬼式超人格闘技の打撃の章!
足から滑り、スライダーの超スピードに乗った勢いのままドロップキック
更にドロップキックの体勢からアルパカをサーフボードのように乗りこなして思いっきり壁にぶつけてやるっ
名付けてヴァンパイアインフェルノ!だっ!
あ、勢いでビキニ脱げてる…?
菫宮・理緒
【恋華荘】
「あれ?ペンキ落としてたら、広場がプールに?」
最近のハロウィンはすごいなー、と思っていたら、
なにあれ!? あれも仮装……なわけないよね。
アレがボスかー……とりあえず蹴ってみるかな。
あ、その前に大事なこと大事なこと。
【Nimrud lens】で大気を屈折させて、
アルパカのスプラッシュなところにモザイク処理しておかないとね、
R-15は固いでしょ、あれ。
モザイクかけ終わったら、みんなでスライダーだね。
せっかくアルパカがそこにいるんだし、
4連続スライダーアタック、かましてあげたいかも。
もちろんレンズめがけていくよ!
え? 思ったよりスピード出る?
ま、まぁそこは、まさか水着脱げたりしない、よね?
光満・桐江
【恋華荘】
ラクガキを取り締まる…
あぶないアルパカ登場なのですか!?
あぶないパワーでラクガキ諸共洗浄(意味深)されたら大変ですので
何とか戦って切り抜けましょうっ!
スライダー迷宮を上手く突破&利用するために
「力を得るには代償を」で強化して戦います!
…そのせいで大胆な水着を着る事になってしまい
みんなの視線&コメントで恥ずかしさ増し増しになっちゃいますがっ
強化した混沌杖の魔力でブラザーズ達を迎撃しつつ
みんなと一緒に4連続スライダーアタックを敢行!
その時は飛翔能力+混沌杖の魔力も使い
勢いをさらに上げて突撃しちゃいます!
突撃後、コメントがヒートアップしてるのが見えて…
…私の大事な所も見えちゃってました!?
セナ・レッドスピア
【恋華荘】
ペンキで塗ったり塗られたりしてたら
お掃除の人…じゃなくてアルパカがやって来ました!?
…でもなくて、あれが怪人なのですね!?
しかも気が付いたら水着(ビキニ)姿になっていて
そのまま戦う事に!?
さらにブラザーズが間髪入れずアタックしてくるので
トリニティ・エンハンスの水の魔法を利用して
耐えながら迎撃していきます
ブラザーズの猛攻をしのぎ、ボスだけになった所で
みんなと一緒に4連続スライダーアタックを!
その際もトリニティ・エンハンスの水の魔法で
頑丈になったのを利用して威力を上げていきます!
…その後、気が付いたらみんなの慌てる声が…
って、皆さんの服が!?
…不安になって自分の身体を見たら、同じように…
●キマフューに降り立つ上様
グリモア猟兵の要請を受けて、キマイラフューチャーに降り立ったひとりの猟兵。それは上様こと徳川・家光(江戸幕府将軍・f04430)であった。
ビルの上にひとまず着地。眼下に見下ろすのはウォータースライダーがある迷路のプールだ。
その迷路の壁の上に、明らかに違う存在感。それこそがオブリビオンと家光はビルより華麗に降り立つ!
「この家光、悪は決して許さぬ!」
『千子村正権現』の切っ先を敵を――『怪人アルパカスプラッシュ』に突き付ける家光。
「パカー!」
しかし、アルパカスプラッシュと傍に控えていた量産怪人アルパカマッスルプラザーズはポージングしていた。バックラットスプレッド(背中の筋肉を見せるポーズだよ!)で並び立つアルパカたち。
「……あの、えーっと、今はどういう?」
思っていた状況と異なりすぎて、思わず振り返る家光。そう、アルパカが威嚇(?)行為をしているならば、その先に猟兵たちがいるはずなのだ。
振り向いた先にいたのは何故か水着姿の女性の猟兵たちであった。
「アレがボスかー……とりあえず蹴ってみるかな」
菫宮・理緒(バーチャルダイバー・f06437)がそうのたまい。
「あの筋肉、ルチャるのが楽しみだね」
隣でメリッサ・ウェルズ(翡翠の吸血姫・f14800)が拳をぽきぽき。まずは正統派プロレスで戦いを挑む趣きである。
「何とか戦って切り抜けましょうっ!」
と光満・桐江(生徒会の魔女・f22316)も戦闘態勢に。
「気が付いたら水着姿になっているんですがっ! このまま戦うのですかっ?!」
セナ・レッドスピア(blood to blood・f03195)もびっくりの状況である。
そんなかしましい光景を見て、思わず家光は額に手を当てる。
(落ち着け僕。確か、話では……)
上様、グリモアベースでの会話を思い出すの巻。ほわんほわんほわんほわん…………。
「えぇ! あのグリモア猟兵、『現地に行ったらバッチリわかるので!』としか言っていませんでしたね!」
つまり、グリモア猟兵の職務怠慢でござったのだ!
●そんなわけで状況説明です
家光がキマフューに降り立つ少し前の話。
【恋華荘】の面々は、先のハロウィンモードの後片付けをしていたのだ。そんな時、唐突にウォータースライダーである。
「あれ? ペンキ落としてたら、広場がプールに?」
「ハロウィンどこ行ったの?」
顔を見合わせる理緒とメリッサ。ちなみにペンキ塗れになっていたのでお着替えしておりました、まる。
最近のハロウィンはすごいなー、とか思いながら、周りをきょろきょろしていた理緒が見つけたのは、ぷかーっとしていた状態から復活したアルパカスプラッシュである。
「なにあれ!? あれも仮装……なわけないよね?」
「うん」
理緒の言葉に頷くメリッサ。
それを見て驚愕したのはセナと桐江であった。
「お掃除の人……じゃなくてアルパカがやって来ました!?」
「ラクガキを取り締まる……あぶないアルパカ登場なのですか!?」
めっちゃ誤解です。見たまんまのアルパカです。
「あ、あれが怪人なのですね!?」
「パカー!!」
セナの言葉に応えるように、シンクロナイズドポージングをかますアルパカスプラッシュ。その筋肉に応えるように、『量産怪人アルパカマッスルブラザーズ』が登場する!
これはもはや戦闘は避けられない。そんな直感と緊張感が猟兵と怪人の間に走る!
「あ、その前に大事なこと大事なこと」
と唐突にユーベルコード『Nimrud lens』を発動する理緒。次いでアルパカスプラッシュの足元を熱線で撃つ。ばしゅっ、という音とともに周囲に満ちる水蒸気。視界を覆うほどではないが、足元から腰までは白い霧が隠してくれる。
これでとりあえず、理緒的に『見苦しい』と思っていた場所は直視しなくてよくなった、たぶん。
その間にもアルパカスプラッシュは着実に戦闘態勢を整えていた。具体的には、ウォータースライダーを建て増し、自身は『水も滴るいい体』と筋肉を力ませていたのだ!
「あぶないパワーでラクガキ諸共洗浄(?)されたら大変ですので、何とか戦って切り抜けましょうっ!」
と冒頭のシーンに繋がります。実は意味深な意味らしいです?
●やっと戦闘開始です
(ここは……まず様子見で)
後ろから走ってきた【恋華荘】の4人に道を譲り渡すように、すっと身を引く家光。うっかり悲劇(?)に巻き込まれてしまえば、故郷の嫁たちも悲しんでしまうのは事実である。
家光の横を通り過ぎて、アルパカたちに突撃するメリッサはじめ、理緒、桐江、セナ。敵はもう目前である! 視界に映るアルパカたち……とウォータースライダー。
「せっかくだからスライダーで遊びたいよねぇ……」
唐突にそんなことをのたまうメリッサ。そう、視界のいたるところにウォータースライダーがあるのだ。せっかく遊びに……こほん。
メリッサの声に耳を傾け、脚が止まった瞬間。アルパカマッスルブラザーズが突っ込んできた。
「はっ?!」
それに気付いたセナが『トリニティ・エンハンス』! 水の魔法を利用した防護を『Wächter Schwert』に纏わせ、攻撃を受け止める。激しいブラザーズの攻撃を耐えるように凌いでいくセナ。
「これはできるだけ使いたくありませんでしたが……」
とこれは詠唱ナノデス。桐江のユーベルコード『力を得るには代償を』発動。ウォータースライダー迷宮を上手く突破&利用するためには仕方ないのだ!
というわけで、ただでさえ水着なのに、さらに大胆な水着にチェンジする桐江。
「みんなの視線&コメントで恥ずかしさ増し増しになっちゃいますがーーっ!!」
魂の叫びのような状況説明ありがとう!
しかし、その分強化は折り紙つきである。威力増強した『混沌杖ケイアスエレイソン』でブラザーズに殴りかかる桐江。直撃、吹っ飛ぶアルパカたち。
吹っ飛んだ先にいたのは家光である。
「まさかの!」
咄嗟に念動力でブラザーズに干渉して空中に留め。
「はぁっ!」
呪われた神剣『鎚曇斬剣』を大上段から振り下ろして、纏めて一刀両断に斬り裂くのであった。
そして。
「せっかくアルパカがそこにいるんだし、4連続スライダーアタック、かましてあげたいかも」
この間、ずっと議論を続けていた理緒とメリッサによって、決定事項となりました。
●なぜ滑るか? そこにアルパカがいるからだ?
アルパカマッスルブラザーズがやられても、アルパカスプラッシュは動かない。この水も滴るいい体はいかなる敵をもはね返すと信じているからだ。
ゆえにアルパカスプラッシュはとっても良い的であった。
Let's ウォータースライダーアタック!
いつの間にか、超高の高さまで建て増しされていたウォータースライダーの上に集まる【恋華荘】の4人。
「いっくよー!」
理緒がまず先頭で! しゃしゃしゃしゃー! と軽快な音を立てて滑り降りていく理緒。
(え? 思ったよりスピード出る?)
出ます、色んな補正でとっても出ます。
「いきます!」
次いでセナ。今度は『トリニティ・エンハンス』の水の魔法を自身の体に纏わせて。頑丈になったのを利用して突撃威力をアップさせる作戦。
「いきますですっ!」
そして桐江は『力を得るには代償を』で得た飛翔能力をちゃっかりウォータースライディングに加えながら、混沌杖ケイアスエレイソンを出力代わりに、勢いをさらに上げて魔力突撃の態勢。
滑り降りていった3人から少し間を置くこと、数十秒。
「大トリはボクに任せてもらおう!」
ウォータースライダーの上でメリッサが叫ぶ。
「吸血鬼式超人格闘技の打撃の章!」
高らかに宣言して、メリッサが滑り降りる。足から入り、ドロップキックの態勢。これをスライダーの超スピードに乗った勢いのまま、ぶちかます!
「…………!!」
さすがに4人も自分目掛けてくると無視はできないようで。
アルパカスプラッシュが『受けて立つ』と筋肉を膨らませる!
「とーっ!」
掛け声とともに頭から突っ込む理緒。ついでに『Nimrud lens』でアルパカスプラッシュの体を焼く。その衝撃にアルパカスプラッシュの体が揺らぐ。
「やーっ!」
水の塊は条件を満たすと鉄より硬い。そんな勢いでセナが弾丸のごとく、直撃である。
「……っ?!」
イメージ的には巨大な砲丸をぶつけられた感じで、さらにアルパカスプラッシュがたたらを踏む。だが、まだ耐え……。
「てやーっ!」
「ごはっ?!」
ウォータースライダーの出口まではばっちり滑ってきた上に、そこから勢いを殺さず、混沌杖の魔力で浮いてきたっていうか飛んできた桐江のふらいんぐ・くろすちょっぷ(はーと)。まともに首に刺さったらしく、さすがに息を、筋肉を保つことができないアルパカスプラッシュ。
そこへ突撃してきたメリッサの超々高速のドロップキック!
「ぐはーっ?!」
メリッサは、さらにそこからアルパカスプラッシュの体をサーフボードのように乗りこなし、プールを渡った先の壁に思いっきり叩き付ける!
「名付けて『ヴァンパイアインフェルノ!』だっ!」
メリッサの大技が炸裂した瞬間である。
4連続ウォータースライダーアタックを喰らったアルパカスプラッシュは次々と壁を突き破って……。家光の方へ飛ばされてきた。
「……だと思いました」
様子見じゃ終われないんだろうなぁ、との予感があった模様。家光が名刀『大天狗正宗』を居合い抜きの態勢で迎え撃つ。
「将軍なんだから、戦わなきゃね」
何かの縁でこの場に送り込まれたわけだし。軽やかに踏み出した足から流れるように大天狗正宗を抜き放つ家光。アルパカスプラッシュを鋭く一閃するのであった。
●プールで遊んだ(?)後は!
そんなわけでアルパカスプラッシュを撃退した【恋華荘】の面々と家光。離れた場所にいても連携はバッチリだった模様である。
それにしてもすごい勢いで滑り降りた4人でありましたが。
「ま、まぁ、まさか水着脱げたりしない、よね?」
ちらり、自分の姿を見る理緒。
「……あれ? コメントが?」
桐江が自分のチャンネルを確認するととってもコメントがヒートアップしておりまして。
「って、皆さんの服が!?」
セナの慌てた声に、皆が気付く。
「あ、勢いでビキニ脱げてる……?」
メリッサがその事実を告げてしまう!
「ああーっ!?」
不安になって自分の体を見たら、同じような状態になっていたセナも絶叫して。
「……私の大事な所も見えちゃってました!?」
さらに爆弾発言を投下する桐江さんでした。
「危ないところでした」
家光がほっと胸を撫で下ろす。目の前にはキマフューの住民たち。その中でも特に周りに影響を受けやすいいたいけな少年少女たち。その子らが、家光のユーベルコード『胡蝶酔月』ですやぁしている。良い悪いはともかく、いきなり刺激的な光景は良くない、うん。
ちなみに家光自身は嫁が何百人もいるので色仕掛けには反応しません。さすが将軍様です!
成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴🔴
彩瑠・姫桜
【文月探偵倶楽部】
うわぁ
登場シーンもアレながら
軽く引くわね、そのアンバランスさ…っ
(言いながら本気で引き気味)
プールといえば水着だけど…
着ぐるみから一気に脱いでの水着はちょっと抵抗あるのよね
でも流石に着ぐるみは無理でしょ
だって水吸うし動きづらいし…
って、統哉さん…?
(思わず二度見)
…そうね、彼の辞書に無理なんて文字はなかったわね…(遠い目)
わかった、最後まで付き合うわ
そう宣言したし
(水着よりましと判断した)
私にも防水着ぐるみちょうだい
(周りも巻き込む気満々)
アルパカには魚着ぐるみとかどうかしら
スイムスーツよりよっぽど似合うわよ、きっと
(無責任発言)
最後はUC使用して
着ぐるみごと串刺しを試みるわ
文月・統哉
【文月探偵倶楽部】
出たなアルパカスプラッシュ!
アルパカなのにムキムキとは
もふもふ成分が圧倒的に足りな…そうか!
(鋼の肉体でポージングするアルパカを前にポンと手を打ち
成程、どんな着ぐるみが似合うか試して欲しいと?
全く素直に言えばいいのに恥ずかしがり屋さんだなぁ
とか言い笑顔で採寸
着ぐるみクラフトでいろんな着ぐるみ作っちゃうぞ
着せ替えタイムの始まり始まり♪
素直にアルパカじゃ芸がないか
タヌキにウサギにシマウマに…
皆のリクエストを聞きながら
着ぐるみ祭りでハロウィンらしく盛り上げよう
良かったら皆の着ぐるみも用意するよ
完全防水で水濡れも安心!
記念写真を忘れずに
アルパカ倒すのも忘れずに
※合わせ・アドリブ大歓迎
●
猟兵たちの猛攻撃に再びぷかーっとプールを流れてきた『怪人アルパカスプラッシュ』。
「パカーーッ!!」
ざばーっとプールから復活して近くの壁の上に着地する。
「ハァハァ……まだだ、まだ終わらん! オレの夏は!」
「冬だってば!」
荒い息をしながら膝をついた態勢。最早それ自体が若干アブナイ感じだが、その言葉に思わず彩瑠・姫桜(冬桜・f04489)がツッコミを返した。いまだ愛らしいペルシャ猫がツッコんだのだ。
アルパカスプラッシュの視線が姫桜の方へ向く。そして隣にいたクロネコ着ぐるみが高らかに叫ぶ。
「出たなアルパカスプラッシュ!」
びしっと決めたポーズはまるでヒーローのよう。文月・統哉(着ぐるみ探偵・f08510)である。
「アルパカなのにムキムキとは……」
「うわぁ……」
統哉の言葉に姫桜、改めてアルパカスプラッシュを直視する。
「登場シーンもアレながら軽く引くわね、そのアンバランスさ…っ」
「パカーッ?!」
本気で引き気味の姫桜に、自慢の筋肉を否定されて思わず落ち込むアルパカスプラッシュ。個人の感想まではいいとして、アンバランスって言われるとせっかく鍛えてきたのにって凹む。
凹んでまた膝をついたので、その間にと姫桜は現状把握を行うことにした。
(プールといえば水着だけど……)
うーん、と足元を見る姫桜。
(着ぐるみから一気に脱いでの水着はちょっと抵抗あるのよね)
確かに水着は露出がすご……けふんけふん。何か姫桜的なこだわりがあるらしい。しかし、しかしだ。流石にプールで着ぐるみはアリなのか?
(流石に着ぐるみは無理でしょ。だって水吸うし動きづらいし……)
そう思って着ぐるみ怪人……じゃなかった、着ぐるみの森の長に聞こうと振り返った姫桜。
「って、統哉さん……?」
めっちゃ笑顔でアルパカスプラッシュを採寸してた。
思わず二度見する姫桜。
「統哉さん……?」
次の瞬間には着ぐるみ創り出してた。
「よーし、着ぐるみクラフトでいろんな着ぐるみ作っちゃうぞ。完全防水で水濡れも安心!」
めっちゃ良い笑顔で着ぐるみ(プール仕様)を作り出してた。
「……そうね、彼の辞書に無理なんて文字はなかったわね……」
思わず遠い目をしてしまう姫桜さん。キマフューの空はとても青かった。
●
ちょっとだけお話の時間を戻そう。
姫桜の言葉で心にクリティカルヒット、崩れ落ちたアルパカスプラッシュをじーっと観察していた統哉はおもむろに叫ぶ。
「もふもふ成分が圧倒的に足りな……そうか!」
そう言ってアルパカスプラッシュに無造作に近付く統哉。対して、咄嗟に水も滴るいい体を力ませて鋼の如き筋肉を見せつけるアルパカスプラッシュ。
アルパカスプラッシュ は むてき になった でも うごけない。
そんなアルパカスプラッシュの前に立って、もう一度統哉は観察、そして、ぽむっと手を打つ。
「成程、どんな着ぐるみが似合うか試して欲しいと? 全く素直に言えばいいのに恥ずかしがり屋さんだなぁ」
「パカーっ?!」
全力の不意打ちである。まさかこの期に及んで着ぐるみとは天に帰っていったヴァルきゅうりアでも思うま……思うか、もしかしたら。
笑顔で採寸を始める統哉。ユーベルコードのせいで動けないアルパカスプラッシュ。
「よーし、着ぐるみクラフトでいろんな着ぐるみ作っちゃうぞ。完全防水で水濡れも安心!」
そんなわけで、統哉による着せ替えタイムの始まり始まり♪
姫桜が統哉を振り返ったのはここだったのだ。
●
そんなわけで動けないアルパカスプラッシュを前に、クロネコ着ぐるみは右から左から、ふむふむ頷きながら動き回る。
「素直にアルパカじゃ芸がないか。タヌキにウサギにシマウマに……」
ぶつぶつぶつ。悩みながら歩みを止めない統哉だったが、その時姫桜の視線に気付く。
「良かったら皆の着ぐるみも用意するよ」
「……わかった、最後まで付き合うわ。そう宣言したし」
苦渋の決断(?)を放つ姫桜。きっと水着よりましと判断したのだろう。そうと決まったら潔い彼女。
「私にも防水着ぐるみちょうだい
「やったー!」
速攻で着ぐるみを要求する。
「ところで……」
「……?」
新調したシャム猫着ぐるみ(防水)を纏いながら姫桜が告げる。
「アルパカには魚着ぐるみとかどうかしら。スイムスーツよりよっぽど似合うわよ、きっと」
「……その手が!!」
姫桜の言葉に目を輝かせる統哉。
「キグルミデセカイセイフク!」
とユーベルコード『着ぐるみクラフト』がアルパカスプラッシュに炸裂する。
やけっぱちになって無責任発言したとは言わない、言わない。
そんなわけで、アルパカスプラッシュINマグロの感性である。
「よーし、ハロウィンっぽく盛り上がってきたぞー!」
着ぐるみ祭的に。こうなったら記念撮影しかない! すちゃっとカメラを取り出した統哉。
「ここまできたら、もうどうとでもなれー」
「はーい、よってよってー」
「ぱ、ぱか?」
統哉に言われるがままに、集まる姫桜とアルパカスプラッシュ。タイマーセット、統哉もてててっと走り込んできて。
ぱしゃ。
3人で『いい写真撮れたねー』って和気あいあいとなったその直後である。
「よし、倒しましょう」
「パカーっ?!」
「にゃふー?!」
めっちゃ良い雰囲気だったのに。唐突に放たれる姫桜の『双竜演舞・串刺しの技』。ほら、至近距離だったから。統哉が巻き込まれている気がしなくもないが、それはさておこう。
姫桜の攻撃にアルパカスプラッシュがシンクロナイズドポージング。量産怪人アルパカマッスルブラザーズを召喚する。しかし!
「あなたの咎ごと私の槍で串刺しにしてあげるわ!」
姫桜が再度『双竜演舞・串刺しの技』で飛び掛かる。そしてアルパカマッスルブラザーズをまとめて串刺しである。
めっちゃカッコいい詠唱だけれども、姫桜は着ぐるみである。シャム猫着ぐるみ(防水)のドラゴンランス二刀流がてててーっと近付いていって、『とうっ』って刺したのである。もふかわいい。
「……!」
アルパカマッスルブラザーズが倒れるのを見て、アルパカスプラッシュは咄嗟に水も滴るいい体を…………ばかな、着ぐるみが水を弾く?! さらに言えば着ぐるみのせいで筋肉が見えない。これでは……水も滴るいい体が作れない。
「とぁーっ!」
その隙へ再び跳び上がって襲いかかるペルシャ猫着ぐるみ(防水)。貫かれるアルパカスプラッシュ。崩れ落ちるアルパカスプラッシュ。
「あああああああっ!!」
「?!」
崩れ落ちる統哉。串刺しにされた着ぐるみを見て思わず統哉が崩れ落ちたのはご愛嬌である。
こうして、お正月過ぎた頃に、現れたお盆怪人たちは倒された。しかし、街はまだまだハロウィン。キマフューな1日はまだまだこれからである。
大成功
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