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レッドデーにピリオドを

#UDCアース

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#UDCアース


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●それは橙より辿る糸
 その日。猟兵たちを招集した緋薙・冬香(針入り水晶・f05538)は、集まってくれた猟兵たちを前に。閉じていた目をゆっくりと開けて話し出した。
「やっと、見つけたわ。今度は事件が起こる前に『捉えた』」
 そう言った冬香の背後で彼女の想いを察したかのごとく、グリモアベースの風景が変わる。それが見せるのはUDCアース。場所はどこかの邪神教団の拠点の外観のようで。
「皆にはこの拠点を潰して欲しいの」
 わずかに振り返った風景を指して冬香が告げる。
「オレンジデーの時みたいに、幸福の純白を赤く染められないうちに」

●赤の日に再び
「『タンタシオン』って、たぶん覚えている人の方が少ないと思うけど」
 そう言いながら冬香が説明するのは、今年の4月頃にUDCアースで起こった事件のこと。結婚式会場の見学会。その中で模擬結婚式を行う新郎新婦をオブリビオンが襲撃する、という予知を見た冬香は猟兵たちにその解決を依頼し、事件は無事解決した。しかし。
「あの場にいたのは、いわゆる『尖兵』だったわ。それこそ知性すらも持ってないような、ね」
 ゆえに『黒幕』がいるはずだ、と。あれ以後、冬香は折を見てUDCアースに飛び、現地を調査。時にはその場にいた猟兵の力も借りながら、入念に情報を集めていったのだ。
「その情報がインプットとして効いたのかしらね。予知(み)えたの」
 同じような尖兵を使い、純白の幸せを赤く染めようとする教団の存在が。そしてその拠点が判明したのだ。
「今から行けば、この拠点から尖兵を放つ前に儀式を潰せるわ。だから」
 お願いしていいかしら?
 そう、冬香は再び猟兵たちに依頼するのであった。

●強襲! 邪神教団拠点!
「皆にして欲しいのは、拠点への強襲」
 具体的には、拠点防衛を担っているオブリビオンの排除とこの拠点のボスを倒すことの2つだ。

「今、この拠点は儀式の準備に気を取られているわ」
 教団信者の注意はすべて拠点の内部に向けられている。拠点に突入および強襲することは簡単だろう。
「ただ、『拠点が攻撃を受けた時に迎撃する』担当がいるの」
 それが拠点防衛を担う『リエ・デッドコピー・ルシーズ』だ。この人体をベースとした量産型サイボーグは教団の手で造られたものではないらしく、結果としてメンテ不足になっている。そのため、ほぼ暴走状態で細かい命令がきかないが、『戦闘データの収集』と『その手段である拠点防衛』の命令だけは忠実にこなすらしい。

「このルシーズたちを突破したら、この拠点の中心にいるオブリビオン『テングラム』を倒して」
 前回のタンタシオンをはじめとした、未来の純白を赤く染める儀式。その中心にいるのもこのテングラムという女性型オブリビオンだ。
「結果的に。テングラムを倒せば、この拠点が画策している全ての儀式を止められる」
 つまりこの拠点の要はルシーズたちとテングラム。この2つを撃破できれば、後はどうするにしても容易いと考えられる。

「無事、強襲作戦が終わったら、UDCアースでちょっとゆっくりしてきても大丈夫よ?」
 とっても都合よく、その拠点の近くで『麺類フェスタ』という麺類のお祭りがあるらしい。麺類に限定されるが、どんな豪華なメニューでも一律料金で楽しめるらしくて評判が高いとか。激闘の後なので、ご褒美的に美味しいものを食べてくるのも良いかも?

 ともあれ。
 テングラムが推し進めている――未来を願う純白を、絶望の赤に染める儀式。その先にあるのはきっと邪神召喚であろう。
 否、それを差し置いても、だ。未来ある人々を過去の暴挙に食い潰されるわけにはいかない。
「レッドデーって知ってる?」
 不意に冬香がそう告げる。
 曰く、10月14日。雰囲気の良い秋に恋人とワインを飲みながら2人だけの特別な時間を過ごす風習があるのだとか。
「この日を彩る赤が、悲劇の赤じゃなくて、幸せの赤になるように。皆、よろしくね」
 そう言って、冬香は猟兵たちを送り出した。


るちる
 はじめまして、あるいはこんにちは、るちるです。
 実はずっと狙ってました、オレンジデーの続編です。お知らせ機能が実装された今だからこそー。いえ、シリーズになっている特典はほぼ無いんですけどね。単なる私の趣味です。

 さて、シナリオの補足です。
 まず最初に前作リプレイとの繋がりですが、『実は繋がってました』というレベルなので、前作に参加していないから不利、ということはありません。やることもオブリビオン退治とシンプルです。お気軽に参加ください。
 ちなみに、前作参加者の方に限り、『冬香の調査を手伝っていた』というフレーバーを使っていただいてもOKです。
(前作リプレイは↓になります)
『https://tw6.jp/scenario/show?scenario_id=7431』

 次は戦闘について。
 戦闘の場所となるのは、拠点の中心にあるだだっ広い大講堂になります。戦闘の邪魔になる障害物はありませんし、敵以外にその場に現れる者もいません。なので思いっきりやっちゃってください(拠点の破壊行為も問題なしです)。
 ちなみに信者とか囚われの一般人とかの非戦闘員は駆けつけてくれたUDC組織の人がうまいことやってくれるので、何も気にする必要はありません。

 テングラムとの戦闘前、そして麺フェスタの前には、その時点での状況整理としてシーンを追加します。前章終わってすぐに書くつもりですが、書いてなかったらしばしお待ちください。

 あと、レッドデーについては、重要な意味はありません。オレンジデーだったので、また同じような名前を使っただけなので!

 ではこんな感じで、それでは皆さんのプレイングお待ちしていまーす。
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第1章 集団戦 『リエ・デッドコピー・ルシーズ』

POW   :    Re-Inicienteration
自身の【残存動力と一定時間後の自壊】を代償に、【再起動させた破損した量産型】を戦わせる。それは代償に比例した戦闘力を持ち、【遠距離からのガトリングガンの一斉発射】で戦う。
SPD   :    Re-Connect
【眼帯を経由した量産型統合戦術システム】を召喚し、自身を操らせる事で戦闘力が向上する。
WIZ   :    Re-Location
自身が【ダメージ・UCによる機能不全の危機】を感じると、レベル×1体の【リエ・デッドコピー・ルシーズ】が召喚される。リエ・デッドコピー・ルシーズはダメージ・UCによる機能不全の危機を与えた対象を追跡し、攻撃する。

イラスト:柿坂八鹿

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。



 警備の隙、そして信者たちの注意の隙をついて。猟兵たちは、邪神教団の拠点へ侵入する。事前にグリモア猟兵から聞いていた通り、信者たちは拠点の奥の祭儀場に集中しているようだ。

 この隙に拠点の要となっているオブリビオンを倒す。

 通路を突き進むと、ひらけた場所にたどり着いた。どうやら『表向きの顔としての公然の場』である大講堂のようだ。邪神教団の本体はこの奥に……。

 その時、大講堂に続く複数の通路から同時に、機械の足音が大量に響く。
「侵入者、排除します」
 退路、あるいは先に進む道である通路を塞ぎながら、抑揚のない声とともに一斉に戦闘態勢を取る『リエ・デッドコピー・ルシーズ』たち。
 先に進むには、まずこのルシーズたちを倒す必要があるようだ!
隣・人
「なんですかあのごってごてな装備は!!! でもなんか人っぽい見た目なので隣人ちゃん本領発揮しちゃいますよ。たとえ相手が機械的でも中身は生。部位破壊こそが奈落への導きなのです」
一定時間後の自壊ですって
隣人ちゃんは『時間稼ぎ』が得意なのですよ
コーヒーカップを盾にして近接戦に持ち込むべく迫りましょう
遠距離からのガトリングにはそれで対処
コーヒーカップが壊れたら、メイド服の迷彩で隠れましょう
隠れる事が出来ない際は諦めて突撃ですね

多少の怪我は問題ありません。コラテラルなんちゃらってやつです
近付いたら対象を回転椅子に乗せて捕縛し、UC
めっさ頭突きします。脳味噌がぐわんぐわんする程
人型相手なら効果的でしょうか




「なんですかあのごってごてな装備は!!!」
 『リエ・デッドコピー・ルシーズ』たちを見た隣・人(六六六番外・f13161)は開口一番、そう叫んだ。たぶん、何か気に入らないところがあったんだと思われる。普段の興味は『めまい』とか『嘔吐』とからしいので、そっちに関係あることだろうか。
 しかしながら、このルシーズたちは『人体をベースに』していることは既にグリモア猟兵から周知の事実だ。それに。
「でもなんか人っぽい見た目なので、隣人ちゃん本領発揮しちゃいますよ」
 てな感じで、両者は相対するのであった。

 隙を窺う隣人、メンテ不足で性能をフルに引き出せないルシーズたち。その思惑は両者の間を開けながら、じりじりと間合いを詰める膠着状態に。
 仕掛けたのはルシーズ。
『Re-Inicienteration』
 機械的な声が響き、ルシーズたちの動きがバーニアらしき部位から炎が噴き出す。それはまるでオーバーヒートのような反応。しかし直後、ルシーズたちに呼び出された『再起動させた破損した量産型』が大量に現れる。
「うひぃ?!」
 遠距離からのガトリングガン一斉斉射。暴虐な弾丸の嵐を何とかコーヒーカップ(武器です)で防ぐ隣人。しかし、だ。
(一定時間後の自壊ですって)
 この攻撃の弱点もまた隣人の知るところ。
(隣人ちゃんは『時間稼ぎ』が得意なのですよ)
 そう、時間稼ぎは隣人の最も得意とするところ。コーヒーカップにオーラを纏わせて弾丸を弾き返し、時に見切り、おびき寄せ……徐々に距離を詰める隣人。
 そしてコーヒーカップの耐久力が限界を超える。びしっ、とひびが入ったコーヒーカップを投擲、その隙にメイド服の迷彩で隠れようとするも、そこは捕捉された。
 ……が。そのツーアクションが、単純で暴虐的であった弾丸の嵐の流れをわずかに変える。その隙を見て突撃する隣人。
(多少の怪我は。コラテラルなんちゃらってやつです)
 露出した頬を、腕を、柔らかな青いドレスを弾丸が掠めていくが、それらを無視しして、一気に接近。

 狙いは、攻撃を担っている量産型では無く、司令塔であるルシーズ。

 司令塔となっていたせいか、あるいは残りの動力源を代償にしたせいか。まともな対応が取れないルシーズへ隣人は肉薄し。速攻で接近され。
「これは……きっとこう!」」
 どこからともなく取り出した回転椅子(武器です)。それにルシーズを押し込み、捕縛し、一回転させる。その回転している隙に、隣人が整えるのは。
「おらぁ!!!」
 頭突き炸裂。ただの頭突きではない、ユーベルコード『六六六番外・隣人致暗流不殺人技芸・強制眩暈改振盪』である。威圧を込めた頭突きがルシーズの三半規管のみをピンポイントで攻撃する。
「たとえ相手が機械的でも中身は生。部位破壊こそが奈落への導きなのです」
 そんなわけで、めっさ頭突き。脳味噌がぐわんぐわんする程に。激しく!

 程無く、量産型の一部ががくんと崩れ落ちる。動力切れ……否。隣人がルシーズを仕留めた証拠。
 周囲にはまだまだルシーズたちが突っ立っている。これもまた効率的な動きが出来なくなっている個体。そして量産型も『親機』であるルシーズを巻き込むわけにはいかないのか、ガトリングガンの勢いが緩んでいる。
「うふふふ……」
 目隠ししているので視線は分からないけど、とっても不穏な笑みを浮かべて、回転椅子を構える隣人。

 その後、回転椅子の餌食となったルシーズたちがその場に崩れ落ちていたという。
「……吐きませんでしたか」
 人体がベースということは人としての部位がまだ残っているはず。そんな期待をしていた隣人だったのが。心底残念そうにのたまうのでした。

成功 🔵​🔵​🔴​

イデアール・モラクス(サポート)
「アーハッハッハ!貴様の全て、私が奪ってやろう!」

・戦闘
攻撃はUCを『全力魔法』と『属性攻撃』で威力を増した上で『高速詠唱』を用い一瞬で行使、『一斉発射』による『範囲攻撃』で眼前の敵勢を跡形も無く『なぎ払い』消し去る、或いは魔剣で敵を『串刺し』にして『吸血』し『生命力を吸収』する。
防御は魔剣による斬り払いや攻撃魔法、魔導ビットの『乱れ撃ち・制圧射撃』による『武器受け』で相殺。

・探索など
あらゆる種類、属性の魔術を使える私は状況に合わせた魔術を『世界知識・全力魔法』を組み合わせて構築し行使。
無論生来の淫乱であるので何かと『誘惑』を使い淫らに愉しむのも忘れない。
「クク…愉しいなぁ?」

※アドリブ歓迎




 教団拠点の大講堂。その場に足を踏み入れ、そしてルシーズたちを相対した瞬間。イデアール・モラクス(暴虐の魔女・f04845)はその赤い瞳を愉悦で濡らした。
「ククッ」
 高速詠唱で一瞬で行使したユーベルコード『魔剣の女帝』。イデアールの姿が禍々しい、銀髪の真の姿に変わる。周囲に召喚されるは、数多の魔剣。それは無尽蔵に召喚、射出される、暴虐の嵐。
「一瞬で壊してやろう!」
 イデアールの腕のひと振りに応じて、魔剣がルシーズたちに降り注ぐ。全力の魔力で雷を纏わせた魔剣たちがルシーズたちに致命的なダメージを与えていく。一方的な攻撃にルシーズたちは反撃することもままならないが。
『Re-Location』
 機械的な音声が響く。ルシーズに備え付けられた危機脱出機能。それは機能不全の前に新たな『リエ・デッドコピー・ルシーズ』を召喚するというもの。それも大量に、だ。召喚された新たなルシーズたちは、ガトリングガンでイデアールをロックオンする。銃弾が発射される……前に。
「まだまだ、まだまだ壊し足りんぞ!」
 尽きることなく、魔剣が降り注ぐ。それは敵を倒すというより、ただただ破壊衝動に身を任せた一斉発射による範囲攻撃。ルシーズたちが召喚される傍から、イデアールの召喚した魔剣がなぎ払っていく。どちらも無限に続くかと思われた召喚の応戦。

 差はたったひとつ。『召喚のきっかけ』である。ルシーズたちが『攻撃された結果』であるのに対し、イデアールは『自分の意思で攻撃し続ける』ことができる。このタッチの差が繰り返される中で大きな差となる。
「アーハッハッハ! 貴様の全て、私が奪ってやろう!」
 そう言って、最後の一団を破壊すべく魔剣を降り注がせるイデアール。貫かれたルシーズたちは再度、同じコピーの召喚を試みるも。
「その芸は飽いた」
 最後はイデアールの剣技に直接なぎ払われて。
 イデアールの前に立ち塞がったルシーズたちは全て残骸と成り果てたのであった。

成功 🔵​🔵​🔴​

アステリア・マグナ(サポート)
『私の剣が誰かの役に立つのなら、頑張ります!』
『難しい事はちょっと苦手です……』
『おじいちゃんから教わった、この技があれば!』

アステリア・マグナは剣闘士だった祖父から剣術や斧術を習った若い女戦士です。
元気で礼儀正しい良い子ですが、あまり知恵が回る方ではないので、頭を使う事や特殊な技術が必要な事は苦手です。

人が良いので、困っている人が居れば積極的に助けに行くでしょう、
また、義憤に駆られて戦いに赴く事もあるでしょう。
遊んで良い場面では元気一杯に遊びます。

年齢相応に異性に興味も有りますが、根が真面目なので猟兵としての使命を第一としています。
カッコいい仲間が居れば、見惚れるくらいはするかもしれません。




 ルシーズたちを目の前にして、アステリア・マグナ(駆け出し冒険者・f21888)は愛用のロングロードを構える。
「私の剣が誰かの役に立つのなら、頑張ります!」
 元気なその声が戦闘開始の合図となった。

 頭を使うような難しい事は苦手だが、このような戦いであればアステリアの得意とするところ。祖父から習った剣技がルシーズの装甲を斬り裂く。崩れ落ちるルシーズには目を向けず、次のルシーズに対して剣を振るうアステリア。その激しい連続攻撃が次々とルシーズを沈めていくが。
『Re-Inicienteration』
 とあるルシーズから機械音声が響く。がくん、とそのルシーズの動きが鈍る。残存動力と一定時間後の自壊を代償にして、ルシーズが再起動させたのはアステリアが斬り伏せた、破損した量産型たち。
「……っ!」
 不意に再起動してきたルシーズたちのガトリングガン一斉射撃をかわし切る余裕は無く。
「このっ!」
 ロングソードでいくつかの銃弾を叩き落とすも、露出した腕やふともも、頬に赤い血筋が刻まれていく。
 このままでは。この不利な状況においてアステリアはユーベルコード『デュエリスト・ロウ』に活路を見出す。
「私は1対1の戦いを望みます!」
 手袋が命中した相手は再起動の起点となっていた親機。1対1というルールに対して、手足のようにコントロールしているとはいえ、複数機でアステリアを攻撃しているのだから。
『……!!』
 バシッと火花が弾け、親機の装甲に亀裂が入る。それが伝播するかのごとく、再起動した量産機にも火花が散り。銃弾の嵐が止まった。
 この状況を逃すアステリアではない。1対1でしか戦いが行われないのなら。
「おじいちゃんから教わった、この技があれば!」
 負けることは無い、と。
 動きの止まったルシーズたちをロングソードで一閃していくのであった。

成功 🔵​🔵​🔴​

奈々詩・空(サポート)
『気づいたら背後にいるガール』
妖狐の咎人殺し × グールドライバー
年齢 7歳 女
外見 107.8cm
特徴 だらしない ポニーテール 実は過去の記憶が無い うろちょろしてる お尻が大きい
口調 ランダム(私、あなた、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)
戦闘中は 何とか固定(オレ、キミ、か、だろ、かよ、~か?)

戦闘以外は口調はころころチェンジ
過去がないため基本的に知りたいことには積極的に行動する
機械城登場時には両腕を組んで出撃




 侵入者を迎撃・殲滅しようと展開している『リエ・デッドコピー・ルシーズ』たち。武器を構え、猟兵たちを攻撃するその彼女らの後ろに、いつの間にかいたのは『気付いたら背後にいるガール』こと、奈々詩・空(日々を過ごす・f00083)であった。
「撃砕!」
 ルシーズたちの不意を打つ一撃は、ユーベルコード『機撃』によるもの。前に突き出した両腕、その横に生まれたねじれた空間から放たれるのは巨大な機械の腕。それがルシーズの一団を痛烈な打撃で吹っ飛ばし、衝撃で動きを封じる。
「ニャーン!」
 そこへ物心ついた時から一緒な『対生命体シャベル』で殴りかかる空。対生命体ってあるから、きっと人体をベースにしたサイボーグにも効く、たぶん。それにこのシャベルは抉り、絶ち、突くと三拍子揃っている、何の問題もない。
 そんな感じでルシーズたちを殴り倒していく空。
『Re-Location』
 空の攻撃に機能不全の危機を感じたルシーズたちが応じる手は、新たにルシーズたちを召喚することであった。周辺に大量に召喚されたルシーズたちが空を狙って突撃してくる。……が。
「再び、撃砕!」
 再度放たれる『機撃』。それによって動きを封じられれば、その後の展開は同じ結末を辿る。何度か同じ展開を繰り返す空。
「ぜぇ、ぜぇ……あと少しで終わるか?」
 さすがに数が多くて息が荒くなってきたが、徐々にルシーズたちの機能も壊れてきているようで。空の攻撃に召喚が追いつかなくなってくる。
「てりゃー!」
 フルスイングしたシャベルが近くにいたルシーズを吹っ飛ばして他のルシーズたちに激突する。どうやらそれが最後の一撃となったらしい。空の周辺に起き上がってくるルシーズたちはいなかったのだ。

成功 🔵​🔵​🔴​

二天堂・たま(サポート)
ワタシは流血を伴わない攻撃手段が主だ。
武器:ケットシーの肉球による“負の感情浄化”や、UC:常識を覆すピヨの波動によるスタミナ奪取を多用する。

直接触れないような相手(体が火や毒で覆われている等)の場合はUC:アルダワ流錬金術を応用した攻撃が主力だ。
(火に覆われているなら水、毒液で覆われているなら砂嵐等)

しかし実際には直接的な戦闘以外の方が得意だな。
ボビンケースの糸を使った即席の罠の用意、料理や情報収集や掃除。
UC:親指チックで呼びだした相棒による偵察と、同UCによる居場所交代(テレポート)で潜入・解錠して味方の手引きとかな。

もふもふが必要ならなでても構わんぞ。UCで呼んだ相棒達(ひよこ)もな。




 巨大なガトリングガンを構えて、全周囲から迫りくる『リエ・デッドコピー・ルシーズ』たちを見ても、二天堂・たま(神速の料理人・f14723)はいつも通りであった。いや、もしかすると、何か忘れてることによる弊害なのかもしれないが、それはさておき。
「ワタシは流血を伴わない攻撃手段が主だ」
 と言うたまの両手には、ねこ? ケットシー? の素晴らしい感触の肉球しかない。そんなたまの攻撃手段は、こう!
「ぴよーっ!」
 そんなわけで、ユーベルコード『常識を塗りつぶすピヨの波動』が全力発動。ぴよぴよとした気合と波動をルシーズたちに叩き付けるたま。
『ぴよーっ!』
 叩き付けられたルシーズたちはび返しながら、波動に吹っ飛ばされていく光景はなかなかにシュールである。しかし確実にダメージは叩き込まれているわけでして。
『Re-Connect』
 ダメージにより発動したルシーズたちの機能。眼帯を経由して召喚した量産型統合戦術システムに自身の制御を任せたルシーズたちが仕掛けるのは高速機動戦闘。崩壊する自身に目もくれず、バーニアによる高速移動からの拳を叩き付けてくる。
「ぴよーっ?!」
 その一撃をかわしきれず、たまの乗っているひよこが1匹吹っ飛ばされる。
「おぉ、ワタシのひよこが!」
 吹っ飛ばされたひよこを思わず目で追いかけるたま。しかし、ルシーズたちは次々と押し寄せてくる。ひよこの安否も気になるが、今は目の前の敵!
「隙ありだ!」
 攻撃の後、動きが止まって隙を見せていたルシーズへ、肉球をぺしんと叩きつけるたま。
『……!』
 肉球の不思議(?)力により、攻撃的な負の感情が浄化されるルシーズ。結果として暴走状態が解除された彼女はその場に立ち尽くし……後続のルシーズたちの攻撃を遮る壁となった。たまの目の前で玉突き事故を起こしていくルシーズたち。
「よし、もう一度叫ぶとしよう!」
「ぴよーっ!」
 再度放たれた『常識を塗りつぶすピヨの波動』がルシーズたちを吹っ飛ばしていくのであった。

成功 🔵​🔵​🔴​

火土金水・明
「まずは、量産型のサイボーグがお出迎えですか。こちらも盛大にいきましょう。」
【WIZ】で攻撃です。
攻撃は、【先制攻撃】で【高速詠唱】し【破魔】を付けた【属性攻撃】の【全力魔法】の【コキュートス・ブリザード】を【範囲攻撃】にして、『リエ・デッドコピー・ルシーズ』達を纏めて【2回攻撃】をします。相手の攻撃に関しては【残像】【オーラ防御】で、ダメージの軽減を試みます。
「オブリビオン達は『骸の海』へ帰りなさい。」
アドリブや他の方との絡み等は、お任せします。




 邪神教団の防衛を担う『リエ・デッドコピー・ルシーズ』たちの迎撃。猟兵と激突するその戦線も徐々に終盤へ移行しつつある。
「まずは、量産型のサイボーグがお出迎えですか。こちらも盛大にいきましょう」
 その一角を担う火土金水・明(人間のウィザード・f01561)は黒色のウィザードハットの縁を指先で上げながら。七色の杖が狙い澄ますのはもちろんルシーズの一団。
「我、求めるは、冷たき力」
 高速の詠唱に応じて、顕現する300本近い氷の魔法の矢。それらがルシーズたちに構える隙も与えず、先制攻撃と叩き付けられる。シンプルにして、圧倒的な攻撃にルシーズたちは反撃することもできず。
『Re-Location』
 壊れる直前にどうにか発動した機能が、新たなルシーズを召喚する。大量に召喚されたルシーズたちのガトリングガンの銃口が明を向き。
「……っ!」
 咄嗟に展開したオーラ防御でガトリング斉射を凌ぐ明。オーラ防御を突き破ってくるほどの威力は無いが、このまま受け続ければマズイのは確か。同じ攻撃では、同じ展開になることも確かだ。
「では、その暇も無いほどに攻めるとしましょう」
 より早く、より強力に。
 再び高速詠唱で、加えて全力の魔力を乗せて。ユーベルコード『コキュートス・ブリザード』を成就。瞬時に展開、放たれた氷の矢の嵐。それには破魔の属性が付与され、さらには先より広範囲に展開するように操作されている。
「一度で終わると思ったら大間違いですよ」
 それを続けざまにもう一度。
 もはや抵抗は許さないといわんばかりの氷の濁流に、ガトリングガンを構えていたルシーズも、そのルシーズに新たに召喚されたルシーズも全て飲みこまれていく。
「オブリビオン達は『骸の海』へ帰りなさい」
 そう告げる明の前に、残っているルシーズたちはおらず。

 残るルシーズたちはあと少し。

成功 🔵​🔵​🔴​

菅生・雅久
アドリブ歓迎

あの時、終わらせたつもりだった…甘かった
自分も何時か愛しい彼女に最高の時を贈りたい
それを邪魔させない為にも愁いを残さなぬよう思いっきりやらせて貰う

【オーラ防御・激痛耐性】纏い敵の総数減
負傷してる個体から優先追撃
「強いな…だがその火力が追い詰められたからこそ発揮なら…手強い程にやる気が出る」

遠距離は【残像】で混乱させつつ接近し武器破壊後に大剣で止め
接近・追撃するのは【空中戦】で交わしUC【雷を載せた翼】で【範囲攻撃】

行動を読み難い個体は【アルナイル】でデータ収集
パターンや指示塔の存在を探り
相棒【神鳥】の手も借り【フェイント】と目晦まし
「カムロス追撃だ」

誰かの犠牲で得る幸運に価値はない




 残る『リエ・デッドコピー・ルシーズ』たちはあと少し。そのルシーズたちの前に立つのは菅生・雅久(人間のブレイズキャリバー・f09544)であった。
(あの時、終わらせたつもりだった……)
 雅久は、先のオレンジデー事件の際、解決に尽力した一人。その彼の心中は必然、先の事件を想起してしまい。
「……甘かった」
 大剣を携え、雅久はゆっくりとルシーズたちとの距離を詰める。まだ事件は根本の部分で解決していなかったという事実を認識しながら、雅久は駆け出す。
(自分も何時か愛しい彼女に最高の時を贈りたい)
 それは例えば。あの日に見たウェディングドレス姿の彼女に捧げるような。そんな未来を、それを邪魔させないためにも。
「愁いを残さぬよう思いっきりやらせて貰う」
 ルシーズたちを前に大きく踏み込んだ雅久の大剣一閃。横薙ぎの一撃がルシーズたちの一団を鋭く斬り裂いた。

 大きなダメージを負ったルシーズたちが膝をつく。稼働停止していないルシーズへ雅久のトドメを放つ、その直前。
『Re-Inicienteration』
 ルシーズたちの奥の手とも言える攻撃プログラムが起動する。残っていた動力と自身の損壊を代償に、他の猟兵たちが壊して機能停止に追い込んでいた量産型を強制的に再起動させる。
「……っ!」
 自身に向けて一斉発射されたガトリングガンの銃弾。それらを身体の前に構えた大剣を基準にオーラを展開、防御のための盾を顕現させる。盾で阻み、弾き、しかし全ては防ぎ切れず、一部が雅久の身体を穿っていく。
「くっ」
 走る激痛を予め備えておいた耐性で抑え込み。しかしさらに襲い来る銃弾の嵐。
「強いな……だがその火力が追い詰められたからこそ発揮なら……手強い程にやる気が出る」
 受けていては不利になる。そう感じた雅久が取ったのは回避行動。その動きは素早く、残像を残して。それがルシーズたちを撹乱する。足並みの乱れた銃弾を身を翻してかわしながら、起動するのは電脳ゴーグル『アルナイル』。この場での戦況を内蔵された簡易コンピュータが取り込み、解析し、雅久に次の行動を示唆する。
「……そこか」
 解析を以て、最も弱っている個体を検知した雅久がユーベルコード『フルゴラの翼』を詠唱する。
「この手が救いに届き。刃が悪を滅すよう。雷の女神よ、望み叶える翼を貸してくれ!」
 その言葉に応えて雷(いかずち)の女神より借り受けた雷の翼が全身を覆い、増強した戦闘力と飛翔能力で、先の個体へ空から突撃する雅久。
 高速に接近してくる雅久へガトリングガンが発射される。それを上空へ飛びあがって銃弾をかわす雅久。不意に入れられた上下の動きにルシーズたちは対応できず。
「破壊させてもらうぞ」
 雷を載せた翼で対象の個体を打つと同時に、身を翻して、その周辺にいたルシーズたちをもなぎ払う雅久。その雅久へルシーズたちのガトリングガンの銃口が一斉に向けられる。
「カムロス追撃だ」
 そこで雅久が告げた言葉はさらなる攻撃。空より舞い降りるがごとく飛翔してきたのは、彼の相棒たる『神鳥:カムロス』。雅久の、恋人の祈りを形に顕したモノ。それが雅久の言葉に応えて、銃口を構えたルシーズたちへ攻撃を仕掛ける。不意を打たれたルシーズたちの態勢が崩れ、攻撃が一時止まる。その絶好のチャンスに、雅久が再び雷の翼でルシーズたちをなぎ払う。
 カムロスとの連携で次々とルシーズたちを稼働停止に追い込んでいく雅久。自壊する個体も含めて、徐々に動けるものがいなくなっていく。
「誰かの犠牲で得る幸運に価値はない」
 そう告げる雅久の前に、最早稼働する動力が残っている個体は存在せず。戦場になっていた大講堂の中で動いているのは猟兵たちだけとなった。

 拠点防衛の要『リエ・デッドコピー・ルシーズ』を全て破壊、稼働停止させた猟兵たちは、この事件の黒幕『テングラム』を目指して、奥へと進む。

成功 🔵​🔵​🔴​




第2章 ボス戦 『テングラム』

POW   :    海に投げ出された後
自身の身体部位ひとつを【鮫】の頭部に変形し、噛みつき攻撃で対象の生命力を奪い、自身を治療する。
SPD   :    時化の海
【水中からの奇襲】が命中した対象に対し、高威力高命中の【大波】を放つ。初撃を外すと次も当たらない。
WIZ   :    仲間が欲しい
【溺死者】の霊を召喚する。これは【水中へと引きずりこもうとする手】や【呼吸を奪おうとする抱きつき】で攻撃する能力を持つ。

イラスト:棘ナツ

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠ステラ・クロセです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。



 どうやら教団の警備はかなり手薄のようだ。要である『リエ・デッドコピー・ルシーズ』を倒し、少数いた信者たちを無力化して。無防備となった拠点の中を、猟兵たちは拠点の上層階へと駆け上がる。

 オブリビオン『テングラム』がいたのは3階フロア。そこは20~30人がゆったりと座れる程のワンフロア。他と階と違う部分といえば、中央に水を湛えたプールがあることだろうか。その水面にテングラムは揺蕩っていた。
 猟兵たちの存在を感じ、テングラムが立ち上がる。
「私の邪魔をしにきたのですね、猟兵」
 水に濡れた身体そのままに、猟兵たちと相対するテングラム。その名が指すのは『(主に水に)沈む』という意味。否、このオブリビオンは水に沈めるのだ。
「私は沈めなければなりません……幸せに揺蕩う『者』を。水の中で揺蕩う『物』に変えるのです」
 それは遠い昔、彼女が結婚式の前日に海難事故に遭って死んだから。『自身は水に沈んで、幸せを逃した』のだ。オブリビオンである彼女にとって、その過去は動機であり、力なのだ。ゆえに、ゆえにこそ。 
「結婚しようとして、結婚して、幸せになった者たちを沈める権利が私にはあるのです」
 それが『赤い血』ならさらに良い!! そして邪神を召喚して、さらなる犠牲者を、仲間を増やすのだ。

「邪魔をするというなら、猟兵よ。あなたたちも水底へ沈んでもらいましょう」
隣・人
「へぇ……者を物に。だったら。そうね。アンタは何モノかしら。私は隣人ちゃんらしいけれど」
真の姿を解放。対象の奇襲を宿した『殺意』で怯ませ、動きを鈍くする
大波が放たれる前に『腕』をけしかけ、絞殺、臓物を抉るように『部位破壊』を行う
回転椅子(拷問道具)を構えて滅多打ち。その綺麗な顔や四肢をぶち殺してやるのだ。
もしも大波に飲まれた場合は『殺意』に身を委ねて泳ぎ続ける。催眠術で自分に『無傷』だと言い聞かせる。
「ほら。アンタの脳漿はきっと水色なんでしょうね。は、は、は――骸を潰すなんてつまらないわ。海に還るのはアンタの真実だけよ」




 テングラムの物言いを、何故か回転椅子に座り込んでいた隣・人(六六六番外・f13161)は。
「へぇ……者を物に。だったら。そうね」
 そう呟いて、くるんと椅子に乗ったまま回って、椅子の調子を確かめて。
「アンタは何モノかしら。私は隣人ちゃんらしいけれど」
 立ち上がる。刹那、その姿が揺らぐ。
「私は、私でしかありえない」
 その揺らぎを確認した瞬間、テングラムは水中へと飛び込んだ。それは次の攻撃のための準備。

 ――そして現れるのは隣人の真の姿。

 メイド服から変化したその姿は今までの隣人とは異なり、そして我慢しきれない殺人衝動が露わになる。
「……ああ。もう。殺したくて、めまいがする」
 それはユーベルコード『腕』の詠唱にして、今の隣人の本音。
 水中からの奇襲を仕掛けたテングラムが見たのは、隣人の、殺意が腕の形を取ったナニカ。
「……っ!」
 なおも零れ落ちる、形ある殺意にテングラムが怯んだ。動きの鈍ったテングラムの一撃を隣人がかわす。それでも無理矢理放ってきたテングラムの大波をさらに潜り抜け、テングラムに肉薄する隣人。
「――アハ」
 それは笑みではなく、思わず漏れた殺意。腕たちがテングラムの『喉』に殺到する。
「……!」
 潰される、そう刹那に判断したテングラムは大波を以て、腕をなぎ払う。回避、そして大きく後ろに跳び退り、態勢を立て直そうとした瞬間。
「ぐっ、うぅ……」
 隣人の2本の腕が腹を抉るように突き刺さる。まるでその部分だけを壊そうとするかのように。
「おのれ!」
 怒気も露わに今度こそ腕を振り切り、距離を取るテングラム。ぐらりと態勢を崩し、膝を突いたその隙に。
「ほら。アンタの脳漿はきっと水色なんでしょうね」
 上から降ってきた言葉は当然、隣人のもの。回転椅子(拷問道具)を構えた隣人が溢れる殺意に身を任せて飛び掛かってきた。ごんっ、と鈍い音が途切れることなく続き。
「は、は、は――」
 それは隣人がテングラムを滅多打ちにしている証左。特に綺麗な顔や四肢を狙って。
「――骸を潰すなんてつまらないわ。海に還るのはアンタの真実だけよ」
 大きく振りかぶった回転椅子を上から全力で叩きつけて。それはまさにテングラムを『何モノ』かに変えようとする行為。容赦のない一撃がテングラムを吹っ飛ばした。

大成功 🔵​🔵​🔵​

ブレイ・アッシュアウル(サポート)
「よし、きばるか」

フリーの冒険者。褪せた金の髪。屈強な歴戦の体。

遠距離ではロングボウによる【力溜め】【スナイパー】で【援護射撃】

中距離では【戦闘知識】と【第六感】を活用し、立ち回りながらUc『シャープシューター』による【スナイパー】

近距離では【早業】の【盗み攻撃】、UC『ナウティハンド』、UC『シャープシューター』でダガーとショートボウによる近接戦闘を行う

探索では戦場知識を応用して臨機応変に行動する。


レパル・リオン(サポート)
こんにちは!あたしはレパル!またの名を『魔法猟兵イェーガー・レパル』よ!よろしくね!

あたしが戦うのは、怪人(オブリビオン)から人々と平和を守るため!そのためなら、ケガをしたってかまわないわ!
(強敵相手だと少し怯えるが、表には出さないように努める)

得意なのは肉弾戦!ダッシュで切り込んだり、ジャンプやオーラ防御で躱したり、激痛耐性でガマンしたり、怪力パンチでぶっ飛ばしたりするわ!
ユーベルコードに怪人の弱点属性を組み合わせてパワーアップさせたりもするわよ!

頭を使うのは苦手かな。でも、パワーとスピードでなんとかするわ!

日常では、楽しそうな事に積極的にチャレンジしていくわよ!


御霊・タタリ(サポート)
『さ、さぁ、語りましょ、げ、現実の裏の真実を』
 神のアリスナイト×バロックメイカー、100歳の女
 普段の口調は「滑舌悪い(自分、キミ、ね、わ、~よ、~の?)」、暗いところでは「滑舌良い(わたし、あなた、呼び捨て、ね、わ、~よ、~の?)」

滑舌が悪く「、」や「…」を乱用する暗い子だと思って頂けたら分かりやすいかと

戦闘ではお好きなUCや戦法で大丈夫です、一応パワーよりです
ガツガツ行くというより、此処ぞと言う時にぶちまけます

調査では、聞き込みより現場を見て回ります、小さい事をコツコツするタイプ

はしゃぐ様な時は、皆様の邪魔にならないくらいにひっそりするタイプで、1人でまったりします




 隣人の一撃で吹っ飛ばされたテングラム。その隙を穿つように、サポートに駆け付けた猟兵たちが迎え撃つ!

「さ、さぁ、語りましょ、げ、現実の裏の真実を」
 先手必勝と、御霊・タタリ(タタリと称されたノロイ・f17805)がユーベルコード『御影回廊』を放つ。フロアの床から突如として出現した御影石が迷路を作りだし、3人の猟兵とテングラムをその中へ閉じ込める。
「小癪ですね」
 プールの水が通路の床の上を薄く水で満たす中、タタリの攻撃に反応したテングラムが手を掲げる。水の中より呼び起こすのは溺死者の霊。タタリの周辺に姿を現わし、その呼吸を奪うべく、抱きつこうとする。霊たちの手がタタリの足を掴んだその瞬間。

 ヒュンッ!

 通路の中、風を切って飛ぶ矢はブレイ・アッシュアウル(フリー冒険者・f22044)がロングボウから放ったもの。力を溜めて、ここぞと放った一矢は、タタリを掴んだ霊の手を的確に貫く。
 ブレイの矢に続くようにして、通路の中を駆けるのはレパル・リオン(魔法猟兵イェーガー・レパル・f15574)であった。
「こんにちは! あたしはレパル!」
 そう名乗りをあげながら、レパルが握るのは拳。それに応じるように、手首に着けた強化リング『ルーンストライカー』が淡い光を放つ。
「またの名を『魔法猟兵イェーガー・レパル』よ! よろしくね!」
 声とともに放つのはルーンによって強化された怪力パンチ。その一撃が霊を捉えて吹っ飛ばし、周辺にいた霊たちもまとめて吹っ飛ばす。
 霊たちが消滅し、テングラムとの間に障害物がなくなる。
「逃がすかよ!」
 この隙を逃さないと、ブレイが再び矢を放つ。しかし、その矢をかわして水の中に潜りこむテングラム。
「……ちっ」
 次に来るのは奇襲。それを察知したブレイは舌打ちしながら第六感による感知の網を張り巡らせる。レパルもまたテングラムの奇襲を警戒して、ブレイの元まで下がってくる。しかし。
「……! う、うしろ……!」
「「……!」」
 タタリの声とほぼ同時に振り向くブレイとレパル。第六感と野生の勘がテングラムの攻撃を捉え、テングラムの攻撃を素早くかわす。
「……っ!」
 攻撃をかわされたテングラムが無理矢理大波を放つが。
「当たらないね!」
「そういうこった」
 その攻撃すら読んでいたレパルとブレイは難なくかわす。
「そうですか……では無理矢理押し込むとしましょう!」
 次に当たる目もなく、しかし次々とテングラムが大波を放つ。攻撃が当たることはなくとも、迷路という構造上、押し寄せる波が二人を徐々に壁際へ追い込んでいく。
「えぇーい! もう!」
 大波の連続攻撃に上手く前に出れないレパルがそう叫んだ瞬間。
「す、隙、あり、です」
 テングラムの背後から気配なく接近したタタリの塔婆による一撃が放たれる。横薙ぎに振り抜かれたその衝撃にテングラムの態勢が大きく崩れ、攻撃の手が止まる。
「チャンス!」
 最後の大波をかわし、レパルが解き放つのはユーベルコード『参上!(レパル・オンステージ)』!
「魔法猟兵イェーガー・レパル! 改めて参上っ!」
 その効果でタタリの真上へテレポートしたレパルが、決めセリフとともに上空からの飛び蹴りを放つ!
「あたしが戦うのは、オブリビオンから人々と平和を守るため!」
 足先で確かにテングラムの体を捉えて。ルーンの力を込めた必殺のキックが炸裂する。
「よし、きばるか」
 レパルの一撃で吹っ飛ばされ、空中で無防備となっているテングラムへ。狙い澄ましたブレイの一撃はユーベルコード『シャープシューター』。『手数も質も妥協しない』と、正確無比なクイックドロウによる攻撃がテングラムを撃ち抜いていくのであった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​

アレクシア・アークライト
自分が得られなかった幸せを享受する人が憎い。
だから、自分と同じように水に沈めてやる……ね。

婚約まで行けたなんて、羨ましいわねー。
きっとそれまでは幸せだったんでしょうね。
私なんて、日々、貴方みたいな奴を相手にしなきゃいけないから、そんな幸せは得られそうにないわ。

――だから私も、貴方を骸の海に沈めてあげる。
この怨み、もちろん受け入れてくれるわよね?

・3層の力場を情報収集用に展開し、敵の動きを把握。残りの力場を防御用に展開。
・距離を取って火焔や雷霆で攻撃。プールの中に逃げ込んだら、念動力で天井を破壊して瓦礫で埋め尽くし、プールの水ごと凍らせる。

重石を付けてあげるから、少し長く沈んでなさい。




「く……ぁ……」
 猟兵たちにハチの巣にされ、思わず膝をつくテングラム。しかし、背後から迫るヒールの靴音に思わず振り返る。
「自分が得られなかった幸せを享受する人が憎い」
 腰に手を当てながら立つ、アレクシア・アークライト(UDCエージェント・f11308)の言葉は呟くように、あるいはテングラムに向けて。
「だから、自分と同じように水に沈めてやる……ね」
 嘆息とともに吐き出された。
「婚約まで行けたなんて、羨ましいわねー。きっとそれまでは幸せだったんでしょうね」
 肩を竦めてそう言うアレクシアの言葉に。それを挑発と取ったテングラムが仕掛ける。突き付けた手が――それはアレクシアの言う『それまで』の後を暗示するかのような――獰猛な鮫の頭部に変化して、鋭い牙を差し向ける。

 ガギィッ。

 しかし、その牙がアレクシアに届くことはなく。アレクシアが展開した幾層もの防御用の力場に遮られた。見ればテングラムの上に角度を変えて浮かぶ3つの力場。相対したその時からテングラムの動きは情報収集され、行動を把握されていたのだ。
「くっ……!」
 完全に攻撃を遮られ、思わず距離を取るテングラム。
「私なんて、日々、貴方みたいな奴を相手にしなきゃいけないから、そんな幸せは得られそうにないわ」
 そう言ってアレクシアが手をかざす。念動力による力場が数層、テングラムを拘束するかのように展開される。そこへ叩き込まれるのはユーベルコード『温度操作』。冷気が迸り、テングラムを凍結させた直後、燃え盛る火焔が氷ごとテングラムを焼き尽くす。
「か……はっ……」
 燃える空気に肺すら焼かれ、息も絶え絶えに。テングラムがアレクシアから逃げ出そうとする。

 まだ。まだ次を凌げば次がある。そう考えたテングラムが向かう先は、フロアにあるプールの中。この中ならばまだ勝機が。

 しかし、そんなテングラムの行動を見て、アレクシアが浮かべるのは微笑。そう、その行動すらもアレクシアの予測の範疇。
 だから。

 ――私も、貴方を骸の海に沈めてあげる。

 プールに飛び込もうとするテングラムを遮るように。アレクシアが念動力で天井を破壊する。降り注ぐ瓦礫がテングラムに直撃し、押し潰す。そのままプールの中へ押し込まれていくテングラム。
「私の怨み、もちろん受け入れてくれるわよね?」
 そう言って、力場を変換し、冷気を纏う氷の塊を形成するアレクシア。
「重石を付けてあげるから、少し長く沈んでなさい」
 テングラムが二度と浮かび上がる隙さえ与えぬ、と氷塊を次々に叩き込んだ。

 フロアを静寂が支配する。氷塊の冷気でプールの表面が完全に凍りつき、その様子はさながらこの世とあの世を遮る壁のごとく。最早テングラムの気配はなかった。
 それを見届けて、アレクシアは踵を返す。

 首魁テングラムの消滅を以て、『未来を願う純白を絶望の赤に染める、邪神召喚儀式』は完全に潰えたのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​




第3章 日常 『麺類フェスタで食レポ!!』

POW   :    野菜てんこ盛りの三郎ラーメンを豪快に平らげる

SPD   :    きつねうどんやたぬきそば、わんこそばをのんびり食べる

WIZ   :    敢えてきしめんとか変わり種の麺類を選んで食べる

👑5
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​

種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


●悲劇の終幕、ピリオドの後に
 邪神教団拠点の要であるオブリビオン『リエ・デッドコピー・ルシーズ』『テングラム』を無事討伐した猟兵たち。その事態に気付いた教団が最後の抵抗を敢行してきたものの、駆けつけたUDC組織の援護もあり、邪神教団拠点を潰すことに成功した。

 ここに、橙から赤に繋がる糸は、完全に断たれたのである。

 そんなわけで、グリモア猟兵が迎えに来るまでしばらく時間もある。ほっとひと息、あるいはまったりしていても良い時間の到来です。

●肉のお祭りがあるなら麺類のお祭りがあってもいいよね!
 そんな趣旨のこのお祭りは、様々な麺類が用意されている。またどんな豪華なメニューでも他のメニューと一律料金であるため、お気軽にたくさん楽しめると評判だ。
 疲れを癒すためには食べることも大事。
 ぜひ、お好みのメニューを選んでほしい。

 また、邪神教団の事件に関わりなく、このタイミングでUDCアースを訪れたのだとしても。それも遠慮なく参加してほしい。この麺類フェスタは万人に向けて開催されているのだから!
 あ、食レポはお好みでどうぞ。

 
コノハ・ライゼ(サポート)
態度口調、一人称までも気分次第、嘘吐きで気紛れなお調子者。
オブリビオンは喰らうもの、猟兵業は餌場で狩場。悪食で酒好き。
楽しい事と人の笑顔が好きで飄々と笑みを絶やさない。

※妖孤だが耳と尻尾は晒さない

・以下PC口調
笑顔が一杯の祭やパーティーは好き、美味しい物があれば尚の事。
誰にでも愛想よく振舞うし、接客業だからネ、サービス精神は旺盛だよぉ。
きらきらなモノ、綺麗な景色も大好物で、そういったモノはゆっくり眺めたいわネ。
もちもちやもふもふな肌触りの良い生き物にはちょっと弱いカモ……よく一緒に寝ちゃう。
大体の事は人並みにこなすケド、歌はちょっと苦手ネ。
料理はモチロン得意、使える場面では積極的に使ってくネ。




 老若男女、種族すら問わず、たくさんの人々が行き交う麺類フェスタ会場。その内のほとんどの人が手に麺の入ったどんぶりを手にしている。
 様々な麺類を楽しむ人々の感情は喜怒哀楽あれど、やはり笑顔が多いだろうか。
(フフ……いいわネ)
 悪食で酒好き、そして酒の肴は笑顔が一番。コノハ・ライゼ(空々・f03130)は今日も今日とて、妖狐であることは隠さずとも耳と尻尾は晒さないスタイルにて。

 今日の気分は……そう、良い方だろうか。

 今日の祭は笑顔が一杯で美味しい物があって。この楽しい雰囲気は好きな雰囲気だと、コノハは思う。飄々と笑みを絶やさず、すれ違う人に愛想よく笑顔をサービスしながら、フェスタ会場を練り歩くコノハ。

 さて。そうは言いつつ、フェスタ会場にはお金(グリモア猟兵持ち)を払って入っている。1杯は食べないと損なわけでして。
 何にするか決めかねていたところ、目に飛び込んできたのは『麺くじ』。3種くらいからランダムに麺類を選べるらしい。
「んー……」
 こういうのもいいか、とくじを引いてみるコノハ。
 ていっと引いたくじに書いてあったのは『野菜てんこ盛りの三郎ラーメン』。
「え、こ、これはちょっと……」
 出てきたラーメンに、笑顔がちょっと引きつるコノハ。
 なんとか残さず、美味しくいただきました、とさ。

成功 🔵​🔵​🔴​

パルル・ブラックベリー(サポート)
フェアリーのサウンドソルジャー × ビーストマスター
年齢 15歳 女
外見 23.9cm 金の瞳 ピンクの髪 色白の肌
一人称はパルルちゃん
仲間には君付けちゃん付け

エロ以外なら基本的に何をさせてもOKです。アイドルムーブさせなくてもいいです。ボコボコにしても構いません。普段はぶりっ子してますがすぐに皮が剥がれます

戦闘時は暴言で【挑発】しながら敵の気を引く立ち回りがメインです。たまに亜音速域のビンタで攻撃もします
冒険時は偽札で雇ったファンという名のサクラを動員した人海戦術で何とかしようとします。クズです
日常時はぶりっ子でアイドルらしく目立つ様に振舞います。ウザいです

採用の是非は自由です




 麺類フェスタ会場の一角。そこで。
「~~♪」
 自称・美少女アイドル妖精、パルル・ブラックベリー(腹黒フェアリー・f10498)は勝手にステージを作って楽しんでいた。お祭りだもの、他の人に迷惑かけなければ何してもオッケー! ちなみにブラックベリーはあだ名なんですって奥さん。とかなんとか噂されていたかはさておき。
 歌って踊れるフェアリーアイドルは、麺類を食して楽しむ人たちの目の保養になっていたのです!
「みんなー! ありがとー!」
 ひとステージ終わってステージ裏に戻ったパルルは控室(がいつの間にか出来てる)にて。
「あ゛ー、つかれたー」
 全力でだらけていた。アイドルムーブは気力を使うのだ、こうやって人が見てないところではこうもなりますって。
 その時、こんこん、とドアをたたく音。
「はーい!」
 しゃきっと戻るパルル。さすが妖精。
 入ってきたのは、金で雇ったパルルのファンを自称するサクラ……が今日はステージスタッフ。麺類フェスタを回って、パルルへの差し入れを持ってきてくれたのだ。

 『きつね』うどんでした。ついでに何故か人間サイズのどんぶり。

「……何か悪意を感じる……!」
 気のせいです。単に指定ユーベルコードがSPDになっていただけです。

 ともあれ、きつねうどんに罪はないので、いただくことにするパルル。
「いただきまーあっつ?!」
 そして何故か汁が熱湯レベル。ついでに湯気がすごい。フェアリーにどんぶりってどういう組み合わせなの。組み合わされたトラップを乗り越え、あと少しで食べ終えられるというところで。
「パルルさーん、でばんでーす」
「まっふぇ?! あっつ?!」
 慌てて振り向いたので、どんぶりをぶっちゃけてしまったのでした。

 しかしステージは待ってくれない!
「いっくよー☆」
 もっかい猫を被り直して(?)、パルルはステージへ向かう。
 美少女アイドル妖精への道はまだまだ険しいのでした。

成功 🔵​🔵​🔴​

ダスク・ドーン(サポート)
『また日が沈むな』
人間のフォースナイト × スカイダンサー
年齢 27歳 男
外見 184.1cm 黒い瞳 黒髪 普通の肌
特徴 面倒見がいい くーる 女性が好き とんでもない甘党
口調 やわらか(自分、相手の名前+ちゃん、ぜ、だぜ、じゃん、じゃねぇの? )
真剣な時は かたい(自分、お前、ぜ、だぜ、じゃん、じゃねぇの? )

煮るなり焼くなり。
アドリブでも何でもお好きにお願いします。
口調は適当なので細かいとこは気にしない。

戦闘ならいずれかのフォースブレイドを使用。
シンプルな正面勝負を好む。

冒険や日常は……、
うむ、メンドウだな。
(テンション低くても仕事はきちんとやります)




「うむ、メンドウだな」
 麺類フェスタの会場を一通り見て回った後、ダスク・ドーン(人間のフォースナイト・f13904)はそうのたまった。
 元々グリモア猟兵の口車にうまいこと騙されたようなもんである。たまたまグリモアベースにいて、捕まったのだ。
 普段より、アテもなくあちこちフラフラしていることが多いダスク。グリモア猟兵からの依頼を『飯のタネ』と思って、UDCアースに訪れてみれば、事件は解決していたときたもんだ。
 なら、帰ろうかと思ったところで『もしかしたら麺類フェスタが襲われるかもしれないから!』とかさらに口車である。ひどいなあの女。
 そんなわけで 、テンション低くても仕事はきちんとやる男・ダスクはフェスタ会場を見回りという名目で歩いていたのだが、さすがに襲われる気配もないし。それに腹も減ってきた。手元には入場の際にもらったチケット(グリモア猟兵持ち)がある。
「何か食うか」
 麺類しかないんだけども。

 それで目に飛び込んできたのは『麺くじ』である。3種くらいからランダムに麺類を選べるという。
「……」
 無言で引くダスク。くじの先には赤く印がつけられており、とても力強い。

 …………出てきたのも力強い『野菜てんこ盛りの三郎ラーメン』だった。

「マジか」
 マジです。
 だがこれは勝負ともいえる。正面から来たのなら戦わねば!
 そんなわけで、三郎ラーメンを豪快に平らげるダスクなのでした。


 日も暮れて麺類フェスタも終了。人々が撤退の準備を始めている。
 ダスクも含めた猟兵たちもそろそろ帰還の時間だ。

 ダスクが空を見上げると、ちょうど夕焼けが橙色から赤に変わろうとしていた時分。
 これを見上げるUDCアースの人々もいるであろう。
 その平穏が守れたことが、今回の一番の報酬なのかもしれない。

成功 🔵​🔵​🔴​



最終結果:成功

完成日:2020年01月04日


挿絵イラスト