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ふわふわ、もふもふ、ふわもこランド!

#UDCアース #【Q】 #お祭り2019

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 もふもふの手練れである、もふリストさんも。
 もふもふしてみたいけれどなかなか機会や勇気がない、もふもふ初心者さんも。
 もふもふを堪能したい、もふもふ好きさんも。
 皆がきっとそれぞれが楽しめる、もふの楽園が、UDCアースに存在するのだという。

『ピィ』
『メエ~』
『キューキュー』

 愛らしい鳴き声を放つ、人懐っこい動物さんたち。
 もふもふレジャー施設『ふわもこランド』にいる動物さんは、みんな。
 極上の、ふっわふわでもっこもこなボディーの持ち主たちばかり。
 そして動物さん達はみんな、もふられるのが大好きだから。

 ――ふわふわ、さわさわ、ふっかふか。
 ――もふもふ、ぽふんっ、ふるもっふ。
 ――もこもこ、すやすや、むっぎゅむぎゅ。

 もふもふの、もふもふによる、もふもふするための施設『ふわもこランド』で。
 ひたすらもふもふ三昧の、ふるもっふなひとときを過ごしに行きませんか!

●行こう、ふわもこランド!
「皆、知っているか? もふもふは正義だということを」
 いつも通りの涼やかな微笑みで、そうさらりと言い放つのは、バディペットのひよこ・ポポ丸をよしよしなでなでしている筧・清史郎(ヤドリガミの剣豪・f00502)。
 そして雅やかにもふもふを愛でながら、見かけによらず何気に無類のふわもこ好きである彼がスッと差し出したのは、あるレジャー施設のパンフレットであった。
「これを見てくれ。ただひたすら、ふわもこをもふもふふるもっふするためだけに作られたという、極楽の様なふわもこレジャー施設がUDCアースにあるのだという。旅費は負担してくれるというので、行ってみないか?」

 そのレジャー施設の名は、『ふわもこランド』。
 何の捻りもなさすぎる名称だが、しかし、やるべきことは分かりやすい。
 そう――ただひたすらに、ふわふわもこもこなひとときを過ごせる施設なのだ。
「この『ふわもこランド』には、もふもふな動物さんが沢山いるらしい。定番のヒヨコさんやヒツジさん、カピバラさんにネコさんにイヌさんにウサギさん、キツネさんやタヌキさんやトリさん……ありとあらゆる好みのふわもこ動物さんと、もふもふ過ごせるのだという」

 例えば、ふわふわ小さな手乗りウサギさんやトリさんを掌にちょこんと乗せてみたり。
 ふっわふわなヒツジさんに、ぎゅぎゅーっと抱き着いてお昼寝してみたり。
 小さなひよこさんの洪水に、うっかりもふもふ流されて全身埋もれてみたり。
 いろんな動物さんを集めて、もふもふハーレムを築き上げたり。
 きゃっきゃ、もふもふ、動物さんと遊んでじゃれあってみたり。
 とりあえずもふもふしまくろうぜ! という、天国のような場所であるらしい。
 ランド内には、至る所にもふもふベンチやゆらゆらハンモックが設置してあるし。
 動物さんたちも来場者の皆も美味しくいただける、優しい素材でできた動物さん型クッキーも用意されており、動物さんたちとおやつタイムも堪能できるという。
 さらに、仲良くなった気に入った子がいれば、一人一匹までなら連れ帰れるようだ。

 そしてこの『ふわもこランド』には、マスコット的人気を誇るふわもこがいるという。
「彼は『ふわもこランド』随一のもふもふボディーを持つ、大きなイケメンアルパカさん『パカざえもん』。パカざえもんさんは、レジェンド級のもふもふなボディーを誇る御仁らしい。大人3名程度までなら上に乗せてくれて散歩に連れて行ってくれる、優しい性格のようだ。散歩に行かなくとも、もふっと座っているパカざえもんさんに埋もれて一緒にお昼寝などもできるようだし、一緒にきゃっきゃもふもふ遊んだりもしてくれる無邪気さも兼ね備えているようだ」
 そんな『パカざえもん』はふわもこランドの顔ゆえに、連れ帰ることは叶わないが。見かけたら、その極上のふわもこを堪能してみるのも良いだろうし。
 ゆるふわレジェンドなパカざえもんのグッズをはじめとする、各種ふわもこグッズも売店で買えるのだという。

「今回の『ふわもこランド』は日帰り旅行になるが、存分に楽しめるだろう。ふわもこをもふり慣れた達人から、ふわもこをもふもふしたことがあまりないもふもふ初心者まで、皆がそれぞれ楽しめる施設となっているようなので。自由に好みなもふもふのひとときを過ごしてくれ」
 そう言って清史郎は、ポポ丸を定位置の頭の上にちょこんと乗せてから。
 もふもふ天国へと猟兵たちを誘うべく、満開の桜のグリモアをその掌に咲かせる。


志稲愛海
 もふもふは正義、志稲愛海です。
 よろしくお願いいたします!

 ※ご連絡※ プレイングは、10/4(金)朝8:31~受付します。
 締切等の連絡はMS個別ページやTwitterをご確認下さい。

 今回は、ひたすらもふもふをふるもっふして楽しもう! という内容です。
 このシナリオは【日常】の章のみでオブリビオンとの戦闘が発生しないため、獲得EXP・WPが少なめとなります。

 POW/SPD/WIZは参考程度に、ご自由に楽しんでいただいてOKです!
 一つ二つに行動を絞った方が描写は濃くなるかと思います。

 もふもふする動物さんは、お好きな動物さんたちを指定できます。
 施設内は、同じもふもふ動物さんばかりが集まったゾーンがあったり。
 いろんな種類のもふもふ動物さんがいる場所があったりと。
 お好みのゾーンで自由に過ごせます(自由にお好みでご指定できます)
 動物さん達は基本人懐っこいですが、色々な性格の子がいます。
 お好みの子を見つけて、ひたすらその子を愛でるなどもOKです。
 パカざえもん以外で気に入った動物さんがいれば、お一人一匹まで連れ帰れます。
 食べ物は、OPにある動物さんクッキーのみOKです。

 公序良俗に反する事、他の人への迷惑行為、動物に優しくない行為は厳禁です。
 全年齢対象ではないと判断したプレイングも採用いたしません。

 お声掛けいただきました場合のみ、グリモア猟兵の清史郎もご一緒可能です。
 これまで面識ない方でもお気軽にお声掛けていただいて大丈夫です。

●お願い
 同行者がいる場合は【相手の名前(呼称可)と、fからはじまるID】又は【グループ名】のご記入お願いします。
 ご記入ない場合、相手と離れてしまうかもしれませんのでお忘れなく。

 グループ参加の人数制限はありません、お一人様~何人ででもどうぞ!
 ですが複数人の場合は失効日の関係上、同行者と送信タイミングが離れすぎていたり、ご指定の同行者が参加していない場合は返金となる可能性もあります。

 可能な限り皆様書かせていただきたく思っていますが。
 サポートプレイングは、受付期間外に届いたものや、内容に合わないものは返金いたします。
 おまかせプレイングは、執筆が難しい内容だと判断した場合や、内容に問題がなくても参加者人数多数の場合は流れる可能性があります。ご了承ください。

 それでは、どうぞお気軽にご参加ください!
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第1章 日常 『【Q】旅行とかどうでしょう』

POW   :    とにかく気力体力の続く限り、旅行先を満喫する

SPD   :    旅行先で目ざとく面白いものを見つけて楽しむ

WIZ   :    事前に下調べを行い、綿密に計画を立てて楽しむ

👑7
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

ミリア・プレスティール
「モフモフし放題なんて…ここは天国でしょうか…?」
動物好きのミリアは犬コーナーに向かいモフモフを堪能し始める。相棒の手袋型UDC『ミトン』もミリアほどではないが動物は嫌いではないため、犬たちを適度に撫でまわしていく。
犬たちの中に何度も突撃するように飛びかかってくるポメラニアンがミリアの目についた。白い毛並みと何度も飛びかかる様が悪戯好きの『ミトン』を彷彿とさせた。
「この子連れて帰ってもいいかな、ミトン?」



 まさに、読んで字の如く。
 ふわふわでもふもふでもこもこな、ふわもこ天国がそこにはあった。
 そんな天国――『ふわもこランド』へと一歩足を踏み入れれば。
 誰もがふわもこに埋もれ、ほわぁと幸せにもふもふ天国へと誘われることだろう。
 そんな天国へと真っ先に訪れたのは。
「モフモフし放題なんて……ここは天国でしょうか……?」
 きょろりとふわもこで溢れた世界を見回す、ミリア・プレスティール(守護霊憑き被虐性少女・f16609)。
 勿論、いつも彼女と共に在る、相棒の手袋型UDC『ミトン』も一緒だ。
 もふもふ定番のヒツジさんも、可愛いもこもこウサギさんも、小さくてまんまるなヒヨコさんもいいのだけど。
 ミリアと『ミトン』が真っ先にやって来たのは――。
「ワン!」
 そう、わんちゃんたちが沢山いる、犬コーナー!
 動物好きなミリアは早速、尻尾ふりふり、なでてーっとやって来た無邪気なふわもこわんこたちをなでなでもふもふ。
「ふあぁっ、モフモフです……」
 そんな早速表情が蕩けているミリアほどではないが、動物が嫌いではない『ミトン』も、適度にふかふかよしよし、撫で回していく。
 ふわもこランドのふわもこたちは、撫でられるの大好きな人懐っこい子が多い。
「わ、くすぐったいです……!」
 撫でて撫でてーっといつの間にかミリアと『ミトン』は、ふわもこわんこたちの群れの中にもっふり埋もれて。
 ふわふわもふもふふるもっふ、全身でふわもこわんこたちとじゃれていたミリアだけど。
「キャン!」
 ――ぽふんっ。
 勇ましい鳴き声と共に、もふもふな犬たちに何度も突進するように飛び掛かっている1匹のふわもこ。
 それは、もこもこ真っ白な毛並みのポメラニアン。
 何度も飛びかかるその姿が、悪戯好きな『ミトン』を彷彿させ、重なる気がしてならないから。
「この子連れて帰ってもいいかな、ミトン?」
 そうちらりと『ミトン』へと訊ねれば、スマートフォンに打ち出されたのは――ちゃんと世話をするなら、というオカン的な回答。
 ミリアはこくりと頷いて、両手を広げて――キャンッと突進してきたポメラニアンをキャッチ!
 『ミトン』みたいな真っ白で悪戯好きそうなその子を、ふわふわもこもこ、ぎゅうっと抱きしめる。

大成功 🔵​🔵​🔵​

エリス・エリス
「もふもふ依頼に参加しなくて誰がもふみを愛する者か。呼ばれて飛び出てフェアリー天使、エリスさんじょー!だよ☆」(くるりんきらーん)

何気に詳しいカピバラちゃんのもとへGOGO!
赤ちゃんは柔らかな毛がもふもふだけど、大人はたわしみたいな毛とか、キュルキュル鳴いている時は嬉しい楽しいだけど「ぐっ」「ごっ」って鳴いている時は怒っている時、噛む力が意外と強いので注意とか、お尻の辺りを撫でてあげるとうっとりリラックスしちゃうこととかを他の参加する人にレクチャーしちゃうよ。

その後は赤ちゃんカピバラちゃんのお尻付近をもふもふ!
大人のカピバラちゃんが安心できるようにも気をつけるよ



 もふもふ溢れるところに、彼女あり。
 もふもふをもふもふふるもっふできる場所に、その姿がないわけがない。
 なんてったって――もふみラブ!!
「もふもふ依頼に参加しなくて誰がもふみを愛する者か。呼ばれて飛び出てフェアリー天使、エリスさんじょー!だよ☆」
 ――くるりんきらーん!
 ばっちり気合十分な、もふもふパッション溢れる決めポーズも取って。
 エリス・エリス(もふみを愛する者・f01421)は、もふもふに対する好奇心を抑えきれないように、ランド内をきょろきょろ。
 もふみを愛するだけあり、道すがらも抜かりなく、もふもふぽふんっと、もふみを余すことなく全身で堪能しまくりながらも。
 もふもふを愛するエリスがやって来たのは、ふわふわもこもこな、カピバラちゃんたちがいるゾーン。
 わらわらいるカピバラちゃんたちを、今すぐふるもっふ! ……したいところだけれど。
 何気に詳しいカピバラちゃんたちの様子を、まずはきちんと確認!
「赤ちゃんは柔らかな毛がもふもふだけど、大人はたわしみたいな毛なんだよ」
 同じカピバラゾーンにいる皆にも、いろいろとカピバラちゃんについてレクチャーしてあげるエリス。
「キュルキュル鳴いている時は嬉しい楽しいだけど「ぐっ」「ごっ」って鳴いている時は怒っている時で、噛む力が意外と強いので注意だよ。お尻の辺りを撫でてあげるとうっとりリラックスしちゃうよ!」
 そして、ふわもこランドにいるカピバラちゃんたちの、今のご機嫌はといえば。
「キュルキュル……」
 ――超楽しいみたい!
 エリスの言う通り、キュルキュルご機嫌に鳴くカピバラちゃんたち。
 けれど、ちゃんと大人のカピバラちゃんが安心できるようにも気をつけながら。
「はわぁっ、もっふもふ……!」
 エリスは、赤ちゃんカピバラちゃんのお尻付近をもふもふ!
 そんな、もこもこふわふわな極上のもふな手触りを堪能しながら、改めてエリスは呟く。
 ――もふみ最高! って。

大成功 🔵​🔵​🔵​

黒鵺・瑞樹
いろんな疲れを癒すために来たが、伽羅も一緒で大丈夫だろうか?
一緒で大丈夫なら写真撮りたい。ふわもこと戯れてるというか埋もれてる伽羅の写真を撮ろうかと。
伽羅は首に一巻きぐらいするぐらいの大きさ(長さ?)だけど、ふわもこと一緒だとさらに可愛いというかカッコいいというか(飼い主馬鹿)
存分に撮ったら俺も一緒に埋もれたい。
埋もれなくてもそばに来てくれる子と伽羅と一緒にだっこして過ごそうかと。
ふわもことつるつる、同時に楽しめるとか最高に良くないか?
流石に伽羅だけで手いっぱいだから連れ帰れないけど、普段遊ぶなら一人の伽羅が楽しめるといいなと思う。

動物は膝にのる大きさならなんでもOK、お任せ。



 ふわふわでもふもふなものたちがもたらすのは、ふわもこな極上の手触り。
 いや、それだけではない。
 そっと手を伸ばして、ふわもこをもふもふすれば。
 ふわぁっと幸せな気分になれる、抜群の癒しがきっと得られるだろう。
「いろんな疲れを癒すために来たが、伽羅も一緒で大丈夫だろうか?」
 黒鵺・瑞樹(界渡・f17491)も日々感じている様々な疲れを癒すべく。
 黒き龍の仔、伽羅とともに『もふもふランド』へ。
 ランド内に足を踏み入れれば、あっちももふ、こっちももふ。
 様々なもふもふが、瑞樹と伽羅を出迎える。
 大きいもふもふから抱っこできるサイズ、そしてちっちゃいふわもこ。
 一口にふわもこといえど、その種類は多種多様。もふもふ好きの好みも様々。
 そんな中、瑞樹と伽羅が足を踏み入れたのは、小さ目なふわもこたちがわらわらもふもふ犇めくゾーン。
 いや、勿論自分も、いずれはもふもふに埋もれたいのだけれど。
 まずは、ぴよぴよヒヨコさんにあっという間に囲まれてもふもふを堪能している、伽羅の写真撮影!
 ふわもこと戯れているというよりも、ぴよに埋もれている感溢れる絵面であるが。
「ふわもこと一緒だとさらに可愛いというかカッコいいというか」
 そう連射しまくる瑞樹は、完全に飼い主馬鹿モード。
 いえ、でも実際に、可愛くて格好良いですから!
 首に一巻きぐらいするぐらいの大きさの伽羅に、ぴよぴよ群がるぴよ軍団。
 伽羅の黒の身体に、ぴよたちの黄色が良く映えて、可愛い格好良いにも程がある――。
 瑞樹はそうシャッターを切りまくり、存分にその姿を写真に収めてから。
「ふわもことつるつる、同時に楽しめるとか最高に良くないか?」
 今度は自分も一緒に、もふもふもふ……!
 伽羅のつるつる感とヒヨコのもふもふ感が生み出す手触りは、絶妙で最高なハーモニー。
 そして、ふわふわもふもふなぴよの海に存分に溺れた後は。
 よちよちとやってきた、ちょっぴりおでぶちゃんな大きいヒヨコさんをちょこんと膝の上に載せて、そっと抱っこしてみる。
 流石に伽羅だけで手いっぱいだから、連れては帰れないけれど。
 いつもはクールなのだけど、今はすごく楽しそうにふわもことじゃれ合って遊ぶ伽羅を見つめ、ふわもこをもふもふしながらも瑞樹は思う。
 普段遊ぶなら一人の伽羅が楽しめるといいな――と。

大成功 🔵​🔵​🔵​

ニナ・グラジオラス
【椿姫・f01514】と参加

(無心にふわもこポメラニアンをもふもふしながら真顔で)
パカざえもん。ざえもんだけ平仮名なのか。いや、そうではなく。
レジェンド級と言われるからには一度経験しておかねばなるまいそのもふもふ
ああでもカガリ(※ドラゴンランス)、一番はキミだからな。うわきではないぞ

すまない、椿姫。ついレジェンド級と言われて知的好奇心が過ぎてしまった
で、椿姫は何を見たい?

一匹連れて帰れるようだな
(カガリの視線に気が付いて)私は遠慮するが、椿姫が連れて帰りたい子はいたか?
よし、それじゃあその子を連れ帰ろう

カガリも持てそうな物なら、ファー着きのキーホルダーとかどうだろう
きっと椿姫にも似合うと思うぞ


椛・椿姫
ニナさん(f04392)と一緒に


ほわぁ!ほわぁ!もふもふさんがいっぱいやねぇ
パカざえもんさんのもふもふ感は凄いんよ。
ニナさんもカガリさんも楽しんではる?どこの子がふわふわ好きやろか?
ふふっ、ニナさんポメさん無心でもふもふしてはるね。クールそうで大人ぽい方やけど何や可愛らしい一面見れて嬉しいんよ
ほわぁ、そなんよ!カガリさん、ニナさんは浮気さんじゃないんよ!

うち?そやね、ずっと傍でスリスリしてくれたふわふわまん丸にゃんこさん!
家に来る?沢山お友達いるんよと両手で抱っこ

そや!カガリさんも一緒にお揃いのグッズ買うんよ。
ふぁーキーホルダーえぇね
思い出出来て嬉しいんよ。また一緒に行けたらえぇな。



 ――レジェンドオブふわもこ。
 そんな伝説のふわもこに、もっふりと埋もれているのは、椛・椿姫(戦乙女椿姫・f01514)。
「ほわぁ! ほわぁ! もふもふさんがいっぱいやねぇ。パカざえもんさんのもふもふ感は凄いんよ」
 一目でみて、これがレジェンドだと分かるような、イケメンアルパカさん。
 そんなパカざえもんをもふりながらも、ランド内にわらわら沢山いるふわもこたちを紅の瞳で見回す椿姫だが。
 椿姫がふと視線をとめたのは――無心に真顔でふわもこポメラニアンをもふもふしている、連れの姿。
「パカざえもん。ざえもんだけ平仮名なのか」
 そう、じーっと多分クールな視線をパカざえもんへと向けるのは、ニナ・グラジオラス(花篝・f04392)。
 何故、ざえもんだけ平仮名なのか。カタカナではいけなかったのだろうか。
 いっそ、全て平仮名でも良いのではないか――。
 もふもふもふもふ、ただひたすら抱っこしているポメラニアンももふりつつも、気になっているニナであるが。
「フェ~」
 訊ねて答えてくれたとしても、そのゆるーい鳴き声では、きっと謎は解明されないままであろう。
 ……いや、そうではなく。
「レジェンド級と言われるからには一度経験しておかねばなるまい、そのもふもふ」
「ニナさんもカガリさんも楽しんではる? どこの子がふわふわ好きやろか? ポメさん?」
 ひたすら真顔でもふもふしまくっているニナと、主と同様クールな面持ちながらも、一緒にまんまるわんこをもふもふしている小型ドラゴンのカガリを交互に見つめて。
「ふふっ、ニナさんポメさん無心でもふもふしてはるね。クールそうで大人ぽい方やけど何や可愛らしい一面見れて嬉しいんよ」
 そんな言葉に、ハッとニナはちょっぴりだけ我に返って。
「すまない、椿姫。ついレジェンド級と言われて知的好奇心が過ぎてしまった」
 ポメさんをもふもふしながらも、パカざえもんをガン見していた視線を椿姫へと向けた後。
 ちらり、自分を見つめているカガリに念のため言っておく。
「ああでもカガリ、一番はキミだからな。うわきではないぞ」
 うわきではないのです、ただちょっとふわもこをもふもふしているだけなのです。
「ほわぁ、そなんよ! カガリさん、ニナさんは浮気さんじゃないんよ!」
 椿姫も、ニナをじーっと見ているカガリにそう力説。うわきじゃないよ!
 それから改めて、燃える様に咲く赤い髪を靡かせながら、周囲を眺めてみたニナはそう呟くけれど。
「一匹連れて帰れるようだな」
 カガリの視線に気が付いて、こほんと小さくひとつ咳払いをした後、椿姫へと訊ねてみれば。
「私は遠慮するが、椿姫が連れて帰りたい子はいたか?」
「うち? そやね、ずっと傍でスリスリしてくれたふわふわまん丸にゃんこさん!」
 パカざえもんをもふもふしている時も、連れの浮気疑惑を晴らしている時も、何気にずーっとスリスリ甘えていた猫さん。
 そのふわふわまんまるなにゃんこさんを、そっと両手で抱っこして。
「家に来る? 沢山お友達いるんよ」
 そう漆黒の髪を揺らし、紅を湛える瞳を細め訊いてみた椿姫に。
「にゃあ~ん」
 甘えたような声でお返事する、ふわふわまん丸にゃんこさん。
「よし、それじゃあその子を連れ帰ろう」
 新しい椿姫の猫ちゃんに、ニナも緑の瞳を微笑まし気に細め、カガリも何気に嬉し気に尻尾をゆらり。
 そしてもふもふも堪能して、連れて帰る子も決まったから。
「で、椿姫は何を見たい?」
「そや! カガリさんも一緒にお揃いのグッズ買うんよ」
「カガリも持てそうな物なら、ファー付きのキーホルダーとかどうだろう」
 きっと椿姫にも似合うと思うぞ、とニナが提案すれば。
「ふぁーキーホルダーえぇね」
 ふわもこファー付きキーホルダーが買える売店へ。
 そして椿姫は、ふわふわまん丸にゃんこさんをぎゅっと抱きしめながら、ニナやカガリを見つめ紡ぐ。
「思い出出来て嬉しいんよ」
 ――また一緒に行けたらえぇな、って。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

飛白・刻
千鶴(f00683)と

一枚のパンフ
怪訝な顔をされようと構わず
無言で千鶴に差し出す
察せと

うさぎエピは割愛とし
実際、その名だけのものは初なのだと
数居るもふから迷わずアルビノへ
見詰めること暫く
恐る恐るに手に乗せ

…千鶴。うさぎだ

手乗せたまま千鶴の方へ
返る反応は解り切っているが

ふわ
もふ
ぱたぱた

手の上で毛繕いを始められては
奥底で抗ったものなど

…連れてっていいか?

何故か千鶴に問う
傍から見れば逆転構図
己がどんな顔をしているか
この際気にする事では

シマエナガか
返事代わりに鳥を一撫で


うさぎはとかく何故俺を撫でる

レジェンドに暫し驚けば促されるよう
…は?これに乗れと?

まあもふに罪もないかと流れるまま


宵鍔・千鶴
刻(f06028)と

……は?
急に差し出されたパンフに
案の定の表情
けれど納得するのも、また
うさちゃんですね。わかります

いざゆかんもふもふランド
だめだ、可愛い
目と目が合ってしまったシマエナガを頬擦りして
お持ち帰りを心に決めたところで
……うさぎだね…
差し出された小さなアルビノと
…懇願する自分よりも歳上の彼
……、ふは、なんて顔してんの、刻。
いいよ、連れて帰ろ。
それと俺のシマエナガとも仲良くしてくれる?
(白いうさぎと白い彼の髪をくしゃりと撫でてみた)

レジェンドは是非とも背中に乗せて頂きたい
ので、刻も。ホラ。はやく。
…なんだこれは…此処がサンクチュアリか…(盛大にもふる)
もふもふ……すやぁ……



 ゆるーいふわもこなアルパカさんが、もふもふしにおいでよ! と。
 そう吹き出しで喋っている、ヘタウマなイラスト入り。
「……は?」
 スッと無言で差し出された、そんな一枚のパンフレットを前に。
 宵鍔・千鶴(nyx・f00683)は案の定、怪訝な顔をして。
 飛白・刻(if・f06028)とイラストのゆるふわアルパカさんを交互に見遣るけれど。
 ――察せ、と。
 そうパンフレットをひたすら差し出す刻に、また納得する。
「うさちゃんですね。わかります」
 そう察してくれた千鶴に、こくりと、やはり無言で頷く刻。
 ……というわけで。
 パンフレットのアルパカさんの誘い文句に乗って、いざやって来たのは『ふわもこランド』!
「だめだ、可愛い」
 秒で目と目が合ってしまったシマエナガさんに、きゅん。
 スリスリと頬擦りしながらも、早々にお持ち帰りを心に決めた千鶴。
 そして、そんな小さなふわもこに千鶴が心奪われている間に。
 うさぎエピは此処では割愛しますけれども。
 実際、その名だけのものは初なのだと――数居るもふの中、迷わず刻が向ける視線は、アルビノへ。
 ひくひくお鼻を動かす円らな瞳のふわもこと、じーっと暫く見つめ合えば。
 そっと手を伸ばし、ちょこんと、恐る恐る掌に乗せてみる。
 そして。
「……千鶴。うさぎだ」
 手にふわもこを乗せたまま千鶴の方へと藍色の瞳を向け、そうぽつり紡げば。
「……うさぎだね……」
 差し出された小さなアルビノを前に返る言葉は、まぁ、そうですよね。
 ……うん、うさぎさんです。
 けれど。

 ――ふわ。
 ――もふ。
 ――ぱたぱた。

 掌の上でもふもふ毛繕いを始められては、もう無理。
 奥底で抗ったものなど、何処へやら。
「……連れてっていいか?」
 何故か千鶴に問う刻。
 いや、誰かに背中をきっと押して欲しいのだ。もうきっと、その答えは出ているのだけど。
 千鶴は何故か自分にそう懇願する、歳上の彼に瞬いてから。
「……、ふは、なんて顔してんの、刻」
 傍から見れば逆転構図……己がどんな顔をしているかなど、この際気にする事ではなくなっている刻に、こう紫の瞳細め続ける。
 ――いいよ、連れて帰ろ、って。
「それと俺のシマエナガとも仲良くしてくれる?」
 白いうさぎと白い彼の髪をくしゃりと撫でてみつつも言った千鶴に。
 シマエナガか、と、返事代わりにふわふわな鳥を一撫でするけれど。
「? うさぎはとかく何故俺を撫でる」
 そううさぎさんとお揃いの白の髪を微かに揺らしながら、刹那感じた掌の感触に、刻はひとつ首を傾げるのだった。
 そんな、互いに連れて帰る子を見つけた後。
 偶然、運良く見つけたのは……そう、ふわもこランドのレジェンド『パカざえもん』!
 ――レジェンドは是非とも背中に乗せて頂きたい。
 そう、ぐっと気合を入れながら。
「刻も。ホラ。はやく」
 パカざえもんの伝説のもふもふさ加減に暫し驚いていた刻へと促す千鶴。
「……は? これに乗れと?」
 けれど、まあもふに罪もないか――と、流れるまま、もふっと乗ってみれば。
「……なんだこれは……此処がサンクチュアリか……」
 盛大にもふることは抜かりなく忘れずに。
 全身もっふり埋もれるほどのもふの聖域に、思わず感嘆の声が漏れて。
 うさぎさんやシナエナガさんも一緒に、ぬくぬくもふもふ、ゆるりと進む気持ち良い振動を感じれば。
 ――もふもふ……すやぁ……。
 もう、誰も抗うことなんて、できやしません。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

一之瀬・玄十郎
【またたび】の皆とお出かけにゃ
アドリブ・絡みは大歓迎

もふの楽園とにゃあ~
もふもふの魅惑ボデーを持つあっしもたまにはもふもふもこもこしたいのにゃー

美味しいクッキーも勿論もりもり食べるにゃよ!

にょほほ。ヒヨコさんがたくさんいるのにゃ~
一度埋もれてみたかったにゃんよ。ピヨピヨ可愛いにゃー
うっかり間違えると口に入っちゃいそうだにゃん

・イケメンさん
このもふもふボディーはあっしのモフモフにも負けじ劣らずにゃ…
パカざえもん…っっ!オソロシイコ!(ベタフラッシュ飛ばしつつ
あっしも一緒にモフりたい?ええよええよ、存分にモフるがええにゃー

にゃーにゃー。一緒に乗せてもらおうにゃー
おおぅ、視界が高いにゃ!凄いにゃ!


御乃森・雪音
アドリブ歓迎
【またたび】の皆と参加。

もふもふが沢山とか癒されるわねぇ。
とりあえず犬猫コーナーで、長毛の子達触りたいわね、ラグドールとかポメちゃんとか。
抱っこしてくっついたら幸せになれそう。
「すっごい癒されるわねぇ…」

ああ、近くにいたら玄ちゃん(一之瀬・玄十郎・f06807)との触り心地比べてみたいわねぇ。

一通り楽しんだらパカざえもんさんの所へ。
順番待って乗せてもらうわね。
レジェンドもふってどんなかしらね、もふに埋もれちゃいそう。
「すごい高いのねぇ、アルパカに乗れるなんて思わなかったわ」

あ、連れて帰るならキースホンド希望。


ルドルフ・エルランゲン
※絡み・アドリブ大歓迎!
【またたび】で参加

はぅあ~、ふわふわでもふもふですか。UDCアースの文化の多様性は素晴らしいですね。癒しだわ~。
出身のスペースシップワールドではこのような体験をした事が無かったので楽しみですよ。

看板もふもふのパカざえもんさんの順番待ちしてる間はワンコと戯れてようかな。
長毛ダックスにじゃれつかれたり、ゴールデンレトリバーを抱っこしたり、ふわっとモフっと癒されて。

パカざえもんさんの番が来たら極上のモフりを体感させていただいて…おふぅ…
あ、乗りたい人はどーぞどーぞ。乗ってるところ一枚写真撮っときましょうかね~(パシャり

※【またたび】勢ほか適宜イイカンジに絡ませちゃってどーぞ



 あたり一面どこを見回しても、もふがそこかしこを闊歩する、もふもふな世界。
 もふもふな動物の種類も多彩で、ランド内にいるのは。イヌやトトリやウサギ、それに――。
「もふの楽園とにゃあ~」
 ネコさんも。
 いや、ふわふわでもふもふでも。
 動物さんクッキーを風呂敷いっぱいに入れてほくほく抱えているその猫さんは、ふわもこランドの猫さんではなく。
「もふもふの魅惑ボデーを持つあっしもたまにはもふもふもこもこしたいのにゃー」
 もふもふをもこもこふるもっふしにきた、一之瀬・玄十郎(さすらいのまんぞくさん・f06807)である。
「はぅあ~、ふわふわでもふもふですか。UDCアースの文化の多様性は素晴らしいですね。癒しだわ~」
 そんな玄十郎と並んでランド内に入場し、眼前に広がるもふ空間に感嘆の溜息を零すのは、ルドルフ・エルランゲン(黄昏に抗う白梟・f03898)。
「出身のスペースシップワールドではこのような体験をした事が無かったので楽しみですよ」
「もふもふが沢山とか癒されるわねぇ」
 落ち着いたデザインの眼鏡の奥の瞳を細めるルドルフに頷き、御乃森・雪音(人間のサウンドソルジャー・f17695)も沢山の動物たちがいるもふな風景をぐるりと見回してから。
 とりあえずと、まず向かった先は、犬猫コーナー。
 そして早速、雪音の足元にそのふかふかボディーを惜しげもなくすりすりにゃーっとしてくるのは、甘えん坊なラグドール。
 抱っこしてにゃーっと言わんばかりに甘える大きめなふわもこ猫さんをお強請り通り、ぎゅっと抱っこしてあげてそっとくっついてみれば。
「すっごい癒されるわねぇ……」
 ぬくぬくでふわっふわな感触に、思わず表情も蕩けてしまう。
 さらに、ボクもーっと言わんばかりにやってきたのは、まんまるふわふわなポメラニアン。
 わんこもにゃんこも、長毛の子達を順にぎゅぎゅーっと抱きしめて。
 もふもふもこもこな身体に頬を寄せればもっふり埋もれて、ふわふわの毛並みがくすぐったくて。
 もふもふふるもっふ、幸せいっぱいに。
 そんなもふテイスティングに存分勤しむ雪音であったが、その中でも一番甘えてきた子は。
 狼のような毛色をした、ふくよかな毛並みのキースホンド。
 くるりと巻き上っている可愛い尻尾が、ちょこちょこふりふり、一生懸命動いているから。
「一緒に来る?」
 雪音がそう、もふもふむぎゅっと抱きつけば、わん! と嬉しそうな鳴き声。
 そして同じく、ワンコともふもふもこもこ戯れているルドルフ。
 人だかりができている看板もふもふなアルパカのパカざえもんの順番待ちをしている間も、抜かりなく確りとふわもこを堪能。
 ゴールデンレトリバーがその艶やかなモフ毛を颯爽と靡かせ、走っている姿を眺めていれば。
 ぱちりと目が合い、わん! と寄ってくる人懐っこいワンコ。
 そんなもっふり大きなレトリバーをむぎゅっと抱っこして、そのもふさ加減をもふもふもこもこと味わっては癒されていると。
 短い足でちょいちょいっと足元にじゃれついてきたのは、長毛のダックス。
 纏わりついてくるそんなふわもこダックスも一緒に、ふわっとモフっと癒しのひとときを。
 そして自らも魅惑のもふもふボデーを誇る玄十郎は。
「にょほほ。ヒヨコさんがたくさんいるのにゃ~」
 もっふりと、ヒヨコさんに埋もれていた。
「一度埋もれてみたかったにゃんよ。ピヨピヨ可愛いにゃー」
 もふもふな全身で余すことなく、ふわもこをもこもこもふもふ堪能しまくる玄十郎。
 勿論、美味しいおやつのクッキーも、もりもりと食べながら!
 けれど。
「うっかり間違えると口に入っちゃいそうだにゃん」
 ぴよぴよちゃんは食べられません、もふもふだけにしておいて……!
 そんなヒヨコさんたちにもっふりもこもこ埋もれて、もふもふ全身で愛でていた玄十郎であったが。
 雪音やルドルフと合流して、いよいよご対面するのは――このふわもこランド内で圧倒的人気を誇る、イケメンレジェンド。
「レジェンドもふってどんなかしらね、もふに埋もれちゃいそう」
「このもふもふボディーはあっしのモフモフにも負けじ劣らずにゃ……」
 見るからに半端ないもっふりもふもふさであるが、実際触れ合った際の伝説の感触は如何なものか。
 そして、いよいよ順番が回ってくれば。
 ――もふっ、もこもこっ、ぽふんっ。
「その極上のモフりを体感させていただいて……おふぅ……」
 語彙が一瞬で溶けました。
「パカざえもん……っっ! オソロシイコ!」
 そのもふもふレジェンド具合は、思わず背景にベタフラッシュ背負うくらい伝説級!
 そんな半端ないもふもふなパカざえもんをふるもっふしながらも、玄十郎へと雪音は視線を向けて。
「ああ、玄ちゃんとの触り心地比べてみたいわねぇ」
「あっしも一緒にモフりたい? ええよええよ、存分にモフるがええにゃー」
 パカざえもんと玄十郎を、交互にもふもふもふ!
 そして、パカざえもんに乗る順番が回ってくれば。
「にゃーにゃー。一緒に乗せてもらおうにゃー」
「あ、乗りたい人はどーぞどーぞ。乗ってるところ一枚写真撮っときましょうかね~」
 もっふり伝説級のもわもこボディーに玄十郎と雪音が埋もれつつも跨った姿に、パシャリとシャッターを切るルドルフ。
 その手触りももっふりもこもこ、至高で幸せなふわもこ感触なのだけれど。
「おおぅ、視界が高いにゃ! 凄いにゃ!」
「すごい高いのねぇ、アルパカに乗れるなんて思わなかったわ」
 のっそりもふもふ、伝説のイケメンアルパカさんと一緒に、もふもふもこもこ、お散歩に出発です!

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

蓮条・凪紗
シノア(f10214)と。

おお、こらまた可愛らしい子が仰山おるなぁ。
シノアにとっちゃまさに天国――
って、おーい、聞こえとる?(目の前に手をひらひら振って)
この段階で果てたらアカンやん。

大丈夫やって。この子達、触って貰うの大好きや言うてたやん。
あー、そんな顔せぇへんの。
円らな瞳がシノア見つめて待っとるわ。
遠慮せぇへんと、はい。
子羊抱きかかえて彼女に渡し。
幸せな表情浮かべるシノアを見てる此方も笑みがこぼれ。

問いには一瞬キョトンとし、ケラケラ笑う。
はは、愚問やな。嫌いやったら誘う訳あらへん。
うちの実家にも猫とか狸はよぉ姿見せとったな。

シノアが喜んでくれるのが何よりやし、な。
(礼言われると照れくさい)


シノア・プサルトゥイーリ
凪紗(f12887)と

ふ、ふわもこランド…
この世界にそんな場所が存在していたなんて。
愛らしい鳴き声が聞こえてまるでこの世ではないみたい

え、えぇ。聞こえているわ、凪紗
ちょっと灰になったかと思っただけで

あの子たちは…その触って良いの、かしら
可愛くてフワモコで、倒さなくて良いと聞くと自分が触れて良いのか不安になる

はわ(凪紗に抱っこされた子羊さんの円らな瞳に震え
その…こんにちは?
受け止めた子はもこもこ柔らかで、抱き上げられたらあたたかくて
どうしたら良いか分からなくなりそう

凪紗、その…(はわわしつつ振り返り

凪紗は可愛い動物はお好き?
猫に…狸…。たぬき…(はわ

本当に不思議な場所
誘ってくれてありがとう、凪紗



「きゅ~」
「にゃーん」
「ぴよよ~」
 一歩足を踏み入れれば、そこは天国か極楽か――まるで別世界。
「おお、こらまた可愛らしい子が仰山おるなぁ」
 蓮条・凪紗(魂喰の翡翠・f12887)は、入園したふわもこランドのもふもふ動物さんたちをぐるりと見回して。
「シノアにとっちゃまさに天国――」
「ふ、ふわもこランド……この世界にそんな場所が存在していたなんて」
 ……愛らしい鳴き声が聞こえてまるでこの世ではないみたい、と。
 夢心地な響きを宿す声でぽつり呟いた、シノア・プサルトゥイーリ(ミルワの詩篇・f10214)をふと見遣れば。
「って、おーい、聞こえとる?」
 既に、今にも極楽浄土かどこかに意識が飛んでしまいそうな彼女の目の前で、手をひらひら振ってみる。
 そんな凪紗の声や掌に、ハッと我に返ったシノアは。
「え、えぇ。聞こえているわ、凪紗。ちょっと灰になったかと思っただけで」
「この段階で果てたらアカンやん」
 入って早々、早速灰になるところでした……!
 そんな、ふわもこたちが可愛い鳴き声をきゅーっと上げながら、もふもふちょこちょこと闊歩する空間を、そろりと眺めながら。
「あの子たちは……その触って良いの、かしら」
 濃く深い赤の瞳をキラキラと輝かせつつも、同時に宿るのは不安の色。
 ……可愛くてフワモコで、倒さなくて良いと聞くと――自分が触れて良いのか、不安になる。
 そう興奮と不安が入り混じる様子をみせるシノアに、凪紗は柔く瞳を細めて。
「大丈夫やって。この子達、触って貰うの大好きや言うてたやん」
 ――あー、そんな顔せぇへんの。
 そう言いつつも、ふとおもむろに抱き上げたのは、てくてく歩み寄ってきたもふもふ子羊さん。
 そのもふもふまんまるボディーを、凪紗がひょいっと掲げれば。
「円らな瞳がシノア見つめて待っとるわ」
 くるり大きくて無垢なその瞳が、シノアの赤の視線とぱちりと合う。
 そして、はわ、と子羊さんのそんなまんまるな瞳に震える彼女に。
「遠慮せぇへんと、はい」
 ぽふりと、凪紗が子羊さんを手渡せば――瞬間シノアの腕に伝わるのは、もっふりもこもこなふわもこ感触。
 受け止めた子はもこもこ柔らかで、抱き上げたらぬくぬくほんわかあたたかくて。
「その……こんにちは?」
「めぇ~」
 挙句、可愛い声と表情で挨拶を返されたりされてしまえば――どうしたら良いか分からなくなりそう。
 けれど、そっとぽふりと、流れる様な淡い桜色の髪を揺らして、その顔を思い切って近づけてみたら。
 ほわりと仄かに色づいたシノアの顔に咲くのは、幸せな表情。
 そんなシノアを見つめる凪紗も自然と笑み零して。
「凪紗、その……凪紗は可愛い動物はお好き?」
 はわわっと振り返りつつも問われた言の葉に、一瞬キョトン。
 けれども、すぐにケラケラ笑って、こう返す。
「はは、愚問やな。嫌いやったら誘う訳あらへん。うちの実家にも猫とか狸はよぉ姿見せとったな」
「猫に……狸……。たぬき……」
 丁度目の前で遊ぶたぬきさんのふくよかなもっふり尻尾を眺め、はわっと再び瞳瞬かせた後。
 めえぇ~と鳴いた子羊さんをむぎゅっと抱きしめ、もふもふぬくぬく、その感触を味わいながら。
「本当に不思議な場所。誘ってくれてありがとう、凪紗」
 赤の瞳に凪紗を映し、シノアはそっと幸せに満ちたそのいろを細める。
 改めてそう礼を言われると、何だかちょっぴり照れ臭いけれど。
「シノアが喜んでくれるのが何よりやし、な」
 照れ隠しにか、おもむろに抱えた狸をもふもふしつつも、凪紗も笑み返す。
 幸せそうなその表情をみれば――此方も、嬉しい気持ちになるから。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

尾守・夜野
POW
癒しが欲しい
スレイはサラサラだしふわふわじゃないんだ
だから浮気じゃないんだ
うん

そう、これはスレイの友達探しも兼ねてるから…!
謎の自己弁護しつついってみよう

あちらにもふもふの羊がいればあちらにもふもふな子馬もいる…!

ここが楽園か…
ん?あそこに見えるはパカざえもんか?
すげぇ…沈む…もふい…

語彙力が消えながらもふもふの海に沈もう

ふぁあ。良く寝た
気づけばご飯時、見上げるもふもふな瞳が沢山…
逆らえるわけがないな!
もふもふ突撃に埋もれながら皆で飯だ!
気づけばこんな時間、売店でもふもふ枕を買って外に出るとふわふわシルエットが

羊がまっていてくれたらしい

…俺の所家自体まだない…
がそれでも来てくれるか?



 ――癒しが欲しい。
 そうふわもこに癒しを求めやって来たのは、尾守・夜野(墓守・f05352)。
 いや、彼にはスレイプニールという愛馬がいる。
 けれど、それとこれは別。
「スレイはサラサラだしふわふわじゃないんだ。だから浮気じゃないんだ」
 スレイプニールはふわふわではなくサラサラ。だから浮気じゃないよ!
 うん、とそう己を納得させ、周囲を見回してみる夜野は。
「そう、これはスレイの友達探しも兼ねてるから……!」
 謎の自己弁護しつついってみよう――これはスレイのお友達探しなのです!
 そしてふわもこで溢れたランド内を暫し歩いてみれば。
 足を止めたのは――。
「あちらにもふもふの羊がいればあちらにもふもふな子馬もいる……!」
 もこもこヒツジと一緒に可愛い子馬もいるゾーン!
 もっふりまんまるなヒツジさんは勿論、ちっちゃな子馬さんももっふもふ。 
「ここが楽園か……」
 むぎゅっと抱きつけば、まさに得られる感情は癒し。
 ぬくぬくもふもふ、このまま夢の世界へ誘われそう――。
 けれど、ふと夜野の眼前に現れたのは、最強の癒しボディーを持つ存在。
「ん? あそこに見えるはパカざえもんか?」
 てくてくと歩いている伝説級のふわもこ……アルパカのパカざえもんだ。
 やはり伝説の癒しを体感しておかねばと、夜野はパカざえもんに近づいて。
 ――ぽふんっ、もふもふもふっ。
「すげぇ……沈む……もふい……」
 ぽふりとそのふわもこに飛び込んでみれば、もっふりと埋もれる全身。
 語彙力が消えながらもふもふの海に沈む夜野。
 そしてどれ位、すやぁっとお昼寝していたか。
「ふぁあ。良く寝た」
 気づけばご飯時。
 そして、見上げるもふもふな瞳が沢山……!
「逆らえるわけがないな!」
 そう取り出すのは、動物さんクッキー。
 刹那、もふもふ突撃を受け、もっふりと埋もれつつも、皆でご飯です!
 そんな十分なもふの癒しを堪能し、気づけばこんな時間。
 売店でもふもふ枕を買って出口へと向かおうとしたその時――ふわふわシルエットが。
「めえェ~」
 それは、ゆるーく鳴く、まんまるもっこもこなヒツジさん。
 どうやら、夜野のことを待っていたらしい。
 そんなヒツジと、暫くじーっと見つめ合った後。
「……俺の所家自体まだない……がそれでも来てくれるか?」
 十分に癒しを得た夜野は漸く帰路に着く。
 訊ねたその声に応えるように、再びメエ~っと鳴いたヒツジさんと一緒に。

大成功 🔵​🔵​🔵​

阿瀬川・泰史
いいですねぇ、もふもふ。まさしくもふもふは正義ですねぇ。
そんなもふもふを思う存分もふもふ出来るなんて、なんて天国。

まずはパカざえもんさんにご挨拶
「よろしくお願いしますねぇ。お近づきのしるしに一つ、モフらせていただいても?」
そうして声をかけてから優しくもふもふ
「あぁ……善きかな……」

堪能した後はヒツジさんやウサギさんなど、ほ乳類系のもふもふとたわむれる
積極的に追い回すようなことはせず、ゆったり座った状態で近づいてきた子たちを優しく撫でる
「実に素晴らしい空間ですねぇ……ふふふ……」
聞けばお持ち帰りも出来るとのこと。君、うちの子になります?(膝の上のウサギさんに声をかけ)

連携・アドリブ歓迎



 もふもふのもふもふによる、もふもふ好きのための夢の国。
 どこを見回しても、ふわふわもふもふがもっふもっふと犇めいていて。
 めぇ~とかふにゃ~んとか、もふもふに加えて、ゆるかわな鳴き声も。
 しかしもふもふと言っても、色々なもふもふがいる。
 あんなもふもふ、こんなもふもふ……けれどきっと拘りのあるもふリストでも、好みの子が見つけられるだろう。
 そんな『ふわもこランド』へとやはり足を運んでいたのは、阿瀬川・泰史(酒と杯さえあればよし・f02245)。
 泰史は、酒ももふもふも愛するヤドリガミ。
「いいですねぇ、もふもふ。まさしくもふもふは正義ですねぇ。そんなもふもふを思う存分もふもふ出来るなんて、なんて天国」
 見渡す限りのもふな風景に、垂れ目気味でいつも細められている瞳も余計にふにゃりと下がってしまう。ここが天国か。
 それから、道行く先のもふもふをのんびり抜かりなくふるもっふしながらも。
 ふとその瞳に映ったもふもふは――伝説級のレジェンドなもふもふ!
 そう、このランドのマスコットキャラクター・パカざえもんであった。
 ということで、まずはパカざえもんにご挨拶。
「よろしくお願いしますねぇ。お近づきのしるしに一つ、モフらせていただいても?」
「フェ~」
 どうぞどうぞ是非、と言わんばかりに、ゆる~く鳴いて答えるパカざえもん。
 何だか了承を得たようであるし、泰史はそう声をかけた後、早速その伝説の身体を優しくもふもふすれば。
「あぁ……善きかな……」
 ぽっふり、極上のふわもこ感触に蕩けるような表情を宿し、零れ落ちるは感嘆の溜息。
 そんなパカざえもんの、埋もれる程もっふもふな伝説ボディーを堪能した後は。
 ヒツジさんやウサギさんなど、ほ乳類系のもふもふと戯れる泰史。
 積極的に追い回すようなことはせず、ゆったりその場に腰をおろせば……てくてく近づいてくるヒツジさんやウサギさん。
 そんなもふもふたちを優しく撫でながら。
「実に素晴らしい空間ですねぇ……ふふふ……」
 ふと膝の上のウサギさんを見遣れば、お鼻ひくひく、じーっと見つめるつぶらな瞳が。
 そして再びさらに瞳を細め、泰史は大きな掌でそっと優しく撫でてあげながら、こうウサギさんに声を掛ける。
「君、うちの子になります?」
 そしてまんまるもふもふ返ってくるのは、頷くような円らな視線。

大成功 🔵​🔵​🔵​

篝・倫太郎
【華禱】
夜彦が興味津々な様子で案内板を眺めてる
その様子がなんだかホントに子供みたいで
笑いながら夜彦の手を掴んで繋いで

何処で過ごすかは全部見てから決めようぜ?

結果、落ち着いたのが猫ゾーン
見慣れた、触れ慣れた動物になるのが
なんとなく自分達らしくて笑いながら猫と戯れる

あ……こいつ、なんかあれだ――
ほら、サクラミラージュのカフェに居た奴にちょっと似てる
緑の瞳で宵闇色の毛並みだし
んんん?性格もちょっと似てる、かも?(抱き上げー)
お前、ウチの子になるか?
そう聞いてみればいい返事を返してくる
ん!よっし、来い!

夜彦?
あはは!なら夜彦はその子だな?
ぬいぐるみと一緒にウチで面倒見てやるから
逢いにこればいい、だろ?


月舘・夜彦
【華禱】
ふわもこらんど……ふわもこ
これはまた興味深い施設のようで
案内板を眺めている内に倫太郎殿に手を引かれて我に返り
そうですね、考えるより見るです

様々な所を回った後、猫が居る所へ
猫はこの間も別の世界で触れておりましたし
易々と手懐けた倫太郎殿に倣って猫と戯れます

倫太郎殿が抱いている猫は確かに似ています
どうやら飼うようですね
倫太郎殿と猫のやり取りを眺めていると手に何かが触れ
手には琥珀色の瞳が印象的な毛の長い猫が擦り寄っている
その瞳は、あの時を思い出して

しかし、私は流浪人ですので困りましたね
抱き上げながら悩んでいると倫太郎殿の提案に頷いて
では御自宅へ預け、一緒にお世話をしましょう
逢いに行きますからね



 じっと真剣に見つめる視線の先には、ゆるかわヘタウマなもこもこアルパカさんのイラスト。
 きっとこの姿絵の彼が、施設の看板マスコットキャラクターであるようだが。
 ゆるーい字体な「うぇるかむ~」という吹き出し台詞で来園者を迎え入れ歓迎している。
 それにしても。
「ふわもこらんど……ふわもこ」
 そう案内板を眺めつつ、ぽつりと呟きを零すのは月舘・夜彦(宵待ノ簪・f01521)。
 そして、これはまた興味深い施設のようで、と。順路や注意書き等を真面目に確認していれば。
 すぐ隣で、その興味津々な様子を微笑まし気に見つめる、篝・倫太郎(災禍狩り・f07291)。
 なんだか本当に子供みたいだと、思わず笑ってしまいつつも。
 いつも通り夜彦のその手を取って繋いで、園内へと誘う様に引いた。
 そんな突然の感触と数秒遅れて感じるいつもの温もりに、夜彦は我に返って。
「何処で過ごすかは全部見てから決めようぜ?」
「そうですね、考えるより見るです」
 素直に手を引かれながら、倫太郎の姿宿す瞳をそっと細め、頷く。
 それからふたりで、ヒツジさんやヒヨコさんやウサギさん等々、沢山のふわもこゾーンをぐるりと一通り見て回ったけれど。
 結果、ふたりが落ち着いたのは――。
「にゃあ」
「ふにゃん」
 ふわもこな猫が沢山いる、猫ゾーン。
 色々なもふもふ動物がいる中で……結局は見慣れた、触れ慣れた動物になるのが、なんとなく自分達らしくて。
 笑いながら倫太郎が猫と戯れ始めれば、わらわらと彼の周りに集まってくる人懐っこいにゃんこたち。
 猫はこの間も別の世界で触れておりましたし、と。
 易々と猫たちを手懐けた倫太郎に倣い、夜彦も猫と戯れ、もふもふ。
 そんなもふもふを堪能している中、倫太郎の琥珀にふと飛び込んできた一匹の猫。
「あ……こいつ、なんかあれだ――ほら、サクラミラージュのカフェに居た奴にちょっと似てる」
 そうじーっと見つめるその猫は、緑の瞳と宵闇色の毛並み。
 周囲の猫たちの様に全開ではしゃいだりする様子こそないが。
 差し出した玩具を興味深げに見つめては、にゃっと的確に猫ぱんち。
 クールなようで好奇心は旺盛、どこか放っておけない雰囲気も。
「んんん? 性格もちょっと似てる、かも?」
 そう倫太郎は宵闇色の猫をひょいっと抱き上げて。
 緑色の瞳と見つめ合い、そっと柔く目を細めてから。
「お前、ウチの子になるか?」
「にゃあ」
 そう聞いてみれば、すぐに返ってくるいい返事。
「ん! よっし、来い!」
 そんな倫太郎が抱いている猫を見つめ、確かに似ています、と首を微かに傾けつつも。
 どうやら飼うようですね、と彼と猫のやり取りを眺めていれば……手にふわり、何かが触れた感触。
 夜彦が深い宵色の髪をそっと揺らし、視線を落としてみると――そこには、琥珀色の瞳が印象的な毛の長い猫が。
 すりすりふわふわ擦り寄っている猫のその瞳は、あの時を思い出して。
「夜彦? あはは! なら夜彦はその子だな?」
「しかし、私は流浪人ですので困りましたね」
 そっと抱き上げつつ、悩む夜彦だけれど。
「ぬいぐるみと一緒にウチで面倒見てやるから、逢いにこればいい、だろ?」
「では御自宅へ預け、一緒にお世話をしましょう」
 倫太郎のそんな提案に、こくりと頷いて。  
 早速気が合ったのか、てしてしじゃれ合っている2匹の猫を瞳に映しながら。
 微笑まし気にそっと、夜彦は猫たちに紡ぐ――逢いに行きますからね、と。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

重松・八雲
【花守】
ここがもふ楽浄土、これが悟(もふ)りの境地か!
流石清史郎殿、また見事な所へ導いて下さったな!
では一蓮托生という事で!ポポ丸殿も宜しゅうの!
(全力でうもれに行った!)

あぁ~癒されるのう浄められるのう!
(早速ハンモックでゆらもふうっとりもっふりけだまみれ有頂天)
お主らももっと素直になるが良い、そして全てを委ねるが良い!別天地が拓ける(?)ぞ!(のう?と清史郎殿に謎の同意を求めてみつつ)
嗚呼素晴らしきもふあんどぴーす!

皆連れ帰りくてたまらぬが、ここは…!お主!一生幸せにするで儂の元に来ぬかー!
(いつの間にか意気投合していたまんまる狸を口説く狐)
ああ、後でパカざえもん殿にもご挨拶に伺わねばな!


呉羽・伊織
【花守】
うわみっちーアレ止めてー!ある意味良い修行だろ!
(漲る姿にあっもうムリかなと覚りつつ)
清史郎とポポ丸も満喫中?
お邪魔でなけりゃ一緒に羽伸ばそーか
(みっちーも何かアレなのは気のせいだと信じ天国へ!)

嗚呼コレが夢のハーレ――
いやポポ丸もまた友達沢山で良かったな!
(雛達をもふもふ愛で)
十分素直に委ねてる(微妙に啄まれてる)っての!
…みっちーは完全に拓いちゃったよネ

(爺の求婚を生暖かく見守りつつ)
さてオレは甲斐性無いからなー
(言った矢先、ポポ丸と仲良さげなコと目が合い)
う――一緒に、来る?
大切にする…しかないよなもうっ
(折角の友達だしなと、コロッと迎えた!)
イケパカ…この面子で乗るのはナシな!


吉城・道明
【花守】
良い修行とは一体――謀ったな伊織
然しあれは一種の境地……となれば、修行中の身としては見習うべき、なのか?(真顔で御隠居眺め)
ああ、そして貴殿が悟り(?)の道の導手か
相当な手練れとお見受けするが、お手柔らかによろしく頼む(筧殿とポポ丸殿に一礼し)

(クッキーを広げた瞬間色んな動物に包囲され)
すべてがもふになる……いや、確かに何か浄化されそうな光景ではあるな
ポポ丸殿も食べる、か?(伊織等より此方を仲良くつつくと良いと、他の動物達にも分け)
……成程、もふは世界を救うか

(着物や装飾で地味に遊ばれつつも和やかに見守り――序でに謎の求婚も見守り)
これはめでたいのか何なのか
兎も角顔役への挨拶は大切だな


鳳来・澪
【花守】
色々緩んでるけど、ふわもこの前では些細な事よね!
何はともあれもふは急げのもふは道連れ!
清史郎さんもポポ丸ちゃんも遊ぼ遊ぼ!
今日は絶好のもふ楽日和やねぇ
(早速うきうきにこにこもふもふまっしぐら!)

ふふ、正しく天にも昇る心地!
和むし癒されるし、皆天使みたいで幸せ極まりないねぇ
(言われるまでもなく色んな子に囲まれ色々委ねてたら、ついもふもふうとうと)

夢みたい…って、この子!
(昔の主の飼猫と同柄の子が不意に現れ)
うち、この子連れて帰る!お嫁に貰う…!
皆もちょろいというかあまいというか、ほんまよわいねぇ!

えー、うちは乗りたい!
ねー、皆も一緒に伝説堪能したいよね?(おともふもふ達と早速和気藹々し)



 極楽浄土には蓮の花が咲き誇っているというが。
 同じ極楽浄土といえど、此処を埋め尽くしているのは、蓮の花などではない。
 いや、重松・八雲(児爺・f14006)が浮かれた足取りで踏み入れた『ふわもこランド』は、極楽浄土ではなく――。
「ここがもふ楽浄土、これが悟りの境地か!」
 悟りの境地と書いて、もふりのきょうちと読む。
 そう、此処はもふもふでふわふわなふわもこたちの楽園、もふ楽浄土!
 そんなもふ楽浄土を雅にもふもふ堪能している同志の姿を見つけ、声を掛ける八雲。
「流石清史郎殿、また見事な所へ導いて下さったな!」
「ああ、八雲。この様なもふ楽浄土があるとはな……もふもふをお互い存分に堪能するとしよう」
「では一蓮托生という事で! ポポ丸殿も宜しゅうの!」
「ぴぃ」
 そして清史郎とポポ丸にそう挨拶を済ませるやいなや、ぽふんっ! と全力でもふに埋まりにいった八雲。
 そんな漲りまくる爺様の姿に、呉羽・伊織(翳・f03578)は相変わらず遠い目になりながら。
「うわみっちーアレ止めてー! ある意味良い修行だろ!」
 あっもうムリかなと覚りつつも、吉城・道明(堅狼・f02883)に一応無茶振りをしてみるけれど。
「良い修行とは一体――謀ったな伊織」
 そう言うも、ある意味悟りきってしまっている感半端ない御隠居を真顔で眺めれば。
「然しあれは一種の境地……となれば、修行中の身としては見習うべき、なのか?」
 もふりの境地に達し色々な意味で開眼しているようなその姿に、これも良い修行なのかと真面目に思案する。
 そんな早速混沌とした様相をみせている皆に、鳳来・澪(鳳蝶・f10175)はうきうきにこにこ笑んで。
「色々緩んでるけど、ふわもこの前では些細な事よね! 何はともあれもふは急げのもふは道連れ!」
 足元にじゃれついてきた猫をもふもふ撫でながらも、やはり清史郎とポポ丸に声をかければ。
「清史郎さんもポポ丸ちゃんも遊ぼ遊ぼ! 今日は絶好のもふ楽日和やねぇ」
「俺もポポ丸も楽しんでいる、澪もこのもふ楽日和を共に楽しもう」
「わぁ、それにしてもふわもこいっぱいやね!」
 八雲に続き、澪ももふもふへまっしぐら!
 その様子をもふもふ見守っている清史郎に、丁寧に一礼する道明。
「ああ、そして貴殿が悟りの道の導手か。相当な手練れとお見受けするが、お手柔らかによろしく頼む」
「いや、俺もいまだ修行中の身。共にもふりの境地に到達するべく精進しよう」
 そんなぺこりぺこりと互いに一礼し合うふたりの会話に、何かアレなのは気のせい、と思い込もうとしながらも。
「清史郎とポポ丸も満喫中? お邪魔でなけりゃ一緒に羽伸ばそーか」
 伊織もいざ、もふもふ天国へ!
 そして誰よりも早く、もふもふに埋もれにいった八雲は。
「あぁ~癒されるのう浄められるのう!」
 早速ハンモックで、ゆらもふうっとり。もっふりけだまみれな有頂天です!
「ふふ、正しく天にも昇る心地! 和むし癒されるし、皆天使みたいで幸せ極まりないねぇ」
 澪もすっかり色んなもふもふに囲まれ、色々と委ねれば……つい、もふもふうとうと。
「お主らももっと素直になるが良い、そして全てを委ねるが良い! 別天地が拓けるぞ! のう? 清史郎殿」
「ああ、もふもふは正義。心が浄化されるな」
 ――嗚呼素晴らしきもふあんどぴーす! と。
 もうすでにもふに姿埋もれ声しか聞こえない八雲に、涼やかに同意し笑む清史郎。
「十分素直に委ねてるっての!」
 八雲のそんな声に、伊織もひよこのもふに身を委ねもふもふ愛でつつ、そう返すけれど。
 正確にいえば……微妙につんつん啄まれている??
「嗚呼コレが夢のハーレ――いやポポ丸もまた友達沢山で良かったな!」
「ぴよ~」
 友達になったヒヨコたちと何気に伊織を啄むポポ丸も、ゆるーくお返事を。
 そして道明が動物さんクッキーを広げれば、瞬間、色んな動物さんたちにぐるり包囲されて。
「すべてがもふになる……いや、確かに何か浄化されそうな光景ではあるな」
 確かに別天地が拓けそうな、これまで体験したことがないもふもふ感触に、そう呟きつつ。
「ポポ丸殿も食べる、か?」
「ぴよっ」
 伊織等より此方を仲良くつつくと良い、と、もふもふ動物さんたちにクッキー差し出せば。
 よちよちぴよぴよと嬉し気にやって来て、クッキーを啄みつつも、すっかり道明に懐くポポ丸。
 そんな様子を眺めれば、まさに何かが浄化されるような感覚。
「……成程、もふは世界を救うか」
「……みっちーは完全に拓いちゃったよネ」
 あっさり軽率に、別天地が拓けました……!?
 そんな中、熱烈にまんまる狸さんを口説く狐さんの姿が。
「皆連れ帰りくてたまらぬが、ここは……! お主! 一生幸せにするで儂の元に来ぬかー!」
 いつの間にか意気投合していた狸に求婚する八雲。
 狸さんも、きゅーっと頷くように鳴いて、プロポーズ成功!?
 そして澪にも運命の出会いが。
「夢みたい……って、この子!」
 不意に現れたのは、昔の主の飼猫と同柄の子。
「うち、この子連れて帰る! お嫁に貰う……!」
 うにゃんっと懐いてきたその子を、ぎゅっと抱きしめる。
 そんな皆の求婚を生暖かく見守りつつ、さてオレは甲斐性無いからなーと呟いたばかりの伊織であったが。
 ぱちりと目が合ったのは、ぽぽ丸と仲良さげにじゃれていた、まんまるヒヨコさん。
 てくてくと近寄ってきて、円らな瞳でじーっと見上げられれば。
「う――一緒に、来る? 大切にする……しかないよなもうっ」
 折角の友達だしなと、コロッとお迎えです!
「皆もちょろいというかあまいというか、ほんまよわいねぇ!」
「これはめでたいのか何なのか」
 澪の言葉に頷きながらも、次々に決まる皆の謎の求婚からの成婚を見守りつつ。
 己の着物や首巻や装飾に、地味にじゃれては遊ぶもふもふたちへと向けた藍の瞳をそっと細める道明。
 それからふと目に入ったのは、このランドで大人気だというパカざえもんの看板。
「兎も角顔役への挨拶は大切だな」
「ああ、後でパカざえもん殿にもご挨拶に伺わねばな!」
 そう言っていれば――丁度偶然通りかかった、レジェンドオフもふもふ!
「イケパカ……この面子で乗るのはナシな!」
 だって、大のオトナがアルパカに乗るとかシュールにもほどが――。
「えー、うちは乗りたい! ねー、皆も一緒に伝説堪能したいよね?」
「ああ、俺も乗りたい。共に乗ろう、澪。八雲もどうだ?」
「え、乗る気!?」
 涼やかに澪に手を差し出し、乗る気しかない清史郎に伊織が声を上げるも。
 ふと見れば案の定、瞳をキラキラさせている爺様の姿が。
 そして、フェ~と緩く鳴くパカざえもんに埋もれ颯爽と跨りつつ、道明や伊織もよければ是非、と勧める清史郎。
「いや、オレは遠慮しときマス……な、みっちー……!?」
「……伝説を体験するのも、修行のひとつか?」
 そう真剣に思案する道明に、もふの魔力オソロシイ! と、伊織は驚愕しながらも。
 名前考えてやらないとナーと、シュールな光景から目を逸らしつつ、ぴよっと鳴くヒヨコさんと見つめ合うのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

ザッフィーロ・アドラツィオーネ
宵f02925と

ふわもこ…もふの楽園だと…?
い、否!俺は別に楽しみに等し、しておらんぞ?
…で。宵、何処から周るのだ…?

先ずはやはりますこっとなるパカざえもんに周らせて貰う許可を貰わんとな
その、今日は園を周らせて貰おうと思う。よろしく頼…、…ああ、手が…手が止まらん…!(もふもふ
パカざえもんに挨拶する宵はこっそりとすまぁふぉんで撮影を
…やはり愛らしいな…

その後は犬と猫エリアに移動
沢山のもふもふに囲まれ立ち尽くしながらも、寄って来たくれた黒猫を見ればしゃがみ込みそっと喉を撫でてみよう
…宵…連れ帰…と!
子犬の友も必要だろう…!と黒猫の子猫をずいと宵に近づけてみよう
ほら、子猫も愛らしいだろう…!な…!


逢坂・宵
ザッフィーロ君(f06826)と

ザッフィーロ君、わかりやすくうろたえていますよ
そうですね、とても楽しみですと園内パンフレットを手に

パカざえもん君、こんにちは
今日は思い切り楽しませていただきますねと挨拶したなら
パカざえもん君をもふり始めたかれににこにこと笑いかけ
ザッフィーロ君もなかなかに愛らしいです……

犬猫のエリアに移動し、人懐こいかれらに癒されつつ
ふさふさ長毛種の子犬を撫でていればザッフィーロ君の言葉にぴしゃりと
僕がやきもちを焼くからダメです
連れ帰るならこの子にしましょうと撫でていた長毛種の子犬を抱き上げ

……きみがそこまで言うなら
二匹連れ帰りましょうか
でも、僕にやきもちは焼かせないでくださいね



 ふわもこ――それは、決して抗えぬ癒しの存在。
 ひとたび誘惑に屈し、もふもふをふるもっふしてしまえば、人々は一瞬にして、幸せいっぱい夢いっぱいに。
 そんなもふもふが一堂に会した場所……それがここ、『ふわもこランド』。
「ふわもこ……もふの楽園だと……?」
 そんなきゅんとするしかない楽園に足を踏み入れ、銀の瞳を大きく見開き瞬かせるザッフィーロ・アドラツィオーネ(赦しの指輪・f06826)であるが。
「い、否! 俺は別に楽しみに等し、しておらんぞ?」
「ザッフィーロ君、わかりやすくうろたえていますよ」
 きょろきょろ落ち着きなさすぎるその様子に、的確にツッコミを入れる逢坂・宵(天廻アストロラーベ・f02925)。
 けれど、そんな姿を映した深宵の瞳を、ふと愛し気に細めて。
「……で。宵、何処から周るのだ……?」
「そうですね、何処から行きましょうか。とても楽しみです」
 手にした、ヘタウマなアルパカイラストが付いている園内パンフレットを、じっと見つめてみる宵。
 周囲できゃっきゃ遊ぶふわもこ達とも、勿論、戯れたいのだけれど。
「先ずはやはりますこっとなるパカざえもんに、周らせて貰う許可を貰わんとな」
 ふと顔を近づけ、宵とひとつの園内パンフレットを共に見遣るザッフィーロの目に止まったのは、イラストのアルパカ・パカざえもん。
 するとタイミング良く、もっふもふすぎるアルパカがフェ~と鳴きつつ、のんびりとお散歩をしているのを発見!
 あのもふもふ具合を見れば、きっとあれがパカざえもんに間違いない。
 ということで、早速もふもふと挨拶をするザッフィーロだが。
「その、今日は園を周らせて貰おうと思う。よろしく頼……、……ああ、手が……手が止まらん……!」
「ザッフィーロ君もなかなかに愛らしいです……」
 その伝説のもふもふ手触りにすっかり抗えぬかれへと、宵はにこにこと笑いかけてから。
「パカざえもん君、こんにちは。今日は思い切り楽しませていただきますね」
 もふもふする手が止まらないザッフィーロに続いて、もふもふレジェンドへと、そう挨拶を。
 そんなもふもふをなでなでする宵の姿を、こっそりとすまぁふぉんでぱしゃり撮影しながら。
「……やはり愛らしいな……」
 ザッフィーロはその画像を、すまぁふぉんの待ち受けに設定したい衝動に駆られるのだった。
 そんなレジェンドオブもふもふへの挨拶を済ませ、伝説級のふわもこを存分に堪能しふるもっふした後。
 次に、ふたり並んでやって来たのは――。
「わんっ」
「にゃー」
 そう、沢山の犬と猫がいる、犬猫ゾーン。
 遊んで―っと言わんばかりにわらわら足元にじゃれついてくる、沢山のふわもこたち。
 そんなもふもふ動物さんに囲まれ、癒される宵と、立ち尽くすザッフィーロ。
 それからザッフィーロは瞳にふと映った黒猫の前にしゃがんで、そっとその喉を撫でてみれば。
 ごろごろ、と気持ち良さそうに喉を鳴らし、ふにゃあっと愛らしい声で鳴く子猫な黒猫さん。
 そんな様子を目の当たりにすれば、当然こうなりますよね……!
「……宵……連れ帰……!」
「僕がやきもちを焼くからダメです」
 けれど、ふさふさ長毛種の子犬を撫でている宵はそう、ぴしゃり。
 連れ帰るならこの子にしましょう、と撫でていた長毛種の子犬をひょいっと抱き上げるが。
「子犬の友も必要だろう……! ほら、子猫も愛らしいだろう……! な……!」
 それでもザッフィーロはめげずに、黒猫の子猫を宵へと、ずいっ。
 そして、にゃあ、と鳴いた黒猫さんと暫し見つめ合い、ひとつ息をついてから。
「……きみがそこまで言うなら、二匹連れ帰りましょうか」
 そう告げれば、ぱあっと瞳輝かせ、分かりやすく喜んでいる様子のかれ。
 そんなザッフィーロに、宵は子犬をもふもふしながらももう一度、こう釘をさしておく。
 ……でも、僕にやきもちは焼かせないでくださいね――って。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

栗花落・澪
【対の華】

ほら、おいでおいで
百鬼さんも動物好きでしょ
大丈夫、人間より怖くないからさ

あっ、筧さん!良かったらご一緒しよ!
こっちは百鬼さんで…なに隠れてんの?
ふふっ、もーしょうがないなぁ…座って座って!
そのまま両手出して

百鬼さんの差し出した両手に
優しく捕まえた大人しい手乗り兎さんをそっと乗せる
ほら、大丈夫でしょ?

ねぇねぇ筧さん
ちょっとした音楽とか…吹いても大丈夫かな?
フルートなんだけど

許可が出たら笑顔で演奏
音色を聞き集まってきた動物達の鳴き声と即興の合奏を
えへへー、皆お付き合いありがわぁっ!?

しかし演奏を終えた瞬間飛び付かれ
もふもふに埋もれちゃったり
あははっ、ちょ、尻尾、くすぐったいよぉ!


百鬼・智夢
【対の華】

動物は好きだけど
人のいっぱい集まる場所は
やっぱりまだ少しだけ慣れなくて
ちょっとそわそわ

澪君が筧さんに声をかけたら条件反射で澪君の後ろに隠れ
あっ、えっと…な、百鬼、智夢です…
その、あの…
ふあぁ、は、はいぃ…!

澪君の指示で座り込み両手を差し出すと
乗せられた兎に瞳を輝かせ
わっわっ、ふわふわ…
うん…とっても、可愛い…

筧さんと澪君は…よく、お話するんですか…?
澪君が、とっても…あの…こういう言い方したら、拗ねちゃうかもだけど…
懐いてるみたいだから…

澪君の演奏に耳を傾けるけれど
動物に埋もれる姿に思わずくすっと笑み
澪君は相変わらずなんだから…

あの…筧さん
私もまた…お世話になっても、いいですか?



 足を踏み入れたその場所にいるのは、沢山のふわふわふかふかな動物さんと。
 そのもふもふと戯れ遊び埋もれる、もふもふを楽しむ沢山の人たち。
「動物は好きだけど……」
 恐る恐る周囲をぐるりと見回し、そうそっと呟くのは百鬼・智夢(慈愛の巫女・f20354)。
 人がいっぱい集まる場所はやっぱりまだ少しだけ慣れなくて、ちょっとそわそわしてしまう智夢だけれど。
「ほら、おいでおいで。百鬼さんも動物好きでしょ」
 ……大丈夫、人間より怖くないからさ、と。
 彼女の様子に気付いてそう声をかけるのは、栗花落・澪(泡沫の花・f03165)。
 同時に、足元に感じたふわふわな感触にそっと視線を落とせば、あそんでーっと言わんばかりにすり寄ってくる猫さん。
 そんな可愛いもふもふ猫のお誘いに、思わず瞳細めていたら。
「あっ、筧さん! 良かったらご一緒しよ! こっちは百鬼さんで……なに隠れてんの?」
 条件反射でささっと澪の後ろに隠れてしまう智夢。
 それからそうっと顔を覗かせれば、目の前には、ヒヨコを頭に乗せた雅やかな雰囲気の青年が。
「俺は筧・清史郎という。澪の知り合いか」
「あっ、えっと……な、百鬼、智夢です……」
「智夢か、よろしく頼む。よかったら仲良くしてくれ」
 そう涼やかに柔く清史郎に微笑まれ、澪にぎゅっと掴まりつつも、智夢はこくこくと頷いて返す。
「その、あの……ふあぁ、は、はいぃ……!」
「ふふっ、もーしょうがないなぁ……座って座って!」
 そんな自分の背中で完全にテンパッている様子の彼女を促し、そのまま両手出して、と紡いで。
 言われた通り座り込み、そっと差し出されたその両手に、ぽふりと澪が乗せたのは。
「わっわっ、ふわふわ……」
 ふっわふわで大人しい、まんまる手乗りウサギさん。
 ――ほら、大丈夫でしょ?
 そう笑む澪に、こくりと智夢はブラウンの髪をそっと揺らして。
「うん……とっても、可愛い……」
 お鼻をひくひく、もっふもふでふっわふわなウサギさんと、キラキラ輝かせたその瞳で見つめ合う。
 そんな様子を微笑ましく見守りながらも。
「ねぇねぇ筧さん、ちょっとした音楽とか……吹いても大丈夫かな?」
「ああ、いいのではないか」
 澪が取り出したのは、フルート。
 その音色に引き寄せられ集まってきた動物さんたちも楽しそうに鳴き声を上げて。
 皆で一緒に、即興の合奏を。
 その様子をにこにこと眺める清史郎に、演奏に耳を傾け両手のウサギさんを愛でつつも、そっと声をかけてみる智夢。
「筧さんと澪君は……よく、お話するんですか……?」
「そうだな。色々とお出掛けに付き合って貰ったりしているな」
「澪君が、とっても……あの……こういう言い方したら、拗ねちゃうかもだけど……懐いてるみたいだから……」
 智夢の言葉に、懐いてる、か、とそう清史郎は微笑んでから。柔く瞳を細め、紡ぐ。
「そのふわもこウサギさんも、智夢にとても良く懐いているな」
「あっ、そ、そうですか……っ? でも……ふわふわで可愛い、です……」
 そう話しているうちに、澪のフルートの演奏が終わって。
「えへへー、皆お付き合いありがわぁっ!?」
 にこっと笑んで動物さん達にお礼を言い終わる、その前に――飛びつかれて、もふもふに埋もれちゃいました!?
「あははっ、ちょ、尻尾、くすぐったいよぉ!」
「澪君は相変わらずなんだから……」
 もっふり埋もれ、ふわふわ尻尾に頬をくすぐられてそう声を上げる澪の姿に、思わずくすっと笑みつつも。
 遠慮気味に、そろりと再び清史郎へと視線を戻して。
「あの……筧さん。私もまた……お世話になっても、いいですか?」
 そう見上げ言った智夢へと、近寄って来た動物さんをもふもふしながらも清史郎はすぐに頷く。
 ああ勿論、またどこかに共に遊びに行こう――と。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2019年10月11日


挿絵イラスト