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エンパイアウォー㊴~そして決戦へ

#サムライエンパイア #戦争 #エンパイアウォー #オブリビオン・フォーミュラ #織田信長 #魔軍転生

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●戦火の城
「敵襲ー! 敵襲ー!」
 その日、魔空安土城はいつもに増してざわめいていた。
「申し上げます! 幕府軍、城内に潜入! ここに攻め込んでくるのも時間の問題と思われます!」
「五月蠅いぞ小童が。慌てるでない」
 その喧噪と相反し、織田信長の心中は水面の如く穏やかに。それは、この後にある未来への達観か、それとも。
「さて、もはや儂に万にひとつの勝ち目も無かろうが……。億にひとつでもあるのならば、賭けてみるのも一興よ。のう、サルよ……」
 フェンフェンと鳴く秀吉をその身に憑依させ、その戸が開くのを待つのだった。

●そして最終決戦へ
「さて、ついにここまで来たわよ」
 神妙な面持ちで長峰・モカ(リアルにvirtualなアイドル芸人?・f16136)はそのメガネを持ち上げる。その緊張感がグリモアベースに走る。
「みんなにお願いしたいのは、ズバリ織田信長との戦闘。信長の所へはすぐに行けるはずよ」
 魔空安土城にいるであろう信長軍の本隊に関しては、ここまで一緒に戦ってくれた幕府軍が相手をしてくれる。猟兵達は信長との戦闘に集中することが出来そうだ。
「でも……。第六天魔王である織田信長は流石に強敵よ。先制攻撃は出来ないと考えておいた方がいいわ」
 秘術『魔軍転生』で魔軍将を憑依させた織田信長に対して、どのようなユーベルコードを使っても先制攻撃をすることは不可能であろう。そのため、まずはその先制攻撃をどのように回避するか、を考えなければこの作戦を成功させるのは難しい。
「これが最後。みんななら出来るって信じてるから。ガッツだよ!」
 敢えて笑顔で。モカは一行を送り出したのであった。


おじやしげき
 どうも、おじやしげきです。

 このシナリオは、「戦争シナリオ」です。
 1フラグメントで完結し、「エンパイアウォー」の戦況に影響を及ぼす、特殊なシナリオとなります。

 と言うことで、今回はついに最終決戦です。
 第六天魔王『織田信長』は必ず先制攻撃します。敵は、猟兵が使用するユーベルコードと同じ能力値(POW、SPD、WIZ)のユーベルコードを、猟兵より先に使用してきます。
 彼を攻撃する為には、この先制攻撃を『どうやって防いで、反撃に繋げるか』の作戦や行動が重要となります。
 対抗策を用意せず、自分の攻撃だけを行おうとした場合は、先制攻撃で撃破され、敵にダメージを与える事はできないでしょう。
 対抗策を用意した場合も、それが不十分であれば、苦戦や失敗となる危険性があるので注意してください。

 また、信長軍の本隊は幕府軍が抑えてくれていますので、皆さんは信長との戦闘に集中して頂いてオッケーです。

 それでは、皆様の熱いプレイングをお待ちしております。
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第1章 ボス戦 『第六天魔王『織田信長』秀吉装』

POW   :    黒槍殲撃
【秀吉を融合させた鋼鎧から無数の黒槍】を放ち、自身からレベルm半径内の指定した全ての対象を攻撃する。
SPD   :    黒粘剣戟術
【秀吉の黒粘液で全身から刀まで全てを覆い】、自身や対象の摩擦抵抗を極限まで減らす。
WIZ   :    シャドウクローニング
レベル×5体の、小型の戦闘用【豊臣秀吉(フェンフェンだけで意思疎通可)】を召喚し戦わせる。程々の強さを持つが、一撃で消滅する。

イラスト:UMEn人

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠山田・二十五郎です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

七星・桜華
第六天魔王信長!その首を獲りに来た!

信長の先制攻撃に対して装備の『無心刃正宗』『天魔冥滅・天之羽々斬』を構えて信長の一挙手一投足も見逃さずに【見切り】【野生の勘】に【第六感】を駆使して多数の【残像】を発生させて【フェイント】を使い【ダンス】で舞うかの如く信長の攻撃の的を絞らせ難くします。回避をしながら【力溜め】

攻撃に【ダッシュ】で近づき【フェイント】をかけて、【第六感】で攻撃のチャンスを図り【力溜め】で溜めた力でユーベルコード『二乃奥義・波状魔装具現』により多数の分身で【残像】を発生させて【2回攻撃】を仕掛けます【鎧無視攻撃】【怪力】この時の心情は『イメージするのは自身の最強』

アドリブ連携OK



「第六天魔王信長!その首を獲りに来た!」
 七星・桜華(深紅の天魔御剣流免許皆伝・f00653)の声が、その部屋全体に響き渡る。その両手に握る刃はまっすぐに信長の首元に向けられる。
「ほう…… やってみるが良い!」
 その言葉とほぼ同時に、鋼鎧は妖しく蠢く。カキン、と乾いた音がその部屋を支配する。それは、まるでダンスを踊るかのように。紙一重で黒槍を避けるその姿は、並大抵の人間ならば残像しか見えないだろう。
(……ここだっ!)
 一瞬、その足下に力を入れる。その身体は風を切って信長との間合いを一気に詰める。
「イメージ通りに……。私が最強なんだから……!」
 その理想をイメージ。そのイメージ通りに出来れば、上手くいく。
 一瞬左右にその身体を振り、フェイントをかけその首元に刃を突きつける……筈だった。
「ちぃっ!」
 それは紙一重。桜華の脇腹をかすろうかという黒槍を、一瞬のステップで回避。しかし、バランスを崩してしまい、一瞬の隙が生まれてしまう。
「天魔御剣流!二乃奥義!!」
 貯めた力で生み出した自分の分身が周囲を走り回る。それは残像を産みだし、一気に間合いを埋める。
「はぁっ!」
 それは、信長の鎧を貫通する一撃。ぐふっ、と苦しむ信長。与えたのは一撃であったが、確実にダメージを与えたようだ。

苦戦 🔵​🔴​🔴​

グルクトゥラ・ウォータンク
【アドリブ共闘歓迎】
はてさて、サムライウォーズもクライマックスというわけか。最後くらいは楽しく戦いたいのう?

まずは事前に【武器改造】【メカニック】で義手を改造し敵の攻撃で壊されぬ頑丈さと攻撃に追いつける反応速度の強化をしておく。相対したなら、【先制攻撃】を義手で【盾受け】、頭部や肺など重要部位のみ庇い他は甘んじて受け、耐える【覚悟】をしておく。さらに念のため懐に手持ちの電脳妖精を忍ばせ、【オーラ防御】で最後の壁となってもらおう。
一撃、耐えられたならばあとはこちらのものよ。電撃【属性攻撃】を放つ電脳妖精たちが鋼の鎧ごと電気の世界にご招待じゃ。

これぞ肉を切らせて骨ごと焼く、というわけじゃな。



「……ふぅ、こんなもんかのう?」
 グルクトゥラ・ウォータンク(サイバー×スチーム×ファンタジー・f07586)の手には、丁寧に調整を施した自分の義手が握られている。これから始まるであろう戦いに備え、その強度をあげ、対応スピードを上げる。
「さぁ、最後くらいは楽しみたいもんじゃのう」
 笑いながら信長に対峙するウォータンク。その目の前には、黒光りする塊がその身体めがけて飛び込んで来ている。
「ぐっ……!」
 その槍は、ウォータンクの身体を抉っていく。しかし、それは作戦通り。脇腹や足は抉らせておけ。頭部や肺、心臓なんていう重要な部位はその義手でかばうのだ。もとより、その覚悟はしていた。
「……くっ!」
 次の一瞬。黒槍はその胴体を貫かんと高速で飛び込んでくる。一瞬その反応に遅れ、直前までその槍の先が到達しそうになったそのとき。
 バッ。
 目の前からその槍が弾かれる。その懐には、念のため、と忍ばせておいた電脳妖精。最後の壁として、オーラ防御を用意しておいたのだった。用意周到である。
「さぁ、楽しませてもらおうかのう!」
 一撃を耐え切れれば、もうこちらのものである。忍ばせておいた電脳妖精たち。その妖精たちから一斉に電撃を浴びせられ、信長はその身を焼かれる。鋼は導体なのだ。
「これぞ肉を切らせて骨ごと焼く、というわけじゃな」
 ほどよく通電し、焦げたような匂いが漂う中、満足げに笑うウォータンクであった。

成功 🔵​🔵​🔴​

霧島・クロト
億が一があろうとも――
過去がその可能性を持つことを潰すのが『俺ら』だ

先制攻撃は氷の【属性攻撃】をばら撒き障害物を設置。
接近機動を狭めてから【見切り】つつ、【オーラ防御】で受ける。

問題は――摩擦抵抗がねぇ、つまりは基本的な物理攻撃は効かねェ。
なら【高速詠唱】から【氷戒装法『貪狼の狩人』】だァ。
摩擦ゼロで滑って接近される可能性が濃厚なら、高機動に入るまで。

【フェイント】織り交ぜながら撹乱して接近。今回の本命は『氷の波動』。
間合いを取れる瞬間は一瞬でも逃しちゃいけねぇ。
氷の【属性攻撃】【全力魔法】【マヒ攻撃】で氷漬けだ。
……もし地面が凍っても滑りすぎてコントロールが効かなそうだしな

※アドリブ・連携可



「……さぁ、楽しませて貰おうかのぅ!」
 その一言と同時に、信長が飛び込んでくる。その身体は秀吉の黒粘液により、摩擦抵抗を零にし、そのスピードで飛び込んでくる……筈だった。
「出来るならな?」
 霧島・クロト(機巧魔術の凍滅機人・f02330)は、その信長の身体が動くわずかの間に、氷の属性攻撃を詠唱。それにより、信長の行く末を阻む障害物を生み出す。
「こしゃくなぁ!」
 信長の放つ攻撃は、障害物により妨害されていることもあり、クロトにとって見切ることは容易であった。
「っと、危ねー危ねー」
 一瞬、見切ることが出来なかった攻撃もオーラ防御で防ぐ。
 
「我が身に北天に座す『貪狼』の加護を……!」
 信長の攻撃を避けつつ、その詠唱は一瞬に。その言葉が生まれた次の瞬間には、クロトの身体は氷の魔力を纏う。
「さぁ、そろそろ行こうか!」
 その高速移動により一気にその間合いを零に近づけていく。そのスピードは、摩擦抵抗零の信長と同等、いやそれ以上かも知れない。そこに身体を左右に揺らし、フェイントを加えることで撹乱させることにも成功。
「くっ! ここかっ!」
「こっちだよ、おっせえな」
 そのタイミングは一瞬。信長とクロトが交わる一瞬の時間。その時が狙いだった。
「ほら、よっ」
 次の瞬間には、信長の身体が氷漬け。全力の氷属性攻撃、そこに麻痺が乗っかり身動きが取れなくなってしまう信長に一瞥し、クロトは去って行くのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

雛月・朔
SPD

戦争も最終局面、ここで信長を逃がしてはいい笑いものですね。

信長を視界に納めたら周囲一帯と信長のいる場所目掛けて金縛りの呪詛(【呪詛】【マヒ攻撃】【範囲攻撃】)を飛ばします、さすがに御自ら出陣するほどの実力ある大将の動きを完全に止めるのは難しいでしょうが動きが鈍ってくれればいいです。こちらが距離を取り、攻撃に転じるだけの隙さえ作れれば。もし、万が一肉薄されることがあれば【念動力】で吹き飛ばしてさらに距離を取ります。

金縛りが効き、隙が生まれればこちらのUCを唱え【生命力吸収】の力を得て、今度は【生命力吸収】を込めた【呪詛】を飛ばします命を奪います
『忠臣共々、骸の海にお帰りください。信長公』



 シャーっ!
 小気味良い音を鳴らしながら、高速で滑……移動している信長。足下のローショ……黒粘液で良い感じに滑っている。摩擦抵抗が無くなっているため、目で追うのが精一杯である。
「……今ですっ!」
 雛月・朔(たんすのおばけ・f01179)は、その全神経をその一瞬に向けていた。高速で動く信長をその視野に収めた瞬間。その一瞬を逃さぬように。その口から発せられる呪詛は、信長を捉えるように。
「くっ……!」
 金縛りの呪詛は、信長の身体に絡みつく。それは実力のある大将を完全に拘束するにはその力は足りなかったようだが、そのスピードを抑える分には十分にその効果はあったようだ。実際、滑る速度も遅くなっている。
「……いつつ、『曰く付きの化けたんす』と娯楽の種に」
 そのUCは、朔の力を湧き上がらせる。吸収できる生命力が、何倍にも大きくなっていく。
「忠臣共々、骸の海にお帰りください。信長公」
 その吸収力はスポンジのように。その呪詛は信長の生命力を奪い取っていく。信長の動きは目に見えてスローリー。その命を確実に削り奪い取っているのが目に見えて分かったのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

数宮・多喜
【アドリブ改変・連携大歓迎】
さぁて、本丸へようやく王手か。
信長って、アタシが知ってる中じゃ歴史上の偉人なんだけどねぇ。
裏を返せばそいつが甦ったヤバい奴なんだろ?
なら気合を入れるしかねぇか!

カブに『騎乗』しながら閉鎖空間でもそつなく『操縦』する。
その上で飛び掛かってくるミニ秀吉どもには、
『オーラ防御』を張り巡らせながら電撃の『属性攻撃』を込めた
『衝撃波』の『範囲攻撃』をぶっ放して牽制しつつ数を減らすよ。
……何度か続ければ、周りのボルテージも上がってるだろうからね!

その空気中の電撃を纏うように【嵐裂く稲妻】を発動!
こうなれば触れたが最後、タダじゃすまないよ!
『マヒ攻撃』込みでそのまま突っ込む!


神城・瞬
織田信長、貴方がいかに強者であろうと退く訳にはいきません。


まず先制攻撃を凌がねばなりませんか・・・【衝撃波】【範囲攻撃】でで纏めて吹き飛ばす事を狙い、【衝撃波】の範囲から逃れてきた相手は【誘導弾】【吹き飛ばし】【範囲攻撃】で撃ち落しを狙います。もし突破されてきたら【オーラ防御】で被害を軽減した上で【属性攻撃】【範囲攻撃】で攻撃。

先制攻撃を凌ぎきったら【オーラ防御】を常時展開しつつ【高速詠唱】【全力魔法】でありったけの凍てつく炎を全部合体させた特大の凍てつく炎を盾のようにして放ち、接近。【属性攻撃】【二回攻撃】で思いっきり殴ります。【鎧無視攻撃】【マヒ攻撃】【目潰し】【部位破壊】も乗せます。



「さぁて、駆け抜けてやろうじゃないか!」
「そうですね……。まずはこれを凌がねば……」
 目の前の状況に気合いを入れる数宮・多喜(撃走サイキックライダー・f03004)と、静かにその対処法を考える神城・瞬(清光の月・f06558)。その目の前には。
「フェン? フェンフェン? フェンフェンフェン!」 フェンフェン鳴くミニ秀吉がちょこまかと動き回っている。少しでも可愛いと思ってはいけない。それは秀吉の思うつぼである。多分。
「振り落とされるなよ?」
 多喜は、カブの後ろに神城を乗せ、アクセルを全開にする。前輪を豪快に振り上げ、右に左にとその身体を振る宇宙カブJD-1725。豪快にして繊細。フロアを徘徊する秀吉集団を的確に狙って。
「……はぁ!」
 カブの後ろから、神城が放つ衝撃波。衝撃波はミニミニ秀吉を確実に捉え、吹き飛ばしていく。そこに多喜の電撃衝撃波も加わる。さらに、仕留め損ねたミニミニ秀吉も誘導弾で対処する、と言う完全仕様である。
「やるねぇ?」
「それほどでも?」
 ミニ秀吉の対処に、お互い健闘をたたえつつ、目の前の信長に向かってそのカブを走らせる。
「稲妻のごとく、駆け抜ける……!」
 多喜は、そのカブを一気に加速させる。加速された鉄の塊は目の前にいる信長に向かう。
「こしゃくな!」
「よし、今だっ!」
 信長のその言葉と同時。多喜の言葉を合図に、カブから飛び出して行くのは、全力魔法で生み出したありったけの凍てつく炎。神城の身体は凍てつく炎の盾と共にカブの加速度を追加して急接近。その手に握った杖は確実に信長の目を捉え、魔力を帯びた杖は信長の身体をわずかながらにマヒさせていく。
「……これは見た目通りの炎ではないですよ?」
 大きく2撃を与えた神城は、スタッと着地をし、一言。凍てつく青白の炎で蠢く信長。
「あたしを忘れてないかい?」
 信長がその言葉に反応出来た時には、目の前にカブが迫ってきていた。電撃を伴ったサイキックバリアを纏ったその宇宙カブは、触れるが最後、タダではすまない。
「ぐぁぁぁあぁっ!」
 避けるまもなく宇宙カブと正面衝突をした信長は、その全身を電撃に焼かれ。全身マヒして動けない信長。それを横目に、
「やりますね」
「あなたもね」
 と、お互いをたたえ合う二人であった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

大崎・玉恵
【尾沙木神社】

その珍じゅ……秀吉、装備にもなるのじゃな。
そやつは、お主の生前からそのような姿じゃったのかのう?

【御社・出雲八重垣】で社の結界を形成、量産された秀吉を弾く。
舞扇で信長を指し示し、あのぬめぬめした鎧や刀を縛り押さえ込もう。
結界で押さえ込めば、槍も出しにくければ摩擦を減ずることも難しかろう?

押さえ込んだら、焉夜が武器で奴のぬめりを食いにいくはずじゃ。
少しの間信長を任せられれば、薙刀の【薙ぎ払い】【2回攻撃】による【範囲攻撃】で小秀吉を蹴散らすことができる。
終わればまた、結界で信長の拘束をしよう。


星蝕・焉夜
【尾沙木神社】

POW使用

「どこかで見た様な気もするが、
体自体が武器になるとはな……
厄介ではあるが叩き潰してやる……」

玉恵の結界で量産された秀吉を弾いてもらい
形成される槍は大剣と大槌の二刀流で弾きながら残像や地形を利用し接近

ぬめりに関しては大剣と大槌で喰らいつつ
薙ぎ払いや生命力を吸収して怪力による鎧砕きでダメージを与えていく

「玉恵が抑えているチャンスを逃すわけにはいかんな……」

拘束された信長を大剣で斬り大槌で叩き潰し攻撃を続ける

「その厄介な鎧、喰らい尽くしてやろう……!」

アドリブ歓迎



「あ、あの珍じゅ……秀吉は装備にもなるんじゃな……」
「どこかで見た様な気もするが、体自体が武器になるとはな……。厄介ではあるが叩き潰してやる……」
 生前からそう言う姿だったのか……?と苦笑いする大崎・玉恵(白面金毛・艶美空狐・f18343)に、叩き潰すと心に決める星蝕・焉夜(終焉よりランタンを燃やす者・f00030)。今の状況に少々苦笑しつつも、これから来るであろう衝撃に備える。
「来る……っ!」
 組まれた社から、結界が煌めく。作られた社の結界は、足下をちょこまかと走り回る秀吉を全て弾いていく。少し小気味良い。
「さぁ、掃除しようかのう?」
 足下の秀吉達をその手に持った薙刀でなぎ払う。広範囲に何度も薙刀を払うと、その足下にいる秀吉を気持ち良いぐらいに蹴散らすことが出来た。
「こう、じゃろうか、のう?」
 玉恵の手に握られていた舞扇を元凶に向ける。その瞬間、幾重もの結界が信長のその身体を拘束せんと動き出す。
「舐めるなぁ!」
 拘束されるわずかの間に、信長はその身体から黒く光る槍を突き立てる。しかし、その狙いは中々定まらない。その身体は高速で動き、端から見ている分には残像しか残らない。実際、信長の放つ黒槍も、いくつかはその残像を貫く。その手応えのなさに苦虫をかみつぶしたような顔を見せる信長。
「これで、終わりだっ!」
 ガキンっ。
 信長が渾身の力で繰り出す黒く光る槍は、その目の前を接近してくる星蝕の身体を貫くことなく。星蝕の両手に持つ大剣と大槌から乾いた音が響く。
 その次の瞬間には、幾重もの結界が信長を拘束する。
「玉恵が抑えているチャンスを逃すわけにはいかんな……」
 身動きが取れなくなっている信長。その目の前には、その勢いを乗せて大きく大槌を振りかぶる星蝕。その怪力をその大槌に乗せ、力の限りその鎧兜を砕く。
「その厄介な鎧、喰らい尽くしてやろう……!」
 身動きが取れない信長に対し、その鎧を大剣が通り抜ける。大剣は鎧と共に信長を斬り刻み、大槌はその肉体を叩き潰す。
 最後に、大剣を大きく振りかぶって。その脆くなった鎧と共に。一筋、斬られた信長は雄々しい雄叫びと共に消えていくのであった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​



最終結果:成功

完成日:2019年08月28日


挿絵イラスト