夏だ! 水着だ! ERvsRB!
●宣誓、わたくしたちは
「『わーい、新しい水着嬉しいなー』とか言ってる方を全力で倒したいと思いますわ!」
「ダメだそれはー!?」
グリモアベースでそう宣った深護・刹那(花誘う蝶・f03199)を居合わせた猟兵たちが全力で阻止したそうな。
●改めまして
「こほん。すみません取り乱しました。今年は水着を新調できませんでしたので思わずつい」
軽く咳払いしてから続ける内容は、スペースシップワールドのリゾート船について。
「グリモア猟兵の特権で少し『飛んで』来たのですが、楽しかったので。ぜひ皆さんも、と思って、団体で入れるパスを手配してきましたの」
手配するところまでは100%善意だったのだが、帰りがけに水着姿できゃっきゃうふふしてるカップルを見かけて、戻って来た時には先ほどの有様である。
「他人様に迷惑を掛けなければ、恨みつらみもまた人生の養分ですわ……たぶん」
たぶん、きっと。
●リゾート船について
さて、件のリゾート船だが、とってもシンプルな構成だ。
船に入るとロビーがあって、そこから更衣室に。更衣室を出ると、そこから先はリゾートの区画。広がる白い浜辺。その先にはもっと広いであろう青い海。空には太陽がきらきら輝いていて、『まさにリゾート!』と浮かれた雰囲気である。
「ドレスコードのようなものはありませんが、やはり水着や休暇を楽しむ格好の方が多いですわね」
しかし、『休暇を楽しむための安全』というお題目の元、私物の持込は禁止されている。武器の類はもちろんのこと、果物ナイフもそうだし、ビン詰めの日焼け止めなどもアウト。中で必要なものはすべて中で用意してある、というのがこのリゾート船の特徴なのだ。
「アクセサリー程度なら問題ないかと」
なお、船内の持ち運び用に透明ビニールのトートバックが無料貸出中である。安全のための見える化。
「買い物の類も受け付けの際に発行されるブレスレットのICチップで全部処理できますし、本当に何もいらないのですわ、ここ」
そんなわけで手ぶらで気軽に楽しんで欲しい。
そう言って、刹那はグリモアを使って、皆と一緒にリゾート船まで移動する。
リゾート船で受け付けを終えた刹那が、手をぽむっと叩く。
「言い忘れていました。ユーベルコードも禁止でお願いしますわね」
実はこのリゾート船、猟兵の貸し切りではない。ゆえに一般人を巻き込む可能性から、ユーベルコードの効果を問わず、全面的に禁止である。
「まぁ、ユーベルコードを使いたくなる事態なんて無いと思うのですが」
●そして事態は急変する
浜辺に出て、しばし経った頃。突然、船が激しく大きく揺れた。
「な、なんですの!?」
刹那の悲鳴に応えるかのように、リゾート船の外壁をぶち破って現れたのは、リゾート地に似合わぬ、黒いローブに水鉄砲を構えた一団。一様に顔は何かしらで隠されている!
「ふははははは! このリゾート船は俺らの標的となった!」
声高々にハンドスピーカーで話し出すリーダーらしき男。
「安心しな! 命も金も水着ですら盗らねぇよ!」
「俺らがすることはただひとつ!」
「『わーい、新しい水着嬉しいなー』とか『あなたとここに来れて幸せなの』とか言っていちゃついているカップルの思い出に水を差すことだぁぁぁぁぁぁぁ!!」
「ばかな……あれは、どこの世界でも必ず存在するという、伝説の『RB団』!?」
刹那が驚愕の表情で叫ぶ。RB団……それは恋人たちの季節に必ず現れるカウンターラバーズ。放っておくと際限なく暴れる、人畜無害だけどちょっと迷惑な集団。
そんな奴らが現れるなんて。刹那はきっと視線をRB団に向ける。
「わたくし、あちらにつきます!」
「!?」
グリモア猟兵の突然の裏切り。
ここにリゾート船を楽しみたい派vsRB団の戦いが始まる!
……ぶっちゃけ、刹那を倒せば終わると思います。
●プレイング送信時の注意点
『状況』
リゾート船を満喫していた【ER派】を狙って、【RB団】が襲ってきました。このリゾート船は私物持ち込み禁止な非戦闘区画。ERの人々はRBから逃げ惑うばかりです。猟兵たちもまたその区分に漏れず、行動せざるを得ません。
『プレイングに必要なポイント』
【ER】or【RB】の所属派閥の宣言。
同行する人やグループがあればそれの明記。
プレイングは【ER】と【RB】で以下の方針で。
【ER】→RB団に襲われてどのように行動するか+仕返しの呪いの言葉(想像力が勝負です)
【RB】→ERの人々にどんな攻撃を仕掛けるか+呪いを受けた時のリアクション(悔しがるとか一撃で気絶するとか)
『注意点』
このシナリオではER派vsRB団の対立構造でリプレイが描かれます。そのため、基本的に『誰かと絡む』『アドリブが入る』形になります。見ず知らずの人といきなりバトルすることもあり得ますのでご了承ください。その上で誰か特定の人と対立したい、あるいは行動を共にしたいという要望はプレイングに。
『RB団』
ERの人々を襲う側です。ただし、怪我をさせない、物を奪わない、最後には必ずやられる、が絶対のポリシーとして存在します。
武器はその場で支給される数々の水鉄砲及び水風船爆弾。中身は真水ですが着色は可。また、肌に被害を与えないなら混ぜ物も可とします(ゼラチンを入れてどろどろにするとか)
攻撃によって相手に『水に濡れる』以外の被害を与えた場合、即刻退場となります(恐怖などの精神面も含む)
何故か正体はバレないものとします(バレてもいい人はその旨をプレイングにお願いします)
何故か襲った人々の呪いの実現により、『必ず』カウンターを食らいます(馬に蹴られる、落とし穴に落ちる、雷に打たれる、大波にさらわれるetc)
『ER派』
RB団に襲われている、日常やリゾートを満喫している側です。武器の持込及びユーベルコードの使用が禁止されているので、RB団の攻撃はかわすか食らうしかありません。技能を使うのは問題ないですが、攻撃によって相手に『水に濡れる』以外の被害を与えた場合、即刻退場となります(恐怖などの精神面も含む)
反撃手段としてはRB団に呪いをかけることができます(このシナリオのみの特例)
「人の恋路を邪魔する奴は馬に蹴られて~」とか呪うと、どこからともなく馬が現れてRB団を蹴っ飛ばします。呪いの種類は想像力の数だけありますが、命を奪う、流血させる等リゾート地にふさわしくない呪いは、マイルドに転換される傾向にあります。
『刹那』
当然【RB】側にいます。顔が見えているので特定が可能です。
アサルトライフル型の水鉄砲で襲ってきます。標的の楽しみ具合やいちゃつき具合によって水圧が変わる仕様です。弾は透明な水。
酷い目に合わせてやって全然問題ないです。説得には応じるかも知れませんし、リプレイ的に面白い方向へ転んでいく運命にあります。
るちる
はじめまして、あるいはこんにちは、るちるです。まさかの水着シナリオ第3弾だよ!
刹那を倒そう……じゃない、ひと夏のRBを巡る戦い(?)をお届けしたいと思います。
あ、全力ネタシナリオなので、よろしくね。
『このシナリオは【日常】の章のみでオブリビオンとの戦闘が発生しないため、獲得EXP・WPが少なめとなります』
前回の水鉄砲バトルの反省を踏まえまして、このシナリオは以下のように運営したいと思います。
まず、シナリオ成功に必要な王冠(青丸)がめっちゃ少ないので、全員を一気に書きます。その執筆は15日午後と決めました。
そのため、プレイング受付期間を(プロット作成の時間もあるので)【15日の8時まで】とします。それ以後はロスタイムとなり、なるべく書くようにはしますが、場合によってはお戻ししてそこでシナリオ終了という事もあり得ます。ご了承ください。
そしてこのシナリオはタイトルにあるように、ERvsRBです。のんびりリゾートを楽しむ……のはできないというか、刹那に襲われるので注意してください。特に水着JCがあると水圧が増します。弾は無限に生まれる仕様です。
また絡むお相手がいないとのことでしたら、遠慮なく刹那を酷い目に合わせてやってくださいね?
ルールが多くて面倒かもしれませんが、一度読んで頂ければ特に難しいものはないかと思っています。あとは勢いとノリで乗り越えられるよ、きっと。
それでは団体さんも大歓迎、プレイングお待ちしておりまーす。
第1章 日常
『猟兵達の夏休み』
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POW : 海で思いっきり遊ぶ
SPD : 釣りや素潜りに勤しむ
WIZ : 砂浜でセンスを発揮する
👑5
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴
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種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
真月・真白
【ER】
ラフな格好
本体の本は渡された袋に入れさらにテープで執拗にぐるぐる巻きに
いつも通りの真面目な顔だがやや青ざめている、服はあちこち濡れているが本体は必死に守っている
刹那さんの説得へ
甲板のプールサイドで見つけ
彼女を任地へ送った時の事を思い出しながら
「もうやめてください。貴女はこんなことをする人ではな…くもなかったかもしれませんが」
「こほん、僕も水着はありません。コンテストはもう終わりましたが夏はまだです…今から一緒に水着を買いに行きましょう?」
人を呪わば穴二つこのままじゃしっぺ返しでずぶ濡れオチですよ、と意図せず呪いをかけてしまい
手を伸ばして近づいていた自分も足を滑らせ一緒にプールに落下
●いきなりクライマックス
真月・真白(真っ白な頁・f10636)は走っていた。ラフな格好に、いつも通りの真面目な表情だが、違うとすればやや青ざめていることだろうか。
その原因はすぐ後ろまで迫っていた。背後に迫る気配、それは間違いなく真白を害するつもりだろう。
「まだ、なんとか、大丈夫……!」
息を切らせながら、真白が視線を遣るのは脇に抱えている『本体』。ヤドリガミである真白の本体は『本』なのだ。
本来なら色んな手段で一蹴して終わるのであろう展開。しかし今は武器もユーベルコードも使えず、さらには相手の武器が水鉄砲と来た。本に水濡れとか神を恐れぬ暴挙である。
そんなわけで、透明防水のトートバックに入れて、さらには水が入らないようにテープでぐるぐる巻きにして持ち運んでいるのだが、さすがに狙われるとヤバい。幸いにして、服はあちこち濡れているが、まだ本体は大丈夫だ。
しかしそこへ今回の元凶(?)が現れた。
「さあ、お前の罪を教えろ! ですわ!」
グリモア猟兵である刹那である。なお、真白に罪なんて全く無いわけで、言いがかりもいいとこである。ダメだこのグリモア猟兵。
しかし真白は諦めない。刹那を以前、任地へ送った時のことを思い出しながら、声をかける。
「もうやめてください。貴女はこんなことをする人ではな……くもなかったかもしれませんが」
「何で視線を逸らしますの?!」
説得と思いきや、説得力が霧散していく真白の言葉に刹那がツッコむ。なお、今見返してみたけど、全力で暴れていたので、真白の反応の方が正しいと思います。
ともあれ、刹那をこのままにしておくことはできない、たぶん。
「こほん、僕も水着はありません。コンテストはもう終わりましたが、夏はまだ続いています……今から一緒に水着を買いに行きましょう?」
「くっ……なんて魅惑的なお誘い……!」
真白のお誘いに決意が揺らぐ刹那。思わず水鉄砲の銃口が下がる。それを見て真白が念押しした。
「人を呪わば穴二つ……このままじゃしっぺ返しでずぶ濡れオチですよ」
「うっ……潮水は人形に悪いのは事実ですわね……」
人を撃ちまくってる割には自分は濡れたくない刹那が水鉄砲を手放して、真白に歩み寄る。真白もまた手を伸ばして近づいていたのだが。
つるっ×2。
「えっ?」
「はい?」
何故か二人揃って同じタイミングで足を滑らせた。そして、倒れ込む先は、なんとプールがある!
「まさかの水落ちオチですのー?!」
「わーっ!?」
さらりと先の真白の言葉が呪(しゅ)となっていたようで。刹那が掴んだせいで巻き込まれて、一緒にプールの中に落っこちる真白は災難としか言いようがない。
どぼーん。
裏切りのグリモア猟兵は、純粋な猟兵の心による説得により、退場した。ここにこのリゾート船を巡る戦いは終わりを告げ、告げ……。
もう少し残党がいるっぽいので、気をつけてください。
成功
🔵🔵🔴
セナ・レッドスピア
【ER】
いちごさん(f00301)と一緒に参加
2人っきりなのでとってもどきどきしちゃうけど
「いえいえ、いちごさんの可愛さには全然及びませんっ」
とお話しして、緊張も少しずつ…
な所にRB団が!
襲われた所をいちごさんが庇ってくれたけど、
勢い余ったいちごさんに押し倒されちゃう!?
しかもその際に、おむねがギュッとされちゃう感触が…
私はそれにびっくりしちゃって、
いちごさんをギュッとしちゃいながら、ごろごろしながら悶えちゃう!?
転がっちゃった先で、いちごさんの無事を確認しようとしたら、
いちごさんに指摘されて、自分の今の姿に気づいてしまい…
お顔真っ赤にして、身体を隠すように
いちごさんにまたぎゅっとしちゃう!?
彩波・いちご
【ER】
セナさん(f03195)と一緒に
依頼でいろいろあったお詫びも兼ねて誘ってみました
なんか妙に緊張しちゃって、ぎこちない初デートみたいな雰囲気になってますけど…
「水着よくお似合いですね。可愛いですよ」
和やかに会話しつつ、仲良くなっていきましょう
…と思った矢先にRBに襲われて
「あぶないっ」
彼女を庇った…んですけど、勢い余って押し倒すような格好に
しかも手に柔らかい感触がふにふにと…
ごめんなさいと謝る暇もなく、彼女に抱きかかえられるようにごろごろと
気付いたら彼女のビキニのブラが手に…
真っ赤になって指摘しますが、そしたらまた抱きつかれて
そのままお姫様抱っこでRBから逃げますねっ
※台詞等アドリブ歓迎
ギルバルド・ガイアグランデ
【RB】
ガッハッハ…おのれぇいっ!!わしの前でイチャつくんじゃねぇえ!!
おのれ貴様らには特性の巨大水鉄砲キャノンを苛つく連中に発射じゃあ!!
貴様らぁっ!!逃さんわぁっ!!
◆食らう呪い
はっ!!なにっ、この感覚はっ……
なっ!!
おのれ貴様らァーーーーーーーっ!!(飛んで消えてフェードアウト)
●アオハル
それはRB団が襲来する少し前。彩波・いちご(ないしょの土地神様・f00301)とセナ・レッドスピア(blood to blood・f03195)は波打ち際を二人で歩いていた。
事の発端はいちごがセナを誘ったことである。
(依頼でいろいろあったお詫びも兼ねて)
というのがいちごの内心なのですが。
(ふ、2人っきりなのでとってもどきどきしちゃうけどっ)
緊張ゆえか、既にわたわたっこモードなセナから緊張が伝播して、みょーに緊張するいちご。
(は、はは……ぎこちない初デートみたいな雰囲気になってますけど……)
思わず微苦笑するいちごだが、いやいや今日は二人して緊張しにきたのではないのだから、と、口を開く。
「水着よくお似合いですね。可愛いですよ」
「いえいえ、いちごさんの可愛さには全然及びませんっ」
反応速度がハンパなかった。まだまだ緊張の解けない二人の距離だが、それも時間の問題。いちごの和やかなトークでセナの緊張がゆっくりと解れてきたその時。
事件は起こったのだ。というかたぶんアオハルに引き寄せられるRB団なのだ。
●由緒正しいRBの手順
「ガッハッハ……おのれぇいっ!! わしの前でイチャつくんじゃねぇえ!!」
豪快なドワーフの戦士が、戦いの前口上かっていうくらいの勢いで、そうのたまう。ギルバルド・ガイアグランデ(重戦士・f18810)である。
構えるは特製の巨大水鉄砲キャノン。狙うはいちゃついている(諸説あります)いちごとセナである。
ばしゅー!
「あぶないっ」
ギルバルドの襲撃に気付いて、いちごが咄嗟にセナを庇う。勢い余ってセナを押し倒すいちご。
「!?」
セナは押し倒された事実と今、胸の辺りが何か、こう、ぎゅっとされてる感覚にびっくりし。
「?!」
いちごは自分の手に当たる柔らかい、ふにふにした感触に動揺する。しかし、よく『とらぶる』いちごにはこの感触を、視認せずとも理解する力があった。なんだそれ。
「ご、ごめ、ハッ!?」
謝る間もなく、狙撃され続けるいちごとセナ。いろんなことにびっくりし続けているセナは思わずいちごをギュッと抱きしめ、いちごはそのセナを抱きかかえるように、ごろごろと地面を転がって狙撃を回避する!
(あ、あうあう~~っ)
想定外の事態続きで、内心セナが悶えているのは秘密である。
何とか狙撃を逃れる位置まで移動したいちごとセナ。咄嗟の状況に完全密着していた二人だが、冷静になると恥ずかしい。ばっと離れた後。
「いちごさん、ぶじ」
「セナさん!」
セナがいちごの安否を確認しようとして、何故かいちごが視線を逸らす。そのいちごの手にはよく見慣れた、というかセナが先ほど更衣室で着替えてきたビキニのブラがぶらさがっており。転がっている間にどうもひっかかったらしい。ということは、である。
「……っ!?」
自分の今の姿がどうなっているかに気付いたセナ、全力赤面に動揺MAX。本来なら自分の体を抱きかかえて隠すところなのだろうが、至近距離にいたせいか、何故かいちごに抱きつく形でいちごの視界から逃れるセナ。
「ちょっ」
「まっ、動かないでっ?!」
混乱の極みにあるいちごとセナを、ギルバルドが見つける。
「……!!」
――なんなんだ、この展開。
私がギルバルドならそう思う。彼も思ってくれたかもしれない。そう、この場に至ってはギルバルド、あなたのRBを応援する者もいよう!
「おのれ貴様らぁっ!! 逃さんわぁっ!!」
と銃身に残っていた最後の弾丸(水)の全てを一撃に込めて、特製水鉄砲キャノンの極大一撃が発射!
「くっ、逃げますよ!」
といちごが咄嗟にセナをお姫様抱っこするも、キャノンの着弾の方が早かった。
「「きゃー!?」」
まるで津波に押し流されるように、海に放り投げられるいちごとセナ。
「はっはっは、わしの前でイチャついているからよ!」
高笑いするギルバルド。もうこのまま彼の勝ちで良いような気もするんだけど、ルールは絶対なのです。
「はっ!! なにっ、この感覚はっ……」
突如襲い来る感覚に振り向くギルバルド。その瞬間。
かち、ぼむっ。
何故か足元に仕込まれていた地雷(ただし殺傷力は無く、吹っ飛ばされるだけ)が発動する。
「なっ!! おのれ貴様らァーーーーーーーっ!!」
きらーんと飛んで、空(といっても宇宙船の中だけど)フェードアウトするギルバルド。
静かな波打ち際だけがそこに残っていましたとさ。
●エピローグ
そんなこんなで各所で被害(?)をもたらしたRB団もお縄になりまして。リゾート船には平和が戻ってきました。
だけど、忘れてはいけない。彼らはまた必ず現れる。具体的には、ハロウィンとかクリスマスとかに!
大成功
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