14
ハーデスト・マッスル・ヴィランズ

#ヒーローズアース #愚者の迷宮

タグの編集

 現在は作者のみ編集可能です。
 🔒公式タグは編集できません。

🔒
#ヒーローズアース
🔒
#愚者の迷宮


0




●過酷なる鍛錬の果てに
「「うぉぉぉぉぉ!」」
「声が小さい! 気合が入っていないぞ!」
 ヒーローズアースの、とあるヴィラン刑務所。そこに、刑務所とは思えぬ叫び声が響く。
「「うぉぉぉぉぉぉぉぉ!」」
「そうだ! 腹の底から気合を入れろ!」
 収容されているはずのヴィラン達は、牢獄から解放されており……だが何故か、代わりに鉄球を担いで走っている。
 そして、そのヴィラン達に発破をかけるのは、黄色いブルマに身を包んだ金髪の、筋肉質な美少女であった。
「ユーベルコードを封じられたからと言って腑抜けたヴィランども! オレが一から鍛え直してやる! 筋肉は力! 筋肉こそが最も優れた悪の力なのだ!」
「「おぉぉぉ!」」
 力強い肉体を誇示しながら、自信満々に言い放つ美少女。凶悪なヴィラン達も、それに呼応してさらに叫ぶ。
「十分に鍛え、その肉体を作り直した暁には、栄光有るブルマニオン帝国の一員としてオレの元で働かせてやろう! さあ、分かったらあと三十周!」

●グリモアベースにて
「皆さん、召集に応じてくださり、感謝します」
 グリモアベースに集まった猟兵達を、万将・紅奈(呪われし蛮狐・f12157)は無表情な視線で見回し、丁寧に頭を下げる。
「今回はヒーローズアースで、ヴィラン刑務所を占拠したオブリビオンを討伐して頂きます」
 ヴィランのユーベルコードを封じる『愚者の迷宮』を利用して造られた、ヴィラン用の刑務所は、世界各地に点在する。だが、その愚者の迷宮の力や、そこに囚われたヴィラン達を利用すべく、オブリビオンが刑務所を襲撃する事件は後を絶たない。
「今回のオブリビオンは、愚者の迷宮を巨大なヴィラン訓練施設に作り変えようとしているのです」
 捕らえられていたヴィラン達をこの刑務所内で特訓させ、強化したヴィランによって新たな悪事を起こす、と言う目論見だ。
 特訓が上手くいかなくても、その時は愚者の迷宮の魔力を奪って撤収すれば良い……と言う二段構えの作戦でもある。
「当然、このような作戦を放置する訳にはいきません。皆さんにはこの刑務所に乗り込み、ヴィランの再捕縛とオブリビオンの対処を行って頂きます」

 刑務所突入後は、まずは所内で自由になっているヴィラン達に対処する必要がある。
「所内はオブリビオンの手によって訓練施設となっており、様々な仕掛けを施されています」
 主に肉体に負担をかけるトレーニング用の仕掛けが多い。
 例えば、突然天井や壁が迫ってきて支えさせられる、拘束されて腹筋めがけて鉄球が飛んでくる、突然床がベルトコンベアになって走らされる……などと言った具合だ。
 あくまで鍛錬用であるため命に関わるようなものはない……はずだが、何しろオブリビオンの設置したヴィラン用の仕掛けなので、危険な物もあるかもしれない。
「当然、ヴィラン達も黙って見ている訳ではありません。愚者の迷宮内部なので彼らはユーベルコードを使用できませんが、オブリビオンのトレーニングを受けた事で、純粋に肉体的に強化されています」
 こちらが一方的にユーベルコードが使えるとはいえ、地の利と鍛えられた肉体が合わされば、決して侮れる相手ではない。
 また、ヒーローズアースではヴィランの殺害は許可されていないため、殺さずに対処スル必要もある。
「ヴィランを捕らえる事が出来れば理想ですが……とにかく刑務所中央のオブリビオンの元へ辿り着くのが第一です」
 場合によっては、わざとヴィランに捕まってオブリビオンの元に連行される、などと言う事も考えられるかもしれない。

「中央部に到達すると、オブリビオンとの戦闘になります。まず最初に皆さんの前に立ちはだかるのは、洗脳された女子高生達です」
 洗脳された、と言う言葉の通り、彼女たちは厳密に言えばオブリビオンではなく、オブリビオンに操られた女子高生だ。
 女子アメフト部に所属し、スーパーヒーローのタマゴでもあった彼女達は、その優れた肉体に目をつけられてオブリビオンに捕らえられてしまった。
「強靭な肉体、スーパーヒーローとしての素質、そしてオブリビオンの強化。三拍子揃った強敵となっています。特に道中で消耗している場合、厳しい戦いになるでしょう」
 また、同じ部活のメンバーと言う事でチームワークも高く、力を合わせたタックルを受け止めるのは至難の業だ。アメフトボール型の爆弾や、ハカ(闘志を高める民族舞踊)による身体強化も行ってくる。
 幸い、洗脳を解くのに特別な方法は必要なく、普通に倒せば洗脳は解除される。強化された肉体は、大火力で消し飛ばそうとでも思わない限りは大怪我する事はないので、手加減無しで戦っても問題はない。

「女子高生達を退けると、ボスが現れます。ブルマニオン帝国なる悪の帝国によって産み出されたエリート強化兵士、『イエローブルマソルジャー』です」
 名前の通りイエローのブルマを穿いた美少女であり、その特徴はやはり、鍛え抜かれた強靭な筋肉だ。飛び道具や特殊能力の類はないが、とにかく、圧倒的な身体能力を誇る。
「彼女は自分の力とブルマに絶対の自信を持っており、真っ向勝負を特に好みます。特に掴み技やヒップアタックの威力は凄まじいもので、喰らえば猟兵と言えど立ち上がるのは難しいでしょう」
 付け入る隙があるとすれば、頭はそれほど良くない事だろう。つまり有り体に言えば脳筋である。
 だが、その筋肉の度合いは半端ではない。魔法などの搦め手すら、筋肉で解決しようとするし、実際解決しかねない。
 かなりの強敵となるだろう。

「説明は以上となります。主に肉体的に非常にハードな依頼となりますが、どうか皆さんの力をお貸しください」
 そう言って、紅奈は猟兵達に頭を下げる。
「では、ご無事のお帰りをお待ちしています。いってらっしゃいませ」


一二三四五六
 お色気依頼と言うよりマッスル依頼。

 ごきげんよう。リアルでは筋肉に一切縁がない貧弱系MS、一二三四五六です。

 まずいつもの注意書き。
 ひどい目にあうプレイングを書いてその通りにひどい目にあうだけでも、🔵は獲得出来るし、依頼は進みます。楽しむのが一番大事。
 ひどい目にあう場合も、プレイングに書いてある以上の事はされません。曖昧な場合は安全な方に取りますが、心配な場合は、『これくらいまで希望』とか『これ以上NG』とか書いといても良いです。
 あまりに行き過ぎたエログロ行為は、なんとなくぼやかした描写になります。直接的な言葉は使わず、推測は出来るけど断言は出来ないような感じで。

 集団戦『洗脳されしアメフト女子高生』はモニカ・エレアノール(Angel of Fury・f21632)さん、第三章のボス戦『形式番号022・イエローブルマソルジャー』はシャーロット・キャロル(マイティガール・f16392)さんの宿敵です。ありがとうございます。
 第一章の冒険『ヴィラン組織検挙』はトミーウォーカーの公式フラグメントです。

 補足。
 ヴィランやオブリビオンに負けて、大変な目に合ったりする感じを想定した依頼です。今回はお色気方面よりも肉体方面に大変な目に合う事が多くなるかと思います。思う存分、負けて叩き潰されたりすると良いでしょう。
 無論勝っても良いです。存分にバトルを楽しんだりしましょう。
 どうなるかは、プレイング次第と言うやつです。

 第一章のヴィランは男女共にいます。みんなパワーとスピードを兼ね備えた筋肉系ヴィランです。
 愚者の迷宮内では、ヴィランはユーベルコードは使えません(猟兵は使えます)が、筋肉は普通に使って来まっする。

 それでは、皆様のプレイングを楽しみにお待ちしています。
382




第1章 冒険 『ヴィラン組織検挙』

POW   :    正面から乗り込んで、力づくでヴィランを叩きのめします。

SPD   :    策や罠を利用して、スマートにヴィラン達を捕縛します。

WIZ   :    情や思想に訴えかけて、ヴィラン達を改心させます(他の行動に比べやや困難です)。

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

銀山・昭平
なんかこの刑務所、かなり汗臭く感じるべ。おらの鼻がおかしいのかもしれねぇが。

◆行動
【銀山流即席絡繰術・弐式】でダウジングマシンを作って、仕掛けの場所を把握しながら注意して進んでいくべ。
回避できるものはできるだけ回避しつつ、回避できそうにないところはおらの手で解除していくべ。何、おらはこういったものの解除は慣れてるべ(フラグ)

しかし、最近おらはあまり鍛えてないべなぁ。特に腹は中年太りって言われても否定できねぇべ。全く動けねぇ状態で思いっきり腹をサンドバッグみてぇに殴られたりでもしたらどうなるべか……

※アドリブ・共闘など歓迎です!


日和見・カナタ
迷宮をまるまる訓練施設に…って、かなり大規模ですね。
かなり力のあるオブリビオンみたいですし、事件を起こす前に止めなきゃですね!

まずはヴィランの方々を無力化しましょう!
怪我をさせないように義肢の出力は最低限にして戦いつつ、気絶させたヴィランは脇道に寝かせていきますね!
『機械蜂』の映像も『サイバーゴーグル』で受信して、攻撃を受けないように立ち回りますよ!

とはいえ、相手は鍛えられたヴィランです。
地形にも通じていますし、無事に倒せるかどうか……。

【アドリブ・協力歓迎、NGなし】



 迫り来る巨大な鉄球。受け止めなければそのまま押し潰されてしまう。
「へぇ……面白いじゃない♪」
 それを無造作に片手で受け止め、フレミアは微笑んだ。真祖の力を秘めた彼女にとって、こんなものは大した脅威ではない。無造作に殴り砕くと、悠然と進む。
「次はどんな仕掛けが待ってるのかしら?」
 楽しげな彼女の前に現れた次なる仕掛けは、落下する天井……だが、そこにはすでに先客が存在した。
「ぬ、ぅぅぅぅぅぅ……」
 天井を両手で支えて踏みとどまっているのは、静香だ。普段は清楚な車椅子令嬢は、その身体に怪奇なるマッスルを纏った筋肉令嬢として、その力を振るっている。
「こ、このような……仕掛けなど……」
 だが、そんな筋肉令嬢とて、この仕掛けには苦戦していた。迫る天井を必死に支えながら、静香は苦しげに言葉を漏らす。
「魅力的すぎます……!」
「あ、そっちなんだ?」
 助けようと思っていたフレミアが、思わぬ言葉に軽く脱力した。
「支える力に応じて徐々に重みを増し、全身の筋肉に心地よい負荷をかけてくる! このような魅力的な筋肉鍛錬用罠を用意するとは、なんと卑劣な!」
「まあ、楽しいのは分からなくもないけど」
 静香も通り抜けるだけなら数秒とはかからないし、フレミアもそれは同じだ。彼女達にとって、これらの罠は大した問題ではない。
「後でこの仕掛けだけでも運び出せないでしょうか……」
「いたぞ! 侵入者だ!」
 葛藤し試案する静香の元に、ヴィラン達が現れる。
「捕まえ――」
「おや、ビランの皆さんですが……ぬぅぅぅんっ!!」
 その瞬間、静香は天井を全力で跳ね上げると、豪快なマッスルポーズを決めた。全身の筋肉を強調し、ヴィラン達へと見せつける。
「う、美しい……なんて逞しい筋肉……!」
「通して頂けますね?」
 筋肉を愛する者同士の意思疎通。静香を前にしてヴィランは一斉に頭を垂れ、道を開ける。
「罠は名残惜しいですが、先に進みましょう!」
「ええ、まあそれに異論はないけど」
 目の前の光景に若干の疑問を感じながらも、まあ嗜好はいろいろよね、と自分を納得させて同行するフレミア。
 ……ただ、鎖の拘束を力で引き千切ったのが悪かったのか、静香と同じような目で見られているのが気になる。
「あのような身体に、なんと言う筋肉……!」
「いや筋肉じゃないのだけど……まあ、通してくれるなら良いのかしら」
 そもそも人間と身体の作りが違う真祖の少女は、首を傾げ……深く考えない事にした。
まあ、自身を崇拝する目には慣れている事だし。
 そうして進む2人を阻むヴィランはほとんどいない。いた所でフレミアがちょっと微笑んで威圧するか、静香がマッスルポーズを決めれば、すぐに道を開けてくれる。
「うぉぉぉ、是非その筋肉に触らせてくだぐふっ」
「それはダメ」
 たまにこういうのが出てくるが、それは微笑んで殴り飛ばす。お陰で崇拝が一段と増すが、もう気にしない。
「さあ、あなたも私と一緒に筋肉を鍛えながら進みましょう!」
「必死に走るのは優雅じゃないから嫌なんだけど……」
 ただ、超高速ベルトコンベアを前にして微笑みかけてくる静香を殴り飛ばす訳にはいかない。かといって、コンベアを凍りつかせたりしたら、すごく悲しまれる気がする。
 静香に手を出そうとして片手で吊り上げられているヴィランを横目に見ながら、どうしたものかと真剣な表情で悩むのだった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​


※お詫びとお知らせ
 リプレイの送信をミスして、別の方のリプレイを投稿してしまいました。
 改めて正しいリプレイを投稿します。



「迷宮をまるまる訓練施設に……って、かなり大規模ですね」
 警戒しながら進んでいくカナタと昭平。優れたガジェッティアの2人が協力すれば、罠の発見は容易だ。
「かなり力のあるオブリビオンみたいですし、事件を起こす前に止めないと」
「そうだべなぁ。どれだけ手間と金がかかってるんだか、想像もつかないべ」
 巨大な万能レンチで罠を解体しながら、しみじみ呟く昭平。と、小型観測機で周囲を警戒していたカナタが、表情を引き締める。
「む、来ましたね……ヴィランは私が。罠の解除はお願いします!」
「おう、任せたべ!」
 一気に駆け寄り、近づいてきたヴィランを鋼の義腕で殴り飛ばす。その力強い一撃は、ヴィランの腹筋をも容易く打ち砕く。
「手加減はしてありますから、大怪我にはならない筈です……さあ、まだやりますか?」
「もちろんだ……そのような機械の腕に、我らの筋肉の腕が負けるものか!」
 一人があっさりやられても、恐れずに立ち向かってくるヴィラン。数人がかり、とはいえこの程度ならば、カナタの敵ではない。
「やるな……だが!」
「ぬぉぉぉぉ!?」
 だが、カナタを強敵と見たヴィランは突然、壁に取り付けられたボタンを押し込んだ。途端、背後から昭平の悲鳴が聞こえる。
「い、いきなりなんだべ、ヘマしたつもりはない……んぐぅっ!?」
「しまった……手動で起動する仕掛けが!?」
 力はこちらが上でも、地の利はヴィランにある。慌てて振り向けば、解除中の罠が突然作動して、鎖でぐるぐると拘束された昭平の姿。
「ぬぉぉ、腹がっ! 確かに最近鍛えてなかったべ!」
「醜い中年太りめ……」
 吊り下げられ、その腹を上下から鎖で圧迫される。反対側からやって来たヴィランが、その姿を見て不快そうな表情を浮かべた。
「う、確かにそう言われても否定は……ぐぶぅっ!?」
「我々が鍛え直してやろう!」
 動けぬ昭平の腹に突き刺さるヴィランの力強いパンチ。脂肪が殴り潰され、唾液を吐き出して呻く。
「どうだ、もう一発!」
「や、やめるべ、鍛えると言ってもやりすぎ……ぐぶぉっ!?」
 ヴィラン達は昭平の中年太りに狙いを定め、サンドバッグのように殴り潰し始める。殴られる度に悶絶し、嘔吐感に苦しむ昭平。
「うぐぇ……キツい上に、囲まれて汗臭いべ……ぶふぅっ!」
「くっ、今助けに……うぁっ!?」
 曲がり角から飛び出したヴィランの奇襲タックルを受け、横転するカナタ。観測機はそれを捕らえていたが、昭平に気を取られて見落としていたのだ。
 1対1なら跳ね除けられるが、それを理解しているヴィランはすぐに数人がかりで彼女を押さえつける。
「しまっ……あ、ああああっ!?」
「このような機械の身体に頼っていては筋肉は鍛えられないぞ!」
 ヴィランが目をつけたのは彼女の義肢。細かな構造など分からないため、力任せに引き剥がそうとして……接合部に走る激痛に悲鳴を上げるカナタ。
「ふむ、胴体は生身なのだな。よし、ここは鍛え直してやろう!」
「っ、がっ……やめ……ふぐぅぅっ!」
 さらに腹を踏みつけにされ、目を見開く。鍛錬と言うにはあまりに乱暴なヴィラン達の行為。
 あくまで鍛えるためと言う名目なので、顔や急所を狙われる事はないが……それでも苦しい事に変わりはない。
「ぶぐぅっ……もう……むり、だ、べ……ぐぇぇっ!」
「ぐぎっ……ぃ……そんな事をしても……外れな……ふぐぅっ!」
 昭平とカナタの苦痛の悲鳴が、施設に響き渡る。
九十九・静香
※連携アドリブ可

く、なんて魅力的筋肉鍛錬用罠の数々…!
ついその場に留まりたくさせるとはなんて卑劣な罠!
後でこの仕掛けだけでも運び出せないでしょうか…!

筋肉令嬢姿で罠を【怪力】や超脚力で筋肉突破し
鍛錬していたくなる誘惑を【気合】で振り払いつつ進みますわ

筋肉ビランらと対峙したら
【パフォーマンス】【誘惑】で魅せるポージングの連続を披露
筋肉紋『筋』やカリスマオーラ(筋)の効果で更に魅せてUC発動
わたくしへの崇拝感情を元に【団体行動】指揮し
UCが効いてない手近のビランを拘束させておき
わたくしも【グラップル】で絞めて【気絶】させます

味方の作戦によっては催眠ビランに車椅子令嬢姿で連行させるのもありですわね


フレミア・レイブラッド
これが仕掛けなのね…イロイロ面白いじゃない♪

正面から悠々とした感じで突入。
本来大変な目に会う様な仕掛けをアトラクション感覚で楽しみながら進行。

迫って来る天井や壁、拘束は笑顔で【怪力】で支えたり強引に引きちぎったり、鉄球は拳を【念動力】でコーティングして怪力で殴り飛ばしたり…。
ベルトコンベアはこんなので必至に走るとか優雅じゃないって事で【サイコキネシス】や氷の魔力【属性攻撃】で強引に停止させ設備ごと破壊する等して悠然と突破。
道中で会うヴィラン達には襲ってこなければ笑顔【誘惑】で通り過ぎるが、襲ってくる敵(特に好色で下心のある相手)は【怪力】や【サイコキネシス】を活かして強引に叩き潰させて貰うわ♪



 迫り来る巨大な鉄球。受け止めなければそのまま押し潰されてしまう。
「へぇ……面白いじゃない♪」
 それを無造作に片手で受け止め、フレミアは微笑んだ。真祖の力を秘めた彼女にとって、こんなものは大した脅威ではない。無造作に殴り砕くと、悠然と進む。
「次はどんな仕掛けが待ってるのかしら?」
 楽しげな彼女の前に現れた次なる仕掛けは、落下する天井……だが、そこにはすでに先客が存在した。
「ぬ、ぅぅぅぅぅぅ……」
 天井を両手で支えて踏みとどまっているのは、静香だ。普段は清楚な車椅子令嬢は、その身体に怪奇なるマッスルを纏った筋肉令嬢として、その力を振るっている。
「こ、このような……仕掛けなど……」
 だが、そんな筋肉令嬢とて、この仕掛けには苦戦していた。迫る天井を必死に支えながら、静香は苦しげに言葉を漏らす。
「魅力的すぎます……!」
「あ、そっちなんだ?」
 助けようと思っていたフレミアが、思わぬ言葉に軽く脱力した。
「支える力に応じて徐々に重みを増し、全身の筋肉に心地よい負荷をかけてくる! このような魅力的な筋肉鍛錬用罠を用意するとは、なんと卑劣な!」
「まあ、楽しいのは分からなくもないけど」
 静香も通り抜けるだけなら数秒とはかからないし、フレミアもそれは同じだ。彼女達にとって、これらの罠は大した問題ではない。
「後でこの仕掛けだけでも運び出せないでしょうか……」
「いたぞ! 侵入者だ!」
 葛藤し試案する静香の元に、ヴィラン達が現れる。
「捕まえ――」
「おや、ビランの皆さんですが……ぬぅぅぅんっ!!」
 その瞬間、静香は天井を全力で跳ね上げると、豪快なマッスルポーズを決めた。全身の筋肉を強調し、ヴィラン達へと見せつける。
「う、美しい……なんて逞しい筋肉……!」
「通して頂けますね?」
 筋肉を愛する者同士の意思疎通。静香を前にしてヴィランは一斉に頭を垂れ、道を開ける。
「罠は名残惜しいですが、先に進みましょう!」
「ええ、まあそれに異論はないけど」
 目の前の光景に若干の疑問を感じながらも、まあ嗜好はいろいろよね、と自分を納得させて同行するフレミア。
 ……ただ、鎖の拘束を力で引き千切ったのが悪かったのか、静香と同じような目で見られているのが気になる。
「あのような身体に、なんと言う筋肉……!」
「いや筋肉じゃないのだけど……まあ、通してくれるなら良いのかしら」
 そもそも人間と身体の作りが違う真祖の少女は、首を傾げ……深く考えない事にした。
まあ、自身を崇拝する目には慣れている事だし。
 そうして進む2人を阻むヴィランはほとんどいない。いた所でフレミアがちょっと微笑んで威圧するか、静香がマッスルポーズを決めれば、すぐに道を開けてくれる。
「うぉぉぉ、是非その筋肉に触らせてくだぐふっ」
「それはダメ」
 たまにこういうのが出てくるが、それは微笑んで殴り飛ばす。お陰で崇拝が一段と増すが、もう気にしない。
「さあ、あなたも私と一緒に筋肉を鍛えながら進みましょう!」
「必死に走るのは優雅じゃないから嫌なんだけど……」
 ただ、超高速ベルトコンベアを前にして微笑みかけてくる静香を殴り飛ばす訳にはいかない。かといって、コンベアを凍りつかせたりしたら、すごく悲しまれる気がする。
 静香に手を出そうとして片手で吊り上げられているヴィランを横目に見ながら、どうしたものかと真剣な表情で悩むのだった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

モニカ・エレアノール
最近いなくなった留学先の学友を捜してるんだけど……拉致の可能性があるんだよなぁ
で、拉致先予測候補の1つが此処なんだよね。まさしく“渡りに船”ってやつさ。

んじゃー早速調査……の前にまずはヴィラン退治だ
そぉらまずフリントロック銃でぇ……脚にズドン!ゴメンねー余裕あったらあとで治すからさー
撃てるだけ撃っていこう、【スナイパー】するの得意だし命はとらずそれでいて動きは阻害してく方向でっ

近づいてきたら?そらもう殴るしかないやろ
うぉらーっ!この銃はブン殴ったりもでけるよう大きく重く頑丈に出来てるんだーっ!


ひと段落したら回復しよう、仲間とあと余裕があったらほっとくと手遅れになりそうな大怪我してるヴィランをな


黒木・摩那
【WIZ】
筋肉は裏切らないって、どこかの偉い人も言ってました(棒)。

アルダワの迷宮ではこういうところ見たことあるけど、
まさかヒーローズアースで見ることになろうとは思わなかったわ。

罠? トレーニング機器の類は【第六感】と【念動力】で回避して
前に進んでいきます。

ヴィランにはまずは投降を呼びかけましょう。
このまま素直につかまれば、もうトレーニングしなくていいんですよ、
腕立てやスクワットも無しで休むことができますよ【言いくるめ】。

それでも反抗するならば、ヨーヨー『コメット』で【武器落とし】しつつ、
ワイヤーを絡めて【サイキックブラスト】を撃ち込んで、拘束します。



「アルダワの迷宮ではこういうところ見たことあるけど、まさかヒーローズアースで見ることになろうとは思わなかったわ……」
 突如として飛来する鉄球を念動力で押し留め、しみじみと呟く摩那。
「……趣旨は大分違うようだけど」
 いや、鉄球ではなくダンベル(50kg)だった。それに気づき、微妙な表情が浮かぶ。
「あたしもトレーニングは嫌いじゃないけど、ここまで無茶なのはなー」
 モニカも呆れたように肩をすくめる。ジム通いは日課だが、こんなジムは嫌だ。
「それに、今はトレーニングどころじゃないし。ここに居ると良いんだけど……」
 彼女が心配するのは、留学先の学友だ。行方不明になった彼女が、ここに拉致された可能性があると知り、やって来た。
「まあそこに依頼が有って、“渡りに船”ってやつさ。だから……」
 おもむろに持ち上げたのは、無骨で巨大なフリントロック銃。やって来たヴィランへ無造作に銃口を向ける。
「ズドンッ、ってなー」
「ぐぁあっ!?」
 動脈は避けて、脚の肉だけをそぎ取るように弾丸を打ち込む。狙いは正確、仕損じる事は無論、誤って殺すような事もない。
「ゴメンねー、こっちも邪魔される訳にはいかないんでさー。余裕あったらあとで治すからなー」
「投降するなら、ひどい目に合わせる事はありませんよ?」
 警戒し動きを止めたヴィラン達に、呼びかける摩那。
「それに……このまま素直につかまれば、もうトレーニングしなくていいんですよ」
「な、に……?」
 その言葉に、ショックを受けたように固まるヴィラン。
「腕立てやスクワットも無しで休むことが……」
「お、恐ろしい……そんな事をしたら筋肉が! 筋肉が落ちてしまう!」
 すでに頭の中まで筋肉だったヴィランには、完全に逆効果であった。
「あー……まあ筋肉は裏切らないって、どこかの偉い人も言ってましたしねー」
「その通りだ! 筋肉は裏切らない!」
 若干遠い目をして棒読みの摩那だが、ヴィランは皮肉に気づいていない。本気で筋肉を崇拝している。
「はいはい、じゃあこれで」
「うぉぉぉっ!?」
 話が通じないようなので、ヨーヨーのワイヤーで縛りつけてサイキックの電流を流し込んでおいた。いかに優れた筋肉といえど、痺れさせれば関係ない。
「くっ、近づいて捕まえてしまえば……」
 銃とヨーヨー、どちらもリーチの長い武器と気づけば、その間合いの内側へと飛び込んでくるヴィラン。太い腕がモニカに迫ってくる。
「うぉらーっ!」
「ぶべっ!?」
 そのヴィランの脳天を、やたらと重く頑丈な銃身でぶん殴り倒した。
「この銃は、ブン殴ったりもでけるんだー!」
「……こっちにも筋肉主義者が」
 ヴィランだけではなかったと、ますます遠い目をする摩那を尻目に、銃を鈍器にして大立ち回りを演じていくモニカ。
「ヤバかったら後で回復してやるから、遠慮なく殴り倒されろー!」
「……私は違う。私は違うからね?」
 この空間にいると同類視されそうなので、念入りに否定しながらヨーヨーを振るい電流を流し込んでいく。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

アンジェリカ・ヘインズビー
<半透明な壁が迫ってくる、壁の向こうで女性ヴィランが押してきているようだ>
…どういう訓練なんですか。
黙って押し潰されるつもりはありませんよ。[怪力72]
<問題なく押し返していくが相手はオブリビオンではない以上押し潰す訳にもいかない>
…もうあなたに勝ち目はありません、大人しく捕まってください。
<慣れない説得を試みるが決して諦めないヴィラン、そこにヴィランの仲間達が助けに来た!>
…そ、そういうのは正義の味方がするものじゃ…ぐえっ。
<熱い友情パワーによる凄まじい力で押し返された壁に抵抗もできずに潰され、壁を飾る様に伸されたアンジェリカ>
<その前でヴィラン達が互いの健闘を称えあっていた>

【ギャグ希望】



 アンジェリカに迫り来る、半透明の壁。その向こう側には、必死に押し込む女性ヴィランの姿が見える。
「このまま押し切ってあげるわ!」
「壁を挟んで押し合う訓練、でしょうか。……普通に力比べすれば良いじゃないですか」
 なんでこんな大掛かりな、と呆れて肩を竦める。サイボーグである彼女には、呆れるだけの余裕がある。
「ふんっ……んん~~っ!」
「無駄ですよ。あなたに勝ち目はありません」
 小柄な身体からは想像もつかないパワーで、冷静に押さえつけていく。とはいえ、ヴィラン相手に全力で押し返す訳にもいかない。説得は慣れないが、真摯に言葉を重ねようとする。
「大人しく捕まってください。さもなくば……?」
 そこに響いてくる足音。壁の向こうに目をこらせば……やって来たのはヴィランの仲間達。
「助太刀するわ!」
「みんな……ありがとう!」
 アンジェリカと言う強敵を前に、一致団結して迫ってくるヴィラン達。複数人のパワーが友情でさらに増幅される。
「そ、そういうのは正義の味方がするものじゃ……!?」
 無論、それを受け止めるアンジェリカは堪ったものではない。サイボーグの怪力にも限度があり、なす術なく押し込まれてしまう。
「ま、ちょ、ちょっと、それ、ずる……ぐえっ!?」
 ぎゅううう、と押し込まれ、身体が、顔面が圧迫される。それでも手を抜かぬヴィラン達によって、脚が宙に浮き、背後の壁にめり込んでいく。
「やったぁ! みんな、ありがとう!」
「…………ぇ……ぁ」
 完全に押し勝ち、ハイタッチを躱すヴィラン達。その背後では、潰れた顔と万歳ガニ股ポーズで壁に埋まった、アンジェリカの無様なオブジェが完成していた。

成功 🔵​🔵​🔴​

アイ・リスパー
「ユーベルコードが使えないヴィラン程度、敵ではありませんね。
さっさと知的に撃破して奥に向かいましょう」(フラグ

周囲に気をつけながら刑務所の中を進んでいきます。

「ここは……プール?」

そう、それは肉体に適度な負荷をかけるのに最適な水中運動を行なう施設。
――そしてカナヅチの私にとっては天敵ともいえる場所でした。

「なんか嫌な予感がするので、早く抜けましょう……って、きゃあああっ!」

突如、プールの中から出てきたビキニパンツを履いた男性ヴィランたちにプールの中に引きずり込まれます。

「えっ、あっ、私は運動は結構で……って、きゃああっ!」

着ている服を無理やり脱がされてスク水を着せられてしまうのでした。


グァーネッツォ・リトゥルスムィス
悪事を働く為に鍛えているだなんて、筋肉が泣いているぞ!
オレの筋肉で悪に堕ちかけている筋肉を救うぞ!

『朽ちぬ闘魂』で強化する為に逆境を用意しなければ…
という訳で刑務所にあるだろう拘束服を自ら着こむぞ
「おお、手も足も服の中に仕舞い込まれている。これは筋肉が唸るぜ!」
移動は一本足状態でジャンプし、扉や障害物はタックルでこじ開け進むぞ!

ヴィラン達を発見次第筋肉の愛を込めた頭突きで気絶させていくぜ
途中で痛めつけられて転ばされても、自ら顔を地面に叩きつけてでも、その反動で立ち上がり、
どんなトラップだろうとジャンプとタックルと頭突きでズタボロ雑巾になっても跳ね除けるぞ!
「ぐおお、ヴィラン達、観念しろおお!」



「ユーベルコードが使えないヴィラン程度、敵ではありませんね。さっさと知的に撃破して奥に向かいましょう!」
 丁寧にフラグを立てて、周囲を警戒しながら施設内を進むアイ。罠の位置を予測しながら進んでいくと、広く開けた空間に到着する。
「ここは……プール?」
 何の変哲もないプールを前にして、しかしアイの額に汗が滲む。……何の変哲がなくても、そもそもアイはカナヅチだ。
「なんか嫌な予感がするので、早く抜けましょ……」
「ふはははは!」
 その予感を的中させるように、水音と共にプールから飛び出してきたのは、ビキニパンツ一丁のマッチョヴィラン達であった。
「キミもプールで特訓だ! さあ!」
「きゃあああっ! な、なんですかー!?」
 不意を突かれた動揺もあり、プールの中に引きずり込まれていく。
 ……しばしの静寂。
 そして大きな水音と共に、再びヴィラン達が姿を現した。
「さあ、トレーニングだ! 水泳は肉体に適度な負荷をかけるのに最適!」
「そ、そんな事知ってますけど、ごぼっ、わ、私は運動はけっこ、げほげほっ!?」
 一緒に出て来たアイはスク水姿にさせられており、噎せ返りながら涙目でヴィランに抗議する。
「大丈夫! 最初はみんな初心者!」
「だからそういう問題じゃあ……た、助けてくださいー!?」
 必死に助けを求めるアイ。
「小さな少女に手を出すなんて、オレが許さないぜ!」
 その悲鳴を聞きつけてやって来た、グァーネッツォ。
「悪事を働く為に鍛えているだなんて、筋肉が泣いているぞ!」
「否! 筋肉は正義! すなわち我らも正義!」
 自信満々のヴィラン達と、バチバチと火花を散らすグァーネッツォ。
 ……を、見て、アイが不安そうな表情を浮かべる。
「……あの、その格好は?」
「これは、自分を逆境においつめるための格好だぜ!」
 彼女が纏っているのは、手足を完全に服の中に閉じ込める拘束服。一本足でぴょんぴょんと跳ねる。
「筋肉が唸るぜ!」
「……助けてくださいー!? 誰かー!」
 不安になったアイが他の助けを求めるが、グァーネッツォはそれを自分を呼ぶ声と認識する。
「よし、今助けるぜ!」
「うぉぉっ!?」
 一本足のままぴょーんと跳んで、頭突きでヴィランの腹に突っ込んだ。力強く頭をめり込ませ、ふっ飛ばしていく。
「む、むぅ、やるなぁ!」
「悪に堕ちかけている筋肉、オレが救ってやる!」
 跳んだ勢いで顔面がプールサイドに激突し鼻血が垂れても、堂々と言い放つグァーネッツォ。殴られても蹴られても、ボロボロになっても、逆境へのチャレンジャー精神を胸に何度でも跳ね起きる。
「くっ、なら水の中に引きずり込め!」
「うぉっ!? し、しまった、拘束服が水を吸って……ごぼぉっ!?」
 しかし、ヴィラン達にプール内に引きずり込まれてしまう。息が出来ずに苦しみ悶え。
「ぶごぉぉぉぉぉぉぉっっ!?」
「な、なんだ、うわあぁっ!?」
 それでも諦めず、人間魚雷の如く突き進む。必死に息継ぎを重ねてはヴィラン達にぶつかり合う。
「ごほっ、ごほっ、あ、諦めないぜ、がぼがぼっ……」
 何度も噎せ返り、溺れかけながら不屈の闘志でヴィランと激突するグァーネッツォ。
「んきゃあっ!? お、溺れますー!?」
 ――の、起こした波に巻き込まれたアイが、必死に手足をもがかせていた。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

アリス・セカンドカラー
完全おまかせ☆

エロでもネタでもフルスロットルで遊んでOK♡負けロール(実はわざと喰らっている)もありありです。
キャラコンセプトは『もはやどちらが悪役かわからない』『無邪気な子供は時にどんな悪魔よりも残酷』
エロい(えげつない・ろくでもない・いやらしい)
欲望のままにユーベルコードで自分に都合よく世界を改変し、獲物を自分好みの姿に変え洗脳し、念動力/大食い/盗み攻撃でリソースを喰らい簒奪し己の糧にする。

念動力を基点にしたオールラウンダーサイキック、怪力で近接パワーファイターから、属性攻撃/範囲攻撃で広域超能力遠距離戦、毒使いや罠使いややマヒ攻撃や催眠術でのデバッファーとマルチに動けます。


フランチェスカ・ヴァレンタイン
この迷宮… もしかしなくても、既に筋肉万能論者の巣窟だったりします…?

あちこちから漂うそんな雰囲気にわりとげんなりしつつ
非殺傷ですし、片っ端から蹴り倒すしかありませんかねー…?
迷宮の壁面や天井を蹴って跳び回り、空中回し蹴りやフランケンシュタイナーめいた太腿絞めで振り投げて押し寄せるヴィランを制圧していきましょう

筋肉万能論に精神が汚染されていても大多数はプラシーボレベルで物の数ではないはずです、が
もし”適応”してしまったヴィランがいれば、筋肉に不可能はないとばかりに拮抗どころか押し返され
応酬の果てに大股開きで極められて晒しものにされ、他のヴィラン達にも寄って集って辱められてしまいます?



「はぁっ!!」
「ぐはぁっ!」
 壁を蹴り加速して飛翔、美脚で華麗な回し蹴りを決めるフランチェスカ。膝をついた所で、首を太ももで絞め落とす。
「ぐっ……なんと言う……鍛えられた、大腿筋……がはっ」
「この迷宮……もしかしなくても、既に筋肉万能論者の巣窟だったりします……?」
 絞め落としたヴィランを別のヴィランに脚で投げ飛ばしながら、げんなりとした表情を浮かべる。だが、非殺傷ゆえにこれ以上手を出す訳にはいかない。
「まあ……所詮はプラシーボ。筋肉万能を訴えた所で、敵ではありませんし?」
 ため息を漏らしながらさらに飛び、現れるヴィランを片っ端から蹴り倒す。いい加減うんざりしながらも、新たに現れたヴィランへとソバットを叩き込み。
「ふんぬぅぅっ!」
「な……っ!?」
 それを胸板で弾かれ、脚を掴まれた。慌てて逃れようとするが、鋼のような腕はビクともしない。
「良く鍛えられているが……まだ足りん!」
「まさか、筋肉万能論に適応を……きゃ、ああっ!?」
 脚と腕を同時に羽交い締めにされ、大股開きで拘束される。晒し者にされ、真っ赤に顔を染めるフランチェスカ。
「ふっ……我らの鍛錬はそこらの奴とは違うのだ。見ろ!」
 ヴィランの視線の先に目を向ければ、そこに広がるのはトレーニング風景。
「15……16……どうしたぁ、ペースが落ちているぞぉ!」
「は、はいぃ……」
 そして、そこでトレーニングを強いられるアリスの姿だった。
「子供とは言え、手は抜かん! あと10回!」
「ひ、ぃぃ……」
 ヴィラン達に取り囲まれ、怯えながらも必死にトレーニングに励むアリス。汗を流し、苦しげにプルプルと身体を震わせる。
 ――と、それだけ見れば、幼い少女がマッチョ男に脅されているようにしか見えないのだが。
「29……30! よし、もう1セットだ!
「きゃあ、や、やめて……っ!」
 視線を下に向ければ、寝そべる男性ヴィラン。それに跨がらされて必死にスクワットをこなすアリスの姿は、トレーニングと言うか――なんだか薄い本っぽい。
「どうしたっ! もっと腰を突き出せ!」
「あ、ぁんっ……もう、無理……♪ やぁんっ♪」
 全ては、アリスの力――現実を、世界を改変する狂気のユーベルコード。背徳的なトレーニングも、ヴィランに責められるその姿も、それを望んだがゆえに他ならない。
「さあ、理解したか。お前も特訓に付き合ってもらおう!」
「つ、付き合う……な、何を……んっ、んん~っ!?」
 アリスを一方的に蹂躙し得る筋力と、決して力尽きぬ持久力を、他ならぬアリスに与えられたヴィラン達。フランチェスカでも、彼らを振りほどく事は出来ない。
「7……8……まだまだ、始まったばかりだぞ!」
「やっ……ひっ……ああっ!?」
 逞しいヴィラン達に挟まれてのスクワット。その度に悲鳴を上げさせられる。
 周囲には、腕組みをしてそれを見守るヴィラン達……もちろん、彼らも交代でトレーニングに参加するのだろう。
「あ、ああ……そんな……無理、でっ……んんん~~!」
 絶望的な表情の中に嬌声が混じり、いつしか無益な抵抗は快楽に蕩けていく。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

葉隠・翠
【心情】むむ…ヴィラン達の捕獲…この後もこれはなかなかにハードな依頼でござる…でもこの忍者りょくきゃげ!…緑影!どんな任務もこにゃしてみせるでござる!…こなしてみせるでござる…

【心情】ヴィランの攻撃は【見切り】で対処。そして分身の術を使い分身たちにヴィランを捕縛させた後【気絶攻撃】でヴィランを気絶させるでござる!そして他にも【挑発】でヴィランをおびき寄せた後にまた前者の方法でどんどん1人ずつ気絶させていくでござる!

(絡み・アドリブOK。)


露木・鬼燈
んー、いつかのプロレスを思い出すなぁ。
まぁ、あの時も何とかなったしね。
今回もイケルイケル!
まずはヴィランの捕縛からだね。
この程度の仕掛けなど余裕余裕。
忍のトレーニングは…もっとヤバいよ?
UCなしでも垂直の壁に立てる程度にはなるのですよ。
忍体術の真髄、見せてあげるですよ!
壁や天井も足場に駆け抜け、仕掛けをスルー。
邪魔なものは始点を棒手裏剣で破壊。
止まることなく駆けて跳んで進むのです。
おや?流石にこれは抜けられないかな。
でもそんな時こそUCの出番。
<影猫>を展開し、影に潜航。
仕掛けをやり過ごすのです。
ヴィランはテイルブレードを首に巻き付け宙吊りに。
意識を失ったら関節を外し、ロープで縛って捕獲完了。



「むむ……ヴィラン達の捕獲……この後もこれはなかなかにハードな依頼でござる」
「いつかのプロレスを思い出すなー」
 仕掛けが作動するより早く、風のように駆け抜ける翠と鬼燈。
 その最中、鬼燈が思い出すのは、以前愚者の迷宮で戦ったオブリビオンの事だ。
「まぁ、あの時も何とかなったしね。今回もイケルイケル!」
「うむっ、この忍者りょくきゃげ! ……緑影にかかれば!」
 噛んだ。
「どんな任務もこにゃしてみせるでござる! ……こなしてみせるでござる……」
「……だいじょぶ?」
 罠にはかかっていないのに舌が痛い翠。あと、鬼燈の気遣いの視線も痛い。
「まあ実際、忍のトレーニングは……もっとヤバいしね?」
 鬼燈の方は正確に言えば忍者ではなく、忍体術を修めた武芸者ではあるが、その技を身につけるための特訓を積んだ事に変わりはない。仕掛けを回避するため、壁を駆け、天井を駆ける、その体術は卓絶している。
「だからこのくらいは余裕……せやっ!」
 避けられない罠の始点は、棒手裏剣で破壊して機能を停止させる。一瞬たりとも、その足を止める事はない。
 そんな彼らの前に、今度はヴィランが立ちはだかる。
「侵入者め、ここで止めてくれる!」
 突き出される拳が、翠……いや、緑影を狙う。当たればただでは済みそうにないが、慌てる事はない。
「遅いっ……せやっ!」
「何ぃっ!?」
 紙一重で見切った瞬間、緑影の身体が四身に分かたれる。3人の分身達がヴィランを捕らえて動きを封じると、本人がその頭部を蹴り飛ばして昏倒に追い込んだ。
「さあ、こやつのようになりたい奴からかかってくるが良いぞ!」
「うぉぉぉ、筋肉もないくせに、許せん!」
 その背に降り立った翠影は、周囲のヴィラン達を挑発する。頭に血を昇らせたヴィラン達が、一斉にかかって来て――。
「……って多っ!?」
 その多さにたじろぐ緑影。いや、数が多くても勝てない訳ではない。ないのだが。
「視覚的な威圧感がすごいっぽい……」
「そう! それでござる!」
 冷静に一体ずつ無力化してはいくのだが、大量のマッチョが迫ってくるのは、圧がすごいし、逃げ場もない。
「まあ、こんな時こそ、これの出番っ!」
「なにっ!?」
 鬼燈の身体が、猫を模した黒い外骨格に包まれると、まるで水面に沈むように影の中に沈み込む。
「ど、どこだ!?」
「――ここっぽい!」
 そのままマッチョの壁の下をくぐり抜けた鬼燈は、ヴィランの首に猫の尾を絡めながら天井に張り付いた。
「ぐ、ぉ……ぐ、ぇ!?」
「ほい、これで一丁あがりっと」
 首を締め上げて呼吸を奪うと、窒息させる。意識を失った途端、瞬時に関節を外して無力化に追い込んだ。
「き、貴様っ!?」
「さあ、まだまだ行くですよー」
 素早く縛り上げ、別のヴィランが近づく前に再び影に沈む。
「むぅ……見事でござるな。拙者も負けてはいられぬ!」
 影と地上を出入りする度に一人ずつヴィランを無力化していく鬼燈の技巧に、感嘆する緑影。マッチョの壁に怯えている場合ではないと力が入り、愛用のクナイの柄でヴィランのこめかみを打ち据え、意識を断っていく。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

四季乃・瑠璃
SPD

【ダブル】で分身

体操着に黄色ブルマを着て変装(?)し、ヴィラン達のトレーニングマネージャーやサポーターみたいなフリして潜入。
男性ヴィラン達に【コミュ力、言いくるめ】で笑顔や愛想を振りまき、後をついて動く事で仕掛けを回避して潜入し、プロテインや水分補給ドリンクを配りながら特製麻痺毒【毒使い、マヒ攻撃、だまし討ち、早業】を混入させて制圧。
正体がバレた後や免れた敵は【毒使い、マヒ攻撃】麻痺毒をボムに付与しての散布や麻痺毒を塗布したダガー、閃光ボム、電撃【属性攻撃】付与したK100による銃撃で鎮圧。
仕掛けは勿論爆破して進んでいくよ♪

瑠璃「結局最後は実力行使かー」
緋瑪「わたし達らしくて良いよね♪」


六条寺・瑠璃緒
間違えた
絶対に僕は受ける依頼を間違えた

さっきから歩いても歩いても床が後ろへ…というか一寸段々早くなってない?
其れに天井が落ちて来てない?気のせいだよね?
パト×ッシュ、僕もう疲れたよ…
…何此のマッチョ達は?!

【Serenade】でヴィランの攻撃とか落ちてくる天井とかを防ぎつつ、精神攻撃でカウンター
幾ら肉体だけ鍛えても
結果にコミット出来なかったりプロテインが売り切れてる時並みのショックを受けるが良い

もう無理、ハードアクションなんてスタントマンに任せて来たのに嗚呼どうして僕がこんな
大人しく連行されつつ、UCで周りの猟兵達をこっそり強化
あ、流血したから休ませてくれない?
…駄目?君、トレーナー失格だな



「間違えた……絶対に僕は受ける依頼を間違えた……」
 頭を抑え、苦悩する瑠璃緒。男だと言うのにセーラー服を身に纏い……だがそれが、誰にも文句を言わせぬほどに美しい。
 そんな神の美を持つ国民的スタアが――こんな場所にいるのは何の因果か。
「と言うかさっきから進んでない……むしろ戻ってない?」
 歩き続けて数分、進むほどに床が後ろへ。と言うか天井も落ちてきている。
「気のせい……じゃないのか。パト○ッシュ、僕もう疲れたよ……」
 朧な白い翼がその背に象られ、飛散する羽根が落ちてくる天井を阻む。だが、それで進める訳ではない。
「いっそこのまま戻り続けたらどこまで行くのか……」
 足を止め、動く床に身を任せて、しばし。
「「ワン、ツー、ワン、ツー!」」
「……何此のマッチョ達は?!」
 ランニング中のヴィラン達と出会った。出会ってしまった。
「みんな、お疲れ様ー」
「イエローブルマからのプロテインドリンクだよ、ちょっと休憩しよう♪」
 マッチョヴィラン達に声をかけて、ドリンクを配り歩くのはのは、黄色いブルマの美少女マネージャー2人。
「ああ、すまん。やはりプロテインは重要だからな!」
 満面の笑みを浮かべた少女達から受け取ったそのドリンクを、何の疑いもなく一瞬で飲み干すヴィラン達。……途端、その身体が強烈に痺れ、ふらつき倒れ込む。
「ぐ、ぉ……これは……」
「差し入れの特製麻痺毒入りプロテインだよ。効き目抜群だよね?」
 同じ毒を原液として塗り込んだダガーを構え、にこやかに微笑むマネージャー、いや、瑠璃と緋瑪。
「飲んでない人はいるかなー。直接血管に注入してあげるよー」
「お、おのれぇ!」
 毒プロテインを逃れたヴィラン達が駆け寄ってくるが、電撃銃や毒ガス爆弾で容赦なく鎮圧していく。
「結局最後は実力行使かー」
「わたし達らしくて良いよね♪」
 次々と無力化されていくヴィラン達。どうにかしなければと視線を巡らせ……瑠璃緒と目があった。
「む、貴様もあいつらの仲間かっ!」
「違うっ! 違うよっ!?」
 殴りつけられる拳を必死に羽根で受け止め、とばっちりに悲鳴を上げる。
「ええい、結果にコミット出来ないショックを受けろ!」
「ぐあああっ!」
 必死になって精神攻撃でヴィランを打ち倒すが……もう泣きたい。と言うかちょっと泣いてる。
「もう無理、ハードアクションなんてスタントマンに任せて来たのに嗚呼――どうして僕がこんな」
 嘆いた彼は、瑠璃達に強化のユーベルコードを向ける。水を得た魚の如くに暴れまわる瑠璃達を尻目に、隠れて声をかける。
「あの、流血したから休ませてくれない?」
「ん、大丈夫?」
 強固な結界を与える反動で血を流す瑠璃緒を見て、首を傾げる瑠璃。
「わかった、こっちは任せて」
「ああ、ありがとう。感謝す――」
 その途端、壁が爆発で吹き飛んだ。
「あ、でも巻き込まれないように気をつけてね。これから仕掛けを爆弾で排除するから♪」
「うっかり引っかからないように、念入りに爆破しないとね」
 笑みを浮かべる2人と、吹き荒れる爆風、飛び散る瓦礫を見ながら、瑠璃緒は遠い目をして呟いた。
「間違えた……絶対に僕は受ける依頼を間違えた……」

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​




第2章 集団戦 『洗脳されしアメフト女子高生』

POW   :    パワータックル
【過酷な部活で鍛えた筋力を最大限活かした 】突進によって与えたダメージに応じ、対象を後退させる。【チームメイト】の協力があれば威力が倍増する。
SPD   :    ボムシュート
【フィールドゴールのノウハウを活かすこと 】により、レベルの二乗mまでの視認している対象を、【アメフトボール型爆弾を蹴り飛ばし爆破】で攻撃する。
WIZ   :    戦意高揚の舞踊
予め【チーム一丸となってハカを踊る 】事で、その時間に応じて戦闘力を増強する。ただし動きが見破られやすくなる為当てにくい。

イラスト:すねいる

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


「なんてこと、猟兵がここまで来るなんて!」
 仕掛けを抜けて――あるいはヴィランに捕まって連行され――迷宮の奥に到達した猟兵達。
 その前に立ちはだかるのは、アメフトのヘルメットをかぶり、下着めいたコスチュームを来た――いわゆるランジェリーボウル的な衣装に身を包んだ女子高生達。特に下半身は、小さな生地がブルマを意識しているようだ。
 そしてその瞳は赤く染まっており、一様に正気を失っている。完全に、オブリビオンの虜となっていた。
「イエローブルマ様の手を煩わせはしない。ここであなた達を排除するわ!」
 一斉に構える少女達。彼らを洗脳から解き放つためには、多少手荒な真似をしてでも打ち倒さなければならない。
 だが、油断は出来ない。精神は囚われていても、肉体は健全そのもの。誇示されたその身体は、女性的な豊かさと鍛え抜かれた力強さを兼ね備えた、強敵である――!
六条寺・瑠璃緒
逞しい
…誰がどう見ても明らかに僕より逞しい

レディ相手に手荒な真似はあんまり気乗りしないけど、流し目を呉れて遣ってUC発動
其の頑強な筋肉で思う存分自傷なり仲間割れなりして呉れ給え
「筋力が武器だと云うなら、実証してよ」
「其の程度なの?まだ行けるよね?」
催眠術も加えて煽りつつ、行き過ぎそうならNocturneで一撃入れて気絶させたい
筋肉は鎧にもなりそうだから心配無用かなぁ

ハカは全力で妨害するよ
「此の前ラグビーで其れ踊ってたチーム、負けたけど…?」
Nocturneで侵食し、五感を狂わせながら精神攻撃を

攻撃はSerenadeのオーラ防御で防ぐ
自慢じゃないけど僕にはあの筋肉を防ぐ手立てが他にない…


九十九・静香
※連携アドリブ可

むう、あちらもなんて素敵な肉体!
ですが洗脳されているとは!
ならば、更なる筋肉美にて目を覚まさせる(※洗脳の上書き)まで!

筋肉令嬢姿で【怪力】拳や蹴りで肉弾戦を致します

突進してきたならば筋肉【オーラ防御】と筋肉【盾受け】で押しとめます
『わたくしに止められるならばまだまだの筋肉!ですが皆様もまだ見所があります!さあ悪から解放されるのです、ハッ!!』
そのまま近距離から協力している者も纏めて光線で打ち自身への協力を【催眠術】【精神攻撃】込みで要請(刻み込みます)します

『ではこちらも行きます。静香流パワータックル!』
超脚力で突進し洗脳した者の協力を得て意趣返しの【吹き飛ばし】タックルです



 闘いの前の儀式として、ハカを歌い踊る女子高生達。それを前にして、瑠璃緒はぽつりと呟いた。
「此の前ラグビーで其れ踊ってたチーム、負けたけど……?」
「むぐ……!」
 ただの言葉ではない、美しきスタアの言葉。五感を犯し精神を強く揺さぶるそれに、女子高生達は呻きを止める。
「レディ相手に手荒な真似はあんまり気乗りしないけど。止めさせてもらうとしよう」
「そんな貧弱な身体で? ハカを踊らずとも十分よ!」
 だが、重ねての呟きには彼女達も強く反論した。見比べる、までもない。瑠璃緒の身体は美しいが、逞しさとしては誰がどう見ても劣る。
 真っ向から力比べをすれば、勝負にすらなるまい。
「ふぅん……その筋力が武器だと云うなら、実証してよ」
 無論、そんな気などないが。代わりに呉れて遣るのは流し目一つ、ファンの誰もが望む国民的スタアの視線。
 ここはサクラミラージュではないが、その美しさは世界を問わない。
「この筋力、見せてあげるわ!」
 美しさに囚われれば、自傷すらも厭わない。女子高生達は躊躇う事なく――その場でスクワットを始めた。
「さあ! 見て! 私達の肉体を!」
「ええぇ……」
 魅了が効いていない訳ではない、彼女たちは自らの身体を傷つけている。そう、トレーニングのやりすぎと言う形で。なんか予想と違う展開に呻きを漏らす瑠璃緒。
「……さあ、いくわよっ!」
「あっ、と……!?」
 その呆れと戸惑いのせいで、流し目が全体に行き渡らない。視線から漏れた女子高生達が、タックルを繰り出してきた。
 慌てて白き羽根のオーラで防ごうとするが、なんか、本当にあの筋肉を防げるのかと思わず不安になり――。
「ふんっ、させませんよ!」
「「!?」」
 その間に突如立ちはだかる巨大な黒い壁に、瑠璃緒と女子高生は同時に目を剥いた。
「ぬぅぅぅんっ!」
 その壁は、怪奇なる粘液体に身を包んだ筋肉令嬢、即ち静香だ。盛り上がった筋肉の壁が、女子高生のタックルを受け止める。
「ふぅんっ! わたくしに止められるなど、まだまだの筋肉です!」
「くっ、な、なんて筋肉……けれど負ける訳には! みんな!」
 圧倒的な力を前にして、女子高生達は一致団結。協力してのタックルで突進してくる。さしもの静香も、その力強さには押され――る、寸前。
「――ぬぅぅぅんっ……ハッ!!」
「「きゃあああっ!?」」
 さらに力強く盛り上がった筋肉が、女子高生達を跳ね返した。
「そ、そんな……なんて筋肉!?」
「やはり、未熟……ですが皆様もまだ見所があります!」
 尻もちをつき愕然とこちらを見上げる女子高生達へ、力強いポーズを決める静香。その身から迸る光が、女子高生達を照らし、啓蒙する。
「さあ悪から解放され、さらなる正義の筋肉に目覚めるのです!」
「――はい、コーチ!」
 いつしか女子高生達の瞳は、悪しき赤色から、静香の筋肉を信奉する輝きに塗り替わっていた。
「さあ、一緒にいきましょう! 静香流パワータックル!」
「「はいっ!!」」
 新たに生まれた信奉者達と共に、別の相手へと力任せのタックルを敢行しに向かう静香。
「――なんだったんだろうね、今のは」
 その、怪奇としか言いようのない光景を見送りながら、瑠璃緒は遠い目をして思わず呟いた。
「「ふんっ、ふんっ、ふんっ!」」
「……可笑しいのは世界なのか、僕なのか……?」
 いっそ夢なら覚めてほしいが、目の前には現実として、未だにスクワットで自傷を続ける女子高生達の姿が有るのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

銀山・昭平
ぐえぇ、酷い目にあったべ……まだ腹の筋肉がヒクヒクしてるべ……
しかし迫力があって一糸乱れぬ、力強い舞を踊る女子たちだべな。圧倒されそうだが、ここで負けてられねぇべ!

◆戦闘
戦闘で手加減なしで戦っても良いのはありがたいべ!
相手も爆弾を使って来るならおらもそれで勝負してやるべ!というわけで【銀山流即席絡繰術・弐式】でおらも自走式の爆弾ミニカーを取り出し走らせて敵さんの群れを【属性攻撃】で炎属性の乗った爆風で爆破していくべな!

近くまで囲まれたら鉄挺や鉄パイプを使っての【咄嗟の一撃】でなんとか反撃を試みるが、あまり数が多くなったらちょっと辛いかもしれねぇべ。

※アドリブ・共闘歓迎。


露木・鬼燈
洗脳解除には倒すことが必要。
だからと言って罪のない女の子を手荒にはね。
なるべく傷つけないようにやってみるっぽい!
パワーが必要な時にはこれだね。
<隠忍の見えざる手>
念動手を四肢に纏い自己強化。
真正面から受け止めて見せるですよ。
武芸者として鍛えた技術で力を巧みに受け流す。
傷つけないように優しく地面に転がすのです。
そして組み付いて動きを封じたら五本目の念動手の出番。
破魔の力で染め上げた念動手で頭部を優しく包み込むのです。
悪いものはこれで優しく祓っちゃうのですよ。
神経を使うけどイケルイケル!
この調子でどんどんいくですよ。
って、向かってくる娘が多くないかな?
そー言えば、アメフトって人数が…
ピンチっぽい?


フランチェスカ・ヴァレンタイン
ヴィラン達の拘束をどうにか振り解いての対峙でしょうかね?
…少々の疲労はありますが、ええ。平面での突撃機動をいなすだけでしたらどうとでも

タックルを三次元機動で躱しつつ、擦れ違いざまの多彩な蹴り技でUCの一撃を叩き込んでいきましょう
頭部を覆うヘルメットを蹴り砕き、崩れ落ちた女子高生は迷宮の隅に雑に放り投げ

粗方片付けた後に介抱しようとした女子高生達の口から何やら不穏な響きの「おねえさま」呼びが…

…ええと。わたしその手の趣味はありませんので…
まだ正気に戻っていないようですのでもう一撃ずつ――

ぶち込もうとしたところで何かハァハァ言ってる彼女達に纏わり付かれて引き倒され、あとはお察し下さいな有り様です?



「ぐえぇ、酷い目にあったべ……」
 ヒクヒクと痙攣する腹を抑えながら呻く昭平。ハカを終えた女子高生が、そこへ狙いを定めてくる。
「レディ……ハットッ!」
「ぬぉぅっ!」
 蹴り込まれたボール爆弾をとっさにかわし、後ろの壁でぶつかって爆発する。冷や汗を浮かべながらも昭平も黙って爆撃されるつもりはない。
「ここで負けてられねぇべ。そっちが爆弾で来るなら……こうだべ!」
 爆弾には爆弾を。即席で爆弾ミニカー組み立てると、敵陣めがけて次々走らせる。
「きゃあっ……くっ、なんて危険な!」
「いや、おめぇさんらには言われたくないべ!?」
 ともあれ、数多の爆風で混乱した敵陣。そこに飛び込むのはフランチェスカだ。
「……少々の疲労はありますが、ええ。なんとかやってみましょうか?」
「これ以上はやらせないわ!」
 ヴィランの拘束を振りほどいたものの、身体はひどく重い。だが、白翼を必死に羽ばたかせると、突進してくる女子高生のタックルを紙一重でかわす。
「いなすだけでしたらどうとでも……!」
「がっ!?」
 かわすだけではない。すれ違いざま、その膝を女子高生の頭部に叩き込む。ヘルメットがひしゃげて、崩れ落ちる女子高生。
「まず一人……」
「くっ、手強いわね……!」
 警戒を強めながらも、引く事は知らず向かってくる女子高生達。その突進は鋭いが、三次元の機動でかわしていく。
「空戦に比べれば、平面の突撃機動など見切りやすいですので?」
「うぐぅっ!?」
 その美脚が唸りを上げ、次々と女子高生達を蹴り倒す。倒れた女子高生達は雑に放り投げ、さらなる相手と対峙する。
「さて、こっちにも来ると良いっぽい!」
 鬼燈は、女子高生達のタックルを真っ向から迎え撃つ。腰を落とし、見えざる念動の手を纏うと、真っ向からしっかりと受け切っていく。
「くっ、その小さな身体で……!?」
「失敬な。これでも鍛えてるですよ?」
 小柄で、どちらかと言えば可愛らしくも見える鬼燈だが、武芸者として鍛錬を積んだその力は見た目以上。加えてその技術も振るうと、優しく女子高生を地面に転がす。
「手加減抜きで良いみたいだけど……罪のない女の子を手荒にはね」
「くっ、あ、甘く見ないで……!?」
 立ち上がろうとする女子高生達を組み敷くと、その頭部にもう一本の念動手を押し当てた。ヘルメットを奪ってから、優しくそっとなでてやる。
「ぁ……」
「悪いものはこれで、優しく祓っちゃうのですよ」
 悪影響が出ないように注意を払いながら、悪しき洗脳を女子高生から引き剥がす。瞳から赤い光が消え、変わってほんのりと頬が赤く染まる。
「さあ、次。この調子でどんどん……」
 洗脳から女子高生を解放した鬼燈は、そのまま次の女子高生へと視線を向けた。
「――多すぎないかな?」
 女子高生『達』へと視線を向けた。アメフトはチームスポーツ、一人倒しただけでは終わらない。
「いや、待って、これは割と繊細な技術が……ピ、ピンチっぽい?」
 何人かは受け止め切るものの、一度にとはいかない。数に押され、押し倒されていく。
「わー……むぐっ!?」
 押し倒されれば、豊満な肉体が次々とのしかかってきて。柔らかいけど、重い。
「むぐっ、むー!」
「あら、今助けに――」
 それに気づいたフランチェスカは、鬼燈を助けに向かおうとする。……その足ががしっと掴まれた。
「おねえさま……」
「……は?」
 力任せに振り払うつもりだったが、不穏な声に動きが止まる。振り向けば、先程蹴倒した女子高生達が、熱っぽい視線でこちらを見上げていた。
「ええと。わたしその手の趣味はありませんので、もう一発ずつ……きゃあっ!?」
「おねえさま、おねえさまぁ……♪」
 蹴りを叩き込むより早く、強烈なタックルに押し倒される。
 先程から技術で誤魔化していたが、もとより疲労で重い体、アメフト女子高生のパワーで協力されれば、振り払えない。
 いや、そもそもさっさと目覚めた事自体、蹴りの威力が思ったより落ちていたか。
「おねえさま、素敵なキックでした……♪」
「ああ、この鍛えられたおみ足……♪」
 洗脳は解けているが、やけに熱っぽい視線でフランチェスカを見下ろす女子高生達は、そのまま、協力してフランチェスカの全身へと襲いかかる。
「逞しいお体……これで救ってもらったんですね……♪」
「むーぐー!」
 よく見れば鬼燈の方も、洗脳女子高生に混ざってすでに解けている筈の女子高生が顔を赤らめながら迫っており……割とそういうのに積極的な子達が集まっていたようだ。
「うぉぉ、なんかまずいべ……!?」
 周囲の仲間が捕まった事で、昭平に負担が集中する。鉄パイプで振り払っていくが、多勢に無勢。
「お、おらもあんな事されちまうんだべか……!?」
 他の2人が女子高生達に捕まってされている事を見て、動揺しつつも若干の期待もなくは――。
「……ふんっ!!」
「なんでっ!?」
 その腹を思いっきり蹴り飛ばされた。
「腹か、腹が悪いんか!? おらの腹はボールじゃないべ……うぉぅ!?」
 弾むボールに飛びかかるように、のしかかってくる女子高生達。圧殺され、奪い合われ、ぎゅうぎゅうと圧迫される。
「いや、これはこれで柔らか……とか言ってる場合じゃないべ!? ……ぶぎゅっ!?」
 しばらく抑え込まれた後、離れて再び蹴られ、そしてまた抑え込まれて。まるで、パントキックの練習台である。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

黒木・摩那
これはまた頑丈そうな。
ちょっとやそっとの攻撃では効きそうもないですが、
逆にちょっと手荒なことでも大丈夫そうですね。
彼女たちの鍛錬に期待しましょう。

相手の攻撃を利用します。

アメフト爆弾をヨーヨーで【武器落とし】して【念動力】でインターセプト。選手たちに返します。
返すときには、【念動力】で軌道を変化させて、再回収されないようにします。

相手に捕まったら終わりですから、【敵を盾にする】しつつ、【第六感】を駆使してて、とにかく逃げまくります。


葉隠・翠
【心情】むむ…ヴィランの次は強そうなアメフトのおなごでござるか…洗脳されてるせいか威圧感が半端ないでござる…!ここは手加減はできなそうでござるな!

【作戦】仲間と連携。敵の攻撃は【見切り】と【残像】で対処でござる!そして隙を見つけたらそのまま両足で敵の頭を挟み一気にいずな落とし改をきめてやるでござる!洗脳されてるのは知っておるが少し我慢してほしいでござるよ!(アドリブ・絡みOK。NGなし)



「むむ……ヴィランの次は強そうなアメフトのおなごでござるか……」
「これはまた頑丈そうな」
 女子高生達を前に、真剣な表情を浮かべる緑影と摩那。
「ここは手加減はできなそうでござるな!」
「ちょっとやそっとの攻撃では効きそうもないですしね」
 だが強敵と言えど引く理由は当然ない。固まっていては不利と見て、素早く散開しながら戦端を開く。
「手荒にしても構わなそうです。あなた達の鍛錬に期待しますよ?」
「期待してくれて構わないわ……やりすぎてしまっても文句を言わないでね!」
 飛びかかってくる女子高生の手を、巧みにかわしていく摩那。迫る手を経験から来る第六感で先読みし、相手の位置を把握して陣形をかき乱す。
「こちらでござる!」
「くっ、ちょこまかとっ!」
 緑影の方も、忍者の機動力で敵を翻弄していく。敵の攻撃を見切り、残像で惑わして、その指一本触れさせはしない。
「ちょこまかとっ……ならこうよっ!」
 捕まえられず痺れを切らした女子高生は、ボール型爆弾を地面にセットする。
「いくわよ、レディ……」
「それを利用させてもらいましょうか」
 フィールドゴールを狙って、蹴り込もうと足を振り上げたその瞬間。摩那は素早くその手からヨーヨーを放ち、ボールを打ち据えた。
「なっ!?」
「インターセプト、と言うやつですね」
 キックは空を切り、弾んで転がるボール慌てて拾い上げようとする女子高生だが、それを拾わせぬように念動力で掌握する摩那。
「こ、この、返しなさい!」
「ええ、返しますよ、すぐに」
 不規則に弾むボールが女子高生達の手を掻い潜り……かと思えば突然跳ね上がって、女子高生の一人の腹に叩き込まれた。激突と同時に、爆発が起こる。
「ふぐぅぅぅぅっ!?」
「強力ですね。こちらが喰らっていたらひとたまりもなさそうです」
 爆発を喰らって壁まで吹き飛ぶ女子高生を見ながら、冷静に分析する摩那。無論、喰らうつもりなどないが。
「こ、この、よくも……」
「どこを見ているでござる?」
 そして、爆発に気を取られている隙を、緑影は逃さない。とっさに飛び上がり、女子高生の頭部を両脚で挟み込む。
「んぐっ、何……」
「秘技! いずな落とし改、にござる!」
 そのまま身体を捻り、ぐるりと上下を逆転させる。遠心力で自らの身体の制御を失った女子高生は脳天から床に叩きつけられ、ヘルメットが大きく歪んで変形する。
「うぐぅ……」
「洗脳されてるのは知っておるが……手加減は出来ぬゆえ。痛みは我慢してほしいでござる!」
 頭部にも衝撃を受け、意識を失う女子高生。慌てて他の女子高生達が近づいてくるが、その手が伸びるより前に素早く飛び離れる。
「さて、まだまだ多いでござるな」
「まあ、一人ずつ確実に戻していきましょう」
 摩那が冷静に隙を作り、緑影が素早く仕留めて洗脳を解く。敵のタックルは回避し続けて、ボールを出せば摩那が奪う。
 2人の連携は、数の不利も物ともしない。次々と、意識を失い解放された女子高生達が積み上がっていく。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

アリス・セカンドカラー
完全おまかせ☆

我は宇宙♪
エロでもネタでもフルスロットルで遊んでOK♡負けロール(実はわざと喰らっている)もありありです。
キャラコンセプトは『もはやどちらが悪役かわからない』『無邪気な子供は時にどんな悪魔よりも残酷』
エロい(えげつない・ろくでもない・いやらしい)
欲望のままにユーベルコードで自分に都合よく世界を改変し、獲物を自分好みの姿に変え洗脳し、念動力/大食い/盗み攻撃でリソースを喰らい簒奪し己の糧にする。

念動力を基点にしたオールラウンダーサイキック、怪力で近接パワーファイターから、属性攻撃/範囲攻撃で広域超能力遠距離戦、毒使いや罠使いややマヒ攻撃や催眠術でのデバッファーとマルチに動けます。


グァーネッツォ・リトゥルスムィス
(戦闘前に拘束服をしっかり脱いで)
頭はヘルメットで防護しているのに体は美艶を顕わにしてて、
そういうフェチに目覚めかけそうだ♪
いや、目覚めるのは彼女達を洗脳から助けてからだ!

チーム一丸になってタックルされたくないから
『トーメントトルネード』でオレも竜巻群も一人一人に割って入って
チームプレイの阻害を狙うぜ!
大自然と変わらないオレの出す竜巻に打ち勝つのも(1フラグ)
オレ自身の大回転を止めるのも不可能だ!(2フラグ)

それにしてもアメフトに詳しくないから、どういう風に動くか気になるな
特にボールをどういう風に扱うか、その肉体でどうするか……
ま、オレはボール代わりに掴まる気は全然ないけどな!(3フラグ)


アンジェリカ・ヘインズビー
加減しないで良いんですよね…、決して八つ当たりではありませんよ。

魔力を注いで大きくしたマジックハンマーで殴っていきます。[怪力72]
相手が連携してタックルを仕掛けてきたなら【ハンマークラッシャー】を相殺する形でぶつけ、可能ならそのまま殴り飛ばします。
洗脳が解けるまで付き合ってあげますよ。


またタックルですね、何度やっても無駄で…。
(ハンマーを構え直そうとした際にアメフト女子高生達の汗により足が滑り仰向けに転倒、無防備なところを蹴り飛ばされる形になる)

【アドリブ歓迎】



「頭はヘルメットで防護しているのに体は美艶を顕わにしてて……そういうフェチに目覚めかけそうだ♪」
 ゾクゾクと震えて女子高生達を見つめるグァーネッツォ。だがその誘惑を振り払い、気合を入れる。
「目覚めるのは彼女達を洗脳から助けてからだ……いくぜ、うぉりゃあああ!?」
「きゃあっ、何っ!?」
 その場で豪快に回転を始めると、身体が竜巻に包まれる。いくつもの竜巻を伴って敵陣に飛びかかり、女子高生達の連携を妨害する。
「オレの出す竜巻に打ち勝つのも、オレ自身の大回転を止めるのも不可能だぜ!」
「こ、このっ!?」
 自信満々に言い放つ彼女に対抗しようとする女子高生達……だがその頭部に、重い衝撃が振り下ろされた。
「加減しないで良いんですよね……?」
 巨大化した魔法のハンマーをにこやかな微笑みを向けるアンジェリカ。その笑顔はしかし、どこか空々しい。
「……八つ当たりじゃないですよ!」
「んぐぅっ!?」
 ヘルメットごと頭部を叩き潰し、意識を奪って正気を取り戻させていく。そこには明らかな八つ当たりが混じっているが、それを指摘する余裕のある者はいない。
「このっ……」
「来るんですか? 洗脳が解けるまで付き合ってあげますよ!」
 そのパワーを警戒した女子高生達が連携してきても、豪快なハンマーの一撃で跳ね返していく。
 さらに叩き潰そうと一歩踏み込んで。
「何度やっても無駄で……っ!?」
 その瞬間、女子高生達が流した汗を踏みつけ、足を滑らせた。
「あ……ちょ、ちょっと待って、タイム……うぐぅっ!?」
 仰向けに倒れた所を、ボールのように蹴り飛ばされるアンジェリカ。
「くっ、流石アメフトプレイヤー、流石のボール使いだぜ……!」
 流れるような動きに感嘆しつつも、それを助けに行こうとするグァーネッツォ。だが、気を取られた瞬間、左右からがしっと圧力がかかる。
「捕まえたわ!」
「な、何っ!?」
 一人では捕まらぬ竜巻でも、協力すれば。女子高生達は複数人がかりでグァーネッツォの回転を止め、豪快に持ち上げていく。
「うぉぉぉっっ!? お、オレの回転をっ!」
「あなたなんか……こうよっ!」
 そのままグァーネッツォを丸め込み、ボールにして小脇に抱え込む。奪われないようにがっちりと抱え込み、走り出す女子高生。
「おぉっ……む、胸がっ!?」
 しっかり抱え込めば、必然的に胸が当たる。その良く鍛えられた柔らかな弾力に魅了されるグァーネッツォ。
「タッチダウンよっ!」
「むぉぉぉぉっ!?」
 そのまま床に叩きつけられ、胸でぎゅうっと押しつぶされると、すっかりその感触に魅了されて力が抜けてしまう。
 そしてその間にも、アンジェリカは壁にぶつかってはバウンドし、その度にキャッチされて蹴り飛ばされていた。
「って言うか……はぅっ……これ絶対……んぐっ、おかしいっ……!?」
 そう、確かに蹴りは強烈だが、それでも身体がここまで壁にバウンドする筈はない。壁にぶつかる度に形を変え、いつしか完全なボールと化していく……そんな力がオブリビオンにあるとは聞いていない。
「さあ、キック練習、もう1セットよ!」
「はい、キャプテン!」
 グァーネッツォとアンジェリカをボールとして練習に励む女子高生達……そのリーダー格である少女。彼女の豊かな胸元に挟まれるのは、ピンク色のアメフトボール。
「んんんんっ……♪」
 それはよく見れば、アリスがボールに変わった姿であった。現実改変の力をもって、人がボールに変わる世界を作り出す。
「あら、何か言った? ダメよ、トレーニングに使うのだから、逃さないわ!」
「ん~、ん~~っ♪」
 ぎゅっと抱きしめられると胸の間でボールが……すなわちアリスの身体が圧迫される。全身を一度に胸で包み込まれる、通常では味わえぬこの感触。
 それを楽しむためにこの世界を作り出したようなもので……つまり他の2人は巻き込まれただけである。
「トレーニングの疲労が心地よいわね……!」
「ええ、このボールを使うと身体が鍛えられる気がするわ!」
 汗を流しながらトレーニングに励む女子高生達。だが、その疲労は決してトレーニングの疲労だけではない。
 この世界に取り込まれた女子高生達は、徐々にアリスに、世界に力を奪われている。そのうち力尽きて倒れて、そうすれば正気を取り戻すのだろう。
「うぉぉぉ……2人の胸に挟まって……つ、潰れそうだぜ……♪」
「こっちは壁に……叩きつけられ過ぎて……潰れ、そう……ですがぁっ……」
 まあ、それまでの間、巻き込まれた2人が大変な目に合い続ける訳だが。
「ふふ、可愛いボールね……私がずっと使ってあげるわ」
「ん~~~っ♪」
 無論、こんな迂遠な手段を取るのは、間違いなくアリスの趣味な訳である。キャプテンの胸に捏ねられる快感を存分に楽しみながら、力を存分に収奪していく。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

ドゥルール・ブラッドティアーズ
共闘NG
グロNG
POW

洗脳されただけの人間なのに
オブリビオン並みにムラムラするのは何故!?
そうか、彼女達の汗の匂いが
フェロモンとなって私の愛欲を刺激してるのね!

守護霊の憑依【ドーピング】で
ギガサイボーグ・リューコや剛力淫魔シエイラの怪力を宿し
更に『欲望解放』で愛欲に比例して超強化!

気が高まるぅっ❤❤
溢れりゅうううっ❤❤❤

強化された力で突進を受け止め
【呪詛】を込めた【衝撃波】で吹き飛ばし
脱力した彼女達の衣装を引き裂くわ

その程度のパワーで
私達を倒せると思っていたの?

人間を死霊化する訳には行かないし
死なない程度に【生命力吸収】
胸、腋、腹筋、局部、お尻、足の指に至るまで
肌も汗も蜜も しゃぶり尽くすわ❤



「洗脳されただけの人間なのに――ムラムラするのは何故!?」
 人を嫌い、オブリビオンを愛するルル。だが、女子高生達に興奮を感じて頬を紅潮させる。
「そうか、この汗の匂いが……私の愛欲を刺激してるのね!」
 昂りを抑えきれぬルルは、身に纏う服を脱ぎ捨てた。月下香の花弁で身を覆い、欲望を溢れさせる。
「気が高まるぅっ♪ 溢れりゅうううっ♪」
「吹き飛ばしてあげるわっ!!」
 そこへ、タックルを仕掛けて来る女子高生。ルルの愛らしい身体に強烈な衝撃が走る。
「ん、ふぅっ……その程度のパワーで……私達を倒せると思っていたの……?」
「な、んですってっ……!?」
 それほどの力が感じられないルルの、まさかの力に驚く女子高生達。思わずその身体を見つめれば……そこにうっすらと、褐色の筋肉質な巨体を幻視する。
 それは、彼女を守護するオブリビオン達の霊だ。
「人間を死霊化する訳には行かないから……ほらっ!!」
「なにを、この……きゃあっ!?」
 鍛えられた女子高生も、剛力を誇るオブリビオンの力を得た今のルルには抗えない。押し倒した所に覆いかぶさると、興奮を隠せぬ表情で全身に視線を這わせていく。
「っ……」
 その視線にゾクッ、と怖気を感じる女子高生。その表情にさらなる興奮を煽られ、ルルは顔を近づけていく。
「今、ここで、しゃぶり尽くしてあげるわっ♪」
「っ……あ、ん~~~~~~~~っ!?」
 汗も涙も精気も、その全てを、味わい尽くさんとするルル。生命力を吸い上げられる激しい刺激に、女子高生の口から甲高い悲鳴が迸っていく。

大成功 🔵​🔵​🔵​

フレミア・レイブラッド
あら。可愛い子達が随分大胆ね。
そうね…貴女達に合わせて少し遊んであげる♪筋肉だけじゃどうにもならない事がある事を教えてあげるわ♪

敵がタックルをする為に踏み込む瞬間等に軸足を払ったり、重心移動の際にバランスを崩す等、身体的に筋力ではどうしようもできないタイミングを【見切り】、【サイコキネシス】で敵の動きを的確に阻害して翻弄し、逆にこちらは【怪力、早業】を駆使して一人ずつ取り押さえて行くわ。

倒せば戻るタイプなら良いけど…洗脳されてるだけなら倒すと不味いわよね?

ある程度付き合ってあげたら、タイミングを見て【血統覚醒】。
一気に加速し、後は手早く急所に叩き込む等して素早く気絶させて確保するわ


四季乃・瑠璃
緋瑪「見事な筋肉だねー」
瑠璃「まぁ、筋肉があれば勝てるってわけじゃないけどね」

【チェイン】で分身

二人掛かりで電撃を付与したK100による射撃【属性付与、ドロウ、早業】で動きを止め、粉々に殺さない程度に威力を調節した【範囲攻撃】接触式ボムで吹き飛ばしていくよ。
ちなみに踊ってようが遠慮なくボムを放り込んで炸裂させる等、容赦無し。
ボール型爆弾は銃撃かボムで迎撃。攻撃自体は【見切り、第六感】でひらりひらりと回避して確実に仕留めて行くよ。相手の戦い方に付き合う必要は無いしね

緋瑪「体が麻痺しちゃえば筋肉関係無いしね♪」
瑠璃「悪いけど、遠慮はしないし、派手にやらせて貰うよ。…死にたい人から前に出てね」



「あら。可愛い子達が随分大胆ね」
 女子高生達へ目を向け、その姿に楽しげな笑みを浮かべるフレミア。
「見事な筋肉だねー」
「まぁ、筋肉があれば勝てるってわけじゃないけどね」
 緋瑪達は冷静に言い放ち……フレミアもそれに同意して、獲物を持たず徒手のまま構えを取る。
「少し遊んであげる♪ 筋肉だけじゃどうにもならない事がある事を教えてあげるわ♪」
「教えるのはこっちの方よ!」
 女子高生達がタックルを仕掛けて来る。真っ向からのタックルはド迫力で、若く未成熟なフレミアの肉体など軽く吹き飛ばしてしまいそうなほど。
「えいっ♪」
「あっ……きゃあっ!?」
 だが冷静にそれを見切って回避し、軸足に力がかかる瞬間に脚を払って転倒させる。かわされ方向転換をした相手には、重心移動の隙をついてはたきこんだ。
「ほら。筋力だけじゃどうしようもないでしょう?」
「ぐっ、この……!?」
 地面に倒れ、驚愕と屈辱の入り混じった表情でフレミアを見上げる女子高生達。にこやかに微笑むフレミアへと再び飛びかかろうとして……突如としてその身体を硬直させる。
「がっ!?」
「これも筋肉、関係ないよね? 体が麻痺しちゃえばいくら力を入れても無駄だしさ♪」
 冷静に、銃で電撃を打ち込んだのは緋瑪だ。さらに瑠璃が非殺傷に手加減した爆弾を投下し、次々と爆発を起こす。
「なっ……やめっ、うぐぅ、やり、すぎっ……」
「そっちの戦い方に付き合う必要はないしね。悪いけど、遠慮はしないし、派手にやらせて貰うよ」
 殺し方には興味があっても戦い方に興味はない。非情なまでに無力化に徹し、容赦なく力を奪っていく。
「このっ……!!」
「おっと危ない?」
 蹴りこまれた爆弾を回避し、お返しに爆弾をパスしてやる瑠璃。爆風に吹き飛ばされ、壁に叩きつけられる女子高生達。
「爆弾の扱いならこっちの方が上だからね……死にたい人から前に出て」
「いや、流石に殺しちゃダメじゃないかしら」
 あくまで脅しの発言だろうが、放っておくと本気で殺しそうなので、流石に横からフレミアが突っ込みを入れる。
「この……っ!」
「あら?」
 そんなフレミアへ、横合いから繰り出されるタックル。不意を打てば先程のような技はと突っ込んできた女子高生を、しかしフレミアは真っ向から受け止めた。
「なっ……」
「確かに筋力だけじゃどうしようもないとは言ったけど……私に力がないと言った覚えはないわよ?」
 無論、それは筋肉ではなく、真祖の魔力が生み出す力ではあるが。そのまま女子高生を押し倒すと、にこやかに微笑みかける。
「さっき付き合ってあげたのだし、もう良いでしょう?」
「がっ……」
 その手が霞んだかと思えば、急所への一撃。瞬時に意識を断たれ、脱力する女子高生。
「手早く無力化していきましょうか……大事になる前に」
「えー、流石にそこまではやらないよ?」
 立ち上がると、高速移動で戦場を駆け回り、鋭い打撃を打ち込んでいくフレミア。
 瑠璃達もひらりひらりと突進を回避しながら、確実に一体ずつ電撃で無力化していく。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

モニカ・エレアノール
ゲェーーー!
あ、あれはウチの学校の女子アメフト部のユニフォーム……!(※どうやらヒーローズアースでは某ランジェリーボウル的なのが女子アメフトの正式なユニフォーム形式らしい?)
それに見知った顔ばっかだ……
間違いない、行方不明になってた学友だ!やはり拉致されてたのかっ

ったくしゃーないな、あたしもユニフォーム着てくるんだった
こーなったら!魂をぶつけてぶっ飛ばし、熱い血潮を呼びもどーす!!!

うおおおおおおおおおいくぞおおおおおおおおおおお!!!!!
思いだせー!あたし等が日々の地獄みてーなシゴキに耐えて強くなってきたのは、こんなことする為じゃないだろーーーっ!!!!!


アイ・リスパー
「元の服に着替えたものの服はびしょ濡れ……
もう帰りたいです……」

ですが目の前にはアメフト女子高生たち。
うう、またスポーツ系ですか……

「ま、まあ、陸上競技なら溺れる心配はありません!
ここは相手が得意とするアメフトで勝って
相手の心を折ってあげましょう!」

【超電導リニアカタパルト】で電脳空間からリニアレールを実体化。
絶対零度まで冷やした砲身にアメフトのボールをセット!
砲弾としてアメフト女子高生たちにボールを射出します!

「さあ、このパスを受け止めてみることですね!」

……って、うそっ!?
チームで突進して私の最大威力の砲撃を受け止めました!?

そのまま突進に吹き飛ばされ
電脳魔術を破られ心を折られるのでした。


日和見・カナタ
ぎ、義肢が壊されるかと思いました……!
ちょっと具合を確認したいところですが、とりあえずアメフト部の皆さんを何とかしましょう!

パワーなら私も自信があります!
相手の【パワータックル】を「武器受け」で受け止めて、義肢の最大出力で押し返しますよ!
【ヴァリアブル・ウェポン】を使うつもりはありませんが、押し合いを妨害されそうならこちらで反撃しますね!

何人がかりでも大丈夫そうです……が、義肢がみしみし鳴ってるような気が。
ちょっとやそっとじゃ壊れないはずなんですけど、もしかしてさっきのヴィランの攻撃の当たり所が悪かったんでしょうか……?

【アドリブ・協力歓迎、NGなし】



「ぎ、義肢が壊されるかと思いました……!」
 なんとかヴィラン達から逃れて来たカナタだが、受けたダメージは大きい。とりあえずの調子を確かめるように腕を回す。
「念入りにチェックしたい所ですが……そんな暇はなさそうですね」
「うう、またスポーツ系ですか……」
 同様にヴィランから逃れて来たアイは、げっそりとした表情を浮かべる。奪い返した服はびしょ濡れで、身体も心も重い。
「もう帰りたいです……」
「でも、帰してくれなさそうですよ。何とかしましょう!」
 彼らの前に現れる女子高生に向けて、構えを取るカナタ。だが、その戦端が開かれるより前。
「ゲェーーー!」
 驚愕の声をと共に、女子高生達を――その中の、カナタ達の前にいるチームを指差すモニカ。
「あ、あれはウチの学校の女子アメフト部のユニフォーム……! それにみんな、見知った顔ばっかだ!?」
「あら、モニカじゃない」
 笑みを浮かべてモニカを見やる女子高生達は、行方不明になっていた学友達に他ならない。やはり推測通り、拉致されて洗脳され、軍団の一角に加えられていたのだろう。
「って言うかあれ、正式なユニフォームなんですか……?」
「他の奴らは知らん。ただ、とりあえずうちの部はそう」
 アイの突っ込みに頷くモニカ。それはさておき。
「あなたもブルマニオン帝国に忠誠を誓いに来たの?」
「ちがーう! 行方不明になったと思ったら変なもんにハマってるとか何なんだよ!?」
 頭を抱えるモニカを尻目に、女子高生達は一斉に飛びかかってくる。
「ならば力づくで従えてあげるわ!」
「そうはさせませんっ!」
 そのタックルの前に、力強く腰を落として立ちはだかるのはカナタ。義腕を開き、真っ向から受け止める体勢を取る。
「いい度胸じゃない……良いわ、いくわよっ!!」
「来てください……ふんっ!!」
 車がぶつかってくるような威力。それを腰を落として受け止めきるカナタ。女子高生達の表情が驚きに歪む。
「な、なんですって!? でも、コレなら!」
「ぐぅっ……!?」
 そこへさらなる追撃……2人目、3人目と、協力してのタックルが繰り出される。2倍3倍では済まないパワー。だがそれも、カナタは受け止めきった。
「くぅぅっ……なんてパワー……!」
「得意とするアメフトで負けるのは屈辱のようですね。ならこちらもいきますよ!」
 驚きと屈辱を隠せぬチームメイト達をみやると、アイは電脳空間からカタパルトを展開した。絶対零度の砲身へ装填するのは、アメフトのボール。
「さあ、このパスを受け止めてみることですね!」
「っ、くっ、ぅぅぅっっ!?」
 電磁力で撃ち出される、超高速のアメフト砲弾。受け止めようとする女子高生だが、到底人間が受け止めきれる威力ではない――が。
「みんな、力を合わせて!」
「ええ!」
 その吹き飛ばされそうな身体を、他のチームメイト達がしっかりと支える。チームワークで力を合わせた彼女たちは、そのまま、レールガンの一撃を完全に受け止めきった。
「う、うそ……!? 私の電脳魔術がっ!?」
「魔術なんて……鍛えた身体の前じゃっ!!」
 驚愕するアイめがけ、女子高生達はそのままの勢いでタックルを仕掛けて来る。打ち破られたショックを受けたアイは、避ける事も出来ずに棒立ちだ。
「そんな……きゃあああっ!?」
「っ、大丈夫ですか!?」
 勢いよくタックルで弾き飛ばされ、壁に叩きつけられるアイ。そのまま崩れ落ちる彼女の悲鳴に気を取られ、一瞬視線を向けたカナタ。その耳に、ミシリ……嫌な音が聞こえる。
「っ、まさかさっきのヴィランに受けたダメージがっ……!?」
「あら、どうしたのかしら……私達のパワー、受け止められなくなった!?」
 それは、決して傷としては大きなものではない。だが目の前の相手は、その僅かな軋みを見逃してはくれない。圧力が増していくと、義腕がさらなる音を響かせ――踏ん張る義足も悲鳴を上げ始める。
「これで……吹き飛びなさいっ!!」
「っ……あああああ……が、はっ!」
 ついには、義肢が力に耐えきれず崩壊する。踏ん張れなくなれば、女子高生達の力に耐えきれる筈もない……勢いよく吹き飛ばされ、アイの横の壁に叩きつけられると、ズルズルと崩れ落ちる。義肢から散る火花。
「どうかしら。これが私達の鍛え抜かれた力よ!」
「そうじゃ……無いだろ!」
 2人を弾き飛ばして肉体を誇示する女子高生達――いや、自身のチームメイト達に言い知れぬ怒りを覚え、まっすぐに睨みつけるモニカ。
「あたし等が日々の地獄みてーなシゴキに耐えて強くなってきたのはっ! こんなことする為じゃないだろっ!」
「いいえ……このために私達は鍛えて来たの。モニカも一緒に来ましょう、そして一緒にもっと強くなりましょう!」
 誘いの手をのばすチームメイト達……だがもちろんその手を握る事はできない。代わりに、グッと腰を落として真っ直ぐに見据える。
「こーなったら! 魂をぶつけてぶっ飛ばし!! 熱い血潮を呼びもどーす!!!」
「やれるものならっ!!」
 合図が有った訳ではない。どちらからともなく、ほぼ同時にタックルを仕掛けた。チームメイト達とモニカが、真っ向からぶつかり合う。
「ったく、あたしも、ユニフォーム着てくるんだっ、た!」
「さあ、私達の力を! 思い知りなさい、モニカ!」
 こちらは一人、あちらはチーム。その圧力はあまりに強い。押されても、仕方がない。
「……させる、かあああああああっ!」
 だが、モニカは引かない。いや、引けない。力ではなく、魂で、真っ向からぶつかりあう。
「なっ……そんっ……な……!?」
「うおおおおおおおおおいくぞおおおおおおおおおおお!!!!!」
 腹の底から、心の底から迸る咆哮――それと共に踏み込んだタックルが。チームメイト達を、まとめて全員吹き飛ばした。見下ろし、大声で叫ぶ。
「どう、だぁっ!」
「あり……がとう、モニ、カ……」
 そんなモニカに微笑みかけ、彼女達は意識を失った。そのまま安らかに寝息を立てて。
 もう一度目覚めた時には、彼女が知る、元の学友に戻っているはずだ。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​




第3章 ボス戦 『形式番号022・イエローブルマソルジャー』

POW   :    イエローマッスルブルマニオンバスター
【掴みかかり】が命中した対象に対し、高威力高命中の【投げ技】を放つ。初撃を外すと次も当たらない。
SPD   :    イエローマッスルベアハッグ
【相手を掴んで】から【怪力によるベアハッグ】を放ち、【自身の豊かなバストへの渾身の押し付け】により対象の動きを一時的に封じる。
WIZ   :    イエローマッスルヒップアタック
単純で重い【ブルマを見せつけるようなヒップアタック】の一撃を叩きつける。直撃地点の周辺地形は破壊される。

イラスト:東堂

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主はシャーロット・キャロルです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


「我がブルマニオン帝国の誇るアメフト女子高生軍団を打ち倒すとは……流石猟兵だぜ」
 女子高生達を全員解放した猟兵達。その前に現れるのは、黄色のブルマを身にまとったポニーテールの少女だ。
 彼女こそはイエローブルマソルジャー。ブルマニオン帝国の誇る強化人間である。
「だが、それだけでいい気になるなよ。あいつら全員まとめたって……オレの筋肉の方が上だからな。オレ一人で、お前達全員を叩き潰してやるぜ!」
 強化された肉体を覆う筋肉は、最上質のもの。そこに秘められたのはパワーだけではない。瞬発力、持久力、柔軟性、その他――おおよそ筋肉に必要な全てを備えた、至高の肉体。その大言も、決して過剰とは言い切れない。
 それでいて、女性らしい美しさも決して損なってはいない……そんな筋肉を誇示するように構えると、少女は猟兵達を真っ直ぐに見渡し、誇らしげに言い放った。
「全ては――ブルマニオン帝国のために!」
葉隠・翠
【心情】ぶるまにおん帝国…?そんな奇っ怪な帝国が存在するのでござるか…?興味は尽きぬが今はこのイエローを倒すのみでござる!

【戦闘】この!またイズナ落とし改で…!?な!?捻っても体が動かぬ!なんという力でござるか!…くっかくなる上は…壁際まで逃げて「そのブルマとやら見せてみるでござる!」と【挑発】し、ヒップアタックを誘うでござる!相手がお見舞いしてきたらそのまま後ろに飛びつき(顔に尻が来る感じ)壁を蹴って一回転して相手が頭から地面に落ちる位置にし、そのままイズナ落としでござる!(アドリブ・絡みOK。NGなし)


骨粗・少将
「筋肉なら我輩も負けておらんのじゃ。むぅん!」
マッスルポーズを決めるスケルトン。おそらく『骨しかないじゃないか!』と総ツッコミをされることでしょう。
投げ技は念力筋肉をクッションにすることで耐えます。例え、骨がバラバラになっても念動力で直ぐに組み立てられるので問題ありません。そう、骨だけなのに動けるのは念動力のおかげ、念動力は既に体の一部。即ち念動力=筋肉(怪力)といっても過言ではないでしょう。
そんな鍛え上げた念力筋肉を駆使したプロレス技で応戦します。受けの美学。
後はおまかせします。



「ぶるまにおん帝国……?」
 奇っ怪な単語に怪訝な表情を浮かべる緑影。だが、すぐに首を振って表情を引き締めると、イエローに飛びかかっていく。
「興味は尽きぬが、今はおぬしを倒す――何っ!?」
「ふん、そんな細い脚で、このオレが投げられると思ったかっ!」
 だが、頭部に脚をかけての投げを仕掛けても、イエローはビクともしない。逆に投げ落とされそうになり、慌てて飛び退く。
「なんと言う力でござるか……!」
「オレの筋肉の前じゃ、お前みたいなもやしは無力って事だ!」
 掴みかかってくるイエローの手から、素早く逃げる緑影。だが、あまりの威圧感と力に攻めあぐねる。
「待てぃっ!」
「なんだぁ?」
 と、そこに声をかけ、割って入る声。手を止めてそちらに視線を向ければ、少将が力強くマッスルポーズを決める。
「筋肉なら我輩も負けておらんのじゃ。むぅん!」
 小柄ながら、力強いポーズを決める少将の姿を、しばし見つめるイエローと緑影。
「ぬぅぅんっ……どうじゃ!」
「骨しかないでござるよ!?」「骨しかねぇだろ!?」
 期せずして敵同士の心が重なり合った。そう、少将は骨だけで動く怪奇骨人間である。
「ぬぅ、この筋肉が分からんとは……」
「分かるかぁっ!」
 一気に走り込み、力強い豪腕ラリアットを喰らわせんとするイエロー。それを少将は胸を……肋骨を? 張って受け止める。
「ふふんっ、受けの美学を魅せてくれる!」
 受けた。ばらばらになった。
「……て、手応えねぇなぁ?」
「ふんっ、それは我輩の台詞じゃ!」
 困惑するイエローの足元で、骨が念動力で再び組み上がり、人型を取る。
「我輩の念動筋肉の前では、その程度の技、大したことはないのじゃ!」
「筋肉関係ねぇだろ!?」
 ボディスラムで叩きつけ、ベアハッグで締め上げる。その度にバラバラになり、その度に再生していく少将。
「き、キリがねぇ……!」
「なるほど……これが受けの美学? で、ござる、か? 魅せてもらったでござるよ」
 その闘いを冷静に……いや、ちょっと困惑しながら観察していた緑影。だが、そこから闘いの着想を得ると、壁を背に構えを取る。
「拙者も、受けの美学を見せるとしよう。そのブルマとやらで来るでござる!」
「ほう……オレのブルマを受けると言ったか!」
 いい加減少将に辟易していた事もあるが、ブルマを挑発されればブルマニオン帝国の戦士として引く訳にはいかない。緑影に向き直り、一気に駆け寄る。
「なら、望み通り……喰らいやがれっ!!」
「来いっ……んぐぅぅぅぅぅっ!?」
 筋肉で引き締まり、大殿筋で押し上げられた大きなヒップ。それを緑影は顔面で受け止める。あまりに重い衝撃に呻きながら……だが彼女はイエローの腰に腕を回した。
「ぬぅぅんっ!」
「何ぃっ!?」
 威力を利用し、そのままイエローごと回転、壁に脚をつける。空中で踏ん張りの効かないイエローを、脳天から綺麗に床に叩きつけた。
「ぐああっ……!?」
「これぞっ、拙者の受けの美学でござる!」
 反撃を受ける前に飛び離れる緑影。重い衝撃に頭部を抑えて呻くイエロー。
「我輩からも……お返しじゃ、喰らうが良い!」
「ぐぅっ!? オレの尻を破り、オレに尻を喰らわせるとは……!」
 ダメ押しで、掟破りとばかりに少将のヒップ(坐骨)ドロップが炸裂。痛みと屈辱に呻きながら、イエローは身体を起こして2人を睨む。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

アリス・セカンドカラー
星辰界(アストラル界)に変身☆今投げられたのは具象化した端末だから実質ノーダメよ♪筋肉だけじゃなくメンタルも鍛えるべきだったわね。ああ、アスリートとしては一流で通るくらいには鍛えられているわね、だけど、魔術的にはガバガバの穴だらけよ♪
というわけで貴女の幽体の中におじゃましまーす☆肉体を介さずに直接精神を幽体を魂を犯される気分はいかが?最高でしょ♪
も一つプレゼントよ、と寄生触手まーら様を具象化して黄ブルマちゃんに寄生させるわ♪女の子では味わえない快楽を教えてあげる♡
ヴィガーイーター&サキュバスライフの二回攻撃アブセナティダンスで抜かずの18連戦よ♪
此の世は我が意のままに♡とばかりに快楽を貪るわ♪



「ふん、喰らえぇっ!」
「きゃあああんっ!」
 アリスの幼い身体が、イエローのブルマニオンバスターに捕らえられる。スカートの中を見せつけながら、衝撃に悲鳴を上げて倒れ込んだ。
「ふん、オレはチビだろうと容赦しねぇぜ!」
『あら、それは良かった。わたしも容赦しないわ♪』
 だが、倒れている筈のアリスの声が、イエローの脳内に響く。
「な、なんだ……んぉぉぉぉぉっ?」
『ふふ、今投げたのはわたしの端末。本体は……あなたの中よ?』
 肉体をアストラル界に……高次の存在に変異させたアリスは、イエローの魂に入り込んだ。幽体となって、イエローの精神を嬲り倒さんとする。
『アスリートとしては鍛えられてるけど、魔術的にはガバガバの穴だらけね。たっぷり犯してあげる♪』
「くぅぅっ、わ、わけわからん事……言いやがってぇ!?」
 全身に走る未知の快感に、頭を抑えて悶えるイエロー。が、魂まで鍛え上げた少女は、屈さず毅然と表情を引き締める。
「よく分からんが……ようは全部発散してやりゃイイんだろうがぁっ!」
『きゃっ♪』
 おもむろにスクワットを、腹筋を始め、与えられた快感を運動で発散しようとするイエロー。逞しい身体から汗を散らして鍛え始める。
『あんっ、もう、鍛えてるだけあって、お盛んね♪ じゃあ黄ブルマちゃん、女の子では味わえない快楽を教えてあげる♪』
「ぬ、ぉぉぉぉぉぉっっ!?」
 そんなイエローの魂に干渉して触手を寄生させ、さらなる快感を与えんとするアリス。ますます筋トレに励むイエローだが、肉体は快楽を貪り、顔を真っ赤に染めていく。

大成功 🔵​🔵​🔵​

黒木・摩那
ところでブルマニオン帝国って何でしょう?
帝国だから、皇帝とかもいるんでしょう。
名前だけからみると、帝国の人間は全員ブルマってこと?
もしかして、ブルマに似合うのは筋肉だ!、な理由で体鍛えてそうですね……

そんな恐ろしい帝国の魔の手に落ちるわけにはいきません!
全力で倒しましょう。

相手は接近戦特化のようです。
ならば、他の方のために間合いを維持するように動きます。

ヨーヨー『コメット』にUC【偃月招雷】で帯電します【属性攻撃】。
相手が近づいてきたら、ヨーヨーで牽制【先制攻撃】【衝撃波】したり、
直接攻撃します。
ヨーヨーの軌道を【念動力】で曲げることで回避困難にします。


四季乃・瑠璃
緋瑪「以前もプロレス好きが似た事してたよね。筋肉は刑務所が好きなのかな…?」
瑠璃「私達はこういう相手は苦手だしね。いつも通り殺ろう、緋瑪」

【破壊の姫君】で分身

閃光仕様のボムで目眩ましをかけ、その隙に瑠璃が【高速詠唱、全力魔法、残像、フェイント、だまし討ち】で幻影術式を使用。
緋瑪が幻影に紛れて【範囲攻撃、鎧無視、鎧砕き、早業】接触式と時限式ボムを織り混ぜて攻撃。自身の位置を掴ませず、爆破で翻弄しながら削っていくよ。
最後はジェノサイドノヴァで一気にそのタフネスごと吹き飛ばしてあげる。

緋瑪「正面から戦うだけが殺しじゃないからね」
瑠璃「私達は殺しに遠慮も躊躇もしないよ。ただ相手を殺すだけ」



「ところで、ブルマニオン帝国って何でしょう……?」
 イエローを前に、摩那の疑問が尽きず沸き起こる。
「帝国だから、皇帝とかもいるんでしょう。名前だけからみると、帝国の人間は全員ブルマってこと……?」
「知らん!」
 そして、その疑問を聞きつけたイエローは、堂々と胸を張って答えた。
「え、ええ……自分の所属する帝国ですよね?」
「ああ、だがそんな事はどうでも良い! ブルマこそ至高、その誓いさえオレの胸に有れば良いんだ!」
 自信満々に言い切られる。理解出来ない。
「もしかして、ブルマに似合うのは筋肉だ! な理由で体鍛えてそうですね……」
「いや、そりゃそうだが?」
 何を当たり前の事を、と言う表情をされると、なんかもうこっちが間違ってるんじゃと言う気分になって来て、頭を抱える。
「以前もプロレス好きが似た事してたよね。筋肉は刑務所が好きなのかな……?」
 同様に疑問を口にする緋瑪。だが、こちらは回答を求めない。いや、摩那も別に回答を求めた訳ではなかろうが、こちらはそもそも興味すらない。
「私達はこういう相手は苦手だしね。いつも通り殺ろう、緋瑪」
 彼女達の興味は、いかに殺すかだ。瑠璃の言葉に頷き、緋瑪はおもむろに閃光弾を投げつける。
「うぉっ!?」
 イエローが一瞬目を閉じた隙に、瑠璃は幻影を生み出し、緋瑪はその中に紛れ込む。目を開けたイエローは、目の前の幻影に眉を寄せた。
「ちっ、なんだこれは、鬱陶しい!」
「正面から戦うだけが殺しじゃないからね」
 苛立つイエローへ、次々と爆弾を投じていく。イエローも拳を振るうが、捕らえるのは幻影ばかり。
「私達は殺しに遠慮も躊躇もしないよ。ただ相手を殺すだけ」
「ぬぅぅぅ……くそぉ、こうなったら全部殴り倒してやるぜ!」
 殴っていればいつかは当たるだろう、とイエローは目の前の幻影を殴り続ける。爆破されながらも筋肉に任せて突き進むその姿に、呆れてため息を漏らす摩那。
「無茶苦茶な……」
 普通にヨーヨーをぶつけても全く効く気がしない。ならばと帯電して、そのむき出しの腹に打ち込んでやる。
「うぉ、ビリッとした!?」
「ビリッとどころじゃないんですけどね、本来は……!」
 念動力で操られるまでもなく、そもそも避ける気すら見受けられない。相当な威力の電流を筋肉で耐えられると、もうどう反応して良いものか。
「ぐぅぅ……」
「あ、でも一応効いてるんですね……」
 それでも諦めずに何度も打ち込むと、ようやく筋肉が痺れて膝をつくイエロー。摩那は心からの安堵で胸をなでおろし、緋瑪達は隙をついて巨大な爆弾へ魔力を篭める。
「そのタフネスごと吹き飛ばしてあげるよ!」
「う、うぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!?」
 勢いよく投じれば、反射的にそれを受け止めるイエロー。まともにその爆発を浴び、流石に筋肉では耐えきれずに吹き飛ばされていく。
「ぐぅぅ……や、やるな……」
 壁に叩きつけられて呻くイエロー。崩れ落ちそうになるが、意地で立ち上がってこちらを睨みつけてくる。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

アンジェリカ・ヘインズビー
アメフト女子高生軍団以上となると流石に力業では厳しいかもしれません…、
なので【軟化薬】を投げつけ柔らかくしてからハンマーで殴りましょう![毒使い12]
いくら力強い筋肉でもこれを食らえばッ…!

(軟化薬を投げつけるもののイエローブルマソルジャーに力業で跳ね返され自爆、流石に不味いと思い逃げようとするがベアハッグを食らう。)
(筋肉からは逃げられない)

【アドリブ歓迎】


グァーネッツォ・リトゥルスムィス
オレと一人称と語尾が似ているのがやりにくいが、
筋肉勝負なら負けられないぜ!

イエローが掴みかかってくるのなら
その直前に超高速の『超極級拍手』で先制攻撃してやるぞ
「これがバーバリアンの奥義だ!」

でも強いオブリビオンだろうから一度では倒せないだろう
投げ飛ばされ叩きつけられても気合を込めて激痛に耐えて
何度でも拍手の衝撃波を食らわせてやる
どっちが先に倒されるか、火力と固さの筋肉バトルだ!
もし他の猟兵に攻撃しようとするのなら
「なんだ、もう負けを認めるのか? オレに勝てないって悟ったか!」って
挑発してオレへ攻撃し続けるよう誘導したいぜ
にしても、オブリビオンでなければ好敵手になりたい立派な筋肉で惜しいぜ……



「筋肉勝負なら負けられないぜ!」
「ほう……お前もチビだがなかなかの筋肉だな!」
 口調も含めて強い親近感を覚え、真っ向から見つめ合うグァーネッツォとイエロー。
 イエローが掴みかかってくれば、グァーネッツォは一歩踏み込み、その両腕を広げる。
「ぐぉっ!?」
「これがバーバリアンの奥義だ!」
 両手を打ち鳴らせば、強烈な衝撃が、イエローの身体を揺さぶる。だがイエローも踏みとどまり、がっちりとグァーネッツォの身体を掴んだ。
「ならこれがブルマニオンの奥義だ!」
「ぐああっ!?」
 小柄な身体を持ち上げられ、力任せに地面に叩きつけられる。強い衝撃に呻き……だがすぐに跳ね起き、もう一度拍手を叩き込む。
「我慢比べの筋肉バトルだぜ!」
「望む所だ!」
 一発一発、重い攻撃をぶつけ合う2人。イエローの耐久力は桁外れており、何度衝撃を撃ち込まれても掴みかかってくる。
 そして、それを横から見ながら、攻めあぐねるアンジェリカ。
「これは普通に殴っても通用しそうにないんですが……」
 ハンマーで殴ってもハンマーの方が砕けそうな筋肉。だが、そんな相手のためには秘策があると、取り出したるは軟化薬。
「いくら力強い筋肉でもこれを食らえばッ……!」
「なんだ、ふんっ!?」
 その瓶を投げつけようとした瞬間、反射で脚を跳ね上げたイエローに、腕を蹴り飛ばされる。痛みに手放した薬は、宙を舞い……アンジェリカの頭から落下した。
「あっ……」
「む? なんか知らんが残念だったな!」
 思いっきり自分で薬を浴びて焦るアンジェリカに、蹴った後気づいたとばかり振り向くイエロー。
「逃さないぜ!」
「きゃああっ!?」
 慌てて逃げようとするが、強靭な脚力で一足飛びに間合いを詰められ、その筋肉の腕に抱きしめられる。逃れようともがくが、抱擁はあまりにも強固。
「む、なんだ? 柔らかいな、鍛え方が足りないぜ!」
「や、確かにそこまで鍛えてはいませんが、これはっ……うぐぅっ!?」
 軟化薬のせい、と言う余裕もない。腕で絞められるだけではなく、筋肉質な身体での圧迫で変形していく。
「な、なんだ、もう負けを認めるのか? オレに勝てないって悟ったか!」
「ふんっ……そう慌てるなよ。こんなやつ数の内にも入らないぜ!」
 倒れていたグァーネッツォが、立ち上がりながらそれを止めようと挑発すれば、イエローは不敵に笑って跳び上がった。
「あっ、ちょっと、待っ」
「潰れろぉっ!」
 全体重を乗せたボディプレス。筋肉質な肉体は見た目以上に重く……ズシン、と言う衝撃と共に、肉体と床の間でぺちゃんこにされるアンジェリカ。
 衝撃のあまり生まれたクレーターの中心に、平たい形で埋められる。
「さ、終わったぜ。続きをやるとするか」
「むぅ……惜しいぜ……!」
 立ち上がり筋肉を誇示するイエローの姿に、オブリビオンでなければと言う思いを抱かされるグァーネッツォ。
「出会い方が違えば、好敵手になってたかもしれないのにな……!」
「そうだな、お前がブルマを穿いてりゃなあっ!」
 再びぶつかり合う筋肉と筋肉。2人は意地をぶつけ合う。
「うぉぉぉ、喰らえぇっ!」
「ぐぅぅぅっ、まだ、だぁぁ……!」
 イエローの必殺ブルマニオンバスターが炸裂すればグァーネッツォの脚が広げられ、全身が悲鳴を上げる。
「きゅぅぅぅぅぅ……」
 ついでに尻もちをついた事で、アンジェリカがブルマの下でダメ押しに潰されたりもする。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

露木・鬼燈
さっきの娘たち、積極的過ぎなのです。
洗脳の有無で行動が変わらないってどーゆーことなの?
ひどい目に…この表現はあの娘たちに悪いな。
んー、すごい体験をしたです?
なんか違う気がするけど…まぁ、いいです。
かなーり消耗してるので短期決戦でいくですよ。
殺人剣理<葬剣>
敵への攻撃に全振りするのです。
さらに消耗がキツイことになるけど、仕方ないね。
今の僕には一手であろうと無駄にする余裕はないのです。
削りきるのが先か、力尽きるのが先か。
むふー、これは滾るっぽい!
効率よく殺すためには人体構造を思い出さないとね。
相手は真っ当な人型。
薄いところから刃を通すべし。
筋肉や腱、神経などを断ち斬るですよ。
動きを封じて急所にね。


フランチェスカ・ヴァレンタイン
幹部の方が頭にブルマを被ってそうな響きですよねえ、ブルマニオン帝国
…あ、それ以上近寄らないでいただけます?

わりと引き気味に砲撃で接近を牽制などしつつ
掴みかかりを急加速などで軸をずらして躱しつつ、至近距離からの砲撃や戦槌での爆砕を浴びせていきます、が
言うだけあって、あまり有効打は得られないようで

ですがまあ、この程度でしたら武装の出力を上げればどうにか…?
反動がちょっとアレですから、短期決戦で済ませたいところです、ね…ッ!

UCを発動、攻撃の反動でフィルムスーツがちょっとずつ弾け飛んで徐々にあられもない姿になりながらも、砲撃と斧槍での連撃をお見舞い致しましょう…!

※トラブる等は何でもOKでおまかせ(



「ふぃー……さっきの娘たち、積極的過ぎなのです」
 女子高生達からようやく解放され、一息つく鬼燈。
「ひどい目に……いや、すごい体験をしたです? ……なんか違う?」
 首を傾げるが、まあそこの定義は割とどうでも良い。熱い吐息を鎮めるように、ゆっくりと呼吸を整える。
「かなーり消耗してるので……短期決戦で行くですよ!」
「むぅっ!?」
 その手に剣を握り、一気に間合いを詰めてイエローへと斬りかかった。イエローも振り向き、その剣を筋肉で受け止める。
「削り切るのが先か、力尽きるのが先か……むふー、これは滾るっぽい!」
「よく分からんが、滾るのはオレも同じだな!」
 腱を、神経をと、狙うは相手の急所。それを筋肉で無理やり阻み、受け止めていくイエロー。
「ぐぅぅっ……オレには、通じんっ!」
「一応、竜も殺す剣理なんだけどなー!」
 阻まれてもなお薄い所を執拗に狙っていけば、流石にふらつき始めるイエロー。防御に専念して筋肉に力をこめ、踏みとどまっていく。
「ふんっ、竜よりブルマの方が上だぜっ!」
 そんな力強い宣言に、やや引き気味な視線を向けるフランチェスカ。
「ブルマニオン帝国、ですかー。幹部の方が頭にブルマを被ってそうな響きですよねえ」
「む……」
 侮辱されたと怒るかと思えば、イエローは真剣な表情を向けてきた。
「被りたいなら、幹部ではなくとも被せてやるが?」
「それ以上近寄らないでいただけます?」
 『やや』では済まずにドン引きながら牽制の砲撃を放つが、筋肉で阻まれる。あまりの硬さに眉を寄せると、フランチェスカは武装の出力を上げていく。
「言うだけの事はあって……全く、仕方ありませんわねー……!」
「むぅっ!?」
 鬼燈の剣で脚力が落ちていた事もあってか、一気に威力を増した砲撃にイエローの身体が揺らぐ。驚きと共にフランチェスカを睨むイエロー。
「あまり、これをやるのは、気が進まない……のですけれ、どっ!」
 無論、イエローの筋肉を撃ち抜くほどの衝撃、放つフランチェスカの方もただでは済まない。一撃ごとに、反動でフィルムスーツが弾け跳び、その豊満な肢体が露わになっていく。
「早めに、済まさせて、貰いましょうか……!」
 これ以上吹き飛ぶ前にと、斧槍を構えて一気に間合いを詰めるフランチェスカ。だがその瞬間、イエローが体勢を立て直す。
「決着を焦ったなっ!」
「っ、しまっ……きゃあっ!?」
 不用意に間合いに踏み込んだが最後、空中で捕まれ、身体をひっくり返される。その両脚を捕まれて、身を捩っても逃れられず――。
「イエローマッスル……ブルマニオンバスターッ!」
「あああああっ!?」
 イエローが着地した瞬間、その強い衝撃が全身を貫いた。
「ふん、どうだ!」
「く、ぅぅぅ……」
 衝撃でボロボロのフィルムスーツが全て吹き飛んで、身に纏うのは、空中で穿かされたイエローのブルマのみ。その状態で大股開きの姿を晒し、ぐったりと脱力するフランチェスカ。
「……わー、これは、ちょっと、その、まずいっぽい!」
 その様子に鬼燈が焦りを見せるのは、フランチェスカの受けたダメージを心配して――ではなく。女子高生にいろいろされた消耗も癒えぬうちに、豊満な美女のあられもない姿を見せられた事についてである。
 どんな反撃よりも、いろんな意味で効いた。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

ドゥルール・ブラッドティアーズ
共闘NG
グロNG
WIZ

剛と柔を併せ持つ肉体とは見事ね。
でも、私の獣欲は 剛も柔も制して来たの。
さっきの子達のように、貴女もたっぷり愛してアゲル❤

ヒップアタックを【見切り】
水の【属性攻撃・全力魔法】で迎撃。
お尻を突き刺すような快感を与えつつ
自慢のブルマを濡れ濡れに❤

顔で受け止めてあげたかったけど
首の骨を折られそうな勢いだったからね……
でも、気持ちよかったでしょ?
もっと凄い事してアゲル❤

守護霊の憑依【ドーピング】で
妖狐オブリビオンの精気吸収力を宿し
『狂愛』で57体に分裂。
夜魔の翼の【空中戦・残像】で翻弄しつつ
彼女の服やブルマの中に入り【生命力吸収】

全部しゃぶり尽くしてあげる。
快楽の海に溺れなさい❤



「剛と柔を併せ持つ肉体とは見事ね……」
「ふんっ、オレの肉体美に見惚れたか? なら、こいつを喰らえっ!」
 熱視線をぶつけるルルへと、まっすぐに飛びかかってくるイエロー。その背を向け、引き締まった尻で顔面を叩き潰そうとする。
「顔で受け止めてあげたいけど……首の骨が折られそうだから、こうよっ♪」
「うぉぉぉぉっ!?」
 対してルルは水の魔力を迸らせ、その尻を突き刺した。さしものイエローも目を見開いて、その場に崩れ落ちる。
「ぐ、ぐぅ……オレのマッスルヒップを……」
「気持ちよかったでしょ?」
 艶めかしい視線を向けるルルに、強い視線を向けて睨み返してくるイエロー。
「こんなもん……大した事ねぇぜ!」
「あら、じゃあもっと凄い事してアゲル♪」
 その視線が気に入ったと笑みを浮かべたルル……その身体が、無数に分かたれた。小さなルルが、次々とイエローにとびついていく。
「うぉ、なんだこいつっ!?」
「うふふ、全部しゃぶり尽くしてあげる♪」
 とびついたルルはそのまま、イエローの服の中に潜り込んだ。地肌から精気を吸収し、強い快楽を与えていく。
「う、ぉぉぉぉぉぉぉ……」
 激しい快感に腰砕けになりそうなイエロー。だが、屈するものかと意地で踏みとどまると、その場で身体に力を行き渡らせていく。
「ま……負けるかああああっ!」
「あ、んっ……激しいっ……ああ、もっとね……っ♪」
 肉体がパンプアップすれば、服の伸縮が限界に達し、服と肉体の間で挟み潰されていくルル達。筋肉に埋もれるように圧迫されていく……その反撃はあまりに心地よく、こちらも答えてより一層に生命力を奪い取っていく。

大成功 🔵​🔵​🔵​

モニカ・エレアノール
さーてと
よくもまぁあたしのダチをてめーの都合で悪役に仕立ててくれたな?
なにがブルマニアン帝国だ!ぶっとばすぞてめぇ!
うおぉぉぉぉぉらいくぞぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!

※というワケで、2章でやりたい事だいたいやってしまいましたので以下アドリブ等好きにしたってくださいませ
なんか丸投げみたいになってしまい申し訳ありませぬ……


フレミア・レイブラッド
力には力を、と考えて以前似たような事をしてた剛力淫魔シエイラの力を使おうかと思ったけど…ムキムキになるのが嫌で止めたわ。

というワケで、清楚になってみましたわ(どんなワケ)
ブルマ対ワンピの対決です。

【ブラッディ・フォール】で「清楚でエッチなお姉さんは好きですか?」の「清楚の化身」のワンピース姿へ変化(言葉遣いも心なしか清楚)。
イエローブルマに「女性なのだから、もっと清楚にしないと」と【清楚の福音】で回避しながら説教しつつ、【清楚覚醒】で「清楚神」に強化し、【怪力、早業】も加えてボコボコに。更に【お前も清楚になるんだよ!】でワンピースを着せて、彼女を清楚にするわ!……清楚って何だったかしら…?



「よくもまぁ……あたしのダチをてめーの都合で悪役に仕立ててくれたな?」
 怒りを露わに、イエローを睨みつける。
「女子高生達の友人か? 悪役じゃねぇ、栄えあるブルマニオン帝国の戦闘員だぜ!」
「なにがブルマニオン帝国だ! ぶっとばすぞてめぇ!」
 身勝手な物言いに怒りを露わにしたモニカは、床を蹴り、全力でタックルする。それを、腰を落とし迎え撃つイエロー。
「うおぉぉぉぉぉらぁ、いくぞぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」
「おぉらぁぁぁぁぁぁ、来ぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉいっ!!!!!」
 刑務所中に響き渡ろうかと言う叫び、そして筋肉のぶつかり合う炸裂音。真っ向からぶつかり合い……打ち負けたのはモニカ。
「ぐぁぁぁっ!」
「ふんっ、お前にはブルマも筋肉も足りないぜっ!」
 吹き飛ばされ屈辱に唇を噛むモニカ、そして筋肉を誇るイエロー……そんな姿を見て、フレミアは微妙な表情を浮かべる。
「力には力で……と思ったけど。ムキムキになるのは嫌ね」
 剛力の淫魔の力を呼び起こそうとしたフレミアだが、首を振り、それを止める。変わって身に纏うのは、白いワンピースの清楚な姿。
「ブルマ対ワンピの対決ですわ!」
「ふんっ……そんなものにブルマが負けると思うか!」
 すぐさま飛びかかってくるイエロー。その筋肉質な肉体を、ワンピースをひらりと翻して回避する。
「女性なのだから、もっと清楚にしないといけませんわ!」
「うるせぇっ、オレの勝手だろうがっ!」
 格好に合わせて清楚な姿を取るフレミアに苛立ちを覚え、力任せに殴りかかってくるイエロー。ひらりひらりとそれを躱しながら、フレミアは思い切りイエローを殴り返していく。
「ぐ、うぶっ……ちぃ、ワンピースを着せておくには勿体ない拳だぜ!」
 殴られた口元を拭い、フレミアを睨みつけるイエロー、そして、改めてフレミアを見つめて。
「って言うか清楚ってなんだよ!?」
「分からないのなら……あなたも清楚におなりなさいな!」
 イエローに無理やりワンピースを被せて着せると、その腹に蹴りを叩き込むフレミア。そして、吹き飛んでいくイエローを見ながら、ふと首を傾げて呟いた。
「清楚って何かしら」
 多分、殴る蹴るの暴行を加える事ではない。
「お前も分かんないのかよ!」
 存在自体がツッコミどころ満載なイエローが、思わずツッコミに回り……そこでハッとして向き直る。
「うぉぉぉぉぉりゃあああああああっ!!」
「ぐぉぉぉっ!?」
 そこに突っ込んできたのはモニカ。再度のタックルで、イエローにぶつかっていく。
「ちっ……もう1回吹き飛ばしてやるぜっ!」
「今度は負けるかあああああぁっ!」
 負けても良いが、負けたままではいられない、それがスポーツマンと言うもの。チームメイト達の思いも背負い、モニカは渾身の力で踏み込む。
「おぉぉぉぉらああああっ、どうだぁぁぁぁぁぁっ!」
「ぐぅぅぅぅぅぅぅぅあああっ!?」
 そしてついに。渾身の力をもって、イエローを吹き飛ばし、壁に叩きつけた。
「くっ……こんな格好じゃ力が出ねぇ……!」
「格好のせいにするなんて、だらしないぜ!」
 打ち負けたイエローは屈辱にモニカを睨みつけながらワンピースを破り捨て、そんなイエローへと、モニカは息を弾ませながらも勝ち誇った笑みをぶつけていく。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

九十九・静香
※連携アドリブ可

むう、以前銀のブルマーの方も素晴らしかったですがあちらもなんて引き締まった良き筋肉!ですが今は筋肉とこの身で語るのみ!

筋肉令嬢姿での筋肉体勢で相手に筋肉的◆パフォーマンスで挨拶
これは純粋に相手の筋肉への敬意を表してもいますがさりげないUC使用でもあります
これで後に行う対処策の成功率を高めます

終ったら戦闘開始し
◆グラップルを用いた◆怪力での拳や蹴りによる直接攻撃及び発生する◆衝撃波での真っ向肉弾戦受けて立ちます

掴まれたら投げられる所で小柄な体躯に戻り筋肉の差で起きた掴みの隙間をつき回り込み
筋肉姿に戻り◆手を掴んでの投げ飛ばし返しを決めますわ
『この特性も合わせてわたくしの筋肉です』


日和見・カナタ
うっ……義肢はほとんど動きませんし、ダメージも割と響いていますね。
ですが、まだ敵は残っています。今の私に出来ることを全力でやっていきましょう!

私は他の方が攻撃するチャンスを作るように動きます!
【ガジェットショータイム】の武装の「援護射撃」で相手の注意を引きつつ、こちらに【イエローマッスルベアハッグ】を打つよう誘導しますね!
組み付かれた後は痛みを「覚悟」して耐えて、出来るだけ長い時間足止めするよう努めますよ!

【アドリブ・協力歓迎、NGなし】



「ふんっ……お前達もなかなかやるが……オレには通用しないぜっ!」
 グッ、とポーズを決めて威嚇するイエロー。ダメージは蓄積しているが、その肉体はいまだ健在だ。
「さあ、そろそろ叩き潰して……うぉっ!?」
 その肉体へと撃ち込まれる弾丸。筋肉で弾きながら、その射撃の元に目を向ければ、そこに飛ぶのはカナタのドローンだ。
「ふん、こんな豆鉄砲がオレに通用すると思ったか?」
「くっ……!」
 カナタの義肢は先程までの戦闘で損傷し、ほとんど動かない。加えて、義肢以外の肉体にもかなりのダメージを負っている。
 下手な攻撃は、自分を危地に追いやるだけ……だが、分かっていても、視線を反らさない。
「やってみなくちゃ分かりませんよ!」
「ふん、じゃあやってやるぜ!」
 挑発に応じ、一気に間合いを詰め、カナタの腰に腕を回すイエロー。その腕に力がこもれば、身体が真っ二つになるかと錯覚するほどの激痛が走る。
「ぐっ、うぅぅぅっっ……き、効きませんっ……!」
「ふんっ、そんな貧弱な筋肉で……オレのマッスルベアハッグを耐えられるかよ!」
 ただ絞められるだけではなく、力強い肉体に圧迫される。その圧力と激痛に屈しかけるが、覚悟を決めて、歯を食いしばる。
「ふん、粘るな、だがこのまま絞め潰して……むっ!?」
「ぁ……」
 圧殺されるかと思ったその直前、ようやく解放されるカナタ。立っていられず倒れ込んだ彼女から視線を外したイエローが視線を向けたのは、力強いポージングを決める静香。
「ヌゥゥゥゥゥンッ……!」
「っ……こいつは只者じゃねぇな……!?」
 イエローをして息を呑む筋肉。カナタが時間を稼いだお陰で、筋肉への祈り(ウォーミングアップ)を終えた静香の筋肉は最高の状態に達している。
「だが……うぉぉぉ、ふぅぅんっ!」
「フゥゥゥゥゥゥゥゥッ!!」
 対抗してイエローもポーズを取り、その筋肉を見せつける。それを見て静香もポーズを変えて……それは、余人には立ち入れぬ、筋肉での会話。じっと見つめ合い、筋肉を見せつけ合う。
「……おらあああっ!」
「はああああっ!!」
 そして、筋肉がもっとも唸りを上げた瞬間、どちらからともなく踏み込み、拳を叩きつけた。それを皮切りに、互いの拳が、蹴りが次々に互いの筋肉へと突き刺さる。。
(以前闘った銀のブルマーの方も素晴らしかったですが……この方もなんて引き締まった良き筋肉!)
 避ける事などしない、打撃を通じて筋肉で語り合う。激しいぶつかり合いの末……先によろめいたのは静香。
「くっ!?」
「おらぁっ!!」
 その隙を逃さず、イエローは静香の身体を持ち上げた。空中に投げ上げると、逆さにしてその身体を捕らえ――。
「はっ!!」
「何ぃっ!?」
 だがその瞬間、静香の身体から筋肉が消えた。元の清楚な令嬢の姿に戻り、生まれた隙をついて拘束を脱する。
「そんなの有りかよっ!?」
「この特性も合わせてわたくしの筋肉ですわ!」
 すぐさま再びパンプアップすると、イエローの腕を掴んで逆にひっくり返す。一度体勢を崩したイエローはそれに抗えず――。
「掟破りの……筋肉令嬢バスタアですわ!」
「ぐ……あああああああああっ!?」
 ずしぃぃぃぃんっ、と重い音が響き、イエローの全身に筋肉の衝撃が余す所なく伝えられる。
「みご、と……オレの……負け……だ、ぜ……」
 静香が手を離すと、イエローはそのまま倒れ込み……力尽き、消滅した。

「ふぅ……さて、時間を稼いでくださってありがとうございます。筋肉にその心意気が響きましたよ」
「筋肉? ……ええと、はい、ありがとうございます。いたた……」
 首を傾げながら静香に起こされるカナタ。義肢はもちろん胴へのダメージも大きく、自力では立てない程だ。
 そんな彼女を支えながら、静香はイエローを悼むように目を閉じた。
「実に素晴らしい筋肉でした。この世界に生まれ変わりがあるのなら、今度は正しい筋肉に目覚めてくださいまし……」

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2019年11月05日


挿絵イラスト