「皆さん、召集に応じてくださり、感謝します」
グリモアベースに集まった猟兵達を、万将・紅奈(呪われし蛮狐・f12157)は無表情な視線で見回し、丁寧に頭を下げる。
「今回は皆さんに、ダークセイヴァーに向かって頂きます。少々厳しい依頼となりますので、その点を予めご理解ください」
オブリビオンが支配する、絶望の世界。すでに人類は敗北し、異端の神の統治下でかろうじて生存を許されている。
「そのダークセイヴァーにおいて現在、とあるヴァンパイアが暴政を働いています。この凶行を、止めて頂きたいのです」
ヴァンパイアの名はカルマリア。嗜虐の吸血姫とも呼ばれる、サディスティックで性悪なヴァンパイアだ。彼女は最近、自分の城に集めた奴隷に命懸けの戦いをさせる事に目がなく、そのためにあちこちから奴隷を集めている。
「……ただ、カルマリアの城の守りは強固。いくら皆さんと言えど、正面から攻略するのは難しいでしょう。そこで……皆さんには、奴隷に身をやつして、囚われてもらう事になります」
奴隷となれば、城の牢獄に連れて行かれる事になる。深い堀も高い城壁も、一切関係ない。
「ただし、奴隷の扱いは非常に悪いです。牢を支配する看守は、巨漢の男ばかり。暴行や嫌がらせを受ける事もあるでしょう」
最終的に『カルマリアの前で戦わせる』と言う目的があるため、過剰に傷を負わされたり、傷物にされるような事はない。だが、それに至らぬ多種多様の責め苦は、覚悟しなければならないだろう。
「なんとかこれに耐える事が出来れば……看守の手によって、カルマリアの部屋に引きずり出される事となります。この好機を逃さず、カルマリアを撃破する。これが、今回の作戦の趣旨となります」
ただ、戦いは厳しいものとなるだろう。身体は奴隷としての扱いで消耗し、武器なども奪われているかもしれない。普段は勝てる相手だとしても、苦戦は免れまい。
「皆さんが反逆を試みた時点で、カルマリアは一旦逃亡し、看守達との戦いになります。撃破出来れば問題ありませんが……撃破出来なかった場合は、部屋から逃げ出して、カルマリアを追いかけてください。カルマリアを撃破する事さえ出来れば、看守達は逃してしまっても構いません」
もちろんカルマリアも強敵だが、全員でかかれば、きっと勝機は有る筈だ。
「繰り返すようですが、非常に厳しい依頼です。理不尽な目にあう事もあるでしょう。覚悟の上で参加していただける方のみ、向かってください」
表情を変えぬまま、しかし過酷な依頼へ挑む猟兵達への敬意を込め、紅奈は深く頭を下げる。
「それでは、無事のお帰りをお待ちしています。いってらっしゃいませ」
一二三四五六
マニアックな依頼の需要調査も兼ねて。
ごきげんよう。前回のお色気依頼があまりに大人気だったので。一二三四五六です。
普通のシナリオではあまり出来ない、『敗北ロール』を楽しんで頂ければ、と言う趣旨になっております。まあ、普通に攻略して頂いても構いませんので、ご自由にどうぞ。
(少なくとも一二三の場合)、依頼の成功度は『どれだけプレイング通りに事が運んだか』で決定されます。ひどい目にプレイングを書いてひどい目にあうだけでも、🔵は獲得出来るし、依頼は進みます。
例によってですが、あまりに行き過ぎた行為は描写は出来ません。ほどほどにお願いします。
なお、今回初登場のグリモア猟兵・紅奈は、この手の変わった依頼の専属担当です。今後も、くるる担当の一般向け依頼と平行して出していく予定。
『この手の』と言ってもいろいろ種類はあるので、需要は探り探りですが。東京オフとかファンレターとかで、どんな依頼が欲しいか聞かせてくれると嬉しい(ただし当然、採用や活躍は保証しません)。
第一章『強制収容所を開放せよ』は鬼頭・権左(人間の聖者・f08088)さん、第二章『闘奴牢看守』はジェシカ・ストーキー(華やかなりし“元”闘奴・f08818)さん、第三章『嗜虐の吸血姫カルマリア』はヴェスター・アーベント(テラーナイト・f09560さんの投稿です。ありがとうございます。
補足。
猟兵達がどのような扱いを受けるかは、プレイング次第です。プレイングに書いてないのに、過剰にひどい目に合うような事はありません。
どう酷い目に合うかを一二三に任せて貰っても構いませんが、その場合は、どこまでOKか明記しておいてくださると助かります。
第二章以降、どのような状況にあるかも自己申告です。普通に武器を持ち込んでも構いませんし、体力全快でも構いません。
メタを言えば、負けロールをするための言い訳みたいなものなので、どう言う状況でも成功判定には影響しません。アイテムを持っていなくても技能は有効です。
想定では『第一章・第二章で虐げられ、第三章も苦戦するがなんとか逆転』と言う形になるかなと思っていますが、別に第二章から逆転しても構いません。逆に第三章で完敗しても、依頼成功すればカルマリアは倒せます……全員完敗ロールだったら、その時はまあ、なんとか辻褄合わせます。
それでは、皆様のプレイングを楽しみにお待ちしています。
第1章 冒険
『強制収容所を開放せよ』
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POW : 暴力を背景に脅しつけ吐かせる等
SPD : 書類、日記等情報源を盗む。周囲を探索する等
WIZ : 口車に乗せる等
👑11
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カルマリアの居城。窓一つなく、松明で照らされた薄暗い監獄に、新たに複数の奴隷達が連れて来られる。
「へへっ、いい具合に奴隷がたっぷり手に入ったもんだぜ」
「今回のは美人揃いで、カルマリア様も喜ばれるだろうさ」
下卑た笑いを浮かべ、看守達は乱暴に、奴隷を牢の中に押し込んでいく。
エスペラ・アルベール
気が進む、ってわけではないけど……みんなの笑顔を取り戻すためなら、ボクが笑顔を堪えることも必要、だねっ
服をボロボロの布を纏った感じにして、身寄りのない子供を演じて捕まるよ
なぶられ役とかになら見えるんじゃないかなっ
殴られたり蹴られたり、そういうのは多少慣れてるし、あんまり気にしない。逆に睨みつけるぐらいしてやるっ
ただ、あちこち触られたりとか、そっちの方には全然耐性がないから、変に反応しちゃって調子に乗らせちゃうかも……
(折れたりなんだり、所謂Gが付いちゃうような痛い目以外はなんでも大丈夫です。アドリブや他の方との絡み等もオールオッケー)
リーヴァルディ・カーライル
…ん。吸血鬼を狩るのに選り好みはしない
必要ならば、する。ただそれだけ…
…それに牢屋に入るのは初めてじゃない
他の人より、私の方がまだ耐えられると思うから…
…事前に【常夜の鍵】に装備類や食料、応急キット等を入れておく
後は奴隷らしく変装して存在感を消し
牢屋の影に魔法陣を刻んでおけば…ん?
少女が看守から躾と称して暴行を………(鉄格子に体当たりして大きな音を立てる)
ひっ…。ごめんなさい、あ、足がもつれて…
お、お願いします。痛いこと、しないで…!
い、いやっ。やめて…誰か、誰か助けて…!
痛い…痛いよぉ…(泣きながら)
…暴力を振るわれる人がいたら
看守の目を引いて怯えた奴隷の振りをする
…結構、キツイけど、まだ…
神楽威・紅葉
【POW】
【激痛耐性】と【覚悟】を使って気丈に振る舞おうかと…。
これもオブリビオンを倒すためと考えれば…。
過剰に傷を負わされることはないと聞いているので、可能な限り限界まで拷問なりに耐えようかと思います。
その方が妙に勘繰られたりはしないと思いますし。
でもやられすぎると、椿姉とか百合姉(他人格)が怒って出てきそうなのである程度で気絶するフリとかした方がいいかも?
アドリブ歓迎・絡み歓迎・扱い自由
「おらおら、さっさと歩けってんだよ!」
「んんっ……離してっ……」
美しく長い黒髪は看守の嗜虐を誘うのか、乱暴に引きずり回される紅葉。
「離してくださいませ、だろぉ!?」
「っ、がっ……!」
些細な言葉遣いを咎められ、大きな拳で腹を殴られる。
「く……離して……く……ください、ませ……」
「そうそう、それで良いんだ……よっ!」
「ぐ、ぅっ!?」
最も、改めた所で許される訳でもなく、重い拳に声も出せず蹲らされる。口実など必要ない、奴隷の扱いは看守の気分次第だ。
「っ……その人、ちゃんと言われた通りにしてるじゃない!」
そんな様子に、思わず口を出すのは、同じ牢に入れられていたエスペラ。
だが当然、その反抗的な態度も、看守にとっては良い標的だ。
「あん? うるせぇな!」
「あがっ
……!?」
容赦なく蹴り飛ばされ、踏みつけにされる。
「てめぇらはっ、大人しくっ、痛めつけられてりゃっ、良いんだよ!」
「っ……っ……!」
何度も、何度も、小柄な身体が足蹴にされる。その理不尽な仕打ちに、必死に身体を丸めて耐える。
(みんなの笑顔を、取り戻すためなら……っ)
彼女を支えるのはその強い思いだ。そのためなら、辛い責め苦も耐えてみせる。
「ちっ……乳も無いガキが、一丁前に耐えやがって……!」
だが、そんな気丈な態度は、看守を苛立たせた。淡い胸の膨らみを、乱雑に握られる。
「きゃあっ!」
痛みなら、戦闘で慣れている。だが、その慣れぬ手付きに、悲鳴を上げてしまうエスペラ。
「……ぉ? へへっ、ずいぶんマセてるじゃねぇか?」
(しまった……っ!)
無論、それを見逃す看守ではない。有効と分かれば、執拗に愛撫を始める。
「っ……くっ、んんっ!」
「いい反応だなぁ、ガキの癖によぉ」
身体を撫でられる度に反応してしまい、それがますます看守をエスカレートさせる。
理解していても、喘ぎが堪えられない。
「おっと、安心しろよ。てめぇの事も忘れちゃいないからよぉ」
蹲っていた紅葉も、再び髪を引かれ立たされる。ほとんど、吊り下げられる勢いだ。
(っ……椿姉、今はっ……!)
容赦のない仕打ちと痛みに、紅葉の中にいる別の人格が顔を出しそうになる。だが、今は、余計な騒ぎを起こす訳にはいかない、必死にそれを抑え込む。
「なんだぁ、急に黙りやがって!」
「うぐっ……!」
それが癇に障ったのか、乱暴に壁に投げつけられる。息が詰まり、その場に崩れ落ちる紅葉。
(オブリビオンを倒すため……我慢……しなくちゃっ……)
気絶する振り、ぐらいでは許されそうにない。なおも迫る看守の姿に、焦りを滲ませる。
ガシャアアアンッ!!
「あ、なんだぁ?」
そこで突然、向かいの牢獄から大きな音が響いた。看守の注意が、そちらへと逸れる。
「ひっ……ごめんなさい、あ、足がもつれて……」
音を立てたのは、リーヴァルティだ。転んで鉄格子にぶつかった……と言うのは口実。注意を引くため、意図的なものである。
(牢屋に入るのは初めてじゃない。他の人より、私の方がまだ耐えられる、だから……)
「へっ、謝るだけで許される訳ねぇよなぁ?」
狙いは当たり、看守はリーヴァの方へ向かってくる。
「お、お願いします。痛いこと、しないで……!」
ここぞとばかりに怯えた姿を演じて見せ、看守の嗜虐を強く刺激し、興味を引き付ける。
「い、いやっ。やめて……誰か、誰か助けて……!」
「そ……その子には手を出さないでっ……!」
息を切らし、看守を制止しようとするエスペラ。
紅葉の中の別人格も、さらに刺激され、強く看守を睨みつける。
「はっ……悪いなぁ、構ってやれなくてよぉ。ま、そこで大人しく見てなっ!」
そんな姿を見た看守はニヤニヤと笑うと、わざと2人に見せつけるように、体重をかけてリーヴァを踏み躙る。
「っ……痛い……痛いよぉ……助け、て……」
「へへっ、だぁれも助けちゃくれねぇんだよなぁ?」
助けを求めても届かない姿、助けようとしても届かない姿。それは看守を大いに楽しませる。
無論それは狙い通り、演技ではある。だが同時に、痛いのも、辛いのも、決して嘘ではない。
(吸血鬼を狩るのに……手段の選り好みはしない……)
それでも、例え痛くとも、辛くとも。吸血鬼を狩るためならば、リーヴァは耐える事を選ぶ。
牢屋の影に潜ませた、魔法陣に隠した装備。あれが役に立つ時まで、ひたすらに耐え続ける……。
成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴
月宮・ユイ
SPD判定
「全く…この手の悪徳はどこでもありますね…」
これでも末期といえる戦場に立っていたこともある身、
女性としての危機も含めその手の経験はありますから
各種”耐性”も使い耐えてみせます。…恥ずかしさは我慢です
奴隷に身を落とすことで救える命があるのなら、
”覚悟”を決めていきましょう
まずは集める奴隷に選ばれる為に”催眠術、誘惑”で気を惹いて、
これは看守達の標的にもされかねませんが、
そこは私で楽しんでいる隙に、
UC【変幻自在の追跡者】を看守達の影に潜ませて
彼らの動向を探らせつつ、周囲の”情報収集”をさせて貰いましょう
他の猟兵達とも”目立たない”よう情報の共有ができれば最善ですね
アレンジ・絡み歓迎
雛菊・璃奈
奴隷として潜入後は【誘惑】を活用…。上手く看守等を利用して、内部の情報を集めるよ…。
上手く行きそうなら、事前に武器庫とかの場所を把握しておきたいかな…。
周りの人…特に自分と同年代や自分より小さい子がいる様なら、できるだけ看守の暴力、暴行から庇うよ…。
やるならわたしにやると良い…。
こういった奴隷にされる扱いは慣れてる…元奴隷だし、ね…。…思い出したくはなかったけど…。
※元々感情を表に出さなくなったのはその時の影響。
看守達の暴行や辱しめ等に淡々とした無表情の裏で、歯を食いしばって耐える。そして、耐えた分だけ、璃奈の湛える呪詛がどす黒く濃密に…。
※リョナや拷問レベルでなければある程度可
※アドリブ歓迎
日和見・カナタ
ヴァンパイア! 高貴なる夜の眷属! それに支配者ともなれば珍しい財宝を何処かに隠しているに違いありません!
善は急げと言いますし、さっそく潜入しますよー!
上手いこと潜りこめたなら、まずは【SPD】で周辺調査をしましょうか!
鍵の場所、日記、あるいは巡回箇所…そういったものから何が何処にあるかを探ります。
お宝探しの準備と、何より捕まっている方を解放する手筈を整えなきゃいけませんからねー。
動き回ってるのを見つかったら懲罰を受けるかもですが、それは耐えることにします。
嘔吐するまで殴られるくらいは覚悟してますし、何より私は冒険者ですから。
逆境や苦難の1つや2つ、笑顔で乗り越えてみせましょう!
「へへっ、どうだ、お嬢ちゃんよぉ?」
「っ……!」
別の牢では、看守の辱めに、ユイがじっと耐えていた。
声を出さぬように歯を食いしばり、それでも身体は敏感に反応する……そんな姿が看守を刺激し、エスカレートさせていく。
(全く……この手の悪徳はどこにでもありますね……)
元来は兵器のコアである彼女にとって、このような地獄は初見ではない。
ないからと言って、無論看過出来るものでもないが。
「へっ、可愛い顔してなかなか良い乳してるじゃねぇか。なあ?」
「っ……」
その言葉に、怯えるように震え……注意を引き付ける演技半分、だが本気の羞恥も半分だ。
(それでも、奴隷に身を落とすことで救える命があるのなら……)
ただただ、耐え続ける……だけではない。注意を引いている間に、ユーベルコードを展開。変幻自在の追跡者が、影に潜み、調査を開始する。
「やるなら、私にやると良い……ほら……」
「お、おぅ……」
調査をしているのはユイだけではない。瑠奈もまた、看守を誘惑し、情報を引き出そうとする。
豊かな肢体を持つ妖狐である彼女の誘惑は、欲望に忠実な看守には覿面だ。
「ちっ、惜しいな。カルマリア様に怒られなきゃ、もっと気持ちよくしてやれるんだけどよぉ……」
「カルマリア様……どんな人……?」
「お? そりゃあ残酷なお方だよ。あんたみたいな可愛い子を苦しめるのが大好きだぜ?」
忠誠心はあれど、所詮頭の悪い彼らは、口も軽い。情報を引き出すのは容易だ。いい気にさせてから聞き出せば、大抵のことはぺらぺら喋る。
「なぁ、カルマリア様の事より、今は、さぁ?」
「っ……そう、ね……」
もっともその情報は、辱めと引き換えではある。荒い息で迫る看守の顔を間近で見つめると、歯を食い縛る。
(思い出したくは、なかったけど……)
かつて、オブリビオンの奴隷であった頃の事を思い出す仕打ち。
感情を表に出せなくなったのはその時のせいだ。
「へへ、このくらいならカルマリア様も許してくれるからなぁ」
「っ……」
だが、感情を表に出せないだけで、じわじわと昏い情念が内に溜め込まれる。
(これだけ……恥ずかしい目に合ったんだから……)
ちらと一瞬だけ向けた視線に応えるように。牢屋の外で、影が一瞬うごめいた。
「なるほど、これが見取り図、ですね……!」
瑠奈が聞き出した情報を、影がユイと共有し、その情報をユイから伝えられ。密かに牢の鍵を開け、脱出したカナタは、看守の休憩室に潜入。壁に貼られた見取り図を目に焼き付け、記憶に刻みつけていく。
何が起きるか分からない以上、どれだけ探索の時間が取れるか分からない。そのためにも、事前に城の構造を知っておくのは極めて有用だ。
「出口へのルート、武器庫の場所……それに……宝物庫! やっぱりヴァンパイアの支配者となれば、珍しい財宝の一つや二つ、隠してるものですよね……!」
カナタがこの城に来たのは、それを目当てでもある。冒険者として、宝のためならどんなリスクをも享受する。
「おい、てめぇ、そこで何してる!」
「……! もう帰って来ました、か……!」
当然、休憩室に看守が戻ってくるリスクも、だ。
「どうやって牢から出たのか知らねぇが……二度と出る気になれないように、ちょっと痛めつけておいてやらないとなぁ」
「くっ……!」
戻ってきた看守は二人、逃げ場はない。抵抗も虚しく、羽交い締めにされてしまうカナタ。
「おらぁっ!」
「ぐ、ぶっ
……!?」
無防備な生身の腹に、もう一人が繰り出す腹パンチ。重い衝撃が刺さり、呻きが漏れる。
「吐くまで許されると思うなよ……おらぁっ!」
「ぐ、ぇっ……!」
苦痛に呻き、唾液を吐き出して。それでも、脳に刻みつけた城の地図は、冒険者としての意地で絶対に忘れない。
そう誓い、与えられる苦痛に耐え続ける。
成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴
アリス・セカンドカラー
自分好みにSを調教できてこそ真のMよね☆
マインドジャックとラブフェロモンで看守達の認識改変、わたしがどんな態度でも”いつも通り”だと誤認識させるわ。
で、こっそりとエナジードレインで少量づつ生命力吸収していくわ。
繋ぐから足を上げろですって?誰にモノを言っているの?上げてくださいでしょ?
そう、いい子ね、ほら。うん、これでだいぶ脱出がし難くなったわ。
で、次はナニをするのかしら?そう、いいわ、お手並み拝見といきましょう。
ダメね、なってないわ。手首の返しはこうで腕の振りはこう。
セリフももっとこう ぐらいは言ってもらわないと。これは課題よ。
あら?組伏せてどうしたの?
サラマンダーよりはっやーい(クスクス
秦田・麻弓
あんまり怖い目には遭いたくないので、何をされても言われても従いますし反抗しません。脱ぐし見せるし触ったりもするし、触ってもら…触らせるし、痛いのとか虐められるのもより誘う形でお尻とか突き出して振って見せたり
ほ、他の人がつけこむスキを作るために媚びて誘惑してるだけですし、そういう作戦ですよ作戦っ
私がより引きつけられれば、その分一般の?人へ被害も少なくなるでしょうし、どんなに責められても屈しない姿を見てくれればほら、勇気付けられるかも…へへ
「えへへ…もっともっと、虐めてくれないんですかぁ…?」
…さ、作戦ですよ?作戦…
機が見えれば、他の人に呼応する形でなりふり構わず戦闘に入ります。…残念ですけど。
「い、いやっ……やめて、やめてくださいっ!」
看守に迫られる恐怖に、麻弓はその身を強張らせる。
怖がりな性分、巨漢の看守に迫られれば、抗える筈もない。
「なんでもします、なんでも従いますからっ、服だって脱ぎます、裸だって見せます、好きに触って気持ちよくしてくれても……あ、いや、えっと」
……怖がり?
「いや、別に、そこまでしろとは言ってない……んだが」
流石にそんな態度に戸惑う看守だが、麻弓の肉感的な身体で迫られれば、細かい事はどうでも良くなる。
「……へへ。まあ良いか。たっぷりと鳴かせてやるぜ」
「ああっ、酷い事しないで、くださいっ……♪」
口ではそう言いつつ、明らかに誘うように。大きなお尻を突き出し、ふりふりと看守を誘う。
「足枷を嵌めるので、脚を上げてください……」
「ええ、良いわよ」
隣の牢では、アリスが不遜な態度で、看守を跪かせ、自分を虐げさせている。
「なかなか手際の良い嵌め方ね。褒めてあげるわ」
「ありがとうございます……」
明らかにおかしな状況は、アリスが看守の脳を支配したためだ。
看守が、アリスを、虐げる。この状況を変えぬまま、決定的に常識を改変している。
「それで、次は何をするの?」
「では、鞭で打たせて頂きます……」
主従が逆転した、倒錯的な拷問。そもそもここまで支配するなら虐げられる必要もない筈だが、そこは、彼女の趣味か。
「ああ、ダメね。下手くそ。そんなのじゃ痛くも気持ちよくもなれないわ」
「すみません……」
「その言い方もダメ。もっと雰囲気を出しなさい……ほら、こうよ!」
物分かりの悪い看守に嘆息を漏らし、手本を見せるように看守を鞭打つ。
「あなたをわたし好みのSに調教するのは大変そうだわ。隣を見習いなさい?」
その隣に視線を戻せば、いつの間にか、複数の看守が牢屋に詰めかけている。
「ああっ、ダメ、見ないで……みんなに虐められてるこんな私を、見ないでくださいっ……♪」
明らかに見られたそうに、声を張り上げる麻弓。
「うぅ、クソ……途中で止めるのが勿体無いくらいの上玉だぜ」
「カルマリア様に、下げ渡して貰えるよう頼んで見るか?」
看守の方もすっかりノリノリで、何が何やらやたらと盛り上がっている。
「わたしも、あのくらい悦ばせて欲しいものなんだけど……」
目の前の看守をしげしげと見つめ……その一点に目を止め、鼻で笑い飛ばす。
「無理そうね。無駄に大きいだけで、役立たずって感じだもの」
何かこの一角だけ、明らかに空気が違う。
まあ彼女達が看守を引き付けているお陰で、他所への負担が減っていると言う事実は、まあまあ否定出来ない所ではある。
「ほら! せめて木偶の坊なりにもうちょっと頑張りなさいな♪」
「ああっ、ダメぇ、もっと虐めてぇ!」
それにしても、二人とも楽しそうだ。
人生が。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
彩波・いちご
【アルテミスさん(f02293)と一緒に】
「奴隷にされている人を助けないとですね…頑張りましょう」
簡単な奴隷っぽい服を着て、女奴隷2人という名目で捕まります
といっても私は女ではないので、いざとなったら彼女は守らないとですけれど…
しばらくは怯えるふりをして、チャンスを待ちましょう
…って思ってたら、アルテミスさんが乱暴されそうになって服を破かれてるのを見てしまい
それ以上はやらせまいと庇いに行きます
一発くらい殴られるのは覚悟のうえで
殴られた勢いでアルテミスさん押し倒して、手に柔らかい感触がふにふにとなってますけど…
「ごめんなさい、助けようと思ったんですけど…」
とりあえずあとはチャンスを待ちましょう…
アルテミス・カリスト
彩波いちごさんと同行
「嗜虐の吸血姫カルマリア……
これは正義の騎士として倒さねばならない相手のようですね!」
自ら奴隷になってでもカルマリアの元へたどり着き、
それを倒すのが騎士としての役目です!
知り合いのいちごさんと一緒に女奴隷として牢獄に囚われます。
(なお、いちごさんのことは女性だと思っています)
ですが、牢獄に入れられたところで、
(女騎士のお約束として)看守たちに辱めを受けてしまいます。
とはいえ、一般人の看守たちに手を挙げるわけにはいきません……
「きゃ、きゃあっ、やめてくださいっ」
いちごさんが見ている前で服を破かれて下着姿に。
さらに下着にも看守の手が伸びて……
看守に敗北(意味深)するのでした。
「く、やめ……やめなさいっ……こんな事をしてただで済むと
……!?」
「へへっ、騎士様よぉ、あんたがいくら強がったって、ここじゃ何の役にも立たないんだぜぇ?」
ふとした弾みで、騎士である事が露見してしまったアルテミス。その事実は大いに看守を刺激したようで、ねちっこく辱められていく。
「くっ、私は……必ずカルマリアを倒し……」
「出来るもんならなぁ!」
強がる彼女が纏う、奴隷らしい簡素な服の胸元が、ビリビリと引き千切られる。
「きゃ、あああっ!?」
「ああっ、アルテミスさんっ……やめてっ!」
悲鳴を上げるアルテミスに、一緒に囚われたいちごが慌てて助けに入ろうとする。
少女に見えるし、実際看守達もそう誤解しているが、彼は男だ。女性は守らなければ、と看守に掴みかかる。
「うるせぇっ、邪魔だ!」
「わ、あっ!」
だが、小柄な男の娘であるいちごの力では、看守の腕にしがみつくと言うより、ぶら下がるのが精一杯だ。軽く振り回され、放り捨てられる。
「きゃあっ!?」
「あっ……ご、ごめんなさいっ……」
そのまま、アルテミスに激突。胸の谷間に顔がすっぽりと収まってしまう。
先程服を破られたばかり、下着姿の胸は刺激が強く、いちごの顔は真っ赤だ。
「っ……い、いえ……助けてくれようとしたのでしょう?」
動揺を押さえ、いちごを優しく押し離す。
アルテミスも、いちごが男だとは知らない。知っていれば、この程度の動揺では済まなかっただろう。
「はん、てめぇみたいなちんちくりんのガキに用はない……って言いたい所だが。相手をしてやっても良いんだぜ?」
「っ、彼女に手を出す事は許しません!」
いちごが男としてアルテミスを守ろうとしたように、アルテミスもまた、騎士としていちごを守ろうとする。
そんな様を、楽しげに見やる看守。
「騎士様は偉いねぇ……じゃあ、そのガキの代わりに良いようにされても、文句は言わないよなぁ?」
「っ、ひ、卑劣なっ……あ、きゃああっ!?」
事実上、いちごを人質にされたようなもの。逆らえず、押し倒されていくアルテミス。
「へへっ……逆らうなよぉ、お前ら……」
「く、ぅぅぅ……いちごさん……手を出してはダメですっ……あああっ!」
その服を剥ぎ取られ、下着姿に。無論、それだけでは満足せず、その手はさらに……。
「くっ、そんな……アルテミス、さん……」
目の前で繰り広げられるそれを見ている事しか出来ないいちご。
助けに入りたいが、下手に手を出せばよりエスカレートさせる結果にしかならない。
「私は、平気……あ、ああああっ!」
女騎士の悲鳴が、いちごの目の前で、牢獄に響き渡る。
成功
🔵🔵🔵🔵🔴🔴
ゾーク・ディナイアル
「そういうのならボクに任せてよ…ほら、慣れてるからさ…」
☆虐待
「ごめんなさいぃ…失敗作でごめんなさいぃぃ!」
奴隷として囚われ、武装解除された状態で天井から両腕を鎖に繋がれて男達に嬲られる
殴られ、蹴られ、裸に剥かれ、乱暴されて、穢されて、ぐちゃぐちゃにされる
「いやだ、いやだいやだいやだぁ!もう許してぇ!」
汚い液体塗れの食事を無理矢理食べさせられて、変な物を強引に飲まされて…
兵士だった頃に戻ったような生活、大隊長の位を与えられても実際は娼婦より酷い扱いを受ける生活、あの頃に戻ったようで…
「もぅ…ごれ以上は…無理でずぅ…」
潜入任務のはずなのにいつしかボクはそれさえ忘れて、いつもの様に乱暴され穢される
フォーネリア・ディヴィヤトリウム
武器は無く、身に纏うのは奴隷の衣。
看守に鞭打たれ苦しむ人を見過ごす事が出来ず…声を掛けます。
――お止め下さい。その方に、一体何の咎が有りましょう。
尚もその方を罰するというのなら……どうかその罰を、私に。お気が済むまで、この身に下さいませ。
【勇気】をもって真っ直ぐに立ち、毅然とした態度で【存在感】を示します。必要であれば…【誘惑】も厭いません。
人目もある中で抗い、剰え口答えするような奴隷を看守は無視出来ないでしょう。
たとえこの身を鞭打たれ、骨に響くような痛苦を受けようと…最後まで態度を崩さず、意志を保ち耐え忍びます(【激痛耐性】)
真に討つべきはヴァンパイア。護るべきは…苦しむ方々なのですから。
「いやだ、いやだいやだいやだぁ! もう許してぇ!」
「うるせぇ、黙れ!」
悲鳴を遮るように、殴打の音が響く。
両腕を鎖に繋がれ吊り下げられたゾークは、ボロボロの姿を晒していた。
「い、や……ごれ以上、は……無理、でず……」
囚われた事で、過去のトラウマを刺激された彼女。恐怖に怯える姿は看守の嗜虐を大層に刺激し、奴隷たちの中でも最も酷い扱いを受けていた。
「無理じゃあないだろ、あぁん?」
「ぶっ、べっ……ご、ほっ……」
頭から水を浴びせられ、激しく噎せ返る。複数人がかりでの暴行に、その心を折られていく。
「ごめんなさいぃ……失敗作でごめんなさいぃぃ……」
もはや、潜入任務どころではない。必死に許しを乞う彼女の瞳に、光はない。
「もう良いか……こんなに沢山いるんだ、一人欠けたぐらいじゃ、カルマリア様も気づかないだろうよ」
「ひぃっ……」
迫る看守を前に、ただただ震える姿を晒す。その手が乱暴に、ゾークの身体に……。
「……お止め下さい」
「あぁん?」
それを止めるように、フォーネリアが割って入る。
「その方に、一体何の咎が有りましょう」
「うるせぇな……何様だ、てめぇはよぉ」
苛立ちを露わにする看守。だが望む所だ。これ以上されればゾークは壊れてしまいかねない。
「尚もその方を罰するというのなら……どうかその罰を、私に。お気が済むまで、この身に下さいませ」
「ちっ……!」
興冷めしたように舌打ちする看守。最も、その視線は、フォーネリアの豊かな胸に釘付けだ。
「てめぇが何されても良いってんだな?」
「ええ……ご随意に」
毅然とした態度を保ちながら……僅かに、羞恥に身を震わせた。その姿に刺激されたのか、看守もニヤリと笑い、興味をフォーネリアに移す。
「そこまで言われちゃあ……仕方ねぇなぁっ!」
「っ――!!」
振り下ろされる鞭。奴隷の衣を裂き、竜の肉体に赤い痕と痛苦が刻まれる。
「おらっ! おらっ! てめぇがっ! 良いって、言ったんだぜ!」
「っ、っ……え、ええ、存分に……~~~っ
……!!」
ゾークに嗜虐を煽られ、すっかり過激になった複数人がかりで、全身を鞭打たれる。
激痛は彼女をして耐え難く、それでも、毅然とした態度を崩さない。
「ま……真に討つべきはヴァンパイア……護るべきは……苦しむ方々なのですから……」
「へっ、偉そうな事言ったって、てめぇは奴隷なんだよっ!」
容赦なく振り下ろされる鞭。
そんな目の前の光景を、ゾークは虚ろな瞳で映し出す。
「あ、ああ……ああああ……」
実際にやられるよりは確かにマシだ。だが、フォーネリアの姿を、過去の自分に。看守達を、過去に自分を慰み者にした兵士達に重ね。
尽きぬ過去からの恐怖が、その身を支配し続ける。
成功
🔵🔵🔵🔵🔴🔴
弥久・銀花
体に大きく傷痕(切り傷や大きな擦り傷の痕)が残ったり、四肢のどれかの切断、または乱暴な義眼の摘出までならOK。
着衣を許可されない、凄く重たい手枷(後ろ手)や鎖が短い足枷(鉄球付き)を着けられているのもOKです。
骨折や大きな火傷はNGです。
【WIZ】口車に乗せて収容所の人達を奮起させます。
うぐっ! (就寝時間直前に牢に投げ込まれた時)
ぅぅ、はぁぁ……っ! (痛みを堪える声)
はぁ、はぁ……、はぁぁぁ……。 (止まりそうなか細い呼吸の演技です)
み、皆さん。
わたしはもう駄目です……。
でも、あいつら、全員一人ずつ私みたいに甚振るって……!
嗤って……! そう、言って……!
皆さん、逃げて、生きて下さい。
レイナ・カザハナ
(どんな目に合うかはお任せでOK 「過剰に傷を負わされたり、傷物にされるような事はない」とのことなのでその範疇でお願いします)
捕まった後は基本的に口は利かないようにします。悲鳴とか泣き言とかそういった類も我慢しますが、痛めつけられたりある程度限度超えたら出てしまうかも(お任せ)
反撃したりはせず大人しくしますが、従順な振りはまったくしません。なるべく自分に手間をかけさせることで他の方の体力をなるべく温存させるように目論んでいます。
「よくよく我慢し続けるもんだぜ。いつまで耐えられるかは知らないけどなぁ」
「……」
殴られ、蹴られ、鞭打たれ。それでもレイナは口を閉じ、痛みに耐え続ける。反抗を露わにし、意地でも口を開くものかと言う態度に、看守もムキになって、さらなる暴行を加えていく。
「そろそろ辛いんじゃないか……なぁ?」
「っ……」
我慢を続けるのは、看守を引き付けておく事で、一人でも虜囚が助かれば、と思ってのことだ。
だが、執拗な拷問に、心が折れかける。
「ぁ……すけ……」
「あ? なんだ?」
もう、許しを乞うて楽になりたい。全身を蝕む痛みが、そう訴えてくる。
「おら、こっちだ、歩け!」
「ぅぅ、はぁぁ……っ!」
だが、そんなレイナの視界……牢の外。銀花が、別の看守に引きずられて来た。
両腕には手枷、両足には足枷。鉄球をズルズルと引きずっての歩行は、それだけでも十分な拷問だ。
「牢に閉じ込めるだけじゃあ、運動不足だと思って、わざわざ散歩させてやってるんだぜ。感謝してくれないとなぁ?」
「く……そん、なっ、言い様……うぐっ!」
あまりに理不尽な物言いに反抗しようとすると、当然のように殴られる。
「何勝手に休憩してるんだ、あぁ?」
「これは、あなた……がっ、ぐぇっ
……!!」
さらに、裸の腹を理不尽に蹴り飛ばされ、地面を転がる銀花。鉄格子に激突し、レイナと目が合う。
「あ……はぁ……はぁ……はぁぁぁ……」
心身共に消耗し切った銀花。今にも消えそうなか細い呼吸で、空気を吸い込む。
「皆さん……耐えて、ください! 屈してはダメ……!」
「てめぇ、何を断りなしにっ!」
大声で叫び、囚人達を鼓舞しようとする銀花。続けざまに足蹴にされるも、耐え続け、叫び続ける。
「わ……わたしはもう駄目です……! でも、あんな……人の苦痛を嗤うような者に、屈しては……!」
「っ……」
その必死の姿に、奮い立たせられるレイナ。漏れでそうになった悲鳴を、弱音を、再び呑み込んで口を閉ざす。
まだ、屈してはいられない。それはきっと、他の牢に捕らえられた囚人も同じ筈だと信じて。
「ち……そのうるさい奴を黙らせろ!」
容赦なく暴行を加え、銀花を黙らせようとする看守……と、そこに、別の看守が駆け寄ってきた。
「おい! カルネリア様が、奴隷どもを連れて来いってよ!」
「む、そうか。……貴様、命拾いをしたな。まあ、短い時間だけだが」
舌打ちをし、銀花の枷を外すと、髪を掴んで引きずっていく看守。
「っ、ああっ……」
「おい、お前もだぞ」
引きずられ苦痛の声を上げる銀花に続き、レイナもまた、無理やり連行されていく。
成功
🔵🔵🔵🔵🔴🔴
第2章 集団戦
『闘奴牢看守』
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POW : ボディで悶絶させてからボッコボコにしてやるぜ!
【鉄製棍棒どてっ腹フルスイング 】が命中した対象に対し、高威力高命中の【鉄製棍棒による滅多打ち】を放つ。初撃を外すと次も当たらない。
SPD : チェーンデスマッチたこのやろう!
【フックと爆弾付きの鎖 】が命中した対象を爆破し、更に互いを【鎖についてるフックを肉に食い込ませること】で繋ぐ。
WIZ : 嗜虐衝動暴走
【えげつない嗜虐衝動 】に覚醒して【『暴走(バイオレンス)』の化身】に変身し、戦闘能力が爆発的に増大する。ただし、戦闘終了まで毎秒寿命を削る。
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴
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「ふぅん……あなた達が新しい奴隷ですのね」
猟兵達が連行されていった先は、城にある大広間……パーティホール。赤い絨毯の敷かれた広い部屋に、その女、嗜虐の吸血姫・カルマリアは待っていた。
「なかなか良さそうなのが揃っていますわね。ふふ、どんなに必死に戦ってくれるのか、楽しみ……」
嗜虐に満ちた表情を浮かべるカルマリア。猟兵達を死ぬまで戦い合わせよう、と言う邪な欲望を露わにする。
だが、それに付き合う訳にはいかない。猟兵達は次々と、反抗の意志を見せる。
「な、何ですの……まさかこいつら、猟兵ってヤツら
……!?」
オブリビオンの本能でそれを直感したカルマリアは、すぐに部下達に命令する。
「ちっ……余計なものを連れて来たようね。お前たち、責任を持って片付けなさい!」
「りょ、了解です、カルマリア様!」
身を翻し、ホールを後にするカルマリア。そして、部下である看守たちが、今度は巨大な棍棒を手に猟兵達を取り囲む。
この囲みを突破し、あるいはこいつらを全滅させなければならない……だが、今の猟兵達は、牢獄での拷問で大きく消耗している。
果たして、勝利する事は出来るだろうか?
神楽威・紅葉
ようやく反撃できるのに、思ったよりダメージが大きいよ…。(激痛耐性が切れて殴られたお腹を押さえる)
でも、ここまでされて逃がすわけにはいかないし…。
さすがに多人数相手は厳しいけど、せめて私を痛めつけてくれた看守の相手くらいはしないとね。
夢幻は幸い奪われなかったみたいだから、素手で戦う必要はなさそうだね。
とはいえ、ちょっと意識も朦朧としてるせいか精神負荷も強くなってるし、戦いに集中できないかも…。
(看守との戦いは終始不利な状況で戦い、良くて引き分け、悪くて意識を失いそうになるまでボロボロにされます)
アドリブ歓迎・絡み歓迎・扱い自由
エスペラ・アルベール
くぅ……あんな声、出しちゃうなんて……っ(慣れぬ刺激に顔を赤らめ、足取りも覚束ない)
シンフォニック・キュアでみんなのダメージを少しでも回復させるよっ
歌い出したら目立つだろうし、妨害もしてくるだろうけど、鉄棒や鎖は【見切って】かわしつつ、多少の攻撃には怯まず歌い続けるっ
ひゃっ! 後ろから抱きつかれて……さっきの看守! ボクの苦手な事、憶えてっ!?
さ、触らないでっ……この、う、歌い、続けなきゃ……っ!
服を破かれたり触られたり、色々されながらも歌い続けようとするけれど
だんだんと歌声ではない声が増えていく……
(折れる等の過剰な痛い事以外はなんでも可。アドリブや他の方との絡み等もオールオッケー)
リーヴァルディ・カーライル
…ん。やっぱり装備を取り出す時間は無かった、ね
でも、ここまで来ればもう必要は、ない…
目の前の看守を倒して、吸血鬼を狩るだけ
看守の攻撃を見切り回避、隙を突き【限定解放・血の聖槍】を発動
一瞬だけ吸血鬼化した怪力で看守を掌打し、生命力を吸収する血杭で傷口を抉る
この2回攻撃で倒……え?変身できない…?予想以上に消耗して…ぐぅ?!
ガハ…ッ、ゴホッ…!(フルスイングを喰らい)
…一旦、隠れないと…。あ、足が動かな…っ!?
※第六感を駆使して致命傷だけは避けるが、鉄棒で滅多打ちに
歯を食いしばって耐えるが、限界を超えれば悲鳴を上げる
…部屋の外に吹き飛ばされた処を
最後の力を振り絞りその場で描いた【常夜の鍵】で退却
「さっきの借り……はぁ、はぁ……返す、よっ……!」
息を切らし、看守と対峙する紅葉。透明度の高い愛刀は、薄暗い牢獄で見落とされたのか、幸いにして奪われていなかった。
だが、受けた暴行のダメージは大きく、左腕は腹から離せずにいる。
「へっ……そんなザマで借りを返すだって?」
「うる……さいっ……!」
動きには精細を欠き、振り回す刀は相手を捕らえられない。
紅葉に限らず、多かれ少なかれ、疲労と傷を負っている猟兵ばかりだ。
「みんなに、力を……!」
そんな劣勢を変えんと、エスペラは癒しの歌を紡ぎ始める。
「ちっ、煩い歌だっ!」
無論、邪魔しようとする看守。その攻撃を、エスペラは必死の動きで回避する。
(絶対、歌い続けるっ……!)
油断すれば声は上ずり、脚がもつれる。それでも、歌声を途切れさせる訳にはいかない。
「これなら、行ける……!」
歌を背に受け、駆けるリーヴァ。異空間に隠した武器は取り出せていないが、素手でも戦いようはある。
「ちっ、一丁前に抵抗して来やがって!」
看守の繰り出す棍棒は、重いが、大振りだ。見切って躱し、間合いを詰める。
「……限定解放……!」
一瞬だけその身を吸血鬼に変え、その膂力を増す。繰り出すは掌打、重い衝撃で看守の巨体を……。
「刺し貫け、血の聖槍……っ!?」
「あぁん、なんだぁ?」
だが、思っていた手応えはいつまでも来ず。軽い打撃が、腹筋を撫でるに終わる。愕然とするリーヴァ。
「そんな……変身、出来、ない
……!?」
確かに消耗はしていたが、それでも、変身は出来ないほどではなかったはず。
「ひゃ、うっ
……!?」
その耳に届いたのは、エスペラの嬌声だ。
彼女は、背後に回った看守に羽交い締めにされていた。
「へへっ……てめぇにはこっちの方が効くんだったなぁ?」
「さ、さっきの看守
……!?」
その看守は、彼女が刺激に弱い事を知っている。その手が、エスペラから歌声を奪う。
「ひ、ぁっ……そこ、はぁっ!?」
歌ってみんなの力にならなくては。そう思えど、口からは喘ぎが漏れるばかり。
「なんだか知らんが、残念、だったなぁっ!」
そして、歌の助けを失った今のリーヴァに、変身する力はない。動揺を突かれて腹を殴られる。
「か、は……ッ!?」
「え、きゃあっ!?」
リーヴァの軽い身体は野球のボールのように、紅葉の方へと吹っ飛んでいった。
目の前の看守の相手をするのが精一杯だった紅葉は、飛んできたリーヴァを回避出来ない。激突し、もつれ合うように倒れる2人。
「く、何が……ふぐっ!?」
慌てて身体を起こそうとする紅葉のどてっ腹に、棍棒が振り下ろされた。体重の乗った一撃に、目を剥く。
「ぁ……ぉ……」
「はぁ……はぁ……足……動かな……っ」
あまりに重い衝撃は、言葉を発する事すら難しい。
無論、リーヴァもそれは同様だ。ギリギリで致命傷は避けたものの、身体が重く、起き上がれない。
「腹が痛そうだなぁ。でも安心しろよ?」
動けない2人を、看守達が取り囲む。
「すぐに、全身痛くなるんだからよ!」
そして、振り下ろされる棍棒……雨と霰と降り注ぐ重い打撃が、2人の身体を打ち据える。
「がっ……ひぐっ……」
「ん、ぇ……ぁっ……」
なんとか急所を庇うのが精一杯。全身を余す所なく打ち据えられ、肉を撃つ重い音と少女達の喘ぎが響く。
「おぉ、らぁっ!」
「ゴッ
……!!」
リーヴァが、今度はゴルフボールのように吹っ飛んだ。部屋の外まで、転がっていく。
「おっと、飛ばし過ぎたかぁ?」
(だ、めっ……逃げ……ないとっ……)
看守の前から逃れた今が、最後のチャンス。口元からこぼれる血で陣を描き、異空間に逃げ込んでいく。
「こっちは飛んでかないようにしないとな?」
「が……ぐぇっ……!」
一方、紅葉の方は、首に鎖を巻き付けられ、力強く締め上げられる。
(息、がっ……!)
手をかけても、看守の怪力には抗えない。愛刀は、とっくに取り落としている。
「っ
……!!」
容赦なく持ち上げられ、足をばたつかせるが、その抵抗も、徐々に意識が薄れて来る。
「ほぉら、歌ってみせろよ。お仲間を助けるんだろ?」
「言われ、なくとも……ひぅっ
……!?」
一方、エスペラの方も、看守達の責めはどんどんエスカレートしていく。
服を破られ、肌の上を直に這い回る無骨な手。嫌悪とは裏腹に体温は上がり、身体が跳ねる。
「い、やっ……ぁっ……!」
意識が混濁する。歌おうとすら、思えなくなっていく……。
成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴
東雲・ゆい
【単独希望♪】【手加減いらないよ♪】
うぅぅ……武器もないし、服もぼろ布だけ
拷問されて傷だらけ、もう逃げられないし……これ、ほんとにやばいかも
攻撃のUCが使えないの……
でも★ギリギリフォースと★ヒロイックフォースがあるから逆転できるもん♪
逃げ回ってたら仲間から離れちゃって、隅っこで囲まれちゃうの
マジで命の危険を感じてすっごいドキドキしてきて
子供だけど★誘惑と★挑発で敵を煽っちゃうの
「あんたらにわたしは倒せないよ~!」
そしたら本気でフルボッコにされて
「あ゛あぁぁ゛っ!お゛っ、ん゛えっ……」
UC発動で強くなるんだけど、鎖で縛られて吊るされちゃって
「やだっ、あ゛あぁっ!」
サンドバッグにされて大ピンチ!
「これで、もう逃げられないぜ」
「うぅぅ、これ、ほんとにやっばぁ……★」
拷問され傷だらけの身体、ボロボロの服……それでも、ここまで逃げ続けて来たゆい。
だが、部屋の隅、取り囲まれ、逃げ場はない。
「でも……あんたらにわたしは倒せないよ~!」
「あぁん?」
命の危険に、被虐の興奮を感じる性癖。それに従い、頬を上気させ、挑発するゆい……その返答は、剥き出しの腹へのフルスイング。
「生意気なガキだなっ!」
「お゛ぉっ……!」
ゆいの軽い身体が浮かび上がり、地面に落ちる。内臓を揺らす苦痛に、身体が折れる。
「ぉっ……ぁっ……」
「これでも、倒せないってのか?」
さらに振り下ろされる棍棒。幼い少女を相手にしても、彼らに手加減の言葉はない。
「こ……こんなの、全っ然……痛く……」
それでも、強がりばかりではない。痛みは興奮を生み出し、身体を強くする。それが彼女のユーベルコードだ。
「そうか、じゃあ……まず逃げられなくしとかないとなぁ」
「っ、え……ちょっと、や、ばっ
……!?」
だが。いかに強くなろうと、鎖で縛られて吊るされては、何の意味もない。
「おらっ、おらぁっ!」
肉に食い込む鎖。骨すら軋ませる打擲。時折、拳や脚も身体にめり込む。
「まじで……死っ……あ゛あぁっ!」
本格的な命の危険に彼女が感じるのは、恐怖か、快楽か。
彼女自身にすら、完全には理解出来ない。
成功
🔵🔵🔴
ゾーク・ディナイアル
「ヒィィィ…ま、また…もうお腹痛いよぅ…もう不味いの飲ませないでよぅ…」
☆反逆
記憶は巡る、視界に映るのは看守達ではなく下半身を露わにした軍服姿の男達。
「出来損ないでごめんなさい…ごめんなさい…」
これは幻、拷問の内容さえ記憶にある慰安と称した陵辱に書き換えられ、過去と現在が混濁する。
「もう…もう…嫌だって言ってるだろぉぉぉ!」
そして我慢は限界に達する、あの日と同じように。
強化兵戦技《予測回避》で看守達の暴力を躱し、怪力を解放して思い切り殴り倒す。
馬乗りになって目を抉り、殴り殺す。
狂気に身を任せ、ただただ強化兵として目前の敵を殲滅する、あの日のように。
「よくもよくもよくもよくもぉ!死ね!死ねぇ!」
日和見・カナタ
いやー、酷い目に遭いました! 無抵抗で殴られるのって辛いんですねー。
ご飯もほとんど食べられなくて限界ですが、他の方の協力で武器庫の位置は分かりました! この情報、大切に使わせてもらいます!
私は【SPD】を活かして立ち回りましょう!
【ガジェットショータイム】で起動した運搬ガジェットを武器庫の方に向かわせて、皆さんの装備を回収させます!
追いかける看守には立ちふさがったり、チェーンデスマッチをわざと受けたりして足止めしますね!
それでも無視するなら「か弱い女性すら相手にできないんですか?」といった感じに煽って怒りを買うことにしましょう!
とにかく暴力に耐えて、皆さんの装備を取り戻すまでの時間を稼ぎます!
雛菊・璃奈
潜入の為に自身の装備は無い為、戦い合わせる為に部屋に用意されてた武器を使用。
咄嗟に剣を取って看守達と対峙するが、奴隷用のロクに手入れされていないボロボロの剣では簡単に折られてしまい、消耗もあって苦戦。本人もボロボロにされ、その肢体から服を剥かれて本格的に辱しめを受けそうに…(処分を言い渡されたので看守に気兼ねがなくなった為)。
本格的に手を出される瞬間、今まで溜め込み、練り込んだ【呪詛】を【狐九屠雛】の霊火に練り込んで解放。辱しめようと油断していた看守や周囲の看守達全てに霊火を放ち凍てつかせ、蹂躙する…
「わたしに、触れるな…」
「今までのお返し、させて貰う…その汚ないモノと一緒に全て凍りつけ…!」
「はぁっ、はぁっ……」
息を切らし、辛そうに大剣を構える瑠奈。その大剣も奴隷闘技用のもの、あまりに脆く、心許ない。
「それでも、引けません……!」
肩を並べて戦うカナタ。彼女はサイボーグの肉体が武器、奪われてはいない……だが、看守に受けた拷問のダメージが重い。
2人とも満身創痍……だが引けない理由がある。
「ヒィィィ……ま、また……もうお腹痛いよぅ……もう不味いの飲ませないでよぅ……」
蹲り、頭を抱えて、過去の記憶に囚われ、混濁した意識で錯乱するゾーク。
到底戦えない彼女を、2人は背に守っているのだ。
「このっ
……!?」
だが、瑠奈が叩きつけた剣は、簡素な革鎧にすら跳ね返され、半ばからへし折れる。
「ぐっ!!」
カナタもまた、棍棒を防御した衝撃が痛めた腹に伝わり、思わず蹲ってしまう。
「その有様で、俺達に逆らえると思ってんのかぁ?」
ニヤニヤと、下卑た笑いで3人を見やり、その手を伸ばす看守達。
「やっぱりよぉ、良い身体してんなぁ、お前は」
「っ……離しなさいっ……!」
スタイルの良い瑠奈は、卑猥な視線を向けられ、組み敷かれていく。その巨体にのしかかられては、今の彼女では押し退け難い。
「痛そうだなぁ。撫でてやろうか?」
「っ……ぐ、ぇぇぇ……」
カナタは、痛めた腹をさらに鷲掴みにされ、内臓を握られた。苦しさに呻きを漏らし、苦悶させられる。
「さぁて、俺はこいつかなぁ?」
「ひぃ……出来損ないでごめんなさい……ごめんなさい……」
そしてもう1人の看守がゾークに迫る。だが、その看守の持つ鎖を握り。渾身の力を込めて引くカナタ。
「逃げるん……ですか……か弱い女性すら……怖いんですか、ね……」
「ああんっ、そんな有様で何言ってんだよ、てめぇはっ!」
元々腹を握っていた看守と、2人がかりで、殴られ、蹴られ。
「うぐっ……ぐ、んぐぅぅっ!」
必死に鉄の腕で守ろうとするも、その身体を打ちのめされていく。
「っ……や、めてっ
……!!」
瑠奈の方は、その服を乱暴に裂かれ、剥ぎ取られ。抜け出す事もできず、辱められていく。
「へへっ……カルマリア様からお許しが出たしよぉ……もう、容赦しないぜぇ?」
そのまま、一線を超えるべく、瑠奈に覆いかぶさっていく男。
そして、その光景は、ゾークの記憶をさらに刺激する。
「あ……嫌……もう、嫌ぁ……!」
今の彼女には、はっきりと過去が見える。看守は、軍服姿の男。組み敷かれている瑠奈は、自分。
あの時のように、襲われている。あの時のように……。
「もう……もう……嫌だって言ってるだろぉぉぉ!」
そして、あの時のように。限界が訪れる。
「な、なんだぁ、てめぇ……ぶべっ!?」
慌てて、カナタを乱暴していた看守の一人がゾークに向かい……そして、殴り倒された。
「ぶべっ……ばっ、ぶっ……ぐぶぅっ!?」
「よくも……よくも、よくもよくもよくもぉ!」
完全に暴走し、狂気に囚われたゾーク。その目に映るのは、看守でもなければ、あの時の男でもない。『敵』だ。
敵は、殲滅する。強化兵としての衝動に身を任せ、看守を殴り殺すべく拳を振り下ろす。
『敵』が『肉塊』となり、動かなくなっても。彼女の拳は止まらない。
「な、なんだありゃあ……うぉっ!?」
「わたしに……」
そして、そちらに気を取られていた、瑠奈を組み敷いている看守。彼の下で、ひやり、と冷気が生まれる。
慌てて瑠奈の方を見れば、渦巻くは呪いの冷気。
「わたしに、触れるな……」
辱められ、瑠奈の中に散々溜め込まれた呪詛。それがついに爆発し、霊火となって灯る。
「今までのお返し、させて貰う……」
「く、くそっ、なんだ?」
放たれる炎、だが、立ち込めるのは冷気。全てを凍てつかせる、絶対零度の狐九屠雛(コキュートス)。
「その汚ないモノと一緒に、全て凍りつけ……!」
「う、ぉっ
…………」
ピシリ。看守は一瞬にして、醜い氷像へと姿を変えた。霊火は更に、カナタの前の看守も凍りつかせる。
「愚行の報い、よ……」
コン、と。軽く小突くと、氷像はバラバラに砕け、崩れ落ちた。
「っ、はぁ……酷い目にあいました……」
解放され、膝をつくカナタ……そんな彼女の元に、歪な機械人形がやってくる。
「やっと、来てくれましたね!」
それは、武器庫に向かわせたガジェット。猟兵達の奪われた武器を持って、戻ってきたのだ。
「それじゃあ、それ、皆さんに渡して来てください。私は……」
流石に、キツかった。ガジェットに新たな指令を送ると、カナタは床の上に倒れ込み、しばしの休息に身を委ねる。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
彩波・いちご
【アルテミスさんと一緒】
結局守られる形になってしまい申し訳ないです
ぼろぼろの服の彼女を見るのがつらい、というか目に毒で…下着ないから弾みで見えそうで…
「先程の借りは変えさせてもらいます!」
【異界の抱擁】を呼び出し、攻撃する彼女の援護を
看守を触手で拘束して「今です!…あ?!」
…ついでに彼女も巻き込んで宙づり拘束状態に…隠すものないから股間までモロ見てしまい硬直
「す、すみませんっ、今助けます」
我に返り拘束解こうと触手と格闘してたら、胸やお尻を掴んで揉んでしまったり…眼前に大事な所が丸見えだったり…
「ご、ごめんなさいー?!」
女性と思われたままなのに気付いて、言ってませんでしたっけと内心冷や汗ですがっ
アルテミス・カリスト
彩波いちごさんと同行
「くっ、いくら拷問で消耗していようとも、
正義の騎士として吸血鬼の部下になど屈しません!」
下着なしでボロボロの服を纏っているだけという格好ですが、騎士の誇りは失っていません!
なんとか取り戻した大剣を構え、いちごさんを守りながら戦います。
とはいえ、吸血鬼の部下の命までは取りません。
峰打ちで戦いましょう。
「いちごさん、援護感謝しま……えええっ?!」
いちごさんが呼び出した触手に巻き込まれてしまいます。(騎士のお約束
逆さ吊りにされて服の裾がめくれてしまい……
いちごさんに胸やお尻を揉まれたり、顔に跨ったりしてしまいます。
「いちごさんが女の子じゃなければ大変なところでした……」(勘違い中
「いくら拷問で消耗していようとも、正義の騎士として吸血鬼の部下になど屈しません!」
取り戻した大剣を構え、騎士として誇り高く立つアルテミス。
服はボロ布一枚、消耗も激しいが、看守と全力で切り結んでいく。
「へっ、そんな様子で闘えるのかよ。お荷物まで背負ってよぉ」
「お、お荷物なんかじゃっ!」
言われ、唇を噛むいちご。アルテミスを守る筈が、守られている。申し訳なさから、辛そうに表情を歪める。
「でも、もう足手まといには、なりません……先程の借りは返させて貰います!」
だから、今度こそアルテミスを守る。決意と共に、いちごは呪文を唱える。
「星海の館にて微睡む我が眷ぞ……っ!?」
が。アルテミスの背を見ていたいちごは、動きと共に服を翻らせるアルテミスのお尻を、ばっちり見てしまった。
動揺に詠唱が途切れ、しかし今更召喚は止まらない。
「あっ、だめっ
……!?」
「え……いちごさんっ!?」
ただでさえ、術の制御を不得手とするいちごだ。詠唱に失敗すれば、当然のように暴走する。
押し寄せる触手の群れに、完全に不意をつかれたアルテミスは、巻き付かれ、吊り下げられてしまう。
「こ、これは……きゃあっ!?」
「ご、ごめんなさい~!?」
服の裾がめくれ、大事な所が露わに……何せ下着すらない。慌ててアルテミスを助けようとするいちごだが、当然のように直視出来る訳もなく。
そして、手探りで手をのばせば、掴むのはアルテミスの柔らかな胸。
「そ、そこはっ、ちがっ……」
「あ、また、ごめっ……ああっ!?」
さらにお尻やら、何やら。大事な所まで掴んでしまう星の下。
「い、いちごさんっ、そこは、だめぇ……!」
「こっ……これで……!」
焦りながら、必死に触手を引き剥がし。今度こそ、なんとか助け出す。
「あ……きゃあっ!」
「んむぅっ!?」
だが、今度はアルテミスの方が体勢を崩してしまう。
もつれて倒れ、いちごの顔の上にお尻を乗せ座り込んでしまう。
「ご、ごめんなさいっ、いちごさんっ……」
「い、いえ……お互い様と言う事で……」
慌てて退くいちごだが、手と顔に残った感触は忘れ難い。何度ハプニングに合ったって、慣れるものではない。
「それにしても……」
恥じらいながらも、少しだけホッとし、アルテミスはいちごに微笑みかける。
「いちごさんが女の子じゃなければ大変なところでした……」
「え……あ、はは……」
誤解がバレたらどうしよう。いちごの背中に大量の冷や汗が滲むのだった。
なおこの間、アルテミスと対峙していた看守も触手に嬲られていたが。
そんなものを描写しても誰も喜ばないので割愛する。
成功
🔵🔵🔵🔵🔴🔴
レイナ・カザハナ
秦田・麻弓さん連携
やっと反撃に転じれますね、散々痛めつけられた恨みを晴らしますよ。
「麻弓ちゃん、援護はお願いしますね!」
敵が多いのですから、狙うよりも数を撃って一掃しましょう
一掃するため敵陣で【フルバースト・マキシマム】周囲の敵へ一斉攻撃を行います。
が、調子に乗っていたためか後ろからの棍棒の一撃で脇腹を殴打され壁まで吹っ飛ばされ。
起き上がろうとするも、それまでのダメージが蓄積で力が入らない。
敵に囲まれ、先ほどまで痛めつけられたのが脳裏に走り絶望…
からの、一緒に戦っていた麻弓さんと一緒にお仕置きタイム。
「ひっ、もう痛いのは…っ」 (台詞とか内容お任せ)
秦田・麻弓
レイナ・カザハナさんと連携
服はさっき脱い…脱がされたのでアレですけど、気にしてる場合じゃないですし、しょうがないですよね
お互いで標的を合わせて、私は敵と距離を取って援護射撃をメインに、レイナさんの周りにいっぱい気を配って、危険の通知や排除を行います
「あっ、後ろ、来てますよっ」
自分の周りは注意を向けられていないので、近付かれたらころっと倒されます
痛いのはアリですけど、必要以上は嫌なので、攻撃を避けるために喋りかけます。引きつけられれば他の助けになるはずなので誘惑込みで
「お、お仕置きですか? さっきの続き、されちゃうんですか…?」
嬉しそうに見える…おかしいな、不安そうな演技がんばってるんですけど。
「やっと反撃に転じれますね!」
アームドフォートを装着し、看守達を見やるレイナ。そのまま、敵の中央へと飛び込んでいく。
「麻弓ちゃん、援護はお願いしますね!」
「はい、任せて下さい!」
麻弓の熱線銃に援護を受け、狙いの位置についたレイナ。砲塔が看守たちに向けられる。
「全弾、一斉発射!」
「うぉぉっ!?」
圧倒的な火力の嵐。周囲全ての看守を巻き込み、薙ぎ払った。爆煙の中、得意げに仁王立ちするレイナ。
「どうですか、これでさっきの借りは……」
「あっ、後ろっ、来てますよ!」
が、その炎の中から、看守が姿を現す。
「え……がっ!?」
背後から、一撃。麻弓の警告も間に合わず、脇腹にまともにフルスイングを喰らい、レイナの身体が壁まで吹っ飛んでいく。
「ちっ……こんなんで俺達が倒せると思ったのかよ?」
「そ……んなっ……」
壁に打ち付けた身体は、満足に動かない。そこに迫る看守たちの姿を見て、レイナの顔に絶望が浮かぶ。
「ひゃっ……お、お仕置き、ですか……?」
麻弓の方も、熱線銃では仕留めきれず、捕まってしまった。せっかく取り戻した武器を奪われ、無力化される。
「ひっ、もう痛いのは……」
「うるせえな!」
恐怖に震えるレイナだが、容赦なく殴りつけられ、呻きと共に崩れ落ちる。
「ぅぁ、ぐ……」
「おら、てめぇもああなるんだよ!」
麻弓も髪を掴まれて、拳を振り上げられる。
「ちょ……ちょっと待ってくださいっ!」
「ああ?」
それを、咄嗟に制止する麻弓。言葉だけでは止まらないからと、振りかぶったのと反対の腕を捕まえる。
「ほ、ほら……痛いのより、もっと……ね? ありますよね?」
「……そりゃ、まあ……」
先程脱いだ服は、まだ着ていない。豊かな胸が腕に押し付けられると、看守の鼻の下も伸びる。
「レイナさんも、気持ちいい方が、良いですよね?」
「え……あ、え……?」
その会話に戸惑うレイナ。だが、痛いのよりは良いのかな、と思ってしまい、拒絶の言葉も出てこない。
「もっとも、俺のは乱暴だぜ、気持ちよくなれるかは分からねぇなぁ」
「え……や、いやぁっ……♪」
悲鳴と共に押し倒される麻弓……悲鳴が明らかに喜んでいるが、本人は嫌がる演技をしているつもりのようだ。
「ちょ、っと、麻弓ちゃ……きゃあっ!?」
当然、レイナも押し倒される。当然、こちらは別に喜んではいない。
「よく見りゃてめぇも、デカイ乳してるじゃねぇか……ぐへへ」
「や、やめ……い、いやぁっ……だ、だめっ!?」
下品な笑いと共に、乱暴に身体を弄られていく。ダメージで抵抗も出来ない。
油断したのが悪かったのか、組んだ相手が悪かったのか。
判断は悩ましい。
「ああんっ、だめぇっ……♪」
「いや、本当にダメ、だから……んんんーっ!」
成功
🔵🔵🔵🔵🔴🔴
弥久・銀花
さて、痛めつけてくれたお礼をしましょう。
とは言え武器も無し、素手で相手をするにはちょっとだけ心許無いので、先ずは【怪力】で赤い絨毯を思いっきり引っ張ってその上にいる人をすっ転ばしましょう。
転んだ看守にさっき私のお腹を蹴った看守がいたらお返しに脇腹にトゥーキック(裸足)をを喰らわせます。 地面を転がるくらいの勢いになるようにです。
看守が持ってた武器を取れたらその後はそれで戦います。
ああ、うるさい奴と罵ってくれた人も居ましたね。
間近で人狼咆哮を御見舞いしましょう。
月宮・ユイ
SPD判定
▼服装
辱めの結果、動けば色々見えてしまうようなボロボロの奴隷服
幸いカルマリアの趣味か周りは女性ばかり?のよう
敵の卑猥な野次や視線からは羞恥を感じつつ耐える
▼戦闘
”先制攻撃”で”2回攻撃、全力魔法”込みの【人形劇団】:耐久型の騎士人形を召喚
人形は頑丈で扱いが楽なメイスと盾を装備
看守に力負けしないよう合体させ半数へ
合体時消える方の装備は残し、即席武器にも
仲間の装備調達・準備、心身の立て直す、あるいは突破時の
”時間稼ぎ”を目的に人形は動かなくまで粘らせる
特に”戦闘知識”を活用、敵の動きを”見切り”
繋がれると後の突破、追跡に支障が出そうな
鎖攻撃からは人形で味方を”かばう”
アレンジ・絡み歓迎
「へへ……いつまでも逃げられないぜぇ?」
「くっ……!」
わざとゆっくり追いかけてくる2人の看守から、必死に逃げる銀花。
まだ武器は取り戻せていない、体力もおぼつかず、素手で戦うには厳しい相手だ。
「ほぉら、追い詰めたぜ?」
「追い詰めた……?」
壁際に追い詰められ、逃げ場はない……だが、銀花の表情は冷静だ。
「いいえ、おびき寄せたん、ですよ?」
「何……ぬぉっ!?」
狙いは、敷かれた赤いカーペット。勢いよく引っ張れば、足元が崩れた看守達が転倒する。
「喰らいなさいっ!」
「あぐっ!」
そのうちの1人へ、全力のトゥーキック。つま先を脇腹にめり込ませ、その身体を蹴り飛ばす。
「つ、痛……」
裸足で硬いものを蹴った痛みに眉を寄せる。受けた苦痛をお返しすると思えば気にならないとはいえ、やはり素手では心許ない。
「さあ、行って!」
「ぐあっ!?」
そこに割り込んできたのは、騎士の姿をした人形だ。手にしたメイスで、転がる看守を殴り潰す。
「それ、使って……」
人形の操り手はユイ。生み出した騎士達を従えた彼女は、一体が手にしたメイスを銀花に渡す。
「助かります……!」
「ごばっ!?」
愛用の刀とは違うが、武器は武器。有るのと無いのとでは訳が違う。もう1人の看守を、フルスイングで殴り付ける。
「ちっ……大人しくやられてりゃ良いものを!」
人形の打撃ではトドメを刺せなかったか、最初の看守が首を振って立ち上がる。
「そんなエロい格好してよぉ、誘ってんじゃねぇのか?」
「っ、誰が……!」
身に纏うはボロボロの奴隷服。スタイルの良い身体が、隙間から垣間見える。そんな状態で投げられた野次に顔が赤くなるも、頭は冷静に、ユイは人形たちに的確な指示を出していく。
「ちっ……なんだこいつら、厄介な奴らめ……!」
盾を前に翳させれ、身を守らせて壁を作る。看守も一体ずつ殴り飛ばそうとしていくが、そう簡単に突破出来る陣形ではない。
「くそ、この……」
「鎖は、使わせない……!」
銀花を狙って放たれた鎖も、人形に庇わせる。的確な防御とサポートにより、攻め手を封じ、自由な戦闘を許さない。
「そういえば……さっき、うるさいと言ってくれましたね?」
その間に、メイスの打撃で看守を圧倒していく銀花。敵の反撃を掻い潜り、素早く懐に入り込む。
「あっ、てめぇは……」
「なら、またうるさくしてあげますよ」
看守に飛びつき、耳元に顔を近づける。大きく息を吸って。
『オォォォォォォンッ!!』
「ぐ、ああああっ!?」
人狼の咆哮をまともに耳元で浴びた看守は、音によって意識を奪われた。余波を受けよろめいたもう一方も、すぐさま殴り倒す。
「ふぅ……まだまだ、いきますよ!」
「ええ。私も!」
目の前の看守達は倒したが、まだ他の仲間は戦っている。人形達と共に、2人はすぐに駆け出した。
成功
🔵🔵🔵🔵🔴🔴
アリス・セカンドカラー
ラブフェロモン&マインドジャックの範囲攻撃で支配下に。
してやるぜ?このやろう?誰にモノを言っているの?
上手におねだり出来たら虐待させてあげるわ。
リジュネレーションの超再生能力頼りにノーガード戦法。我々の業界ではご褒美よ☆
変態で悪いかね?
自分がされて嬉しいことを相手にしてあげなさい、という教えがあるわ。
つまり、どSであるならば同時にどMであらねばならぬということよ。逆も又はしかり。
今度はアリスが虐待してあげる☆エナジードレインでイーファルニエフィルフィンの糧にしてあげるわ。
視界内にいる子もマインドジャックで支配下にいる子ももれなく全員対象の範囲攻撃よ☆
さて、後はスイーツ(カルマリア)ね♪
「おら、このっ……てめぇ、ボコボコに、してやるぜっ……!」
「してやるぜ?」
棍棒で殴られながら、ひるむ事なく。アリスは幼い顔に、妖艶な笑みを浮かべて看守を見上げる。
「誰に向かってものを言っているのかしら?」
「くっ
……!?」
攻撃しているのは看守。無抵抗に殴られているのはアリス。だと言うのに、アリスは恍惚と表情を緩め、逆に看守の顔が強張っていく。
「なん、なんだよ、てめぇはよっ……」
「あら、こういうの、我々の業界では、ご褒美なの☆」
殴られた端から再生し、痛みを快感へと変換する肉体。一言で変態とは言い表せない、底知れぬ存在感を示す。
「ところで、自分がされて嬉しいことを相手にしてあげなさい、という教えがあるわ」
「何を……ぐ、ぁ
……!?」
動揺した看守の脳を、視線をもって支配。その動きを掌握し、微笑みかけるアリス。
「だから、今度はアリスが虐待してあげる☆」
ダンピールだが、彼女が糧とするのは血ではない、脳から吸い尽くすエナジーこそが糧。その魔手に陥れば、干からびていくのみだ。
「ふふふ、美味しいわ……スイーツの前だって言うのに、もっと食べたくなっちゃう♪」
その収奪を、視界全体に広げて、看守達のエナジーを無差別に喰らい尽くす。
幼くも艶かしくサイキックヴァンパイアは、戦場を支配し、精神を暴食していく。
大成功
🔵🔵🔵
第3章 ボス戦
『嗜虐の吸血姫カルマリア』
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POW : 跪きなさい!
【蹴り倒し、踏みつけて足蹴にする事 】による超高速かつ大威力の一撃を放つ。ただし、自身から30cm以内の対象にしか使えない。
SPD : 斬り刻んでペットにしてあげる
【何もない空中から無数の紅き刃 】を放ち、自身からレベルm半径内の指定した全ての対象を攻撃する。
WIZ : アナタも私の下僕に加えてあげよっか?
レベル×1体の、【胸 】に1と刻印された戦闘用【に改造されたレジスタンス達のゾンビ】を召喚する。合体させると数字が合計され強くなる。
👑17
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
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大分苦戦はしたが、看守達を撃破した猟兵達。
残った看守達も、戦意を喪失し逃亡する。
すぐさま、カルマリアを追って、逃げた通路を走る猟兵達……彼らがたどり着いたのは、城の屋上だった。
「使えない連中ね……所詮筋肉だけのバカどもだわ」
追ってきた猟兵達に振り向き、不愉快そうに表情を歪めるカルマリア。だが、すぐにその口元は笑みに……そう、嗜虐の笑みに変わる。
「まあ、良いわ。美味しそうなのが沢山……一体どんな声を上げてくれるのかしら?」
月の下、その魔力が高まる。看守達とは比べ物にならない……君臨者たるヴァンパイアの力。
ここまでで、多くの猟兵達は消耗している。厳しい戦いとなるだろう。
それでも、ここで彼女を倒さない訳にはいかない。
「さあ……かかっていらっしゃい。遊んであげるわ!」
神楽威・紅葉
(息も絶え絶えで、傍から見てもとても戦えるとは思えない状態で屋上に到着し、ほぼ自動発動的にUCを使用)
百合「あんたがカルマリアか、結構可愛いじゃん♪…って、いつもなら言うとこだけどな。可愛い妹をボコられて姉ちゃんちょっとおこなんだわ」
(意識を失って倒れそうになる紅葉を抱き留めつつ、目を細め鋭い目つきで殺気を放つ)
百合「椿、聞こえてんだろ?覚醒して紅葉の体守ってやりな。向日葵は中で看病な」
(椿「分かりました」 向日葵「あいあいさー!」)
(それぞれの役割分担を告げて戦闘へ)
■補足
紅葉自身は今回の戦いを少し甘く見ていた影響で、巨漢の男に対して若干の男性恐怖症を患いました。
アドリブ歓迎・絡み歓迎
「はぁ、はぁ……!」
ようやく対峙した黒幕を前に、だが、紅葉の消耗は激しく、構えるどころか、腕が持ち上がらない。
「あらあら……遊ぶ事すら出来ないみたいねぇ?」
「っ……い、いえ……ま、だっ」
カルマリアの、嗜虐の表情すら、霞んで見える。必死に力を振り絞ろうとするも、ついには力尽き。
「……百合、姉?」
倒れそうになったその身体を『百合』が優しく抱きとめた。
「あら……どこから出て来たのかしら?」
「さて、ね。あんたがカルマリアか」
主人格の危機に実体を得た長姉は、口元に笑みを浮かべ……少しも笑っていない瞳でカルマリアを睨みつける。
「結構可愛いじゃん♪ ……って、いつもなら言うとこだけどな。可愛い妹をボコられて、姉ちゃんちょっとおこなんだわ」
紅葉にとって、今回の事件はもはやトラウマになるだろう。それを思えば、目の前の相手に情など一切沸く筈もない。
「椿、聞こえてんだろ? 覚醒して紅葉の体守ってやりな」
「分かりました」
続けて実体化した次女に、意識を失った紅葉を手渡す。
「向日葵は中で看病な」
(「あいあいさー!」)
次いで、末妹に、紅葉の意識を託すと、カルマリアに向けて愛刀を構える百合。
「ふふ、仲睦まじい姉妹愛ねぇ……妹を姉の前で嬲り物にするってのは素敵な趣向ね……!」
カルマリアは楽しげに笑い、紅い魔法陣を描く。
呼び出されるのはゾンビの軍勢。死してなお吸血姫に支配される者達だ。
「やらせる訳……ないだろっ!」
その軍勢へと、百合はまっすぐに斬りかかっていく。
大成功
🔵🔵🔵
彩波・いちご
【アルテミスさんと一緒】
言いそびれ誤解されたまま…男だとどう伝えようか悩みつつ戦闘
…そんな事考えてるから苦戦必至で
赤き刃で服を裂かれ、召喚ゾンビに2人でもみくちゃにされ…気が付いたら
「大丈夫で…っ?!」
眼前に彼女のモロ見えの股間を指で広げてて
あと下半身スースーするというか、69な体勢的に彼女に私の象さん見られてるというか、下手したらこの感覚は彼女の顔に象さんが…?
カルマリアにも男と言われ
あわわ…バレるにしても最悪のバレ方じゃないですかー?!
慌てて【異界の抱擁】でゾンビ蹴散らし彼女助けますが
慌てたせいか触手に私達も巻き込まれ、彼女の胸掴んで押し倒し、事故で唇を…
これ私謝っても許されないんじゃ…
アルテミス・カリスト
いちごさんと同行
「吸血鬼は正義の騎士アルテミスが倒します!」
【聖なる大剣】で敵の弱点を突こうとします。
ですが紅き刃に服を切り裂かれて脱がされた上に
ゾンビの群れに襲われてしまいます。
「いちごさんだけでも守らないとっ!」
ゾンビの群れに押し倒されながら、いちごさんに覆い被さりますが……
「ふぇっ?!」
いちごさんの脚の付け根に顔を埋めた私の唇に当たる温かいキノコの感触……
あはは、まさか、いちごさんがキノコさんなはずはないですから、きっと私は幻覚を見てるんですね。敵の幻覚なんかにかかりませんからね!(絶賛大混乱中
触手に巻き込まれ、いちごさんに揉まれたりキスされたり。
戦闘後
「キノコは幻……幻……」(現実逃避
「吸血鬼は正義の騎士アルテミスが倒します!」
「へぇ、正義の騎士ねぇ……じゃあ、まずはこの子達の相手をしてもらおうかしら?」
堂々と宣言する女騎士に、カルマリアは嗜虐を唆られ、ゾンビの一団を差し向ける。
「ほぉら、アナタ達も、私の下僕に加えてあげる」
「そのような事っ!」
手にした大剣に聖なる力を纏わせ、ゾンビ達を斬り裂いていくアルテミス。
だが、一体一体は脅威でなくとも、敵の数が多い。
「っ……くっ……いちごさんっ、大丈夫ですか!」
「あ、え、はいっ!」
加えて、共に戦ういちごの動きが鈍い。それを守ろうとすればするほど、劣勢に追い込まれていく。
(私が男だって伝えなくちゃ……でも、どうやって伝えよう……?)
いちごも必死に戦ってはいるのだが、悩みに思考の半分以上を支配され、集中出来ていない。
(だってあんな事やそんな事までしておいて、いまさら明かすなんて……でも誤解させたままってのは)
「いちごさん、危ない!」
「え!? ……きゃああああっ!?」
カルマリアが放った紅い刃にも、目前に迫るまで気づかず。慌ててかばいに入ったアルテミスと共に、その服を刃で切り刻まれてしまう。
「あ~ら、残念。肉を斬り刻んであげるつもりが、服だけしか斬れなかったわ」
「くっ……なんて卑劣な!」
明らかに、手を抜いて遊んでいるカルマリアの言葉に、怒りを覚えるアルテミス。だが、服を斬られ動きが鈍った隙を突かれ、ゾンビの軍勢に飲まれ、押し倒されてしまう。
「くっ、あ、アルテミスさん、大丈……っ!?」
首を振って、なんとか前を見ようとするいちご。……の、視界いっぱいに広がる、アルテミスの、見ては行けない部分。
「あ、いや、これはその……って言うか……」
弁解しようとするいちごだが、すぐに気づく。自分がアルテミスのそこを見ていると言う事は、アルテミスは自分の……。
「き……キノコ?」
「ふええええっ!?」
自分が象(比喩的表現)を押し付けていた事に気づき、真っ赤になったり真っ青になったりするいちご。男とバレるにしても、このバレ方は最悪にも程がある。
「あらあら、可愛い男の子だこと。大丈夫よ、私はそういう子もイケる方だから」
「っ……あぅっ、私は、大丈夫じゃないですっ!?」
カルマリアの言葉にも狼狽し、慌てて触手を召喚するいちご。……だが、例によって例の如し、こんな状態で制御出来る筈もなく、2人も触手に巻き込まれていく。
「き……キノコは幻……幻……」
「これっ……私、謝っても許されないんじゃ……」
触手の中でさらに際どい事になりながら、現実逃避するアルテミス。
いちごにとってはもはや、カルマリアをどうこうするよりもアルテミスへの言い訳の方が大事になりそうだ。
「あっ、んん~~っ」
と言うかまず、ここから抜け出さないと、アルテミスに対する罪がどんどん増えていきそうである。今もまた、唇が重なった。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
エスペラ・アルベール
……やっと、終わる(申し訳程度に服の切れ端を巻き付けて、熱の残る身体を引きずりながら)
身体の回復はしたいけど、十分な歌を歌えそうにないかな……
剣で接近戦を挑みつつ、敵の攻撃はできるだけ見切って、倒れ込んででも被弾を回避するようにするよ、もう、体力が残ってない……っ
ゾンビに数で攻められれば、逃げ切れず捕まって嬲りものにされてしまうだろうけど、じっと耐え続ける
少しでもボクから注意を逸らしたなら、【全力魔法】でパイロエクリクスを全弾叩き込む!
これで決まってくれなかったら、もう、抵抗する力は……
(アドリブ他なんでもOKです)
月宮・ユイ
SPD行動
カルマリアに遊びの余裕、油断がある内に
”目立たない”よう”力溜め”しつつ
”戦闘知識、第六感、視力”を全力で駆使
敵の動きを”見切り、情報収集”
隙を見つけたなら”早業”のように接近して
【捕食者】で狼の咢に変えた両腕で”2回攻撃”
”生命力吸収”の”呪詛”も込め、出来るだけ耐え喰らいつき続ける<”激痛耐性”
しかし敵は強く、当たっても有効とは言い難い
逆に近寄ったことで存分に嬲られる破目に…
それでも少しでも削ろうとするが
噛みついたペットでも躾けるよう甚振られ弄ばれ
耐えきれず啼かされる
結局存分に遊ばれた後、ペットとして飼ってあげると言われる位
※キャラの性質として刺激、痛みに弱い
アドリブ・絡み歓迎
「はぁっ……はぁっ……」
息を切らしながら、必死に剣を振るうエスペラ。その身体は、熱い火照りが消えていない。
「これで……あいつを倒せば、やっと……終わるっ……!」
歌で回復する余力すらなく、決着への希望だけを力に戦い続ける。その身体にしては、彼女はよく戦ったが……ゾンビ達の数に、じわじわと押されていく。
「あ、ああっ!?」
そして、ついに破綻が訪れる。次々とまとわりついてくるゾンビたちを払いのけられず、押し倒されてしまうエスペラ。
「あらら、捕まっちゃったわね。どうされちゃうのかしら?」
「っ……!」
エスペラに嗜虐的に見下ろされ、その顔が赤く歪む。ゾンビの爪が、申し訳程度に巻き付いた服の切れ端を、斬り裂いていく。
「あらあら、このままじゃ大変な事になっちゃうわね?」
「大変な事になるのは……」
悦楽に表情を歪めたカルマリア。その背後に、影に潜んでいたユイが飛びかかる。
「っ!?」
「あなたの方……!」
狼の咢となった両腕が、カルマリアの首筋に喰らいつく。牙を通して呪いを打ち込み、代わりにその生命力を奪う。
「あ、くっ……この、離せ……!」
「離さない……!」
当然カルマリアも紅き刃で抵抗してくるが、肌を裂かれつつ、ユイも決して離さない。
「ボクの、こともっ……忘れてもらっちゃ……!」
そして、完全に意識が外れた隙を、エスペラも逃しはしない。
「これで……燃え、てぇっ!!」
「っ
……!!」
最後の力を振り絞って生み出した黒炎が、カルマリアの身体を包み込む。声すらなく、巨大な炎に呑み込まれるカルマリア。
「やった……?」
狼の咢を離し、その炎を見つめるユイ……その頭上に、影が差す。
「え……あがっ!」
「ふん、生意気な真似、してくれたわねぇ?」
それが、炎を振り払ったカルマリアの踵だったと気づいた時には、すでに地に這いつくばらされた後。念入りに踏み躙られ、痛めつけられていくユイ。
「でも、許してあげる。躾のなってない子を調教するのも嫌いじゃないのよねぇ?」
「っ……あっ、やっ……めっ
……!!」
ヒールの踵が背にめり込む度に、声を上げさせられるユイ。噛み殺そうとしても、漏れ出す喘ぎを止められない。
「そっちのあなたも、後で可愛がってあげるけど……順番、ね?」
「っ
……!!」
視線を向けられ、エスペラの顔が屈辱と絶望に歪む。『後で』と言うのは、今この場での無事を意味する言葉ではない。
「それまで、その子達に可愛がってもらうと良いわ」
「やっ……や、めてっ……!」
無遠慮に這い回るゾンビたちの無数の手。不快感と刺激が、少女の身体を余す所なく這い回る。先程の黒炎で全ての力を使い果たした今、彼女にその手を振り払う余力は残っていない。
「ああ、んっ……だめっ……」
「あら、ごめんなさい、よそ見してて変な所を踏んじゃったかしらぁ?」
その間にも、なお執拗に、恍惚とユイを踏み躙るカルマリア。
「さて……そろそろ他の子達も可愛がりにいかなくっちゃ。でも安心して、全部終わっても、あなたはペットとして飼ってあげる。死ぬまで……いいえ、死んでも、ね?」
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
弥久・銀花
屋上で追い詰められた人が何を偉そうに……。
月下で夜遊びが御望みならこのまま鬼ごっこを続行しましょう。
吸血鬼に人の心に棲まう古くて不吉な鬼を恐怖を味わわせてあげます。 (ここまで、虚勢を張っています)
看守から奪ったメイスを使って戦闘開始です。
足枷の痕と割れた爪からの出血で、無残になった足で、床に血の足跡を付けて走り回り接近します。
メイスで迎撃をしつつ果敢に接近します、手枷の痕も皮膚が剥けて出血がメイスにまで伝った状態です、振るう度に血が舞い散ります。
狙いは相手の油断を誘う事、目を惹きさえすれば隙が生まれそうです。
隙が生まれたと思ったら、エレメンタル・ファンタジアで反撃です。
雛菊・璃奈
装備は戻ったが、身体はズタボロでまともに戦うのも辛い。
攻撃を【見切り】や【オーラ防御】でかろうじて回避。
召喚された雑魚をなぎ払うのに九尾凶太刀から【衝撃波】を放つのも覚束ない。だが、それでも内部で呪詛を練り続ける…。
一層ズタボロにされ、吸血鬼に更に辱しめを受けても、反抗的な目は止めない。
この手の敵は諦めない相手の心を折るのが大好きと知ってるから…。
だから、相手が心を折ろうと大技を仕掛けるのを狙い、【カウンター】【呪詛】アンサラーで攻撃反射!体勢を崩した瞬間に【unlimited】を全弾一斉に叩き込む…!
「貴女の悪趣味に付き合うつもりも、ペットになるつもりもない…」
「待ってた…滅べ、吸血鬼…!」
これまでの消耗もあり、ゾンビの軍勢に苦戦を強いられる猟兵達。
銀花と瑠奈も、互いに背を預け、庇いながら、必死に身を護るのが精一杯だ。
「あらあら、ずいぶんと楽しそうねぇ」
そんな姿に興味を惹かれたか。カルマリアが2人へと歩み寄ってくる。
「ふふ、無理しない方が良いんじゃないかしらねぇ?」
「屋上で追い詰められた人が、何を偉そうに……」
看守から奪ったメイスを構え、カルマリアを睨む銀花。
「月下で夜遊びが御望みならこのまま鬼ごっこを続行しましょう?」
「貴女の悪趣味に付き合うつもりも、ペットになるつもりもない……」
瑠奈も、妖刀を構えながら、毅然としてカルマリアを睨みつける。
「あらあら、そんなズタボロで、良く言えたものねぇ」
だが、そんな不屈の意志は、吸血姫を楽しませる事にしかならない。いくら強がった所で、2人とも、傍目に分かるほど消耗し尽くしているのだ。
「それでも……あなたは倒せるわっ……!」
「あら、じゃあやってごらんなさいな?」
無残に血を流す脚で、床を蹴り、カルマリアへと殴りかかる銀花。その打撃は、紅刃に何度も弾かれ、カルマリアを捕らえるには至らない。
「攻撃してるあなたの方が、辛そうねぇ」
「っ……まだ……っ!!」
反動で手枷の痕が裂け、さらに血が飛び散る。それでもなお、必死にメイスを叩きつけ続ける。
「ほら、そっちも忘れてないわよぉ?」
「くっ……ああっ!?」
その攻防から隙を探ろうとしていた瑠奈にも、紅刃が飛ぶ。愛刀で弾こうとするものの、今の体力では、呪力を解放するどころか、振るう事すらままならない。
服を、肌を裂かれていく。
「ふふ、2人とも、ますますいい格好になったわねぇ」
苦痛に、恥辱に顔を歪める2人を、ゾクゾクと見つめるカルマリア。
「何より、まだ心が折れていないのが良いわぁ」
その強固な意志を手折る、その瞬間こそが至福。嗜虐の吸血姫は、己の欲望を満たすべく、2人を跪かせようとする。
だが、その瞬間こそ、2人が何よりも待ち望んだ一瞬。もはや反撃する力は残っていないと、そう侮ったカルマリアの気の緩みを、逃さない。
「それを、待ってた……アンサラー!」
「な……きゃああああっ!?」
己の力を瑠奈の魔剣に跳ね返され、弾き飛ばされて体勢を崩すカルマリア。
「吸血鬼に、人の心に棲まう古くて不吉な鬼……恐怖を、味わわせてあげます!」
「何、をっ……ああっ!!」
そこに繰り出された銀花の精霊術。氷の竜巻が、カルマリアの身体から自由を奪う。
「こんな……ものっ……すぐにっ……」
己の魔力で、竜巻を振り払うカルマリア……だが、その周囲を、無数の魔剣、妖刀に囲まれている事に気づく。
「なっ……!」
「滅べ、吸血鬼……unlimited curse blades!」
瑠奈が生み出した、呪剣の現身。それが、カルマリアの身体を次々に串刺しにする。
「あ、あああっ
……!!」
数多の奴隷達に苦痛の声を上げさせて来た吸血姫の口から、苦痛の悲鳴が溢れ出す。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
東雲・ゆい
【単独希望♪】【状態引き継ぎ♪】
もうボロボロ、だけど……この世界を救わなきゃね!
★ギリギリフォースと★ヒロイックフォースで強くなってるけど
体が動かなくて……簡単にやられちゃうと思うの
だから【誘惑】で魅了しちゃう♪
「ゆいのこと、お姉さまの特別にしてくださぁい♪」
そしたらすぐに殺されたりしないと思う……じわじわイジメられると思うの
えへ、ちょっと楽しみ
それでUCの効果でどんどん強くなって、一気に逆転を狙うの!
「ゆいの血、吸ってください♪」
っておねだりして抱っこされたら首筋に★甘えんぼキッスしてエナジーを吸っちゃうの!
わたしも血を吸われちゃうけど、今度はカルマリアちゃんが可愛い声で鳴いちゃう番ね♪
「ちぃぃっ……生意気に、反抗してくれちゃってっ!」
ゾンビを壁にして追撃から逃れつつ、怒りを露わにするカルマリア。
苛立ちと共に周囲を見渡し……機嫌を直して笑みを浮かべる。
「いるじゃない、可愛い子。どうやって遊んであげようかしら」
「あ……」
視線の先にいたのは、ボロボロのゆいだ。
「ゆいのこと、お姉さまの特別にしてくださぁい♪」
「あら、可愛い事を言うものねぇ」
甘える視線で誘うゆいの姿に、くつくつと喉を鳴らすカルマリア。
「でも、殺されたくないからって、そうやって媚びる子達は沢山見て来たの。良いわ、望み通り特別にはしてあげる」
「え……あ、あああああんっ!?」
降り注ぐ無数の紅刃。わざと掠めるように繰り出されたそれによって、全身に裂傷を刻みつけられる。
「さあ、これでも可愛い事が言えるかしら?」
「ゆ……いの血……吸ってくだ……さ、い……♪」
痛みに耐え、それでも笑みを浮かべて誘うゆいに、軽く感嘆するカルマリア。
「へぇ……良いわ、それなら望み通り……」
「つかまえたぁ……♪」
ならば、とその身体を抱き上げた瞬間。ゆいの唇が、カルマリアのそれを塞ぐ。
「っ……んん、ん、ん~~~~!?」
目を見開き、顔を赤くして狼狽するカルマリア。その間にも、ゆいは口づけでエナジーを吸い取っていく。
「こ、このっ……」
「えへへ……可愛かったよ?」
離れて息を荒げるカルマリアを、ゆいは楽しげに見つめ、幼女とは思えない艶めかしい笑みを向けた。
大成功
🔵🔵🔵
秦田・麻弓
レイナさんの分の仇っ
あ、私のは楽しかったし別に良いです
引き続きレイナさんと連携で
急いで追ってきたから服はしょうがないですよね
今度は私が敵の近くへ、具体的には30cm以内へ
そこまでで武器を構えるチャンスがあれば零距離射撃も敢行
制圧されたらさらに誘惑、脚にくっ付いて踏まれに行ったり、纏わり付いて動きを封じたり
「今後も私だけ虐めるのならこの件は収められますけどどうでしょうかっ」
あ、あくまで気をひく作戦ですよ
レイナさんに攻撃が向くようなら間に入って身体で受けます
ゾンビは誘惑とかおびき寄せとかで引きつけます
「レイナさん、私は大丈夫ですから、構わず撃ってください!」
言いつつも倒されたら少しがっかりします
レイナ・カザハナ
秦田・麻弓さん連携
体力も衣装もボロボロになりながら最後なので気力で立ち向かう。
(疲労度、破損度はお任せ、露出しすぎならたぶん何かで隠します。麻弓さんと違って!!)
突っ込んでいく麻弓を見て、
「麻弓ちゃん、何であんなに元気なのよぉ…」
と文句を言いつつもアームドフォートを展開して援護射撃
敵が足を止めたらユーベルコードで魚雷を叩き込むために召還!
麻弓が敵に寄りすぎている場合、一瞬だけ発射をためらうが、
意気揚々と構わず撃ってという発言を聞いて、そういえばそういう性格(性癖)だったと思い出して躊躇なく魚雷をぶっ放す。
※今までどおりお任せでアドリブOKです。
「はぁっ、はぁっ……ああ、もうっ、イライラする!」
疲弊した様子を見せるカルマリアの前に、今度は麻弓とレイナが立ちはだかる。
「レイナさんの分の仇、取らせてもらいます!」
「……いや、まあ取ってくれるって言うのは、嬉しいけどぉ」
息の上がった様子のレイナに対し、麻弓はやたらと元気と言うか、下手をするとこの城に来た時より肌とかツヤツヤしている。
その割に服は着ていない。
「え、ほら、急いで追って来たからしょうがないですよね」
「いや、余裕有ったから」
レイナの方はちゃんと、カーテンを巻き付けて応急処置を来たが、その間麻弓は隠そうともしていなかった。
「ふん、仇ね、取れるものなら取ってみせなさい!」
そんな彼女たちに向けて、紅刃を放とうとするカルマリア。だがそれを阻止せんと、麻弓が一気に間合いを詰める。
「させませんっ!」
「ふん、何を……え、な、何っ!?」
そんな麻弓を迎撃しようとしたカルマリアだが、すぐに、戸惑い、狼狽する。
それはまあ、いきなり足元に滑り込まれて、踏まれに来られたら、戸惑いもする。
「あ、ああっ……虐めて……じゃなくて、虐めないでください……っ」
「え、ええと?」
とりあえず、言われるがままにグリグリ踏み躙るカルマリア。完全に、紅刃を放つどころではなくなったので、気を引く足止めとしては成立しているのだが。
「あああっ……だめですっ……で、でも、今後も私だけ虐めるのなら、この件は収められますけど」
「どう収めるって言うのよ……」
全然ダメそうじゃない顔で見上げる麻弓。作戦でも、命乞いですらないその姿に、カルマリアの戸惑いは深まる一方だ。
「ええと……い、いくわよ……?」
「え……きゃあっ!?」
そんな戸惑いの隙を躊躇いがちに突いたレイナ。アームドフォートの弾丸がカルマリアの身体を吹き飛ばす。
「……麻弓ちゃん、何でそんなに元気なのよぉ……」
「なんでって……何ででしょうね、えへへ……」
照れ笑いする麻弓に、なぜか疲れが隠せないレイナ。
「良くも舐めた真似をしてくれたわねぇ!」
「えっ!? きゃあっ!」
そんなやり取りに怒りを覚えたカルマリアが、レイナを引き起こし、抱きすくめる。
「ふん……血を吸ってあげる。それでもまだそんな事が言えるかどうか……試してみる?」
麻弓の肉体をレイナに対しての盾として、その首に牙を立てようとするカルマリア。
「レイナさん、私は大丈夫ですから、構わず撃ってくださばっ!?」
「えええっ!?」
そんな盾ごと、レイナは光子魚雷でカルマリアを再びふっとばした。
「ひ、酷くない……?」
「……麻弓さんの性癖なら、一緒に吹っ飛ばしても良いかな、って」
カルマリアにすら言われるも、反論するレイナ。
「でもちょっと吸われてみたかっ……あっ、あっ……♪」
事実、麻弓は元気そうに、ゾンビにたかられている。
「……助けた方が良いのかしら……」
その選択は、極めて悩ましいものであった。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
ゾーク・ディナイアル
「失敗作だってなぁ…殴られりゃ痛いし傷つくんだぞぉ!」
☆狂気の攻勢
「目前に敵指揮官を確認!
強化兵大隊は戦闘機動を開始する!」
今やボクにしか見えない幻…部下達に指示を出しながら妖剣ガディスを呼び寄せ、妖剣解放を使う。
「ガディス!ボクの魂を吸ってぇ!あの吸血鬼に裁きをぉぉぉ!」
高速移動で吸血鬼の周囲を駆けながら【怪力】の【二回攻撃】で妖剣を振るい、四方八方から衝撃波をぶつけて斬り刻む。
「四肢を捥いで部屋に飾ってやる!お前も男達にーーーされちゃえばいいんだ!」
決して近寄らず遠距離から衝撃波を飛ばし続け、放たれる紅き刃を【見切り】で避け、邪魔なゾンビは衝撃波で吹き飛ばす。
「ボクは!失敗作じゃない!」
日和見・カナタ
Zzz…はっ! あれ、置いて行かれました?
うーん、まだまだ体調は悪いですけど、のんびりしているわけにもいきません。
準備をしてから追いかけることにしましょう!
まずですが、ちょっと宝物庫の方に寄って行こうかと思います!
あまり時間はありませんけど「最も値打ちのありそうな物」か「吸血鬼が大切にしていそうな物」を探し出して拝借します。
探し終えたら急いで屋上まで向かいますね!
屋上に着いた後はカルマリアに呼び掛けて、持ってきたものに注目してもらいます!
執着がありそうなら、ちょっと勿体ないですが空に向かって思いっきり投げて動揺を誘いましょう!
生まれた隙を使って【ヒートインパクト】を腹に叩き込んでやりますよー!
「目前に敵指揮官を確認! 強化兵大隊は戦闘機動を開始する!」
「くっ……何よっ!?」
青い妖気を纏う妖剣で、カルマリアめがけ、斬撃の衝撃波を飛ばすゾーク。その瞳は、なおも過去を。彼女にしか見えない、かつての部下達を、映し続ける。
「ふん、何を言ってるのか分からないけど……!」
紅刃でそれを相殺していくカルマリア。だが、今のゾークは止まらない。
「ガディス! ボクの魂を吸ってぇ! あの吸血鬼に裁きをぉぉぉ!」
妖剣カディスは、持ち主の魂を啜る呪いの剣……だが、それがなんだと言うのか。喰らいたくば喰らえば良い。今の彼女の思考はただ一つ。目の前の敵を、カルマリアを倒す、ただ、それだけだ。
「くっ、こい、つっ……!」
次第に、じわじわと押され始めるカルマリア。屈辱に顔を歪め、ゾンビを盾に逃走を図ろうとする。
「ふぅっ……遅くなりました!」
そこへ、遅れて来たカナタが階段を駆け昇って来る。何やら大きな物を担いで、だ。
「まだ体調が悪いのに、こんなものを持ち運ぶのは、なかなか大変でしたよ!」
「何、を
……!?」
警戒を見せるカルマリアの前で、それの覆いを取り払うと、現れたのは彫像だ。
「お宝ではありますけど、ちょっと私の趣味じゃなかったですね!」
「っ……それはっ……どうしてっ」
ただの彫像ではない。彼女が、苦悶に満ちた……おそらく、彼女が拷問した女性の彫像である。
宝物庫内にあったもののうち、カナタの見立てでは、カルマリアにとって最も……カナタにとっての宝である宝石などよりも、価値のある宝だ。
……流石に死体を直接素材にした何やらは躊躇われたので、それ以外で、だが。
「まあ、お陰で壊すのに躊躇いが要らないのは有り難いですけど!」
「っ、やめなさいっ!?」
その彫像を、思い切り蹴り飛ばす。策と理解していても、貴重な宝の危険を前にすれば、平静ではいられない。
「そこですっ!」
そして、その隙を逃さず、カナタは一撃を叩き込む。散々にお腹を責められたお返しは、当然、カルマリアのお腹に叩き込んでやるのが筋と言うもの。
「発勁用意ッ!」
「っ……ぐ、ぅぅぅっ!?」
赤熱した拳の一撃が、深く吸血姫を抉り、吹き飛ばす。苦悶と共に転がされていくカルマリア。
「っ……はぁ、よく、もっ……」
苦痛もさる事ながら、蹴り倒された彫像は砕けてしまった。その憎しみも込め、カナタを睨みつける。
「そんなに、美術品が大事なら……」
「っ
……!?」
底冷えのする声が響き、慌てて振り向いたカルマリア。そこへ、四方八方から無数の斬波が降り注ぐ。
「お前の四肢をもいで部屋に飾ってやる!」
「きゃ、ああああっ!?」
相殺も間に合わない。全身を斬り裂かれ、血を吹き出す吸血姫。
「お前も男達に――されちゃえばいいんだ!」
「何、をっ……」
ゾークの勢いに、反撃もままならない。逃げる動きも、這々の体と言った有様だ。
「ボクは! 失敗作じゃ、ない!」
その背にさらに追い打ちをかけながら、彼女は高らかに、叫びを、誇りを、叩きつける。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
リーヴァルディ・カーライル
…【常夜の鍵】の中で手当はしたけど…長くは戦えない
相手の隙を突いて…イメージ最悪だけど…一瞬に賭ける
…精々、油断して。その間に…生命をいただいていく…
…目立たないよう【見えざる鏡像】を発動
存在感を消して不可視化し、他の猟兵が闘っている隙を見切り接近
最後の力を振り絞って溜めた怪力で、背後から拘束し吸血を行う(透明化解除)
…血から生命力を吸収し傷を癒す快楽に、羞恥と恍惚で頬を染めながら身震いして一息吐く
瞳が真紅に染まり真の姿になっている事にも気付かず、傷口を抉りながら2回目の吸血を行う
…大鎌、持てないほど消耗していたから…これしか、手が無かったとはいえ…
ぁぁぁ…最後、完全に理性が飛んでいた…の…
アリス・セカンドカラー
ああ、カルマリア様を(あまりもアレな妄言なため削除されました)♪
おそらく、一番消耗が少ないのはわたし。
ならば、ラブフェロモン&マインドジャックでわたしに意識を向けるようにしむけましょ。
序盤は一方的になぶられるわね。
リジュネレーションで耐える、と見せかけてサイキックヴァンパイアで武器受けしてるけど。
ついでに攻撃がもつ運動エネルギーや位置エネルギー等をエナジードレインしてイーファルニエフィルフィンの糧に。
他の猟兵の準備が整ったら反撃開始。
さぁ、真なる夜の到来よ。
ようこそわたしの中へ☆今度はわたしが遊んであげる♪
エナジードレインしながらレッツ触手プレイよ☆
いい声で哭いてね♪
最期は血の味のする口付けを
「はぁ、はぁ、はぁっ……!」
息を切らし、血を流し、屈辱に顔を歪め。嗜虐の吸血姫は、必死に猟兵達から離れようとする。
「あら、カルマリア様……ずいぶんお労しい姿だこと」
その前に立つのは、アリスだ。猟兵達の中で最も消耗の少ない彼女の姿は、カルマリアの傷を引き立たせる。
「っ……うる、さいっ!」
「あ、んっ……!」
その姿に怒りと苛立ちをぶつけ、それを発散するように、紅刃を放つカルマリア。無数の斬撃が小柄な身体を切り刻んでいく。
「あ、んんっ、くぅっ……」
「ふん、そうやってっ……私にっ……虐げられていれば、いいのよっ……!」
その刃の雨に、アリスの身体は、ズタズタに裂かれ。
「……ダメ、ね」
「っ!?」
刹那、全ての刃が弾き飛ばされた。
「攻撃が通じていない事も理解していないようでは、わたしを満たすには役者不足だわ」
禍々しき触手のオーラで全ての刃を受け止めていたアリスは、嘆息と共にカルマリアを見やり……その身を、真なる夜(デモン)へと変えていく。
「だから、ねぇ、せめて――」
「ひっ……」
ここには書き記せないような卑猥な言葉と共に、心を融け堕とすような無数の触手がカルマリアを包む。
「い、やっ……ああっ、何、ああああっ!?」
「責める事に慣れ過ぎて、責められる事に慣れていないのね、可哀想に」
泣き……否、哭き叫ぶカルマリアを見つめ、妖艶に笑うアリス。どちらが、嗜虐の姫であるのか、思い知らせるかのように。
「でもまあ、吸血姫を真に堕とすなら、わたしではなくて……」
「な、にを……っ!?」
動けぬカルマリアの首筋に、チクリ、と鋭い痛みが走り。直後、鮮血が搾り出されていく。
「あっ……ああっ、やめっ……」
「その生命……いただいていく……」
ずっと、その身を隠し、一瞬の好機を探っていたリーヴァ。満を持して飛び出した彼女が、背後から、カルマリアの首に牙を立てたのだ。
「んっ……くっ……んんっ……」
アリスと違い、さんざんに責められたリーヴァにとって、攻撃の機は一度しかなく、武器を持つ力すら残っていなかった。故に待ち続け、そして待ち望んだ好機の奇襲。貪るように血を啜り、その身を癒やす。
「んっ……んっ……ぷはっ……!」
牙を離したその顔は、羞恥と恍惚で赤く染まっていた。吸血で身を癒やす行為に、ダンピールの本能が強い快楽を感じる。
「……んっ!」
「ひぃっ!」
もっと、吸いたい。それは攻撃のためか、ただ快楽のためか。己の瞳が真紅に染まっている事にも気づかず、ただただ、貪るように血を吸い続ける。
「い……や……この……私……が……っ」
生存に必要な血を、全て吸いつくされ。嗜虐の限りを尽くした吸血姫カルマリアは、その身と、命を枯らし、力尽きた。
「ぷ、はっ……あ……」
吸える血がなくなり、ようやく牙を離すリーヴァ。
「情熱的な吸血だったわ。わたしも吸って欲しくなっちゃったくらいよ♪」
「っ
……!!」
アリスに言われ、見る間に恥じらうリーヴァ。
「完全に……理性が飛んでいたの……」
両手で顔を覆う姿をくすりと笑んで愛でると、アリスは、カルマリアに……カルマリアの抜け殻に、歩み寄る。
「ふふ、なかなか、楽しかったわ?」
手向けの口付けを送ると、その身体は灰となって、風に散っていく。
その唇は、血の味がした。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
最終結果:成功
完成日:2019年01月19日
宿敵
『嗜虐の吸血姫カルマリア』
を撃破!
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