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アースクライシス2019⑨~ホット・キャンドル・スカイ

#ヒーローズアース #戦争 #アースクライシス2019 #ラグランジュポイント

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●危険なビッグアイドル/ネバダ州上空数千メートル
 地上から照射される極太の光。それは、猟兵達をラグランジュポイントへ導くビームハイウェイ。
 その光の中、一人の少女が満面の笑みと共にポーズを決めた。
「やぁん、このあたしをスポットライトで照らし出すなんて、人間も少しはセンスあるじゃない♪ でもスカートの中は覗いちゃダ・メ・よ♪」
 可愛らしくわざとらしいポーズを決める、ミニスカサンタ服の愛らしい少女。
 もっともその大きさは、20m近く。周辺に比較対象がないので分かりにくいが、遠近感が狂ってしまいそうだ。
「うふふっ……ここはたくさんサービスしてあげなくっちゃ♪」
 サンタは気分良く、手にした袋を緩めた。そこからこぼれ落ちるのは、ドロドロに溶けた大量の蝋。
「さあ、いらっしゃい、猟兵さん。この私が、あなたを蝋燭にしてあ・げ・る♪」

●グリモアベースにて
「皆さん、召集に応じてくださり、感謝します」
 グリモアベースに集まった猟兵達を、万将・紅奈(呪われし蛮狐・f12157)は無表情な視線で見回し、丁寧に頭を下げる。
「今回はヒーローズアースの戦争に参加して頂き、オブリビオンとの空中戦を行って頂きます」
 エリア51を奪還した事で、ラグランジュポイント――侵略宇宙人が本拠を構える『知られざる文明』への攻略作戦が開始された。まずは奪取したUFOに乗って、ラグランジュポイントを目指す事になる。
「何の目印もなく、宇宙のどこかにあるラグランジュポイントを目指すのは難しいでしょう。そのため、米軍がエリア51から『ビームハイウェイ』なる光線を照射しています」
 その光線を辿っていけば、迷う事なくラグランジュポイントに辿り着ける。
 だが当然、オブリビオン側もそれを黙って見ている筈はない。
「ビームハイウェイには、体長20m近くに巨大化したオブリビオン達が待ち構えています」
 巨大化オブリビオンは独自の飛行能力を持ち、猟兵達を待ち構えている。これを突破しない限り、ラグランジュポイントへの道は開けない。
「皆さんには、この巨大化オブリビオンの排除を行って頂きます。奪取したUFOが貸与される他、自力の飛行能力を持つ方はそれでも構いませんので、空中戦を行ってください」

 今回猟兵達の前に立ちはだかるオブリビオンは、『キャンドルサービスメイカー』と名乗り、自分をアイドルと自認する一見して愛らしいサンタ姿の少女。だが、厄介な特殊能力と性質を持っている。
「彼女は『蝋』を操るオブリビオンです。その蝋を操り、他者を『人間蝋燭』に変える事を、無常の喜びとしているのです」
 彼女の撒き散らす蝋に取り込まれると、全身を固められて蝋燭に変えられてしまう。そうなれば一切の身動きが取れずに、彼女の持つサンタ袋へと取り込まれてしまうだろう。
「蝋燭化する際には苦しさはなく、暖かな感触に包まれて強い快楽を感じるそうです。試すのはあまりお勧めしませんが……巨大化により攻撃範囲が広がっている分、防ぐのはなかなか難しいかもしれません」
 何しろ、通常の防御は通用しない。防御ごと蝋で固められて取り込まれるのがオチだ。
「その分、小回りは効かなくなっているため、速度で翻弄するのが良いでしょう。華麗な空中戦を展開する事で、有利に戦う事ができる筈です」
 そうは言っても相手は強敵だ。逃げ切るのは容易ではない。
「もし対応が難しい場合は、敢えて囮となって蝋を浪費させるのも一つの手でしょう。相手は巨大化し、所有している蝋が増えているのですが、それゆえに自分がどれほどの蝋を所有しているかをまだ理解していません」
 無尽蔵とも言える貯蔵量を持つ蝋だが、今回の相手はそれを浪費がちに使う。そのせいで避け難くなっているのも事実だが、戦いが長引けばいずれ蝋が尽き、大きな隙を晒す筈だ。そうなれば倒すのは難しくない。
「無論、蝋が尽きるまでにかなりの犠牲を伴う作戦となるかもしれませんが……最終的にオブリビオンを倒しさえすれば、蝋も全て消滅します」
 そうなれば固められた者達も解放される。それを信じて蝋に固められるのも、一つの手段ではあろう。

「危険なオブリビオンが相手となりますが、宇宙への道を拓くため、皆さんの力をお貸しください」
 そう言って、紅奈は猟兵達に頭を下げる。
「では、ご無事のお帰りをお待ちしています。いってらっしゃいませ」」


一二三四五六
 どろどろ蝋燭。

 ごきげんよう。雲の上でもマニアック気味に? 一二三四五六です。

 本シナリオは一章完結の戦争シナリオとなっております。
 ボス戦『蝋燭サンタ『キャンドルサービスメイカー』』はテフラ・カルデラ(特殊系ドMウサギキマイラ・f03212)の宿敵です。ありがとうございます。

 まずいつもの注意書き。
 ひどい目にあうプレイングを書いてその通りにひどい目にあうだけでも、🔵は獲得出来るし、依頼は進みます。楽しむのが一番大事。
 ひどい目にあう場合も、プレイングに書いてある以上の事はされません。曖昧な場合は安全な方に取りますが、心配な場合は、『これくらいまで希望』とか『これ以上NG』とか書いといても良いです。
 あまりに行き過ぎたエログロ行為は、なんとなくぼやかした描写になります。直接的な言葉は使わず、推測は出来るけど断言は出来ないような感じで。まあ今回はそっち系とはちょっと違いますが、蝋燭化はとても気持ちいいらしいです。

 補足。
 SPD『蝋スライムちゃんと遊びましょ♪』の質問に『満足な答え』を返すのは、まあ不可能です。無条件の召喚ユーベルコードと思いましょう。
 WIZ『深~い蝋の沼で一網打尽♪』で沼に変わる地形はありませんが、かわりにUFOを蝋に変えます。当たらないように気をつけましょう(当たりに言っても良いですが)。

 最終的にはなんだかんだ勝ちますので、ガチで戦うも、健闘むなしく固められるも、最初から囮になる気で突っ込むも、ご自由にどうぞ。
 なお、『蝋を浪費させれば~~』云々は、『わざと喰らうようなプレイングでも、戦いに貢献出来た事になる』ためと言うメタなお話です。
 蝋燭化したら即座に袋に回収されますので、墜落死の心配はありません。戦闘終了後に元に戻ったら、誰か無事な仲間が助けてくれるでしょう。

 どの手段を取るにせよ、空中戦の方法は必ずプレイングに記載してください。
 なお、使用出来るUFOは、円盤型とかロケット型とかいろいろです。普通に自力で飛んでも良いです。

 返却は12日中を予定しており、11日24時までのプレイングは問題なければ全て受理します。

 それでは、皆様のプレイングを楽しみにお待ちしています。
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第1章 ボス戦 『蝋燭サンタ『キャンドルサービスメイカー』』

POW   :    人間蝋燭素材一名様ご案内~♪
【溢れ出るほどの溶けた蝋が詰まった大きな袋】から【溶けた蝋の触手】を放ち、【袋の中に引きずり込み内部で全身蝋固め】により対象の動きを一時的に封じる。
SPD   :    蝋スライムちゃんと遊びましょ♪
対象への質問と共に、【溢れ出るほどの溶けた蝋が詰まった大きな袋】から【ドロドロ蝋スライム】を召喚する。満足な答えを得るまで、ドロドロ蝋スライムは対象を【全身取り込み蝋固め】で攻撃する。
WIZ   :    深~い蝋の沼で一網打尽♪
【手に持つ蝋燭から放つ大量の溶けた蝋】が命中した対象にダメージを与えるが、外れても地形【を自身以外の全てが沈む蝋の沼に変わり】、その上に立つ自身の戦闘力を高める。

イラスト:かじぜん。

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠テフラ・カルデラです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

月宮・ユイ
アドリブ◎
*器に<誘惑の呪詛>宿す呪:呪詛操るヤドリガミ

スポットライトではないのですが…。
[マーレ・マキナ]電脳魔術基にUFOと侵蝕共鳴同調
思考直結操縦と補助。
肌に纏う<念動:オーラに破魔の呪>込め蝋固定化対策。
<早業:高速詠唱>《不死鳥》
体内に隠す様に圧縮召喚、巨大化へ対抗する為召喚続け力溜め

始めは蝋の消費狙い回避優先
加え<属性攻撃:炎・風>で蝋迎撃するも巨大化に伴う増加量次第
避けきれずUFOを蝋にされたら、
薄く集中し強めたオーラで耐え肌まで固められる前に
服等固められた物は切り離す事で脱出。

脱出後は溜めた炎解放し炎製の巨大斧槍生成
加え炎纏い操る事で飛び飛翔戦闘(と体隠す)
炎尽きる前に滅します


夢ヶ枝・るこる
■方針
・アド/絡◎

■行動
[空中戦]ですかぁ。
大きいですが、クェーサービーストさんと比較しますと、大したサイズでは無いですねぇ。
それでは、頑張ってみましょう。

『F●S』3種を展開、『FBS』は全て四肢に嵌め『飛行能力』の確保に使いますぅ。
その上で【耀衣舞】を使用、『FRS』『FSS』をエネルギー供給の補助に使用、『刀』を横に構えて斬る様にして光速の突撃を行いますねぇ。
反対側に出たら再度【耀衣舞】で突撃、足を止めることなくこの動きを繰返し、四方八方から斬り刻みましょう。
『蝋』を浴びたら『結界』を一時解除、『FRS』『FSS』の『ビーム』で溶かし弱めた上で『結界』を纏い直して【耀衣舞】で貫きますぅ。


ヘスティア・イクテュス
20m………流石にそんな大型の人は初めて戦うわね…
ず、図体の大きさが勝負を決めるわけじゃないって教えてあげるわ!


ティターニアで飛行【空中戦】
えぇ、直線より小回りが利くのが特徴!
搭乗型兵器と同じように考えれば怖くないわね!
死角に回りこむ機動で翻弄

アベルは蝋の弾道予知【情報収集】
避けれるなら回避、躱せなさそうならタロスで受ける【オーラ防御】かミスティルテインで撃って溶かす!

フェアリーズをオブリビオンの四方に展開
一発一発の威力は低いけど、この数なら!全周囲攻撃(オールレンジ攻撃)とはこういうものよ!

※NGなし



「ふん、来たわね、猟兵さんっ。たっぷりサービスしてあげるわっ☆」
 地上よりの光を一身に浴びたメイカーが、ビシッと可愛らしいポーズを決めた。周囲に比較する物もないせいで、遠近感が狂うようなな大きさだ。
「それはスポットライトではないのですが……」
「さあ、固めてあげるわっ♪」
 ユイの呟きも届かず、蝋を豪快に撒き散らしていくメイカー。巨大化しただけあり、視界を埋め尽くしそうなほどの量だ。
「……はぁ。マーレ、マキナ。侵蝕共鳴同調」
 ため息を漏らすと、電脳魔術を展開してUFOと思考を直結するユイ。自分の手足の延長線であるかのようにそれを操り、僅かな隙間を逃さず回避していく。
「流石にこんな大型の人は初めて戦うわね……」
 同様に華麗な機動を見せるのはヘスティア。こちらは、白い妖精の羽……いや、それを象ったジェットパックを操り飛翔する。
「ず、図体の大きさが勝負を決めるわけじゃないって教えてあげるわ!」
 流石に、その巨大さは少し気圧されるものがある。だが、怯んではいられないと覚悟を決めれば、意を決してサポートAIに呼びかけた。
「アベル! 弾道予知!」
『かしこまりました』
 その補助を受け、上下二対の推進機を巧みに操っての小回りを効かせた機動。雨の如く降り注ぐ蝋の間を、巧みに掻い潜る。
 一方、るこるの方は、その巨大さを見上げながらも平然とした様子だ。
「まあ、クェーサービーストさんと比較しますと、大したサイズでは無いですねぇ」
 星に等しきとまで言われたその巨大さを思えば、20mなど誤差の範囲……とまでは言わないが。戦輪を四肢に嵌め、光の衣を身に纏い、白鞘より刀を抜き放ち、真横に構える。
「それでは、頑張ってみましょう……か!」
 制御器からエネルギーを引き出すと、迫る蝋を真っ直ぐに見据える。
 刹那の後、るこるの身体はメイカーの背後に現れた。
「いったぁっ!?」
 煌めく速度の斬撃に肌を断たれ、目を見開くメイカー。傷口を抑え、怒りに顔を赤く染める。
「こ、この、アイドルの珠のお肌に、いたっ、よくも、痛っ、人の話を、聞いてぇ!?」
「そうおっしゃられても、聞く理由もありませんのでぇ?」
 豊饒の女神の加護を得て瞬きの合間に移動しながら、すれ違いざまにメイカーの肌を鋭く激しく斬り裂いていくるこる。四方八方からの斬撃に、メイカーはさらなる怒りを燃やす。
「この私のサービスを受け取らないなんて! 許さない!」
「あらぁ……!?」
 袋の口をさらに大きく開き、一気に蝋をぶちまける。まさに、天から蝋が降り注ぐ、と言わんばかりの量が、るこるの全身に浴びせられた。
「これならいくらちょこまかしてても避けられないでしょ!」
「困り……ましたねぇ……?」
 方向転換の隙を突かれてそれを浴びたるこるの身体が、あっという間に固まっていく。
「くっ……これほどの量っ……」
 同様にユイも避けきれない。炎の魔力で対抗するも、溶かしても溶かしても肌にまとわりつく量。
『回避ルート算出不能』
「くぅっ!?」
 最後まで逃げようとしていたヘスティアもまた、避けきれない。咄嗟にバリアを展開するも、それごと蝋に包まれる。
 目障りな相手を全て蝋に捕らえたメイカーは楽しげに高笑いする。
「あははっ、私のサービス、気に入って……」
『――故に、ミスティルテインによる強行突破を推奨いたします』
 直後。ビームライフルの光条が蝋をぶち抜き、ヘスティアが飛び出してきた。
「え、ええー、ちょっとー!?」
「ふぅ……ようは搭乗型兵器相手と思えばいいのよね」
 戸惑うメイカーを見ながら、生身で20mだと思うから厄介なのだと気づいたヘスティアは、無数の妖精型ドローンを召喚する。
「フェアリーズ! 散開、包囲攻撃!!」
「きゃっ……ああんっ、何、やだっ!?」
 妖精達に取り囲まれ、四方八方からビームを撃たれて悲鳴を上げるメイカー。
「一発一発は弱くても、この数なら効くでしょ!」
「やっ……も、もぉぉっ、こんなのみんな固めてやればいいんでしょっ!」
 翻弄され、全身を撃ち続けられ、苦悶の声を上げるメイカーは、なんとか反撃を目論んで再び蝋をばらまこうとする。
「これで……痛っ!?」
「ふぅ……少々脱出に手間取ってしまいましたぁ」
 だが、それを阻止するように右手に鋭い裂傷が走る……当然その斬撃の主はるこるだ。ビームの熱で蝋を溶かして脱出し、光の衣を纏い直してメイカーを斬り裂いていく。
「ほんっと、みんなムカつくぅ!」
「なら、私も怒らせてあげましょうか?」
 固められた服を脱ぎ捨て、蝋の中から飛び出してきたユイ。その裸身に炎を纏って近づく蝋を溶かすと、炎の巨大斧槍を手に斬りかかる。
「さあ、滅してあげます」
「あっつぅっ! うぅ、だ、誰がぁ、滅ぼされるもんですかぁっ!」
 炎の斬撃に悲鳴を上げたメイカーは、さらに蝋をぶちまけ浪費しながら間合いを取る。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

弥久・銀花
アドリブ、他の人との絡み、ピンチシーン歓迎ですNGはありません。



蝋なんて脆い物で地球を侵略しようなんて地球人を馬鹿にし過ぎですね!
ここは私が見た中で一番貧相だった、この背負い式ブースターのUFOで挑んであげましょう。(例によってグリモアベースでの話をあんまり真面目に聞いていません)


尻尾と脚が凄く熱いのと、そんなふざけた装備で戦いに来た罰として、一気に鋭刃線閃を決めて愛刀の錆に変えてあげます!
とりゃーー!!

……、あ、あれ? 貴女、何か大きくないですか?

バック! 後退です!(体を丸めて方向転換しようとするも空中で縦回転しだして隙だらけです)

んんっ!?(体を丸めたまま、熱い蝋で固め固められています)



「蝋なんて脆い物で地球を侵略しようなんて、地球人を馬鹿にし過ぎですね!」
 背負い式ブースターのUFOを担ぎ、自信満々に言い放つ銀花。
「そんなふざけた装備の相手など、この一番粗末なUFOで十分です! 尻尾と脚が熱いですが!」
 熱いと言うかちょっと燃えてるが、気にせず全力で突貫する。
「さあ、この愛刀の錆に変えてあげます! とりゃー!!」
「いたっ」
 振り切ったその刀の一閃は、ちくっ、とメイカーの太腿に傷をつけた。
「いったーい。何するのよ!」
「……あ、あれ?」
 それを見た後、上を見上げ、メイカーの巨大な顔と視線が合う。
「……貴女、何か大きくないですか?」
「アイドルだから☆」
 にこやかにポーズを決めるメイカー。黙り込む銀花。
「……バック! 後退です、後退……ああああーー!?」
 全力で撤退しようとするが、背負い式のブースターは後退に向いていない。無理に下がろうとしてぐるんぐるんと回転する。
「き、聞いてないですよこんなの!」
 ちゃんと言ったので聞いていないのが悪い。
「……えい♪」
「ちょ、まっ……あぶっ!」
 完全に制御を失って隙だらけの銀花に、メイカーが蝋を垂らす。身を庇うように丸くなった姿勢で熱い蝋に固められていく銀花。
「あぶ、ぶ……ぶぅ……」
「うーん、なんだったんだろ?」
 そのまま身動き出来なくなり、固まった銀花を不思議そうに見ながら、手のひらの上に乗せて観察するメイカー。
「……かわいくなーい。まあいいけど」
 驚愕の表情でボールのように固まった銀花に不満を言いながら、ぽーん、と袋の中に放りこんだ。

大成功 🔵​🔵​🔵​

銀山・昭平
つまり空中戦で戦え、ってことなんだべな。
しかしこの大きさで人間っぽい見た目ってのはかなりの威圧感があるべ……

◆戦闘
空中線ならおらもUFO(ロケット型)を借りて敵さんの死角から攻撃してやるべ!
【即席絡繰強化術】で手裏剣に爆弾を取り付けて敵さんに投げてやるべ。でかいって事はそれだけ死角も多いはずだべ。

ん? なんだこの触手は……うわぁっ、こっちに来るべ、よけられn
(そしてそのまま袋の中でどこか情けないポーズに、蝋燭でガチガチに固められ蝋人形にされるドワーフのおっさん)

※アドリブ・共闘歓迎です


水野・花
ミニスカサンタ……人間蝋燭はやっぱりクリスマスケーキに刺すんでしょうか。人間蝋燭刺せるほどの巨大なケーキはロマンがありますね。

UFOに乗って出撃しますよ。やっぱりUFOといえば円盤型です、これを借りていきましょう。
普段は空中戦ができないから新鮮な気分ですね。せっかくだから楽しみましょう。縦横無尽に動きまわって蝋を避けます。

そして蝋に当たりそうにになったら「フォックスファイア」の炎で気化させてやりましょう。……巨大化した相手だと質量が違いすぎて気化させるのは無理かも……?
でも蝋燭にされるのは気持ち良いらしいですし、このまま 蝋燭にされちゃっても良いかも……。

(NGは特に無いです)



「ふふん、さあ、固めてあげるわ!」
 勢いよく蝋をばら撒くメイカー。その蝋を円盤型UFOが縦横無尽にかわしていく。
「ミニスカサンタ……人間蝋燭はやっぱりクリスマスケーキに刺すんでしょうか」
 そのコクピットからメイカーの巨体を見ながら呟くのは花だ。蝋の合間を駆け回りながら、相手を翻弄していく。
「人間蝋燭刺せるほどの巨大なケーキはロマンがありますけど……自分が蝋燭になるのは勘弁願いたいですね」
「あー、もうちょこまか動いて。さっさと固まりな……きゃあ!?」
 苛立つメイカーの後頭部が突然爆発を起こす。振り向けば、そこにはロケット型UFOに乗った昭平が、コクピットから爆弾付き手裏剣を投げ放っていた。
「いったぁい……もうっ、何するのよ!」
「うぐ……この大きさで人間っぽい見た目ってのはかなりの威圧感があるべ」
 睨まれると思わず気圧され、息を呑む。
「でも、でかいって事はそれだけ死角も多いはずだべ!」
「ええ、空中戦……せっかくだから楽しみましょう」
 メイカーの周囲を飛び回っては攻撃を加え、蝋を浪費させていく2人。メイカーの苛立ちが高まっていく。
「あんた達なんてぇ……こうよっ!」
「っ……!?」
 その苛立ちのままに、大量の蝋をぶちまけるメイカー。正面から攻撃していた花は、その直撃を受けてしまう。
「っ……狐火で気化……しきれ、ないっ……!」
 咄嗟の迎撃も、大きすぎる質量に押しつぶされる。円盤が蝋に包まれ、隙間からどんどん侵入してくる。
「くっ、だめっ……あっ……んっ、ああっ……!」
 逃げ場のないまま蝋に包み込まれ、全身が固まっていく。何度狐火をぶつけても、次から次へと溢れる蝋にかき消されるばかり。
「くっ、まずいべ、今助け……ぬぉぉっ!?」
 それを助けようとした昭平の前には、蝋の触手が立ちはだかる。
「なんだこの触手は……うわぁっ、こっちに来るべ!?」
 動きは遅いが量が多く、UFOを取り囲まれる。必死に逃げようとするも、絡みつかれ、コクピットをこじ開けられてしまう。
「や、やめるべ、に、逃げられなっ……むぐぅっ!?」
 全身を蝋に絡みつかれ、UFOから引きずり出されていく昭平。花も同様に、メイカーの持つ袋に吸い込まれていく。
「ああ……でも……気持ち、いい……」
 身体を包み込む蝋は、暖かく、心地よい。肌全体が蝋と一体化していくような、そんな錯覚すら覚え、花の抵抗の意志が熱に蕩けていく。
「この、まま……蝋燭にされちゃっても……良いかも……」
「そうよ、たーっぷりサービスしてあげるんだからっ♪」
 メイカーの楽しげな声も、どこか遠くに聞こえる。熱が身体の奥底に染み渡り、強い快楽に思考が流される。
「ぁ……」
 そのまま、狐火を生み出す力も失われ。快楽に蕩けきった顔の愛らしい妖狐の蝋燭が完成すると、メイカーは満面の笑みでそれを眺める。
「可愛く出来たわね、素敵♪ さて、こっちのは……」
 触手に引き寄せられて来た昭平もまた同様に、完全に蝋に固められてピクリとも動かない。
「こっちはかわいくなーい。でもおもしろーい♪」
 逃げようとする途中で固められた、へっぴり腰気味のどこか情けないポーズと言い、恐怖と快楽の合間で大口を開けた髭面のドワーフの顔と言い。その滑稽さに楽しげに笑うメイカー。
「それじゃ、あなた達2人とも、私のコレクションの仲間入り♪」
 ピクリとも動かない蝋燭2つが、ぽいぽい、と袋の中に放り込まれた。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

レフティ・リトルキャット
※詠唱省略やアドリブOK
Σにゃんという体格差。それでも大きさなら僕だって手は無くはないよ。
先ずは【子猫の魔法使い】に変身し、UFOに乗ってレッツ暴走♪レフティは技能と呼べる程操縦や空中戦が得意という訳でもないからにゃ。目を回しそうな程アッチコッチ動き回りつつもダンスで鍛えたバランス感覚と身体能力でカバー。ドンドン蝋を浪費させていくよ。そして隙を見て、巨大肉球型魔法弾を堕とすにゃね。一応この魔法弾は破壊力ではなく気絶攻撃に特化した魔法弾だけど出来れば事前に味方には伝えて置きたいにゃ。さあ星をも堕とす肉球(ぷにぷに)を存分に堪能するといいにゃあ。
※召喚した箒は緊急脱出や救助用に(定員あり)


露木・鬼燈
戦闘では不慣れなUFOよりは自前の方が安心だよね。
消耗を抑えるために戦場まではUFOで行くです。
戦闘開始と同時にUFOを乗り捨て、<黑鐵>を展開。
常に最高速度を保って翻弄しちゃうですよ。
小回りは効かなくなるけど、それは相手も同じ。
だったらテクニックで差をつけるですよ。
呪炎と重力制御を重ねての戦闘機動。
重力制御で蝋を弾いて回避スペースを拡張。
弾幕シューティングの要領で回避するです。
速度を保ったま突っ込むですよ。
魔剣を構えて突撃するっぽい!
威力は十分なはずだけど…サイズの差がなー。
流石に一撃だけじゃ不十分みたいだね。
何度も突っ込むとなるとリスクは高くなる。
でも、まぁ、仕方ないね。
再突撃するっぽい!



「不慣れなUFOよりは、自前の方が安心だよね」
 戦場に到着すると、UFOのコクピットを開いて立つ鬼燈。その身を黑鐵の鎧装で覆っていく。
「じゃ、行くですよ!」
「きゃっ、何ぃ?」
 UFOを乗り捨てると同時、その背から呪炎を迸らせ、目にも留まらぬ速さで飛び出す。重力制御も兼ねた機動はあまりに速く、メイカーは視認するのもままならない。
「そぉれっ!」
「いったぁいっ!?」
 そのまま、深々と魔剣を突き立てる鬼燈。悲鳴を上げるメイカーが反撃してくる前に素早く飛び退いていく。
「うぅ、やったわね!?」
「うーん、威力は十分なはずだけど……サイズの差がなー」
 刺された所を抑えて痛がるメイカーを見て眉を寄せる鬼燈。
「何度も突っ込むのはリスクが高いけど……まぁ、仕方ないね!」
「何よ、やらせないんだから!」
 袋を開いて蝋の触手を放つメイカー。弾幕のようなそれを、鬼燈は巧みな機動でかわしていく。
 そしてそのやり取りを、UFOのコクピットから見守る白猫……レフティ。
「にゃんという体格差……それにすっごい速いにゃ!」
 メイカーの大きさや鬼燈の空戦技術に、その猫の瞳を丸くする。どちらも彼には無いものだ、が。
「でも僕だって手は無くはないにゃ……27代目様の力を借りるにゃ!」
 その身体が魔力に包まれると、魔法使いの姿を顕現する。そのまま魔力をUFO全体に行き渡らせると、アクセルを思いっきり踏み込んだ。
「にゃああああ!?」
「ちょ、何ぃっ!?」
 途端、UFOが加速し、メイカーの前を超高速で通り過ぎる。そのまま遥か彼方に飛んでいく……かと思った所でいきなりの方向転換。
「にゃ、あっ……にゃっ!」
 技術がないならいっそ、暴走させてしまえば良い。レフティ自身にも制御出来ない機動で、UFOが飛び回る。コクピットのレフティはその速度に振り回されて、アッチコッチに跳ね回り、床や天井にぶつからないように必死だ。
「目、目が回るにゃー」
「ああ、もうっ、このっ、いい加減にしろー!」
 目を回すのは、そのあまりに不規則な機動を捕らえようとしたメイカーも同じ。鬼燈の方も依然として捕らえられておらず、苛立ちを覚えた彼女は、ぶんぶんと蝋燭を振り回して蝋をぶちまける。
「おお……弾幕シューティングっぽい!」
 ぶちまけられた大量の蝋の合間を、全力で回避していく鬼燈。避けきれぬほどの蝋の中心に重力の塊を叩き込み、こじ開けた細い道を通ってメイカーへと突きを叩き込む。
「い、ったぁっ!!」
「い、今にゃー!」
 メイカーがざっくり刺されて隙を見せた瞬間、レフティは蝋に捕まったUFOを破棄して転げ出る。猫の三半規管で目を回したまま魔法の箒を乗りこなすと、練り上げた巨大な魔力を解放する。
「星をも堕とす肉球を、存分に堪能するといいにゃあ!」
「え、ちょ……はぶっ!!」
 目の前に突然現れた、あまりに巨大な魔法の肉球。顔面にまともに喰らったメイカーは勢いよく吹き飛ばされていく。
「ぷにぷに肉球の威力を見たか、にゃー!」
「結構羨ましいっぽい……」
 箒の上でえっへんとふんぞりかえる猫を見ながら、あれ気持ちよさそうだったなー、と言う表情を浮かべる鬼燈。
「だったら代わりに受けなさいよぉ!」
 無論喰らったメイカーは、くらくらする頭を抑えて涙を滲ませる。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

四王天・燦
UFOで出撃。
密閉されてるし蝋化の心配なし(と思っている)

搭載兵器で攻撃。
力溜めで溜め打ちショット…ができたらいいなー。
飛び散る蝋は見切って回避。
「リアル弾幕シューティングかよ!」

外装を蝋化してスライムが侵入してきたらパニック。
慌てて脱出し符術『力場の生成』で跳ぶ。サンタにしがみついてクライミング。
サンタコスの中に入って凄まじい抵抗で暴れる!

「ぁ…」
ショーツの中に入るや匂いで朦朧…スライムに追いつかれても仕方なし。
肉体変異への恐怖と快楽が混ざり、涙や体液が垂れ流し…それも徐々に溶けた蝋に変わる

最後に誘惑紛いの懇願。
「袋より…ここにいさせて、くださ―」
蝋化で心が壊れショーツの中での永遠を望むよ



「リアル弾幕シューティングかよ!」
 ぶちまけられる蝋の合間を、戦闘機型UFOで潜り抜けながら叫ぶ燦。搭載兵器が溜め撃ち出来る所が、特にそれっぽい。
「ま、当たってもどうなる訳じゃない……って、え、ちょっ!?」
 だが、そのUFOの外装を蝋化し、蝋スライムが侵入する。密閉されているから安全だと思っていただけに、パニックに陥る燦。
「や、やばっ……だ、脱出っ!」
 咄嗟に緊急脱出で外に飛び出すが、地上は遥か遠く。符術で空を蹴るが、避難出来る足場などなく……。
「そ、そこだぁっ!」
「きゃっ、何ぃ?」
 墜落を避けるために選んだのは、目の前のメイカーのレッグバンドを手がかりに、必死にしがみつく。
「く、来るなぁっ!?」
 スライムはなおも追ってきて、そこから逃げようと這い上がれば、メイカーの巨大なスカートの中。必死に逃げ続け、そこがどこかも理解しないまま、さらにその奥へと。
「っ……ぁ!?」
「や、んっ……どこ入ってるのよ……♪」
 だが最奥に侵入した瞬間、燦の身体がむせ返るような甘い匂いに包まれた。くらっとしたその瞬間、追ってきたスライムに追いつかれる。
「や……やぁ……」
 甘ったるい匂いと蝋化の恐怖。そして、その快楽。身体が固まっていくほどに、心は蕩けていく。
「なに、これ……い、やぁ……」
「もう、そんな所で固まって……無様で可愛い♪」
 涙が溢れ、それ以外のものも溢れ出す。溢れ出した端から蝋へと変わる。五感全てを甘美さに支配されながら、燦の意識は遠のいていく。
「ここにいさせて、くださ――」
「ん、もう……特別サービスよ♪」
 最後は懇願して、完全に心壊れ固まった燦。その表情は、淫らに蕩けきっていた。

大成功 🔵​🔵​🔵​

ミルケン・ピーチ
SPDで行きます

え、質問?
蝋で固められたいかって、そんなわけないでしょう!
え、なに、熱っ…いや、動けない…

どこに垂らしてほしいか?
そんなのどこも嫌に決まって…
あ、あつっ、胸、やめて、胸ぇ…

わ、わかりましたぁ…桃姫は、胸に蝋たらさて喜ぶ、いけない女の子ですぅ…
こ、これで…
いやぁっ! ニプレスはがして直接…そ、そんなご褒美いりません!
ひぎぃぃぃっ!そこっ、敏感なとこぉ!もう、もうだめぇぇぇぇ!!

とボディの桃姫が喘いでいる間に本体のミルケンがアナザーミルクプリーズ発動
召喚した別ボディに乗り換えて後ろから敵を殴り倒します

終了後も桃姫は固められたまましばらく放置されます

アドリブ、絡ませ、やりすぎ歓迎


ルナ・ステラ
巨大化した上に飛ぶなんて厄介です...

UFOを使うより、慣れている箒で【空中戦】を行うほうがよさそうですね

基本的には避ける事に徹しましょう。
余裕があれば【属性攻撃】の炎魔法で、相手の攻撃を溶かしていきましょうか。

えっ?『蝋スライムちゃんと遊びたい?』ですか?遠慮させていただきます!

―ひゃあっ!?後ろから!?
(不覚です...避ける事に精一杯で、袋を死角に設置している事に気づきませんでした!)

いやっ...纏わりつかないでよぅ...
そんな所まで入ってきちゃだめぇ...!!
うぅ...このままじゃ―!星霊さん助けて!

<うまくいけば>
あなたは...鳳凰座の星霊さん!
動けるようになりました!反撃です!



「巨大化した上に飛ぶなんて厄介です……」
 UFOの代わりに慣れた箒に跨り、メイカーを見下ろすルナ。降り注ぐ蝋を炎の魔力で溶かし、その合間を掻い潜る。
「でもこの調子なら……」
「ねーぇ、蝋スライムちゃんと遊びたい?」
 そんなルナと目を合わせたメイカーは、満面の笑みで問いかけた。
「遠慮させていただき……ひゃあっ!?」
 当然拒絶するルナだが、背中に感じる熱い感触。死角から襲ってきたスライムに張り付かれてしまう。
「ふ、不覚です……」
「ふっふーん……ほら、あなたも。遊びたいでしょ?」
 まんまと攻撃を成功させたメイカーは、得意満面に桃姫……ミルケンピーチにもスライムを飛ばす。
「そんなわけない……何、熱っ……!?」
 こちらも捕まってしまい、身体の動きを封じられる。身を捩るが逃げられない。
「ねぇ……どこに垂らしてほしい? サービスしてあげるわよ?」
「そんなのどこも嫌に決まって……あ、あつっ!?」
 問いかけに首を振るミルケンだが、メイカーは楽しげに笑ってその豊かな胸に蝋を垂らす。無論、対照的に淡いルナの胸にも。
「胸、やめて、胸ぇ……」
「ひゃんっ……いやっ……纏わりつかないでよぅ……」
 身を捩る2人だが、逃れられない。その悶える様を見て、笑みを浮かべるメイカーは、あえて完全な蝋化を遅らせ2人を弄ぶ。
「ほら、正直に答える気になった?」
「わ、わかりましたぁ……桃姫は、胸に蝋垂らされて喜ぶ、いけない女の子ですぅ……」
 真っ先に媚びるように叫ぶミルケン。メイカーは満面の笑みを浮かべ、蝋を増量する。
「はーい、じゃあ正直に答えたご褒美でーす♪」
「そ、そんなご褒美……いやぁっ、そこ、ダメ、剥がしちゃっ……!」
 エスカレートするメイカーの蝋責め。大きな胸を揺らし、激しく悶え喘ぐミルケン。
「い、今のうちに……あ、んんっ!」
 そちらが注意を引いているうちに脱出を試みるルナだが、蝋スライムは容赦なくその服の中に入り込んでくる。身体を庇おうにも、四肢はすでに動かない。
「そんな所まで、入ってきちゃだめぇ……!!」
「ひぎぃぃぃっ! そこっ、敏感なとこぉ!」
 執拗に頂点ばかりを突かれたミルケンは、もはや限界。表情は快楽に蕩け始め、抵抗する意志も挫かれていく。
「もう、もうだめぇぇぇぇ!!」
(わたし、も……もう……だめ……星霊さん……助、け……)
 ルナも、同様に堕ちる……その寸前。蝋とは違う暖かさがその身を包み込んだ。
「何っ!?」
「あなたは……鳳凰座の星霊さん!」
 燃える鳳凰が、ルナを包み込み、その蝋を溶かす。動けるようになると、蝋を振り切って飛ぶルナ。
「もう、往生際の悪い……んぐぅっ!?」
 ルナを睨みつけたメイカーだが、後頭部に重い衝撃を受けてよろめく。振り向けば、大きな胸を揺らして叩きつけるミルケン。
「お返しだよっ!」
「くっ、そっちまで、いつの間にっ……はっ!?」
 その隙にルナは星霊の力を借りて、魔力を最大限まで高めた。鳳凰の炎が、形を為す。
「さあ、こちらも……反撃です!」
「きゃあああっ!」
 巨大な炎に呑み込まれ吹き飛ばされるメイカーの姿に、喜びを露わにするミルケンとルナ。
「やったぁ!」
「やりましたね! ……あれ?」
 でも、ミルケンの姿がさっきより小さくなったような気がして、ルナは首を傾げ――。
 ミルケンを被った『ぺしぇ』の背後を、蕩け顔で固まった『桃姫』を乗せたUFOがふよふよと飛んでいた。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

シャルボン・フランヴェルジュ
アドリブ、絡み、エロ歓迎。
【初期方針】
あそこまで巨大だとどうしても作戦を立てざるをえないね。
ボクはUCで巨大な剣を作り上げて戦うとしよう。
使うUFOはそうだね…この屋根が平たいやつにしよう。屋根を足場にできそうだ。

【行動】
ボクの剣は蝋が溶けるぐらい赤熱化してるから、多少の蝋ぐらいへっちゃらだ。
だから、いくら君が蝋を投げたところで…な、UFOが蝋化して……!
んっ、…ぁ…触手を出して服の中まさぐるのはや、やめ…ふわぁ…服を脱がさないでぇ///
(UFOが蝋になってしまい。蝋の触手に体を弄ばれながら最後は蝋人形にされてしまう。UCの巨大剣は責めの途中で落としてしまった)


クトゥルティア・ドラグノフ
※アドリブ共闘大歓迎、処女喪失以外NG一切なし

お、大きい!
マトモに戦ったら絶対勝てない。
ここは姑息にやらせてもらうよ!

UFOに乗って【戦闘知識】をフル活用して、何処を移動すれば敵を効率的に倒せるか予め【見切り】、最初はあえて食らうよ!
そして食らって固まる前に蒼色月光で脱出&蝋を洗い落とす!
そのまま決めたコースを突き進んで、目玉等の明確な弱点に高水圧弾を最高水圧で叩き込んであげるよ!

誤算があるとすれば、この蝋の快感……強すぎぃ!
あっあっあっ、頭変になっちゃう!
あぁダメ、負けちゃダメ!
全身気持ちよくて腰が砕けちゃいそう……

あまりの快感にしばらく抜けれなくて、UFOからの脱出が遅くなっちゃうかも……



「お、大きい……!」
 メイカーの身体を見上げ、息を呑み呟くクトゥルティア。
「マトモに戦ったら絶対勝てないよね、これ……」
「あそこまで巨大だとどうしても作戦を立てざるをえないね」
 シャルボンも緊張に息を呑むが、それを振り払ってUFOの上に立つ。
「けれど、これなら……どうかなっ!」
 手にするは巨大剣。ヤドリガミである彼の本体である魔剣を模造し、拡大したものだ。
「あら、そんな玩具でどうする気なのかしら!」
「玩具はどっちの方かなっ!」
 飛んでくる蝋めがけ、剣を振るう。赤熱するその剣は、蝋を切り捨てる、と言うよりは溶かして蒸発させてしまう程だ。
「あら、もう、生意気な玩具ね?」
「この剣ならキミいくら君が蝋を投げたところで無駄……なっ!?」
 だが、行ける、と確信した瞬間、足元が突然沈み込んだ。見ればUFOが蝋化し、彼の脚を呑み込んでいる。
「いつの間にっ……」
「それを斬ったら大変よねぇ?」
 くすくすと楽しげに笑うメイカーを睨みつけるシャルボン。
 そして、その隙に、回り込んでいたクトゥルティアが背後からメイカーに迫る。
「ここは姑息にやらせてもらう……!」
「あら、させないわ!」
 接近に気づいていたメイカーが、振り向きざまに蝋燭から蝋を飛ばす。それが付着したUFOが、一気に蝋化を始めていく。
「……それは想定内っ!」
 喰らった瞬間、クトゥルティアは、その身を液体化させていく。そのままUFOから脱して蝋を洗い落とし、最高水圧でメイカーの弱点を、貫く――。
「貰った……ぁっ……!?」
 その、頭の中で描いていた光景は、蝋が足先に触れた瞬間に一瞬で霧散した。液状化するはずの身体が、元に戻っていく。
「あら、どうしたのかしら……何かするんじゃなかったの?」
「う、うるさ……あっ、あっ……ああっ!」
 小馬鹿にするようなメイカーの言葉も、耳に入らない。コクピットに突っ伏し、息も絶え絶えに喘いでしまう。
(こ、こんなに快感強いなんて……聞いてないっ……!)
 四つん這いの身体に次々と広がっていく蝋。もう一度液状化を試みようにも、液体になる前に身体が蝋と一つになるようにすら感じられる。
 無論、この快感を感じているのはシャルボンも同じだ。
「や、やめ、服の中、はっ……はっ……あ、んふぅっ……」
 蝋に侵入され、全身を舐めるように蝋化される度、ガクガクと脚を震わせる。手にした巨大剣もこうなっては杖代わりにしか役に立たず……そしてそれも、握っていられず取り落とす。
「ふわぁ……ひ……こんな……の、だめ……ぇ……」
 服を脱がされ、晒された無性の裸身。性を持たない筈の肉体が、性の快楽を引き出されていく。
「ふふ、可愛い……さて、そっちは?」
「あぁダメ、負けちゃダメ……ぇ……」
 クトゥルティアも、その身を突っ伏すように横たえ、身体を何度も痙攣させる。一番大事な場所を必死に庇いながら、それ以外の全身を好きにされる感覚。
「じゃあ……そろそろ、固まっちゃえ♪」
「「っ~~~~~~~!」」
 メイカーが言うやいなや、快楽は最高潮に達し……そして完全に蝋化する。
 中性的で凛々しい美貌を、完全に蕩けさせたシャルボン。
 最後の抵抗を甘く砕かれ、快楽に溺れきったクトゥルティア。
「素敵♪」
 その2人の蝋人形をうっとりと愛でると、蝋化UFOと言う台座ごと、メイカーは袋へと放り込んだ。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

佐伯・晶
SSWの宇宙服を借りて
女神降臨の魔力の翼で飛行して戦うよ

蝋を避けながらガトリングガンで射撃
目を狙ったり蝋燭を指を狙ったり
小さい弾丸でも効果がありそうな所を狙い
蝋の狙いを逸らすように立ち回ろう
できるだけ無駄打ちさせたいからね

避けれない小さな飛沫は我慢しよう
ちょっと声が漏れるけど
誰も聞いて無いよね

…なんか胸元に違和感があるな
ドレスを広げて覗いて見るか

胸を触るとつるつるして固くなってる
慣性で動かないのが違和感の正体か
太腿やお尻も蝋人形みたいだ
飛んでるからわからなかったよ

って、あ、これ避けれない

動け
ないから見えな
いけど
たぶんスカー
トが捲れた状態で
キャラ
クターキャン
ドルみたい
なってそう

無理
おか

くな




リーゼリア・エアハート
【アドリブ・連携歓迎・演出限界OK】

「蝋燭サンタねぇ…ま、楽勝よね♪」
蝋燭であれば突破は簡単!
空中戦は自在には出来無いけど
一撃離脱戦法で速攻よ!
慢心?違うわ、これは余裕!

「派手にやってくれちゃって!覚悟しなさい!」
いつもの白レオタヒロインコスで戦闘開始!
雷を纏って雷撃収束形態に武装脚を変形させると飛び蹴り!
直線運動しか出来ないけど蝋燭くらい余裕!

「って、思ってたのにぃ!」
蝋燭が予想よりも早く固まって動き難い
ってこ、こんな格好嫌ぁ!
しかも技の反動で余計に気持ちよくなって

「こんな格好…くやしぃ♥」
屈辱的な恥ずかし固めポーズで固められ
意識も身体も蝋の海に沈んで…


夜月・クリスタ
速度で翻弄、それは僕の得意分野!どうせHな目に会うだろうけど、限界まで頑張るぞ!…快楽は僕の妖力の糧になるからね!

UFOで接近したら乗り捨て、UCと合わせ【空中戦】を仕掛ける。 【ダッシュ】【ジャンプ】【スライディング】で体力の続く限り飛び回り撹乱、蝋を少しでも使わせよう。
結局蝋スライムに捕まったら、せめて【鎧無視攻撃】で【呪殺弾】を打ち込み、【呪詛】を炸裂させ【気絶攻撃】!一瞬でも意識を奪ってみせよう!。

後は任せたよ…ってやめて!恥ずかしいポーズを取らせつつ、蝋を流し込むのはやめてぇ!うぅ…生暖かさが、腹部の圧迫感が気持ちいいよぉ…!
…こうして僕は痴態と醜態を晒す人間蝋燭にされたのだった。



「どうせHな目に会うだろうけど、限界まで頑張るぞ!」
 後ろ向きな決意表明と共に、UFOから飛び出すクリスタ。転落を恐れる事なく、空を蹴りメイカーの周囲を跳び回る。
「あ、この、ちょこまかとっ」
「速度で翻弄は、僕の得意分野だからね!」
 蝋を巧みにかわすクリスタにムキになるメイカーだが、その顔に横合いから弾丸が撃ち込まれる。
「あ、いたっ!?」
「こっちもいるからね」
 ドレスを纏い、魔力の翼を羽ばたかせて飛ぶ晶が、ガトリングをメイカーの顔へと撃ち込んでいく。サイズ差もあるとはいえ、急所を狙えばダメージは小さくない。
「いた、いたっ……こ、このっ、やめなさいよぉっ!」
「おっと!」
 飛んでくる蝋を引き付けてかわす事で、蝋の無駄撃ちを強いる。避けきれない飛沫は喰らってしまうが、許容範囲内だ。
「んっ……」
 とはいえ、僅かな雫だけでも甘い声は漏れてしまう。それを気にした瞬間、喘ぎをかき消すクリスタの悲鳴。
「しまったっ……!?」
「ほぉら、捕まえた♪」
 蝋スライムに捕らえられ、動きを封じられるクリスタ。落ちそうになった所をメイカーの手にキャッチされ、その手の上で固められていく。
「さぁて、どうやって固めてやろうかし――」
「くっ、せめて……これでどうだっ!」
 だが、最後のあがきとばかりに、隠し持った仕込み拳銃を袖から飛び出させたクリスタは、その顔面に呪殺弾を叩き込む。
「きゃっ……」
「さあ、今だっ!」
 僅かに怯ませた所でクリスタが叫べば、その瞬間、走るは稲光。強烈な蹴りがメイカーを打ち据える。
「っ、くぅっ、誰っ!?」
「派手にやってくれちゃって! 覚悟しなさい!」
 その蹴りの主は、リーゼリア……ヒロイン、ヴァルキリー・エクレール。白い極薄のレオタードスーツでメイカーに宣戦布告すると、その脚に雷撃を纏う。
「きゃあっ……ちょ、あんっ!?っ!?」
「蝋燭サンタなんて、楽勝よっ♪」
 雷の如き速度で打ち込む強烈な飛び蹴りで、メイカーを一蹴。回り込んだUFOに着地するなり、次の蹴りを撃ち込んでいく。
「ほらほら、余裕、余ゆっ……!?」
 だが何度目かの蹴りを放ち、着地した瞬間、足元が崩れてUFOに突っ伏した。見ればいつの間にか、蝋が片脚を完全に包み込んでいる。
「余裕、って思ってた、のにっ……いぃぃっっ!?」
 蝋の速度は予想以上。そしてその快感も……雷を纏った反動で敏感になったその脚が激しい快楽に襲われると、跳ぶどころか立つ事すらままならない。
「楽勝なんじゃなかったのかしらー?」
「くっ、い、今からでもぎゃくて、んんんんっ!」
 大きなお尻まで蝋に包まれれば、あまりの快感に火花が散るようで……そんなエクレールの姿を見て、不安に駆られる晶。先程から蝋の飛沫を喰らっている自分も、もしかしたらあんな風に……。
「大丈夫、だよね?」
 違和感を感じ胸元を覗き込めば……果たしてその胸は固くなっており。量が少ないので侵食に気づかなかったか。
「あなたもたーっぷり浴びせてあげる!」
「あ……」
 そこに蝋が飛んでくる。避けようとするが、気づけば太腿も、お尻も蝋化していて動かない。あちこちがこわばった身体では動けず、まともに喰らって……。
「っ、んっ、あっ!」
 大量の蝋を浴びせられた事で、強烈な快楽と共に、瞬時に硬化する肉体。口すらも開けなくなる。
(動け、ない、びくと、も、しな、い)
 身を捩る事すらままならない。ただ、すーすーとした空気を感じる辺り、スカートが捲れてしまっているか……そして、その感覚も、硬化の快楽に塗りつぶされていく。
(無理、おか、し、くな、り、そ――)
 ついには、思考すらも。何も考えられない。瞬時に硬化したため表情は一切変わらぬまま、激しい快楽に思考を塗りつぶされる。
「瞬間で固めるのも素敵よね♪ でも、じわじわってのも捨てがたいわよねー。ね?」
「こ、こんな格好嫌ぁ!」
 固まった晶を手にとって愛でながら、エクレールを見下ろすメイカー。エクレールの姿は、寝そべって大股開きの両脚を自分で抱え、大きなお尻を突き出した恥ずかし固め……屈辱で顔を真っ赤に染める。
「あら、素敵よ?」
「こんな格好……くやし、ぃ……」
 その真っ赤な顔ごと、蝋に呑み込まれていく。恥辱が快楽に塗りつぶされ……そのまま、意識も呑み込まれる。
「さて……じゃ、最後はぁ」
「っ……くっ!」
 2人を回収した後、手を開けば、そこには全身のほとんどを蝋化されたクリスタ。意識はあれど当然動かない。
「ひ、ひと思いにやれば良いっ」
「そう、じゃあ遠慮なく♪」
 にっこりと笑ったメイカーは、クリスタの脚を開かせ、頭を上に向けさせる。
「や、そういうのはひと思いとは……もごっ!?」
「きこえなーい」
 その開いた口に注ぎ込まれる蝋。体内すら固める責め苦。
(な、なま……あたたかい……でも……おなか……きもちいい……)
 圧迫感を伴う快感を感じながら、そのまま頭も固められ、意識が消えていく。
「変わり蝋燭も良いわよね♪」
 そうして、ガニ股で大きなお腹を抱えたクリスタの蝋燭も、袋の中に放り込まれた。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

黒川・闇慈
「今度は宇宙まで飛んでいけと……いやはや、猟兵というのは未知の体験に溢れていますねえ。クックック」

【行動】
wizで対抗です。
さて、飛んで行けというならばそうしましょう。呪詛、高速詠唱の技能を用いて呪力高励起体に変身し、飛行してラグランジュポイントを目指します。
オブリビオンの蝋による攻撃は攻撃タイミングを第六感の技能で感知し、回避していきましょう。
相手の周囲を旋回して翻弄しつつ、全力魔法の技能で呪力砲撃を撃ち込みます。

「しかしこう巨大な相手だとまるで特撮かアニメの世界ですねえ。クックック」

【連携・組み合わせ・アドリブ歓迎】


六代目・松座衛門
「大量の蝋が地上に落ちるのは不味いだろう。速攻で終わらせてやる!」
蝋攻撃を避けた場合の地上への被害を案じつつ、参戦する。

転送後、すぐにUC「黒雨」を発動し、UFO間に張った糸を足場にしたり、UFOを中心にスウィングしながら、移動することで相手UCを回避する。【フェイント】
避けきれない蝋に対しては、大型銃「玲瓏」で【吹き飛ばし】、被弾を最小限にしよう。

「蝋燭プレイは、後始末まで考えてやりなさいっ! こんな上空でやるもんじゃないだろ!」
反撃として、UCで張った糸をスリングショットに、人形「暁闇」をパチンコ玉に見立てて、『キャンドルサービスメイカー』へ撃ち込む!

アドリブ、連携歓迎



「今度は宇宙まで飛んでいけと……いやはや、猟兵というのは未知の体験に溢れていますねえ。クックック」
 漆黒の呪を纏った高励起体に変身し、飛翔する闇慈。いくら自力で飛べると言っても、こんな高空まで来る機会は早々ない。
「何これ、変なの……でも全部蝋で固めてあげればいいわよね!」
「変なのとは随分な物言いですねぇ」
 呪力に満ちたその身体に眉を寄せながらも、全く気にせず蝋をぶちまけるメイカー。対し、闇慈は周囲を高速で飛び回り、それを回避していく。
 その様子を見ながら、懸念に眉を寄せる松座衛門。
「むぅ……避ける事は出来るようだが、大量の蝋が地上に落ちるのが心配だな……」
 人形の操作糸を周囲に張り巡らせ、他の猟兵達のUFOと繋いで足場を作る。その上に着地すると、勢いよく駆け出した。
「落ちる前に倒せば消える筈だよな……速攻で終わらせてやる!」
「速攻で終わらせるのはこっちよ!」
 蝋を次々と飛ばしてくるメイカー。それを松座衛門は緩急をつけた動きで回避する。糸と言う不安定な足場、しかもUFOが動く度に変わる道筋。それを、全く感じさせない足取りで、むしろ不安定な動きをフェイントに使って翻弄する。
「さあ、こちらですよ、クックック」
「あー、もー、目が回るー!!」
 闇慈も、メイカーの周囲をぐるぐると旋回する。それを追い続けたメイカーは、次第に目を回し始め……その隙を逃さず、闇慈は呪力を思い切り放出した。
「さて、どうぞ。沢山の蝋のお返しです」
「きゃ、あっ!?」
 放出された呪いは、冷たく燃え盛る炎となって次々とメイカーへと降り注ぐ。どろりと甘い虚無の炎に包み込まれ、悲鳴を上げてぶんぶんと蝋燭を振るメイカー。
「も、もぉぉっ、このっ、このっ、いい加減にしてよっ!」
「しかしこう巨大な相手だとまるで特撮かアニメの世界ですねえ」
 反撃の蝋を避けるように大きく下がりながら、楽しげに呟く闇慈……その呟きに、松座衛門が反応する。
「いやいや、特撮やアニメで蝋燭プレイはダメだろ!?」
「ふむ、言われて見れば。クックック」
 そんな会話と共に、糸を飛び降りた松座衛門は、UFOを支点に大きくスウィングする。ぐるり、と背後に回り込むなり、張り巡らされた糸に戦闘用人形を設置し、パチンコの如く撃ち出した。
「蝋燭プレイは、後始末まで考えてやりなさいっ!」
「んぐぅっ!? こ、このぉ……」
 喰らって呻きながら蝋を撒き散らすメイカー。避けられるタイミングではないが、落ち着いた様子でその蝋に対物ライフルをぶっ放して撒き散らすと、再び糸に乗って走り下がる。
「っていうかそもそもこんな上空でやるもんじゃないだろ!」
「うぐぐ……アイドルはファンが求めるならどこでだって輝くのよ!」
 痛みに耐えてツッコミに反論するメイカー。その言葉に、闇慈と松座衛門はちらりと顔を見合わせる。
「クックック、その根性は見上げたものですねぇ。アイドルかどうかはともかくとして」
「いや蝋燭アイドルってどんな地下アイドルだよ……」

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

原宮・早月
【アドリブ歓迎NGなし】
な、なんかよく分からないけど…が、頑張る…!

というわけでUFOに乗って上空へ出発。
敵の攻撃はUFOを操って何とか回避、避けきれない分は争い厭う声で弾きにかかるけれど…
なんかボクの方に来る蝋が増えた気がする!?

そのまま蝋触手に捕まって、胸とか股とかまさぐられて。
生温かい感触が変に心地良くて、抵抗もできなくて、そのまま袋の中に引きずり込まれちゃう。

袋の中で全身を蝋に包まれれば、それが這いずる感覚の虜になって…
気持ち良くって、全部委ねちゃって。
後は意識が途切れるまでされるがままになっちゃうかと。


フランチェスカ・ヴァレンタイン
蝋の触手を空中戦闘機動で巧みに躱しながら、カウンターで重雷装ユニットから光子マイクロミサイルの一斉発射を
触手の襲撃密度が緩みましたらウィークポイントであろう箇所へピンポイント砲撃の乱れ撃ちと参りましょう
ええ、これだけデカくなっていれば的を外しようがありませんしね?

周囲を旋回しながら砲雷撃でじわじわ削り、旋回半径を徐々に狭めて
UCを発動してのランスチャージで、このまま一気に…!

…って、あら? 蝋の、デコイ…ッ! しま――ッ

貫いたと思ったのはそれっぽく集合した蝋の触手で
絡み付かれて恥ずかしい体勢で拘束、轡を噛まされて四肢を蝋で固められてしまい
蝋袋のアクセサリーとして触手の肉玩具にされてしまいます?



「さて、ついてこれますかね?」
「も、もう、捕まえてやる~!」
 迫る無数の蝋触手を、巧みな空戦機動で掻い潜っていくフランチェスカ。全て回避するとその懐に潜り込み、光子マイクロミサイルを叩き込む。
「はぅぅっ!? こ、この、やったわね!」
 怒りに燃えてさらに蝋触手をばら撒くメイカー。フランチェスカはそれを落ち着いてかわすが、近くを飛んでいた早月には、そこまでの技術はない。
「こ、来ないでぇぇっ!」
 慣れぬUFOを必死に操り、蝋触手を引き離そうとする早月。その叫びが蝋触手を弾き飛ばす……が、弾き飛ばせば飛ばすほど、余計に追ってくる触手が増える。
「な、なんでぇ……!」
「ほらほらっ、捕まえてあげるわよー!」
 逃げ回る早月を楽しそうに追いかけさせるメイカー。その悲鳴に無意識に劣情を誘われている事に気づかず……そして当然、そちらに触手が割かれればフランチェスカへの攻撃が減り、その隙を逃す彼女ではない。
「ええ、これだけデカくなっていれば的を外しようがありませんわね?」
「きゃ、きゃああっ、よくもぉっ!」
 急所への砲撃乱れ撃ちに、悲鳴を上げるメイカー。怒りと恥じらいで身体を庇うその周囲を旋回しながら、さらに砲雷撃を叩き込んで間合いを詰めていく。
「このまま一気に……!」
 旋回の運動力を乗せた突進。光焔の刃を穂先に纏い、メイカーの後頭部へと突進する。いかに巨大であろうと、脳を貫けば――。
「っ、な、デコイ……ッ!?」
 貫いた筈の頭が、弾けるように広がった。頭だと思ったものは、髪に見せかけた触手の塊だったと、気づいた時にはもう遅い。
「ふふっ、アイドルは嘘が上手なのっ♪」
「しまっ……ああっ!?」
 必殺の突きは無効に終わり、逃れる間もなく絡みつかれる。拘束され、蝋の熱が生む快楽でその身を焦がされる。
「――!!」
「散々やってくれちゃった罰よ……簡単には固めてあげない♪」
 顔の下部を固められ、声を出す事すら許されない。四肢をあられもない姿で固められ、蝋に敏感な部位を弄られ自由な胴体が痙攣する。
「さて……そっちも忘れてないわよ!」
「ひぃっ!?」
 邪魔者を拘束した所で、早月に熱の篭もった視線を向けるメイカー。劣情を刺激された上でお預けされた分、その瞳はさらにねちっこい。
「ま、待って、いやっ……いやああっ!?」
 殺到する触手を避けきる事など当然出来ず、UFOの中から引きずり出される。必死に抵抗するが、逃げられない。
「あっ……ああっ、やっ、だめ、そこっ……んっ!?」
 いや、そもそも抵抗しない。全身をまさぐる生暖かい刺激は妙に心地よく、抵抗の意志を奪われる。
「――! ――!!」
「あ、ぅ……やだ……!」
 触手に全身を責められ続け、身体を何度も跳ねさせるフランチェスカの姿に、自分もそうなるのかと恐怖を抱く早月、だが。
「ほーら、あなたはこっち♪」
「ひっ!?」
 メイカーは楽しそうに彼女の蝋袋へ放り込んだ。まだ固まっていない身体を、たっぷりと蝋に浸される。
「んあっ……は……ぁ……あふっ……」
 大量の蝋が身体を這いずる。全身を包まれながら刺激される暖かい感触。
「ぁぁ……きもち……いい……」
 もはや身も心も蝋の虜。すっかり蝋に身を委ね、快楽を貪る事しか考えられない。
「素敵でしょ、とっても♪」
「ぁ……」
 袋の入り口からこちらを覗き込むメイカーを見上げる早月の表情は虚ろで、快楽の事しか考えられず……全身が蝋に変われば、その意識すらも消えていく。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

ドゥルール・ブラッドティアーズ
共闘NG
グロNG
WIZ

巨大サンタガール……イイわね❤
一度やってみたい事があったの

守護霊【ドーピング】で戦闘力を高め、夜魔の翼で【空中戦】
相手の蝋燭攻撃を【見切り・残像】で避けつつ接近し
『暴食朱鞭刃』【2回攻撃・早業】による刹那の6回攻撃!
彼女のミニスカを更に短くすると共に
傷口から流れ込む【呪詛】と毒で一時的に動けなくするわ

私は蝋燭なんかよりも蜜に塗れたいの。
貴女の中で、たっぷりとね❤

その隙に彼女のスカートの中に
大事な所の中に侵入し【生命力吸収】

ああ、むせ返るような蜜の香り……
たまらないわ❤

【属性攻撃・電撃耐性】で放電。
超強力な低周波マッサージの如く快感を与えるわ。
もっと蜜を出して、味わわせて❤



「巨大サンタガール……イイわね♪ 一度やってみたい事があったの」
 メイカーを前にうっとりとした笑みを浮かべるルル。その身に守護霊を下ろし、翼を広げて一気に接近する。
「安心して、あなたも固めてあげるわ!」
「あら……!」
 メイカーの放つ大量の蜜の迎撃を、頭から浴び……そしてそれはそのまま、するりと通過した。残像を囮に急接近したルルは、その手に双剣を、お尻に蠍尾を構える。
「あら……蝋燭なんかよりも……」
「きゃ、あっ!?」
 鋭い斬撃が、ミニスカをさらに短くするように切り裂く。露出した太腿の付け根に尻尾を突き刺して呪詛と毒で痺れさせると、その奥へと忍び込んだ。
「私は蜜に塗れたいの。あなたの中でたっぷりと、ね♪」
「あ、ちょ、ちょっと……どこ入ってっ……!?」
 侵入してくるルルに動揺するメイカーだが、毒のせいもあってその動きは鈍い。その隙に、思う存分息を吸い込み己の欲望の限りにその場所を堪能する。
「ああ……むせ返るようなこの香り……堪らないわ♪」
「あ、あぅ、ああああ……!?」
 その隙に急所へ潜り込んだルルは、その身から電撃を迸らせる。痛めつけるためではなく、刺激を与える電流。
「もっと、もっと出して。もっと味わわせて♪」
「や、ちょ……やだ、やめ……やめなさい、よぉ……!?」
 腰をくねらせ、切なげな悲鳴を漏らすメイカー。その悲鳴が、耳ではなく身体を通して伝わってくるのが、またルルを楽しませ、興奮させる。
「ああ、もっと……そう、もっとよ、もっと……!」
「も、もう、いいっ……からっ……さっさと出てぇっ!」
 ルルが興奮すればするほど、メイカーは悲鳴を上げて首を振る。

大成功 🔵​🔵​🔵​

ギージスレーヴ・メーベルナッハ
貴様も蝋人形に…いや何でもない。
大した趣味を持つオブリビオンだが、付き合うは遠慮被る。その蝋の全て、虚空に放棄するが良かろう!

余はヤークト・ドラッヘに【騎乗】し出撃。
【空中戦】にて飛行し交戦する。

敵が繰り出す蝋の攻撃は、命中しそうなものに絞りヤークト・ドラッヘの搭載火器(【誘導弾】【制圧射撃】)にて撃ち落とし、落としきれない分を回避。
そのまま敵本体へ攻撃を仕掛ける。
有効打とはならぬだろうが牽制として。
それにより敵の機動速度を把握、そこから回避の動きを計算の上で機甲武装・重榴弾砲を発動。
可能ならば敵が持つ袋に撃ち込み武装の破壊を目論む。あと先に捕まった猟兵の救出。
「早々と出るが良い」


フレミア・レイブラッド
可愛らしいけど、少し性格は悪そうな感じね…。わたしはそんな趣味は無いし、蝋は遠慮するわ

【ブラッディ・フォール】で「終焉を呼ぶ黒皇竜」の「黒皇竜ディオバルス」の力を使用(黒皇竜の翼や尻尾等が付いた姿に変化)。
黒皇竜の翼で空中戦。
速度で翻弄しつつ、【インフェルノ】で蝋の触手やスライムを溶解させ、迎撃しながら本体を攻撃するわ。
時期尚早なそのサンタ服、焼き払ってあげる♪
途中、怒った敵に逃げ場を失う程の大量の蝋で攻撃され、【念動力】で球状のバリアを張って凌ごうとするもそのまま固められるが、【カタストロフィ・ノヴァ】で蝋を消し飛ばして脱出。
そのまま再度【カタストロフィ・ノヴァ】で反撃し、吹き飛ばすわ


栗花落・澪
蝋燭にされて喜ぶ人なんかいるわけ……ああ、いるのね

UFOの操作は慣れたもの
敢えて窓を開け、【空中戦】で培った経験から
敵の攻撃時に生じる僅かな風切り音や風の揺らぎを
【聞き耳】や全身で感知し反射での回避行動
見てから動くより速いからね
…スカートより下は通らないよう注意
これでも男なので

囚われてる仲間がいるなら返してもらうよ!

初めはUFOの光線で攻撃し気を引いては背後に回り翻弄
袋から気を逸らさせ
蝋燭を回避した直後UFOを自動操縦に
一時的に僕1人飛び出し、【催眠歌唱】で操る【指定UC】の範囲攻撃
【破魔】の花弁による斬撃で、袋もろとも敵を切り刻む
袋が破れて蝋が消費されれば…尽きるまでの時間も加速するでしょ



「可愛らしいけど、少し性格は悪そうな感じね……」
「あら、アイドルはちょっと性格が悪い方が人気出るのよ?」
 黒き竜の翼を羽ばたかせて飛ぶフレミアの呟きを聞き咎め、可愛らしくポーズを決めるメイカー。
「あなたも蝋燭にしてあ・げ・る♪」
「わたしはそんな趣味は無いし遠慮するわ」
 そのまま蝋をぶちまけてくるのを素早い飛行でかわし、炎で薙ぎ払うように溶かし防いでいく。
 今回の戦争に幾度となく出撃している澪は、その経験を生かし、慣れた様子でUFOを操作する。
「蝋燭にされて喜ぶ人なんかいるわけ……は……まあともかくとして」
 一部の猟兵から微妙に視線を反らしながらも、UFOの窓を開けて風を感じる。僅かな風の音、風の揺らぎ。それら全てを感じ取れば、敵の攻撃を見切って避けるのは容易い。
「あなたも喜んでくれていいのよ?」
「なら、貴様も蝋人形に……ん、ん、なんでもない」
 悪魔のような言葉をぶつけかけ、咳払いをして誤魔化すギージスレーヴ。戦闘車を空中に走らせ、傲岸な笑みを浮かべて見せる。
「大した趣味だが、付き合うのは御免被るのでな!」
 撒き散らされる蝋へと搭載火器を派手にぶちまけ、貫通させた砲弾でそのままメイカーを撃つ。その火力に揺らぎ、苛立ちを露わにするメイカー。
「もぉ、どうして素直に蝋燭にならないのよ!」
「だからならないって! ……普通はねっ!」
 その苛立ちをさらに煽るように、澪はUFOに搭載された光線を撃ち込んでいく。巧みに背後に回り込んで翻弄すれば、メイカーは怒りと苛立ちでさらなる蝋触手をぶちまけんとする。
「もぉぉぉぉっ!」
「ふぅ、キリがないわね。それじゃあ……」
 伸びてきた蝋触手を融解させつつ、さらに間合いを詰めていくフレミア。メイカーの懐へと一気に飛び込むと、にこやかに微笑みかける。
「時期尚早なそのサンタ服、焼き払ってあげる♪」
「くくく、それは良い。二体の竜の火力をその一身に受けるが良い!」
 黒竜の力を駆るフレミアの炎と、ドラッヘの名を持つ戦闘車を操るギジィの火砲。二人の手によって、メイカーの纏うサンタ服に穴が開けられていくと、澪が気まずげに視線を反らす。
「……僕もこれでも男なので、うん、あまり……」
「ちょ、ちょっとぉ、アイドルにどこまでサービスさせるのっ、許さない!!」
 そんな呟きも聞こえず当然激怒するメイカーは、蝋袋を思い切り開いてぶちまける。後先考えない大量の蝋。
「ふんっ、貴様の攻撃はすでに分析済みよ!」
 その蝋の合間を、巧みに掻い潜っていくギジィ。重機甲の戦闘車に掠らせもせず、巧みな空中走行を見せる。
 が、完全に間合いに入ったフレミアはそうはいかない。
「あっ、まずっ……」
 咄嗟に球状のバリアを展開するが、その物量は圧倒的。バリアごと蝋に呑み込まれ、見えなくなる身体。
「ふぅっ、ようやく、可愛くなったじゃない♪」
 それを見て、ようやく溜飲が下がったとばかりに笑みを浮かべるメイカー。蝋の塊を掴んで蝋袋に入れようとするが……その隙を、澪は逃さない。
 狙いは、メイカーの抱えた蝋袋……UFOから一人飛び出し、翼をはためかせて飛びついた。
「きゃっ、ちょっと!」
「囚われてる仲間、返してもらうよ!」
 響き渡る澄み渡った歌声……その高音によって生み出される破魔の花弁は、刃となって、袋をズタズタに切り裂く。開いた穴を慌てて塞ごうとするが、その布地の上に花畑が広がり、崩壊を加速する。
 そして無論、この場のもう一人……ギジィも黙って見ている筈はない。重戦車の背後に異空間を開く。
「ハハハハ! さあ、覚悟は良いな?」
「や、ま、待って、今はーっ!?」
 慌てるメイカーの言葉など当然聞き入れず、高笑いと共に呼び出されたのは列車砲。その大砲塔を蝋袋へと向け、一切の躊躇なく発射する。
「その蝋の全て、虚空に放棄するが良かろう!」
「や、いやぁっ!!?」
 見た目より頑丈な布地も、重榴弾を喰らってはひとたまりもない。大穴が開き、蝋の漏出が加速する。
「やぁ、ちょ、ちょっと、こぼれるっ、こぼれるっ!!」
 両手でその穴を塞ごうとするメイカー……その手から離れた、フレミアが入った蝋の塊が、内側から輝き始める。
「え、今度はなに……」
「ちょっと、危なかったわ……だから、お返し、受け取りなさい!」
 内側から蝋を破壊し、極大の爆発を生じさせるフレミア。その爆発がメイカーを呑み込み、吹き飛ばす。
「きゃあああっ!?」
 吹き飛ばされながら、穴から大量の蝋を……そしてそこに詰まった人間蝋燭を撒き散らしていくメイカー。
「も、もう、私のコレクションが!?」
「君の、じゃないよ……僕達の仲間だ!」
 必死になって漏出を防ぐメイカー。墜落していく人間蝋燭を下に回って――なるべくメイカーを下から覗き込まないように――UFOで救出していく澪。
「溜め込んだ物よ……そら、早々と全て吐き出すが良い!」
「い、いやよぉっ!」
 ダメ押しの砲撃を叩き込むギジィから必死に袋を庇うも、もはや蝋袋の崩壊は止まらない。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

河津・跳太郎
・空中戦
乗って来たUFOを固められない様外に飛び出し
スカイダンサーの力で空中を跳ねまわりながら自前で空中戦をする
(ジャンプ、空中戦)

・防御
敵の蝋スライム攻撃はUCのよる柔軟ボディで
大きく息を吸って腹を膨らませ体を膨張させて受け止め
その後息を吐いて縮んでできた隙間から脱出する

・攻撃
グルグルと相手の周りを跳ねまわりながら翻弄し
手に持ったろうそくに舌を伸ばして絡める
勢いよく全身を使って引っ張ることで相手の体にろうそくを押し付け
溶けた蝋を自分で浴びる様にさせる

・セリフ
これは大きいでありますな……
でも我輩も小粒でもピリリと辛いところを見せるでありますよ!
なにせ吾輩、跳ねるのは大得意でありますからな!


四季乃・瑠璃
緋瑪「大きいけど、クエーサービーストに比べれば常識的かな~」
瑠璃「でも、女の子が大きくなるってどうなんだろう。見られたくないトコとか見えそうだし」
緋瑪「大きくなると肌荒れとかばれそうだよね」(じー)

【破壊の姫君】で分身

瑠璃が氷と風属性による吹雪の魔術【属性攻撃、高速詠唱、全力魔法】で溶けた蝋や蝋触手等の攻撃をこちらに届く前に冷やして固め、緋瑪が【範囲攻撃、鎧無視、鎧砕き、早業】接触式ボムで爆砕する事で無力化。
手に持った蝋燭を狙って接触式ボムを放ち、溶けた蝋を大量に至近距離でぶちまけることで敵を逆に蝋燭まみれにして上記の吹雪の魔術で固め、【力溜め、範囲攻撃】ジェノサイドノヴァで仕留めに掛かるよ。


シエナ・リーレイ
■アドリブ絡み可
お姉さん、すごく大きいね!とシエナは驚きます。

空飛ぶお星さまに乗りはしゃぎまわるシエナ
巨大なサンタのお姉さんに驚き、お姉さんがかけて来た蝋によりお星さまから落ちてしまいます


ありがとう!とシエナは『アピス君』にお礼を言います。

お星さまから落ちたシエナですがスカートの中から出て来た『姉妹』が連れるアピス君に助けられ事なきをえました


蜜蝋合戦の時間だよ!とシエナは蜜蝋玉を投げつけます。


アピス君に乗るシエナは『姉妹』達と共にお姉さんの周囲を飛び回り蝋を避け蜜蝋玉を投げつける[捕縛攻撃]で反撃します


そして、お姉さんを蜜蝋人形に出来れば『お友達』に迎える為に『姉妹』達と共に[運搬]を試みます



「うぅ、もぉぉ、許さない、許さない!」
「これは……やはり、大きいでありますな」
 怒りと手にした蝋燭を振り回し、蝋を撒き散らしていくメイカーの姿に、跳太郎は感嘆の声を漏らす。
「ちょこまか跳ね回ってぇっ!」
「吾輩、跳ねるのは大得意でありますからな!」
 カエルのミュータント、フロッギーヒーローのピョン太である彼にとっては、遥か高空であっても跳ね回るための足場に過ぎない。何もない空中を蹴って、飛び散る蝋を回避する。
「うん、お姉さん、すごく大きいね! とシエナは驚きます」
 シエナも、その大きさに、可愛らしく目を丸くした。『空飛ぶお星さま』に乗った事にはしゃぎ、珍しい相手を見れた事に無邪気に喜びを露わにする。
「お友達になって欲しいかも! とシエナは期待に胸を弾ませます」
「蝋燭になったらお友達になってあげるわ!」
 手にした蝋燭を振り回してその言葉に応えるメイカー。一方、もっと大きい生物を見た事のある緋瑪と瑠璃は、冷静にその姿を見つめる。
「大きいけど、クエーサービーストに比べれば常識的かな~」
「でも、女の子が大きくなるってどうなんだろう……見られたくないトコとか見えそうだし」
 その言葉にピクリ、と反応し、一瞬動きを止めるメイカー。その姿を緋瑪はさらにじーっと凝視する。
「大きくなると肌荒れとかばれそうだよね」
「アイドルに肌荒れなんてないの!」
 畳み掛けるような言葉に激怒して蝋燭を振り回す。さらに飛び散っていく無数の蝋。
「ほんとかな?」
「怒るって事は図星かも?」
 その蝋を、自らに届く前に瑠璃が固め、緋瑪が爆弾で砕いて弾き飛ばす。余裕をもって防ぎながらも、さらに怒りを煽る二人に、真っ赤になるメイカー。
「~~~~っ!」
「さ、流石に煽り過ぎなのでは……むぅっ!」
 飛び散る蝋の量が増せば、ピョン太は大きく腹を膨らませてそれを受け止めた。
「……ぷはぁっ!」
 息を吐き出せばその腹が縮み、その隙に蝋から脱出する。カエルに出来る事は大抵できる、それがフロッギーヒーローの力だ。
「我輩も小粒でもピリリと辛いところを見せるでありますよ!」
「辛いのは嫌い! 甘いのが好き!」
 ますますいきり立って蝋をぶちまけるメイカー。緋瑪達もピョン太も、その蝋を巧みに防ぎ、かわしていく、が……。
「きゃあっ!?」
「む、大丈夫でありますか!?」
 戦場と言う緊張感を持たないシエナは、飛んできた蝋に驚いて、UFOから転落してしまう。慌ててピョン太が助けに跳ぼうとするが、それより早く、シエナのスカートから飛び出す『姉妹』。
「ありがとう! とシエナは『アピス君』にお礼を言います」
 飛び出してきた蜜蜂竜が、シエナの身体を受け止めた。礼を言って微笑んだシエナの周囲を飛ぶ無数の竜、そしてその上に乗った働き蜂の竜娘達。
「蜜蝋合戦の時間だよ! とシエナは蜜蝋玉を投げつけます」
「えっ……ちょ、ちょっとっ!?」
 彼女達は、一斉にその手から蜜蝋玉を投げつけた。メイカーの身体に付着し、すぐに固まっていく蜜蝋。
「わ、私は固める趣味はあっても固められる趣味はないわよ!?」
 思わぬ反撃に狼狽するメイカー。その姿を見たピョン太は、一気に上へと跳ね上がる。
「あちらは大丈夫そうでありますな。しからば我輩も……ぬんっ!」
「あっ……!?」
 その口を開いて伸ばす長い長い蛙の舌。それはムチのように、蝋を絡め取り、メイカーの頭上に引っ張り上げた。傾き垂れる蝋が、メイカー自身の身体に落ちていく。
「あっ、あっ、待っ、て……やぁっ……!?」
「待たないでありますよ……今であります!」
 慌てて蝋を奪い返そうと引っ張るメイカーだが、ピョン太の舌も簡単にはそれを逃さない。そのまま視線を送られた緋瑪達は、両手を合わせて巨大な爆弾を生み出していく。
「他の人を固める覚悟があるって事は、自分が固まる覚悟もあるって事だよね?」
「まあ無くても関係ないけど!」
 爆弾が投じられた瞬間、ピョン太が舌を引き……メイカーが腕を下ろすより先に、蝋燭に激突する爆弾。
「きゃ、あああああああああっ!?」
 蝋燭が粉々に砕け散ると、そこから飛び散る大量の蝋が、メイカー自身に頭から浴びせられていく。自分の蝋の熱を感じて慌てるメイカー。
「やっ、だめ、取って、こんな……」
「こういう殺し方はあんまりした事ないよねー。新鮮かも」
 ダメ押しに瑠璃が吹雪の魔術を叩き込めば、その大量の蝋が急速に固まっていく。頭を覗く上半身を自分の蝋に固められ……そして気づけば下半身も、蜜蝋に覆われて。
「とっても可愛い姿になったね! とシエナは喜びます」
「ま、待って、やだ、私、こんなのっ……た、助けて!」
 メイカーの唯一自由な頭部を、取り囲むシエナと蜜蜂竜達。微笑みながら蜜蝋玉を見せつけるシエナに怯えるメイカーを見やり、ピョン太は目を閉じ首を横に振った。
「まあ……因果応報でありますな」
「い、いやあああああっ――」
 その悲鳴を遮るように一斉に投じられた蜜蝋。それは完全にメイカーを包み込み。
「さあ、一緒に新しいお友達を運びましょう! とシエナは『姉妹』達にお願いします」
「――――」
 数多の相手を蝋で固めて来たオブリビオン、キャンドルサービスメイカーは、最期は逆に自らが蝋に固められ……永遠に動く事はなくなったのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2019年11月14日
宿敵 『蝋燭サンタ『キャンドルサービスメイカー』』 を撃破!


挿絵イラスト