4
エンパイアウォー㉞~魔王に宿りし甲斐の虎

#サムライエンパイア #戦争 #エンパイアウォー #オブリビオン・フォーミュラ #織田信長 #魔軍転生

タグの編集

 現在は作者のみ編集可能です。
 🔒公式タグは編集できません。

🔒
#サムライエンパイア
🔒
#戦争
🔒
#エンパイアウォー
🔒
#オブリビオン・フォーミュラ
🔒
#織田信長
🔒
#魔軍転生


0





 徳川幕府軍が織田信長の『魔空安土城』へと到達し、エンパイア・ウォーも大詰めを迎えようとしている。
 信長軍の本体を幕府軍が相手にしてくれる状況となった為、猟兵達は今回の戦争のオブリビオンフォーミュラと直接対決すべく城内へと駆け込んでいく。
 倒すべきは、第六天魔王『織田信長』ただ1人。
 そいつは大広間で猟兵達を待ち受けていた。
「遂に来たか、猟兵達よ」
 威風漂わせるその立ち振る舞いは、歴戦の猟兵であっても威圧させられる何かがある。
 しかしながら、その信長は自らの部下をことごとく失っている状況もあってか、この状況にいささか悲観的だ。
「エンパイアを滅ぼし、渡来人共の『グリードオーシャン』をも侵略する道筋は、これでほぼ絶たれたか」
 血塗られし彼奴らの神が如何程の物か、確かめてみたかったと彼は小さく首を振る。
「さて、もはや儂に万にひとつの勝ち目も無かろうが……。億にひとつでもあるのならば、賭けてみるのも一興よ」
 そこで、信長が使うは、秘術「魔軍転生」。
 敗れし甲斐の虎『武田信玄』を背後霊のように「憑装」させ、猟兵達の前へと進み出る。
 猟兵達は信長の底知れぬ力を感じながらも、その討伐へと乗り出す……。


 グリモアベース。
 エンパイア・ウォーの戦況は徳川幕府軍が優勢。
 魔空安土城へとほとんど兵を失うことなくたどり着き、猟兵としては第六天魔王『織田信長』との戦いに集中できる状況となった。
「その織田信長、配下の魔軍将を『憑装』させて戦うようよ」
 この戦いについての説明を行うセレイン・オランケット(エルフの聖者・f00242)の話に、猟兵達は耳を傾ける。

 今回の戦いでは、信長は甲斐の虎『武田信玄』をその身に『憑装』させてくる。
 武田信玄は寛永三方ヶ原の戦いで猟兵達がオブリビオン化を阻止した為、背後霊にはなれども信玄は虎のように唸るだけで喋ることはない。
 信長はその信玄の力を使い、猟兵達を攻めてくるようだ。
 また、織田信長も他の魔軍将と同じく、確実に先制攻撃を仕掛けてくる。
 先制攻撃のタイミングで行う攻撃は、猟兵が使うものと同じ能力のユーベルコードだ。
 彼に攻撃を加える為にはこの先制攻撃を防ぎ、反撃を繰り出す手段を考えねばならない。
 下手に攻撃することだけ考えて特攻でもしようものなら、相手にダメージすら与えられず、返り討ちに遭ってしまうことだろう。
 対策を講じても不十分であれば、苦戦に至る可能性もある。効果的な手段をできるだけ考えておきたい。

 一通り説明を終え、セレインは戦いに臨むメンバー達へと告げる。
「強大な相手よ。出し惜しみせずに全力で戦ってきてね」
 メンバー達を気遣いながらも、彼女は彼らを戦地である魔空安土城へと送り出すのである。


なちゅい
 猟兵の皆様、こんにちは。なちゅいです。
 当シナリオを目にしていただき、ありがとうございます。

 エンパイア・ウォー、第六天魔王『織田信長』信玄装との一戦です。
 こちらのシナリオは、1章構成のボス戦です。
 以下の特殊ルールが適用されます。

●特殊ルール
 第六天魔王『織田信長』は必ず先制攻撃します。敵は、猟兵が使用するユーベルコードと同じ能力値(POW、SPD、WIZ)のユーベルコードを、猟兵より先に使用してきます。
 彼を攻撃する為には、この先制攻撃を『どうやって防いで、反撃に繋げるか』の作戦や行動が重要となります。
 対抗策を用意せず、自分の攻撃だけを行おうとした場合は、先制攻撃で撃破され、敵にダメージを与える事はできないでしょう。
 対抗策を用意した場合も、それが不十分であれば、苦戦や失敗となる危険性があるので注意してください。

●シナリオフレームについて
 このシナリオは、「戦争シナリオ」です。
 1フラグメントで完結し、「エンパイア・ウォー」の戦況に影響を及ぼす、特殊なシナリオとなります。

●執筆予定
 できるだけ早く、全参加者一括執筆予定です。
 現状は、他作業の予定に組み込みつつ執筆中。シナリオフレーム公開直後なので、10名~20名ほどの参加を見込んでおります。
 仮に、最初の参加者失効前日(だいたい3日後くらい)まで待って6名未満の場合、個別判定による執筆の可能性が高まりますので、ご了承願います。

 シナリオの運営状況はマイページ、またはツイッターでお知らせいたします。
 それでは、行ってらっしゃいませ。
143




第1章 ボス戦 『第六天魔王『織田信長』信玄装』

POW   :    風林火山
【渦巻く炎の刀】【黒曜石の全身甲冑】【嵐を呼ぶ樹木の翼】で自身を強化する。攻撃力、防御力、状態異常力のどれを重視するか選べる。
SPD   :    甲斐の虎
自身の身長の2倍の【白虎状態に変身した武田信玄】を召喚し騎乗する。互いの戦闘力を強化し、生命力を共有する。
WIZ   :    武田騎馬軍団
レベル×5本の【武田軍】属性の【騎馬武者】を放つ。

イラスト:UMEn人

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠山田・二十五郎です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

アテナ・アイリス
ついに出てきたわね、信長。私と勝負しましょうよ。
どんなに強化された攻撃でも、躱して耐えきればいいのよ。
「ブーツ」の力で俊敏に動き回りながら、【武器受け・見切り・第六感・カウンター】を使って攻撃を躱し、
どうしても受けざるを得ない攻撃は、【オーラ防御】と「アキレウスの鎧」のダメージ半減効果で攻撃を耐えきる。
耐えた後は、反撃よ。
UC『ラグナロク・ワルキューレ』を使って楯の乙女に変身し、攻撃力を極限まで高める。
「アーパスブレード」と「クラウ・ソラス」の二刀流で攻撃し続けて、【2回攻撃】を組み込んだ、剣技の「24連撃、レギンレイヴ」をつかって、大ダメージを与えるわ。
強い相手と戦えて、私も満足だわ。


ナミル・タグイール
なんで偉そうな魔王なのに金ぴかつけてないにゃー!(剥ぎたかった猫

作戦は…突撃にゃ!
炎の刀より金ぴかの斧のほうが強いってわからせるにゃー!
【呪詛】を纏って斧とぱわー強化して【怪力】で受け止めるにゃ
軌道とかは勘を信じるにゃ!嵐は…気合で耐えるにゃー!!
実体のない炎の刀だったら斧振り回した風圧で吹き飛ばしてやるにゃ。

先制攻撃頑張って耐えたらUC発動で斧強化にゃ!
本当の金ぴかパワーを見せてやるデスにゃ。もっと輝けにゃー!
代償で獣に堕ちてくけ気にしない。パワー上がるからお得にゃ!
黒曜石なんて知らないにゃー!金ぴかのほうが素敵デスにゃ!
捨て身の一撃どっかんにゃ!
【呪詛】の攻撃で憑依してる魂もザックリにゃ!


黒鵺・瑞樹
アレンジ連携OK
右手に胡、左手に黒鵺の二刀流

バディペットの伽羅の力を借りる。
信長の目を自分に向けてる間に伽羅には後ろに回り込んで貰い、信長の強化を雷で妨害してもらう。もちろん終わったら伽羅はすぐ退避。
ほぼ同時にUC鳴神で攻撃力を強化。【存在感】を消し【目立たない】様に移動後【先制攻撃】で【奇襲】【暗殺】攻撃。
確殺できなくとも動きの制限狙いで【マヒ攻撃】、かつ【傷口をえぐる】でよりダメージ増を狙う。
【第六感】で感知、【見切り】で回避しきってやる。
回避しきれなものは黒鵺で【武器受け】で受け流し、それから【カウンター】を叩き込む。
それでも喰らってしまうものは【激痛耐性】【オーラ防御】で耐える。


秋穂・紗織
戦乱の覇者、第六天魔、残虐なる英傑
飾る二つ名は幾つもあれど、眼前にいるのは独りの覇王
率いる過去の軍勢で、未来を踏み潰すモノ

「人の命と世は儚き諸行無常。けれど、それを歌って舞ったのも貴方」
夢や欲しい理想の為に懸命に、必死に戦う強さも知っている筈


白虎による高速機動と猛攻は脅威
それでも騎兵あることは変わらない
直進しての攻めは強くとも、側面への対応は薄い筈
信長の直進の攻めを誘い、見切りで先読みし、ダッシュ+早業で横手へと飛び退いて直撃は避け、側面から斬り返しましょう

狙い、放てるの一瞬、刹那と
捨て身の一撃で踏み込み
早業+2回攻撃で騎乗している白虎の足へと都合、十八の剣閃を
その虎の疾風の動き、止めるが為に


リューイン・ランサード
信長さん、どう見ても強いですよね<汗>。
できれば逃げ帰りたいところですが、戦争終わらせる為にも頑張ります。
・・・怖いけど。

信長さんの先制攻撃に対しては、翼を広げて【空中戦、第六感、見切り】で空を飛んで回避したり、【ビームシールド盾受け、オーラ防御】で受け止めたりして対応。
とにかく先制で倒されない様にしのぎます。

UC:オリジナル・ライトを発動したら、『創世の光』を長い両手剣状態に固定。
更に【光の属性攻撃】を籠めて強化。

攻撃では【空中戦】による高速移動を行い、信長さんの動きを【見切り】ながら攻撃タイミングを測り、機を捉えたなら信長さんの頭上から『創世の光』を斬り降ろします!

信長さん、お覚悟!


シル・ウィンディア
ついにここまで来たね
あとすこし、がんばるっきゃないっ!

・対敵UC(WIZ)
確か鉄砲隊に敗れたっていうお話もあるから…
遠距離から【一斉攻撃】【誘導弾】の精霊電磁砲で迎撃っ!
撃ち終わる前に【空中戦】で飛んで【残像】【フェイント】を駆使して
撹乱機動っ!
撹乱しつつ、精霊電磁砲をオート射撃
回避は【第六感】で感じて【見切り】で回避
被弾仕掛ける時は
【オーラ防御】で広範囲をカバーして
【盾受け】で致命個所を防衛っ!

電磁砲はあくまで防御用で撃つよ

敵UCをやり過ごしたら…
今度はこっちの番っ!

【高速詠唱】の【全力魔法】で限界突破のUCを使用っ!
さらに、精霊電磁砲をUCと連動させて攻撃に使用
【一斉攻撃】に【誘導弾】付っ


露木・鬼燈
いよいよ終わりが見えてきたね。
気合入れて…いくっぽい!
魔剣を限定開放をしたいけれど…
白虎状態の信玄、想像以上に速いかも!
爪も牙もヤバいし、騎乗している信長も危険。
信長の攻撃は受け止めたらダメかも。
動きが止まったら信玄に殺られる。
魔剣を攻撃に軽く当て、衝撃を利用して回避なのです。
それは風に舞う木の葉の如く。
でも何とか隙を作らないとね。
この特性煙幕ならいける、か?
呪術で強化されたティートゥリーを配合したこの煙。
この成分は経皮吸収されて、猫は中毒症状を引き起こす。
呪毒と化した状態なら信玄にも!
煙に紛れて全力で距離を取り、魔剣を限定開放。
戦乙女の影と連携して攻めるです。
剣と魔法の多重奏をくらうっぽい!


ロコメルン・ルケッタ
蛇塚わくわく武闘派ファーム
信長さんを攻撃するには騎馬隊を止めなくちゃ近付けなさそう
それは向こうも同じ。近付かせないよ
シックラーを地擦りXを描かせ投擲、マフラーも空に走らせ、戦場の至る所に亀裂を作成
亀裂を通過する騎馬隊に、魔物の腕や、鋭い武器を突きだし捉えるよ
空の亀裂からはミストを発生、相手の視界を奪いながら、凍てつかせる

時間を稼ぐ間にレモンさんが寝返らせてくれる。そうしたら拘束を解くよ
ミストは暗躍する浄雲さんを隠すように。この世界を大切に思っていた浄雲さんに、存分な想いを晴らしてもらえるように支援するよ
止めきれない相手はポータルでシックラーを戻して白兵戦を
誘導して浄雲さんから遠ざけ罠にかけるよ


蛇塚・レモン
同旅団の浄雲さん(f02651)とコメッタちゃん(f15638)と一緒!

信長は浄雲さんの故郷を滅ぼした仇敵、絶対に倒そうねっ!


先制対策:
迫りくる武田の騎馬隊へ向けて、咄嗟の一撃で勾玉を媒介に蛇神様召喚
(ユーベルコードではなく剣などと同じ武器扱い)
あたいと蛇神様のダブル念動力&視界に入った騎馬隊に催眠術と精神攻撃を放つよっ!
そうすると、一部の騎馬隊が同士討ちを起こして隙ができるはず!
その隙にユーベルコードを発動!
鋼を纏って巨大化した蛇神様で騎馬隊を受け止めるよっ!

蛇神様への攻撃は全て信長に反射される
つまり、信長が放った騎馬兵をあたいが操作可能!
そのまま反転させて信長を蹂躙
2人共、今だよっ!


音羽・浄雲
※アドリブ歓迎です。
【蛇塚わくわく武闘派ファーム】で連携。

 浄雲は武田の騎馬隊に対して正面から当たるを良しとせず、【 迷彩】技術を用いて騎馬隊の中に溶け込み忍び足で随伴していた。
 同行する仲間たちによる騎馬隊の誘導を信じ、騎馬隊の中に紛れて信長への距離を詰めんと【忍び足】での接近を図り、僅かの隙を伺う。
「ーー好機は今!」
 ほんの一瞬、浄雲は姿を現すと同時にその手より音羽忍法【絡新婦】を放った。足止めになれば御の字、そこまではならなくとも視界さえ奪えれば目的は果たされる。
「織田上総守、その首もらったァ!」
 見舞うは【貫き秀次】による一撃。幾星霜と思い募らせた【呪詛】を乗せた復讐の牙。




 サムライエンパイア・肥前島原にある魔空安土城。
 信長軍の魔軍将達が企てていた作戦をことごとく食い止めてきた猟兵達。
 外にはここまでほとんど兵を失うことなくやってきた徳川幕府軍が信長軍との交戦を開始している。
 それもあって、猟兵達はそちらを幕府軍に任せ、城内へと駆け込んでいる。
「ついにここまで来たね。あとすこし、がんばるっきゃないっ!」
「いよいよ終わりが見えてきたね。気合入れて……いくっぽい!」
 青髪エルフの少女、シル・ウィンディア(光刃の精霊術士・f03964)、赤髪羅刹の青年、露木・鬼燈(竜喰・f01316)が共にこれからの戦いに意欲を燃やす。
 エンパイア・ウォーも魔軍将達は倒れ、倒すべきはこの戦争を引き起こしたオブリビオン・フォーミュラという状況までやってきていた。
「遂に来たか、猟兵達よ」
 城内の大広間で猟兵達を待ち受けていたのは、第六天魔王『織田信長』。
 威風堂々とした態度の敵に、長い金髪をアンダーポニーにしたエルフのアテナ・アイリス(才色兼備な勇者見届け人・f16989)が嬉しそうに語り掛ける。
「ついに出てきたわね、信長。私と勝負しましょうよ」
 一方で、その立ち振る舞いに、全身に金ぴかアクセサリーをジャラジャラと身に着けた黒毛のネコ科キマイラ、ナミル・タグイール(呪飾獣・f00003)は些か不満顔。
「なんで偉そうな魔王なのに、金ぴかつけてないにゃー!」
 金ぴかアクセサリーを剥ぎたかったと主張するナミル。
 金に執着していた大悪災『日野富子』と彼女がどう戦ったのか興味があるが、それはさておき。目の前の敵の強さは本物だ。
 両手にナイフを構えたヤドリガミの青年、黒鵺・瑞樹(辰星月影写す・f17491)、そして、赤い翼を生やすドラゴニアンの少年、リューイン・ランサード(今はまだ何者でもない・f13950)も敵から放たれる力に、思わず身を竦ませてしまう。
「信長さん、どう見ても強いですよね」
 自身の体から、冷や汗が流れ落ちるのを感じるリューイン。
 できれば逃げ帰りたいくらいに恐怖するリューインだが、戦争終結の為にと震える体を押さえていた。
「戦乱の覇者、第六天魔、残虐なる英傑」
 栗色の柔らかな髪を揺らし、茶色の瞳で相手を見据える秋穂・紗織(木花吐息・f18825)が呟く。
 ――飾る二つ名は幾つもあれど、眼前にいるのは独りの覇王。
 ――率いる過去の軍勢で、未来を踏み潰すモノ。
「人の命と世は儚き諸行無常。けれど、それを歌って舞ったのも貴方」
 夢や欲しい理想の為に懸命に、必死に戦う強さも知っている筈だと、紗織は指摘する。
「そうだな。儂はこれまで出来る限りの策を弄してきた」
 だが、猟兵達の力が上回っている。さすがの信長もその勢いには勝てぬと踏んでいるのだろう。
 エンパイアを滅ぼし、渡来人共の『グリードオーシャン』をも侵略する道筋が立たれ、血塗られし彼奴らの神を確かめたかったと語る信長。
 それがどういうものか聞いてみたいところだが、信長が教えてくれるはずもなく。
「さて、もはや儂に万にひとつの勝ち目も無かろうが……。億にひとつでもあるのならば、賭けてみるのも一興よ」
 秘術「魔軍転生」。
 それによって、信長が背後霊のように「憑装」させたのは、甲斐の虎『武田信玄』。
 オブリビオン化することもなかった信玄は、信長の背後でガウガウと虎のように唸るのみ。
 だが、信長はその力を遺憾なく使いこなすことができるだけに、油断ならない。
 戦いが始まる直前、新たに3人のチーム【蛇塚わくわく武闘派ファーム】の面々が駆け込んでくる。
 長い暗色のマフラーを舞わせた黒いショートヘアの女性、ロコメルン・ルケッタ(幸福の追求者・f15638)。その身に蛇神を宿す金髪ポニーテールの少女、蛇塚・レモン(黄金に輝く白き蛇神オロチヒメの愛娘・f05152)。
「信長は浄雲さんの故郷を滅ぼした仇敵、絶対に倒そうねっ!」
 そして、レモンが呼びかけた、頭に般若の面を装着した忍衣装の妖狐女性、音羽・浄雲(怨讐の忍狐・f02651)。
「…………」
 彼女はすでに迷彩で姿を隠し、忍び足で気配を消している。
 目の前にいるのは、一族を滅ぼされた因縁の相手。
 仲間達の無念の怨嗟。それらを背負い、浄雲はその首を取らんと鋭い視線で信長を射抜く。
「ゆくぞ」
 短く告げ、第六天魔王はすらりと刀を抜いて攻め入ってきたのである。


 【渦巻く炎の刀】、【黒曜石の全身甲冑】、【嵐を呼ぶ樹木の翼】。
 それらで自らを強化した信長は、猟兵目がけて刃を振りかざす。
 対するは4人の猟兵達だ。
「作戦は……突撃にゃ!」
 燃え上がる信長の刀に対し、ナミルは呪詛を纏わせた金ぴかの斧『カタストロフ』を手にし、振り下ろされてくる刃を怪力で受け止める。
「炎の刀より金ぴかの斧のほうが強いって、わからせるにゃー!」
 自らの野生の勘を信じ、ナミルは己の斧を大きく振るって風圧を浴びせたところで、敵の渦巻く炎をまともに浴びるだけだと察し、気合で耐えるべく身構えようとする。
 ナミル1人だったなら、信長の意識が集中していたが為に、炎の嵐を浴びせしまったことだろう。
 だが、周囲には他の猟兵達の姿もある。
 リューインは竜の翼を広げて広間を飛び回り、放たれてくる炎の嵐を直感と視覚を合わせて避けていく。
 部屋の隅に追い詰められて避けられぬと判断したら、リューインは腕から僅かに離れて滞空する『フローティング・ビームシールド』と、全身に纏うオーラでダメージを軽減して。
(「とにかく、先制で倒されない様に……」)
 ここで倒れてしまっては、信長に攻撃すらできない。
 リューインはじっと耐え、攻撃に転ずるチャンスを待つ。
「どんなに強化された攻撃でも、躱して耐えきればいいのよ」
 床を動き回るアテナは、履いていた『ブーツ・オヴ・エルヴンカインド』の力で狙いを定めさせぬようにしていた。
 基本的には、信長の攻撃を回避するよう立ち回るアテナは、両手に持つ剣で敵の刀を食い止め、時にカウンターの一撃すらも浴びせようとするほど、隙を見れば攻撃にも打って出る。
 とはいえ、攻撃直後、信長も炎の嵐をアテナへと浴びせかけてくる。
 アテナもさすがにそれを避けるのが難しく、身に着ける『アキレウスの鎧』とオーラの力でなんとか耐え凌ぐ。
 空中と地上から攻める仲間達の紛れ、瑞樹はバディペットである竜の仔『伽羅』の力を借りる。
 瑞樹自身は地上から自らの身をさらして仲間と共に注意を引く間に、伽羅に敵の背後へと回り込ませていく。
 伽羅が操る雷によって、信長の強化を妨害できればと考えたのだが、さすがにそれで怯んでくれる敵ではなく。
 瑞樹はやむなく、立ち回りながらも伽羅に退かせ、自らの強化に当たる。
「境の先へ……!」
 敵が強化をしているのであれば、瑞樹もまた強化を行う。
 【渡の力】、【月の力】、【龍の力】。
 それらで攻撃力を高めた瑞樹は他メンバーと同様に、直感と視覚を合わせて焔舞わせた信長の刃と、炎の嵐を避けていく。
 だが、敵の方が素早く、瑞樹も完全には避けられず、自らの本体である左手の黒い刃『黒鵺』で受け流そうとする。
「もらうよ」
 タイミングさえ合えば、しっかりカウンターをと刃を振るうが、やはり歴戦の信長が上。その刃が真横から振り下ろされてきたことで、瑞樹は脇腹に一撃を食らってしまう。
「ぐっ……」
 仲間との連携ですらこれだ。
 よほどの策でもなければ、あっさり信長に床を舐めさせられていたことだろう。

 先に仕掛けたメンバー達が1人、また1人と体勢を整えるべく距離をとると、スピードを生かすメンバーが変わりに仕掛ける。
「甲斐の虎……その力、今こそ示してもらおう」
 背に憑装させた信玄を全長が自らの倍ほどもある白虎状態に変身させ、信長はその背に跨って室内を疾走し始める。
「白虎状態の信玄、想像以上に速いかも!」
 自らの『魔剣オルトリンデ』の限定解放をと考える鬼燈だが、その爪や牙の攻撃力はもちろん、信長自身の力が桁違いなのは先程の交戦からも明らか。
「信長の攻撃は受け止めたらダメかも」
 スピードを乗せた信長、もしくは信玄の攻撃は棒立ち状態であれば間違いなくあっさりとその身を裂かれてしまうだろう。
 そこで、鬼燈は魔剣を攻撃に軽く当て、その衝撃を利用することで敵の特攻をやり過ごそうとする。
 まるで、風に舞う木の葉のごとく、ひらり、ひらりと鬼燈は避けていく。
(「でも、何とか隙を作らないとね」)
 いつまでも避けていられはしない。何か手を打たねばと鬼燈も対策を打つ。
(「白虎による高速機動と猛攻は脅威」)
 されど、その状態は騎兵であることは変わらないと紗織は考えていた。
 彼女が狙うは対応が薄いと思われるその側面。1人ではその隙をつくのも難しいが、2人はそれぞれの狙いがうまく噛み合う形となって。
「この特性煙幕ならいける、か?」
 鬼燈が自らの技能を駆使するのは、ティートゥリーを配合した煙を呪術によって強化したもの。
 医学に使われるこの植物、犬や猫に中毒症状をもたらすことが知られている。
「呪毒と化した状態なら信玄にも!」
 煙を発して、鬼燈は距離をとっていく。
 一方で、紗織はその煙の中、信玄と信長の姿を捉えようとダッシュして飛び込む。
 白虎形態になったとはいえ、元が人間の信玄だ。
 煙に若干の戸惑いを見せはしていたが、中毒を引き起こすには至らない。
 しかし、一瞬の隙は紗織に攻勢のきっかけを与えてくれ、敵の側面から妖刀『天峰白雪』を早業で抜き、斬撃を浴びせかけていく。
「ガウウウウ……!」
 すぐさまステップして向きを変えた信玄。
 信長も煙の中強襲を察して、紗織へと襲いかかるが、彼女は見切りによって飛び退き、直撃を避けていた。
 煙幕はすぐに晴れていくが、鬼燈が魔剣を限定解放させる時間を稼ぐには十分。
 次なる攻勢のきっかけを彼は待つ。

「……ならば、参れ、騎馬隊よ」
 猟兵達の攻撃の切れ目に信長が呼び出したのは、信玄が従えていた騎馬武者達だ。
 もはや、大広間から外にまで戦場が広がり、軍勢達が一気にこちらへと押し寄せてきてしまう。
 ロコメルンはそれを抑えるべく、地擦りXを描かせ投擲『ミストシックラー』を投げ飛ばす。
「騎馬隊……近付かせないよ」
 さらに、『ヴァリアブルマフラー』を空に走らせたロコメルンは、戦場となる城内外へと亀裂を作成していく。
 彼女は亀裂に潜む魔物の瞳から魔物の腕や鋭い武器を突き出し、騎馬隊の行く手を遮って捕らえてしまう。
 空の亀裂からはミストが発生し、再びこの場を煙が包み込んで相手の視界を奪いながら、凍てつかせる事となる。
 だが、そのロコメルン目がけて信玄に跨る信長が襲い来る。
「わっ……!」
 直接、信長と信玄が襲ってくることをほとんど考慮していなかったロコメルンは慌てて、ポータルでシックラーを戻して応戦するが、さすがに信長の攻撃を直接受けるのは厳しい。
 一方で、レモンが騎馬隊に向けて咄嗟の一撃をと、勾玉を媒介として蛇神様を召喚して。
「いくよっ!」
 レモンと蛇神様は合わせて念動力を使い、視界に入った騎馬隊目がけて催眠術と精神攻撃を放っていく。
 すると、騎馬隊があちらこちらで同士討ちを始めて。
「何が起きておる!?」
 さすがに、霧の中、同士討ちする騎馬隊の状況の把握は信長も遅れてしまう。
 その隙に、ロコメルンは魔物の瞳による攻撃を強め、騎馬隊の動きを止めていく。
「確か、鉄砲隊に敗れたっていうお話もあるから…」
 そんな中、シルは騎馬隊を見てふと鉄砲隊の存在を思い出す。
 長篠の戦いで織田軍が武田の騎馬隊を倒したと伝えられるのが鉄砲隊の存在だ。
 距離をとったシルは、一斉集中して精霊電磁砲『エレメンタル・レールキャノン』を敵陣へと浴びせかける。
 他のチームがかく乱させているのをいいことに、シルは『精霊布のマント』で宙を舞って。
「撹乱機動っ!」
 さらに敵をかく乱させつつ、精霊電磁砲をオート射撃させていく。
 一応、オーラ防御に盾を構えるシルではあったが、うまくこちらの策がはまっていたこともあり、騎馬隊からの攻撃が来る様子はほとんどない。
 レモンも正面からユーベルコードを使って。
「お願い、護って、蛇神様っ!」
 『白蛇の鏡盾』に霊力を込めたレモンは、鋼を纏って巨大化した蛇神様で正気を保つ騎馬隊の攻撃を受け止めていく。
 統制がとれぬ状態の騎馬隊に信長が唸る中、その騎馬隊の中に浄雲が紛れて。
 正面から当たることを良しとしなかった彼女は、仲間達が敵軍を撹乱してくれている間に、迷彩技術を使って騎馬隊の中に溶け込み、忍び足で随伴していたのだ。
 後は、信長との距離を詰めるべく、浄雲は忍び足で接近して僅かな隙を窺うのである。


 ほぼ総崩れになっている武田の騎馬隊。
「今度はこっちの番っ!」
 すでに信長の出現させた騎馬隊を圧倒している感もあるが、それらによる先制攻撃をやり過ごしていたシルは言葉を紡いで。
「闇夜を照らす炎よ、命育む水よ、悠久を舞う風よ、母なる大地よ……」
 高速詠唱に加え、全力でシルは限界突破のユーベルコードを発して。
「我が手に集いて、全てを撃ち抜きし光となれっ!!」
 彼女は自らの持つ精霊電磁砲とユーベルコードを連動させ、砲身から一気に200本あまりの火・水・風・土の4属性の魔力砲撃を敵陣へと一斉に浴びせかける。
 誘導弾も伴うそれらの砲撃は、瞬く間に騎馬隊を壊滅へと追いやっていく。
「たかが騎馬隊を倒したところで……」
 騎馬隊が壊滅しても、信長自身の強化と跨る信玄は健在だ。
 彼は一気に、シルへと近づいて切りかかっていく。
 危険を感じた汁は電磁砲を発していくが、信玄が素早く飛び退き、高く飛び上がったところで、信長が炎を纏う刀で切りかかってくる。
「ううっ……」
 シルも盾で受け止めるが、重い一撃に腕が痺れてしまう。
 そこに、紗織と鬼燈が一気に飛び込む。
 捨て身で躍りかかる紗織が狙うは、白虎の足。
「狙い、放つは一瞬、刹那……」
 煌めく妖刀を早業で操る紗織の連撃。
 舞うように繰り出されるは、ユーベルコード【斜陽斬奏】によって繰り出される18もの斬撃。
「その虎の疾風の動き、止めるが為」
 自らの寿命が削れることなど気にも留めず、切りかかっていく紗織の攻撃に信玄の足が止まる。
 その時、信長が彼女を炎の剣で切り裂かんと刃を振り上げたが、鬼燈が信長目がけて魔剣を突き付けていた。
 だが、信長は構わず紗織を切り捨ててみせる。
 床へと崩れ落ちる紗織。返す刀で信長が鬼燈を狙うが、彼の持つ魔剣の影からは戦乙女の影も現れ、信長目がけて魔法を放つ。
「うぬ……!」
「剣と魔法の多重奏をくらうっぽい!」
 鬼燈と戦乙女の影が繰り出す連撃に信長と信玄が応戦するが、信玄の足が深く傷つき、素早い移動が難しくなっていた。
 それでも、【風林火山】によって高めた力で放たれる信長の剣技は鬼燈達をじりじりと追い込んでいく。
「これが勝利をもたらす力よ!」
 もはや総力戦と、アテナは【ラグナロク・ワルキューレ】を発動させて楯の乙女に変身する。
 力を高めた彼女もまた攻撃に加わり、『アーパスブレード』と『クラウ・ソラス』の二刀流を連続で振るって。
「行くわ……。これが24連撃、レギンレイヴよ!」
 立て続けに浴びせかけていくアテナの斬撃。
 その技量は高いものではあるのだが……。
「見事な剣捌きだが、儂には及ばぬ」
 剣戟の合間を縫うように、切り上げる信長の刃がアテナの体を切り裂く。
「強い相手と戦えて、私も満足だわ……」
 意識を失い、崩れ落ちるアテナ。
 そばでは、鬼燈は応戦を続けているが、彼も全身に傷を負っていて厳しい。
 だが、信長とて、無傷ではない。
 その体には確実に猟兵達の与えた傷は増えており、その息は少しずつ荒くなってきている。
 仲間達の交戦の間、メンバー達は次々に攻勢の準備を整えていた。
「始原の元素と光の剣よ――」
 詠唱するリューインは『エーテルソード』と『流水剣』を重ねて。
「今此処に一つとなり、全てを光に帰す創世の光として降臨せよ!」
 【オリジナル・ライト】によって、『創世の光』を長い両手剣状態に固定し、さらに光の属性を込めたリューインは交戦を続ける信長へと空中から襲い掛かる。
「信長さん、お覚悟!」
 リューインが一閃した刃を信長は炎の刀と、オーラ防御で防いでみせて。
「甘いな」
「本当の金ぴかパワーを見せてやるデスにゃ。もっと輝けにゃー!」
 だが、そこでさらにナミルが仕掛けていた。
 獣に堕ちることなどお構いなしに、ナミルは自らの力を高めて。
「黒曜石なんて知らないにゃー! 金ぴかのほうが素敵デスにゃ!」
 彼女は捨て身の一撃で足元の信玄ごと、黄金の斧で切り裂かんとする。
 傷つく信玄の足では俊敏には動けず、信長もやむを得ず飛び退くと、ナミルが白虎状態の信玄の体を見事に切り裂く。
 だが、着地した信長が刀を薙ぎ払い、ナミルを切り捨ててしまった。
 そこへ、目立たぬよう信長の背後に回っていた瑞樹が仕掛ける。
 存在感を消していた彼は信長の息の根を止めようと、その首を狙う。
 しかし、信長はその身を僅かに動かして黒曜石の甲冑で刃を食い止め、さらに瑞樹目がけて炎の刃を振り払う。
 瑞樹は仲間達が傷つけていた腹部の一点を狙い、自らの本体である『黒鵺』を突きつけた。
「ぬう……っ」
 麻痺攻撃を乗せた一撃に、信長が僅かに怯む。

 ところで、騎馬隊は壊滅こそしてはいるが、その全てが倒れたわけではない。
 一部、ロコメルンが発生させたミストで凍った騎馬隊を含め、操るレモンが残りをほぼ掌握したようで。
 蛇神様と共に、レモンは信長を蹂躙するべく向かわせる。
「2人共、今だよっ!」
 そこで、ロコメルンが捕らえていた騎馬隊を解き放つと、レモンの意のままに動き始める。
「儂に楯突く気か……!」
 しかし、信長も騎馬隊目がけて刃を振るい、炎を舞わせて騎馬隊を切り裂き、燃やしてしまう。
 そこで、ロコメルンが亀裂から発生させるミスト。それらはとある一転に集中し、支援する。
「――好機は今!」
 仲間の呼びかけに応じて、刹那姿を現した浄雲。
 彼女は両掌から糸を放ち、信長を拘束せんと縛り付ける。
 あちらこちらへと注意を払っていた信長は、完全に浄雲の糸まで気が回ってはおらず、足を縛り付けられてしまう。
 粘性を持つ糸はそう簡単に外れはしないが、信長は自らの刀でその糸を焦がし、切り裂いていく。
 だが、その一瞬で浄雲にとっては十分だった。
 彼女が握るは、音羽手裏剣【貫き秀次】。
 信長に迫るその一瞬の間に、集落の仲間達の顔が浄雲の脳裏に過ぎる。
「織田上総守、その首もらったァ!」
 幾星霜と思い募らせた【呪詛】を乗せた復讐の牙を、彼女は信長の首へと深く、深く突き立てた。
「……ごふっ」
 喉を貫通し、逆流した血を信長は吐き出して。
「見事だ……」
 敵も、自らの体に重なる傷を、気力でカバーして立っていたのだろう。
 糸が切れたかのように信長の目から光が失われ、彼は城内の床へと倒れていったのだった。
 この手で復讐を遂げることができた浄雲。
 彼女は顔を伏せていたが、その目からは光るものが流れ出していた。

 厳密には、オブリビオンである織田・信長は完全に力尽きたわけではないが、それでも、大きな大きな一勝をつかみ取り、猟兵達は魔空安土城を後にしていくのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2019年08月25日


挿絵イラスト