#UDCアース
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●邪神教団の島
調査によって明らかになった、邪神教団が支配する島。
UDC組織の職員達が、周囲を警戒しながら森の中を進んでいく。
「今の所……なんの気配も無いですね、先輩」
「ええ、でも油断しないように。ここが教団の支配下にあるのは、確かな情報だわ」
緊張に汗を滲ませながら、ツーマンセルで慎重に歩みを進める2人の女性職員。だが、新人の女性職員は、何も起こらぬ状況に、緊張を僅かに弛緩させ――。
「ひぎゅんっ!?」
その瞬間、強烈な違和感と脱力感を覚え、その場に崩れ落ちた。
「っ!? どうしたのっ! 何があった!?」
悲鳴とともに崩れ落ち、うつ伏せに、お尻を突き上げた格好で突っ伏す後輩職員。先輩職員は慌てて駆け寄り、その様子を確認する。
「か……」
「か? 何?」
後輩職員は、力の入らない身体を必死に動かして先輩を見上げ、震える声で告げる。
「かっぱ……」
「……河童?」
怪訝な声を漏らした瞬間、茂みから突然、怪しい格好の教団員が姿を表し……その棒で先輩職員の尻を突き。
「んひぅっ!?」
その尻から、淡く光る玉のようなものが抜き出されると、先輩もその場に崩れ落ち、立てなくなった。
●グリモアベースにて
「皆さん、召集に応じてくださり、感謝します」
グリモアベースに集まった猟兵達を、万将・紅奈(呪われし蛮狐・f12157)は無表情な視線で見回し、丁寧に頭を下げる。
「今回、皆さんにはUDCアースで、邪神教団の支配する島に乗り込んでいただきます」
邪神教団は一つの無人島を密かに占拠し、邪神復活の儀式を執り行おうとしているようだ。
当然、それを放置する訳にはいかない、邪悪な企てである。
「邪神教団の名は……『偉大なる河童教団』。彼らは、人々の尻子玉を集めて生贄に捧げる事で、邪神復活を執り行うつもりなのです」
邪悪な企てなのだが、なんか……いや、何?
尻子玉。それは人間の肛門内にあると想像された臓器である。
当然そのような物は実在せず、溺死者の括約筋が緩んでいた事から想像された架空の物に過ぎないのだが……。
「河童教団は、その尻子玉を人から引き抜く技術を開発したのです」
その立派な開発力を何か別の事に使えなかったのだろうか。だがまあ、それが邪神復活に繋がると言うのは紛れもない事実だ、残念ながら。
「教団員の持つ、棒状の『尻子玉抜き器』に臀部を突かれたり、河童型の小型UDCに臀部へ触れられると、尻子玉を抜かれてしまいます。幸い抜かれても死に至るような事はありませんが、全身に強い虚脱感を覚え、足腰から力が抜けてしまうようですね」
服の上からでも鎧の上からでも関係なく、『尻に触れる』と言う事が発動のトリガーとなる。尻があれば、ウォーマシンだろうがミレナリィドールだろうが、本来の内臓の有無など無関係に尻子玉を抜かれてしまうと言う……尻がなければ流石に抜かれないが。
抜かれた尻子玉は、持ち主が触れると自然と体内に戻る。特に尻から入れる必要はない。
「まず皆さんには、UDC組織と協力し、島の中央部を目指して頂きます」
島は全体的に鬱蒼とした森で、随所に沼地が点在する。当然、突入の際は教団側の妨害が見込まれる。
「教団員にせよ、彼らが使役する河童型UDCにせよ、尻子玉抜き以外の戦闘力は高くないため、対処は容易です。ですがあちらもそれを自覚した上で、奇襲を目論んでいます」
木の陰や沼の中、地面に掘った穴など、敵は様々な場所に潜伏して、尻子玉を抜こうと目論んでいる。決して油断は出来まい。
「もし尻子玉を奪われてしまった場合は邪神の力によって保管場所に転送されてしまうので、その場で奪い返す事は出来ません。くれぐれも、抜かれぬよう気をつけて下さい」
島の中央部に到達したら、奪われた尻子玉が保管されている地下倉庫を目指す。だが、その倉庫に行くためには、呪いの鍾乳洞を通る必要がある。
これ以上はUDC組織職員では足手まといとなるため、猟兵だけで突入する。
「鍾乳洞の天井から降り注ぐ水滴は、極めて強い呪いの力を持ちます。水滴に触れてしまえば、その部分を中心に、身体が鍾乳石に変化して動けなくなってしまうのです」
その呪い自体も当然厄介ではあるが、もし尻子玉を抜かれていた場合、足腰が立たないままにその水滴を凌がなければならない。
「とはいえ、誰か一人でも鍾乳洞を突破し、中心部にある呪いの根源を砕けば、石化は解けます」
なので、途中で石化しても問題はない。だが、へっぴり腰の情けない格好で石化するのは、いろんな意味で避けたいだろう。
鍾乳洞内は無数の監視カメラによって撮影・録画されているので、特に尊厳的な意味で極めて危険である。
「鍾乳洞を突破すれば、尻子玉の保管庫に到着します」
もし尻子玉を奪われていれば、一旦ここで取り戻す事ができる。また、一般人やUDC職員等から奪われた尻子玉もここに保管されている。
だが、当然、邪神への供物を奪還すれば、邪神教団もただでは返してくれない。
「皆さんから再び尻子玉を奪い取るべく、邪神教団を統べるオブリビオン、河童教主が姿を現します」
教主は極めてナルシストで自信家な性格であり、戦いの際は実況・解説を呼び出して戦いを中継させる。加えて、更衣室を呼び出して強制的に水着に着替えさせる能力を持ち、尻子玉を抜く小型の河童を無数に呼び出す事もできる。
つまり、全部複合すると『水着で尻子玉を抜かれる姿を事細かに実況・解説される』訳である――人としてかなり恥ずかしい事になるのは間違いあるまい。
「まあ、強さの程は、自信家の割にそこまでではありません。恥ずかしさにさえ耐える事ができれば、倒すのは難しくないでしょう」
耐える事ができれば、だが。
「まあ……なんと言うか、変わった依頼ですが。心を強く持って当たれば、決して恐れる事はありません。きっと。たぶん」
そう言って、紅奈は猟兵達に頭を下げる。
「では、ご無事のお帰りをお待ちしています。いってらっしゃいませ」
一二三四五六
なんだこれ。
ごきげんよう。今回はコメディ分過多。一二三四五六です。
まず注意書き。
ひどい目にあうプレイングを書いてその通りにひどい目にあうだけでも、🔵は獲得出来るし、依頼は進みます。楽しむのが一番大事。
ひどい目にあう場合、プレイングに書いてある以上の事はされません。曖昧な場合は基本的には安全な方に取りますが、心配な場合は、「これくらいまで希望」とか「これ以上NG」とか書いといても良いです。
あまりに行き過ぎたエログロ行為は描写は出来ません……が、今回はそもそも全体的にコメディと言うかトラブルと言うかまあそんな感じで、お色気は基本、ライト目です。その分めいっぱい恥ずかしい目に合いますが。
第一章の冒険『突入、殲滅、邪神教団の島。』はユウキ・スズキ((元米国陸軍)少尉・f07020)さん、第二章の冒険『呪われし鍾乳洞』はテフラ・カルデラ(特殊系ドMウサギキマイラ・f03212)さん、第三章のボス戦『実録都市伝説シリーズ『河童の章』』は雛月・朔(たんすのおばけ・f01179)さんの投稿です。ありがとうございます。
補足。
繰り返すようですが、まあ、コメディ分強めです。あと若干マニアックと言うか。そのつもりで。
オープニング冒頭の女性職員2人は、この後別の職員に救出されて現在療養中です。リプレイには出て来ませんが、保管庫には彼女たちの尻子玉もあるでしょう。
尻子玉のイメージは、『淡く輝く生暖かい球体』です。柔らかくぷにぷにしていますが意外と頑丈なので、壊れる心配はないです。
それでは、皆様のプレイングを楽しみにお待ちしています。
第1章 冒険
『突入、殲滅、邪神教団の島。』
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POW : ともかく突っ込む!見える相手は見敵必殺!
SPD : 周囲の職員と歩調を合わせ、確実に相手を撃破して行く。
WIZ : 応援、空爆、砲撃要請。個に勝る戦術の力を見せてやろう。
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴
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種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
アテナ・カナメ
【心情】な、なんて恐ろしい相手なの…しかも恥ずかしいにも程があるわね…でもへこたれていられない!これ以上被害を増やさないためにも!頑張ろう宛那!…嫌かもしれないけど我慢してね!
【作戦】仲間と協力。周囲を見つつ尻子玉を取ろうとする敵に気をつけるわ!それら攻撃は【見切り】で回避よ!敵を見つけたらフレイムショットで先制攻撃ね!「お尻に触れようなんてさせないわよこのエロガッパ!!」
フランチェスカ・ヴァレンタイン
カッパに関しましてはまあ、百歩譲って置いておくとしましても
尻子玉、抜き器。……開発した方、控えめに申し上げて頭にナニカが湧いているのでは?
ともあれ、わたしの場合は高度を取れば直接の妨害は最小限かと思われますので、他の方のサポートに専念すると致しましょう
眼下の状況を俯瞰して、危うく尻子玉を抜かれそうな方がいれば抜き器の棒や河童型UDCを砲撃で撃ち抜いたりで援護攻撃を
それでもなお果敢に上空へと奇襲を仕掛けてくる伏兵に対しては勘と六感で見切ってのカウンターで対処しつつ
邪神への供物だからとはいえ、何やら異様な執念で尻子玉を狙ってきているようですけれど…
これ、他のルートの方は大丈夫なんでしょうかねー…?
島へと踏み込んだ猟兵達……その前に立ちはだかる、教団員達。
「……やぁっ!」
その一人を、両掌から放つ火炎で打ち倒し、アテナはほっと胸を撫で下ろした。
「危なかった……なんて恐ろしい相手なの……?」
恐ろしいと言っても、相手は一般人に毛が生えた程度に過ぎず、迎撃するのは難しくない。先程から何度かこうして教団員を打ち倒しており、危なげはない……が。
「くっ、恥ずかしいにも程があるわ……!」
再び物陰から飛び出し、お尻を狙ってくる教団員を倒しながら、顔を赤く染める。当たらずとも、お尻を狙われると言うその攻撃自体がすでに恥ずかしい。
「大変そうですわね……心中、お察ししますわ」
そんなアテナを、空中から援護するフランチェスカ。高い所から俯瞰すれば物陰に隠れている教団員は見つけやすく、発見すれば先んじて、尻子玉抜き器を撃ち抜いていく。
「……と言うか。カッパに関しましてはまあ、百歩譲って置いておくとしましても」
へし折れて地に落ちたそれにダメ押しでトドメを刺しながら、まじまじと見つめる。
「尻子玉、抜き器。……開発した方、控えめに申し上げて、頭にナニカが湧いているのでは?」
「本当、何を思って開発したんだろうね、これ……」
空中と地上でしみじみと見つめ合い、ため息を漏らす2人。そこへまた教団員が飛びかかって来て、危なげなく撃退する。
「……っていうか多い!」
危なげはなくとも、お尻を狙われるのは恥ずかしい。だと言うのにさっきから、ひっきりなしに教団員が襲ってくる。
「邪神への供物だからとはいえ、何やら異様な執念ですわね……」
と、フランチェスカが口にするのは、確かに一面では事実ではあるが。
空を飛びつつ、その豊満な肉体を大胆なフィルムスーツで見せつけ、どことなく艶めかしさを感じさせる空中機動を見せる彼女の姿が、教団員への強い誘蛾灯になっているのだが。
当人はそれに自覚もなく、全く気づいていない。
「くっ、また……! でもへこたれていられない! 」
そうしてフランチェスカが呼び寄せても、空中の相手は狙いにくい。結果、地上にいるアテナが狙われると言う因果関係である。
アテナも……正確には、ヒーローマスクのであるアテナが力を貸す宿主・宛那も、豊かなスタイルと、それを引き立てる真紅のビキニで目を惹くので、なおの事だ。
「これ以上被害を増やさないためにも! ……だから嫌かもしれないけど我慢してね、宛那!」
宛那に恥ずかしさを強いるのは実際気が引けるのだが、アテナの方だって恥ずかしくない訳ではないので、お互い様と言う事にしてほしい。
「おっと……っ!」
フランチェスカも、狙われない訳ではなく、時折投げ槍のように尻子玉抜き器が飛んでくる。それを巧みに躱しながら、迎撃を続けていくフランチェスカ。こちらは精神的なものを除けば余裕があるが、別の不安が募る。
「これ、他のルートの方は大丈夫なんでしょうかねー……?」
成功
🔵🔵🔵🔵🔴🔴
数宮・多喜
【アドリブ改変・連携大歓迎】
【被弾上等】
河童なぁ……実在したのかよ!
確かにUDCの中にゃ妖怪カテゴリっぽい奴もいるって
聞いた事はあるけどさ。
他の妖怪なんかもオブリビオンになってるのかねぇ……
っと、集中集中。
こういう敵が潜んでいる場所への探索の時には、
アタシの【超感覚探知】が役に立つはず。
周囲を探って敵意を探れば周囲の隊員にも注意を促せるはず
……って囲まれてる!?
ちくしょうさっきの雑談中に布陣しやがったか!?
仕方ねぇ強行突破!
飛び掛かってくる奴らの数と方向は皆へ大声で伝えるよ!
こうしてアタシの方に注意を『おびき寄せ』れば
少しは被害を受ける奴も少なく……っ!?
と、トラップとは卑怯にゃりぃ……(がく
カリッサ・クルス
実在しない物を抜き取るなんて不思議な技術ね。
内臓が無いような人からでも抜き取れるとなると生体エネルギー的な物を固形化する技術なのかしら。
うーん「尻子玉抜き器」気になるわね。
隠れている教団員やら河童型UDCやらを見つけ出し、ワイヤーで締め上げてこの技術について問いただしてみましょ。
むっ、失敗したわね、尋問に夢中になって後ろから他の敵が忍び寄ってきてることに気づかなかったわ。まあ、これも敵の技術を体験するいい機会とも考えられなくは無い……わね。案外こういうの気持ちよかったりするらしいし。
尻子玉を抜かれてしまったら恥ずかしいけれど這ってでも先に進むしかないわ。
「河童なぁ……実在したのかよ!」
UDC職員と共に島の奥に歩みを進めながら、呆れと驚きが入り混じった表情でそう漏らす多喜。
「確かにUDCの中にゃ、妖怪カテゴリっぽい奴もいるって聞いた事はあるけどさぁ」
「私はむしろ、尻子玉抜き器の方が気になるわね」
一方、カリッサの方は強い知識欲を露わに、顎に手を当てて考え込む。
「実在しない物を抜き取るなんて、不思議な技術よね。生体エネルギー的な物を固形化する技術なのかしら」
「確かに凄い技術だよなぁ……ロクでもないけど」
相棒たる宇宙バイクよりも、あるいはオーバーテクノロジーなのではないか。そう思うと多喜の表情は複雑さの度合いも増す。
「『尻子玉抜き器』のサンプルでも手に入れば良いのだけど。教団員を捕まえられないかしら」
「そうだね、まあとりあえず敵意を探って……!?」
はっと表情を強張らせ、周囲を見渡す多喜。テレパスで気配を探った途端、周囲に感じる多くの感情の塊。
「ちくしょう、ちょっと話し込み過ぎて油断したか!?」
取り囲まれ、周囲から飛びかかってくる教団員と河童の混成部隊。UDC職員も銃を構えるが、敵の数が多いし状況も悪い。
「敵の数は……10ってとこだね、奥側が手薄だよ!」
「わかったわ、じゃあ、先に進みましょう」
掴んだ情報を大声で叫ぶ多喜と、それを聞いて駆け出すカリッサ……この場で最大戦力である猟兵2人が目立った動きをする事で、職員達から囮になろうとする。
「ほら……捕まえた」
「うぁ!?」
追って来た教団員がカリッサの尻を狙うが、袖からワイヤーが飛び出すと、逆に教団員を縛り上げる。動きを封じると共に、尻子玉抜き器を奪ってまじまじと観察。
「なるほど……ここで尻子玉を抜くのかしら。でも、お尻に触れるだけで引き抜けるのよね?」
棒状で、先端は何かを引き抜くような形状をしている、それ。未知の器具への興味が止まらず、縛り上げた教団員に問い詰め始める。
「ねぇ、どういう仕組みで尻子玉を引き抜くのかしら。詳しく教えて……」
「とかやってる場合じゃ無いだろ……ってぇっ!?」
すっかり尋問に集中しているカリッサに声をかける多喜。だが、注意を促した自分の方が、落とし穴を踏み抜き、片足が地面に嵌ってしまう。
「と、トラップとは卑怯……にゃ、りぃっ!?」
「あら、大丈……ぶ、ぅっ……!?」
動きを封じられた多喜の尻には、ぬるりとした河童の水かきが押し当てられ。
尋問に集中しすぎたカリッサの尻には、尻子玉抜き器が突きつけられる。
その接触部の一点に、体内の力が凝縮していくような、そんな感覚。
それが最大に達した所で……尻子玉がきゅぽんっ、と引き抜かれた。
「っ……はっ……!?」
瞬間、全身の力が抜ける。尻を抑え、がくっと膝をつく多喜。
「なる、ほど……こういう感覚なのね。若干の快感を伴う刺激と、強い虚脱感……」
「とか分析してる……場合じゃないだろぉ……」
尻子玉を抜いた相手に興味はないのか、教団員達は立ち去って。残された2人は、立つ事も出来ず、這って進む羽目になる。
成功
🔵🔵🔵🔵🔴🔴
在原・チェルノ
(POW)
お尻を狙う邪神教団なんて、えっちなのはいけないと思います!
そんな事されたらお嫁に行けなくなっちゃうじゃない!
流星忍姫チェルノ、参ります!
【第六感】【聞き耳】で周囲を警戒して近寄る敵は片っ端から【サイキックブラスト】をお見舞い!
セクハラはダメなんだからね!
(倒した敵たちを前に腰に手を当ててお説教ポーズ)
ひゃん!?
(で、油断したところをお尻にぶすり)
はうっ!?
(尻子玉を抜かれて)
あれぇ…なんだかちからがはいらない…
あたまもぼーっとして、ふわふわするぅ…
※NGなし・アドリブOKです
ルナ・ステラ
尻子玉...?
とにかく!邪神復活は阻止しないとですね!
不気味な森...
箒に跨っていけば大丈夫ですよね?
きゃあっ!?
上から河童さん!?
下の沼からも?!
あ、危なかったで...
ひゃっ!沼の水を飛ばされました...
うぅ...どろどろ...動きづらいです...
ひゃああん!
お尻触っちゃ嫌です...
ひぅっ!
(力が抜けて...)
返してくださいぃ、待って...
(追いかけたいけど腰が抜けちゃって、箒にも跨がれないです)
ふぇっ!?
まだお尻触ってくるです!?
だめだよぅ...
(転がってしまった箒が近くに...!!)
コメットブースターで河童たちを何とか【吹き飛ばし】ます!
何とかなったかな...?
アドリブ&絡み等歓迎です
クロ・ネコノ
河童に尻子玉…なんだか…いや、まあ頑張ろうか。
【SPD】
とりあえずUDC職員達と島の中央を目指せばいいんだよね、なら私が先頭に立ち[聞き耳]を立てつつ、弓を構えて進んでいこうかな。
大丈夫大丈夫、しっかり聞き耳立ててるから安心してついてきてよ。
<前方から来る敵には問題なく対処できていたが、職員達より後方から聞こえた音に反応して職員たちの方に振り向いた瞬間、下から尻子玉抜き器が飛び出してきて尻子玉を抜かれその場に崩れ落ちる。また後方から聞こえた音の正体は敵ではなく、後続の職員達だった>
「お尻を狙う邪神教団なんて、えっちなのはいけないと思います!」
近寄る敵を片っ端からサイキックの電撃で打ち倒しながら、ぷんぷんと怒りを露わにするチェルノ。
「この流星忍姫チェルノの背後を取ろうなんて、そうはいかないんだから!」
背後から忍び寄る敵も、科学で再現された忍者の聴力が聞き逃さない。不意打ちを許さず、順調に敵を倒して突き進む。
「うん、心強いね。こっちも負けてられないな」
クロもかすかな音も聞き逃さぬよう猫耳をピンと立てて、見つけた端から矢で撃ち抜いていく。尻尾に巻いたリボンに内蔵された超高度コンピューターで補正した狙いには、寸分の狂いもない。
「いやしかし……河童に尻子玉……なんだか……いや」
順調に進軍しながらも、どうにもいろいろと複雑な表情を隠せない。
「そうよね、お尻にそんな事されたら、お嫁に行けなくなっちゃうじゃない!」
「はぅっ……お嫁にいけなくなるのは困りますね!」
空飛ぶ箒に跨ったルナは、尻子玉の事は良くわからない。だが、チェルノの言葉には分からないなりの緊張感を覚え、気を引き締める。
「不気味な森ですね……気をつけないと」
「そうだね、私達はあなたみたいに飛べないから、なおの事慎重に……ほら、そこだ!」
残る教団員を全て射抜くクロ。動く敵がいなくなったのを見計らい、クロは息を吐いて後ろを振り向いた。
「よし、ここはもう大丈夫。ついて来ていいよ」
後続のUDC職員を手招きし、安全を確保して前に進む。一方、チェルノは痺れて動けない教団員にお説教だ。
「いい? セクハラはダメなんだからね!」
「まあ、それで聞き入れてくれるなら苦労はないんだけど……っ!?」
苦笑しながらその様子を見ていたクロだが、そこで猫耳がピクリと動く。背後から接近する音に気づき、咄嗟に振り向いた、その瞬間。
「はぅっ!?」
攻撃は背後から……ではなく、地面の下から。生えて来た尻子玉抜き器がクロのお尻を突き上げる。
「っ……し、しまった……ぁ……」
音の正体は、職員が立てた後だと気づいた時には後の祭り。きゅぽんっ、と尻子玉が抜かれると、力が抜け、ガクンとその場に崩れ落ちる。
「うっ、く……」
立ち上がろうと苦心するが、足腰がまるで立たない。何度か立ち上がろうとするが、その度に失敗してその場に崩れ落ちる。
「ほら、ちゃんと聞いてる……ひゃんっ!?」
一方、背後でクロがそんな事になっていると気づかず、お説教を続けていたチェルノのお尻にも、ずっぷりと奇襲する尻子玉抜き器。衝撃に身体を仰け反らせる。
「あ……ふ……はうっ!?」
仁王立ちの体勢のまま、尻子玉を引っこ抜かれ……強烈な虚脱感に襲われ、ふらりと意識がくらむ。
「あれぇ……なんだかちからがはいらない……」
ふらふらとその場に倒れ、大きな胸が地面に押し付けられて形を変える。お尻を突き上げた格好のまま、朦朧とした意識でもがく。
「お、お二人とも、大丈夫ですか……きゃっ!?」
同行者2人が尻子玉を奪われ、慌てるルナ……そんな彼女にも、木の上に潜んでいた河童が飛びかかって来た。慌てて箒を操作し、回避する。
「あ、危なかったで……ひゃっ!?」
河童の届かない高度で胸を撫で下ろすルナ。だがそんな彼女へ、河童は沼から泥を投げつけて来た。
「うぅ、どろどろ……動きづらいです……ひゃんっ!?」
泥で動きが鈍り、注意が散漫になった所で、河童が箒に飛びついてきた。そのまま引きずり降ろされ、お尻に触れられ……尻子玉が一気に引き抜かれる。
「ひぅっ! や……ぁ……」
腰が抜け、箒から滑り落ちて、地面に突っ伏すルナ。腰が抜けて立ち上がれない。
「ふぇっ!? だ、だめ……だよぉ……助け、てぇ……」
そんなルナのお尻を、別の河童が撫で回す。だが、当然尻子玉は抜けず、代わりに変な感覚を覚えて腰をくねらせてしまう。なんとか助けを求めようと周囲を見回すが。
「あたまもぼーっとして、ふわふわするぅ……」
チェルノは虚脱感のせいか、酔ったような気分にすらなっていて。なんだか気持ちよくて、ふりふりとお尻を振って熱い吐息を漏らしていく。
「だ、大丈夫……かい……?」
クロの方はそこまで酔ってはいないが、かといって立ち上がれない。何度も立ち上がろうとしては、地面に突っ伏す。弓矢を持つ事すら出来ない。
「はぁ、ひ……い、いやぁ……」
周囲に猟兵がいても孤立無援。いやいやと首を振りながら手をのばし。
「あっち……いっ……てぇ!」
箒のブースターで河童を吹き飛ばし、なんとかその魔手から逃れていく。
成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴
相馬・雷光
特定臓器を生贄にするにしたって、もっと効率いい方法あるんじゃないの……?
何を生贄にしたって阻止するんだけどさ
それにしても……またお尻かぁ……
【目立たない】ために随伴するUDC職員は最低限に
【地形を利用】して身を隠して進む
忍者の本領発揮ってトコかしら
見つかったときは二挺拳銃から雷撃弾(属性攻撃)を放って速攻で黙らせる
地の利は向こうにあるんだし、そう簡単にはいかないわよね!
どさくさに紛れて職員と入れ替わっていた教団員にお尻を突かれる
使い込まれているので一気に深くまで貫かれる
肛内の快感と虚脱感に腰砕けになりながらも雷撃弾で反撃
音で気付かれたかもしれないし、さっさと移動……んぐぅ!?
(アドリブOK)
露木・鬼燈
ひ、ひどい絵面なのです。
あまりにも哀れで…情けない姿なのです。
移動には細心の注意を払わねばならないのですよ。
忍体術<絶影>で足音と気配を消して移動するです。
五感だけでなく、第六感までも最大に働かせる。
尻は絶対に護る!
違和感を感じた場所へ拾った木の枝や石を投擲。
魔弾は獲物を逃さない。
僕の尻を狙うものは許さないっ!
って、ヤバくない?犠牲者が結構で出ない?
…化身鎧装<影猫>を展開して他の猟兵の影に潜るです。
自分と仲間の尻を守れるナイスな選択ですって!
敵を感知したら影の中へ引き摺り込んで仕留める。
念動力と光魔法を併用して細い影の道を作り出して移動。
猟兵の影を次々と渡って仲間のピンチを救うっぽい。
「特定臓器を生贄にするにしたって、もっと効率いい方法あるんじゃないの……?」
「いやほんと、あまりにひどい絵面なのです」
忍者らしく、気配を消して物陰を進む雷光と鬼燈。音もなく進む彼らに気づく者はおらず、順調に中央部へと突き進んでいく。
「おっと……そことか怪しい!」
気づかれはしないが、そもそも教団員達も物陰に隠れているので、偶然の鉢合わせは十分に有り得る。
怪しい場所を見つければ即座に鬼燈が石を投げつけ……魔弾は標的を逃さずうち、そうして姿が露呈したならば、雷光が二丁拳銃から雷撃弾を叩き込む。
「僕の尻を狙うものは許さないっ!」
「お尻かぁ……いや本当、勘弁して欲しいわね」
絶対守り抜くと気合を入れる鬼燈に対し、雷光は深くため息を漏らす。いやもちろんお尻を狙われたくないのは一緒だが、彼女は何かとお尻を狙われる事が多い。
「まあ、とにかくここはもう安全ね。来て大丈夫よ」
「それじゃあ、先に進むっぽい!」
前の進路を確保すると、雷光は隠密性を損なわない程度の人数のUDC職員を呼び寄せ、鬼燈は前方の安全を確保すべく先行し。
「それじゃあ私も……あひんっ!?」
それを追おうとした瞬間、尻に強烈な衝撃を感じ、目を見開く。後ろを振り向けば、UDC職員……に成りすました教団員が、尻子玉抜き器を尻に突き立てていて。
「っ、く……ひっ……こ、この……ぉっ……!?」
身体を跳ねさせながら必死にその教団員へ雷撃弾を叩き込む。だが、尻子玉はすでに奪われた後、強烈な虚脱感は抑えきれず、声を漏らして脚を震わせてしまう。
「ん、ひん……ぁ……や、やぁ……」
「だ、大丈夫!?」
慌てて鬼燈が駆け戻ってくるが、雷光は尻を突き上げて両手で抑え、声もなく悶絶している。毎度責められているお尻は、尻子玉を抜かれる時の快感と刺激も相当なものだったようで、力が全く入らない。
「だい……じょーぶ……よぉ」
「それなら、良い、けど……」
その、あまりに無様で情けない姿。口には出さないが、思わず息を呑み、自分の尻を守ろうと決意を新たにする鬼燈。
「はぁ……はぁ……ひぃ……」
「むぅ……これは守ってあげないとまずいっぽい」
しばらくしてようやく自力で立ち上がるも、へっぴり腰の雷光。一応尻子玉を抜かれて教団員にとっては用済みなはずだが、鬼燈としては放置していくのも心苦しい。
「じゃあ、これで!」
光魔法で雷光に影を作ると、鬼燈はその中に潜り込んだ。
「これで自分と仲間の尻を守れる、ナイスな選択ですって」
「あ……ありがとう……」
流石に意地を張る余裕もなく、それを受け入れる雷光だが……鬼燈が影に潜むと言う事はすなわち、尻を影からずっと見上げられると言う事に気づく余裕はない。
「さあ、仲間のピンチを救うっぽい!」
もっとも鬼燈の方も意識しているのかいないのか。教団員や河童が近づけば素早く影の中に引きずり込み、一人ずつ確実に仕留めていく。
成功
🔵🔵🔵🔵🔴🔴
ポプラ・エニーセブン
【POW判定】【NG脱衣】【アドリブOK】
目に見える女信者達を飛び回りながらどんどんと撃破します
「奇襲されたって撃退しちゃうし、ボクみたいなフェアリーから尻子玉なんて抜けないでしょぉー」
という感じで余裕と油断しながら対応します
でもフェアリー用の罠であっさりと拘束されて、女信者にお尻をたっぷりと時間をかけて弄られながら言葉攻めと共に少しずつ尻子玉を抜かれちゃうかも
そうなったらお持ち帰りされちゃうのかなぁ
フロッシュ・フェローチェス
色々と苦い思い出が……今回こそ叩き潰して終わらせてやる。
木から木へ飛び移ったり、地面に着地する前にホロデバイスゴーグルで索敵――情報収集して備えたりと、対策は万全にしておこう。
移動はダッシュ一択。忍者の如き早業で駆け抜けるよ。
他の人が襲われそうなら助けないとね。
河童なら銃弾を。教団員なら咆蛟炉で叩いたり投げ飛ばす。
更に抜き器を奪ってカウンターを入れてやるよ。
流石に全く地上を走らないのは無理か。あ、ごめん、盾にさせて。抜かれるの嫌だし。
おっと寄るな河童……!あ、ホロデバイスゴーグルが……。
まあ良いか。しかし教団員も馬鹿だね。棒なんて範囲が限定的なモノに当たるほどアタシは遅くないよ。
※アドリブOK
「今回こそ叩き潰して終わらせてやる……!」
河童には、色々と苦い思い出のあるフロッシュ。強い決意と共に、木から木へと飛び移る。
「おっと……そんな所に隠れてても、引っかからないよ」
地面に潜んでいる教団員も、魔術刻印を刻んだゴーグルでしっかりと見抜くと、冷静に散弾銃を叩き込んだ。
「今日のアタシは本気なんだ。アナタ達なんかに捕まったりはしないよ!」
地面に降りるのは最小限、降りる時も細心の注意を払って。忍者の如き早業で駆け抜けていく。
「ふふーん、余裕余裕ー♪」
フロッシュが脚で駆けるなら、ポプラは自前の羽根で空を駆ける。華麗な飛行でひらひらと舞いながら地上の教団員達をサイコキャノンで次々と撃ち倒していく。
「そんな奇襲がボクに通用するとでもー?」
空中にいれば、地上からの攻撃は早々受けるものではない。尻子玉抜き器を投げつけて来たり、木の上から飛びかかってくる者はいるが、そんなものにはポプラは捕まらない。
「フェアリーを捕まえようなんて甘い甘、むぎゅっ!?」
とか余裕を見せていたら、突然投網が降り注いだ。。木の枝に吊り下げられるように捕まってしまう。
「ちょっ、なんでこんな罠っ……わ、待って、タイム、タイムー!」
そこに迫る女性教団員達。投網から抜け出そうとするが、フェアリーも捕まえられる細い網目に、羽根が絡まって逃げられない。
「ま、まずいよね、これ……っ!?」
焦れば焦るほど追い詰められ、尻子玉抜き器が向けられて……その瞬間、紺碧の鎖が教団員の一人に絡みついた。釣り上げられるように、遠くへ放り投げられていく。
「まあ、見捨ててはいけないよね」
その教団員が持っていた尻子玉抜き器を、逆に奪い取り、目の前の教団員達の尻を次々と貫いていくフロッシュ。目の前の敵に対する恨みと言うより、今までに蓄積したいろいろな恨みを叩きつけていく。
「馬鹿だね。棒なんて範囲が限定的なモノに当たるほどアタシは遅くないよ」
ようやく反撃してくる教団員達だが、突き出される棒をひらひらと回避する。余裕を見せつつも、その動きに隙はない。
「と、河童も来たか、このっ……」
だが敵がどうにも多い。河童が飛びついてくると、ゴーグルを奪われ舌打ちする。
「……うん。やっぱりごめん、アタシも抜かれたくないし」
いざとなれば自分の身の安全を優先することを躊躇わないフロッシュ。せめて河童を引き付けはするが、その場からあっさり立ち去ってしまう。
「ええっ……ひゃんっ!」
まあ、残った教団員は、改めてポプラの尻に尻子玉抜き器を突きつけた。強い虚脱感と共に尻子玉が引き抜かれていく。
「ふむ。このフェアリーの尻子玉、小さなお尻に支えて、なかなか抜けません。この身体で、こんなに大きな尻子玉なんて」
「ふぁ……あ……ひ、品評しないで……んぁっ、あっ……」
ただ引っこ抜かれるのより何倍も恥ずかしい。何人もの女教団員に取り囲まれ、観察されながらたっぷりと時間をかけて尻子玉を抜かれていくと、ひとたまりもなく喘ぎ、ピクピクと痙攣していく。
成功
🔵🔵🔵🔵🔴🔴
彩波・いちご
【恋華荘】
お尻を狙われるとか、いろんな意味で嫌な予感しかしません…
「教団員に注意して慎重に行きましょう」
何処から現れてもいいようにあたりに気を配りつつ進みます
「えっ?!ちょっと…っ」
アルテミスさんがとんでもない事言いだして私のお尻を撫でまわし…ベルさんまで乗らないでっ?!
守りあうってことは私も2人のお尻を…?
赤面しつつ手を伸ばして触っていると、1人は慣れてたゆのかさんの背後に人影が見え
「ゆのかさんあぶないっ」
咄嗟に2人から離れてゆのかさんのお尻を守り(触り)ますが
代わりに私の尻子玉が抜かれます
「ふにゃ…」
そのまま力が抜けて、ゆのかさんを押し倒すようにバターンと倒れ…
※アドリブとらぶる歓迎
アルテミス・カリスト
【恋華荘】
いちごさんは女の子
「尻子玉を抜く邪神教団……
そんな敵はこの正義の騎士アルテミスが成敗してあげます!」
敵はどこから奇襲してくるかわかりません!
「そうだ、いちごさん!
いいことを思い付きました!
お互いにお尻を守りあっていれば、敵の奇襲を防げますよっ!」
いちごさんのお尻をしっかりガードしつつ、いちごさんに私のお尻を守ってもらいます。
「もう、いちごさんってば、女の子同士なんですから、そんなに恥ずかしがらなくていいじゃないですか」
手が勝手にいちごさんのお尻を撫で回しますが、これもいちごさんを守るため!
騎士の務めですから仕方ないですよね!
ですが、結局、尻子玉を抜かれてしまうのでした。
アドリブ大歓迎
フロウヴェル・ゼフィツェン
【恋華荘】の皆と参加なの。
尻子玉を抜く…ってことは、お尻をガードしなきゃなの。
でもどうしたら…って考えてたら、アルテミスが名案出したの。
ベル達がいちごのお尻を守るから、いちごにベル達のお尻を守ってもらえれば良いの。
というわけで、いちごのお尻に手をぴったり当てるの。ついでに揉んじゃうの。
「…いちごのお尻、柔らかいの…」
そのまま感触堪能するの。
あ、いちごにもお返しでベルのお尻触ってもらうの。もっとしっかり触るの、でないとお尻守れないの…
(胸に負けじと年齢不相応のボリュームと柔らかさを持ったお尻)
…って、いちごがゆのか守りに行って…!待って、それじゃお尻が…!
(結局彼も自分も尻子玉抜かれてしまう)
白銀・ゆのか
【恋華荘】から参加。
アルテミスさんの案で、互いの臀部を守りあう…予定なのが…
何でベルちゃん達、いちごちゃんのお尻をナチュラルにさわさわしてるのよう!?
羨まし…じゃなくて、それじゃ守りあうも何も…(流石に混じるには恥ずかしくて、状況的にも…)
…なんて、気を取られてたせいで、いちごちゃんに庇われて…
『…!!…許さない…!』
力抜けたいちごちゃんを怪力で片腕で抱いたまま…灰塵拳で下手人を殴り、グラップルで捕まえようとします。
仮に捕まえられたら…
『奪った玉は…何処に?』
(恫喝込みで…何としても聞き出します)
自分まで奪われないよう、背後は常に警戒しつつ…
力の抜けた子達を怪力も込みで体を支えましょう。
「お尻を狙われるとか、いろんな意味で嫌な予感しかしません……」
恋華荘の面々と島にやって来たいちご。
周囲に気を配りつつ、仲間へと呼びかける。
「とにかく、教団員に注意して慎重に行きましょう」
「安心してください、いちごさん。尻子玉を抜く邪神教団など、この正義の騎士アルテミスが成敗してあげます!」
やる気満々、自信満々、胸を張って宣言するアルテミス。
「あ……はは、頼もしいです」
むしろアルテミスが自信満々なほど、経験上は不安が募るのだが、いちごもそれを口にできる性格ではない。……言っても無駄との諦念とも言う。
「尻子玉を抜く……ってことは、お尻をガードしなきゃなの。どうすれば……」
「いいことを思い付きました!」
ベルの思案にも自信満々、今日のアルテミスは絶好調だ。
「お互いにお尻を守りあっていれば、敵の奇襲を防げますよっ!」
「それはいい考えかもしれないけど……どうやって?」
首をかしげるゆのかの前で、アルテミスは、いちごのお尻へと手をのばす。
「こうです!」
「えっ?! ちょっと……っ!?」
そのままお尻を撫でられ、狼狽と羞恥を露わにするいちご。
「それは名案なの」
「べ、ベルさんまでっ……いや、ちょっと、駄目っ……!?」
同意したベルも、むぎゅうとお尻を鷲掴みに。指が喰い込んで悲鳴を上げる。
「い、いや、2人ともっ!? 何でナチュラルにさわさわしてるのよう!?」
「これもいちごのお尻を守るためなの」
狼狽するいちごに代わり、全力で突っ込むゆのかだが、ベルは一切悪びれない。心の底から名案だと思っているので当然だが。
「ゆのかも、さあ。一緒にお尻を守るの」
「いや、だって、それじゃ守りあうも何もないじゃない!」
流石に恥ずかしさもあって首を振るゆのかだが、ベルにせよアルテミスにせよ、当然のように止まらない。
「いちごも、ほら、早く。私達のお尻を守って欲しいの」
「い、いや、そんな……」
いくら求められての事とは言っても、仲間のお尻を触るのは恥ずかしい。だが、2人に迫られたいちごは、どうにも断れる空気でもない。
「女の子同士なんですから、そんなに恥ずかしがらなくていいじゃないですか」
「……うぅ。まあ、ええ、そうですね」
男の子なんだけど、と言う言葉がアルテミスに通じないのは痛いほど分かっている。やむを得ず2人のお尻に触れる。
「もっとしっかり触るの、でないとお尻守れないの……」
「はい……あぅぅ」
年に似合わぬベルの大きなお尻が、いちごの手に押し付けられる。言われるがままに指を食い込ませると、その感触に顔が真っ赤だ。
「これも守り合うためですから。騎士の務めですから仕方ないですよね……ふふふ」
「そう、守り合うため。でもいちごのお尻は柔らかくて気持ちが良いの……」
熱の籠もった表情で撫でるアルテミスと、表情の変わらぬまま大胆に指を食い込ませてくるベル。両手に感じる感触と相まって、いちごは色々といっぱいいっぱいだ。
「何やってるんだか、もう……」
そしてもう一人いっぱいいっぱいなのが、その光景を見せられているゆのかである。目の前でお尻を触り合うその光景は、いろんな意味で刺激的にすぎる。
「だって、あんな羨まし……じゃなくて!」
ちょっと漏れかけたものを、首を振って振り払う。流石にあの2人のように素直にはなりきれない。
「とにかく、私はいちごのお尻を触りたいって訳じゃないのよ、ええ、絶対……」
「ゆのかさんあぶない!」
と、自分の思考に没頭していたゆのかが、突然横から突き飛ばされた。受け身を取って倒れつつ、慌てて顔を上げる。
「待って、いちご、それじゃあお尻が……!」
「っ、あんっ!?」
そこには、ゆのかの身代わりとなって河童に尻子玉を抜かれるいちごの姿。きゅぽん、と音を立ててお尻から何かが抜けていくと、虚脱感でそのまま崩れ落ちる。
「いちごちゃんっ! くっ……!」
接近に気づかなかった迂闊に唇を噛むゆのか。慌てて立ち上がる間に、河童はアルテミスやベルにも襲い掛かる。
「なんと言ううらやま……許し難い事を! いちごさんの尻子玉、すぐに返してもらはぁんっ!」
迎撃しようとしたアルテミスだが、即落ち気味に尻子玉を抜かれ、突っ伏した。
何しろさっきまで片手がいちごのお尻で塞がっていたので、大剣を構えるのが間に合わなかったようだ。
「くっ、まずいの、これじゃあお尻が守り合えな……んっ!?」
ベルの方は多少粘ったが、どちらかと言えば後衛向き、孤立無援では防ぎきれない。大きなお尻から尻子玉を引っこ抜かれ、ガクンと膝をつく。
3つの尻子玉を奪った河童は、ゆのかの方にも向き直って。
「許さない……!!」
その顔面にめり込む渾身の一撃によって吹き飛んだ。
「いちごちゃんだけじゃなく、アルテミスさんに、ベルさんまで……許さない……!!」
力の抜けたいちごを小脇に抱え、羅刹の怪力を見せつけながら、怒りに燃えるゆのか。
自分が庇われたせいで、と言う自分への怒りが、河童への怒りを増幅する。
「逃がすか!」
「わぁっ!?」
その怒りから逃れようとする河童だが、当然逃すつもりなどない。少年一人を抱えているとは思えない速度に駆け寄っていく……抱えられているいちごは慌てるが、この際気にしている場合ではない。
「捕まえたわよっ!」
河童の首根っこを掴んで押し倒すと、その上に跨がり、まっすぐに睨みつける。
「さあ、奪った尻子玉を返しなさい……」
「し、尻子玉は、島の中央にある保管庫に転送されて……自分はもう持ってな、あぶっ」
用済みとわかった河童を殴り倒すと、ため息をつくゆのか。いちごを抱えたまま立ち上がる。
「うぅ……ちからがはいりません……」
「なんか、すごかったの……」
お尻を突き上げて悶絶しているアルテミスとベルも、一緒に担ぎ上げる。3人はさすがに少々重いが、持てない事はない。
「ええと、お手数をおかけします……」
「良いのよ、この借りは河童に返してもらうから……」
いちごにそう返しつつ、ゆのかは教団への怒りを露わにして島の中央へ突き進む。
成功
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火奈本・火花
「……まぁ、邪教に道徳とか見た目を期待しても仕方ありませんね」
■行動(SPD)
Dクラス職員と協調して進みます
彼はスポーツ選手のように逞しい男性ですし、軽薄そうにみえます。裏切りには注意を
互いに庇うように背を向けあいながら進みます
私自身はコンタクトによる『暗視』や『情報収集』がありますが、Dクラスはもしかしたら穴に足を滑らせるかも知れませんね
落ちそうなDクラスを助け『怪力』で引き揚げますが、その時の私の無防備な背を狙われるかも知れません
Dクラスに突き飛ばされ、一瞬裏切りを疑いますが
彼が庇ってくれて、被害にあわずに済むでしょう
……今回は助けられる事になりましたか
彼を安全な場所に隠し、先に進みます
夜月・クリスタ
尻子玉案件ってサムライエンパイアの特権だったような…。まぁ良いか。取られない様に気を付けて行こう。
【ダッシュ】で木々の合間を駆け抜け、教団員の気配を感じたら【ジャンプ】で木の上に上がり索敵。発見・接近してくる教団員へ複製した苦無を投げ撃破して行こう。
しかしブービートラップ…張られた糸の先に手榴弾につなげてある…に引っかかってしまう。回避行動を取り直撃を阻止するが、爆風で吹き飛ばされ少なくない怪我を負ってしまう。
怯んでいる内に先に潜んでいた教団員に尻子玉を抜かれてしまう。恥かしさは感じるも怪我の痛みを感じた僕は、力が入らない身体を動かし【医術】で応急手当を行う。…あれ?Hな目どころじゃない…。
「尻子玉案件ってサムライエンパイアの特権だったような……まあいいか」
怪盗らしい俊敏な動きで、木々の合間を駆け抜けていくクリスタ。
慎重に進み、物音を聞きつけるとすぐさま木の上に退避する。
「今日は……いや、今日こそはエッチな目には合うつもりはないからね……」
フラグめいてはいるが、フラグではないぞと自分に言い聞かせながら、苦無を構える。
相手が邪教徒かUDCなら、すぐにでもこの苦無で貫き通す心づもりで様子を伺い……だが、物音の方からやって来たのは、UDC組織の職員を伴った火花だ。
「全く、河童とは……邪教に道徳とか見た目を期待しても仕方ありませんね」
嘆息を漏らしながら、ちらりと職員を見やる。彼女に随伴するのは、Dクラス職員。
何らかの交換条件と引き換えに過酷な任務を負う彼らの裏切りを警戒するのは、エージェントである彼女の職務の一つである。
(どうにも軽薄そうにみえますね。逞しい男性ですし、力で抑え込まれては厄介です、気をつけねば……)
そんな思考をしながら、足元の落とし穴を軽く飛び越える。情報解析用のコンタクトの前では、その程度のトラップなど丸見えに等しい。
……だが、Dクラスはそうではない。
「わぁ!」
裏切りを警戒し過ぎ、情報伝達を失念した結果、落とし穴に落下しかけるDクラス。咄嗟に彼へ手をのばし、引き上げようとする火花だが……その刹那、爆音が鳴り響いた。
「む、何が……っ!?」
それに気を取られた刹那、Dクラスが彼女を突き飛ばす。やはり裏切りを……と、焦る火花。
「ふぐっ!」
だが、身構えた彼女が見たのは、彼女の身代わりとなって河童に尻子玉を抜かれるDクラスの姿だった。
「……今回は助けられる形になりましたか」
疑いすぎもよくなかったと自戒しながら河童を撃ち、安全を確保。力の抜けた職員を、安全な物陰に引きずっていく。
「さて、しかし先程の爆発音は一体……おや?」
「うぅ、くぅ……」
その物陰にいたのは、ボロボロのクリスタだ。接近して来たのが敵ではないと言う安堵が油断を招いた結果、ブービートラップに引っかかり、手榴弾の爆発で吹き飛ばされて地面に叩きつけられていた。
「……大丈夫ですか?」
「い、一応致命傷は避けたけど、あんまり大丈夫じゃ……ひんっ!?」
ダメ押しのように、潜んでいた教団員に、尻子玉を引っこ抜かれる。身体をのけぞらせ……のけぞった事で傷口が開き、激痛に悶絶する。
「あ、あぅ……ぅぅ……!」
「なるほど、確かにあまり大丈夫ではなさそうです」
火花が教団員を排除する間に、クリスタはケースから四苦八苦しながら消毒薬を取り出すと、応急処置を始めた。
「確かに、エッチな目には合うつもりはないとは言ったけど……いた、たっ……」
むしろ『エッチな目とか言ってるどころの話ではない』と言うべき状況だ。
ただただ痛みに、そして薬が染みるのに耐える羽目になる。
成功
🔵🔵🔵🔵🔴🔴
秦田・麻弓
恥ずかしい目に遭いに…じゃなかった邪神復活を阻止しにきましたっ
UCによる増幅込みの誘惑&おびき寄せで、潜伏してる教団員が誘引されて姿を現さないか、試してみます。
隠れた所からいきなりだとびっくりしますしね。ビクビクしながら及び腰です
見えてても普通に触られるし抜かれるんですけど…
それでもUC使えるようなら引き続きおびき寄せて、他の人への被害を及ぼさないように。
倒れたまま挑発?したりします。
わらひの尻子玉は、もうひとつありまひゅよっ
そ、その…たぶん、すごい奥のほう…とか…
解放されたり放置されたり、這ってとかで動けるようになったらなんとか進みます。誘惑常時オンで触られたり剥かれたりは仕方ないです。
ウィーリィ・チゥシャン
【かまぼこ】
(SPD)
集めてどうするんだよ、そんなの!?
シャーリーとペアで互いの死角を補い合いながら敵の奇襲に警戒しつつ中央部を目指す。
…つまりシャーリーのお尻に常に注意を払う訳でかなり気恥ずかしいものがあるけど。
シャーリーを狙う奴が現れたら『かばう』』で彼女のお尻をガードし、『カウンター』で大包丁の『二回攻撃』をお見舞いする。
俺が狙われたら鉄鍋の『盾受け』でガード。
数が多ければ『飢龍炎牙』で一掃。
最後まで気を抜かず、慎重に歩みを進めていく。
(※アドリブなどはお任せします)
シャーリー・ネィド
【かまぼこ】
(SPD)
尻子玉で復活しちゃう邪神っていうのも何だかやだなぁ
とりあえずそんなの放置するのもアレだからやっつけちゃお?
ウィーリィくんとペアを組んで目的地へと進む
お互いカバーし合えば奇襲にも対処できるからね
さすがに、ちょっと、視線意識しちゃうけど
敵がボクやウィーリィくんのお尻を狙ってきたらすかさず熱戦銃の【零距離射撃】&【クイックドロウ】やフォースカトラスの【2回攻撃】でやっつける
それにしても尻子玉抜かれるのって痛くないのかな
気持ちいい…ってのはないよね?
どっちにしてもやられるのはノーサンキューだけど
(※NG無し)
(※アドリブ大歓迎です)
八剱・忍
【NGなしアドリブ大歓迎です!】
尻子玉やなんて迷信や思とったけど、世の中っちゅうんは奥が深いわ。
とりあえずは正面突破やな!
さっさと親分んトコ辿り着こ!
油断せんように注意深く進むけど、不意打たれて多勢に無勢されたら、どうにもならへんな。
身動き取れんようにあちこち掴まれて、無理矢理尻を突き出させられ、足を広げさせられ、下着脱がされ、尻子玉抜き器ぶっ刺されるかもしれへん…なんてな!
そんなんされたら、変な声あげてしまうかもしれへんな!
でもまあだいじょうぶやろ!たぶん!
「尻子玉って……集めてどうすんだよそんなの!」
「邪神を復活させるんでしょ? ……そんなので復活しちゃう邪神っていうのも何だかやだなぁ」
2人一組で探索を行う、ウィーリィとシャーリー。
「とりあえずそんなの放置するのもアレだから、やっつけちゃお?」
「そうだな、尻子玉を抜かれたくもないし」
互いの死角を補い合い、慎重に中央部へと進んでいく。その足取りに危なげはない。
危なげは、ないが。
(……やっぱ気恥ずかしいよなぁ、これ)
(ウィーリィくんの視線……気になる……)
お尻を狙う敵から身を護ると言う事は、すなわちお尻に注意を払うと言う事。
ウィーリィが同い年とは思えないスタイルの良さを誇るシャーリーのお尻に顔を赤くすれば、シャーリーの方も視線を感じて頬を火照らせる。
それを口に出すのも当然恥ずかしくて、結果、気まずい沈黙が続く。
「……おっと、やらせるかっ!」
「そこだねっ!!」
そんな状況だから、敵が襲ってきた時はむしろ安堵を感じた程だ。
ウィーリィが鉄鍋で自分のお尻をガードすると、シャーリーがマスケットの熱線銃を零距離射撃でぶっ放して、河童の頭を吹き飛ばす。
「尻子玉なんて抜かれてたまるもんか!」
「だよねぇ……ほんと、ノーサンキュー!」
さらに襲ってきた河童は、大包丁とフォースカトラスで細切れに斬り裂いてやる。2人の連携の前では、河童など敵ではない。
「でも、抜かれると痛いのかな、尻子玉って」
「どうかな、気持ち良いって事はないと思うけど……」
河童が倒れると、気まずさが戻って来ないよう、咄嗟に雑談を始める2人。シャーリーが言って首を傾げ、その直後。
「おぉ、ぉぉぉぅっ!?」
「な、なんだ!?」
明らかに気持ちよさそうな嬌声が響く。慌てて声のする方に駆けていく。
「も、物陰からいきなりは……おぅっ……!」
「くっ、マジで尻子玉抜かれるんかいっ!」
その嬌声は、麻弓が教団員に尻子玉を抜かれる、まさにその声であった。完全な不意打ちであったようで、及び腰のお尻を突かれて地面に突っ伏す。
一緒に探索していた忍はその光景に焦りながら、すかさず鎌を構えた。
「迷信や思とったけど、世の中っちゅうんは奥が深い……とか言っとるばあいやないなこれ!?」
だが、敵の数が多い。一人二人を斬り捨てた所で、多勢に無勢、無理やり押さえつけられ、尻を突き出させられる。
「くっ……は、離さんかい、こんな格好させよって……す、スカート捲るな、下着脱がすなぁ!?」
狼狽し、恥ずかしさに顔を真っ赤に染めるが、両手両足を4人がかりで押さえつけられては、逃げられるだけの力はない。
「って言うか、服の上からでも尻子玉抜けるんと違うんか!? わざわざ脱がす必要は無いやろ……」
「お、ぉぉぉ……ほぉ……そこ……そこでひゅよぉ……」
抗議する忍の横で、さらなる嬌声を上げる麻弓。脱力し、舌も回らぬ状態で、しかしお尻を挑発的に揺する。
「わらひの尻子玉は、もうひとつありまひゅよっ……そぉ、そ、その…たぶん、すごい奥のほぉぉ……」
当然そんなものは無いのだが。強い誘惑で教団員を刺激し、興奮を煽って、尻子玉抜き器をねだる。
そんな麻弓に興奮を煽られたせいで、忍を狙う教団員も過激になっているのだった。
「あかん! 同行する仲間間違えた!?」
「いやいや、これは、ほかのひとの、ひがいをへらそぉという……さくせん、れす、よぉ……ぉぉぉぉぉぉ!」
麻弓はそう言うが、到底信じられない。尻子玉抜き器を受けて恍惚の声を漏らす姿は、間違いなく快楽に染まっている。
「いや、うちは尻子玉抜かれるのはごめんや、ほんと、やめ……んほぉぉぉぉぉ!」
そして忍もまた尻子玉を引っこ抜かれると、強がりも抵抗も一瞬で消し飛び、嬌声を上げてしまう。
「こんな……は、ぁ……声……やめ、んぉっ……」
流石に麻弓ほど開き直れず、恥じらいに真っ赤になる忍。けれど声は止まらない。自然とお尻が動く様は、まるでねだっているかのようだ。
「……ええと、これ助けた方が良い……んだよな?」
「あれ……気持ちよさそう、だよね……?」
そうして、ようやく声を聞きつけて到着したウィーリィ達は、その光景に困惑し、赤面する。
「うわぁ、あんなの……」
「み、見てない! 俺は見てないからな!」
偶然見るにはあまりに刺激的な光景に、目が離せないシャーリー、逆に全力で目を背けるウィーリィ。
「い、いやぁ、こんなん、見んといて……でも助けて……」
猟兵仲間に見られる事を恥じらうが、かと言ってここで去られても困るので、助けを求める忍。
「ん、ぉ……ふぅ……そ、そこぉ……」
麻弓の方は助けなくても良さそうな気はしたが、まあ、そういう訳にもいかない。
「わ、わかった……じゃあ助けるからね!」
カトラスをで斬りかか……るのを止めて、近づきたくなかったのか、マスケット銃で狙撃し、二人を押さえつける教団員達を狙撃するシャーリー。
「手早く片付けるぞ、炎の顎っ!」
ウィーリィは紅蓮の炎龍を解き放ち、戦場の教団員達を一切合切焼き尽くしていく。
「まさか本当に気持ちいいなんて……」
「うぅ、それよりも恥ずかしいわ……!」
救出を終えつつ戸惑うシャーリーの顔が、直視出来ない忍。
「……はぁ、はぁ……ありがとうございます……でももうすこし……なんてことはないですよぉ、ほんとうれすよぉ」
「いや、まあ、うん、助けられて、良かったよ、本当。いや本当」
こうして恥ずかしい所を見られるのもそれはそれで……とか思ってそうな麻弓だが、その色気に満ちた姿を直視出来ないウィーリィ。
とはいえ、放置する訳にもいかないので、そのまま、1人ずつ肩を貸して一緒に中央へと向かう。
「なぁ……そっちの人と変わってもらっていいか?」
「え、うん、良いけど」
そこで麻弓に肩を貸すのをシャーリーに変わって貰ったウィーリィを、一体誰が責められようか。
成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴
第2章 冒険
『呪われし鍾乳洞』
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POW : 固まる前に力づくで突破する
SPD : 水滴に当たらないように回避する
WIZ : 傘などの道具で水滴を防ぐ
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
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種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
そんなこんなで、猟兵達は中央部へと到着した。
無事自力でたどり着いた者もいれば、他の猟兵やUDC職員の肩を借りたもの、尻子玉を抜かれながらなんとか脱力感に耐えて歩いてきた者、歩けず這って来た者。
まあ、いろいろだ。
そんな猟兵達の前に姿を現したのは、尻子玉保管庫につながる鍾乳洞。天井から滴り落ちる水滴に触れれば容赦なく身体が石化する、危険極まりない洞窟である。
ただ進むだけでも決して楽ではなく、まして尻子玉を抜かれている者にとってはより危険な洞窟。だが、誰か一人でも中央部の呪いの根源に到達すれば、石化は解除される。
まあ逆に言えば、その一人以外は石化しちゃっても問題ないとも言えなくもないので、頑張れ。
アテナ・カナメ
【心情】水滴を避ける…ものすごく難易度高いんだけど…でも行くしかないわね。こうなったら走って一気にいくわ!
【作戦】駆け抜ける。以上よ!
真の姿になり火の玉アタックで一気に駆け抜けるわ!炎を利用してこっちにくる水滴を蒸発させていくわよ!…でもさすがに全部の水滴をかわすのはきついかも…
【固まった場合】ああ!やっぱり少しかかってたのね!しまった!転んで…ああ!私は抜かれてないのにこんな四つん這いの恥ずかしい格好で…誰も通りませんように…
フロッシュ・フェローチェス
(ダッシュ中)何で、何でまだ追ってくるんだ――河童!?
鍾乳洞には着いたけど足止めてる場合じゃない、駆け抜けないと色々不味い!
上も後も気を付けよう。野生の勘に頼る他ないか。
基本は早業で切り替えて回避。スライディングで潜ったりして、水滴を避けて行く。スピード命だ。
水滴の雨……攻撃で一瞬でも途切れさせれば、って邪魔するな河童?!
クソ、蹴散らしたけど足が……ここで終了か。石化したら手は出せないし、少し安心か。
(固まる前にバッタリ)
え、ちょ、まだ河童が――っていうか何か石化が遅い……あ、呪詛耐性の所為か!
なら銃――って腕も!?
ま、まま待って!ホント待って!!お願い待って、待ってってばぁ!?
※アドリブOK
「水滴を避ける……ものすごく難易度が高いけどっ!」
マントを脱ぎ捨て身軽になると、洞窟内を駆け抜けるアテナ。走る彼女の身体を、真紅に燃える正義の炎が包み込む。
「行くしかないなら、一気にいくわっ!」
身を掠める程度の水滴ならば、その炎が蒸発させる。だが直撃までは防ぎきれない為、回避行動が必要な事に変わりはない。
「あとどれくらい走れば良いのかしらっ……!」
慎重に避けながら、しかし素早く。神経を削りながら駆ける彼女の耳が、背後からの足音を聞き止める。
「うわあああっ!?」
叫びながら走るのは、その身に神速の加速式を宿したフロッシュだ。アテナに負けぬ速さで駆けながら、野生の勘でかろうじて水滴をかわし続ける。
「何で、何でまだ追ってくるんだー!?」
彼女が必死に逃げるのは、水滴よりも、河童。何やら猛烈に気に入られたらしく、洞窟内だろうと執拗に追いかけてくる。
速度で言えば当然フロッシュが勝るのだが、どうやら河童の皿は呪いの水滴を弾く効果があるらしく、避けずに直進してくるせいでなかなか振り切れない。
「……って、なんでこっちに来るの!?」
「わざとじゃないっ! けど余裕もないんだよ!」
そんなフロッシュ達が自分の方に駆けて来て、慌てるアテナ。ただでさえ大変な所に、河童から逃げると言う試練まで加わると、もういっぱいいっぱいだ。
「くぅ……きっつい……あっ、しまっ……!?」
案の定、意識をそちらに取られた隙に、水滴が僅かにその身にかかる。脚が硬直し、その場に転倒してしまうアテナ。咄嗟に地面に手をつくと、四つん這いで、尻を突き出す格好になる。
「や、やだ、こんな恥ずかしい格好でっ――」
一度止まってしまえば、後はもう、凌ぐ術はない。あっという間に石化し……その尻をまじまじと河童に見つめられる。
(み、見ないでぇ……!)
不幸中の幸いか、石化している所からは尻子玉は取れないようで、手を出される事はない。とはいえ、動けぬ尻を凝視されるのはあまりに恥ずかしい。
「くっ、ごめんっ……でも!」
フロッシュの方は、そんなアテナを助ける余裕もない。後ろ髪を引かれつつ、前に進もうと……。
「って、もう一匹ぃっ!?」
突然、目の前に現れた河童を、咄嗟に蹴り飛ばす。攻撃は成功したが、その蹴り脚に水滴がかかり、石化が始まってしまう。
「クソ、ここで終了か……」
悔しげに表情を歪めつつも、そこに僅かな安堵をも滲ませる。すぐ石化してしまえば、尻子玉を抜かれる事も……いや。石化の進行が妙に鈍い。
「って、なんでまだ……あ、呪詛耐性の所為か!」
普段は身を護る装備が裏目に出て、逃げる脚も、銃を撃つ腕も石化しているのに、身体は石化しないまま。
その間に蹴られた河童が起き上がり、尻に手を伸ばしてくる。
「ま、まま待って! ホント待って!! お願い待って、待っ、んひぎっ――」
きゅぽんっ、とそのまま尻子玉を抜かれる――まさにその瞬間。半ば外に出た尻子玉ごと、フロッシュの身体が石化した。
抜かれる瞬間の脱力感と引き攣った表情が、そのまま石像として保存される。
(待ってとは言ったけど、こんな待ち方は望んでないっ!?)
恥辱の石像となったフロッシュに、その嘆きの言葉を発する事は叶わない。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
シトー・フニョミョール
テフラ君(f03212)と一緒 アドリブ歓迎
ぬーん、何とか尻子玉を抜かれずに突破できたけど、不気味ですね。
あちこち水が垂れてるし、石像が増えてるし…石像?
ま、まさかこれ全員犠牲者なんぬ!?
これはまずいですね。【POW】で突破、突破ですよ!
呪いの根源まで一足お先ですよ、ぎゃっ!(転倒して水たまりにダイブ)
こ、これはもう無理なんぬ、テフラ君、シトーの屍を超えていけ、ぬ(上から大量の水が降り注いで完全に石化)
テフラ・カルデラ
シトー(f04664)と同行
アドリブ可
色々ありましたが何とか尻子玉を抜かれずに済みました…
あれが抜かれていたらどうなっていたことか…
シトーさん、鍾乳洞ですから水が垂れているのは当たり前ですよ~
え?石像? 石像というよりは…人の形をした鍾乳石ですね?
確かにこれだけ多いと不気味で…え?犠牲者!?
そうだとすればこれはかなりやばい!あ、シトーさん待って…
水を浴び鍾乳石化しつつも追いかけた先は完全に固まりかけのシトーさんが…
うぅ…すみません…わたしも集中的に浴びてしまって動けないです…
中途半端に手を伸ばしたまま固まって…そこから鍾乳石の氷柱もできてしまって…
このまま…鍾乳洞の…一部…に…
数宮・多喜
【アドリブ改変・連携大歓迎】
【タッチダウンしてもしなくてもいいです】
くっそー。油断しちまった……(這いながら)
こんなザマじゃ、普通はこの鍾乳洞の水滴に成す術もないだろ。
でもって取れる対策って言ったら、
傘を作るかバリアを張るかだよな?
まあ傘を作ってもいいけど……造りが荒くて穴だらけじゃ困るし、
気張ってバリアを張るかぁー……
……ケツに力が入らないって結構キツイのな。
思ったよりもバリアの範囲が狭いじゃねぇか!
まだ電撃で水滴をはじけてる今の間ならいいけどさ。
集中力が、最奥部まで続くかねこれ……!?
下手に固まったら寝そべったような姿で晒されちまうんじゃねぇか……?
なんとか、なんとかもってくれればあっ
相馬・雷光
な、なんとか辿り着いたわ……
今更ながらよく考えたら、道中ずっと鬼燈にお尻ガン見されてたのね……
と、とにかく、今はこの依頼をさっさと終わらせなきゃ!
トラップが仕掛けてるワケじゃなくて、鍾乳洞そのものが呪われてるのね
あー、水滴避けながら進むなんて、普段なら楽勝なのにぃ~
【降魔化身法】で身体能力を強化して突破するわ!
鍾乳洞の中でも【暗視】があるから視界は問題なし!
落ちてくる水滴を【見切って】【ダッシュ】で駆け抜ける!
問題は……化身法のデメリットね
流血か毒ならともかく、この状況下で呪縛はマズいわ!
呪縛来るな呪縛来るな呪縛来るな――!
(アドリブOK デメリットどれが出るかもお任せ)
佐伯・晶
他の世界行ってて遅れたけど
UDCにはお世話になってるし頑張らなきゃな。
パーカーを脱いで被りながら進もうかな。
石化には慣れてきたけど石像になりたい訳じゃないし。
石化している人がいたら
倒れそうになってないか気にしつつ前進。
なんか四つ這いの人が多いような?
倒れて服の砕けた女性職員を見かけたから
パーカーをかけておくよ。
後は水滴を避けつつ進むさ。
TシャツとGパンが石化して
所々砕けても気にせず走るよ。
危ない状態なったらドレスに変身
スカートの裾を括って走るさ。
転んだらドレスも粉々だなぁ。
足が石化し立って歩けなくなったら
這ってでも進もうとするよ。
こりゃ、ほとんど裸婦像だな。
後は皆に任せるしか、な…い…か……。
カリッサ・クルス
くっ、体がまともに持ち上がらないわ。ここからも這いつくばって進むしかないわね。
正直水滴とか避けてる余裕とか無いのだけど……まあ、誰か一人くらい突破できるでしょうし、最悪石化しちゃっても良いか……。とりあえず行けるところまで行ってみましょ。
くっ、もう四肢が固まっちゃって動けないわね。
こんな四つん這いみたいな状態で石化してしまうなんて……後から来た人には椅子にちょうどいい岩くらいにしか見えないわね。屈辱的だわ……。
よく考えたら突破できないのが分かってるなら入口で誰かが突破するのを待ってれば良かったわ。尻子玉を取られたせいで頭も回ってなかったみたいね……。
(アドリブ歓迎です。NGは特にないです。)
「くっ、体がまともに持ち上がらないわ……」
這いつくばって鍾乳洞を進んでいくカリッサ。尻子玉を抜かれてもなお進む事を諦めない……とは言った所で、この状況で水滴を避けて進むなど当然不可能だ。
「まあ、とりあえず行ける所まで……と思ったけど」
先程からもう、背中からお尻にかけてが、強張って動かない。そしてその石化は、徐々に全身へ広がり、じわりじわりと動きが鈍っていく。
「おーい、大丈夫かい?」
そんなカリッサの姿を見つけた多喜が声をかける……が、カリッサの方はといえば、そちらに振り向く事すら出来ない。
「大丈夫、とは言えないわね……もう全身動けなくなるのも時間の問題よ」
他人に声をかけられると、どうしても、自分の格好を、他人の視線を意識する。そちらを確かめる事もできないが、四つん這いを後ろから見られるのはなかなか恥ずかしい。
「そうかい……って言った所で、あたしにも、何かできる訳でもないんだけどさ」
多喜の方も、尻子玉を抜かれ、這って進む事しか出来ない。カリッサと違い、頭上に電撃のバリアを展開している分、なんとか水滴は凌げているが。
「くぅ……ケツに力が入らないってのは、結構キツイもんだね……」
そのバリアを維持する集中が、気を抜くと乱れてしまう。すでに僅かに身体が濡れ、身体のあちこちが小さく石化していた。
「やっぱ傘でも作っとくべきだったか? ……いや、でも造りが荒かったら結局ダメか」
「傘……そうね、せめてそうするべきだったかしら」
即席の傘ぐらいだったら、自分でも作れたかもしれない。無策よりはマシだったと思い返すカリッサ。
「よく考えたら、突破できないのが分かってるなら入口で待ってた方が良かったわね」
「まあ、かもしれないけど、挑戦するに越した事は……っとぉっ!?」
会話に意識を裂いたのが失敗だったか。多喜のバリアが乱れ、一気に水滴を浴びてしまう。
「ごめんなさい、邪魔しちゃったかしら」
「あー……良いって、あたしから話しかけたんだし、どのみち時間の問題だったよ、これは」
一気に石化が広がり、諦めのため息を漏らす多喜。
「ただ、せめてこの格好はさぁ……」
「そうね、同感……」
這いつくばったような多喜にせよ、四つん這いのカリッサにせよ。こんな格好で石化する恥ずかしさに顔を赤くし……その赤もすぐに鍾乳石の色に変わり。完全に洞窟の一部を形成するオブジェと化した。
そのしばらく後。
「あー、水滴避けながら進むなんて、普段なら楽勝なのにぃ~……!」
息も絶え絶えに、洞窟を走る雷光。走る度に、尻子玉を抜かれたお尻が疼き、声を漏らす。
普通なら足腰立たない所を、その身に化身を下ろす事でなんとか身体を動かすが……その代償として、先程から毒が身体を蝕み、苦痛に汗が滲む。
「まあ、呪縛よりはマシよね、そんな事になってたら、もう走る所じゃなかったし!」
「大変そうだね……としか、僕には言えないけど」
一方、後から遅れてやって来た晶は、運良く尻子玉を抜かれず洞窟まで辿り着いた。雷光に並走し、洞窟内をひた走る。
「おっと、また犠牲者か……這ってる人が多いね」
「そりゃあそうでしょうねぇ……!」
カリッサ達の石化した姿を見つけ、感想を漏らす晶。実感の沸かない彼女に対し、化身の力が無ければ立つのも難しい雷光は、強い実感を伴った声を上げる。
「まあ人の心配してる場合じゃないけど!」
「うん、それは確かに……!」
傘代わりにしていたパーカーは、途中で裸で固まっていた犠牲者にかけて来た。TシャツとGパンも、すでに石となって砕け散った。今彼女が身にまとっているのはプリンセスのドレス、スカートの裾を捲って駆けているが、そろそろそのドレスも、その下の身体も固まりつつある。
「とにかく、石化しきる前に到着出来れば……と思ったけど、流石に無茶だった、かな、これは……」
「くぅ……こんな所で石化なんかして、たまるもん、ですかっ……!」
忍者らしく水滴をかわし続けて来た雷光だが、尻子玉の疲労、毒の消耗、鍾乳洞の不安定な足場。消耗が激しく、息が上がる。
「あと、もうちょっとなは、ず……きゃあっ!?」
「うわ……っ!」
そうして2人とも余裕が失われていたせいで、水たまりに気づかず、踏み込んで脚を滑らせる。転倒し、地面に這いつくばると、一気に石化が進行し始めた。
「くっ……ここまでかな……」
「うぅ、私とした事が……って言うか」
どんどん石化してくる身体を見て、ため息を漏らす晶。一方の雷光は焦り慌てる……石化する事自体もまずいのだが。
「せめてこの格好だけはっ!?」
お尻をグッと天高く突き上げた格好で石化を始めた事が何より恥ずかしい。顔を真っ赤に染めるが、さっき水たまりに突っ込んだ脚も、地面についた手も、完全に固まって動かない。
「なんでいつもこう、お尻ばっかりぃっ……!」
「うん、まあ……僕よりマシだと思ってくれれば」
晶は、せめて励ましにならない励ましを送る。こちらは転倒時にドレスが砕けてしまっていた。
「ほとんど裸婦像だね、これは……」
「それは同情するけどっ、私だって恥ずかしいものは……!」
結局、お尻を突き上げた格好のまま石化する雷光。
「後は皆に任せるしか、な……い……か…………」
晶も完全に石化し、動かなくなる。
で、さらに、しばらく後。
「色々ありましたが何とか尻子玉を抜かれずに済みました……あのまま抜かれていたらどうなっていた事か」
胸を撫で下ろしながら、鍾乳洞を歩いて来るテフラ。その隣で、シトーは周囲をキョロキョロと見回す。
「ぬーん、それは安心だけど、ここも不気味ですね。あちこち水が垂れてるし……」
「シトーさん、鍾乳洞ですから水が垂れているのは当たり前ですよ~」
オニキスの黒い身体に怖気を感じ、身体を震わせるシトー。一方テフラは、河童の影も見えないせいか、気楽な様子だ。
「ふぅ、でもちょっと疲れましたねー」
近くのちょうど良い椅子に腰掛け、休憩しようとするテフラ。それを見たシトーが表情を強張らせる。
「……って、テフラ君? それ……石像じゃ?」
「はい? ええっと、石像……って言うか人の形をした鍾乳石ですね?」
不思議そうに首を傾げるテフラ。
「あ、そっちにも有りますね、シトーさんの足元。確かにこれだけ多いと不気味で……」
「いや、これ、多分石像じゃなくて……」
テフラが座っているのは、カリッサ。シトーが今踏みつけたのは多喜。
「ま、まさかこれ全員犠牲者なんぬ!?」
「えっ、犠牲者っ!?」
それに気づいてシトーが声を上げ、テフラが慌てて立ち上がる。
(くぅ、まさか椅子にされるなんて……)
(悪気はないとはいえ、踏まれるとは……もっとまともな格好で石化してりゃあ!)
石化しても意識は鮮明な2人は恥辱を感じるが、その感情はテフラ達には伝わらない。ただ、この場にいるのがとてもまずい、と言う事は理解する。
「呪いの根源まで一足お先ですよ!」
「あ、シトーさん待って!」
慌てて走り出すシトーを追ってテフラも駆ける……が、気づけばその身体は大部分が固まり、動きが鈍い。
「待ってる余裕はなぎゃっ!?」
そして走っていたシトーも、障害物……すなわち雷光の石化したお尻に蹴つまづいて、思いっきり水たまりにダイブした。
「ぬ、ぬーん……」
なんとか動く間に身体を起こし、振り向くが……振り向いた端から、身体が固まって変質していく。
「うぅ、こ、これはもう無理なんぬ……」
もとより黒いオニキスの身体。鍾乳石の変化も、石から石に変わるに過ぎない。
だが、それだけで、身体が自分のものではなくなっていくような、そんな無力感が強く感じられ、動けなくなっていく。
「テフラ君、シトーの屍を越えていけ、ぬ」
「うぅ……すみません……わたしも、もう動けないです……」
越えていけと言われても、テフラも身体がほとんど固まって動かない。なんとか苦心してシトーに手を伸ばそうとするが、それも中途半端にしか動かない。
「ぬー!?」
そこへ、一気に水が降り注ぎ、二人の身体がを完全に硬化した。
多分水が集中的に集まる場所で、それが水たまりを作っていたのだ……などと言う推測は、指一本動かせなくなった彼らには意味がない。
(ああ……このまま……鍾乳洞の……一部……に……)
そのまま、2人も完全に鍾乳石となり、動かなくなって。
しばらくすると、テフラの指先から鍾乳石の氷柱も垂れ下がる。
……まるで、太古の昔からそうであったと錯覚するかのように。先程テフラが、すぐには石像だと気づかなかったように。
完全に、鍾乳洞の一部となっていく。
大成功
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火奈本・火花
「とにかく一人でも辿り着ければ良いというのも……それほどに到達が難しい、敵の自信にも思えますね」
■行動
サイバーコンタクトをフル稼働で鍾乳洞を進みます
『暗視』に加え、周辺の地形の『情報収集』を行って水滴に当たらないようにしましょう
頭上の鍾乳石や足元の水溜りに注意して進めば、水滴にあたる事もないでしょう。避けては進めない位置にあれば、タイミングを測って進めば良いだけです
ですが、私がサポートする事で先に進める仲間がいた場合、水滴の盾になりましょう
さっきの罪滅ぼし、とは行かないでしょうが
その時は、石筍に手を突いてお尻を突き出したような、恥ずかしいポーズになっていたり……しそうですね
■
アドリブ歓迎
NG無
ルナ・ステラ
あぅ...何とか鍾乳洞に辿り着いたものの
まだ力が入らないです...
水滴気をつけないとですね...
箒で一気に行きたいですけど、力が入らない状態で箒には乗れないですね...
どうしましょうか?
イス(氷、停滞)のルーンで、凍らせて垂れないように対処していきましょうか...
ちょっとずつだけど、これで進めるはずです
—ここにも河童さんたちが!?
今来られたら...
ひゃん!
もう、尻子玉ないですよぅ...
きゃっ!
水滴が...
身体が!?
(動けなくなって...なのにお尻触られて変な気持ちに...力が入らな...助けて!!ユニコーンさん!)
《うまくいけば浄化の力で石化がとけて、ピンチ脱出?》
「ふぅ……先は長いようですね」
サイバーコンタクトに映る情報量の多さに、何度か瞬きして頭を抑える火花。
「とにかく一人でも辿り着ければ良いというのも……それほどに到達が難しい、敵の自信にも思えますね」
こうして、情報を分析して、水滴の落ちない場所を選んで歩いていても、相当に疲労するのだ。そうした術が無ければ……ましてや尻子玉を抜かれていれば。
「まあ、このまま何事もなく進めれば……」
「きゃ、きゃあ、来ないでぇっ!」
そこに聞こえる悲鳴にも、驚きはしない。こんな場所で何事もない、などと言う事がある筈がないのだから。
「さて、看過は出来ませんね」
焦って水滴を浴びないように、声の進む方向に小走りで駆けていく火花。
その声の主……ルナは、こんな所まで追って来た河童から、必死に逃げていた。
「な、なんでここに河童さん達がぁ……!」
尻子玉を抜かれ、箒に乗る事もできず。それでも、イス……氷と停滞のルーンで水滴を凍らせて静止させ、ここまでなんとか這って進んできたルナ。
だが、河童はそんな彼女の尻へ容赦なく手を伸ばしてくる。
「ひゃんっ……や、やだっ……もう、尻子玉ないですよぅ……!」
お尻を撫でられ、声を上げるルナ。当然尻子玉を抜かれる事はないが、河童の手が這い回ると、ゾクゾクとした嫌な感覚が背筋を突き上げてくる。
「だ、だめ……撫でたりしちゃ……んっ、あっ!?」
その感覚に気を取られ、ルーンの維持が出来ない。凍った筈の水滴が、ルナの上に降り注ぎ始める。
「きゃっ……身体……がっ……」
身体のあちこちから石化が広がり、動けなくなっていく。その身体がほとんど石になっても、河童はその尻を撫で続ける。
(っ……変な気持ちに……力が……入らな……)
顔まで石化すれば、声を発する事すら出来ない。だが、未知の感覚……嫌悪の中に熱を覚え、その心は戸惑いに揺れる。
(ダメ……集中……出来な……)
「そこまでです」
その河童を、火花は両手で思い切り突き飛ばした。そのままダメ押しに拳銃を叩き込んで追い払う。
(い、今……ユニコーンさんっ!)
お尻から刺激がなくなった瞬間、心の声を強く発するルナ。応えたユニコーンが呼び出されると、浄化の光をルナの身に浴びせ、石化の呪いを解いていく。
「っ、はぁ……よ、良かった……ありがとうございます……あっ!?」
だが、その逆に、火花は急速に石化していく。河童を追い払うために無理に動いて、水滴を思い切り浴びたためだ。
「ここまで呪いが広がると、その光でも解呪は出来ないようですね……」
石化していく自分の身体を、冷静に見つめる火花。Dクラス職員に助けられてここにいる、それは彼女にとって、心のシコリとなっていた。
「だから、これは罪滅ぼし……いえ、自己満足です。どうか気にせず……」
そのまま完全に石化する火花。ここにいても助けられないのなら、呪いの根源にたどり着くしかない。
「うぅ……ごめんなさい。ありがとうございます……必ず奥に辿り着きますね!」
礼を言い、奥へと進むルナ。それを、火花は動けぬまま見送って。
(彼女を助けた事に後悔はないのですが……)
石筍に手をついた、お尻を突き出した格好で、石化した火花。
(ポーズはもう少し気を使うべきでした……)
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
夜月・クリスタ
(以下化身視点)
応急処置を終え身体中に包帯を巻いたクリスタは、力が入らぬ状態でもプライドだけを頼りに前に進もうとしている。
だが妖力は重傷の回復に回し不足気味。そして傷が殆ど治っておらぬ状態ではこの場で石化する前に力尽きる可能性が高い。
見かねた妾は以前見た吸血鬼の洗脳を再現(鎮痛薬と睡眠薬、【感情喪失薬】を投与した上で【催眠術】)。娘の思考力を奪う事で無力化、眠らせるぞ。
トラウマで薬と催眠術を嫌がるだろうが、そこは無理矢理だ!
【暗視】【情報収集】で監視カメラの死角かつ水滴の量が多い場所を選び娘を安置。あえて石化させ傷を塞ぎ、回復の時間を確保する。妾?全魔力を預け消滅。睡眠の邪魔をしてはダメだぞ?
クロ・ネコノ
この力の入らない状態で、当たると不味い水滴が垂れてくる鍾乳洞を突破しろって…かなり厳しいね。
でもまあ行くしかないか、とりあえず【ゴム体質】の体を伸ばして…って力が入らないせいで伸びきったゴムみたいになっちゃってるね。
まあ、ゆっくりとしか進めない今は普通に進むより体を細く伸ばしてるこっちの方が水滴に当たり難くはなるはずさ、これで進もう。
監視カメラで撮られてるって話だったけどさ、尺取虫みたいに進んでるの見られるのは私としては屈辱的だけど、相手からすると何か分からないよね。
<アドリブ歓迎!>
「はぁっ……はぁっ……」
怪我でボロボロの身体を引きずりながら、必死に前に進むクリスタ。包帯で応急処置したものの、消耗は激しい。
「でも……進まなくちゃ……」
無理をするには危険な状態。プライドと意地でその身体を動かすが、妖力は不足気味でいつ力尽きてもおかしくない。
「……ええい、無茶をしすぎだ、娘!」
そんな彼女の無謀な進軍に痺れを切らし、彼女に憑依した傾国の妖狐が姿を現した。薬のケースを取り出して、鎮痛剤を投与しようとする。
「っ……いやっ……いやぁっ!?」
「抵抗するなっ、全く……こうなれば、見様見真似だが……!」
トラウマが蘇り暴れるクリスタだが、暴れれば傷口が開く。こうなれば強硬手段と、妖狐は吸血鬼の催眠術を再現して隙を作り、その隙に感情喪失薬を投与した。
「ぁ……」
「全く。強情なのは構わんが、少しは己の身を顧みんか……」
瞳から光を失ったクリスタに睡眠薬も投与すると、周囲を観察。監視カメラの死角に寝かせ、水滴を浴びせていく。
「石化すれば、傷口も塞がり、回復する時間も取れよう。……世話の焼ける娘だ、全く」
ため息を漏らす妖狐……と、そこに近づく気配を感じ、慌てて振り向く。
「誰だっ!」
そこにいたのは、何か黒くて長い、蛇のような、尺取り虫のような。
「……いや、何だ、これは?」
「ああ、いや……気にしないでくれるとありがたいな」
尺取り虫の先端についていた顔……クロが向き直り、返事を返す。
伸縮性の高いゴムの体質を持つ彼女だが、尻子玉を抜かれた事によって、伸び切ったダルダルのゴムのようになってしまっていた。
「うん、まあ……結構恥ずかしいね、これは……」
それがクロだとは、言われなければ誰も理解はしないだろう。だが、誰よりもクロ自身が、こんな妙な格好をしている事を自覚し、恥じらう。
「とはいえ、まあ、普通に這い進むよりは、いくらか水滴には当たりにくいからね」
「うむ……まあ、そうだな」
妖狐としては、なんと言うか、恥ずかしい恥ずかしくない以前に、奇怪な生命体にしか見えないのでコメントに困る。
「……と、いや。まあこちらもそれどころでは無かったな。妾は気にせぬゆえ、さっさと行くが良い」
「ああ、そうさせてもらおう」
クリスタの方が大事な妖狐は、クロの事はひとまず忘れ、その様子を伺う。安らかな表情で石化しているのを見ると、ほっと胸を撫で下ろした。
「全く……世話の焼ける娘よ」
そのまま、妖狐は全ての妖力をクリスタに預け、消滅する。それを見送ったクロは、再び尺取り虫のように這い出した。
「んっ……ふぅっ……先は、長いね……」
その視線が、こちらを映す監視カメラを捕らえる。撮られている、と思うとますます恥ずかしい。
「いや、まあ……あっちはあっちで、何だこれはと思っているだろうけどさ……」
まさかこれが少女だとは誰も思うまい。肩を竦め……ようにも竦める肩もなく、ゆっくりと進んでいく。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
露木・鬼燈
なかなか厄介な呪いだよね。
まぁ、これくらいなら何とかなるけどね。
とは言え、それは僕が万全だから。
尻子玉を抜かれてたら苦戦しただろうね。
<隠忍の見えざる手>を展開。
水滴を防げる程度まで収束を甘くして巨大化。
組み合わせることでドーム状を形成して完全ガード。
さらに破魔属性を付与して呪いを浄化するです。
足元に溜まっている水も退けた方が安全だよね。
念動と水魔法を組み合わせて退けるっぽい!
後は転んだりしないように慎重に移動。
んー、一人くらいなら皆の憧れであるお米様抱っこ…
違った、お姫様抱っこで運べる気が。
やっぱり恥ずかしいっぽい?
僕は全然いいんだけどね。
どーなんだろね?
がんばる?それとも運ぶ?
秦田・麻弓
これは大変です、ちゃんと力入らない状態だから避けれる気はしないけど、頑張らなきゃですね
誰かに支えてもらってるようなら置いてもいってもらっても構わない旨を、なんなら背負って盾にしてもらうよう言います。
ほら、一人だけでもたどり着くことが肝心ですし…あと密着してると気になって…あ、いや、私がではなくて気になるだろうなーって。
石になる時はお尻上げて這う姿勢で、この格好を後から来る人とか教団の人とかにも見られるんだろうなーとか思って表情が緩…あ、これは尻子玉抜かれて力が入らないだけで…少しはちゃんとした表情にってもう間に合いませんでしたーっ
あとは回収して運んでもらえるように祈るしかないですよね、うん
「なかなか厄介な呪いだよねー。まぁ、これくらいなら何とかなるけど」
見えざる手を薄く広げ、ドーム状の障壁を作って身を守り、のんびりと進む鬼燈。浄化の力をそこに流し込めば、呪いへの防御は万全だ。
「まあ、尻子玉を抜かれてたら苦戦しただろうけどね。ん~、まあ余裕があるし、誰か助ける事もできるっぽい」
大分余裕があるので、進むのに苦戦している猟兵がいたら助けよう、と決めて進んでいった先、その『苦戦している猟兵』に出会う。
「わ、私の事は置いてもいってもらっても構わないですよ。あ、いや、むしろ難なら私を盾にして頂いても!」
「わー、助け甲斐が無いっぽいー!」
出会ったのは麻弓であった。四つん這いで進むのは本当に腰が抜けているからだが、そこで殊更お尻を突き上げるのは、間違いなく必要のないポーズである。
「ほら、一人だけでもたどり着くことが肝心ですし……」
「いや、まあそれはそうだけど。一人ぐらいなら割と余裕でお米様抱っこ……もといお姫様抱っこできるよ?」
運ばれるのが恥ずかしい女性もいるかもしれないが、間違いなく麻弓はその類ではないだろう。
「ほら、あと密着してるといろいろ気になって……あ、いや、私がではなくて。気になるだろうなーって」
「うん、まあそれは有るけど」
麻弓の身体は、胸も、お尻も、豊かな上に露出度も高い。普通の男ならまず正気ではいられない身体なのは間違いない。
「でもそういうの、僕は余裕だけど。そういう経験は豊富っぽい」
「わぁ、それは素敵……ですがまあそれはそれとして」
なんとかしてそれっぽい理由をひねり出そうとする麻弓。本当に助け甲斐がない。それでいて、体面をかなぐり捨てず口実探しに余念が無い辺りが彼女らしい。
「まあ、一人でがんばるって言うなら別にいいんだけど」
別に無理に助けたい訳でもないし、置いていって欲しいなら別に構わない。と、鬼燈にそう言われるとそれはそれで考え込む麻弓。
「いや、でも、確かにお姫様抱っこされると言うのはそれはそれで、なかなか……って」
そうして考え込んでいる間に、いつの間にか、後戻り出来ない所まで四肢が石化していた。
「くっ、これは……まずいですっ!」
「全然まずそうに見えないっぽい」
石化していきながらも、監視カメラにお尻を向けていく麻弓。
「ああ、こんな恥ずかしい格好を撮られるなんて……って、あ、この顔は単に尻子玉を抜かれて力が入らな」
露骨に緩みきった表情のまま、最後まで言い訳をしながら完全な石と化した。
「……これ、どーするのがいいんだろね?」
後に残された鬼燈は、やれやれと首を傾げながら、石になった麻弓を抱え上げた。
「本当にお米様抱っこになったし」
お尻を突き上げた、いわゆる「への字」の格好なので、肩の上に米俵のように担ぐのがちょうど良い。
「まあ、感触は石だけど、一応、眼福?」
なのかなー、と悩みながらも、せっかくなのでその豊満な石像を愛でつつのんびりと進んでいく。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
ウィーリィ・チゥシャン
【かにかま】
(WIZ)
尻子玉を抜かれたチェルノを背負い、鉄鍋を傘代わりにして水滴から彼女を『かばう』で守りながら鍾乳洞を進む。
いくらなんでも敵の妨害はないみたいだけど、足元が滑りやすいから気をつけないとな。
背中に当たるチェルノの身体の感触とか時折あげる変な声に気を取られないようにしながら慎重に歩みを進める。
水滴が多くて突破が難しい様なら『飢龍炎牙』でまとめて蒸発させ、その隙に駆け抜ける。
万が一俺が石化したらシャーリーに後を託し、チェルノまで石化しないように身体を入れ替えて彼女を水滴から身を庇う形にする。
在原・チェルノ
【かにかま】
(WIZ)
んっ…
(ウィーリィくんの背中で身じろぎしながら)
この先にある保管庫までいけばあたしの尻子玉も取り戻せるんだよね
それまでウィーリィくんのお世話になるけど、ゴメンね?
ひゃうっ!
(胸の先がウィーリィくんの背中に擦れて思わずヘンな声が出る)
あ、あまり乱暴にしないで…
でも運んでもらうだけっていう訳にはいかないからお仕事しないとね
ウィーリィくんから鉄鍋を一つ借りて【バトル・インテリジェンス】の戦術ドローンの上に乗せて傘代わりにして、【第六感】で危険を察知したらそれを操ってあたし達を水滴からガード
あとは広範囲は無理だけど【念動力】でブロック
※NGなし・アドリブOKです
シャーリー・ネィド
【かにかま】
(SPD)
尻子玉、やっぱり抜かれると気持ちいいのかなぁ
いやいやいや(ぶんぶんっ)
ボク達ならともかく、尻子玉抜かれた人はこの鍾乳洞を突破するのは大変かも?
だからまっすぐ中央部の呪いの根源を目指して石化のリスクを排除する
宇宙バイクと合体して【エクストリームミッション】を発動、猛スピードで飛行して水滴を回避しながら中央部に向かう
もし水滴に当たってもスピードを落とさず、完全に石化する前に呪いのkん減に辿り着くよ!
(※NG無し)
(※アドリブ大歓迎です)
「ゴメンね、ウィーリィ君。お世話になっちゃって」
「気にするなって。こういうのはお互い様だろ?」
尻子玉を抜かれたチェルノと合流したウィーリィ。彼女を背負い、鉄鍋を傘代わりにして鍾乳洞を進んでいく。
「この先にある保管庫までいけばあたしの尻子玉も取り戻せるんだよね」
「そういう事らしいね」
宇宙バイクを変形させたサメ型パワードスーツを身に纏い、身を護るシャーリー。いざとなれば一気に駆け抜けるつもりだが、チェルノ達の様子を見るため、今は並んで歩いている。
「尻子玉か……」
様子を見ると言うか、むしろチェルノの事が気になって仕方がない。よりはっきりと言えば、尻子玉を抜かれた時のことがすごい気になる。
「? どうしたの?」
「い、いや、なんでもっ!」
だからって「抜かれると気持ちいいの?」とは当然ながら聞きにくい。ぶんぶんと首を振って誤魔化す。
「なら良いけど……んっ!」
「だ、大丈夫……か?」
首を傾げた拍子、声を漏らしてしまうチェルノ。それを気遣うウィーリィだが……その顔は真っ赤だ。
「大丈夫、ちょっと胸が擦れ……ひゃうっ!」
「お、ぉぅ……だ、大丈夫なら……良いんだけど……」
ただでさえ大きい上に、肌に密着する薄いスーツに身を包んだチェルノの胸は、年頃の少年であるウィーリィにとっては刺激があまりに大きすぎる。
「んぁっ……あ、あまり乱暴にしないで……」
「わ、わかった! わかったから!」
その上チェルノの言動が何かと自然に危ない。要は優しく運んで欲しいと言う意味なのは、わかるのだが。
「大丈夫? 代わる?」
「うぅ、いや、ここは大丈夫……先に行っててくれ」
正直魅力的な申し出ではあるのだが、一番速いシャーリーが呪いの根源に急行し破壊する方が、万が一石化した時もリスクが小さい。
「まあ、尻子玉抜かれた人はこの鍾乳洞を突破するのは大変だろうしねぇ……」
誰一人として辿り着かないと言う事は流石に無いだろうが、時間はかかるかもしれないし、その間にウィーリィがいろんな意味で限界になってしまうかもしれない。その思いを受け取ったシャーリーは、頷き一気に駆け出した。
「なるべく急いで辿り着くから! 待ってて!」
多少水滴が当たろうが、その呪いが身体に浸透しようが、とにかく最速の移動を試み、ひたすらまっすぐに突き進む。
「ふぅ……早く着いてくれると良いんだけど」
「んっ……はふ……そうだね……」
元々、濡れた鍾乳洞の足場は不安定で、人一人を担ぎながら歩くのは消耗する。鉄鍋の傘がずれてしまわないように、チェルノを落とさないように、意識しないように……直情に突っ走りたいウィーリィにとって、考える事がいっぱいで頭がパンクしそうだ。
「私も、運んでもらうだけっていう訳にはいかないし……ウィーリィ君、鉄鍋、一つ借りても良い?」
「…………あ、うん、もちろん」
集中しすぎて一瞬聞き逃しかけたウィーリィから鉄鍋を受け取ると、チェルノはドローンを呼び出した。その上に鉄鍋を乗せると、傘の代わりに飛ばす。
「これで、少しは役に立つよね?」
「そうだな、大分助かるぜ」
考える事が少し減っただけでも、心底ありがたい。その僅かに生まれた余裕で、ウィーリィは全力で雑念を払って意識を集中する。
「……はっ!」
その身体から解き放つは紅蓮の炎。それが、周囲の水滴を浄化させ、鍾乳石の水分を乾かしていく。
「ふぅ、これで少しは歩きやすく……」
「ひゃんっっ!」
が、その炎に驚いたチェルノがぎゅううっ、と抱きついてきて、胸を押し付けてきて。
「あ、あるきやすくなったはず!」
せっかく歩きやすくしたのに、むしろ余裕がなくなった気がする。
(シャーリー……ほんと、早く辿り着いてくれ……!)
「何か期待が重い気がする……!」
大分先行しているシャーリーだが、遥か後ろからでもウィーリィのそんな思いが届いた気がした。気の所為かもしれないが、きっと間違ってはいない。
「本当にっ……早く辿り着くからっ……!」
これはもう、万が一にも、途中で石化するなどと言う事は許されない。パワードスーツの燃料としてその強い決意の力をくべて、シャーリーは一気に加速していく。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
彩波・いちご
【恋華荘】で引き続き
前章で尻子玉抜かれたので、ゆのかさんに背負われたまま進んでます
「すみません…迷惑かけてしまって…」
移動中の振動で(ゆのかさんの和服ごと)ずるずるとずり下がりそうになり…
なんとか体勢立て直そうとするとかえって脱がしていくような…(汗
そうして進んでいってましたが、ゆのかさんもさすがに疲れたのか、上で暴れる私のせいか、結局4人もつれるように転んでしまい、私はゆのかさんの服を脱がしつつ押し倒す格好で胸に埋まり、私の上からアルテミスさんとベルさんが乗っかる格好で……
そして結果、ゆのかさんの胸を掴んだり、アルテミスさんやベルさん御胸を後頭部や背中に感じたりという体勢のまま石に…
白銀・ゆのか
【恋華荘】より参加
何とか脱力状態の3人連れて来れたけど…
「私こそごめんね…?
庇われなかったら、私だってきっと…」
恩返しではないけど…3人全員背負い直し、
疲労困憊な体を叱咤して、鍾乳洞を抜けようとするわ。
3人に予備の服をかけて濡れないように
…でも
「いちごったら…力抜けててもとらぶる体質、染みつきすぎよ、もぅ…」
胸元をずらす手を感じて…
身体が重い、身体が熱い、
正直、体重以上に重みを感じてて
前へ…少しでも…
ぁぁ、ダメ…体が、崩れる。
せめて背負った子達がケガしないように、
とっさにでも抱きとめて、あげな、きゃ…
胸元に暖かくて気持ちいい吐息、感じるけど…
このまま気持ちよく固まっちゃうのは…恥ずかしい、な…
アルテミス・カリスト
【恋華荘】
いちごさんは女の子
「この鍾乳洞の奥に、尻子玉が保管されているのですね」
いちごさんの尻子玉は私のもの……
じゃなかった、奪われた自分の尻子玉を取り戻さないと!
「ゆのかさん、すみません、運んでいただいて……
騎士としてはお守りしなければいけないのに……」
身体に力が入らないため、他のメンバーと一緒に、唯一無事だったゆのかさんに運んでもらっています。
ですが、ここから先は水滴に当たると石化する鍾乳洞。
これ以上、ゆのかさんに迷惑をかけないよう、
石化しないように気をつけなければ!
「って、きゃあっ」
濡れた足元に滑ってしまい、いちごさんに胸を押し付ける形で転んで
そのまま石化していってしまうのでした。
フロウヴェル・ゼフィツェン
【恋華荘】の皆と引き続き参加なの。
さっき尻子玉を抜かれたせいで、まともに動けないの…
仕方ないから、唯一無事だったゆのかに運んでもらうの。
「うぅ、面目ないの」
因みに、直接ゆのかに背負われてるいちごの上から更に背負われてる形なの。だからおっぱい押し付けてる状態。
せめて、頽廃たる夜会の招待状で作ったマントを羽織って、一緒に運ばれてる皆共々、水滴を回避できるようにするの。
でも、いちごが動いたりアルテミスがバランス崩したりして、マントがずれ落ちてって。
何とか立て直そうとするけど、限界を超えたゆのかが倒れちゃって。
マントが落ちて、いちごの後頭部におっぱい押し付けるような形で石化しちゃうの。
「ゆのかさん、すみません、運んでいただいて……騎士としてはお守りしなければいけないのに……」
「うぅ、面目ないの」
尻子玉を抜かれた3人をゆのか一人で担ぎ、鍾乳洞の中を進む恋華荘の面々。
「すみません……迷惑かけてしまって……」
「私こそごめんね……? 庇われなかったら、私だってきっと……」
いかに羅刹の怪力でも、3人まとめて運ぶのはキツく、疲労に汗を滲ませる。それでも恩返しだからと思えば、耐えて確実に歩みを進めていく、のだが。
「いちごったら……力抜けててもとらぶる体質、染みつきすぎよ、もぅ……」
移動の振動で、ゆのかの着物にいちごの手がかかり、ずるずるとずり下ろされていく。
覚悟はしていたものの、実際そうなってみれば顔が赤く、熱くなっていくのを感じる。
「えっ、ゆのかさん、何か言いましたっ……!?」
もっとも、いちごの方はそれどころではない。ゆのかが3人を担ぐ際、体格順に縦に重なる形になっているので……。
「うぅぅぅぅ……」
つまり、下からはアルテミスのお尻、上からはベルの胸。柔らかい感触が強く伝わってくる。この状況で、どこの布を掴んでいるか気にしている余裕はない。
「んっ……いちご……あんまり動いたらダメ……あ、んっ……」
「わ、私にはどうにもぉっ……!」
特に、歩く際の振動や、姿勢を直そうとする動きは、ベルの胸を刺激する事に繋がる。
結果、より柔らかさを強く感じてしまうし、色っぽい喘ぎ声は聞こえてくるし。
「大丈夫です、いちごさん! これ以上ゆのかさんにご迷惑をかけないように、私がしっかりと支えますから!」
「それは……ええ、それはありがたいのですけどっ!」
気合を入れれば空回りするのがこの女騎士の特性だ。しっかり支えようとすればするほど、お尻がぎゅうぎゅうといちごに押し付けられる。その感触から逃れようと身をよじれば、ベルの方にまた振動が伝わり……にっちもさっちも。
「このまま鍾乳洞の奥に辿り着いて……尻子玉を取り戻さないと!」
アルテミスの方は、洞窟の奥に保管されている尻子玉の事ばかり考えており、自分の上がそんな状況になっている事に全く気づいていない。
「そして、いちごさんの尻子玉は私のもの……」
「アルテミスさん?」
呟きは聞こえなかったが、不穏な気配を感じて声をかけるいちごに、ビクンッ、と身体を震わせるアルテミス。
「……はっ、な、なんでもないですよ、早く奪われた自分の尻子玉を取り戻さないとですよね!」
「あ、アルテミス……あ、暴れないで……きつい……」
慌ててごまかそうとすればするほど、バランスが崩れ、ゆのかの体勢が乱れていく。
「ああっ、すみません!」
「うぅ……重……いぃ……」
アルテミスが謝るが、その声も聞こえていない。ただ3人分の体重を支えるよりも、ずしりと重く感じる負荷。
着物は完全にずり下ろされており、恥ずかしくはあるのだが、その胸元に感じる冷たい風が火照った身体に心地よくすら感じられる。
「うぅ、こっちも、このままだと、危ないの……」
一番上のベルは、ユーベルコードで作ったゴシックのマントやゆのかの予備の服で水滴を防いでいたが、下のバランスが崩れると、ずれ落ちて行きそうになる。
「あ、危ないです……!」
それを立て直そうとすればするほど、いちごの身体にむぎゅむぎゅと押し付けられる柔らかな感触。上も下もてんやわんやで、バランスを取るのはあまりに厳しく……。
「な、なんとか、安定させ……あっ!?」
「んんっ……!」
そうして、必死に滑り落ちないようにといちごが手をかけたのは、ゆのかの服から零れ落ちた胸。強く握られた瞬間、身体が大きく跳ね上がり。
「わ、わっ、わあっ、ごめんなさ……あっ!?」
「ぁぁ……もう……ダメ」
当然そんな事になれば体勢を維持出来ず、4人、もつれ合うように転倒する。
「むぎゅうっ……」
「大丈夫……怪我、ない……?」
そうして転倒したいちごの顔は、すっぽりとゆのかの胸に収まっていた。怪我させないように、となんとか反転して、仰向けになって受け止めた結果であるが……正直否めない逆効果感。
「ああ……吐息……暖かくて、気持ちいい……」
「むぎゅっ……むぎゅっ、むぎゅうっ!」
疲労困憊で意識が朦朧としたゆのかは、いちごの吐息を感じると身体を火照らせる。いちごとしては当然、この状況から脱したいのだが、暴れれば暴れるほど、むしろゆのかの胸を刺激する結果になってしまい。
「い、いちご……動いたら……」
「あ、あんっ、ダメです……!」
そして後頭部にはベルとアルテミスの2人の胸がずっしりと鎮座しているので、顔を持ち上げる事もできないし、持ち上げようとすればするほど柔らかな感触を感じてしまう。
しかしどうやったらあの体勢からこんな状況になるのか。いつもながらに芸術である。
「うぅ……すみません、もう動けません……」
「手足も背中ももうがっちり固まってるの……」
当然、上にいる2人が一番水滴を浴びて、どんどん固まっていく。ずっしりと重みが増し、当然胸の感触も増して。
「うむ、むぎゅううっ……」
「あ、あんっ……そんなに……息……ダメ……」
その圧迫で、いちごはより一層ゆのかの胸に顔を埋め、熱い吐息を谷間に吐き出す事になる。
その熱い感触に声を漏らし、身体を震わせるゆのか。こちらは、濡れた地面に接する事で、やはり背中から石化して。
「むぎゅうっ……むぎゅ、ぐっ、ふむぅっ!」
そして、3人とも背中から石化していく以上、いちごは最後まで胸の中で溺れ続ける。
柔らかい……のもそうなのだが、それ以上に苦しい。いい匂いはするけど酸素が足りない。
「あ、んっ……そんなに……暴れちゃ……ぁ……」
必死に呼吸を取り込もうとすればするほど、ゆのかの胸が刺激される。恥じらいと心地よさの入り混じった感覚。
「はぁ……このまま気持ちよく固まっちゃうのは……恥ずか……し……」
そうして、蕩けたような顔のまま、ついに完全に石化するゆのか。程なくして3人も石化して。
「む、むぎゅっ……ぐ、む…………!!」
最後にいちごが、窒息寸前でようやく石化し、苦しさから解放されるのだった。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
フランチェスカ・ヴァレンタイン
さながら三次元的な空中障害物レースですわねー…
落ちる水滴の密度が薄いルートを探った上で自前の翼で羽ばたき、落ちる位置を縦軸の障害物に見立てて躱しながら飛び抜けていきましょうか
それでも避けきれないものには勘と第六感で対処しつつ、推力偏向機動の風圧や衝撃波で自身に接する前に弾き飛ばせば問題はないかと?
ルート取りが然程シビアなものでなければ、途中で見掛けるであろう石化している方もワイヤーアンカーで拾って運べそうですかねー…?
尻子玉を抜かれた方がご一緒している場合は、お一人ぐらいでしたら抱えて飛べますのでどうぞご遠慮なく
ただ、慣れていない方には激しく感じる機動のようですから、お気をつけくださいませ?
八剱・忍
【アドリブ大歓迎です!】
尻子玉抜かれたらこんな風になるんか……。
足腰がくがくやで……?!
とりあえず、鍾乳洞は無事抜けたい所やな!
……ちゅうか、さっき脱がされた下着どこいったんや?
スカートん中スースーすんねんけど……!
へっぴり腰で鍾乳洞を進むから、滑る足元で派手にすっ転ぶかもしれへんな!
尻餅ついた拍子にM字開脚にでもなったら大変やで。下着あらへんし。
そのまま固められたら目も当てられへんな……!
……まあ、大丈夫やろ!
「尻子玉抜かれたらこんな風になるんか……足腰がくがくやで……?!」
大鎌を杖代わりに、へっぴり腰で洞窟を進む忍。立っているのもキツい状況で、足元がおぼつかない。
「ちゅうか、脱がされた下着は結局どこいったんや……」
あれから探し回ったのに見つからず、スカートの中がすーすーする。それが気になるせいで、歩くのに集中出来ない。
「なんとか鍾乳洞は無事抜けたい所やけど……これきっついな……!?」
そんな状況で落ちてくる水滴も気にしながら……と言うのは、大変に厳しい。何度も足元を滑らせかけ、その度に冷や汗が滲む。
「……まあ、大丈夫やろ!」
それでも、根拠なく楽観的彼女は、諦めずに洞窟を進む。一歩ずつ諦めずに進めばきっとなんとか……。
「あ、あかーん!?」
ならなかった。思いっきり脚を滑らせ、お尻から地面に転倒する。
「いたた……って、ちょぉ、待っ!?」
強打した尻の痛みに呻きながら立ち上がろうとするが……そのお尻が濡れた地面に触れた事で、そこから一気に石化が進み始めた。地面についた手も当然固まっていく。
「なんで、よりによってこんなカッコで!?」
尻もちをついた時に盛大に脚を広げた上に、スカートまで大胆に捲れ上がった、恥ずかしい格好。だがもう脚を閉じる事も、隠す事も、スカートを下ろす事すら出来ない。
「うぅ、このまま石化するのは堪忍や……!」
そうは言ってももう手足が動かない。このまま、落ちてくる水滴で石化するのを待つばかり……。
「あら、大丈夫ですか?」
「おわっ!?」
そう思っていた忍の身体に、細いワイヤーが巻き付き、一気に吊り上げられた。かろうじて動く首で上を見れば、そこに飛んでいたのはフランチェスカ。
「すっかり動けないようですけれど……よろしければお運びしましょうか。お一人ぐらいでしたら、余裕ですわ?」
「た、助かるわ!」
心の底から安堵して、申し出に応じる忍。フランチェスカは頷くと、吊り上げて一気に加速を始めた。
「ただ……慣れていない方には激しく感じる機動のようですから、お気をつけくださいませ?」
「激しく? ……お、ぉぉぉっっ!?」
途端、急激な加速で左右に振り回され、悲鳴を上げる忍。そんな彼女を尻目に、フランチェスカはさらに派手に機動を見せる。
「この程度の障害でしたら……大した問題にはなりませんわ!」
落ちて来る水滴を柱に見立て、巧みな左右の動きで躱し、それでも避けきれなければ急減速、急加速。
数えきれないほどの空中機動の経験で磨かれた直感は、死角からの水滴も皮膚で感じ取り、見落とさずに回避する。
「派手に揺れますわよ!」
それでもなお際どい水滴は、推力偏向機動で生じさせた風圧で吹き飛ばす。
「この調子なら、無事辿り着けそうですわねー……あら?」
少し余裕が出てきた所でちらりと下を見れば……忍はすっかり目を回していた。
あと、そもそもM字開脚の部分は石化したまま動かないので、その状態で抱え上げられて飛ぶのはそれはそれで恥ずかしかった。
「……いっそ石化しきっていた方が楽だったかもしれませんわねー」
そうは言っても、今更置いてもいけないので、そのまま飛んでいく。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
第3章 ボス戦
『実録都市伝説シリーズ『河童の章』』
|
POW : 『出番だエキストラ諸君!ステージを彩ってくれ!』
レベル×5体の、小型の戦闘用【水棲生物型オブリビオン 】を召喚し戦わせる。程々の強さを持つが、一撃で消滅する。
SPD : 『そこの君!この場に相応しい恰好をしたまえ!』
【『今年の水着、まだ買ってない…』 】の感情を与える事に成功した対象に、召喚した【水着や遊具、防水バッグ等が置かれた更衣室】から、高命中力の【更衣室の鍵】を飛ばす。
WIZ : 『待たせたね、この世で最高のステージの開幕だ!』
【実況席、解説席付き特設ステージの召喚 】を発動する。超高速連続攻撃が可能だが、回避されても中止できない。
イラスト:鳥季
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
|
種別『ボス戦』のルール
記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※このボスの宿敵主は
「雛月・朔」です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
まあそんなこんなで。
何人かの猟兵が無事中心部に到達し、鍾乳洞の呪いの根源を破壊すると、石化した猟兵達も元に戻った。なんとか這って進んだり、誰かに運んだりして、遅れて中心部に到着する。
そして尻子玉保管庫から自分の尻子玉を取り戻すと、ようやく失われた足腰の力も取り戻された。
「やあやあやあ! 困るじゃないか、勝手に尻子玉を持ち出しちゃあ!」
だがそこへ、いかにもチャラい感じの青年河童が姿を現した。
「これは僕達が偉大なる河童教団が、偉大なる河童邪神に捧げるためにわざわざ集めたものでね。持っていかれては困るんだよ!」
河童邪神とはいったい。
「と言う訳で、返してもらおう。ふふ、安心したまえ、君たちの尻子玉はきっと美しい、偉大なる河童邪神も喜ぶだろう!」
なにを安心すれば良いのかわからないが、青年河童が指を鳴らすと、どこからともなく河童の群れが出現し、猟兵達に襲いかかる。
『さあ、侵入者達が尻子玉を抜かれようとしています! 偉大なる教主様の前では万民が尻子玉を捧げずにはいられない! 果たして最初に尻子玉を抜かれるのは誰なのか!』
何故かそれを実況解説する教団員まで現れて……なんと言うかカオス極まりない。
「さあ……君たちも尻子玉を捧げ給え。捧げるにふさわしい格好に変えてあげるから大丈夫だ!」
なにが大丈夫なのか分からないが、こうして、教主との最後の戦いが始まった。
カリッサ・クルス
この場に相応しい恰好って水着なの?そういえば私って水着持ってないわね。
うわっ、突然出てきた更衣室で水着に着替えさせられて……あら、意外と良いセンスの水着ね。実況やら解説やらも褒めてくれるし悪い気はしないわね。
あ、実況に乗せられるまま完全に尻子玉を捧げる体勢になっちゃったわ。
初めて水着を着てテンションが上がってたからって良いように乗せられてしまうなんて……これは相当恥ずかしいわね。
……全ては敵を油断させるための作戦だった、ということにしてごまかしましょ。尻子玉を捧げられて幸せです、みたいなこと言いながら青年河童に近づいて縛り上げてやるわ。尻子玉抜かれてるしうまくいかないかもしれないけれど。
リーゼリア・エアハート
【アドリブ・連携歓迎】
【ピンチ歓迎】
「尻子玉ってなんなのよ!でもヒーローの出番よね!」
遅れて登場変身ヒロイン!
金髪ツインテを靡かせて、白のハイレグレオタコスチュームに身を包み登場!
ツンとした赤い瞳で河童を睨みつけ、正々堂々と戦いを挑むわ!
「う、確かに水着コンテストに参加したかったけど!」
もし攻撃を受けてしまったらどんな水着かはお任せで
大きな生意気ヒップがコンプレックスなので水着になってしまうと見悶えて
「こ、これ…しりこ、らまぁ…」
もし尻子玉を抜かれちゃったらへなへな脱力しちゃうかも?
でもピンチの先にチャンスあり…よね?
頑張って飛び上がって踵落としよ!
腰抜けちゃったら…当たらないかも…?
「アームドアップ・ユピテル!」
力強い言葉と共に、金のツインテを靡かせて、白のハイレグレオタコスチュームで颯爽と登場するリーゼリア……いや、ヴァルキリー・エクレールと言うべきか。
「ヒーローは遅れて登場する……とは言え、全く、尻子玉ってなんなのよ!」
「ふっ……尻子玉とは至高の存在。ゆえに河童邪神様への供物にふさわしいのさ!」
キザな動きでその胸ポケットから更衣室の鍵を大量に取り出す教主は、それを一斉に、周囲にばら撒いた。
「きゃあっ……何、これ?」
ぶつけられても当然ダメージなどなく、首を傾げるエクレール……だがその目の前に、唐突に簡易更衣室が出現する。
「さあ、水着に着替えたまえ!」
「どこからこんな部屋が……と言うか、この場にふさわしい格好って、水着なの?」
カリッサもまた、その鍵をぶつけられ、まじまじとその更衣室を見つめてしまう。
「そういえば私って水着持ってないわね」
「う、確かに水着コンテストに参加したかったけど……」
戦場に突然現れた更衣室……普通なら、そんなものは無視すれば良いだけだ。
しかし、教主の呪力によるものか、2人とも何故か、水着に着替えなくてはならない強い気持ちに囚われる。
気づけば更衣室の中で、しっかりと水着に着替えてしまっていた。更衣室から出た瞬間に、無数の河童や教団員の視線が集中する。
『おおっとまずは、黒いワンピース水着です! 清楚な美少女の肌を覗かせる大胆な切れ込みに、周囲の視線も釘付けだー!』
「あら……そうかしら?」
教団員の実況に煽られると、なんとなくその気になってしまうカリッサ。泳ぐような機会に恵まれなかった彼女にとってはこれが生まれて初めての水着であり、何だかテンションが上がる。
『続いては……これは、赤のTバックビキニ! 食い込みが生意気なデカ尻をグッと引き立てるー!』
「で……デカッ……い、言うに事欠いてぇっ……!」
一方のエクレールは、あまりの恥ずかしさに顔が真っ赤に染まる。大きなお尻は彼女にとって最大のコンプレックス、視線が集まると身悶えして、闘いどころではない。
『お二人とも見事な水着姿です。さあ、是非ポーズを決めてください。こちらにお尻を向けて!』
「ふふ、こう、かしら?」
煽られるままに、お尻を突き出してグッとポーズを決めるカリッサ。そのお尻に、河童が触れて……きゅぽんっ、と抜かれる尻子玉。
「あ……しまった……」
完全に乗せられていた事を恥じらうが、もう遅い。腰砕けになって膝をつく。
「や、やめ……んふぅっ!?」
エクレールは流石に抵抗するが、生意気ヒップを庇いながらでは守りきれず、へなへなと脱力してしまう。ツンとした赤い瞳も、完全に脱力して力なく。
「こ、これ……しりこ、らまぁ……」
「やぁ、2人とも実に美しい尻子玉だ……河童邪神様もお喜びになるよ」
河童達から尻子玉を受け取り、満足げに愛でる教主。そんな教主に、カリッサは、這いずって近づいた。
「ああ……尻子玉を捧げられて幸せです……なんてっ!」
「おや?」
媚びるような言葉の裏で、密かに忍ばせたワイヤーが教主を縛る。
「尻子玉を抜かれたのは……油断させるための作戦だったの!」
「ピンチの先にチャンスあり……よ!」
言い訳っぽいカリッサの作った好機を逃すまいと、力を振り絞って跳び上がるエクレール。電流で無理やり身体を動かし踵落としを……。
『これはー! 一方は這いつくばってお尻を振りながら教主様に媚びる! もう一方は、空中で大胆にデカ尻を見せつけたー!』
「「っ……!」」
その瞬間に響く実況。その姿を揶揄され、カリッサの手元が、エクレールの脚の狙いが狂う。
「残念だったね、だがまあ仕方ない。だが、その最後まで諦めない誇りが、きっと君たちの尻子玉を輝かせるだろう!」
起死回生の連携は不発に終わり、教主に尻をひっぱたかれて突っ伏す2人。
「あああんっ……ま、またお尻ぃっ……」
「くっ、大人しく屈服するより恥ずかしいわね……」
赤い痕を刻まれ、しっかり刻まれ、用済みとばかり放置される。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
秦田・麻弓
はー、大変な目に遭いました。でもこれで元通りなのでもう大丈夫、行きますよーっ
とりあえず攻撃は全部受ける形で注意を引き付けたいと思います。
水着は色々浮いたり透けたりすぐズレたり解けたりするようなとにかくアブない感じのを…や、これしか見つからなくてー、恥ずかしいなー困ったなー
河童さんはボスも含めてより多くの個体を引きつけて色々されるように
いっぱい触られたり見られたりした方がこちらとしても気持ち良…じゃなくて囮としては好都合かと思います
中継されたの拡散とかされたら回収できないし大変ですけど実況の人も引きつけないと他の人の動きを周知されたら困りますしどんどん誘惑してポーズとか声とかも過激な感じに…へへ
クロ・ネコノ
本当に河童だね・・・河童が崇拝する河童邪神ってなんなんだろう。
まず水着に着替えさせてくる能力があるって話だったからちゃんと対策済みさ、服の下に水着を着てきたんだ…変なの着せられても困るからね。
<いつのまにか背後にいた小型河童に尻子玉を抜かれ倒れそうになったクロ…をボトムを持ち上げ食い込ませる様な形で立たせた河童が小型河童に駄目出しをして尻子玉を戻す>
<尻子玉が戻って安堵する暇も無く、河童がクロを使って華麗な尻子玉抜き講座を始めてしまい何度も抜き取られる羽目に>
<息も絶え絶えでうつ伏せるクロを尻目にまとめに入る河童達、せめてもの仕返しに、クロは爆発する矢を地面にたたき付けた>
<アドリブ歓迎!>
「水着に着替えさせる能力があるんだろう? ばっちり対策済みさ」
服を脱ぎ捨て、大きな胸を強調する大胆な黒ビキニを見せつけるクロ。
「どうだい、最初から水着なら、変な水着に着替えさせられる事もなふぉっ!?」
だが、対策していた事が慢心に繋がったか。いつの間にか後ろに接近していた小型河童に気づかず、尻子玉を引っこ抜かれてしまう。
「し、しまった……んひっ!?」
油断を悔いながらも、崩れ落ちるクロ……だがその身体は、ビキニを掴まれる事によって支えられる。
倒れずに済んだ……などと喜ぶ余裕は当然なく、ビキニボトムが喰い込んできて悶えるクロ。
「うぅん……君の尻子玉抜きはエレガントではないね」
「な、何を……んっ!?」
クロを支えた教主は、河童から尻子玉を没収すると、クロの身体に戻す。力が戻ってくる……余裕もなく。
「ひ、ぅぐぅっ!?」
今度は教主に、尻子玉を引っこ抜かれた。さっきとは比べ物にならない脱力感がクロを襲った。
「尻子玉抜きと言うのはこうやるんだ。さあ、やってみたまえ」
「ちょ、待って……ひぅっ!?」
どうやらクロの尻子玉を抜いたのは、まだ若い河童のようで。突然始まる教主の尻子玉抜き講座、その教材にされて、何度も尻子玉を出し入れされる。
「ひぅっ……やっ……も……無理っ、んひぎっ!」
「待ってください。好き勝手はそこまでです!」
息も絶え絶えのクロ……だがそこへ、麻弓が助けに駆け寄った。
「これ以上はやらせませんよ!」
その豊満な肉体を覆うのは、大胆な水着……と言って良いのかどうか。
水着よりもむしろ紐に近いのではないか。あと透けてるし。
「……更衣室の中にこれしか見つからなくてー。恥ずかしいなー……へへ」
(あ、これ助けに来た訳じゃないな……)
棒読みで欲望に満ちた笑みを浮かべる麻弓の姿に、確信するクロ。
「尻子玉を抜くお手本を見せたいなら……私が身代わりになります!」
さあ、さあ、とお尻を突き出す麻弓。身代わりと言うか、明らかにノリノリ。
「ふむ、良い心がけだね。では遠慮なく」
「お、おぉぉぉぉぉ……!」
あまりに激しい快感に一発で腰砕けになり、恍惚とする麻弓。
「んっ……くぁっ……!」
かと言ってクロも解放される訳ではなく。教主が麻弓で手本を見せ、小型河童がクロでそれを実践する、役割分担が形成される。
『これぞ教主様の達人的尻子玉抜きテク! はしたない尻から何度も尻子玉が引き抜かれて行くー!』
「おほっ……おっ、んぁっ……あぉぉぉっ……は、はしたないだなんて……んぁっ」
実況も響き渡るとさらなる恥ずかしさに興奮し、より激しい喘ぎを漏らして、より一層お尻を突き出す麻弓。
「い……いい加減にしろぉっ……!」
「うぉっ!?」
そんな状況に痺れを切らし、クロは思い切り爆発矢を地面に叩きつけた。勢いよく吹き飛んでいく河童達。尻子玉は持っていかれてしまったが、ようやく解放され息を吐く。
『おーっと、これは思わぬアクシデント! 水着がずれてあちらこちらが丸見えだー!』
「ああっ……ダメです、撮らないでください……あ、でも映像の方は後ほどお土産に、是非」
そんな爆発の中でもめげずにハプニングを起こす麻弓。
「……あそこまで開き直れたら人生楽しいかもしれないね」
でも真似したいとは思わないクロである。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
彩波・いちご
【恋華荘】で引き続き
「あ、あの、誰がやってもいいので…早く入れてくれませんか…?」
なぜか私の尻子玉とりあってる皆さんにお願いして、尻子玉入れてもらいます…
「さて、ここから反撃ですよっ!」
【異界の抱擁】の触手で河童をとっ捕まえてやりましょう!
…私はもう抜かれませんからね!
尻子玉抜かれて倒れ掛かるゆのかさんを慌てて抱き留めてキャッチ
そのはずみについお尻を触ることになって…って、なんだか息熱くありません?
アルテミスさんとベルさんまで?
全員倒れないようになんとか受け止めますが…どこ掴んでるかもう確認する余裕もなく
結局3人に押し倒されるような格好に
それでもなんとか触手操作して攻撃はしますけどー!
アルテミス・カリスト
【恋華荘】
いちごさんは女の子
「河童邪神にいちごさんの尻子玉を捧げさせるわけにはいきません!
この正義の騎士アルテミスが、身体を張ってでも守ってみせます!」(フラグ
大剣を構えて、河童からいちごさんを庇おうとします。
ところで、尻子玉を捧げるに相応しい格好のいちごさんって……
……はっ、いけませんっ!
正義の騎士たるもの、女の子同士でそんなことを考えてはっ!
「って、しまっ!」
敵の言葉に惑わされて油断したところを河童に捕まってしまい
尻子玉を捧げるに相応しい恥ずかしい格好にされ……
尻子玉を抜かれていちごさんに覆いかぶさるように倒れてしまうのでした。
「い、いちごさんっ!
こ、これは事故ですからねっ!
えへへ……」
白銀・ゆのか
【恋華荘】より参加。
これであってるかしら…あってるわよ、ね?(間違って別の人のを入れないように、確認してからそうっと挿入…
皆の尻子玉を挿れ直して復活したら、河童教団の迎撃ね。
…此処までさんざん皆をへにゃへにゃにした分、倍返し…ううん、4倍返しなんだからっ…!
乱気閃も交えて、なぎ払い、時に掴んで(怪力&グラップルして)他の河童に投げつけたり…でカッパの群れを纏めて相手取るわ。
一個たりとも、抜かせてなるものですかっ…!
…万一抜かれちゃったら、せめて薙刀で体を支えて…
…ぁ、いちご、よけっ…んぁっ!
(バランス崩していちごちゃん押しつぶしかけ…
力抜けたせいで鍾乳洞の時以上に、熱い吐息が零れて…)
フロウヴェル・ゼフィツェン
【恋華荘】の皆と引き続き参加なの。
いちごの尻子玉はベルが挿入するの…!(皆で取り合いつつも挿入完了)
とかやってるうちにボスが出たの。
やっと取り戻した尻子玉、もう渡さないの。特にいちごのは。
むしろそっちの尻をブチ抜いてやるの。
というわけで真祖転生・鉄杭典礼を発動。
鉄杭で河童の尻を串刺しにするの。
でも調子に乗って串刺しまくってたら、いきなり後ろに回りこまれて…尻子玉を抜かれちゃうの。
今度はせめていちごは守らないと…!と振り返ったところで腰が砕けて…
皆と一緒に、いちごを押し倒すように倒れちゃうの。おっぱい押し付けるように。
立てなくはなったけど鉄杭出すのはできるから、その状態でなんとか攻撃継続するの。
「これであってるかしら……あってるわよ、ね?」
「いちごの尻子玉はベルが挿入するの……!」
ゆのかが探し出したいちごの尻子玉を、ベルが全力で奪い取る。
「はっ……いちごさんの尻子玉を入れるなんて、そんな、私もやりた……んっ、いえ、騎士としてそんな事は」
「あ、あの、誰がやってもいいので……早く入れてくれませんか……?」
アルテミスもじっと見つめるので、恥ずかしそうに訴えるいちご。
「じゃあ、入れるの」
「んぁっ……!」
ようやく入れてもらい、一息ついた所で、教主が小型河童達を伴って近づいてくる。
「やあやあ、随分と仲睦まじそうじゃないか。良い尻子玉を持っていそうだ!」
「やっと取り戻した尻子玉、もう渡さないの。特にいちごのは」
教主に向け、敵意を露わに視線を向けるベル。その視線を教主は涼しげに受け流す。
「威勢が良いね、だが尻子玉は捧げてもらおう! さあ、行くが良い!」
号令一下、駆け寄ってくる小型河童。だが、近づいてきたそれを、乱気流の壁が阻み吹き飛ばす。
「……此処までさんざん皆をへにゃへにゃにした分、倍返し……ううん、4倍返しなんだからっ……!」
薙刀を構え、怒りを露わに敵陣に切り込むゆのか。数の不利など物ともせず力強く薙ぎ払って、何匹か纏めて斬り捨てる。
「さて、ここから反撃ですよっ!」
いちごも触手を呼び出して、河童達を次々と捕らえていく。マイクのついた杖を構えながら、巧みに触手を制御する……その姿はちょっと必死さも感じさせる。
「私はもう抜かれませんからね!」
そして、魔術師であるいちごの前に立って彼を守るのはアルテミス。
「この正義の騎士アルテミスが、身体を張ってでも守ってみせます!」
「……大丈夫よね?」
その発言を聞いていると、どうしても『フラグ』という言葉が頭をよぎる。アルテミスにまかせて良いのかと、一瞬悩むゆのか。
「っ……っと、させないわよ!」
その悩みの隙を突き、複数の河童が一気に殺到して来た。咄嗟に一体の首をひっつかんで持ち上げ、別の河童に叩きつける。
「一個たりとも、抜かせてなるもんですか……」
「そうです、河童邪神にいちごさんの尻子玉を捧げさせるわけにはいきません!」
アルテミスも、大剣で河童達を斬り捨てながら毅然と言い放ち……だが順調な時に限って、ふと思考に混ざる邪念。
「ところで、尻子玉を捧げるに相応しい格好のいちごさんって……」
「ふむ、そうだね」
アルテミスのぽつりと漏れた呟きを聞き逃さず、教主は顎に手を当てて考え込む。
「やはり定番は、四つん這いになって頭部を下げ、尻をグッと突き上げる感じのポーズだね」
「いちごさんが、そんなポーズを……い、いけません、女の子同士で、こんな事を考えては!」
そのポーズを想像してしまい、顔を赤くして動揺するアルテミス。当然のように、隙だらけだ。
「ちょっと、大丈夫、アルテミス……」
「ゆのかさん、危ない!」
だが、狙われたのはアルテミス本人ではなく、そんなアルテミスを気にして一瞬注意が逸れたゆのか。いちごの警告に慌てて身構えるが間に合わず、他の河童の影に隠れた死角からの攻撃がゆのかの尻に触れる。
「え……きゃ、ぅぅっ……!?」
その瞬間、強烈な脱力感がゆのかを襲った。ガクン、と腰が抜けて、慌てて薙刀を杖に身体を支える。
「くっ……何……これ……みんなは、こんな感覚に……」
だが、その薙刀を掴む手にも力が入らない。他の3人が味わった感覚を実感し、焦りと共に悶えるゆのか。
「はぁ……はぁ……ぁ、いちご、よけっ……んぁっ!」
「わ、危ない……!」
そのまま、バランスを保ちきれずに倒れ込むゆのか。避けろとは言われても、やはり倒れるのを看過出来ないいちごは、その身体を慌てて支える。
「っ……は、ぁっ……はぁっ……んっ、いちごぉ……」
「ゆ、ゆのかさん? 大丈夫ですか?」
力が抜けきったゆのかの頬は上気し、吐息は溢れて熱い。その有様を心配するいちごだが、気にするあまり、自分がゆのかのお尻を掴んでいる事には気づいていない。
「くっ、ゆのかさん、なんて羨ま……いえ、別に何、も、あぅっ!?」
そんないちご達の様子に目を奪われていたアルテミス。漏れでた欲望をごまかそうとするその様はあまりに隙だらけで、結局彼女もまた尻子玉を抜かれてしまう。
「し、しま……きゃっ!?」
「わ、わぁ、アルテミスさんまでっ!?」
倒れ込んでくるアルテミス……2人分の体重は支えきれず、そのまま押しつぶされてしまう。
「い、いちごさんっ! こ、これは事故ですからねっ! えへへ……」
「うぅぅ……そんな……」
どうにも嘘くささを感じるが、足腰に力が入らないのは本当だ。そんな2人にのしかかられると、起き上がれない。
「ふむ、2人とも良い尻子玉をしている……おや、確かもう1人いたような」
「ここ、なの」
教主が首を傾げたその瞬間、背後に回り込んだベルが、その足元から思いっきり鉄杭を突き出した。狙うはもちろん、尻だ。
「ぬぅっ!?」
「これまでのお返し。そっちの尻をブチ抜いてやるの」
ぐり、ぐりっ、と容赦なく教主の尻を貫き抉るべル。他の小型河童達の尻も次々と貫いていく。
「……さあ、このまま、全員尻を……!?」
が。小型河童はそのまま悶絶するも、教主はイラッとするほど華麗な動きで、ベルの背後を逆に奪う。
「やれやれ、この程度の乱暴な一撃では僕の尻を貫くには至らないね!」
「え……はぅ、んっ……!?」
再び尻子玉を奪われるが、教主直々に奪われた脱力感は、先程以上。あまりに強烈な屈辱と脱力に襲われ、崩れ落ちそうになりながらも、まず考えるのはいちごの事。
「いちご……今度は、せめて……いちごは守らない、と……」
この場でまだ、いちごだけが尻子玉を奪われていない。ならば……と、最後の力を振り絞って向き直ると、そのまま、いちごに覆いかぶさるように崩れ落ちた。
「はぅっ……べ、ベルさんっ!?」
上半身にはアルテミス達がのしかかっている。加えて、守らなくてはならないのはいちごの尻。となれば当然、覆いかぶさるのは下半身。
「見事だ……身を挺して仲間を守るとは。流石美しい尻子玉の持ち主だ!」
「当然……なの……」
近付こうとする河童を鉄杭で必死に迎え撃つ有様に感動の表情を浮かべる教主。
「いや、感動って言うか、その……っ!」
まあいちごは、大きな胸を下半身に押し付けられて、尻子玉とは別のピンチに陥っている訳だが。
「って言うか、ゆのかさん、本当に大丈夫ですか!?」
「はぁ……はぁ……だい……じょう……ぶ……はぁ、はぁ……」
いちごがみじろぎする度に、ゆのかの身体が、吐息がさらに熱くなる。アルテミス達と違い、初めて尻子玉抜きの脱力を味わったゆのかは、完全に刺激で溺れており……どうしようもなく、蕩けた表情をいちごに向けてしまう。
「全然大丈夫そうじゃ……うぅ、あ、アルテミスさんもぉ……」
「ふ、ふふ……これは……ね、えへへ……」
そしてこっちは明らかに欲望に満ちた表情のアルテミス。
「うぅ……なんとかしな……い、とぉっ!?」
「ん……いちご、あんまり動かないで……」
触手を操って必死に河童を迎撃するいちごだが、動く度にベルの胸が擦れて、いろいろと切羽詰まった声を上げてしまう。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
ポプラ・エニーセブン
【NG脱衣】【アドリブOK】
「うぅ、やっとこ元に戻ったよぉ」
フェアリーなので呪いの洞窟には根源が破壊された後にたどり着いて難なく尻子玉を回収
「お前がここのヘンタイボスだなぁ、許さないから!!」
飛びながら撹乱してサイキックブラストで攻撃するよ
でもカギがあたったら手袋とブーツソックスはそのままで女の子オブリビオンに無理やりピンクのラバースク水に着せ替えられてしっかりと押さえつけられて女の子オブリビオンの解説とともに尻子玉を恥ずかしいポーズで抜かれちゃうかも
そうなったら、泣き出してもう戦意喪失で戦えなくっちゃうよ
フランチェスカ・ヴァレンタイン
ナニやらこう、妙にイケてる風に格好付けてますけれども
…顔で9割方台無しですわよね?
ともあれお尻の辺りに注意を払いつつ高機動戦にて応戦を
そうこうするうちに誰かを庇うなど何某かの状況下で”とても際どい”水着への着替えを強いられ、ポロリを防ごうとする仕草でできた隙にお尻への接近を許してしまい
あえなくはしたない嬌声をあげながら尻子玉を抜かれる羽目に
「こ、の…ッ! イグニッ、ション――!」
それでもどうにか翼の羽ばたきで発動したファランクスのUCを一点投射の飽和攻撃で叩き込んで一矢報います、が
…足腰が立たないために追撃まではできずに、そのまま河童の群れに呑まれて弄ばれる様を延々と実況されてしまう有り様に?
「うぅ、やっとこ元に戻ったよぉ」
尻子玉を回収し、顔を赤くしながら、教主を睨みつけるポプラ。
「お前がここのヘンタイボスだなぁ、許さないから!!」
「ははは、照れる事はない。河童邪神様に尻子玉を捧げるのは万民の喜びなのだから!」
だが、そんな罵声も気にした様子はなく、教主はキラリと笑顔を向ける。
「ナニやらこう、妙にイケてる風に格好付けてますけれども……」
そんな有様に呆れた表情を浮かべるのはフランチェスカ。
「……顔で9割方台無しですわよね?」
「ふむ、そうか……僕がイケメン過ぎて、ポーズを決める必要すらないと言う訳だね?」
それでもやっぱり教主はナルシストぶりを見せつける。
「だが、がっかりする事はない。君たちもなかなかに美しい……僕がさらに美しくしてあげよう!」
「要らないよっ!」
言ってばらまかれる更衣室の鍵。それを、小さなフェアリーの身体を生かして避けるポプラは、サイキックの電撃で河童達を打ち据える。
「んっ、しまっ……!?」
だが、先程まで尻子玉を抜かれていたせいか、体力が回復しきっていない。鍵に気を取られ過ぎ、メス河童の一体に捕まってしまう。
「くっ、離せ……ちょ、待って、何する気……あっ!?」
「お離しなさい……!」
そんなポプラを救出すべく、フランチェスカが飛びかかる。巧みな空中機動で鍵を躱しながら、斧槍を振りかぶると、力強く振り下ろそうと……。
「素晴らしい、実に仲間思いだ……が!」
「なっ……!?」
その動きを読まれていたか……いや、そもそもポプラを捕まえた事自体が、フランチェスカへの罠だったか。再反転して空中に戻るより早く、更衣室の鍵が直撃する。
「さあ、着替えて来たまえ!」
抗おうとしても抗えない、着替えへの強い欲求。気づけば、フランチェスカは更衣室で着替えてしまっていた。
『おおっと、これは際どいっ! 大きな胸やお尻が、あちこちからこぼれだしそうだ!』
「くっ……このようなっ!」
黒のマイクロ紐ビキニを纏いながらも、河童達から逃れようとする……だが、自慢の空中機動も、この格好では躊躇われ。
「は……うんっ……!!」
そのまま尻子玉を抜かれ、艶めかしい嬌声と共に崩れ落ちた。
『そしてこちらは、ピンクのラバースク水! なかなかにマニアックな格好です!』
「うぅ、こ、こんな格好……!」
ポプラも当然着替えさせられ、複数のメス河童達に抑え込まれる。尻を突き出す格好を強いられて。
『さあ、可愛らしいお尻を突き出して……今まさに! このお尻から尻子玉が抜かれようとしています!』
「っ……い、いやぁ……」
ただでさえ恥ずかしい水着、その上で河童とはいえ女の子達に取り囲まれて、痴態を実況される。
「もう……やめてよぉ……」
辱めるように、わざと焦らして尻を撫でられると、遂に泣き出してしまうポプラ。戦意を喪失し、反撃を考える事すら出来ない。
「こ、の……ッ!」
フランチェスカは、こちらはオスの河童にたかられる。力も入らないまま、抑え込まれて。
「……イグニッ、ション――!」
だが、意地で翼を羽ばたかせ、無数の光焔を迸らせた。河童達を次々と吹き飛ばしていく。
「なんと……その状態でも反撃してくるとは素晴らしい。素晴らしい、が……」
そんなフランチェスカを見て、教主はふむ、と一つ頷いて。
「厄介だね。無力化してやりたまえ」
「っ――!」
吹き飛ばされたのと別の河童が、フランチェスカを抑え込む。今度は翼も動かせないほど完全に押さえつけられて。
「んっ、んんっ……あっ、やめ……んぐぅっ……!」
『おおっと、これはっ。あまりに激しい! 実況を憚られるほどの行為が哀れな美女に襲いかかり……ああ、そんな所までっ!』
際どすぎる水着は身を護る意味を為さず……その身体に、特にお尻に、河童達が責めかかる。口も塞がれ、声も出せない。
「い……い、やぁ……」
ポプラの方も、メスの河童に執拗に攻められ続け、完全に泣く事しか出来ない。『無力化』すべく繰り出される異性の河童の責めに、もはや2人とも抗えはしない。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
フロッシュ・フェローチェス
安心も何もあるか。石像にされた屈辱を叩き付ける!
あと脱力感の分も加算してやる。
捕まらない様ダッシュで戦い、残像で空振りさせつつ連携を乱すよ。
足は極力止めない。
拳から蹴りに繋ぐ早業で潰す。
よし翠碧焦灼で更にってまだ出てくる?!離れろ!
ク、衝撃波吹き飛ばしたけどまだ居る。どうにかしな……あ。うわぁ!!
(服がスポーティなタイプのビキニに)
不味い、ヤバいっ。なら教主を狙っ――え?えっまだ増えるの!?
ジャンプで避けるしか……いや足掴むなわぷ!
痛てて――あ。
(押さえつけられ)
今だけはストップ!へ、変な脱力感残ってて今抜かれると妙な声が――
(この後倒れるも意地でUC発動。本体へビームが一直線)
※アドリブ歓迎
相馬・雷光
返すもクソも元々私のもんよ!
いや、本来は存在しないんだけど……あぁもうややっこしいわね!
二挺拳銃で雷撃弾を撃ちまり!(属性攻撃・2回攻撃)
実況席やらステージに更衣室だの、無駄にアレコレ用意されてるんだから遮蔽物にしたり飛び乗って高所を取ったり利用させてもらうわ!(地形の利用)
ふふん、今年の水着はもう受理されてる私は無敵よ!
【ダッシュ】や【見切り】で尻子玉抜き器の攻撃は必死に回避!
これ以上お尻を穿られちゃ堪んないわよ……!
ちょ、こら、群がるなぁぁ!
【全力魔法】で【帝釈天降魔砲】をぶっ放す!
いかにもみずタイプなあんたにはでんきタイプはこうかばつぐんよ!
ぶっ飛べー!
(アドリブOK)
戦場を高速で駆け回り、河童達の間を駆け抜けるフロッシュ。
「石像にされた屈辱……叩きつけてやるっ!」
拳でバランスを崩した所へ、鋭く重い蹴り。凄まじい脚力は、頭部をふっとばすほどの力を持つ。
「あと、脱力感の分も加算してやるからな!」
相手からの反撃が命中するのは、全て彼女の残像。本体を捕らえる事はない。
「ふむ……困ったね、尻子玉を返してほしいだけなんだが」
「返すもクソも、元々私のもんよ!」
雷光もまた、派手に戦場を立ち回りながら、教主の呟きに対して怒りを叩きつける。
「いや、本来は存在しないんだけど……あぁもうややっこしいわね!」
速さを徹底的に追求したスピード狂のフロッシュに対し、降魔忍たる雷光は、遮蔽や高低差を活かした三次元的な動きで飛び回る。ステージに飛び乗り、更衣室を遮蔽にし、二挺拳銃から雷撃を放って河童達を吹き飛ばしていく。
「無駄にアレコレ用意したのを後悔するのね!」
「なるほど、厄介だね、君たちの速さは」
困った、とばかりに頷き、教主は手を上げて合図を送る。すると河童達の多くが、二人へと一斉に襲いかかった。
「ちょっと、多くないっ!?」
「ふん、そっちが数で来るなら……!」
加速式を変形させ、右眼から全身に力を広げるフロッシュ。その身体を、黒緑の炎が覆う。
「全部……吹き飛ばすっ!」
こちらに向かってくる河童めがけて、突進。解放された獄炎が、河童達を灼き尽くす。
「……ってまだ居るのか……」
そこまで吹き飛ばしてなお、河童はまだまだ迫ってくる。
「うぅ、これ以上お尻を穿られちゃ堪んないわよ……!」
「同感、なんとかしないと……」
雷光の方も、必死に迎撃を続けるが、流石に焦りと疲れが垣間見える。それでもなお河童を迎撃し続ける2人だが、河童に意識を裂き過ぎてしまい。
「あっ……!?」
そこに飛んできた鍵を回避しきれず、スポーティなタイプのビキニに着替えさせられてしまうフロッシュ。
「ま、不味い、ヤバいっ……!」
ただ着替えただけとはいえ、動揺が動きを鈍らせる。これ以上河童に来られたら、対応しきれない。こうなれば教主狙い、と飛び上がろうとするが。
「いや足掴むなわぷ!」
そんな苦し紛れの動きを許しては貰えず、河童に脚を捕まれ、地面に激突した。
「痛てて……って! 今だけはストップ!」
抑え込まれ、尻に手が近づいてくる。焦りを露わに狼狽するフロッシュ。
「ちょ、こら、群がるなぁぁ!」
フロッシュが抑え込まれた事で、残りの河童は雷光一人に迫ってくる。次々と尻を狙う手を、なんとか紙一重で躱し続ける。
「でもね……今年の水着はもう受理されてる私は無敵なのよ!」
その余裕が鍵を無力化し、水着に着替えずに済んだ事で、隙も生じない。集ってくる河童達を睨みつけると、すかさず印を組む。
「因陀羅耶莎訶! 帝釈天降魔砲!!」
「むぅっ!?」
戦場に吹き荒れる、インドラの豪雷。小型河童はもちろん、教主すらも痺れさせる。
「いかにもみずタイプなあんた達には、でんきタイプはこうかばつぐんでしょ!」
「なんと……」
勝ち誇る雷光に気を取られた瞬間。さらに、戦場を光が走る。
「こん……のっ!」
「ぐぉっ!?」
それは、フロッシュ右眼から放たれた超速レーザー。肩口を貫かれ、苦悶する教主。
「くぅ……ここは一旦引かせて貰おう!」
「あ、こら待て、逃げるな!」
身を翻して逃げようとする教主を追いかけようとする雷光。
「……お、ふぁぉ……」
「……って、あんた大丈夫!?」
だが、フロッシュが嬌声と共に尻を突き上げて倒れると、追いかけるのを中断して慌てて駆け寄る。
「だいじょうぶ……じゃ……ない……ん、ふぇぇ……」
「おぅ……」
雷光の術が間に合わず、尻子玉をすでに抜かれていたフロッシュ。レーザーは最後の意地、だがそれで力を使い果たした今、尻の疼きで全身に力が入らず、変な声が漏れるのを止められない。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
アテナ・カナメ
【心情】うう…ようやく戻れた…たどり着いてくれた仲間に感謝しなきゃね…それにしても、変な体勢で石化してたから体が凝り固まってるわ…(体を動かしてボキボキと鳴らす)…さーて、黒幕をぶっとばしにいこうか…宛那…(怒りの形相)
【作戦】あんたが黒幕ねこのエロガッパ!アテナマスクが退治してあげるから覚悟しなさい!と宣戦布告。敵の小さい河童などは【見切り】で回避。そして敵ボスにはバーニングパンチよ!さっきの辱めの怒りの鉄槌だわ!
【尻子玉を抜かれる場合】沢山の河童に捕まえられ抵抗するも抜かれてしまう。「くっ…この数に捕まえられたら…あああ!!!」
佐伯・晶
コメントに困る敵だけど、とりあえず濃いね。
水着に強制着替えかぁ。
襤褸布みたいになったドレスよりマシかな。
…流石に着替えは隠してくれるよな?
このビキニ、フリルだらけじゃないか。
可愛いのはわかるんだけど流石に恥ずかしいぞ。
元の性別的にきついなぁ。
とりあえずバルカンで小型の河童を薙ぎ払う。
数多いな!
捌き切れずに尻子玉を抜かれてへたり込む。
河童が近寄ってきたら
邪神の繰り糸で自分をマネキン人形に変えて操作するよ。
とりあえず一発ぶん殴る。
…そういやマネキンの肌ってツルツルだったな。
段々水着がズレてる気がするけど攻撃を止められない、
ていうか実況するんじゃない!
うん、まあ、マネキンでなきゃ危ないとこだったよ。
露木・鬼燈
ここまできて尻子玉を抜かれるとか…
マジでイヤなのですよ!
全力で抗うっぽい!
なりふり構わず戦う忍の恐ろしさを知れ!(小声)
忍体術<絶影>はサイレントキリングに必須。
他の猟兵の戦いに紛れ、音や気配を断っての高速移動。
棒手裏剣やその辺の石などを投擲。
魔弾で召喚された小型オブリビオンを暗殺。
ボス河童への攻撃の機会を窺うです。
ヤバい後ろをとられたっ!
でもまだ間に合うイケルイケル!
卑遁・囮寄せの術!
その辺の河童を身代わりに緊急回避。
入れ替わった位置は…最高なのです。
気とか呪詛とかいろんなものを右手に収束。
ボス河童の尻を目掛けて…血霧腕っ!
尻子玉を抜いてやるのです。
僕ではムリ?
なら代わりにタマをとるっぽい!
「変な体勢で石化してたから体が凝り固まってるわ……」
体を動かしてボキボキと鳴らし、身をほぐすアテナ。
「さーて、黒幕をぶっとばしにいこうか……宛那……」
怒りの形相を浮かべて駆け出すと、その前に小型河童達が立ちはだかる。
だが、それがアテナを攻撃するより早く、晶のバルカンが戦場を薙ぎ払った。
「数多いな……!」
思わず漏らしつつ、銃弾を次々と生成して撃ち続ける。その隙をつき、教主へと迫るアテナ。
「あんたが黒幕ねこのエロガッパ!」
「エロガッパとは随分な物言いだね。もっと品性のある呼び方をしてくれないかな?」
アテナの怒りを身に受けても、格好つけて余裕を見せる教主。
「コメントに困る敵だけど……とりあえず濃いね」
「なんだろうと、アテナマスクが退治してあげるから覚悟しなさい!」
晶が呆れつつも援護を続け、その隙をついて一気に駆け寄るアテナ。銃弾に怯まない小型河童も、巧みなステップで回避する。
「おっと……ならばこれはどうだいっ!」
対する教主は、素早く更衣室の鍵をばら撒いた。当たれば水着に着替えさせられる、呪いの鍵。
「こんなもの、効かないわ!」
だが、そんなものぶつかってもアテナは動じない。そもそも最初から深紅のビキニがヒーローコスチュームなのだから当然だ。
「さっきの辱め……その怒りの鉄槌を受けなさいっ!! バーニング……パァンチ!!」
「む……ぐぅぅぅっ!?」
怒りの炎が燃え盛る鉄拳の一撃。教主の澄ました顔面に拳をめり込ませ、勢いよく吹っ飛ばす。
「くっ……この僕の美貌を殴るとは……」
「何が美貌よ、この……!」
尽きぬ怒りを拳に、更に殴りかかろうとするアテナ……だが、その前に小型河童が大量に立ちはだかった。駆け抜け切れる数ではない。
「っ、これは……!?」
そういえば晶の援護がない。慌ててそちらに視線を向ける。
「うぅ……や、やめろっ……」
そこには河童に囲まれる晶……鍵の呪いを受けたせいか、フリルがたっぷりとついたビキニ姿だ。
「くっ、こんな格好……」
とても可愛らしい水着ではあるが、諸事情から男性的な服を好む彼女にとっては、かなり恥ずかしい衣装で、その恥じらいの動揺を突かれ河童に取り囲まれる。
「……んぁ、ぁっ!?」
そのまま尻子玉を抜かれ、崩れ落ちてしまう晶。これにより、援護を失ったアテナも敵陣内で孤立する。
「くっ、まずい……この数は……!」
一体一体は脅威でなくとも、取り囲まれては対処しきれない。何体か殴り倒した所で脚を捕まれると、そのまま四肢に取りつかれ、引きずり倒される。
「は、離し、なさい、この……」
複数の河童に抑え込まれれば、どうにもならないそのまま、尻を突き上げた格好を強いられて。
「……ひ、ぐっ!」
またも尻子玉を抜かれ、びぐんっ、と身体が震えると、床に力なく突っ伏してしまう。
「ぁ、ぅ……またこん、な……」
「……う、わぁ……」
そんなアテナの姿を、実は気配を消しながら見ていた鬼燈。見事に尻子玉を抜かれたその姿を見ると、思わず小さな声を漏らす。
「ここまできて尻子玉を抜かれるとか……マジでイヤなのですよ!」
間違っても自分はあんな目に合う訳にはいかない。気配を消したまま小声で叫ぶと、音もなく河童達を暗殺していく。
「なりふり構わず戦う忍の恐ろしさを知れ!」
その辺りの石ころでも、彼に投じられれば必中の暗器となって次々と河童の命を断っていく。
「この調子でボス河童も……」
「ふむ。呼んだかい?」
その声は背後から。鬼燈の目が見開かれ、背筋に悪寒が走る。
「ヤバいっ……!」
「好き勝手やってくれたようだけれど、君も尻子玉を……」
教主の手が、鬼燈の尻に伸びる……その寸前。突然、一匹の河童が吹き飛んだ。
「はぁ、はぁ……近づくな……!」
吹き飛ばしたのは、一体のマネキン人形……いや、人形に姿を変えた晶。邪神の力で自らに操り糸をつなげる事で、腰の抜けた身体を無理やり動かす。
『おおっと、これはどうした事が、突然人形が動き出した! ですが動けば動くほど水着がずれていきます!』
「うぅ、実況するんじゃない!」
恥ずかしさに赤く……なる事は人形なのでないが、拳で河童を殴り続けるマネキン晶。何しろマネキンは動くために造られてはいないので、水着の引っかかりがなく……まあ脱げてもマネキンなので平気、ではあるのだが。
「む、これは……」
「今だっ、隙あり……卑遁・囮寄せの術!」
そちらに教主が意識を取られた瞬間、咄嗟に近くの河童を掴む鬼燈。卑遁と言うか術と言うか、単に引き寄せて身代わりにする。
「むぅっ!?」
「背後、取った……! これまでの報いを受けて貰うっぽい!」
その隙に背後を取った鬼燈は、右手に羅刹の力を集中させる。
「ふっ、無駄だ。君に僕の尻子玉を取る事は出来ないよ」
だが、背後を取られても、教主は余裕の表情で。
「……じゃあ代わりにタマをとるっぽい!」
「~~~~~~~~っ!」
その余裕の表情が一瞬で凍りつき、悶絶して崩れ落ちた。
「あれは……痛そうね」
「いや、痛そうって言うか……うーわ……」
アテナが思わずそう呟くが、晶は思わず視線を反らす。
少女の身体をしているが、実は元々男である彼にとって、あの痛みは、想像するだに恐ろしい。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
ウィーリィ・チゥシャン
【かにかま】
チャラ河童の主張を
「知った事か!」
の一言で斬って捨てて、戦いを挑む。
奴が召喚した下っ端どもを『飢龍炎牙』で焼き払いながらボスの元を目指す。
これ以上、仲間達の恥ずかしい姿を実況解説させてたまるか!
ボスの攻撃が来たら鉄鍋の『盾受け』でガードしながら『カウンター』で炎の『属性攻撃』を『二回攻撃』で叩き込む。
河童の皿が乾燥に弱いってのはお約束だからな!
尚、仲間達の痴態からは目を逸らす。
怖いんじゃあない。紳士だから。
(※アドリブなどはお任せします)
在原・チェルノ
【かにかま】
あなた達の悪事はここまでよ!
流星忍姫チェルノ、参ります!
ひ、卑怯よ!乙女心につけこむなんて!
(さっそくピンクのスリングショット水着姿に)
でも尻子玉抜かれなければいいだけの話!
恥ずかしくても負けない!
【残像】や【目潰し】で敵の攻撃をやりすごしながら手裏剣の【暗殺】やフォースセイバーの【2回攻撃】でボス河童に攻撃!
尻子玉抜かれちゃってもお尻突き出して這いつくばったままのポーズで【雷刃無尽】をボス河童の頭の皿に集中攻撃!
乙女に恥かかせた罪は重いんだから!
※NGなし・アドリブOKです
シャーリー・ネィド
【かにかま】
やっぱり抜かれると気持ちいいのかなぁ、尻子玉
でも、それをみんなの見てる前で実況中継されるのはノーサンキューだよ!
教主がボクを水着に着替えさせようとしても大丈夫っ
すでにボクはスペーススク水姿だからね!
(※何の解決にもなってない事に気づいてない)
先行するウィーリィくん達を【援護射撃】でフォローし、二人の攻撃にタイミングを合わせて【クイックドロウ】の【スナイパー】で頭の皿を狙って集中攻撃っ!
Σんほぉ!?
(※でも教主に攻撃を集中させている隙を突かれて子分に尻子玉を抜かれてしまう)
だめぇ…ウィーリィくん、見ないで…
ううっ、恥ずかしいよぉ…
(※NG無し)
(※アドリブ大歓迎です)
「くっ、全く、どうして喜んで尻子玉を捧げようとしないのかな。尻子玉を河童邪神様に捧げるのは無上の喜び……」
「知った事か!」
教主の不満げで身勝手な口上を一言で斬って捨てるウィーリィ。紅蓮の炎龍を呼び出すと、周囲の小型河童達を焼き捨てていく。
「流星忍姫チェルノ、参ります!」
チェルノもまた、ガラスの手裏剣を投げはなって、それを援護する。だが当然教主の方も、それをむざむざ許しはしない。
「さあ、君たちも、尻子玉を抜かれるに相応しい姿になるが良い!」
「くっ、なってたまるか!?」
投げつけられる更衣室の鍵を、咄嗟に鉄鍋で受け止めるウィーリィ。乾いた音を立てて鍵を跳ね返していく。
「きゃあっ!」
だが、チェルノは避けきれない。その身体に受けた瞬間、強烈な着替えの欲求が襲いかかる。
『これは~! なんとピンクのスリングショット! 際どい∨の生地が豊かな肉体に食い込みます! 大きな胸は、今にも零れ落ちそうだ~!』
「……ひ、卑怯よ! 乙女心につけこむなんて!」
そうして着替えたチェルノに襲い掛かる水着実況。その恥ずかしさに、顔が真っ赤に染まり、両腕で思わず身体を隠してしまう。
「で……でもっ! 恥ずかしくても負けない!」
「うん、その意気だね!」
シャーリィも鍵を受けてしまうが、彼女の格好は元より宇宙空間用のスペーススク水。水着に着替える必要などないと、自信満々に胸を張る。
『おおっと、なんと大胆な姿でしょう! そのスクール水着に不似合いな豊満なバストが張られた事で、今にもはちきれそうだ~!』
「……ってっ! 実況しないで~!?」
そしてそれは、着替えなくても大胆な格好、と言う意味でもあり。赤面すると熱線銃の狙いも鈍ってしまう。
「これ以上仲間達の恥ずかしい姿を、実況解説させてたまるか!」
そんな2人の姿から目をそらし、ウィーリィは全力で突き進む。
(見ないのは紳士だからだ。怖いからじゃない!)
自分にそう言い聞かせながら、大包丁を振り回し、そこに炎を纏わせる。
「喰らえっ!」
「うぉぉっ!?」
狙いは河童の頭部だ。舐めるように繰り出される炎に、教主は慌てて自分の皿を庇う。
「あ、危ないね君!」
「河童の皿が乾燥に弱いってのはお約束だからな!」
そのお約束は間違っていなかったらしい。ならばと包丁のルーンを輝かせ、さらに炎を強めて焼き尽くしてやろうとする。
「これ以上はやらせない……すぐに倒して、元の格好に戻るんだから!」
「援護するよ、2人とも!」
チェルノも、フォースセイバーを構えて教主に突きかかり、シャーリーもそれに合わせて熱線で皿を狙う。
一旦は羞恥に狼狽した2人も、呼吸を整えると、ウィーリィと共に3人、息を合わせた連携を見せていく。
『揺れる揺れる~! 闘うほどに2人の胸が激しく揺れる~!』
「だ、だから言わないでぇっ!?」
だがそんな連携も、外部からの実況ですぐ乱される。当事者2人は当然、ウィーリィも見ないように見ないようにと意識せざるを得ず。
「「んぉぉっっ!?」」
その動揺の隙を突かれ、背後に回っていた小型河童に尻子玉を抜かれる。
強烈な刺激と脱力感に、たまらず崩れ落ちる2人。
「こ、これがしりこだま……だめぇ……」
特に、初めて抜かれたシャーリーにとっては、その脱力感はあまりに抗い難い。
「ううっ、恥ずかしいよぉ……ウィーリィくん、見ないで……」
「見てない! 見てないから!」
慌てて首を振るウィーリィ。無論当然見てはいないが、声だけでも顔が赤くなる。
『おっとぉ、すっかり脱力してしまったスク水少女! ですがその顔は蕩けている! 気持ちいいのでしょうか!』
「言わないでぇ……」
ずっと興味と好奇心を抱いていた事が、より快感を増幅している気がする。こんな事を気持ちよく思ってしまう、それが何より恥ずかしい。
『そしてもう一方のスリングショット少女も、お尻を高々と突き上げて……これは大事な所が見えそうだー!』
「う、うぅぅぅ……!」
チェルノも恥じらいに地面に突っ伏し、立ち上がれない……が。
「乙女に恥かかせた罪は……重いんだからぁぁぁ!」
「な、なんとっ!?」
こちらは二度目と言う事も有ってか、意地を見せる。立ち上がれないまま、雷手裏剣を繰り出すと、皿を狙って連射する。
「許さない! 絶対許さない、よっ!」
当然そんな格好では、狙いもまともに定まらない。だが、そんな事を感じさせないほどの怒りに満ちた気迫が河童教主を動揺させ。
「そこだぁっ!」
「何……うぉっ!?」
その隙を逃さず、ウィーリィの燃え盛る攻撃が、教主の皿を二度強く打ち据えた。
「皿がっ! 僕の高貴な皿がっ!」
「そんなになっちまったら、もう使えないな!」
ヒビが大きく広がり、水分も蒸発して、ふらつく教主。慌てて小型河童達に自分を守らせると、逃げ出していく。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
「くぅ、こうなれば偉大なる河童邪神様に、ご降臨を願うしか……そのためにも君たちの尻子玉を奪わせてもらおう!」
「も、もう尻子玉抜かれませんよ!」
追い詰められた教主が迫ってくると、その気迫に気圧されながらも身構えるルナ。だが教主は、すぐさま更衣室の鍵を投げつけて来た。
「きゃあっ!? な、なんですか、この部屋……え、水着……?」
それをまともに喰らってしまったルナは、水着に着替えさせられてしまう。纏うのは白く可愛らしいスクール水着……だが。
『これは……敢えて小さく作られた事で際どく喰い込み、しかも今にも透けそうな極薄水着! 可愛いのに背徳的だ~!』
「や……恥ずかしいですよぅ……ひゃん!」
それを実況されてしまえば、もはや闘いどころではない。あっと言う間に尻子玉を抜かれ、その場に崩れ落ちる。
「さあ、まだまだ。こんなものでは足りないよ!」
さらなる尻子玉を求め、更衣室の鍵をばらまく教主……その鍵の雨の中、多喜と火花が駆ける。
「相応しい格好に着替えたまえ!」
「着替える……? 良いだろう」
その身に纏う組織の制服を素早く脱ぎ捨てると、中から現れるのはバンドゥタイプの牡丹柄ビキニ、そしてホットパンツ。背徳など感じさせない、スポーティな色気に、恥じる所など何一つない。
「既に夏の準備は終えている、今何月だと思っているんだ。エージェントを舐めるなよ」
「そういうことだ。用意周到、バッチリ着込んできたって訳さ!」
多喜もライダースーツを脱ぎ捨て、その下に着込んでいた水着を晒す……?
「……水着、か?」
「……あ、布面積近いから間違えた」
大胆なハイレグのレオタードが、豊かな肢体を強調する。それは水着ではなく、レースクイーンのコスチュームだった。
「まぁいいだろ? アタシの今年の水着、競泳水着だし。似たようなもんだろ!」
「なんと大雑把な……河童邪神様に失礼だと思わないのか!」
教主は嘆くが、まあ精神攻撃は心の持ちようだ。気にせず教主と対峙する。
「っつーか訳分かんねぇ邪神だな、河童邪神! 黒幕とか多分意味ねぇなこれ!」
「だろうな……」
脱力したルナを後ろに庇って立つ2人。辛そうに顔を上げたルナは、そこにさっきも助けて貰った火花の姿を見る。
「あ……また、助けてもらって……」
「構わない、それより下がって」
拳銃を構え、近づく小型河童を撃ち落としていく火花。だが、小型河童も必死に食い下がる。
「ちっ……しぶといね……!」
「それだけ、あちらも追い詰められていると言う事だろう。だが、今更この程度のUDC如きに遅れは……っ!?」
そこでビクンッ、と身体を強張らせる火花。目を見開き、声すら上げられずその場に崩れ落ちた。
「ふっ……どうだい、僕直々に尻子玉を抜かれた気分は」
「……っ……ぁっ……」
教主直々の尻子玉抜きは、小型河童や教団員のそれとは次元が違う。油断していた訳でもなかったが、一瞬尻を触れられただけで、舌を動かす事すら難しいほどの脱力感に襲われた。
そして、それに伴う快感……尻を突き上げた格好で、口の端から唾液を零す。
「お、おい、大丈夫かい……んぁっ!?」
火花を気遣い隙の出来た多喜も、尻子玉を抜かれてしまう。そのまま崩れ落ち……かけるが、意地で踏みとどまり。
「こ、こっちは……2回目なんだ、気合いで耐えてみ、へ、りゅぅ……」
それも一瞬のこと、すぐに崩れ落ちてしまう。
『さあ、無残に崩れ落ちた3人の水着の女達! 教主様の偉大さの前に屈服し、尻をだらしなく突き上げ這いつくばっています!』
「実況、しないでくださいぃ……ひゃ、んっ……」
崩れ落ちた3人の尻を、河童達が憂さ晴らしとばかりに撫で回す。顔を真っ赤に染めるルナ。
「ふふ、皆、立派な尻子玉だ。これで河童邪神様の降臨を……おっと?」
「くぅっ!?」
教主の背後から小太刀で斬りかかった、クリスタ。もし本調子なら、油断をついて断ち切れていたかもしれないが……負傷と消耗で気配を隠しきれておらず、絶好の奇襲を失敗して、逆に捕まってしまう。
「おやおや、随分傷だらけじゃないか」
「くっ……あっ……!?」
包帯の痛々しい身体を、更衣室でビキニに着替えさせられていく。豊満な肉体にそぐわぬ小さなビキニはあちこちがはみ出していて。
「こ、んな格好を……ふぁ、あっ……ひんっ……」
「傷だらけで挑んでくるとは勇ましいね……きっと良い尻子玉を持っている。君も河童邪神様の贄としてあげよう」
身体を弄ばれる度に声が上がり、身体が熱くなる。必死に抗おう……としたのはほんの僅かな時間、気づけば自然とお尻を突き出してしまうクリスタ。
『さあ、勇敢な少女も、教主様の前では尻子玉を捧げるのみ! 今、そのはしたなくはみだした尻から教主様直々に……ブツンッ』
「……なんだい?」
突然、実況が不自然に途切れた。教主が慌てて実況席を向けば……そこに吹き荒れるは電撃の嵐。
「へへっ……放送事故、だね……」
腰砕けのまま、サイキックの雷を操る多喜。実況席の教団員達がバタバタと倒れ、放送機材も破壊されていく。
「締めは、こいつだ……収束せよ!」
「ぐっ、この、なんと言う事をっ……」
動揺の隙をつき、さらに電撃で檻を作って教主を縛る。完全に拘束はしきれないが、一時的に動きを封じ。
(い……今が……チャンスですっ……一か八かっ……!)
その隙を見たルナは、力を振り絞って身体を持ち上げる。尻子玉を抜かれ、尻を弄ばれて、力はほとんど入らないが……さっき助けて貰った火花が、危険な痙攣を繰り返す様を見れば、止まってなどいられない。
「お皿を……貫いて!」
「な……ぐあああああっ!?」
天から降り注ぐは、月の女神の光。教主の皿が砕かれて、悲鳴を上げる。
「ぼ、僕の皿をぉぉぉ……だ、だが……河童邪神様さえ降臨させれば……!」
苦悶しながらも、手をのばした先は、クリスタの尻。
「さあ、君の尻子玉を生贄に捧げるよ!」
「っ……んぉぉっっ!?」
無防備に突き出された尻からは、容易に尻子玉が引き抜かれる。衝撃に体が跳ね上がると、包帯がはらりと解けて。
「……な、に?」
だが、その下に傷はない。クリスタは確かに傷だらけであった筈、だとすれば……。
「ありがとう、ママ……」
「がっ……!?」
その刃は、背後から。もう一本の小太刀を手に、『クリスタ』は、河童の心臓を突き刺した。
ならば、声もなく崩れ落ちた方のクリスタは……その姿をした母妖狐。身を挺して囮となったその姿で自らを鼓舞すると、クリスタ。
当然こちらは正真正銘の全身傷だらけ、しかも今の攻撃で傷口も開いた。今にも力が抜けそうで、立ってすらいられず……それでもそのまま柄を強く握れば、倒れ込むと同時に河童の背を大きく切り裂く。
「か……河童邪神、様ぁぁぁぁぁ……!」
皿と心臓、2つを重要器官を失った教主は、悲鳴と共に崩れ落ち、消滅した。
こうして、邪悪な河童教団の野望は打ち砕かれ、猟兵達は己の尻子玉を取り戻した。この場にいない者の尻子玉も、UDC組織によって責任を持って返還される事だろう。
それはそれとして……クリスタなどは、傷が開いて担架で運ばれる事になり。
何より、激しい脱力感の余韻にしばらく足腰が立たない者も多く。
いろいろと死屍累々の、どうにも締まらない結末なのだった。
(※プレイング選択に失敗して、PC無しでリプレイを投稿してしまいました。
重複した内容をもう一度投稿しますが、内容は同じです)
数宮・多喜
【アドリブ改変・連携大歓迎】
【NGなし】
……よし訳分かんねぇ邪神だな!
黒幕とか聞き出そうとかチラッと考えたけど
多分意味ねぇな、うん!
だからテメェらはさっきまでの記録ごとまとめてぶっ潰す!
まずは更衣室行きは断固拒否!
何故かって?水着は用意周到に着込んできたからさ!
『早着替え』で早速度肝を……あ。
布面積近いからレースクイーン衣装だったわ。
まぁいいだろ?アタシの今年の水着、競泳水着だし。
似たようなもんだろ!
尻子玉抜きは2回目だし『気合い』で……
あ、ダメだ腰砕けにはなるわ。
そうやって油断させてる間に、
周囲にサイキックの電撃を放ってカメラ類を破壊する。
そんな放送事故?の締めは、
親玉への【黄泉送る檻】さ!
火奈本・火花
「本当に河童尽くしだな」
■戦闘
奴の攻撃がこちらの意識に対応するなら、既に対策を終えていると言っても良い
『早着替え』で、つい最近任務で買った水着に着替えてしまおう
赤地に、牡丹柄のバンドゥタイプのビキニだ。下はそのまま泳げるホットパンツを重ね履きし、夏らしい活発な印象も与えられる
「既に夏の準備は終えている、今何月だと思っているんだ。エージェントを舐めるなよ」
そのまま戦闘経験則で攻撃を避けつつ、仲間に再度尻子玉を抜かれたものがいれば『救助活動』を行おう
油断しているつもりはないが、奴本体も尻子玉を抜くのだろうか
そこまでは対策していないし、強力な一撃が来たら避けられないかも知れない
■
アドリブ歓迎
NGなし
夜月・クリスタ
身体中に包帯を巻いた化身…妾は河童との戦闘に臨むが負傷の影響か敗れてしまう。全ユーべルコードで妾は恥かしい姿された上で弄られてしまい、妾は尻子玉を抜いて欲しいと自分から尻を向けてしまう…。
だが尻子玉を抜かれた瞬間包帯が外れ、奴らは度肝を抜くだろうな。何故なら包帯の下には…本来存在するはずの傷痕が無いのだから!
(以下クリスタ視点)
ママと河童達が盛っている隙に、僕は背後に回り込み【だまし討ち】。体当たりの様に小太刀を突き刺すが、衝撃で塞がっていない傷口が開く…。
痛みで崩れ落ちながらも小太刀を離さず、結果的に河童の身体を引き裂く事に(【傷口をえぐる】)!
戦闘後僕は担架で船まで運ばれるのであった…。
ルナ・ステラ
火花さんありがとうございました。
無事でしょうか?
力が戻ってきました!
が、また河童ですか...
もう尻子玉抜かれませんよ!(フラグ)
ふさわしい格好...?
きゃあっ!?
何ですかこの部屋?
服が...水着に?!
あぅ...なんだかこの水着、露出しているところが多くないですか!?
水着についての実況もやめてください!
恥ずかしいですよぅ...
―ひゃん!また、力が抜けて...
(恥ずかしがっている隙に...)
だめ!お尻撫でないで...!
水着触らないで...
実況もしないでくださいぃ...
(このままじゃ!!あと一回UCが使えるか...)
(そうだ!河童はお皿が弱点のはずです!一か八か最後の力を振り絞って!)
お皿を貫いて!
「くぅ、こうなれば偉大なる河童邪神様に、ご降臨を願うしか……そのためにも君たちの尻子玉を奪わせてもらおう!」
「も、もう尻子玉抜かれませんよ!」
追い詰められた教主が迫ってくると、その気迫に気圧されながらも身構えるルナ。だが教主は、すぐさま更衣室の鍵を投げつけて来た。
「きゃあっ!? な、なんですか、この部屋……え、水着……?」
それをまともに喰らってしまったルナは、水着に着替えさせられてしまう。纏うのは白く可愛らしいスクール水着……だが。
『これは……敢えて小さく作られた事で際どく喰い込み、しかも今にも透けそうな極薄水着! 可愛いのに背徳的だ~!』
「や……恥ずかしいですよぅ……ひゃん!」
それを実況されてしまえば、もはや闘いどころではない。あっと言う間に尻子玉を抜かれ、その場に崩れ落ちる。
「さあ、まだまだ。こんなものでは足りないよ!」
さらなる尻子玉を求め、更衣室の鍵をばらまく教主……その鍵の雨の中、多喜と火花が駆ける。
「相応しい格好に着替えたまえ!」
「着替える……? 良いだろう」
その身に纏う組織の制服を素早く脱ぎ捨てると、中から現れるのはバンドゥタイプの牡丹柄ビキニ、そしてホットパンツ。背徳など感じさせない、スポーティな色気に、恥じる所など何一つない。
「既に夏の準備は終えている、今何月だと思っているんだ。エージェントを舐めるなよ」
「そういうことだ。用意周到、バッチリ着込んできたって訳さ!」
多喜もライダースーツを脱ぎ捨て、その下に着込んでいた水着を晒す……?
「……水着、か?」
「……あ、布面積近いから間違えた」
大胆なハイレグのレオタードが、豊かな肢体を強調する。それは水着ではなく、レースクイーンのコスチュームだった。
「まぁいいだろ? アタシの今年の水着、競泳水着だし。似たようなもんだろ!」
「なんと大雑把な……河童邪神様に失礼だと思わないのか!」
教主は嘆くが、まあ精神攻撃は心の持ちようだ。気にせず教主と対峙する。
「っつーか訳分かんねぇ邪神だな、河童邪神! 黒幕とか多分意味ねぇなこれ!」
「だろうな……」
脱力したルナを後ろに庇って立つ2人。辛そうに顔を上げたルナは、そこにさっきも助けて貰った火花の姿を見る。
「あ……また、助けてもらって……」
「構わない、それより下がって」
拳銃を構え、近づく小型河童を撃ち落としていく火花。だが、小型河童も必死に食い下がる。
「ちっ……しぶといね……!」
「それだけ、あちらも追い詰められていると言う事だろう。だが、今更この程度のUDC如きに遅れは……っ!?」
そこでビクンッ、と身体を強張らせる火花。目を見開き、声すら上げられずその場に崩れ落ちた。
「ふっ……どうだい、僕直々に尻子玉を抜かれた気分は」
「……っ……ぁっ……」
教主直々の尻子玉抜きは、小型河童や教団員のそれとは次元が違う。油断していた訳でもなかったが、一瞬尻を触れられただけで、舌を動かす事すら難しいほどの脱力感に襲われた。
そして、それに伴う快感……尻を突き上げた格好で、口の端から唾液を零す。
「お、おい、大丈夫かい……んぁっ!?」
火花を気遣い隙の出来た多喜も、尻子玉を抜かれてしまう。そのまま崩れ落ち……かけるが、意地で踏みとどまり。
「こ、こっちは……2回目なんだ、気合いで耐えてみ、へ、りゅぅ……」
それも一瞬のこと、すぐに崩れ落ちてしまう。
『さあ、無残に崩れ落ちた3人の水着の女達! 教主様の偉大さの前に屈服し、尻をだらしなく突き上げ這いつくばっています!』
「実況、しないでくださいぃ……ひゃ、んっ……」
崩れ落ちた3人の尻を、河童達が憂さ晴らしとばかりに撫で回す。顔を真っ赤に染めるルナ。
「ふふ、皆、立派な尻子玉だ。これで河童邪神様の降臨を……おっと?」
「くぅっ!?」
教主の背後から小太刀で斬りかかった、クリスタ。もし本調子なら、油断をついて断ち切れていたかもしれないが……負傷と消耗で気配を隠しきれておらず、絶好の奇襲を失敗して、逆に捕まってしまう。
「おやおや、随分傷だらけじゃないか」
「くっ……あっ……!?」
包帯の痛々しい身体を、更衣室でビキニに着替えさせられていく。豊満な肉体にそぐわぬ小さなビキニはあちこちがはみ出していて。
「こ、んな格好を……ふぁ、あっ……ひんっ……」
「傷だらけで挑んでくるとは勇ましいね……きっと良い尻子玉を持っている。君も河童邪神様の贄としてあげよう」
身体を弄ばれる度に声が上がり、身体が熱くなる。必死に抗おう……としたのはほんの僅かな時間、気づけば自然とお尻を突き出してしまうクリスタ。
『さあ、勇敢な少女も、教主様の前では尻子玉を捧げるのみ! 今、そのはしたなくはみだした尻から教主様直々に……ブツンッ』
「……なんだい?」
突然、実況が不自然に途切れた。教主が慌てて実況席を向けば……そこに吹き荒れるは電撃の嵐。
「へへっ……放送事故、だね……」
腰砕けのまま、サイキックの雷を操る多喜。実況席の教団員達がバタバタと倒れ、放送機材も破壊されていく。
「締めは、こいつだ……収束せよ!」
「ぐっ、この、なんと言う事をっ……」
動揺の隙をつき、さらに電撃で檻を作って教主を縛る。完全に拘束はしきれないが、一時的に動きを封じ。
(い……今が……チャンスですっ……一か八かっ……!)
その隙を見たルナは、力を振り絞って身体を持ち上げる。尻子玉を抜かれ、尻を弄ばれて、力はほとんど入らないが……さっき助けて貰った火花が、危険な痙攣を繰り返す様を見れば、止まってなどいられない。
「お皿を……貫いて!」
「な……ぐあああああっ!?」
天から降り注ぐは、月の女神の光。教主の皿が砕かれて、悲鳴を上げる。
「ぼ、僕の皿をぉぉぉ……だ、だが……河童邪神様さえ降臨させれば……!」
苦悶しながらも、手をのばした先は、クリスタの尻。
「さあ、君の尻子玉を生贄に捧げるよ!」
「っ……んぉぉっっ!?」
無防備に突き出された尻からは、容易に尻子玉が引き抜かれる。衝撃に体が跳ね上がると、包帯がはらりと解けて。
「……な、に?」
だが、その下に傷はない。クリスタは確かに傷だらけであった筈、だとすれば……。
「ありがとう、ママ……」
「がっ……!?」
その刃は、背後から。もう一本の小太刀を手に、『クリスタ』は、河童の心臓を突き刺した。
ならば、声もなく崩れ落ちた方のクリスタは……その姿をした母妖狐。身を挺して囮となったその姿で自らを鼓舞すると、クリスタ。
当然こちらは正真正銘の全身傷だらけ、しかも今の攻撃で傷口も開いた。今にも力が抜けそうで、立ってすらいられず……それでもそのまま柄を強く握れば、倒れ込むと同時に河童の背を大きく切り裂く。
「か……河童邪神、様ぁぁぁぁぁ……!」
皿と心臓、2つを重要器官を失った教主は、悲鳴と共に崩れ落ち、消滅した。
こうして、邪悪な河童教団の野望は打ち砕かれ、猟兵達は己の尻子玉を取り戻した。この場にいない者の尻子玉も、UDC組織によって責任を持って返還される事だろう。
それはそれとして……クリスタなどは、傷が開いて担架で運ばれる事になり。
何より、激しい脱力感の余韻にしばらく足腰が立たない者も多く。
いろいろと死屍累々の、どうにも締まらない結末なのだった。
大成功
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