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エンパイアウォー⑩~海鮮ぬらぬら鉄棒倒し

#サムライエンパイア #戦争 #エンパイアウォー

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●村上怨霊水軍
「よーそろー」
 日野富子に呼び出された村上水軍の怨霊たちは、富子の有り余る財力で建造された超巨大鉄甲船の船員として出現し、南海道を進む幕府水軍へと襲い掛かろうとしていた。
 全長200m程度、全幅30m程度の巨大な船。まるで海の上の要塞のようだ。
 その船上には数多の亡霊たちがいて、そして帆柱には村上水軍旗が掲げられている。
 村上水軍とは、かつて瀬戸内海を支配した日本最大の海賊ともいわれている。
 亡霊となっても、海戦では幕府軍を凌駕することは疑いない。
 そしてそこにいるのは亡霊たちだけではない。
「亡霊は身体弄れないからつまらんタコ。早く敵がやってこないタコ?」
 鉄甲船を守るように、オブリビオン『骨抜き妖怪『衣蛸』』の群れも、船上にいた。
 そのぬらぬらとした触手で、亡霊ならぬ生身の相手を求めて……。

●グリモアベースにて
「皆さんお疲れ様です。
 皆さんの活躍もあり、幕府軍は無事に最大の難所の関ヶ原を越えることができました」
 集まった猟兵達を前に、頭の熊耳をぴくぴくさせながら説明する茅乃・燈(“キムンカムイ”は愉快な仲間で力持ち・f19464)である。
「無事に幕府軍は進撃を再開しましたが、もちろん敵もそのまま黙って見ているわけはありません。難所はさらに続きます。次は、ここ、南海道です」
 燈は地図の瀬戸内海を指し示した。
 ここには日野富子配下の軍勢、村上水軍の亡霊艦隊が待ち構えている。
 このままいけば、超巨大鉄甲船を操る最強の水軍を突破することができず、幕府の船舶はことごとくが静められてしまうだろう。
「そこでもちろん、ぼくたち猟兵の出番です。
 敵の超巨大鉄甲船に乗り込んで、そこの帆柱に掲げられている村上水軍の旗を引きずり下ろしちゃってください」
 村上水軍の亡霊たちは基本的に船を操ることだけが目的なので、自分たちから攻撃してくるような事もなく、逆にこちらから攻撃しても村上水軍の怨霊の力が宿っている限り、船も船員も滅ぶことはない。
「唯一の方法が、村上水軍旗を引きずり下ろすことです。
 そうすれば、亡霊たちは消滅します。
 ある意味棒倒しみたいなものですね。敵を倒すのではなく、旗を奪うことが勝利条件なわけです」
 もちろん帆柱は倒れることはないので、よじ登ったりする必要はあるが、イメージはつかめただろうか。
 ちなみに村上水軍旗は、㊤……すなわち丸の中に漢字で上と書かれたような旗だ。
「当然、船に乗り込むためにもその手段は考えなくてはいけませんし、乗り込んだ後でも、亡霊の代わりに旗を守るオブリビオンがいます」
 戦えない亡霊の代わりに猟兵を迎え撃つのは、『骨抜き妖怪『衣蛸』』。
「この妖怪蛸は10匹くらい船上をうろついています。
 それを打ち倒し、帆柱から水軍旗を奪取してください」
 そこまで言うと、燈はちょっとだけ視線を逸らせて小声で付け加える。
「敵はその、蛸なので、余り大声では言えないような攻撃をしてくる可能性がとても高いので、気を付けてくださいね……?」
 説明を終えると、燈はぺこりと頭を下げて、いろいろ突っ込まれる前にさっさと皆を送り出すのだった。


雅瑠璃
 このシナリオは、「戦争シナリオ」です。
 1フラグメントで完結し、「エンパイアウォー」の戦況に影響を及ぼす、特殊なシナリオとなります。

 というわけで、こんにちは。またはこんばんは。
 雅です。

 今度は海戦という事で、海っぽい敵はいないかなーと思ってたら海鮮が出てきました。
 そういう事だから仕方ないのです。ええ。
 蛸の触手で蛸と海女的なプレイも出来なくはないですが、ちゃんと皆さん目的は忘れないでくださいね?
 いえまぁ、酷い目に合うだけのプレイングでも🔵が稼げれば何とでもなりますが、たぶん。
 もちろん、プレイングで指定しない限りそんな目には遭いませんし、指定された以上の事にはならないのでご安心ください。
 MS雑記にあるレベル表記なども参考にしていただければと。

 とにかく、プレイングでやることといえば。
 なんらかの工夫して船に乗り込むこと。
 妨害してくる蛸をなんとかすること。
 帆柱に掲げられた村上水軍旗を奪取すること。
 これらを中心にお書きください。あとは適当に脱出できますので、大丈夫です。

 それではプレイングお待ちしています。
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第1章 集団戦 『骨抜き妖怪『衣蛸』』

POW   :    随分と凝ってるタコ~。俺たちのようにほぐすタコ!
【タコの保護色能力で全身を迷彩して接近し】【筋肉の塊である8本の触手で相手を捕まえ、】【マッサージで弱らせてからの絞めつけ攻撃】で自身を強化する。攻撃力、防御力、状態異常力のどれを重視するか選べる。
SPD   :    カッピングもやってますタコ~。血流良くなるタコ!
【タコの保護色能力で全身を迷彩して接近し】【非常に強力な吸盤で相手を捕まえて、】【カッピングで生気を吸い取り弱らせる攻撃】を対象に放ち、命中した対象の攻撃力を減らす。全て命中するとユーベルコードを封じる。
WIZ   :    運動不足じゃないかタコ~?ヨガは身体に良いタコ!
【再生能力を活かして非常にしぶとく接近して】から【筋肉の塊の触手と強力吸盤で相手へ捕縛攻撃】を放ち、【操り人形のように強制的にヨガをさせる事】により対象の動きを一時的に封じる。

イラスト:まめのきなこ

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

藤堂・遼子
◎♥♥♥♂♀

この世界だとまだないけど北斎の浮世絵のような目に合う可能性があるってこと?
ハァ、気が進まないわ
でも、蛸相手ならこれがいいでしょう

【異界顕現・邪神胎内(クトゥルーノエサバ)】で海に触手の迷宮を作り出すわ
これで海を歩いて渡れるし、鉄甲船も触手に打ち揚げられるか固定されるかで動けなくなるでしょ
蛸も触手と戯れなさい、ついでに触手で旗を引きずり降ろして……うん?
ちょ、制御が……う、海の、水の邪神の一部を海で呼び出した所為で活性化して、元々制御難しいのが全然制御できないわ!?
うぶっ!んぐぅ!ど、どれが邪神の触手か蛸の触手か、はたまた巻き込んだ猟兵か分からないわ!
あふっ、邪神の触手の催淫効果がっ


ザインクライネ・メーベルナッハ
蛸といえば触手に吸盤…なんとも気持ち良さげな、もとい恐ろしげな敵か。
楽しみに…もとい注意して行かねばならんな。

一先ず目標の船へは小舟を拝借しそれに乗って接近、飛び乗りを試みる。鉤つきのロープなどがあればそれも併用しよう。

船上へ上がれば早速、色欲孕みの騎士の道を発動した上で蛸どもと対峙。
「さあかかって来い!蛸どもになど私は負けん!」

だが鎧に触手が潜り込んでくれば瞬く間に腰が砕けされるがままに。
鎧や着衣も外され、胸やら股間やらの敏感な部分を執拗に刺激されれば獣じみて浅ましい声が漏れ。
そのまま何度も何度も…。

隙を見て強化された身体能力で反撃、そのまま旗を奪いに帆柱を上ってみせよう。木登りの要領だな?



●この世界にはまだ蛸と海女はありません(多分)
「北斎の浮世絵のような目に合う可能性があるってこと?
 ハァ、気が進まないわ」
 前方の海に浮かぶ鉄甲船を見ながら、藤堂・遼子(狂気を狩る者・f09822)はため息をついた。というのも敵が蛸だという話は聞いているし、それに加えて……。
「蛸といえば触手に吸盤……なんとも気持ち良さげな、もとい恐ろしげな敵か。
 楽しみに……もとい注意して行かねばならんな」
 隣にこんなことを呟いているザインクライネ・メーベルナッハ(白金纏う聖翼の姫騎士・f14641)がいたりするからだ。
 女騎士と触手。どう考えてもオチが見えている。
「ハァ……気が進まないけど、行くしかないわね。
 蛸相手ならこれがいいでしょう」
 気が進まないなりに覚悟は決めた遼子は、船と自分たちの間の海に対して術を仕掛けた。【異界顕現・邪神胎内】……望む場所に迷宮を作り出すユーベルコード。今回船に乗り込むために、迷宮の形状は今いる場所から船へとつながる桟橋のようなものになっている。
 問題は、この迷宮が何でできているかという事で。
「おお、なんと。触手でできた迷宮とは……ここを通っていくのか?」
 案の定、ザインクライネが食いついてきた。とても興味深そうに。
「ただの通り道よ。本番は船の上なんだから、さっさと通り抜けるわよ!」
 ザインクライネにそれ以上かまわず、遼子はとっととその触手でできた桟橋を駆け抜けて鉄甲船へと向かっていく。
「あ、まってくれ。……そうだな、本番は船の上だったな。楽しみ……いや、気を引き締めていかねばだ」
 後ろ髪を引かれつつ(?)ザインクライネもその後を続いて駆けていく。

 遼子の触手迷宮の終端は、触手が船に絡みついている状態だ。
 そこを一気に駆け抜け、遼子とザインクライネは船上へと到達した。
 船上の亡霊たちは、2人にも触手にも特に興味は示さない。
 代わりに衣蛸が3匹ほどうねうねと触腕を伸ばしつつやってきた。
「急激な運動は身体に無理がかかるタコ~」
「お疲れなら我々に任せるタコ!」
「我々がマッサージしてやるタコ!」
 マッサージを施そうと(?)迫る蛸達に対して身構える2人。
「来たわね……」
「さあかかって来い! 蛸どもになど私は負けん!」
 ザインクライネはさっそく【色欲孕みの騎士の道】を発動したうえで蛸を迎え撃つ。台詞があまりにもフラグを立てた女騎士過ぎるうえに、このユーベルコード自体が本当は攻めを受けたいという欲求の為に不利な行動をして身体強化するというものなので……もはやどうなるかは説明するまでもない。
 ザインクライネの鎧の隙間に蛸の触腕が潜り込んでいく。
「お客さん、体をほぐしてやるタコ!」
「ああっ、やめろ、そんなところまで……」
 鎧の中に潜り込み、胸やら股間やらの敏感な所に伸びた触手が、ザインクライネを攻め立てる。豊満な胸を搾るように触手が揉んでマッサージ(?)をすれば、股間の茂みをかき分けるように触腕がこすり付けていく。
「あっ、ああっ……あああっっ」
「早いわよ?!」
 遼子のツッコミが来るよりも早い見事な即落ちだった。
「くっ、ならせめて私だけでも……邪神の触手で対抗し……て?」
 彼女はあてにならないと思った遼子は、船にあがるための桟橋にした触手迷宮の触手をコントロールして、蛸を襲わせようとした……が。
「えっ……なに、制御が……まさか海の邪神だから、会場で活性化してる……?」
 遼子が気が付いた時には後の祭り。既に大部分は消失し、陸上から通じる道は失われていたが、船に取り憑いていた触手の残りは暴走し、蛸も遼子もザインクライネもかまわずに襲い掛かっていったのだった。
「我々の仲間タコ!」
「一緒にマッサージするタコ!!」
「いっぱいマッサージできるタコ!」
 いや、蛸達は同類だからか、特に襲われていなかった。なので、暴走した触手と協力するように2人を絡めて襲っていた。
「うぶっ! んぐぅ! ど、どれが邪神の触手か蛸の触手か分からないわ!」
 遼子もまた服の中に、蛸だか邪神だかわからない触手が潜り込み、胸を力任せにマッサージされたり、股間を擦られたりしていた。
 ザインクライネに至っては、暴走した邪神の触手が混ざったことによって、鎧まで剥ぎ取られ、豊満な胸が露わにされている。もちろん触手が巻き付いたまま。
「あふっ、邪神の触手の催淫効果がっ」
「ああっ……だめだ、これ以上は……ああああああああっっ」
 遼子もザインクライネも、このまま後は蛸達に弄ばれるだけだった。

 一応、このあたりの蛸を引き付け、他の猟兵達が行動しやすくした、という事にしておこう。
 解放されるまではしばらくかかりそうではあるが。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

ファル・ファーリア
泳ぎは得意じゃない、となると早く乗船して甲板上で何とか身を隠して行くしかないか、亡霊はこちらを気にしないようだし、タコをなんとか…山育ちだから海産物をあまり見たことなかったけど、不気味な姿をしているなあ…

あっ、こっちに気づかれた!? 触手…気持ち悪っ…平らなムネを大きくって、ボクは男だよ…というかカッピングってそういうものだっけ…? んっ、充血して…敏感になってる…そこ引っ張らないで…ぇ…体が柔らかくてヨガが捗る、ってこんなポーズ、嫌ぁっ…でも敏感になった部分が…熱く…頭が白くなって、体内の波が、海の精霊と同調して…あっ…大きな…白波が…【エレメンタル・ファンタジア】となって爆ぜる!

♥♥♥


セシル・バーナード

♥♥♥
♂♂

日野・富子が呼び出した水軍か。彼女本人は討滅されてるだろうけど、忘れ物も片付けていかなきゃね。

水着で船に近づいて、喫水線あたりを空間裁断でえぐり取り侵入する。
それじゃあ、ゆるりと上を目指そうか。空いた穴は……勝手に修復するかな? どうせ沈めるんだからどうでもいいか。

さあ、楽しくいこう。拍子を取りながら破壊律動を歌って、船内を壊しつつ甲板を目指すよ。
怨霊の皆さん、お疲れ様。
噂の水軍旗はあれだね。蛸が多いなぁ。
ふふ、ぼくに興味がある? いいよ、少し遊んでいこう。
もちろんぼくの趣味じゃなく、他の皆がスムーズに傍にたどり着くための囮だから!
あ……そんなところ♥
満足したら空間断裂で仕留める。



●蛸にとって人間の性別は関係ないのです
「日野富子が呼び出した水軍か。彼女本人は討滅されてるだろうけど、忘れ物も片付けていかなきゃね」
 水着姿のセシル・バーナード(セイレーン・f01207)は、沖の鉄甲船を眺めながらそう呟く。
「泳ぎは得意じゃないんだけどな……」
 その傍らには同じく水泳の準備をしているファル・ファーリア(漂泊の舞手・f06089)もいた。
 この男2人は、泳いで鉄甲船に取りつこうという腹だ。
 意を決した2人は、瀬戸内海の海へと飛び込んでいく。

「よし、ここから素早くあがっていこう」
 船まで泳ぎ切った後、看板まで素早くよじ登って船内に侵入した2人である。
「怨霊の皆さん、お疲れ様」
「亡霊はこちらを気にしないようだね」
 通りすがりに見かけた怨霊たちは、各自自分御仕事をするだけで2人には注意を向けない。代わりにやってくるのは衣蛸達だ。
「山育ちだから海産物をあまり見たことなかったけど、不気味な姿をしているなあ……って、あ、気付かれた?!」
 初めて見るタコの姿に驚く暇もなく、ファルは衣蛸が伸ばしてきた触腕に捕まってしまうのだった。
「お客さん、胸小さいタコ!」
「カッピングして吸い上げて平らな胸を大きくするタコ!」
「無料サービスタコ!」
 3匹の衣蛸に囲まれ、その触手がファルの衣の隙間へと潜り込んでいく。
「触手……気持ち悪っ……それに平らなムネを大きくって、ボクは男だよ……というかカッピングってそういうものだっけ……?」
 蛸にとっては、男か女かなんて全く関係ないのだった。
「そちらのお客さんにもしてあげるタコ!」
「ふふ、ぼくに興味がある? いいよ、少し遊んでいこう」
 もちろん、ファルだけではない。セシルもまた捕まって触手に絡まれていた。もっともセシルの場合、何か悦んでいる様子だが。
「もちろんぼくの趣味じゃなく、他の皆がスムーズに傍にたどり着くための囮だから!」
 ……誰に言い訳しているんですかねぇ?

「んっ、充血して……敏感になってる……そこ引っ張らないで……」
 ファルの胸に蛸の触手が這い、吸盤が吸いついていく。男性だって胸の先端は性感帯なのだ。その上を擦られれば変な気分になってしまう。
「あ……そんなところ……」
 セシルもまた同じように触手に弄ばれていた。カッピングなのだろうか、胸やあるいは股間へと伸びて吸い付いてくる触腕の吸盤が与えてくる感触に、セシルの声も上ずっていく。
「お客さん身体柔らかいタコ!」
「マッサージ師がいあるタコ!」
 さらに触手に絡まれるまま、まるでヨガのように体を弄られポーズをとらされる2人。もちろん身体に巻き付いた触手はその都度擦れて微妙な刺激を与え続ける。
「こんなポーズ、嫌ぁっ……でも敏感になった部分が……熱く……頭が白くなって……」
「ああっ……気持ちよすぎて、もう……」
 だんだんと頭が真っ白になっていくファル。快楽に飲まれていくセシル。

 この後、頭が真っ白になったファルが、頭の中に押し寄せた波のような刺激を【エレメンタル・ファンタジア】で爆裂させて脱出できたのは、もうしばらく後の事であった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

ハロ・シエラ
◎♥♥♥
まず船には【水泳】で近付きます。
泳ぎやすい装備もよじ登る為のワイヤーもありますしね。

敵は姿を隠す様なので【第六感】でその存在を感知し【先制攻撃】を仕掛けます。
ですが相手の足は8本、一匹倒すにも手間取り、その隙に捕まってしまうかも。
幸い捕まったらすぐに終わりと言う事は無い様子。
カッピングとやらをされたら早めに弱ったふりをして【だまし討ち】しましょう。
鎧を脱いで脱出し、【カウンター】としてユーベルコードでダガーによる攻撃を加えましょう。
そうすれば逃亡と攻撃の加速を同時に行えますからね。

敵を怯ませる事ができればその隙に【ジャンプ】と【ロープワーク】で帆柱を登り、旗を奪いにかかりましょう。


アリスドール・トゥエルブ
・POWで判定

「やはり泳ぐしかないですね」と主である妖精のお姫様にもらったビキニ水着に着替えて泳いでいきます
装備は小型のドラゴンに戻して自分で飛んでいってもらいます

船に乗り込んだら慣れない遠泳の疲れか、迷彩して接近してくる蛸に気づかず捕まってしまいます!
ドールのわたしにマッサージなんてと強がりますが、水着を剥ぎ取られて揉まれた小さな胸は十分柔らかい
魔法で反撃しようとしても蛸の足で口を塞がれどうにもできず……
好き勝手に揉まれて快楽で力が抜けた後、下の水着も取られそうになったところを小型ドラゴン達に助けられます

その後、よくもやってくれましたねと【ドラゴニック・エンド】で反撃です!


♥♥


ルナ・ステラ
◎♥♥

旗を引きずり下ろす...亡霊さんたちと戦わなくていいんで、少し安心しました!

船には箒で飛んで乗り込もうと思います。
水軍旗も箒で飛んでいけば奪取できるでしょうか。

タコさんは【属性攻撃】の炎の魔法で(茹蛸にして)無効化していきましょうか。

―これで、タコさんいなくなりましたね!
今のうちに旗を...ひゃあっ!
張り付かないで...!!
(まさか保護色で水軍旗に紛れて!?)

力が吸い取られて...
いやっ!これ以上吸い付いてきちゃ、だめだよぅ...

―星霊さん力をかして!

水瓶座の星霊さん!?
タコさんが水瓶に吸い込まれました!?
タコさん、もしかして苦しんでます?(真水に弱い?)

とにかく今のうちに旗を奪取です!


相馬・雷光
◎♥♥
コンテストに買ったのが競泳用だからちょうどいいわね
シュノーケルがあれば簡単水遁の術よ(水泳・目立たない・地形の利用)

【クライミング】で船体をよじ登って……あれ?
亡霊ばっかで敵がいない? 他の人への対応に追われてるのかしら?(迷彩に気付いてない)
ラッキー、このまま旗を降ろせば……わひゃー!?
タコ!? に、忍者相手に遁術とか生意気……!
ぜ、全身に絡み付いて……やらしいトコばっか揉みほぐすなぁ……!
股間吸われてお尻ほじられておかしくなる……!
散々にイかされまくって相手が調子に乗って油断したら【属性攻撃】【全力魔法】【零距離射撃】で【帝釈天降魔砲】!
こ、この距離なら外さないわよ、このタコ野郎!



●蛸なんかに負けない(フラグではない)
 さて、先行して鉄甲船に突入していった人たちが蛸を引き付けている頃、陸上には3人の少女たちがいた。
「やはり泳ぐしかないですね」
 主である妖精のお姫様にもらったビキニの水着に着替えているアリスドール・トゥエルブ(ロ○コン殲滅するドール・f12300)は、そういうと準備運動を始めた。
「コンテストに買ったのが競泳用だからちょうどいいわね」
 白い競泳水着姿の相馬・雷光(雷霆の降魔忍・f14459)は、それに加えてシュノーケルも準備している。忍者だけに簡単水遁の術というところか。
「それでは行きましょうか」
 黒いビキニ姿のハロ・シエラ(ソード&ダガー・f13966)は、船によじ登るためのワイヤーを体に巻き付け、海へと飛び込んでいった。
 アリスドールと雷光もそれに続いていく。
 泳ぐことしばし、ハロのワイヤーを船のへりに引っ掛け、3人はそのまま船の甲板へとあがった。
「また侵入者が来たタコ!」
「またお客様が来たタコ!」
「豊胸マッサージできますタコ!」
 船上をうろつく10匹の蛸のうち、6匹は既に侵入した猟兵達を弄んで……いや、猟兵達が惹きつけている。そして残されたうちの3匹がいっせいに3人に襲い掛かってきたのだ。……襲い掛かってきたというか、絡みにきたというか、蛸的にはマッサージ的なあれこれなのだろう。
「余計なお世話よ!!」
 豊胸マッサージという部分に約1名反応したが、それは置いておこう。
 とにかく、声を出す直前まで迷彩していた蛸達の接近に、船の上に上がったばかりという事もあって気付けなかった3人は、3匹×8本の触腕にあっという間に絡み取られてしまった。
「ドールのわたしにマッサージなんて……」
「遠慮しないでいいタコ!」
 強がるアリスドールだが、蛸達は構わずアリスドールの水着のブラを剥ぎ取ると、その胸に吸盤を張り付けてカッピング(?)を始めた。
 小ぶりだが十分柔らかな乳房を蛸の触腕の吸盤が吸い付き弄んでいる。さらに触手はアリスドールの口をふさぎ、それによって魔法も使えずなすがままになってしまっていた。
「んぐ……んぐーーっ?!」
 もちろん犠牲になっているのはアリスドールだけではない。
「うひゃあっ?! やらしいトコばっか揉みほぐすなぁ……!」
「まぁまぁ、そう言わずに任せるタコよ!」
 迷彩していた蛸に不意をつかれた雷光は、瞬く間に全身をからめとられてしまった。そしてそのうえで、蛸はお尻や胸を触手で揉むように全身マッサージ(?)を重ねていく。
「お客さんには豊胸のカッピングしておくタコね!」
「だから余計なお世話だって……」
 水着の隙間から侵入した蛸の食すぁんの吸盤が胸に吸い付いたり、お尻をほじるように弄られたりと、その触腕の動きに翻弄され、足腰から力が抜けていく雷光だった。
 ハロは2人に比べると善戦していた。
 迷彩で近寄ってきた蛸のうちの1匹を、直感任せに素早くダガーを突き刺しその触腕を切り裂いていた。だがタコの脚は8本あるわけで……。
「くっ……足が多いっ!」
「お客さん、乱暴はよしてくださいタコー」
 1本切り裂いたところで、その隙に絡みついてきた他の7本の触腕に捕まってしまった。身体に絡みつく触腕によって、他2人と同様に吸盤に吸い付かれ、胸やお臍などの敏感な所に対してカッピング(?)されて行ってしまう。
「あ、ああ……っ」
 油断させ反撃するためにも弱ったふりでもしようかと思っていたハロだが、不利になるまでもなく身体の力は抜けていくのだった。

 そんな3人の様子を、遅れてひとり箒で空を飛んでやってきたルナ・ステラ(星と月の魔女っ子・f05304)は、慌てた様子で眺めていた。
「あわわ、皆さんが大変なことに。今助けますっ!」
 ルナは箒に跨ったまま、炎の魔法を放ち、3人に絡んでいる3匹の蛸を焼いていく。悲鳴を上げる蛸達。そして触手の拘束が緩んだことで3人はそれぞれに脱出へと動き出した。
「これで、皆さん脱出できますよね……?
 わたしは今のうちに旗を……ひゃあっ!?」
 そしてルナはそのまま箒に乗って水軍旗が掲げてある帆柱へと向かっていったが、そこで最後の1匹の蛸に捕まってしまう。帆柱の付近で迷彩して待ち構えていたのだ。
「張り付かないで……?!」
「遠慮することないタコ。全身マッサージするタコよ」
 瞬く間に触腕に絡みつかれるルナは、服の上から、あるいは服の中へと潜り込んでくる触腕に絡まれ、吸盤が張り付き、その体を弄られていた。
「いやっ! これ以上吸い付いてきちゃ、だめだよぅ……」
 涙目でいやいやするルナだが、もちろん蛸はそれで放してはくれないのだった。

 好き勝手に体を弄られ、ついにはビキニのボトムまで剥ぎ取られそうになり、丸裸にされようとしていたアリスるリスドールだったが、ルナの魔法で蛸が焼けて拘束が緩んだ瞬間、自らのドラゴンランス……小型の竜形態にしてあとから飛んで追いかけさせていた……もやってきたことで、形勢を逆転させる。
「よくもやってくれましたね!」
 散々弄られてその快楽で足腰の力が抜けてはいるが、上半身の力だけで【ドラゴニック・エンド】を叩きつけ、自らに絡みついていた蛸を吹き飛ばした。

 雷光はいつの間にかお尻を中心に弄られまくっていたことにより絶頂して半ば失神していた。だが、ルナの魔法で蛸が焼けてひるんだことで意識を取り戻し、愛銃をとり出して蛸の頭に銃口を突きつける。
「こ、この距離なら外さないわよ、このタコ野郎!」
 そのまま零距離射撃で放たれた【帝釈天降魔砲】が、蛸の頭を粉砕するのだった。

 ハロに絡んでいた蛸には、ルナの魔法の影響はあまりなかった。
 だが、仲間の蛸達がルナの魔法で焼かれ、次々と引き剥がされているのを見て、そちらに意識を取られてしまい、自らの触腕を絡みつかせていたハロから意識を逸らしてしまった。
 先程から蛸のカッピングがもたらす快楽に弱っていたハロだったが、その蛸の油断を見逃しはしなかった。素早く蛸の触腕から逃れると、即座に不意打ち気味のカウンターで【スネイクバイト】によるダガーの一撃を加える。
「しまっタコ~~?!」
「今のうちですね」
 そしてそのままハロは、蛸を倒す事よりも旗を奪う事を優先し、帆柱にロープをひっかけると一気にタコの触腕から脱出するのだった。

「星霊さん力をかして!」
 旗を目前にして蛸に絡まれていたルナは、蛸の触腕による刺激に耐えながら、【夜空の仲間たちの力添え(星霊召喚)】を使い夜空の星座の力を借りる。
「水瓶座の星霊さん!?」
 現れたのは巨大な水瓶……あるいは蛸壺だろうか?
「なんタコ?!」
 蛸は現れた蛸壺に吸い込まれ、ルナから引き剥がされていく。何本かの触腕はいまだにルナにしがみついて、蛸壺に吸い込まれないように粘るが……。
「やぁっ! ……大丈夫?」
「はいっ。ありがとうございますっ」
 ロープワークで帆柱を登っていく途中のハロが、通りすがりにダガーでその触腕を攻撃してルナを解放する。触腕を切られた凧はそのまま蛸壺……水瓶座に吸い込まれていった。

「あとは旗を奪うだけね」
「はい! 今のうちに旗を奪取です!」
 そして、間もなくハロとルナの手により水軍旗は引きずりおろされる。
 旗を奪われた村上亡霊水軍は、次々と無言のまま消滅していった。

 やがて残された蛸も次々と猟兵達の手によって倒されて、作戦は無事終了したのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2019年08月16日


挿絵イラスト