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エンパイアウォー㉒~猫又淫戯忍法帖

#サムライエンパイア #戦争 #エンパイアウォー

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●艶麗、花魁猫忍
 武蔵国の山中。木々の上を、幾多の黒い影が奔る。
 枝から枝へと飛び移りながら、音もなく、枝を揺らす事すらない。
 静かに、しかし統率の取れた動きで、目的の場所へと駆け抜けていく。

 彼らは服部忍軍。桑名藩家老・服部半蔵の配下として、徳川家に仕える忍者である。猟兵達と風魔忍軍の激突の隙を縫い、彼らは風魔の拠点を調べ上げ、突き止めた彼らは、その壊滅のため、拠点へと向かっていた。
「――」
 だが、その道中。不穏な気配を感じて足を止める、服部の忍達。接近を気づかれたか、警戒を強め……。
「ここから先は行っちゃだめニャ♪」
「っ!?」
 唐突に響く言葉と共に、立ち込める桃色の煙。それに包まれた忍の一人が、木の上から地面へと墜落する。意識を失った彼を踏みつけるようにして現れたのは、艶やかな姿の美女達。
「ここから先は風魔の縄張り、幕府の忍びは立入禁止ニャ」
 頭に生えた耳、そして二本の尾……彼女たちは妖怪・猫又だ。着崩した着物から覗く白い肌が眩い。
「まあそうは言っても、戻るのも禁止ニャ。迂闊に縄張りに立ち入ったお前達は……ウチらが、たーっぷり可愛がってあげるニャ♪」
「っ……撤退! 猟兵に救援要請!」
 オブリビオンの出現に、すぐさま身を翻す服部忍軍。それを見た猫又達は次々と着物を脱ぎ捨て……その下に着込んでいたのは、豊かな肢体に密着する忍び装束。
「艶猫忍隊(あでねこしのびたい)からは逃げられないニャ……特にイケメン忍者と可愛いくノ一は絶対逃さないニャー♪」

●グリモアベースにて
「皆さん、召集に応じてくださり、感謝します」
 グリモアベースに集まった猟兵達を、万将・紅奈(呪われし蛮狐・f12157)は無表情な視線で見回し、丁寧に頭を下げる。
「今回はサムライエンパイアで発生している戦争に参加し、服部忍軍と協力して、風魔忍軍の拠点を襲撃して頂きます」
 風魔小太郎による忍法隕石落としの目論見は、猟兵の活躍によって阻止された。徳川家の擁する服部忍軍は、この隙をついて逆に風魔忍軍の拠点を発見、逆襲を企図している。
「ですが、風魔の棟梁、風魔小太郎は強力なオブリビオン。当然その配下にもオブリビオンが味方しています。いかに服部忍軍と言えど、不利は免れません」
 そこで、猟兵の出番と言う訳だ。

「皆さんが相手をするオブリビオンは、猫又花魁と言う淫蕩な妖怪の一団です。風魔忍軍に協力するに当たって、『艷猫忍隊』を名乗って、くノ一に扮しているようですね」
 本職のくノ一と言う訳ではなく、あくまで気分と言うか、その場のノリに乗ったと言う感じのようだ。とはいえ元より俊敏な猫又、その速さ、身軽さは本職に遜色ない。
「服部忍軍が風魔の一般忍者を相手にしている間に、猟兵の皆さんが彼女たち艷猫忍を相手にしていく、と言う形になります」
 色気を振りまき、欲望のままに戦う艷猫忍達はなかなかの強敵だ。全力で戦えば勝てぬ相手ではないが、その色気に当てられてしまえば、相手のペースに持ち込まれかねない。
「また、『ねこまたぎ』と呼ぶ術で、戦闘不能者を操る事もできます。今回の場合、服部忍軍と風魔忍軍が激突している訳で……」
 操る相手には事欠かない、と言う訳だ。当然両忍軍は戦力ではオブリビオンに劣るものの、人海戦術で攻められれば厄介極まりない。無論、操られた戦力は艷猫忍達の指示に従い搦め手を使って来るので、その点も注意が必要だ。
「ただ、猟兵とオブリビオンを抜きに、服部忍軍と風魔忍軍の一般忍者のみが激突した場合、勝利するのは服部忍軍です。ですので、オブリビオンを引き付けているだけでも、服部忍軍にとっては十分な手助けとなります」
 最悪の場合、時間稼ぎに徹するのも一つの手段だろう。

「風魔忍軍を封じる事は、信長の情報網を封じるも同じ。重要な任務です。危険はありますが、どうか皆さんの力をお貸しください」
 そう言って、紅奈は猟兵達に頭を下げる。
「では、ご無事のお帰りをお待ちしています。いってらっしゃいませ」


一二三四五六
 お色気シナリオで戦争に乗り込んでみる。

 ごきげんよう。ちなみに猫が続いたのは偶然。一二三四五六です。

 まずは定番の注意書き。
 ひどい目にあうプレイングを書いてその通りにひどい目にあうだけでも、🔵は獲得出来るし、依頼は進みます。楽しむのが一番大事。
 ひどい目にあう場合も、プレイングに書いてある以上の事はされません。曖昧な場合は安全な方に取りますが、心配な場合は、「これくらいまで希望」とか「これ以上NG」とか書いといても良いです。
 あまりに行き過ぎたエログロ行為は、なんとなくぼやかした描写になります。直接的な言葉は使わず、推測は出来るけど断言は出来ないような感じで。

 集団戦『猫又花魁』は神楽・鈴音(歩く賽銭箱ハンマー・f11259)さんの投稿です。ありがとうございます。

 補足。
 服部忍軍と風魔忍軍の激突は基本的に画面外で行われます。ほっとけば服部忍軍が勝ちますが、介入する事は可能です。ねこまたぎによって操られる忍者は、男女共にいます。

 返却は8/9中を予定しています。

 それでは、皆様のプレイングを楽しみにお待ちしています。

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 このシナリオは、「戦争シナリオ」です。
 1フラグメントで完結し、「エンパイアウォー」の戦況に影響を及ぼす、特殊なシナリオとなります。
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第1章 集団戦 『猫又花魁』

POW   :    ウチらとイイコトするニャ♪
対象の攻撃を軽減する【お色気モード】に変身しつつ、【欲望のままに相手を襲うこと】で攻撃する。ただし、解除するまで毎秒寿命を削る。
SPD   :    さあ、いい夢見せてあげるニャ♪
【キセル】から【催眠効果を持つ桃色の煙】を放ち、【昏睡させて意識を失わせること】により対象の動きを一時的に封じる。
WIZ   :    秘儀、「ねこまたぎ」だニャ♪
戦場で死亡あるいは気絶中の対象を【頭に乗るか跨ぐかすることで、自分の下僕】に変えて操る。戦闘力は落ちる。24時間後解除される。

イラスト:煤すずみ

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

ルトルファス・ルーテルガイト
(アドリブ連携絡み色気歓迎、NGなし)
……うわっ、また猫又か…。
(過去に同種の猫又に食べられた(意味深)経歴あり)
(一方猫又は、お目当てのイケメン(誘惑44)に出会ってヤル気最大)

…吸い尽くされる前に迎撃していかんと。
(と言いながら【UC】発動し、【属性攻撃】と【武器受け】で対抗する
けど、多勢の『猫又+お姉様(操られ)』にあえなく押し倒されて)

…うん、知ってた。(諦)

(と諦めながら、『欲情の儘に動く猫又の責め』+
『くノ一お姉さん仕込みの房中術』にひたすら絞られる羽目に…。
…とりあえず生きた誘蛾灯となって猫又達を引き寄せはするので
服部忍軍の優位にはなるだろうが、それは彼の精気力と体力次第)


露木・鬼燈
戦争でなければ遊んでもよかったんだけどね。
故郷がピンチとなれば遊びは抜きです。
敵の動きに忍体術で対抗。
素早く動き回りながら魔剣で斬り結ぶ。
変形機構を駆使した変幻自在の攻撃。
惑わされることなく、確実に仕留めていくですよ。
このままならイケルイケル!
はわわっ!
なんか柔らかい感触がっ!
これは…くノ一が抱き着いてるっぽい?
服部忍軍みたいだし傷つけずに何とか引き離さないと。
…ヤバい、なんかちょー集まってきた。
多くない?くノ一多くない?
なるほどなー、風魔忍軍もいるのかー。
この数は流石に詰んだっぽい。
秘伝忍法<封縛>
僕ごとくノ一を封じるのです。
残りの鎖は戦闘不能の者を封じるのですよ。
後は任せたっぽーい!



「む、猟兵っ。けどイケメンニャッ」
「うわっ、また猫又か……」
 戦場に到着した途端に艶猫忍達の視線を感じ、いろんな意味で寒気を覚えるルトルファス。
「過去にもあいつらにはいろいろと……と、とにかく迎撃していかんと」
「そーそー、戦争でなければ遊んでもよかったんだけどね」
 ゆるゆるとマイペースな表情の中に、真剣味を交えて鬼燈も魔剣を構える。
「故郷がピンチとなれば遊びは抜きです」
「あら、こっちは可愛い♪ そんな事言わずにぃ、ウチらと楽しむニャ♪」
 地を蹴り、敏捷に間合いを詰めて来る艶猫忍。その腕が鬼燈を抱擁する……その直前、鬼燈の身体が軽やかに跳ねる。
「ニャッ!?」
「そっちがくノ一なら、こっちも忍体術。速さでは負けてないっぽい!」
 躱しながらの斬撃で迎え撃つと、空中で連結刃に変えて振り回し、落下する時には戦鎚として振り下ろす。変幻自在の魔剣捌きは、艶猫忍達の機敏な動きも確実に捕らえていく。
「……よし、こっちも」
 ルトルファスは剣の柄を取り出し、精霊に呼びかけて刀身を生み出す。深き山中に宿るは大地の精霊、凝縮した土色の刃が近づく艶猫忍を切り捨てた。
 艶猫忍達も侮り難い力を持っているが、2人とも熟練の猟兵。そうそう遅れを取りはしない。
「このままならイケルイケル!」
「――あ、いや、それは」
 だが、優位を確信した鬼燈の言葉が、明らかにフラグ感漂って。思わずそちらに視線を向けるルトルファス。まさにその瞬間、鬼燈は後ろからくノ一に抱きつかれた。
「はわわっ!」
 柔らかな感触が背中に当たり、心地よさに声が漏れる。慌てて振りほどこうと力を込める、ものの。
「む、服部忍軍っぽい。じゃあ、なんとか傷つけずに、って、んんっ!」
 僅かな躊躇いの隙を突かれて、次々と別のくノ一たちも抱きついて来る。胸板に、お腹に、四肢に、顔に――蕩けるように柔らかな感触。
「ヤバい、なんかちょー集まってきた」
 いくら数が来ようと、鬼燈の力なら脱出できない事はない。だがそれは手段を選ばずの事、味方のくノ一を殺さぬように――と言うのは、この数相手では少々難しい。
 だが、躊躇えば躊躇うほどくノ一の数は増えて来て……風魔のくノ一も混じれば、鬼燈の身体がほとんど外から見えぬほど。
「――これは僕だけでは無理っぽい、んだけど」
「さあさあ、イケメンお兄さん、ウチらとイイコトするニャー♪」
 外から助けを借りようにも、ルトルファスはばっちり艶猫忍達に押し倒されていた。
「……うん、知ってた」
「んん~、反応鈍いニャ。でも身体はこんなに元気なのにニャー」
 押し倒され服を剥ぎ取られ、諦めの表情を浮かべるルトルファス。だがいかに遠くを見ようとも、四肢に座られた柔らかな感触が消える訳ではない。
「こうしたらどうかニャ♪」
「お、ぉぉぉっっ……!」
 猫のザラザラの舌が胸板を這うと、それだけで身体がのけぞり強張る。元より花魁、男を悦ばせる事など得意中の得意。加えて操られたくノ一の房中術も、ルトルファスを卓絶の技巧で翻弄する。
「やめ、ちょ……んんぉぉっ……!!」
 エスカレートしつつも、互いに連携しあって高める責めによって、精気を吸い取られていく。悲鳴を上げるイケメンに興味を引かれた艶猫忍達がさらに集まってきて、代わる代わる――。
「あー……詰んだっぽい」
 干からびそうなルトルファスは助けにならない。諦めた鬼燈は印を組み、鎖を生み出すと、くノ一達ごと自らを拘束する。
「仕方ない。僕達は囮になるから、後は任せたっぽーい!」
 極上の柔らかな感触に囲まれながら、鬼燈は後を仲間に託すのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

銀山・昭平
この女子(おなご)たちも忍者、ってことなんだべな。忍者ってほんとに色々いるんだべなぁ。

というわけで猫又にはコレだべ!【ガジェットショータイム】で取り出した水入り瓶を並べて猫避けにするべな!!

これで本体は来れないはずからあとは手裏剣を投げつけて遠くからちまちまと、或いは水入り瓶も無視してねこまたぎで作られた下僕たちを相手どれば…………ちょっ、多いべ、誰かたすけてぇっ!
(ねこまたぎによって操られた男忍者たちに囲まれ、装備やら何やらを剥ぎ取られたり、或いは縛り上げられて動きを封じられてしまうおっさん)


弥久・銀花
猫又如きが人狼で有る私に勝てる訳無いじゃないですか
ササッと倒してしまいましょう、タァーッ!

迎撃の構えも避ける態勢も取らないので正面から斬り掛かります
変な桃色の煙を顔に浴びせられましたが、そんな目暗ましで……、!?
(斬りかかった勢いのままヘッドスライディングで地面に倒れ付す銀花)

(そのまま縄張りの奥へと連れ去られ、服を剥ぎ取られ、青竹の口枷を嵌められ全身を亀甲縛りに縛り上げられて、逆さ吊り。 銀花の真下には大きな水瓶が並々と水を湛えています)

んぐぅっ!? んんーーー!?
(縄が体に食い込むのを感じつつ暴れても切れない)

ばしゃばしゃっ!
(水から突き出た銀花の縛られた両足首が激しい水音を立てています)



「この女子(おなご)たちも忍者、ってことなんだべな。忍者ってほんとに色々いるんだべなぁ……」
 しみじみと呟きながら、ガジェットを組み立てる昭平。水入りの瓶を幾つも作り上げ、ドン、ドン、と周囲に並べていく。
「コレで猫又も近寄れないべ!」
 それは、いわゆる猫避けのペットボトル……なのだろうが、実際の所あれは迷信なのであまり効果はない。
「……え、何してんニャ?」
「訳わかんない……近寄らないでおくニャ?」
 いや、なんか違う理由で効果は出ているっぽいが。ひそひそ話でチラ見されるとちょっと悲しい。
「と、ともあれ今のうちだべ!」
 守りを固めて手裏剣を投げつける昭平の援護を受け、敵陣に斬り込むのは銀花だ。
「この程度で近づけなくなるとは、所詮は猫又。人狼で有る私に勝てる訳無いじゃないですか!」
 自信満々――と言うか若干過剰気味、愛刀を振りかざして斬りかかる。
「ぷはー」
「タァーッ……!?」
 そしてその気合は綺麗に空回り。桃色の煙に真っ向から突っ込んだ彼女は、そのまま顔面からヘッドスライディングで地面に倒れ伏した。
「これだから犬っころは単純ニャ」
 昏倒した銀花をズルズルと物陰に引きずっていく艶猫忍達。それを見て昭平はブルッと身体を震わせる。
「うぉ、あれは痛そうだべ、って、それより助けんと……?」
 そこでふと気づき、周囲を見回す。
 ねこまたぎで操られた男忍者達に、取り囲まれていた。
「ちょっ、多いべっ……!?」
 猫避け瓶を警戒(?)した艶猫忍達が、ねこまたぎで操った忍者をけしかけて来るのは想定内。だが、ちょっと想定していたより数が多い。慌てて巨大レンチを振るって追い払おうとする、数に任せて掴みかかられ、それを逆に奪い取られてしまう。
「だ、誰かたすけてぇっ!」
 そうは言っても前衛の銀花はすでに捕獲されている訳で。悲鳴も虚しく、武器から何から全て奪い尽くされていく。
「や、やめ……むぐっ!!」
 代わりに与えられたのは縄。その屈強な身体に縄がしっかりと食い込み、身動き出来ないように何重にも固定され、最後に口枷まで嵌められて。
 数人がかりで担がれると、近くの木に吊るされる。ぷらーん、ぷらーんと揺れるドワーフ振り子の一丁上がりである。
「お。お揃いニャ?」
 そこへ戻ってきた艶猫忍達……に、引きずられて来たのは、同様にガチガチに全身を拘束された銀花だ。亀甲の縄化粧を施された哀れな人狼は、青竹の口枷を噛み締めながらぶんぶんと首を振ってもがく。
「犬っころうるさいニャ」
「んぐぅっ!?」
 もがく銀花の縄をよりキツく締め付けて食い込ませると、艶猫忍はそのまま彼女を逆さ吊りにした。頭に血が昇り、顔が真っ赤に染まる。
「お前はうるさいから特別ニャ。これ借りるニャー♪」
「んぐぅっ!? んんーーー……ぶぐぶぐぶぐっ!?」
 そのまま、猫よけ瓶の一つに頭から投じられた。足首だけが水面の上に出て、バシャバシャと激しく水音を立てる。
 だが、縄が切れる事はないし、瓶の中から脱出出来るような事もない。むしろ縄が水を吸って、より一層肌に食い込んでくる。
「じゃ、頑張るニャー」
 拘束に満足すると、そのまま忍者達を連れて立ち去る艶猫忍達。
「ぶぐっ、ぶぐぶぐっ……!」
「む、むぐ……むぐー!」
 後には、身動きの取れぬまま吊られた2人が残される。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

青葉・まどか
サムライエンパイアの戦もいい感じで進んでいるみたいだし、風魔の拠点を押さえて今後の展開をよくしたいね。
その為にも、この忍法合戦もオブリビオンに介入させないように頑張るよ。

対面した猫又花魁はヤル気満々。既に周囲には下僕達が大勢控えている。
「うぷっ!」
下僕達に苦戦していると猫又花魁に煙を吹き付けられて意識を失ってしまう。

意識を失った私に群がる下僕達。
服をはぎ取られ、身体を弄られ、気づいた時には下僕達に欲望のままに蹂躙されている。
そんな状態なのに煙の効果なのか私の身体は淫らに反応してしまう。

「下僕達を足止めしないと」
そんな建前を言いながら忍法合戦が終わるまで下僕達の相手をし続ける。

アドリブ・絡み歓迎


フランチェスカ・ヴァレンタイン
さて、それでは猫又狩りと参りましょうか

相手のお色気は自前で相殺していて然程影響はない感じかと
襲い掛ってくる艷猫忍をカウンターで迎撃しつつ、空戦機動から繰り出すUCで追撃していきます

追い詰めた艷猫忍へ降下強襲を仕掛けたところで、操られたイケメン忍者達の奇襲が
「伏兵は想定済みですよ? 圧し通らせていただきます…!」
次から次へと現われる男達を、当初は難なく捌いていたものの…?

ふと気付けばあられもない姿で前から後ろから激しく責め立てられている有り様で
(搦め手(意味深)で一点突破されてしまったようです?
そのまま抱え上げられて挟み込まれたり、ご奉仕を強いられたりと

まあ、戦力の釘付けには……なりますか、ね?



「戦もいい感じで進んでいるみたいだし、ここでしっかり風魔の拠点を押さえたいね」
「ええ。そのためにも猫又狩りと参りましょうか」
 まどかが地を、フランチェスカが空を駆け、艶猫忍達へと迫る。
「そのおっぱい、可愛がってあげるニャ♪」
「生憎そちらの趣味は――ありませんので!」
 襲い掛かってくる艶猫忍を戦鎚で迎撃して吹き飛ばし、次いで砲撃の雨で戦場を薙ぎ払う。大胆にその豊満な肢体を揺らしての空戦は、艶猫忍達の色気に勝るとも劣らない。
「ニャー……ならこっちの趣味ならどうニャ?」
 さらに間合いを詰めるが、操られた忍者達――艶猫忍好みのイケメンばかりを取り揃えた伏兵が、次々とフランチェスカを迎え撃った。
「あら、伏兵は想定済みですよ?」
「ニャッ!?」
 それでも落ち着いたもの。彼らの手を巧みに掻い潜り、艶猫忍を斧槍で斬り捨てる。
「このまま、圧し通らせて……」
「きゃっ……は、離してっ!?」
 だがその一方、まどかは忍者の一人に捕まってしまう。数人までは無力化したが、味方も混じっていると言う躊躇いから、すぐには振りほどけず。
「ぷはー」
「うぷっ……」
 その隙を逃さず、艶猫忍は桃色の煙をまどかに浴びせた。咄嗟に息を止めるも間に合わず、意識が暗転する。
 落ちたまどかへ群がる忍者達は、その服を剥ぎ取り、肢体を露出させ……男達の手に弄ばれても、ピクリとも反応しない。
「っ、今助けに……っ!?」
 そんな様子を見てしまったフランチェスカは、慌てて旋回し、まどかを救出しようとする。だが、意識が逸れたその一瞬を見逃さず、一人の忍者が背後から抱きついてきた。
「しまっ……んあっ、あっ!?」
 色事も忍術のうちとばかりの巧みな手付き。胸を捏ねられガクンと力が抜けると、別の忍者達にも捕らえられ、地面に引きずり降ろされてしまう。
「…………」
 助けがなくなり、無防備に弄ばれるだけのまどか。男達の欲望を受け止めて、跨がらされたまま脱力した身体が揺れる。
「……ぁ……私……なに、を……ん、ぁっ……」
 その最中にゆっくりと意識を取り戻すが、煙のせいかまだ朦朧としていて……そこに男達から与えられる快楽が強く響くと、理性は瞬く間に押し流される。
「ぁっ……んっ、ぁっ……」
 男達の蹂躙を受け止めながら、それを拒むでもなく、受け入れる。目の前に有るものを胸で挟み、頬張っていく。
「むぐ……ん……んん……」
 一人が済めばまた一人。入れ代わり、立ち代わり。欲望を受け止める程に身体は昂り、淫らに反応する。
「下僕達を……むぐ……足止めしないと……」
 その口実を、自分でもどこまで信じているのか。自分でも分からぬまま、己を欲望の捌け口とされる事を、心の底から望んでいく。
「っ……はっ、うっ……んっ!」
 それはフランチェスカも同じ事。一度捕まればなし崩し……前後から、挟み撃ちの激しい衝撃に身体が揺れる。
 足を抱えられ持ち上げられ……全体重を男達に支えられると言う感覚。それが、より一層に征服感を増していく。完全に絡め取られ、もはや飛ぶ事は叶わない。
「っ……んっ、むぅっ……」
 唇を奪われれば、自ら舌を捧げていく。突かれる度に身体が揺れ、淫らに震えていく。
「ん、むぐっ……んっ、んんっ……」
「ちゅ、むぐ……ふむ、ぅ……」
 忍者達の戦いも、もはや遠くの事のように――ただただ、男達を釘付けにする囮としてその身を捧げ続ける。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

夢ヶ枝・るこる
■方針
・アド/絡/やりすぎ◎

■行動
これはまた、随分と艶っぽい方々ですねぇ。
お相手させていただきますぅ。

距離が縮まるまでは【指定UC】による強化と『武装』各種で交戦させていただきますぅ。

近づかれたら、相手の『特性』に加え【指定UC】で『魅力』も強化する以上、『そういう行為』になる可能性が高そうですぅ。
出来るだけ多数を引きつけて『誘い受け』的な[誘惑]で『お相手』させていただきますねぇ。
私の様な『極端な体型』は彼方も不慣れでしょうし、一度【指定UC】を切れば[反動]で『発育度』が更に酷いことになりますから、珍しがってくれそうですぅ。
此方から落とせれば最良ですが、難しければ『時間稼ぎ』優先ですねぇ。



「これはまた、随分と艶っぽい方々ですねぇ」
 豊かな肢体を派手に揺らしながら、艶猫忍へと間合いを詰めていくるこる。8台の浮遊砲台を侍らせ、近づく敵を牽制する。
「ふふふ、そっちもなかなかニャ」
「そうですかぁ? では、お相手させていただきますぅ」
 間合いに踏み込むと、胸元の勾玉を握る。手放せばそれは鏡と変わり……映し出されるはより豊満な肉体。
「女神様、どうか『鏡の加護を』――」
「ニャニャッ!?」
 胸にお腹にお尻に。パンパンにその身体が張り詰める。伸縮に強い和風のメイド服が、内側からパンパンに引き伸ばされていく。
「さぁ、いかがですぅ?」
「びっくりした……けどニャ!」
 極端な体型に目を丸くした艶猫忍達――だが、彼女達は百戦錬磨の猫又花魁。慣れぬ相手だろうと構わず襲い掛かってくる。
「っ……あっ……ふっ……だ、だめ……ですぅ……」
「今更遅い、ニャッ♪」
 艶めかしい舌使いで、その全身を堪能される。這い回る舌がるこるを刺激する度に、身体が反応し、過剰な肉が揺れる。
「は、ぅっ……んんん……すごい……れ、すぅ……こんな……むりぃ……」
 とろんとした表情で声を漏らし、快楽に身を委ね、ユーベルコードの制御を手放するこる――途端に反動で、より激しく膨れ上がる肉体。
「どんな相手だろうとたーっぷり悦ばせてやるニャ♪」
「あっ……あっ、ああ~……や、めて……くださいぃ……」
 いやいやと言葉で拒絶すればするほど、艶猫忍達はその身体に群がっていく。
 その肉を魅惑の餌と変え、彼女は艶猫忍達を捕らえ離さない。

大成功 🔵​🔵​🔵​

アリスドール・トゥエルブ
・POWで判定
・アドリブ、絡み歓迎

「だいじょうぶです。あの猫達はわたしにおまかせください!」
盾を構えて「盾受け」や「かばう」を使って味方の盾に!
攻撃は、盾で受けた相手を「シールドバッシュ」で弾き飛ばして体勢が崩れたところに【ドラゴニック・エンド】を叩き込んでやります!

が、【ウチらとイイコトするニャ♪】でダメージが軽減、着物が肌蹴て豊満な胸が丸見えに?
敵とは言え同じ女性、あわわと恥ずかしがって思わず隙が生じる
そこをお返しニャと着ていたエプロンドレスが破かれて小さな胸が丸見えになっちゃいます
お人形さんの胸も柔らかいんだニャと空き放題(揉んだりぺろぺろされたり)されてオーバーヒートしてしまいました


四季乃・瑠璃
緋瑪「面倒くさい術使ってくるみたいだねー」
瑠璃「猫だけに身軽だしね。そんなわけで用意してみた超強力マタタビ。ボムに混ぜて散布すれば一網打尽に…」
翡翠「ハクション…あ」(マタタビボム落とした)
ボフン
「「あ」」(3人とも全身マタタビ粉塗れに)

【チェイン】で分身&シスターズ使用
超強力マタタビを使おうとしたら翡翠のクシャミで全員マタタビ塗れになって、必死に3人で抵抗したり逃げたりするもマタタビに発情した艷猫忍達に全身舐められたり色々襲われる事に…。

緋瑪「わー!変なトコ舐めないでー!」
瑠璃「ひゃぅっ!この子達正気に戻らない!」
翡翠「やっぱりマタタビ強力だったんだね…」
「「しみじみ言うなー!」」



「面倒くさい術使ってくるみたいだねー」
「猫だけに身軽だしね」
 飛び回る艶猫忍達を前に、やれやれと顔を見合わせる緋瑪と瑠璃。
「まあ、そんなわけでこんなものを用意した訳だけど」
 瑠璃が取り出したのは、超強力なマタタビを混ぜ込んだ爆弾だ。ただの猫ではない猫又すら、このマタタビの前では正気を保ってはいられない筈。
「と言う訳で、これを使っ」
「ハクション!!」
 だがその説明の最中、マタタビに鼻腔を刺激されたか、大きなくしゃみをする翡翠。
「あ」
「「あ」」
 その拍子に落ちた爆弾が足元で炸裂し。
「「ニャニャー♪」」
「わあ、来たー!?」
 その瞬間、周囲の艶猫忍達が一斉に3人へと殺到する。
「やっ……ちょ、やめっ……ひゃぅっ!」
「わー! 変なトコ舐めないでー……ふああっ!?」
 一心不乱にマタタビを舐め取ろうとする艶猫忍達。ふーふーと息を荒げながら舌を這わされる度に、くすぐったさと刺激で声がとめどなく溢れ出す。
「そこまでですっ!」
 そんな3人を救うべく、アリスドールが盾を構えて突進する。強烈なシールドバッシュで、艶猫達を引き剥がした。
「は、はぁ、はぁ……あ、ありがと……」
「騎士としてとうぜんです。あの猫達はわたしにおまかせください!」
 味方を護るのは当然の事。舐め回されて腰に力の入らない3人を護るようにしっかりと立ちはだかる。
「はー、はー……退くニャー……退かないならお前から可愛がってやるニャー……♪」
「か、かわい……と、とにかく手出しはさせません!」
 血走った目に怯みかけるも、踏み留まって、飛びかかってくる艶猫忍の一人を盾で力強く押しのける。そうして体勢を崩した艶猫忍の胸元めがけ、力いっぱい槍を繰り出した。
「どう……ですか、これでぇ!」
「ニャニャッ!?」
 叩きつけた槍が、竜へと変じる。そのまま艶猫忍に喰らいつき、その胸元から食い千切ろうと……するが。
「ニャンっ……♪」
「あ、あれっ!?」
 お色気モードの忍び装束は意外に頑強で、布地一枚を剥ぎ取るに留まる……つまり、肌を傷つける事なく、その胸元だけを露出させて。いくら敵とはいえ、女性のあられもない姿に狼狽してしまうアリスドール。
「あわわ、ご、ごめんなさ……」
「気にしなくていいニャ。だから……お返しニャ~♪」
 その狼狽の隙に、艶猫忍はアリスドールのエプロンドレス、その胸元を剥ぎ取った。慎ましやかな胸が露出する。
「きゃあああっ!?」
「お、なんかお人形さんみたいニャ?」
 狼狽する間に押し倒され、その胸を弄ばれる。むにむにと手でこねられたり、ぺろぺろされたり。
「でも柔らかいんだニャ~。気にいったニャ~♪」
「や、やめ……やめてください~!?」
 愛玩用ミレナリィドールと言うその出自もあり、刺激には弱く……身体も頭も熱くなると、ぷしゅー、とオーバーヒートして脱力する。
「……大丈夫?」
「じゃ、なさそう……」
 そんな彼女を恐る恐る覗き込み、顔を見合わせる緋瑪と瑠璃。アリスドールが頼れないと言う事は、つまり、目の前の血走った艶猫忍達の相手は……。
「「ニャーーー!!」」
「わーっ、この子達、全然正気に戻る気配が……ひぃぃぃんっ!?」
 露出した肌だけでは飽き足らず、服の下にまで舌を這わせようとし始める艶猫忍達。必死に学生服を庇いながら、這い回る舌に悶えていく。
「ひゃ、うっ……やっぱりマタタビ……んぁっ、きょ、強力だったんだね……」
「「しみじみ言うなー! ……ひぅぅっ!?」」
 翡翠の反省を感じない言葉にツッコミを入れる……余裕も次第になくなり、舌の感触に悲鳴が重なっていく。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

フレミア・レイブラッド
眷属にも猫又はいるけど、くノ一の猫又なんて初めてね。可愛らしいじゃない♪
それに…わたし相手に色気で戦おうというのも面白いわ♪

【魅了の魔眼・快】で視界内の敵(範囲内に風魔忍軍もいれば含む)を纏めて魅了。完全に掛からないコがいても、魅了の魔力と強烈な快楽で思考や動きが鈍ったところで【念動力】で捕縛し、【吸血姫の魔愛】【魅了、催眠術】、快楽を伴う【吸血】、魅惑のフェロモンで完全に魅了、理性を溶かし、堕としていくわ♪
敵の攻撃は桃色の煙は【念動力】の膜で自身を覆い防ぎ、逆に煙を【念動力】で包んでお返ししてあげる等して逆用するわ。お色気モードは、向こうから来てくれるなら受けて立つわ。可愛がってあげる♪


アマニータ・ビロサ
欲望のままに襲ってくるそうなので、子実体(人型)に子実体(キノコ(意味深)型)を生やして迎え撃ちましょう。
食材系愉快な仲間としては食べられるのは本望です。(なお、ベースは猛毒キノコ)
「いーとみぃ♪」
放出されるのは胞子と菌糸の混合物、それが精でないと彼女達が気付く頃にはもう遅く苗床寄生(盗み攻撃、ハッキング、マヒ攻撃)は最終段階、身体の自由が利かないまま脳を菌糸で侵蝕され自分が書き換えられていく恐怖と快感を味わうことでしょう(恐怖を与える、優しさ)。
寄生が終了したら、まだ寄生してない個体を襲わせ更に苗床を増やそうと試みます。



「眷属にも猫又はいるけど、くノ一の猫又なんて初めてね。可愛らしいじゃない♪」
「ウチらの魅力に、参ったかニャ?」
 妖艶な笑みを浮かべて挑発してくる猫忍達に、フレミアは楽しげに流し目を送る。
「ふふ……わたし相手に色気で戦おうというのも面白いわ♪」
「当然ニャ。ウチらの魅力の方がう……え……」
 流し目を送られた艶猫忍達の表情が、とろりと蕩けていく。その身を襲う強烈な快楽と誘惑……花魁の誇りを押し流すような甘い魔力。
「な……何ニャ……こんニャの……」
「あら。一発でかからないなんて、やるじゃない♪」
 必死に魔眼の誘惑に抗おうとする艶猫忍達の姿に、ますます笑みを深めるフレミア。だがいかに耐えようとも、すでに彼女の術中。
「でも、これは耐えられるかしら?」
「ニャ……」
 動きの鈍った艶猫忍達を念動力で縛り付け、歩み寄ると、抱きしめて。幼く艶めかしいその肉体を押し付けながら、首筋に顔を近づける。
「溶かしてあげるわ……♪」
「~~~~~~ッ!?」
 強烈な快楽を伴う吸血。理性と共に瞳を蕩かす艶猫忍を、フレミアは優しく堕としていく。
「あれはまずい奴ニャ……」
 魔眼の範囲から外れていた艶猫忍達は、フレミアを警戒して別のターゲットを探し始める。そんな彼女たちの前に現れたのは、白いドレスの愛らしい少女。
 小柄な身体に似合わぬ胸を揺らし、天使のように微笑むアマニータは、その両腕を広げて迎え入れる。
「さあ……来て♪」
「ふふん、ウチらが可愛がってあげるニャ♪」
 誘いに乗らぬは花魁の恥、とばかり、アマニータを押し倒す艶猫忍達。そのドレスを剥ぎ取れば、そびえ立つキノコが一つ。
「いーとみぃ♪」
「いただきニャ~す♪」
 突き出されたそのキノコへと殺到する艶猫忍達。その艶めかしい舌使いに誘われ、白いモノが溢れ出す。
「あは、いっぱい出た……ニャ……?」
 それをペロペロそれを舐め取った艶猫忍達が、次々とその身体を強張らせる。身体の自由が効かない。
「あは……食べちゃったんですね。食べられるのは本望です♪」
 ――そもそも。キノコとは言った通り。それが比喩だとは誰も言っていない。
 アマニータは愉快な仲間、その身は危険な猛毒キノコ。そもアマニータと言う名自体、テングタケの事であったか。
「っ……ぁ、ぁ、ああ……」
 体内にそれを取り入れた艶猫忍達は、身を強張らせ、白目を剥いて。その脳内を、菌糸が征服し、侵食する。
「美味しかったですよね……♪」
「ニャ……ぁ……」
 自分の脳が書き換えられていく恐怖――それは強い快感も伴って。一様に、蕩けた表情で寄生されていく艶猫忍。いや、もはやそれは猫ではなく、キノコの苗床だ。
「さあ、仲間を増やしてあげましょう?」
 虚ろに蕩けた表情で新たな寄生者を求め彷徨い出す猫キノコ。
「ニャ……」
「あら、ダメよ、こっちは私のだから♪」
 それをひらひらと追い返し、自分の虜とした艶猫忍達を侍らせ可愛がるフレミア。
「お姉さまぁ……ウチ……ウチぃ……♪」
「はいはい、すっかり甘えちゃって、もう……」
 元より嗅覚の鋭い猫又、溢れる濃厚なフェロモンの香りを、こぞって嗅ごうと顔を押し付けて来る。そんな姿にフレミアは、くすくすと楽しげな笑みを浮かべながら、周囲の風魔くノ一達も加えてたっぷりと可愛がっていく。
「ほぉら、戦いの事なんか忘れて……私と楽しみましょう?」

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

草柳・華穂
あたしは主にウサギの力を与えられた改造人間、だからウサギの性質に近いものも持っている。
そう、寂しがりやでちょっとHなことが好きとか……
「ってそんなわけないでしょうがっ! あたしはウサギが助平だという風評に反逆する!」
【S・B・K】で近づいてきた猫又花魁の首を刈り取る様に暗殺攻撃

だいたいそういう事は好きな相手といい雰囲気の場所で……ねえ
未来のダーリンの為にも貞操は守らないと
「猫又花魁は殲滅よっ!」


夜月・クリスタ
いやノリでくノ一やると割と痛い目みるよ…。ってコラそこ!僕をくノ一呼ばわりするんじゃない!

でも挑んだは良いが返り討ちに合い、服を剥がれた後弄り回される事に…。や、やめて!まだ肋骨の骨折が治りきって…!

こうして色々ヤラれた僕に、猫又達は「ねこまたぎ」しようとしてきて…。

でもされる直前にくノ一扱いどころか、僕のことをドMだのHなエロ狐呼ばわりされるのを聞いた時、僕の中で何かが弾け飛ぶのを感じた…。
「誰が…Hで!ドMな!エロ狐くノ一だぁぁぁぁぁっ!!僕は怪盗なんだーッ!!」

その後猫又達を血祭りに上げるまで、クリスタの暴走は治まらなかった…。
「キシャアアアァァァァァッッッ!!…ハッ!僕は今まで何を⁉」



「ノリ……ノリでくノ一かぁ……痛い目みるよ、絶対」
 艶猫忍達と対峙しながら、どこか遠い目を見つめるクリスタ。
「ニャ。お前もくノ一かニャ?」
「僕をくノ一呼ばわりするんじゃない!」
 怪盗フォックステールとしては、くノ一に勘違いされる事だけは我慢ならない。反射的に逆上して、小太刀を構え斬りかかった。
「遅いニャ♪」
「あっ!?」
 だがその動きは精彩を欠く。傷癒えぬまま戦い続けた痛みは常に彼女の身体を責め苛んでおり、艶猫忍達とやり合うのは厳しい。
「ここ、かニャ?」
「~~~~っ……や、やめっ……ぇっ!?」
 胸を捏ねられながら、その下の肋骨を刺激されると、ひとたまりもない。快楽と激痛の入り混じった感覚に悲鳴を上げさせられる。
「っ……やああああっ!」
 そんなクリスタを助けるべく、空から降り立つのは華穂。華麗な飛び蹴りが、艶猫忍達の一体の頭を蹴り飛ばした。
「大丈夫っ!?」
「むむ、邪魔する気かニャ?」
 クリスタを弄ぶ艶猫忍達はそのままに、周囲の艶猫忍達が立ちふさがる。さらに、ネコマタギで虜になった忍者達も……だが、いくら襲い掛かって来ようとも、華穂の華麗なステップはそれを捕らえさせない。
「当たらないわ、私はウサギの力を与えられた改造人間なんだから!」
「ウサギ……」
 そんな言葉に、首を傾げて考え込む艶猫忍達。
 一方、クリスタの方は責めに力尽き、ぐったりと地面に横たわる。
「ぁ……ひ……」
「もうおしまいかニャー♪」
 そんなクリスタの頭に足を乗せていく艶猫忍達。ネコマタギでその身体を支配しようとしながら、楽しげに口を開く。

「ウサギなら、寂しくないようにたっぷりエッチな事してあげるにゃ♪」
「ドMなエロ狐なんて、ウチらの敵じゃないニャー♪」

 図らずも。その2つの言葉は同時に放たれて。
「――ウサギだからって! そんな事好きなわけないでしょうがっ!」
「――誰が……Hで! ドMな! エロ狐くノ一だぁぁぁぁぁっ!!」
 その言葉は、2人の猟兵の逆鱗に突き刺さった。
「あたしは! ウサギが助平だという風評に反逆する!」
「ニャッ!?」
 その脚力で一足飛びに間合いを詰める華穂。ぐるり、と身体を捻り、繰り出す蹴りに破壊力を乗せる。
「スピン・バニー・キックッ!」
 華麗な回し蹴りが、艶猫忍の頭部を綺麗に蹴り抜き、首から上をふっ飛ばした。
「だいたいそういう事は好きな相手といい雰囲気の場所で……ねえ?」
「ねえって言われてもニャ……ぶぎゅっ!」
 まだ見ぬ未来のダーリンのためにも、ここで貞操を奪われる訳にはいかない。さながらどこぞの殺人ウサギの如く、次々と首を刈り飛ばす。
「猫又花魁は殲滅よっ!」
「ニャアア、このウサギ危険ニャッ!」
 慌てる艶猫忍達だが、華穂は決して彼女たちを逃さない。そしてクリスタに至ってはもはや完全な暴走を遂げていて。
「キシャアアアァァァァァッッッ!!」
 奇声を上げながら、目に映る艶猫忍達をめった刺しに斬って刺す。もはや自分が何をしているのか、わかっているのかどうか。
「僕は……僕は怪盗なんだーッ……ハッ!?」
 そして気づけば、周囲に動く艶猫忍達は一人もいなくなっていた。
「僕は一体なにを……いだだだだっ」
 当然あれだけ暴れれば傷も悪化する。蹲り涙を滲ませるクリスタの元へ、服部忍軍の代表者がやってくる。
「ありがとうございました、おかげで風魔忍軍を壊滅させる事が出来ました。ご協力に感謝します……大丈夫ですか?」
「あー……この子はあたしが面倒見るから。あなた達は任務に戻って」
 やれやれとクリスタを助け起こす華穂。
 忍軍同士の戦いは勝利に終わったが、まだもう一つやる事ができたと、肩を竦めながら手当を始めるのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2019年08月09日


挿絵イラスト