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エンパイアウォー㉒~倒せ、カンフーにゃんこ!

#サムライエンパイア #戦争 #エンパイアウォー

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●風魔服部忍者合戦
 風魔忍法隕石落としを素早く阻止した事で、徳川家の忍びである『服部忍軍』が、風魔小太郎に仕える風魔忍軍の拠点を突き止めた。
 その拠点を壊滅させるため、服部忍軍は襲撃を開始しようとしていた。
 だが、風魔の拠点には忍軍以外に、強力なオブリビオン集団が残っていた。
 その名も『カンフーにゃんこ隊』!
 服部忍軍は、風魔忍軍相手の忍術合戦なら勝てるよう準備をしていたものの、カンフーにゃんこ隊の対策をしていなかったため、万が一両者がぶつかり合うような事があれば、苦戦を強いられ、返り討ちに遭ってしまう可能性も高かった。
 そのため、猟兵達はカンフーにゃんこ隊を撃破するため、拠点の一つを襲撃する服部忍軍に同行するのであった。

●ガジルからの依頼
「にゃんこを見たら、敵と思え……なんだよ!」
 ガジル・コリアンダー(キマイラのスカイダンサー・f00907)が真剣な表情を浮かべ、今回の依頼を説明し始めた。
 猟兵達が相手をするカンフーにゃんこは、忍者ではない。
 いわば、対服部忍軍用に集められた精鋭部隊ッ!
 そう言った意味でも、服部忍軍が苦戦を強いられる事は必至ッ!
 だが、その戦いに猟兵達が加わる事で、カンフーにゃんこ隊の攻撃が服部忍軍に及ぶ危険性も減るため、風魔忍軍との戦いに専念する事が出来るようである。
 ただし、カンフーにゃんこ隊は、信長によって異国より召喚されたカンフー使いのにゃんこ。
 そんじょそこらのにゃんことは比べ物にならないほど強いため、注意をしてほしいという事だった。


ゆうきつかさ
 このシナリオは、「戦争シナリオ」です。
 1フラグメントで完結し、「エンパイアウォー」の戦況に影響を及ぼす、特殊なシナリオとなります。
 また服部忍軍と風魔忍軍は、猟兵とは別に忍術合戦を行うため、カンフーにゃんこを倒す事を優先してください。
 カンフーにゃんこ隊を倒す事が出来た場合は、忍者戦の手助けする事も出来ます。
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第1章 集団戦 『異国のカンフーにゃんこ』

POW   :    にゃんこ流一本釣りにゃ
レベル×1tまでの対象の【衣服(棒の先に引っ掛けることで)】を掴んで持ち上げる。振り回しや周囲の地面への叩きつけも可能。
SPD   :    これがにゃんの超速戦闘術にゃ
自身の【装備する鈴】が輝く間、【鈴の音が一切聞こえない無駄のない体術で】の攻撃回数が9倍になる。ただし、味方を1回も攻撃しないと寿命が減る。
WIZ   :    にゃんにとってはこの世の万物が武器となるのにゃ
自身からレベルm半径内の無機物を【使い捨ての自身の装備武器】に変換し、操作する。解除すると無機物は元に戻る。

イラスト:ひろしお

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

祝聖嬢・ティファーナ
WIZで判定を

※アドリブ・共闘・支援は可能な範囲で

「忍法カンフーにゃんこ達にはミンナ、敗けないよ!☆」と精霊・聖霊・月霊に檄を飛ばし金平糖を配ります☆
『クリスタライズ』で姿を隠して『エレメンタル・ミューテーション』で上位精霊/真神聖霊と化して『月霊覚醒』で敵のUCを封じ、『神罰の聖矢』『エレメンタル・ピクシィーズ』で聖/風属性攻撃を仕掛けます☆

猟兵には『祝聖嬢なる光輝精』で怪我を治し『シンフォニック・メディカルヒール』で状態異常を癒します☆

<祈り/歌唱/鼓舞/属性攻撃/勇気/第六感/優しさ/手をつなぐ/オーラ防御>で見ながら必要な支援を行ないます☆

「頑張って精霊と聖霊と月霊と勝っちゃうぞ!☆」


ストーム・アルカー
【WIZ】

……猫は苦手なんだよねぇ。本に乗るし爪は研ぐし。
そしてそれがオブリビオンとあれば特に容赦は要らないねぇ。
…君らに特に恨みはないけど、僕としてはやりやすいかな。

【掃除屋】を呼んである程度の集団を組んで隊列を取ろう。
他の猟兵や隊をカバーをするように立ち回って、一体ずつしっかり倒すのがいいだろうねぇ。
無論僕も戦うけど、「黒刃」で攻撃を受ける程度に留めておこうか。
なぁに、そう言うのは得意だ。生き残るための戦いに強力は不可欠だからね。

…さぁ、使える物は何でも使え。
相手が使い捨てた武器でもいい。
我々は【掃除屋】…一匹残らず狩ればいいんだ。
慈悲も容赦も必要ない、君らも腹が減っただろう?


火土金水・明
「なるほど、『カンフーにゃんこ隊』。かわいいので是非ともお持ち帰りを・・・、じゃなくてサムライエンパイアの世界を守るために倒さないと。」
【WIZ】で攻撃です。攻撃は【フェイント】を掛けつつ【先制攻撃】で【高速詠唱】した【破魔】の【属性攻撃】の【全力魔法】の【コキュートス・ブリザード】を【範囲攻撃】にして、『異国のカンフーにゃんこ』さん達を纏めて【2回攻撃】します。相手の攻撃に関しては【残像】【オーラ防御】で、ダメージの軽減を試みます。
「せめて一匹ぐらい、お持ち帰りしたかった。」
『カンフーにゃんこ隊』を倒せたら、服部忍軍の手助けをします。
アドリブや他の方との絡み等は、お任せします。


フィロメーラ・アステール
「対忍者用のにゃんこだとー!?」
という事は、速いものを狙うのが得意?
ここはまず守りを固めよう!

【日輪の帷帳】を使うぞ!
【オーラ防御】の炎で、敵の技を防御!
使い捨て武器なら、そんなに丈夫じゃないと思う!
【気合い】で受けきるぜ!

守りを固めたら、余った炎を【念動力】で操作!
人型に変形させる【アート】な【パフォーマンス】を加えつつ!
炎の結界をぶつけて戦うモードに移行だ!

【ダッシュ】からの体当たりや【踏みつけ】攻撃!
【グラップル】で組み付き!
炎の身体をちぎって投げる【投擲】アタック!
元々が【空中浮遊】している炎だから【空中戦】も対応!

縦横無尽のバーニング忍者カンフーで敵をうつぞ!
燃えよにゃんこー!


山梨・玄信
確かにオブリビオン相手ではニンジャといえど分が悪いのう。
ここは任せてもらうのじゃ。

【POW を使用】
先ずは服を脱いで褌一丁になり、脱ぎ力を高めるぞい。
そして空を飛び、上から強化された気を放出(範囲攻撃+鎧無視攻撃)してカンフーニャンコを纏めて吹き飛ばすのじゃ!

一本釣りは引っかかる所が褌しか無いので、そこだけ注意して見切りと第六感で避けるぞい。それでも引っかかりそうならオーラで弾くのじゃ。…断じて謎の光ではないぞ。

「ヌギカル☆玄信参上じゃ!オブリビオンは任せるのじゃ」
「脱衣の国の戦士に釣り針を引っ掛けるなぞ、無駄な攻撃じゃ」

アドリブ歓迎じゃ。


高柳・零
POW
(今回キャラがかなり変わってますが、ヌギカル☆玄信のお供の妖精という設定なのでそのノリでお願いします)

「さあ、玄信。脱衣だヌギ!ヌギカル☆玄信に変身だヌギ」
景気付けにヌギカル☆玄信のテーマを高らかに歌いつつ、戦闘開始するヌギ!(もちろん、玄信さんも戦闘力強化されます)

「雑魚は自分が相手をするヌギ。今はお供の妖精も戦う時代だヌギよ」
…と言っても雑魚しか居ないヌギ。強化された能力で盾受けとオーラ防御で敵の攻撃を受けつつ、範囲攻撃と2回攻撃を駆使して敵を蹴散らすヌギ。

アドリブ歓迎ヌギよ。



●カンフーにゃんこ
「な、なんだ、これは……!」
 破竹の如く勢いで風魔忍軍を蹴散らしていった服部忍軍の前に立ちはだかったのは、カンフーにゃんこ隊であった。
 カンフーにゃんこ隊は可愛い見た目に反して、目のも止まらぬ速さで強烈な一撃を放ち、服部忍軍を次々と返り討ちにしていった。
 それは服部忍軍にとって、最悪の事態。
 気がつけば、まわりをカンフーにゃんこ隊に囲まれ、絶体絶命のピンチに陥っていた。
「あれが対忍者用のにゃんこ達!?」
 それを目の当たりにしたフィロメーラ・アステール(SSR妖精:流れ星フィロ・f07828)が、驚いた様子で口を開いた。
 その間も、カンフーにゃんこ隊は服部忍軍に攻撃を仕掛け、先程までの劣勢を覆す勢いで攻め込んでいた。
「確かにオブリビオン相手ではニンジャといえど分が悪いのう。ここは任せてもらうのじゃ」
 すぐさま、山梨・玄信(ドワーフの破戒僧・f06912)が、カンフーにゃんこ隊の行く手を阻むようにして陣取った。
「さあ、玄信。脱衣だヌギ! ヌギカル☆玄信に変身だヌギ」
 それに合わせて、高柳・零(テレビウムのパラディン・f03921)が景気付けに【ヌギカル☆玄信のテーマ】を高らかに歌いつつ、玄信の戦闘力を増強させた。
「にゃにゃ! ボクらとヤるのかニャ!」
 その途端、カンフーにゃんこ隊が、無機物から作り出した六尺棒をギュッと握り締めた。
 だが、その姿はまるで雨の日に捨てられた子猫のように不安げで、思わずギュッとしたくなるほどの愛らしさが漂っていた。
「うう、是非ともお持ち帰りをしたいところですが……。サムライエンパイアの世界を守るために倒さないとダメですね」
 火土金水・明(人間のウィザード・f01561)が複雑な気持ちになりつつ、心の中に生じた迷いを消し去った。
 カンフーにゃんこ隊がいくら可愛くても、敵は敵ッ!
 例え、肉球がフニフニしていても、実際には鋭い爪を隠して相手の命を狙うケダモノである。
 そう言った意味でも、ここで油断は禁物ッ!
 見た目に騙される事無く、戦う事に意味があった。
「……猫は苦手なんだよねぇ。本に乗るし、爪は研ぐし……。しかも、それがオブリビオンとあれば、特に容赦は要らないねぇ」
 そんな中、ストーム・アルカー(次元の旅人・f18301)が、カンフーにゃんこ隊に冷たい視線を送る。
 その視線に気づいたカンフーにゃんこ隊が本能的にストームが敵だと認識したのか、警戒した様子で全身の毛を逆立てた。
「こうなったら、ヤるしかないニャ!」
 リーダー格のカンフーにゃんこが六尺棒を握り締め、まわりにいたカンフーにゃんこ達に声を掛けた。
 それに合わせて、他のカンフーにゃんこ達が六尺棒を構え、攻撃を仕掛けるタイミングを窺った。
「忍法カンフーにゃんこ達にはミンナ、敗けないよ☆」
 その間に、祝聖嬢・ティファーナ(フェアリーの聖者×精霊術士【聖霊術士】・f02580)が精霊・聖霊・月霊に檄を飛ばし、金平糖を配っていった。

●吠えろ、にゃんこ!
「……君らに恨みはないけど、これも仕事だからね。得物を構えた時点で、覚悟は出来ているって受け取っていいよねぇ?」
 すぐさま、ストームが【記録1-1:掃除屋(スカベンジャー)】を使い、鎖鎌と拳銃で戦闘を行う掃除屋達を召喚した。
「それは、こっちの台詞にゃああああああああああああ!」
 その言葉が引き金となって、カンフーにゃんこ隊が叫び声を響かせ、次々と猟兵達に攻撃を仕掛けてきた。
「……仕方がありませんね」
 明が残念そうに溜息をつきながら、六尺棒を軽々と避けていき、破魔の力を宿した属性攻撃の全力魔法を高速詠唱すると、【コキュートス・ブリザード(コキュートス・ブリザード)】を発動させ、魔法によって生み出された氷の矢で反撃した。
「にゃあああああああああああ!」
 その一撃を食らったカンフーにゃんこが、腰を抜かす勢いで悲鳴を上げた。
「こ、このままだとマズイにゃ! ヤバイにゃ! 絶体絶命にゃ! こうなったら、にゃんの超速戦闘術で対抗にゃ」
 リーダー格のカンフーにゃんこも危機感を覚え、鈴の音が一切聞こえないほど無駄のない動きで、再び猟兵達に攻撃を仕掛けてきた。
「使い捨て武器なら、そんなに丈夫じゃないと思うし、これできっと大丈夫ッ!」
 その攻撃に対抗するため、フィロメーラが【日輪の帷帳(プロミネンスヴェール)】を展開し、守護結界の炎で身を守った。
「ボクらだって、負けないニャ!」
 それを目の当たりにしたカンフーにゃんこが、にゃんこ流一本釣りで玄信の服を引っ張り上げた。
「脱衣の国の戦士に釣り針を引っ掛けるなぞ、無駄な攻撃じゃ。むしろ、これでヌギカル☆玄信、本領発揮じゃ!」
 次の瞬間、玄信が褌一丁になると、勢いよく飛び上がり、辺りに気を放出させる事で、カンフーにゃんこを吹き飛ばした。
「雑魚は自分が相手をするヌギ。今はお供の妖精も戦う時代だヌギよ……と言っても雑魚しか居ないヌギ」
 それに合わせて、零がカンフーにゃんこ隊の前に陣取り、挑発混じりに呟いた。
「もう怒ったにゃあああああああああああ!」
 その途端、カンフーにゃんこ隊が殺気立った様子で、零に次々と攻撃を仕掛けていった。
 だが、盾受けとオーラ防御で守りを固めた零に傷をつける事が出来ず、苛立ちばかりが募っていった。
「えいっ!」
 それと同時に【クリスタライズ】で透明になっていたティファーナが姿を現し、【エレメント・ミューテイション】を発動させ、上位精霊/真神聖霊と化した。
「このまま一気に行くヌギよ!」
 その間に、零が玄信と連携を取りつつ距離を縮め、カンフーにゃんこめがけて、バスターソードを振り下ろした。
「さっきまでの威勢は、どうしたのじゃ! わしらを倒すんじゃなかったのか!?」
 玄信もカンフーにゃんこのオーラを弾き、リーダー格のカンフーにゃんこを追い詰めていった。
「ここで怯んだら、駄目にゃ! 数では、こちらが優勢ッ! 絶対に勝てるニャ!」
 それでも、リーダー格のカンフーにゃんこが、興奮した様子でまわりにいたカンフーにゃんこ達を捲し立てた。
「行くにゃああああああああああああああああ!」
 その指示に従ってカンフーにゃんこ達が六尺棒を構え、一斉に攻撃を仕掛けてきた。
「……さぁ、使える物は何でも使え。相手が使い捨てた武器でもいい。我々は【掃除屋】……一匹残らず狩ればいいんだ」
 それを迎え撃つようにして、ストームが黒刃【不音】で攻撃を受け、掃除屋達と連携を取るようにしながら、一体ずつ確実にカンフーにゃんこ達を倒していった。
「歌唱う、我らが精霊・聖霊・月霊よ♪ 歌い、踊り、唄い、舞踏れ♪ 素ノ源ヨリ来タレリ……」
 ティファーナも【エレメンタル・ピクシィーズ】を使い、精霊/聖霊/月霊属性の矢を放っていった。
「燃えよ、にゃんこー!」
 次の瞬間、フィロメーラも守護結界の炎を念動力で操って、リーダー格のカンフーにゃんこを蹴散らした。
「む、無念にゃ」
 その一撃を喰らったカンフーにゃんこがガックリと膝をつき、悔しそうな表情を浮かべたまま、倒れ込むようにして地面に突っ伏した。
 他のカンフーにゃんこ達も、同じように突っ伏したまま、ピクリとも動かなかった。
「せめて一匹ぐらい、お持ち帰りしたかった」
 そんな中、明が複雑な気持ちになりつつ、カンフーにゃんこ達を視線を落とす。
 もう少し違った出会い方をしていれば、仲良くなる事が出来たかも知れない。
 だが、目の前に広がっているのが、現実。
 カンフーにゃんこ達も、途中で退く事が出来なかったのだから、仕方がない事なのかも知れない。
「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!」
 それと時を同じくして、服部忍軍が風魔忍軍を殲滅し、勝利の雄叫びを上げるのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2019年08月10日


挿絵イラスト