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猟兵を檻に入れよ

#ダークセイヴァー

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#ダークセイヴァー


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「さあ、命が惜しければしっかりと叫びなさい!」
「っ、ぁっ……!」
 妖艶な女ヴァンパイアの鞭が、疲労と苦痛にふらつく男の背に振り下ろされた。ビクッ、と身体を強く震わせ、その場に崩れ落ちる。
「お前たちは餌よ。餌なら餌らしく身の程を弁まえて、あの方の役に立ちなさい……さあ、叫ぶのよ!」
「あ……ああ……た……助けて……た、助けて、猟兵……!」
 苦痛に呻きながら、命じられるがままに叫ぶ男。『猟兵』が何かを分からぬままに。
「そう、それで良いのよ……あら?」
「ひっ……」
 男の恋人であろう女がこちらを睨んでいるのに気づき、ヴァンパイアは嗜虐的に顔を歪めた。恐怖に歪むその顔を見下ろしながら、その手を向ける。
「反抗的な子には……処置が必要ね」
「や……やめっ……ひっ……い、いやああああっ!?」
 悲鳴とともに、手から溢れ出す触手が女の身体を絡め取り。
「……助けて、猟兵さん。助けて、猟兵さん」
 悲鳴が消えた後、女は、何の感情も浮かばぬ瞳で、ただただ、そう繰り返し続けた。

●グリモアベースにて
「皆さん、召集に応じてくださり、感謝します」
 グリモアベースに集まった猟兵達を、万将・紅奈(呪われし蛮狐・f12157)は無表情な視線で見回し、丁寧に頭を下げる。
「今回、皆さんにはダークセイヴァーに飛んで頂き……心苦しいのですが、ヴァンパイアの罠に踏み込んで頂きます」
 絶望に満ちた常夜の世界、ダークセイヴァー。だが猟兵達はその世界の希望となり、ヴァンパイアの支配を揺らがさんとしてきた。
 そんな猟兵達の活躍を何処からか聞きつけたヴァンパイアの一人が、猟兵達に興味を抱いたのだ。
「そのヴァンパイアは、巨大な『檻』を用意しました。近隣の村人達を攫って檻の中央に集め、虐げているのです。檻の入り口を開いたまま……」
 意図する所は明らかだ。『村人達を救いたくば、檻の中に入ってこい』と。
「村人と言う人質が存在する上に、相手はこちらを待ち構えている。難しい状況ですが、つけ入る隙も無い訳ではありません」
 ヴァンパイアが猟兵をおびき寄せたのは、猟兵達を倒すためではない。ただ、猟兵と言う存在を使って余興を楽しもうと言う、その程度の心づもりに過ぎない。
 その慢心を突けば、ヴァンパイアの目論見を崩す事も可能な筈だ。

「まず、皆さんには『檻』の中に突入し、村人達を虐げている女ヴァンパイアと戦って貰います」
 鞭を手にしたその妖艶な女ヴァンパイアは、手にした鞭によって相手を虐げる事を得意とする。鞭によって命令を下し相手を操ったり、触手を操り相手を洗脳する力もある。単純な戦闘能力も高い、なかなかの強敵だ。
「当然、相手は人質も利用してきます。普通に戦っている分には特に何か仕掛けて来る事はありませんが、追い詰め過ぎたり、あるいは下手な挑発で怒らせてしまうと、人質を盾にしたり、命を取ると脅迫して来たりといった行為を行います」
 相手を油断させる、人質も取れないほどすばやく致命傷を与えるなど、何らかの対策をしなければ、相手の良いようにされてしまいかねない。

「上手く女ヴァンパイアを倒す事に成功すると、村人の救出を試みる事ができる……の、ですが。その村人はすでに、女ヴァンパイアの手によって触手に寄生されています」
 感情を糧とする禍々しい触手……それそのものもなかなかに厄介な存在だが、それが『村人に寄生されている』と言うのがさらに厄介だ。
「触手に寄生された村人達は、洗脳され、猟兵達を敵と認識して襲い掛かってくるのです」
 脳のリミッターが外されているせいでその力はかなり強い……とはいえ、あくまで『一般人としては』レベルであり、敵としては大した脅威ではない。だが当然、反撃して殺してしまう訳にはいかない。
「無理に引き剥がそうとすれば、深刻な後遺症が残る必要もあります。先に触手を無力化してから引き剥がすか、怪我を残さず意識を断つか、いっそ自分が村人の身代わりに寄生されるか……何らかの方策が必要となるでしょう」

 触手を排除し、村人たちを解放すれば、黒幕であるヴァンパイアが姿を現す。
 少年の姿をしているが、その実、数百年の時を生きる高貴な血筋のヴァンパイアであり、格に見合った力を持つ。
「魅了の魔眼や霧化などの厄介な能力もありますが……そもそもの地力が非常に高い強敵です。それまでの戦いの消耗もありますし、過酷な戦いとなるでしょう」
 また、ヴァンパイアはそれまでの戦いを、姿を隠して観ている。それまでの戦いで手の内を晒していれば、戦術を見抜かれて手痛い反撃を受ける事になるだろう。
「なお、このヴァンパイアは、優位に立った時に相手が美女……あるいは女性と見紛うような男性であった場合、弄び、穢し、血を吸う事を好みます」
 吸血されたからといってヴァンパイアになるような事はないが、吸血行為には強い快楽を……それこそ脳を焼き、正気を失わせるほどの快楽を伴うと言う。
 優位を確信した時に……有る種の『トドメ』としてしか使用しないが、警戒が必要だろう。ただし吸血行為には大きな隙を伴うため、あえて劣勢のフリをして手痛い反撃を与える事ができるかもしれない。

「説明は以上となります。相手の罠に踏み込むと言う、極めて危険な依頼となりますが……皆さんなら成し遂げられると信じています」
 そう言って、紅奈は猟兵達に頭を下げる。
「では、ご無事のお帰りをお待ちしています。いってらっしゃいませ」


一二三四五六
 ガチに攻略するも、罠に自ら踏み込むも。

 ごきげんよう。ちょっぴりダークな感じで。一二三四五六です。

 まず注意書き。
 ひどい目にあうプレイングを書いてその通りにひどい目にあうだけでも、🔵は獲得出来るし、依頼は進みます。ただし今回は普通にガチ攻略しても大丈夫です。リプレイに書いてほしいようにどうぞ。
 ひどい目にあう場合、プレイングに書いてある以上の事はされません。曖昧な場合は基本的には安全な方に取りますが、心配な場合は、「これくらいまで希望」とか「これ以上NG」とか書いといても良いです。
 あまりに行き過ぎたエログロ行為は描写は出来ません。一二三的な基準は『あまり直接的な言葉は使わない』『危険なシーンからはなんとなくカメラを逸らす』『読み方次第ではKENZENですと言い訳出来る』と言う感じです。

 第一章のボス戦『人間の上に立つヴァンパイア』はキア・レイス(所有者から逃げだしたお人形・f02604)さん、第二章の集団戦『スレイヴ・スクイーザー』はアリア・ティアラリード(エトワールシュバリエ・f04271)さん、第三章のボス戦『ヴァンパイア・ノゥブル』はアルル・アークライト(星剣使い・f01046)さんの宿敵です。ありがとうございます。

 補足。
 触手については、いわゆるえろえろよーな感じになっても構いませんが、割とガチ目に絞め殺してきたり洗脳してきたりする場合もあります。どちらになるかはプレイング次第です。好きな方でどうぞ。
 と言うか触手に限らず、今回は結構自由度高めで、えろい目にあうか酷い目にあうかガチに攻略するか、プレイング次第でどれを選んでも構わない感じです。魅了や洗脳でどうなるかもやっぱりプレイング次第。
 なお、傾向が違うプレイングを一緒のリプレイにする事はないのでご安心を。

 第二章で触手に洗脳されている一般人は若い男女が多いですが、老人とか子供とかもいます。成人男性とかおじいさんの触手とかは得しない人が多いと思うので、基本的には、頭部に絡みついて耳から寄生してるイメージです。
 身体に絡みついてる方が良い、と言う場合はそういうのを狙って戦ってください。
 一般人を主に相手をするか、触手を主に相手をするかは、どちらでもどうぞ。

 舞台は巨大な檻の中ですが途中参加は『最初から入ってた』って事で問題ないです。ご自由に。

 それでは皆様のプレイングを楽しみにお待ちしております。
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第1章 ボス戦 『人間の上に立つヴァンパイア』

POW   :    虐げ搾取する女帝の鞭
【鞭】が命中した対象にルールを宣告し、破ったらダメージを与える。簡単に守れるルールほど威力が高い。
SPD   :    頂点に立つ者の暴力
自身に【責め苦を与えてきた人々の苦しみ】をまとい、高速移動と【虐げ搾取する女帝の鞭の効果を持った衝撃波】の放射を可能とする。ただし、戦闘終了まで毎秒寿命を削る。
WIZ   :    インモラルテンタクルズ
【痛みや苦しみや恐怖】の感情を与える事に成功した対象に、召喚した【無数の蠢き絡みつく触手のかたまり】から、高命中力の【思考力を奪い下僕として洗脳する効果のガス】を飛ばす。

イラスト:霧島一樹

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主はキア・レイスです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

マーリス・シェルスカナ
(※純潔さえ守れればお色気OK、他PC絡み歓迎)
(WIZ)
突入したは良いケド、檻の中なのデス…。オマケにあのLady、とても気が強そうヨ…。(少し恐怖⇒インモラルテンタクルズ対象)

あのWhipを喰らってはいけないネ、ホントは得意じゃないケド【選択UC】を「属性攻撃」で強化しつつ応戦ネ。

『エッ、嘘…!?』
だが鞭に気を取られた隙に、触手が体に絡みついてきて
『No、来ないデ!』
と必死に耳や純潔からの侵入を塞ぐが、胸や口を吸われて発情
さらに噴き出すガスは直撃してしまい

『オ、お願イ…Meの純潔だけハ。他ナラ…他ナラ何でもするカラ…。』
と皮一枚の理性で吸血姫に懇願し、言われる儘にご奉仕をする羽目に…。


アイ・リスパー
「檻ですか……
明らかにヴァンパイアの罠ですね」

ですが、罪なき人々が囚われている以上、見過ごすわけにはいきません!

【チューリングの神託機械】で万能コンピューターにアクセスし情報処理能力を向上させます。
敵が反応する前に【アインシュタイン・レンズ】で撃破すればっ!

「って、人質を盾にっ!?」

一瞬、躊躇した隙を突かれ
鞭による攻撃を受けてしまい……
痛覚が鋭敏化した肌を鞭で打ち据えられてしまいます。
そして身体に絡み付く触手が強化された快感を引き出し全身を快楽が駆け巡り……

「い、今はダメですっ!」

神託機械との接続を切ることもできず、ただ波が引くのを耐えることしかできないのでした。

アドリブ大歓迎
NGなし


夜月・クリスタ
なんて悪趣味な…。でも怪盗は売られた挑戦からは逃げない。そして今度こそはM女という汚名を返上するんだ…!(儚い希望)

まだ理性がある人を見つけたら、【破魔】の力を宿らせた苦無を【投擲】し助け、味方の猟兵の元へ辿り着けるまで戦闘を続ける。

しかしちょっとした隙に召喚された触手に捕まってしまう。
それでも諦めずに仕込み拳銃を【クイックドロウ】&【零距離射撃】。でも弾丸は彼女に命中するも、急所を外れてしまう…。

反抗的と見られた僕は、自分の【感情喪失薬】を飲まされた上でガスを吸ってしまう…。

こうして何も考えられず自分の事も思い出せなくなった僕は、衣服を奪われ尻尾を振り続けるだけの愛玩動物にされてしまった…。



「ふふふ、来たわね?」
 檻の中に脚を踏み入れた猟兵達。それを迎え撃つべく、女吸血鬼は妖艶な笑みとともに鞭を鳴らす。
「怪盗は売られた挑戦からは逃げない、からねっ!」
 そんな吸血鬼に言い放ちながら、手にした苦無に退魔の力を纏わせるクリスタ。
「それが悪趣味な挑戦であっても……だっ!」
 投げ放ったそれは、人質の一人の頭部……そこに寄生された触手に突き刺さり、消滅させる。
「立派な事ね、流石は猟兵様。罠だと分かっているでしょうにねぇ?」
「ええ、ですが、罪なき人々が囚われている以上、見過ごすわけにはいきません!」
 正気を取り戻した人質を再び捕らえようとする女吸血鬼を阻止すべく、アイが素早く重力レンズを生成する。
「今のうちにこちらへ!」
「あら……」
 触手が、高熱の光条に灼き尽くされた。その間に、慌てて猟兵の方へ逃げて来る人質。だが、女吸血鬼に焦った様子はない。
「頑張っているとは思うけれど……ねぇ?」
「っ……!」
 全てを助け、全てを守りきるには、人質の方が多すぎる。隙を突かれて一人の女性を盾にされた瞬間、動きを強張らせる2人。
「ほら、隙だらけ……」
「しまっ……んぎっ!!?」
 アイの身体を打ち据える痛烈な鞭。演算強化の代償で感覚が鋭敏となっている今、その痛みはあまりに強烈で、立っていられない。
「大丈……んむぅっ!」
「ほら、人を心配している場合ではないでしょう?」
 激痛を、そしてその姿に対する恐れを糧に、生み出された触手。蠢き絡みつく背徳の塊が、2人を捕らえ、全身を弄ぶ。
「い……今はっ……ダメですっ、ああっ、んんんっ……!!」
 特にアイの敏感な身体は、僅かに愛撫されるだけでも脳天を快楽の電流に突き上げられる。演算強化を止めようにも、キーボードに伸ばす手を絡め取られて動けない。
「んっ……んっ……んんん~~~っ!」
 身体を激しくのたうたせて、必死に快楽を鎮めようと……だがその波は引く事なく、止めどなく快楽に翻弄される。
「ふふ、ほら、次は……」
「くっ……んっ……!?」
 アイほど感覚が鋭くなっていないクリスタも、全身を苛む責めに悶え……そこへ歩み寄る女吸血鬼。
「Wait……そこまでヨ!」
「あら?」
 そこへ割って入ったのはマーリスだ。電脳世界から電気の鞭を引きずり出し、火花と共に撃ち出していく。
「それ以上はやらせないネ!」
「あら、私と鞭捌きで競おうと言うのかしら?」
 マーリスの電気の鞭と、女吸血鬼の電気の鞭。2つの鞭が交錯し、互いを狙う。
(ホントは得意じゃないケド……ここで負ける訳にはっ!)
「ふぅん、なかなかやるじゃない」
 巧みな相手の鞭に、必死に応戦するマーリス。だが、その額に滲む汗を、女吸血鬼は見逃さない。
「でも、ダメね。あなたに鞭は、似合わないわ!」
「なにを……エッ、嘘……!?」
 相手の強気に気圧され、抱いた恐怖は全て触手の糧となる。鞭を迎え撃つのに精一杯の彼女に、その触手を迎え撃つ余裕はない。
「No、来ないデ……んむっ!?」
 必死に急所を庇うも、それ以外の部分に次々と吸い付かれる。溢れる洗脳ガスを吸い込まないように、と思っても、呼吸が乱れ、口を閉じていられない。
「やっぱりそれがお似合いよ?」
 妖艶な笑みと共に、ゆっくりとマーリスに歩み寄る女吸血鬼……その刹那。銃声が響き渡る。
「ぐっ……!?」
 肩を抑え、慌てて振り向く女吸血鬼。そこには、仕込み拳銃を構えたクリスタの姿。
「っ、外し、た……っ!」
 だが、それは頭部を狙った一発、肩では致命傷には至らない。むしろ女吸血鬼の怒りを煽るばかりだ。
「まだそんな反抗的だなんて、ねぇ……?」
「や、やめろっ……あっ!?」
 服を剥ぎ取られ、顔を赤くするクリスタ……だがその羞恥よりも焦るのは、服に隠した小瓶を見つけられた事で。
「ふぅん……ほら、飲みなさい」
「やめ……むぐっ……!」
 小瓶の中身は、感情喪失薬。過剰に摂取させられた上にガスを嗅がされると、その瞳から光が失われる。
「あら……良くなったわね。じゃあ、四つん這いになりなさい?」
「はい……」
 満足気に笑みを浮かべた女吸血鬼は、クリスタの背中に腰掛けた。
 薬とガスで思考力を奪われた彼女は、もはや妖狐の怪盗・クリスタであると言う事すら認識出来ない。ただ、『自分がこの方の椅子である』と言う事だけ。有るべき姿を取る事に、尻尾すら振ってしまう。
「さて……あなたもこうなるの。良いかしら?」
「ひっ……No……Please、お願イ……んぁぁっ!」
 そんな光景を間近で見せられ、さらなる恐怖に青ざめるマーリス。その恐怖も全て触手の糧となり、拘束されて逃げられない。
「じゃあ、こっちの方が良い?」
「っ……っ、っ……ぁ……!!」
 女吸血鬼は、アイを引き寄せた。敏感な身体に散々触手を受けた彼女は、薬などなくとも思考力が完全に『飛んで』いる。
「あ、ぅ……わかった……何でもするカラ……だから……」
 拒む事が許されないと分かれば、マーリスは這いつくばって懇願する。
「だから、Meの純潔だけハ……」
「ふぅん……まあ、良いわ。何でもすると言うのならね」
 頷き脚を広げた女吸血鬼。その意図を理解すると、マーリスは顔を近づけ、恥辱に身悶えしながら舌を這わせる。
「いい子ね……んっ♪」
 楽しげに頭を撫でる女吸血鬼。姿勢を動かす度に椅子が小さく声を漏らし、時折軽く脚で小突くだけで、アイも身体がキツく跳ね上がる……そんな様子は、彼女が満足するまで続いていく。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​

月守・咲凛
WIZで戦闘。アドリブ、苦戦描写、問題ありません。触手は武闘派な感じで。

油断させる感じで戦わなければならないのですね……。
武装ユニットを際限なき弾薬庫に格納して、飛行制御ユニットだけ装備して最低限の戦闘能力は確保しておいて、ムラサメユニットのビームダガーで戦いを挑みましょう。
戦闘力はほとんどないので時間稼ぎにしかなりそうにはありませんけど、触手に捕まったらむぎゅー、と締められながら抵抗して少しでも時間を稼ぎます。
負けず嫌いなので他の人に助けは求めませんけど、その間に村人さんを助けてあげて欲しいのです。


弥久・銀花
アドリブ、他の人との絡み、ピンチシーン歓迎です


人質を取るとは……、こちらを脅威と見てくれたのなら悪い気はしませんでしたが、余興気分で人質作戦をしているのなら悪趣味です

さぁ、檻の中に来ましたが、何で檻に入ってるのか聞いても?
人間の上に立つ所か、人間と揃って檻の中のヴァンパイアさん


ああっ、ごめんなさい
私はどうなっても構わないので人質に危害を加えるのだけは止めて下さい

で、何で檻に入ってるんです?



と、「人質が確り効いてるけど興味を引く猟兵」作戦です
私に注意を向けている間に誰か素早く攻撃か拘束できる人が何とかしてくれるでしょう

まあ、私なら不死身の人狼で何をされても大丈夫ですので……
早目に何とかして下さい



「余興気分で人質作戦とは、随分悪趣味ですね」
 女吸血鬼を、睨みつける銀花。
「あら、褒め言葉として受け取っておくわ。でも人間なんて所詮は玩具でしょう、どう扱おうと……」
「そうなんですか、それにしては……」
 笑みを浮かべる女吸血鬼の言葉を遮り向けるその視線は、どこか冷たく、嘲るように。
「何で檻に入ってるのか聞いても?」
「……何ですって?」
 その視線に機嫌を損ねた女吸血鬼とは対照的に、銀花は冷笑を浮かべて見せる。
「ですから、人間の上に立つ所か、人間と揃って檻の中なのは何故ですか?」
「ふん……牢番が檻の中に入るのは当然でしょう?」
 不愉快さを露わにした女吸血鬼は、その鞭を振り上げ、人質を打とうとする。その光景に、流石に顔色を変える銀花。
「ああっ、ごめんなさい……人質に危害を加えるのだけは止めて下さい!」
「あら……良いわ。じゃあ代わりにあなたを……」
 小生意気な口を聞いた相手が、人質一つで怯える姿。それを見れば、女吸血鬼の顔が恍惚と歪む。指を鳴らし、触手を生み出すと、全身をがっちりと拘束させた。
「くっ……!」
「ふふ。何か言いたい事はある?」
 愉悦に満ちた表情を浮かべる女吸血鬼。身動き一つ取れないまま、銀花は吸血鬼を見上げ。
「……で、何で檻に入ってるんです?」
「この……っ!」
 完全に頭に血を昇らせた女吸血鬼。だが彼女が鞭を振り下ろすより早く、幼き影が上空より飛来する。
「させませんっ!」
「ちっ……今忙しいのよ!」
 飛行制御ユニットでその身を制御し、ビームダガーを手に斬りかかるのは咲凛。それを女吸血鬼は、苛立ちと共に鞭で迎え撃つ。
(油断させて、時間を稼がないと……)
 本来は、全身武器庫とばかりに武装ユニットを纏っている咲凛だが、今は女吸血鬼の油断を誘うため、手にしたダガー一本のみ。それでも必死に飛行し渡り合うが、流石に分が悪い。
「あ……んぐぅっっ!?」
 その鞭に太股を打たれ、激痛に顔を歪めた瞬間、苦痛を糧にして触手が召喚される。全身を巻き取られれば、飛行ユニットが制御出来ない。
「っ……かはっ……!」
 そのまま墜落し、地面に小さな身体が打ち付けられる。激痛に耐えながら、それでも必死に抵抗しようとする咲凛。
「まっ……だっ……やれま……ぐっ!?」
 もがけばもがくほど、よりキツく触手が締め上げて来る。武装せず幼い少女でしかない今、その締め付けに抗う事は難しい。
「さあ、これで大人しくなったかしら?」
「っ……ぐっ、まだ……ですっ……」
 それでも、負けず嫌いを露わに、女吸血鬼を睨み見上げる咲凛。そんな反抗的な態度を楽しむように、女吸血鬼はピシリと鞭を打ち鳴らす。
「あ……ああああっ……!?」
 締め付けが強まり、骨が悲鳴を上げる。折られないギリギリの痛みに、涙が滲む。
「ま……だ……負けて……っ……!?」
「小さいのに随分と頑張るわね……でもどこまで耐えられるかしら。ねぇ?」
 視線を向けられた先では、同様に絞り上げられる銀花の姿。2人とも、首を絞り上げられ、もはや喋る事すら出来ない。
「あはは……良い格好。そろそろ折っちゃおうかしら?」
 触手の力が増していく。激痛に目を見開かされる。
(今のうちに……村人さんを……)
(できれば……早目に何とか……っ……)
 それでも2人とも心折れず、なんとか、他の猟兵達が人質を助けるための時間稼ぎを続けていく。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

エスペラ・アルベール
「ボクらを狙うために、何も関係ない人の笑顔を奪ったんだね……許さないっ!」

クリュスプリアを使って高速戦、何かされる前に斬りかかる!
鞭を受けないよう一撃離脱を繰り返して―――人質の盾を避けようと速度が緩んだ瞬間を狙った衝撃波に迎撃される。
命令は「武装解除をして跪く」……自分へのダメージだけならともかく、人質の命も盾にされたら従うしかない。
剣を置いて……恥ずかしげにしつつ、魔力の氷と化した全ての衣服も脱いで、跪き。

情けない姿と笑いながら油断して近づいた時が狙い所。
即座に氷の衣服を再展開して【氷の属性攻撃】を叩き込む!
魔術師相手に、武装解除したぐらいで油断は禁物だよっ!

アドリブその他何でもOKです


カリッサ・クルス
とにかく人質の安全が最優先ね。

「私は抵抗しない、だから村人達を傷つけるのはやめてください」と武器を捨てて見せて、交渉してみましょ。
目的が猟兵ならこうすれば積極的に村人を傷つけはしないはず。

下僕にでもなんでもなるから……と徹底的に相手に媚びて見せて相手の言うことはなんでも聞きます。自傷行為でも他の猟兵への攻撃だって、服を脱いで靴を舐めろと言われれば喜んでやります。わざわざガスで思考力を奪う必要なんて無いと思わせるほどに。

後は隙を見つけて隠し持ったワイヤーで動きを封じるわ。まあ、ガスを浴びせられたら本当に下僕にされちゃうから不安定な作成ではあるけど……。

(アドリブ、絡み歓迎です。NGは特になし。)


フランチェスカ・ヴァレンタイン
相も変わらず、この世界のオブリビオンは悪趣味ですわねー…
…ですが、虎穴に入らずんば何とやら。見え透いた罠は丁寧に踏み抜いて差し上げませんと、ね?

うっかり何か仕掛けられる前に先制攻撃で速攻と参りましょう
羽ばたきと共に全速噴射で宙を舞い、知覚を振り切る高速機動で死角を突いて一気に懐へ

「ご機嫌よう、ヴァンパイアさん? こちら、つまらないモノです、がッ!」
土手っ腹にUCをお見舞いして腹パンならぬ腹ハンマーの御馳走などいかがでしょうか、と

最大出力の一撃なら致命傷でしょうが、駄目押しで追撃を…!

…しようとしたところで、命令された人質に群がられたり他の方の状況に巻き込まれたりで
結局はいつものような有り様に?


イングリッド・カッセル
猟兵狩りのひとつか、人質頼りとは卑劣も良いところだ
無論、挑発を避けるため口には出せぬが…態度を隠せるかは自信がないな

檻には堂々と入り人質の身代わりになることを宣言しよう
狙うは必殺の一撃、そのためにまず相手の言いなりになり油断を誘うか

鞭打たれ、屈辱的な命令に粛々と従う
足を舐めろと言われれば舐め、御主人様と呼べと言われれば呼び、口付けをしろと言われれば気が済むまで口付け
服を脱げと言われれば脱ぎ、村人に身体を差し出せと言えば差し出そう

しかし隙を見せたなら…「禍剣壊乱」の一撃を叩きこんでくれる
短剣が突き刺さったならばもう手遅れだ
我が血の毒と、聖痕からなる【破魔】の力を持つ剣を受けるがいい!



「私は抵抗しないから……村人達を傷つけるのはやめてください」
「人質が欲しいなら、私達が身代わりとなろう」
 武器を全て捨て、無防備な姿を露わに立つカリッサとイングリッド。無力なその姿に、女吸血鬼は愉悦を露わにする。
「あら……どうしようかしらねぇ?」
「下僕にでも、なんでもなるから、だから……」
 迷う素振りを見せれば、すぐに這いつくばって、その脚にすがりつくカリッサ。媚びる事を躊躇いはしない。
「でも、そちらの方は不満があるみたいだけど?」
「っ……そんな事はない」
 カリッサほど割り切れず、人質頼りの卑劣さに怒りを隠せずにいたイングリッド。だがその怒りを必死に抑え込むと、吸血鬼の前に跪く。
「なんでも命じてくれ……いや……下さい」
「ふふ、そうそう。それで良いのよ」
 反抗的な相手が、感情を押し殺して従う。その様にさらなる愉悦と嗜虐を露わにする女吸血鬼。
「でも反抗的な目をしたお仕置きね」
「ぐっ……!」
 無造作に振り下ろされる鞭に打たれ、呻き苦悶するイングリッド。その姿に身を竦ませるカリッサにも、嗜虐の瞳は容赦なく向けられる。
「ところで……無防備な振りをして何か武器を隠しているかもしれないわよねぇ?」
「あ……わ、分かりました……」
 その言葉の裏の意図に気づけば、自ら服を脱ぎ捨てた。スレンダーな裸身を曝け出し、見せつける。
「ほら、あなたもよ!」
「っ……」
 当然イングリッドも、その豊かな裸身を晒させられる。並んで跪く二人の女に、女吸血鬼は愉悦を深める。
「いい子ね。ところで……靴が汚れてしまったのだけれど」
「は、はいっ……」
 すぐさま這いつくばり、靴に舌を這わせるカリッサ。イングリッドも恥じらいつつそれに倣う。舌に走る苦味、屈辱の味に震えながら、決して逆らいはしない。
(ガスを使う必要もないと思わせなくちゃ……)
(だが、隙を見せたなら……必ず)
 反抗の牙を確かに隠し、下僕として媚びながら隙を伺う2人。
 そしてその『隙』は、音もなく上空より降り立った。
「ご機嫌よう、ヴァンパイアさん?」
「なっ……!?」
 スラスターから迸る光は流星の如く。知覚を振り切る機動で降り立ったフランチェスカの姿を、女吸血鬼が認識したその時には、すでに眼前、戦槌が大きく振りかぶられて。
「こちら、つまらないモノです、がッ!」
「がっ……ぶぅっ……!」
 腹にめり込む強烈な一撃。零距離の爆裂を受けた女吸血鬼は、身体を折り曲げ吹き飛んでいく。
「ボクらを狙うために、何も関係ない人の笑顔を奪った事……許さないっ!」
 さらに、魔力の氷を纏ったエスペラが駆ける。最高速で、吹き飛ぶ女吸血鬼よりも早く駆けると、飛んでくるその身体を、すれ違いざまにルーンの剣で一閃する。
「がっ……」
「どうっ、報いを受ける覚悟、できてるっ!?」
 追撃を受ける前に素早く離脱するエスペラ。そのままフランチェスカに並び立ち、カリッサ達2人を女吸血鬼から庇う。
「虎穴に入らずんば何とやら……見え透いた罠は、丁寧に踏み抜いて差し上げませんと、ね?」
「こ……この……」
 口の端から血を零し、ふらつきながら立ち上がる女吸血鬼。
「あら、内臓ぐらいは持っていったかと思いましたが」
「流石は吸血鬼だね……でもっ!」
 すぐさま追撃すべく構える2人に対し、女吸血鬼は迎え撃たんとその鞭を振り上げ……その腕が細いワイヤーに絡め取られた。
「何っ……」
「さっき、ちょっと焦ったのよ。武器を隠していたのは本当だから……!」
 それを操るのはカリッサ、目に見えぬほどの細さで女吸血鬼を締め上げる。すぐに引き千切られそうだが、僅かに時間を稼げば十分。
「さあ、駄目を押して差し上げますわ!」
 その隙にフランチェスカが、もう1度無防備な腹に戦鎚を叩き込まんとする。一撃は耐えられてもダメ押しには耐えられまい……。
「……なっ!?」
 だが、飛び立とうとした瞬間、その脚が何かに掴まれた。驚く間もなく、引きずり倒される。
「あ、あなた達は……むぐ、ぅっ!」
 触手によって完全に思考力を失った男が、フランチェスカにのしかかる。慌てる間もなく、二人、三人。
「や、めっ……!?」
「あっ、駄目、離れて!」
 慌ててフランチェスカを救出しようとするエスペラ。しかし、その男達は触手で操られているだけの一般人、攻撃する訳にはいかず、攻めあぐねる。
「ほら、そこっ!」
「きゃああっ!?」
 その隙を逃さず打ち込まれる鞭が、エスペラの鎖骨を打ち据えた。痛みに呻くと共に、その身体を命令が束縛する。
「さあ、全て曝け出して跪きなさい。そこの男の頭がこの世から消えてもいいならね」
「くっ……!!」
 自身への痛みなら耐えられるが、人質を盾に脅されては抗えない。氷装を解除し、服を脱ぎ捨て、剣を捨てて跪く。
「散々やってくれたものね。……特にそっちのは」
「っ……んっ、んんぅぅっ……!?」
 睨みつけられるフランチェスカ……だが、それに応える余裕すらない。服を引き千切られ、豊かな胸を捏ねられ、それ以上に激しく。思考能力を失ったまま、代わる代わるにフランチェスカを玩具にし始める男達。
 その姿に溜飲を下げると、改めてエスペラに、そしてカリッサやイングリッドに……裸で跪く3人を見下ろす。鞭が人質の頭部に狙いを定めたまま……手を出せない。
「騙してくれた覚悟は……出来ているわね?」
「っ、あ……」
 とりわけ、ワイヤーを隠していたカリッサに苛立ちを向けた女吸血鬼は、その頭に触手のガスを浴びせた。瞳から思考の光が失われる。
「そのまま、他の2人を縛って、自分を縛りなさい。そうしたらあの女のように、あなた達が助けたかった人質に下げ渡してあげるわ」
「……はい」
 千切れたワイヤーを手渡されると、エスペラ達に迫るカリッサ。だが、激しく乱れるフランチェスカに女吸血鬼の視線が向いた、その刹那。
「今だっ!」
「なっ!?」
 その隙を逃さず、エスペラが氷を再び身に纏う。女吸血鬼の死角となるカリッサの身体の影から放たれる氷柱が、その腕を刺し貫いた。
「魔術師相手に、武装解除したぐらいで油断は禁物だよっ!」
「この、小賢し……んぁっ……!?」
 すぐに氷柱を引き抜こうとする……だが、その刹那、突き刺さるもう一本の刃。
「もう、手遅れだっ!」
 完全に意識から逸れた隙をつき、拾い上げた黒い短剣を投げ放ったのはイングリッド。そこに塗られた血毒が、女吸血鬼の動きを封じる。
「受けるが良い……!」
「きゃ、あああっ!?」
 母より半分受け継いだ聖なる血を大剣に変えると、動けぬ女吸血鬼に斬りかかる。
 一閃、その身体に深く食い込み、破魔の力を叩き込んだ。
「か、はっ……ぁっ!」
 毒をねじ伏せてなんとか背後に飛び下がる女吸血鬼。だが、手応えは深い。ボロボロの身体を抑え、人質を盾に逃れていく女吸血鬼。
「んむ……はっ……ぅっ……」
「……こっちが先、か」
 追撃を考えたが、フランチェスカがそろそろ危うい状況にある事を見ると、人質の救出を優先する。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​

ルトルファス・ルーテルガイト
(アドリブ、連携歓迎、特に色気NGなし)
(POW)
「…獣を殺す為に獣の檻に入れとは、グリモア猟兵も酷な事を言う。」
(しかし戦いを前に、迷いなく檻の中へ突入して剣を構える)

鞭の一撃を喰らうと、ルール(私に従えと)を宣告されるが
『…誰が貴様の言葉を聞くか』と、致死傷『覚悟』で拒否

その反抗的な姿勢が気に入られたのか、あるいは興に乗ったのか
吸血姫は力づくでなく、足で胸で…男が女の為すままにされる屈辱的な快楽攻めで青年を堕とそうとしてくるのを、青年はただ快感と共に耐えるのみ

だが、吸血姫が悦に入って戒めが緩んだ隙を
【属性攻撃】全開の【選択UC】で、心臓に一突きに狙う
『…調子に乗るなよ、獣が!』


ジズルズィーク・ジグルリズリィ
SPD判定*NGなし

わざわざ自らのテリトリーを作り、猟兵をおびき寄せる
自信、慢心。ジズは、その驕りを叩き直してやるのです

使用するユーベルコードは【私に七難八苦を与えたまえ】
自身への不利な効果を厭わない速攻をかける攻撃です
これで主人を狙い撃ちにできれば、無辜の人々に手が届くはず

万一にも、悪しき吸血鬼が策を弄したら
ジズの体にはユーベルコードの後遺症と、不利な状況が残ることになるです
不利な…想像もしたくないですが

黒幕の前に悪影響は残したくないですが
ジズは、それでもジズは、罠だとしても見過ごせないのです
望むところですよ、悪しき吸血鬼たちよ!



「……獣を殺す為に獣の檻に入れとは、グリモア猟兵も酷な事を言う」
 過酷な依頼を前に、しかし躊躇う事なく檻へと踏み込んだルトルファス。剣の柄を握りしめ、精霊の加護を刀身と為して女吸血鬼の前に立ちはだかる。
「あら、良い男。ちょうど良いわ……ほら、人質の命が惜しければ逆らわない事ね!」
「む……っ!」
 そんな彼へと、女吸血鬼は人質を盾にして鞭を振るう。強く肌を打ち据えられると同時に、その身を縛る女帝の命令。
「さあ、跪きなさい!」
「……ふん」
 だが、従わない。途端、その身に激痛が走るが、構わない。
「誰が貴様の言葉を聞くか」
「っ……生意気ねぇ……」
 クールな視線で命令に逆らうその姿に、怒りと屈辱を覚えた女吸血鬼。だがその怒りは深い笑みとなる。
「良いわ。なら……堕としてあげる。鞭なんてなくてもね」
「む……」
 命令に従わぬ痛みで動きが鈍るルトルファスへ、女吸血鬼はその身を寄せ、胸を押し付けた。手をズボンへと伸ばしていく。
「素直に、受けなさい」
「……っ」
 服を脱がせ、裸身を晒させ……撫で上げる手。胸板に擦り付けられる豊かな乳房。快楽へと落とす艶めかしい手管。それを受けろと言う命令は、単純な分だけ抗い難く、屈辱的な快楽に耐えるしかない。
「さあ、良い声で鳴くと良いわ。男の弱い所は全部知っているのだから」
「……」
 声を噛み殺し、耐える……その姿にますます興が乗り、愛撫をエスカレートさせる。豊かな胸を押し付けんと跪き。
「隙あり、です」
「ちっ……今良いところなのよっ」
 そこへ、ジズが鉄鎚を片手に飛び込んだ。その身を拘束するために繋がれた重い鉄鎚を女吸血鬼に振り下ろす。
「お楽しみの邪魔をしないで欲しいわね?」
「自信、慢心。ジズは、その驕りを叩き直してやるのです」
 闘いを楽しみと告げる女吸血鬼を文字通り『叩き』直すべく、軽々と巨大な鎚を振るうジズルズィーク。だが、小柄な彼女を振るうには、その身体のリミッターを外す必要がある。
「っ……ふんっ……ぐっ……!」
「あら……辛そうじゃない?」
 避けられた鎚を引き戻し、軌道を変える度に、ミチミチと筋繊維が悲鳴を上げ、骨が強く軋む。それでも、構わず鎚を振るうジズ。
「ジズは、それでもジズは、罠だとしても見過ごせないのです……!」
 人質を取って猟兵達をおびき寄せるような、その所業。それを正すためなら己の身を顧みない。
「なら、望み通り……罠に嵌めてあげるわ」
「っ……!」
 そんな思いを挫くべく、女吸血鬼は近くの人質を盾にする。流石に鎚を止めざるを得ず……その刹那、打ち込まれる鞭。
「しま……っ」
「さあ、命ずるわ」
 打たれた瞬間、その身を拘束する命令。身を強張らせるジズを見つめ、女吸血鬼は妖艶に笑みを浮かべる。
「苦痛を……悦びなさい」
「っ……!?」
 全身に走る苦痛を厭わぬジズだが、その苦痛が悦楽へと切り替われば、全身に走る未知の感覚。目を見開き、身体を仰け反らせる。
「あは、良い様……」
「そうか、だが……」
 その姿に愉悦する女吸血鬼……その、完全にジズへと意識が囚われた隙を、ルトルファスが逃す筈がない。
「調子に乗るなよ、獣が!」
「ぁ……が、はっ!?」
 心臓を貫く、風霊の刃。悦に浸る女吸血鬼の顔が、一瞬で苦痛に変わり、血を吐き出した。
「が……っ!?」
「ふん。快楽に溺れる獣の与える快楽など、たかが知れている」
 手首を返し、傷口を広げる。なんとか刃から逃れる女吸血鬼だが、苦しみに呻き。
「どのような七難八苦であろうとも……」
 そこへ、未知の感覚に強引に耐え、ジズが鎚を振り下ろす。
「望むところですよ、悪しき吸血鬼たちよ!」
「っ……ぁぁっ!」
 骨の何本かをへし折って、女吸血鬼を吹き飛ばす。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

エイプリル・フール
描写は限界ギリギリ行けるとこまでいっておーけー。
洗脳されて『おねぇ様♡』的にヴァンパイアにメロメロにされているかと思います。それはもう触手を自ら受け入れてしまう程に。
メロメロになりすぎて逆にヴァンパイアの言うことは全く聞きません。空想好きで快楽主義者のエイプリルさんは空想に耽り快楽を貪ることに夢中になっていることでしょう。
ヴァンパイアの興味が他の猟兵に移ったら反撃開始。触手属性攻撃の土流魔法戦術で触手型泥ゴーレムを創造して攻守逆転です。
「『おねぇ様ぁ♡もっとぼくを見てくれないとぉ♡これはぁ浮気したお仕置きですよぉ♡』」


話を聞かない奴から思考力を奪ったら制御不能な暴走をするのは稀によくあること


アリス・セカンドカラー
檻に入る前に念動力での認識への盗み攻撃で目立たないように早業の先制攻撃でぽいぽいぽーいとワールドクリエイターをばら蒔いて、檻の中を私の妄想世界にするわ。
クレヤボヤンス(念動力、第六感、ハッキング、盗み攻撃、視力、聞き耳)でヴァンパイアの嗜好を透視して、その嗜好に合わせて妄想世界を構築し、念動力由来の催眠術で洗脳して私”を”えろえろよーな感じに責めさせるわ。
薄い本みたいな負けロールを愉しみながら、目立たないように大食いの念動力による盗み攻撃でヴァンパイアのエナジーをじっくりとちゅーちゅーするわ。気が付いた時にはもう手遅れ、マヒ攻撃を受けたかのように力が入らないことでしょう。
さぁ、攻守逆転よ♡



「っ……はぁ、はぁ……全く……生意気な連中ね、猟兵と言うのは……」
 苦痛に歪む身体を引きずり、猟兵達から一旦逃れようとする女吸血鬼。その前に次に立ちはだかったのはエイプリルだ。
「ふん……あなたも私に従い……」
「はい、おねぇ様♪」
 いや、立ちはだかると言うよりも、自ら跪きその身を晒す。鞭を振り上げたまま、困惑する女吸血鬼。
「お姉さまっ……ああ、その鞭で打ってっ。それとも触手ですかっ!」
「ふん、良いわ……ならお望み通り、あげるわね」
 破滅的な快楽主義者であるエイプリルは、女吸血鬼に自らその身を捧げる。最初は困惑していた女吸血鬼も、その褐色の身体を容赦なく鞭で打ち据えて、痛みを媒介に触手を呼び出して襲わせる。
「んっ、んん~っ……すごいっ……ああっ、もうっ……んむっ、ふむぅっ……♪」
 触手に全身を襲われ、服の中にもねじ込まれる……その服の下には何も穿いておらず、恍惚と共に触手を受け入れる。
「むふっ、んっ……ふむぐっ……んんぅっ……!」
「ふん、すっかり溺れてしまって……このまま私に跪きなさい?」
 快楽に溺れるエイプリルに、笑みを浮かべて命令を下す女吸血鬼。その命令が、エイプリルを縛り付ける。
「むふぅっ、むっ……はぁっ、お姉さまぁ……♪」
「あの……跪きなさい?」
 が、エイプリルはその命令を聞いていない。自らの空想の中で快楽に溺れる彼女は、女吸血鬼の言葉がすでに聞こえていない。
「ふん、まあ良いわ……それならそれで……!」
 エイプリルを放置し、別の相手を責め倒そうと視線を巡らせる女吸血鬼……その視線が捕らえたのはアリス。
「あら、可愛い子じゃない」
「ひっ……」
 見据えられ、恐怖に引きつった声を上げるその様に、嗜虐をソソられ、ゾクゾクと震える女吸血鬼。
「服を脱いで、跪きなさい?」
「わ、わかりました……だから、痛くしないで……」
 鞭で脅され、従順に従うアリス。その幼い身体を晒し、怯えきった表情で見上げて来るその姿に、舌なめずりする女吸血鬼。
「痛いのがイヤなら……これなら良いのかしら?」
「ひっ……や、やめっ……!」
 触手を見せつけられ、ますます怯えるアリス……それにますます煽られて、女吸血鬼はアリスの身体に触手を巻き付けた。
「やっ……い、いやぁっ、だめ……ひいっ……!」
「あは、可愛いわぁ……とってもねぇ……♪」 
 恐怖し首を振るが、逃れられない。無数の触手に、その身体全てを呑み込まれていくアリス。
「助けてっ……助けてぇっ……」
「誰も来ないわよ……絶望しなさいな、ふふっ♪」
 恍惚とした表情を浮かべながら、それを見つめる女吸血鬼。さらに責めを加えようと、その手を持ち上げて。
「……え?」
 いや、持ち上げようとする。だが、動かない。
「ふふ……バレちゃった♪」
「な、何を……っ!」
 今まで怯えきった様子だったアリスが、楽しそうに笑みを浮かべ……その身体から延びた触手のオーラが、女吸血鬼に吸い付いて、精気を奪い取っていて。
「なかなか良い責めだったわ。だからここからはお返し、ね?」
「何をっ、あっ、あっ……!?」
 認識を改変され、妄想世界に囚われていた女吸血鬼が、それに気づいた時にはすでにエイプリルの作った土の触手が、その全身を拘束していた。
「おねぇ様が、ボクだけを見てくれないから……♪ お仕置きですっ♪」
「っ……ひ、ぃぃっっ!?」
 病みきった表情で女吸血鬼を見つめ、土の触手で全身を蹂躙するエイプリル。女吸血鬼は、精気を奪われ肉体を責め苛まれ……解放された時には息も絶え絶え、這うようにして2人から逃れていく。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

ドゥルール・ブラッドティアーズ
【ソロ希望・WIZ】
服を脱ぎ、えっちな下着だけの姿で
ヴァンパイア様を【誘惑】よ♪

ヴァンパイア様……❤
私を人質にしていただけませんか?
貴女に踏まれたい……鞭で打たれたい……
そして、私の血を吸っていただきたいんです……❤

【激痛耐性】に加え【催眠術】を自分にかけてあるから
痛み・苦しみ・恐怖……与えられる全てが快感となり
彼女のUCの発動条件を回避できるはず

鞭・踏みつけ・罵倒・吸血と、度重なる快楽に
私が理性を保てるはずもなく『狂愛』で36体に分裂!
軍隊アリのように全身に纏わりつき
ボンデージを脱がしながら
体の全部に【生命力吸収】のキスをするわ❤

フーッ、フーッ❤ ヴァンパイア様ぁっ❤
好きっ❤ 大好きぃっ❤❤



「ヴァンパイア様……私を人質にしていただけませんか?」
 下着姿で女吸血鬼の前に立つドゥルール。大きな胸を両腕で寄せて、その身体で精一杯に誘惑する。
「貴女に踏まれたい……鞭で打たれたい……!」
「ふぅん……?」
 その姿に惹かれた女吸血鬼は、妖艶な笑みを浮かべ、鞭を振り上げた。
「なら……跪きなさい!」
「あああんっ……♪」
 振り下ろされる鋭い痛みも、ルルにとっては快楽だ。言われるがままに跪き、その身を晒す。
「ほら、これが欲しいのでしょう?」
「あ……はあっ……ふ、ひ……んっ……ぁぁっ……♪」
 胸にハイヒールが押し付けられ、グリグリと踏み躙られる。屈辱的な仕打ちがあまりに気持ち良い。
「血を……ぁっ……血を吸って……っ♪」
 快楽に溺れながら、なんとかその欲望を口にして。当然女吸血鬼が、それに応えぬ筈もない。
「良いわ……望み通りに……」
「っ……っ~~~~~♪」
 首筋に突き立つ牙。貴種ほどではないが、それは十分な快楽で……ルルの脳は、その快楽を何十倍にも増幅する。
「ああ……もう……もう、我慢できないのぉっ……!」
「え……きゃあっ!?」
 そしてその増幅された快楽は、狂愛となって全身から迸った。無数の小さなルルが、女吸血鬼に飛びついていく。
「フーッ、フーッ♪ ヴァンパイア様ぁっ♪」
「ちょ、やめ……っ……んん~~っ!?」
 奪われた血の代わりに、生命力を求める。全身、余す所なく……唇も、胸も、傷口も、秘めた場所も、全部。
「好きぃっ……大好きぃぃっ……♪」
「っ……っ~~~~!」
 ボンデージを脱がされ、逆に裸身を晒す女吸血鬼。何度も身体を跳ね上げ、快楽の頂点に突き上げられ……最終的には逃げられるものの、足腰の力が入らぬ様子で、脚を震わせる。

成功 🔵​🔵​🔴​

露木・鬼燈
虎穴に入らずんば…
とは言うものの得るものはなさそう。
罠を食い破り、敵の御首をあげる。
これをもって虎子とするっぽい!
最初からガチで殺りに行くですよ。
化身鎧装<白鐵>を展開。
騎士盾を構え、正面から突撃!
高速移動?衝撃波?
異形心眼が捉えているなら白鐵の反応速度で対応できる。
身体の動きから見切る。
連結刃を高速で振るい衝撃波を切り裂く。
そして逆に衝撃波をくれてやるっぽい!
斬り払えないものは回避、もしくは盾で受け流す。
シールドバッシュからの近接戦闘。
魔剣と蹴撃を絶え間なく繰り出し余計なことはさせない。
敵の体制を崩したら決める!
魔剣を上に投げ、体術で引き倒す。
そこから踏みつけ、落下してきた魔剣を突き立てる!


四季乃・瑠璃
瑠璃「罠だろうと関係ないよ」
緋瑪「私達はただ殺すのみ、だね♪」

【チェイン】で分身

緋瑪が表に出て、最初は敢えて分身しない状態で突入。
閃光仕様のボムで視界を潰し、更に煙幕式ボムで煙幕を展開して視界回復後も周囲の状況を把握できなくさせつつ、大鎌の機巧を使って一気に高速で敵の首を狙い、人質を取られる前に致命傷を狙うよ。
何等かの要因で防がれたら、敵と鍔迫り合い等の接近状態で【チェイン】で分身。
瞬時に別れ、死角から瑠璃が隙を突いて【マヒ攻撃、毒使い】で特製の猛毒を塗ったダガーで敵を刺し、敵の動きを奪う。
後は多くの人達への報いを受けさせる様に『痛み』を味わって貰う様に殺すもよし、ひと思いに爆殺するもよしかな



「はぁ……はぁっ……人質を……使えば、まだ……!」
 息を切らして、手近な人質の元へと向かう女吸血鬼。人質さえ盾にすれば猟兵から逃れられる……そんな目論見を断ち切るべく、瑠璃が……いや、表に出た緋瑪の人格が駆け寄っていく。
「させないよっ!」
「きゃっ……!?」
 放たれたのは閃光弾、強烈な光にその目を抑える女吸血鬼。次いで煙幕を炸裂させる事で、完全に視界を奪い取る。
「っ、く……この……ぐっ!?」
 何も見えず、苦悶する女吸血鬼だが、その首筋にひやりとした寒気を感じると、咄嗟に腕で庇った。そこに喰い込む、刃。
「首を落とすつもりだったんだけど,上手く庇ったねー……でも、もう逃がすつもりはないよ?」
「がっ!?」
 大鎌に仕込まれた機巧が炸裂し、加速する斬撃。そのまま、女吸血鬼の左腕を容赦なく切り落とす緋瑪。
「ぐ、ぅぅぅぅっ……!」
 目に涙を滲ませながら、なんとか視界を回復させる女吸血鬼……そこへ急速に迫る、白き鐵。
「最初からガチで殺りに行くっぽいっ!」
「っ、くっ!?」
 純白の鎧装を纏った騎士として迫るのは鬼燈。その手に握られた魔剣を連結刃に変え、女吸血鬼に斬りかかる。
「この……っ」
「ふんっ……逃さないっ!」
 瀕死に見える女吸血鬼だが、その身に人々の苦悶を纏い、一気に加速する。刃から逃れようと飛び離れるが……その動きを、鎧装の心眼は見逃さない。
「そこっ!」
「くっ……あっ!?」
 ギョロリと異形の複眼で睨みつけると、魔剣から放たれる衝撃波。鞭から放たれる衝撃波と相殺……いや、そのまま押し切って、吸血鬼の身体に深い傷を付ける。
「ぐっ……ああっ、この……よく、もっ……くそっ……くそっ!」
 怒りを露わに、鞭を必死に振るう女吸血鬼。そこから放たれる衝撃波を全て、純白の盾が跳ね除ける。
「余計な事なんか、させないっぽい!」
「っ、くぅっ……!」
 そのまま急接近し、盾を叩きつける……全身の骨を砕かれて、苦痛と共に吹き飛ばされる女吸血鬼。
「こ、この……まだよっ……」
「逃がすとでも?」
 なおも必死に逃亡を図る吸血鬼へと、今度は緋瑪が斬りかかる。今度はその目が見えるため、女吸血鬼はその鎌を必死に後ろに飛んでかわし。
「だから、逃さないって言ったよ?」
「っ……か、はっ!?」
 その背を突くのは、煙幕に紛れていつの間にか現れていた分身……瑠璃。猛毒のダガーが、深々と突き刺さる。
「そっちがどんな罠を用意してようと、関係ないよ」
「私達はただ、殺すのみ、だからね♪」
 毒に動きを封じられ苦悶する女吸血鬼を、冷たく見つめる殺人姫2人。女吸血鬼は、痺れをなんとか打ち払い、逃げようとする……だが、その動きはあまりに鈍い。
「っ……か、はっ!?」
「虎穴に入らずんば……とは言うものの得るものはなさそうだし」
 その身体を、鬼燈が力強く蹴り飛ばした。さらにダメ押しで、首を握って地面に押し倒す。
「罠を食い破り、敵の御首をあげる。これをもって虎子とするっぽい!」
 踏み潰し、敵の動きを封じる鬼燈……そこに、予め投げておいた魔剣が落下して。
「大人しく首を差し出すと良いっ!」
「さあ、殺してあげるよっ!」
 ずぶり、と首に違わず突き刺さる魔剣……血を吹き出した女吸血鬼から鬼燈が離れた直後、緋瑪達の爆弾が、その身体をぼろ布のように吹き飛ばした。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

フレミア・レイブラッド
相も変わらず…本当に下衆ばかりね…。しかもこちらの様子を伺ってるとなると…なるべく温存したいところね

頂点だの女帝だの…自分より強い者に媚びへつらい、戦う力の無い弱い者虐めしかできない吸血鬼が頂点とはお笑いね♪といった感じで挑発。
相手が人質を取る等、自身が優位に立ったと思い込んだ隙を突いて【魅了の魔眼・快】を発動。
完全に魅了できなくても、【念動力】と組み合わせて一瞬でも相手の意識と動きを縛れれば良し。
その一瞬を突き、【血統覚醒】と魔槍による【怪力、早業、残像、串刺し】で顔面か心臓を全力で貫かせて貰うわ。
また、仲間が洗脳されてたら【魔眼】で上書きするわ

貴女は眷属にする価値も無い…。ここで死になさい


オリヴィア・ローゼンタール
相も変わらず吸血鬼どもは悪趣味な……!

【偽槍展開】で作り出した槍を【念動力】で空中に待機させる
望み通り来てやったぞ、吸血鬼
代金は……貴様の命で支払ってもらう!

【怪力】を以って本物の聖槍を振るい斬り打ち穿つ
複製槍はその隙を補うように【念動力】で動かす
巻きつきで体勢を崩されないために、複製槍を割り込ませて身代わりにする
自身も聖槍で【衝撃波】を起こして敵の衝撃波を相殺する
鞭による不規則な攻撃……槍一本では対処し切れませんか
40本の複製槍……尽きる前にケリをつける!

人質を取ろうとしたら、待機させていた槍を降らせて柵のようにして阻み、その隙に追撃
貴様のような輩は追い詰められるとそうすると思っていた――!



「は……はぁ……はぁ……」
 もはや瀕死の身体……並の人間なら、数度は死んでいるであろうその傷。しかし女吸血鬼はなおも執念で動く。
 それは、罠に嵌めたと確信していた猟兵達に、こうして追い詰められていると言うその怒りによるものか。
「ぐっ……この、私に、よくも……!」
「あら、戦う力の無い弱い者虐めしかできない吸血鬼に、『この私』も何も有るものかしら?」
 そんな姿を蔑みながら、フレミアは挑発的に言葉をぶつける。
「自分より強い者に媚びへつらう下衆が……女帝気取りとはお笑いね♪」
「っ、う、るさいっ……!」
 屈辱と怒りを露わに、必死に逃げる女吸血鬼。だが、その口元は、醜くも優越に歪む。
「そんな事を言って……これで手も足も出ないでしょう……!」
 逃げた先にいた、小さな子ども。それを人質に取り、首に右手をかける女吸血鬼。
「相も変わらず、悪趣味な……!」
「ふん、なんとでも言ったらどうかしら……ほら、武器を捨てなさい!」
 そんな姿に黄金の瞳を怒りに輝かせ、睨みつけるオリヴィア。だが、女吸血鬼はその怒りを鼻で笑い飛ばし、開き直る。
「……貴様のような輩が、外道な事は知っている」
「? 何を……良いから武器を捨てろと言っているのよ!」
 笑みが苛立ちに代わり、叫ぶ女吸血鬼。見せしめに人質の首をへし折ってやろうかと手に力をこめ……その直後、その腕に、深々と突き刺さる槍。
「っ!? がああああっ!?」
「そんな外道は、追い詰められるとそうすると、思っていた……!」
 慌てて手を離した女吸血鬼と人質の間に、さらに降り注ぐ槍。聖槍の写し身たる偽槍が次々と地に突き刺さり、壁となる。
「こ、この……」
「ふぅ……やっぱり人質頼り、ね」
 ならばと別の人質を探す女吸血鬼、その瞳を捕らえるのは、フレミアの赤き魔眼。蔑みきった視線が、強烈な魅了の魔力を伴って突き刺さる。
「っ、あっ……こ、のっ……ふん、この程度の魔力など……!」
 全身を快楽に囚われ、身体を硬直させる女吸血鬼……すぐさま魔力を振り払おうとするが、その硬直を見逃す筈もない。
「貴女は眷属にする価値も無い……」
 地を蹴り、赤き瞳に魔力をこめて急接近するフレミア。その全身に行き渡る、吸血鬼の力。
「ここで、死になさい」
「っ……が、あああああっ!?」
 その力をこめて繰り出されたその魔槍は、吸血鬼の顔面を真っ直ぐに貫き、破壊した。それでもまだ生きながらえてはいるものの、苦痛にもがく。
「私の……私の顔がぁ……!」
「自慢の美貌が台無し、かしら? まあ全然可愛いとは思わなかったけれど」
 フレミアは、愛らしい少女は好きだ。だが、歪みきった性根が透けて見える顔など、愛でるに値しない。
「このっ……このっ、このっ、許さないっ……許さないぃっ……!」
 顔を失えば当然目も潰れ、それでもなお鞭を激しく振るい暴れる女吸血鬼。狙いが定まらないからこそ、逆に近づき難い。
「貴様に許してもらう必要などない」
 だが、それを恐れる事なく、オリヴィアはまっすぐに突き進む。次々と空より落ちる偽槍が、彼女を守る盾となる。
 一本の聖槍では防げずとも、無数の偽槍を従えたその姿は、まるで城塞の如き鉄壁。
「私達猟兵を招いたのは貴様達だ。だからこうして望み通り来てやった」
 そして、無数の偽槍では仕留められずとも、一本の聖槍ならば。
「だから、代金は支払ってもらう。貴様の――命でだ!」
「っ……!!」
 深々と、女吸血鬼の胸に突き立てられる聖槍。心臓を抉り抜き、破邪の力を、その核に打ち込んで……ついに身体を維持出来なくなった女吸血鬼の身体は、音もなく塵と化して消滅した。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​




第2章 集団戦 『スレイヴ・スクイーザー』

POW   :    テンタクル・スクイーズ
【美味なる極上 】の感情を与える事に成功した対象に、召喚した【おぞましくのたうつ肉色の触手】から、高命中力の【感情を吸収する数十本の触腕】を飛ばす。
SPD   :    スラッジ・スキャッター
【全方位に汚濁した粘毒液 】を放ち、自身からレベルm半径内の指定した全ての対象を攻撃する。
WIZ   :    ブレインウォッシュ・ジャグリング
【幹触手の先端 】から【暗示誘導波】を放ち、【洗脳】により対象の動きを一時的に封じる。

イラスト:小日向 マキナ

👑11
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種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


 女吸血鬼は滅びた。人質を取る者はもはやいない。
 だが……主の消滅をきっかけに、触手達は暴走を始めた。今まで命令なくば動かなかったソレは、寄生した村人達の身体を動かし、次々と周囲の猟兵達に襲いかかた。あるいは宿主を持たない触手は、その犠牲者を探すべく触手を蠢かせる。
 敵としては大した力は持っていない……だが、村人ごと滅ぼす訳にはいかない。なんとかして、触手を無力化し彼らを救出する必要がある――。
アイ・リスパー
「くっ、寄生されているだけの村人たちを傷付けるわけにはいきませんか……!」

襲いかかってくる村人たちの動きを【ラプラスの悪魔】で予測して回避します。

容赦のない村人たちの腕に捕まってしまったら、神託機械の副作用が抜けきっていない敏感な身体で耐えられるかどうか……

「こうなったら洗脳を解くしかありません!」

村人を操るのは、触手による暗示誘導波。
『ハッキング』により、この誘導波を打ち消すような電磁波を放ちます。

「生体電流に干渉すればこれくらい簡単に……
って、きゃあっ!」

端末の操作に集中していたため、男性の村人に捕まって敏感な身体をいやらしく責め抜かれてしまうのでした。

アドリブ大歓迎
NGなし


フランチェスカ・ヴァレンタイン
はふ… ええ、大丈夫です。取り急ぎ女性と子ども、を…ッ!

前章の状況からはどうにか逃れたものの、救出作業が徒になる形で別の屈強な寄生村人達に寄って集って押し倒されて前後を挟まれたり抱え上げられたりな感じに

やがて村人達が欲望を吐き出しながら動きを止めれば、肌の接触している箇所から皮膚の表面を伝って奔る光焔の刃が、纏わり付いた触手を裂き剥がすように斬り刻んでいく光景が
UCを普段とは異なる無形の刃で、吐き出されたモノに対するカウンターとして嬲られながらも発動しているようです?

結果、群がられるままに次から次へとヤられながらも数人単位で解放していく、そんな生体カウンタートラップめいた有り様になっているかと



「くっ、寄生されているだけの村人たちを傷付けるわけにはいきませんか……!」
 端末を操作し、演算で村人たちの動きを予測すると、巧みにその手を掻い潜っていくアイ。だが、避けてばかりでは当然、ジリ貧だ。
「こうなったら洗脳を解くしかありません!」
 キーボードを操り、プログラムを呼び出す。触手の洗脳が誘導波によるものならば、手段はある。
「波には、より強い波を……!」
 電磁波によるハッキング。理論上、それで洗脳を解除できる筈だ。……だが、そのプログラムを走らせれば、当然、平行して行っている未来予測の精度は低下する。
「に干渉すればこれくらい簡単に……って、きゃあっ!」
 リターンキーを叩く、その寸前。村人の力強い腕が、アイの腕を握り、引き寄せた。
「しまっ……んあああっ!?」
 未だ、副作用で敏感なその身体に這い回る大きな手。ただ撫でられるだけでも、身体が大きく跳ね上がる。
「だ、め……くぅぅぅんっ!?」
 あとはキーを一つ押すだけ……だがそれがあまりに難しい。小柄な身体を抱きしめられると、より敏感な部分を弄ばれる。
 そんなアイの姿を見て、すぐさま助けに入ろうとするフランチェスカ。だが、その足取りはあまりにおぼつかない。
「は、ふ……今……助け……っ!?」
 救出と自衛、両方に意識を割くには、意識が混濁しすぎていて。気づかぬうちに背後から襲いかかられ、脚を抱えられて持ち上げられる。
「くっ、このような……っ!」
 あられもなく脚を広げさせられる恥辱に、身体が熱くなる。相手は屈強な男とはいえ、普段なら振り払えぬ事もないが。
「やめ……むっ、んっ……!?」
 フランチェスカは力が入らず、逆に男は触手に力を引き出されている。そうなれば、まるで性差を教え込まれるかのように、力づくで蹂躙され、理性なき欲望のはけ口とされていく。
「ぅ……あっ、だめっ、んっ……くっ、うっ……!?」
 その欲望を受け止めた、直後。彼女の身体の表面を、光焔が走った。快楽の頂点に反応するように、溢れる無形の刃が、触れ合う肌から村人に伝わる。
「っ……んっ!!」
 刃は村人を傷つけず、触手から切り離された。解放された村人が、脱力してその場に倒れ込む。
「は、ぁ……はぁ……これで……むぐぅっ!?」
 だが、フランチェスカは解放されない。その身に宿る聖痕が、艶かしく豊満な肢体が、意図せず次々と男を引き寄せる。
 一人解放してもまた一人。普段とは異なる光焔は、意図して操るのは難しく……ただその身が頂点に達する事でしか、相手を助けられない。
「っ……あ、あんな事……だ、駄目ですっ!? それはっ、あっ!?」
 そんなフランチェスカの身を呈した救出を、間近で見せられるアイ。自身も男に拘束されている状態では、それを意識せざるを得ない。
「駄目です、ここ、は……ひ、ぅんっ!?」
 必死に己の一番大事な場所を守るのが精一杯……それは、それ以外の場所を、思うがままに弄ばれ続ける事を意味する。
 敏感な肉体に走り続ける、耐え難い快楽。何度も何度も、その身体が跳ね上がる。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

ジズルズィーク・ジグルリズリィ
WIZ判定*NG描写なし

やっと助けた人質
差し伸べた手を払われ暴力を振るわれれば、わかっていてもショックを受けてしまいます

ですが、もう少しの辛抱です
感覚を書き換えられる悍ましさは身にしみました
身にしみたからこそ、あえてその身を捧げます
この身で一人でも多くの方を救うために

おびただしい悦びの感覚と疼きを携えたまま、
あえてフェロモンを振りまきなるべく多くの人々、触手を請け負います

演式、演出。これは…あくまでフリ、なのです
これは演技、演技。だから、大丈夫
演技演技とそう言い聞かせるうちに、あやふやになりあらぬことを呟いてしまうかもですが
術中にはまり真に迫ってしまうかもしれないですが

これは、救うためなのです


弥久・銀花
アドリブ、他の人との絡み、ピンチシーン歓迎です



拙いですね、早く助けなければ!
っと、無理矢理引き剥がしたら駄目なんでした、村人を傷付けずに触手を無力化しないと……、ふんっ! (ブチュッ!と【怪力】で村人に寄生している触手を握り潰して)

うぇ……、潰したのに腕に巻き付くなんて元気な触手です
それに汁が……

……何だか、触手に巻かれた腕からゾクゾクしてきます
って触手を無力化出来てない?! うぁぁっ!

こっちに移るのなら好都合、今度は念入りに潰します


え、あ、ちょ、ちょっと多過ぎ……、うああああ! っぶぅぅ!?(怪力でも振り解けない量の触手に全身を絞められ、悲鳴を上げた口から大量の触手が雪崩れ込んでいます)


エスペラ・アルベール
とにかく触手を村人から引き離さないと、だね……っ

「その人達より、ボクに寄生してみない? 大丈夫、危害なんて加えないよっ」
と触手へ呼びかける、村人に襲いかかられても無害であることを示すために無抵抗。
完全に無害だと判断されるまで延々と手と触手で全身を弄られて、何度も身体を跳ねさせて力が入らなくなっても、触手へと笑顔を向けて【おびき寄せる】
村人から離れて自分に寄生してきたら、限界まで引き付けてから【雷鳴の叫び】で触手を撃退っ!

あうう……全身弄られた恥ずかしさと快楽と、その上に雷の恐怖もあって頭がパンクしそう……っ

アドリブその他何でもOKです



「これは、分かっていても、心に来ますね……」
 助けるべき人質から襲われる。それが洗脳ゆえと理解していても、ジズは心穏やかではいられない。
「ですが、もう少しの辛抱です」
「そうですね、早く助けなければ!」
 銀花は素早く村人に駆け寄り、その触手に手をかける。
「……っと。無理矢理引き剥がしたら駄目なんでした……ならば、ふんっ!」
 そのまま引きずり出そうとするのを思い留まると、力任せに握る。人狼の怪力に抗えるほどの強さはなく、ぶちゅんと手の中で潰れる触手。
「うぇ……気持ち悪い……」
 粘液を吹き出しながら、千切れてなお腕に絡みついてくるその動きへの嫌悪。眉を寄せつつ、さらに次々と触手を握り潰す。
「この身を捧げましょう。さあ、こちらに」
 ジズは己の身体を囮にすべく、背を向けて大きなお尻を突き出した。溢れ出るフェロモンで触手の本能を刺激し、宿主を変えさせる。
「んっ……!」
 知性無き触手にとって、ジズから溢れる魅力に抗う事は難しい。村人達から離れ、より魅力的な宿主へと、次々と襲い掛かってくる。
「く、ぁっ……はっ……!」
 無遠慮にその身をまさぐる触手から与えられる、強烈な刺激。先程女吸血鬼から受けた悦びと疼きに満ちた身体が、激しく熱を帯びる。自然と腰が動き、喘ぎが溢れ出す。
「演式、演出……これは……フリ……んぁぁっ……」
 強制的に悦びを与えられる、その悍ましさを理解するからこそ、己の身を捧げる事に躊躇はしない。どれほど触手を集めても、なお身を捧げ、村人達を救う事を止めようとはしない。
「その人達より、ボクに寄生してみない? 大丈夫、危害なんて加えないよっ」
 エスペラもまた、その身を触手に捧げる。危険を知ってなお、助けるためならばその身を晒す事を厭わない。
「ほら、こっちに……んんっ!」
 ジズのように、溢れるフェロモンを操る術は持たない。そうなれば、触手だけではなく村人達にまで襲われる。
「あっ……んっ、くっ……はああっ……大丈……夫っ……だよっ……ほら、手出しはしな……いっ……!」
 その差を埋めるべく、エスペラは満面の笑顔を浮かべ、敵意がない事を示し続ける。笑顔のまま、もみくちゃにされるように取り囲まれ、無数の手に、それ以上の数の触手に、全身を弄ばれる。
「本当に大丈夫なんですかねっ!?」
「んっ、大丈夫……大丈夫、だか、ら……ああ、んっ……」
 身体が何度も跳ね上がり、力なく四肢が揺れる。そんな様を心配する銀花も、安心させようと、必死に笑顔を向ける。
「……んっ……演技、演技……だから、もっとっ……」
「やっぱり大丈夫じゃないようなっ……」
 エスペラもそうだが、特にジズの方は。汗を滲ませる銀花は、身体に絡みつく触手の切れ端を引き剥がすと、助けに駆け寄ろうとする。
「えっ……ちょ、うああああ!?」
 が、投げ捨てようとした触手は、むしろ銀花の腕を遡り、さらに強く締め付けて来た。本体から切り離したにも関わらず、なお力強く動く触手に、そのまま四肢を絡め取られてしまう。
「っ、なんて生命、力……あっ、うあっ、くっ!?」
 当然怪力で引き剥がそうとするが、引き剥がした端から集ってくる。その上、数もどんどん増えて来ては、対処しきれない。
「くっ、やめ……んああああ、むぐっ!?」
 締め付けに悲鳴を上げた瞬間、その口に大量の触手が殺到する。遠吠えも封じられ、口をパンパンに膨らませて嫌悪に呻く銀花。
「ああ……あのような……」
 そんな銀花の姿を見れば、ジズはさらに強く、救済を決意する。村人達を、あのような目に合わせる事は出来ない。
「さあ、もっと……そうです、もっとジズを……気持ち良、むぐぅぅっ……」
 ジズの口にも、太い触手がねじ込まれ、言葉が遮られる……遮られなければ、一体何を口走っていたのか。
(これは救うためです……救うため、なのです……)
 自分にそう言い聞かせ、彼女はさらに触手を誘い続ける。
「っ……あっ……ああっ……大丈夫……」
 そんな銀花の、ジズの姿に、幾度となく絶望を予感しながら、エスペラはなお笑顔を浮かべる。その笑顔ももう限界で、力が入らず……。
「っ……今、だっ、あああああっ……!」
 そんなエスペラへと完全に寄生すべく、触手が村人から離れた瞬間。激しい雷撃が、それを消し炭に変えた。
「っ……はぁっ……はぁっ……や……った……」
 ようやく解放され、うつ伏せに倒れて脱力するエスペラ。ただでさえいっぱいいっぱいな所に、トラウマである雷まで響かせたため、もう何も考えられない。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

露木・鬼燈
うわー、めんどくさい。
触手の無効化なー。
無理矢理はダメか…
なら一撃で仕留めればいいのでは?
まずは宿主のいない触手で実験だね。
隠忍の見えざる手で動きを封じる。
次に破魔の力を乗せた打撃を叩き込む!
この時に念動手からも増幅した破魔属性の力を流し込めば…
一撃で殺りました!
あとは慎重に1体ずつ始末するですよ。
寄生されていても宿主には傷つけずに殺れる。
対竜種用の鎧通し<竜鱗通し>で触手だけに通す。
竜鱗に比べれば人体なんてないようなもの。
イケルイケル!
って、囲まれたっぽい?
美人さんに囲まれるのは悪い気がしないけどね。
でも触手は遠慮したいかなー。
この場を切り抜けるのはなかなかハードっぽい。
なんとかなるっぽい?


ルトルファス・ルーテルガイト
(アドリブ、連携歓迎、触手以外の色気OK)
(POW・村人メイン)
…消耗しすぎたか、だがそれよりも…周りの方が甚大だ。
(淫靡な光景に目を逸らし)

…しかし、今度は村人か。
…斬って捨てられないし、無理に触手剥せないし。
…おまけに村人の女性の目がこっち向いてるし。

…こうなったら、我が身を犠牲にするしかない。
…身を差し出して庇い、まず他の人の被害を減らす。
(※自分は理性と情欲のリミッターが外れた女性達に弄ばれる事態に)

…その後、隙を見て【選択UC】(炎、攻撃)を腕に宿し、手刀を当てて気絶させる。
…そうしたら、触手は自力で抜け出して自分に寄生しようとするから、その前にUCの熱とパワーで焼き千切ぎるぞ。



「無理やりは駄目か……うわー、めんどくさい」
 触手の特性に、眉を寄せる鬼燈。とはいえ助ける事に当然否はなく、その身に破魔の力を行き渡らせる。
「まあ、それなら……一撃で倒せば良いっぽい!」
 見えざる念動手で拘束し、宿主のいない触手に叩き込む。力強くも清浄なる一撃が、触手を刹那で灰に変えた。
「よし、これが効くなら、イケルイケル!」
 ならば次はと、宿主のいる触手に狙いを定めた鬼燈。踏み込むと、その頭めがけて真っ直ぐに拳を突き出す。
「僕の拳は竜鱗をも通す……なら人体なんてないようなものっ!」
 寸止めで肉体を傷つけず、破魔の力だけを触手に撃ち込む。大胆に、しかし慎重に。細心の注意を払い、触手を灰に変えていく。
「……って。この状況はちょっと、厄介っぽい?」
 だが、それで倒せるのは一体ずつ……触手に絡まれた美女に取り囲まれると、危機に眉を寄せる。
「確かに、厳しいな……」
 同じくルトルファスも囲まれ、額に汗を滲ませる。その手に握る大剣も、この状況下では何の役にも立たない。
「仕方ない……こうなったら、我が身を犠牲にするしかない」
「やっぱりそれしかないっぽい?」
 覚悟を決め、2人はその身を一歩踏み出した。途端、理性を失った女性達が、殺到してくる。
「っ、くっ……あっ……くぅ、さっき、消耗しすぎたな……!!」
 女吸血鬼の責めに耐えたルトルファスだが、その時の刺激を引きずっている。その上相手は複数……技巧で言えば先程の方が上だが、全身を包む柔らかさや、這い回る無数の手の刺激、先程には無いものだ。
「っ、うっ……く、んっ……くぅっ!」
 下手な鉄砲、と言う訳ではないが、何人もの相手に責められれば、偶然弱い場所を捕らえられる事もある。そうして露呈した部分へ、複数の手が、柔らかな膨らみが、次々と殺到する。
 耐えても楽になるどころか、時間が経てば経つほど、快楽は抗い難くなる。
「美人さんに囲まれるのは悪い気がしないけど……んっ」
 鬼燈も同様に襲われながら、なんとか、一体ずつ確実に触手を打ち倒していく。
 だが、手元を狂わせれば相手の頭を砕きかねない技。普段なら失敗は有り得ないが、その身を刺激されながらでは。
「なんとか……くぅっ……切り抜けないと、ねっ……」
 不可能と言う訳ではない、だがいつも以上に細心の注意を要する……それは、余計にかかる時間の分責められ続けると言う事であり。
「なんとか、これで……!」
 ルトルファスも隙を見つける度に、炎の手刀で女性を気絶させる。宿主の意識の消失に合わせ、飛び出してくる触手。
「させんっ!」
 それが自分の身体に取り付く前に、炎で断ち切り消滅させる。力強く振り下ろせば、一撃で灰に変える事も難しくない……だが無論、そんな手刀を女性に誤爆すれば、無事では済まない。と言って遅れれば寄生を許しかねず、細心の注意が要求される。
「……きつい、なっ……」
「ハードっぽいっ……」
 確実に触手を無力化していく2人。だが、集中による精神の疲労と相まって、息が熱く弾み、汗が滲み溢れていく。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

カリッサ・クルス
結局下僕にさせられちゃってたみたいね。何をさせられていたのか、よく覚えてないけどちょっと気持ち良かったと感じてる私が嫌になるわね、何も考えなくて良いのって楽だから……。

とにかく今は村人の救出が先決ね、無理に引き剥がすと危険みたいだから向こうから離れてくれるように仕向けましょ。「咎力封じ」で村人を拘束しつつ近づいて寄生対象を私に変えるように誘導するわ。
そして私に寄生するために村人から離れた瞬間を狙ってナイフで切るわよ。

正直まだ頭がボーッとするし、上手くできるか自信は無いわね……。
失敗したら今度は触手の下僕ね、ヴァンパイアの下僕とどっちかマシかしら。

(アドリブ、絡み歓迎です。NGは特になし。)


マーリス・シェルスカナ
(※純潔守れればOK、他PC絡み歓迎)
(※WIZ(触手メイン))
ウゥ…、アイさん…クリスタさん…、ゴメンナサイ。
Meが守れなかったせいデ、コンナ…。

…これ以上犠牲にできナイ、犠牲になるナラMeが!
動けない体を【選択UC】で動かシテ、私が引き受けマス
少しでも引き千切って倒せば…。

…アレ、Me…何か…頭がクラクラして…。(【暗示誘導波】が直撃)

…Me、皆を…どうするんダッケ?…Ah、そうだっタ♪
Meはコレで、気持ちよくなりたかったのデス♪
(触手を受け入れ、純潔以外の場所で堪能しようと)

Oh…忘れてマシタ、コレの良さを皆にも教えないト♪
(洗脳された魔女は、他の猟兵に触手のおすそ分けに向かおうと…)


四季乃・瑠璃
緋瑪「洗脳する触手かー…うん、なんか嫌な予感しかしないよ、瑠璃」
瑠璃「そうだねー…緋瑪」

【チェイン】で分身
二人で周囲の村人達に【範囲攻撃、マヒ攻撃、毒使い、早業】の麻痺毒噴霧仕様のボムで無力化。本体、触手共に痺れて無力化されたところを触手をゆっくり引き抜いて解放するよ。
位置の関係等で効果が薄かったりした残りはマヒ毒を装填したダガーで動きを止めて対処…しようとしたら、村人が動けなくなった瞬間、触手が飛び出して体に絡みついてきたり!?

瑠璃「わー!絡みついてくるな!変なところ触るなー!」
緋瑪「寄生もせず、瑠璃にえっちな事するな、このエロ触手ー!」

シリアスだったのに一匹のエロ触手の執念でてんやわんやに



「洗脳する触手かー……うん、なんか嫌な予感しかしないよ、瑠璃」
「そうだねー……緋瑪」
 どことなく遠い目をして語り合う2人。その予感を的中させぬよう、その手に爆弾を握る。
「ちょっと苦しいけど、後には残らないから……」
「そこは我慢してねっ!」
 投じられたそこから吹き出すのは、爆炎ではなく、麻痺毒の噴霧。本体ごと触手を痺れさせると、本体を傷つけぬよう慎重に引き抜いていく。
 同じようにカリッサも、本体を無力化させるべく、咎の拘束具を投げ放った。
「とにかく、村人を傷つけないように……!」
 縛り上げられ、枷を嵌める。宿主が動けなくなれば、触手は村人から離れ……その瞬間を狙ってナイフで素早く斬り捨てる。
「ふ、ぅ……」
 確実に触手を仕留めながらも、カリッサの身体は強い疲労感を感じている。頭はモヤがかかったように不明瞭で、先程までの事を思い出せない。
「嫌になるわね……」
 だが、その疲労が気持ちよく感じている自分がいて。それを嫌悪するように表情を歪める。
「さてと、こっちも確実に仕留めていこう、瑠璃」
「うん、油断しな……ひゃあっ!?」
 麻痺毒の効き目が薄かった触手が飛び出してきて、瑠璃の身体に絡みついた。与えられる刺激とその羞恥に、顔を真っ赤に染める。
「わー! 絡みついてくるな! 変なところ触るなー!」
「瑠璃ー!?」
 すぐさまそれを引き剥がそうとする2人だが、表面の粘液のせいで掴まえにくい。ナイフの狙いも定まらず、苦心しているうちに、触手は制服の中に入り込んでいく。
「あっ……だ、だめ、ちょっと、そこ、はぁっ……!?」
「わー、瑠璃にえっちな事するな、このエロ触手ー!」
 形の良いその美乳を強調するように、絡みついて締め上げてくる触手。瑠璃の顔がさらに赤く染まり、困惑の吐息が溢れる。引き剥がそうとする緋瑪だが、焦りとパニックでどうにも儘ならない。
「Oh……今度こそ、助けてあげなくてハ……」
 そんな瑠璃の姿を見て、ふらつきながら近づいていくマーリス。満足に足腰が立たない所を、ドローンによって支えて歩く。
「さっきのようには……これ以上犠牲にできナイ……」
 先程は、女吸血鬼に屈してしまった。今度こそ仲間を助けて見せると……だがそうするには、身体に力が入らない。
「っ……アレ……頭が、クラクラして……Meはいったい……」
「ちょっと、大丈夫?」
 ふらつき、倒れそうになるマーリスを気遣い、近づくカリッサ。……普段ならもっと警戒はしただろうが、やはり思考力が落ちていたか。
「Ah、そうだっタ♪ そう、コレの良さを皆にも教えないト……♪」
「えっ……!?」
 いつの間にかマーリスに寄生し、洗脳していた触手に、襲いかかられるカリッサ。あっという間に、その身体に無数の触手が纏わりつく。
「Ah、ンンっ……おすそ分け、デス……気持ちいいデショウ?」
「だ、だめっ……あああんっ……!」
 すっかり触手によって思考を支配されたマーリスは、カリッサを相手に容赦なく襲い掛かる。豊かな乳房を重ねて押し倒し、無数の触手で互いの身体を縛りつけるように絡めていく。
「Ahh……純潔だけ守れバ……後はどうに、デモ……」
「あっ……ああっ……どうに……でもっ……」
 あれほど嫌悪したのに、また快楽に溺れていくカリッサ。何も考えられない……いや、考えない。考えなければ楽になれる、気持ちよくなれる。
「好きに……好きにしてください……ご主人さま、ぁ……」
「Yes……Meと一緒に、どこまでも気持ちよくなりマショウ……♪」
 思考とプライドを放棄し、身を委ねる快楽に溺れるカリッサ、溺れさせるマーリス。触手だけではない、身体をも絡め合う2人。
「Ohhh……気持ちイイ……デス……ッ」
「ええ、いいっ……すごくっ……ヴァンパイアの下僕より、もっと……っ!」
 触れ合う身体の熱を感じながら、全身を激しく弄ばれていく。快楽は思考力を奪い……奪われる事への幸せを感じるように、這い回る触手の心地よさを堪能する。
「……わー、あっちはなんかすごい事になってるねー」
「んぁっ……ひ、緋瑪ー、ちょっと、諦めないでー! 助けてーっ!?」
 一方の瑠璃に絡みついた触手は、てんやわんやの末に未だに引き剥がせないままで。パニックの末、疲れてどこか遠い目をする緋瑪に、悲鳴に似た声で助けを求める瑠璃。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

グラディス・プロトワン
※アドリブ・絡みご自由に

宿主の居ない触手が蠢いているが……。
こいつらは機械の身体にも寄生出来るのか?少し興味があるな。

(触手に近づくと勢いよく絡みついてくる)
俺の感情に反応したか…!


……ナルホド。確カニ若干思考ガ阻害サレルガ、機械ノ洗脳ハ難シイヨウダナ。
ダガ、コノママナラ敵ニ仲間ダト思ワセル事ガ出来ルカ。

寄生サレタ村人ニ接近シ、UCデ無力化シテ回ッテ行コウ。
補給モ出来ルシ、村人モ救出出来ル。一石二鳥ダナ。


洗脳サレタト思ワレテ、他ノ猟兵ニ攻撃サレナイト良イノダガ……。


……ソノ時ハ洗脳サレタフリヲシテ【生命力吸収】シヨウ。
猟兵ノえねるぎーハ美味ソウダ。

(洗脳が進んで猟兵を探し始めるのであった)


イングリッド・カッセル
裸のままでいるわけにもいかん
せめてマントだけでも…かえって余計変な恰好な気がするが

寄生された村人を傷つけるわけにもいかん
が、下手な手出しは危険か…ならば

寄生された村人に組み付き触手に【吸血】を行う
触手や操られた村人の手が体を嬲ろうとも傷つける行為でなければ無視する
傍目には自分から触手や村人に抱きつき絡み合っているように見えるかもしれないが
…わかってくれるよな、みんな

それと、村人が弱るようなら
村人に「生まれながらの光」を使って治癒する
触手に村人の生命力が打ち勝てれば引き離すこともできるだろう
あとは一人助けるだけで私がどれほど疲労するかだ…何人も助けねばならないだろうしな

(アドリブ・ひどい目歓迎)



「こいつらは機械の身体にも寄生出来るのか?」
 そんな興味と好奇心から、宿主のいない触手に歩み寄るグラディス。蠢く触手は、グラディスが接近すると……いきなり飛び跳ねて、その身体に絡みついた。
「む、俺の感情に反応したか……!」
 触手が糧とするのはあくまで感情、ならば機械であろうと関係ない。しっかりと絡みつくと、その脳に向けて暗示波を放っていく。
「ナルホド。確カニ若干思考ガ阻害サレルガ、機械ノ洗脳ハ難シイヨウダナ」
 軽く首を振る。意識にノイズが走るが、思考は明瞭だ。
「ダガ、コノママナラ敵ニ仲間ダト思ワセル事ガ出来ルカ」
 村人に近づくと、エネルギー吸収機構を触手に突き刺す。試作型なので効率は悪いが、相手を無力化する分には問題はない。
「ウム。ヤハリ、コチラヲ敵トハ認識シテイナイヨウダナ」
 ノイズが徐々に増加していくのは少々気にかかるが、この状況を利用しない手はない。次々と触手から生命力を奪い、村人を救出していく。
 一方、イングリッドもまた触手から生命力を奪い、消滅させていく。
「んっ……ぷ、はぁっ……!!」
 ただ、彼女の吸収手段は吸血だ。そのために触手を口に含む様は、どうにもいかがわしい。
「傍目は気になるが……手段を選んでいる余裕もないしな……んっ!」
 また、相手の反撃を阻む術もない。その身を触手で弄ばれる度に、身体が熱で疼いていく。
 そもそも、先程服を奪われたせいで、纏うのはマント一枚。マントの中に入り込まれれば、阻む守りは何もない。
「……くっ!」
 屈強な男に押し倒され、地面に抑えつけられる。その体勢でますます羞恥を感じながらも、構わず触手に噛み付いた。
 最低限の抵抗はしながらも、必死に触手の体液を奪い、その苦味に表情を歪める。
「っ、はぁ……なかなかキツいな……」
 寄生から解放された男を上から退かすように這い出して、息を切らし立ち上がる。
 触手から奪った生命力程度では、補えないほどの心労と疲労。加えて、弱っている村人には聖者の光で癒やすため、その代償で、より一層に疲れがその身を襲う。
「はぁ、はぁ……だが、この調子、でっ……!?」
 それでもなお、次の相手を助けよう……そう考えたイングリッドが、突然背後から硬い感触に拘束される。
「な、にっ……」
 そこにいたのは、グラディス。吸収装置をイングリッドに突き立て、その身から力を奪い取る。
「コレハ、洗脳サレタフリダ。問題ナイ」
「問題ない訳がっ……無、いっ……!?」
 グラディスはそう言うが、明らかにその様子は正気ではない。放置したノイズは完全に思考を満たし、すでにコントロールの大半を奪われていた。
「ヤハリ、猟兵ノえねるぎーハ美味ダナ」
「く、ぅぅっ……!?」
 そんなグラディスによって生命力を吸収され、苦悶するイングリッド。ただでさえ疲労しきったその身体を襲う、強烈な虚脱感。
「ム……コンナモノ、カ。協力ニ感謝スル」
 命まで取る気はないグラディスは、イングリッドのエネルギーを粗方吸い尽くすと、解放してその場を立ち去る。
「っ……はぁっ……はぁっ……」
 だが取り残されたイングリッドは、もはや自力で立ち上がる事もできず、地面に突っ伏した。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

アリス・セカンドカラー
沢山の小さな私を召喚し、魅了(催眠術、誘拐)の念動力で寄生先をこの小さな私達に変更させるわ。
解放された一般人はワンダフォーランドに保護するわ、世話役に一部の小さな私達も送っておきましょ。好みの子がいたら魅了していちゃらぶしたり、百合に目覚めさせたり、やさしく筆下ろししたりするかもだけど些細な問題よね☆

小さな私達に寄生させた触手はサキュバスライフとヴィガーイーターで搾精よ♡折角五感共有してるのだから愉しまないとね☆そうだ、めったにない機会だし脳くちゅも経験してみようかしら?
おっ…これは…おっ…なかなか…おっ…癖になりそう…おっ♡


三千院・操
※ひどい目・きわどい描写・アドリブ等諸々歓迎です

いやぁ……なかなかにすごい様相だったなぁ……。
あ! 雑魚の掃討だね? おっけ~! まっかせてよ!
にしても洗脳……興味あるな……。以前はされたフリだったし、今回は普通に洗脳されてみてもアリかな!
よし、事前に催眠術で目覚しをセットしてと……突撃ぃ!

【狂える酩酊者】発動のためにわざと攻撃を喰らうよ!
洗脳されたら触手にご奉仕しちゃったり鞭打ちをおねだりしちゃったりするかも……?! 最近なんだか痛いのも気持ちよくなってきたし……!

ある程度愉しんだら事前に掛けておいた催眠術を発動して目覚めるよ!
全身にまとった粘液で薙ぎ払って触手を伐採するね!


エイプリル・フール
・即堕ち2コマ、触手に脳くちゅ洗脳されてあっ♡あっ♡あっ♡
・脳くちゅされて無防備な身体を村人に弄ばれる
・続けて触手に苗床陵辱される

「『まぁ、全部虚構(うそ)だけどね』」
と、ドキュメントバラエティーでそんな虚構に触手を捕らえ、虚構の村人に触手に移動してもらい村人を解放しよう。
触手達は虚構のぼくに絞り取られて骸の海へと帰るんじゃないかな?


で、助けた少女にお礼がしたいとホイホイ着いていったら、実は男の娘でおいしく戴かれてしまったよ。ヤンデレ男の娘なダンピールのおしかけ現地妻ができました。……どうしてこうなった?



「触手なんかに負けたりしないっ!」
 そう言って触手に襲いかかるエイプリル。
「……あっ……あっ、あっ……♪ だめっ、んんぅっ……♪」
 直後、その身体に触手が絡みついた。全身をまさぐられながら、耳から脳に寄生されると、その快楽にびぐんっ、びぐんっ、と身体を跳ねさせる。
「っ……ひっ……あっ……♪ あっ、あっ……♪」
 脳を犯され、無防備なその身体。当然そちらも無事ではいられず、村人に思うがままに蹂躙される。全身余す所なく、弄ばれていない所はない。
「ぁっ……おっ……おっ、ぉっ……んんっ……♪」
 触手によって一番大事な部分を突き上げられ、完全にその身を寄生され尽くして。しかし、脳の全てを支配されたエイプリルは、何も考えられない。ただただ、身体を力なく跳ねさせる事しか出来ない――。
「――『と言うのは、まぁ、全部虚構(うそ)だけどね』」
 その刹那。現実は虚構に入れ替わる。『現実』のエイプリルは、『虚構』のエイプリルに執心する触手達を楽しげに見下ろし手を振った。
「楽しい虚構(ゆめ)をみながら、骸の海に帰ると良いよ~」
「ふふふ、でも楽しそうよねぇ、あんな夢も」
 アリスもまた、触手達を罠に誘い込み、捕らえて精気を奪い取る。こちらの罠は、小さな無数のアリスの群体。誘き寄せ、その欲望を捕らえると、逆に搾り取っていく。
 ――2人とも、自分と同じ姿をした相手が触手に襲われている訳だが、それについては何も気にする様子はない。
「……おっ……おっ、おっ、これは、なかなかっ……♪」
 と言うかアリスの場合は自身と五感を共有しているので、むしろ自分が襲われているのと大して変わらないのだが。
「おっ……これは……おっ……なかなか……おっ……癖になりそう……おっ♪」
 それを悦びすらして、激しい快楽を堪能する余裕さえある。脳を蹂躙されると言う快楽は、さすがのサイキックヴァンパイアにとっても初めての事だが……恐れるどころか、新たな快感に目覚めそうなくらいだ。
「さあ、来て! おれのことも洗脳してくれ!」
 一方、虚構も分身も持たない操は、自らの身を積極的に捧げていく。
「以前はされたフリだったし、今回は普通に洗脳されてみるのもアリだよね?」
 どう考えても『アリ』ではない。
「ええ、その気持ちはよくわかるわ!」
「うんうん。ぼくもアリだと思うな」
 ――などと言う常識を語る者は、この場にはいない。
「だよね、じゃあ遠慮なく……うぉっ……♪」
 その逞しい身体に絡みつく、数多の触手。そこから放たれる洗脳の波が、思考を支配していく。
「ああっ……すごいっ……これが洗脳されるって事なんだねっ……!」
 その思考全てが、自分のもの以外に書き換えられていく感覚。普通なら恐怖と感じるそれを快楽と受け取り、彼は自ら触手を掴み、奉仕するように身を擦り付ける。
「でももっとっ! これじゃあ全然足りな……んんんんんっ♪」
 強い感情は触手を刺激する。求められるがままに与えられる喜悦。全身を強く鞭打たれると、その痛みすら快感。抗う事も考えられない。
「そう、最近おれ、痛みが快感に目覚めて……ああ、イイ、イイけど、でも……」
 だが、その快感を名残惜しみながら。カチリ、と意識が入れ替わる。
「きひひっ……お礼させてもらうよっ!」
 洗脳されれば抗う術はない……だが、される前ならば。事前の催眠術が発動すると、受けた快楽を粘液の刃として放出し、触手を容赦なく刈り取っていく操。
「はぁ……すっごく良かったよ……♪」
 うっとりとした表情で、余韻に浸る。周囲の触手は彼らによって完全に葬られ、解放され倒れ込む村人達。
「さて、保護してあげないとね……ふふっ♪」
 そんな彼らを、アリスは小さなアリスを通して自分の世界に保護していく。
 ……ワンダフォーな妄想世界に取り込まれる村人達の無事は大分気にかかるのだが、まあ、檻の中より幾分マシではあろう。
「……あら♪」
 無論、アリス好みの可愛い少年少女に関しては……別の意味で無事には帰れそうにないのだが。
「っ……助けてくれて、ありがとうございますっ」
 そんなアリスの危険さを察したか否か、1人の少女は、エイプリルに駆け寄った。
「どうか、お礼をさせてください……」
「え、お礼? じゃあ遠慮なく」
 誘われるがままについていくエイプリル……その背を見送るアリス。
「あー……あの子も良かったわねぇ」
 少女が、少女ではなく少年である事と、その瞳が自分と同類の輝きを宿していた事には気づいていたが、特に止める事はなく。
「あっ……あひっ、ちょ……ちょ、っと、もぉ、お礼、いら、なぁっ……!?」
 触手以上にすっかり少年の虜にされたエイプリルは、後に(どうしてこうなった……)と述懐するのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

フレミア・レイブラッド
なるべく後遺症無く助けたいところね。女性や子供は特に…。
触手を【魔眼】で魅了して解放するように命令すればなんとかなるかしら…?

若い女性や子供達を中心に対処。
向かってくるコ達を【念動力】や【怪力】で拘束。対処を試していくわ。
怪力で拘束したコから飛び出して寄生しようとした触手は即時対処。
その後、【魅了の魔眼】で魅了して解放しなさいと命じ、村人達が意識を手放したのを確認して、村人達を確保の為に近づいたところ、触手達が一斉に絡みついて来て寄生されそうに…。

だけど、洗脳されるなんてプライドが許さず、【吸血姫の覚醒】を一瞬発動して強引に吹き飛ばしたり


ワタシハ吸血鬼サマノ…違う…思い通りになんてならない…!


夜月・クリスタ
あれ…ご主人様どこへいったんだろ…。寂しいけど、僕は椅子だから待たなきゃ…。って来ないで!僕はご主人様を待たなきゃっ…。だ、誰か助けて!

(【我は傾国の悪女なり】発動)まったく、貴様は何故毎回こうなるのだ!まぁ良い。妾が母親として、貴様を助けてやろうぞ!
…微妙に体がだるい&頭痛がするが、まぁやってやれない事はないはずだ。

まずは最も近い敵に苦無を投げ触手を切断。次の敵が来る前に【血桜】へ【破魔】の力を宿らせる。

後は敵の動きを【見切り】敵集団へ突撃。【残像】が出る速度で【ダッシュ】、駆け抜けながら触手を【2回攻撃】で手数を重視し切断してゆく。貴様ら雑兵ごときが傾国の妖狐の道を阻めると思うでないわ!



「ご主人様どこへいったんだろ……寂しいよぉ……」
 四つん這いになって主……女吸血鬼の帰りを待つクリスタ。
「でも、僕は椅子だから待たなきゃ……え?」
 そんな無防備な彼女へと、触手に寄生された村人達が迫り来る。
「ひっ……来ないで! 僕はご主人様を待たなきゃっ……だ、誰か助けて!」
 助けを求めても、周囲に他の猟兵はいない……周囲、には。
「まったく、貴様は何故毎回こうなるのだ!」
 助けはその身体の内より。呆れ半分、クリスタの身体を乗っ取って姿を現すのは、傾国の妖狐。
「まぁ良い。妾が母親として、貴様を助けてやろうぞ!」
 裸身が一瞬で、黒い花魁姿に変わる。銀髪となったクリスタ……いや、傾国の妖狐は、苦無で触手を切断する。
「全く。身体はだるいし、頭が重い……どうしていつもこう……」
 頭を抑え、首を振り……そんな隙をついて近づいて来ようとした触手を、破魔を纏った日輪の刀が切断する。
「まぁ、やってやれない事はない。血桜の錆にしてくれるわ!」
 鋭く斬撃を踊らせながら、一気に戦場を駆け抜ける。すれ違いざま、数多の触手を斬り捨てて、人々を解放していく。
「あら、素敵。あんな凛々しい姿を見せられると、やる気が出ちゃうわね」
 その姿に触発されながら、フレミアは視線を周囲に巡らせる。寄生された女性や子供の姿は、どうにも心痛むものだ。
「さあ、助けてあげるわ」
 向かってくる彼女達を、念の力で拘束する。動けぬ触手を睨みつけると、紅の魔眼で隷属させる。
「その子達から離れなさい。影響を残さないように、慎重にね」
 命令に従い、ずるり、と村人達の身体から離れていく触手。皆、力なく地面に倒れ込んでいく。
「ふぅ……大丈夫かしら?」
 意識はないが、眠りについているだけのようで……すぐさま確保に向かうフレミア。だが、その意識が村人達に向き、触手から僅かに離れる。
「っ!? しまっ……」
 途端、魔眼の影響から離れた触手達が、次々とフレミアの身体に絡みついた。あっと言う間に全身を囚われ、その脳を洗脳の波が揺さぶる。
「む……おい、貴様。大丈夫か?」
 それに気づいて足を止め、俯いたフレミアを見やる妖狐。
「ワタシハ……吸血鬼サマノ……」
「むぅ、乗っ取られたか? ちと厄介だな……」
 顔を上げたフレミアは虚ろな瞳でそれを見返した。そのまま、魔槍を抜き放ち、妖狐へと……。
「違う……思い通りになんてならない……!」
 刹那。真紅の魔力が爆ぜる。真祖の力で全ての触手を弾き飛ばすと、その場に膝をつくフレミア。
「はぁ、はぁ……私を乗っ取ろうなんて、千年早い、わよ」
「ほう。自力で引き剥がしたか……全く、こやつもそのくらいの気概があればなぁ」
 息を切らすフレミアを見下ろしながら感心したようにうなずく妖狐。そこへ別の村人達が近づいてくる。
「ふん……貴様ら雑兵ごときが傾国の妖狐に触れられると思うでないわ!」
 フレミアの姿に触発されたか、より鋭い斬撃が、触手だけをバラバラに切り裂いていく。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

月守・咲凛
ダメージOK触手は武闘派で
「その人達を……離すのです!」
締め付けられ過ぎてちょっと身体中痛いですけど村人さん達が危ないのなら休んではいられません。
村人達を人質として使われないのであれば遠慮なんてしないのです。際限なき弾薬庫から武装ユニットを装備位置に召喚して、ムラサメユニットで触手達を叩き斬ります。
助けた人達は、出口が遠い人はフスマバリーンで檻を障子に変えて檻の外に逃がすのです。
「さあ、ここから逃げるのです!バリーンと!」
もちろん大真面目な顔で。普通の障子なので横に開けばそのまま通れますけど。
通り抜けたらすぐに解除すれば普通の檻に戻るので追いかけられませんから、逃がす毎に解除していきましょう。


オリヴィア・ローゼンタール
主に殉じてくれれば手間が省けたのですが……そう上手くはいきませんか

宿主を持たない触手を聖槍で焼き斬る(属性攻撃)
単独ならこうして倒してしまえばいいのですが……

村人を殴って気絶させ、こちらに寄生しようとしたのを握り潰す
ゾンビ化と違って身体を借りているだけ、というのが厄介ですね

穂先を下ろして無防備な状態になる(誘き寄せ・パフォーマンス・存在感)
頑丈な身体の方が宿主として上等な筈
四肢や胴に触手に絡み付かせ、宿主を私へ鞍替えさせる
……ぬるぬるして気持ち悪いですね

【転身・炎冠宰相】
洗脳される前に変身し、全身から燃え盛る炎を放射
絡み付いた触手を焼き払う
私の信仰心は無尽蔵、触手如きに吸収し切れる筈もなし



「主に殉じてくれれば手間が省けたのですが……そう上手くはいきませんか」
 触手達を冷たく睨みつけるオリヴィア。宿主を持たない触手を、聖槍で叩き斬り、破魔の炎で焼き尽くす。
「宿主がいないなら、これで済みますが……」
 村人に寄生した触手は、力任せとはいかない。オリヴィアの怪力では、触手ごと村人達を断ってしまう。
「私に任せてください。その人達を……離すのです!」
 そこに飛び込んでくるのは咲凛。両手にビームチェーンソーを構えると、一気に触手に斬りかかる。
「村人さん達を傷つけないように……やぁぁぁっ!!」
 ユニットを巧みに制御し、ムラサメユニットの名に相応しい鋭い斬撃が、精密に触手だけを斬り落とす。髪の毛一本さえ、村人達は傷つけない。
「人質さえいないなら、遠慮なんてしないのです!」
 異空間より呼び出した多数の武装ユニットで全身を覆った咲凛は、もはや無力な少女ではない。一騎の空戦機体として、触手達を排除する。
「っ……!」
 その激しい動きで、全身が苦痛の悲鳴を上げる。先程強く締め付けられた肉体は回復しきってはいない……派手に動くほど痛みは増す。
「でも……休んではいられませんっ!」
「そうですね。助けるためなら、己の身など顧みている場合ではありません」
 そんな咲凛に感化され、オリヴィアは逆に槍の穂先を下ろした。一人ずつ村人を殴って意識を奪い、飛び出した触手を握り潰す……そんな手段ではまどろっこしい。
「……さあ、来なさい」
 無防備に身体を晒す事で、触手達に寄生を促す。宿主としてより強靭で健康的な肉体、そしてそれ以上に、無視出来ぬ強烈な存在感。
「っ……気持ち悪いですね」
 周囲の村人に寄生する触手達が、一斉にその身体に飛びつき、絡みついて来た。ぬるぬるとした粘液、ギチギチと締め付けて来る苦痛。豊かな肢体を絞り上げてくる……だが、顔色一つ変える事はない。
「王冠を守護する、炎の御柱よ――!」
 全ての触手に絡みつかれた瞬間、その身体が、黄金の炎に包まれた。天来せしは、守護天使の力。
「はあああああっ!」
 聖なる銀鎧が触手を跳ね除け、燃え盛る破魔の炎を迸らせる。絡みついた触手は次々と消滅し、そこから逃れたとしても、聖炎の槍は決して敵を逃さない。
「私の信仰心を、吸収し切れるとでも思ったか?」
 触手が感情を糧とするならすれば良い。無限の信仰は、その程度で潰えはしない。
「さあ、皆さん、ここから逃げるのです!」
 触手から解放された村人達を救うべく、檻の一部を障子に変える……困惑する村人達。
「バリーンと! 思い切って突っ込んで下さい!」
 ……何故そのようなユーベルコードなのかは分からないが。村人達が突き破って脱出すると、解除して元の檻に戻す事で、後を追わせない。
「さあ、この調子で他の村人さん達も助けにいきましょう!」
「ええ。一刻も早く、解放を……」
 まだまだ、触手と村人達は残されている。オリヴィアも白翼を広げると、咲凛と並び立ち、檻の中を飛翔する。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​




第3章 ボス戦 『ヴァンパイア・ノゥブル』

POW   :    封印魔眼
【封じられし魔眼から放たれる、魅了の視線】が命中した対象にルールを宣告し、破ったらダメージを与える。簡単に守れるルールほど威力が高い。
SPD   :    従魔召喚
【レベル分の数、使い魔の吸血蝙蝠や人喰い狼】が現れ、協力してくれる。それは、自身からレベルの二乗m半径の範囲を移動できる。
WIZ   :    肉体変化
対象の攻撃を軽減する【魔力で出来た霧状の肉体】に変身しつつ、【時折実体化し、腰に佩いた剣や調教用の鞭】で攻撃する。ただし、解除するまで毎秒寿命を削る。

イラスト:壱ル

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主はアルル・アークライトです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


「やぁ。流石猟兵、噂通りの強さじゃないか。面白いモノを見せて貰ったよ」
 ほどなくして、全ての触手が倒された檻の中。ぱちぱち、と拍手が響き渡った。
「うん、やはりボクの見込みは間違っていなかったね。わざわざ招いた甲斐がある」
 部下である女吸血鬼を失い、触手達を倒され、残る敵は一人。だが、その一人である少年は、自分が追い詰められたなどと夢にも思わぬ顔で、猟兵達を見回す。
 そして、その小さな身体から感じられる、その余裕に見合っただけの貴種の力。
「面白い見世物のお礼だ、望むならボクの眷属にしてあげても良い。望まないなら?」
 楽しげに笑う吸血鬼……その周囲に、数多の使い魔達を侍らせて。
「拒否権が有ると思ったのかい? まあ、安心すると良い。綺麗な子達は特に、たっぷりと……楽しませ、悦ばせてあげるからさ」
 その右瞳の眼帯を外すと同時。戦場を、魔力が満たしていく。
弥久・銀花
アドリブ、他の人との絡み、ピンチシーン歓迎です



先ずは寄生触手に食い荒らされた内臓の傷を癒すべく不死身の人狼を使用です。
動けなくなってる時間は死んだ振りして、少年吸血鬼の口上はその時に聞き流します。

体内の傷が治ったら今まで受けた負傷の責任を取って貰いましょう。(口内に残った血をぶぅっと吐き出して立ち上がります)


さぁ、ここから反撃開始! 行きま……す?!。
【POW】(魅了の魔眼を確りと睨み付けて攻めかかろうとした所でした。)


くっ、こんな簡単に……! (科せられたルール「腕を後ろに回して両手で肘を掴め」簡単なルールなので守らない間は大ダメージ)

ああぁっ!(蝙蝠に握力が無くなるほど一気に血を吸われて)


グラディス・プロトワン
※アドリブ・連携お任せ

(無力化された触手を絡ませたまま)
俺は何をしていたんだ…。
記憶が曖昧だが、エネルギーが漲っているな。
普段より強力な攻撃が出来そうだ。

見た目は少年だが、ただならぬ気配を感じる…。
周りの使い魔達も厄介だな。

敵の動きが【見切り】出来れば良いが、魔力のような…俺には予測しにくい攻撃が来るだろう。
ならば、俺は使い魔の数を減らして他の猟兵が戦いやすい状況を作るべきだな。

1匹ずつ相手をしていては敵に攻撃のチャンスを与えてしまう。
今のエネルギー量なら、UCである程度はまとめて吹き飛ばせるか。

(UCによるエネルギー消費後の空腹感に反応した触手が再び洗脳を始めてしまう)

「えねるぎーガ必要ダ」



「何か言いましたか。すみません、興味がないので聞いていませんでした」
 吸血鬼の前口上を軽く聞き流し、立ち上がる銀花。ガチ目の触手に受けた重い傷も再生し、噛みちぎった触手と一緒に口内の血を吐き捨てる。
「やれやれ。風情を知らないね、キミは」
「ええ、生憎とそんな悪趣味な風情には興味がないもので」
 肩を竦め、余裕を見せる吸血鬼に対し、冷たく言い返すと、刀に手をかける。
「……え?」
 いや。かけようとしたその腕が、背中に回る。両手が背中側で肘を掴み、自然と胸を反らすような無防備な体勢。
「いや、流石、ボクを悪趣味と言うだけの事はある。良い趣味の格好じゃないか、ねぇ」
「くっ……このっ、こんな……っ!?」
 魅了の魔眼に囚われたと気づいた時には、すでにその術中。不死身の人狼も、魔眼の魔力から逃れる術は持たず、身をよじろうにもビクともしない。
「こんな、このくらいっ、簡単……にっ……!?」
「強がりは嫌いじゃないけれど……おっと?」
 そんな銀花を楽しげに見ていた吸血鬼が、視線を巡らせた先。人喰い狼達が、強烈な一撃で引き裂かれ、宙を舞っていた。
「うむ、やはりエネルギーが漲っているな……一体俺は何をしていたんだ?」
 巨体に見合った巨大な両手剣を構えながら、その首を傾げるのはグラディス。仲間からエネルギーを吸収した記憶は彼にはなく、ただ溢れんばかりの力と言う事実だけが残る。
「まあ、だが都合は良い。今なら存分に、強力な攻撃が出来そうだ」
 両手剣を振るう度に、眷属達の身体が千切れ飛び、地面ごと叩き潰す。クレーターを作り上げるほどの剛剣が、幾度となく振り下ろされる。
「やぁ、これは困った。ボクの眷属がこれ以上減らされるのは面倒だね」
 そんなグラディスの猛攻にも余裕を見せる吸血鬼は、先程から動けずこちらを睨む銀花に視線をちらりと向ける。
「ぐっ、なんっ、ですかっ、このっ……」
「いや。彼もそろそろ、『食事』をしたい頃だと思ってさ」
 右目が、グラディスを見つめる。途端、グラディスは動きを止め、その切っ先を銀花に向けた。
「な、何を……!?」
「ウム。確カニ、えねるぎーガ必要ダ」
 強靭な装甲も、その身を象る科学の粋も、魔眼の魔力の前には、意味をなさない。元よりその身に持つ試作型ゆえの衝動を増幅された彼は、その剣を銀花に突き立てる。
「くっ、やめ……が、ふっ!?」
「フム、実ニ良質ナえねるぎーダ。量モ多イ」
 増幅された食欲は尽きる事なく、銀花の肉体から、止めどなくエネルギーを吸収する。強い虚脱感を覚え、膝を震わせる銀花。
「これ……以上は……」
「これ以上は? どうなるのかな」
 それでも耐える銀花の首筋に、吸血蝙蝠が止まり、牙を突き立てた。今度は、血液が吸い上げられる。
「っ……ぁっ……あああっ……」
 目に見えないエネルギーを、目に見える血液を。同時に吸い上げられればいかに不死身の銀花とて、指一本を動かすのもままならぬほどの虚脱感。
「ドウシタ、マダ、残ッテイルゾ。モットソノ、美味ナえねるぎーヲ吸ワセテクレ」
「ぁっ……か、ぁっ……はっ……」
 もう無理と、そう口にする事すら出来ない。顔は青褪め、身体は震え、グラディスの剣だけに身体を支えられ、自力で立つ事もままならない。
 そんな銀花から、グラディスは吸えるだけのエネルギーを、貪るように吸い尽くしていく。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

カリッサ・クルス
くっ、あんな痴態を晒してしまうなんて……体がまだ熱いわ。
正直この状態でまともに戦うのは難しいわね……。

降伏したふりをして隙を突く……はさっきもやったから多分警戒されちゃうわね。
だったらここは本当に抵抗せずに相手が隙を見せようが媚び続けるわ。
あの吸血鬼、私みたいなのを弄ぶのが好きみたいだし、充分気は引けるでしょ。攻撃は他の猟兵に任せて私は囮役に徹しましょ。戦えないならこれくらいはしないと。吸血行為を引き出せれば上出来ね。

……本当に「ふり」なのかしら。適当な言い訳してあの吸血鬼に支配されたがってるだけじゃないの?自分で自分が信じられなくなってきたわ……

(アドリブ、絡み歓迎です。NGは特になし。)


ジズルズィーク・ジグルリズリィ
POW判定

それまでの戦いを見ていたという姑息な吸血鬼ならば、
優位に立っていると自覚し襲いかかってくるはずです
ここは身動きがとれず、震え、慈悲を乞う姿勢をあえて見せます

使用するユーベルコードは〈神聖なる祈請〉
脱力する代わりに、受ける損傷を軽減する技です
脳を焼く快楽信号にどこまで耐えられるか…不明瞭ですが
時に嬌声を上げ、屈辱的な仕打ちを呑み、精神を完全に手折られたと見せかけるべく身もだえ…

力任せに槌を叩きつけます
……増長、造反。……全てを……思い通りにできるとは、勘違いも甚だしいです

【恥ずかしさ耐性】と【誘惑】への抵抗で逆襲です
中途で力尽きては、忍耐も水の泡
機を見て一撃で、叩き伏せてやるのです!



「おや、キミ達は……」
「ひっ……!」
 視線を向けられ、ジズは恐怖に引き攣った声を上げ、その場にへたりこんだ。
「温情、恩赦……ジズに、どうか慈悲を……これ以上は、もう……おかしく……」
「確かにねぇ、随分と楽しんでいたようだし」
 嗜虐を誘うような命乞い。完全に脱力し、立ち上がる事もできない無防備を晒す。
「……キミの方はどうかな?」
「わ、私は……」
 隣にいたカリッサは逆に、顔を赤らめ、目を潤ませて吸血鬼を見つめる。
「私は……もう……おかしく、なっています……から……」
 上目遣いに、媚びるように。自ら首筋を晒し、吸血をねだる。2人の対照的な、しかし同時に完全に抗えぬ態度を、吸血鬼は大いに楽しみ、笑みを浮かべて歩み寄ってきた。
「そこまで求められたら、仕方ない。ボクも鬼ではないからね、良いよ、吸ってあげるとしようか」
「あ……ありがとうございます……」
 まずその身体を抱かれるのはカリッサ。流石に、吸血鬼の牙が首筋に迫れば、ピクリと身体を強張らせるが……抗いはしない。
(この状態で、まともに戦うのは難しいしね……仕方ないわ)
 無論、本心から落ちた訳ではない。戦う体力を残していない彼女は、せめて時間稼ぎの囮役をと、己の身を吸血鬼の前に晒す事を選んだ。
(戦えないなら、これくらいしない……)
「と、ぉっ……っ!」
 首筋にチクリ、と牙が突き立てられると同時。思考が言葉となって漏れ出すほどの強い快楽が身体を襲う。
「ぉ……ぁっ……はっ、んっ……!」
 身も心も支配され、投げ出したくなるような、快楽の極み。今まで感じたことのない感覚に、止めどなく喘ぎが溢れる。
「も……っと……ぉっ……!」
 そうしてなお吸血を求めるのは、果たして本当に囮のためか、己の言葉すら信じられぬほど、カリッサはその快楽に溺れ、さらなる快楽を希求する。
「あ……はぁっ……」
 ようやく牙が離れた時には、完全に腰砕け、蕩けきった痴態を晒して。そんな有様を、吸血鬼はジズへと見せつける。
「さあ、キミもこうしてあげよう」
「ひぃっ……!」
 目の前で、女一人が完全に快楽に堕ちる様を見せつけられたジズは、さらなる恐怖で身体を震わせる。脚を広げ、あられもない姿を晒して弛緩したその肉体は、あまりに無防備で。
「大丈夫、怖いのは最初だけ……」
「っ……あっ、あああっ!?」
 恐怖に震える首筋に、吸血鬼の牙が突き立てられる。
「あ……あ、あ……こん……ら……の……はぁ……」
 途端、瞳はどこか虚ろに、身体を弛緩させ。恐怖は蕩け、陶然とした表情を浮かべるジズ。
「ふふ……もう怖くないだろう?」
 ジズの思考を吸血の快楽で灼きながら、吸血鬼はその身体を強く抱き竦めて来た。だがもはやそれに恐怖する事はなく。
「……がっ!?」
 渾身の鉄鎚を、吸血鬼の身体に叩きつけた。
「……増長、造反。……全てを……思い通りにできるとは、勘違いも甚だしいです」
「くっ……ボクを謀るとは良い度胸じゃないか……」
 強烈な衝撃によろめき、ジズを睨みつけながら離れる吸血鬼。
 確かな手応えを感じたが……ジズの方も、演技とはいえ血を捧げた身体は、灼けるように熱い。色黒の肌の上を、汗が伝い溢れる。
「ともあれ……感謝を。お陰で、隙を誘えました」
「ぁ……なに……が……?」
 カリッサの媚びはジズの命乞いを引き立て、より深い隙を誘う事に成功したが……当のカリッサは、己の作戦がうまくいったことより、もっと血を吸って欲しかったと言う思いに囚われて、理性なき瞳を彷徨わせる。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

ルトルファス・ルーテルガイト
※アドリブ・他PC絡み歓迎、ひどい目OK
「…女を弄ぶつもりか、卑しい…吸血鬼め
…そうする前に、貴様の首を斬る!」

【選択UC】を「属性攻撃」で強化して斬りかかるも、魔眼の魔力で体が動かなくなるが…油断した隙に「封印を解き」風の刀身を急激に伸ばして心臓を一突きに狙う

…しかしすでに消耗しきった体ではそれが最後の一撃
後は、至近距離から【魅了の視線】を受け、体の支配権は敵に移る

『そんなに女が大事だっていう君にぴったりの罰』と言う「主」の「ご命令」の通り、(否定の言葉を投げながら)「弱った女性猟兵」の下へ向かい、(ただ謝罪を述べながら)『主の下僕』を増やす為、女を弄んで快楽の渦へと引きずり込もうとする…。


フランチェスカ・ヴァレンタイン
前章の結果あちこち丸出しで燻る身体を押して応戦を

一瞬の隙に鞭で身体を絡め取られ強引に懐へと
顎クイで魅了の魔眼を浴びせられれば、ルール宣告も交えながら好き放題に玩ばれ
UCでの反撃を試みるも、首筋への吸血で機先を制されてそのまま散々に悦ばされてしまいます?

何かが気に入られたのか、吸血鬼は篭絡しようと更に手管を駆使してくる始末で
口では抗いつつも暫く続けられればされるがままに嬌態を晒してしまう有り様に

やがてトドメの吸血も終えた吸血鬼がまた後でじっくり躾けてあげるなどと囁いた瞬間、その腹を貫く光焔の刃

「不本意ながら、多少は慣れておりますもの…でッ!」

とはいえそのまま刃を横に払うのが精一杯でしょうかね…?



「はぁっ……はぁっ……」
 息を荒げ、必死に斧槍を構えるフランチェスカ。だがその消耗はあまりに激しく、足元も定まらない。
「なんとしても……一撃を……」
「一撃を? どうしようって言うんだい?」
 そんな有様では、霧となった吸血鬼が背後に回り込んでいる事にも気づかず……その肢体を鞭で絡め取られる。
「っ、くぅ……はぁっ……!?」
「似合いの格好だ。良いね、ボク好みの身体だよ」
 抱き寄せられ、豊かな胸に指が喰い込む。身体を大きく跳ねさせて……それでも彼女は諦めず、光焔を練り上げようとする。
「おっと。無粋じゃないか」
「っ――!!?」
 そんな集中も、首筋に牙が突き立った瞬間、無に帰る。霧散したのは光焔ではなく、フランチェスカの抵抗力そのもの。
「っ、は……ひっ……や、め……なさ、いっ……あっ……!」
 口ではそう言いつつも、身体は完全に吸血鬼に身を委ねる。その身体も心も、悦楽に支配されていく。
「女を弄ぶとは、卑しい……吸血鬼め……」
「おっと。騎士様の登場かな」
 そんなフランチェスカを救出すべく、ルトルファスは吸血鬼へ斬りかかった。風霊の剣をその手に握る。
「貴様の首を……斬る!」
「そんな有様で?」
 だが、こちらもこれまでの消耗はあまりに激しい。愉悦を含んだ魔眼に見つめられた瞬間、振り下ろすべき剣はピタリと止まる。
「残念だねぇ、騎士様。それじゃあ姫君を助ける事なんて出来ないよ」
「く、ぅ……」
 嘲笑うような吸血鬼の表情が気に障る。吸血鬼はちろりと舌なめずりすると、支配下においた騎士に命令を下さんと……。
「油断……したなっ!」
「そこですわっ!」
 その刹那。一瞬のアイコンタクトで息を合わせたルトルファスとフランチェスカが同時に、その刃を振るった。胸に突き刺さる風刃、腹に突き刺さる光焔。
「がっ……な、にっ……!?」
「風は気まぐれでな。刃の形を取らせるのも一苦労だ」
 刀身を倍以上に伸ばしたその剣を見せつけながら、さらに深く心臓を抉る。
「ぐっ……だけど……キミは、もうっ……」
「不本意ながら、多少は慣れておりますもの……でッ!」
 快楽に溺れた筈のフランチェスカは、光焔の刃を渾身の力で横に払い、その腹を裂く。
 2つの裂傷から血を溢れさせ、忌々しげに2人を見つめる吸血鬼。
「やってくれたものだね。けれども……」
「っ!?」
 その見つめる瞳から溢れる魔力。今度の魔眼は弄ぶものではない、本気の魅了。
「今ので、2人とも力を出し尽くしただろう?」
 その言葉の示す通り、2人にすでに力は残っていない。魔眼を前に抗う術など、もはやない。
「女が大事だと言うのなら……存分に可愛がってあげると良い。それがお似合いだろう、騎士様?」
「っ……く、そ……悪趣味な……っ!」
 嘲りを含んだ命令に怒りを覚えつつも、ルトルファスの身体は勝手に動き、フランチェスカの身体を抱きしめた。
「そして……キミはそういうのが好きなんだろう。抗わず受け入れろ……と、いうまでもないかな」
「あっ……は、ぁっ……だ、ダメ、です……んんっ!?」
 すでに吸血鬼の技巧で、完全に『出来上がった』フランチェスカの肉体は、ルトルファスから与えられる快楽に抗う術などない。魅了の魔眼など、要らないほどに。
「くっ……す、すまないっ……ああっ……」
「良いのです、それ、より……もっと、ぉっ……!」
 謝罪しつつも、さらなる快楽を叩き込むルトルファス。それを嬌声と共に受け入れるフランチェスカ。
「お似合いだ……さあ、そのまま存分に楽しみ抜くと良いよ」
 2人の交歓は、傷を受けた吸血鬼の溜飲を大きく下げさせる。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

レギーナ・グラッブス
WIZ/悪趣味としか言えませんね。その報いはしっかりと受けて頂きましょうか。鎖鞭を用いて戦います。吸血鬼には鞭らしいですから。霧化ですか、厄介な能力ですね。ですが嬲って楽しむつもりのようですし。その間に太刀筋を覚えさせて頂きましょう。服が裂け肌を晒す程度は気にしませんし、胸も硬いので揺れて戦闘の邪魔にはなる事はないですし。まあ恥じらいがないと相手は面白くないかもしれませんが。剣や鞭を使うという事は確り振らないと大した被害はない、つまり実体化し即攻撃は無理なはずです。攻撃の気配を覚えたら鋼刃円舞で自分の周囲を薙ぎ払いましょう。どこから攻撃してくるかわからなくとも近接攻撃なら範囲内にいるでしょう。


四季乃・瑠璃
緋瑪「あはは♪寧ろ、貴方にそんな権利がると思ってるのかな?」
瑠璃「お断りだね。苦しんで死ぬか、もっと苦しんで死ぬかくらいは選ばせてあげるよ」

最初はチェインで分身。途中からUCの効果で分身&能力・武装強化

瑠璃がK100による銃撃、緋瑪が大鎌での近接戦で仕掛けるも、霧による肉体変化に苦戦…してる様に見せかけて敵の吸血を誘い、吸血した瞬間、UCを切り替え。
吸血の快感を受けるも、そこから更に銃口を押し付けてのゼロ距離ジェノサイドブレイカーで吹き飛ばし、大量の接触式ボムによる一斉爆撃で粉砕するよ

瑠璃「今回、実はまだボムによる爆破って見せてないんだよね」
緋瑪「とっておき、たっぷり受けると良いよ♪」



「さて、次はキミ達の血を吸わせてもらうとしようか」
「あはは……っ♪」
 絡みつく視線を向けられ、緋瑪は楽しげに笑いを返した。その目は、笑っていない。
「貴方にそんな権利があると……思ってるのかな?」
「お断りだね。苦しんで死ぬか、もっと苦しんで死ぬかくらいは選ばせてあげるよ」
 当然、それは瑠璃も。不快感を露わに、構えた銃から弾丸を放っていく。
「拒むと言うのなら、仕方ない。力づく……かな」
 その弾丸を、霧となってかわす吸血鬼。急接近して元の姿に戻ると、剣で斬りかかってくる。
「……くっ!」
「どうしたのかな、威勢の良いのは言葉だけ、かい?」
 それは緋瑪が大鎌で受け止めるものの、反撃の斬撃はまた霧となって躱された。霧化に翻弄され、吸血鬼を捕らえる事ができない2人。
 ならばとレギーナが、人化の瞬間を狙って鎖鞭を振るうが……実体化は一瞬のみ。捕らえる事は難しい。
「なるほど。これは確かに厄介な能力ですね」
「そうだろう。せっかくだから存分に堪能すると良いよ」
 霧化と人化を繰り返しながら、剣を、鞭を振るう吸血鬼。神出鬼没、変化の隙もほとんどなく、幾度攻撃を繰り返しても、その身体を捕らえる事ができない。
「ほらっ……良い格好だね?」
「そうですか?」
 その身体を幾度となく鞭で打たれ、身にまとう服を剥ぎ取られ。半裸の姿を晒すレギーナ……しかし、その顔はいっこうに赤くは染まらない。
「人形の身体など、見ても楽しくないでしょうに」
「そんな事はない、けれど……」
 自分はあくまで人形と考えるレギーナは、肌を晒す事に頓着しない。確かに胸が硬いなどはあるにせよ、十分に美しい女性型である彼女の裸身は十分に欲を誘うものだが。
「とは言え、恥じらいが少ないのは面白みに欠ける、ね」
 じわじわ獲物を嬲っても、反応が鈍い。それは嗜虐に満ちた吸血鬼にとっては物足りない……そんな苛立ちを、レギーナは逃さない。
「さて……覚えました」
「え? ……く、はっ!?」
 人化の瞬間、レギーナの鎖鞭が爆ぜた。刃金の花弁が舞い散って、吸血鬼の身体を切り裂いていく。
「そう何度も変化されれば、タイミングなど見切れます。あとは、出てきそうな所をまとめて薙ぎ払うだけ……迂闊でしたね」
「くぅっ……このっ、やってくれた、ねっ……」
 苛立ちと屈辱を露わにしながら、再び霧にかわる。レギーナが見切ったというなら、見切っていない方を攻撃すれば良いだけ。
「失った血、代わりに……!」
「っ、ああっ!?」
 緋瑪の首筋に突き立つ牙……強烈に血を吸い上げられ、目を見開く。
「緋瑪っ!」
 耐え難い快感。身体を震わせる緋瑪に、瑠璃が慌てて駆け寄る。だが、銃弾を叩き込むより先に、吸血鬼は再び霧化して。
「……貰ったよ!」
「なっ……!?」
 震える緋瑪の手に銃を握らせて一緒に握り締めると、魔力を注ぐ。
 銃口より迸るのは弾丸ではなく魔力の砲撃、霧を、空間ごとまとめて吹き飛ばす。
「ほら。これ、まだ見せてないんだよね♪」
「とっておき、たっぷり受けると良いよ♪」
 たまらず実体化した吸血鬼めがけ、得意の爆弾大量投下。吸血鬼の身体を爆風に飲み込む。
「霧化は確かに厄介でしたが、過信し過ぎましたね」
「ぐぅっ……」
 レギーナの言葉に苛立ちを露わにしながら、眷属を割り込ませて間合いを取る吸血鬼。血を流し、苦しげに呻く。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

マーリス・シェルスカナ
※純潔死守出来ればOK、可能なら此処までに絡んだ子と一緒に

Ah♪お待ちしてマシタ…マスター様、どうかMeを可愛がってくだサイ…❤
(既に理性なく、触手纏ったまま少年の元に跪ずく魔女
魅了する迄もなく【命令】や【愛玩】を嬉々と受け入れ)

Ah…マスター様、Meはモウ我慢できナイ!
(無意識に【選択UC】で【封印魔眼】を再現、逆に少年を魅了し)
純潔は駄目ですガ、それ以外でご満足させますネ
Aha♪可愛いケド素敵ですヨ、マスターサマ❤
(胸と口で愛おしく奉仕)
アァ!血を吸われるのもイイ、頭ガ蕩けソウ…!!
お願いデス!マスター様のお情けを、口に出してクダサイ❤

(純潔を捧げないのは無意識か、最後の抵抗心かは不明)


アリス・セカンドカラー
サキュバスっぽい見た目の真の姿に。

あら、可愛いらしい☆女装させて(ぴー)したいわー♡ルナティックパーティーの妄想具現化で女装させちゃいましょ♪召喚された従魔も可愛い男の娘に改変させて、妄想具現化で寄生触手マーラ様を寄生させたワンダーアリスストーカー達で美味しく戴きましょ♡
で、本命のノゥブルきゃんは本体の私が☆情欲の炎を灯し、赤い魔糸とマインドジャックで私と感覚をリンクさせてサキュバスライフとヴィガーイーターでじっくりとノゥブルきゅんを味わうわ♡逆レしながら尻尾触手でメス堕ち狙い、更にパラサイトテンタクルを耳から侵入させて念動力、医術、ドーピングで脳くちゅ改造よ♡
はぁ♡たまらないのよね、コレ♡


エイプリル・フール
……いや、本当にどうしてこうなった?
何故か先程の少女改め少年の生霊とヴァンパイアの二人からの調教を受けるはめになったぼく。まってまって、それぼくが知ってるネオタントラとちょっと違うてか、連携よすぎない?実はキミ達知り合いだったりするの?異端の神々が戯れに分体を人質に紛れさせてたとか、はは、まさかそんなことないよね。
……なんか勝手にぼくのユベコになって現れてたけどないよね?

と、ともかくぼくも性魔術(属性攻撃)で対抗するよ。精(気)の循環によりって循環させたら相手も高まるじゃん!あ、まってまってにゃぁぁぁ♡♡♡

生霊君のテクはノゥブルを追い詰めたようで別の猟兵のとこへ逃走しまって置いていかなあぁ♡



「くっ……血を流し過ぎたか。まあ良いけれどね……」
 苦痛に顔を歪めつつ、彼が歩み寄ったのはマーリス。理性の消えた表情で、触手を纏ったまま跪く。
「Ah♪ お待ちしてマシタ……マスター様、どうかMeを可愛がってくだサイ……」
「もちろん。まずはその血を捧げてもらおう……!」
 完全に蕩けきったその思考は、抗う事など考えもつかない。求められれば首筋を差し出し、牙を受け入れる。
「Ahhhh……イイ! 頭が蕩けそう!」
 脳が焼け付くような快感。それを、今のマーリスは喜々として受け入れる。弄ぶように身体を撫でられても、触手を戯れに操られても。純潔以外の全てを捧げ、吸血鬼に愛玩される。
「Ah、マスター様……」
「ふふ、すっかり堕ちたようだね?」
 楽しげに、マーリスを見下ろす吸血鬼。その通り、マーリスはすっかり快楽に堕ちた。
「……Meはモウ我慢できナイ!」
「っ!?」
 吸血鬼の、思う以上に。
「さあ、マスター様の、マスターサマ……見せてくださいな……♪」
「くっ、何、をっ……!?」
 己を支配する魅了の魔眼を、電脳プログラムで擬似的に再現し、吸血鬼の身体を縛る。命じて服を脱がせ、熱い視線を注ぐマーリス。
「くっ、やめ……させろっ……!」
 逆に魔眼に囚われる屈辱に悶え、吸血鬼は眷属を呼び寄せてマーリスを引き剥がそうとする。
「……なっ!?」
 ……だが、そこに現れたのは、狼耳の男の娘達。無論、彼の眷属は人化の術など使えない。
「はぁぁ……狼狽えるノゥブルきゅんも可愛い♪」
「くっ、キミの……仕業、かっ……!!」
 現実を改変し、理不尽な妄想世界を生み出すアリスのユーベルコード。狼が男の娘になるなど、彼女の世界では日常の事だ。
「ええ、だって、楽しそうなんですもの、混ぜてもらわないのは有り得ないでしょ♪」
 小さなアリス達が狼少年達を襲い、弄び、責め立てる。あまりに不自然な光景、だがこの場において優先されるのは、自然よりも享楽。
「あなたも……こっちのほうが似合うわ♪」
「っ……や、やめっ!? なっ……!」
 吸血鬼の服を一撫ですれば、あっという間にゴシックドレスへと変貌する。やりたい放題、己が欲望をぶつける事を何一つ躊躇わない。
「はぁ……マスター様ぁ、ますます可愛いデス……♪」
「でしょ、でしょ♪」
 女装に恥じらう吸血鬼の姿をうっとりと見つめながら、スカートの中に潜り込むマーリス。アリスも楽しげに、背後から抱きしめる。
「それじゃあ……楽しみましょ、ノゥブルきゅん♪」
「や、めっ……~~~~~っ!?」
 あまりと言えばあまりな欲望の宴。その全身を妄想世界の常識に支配された吸血鬼を、思う存分に弄ぶ。
「……してあげる♪」
「だからマスター様……マスター様のお情けをっ……んんっー♪」
 聞かせられないくらい卑猥な言葉を耳元で囁きながら、その通りの行為を実現するアリス。その欲望はマーリスが受け止め、恍惚の声を上げる。
「っ、はっ……はぁ、この……やめ、ろっ……」
「ひゃんっ!」
 この危険な世界から逃れようと手をのばす吸血鬼。咄嗟に縋り、抱き寄せたのはエイプリルだ。
「あ……いや待って。待って、ちょっと今はまずっ……ひっ……んんっ!?」
 抱き寄せられ、熱のこもった身体をぶつけられると、声を上げる……だが、それは吸血鬼に抱かれているだけが理由ではない。
「ほんっ……とっ、どうして、こうっ、なったぁっ!?」
 迂闊に誘われついていった結果、男の娘に襲われた……まではまだ良しとする。
 だが、その生霊がユーベルコードになって、自分を調教してくるのはどういう訳だ。
「やっ、待って、なんでそんな、連携っ……いやまってまって無理だからぁっ!?」
 エイプリルの弱い所を何故か知り尽くした男の娘に後ろから責め立てられながら、アリスから逃れるべく魔力を求める吸血鬼に血を吸われる。
 いかにエイプリルとてどうにかなるものではない。というかどうにもならない。
「いったいどういう因果でっ、何がどうしてどうなって……ひぃぃぃんっ!?」
 そんな事、聞かれたって誰にも分からない。エイプリルに与えられるのは回答ではなく快楽だ。
「まってまって、にゃぁぁぁ……♪」
 対抗する技巧も魔術も、この状況下では逆効果でしかない。快楽の循環に飲み込まれ、腰が抜けて崩れ落ちる。
「おっ、今度は私とやっちゃう? やっちゃう?」
「Ah……! Meも……純潔だけは駄目ですけど、それ以外なら……♪」
 エイプリルが意識を飛ばすと、喜々として新たな獲物を求める男の娘の生霊。
 本当になんなんだかは全く知らないが、アリスもマーリスもノリノリでそれを受け入れるし……そもそもエイプリルだって、意識を飛ばしたくらいで解放される訳ではない。
 その間に、這々の体で空間から抜け出す吸血鬼。空間から抜けると、女装姿も元に戻るが、腰が抜けそうな感覚は当然回復するものではない。
「な……なんなんだっ……頭おかしいっ……」
 吸血鬼をしてそう言わせる程の変態淑女の宴は、吸血鬼が逃げ出した後も、なお続いていく。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

ドゥルール・ブラッドティアーズ
【ソロ希望・WIZ】
ああ、ヴァンパイア様……❤
愛に飢えた哀れな雑種に、どうかお情けを……❤

エッチな下着だけの姿で【誘惑】
私の分裂攻撃を見られたとはいえ
霧化できる彼にとっては脅威ではないはず

彼の欲望を受け止めながら御奉仕よ♪
乱暴にされても【激痛耐性】で大丈夫!
挿入・吸血も大歓迎っ❤

真の姿で現れた黒炎の翼が
快楽に比例して燃え上がるけど殺傷力は無いわ

互いに何度か絶頂を迎えて
ヴァンパイア様が満足したら
『愛の想起・花と鳥の小夜曲』で
霧化を封じつつ戦闘力アップ

包帯の【ロープワーク】【早業】で捕縛して
押し倒して【騎乗】からの【生命力吸収】よ❤

もっと、もっと欲しいの……❤
ヴァンパイア様の全部、私に注いで……❤



「ああ、ヴァンパイア様……♪ 愛に飢えた哀れな雑種に、どうかお情けを……」
「ふん……良いよ、ならば当然、捧げ物はあるんだろうね?」
 下着姿で誘惑するドゥルールの元へと歩み寄る吸血鬼。ドゥルールの返答を聞くよりも早く、その身体を掻き抱く。
「ああっ……さ、捧げ物はわた……んっ……♪」
 全てを言い切るより先に、首筋に牙を立てられる。乱暴に吸い上げられる快楽。力を奪われると言う虚脱感が心地よい。
「ふぅ……ふぅぅぅぅぅっ……あ、あっ……ヴァ、ンパイアッ……さ、まっ……!」
 吸血だけでは済ませず……あるいは済まさせず。さらに激しい欲望を受け止めさせられるドゥルール。
 身体が跳ね上がり、溢れる声は高く。快楽は何度も頂点を突き上げて、少女はそれを必死に受け止めていく。
「気持ちいい……かい……?」
「ああ、いっ……いいっ……です、ぅっ……!」
 吐き出す熱い吐息と共に、その背に黒炎の翼が燃え上がる。何かを焼く事もない、快楽の炎。
「……でも……もっと……♪」
「っ!?」
 いや、殺傷はせずとも、その炎は快楽の熱で身を焦がす。包帯で縛り付け、愛と呪いが吸血鬼を拘束する。
「……くっ!?」
「ダメです、ヴァンパイア様ぁ……逃げないでぇ……いえ、逃さない……♪
 誘惑に溺れさせられていた事に気づいた吸血鬼が我に返るが、抱きしめて離さない。蕩けきった表情で見上げる。
「もっと、もっと欲しいの……ヴァンパイア様の全部……っ!」
「っ、あ……や、めっ……ああっ……」
 吐息と共に、吸血鬼の生命力を、容赦なく搾り取り。
「ヴァンパイア様ぁ……♪」
「くっ、これ以上はっ……」
 その抱擁を振り払い、なんとか必死に逃げ出す吸血鬼を、名残惜しげに見つめる。

大成功 🔵​🔵​🔵​

月守・咲凛
SPDで戦闘、ダメージ描写OK
「あなたが黒幕、という事なのですね。許さないのです!」
スラスター全開で一気に距離を詰めて、先ずはビームチェーンソーで接近戦ですが、無理し過ぎて身体が限界になってしまいます。
このままでは分が悪いと判断して、距離を取って射撃戦に移行するために後ろに飛びますけど、檻の天井を掠めて一瞬気を取られてしまい、隙を突かれて捕まって血を吸われてしまいます。
咄嗟に腰部のビームキャノンでカウンターを撃ち込んで離脱しますが、もう力が入りません。そのままぺたんとへたり込みます。
動けない所を再度捕まってしまい、今度は気絶するまで血を吸われてしまいます。


アイ・リスパー
「誰があなたの眷属などになるものですか!
私の全力の一撃で灼き尽くしてあげますっ!」

敵は強力な吸血鬼。
ここは出し惜しみなしで全力攻撃です!

すでに感度が高くなりすぎた身体で【チューリングの神託機械】を発動。

「ひゃあんっ」

何もしなくても身体が跳ねてしまうまでに敏感になりますが無理して万能コンピューターにログインし、強化倍率を最大に設定します。

そして【アインシュタイン・レンズ】を展開し、最大威力の光線を放ちます。

「って、避けられましたっ!?」

すでに一度見られていた攻撃は霧になって回避され
私の首筋に牙が突き立てられて……

限界を越えた快楽を注ぎ込まれて絶頂の波に流されてしまうのでした。

アドリブ大歓迎



「あなたが黒幕、という事なのですね。許さないのです!」
「ふぅん……どう許さないと言うのかな……!」
 ビームチェーンソーを手に、空中から斬りかかる咲凛。それを阻むべく、吸血鬼は目前に吸血蝙蝠を展開する。
「もちろん、叩き斬って……くっ!」
 その蝙蝠を切り裂いていく咲凛だが、蝙蝠達の数が多い。無論普段なら振り切れる数に過ぎないが、今の身体に無理な軌道は負担が大きい。
「今、援護しますっ!」
 そんな咲凛と協力すべく、アイは演算能力を高めていく。
「ひゃ、んっ……」
 すでに、その身体は限界に近い。無理な能力上昇は、空気が触れるだけでも声を上げてしまうほど、その身体を敏感にしていく。
「そんなに必死にならなくても良いじゃないか。ボクの眷属になれば楽になれるよ?」
「だ……誰があなたの眷属などになるものですか!」
 からかうような吸血鬼の言葉に、顔を真っ赤にして言い返す。息は荒く、声は溢れ、幾度となく集中は乱れかけ、それでも重力レンズに光を収束していく。
「なら、私もっ!」
 それを見た咲凛は、接近戦を止め、素早く後退する事で蝙蝠たちを引き離す。近接戦が難しいなら、射撃戦。砲を構えながら、狙いを吸血鬼に定めて。
「っ……!」
 だが、空中機動を見せるにも、消耗は激しく……普段なら決して見誤る事のない目測を誤り、背中に檻が掠める。かろうじて激突は免れるが、体勢は大きく崩れた。
「今ですっ……私の全力の一撃で灼き尽くしてあげますっ!」
 それに気づかぬまま、全力の光線を放つアイ。だが、いかに火力の高い光線と言えど、連携を取れない状態では。
「……避けられたっ!?」
「まあ、さっき見たしねぇ?」
 霧に姿を変えた吸血鬼は、咲凛の背後に姿を現した。そのまま抱き竦めながら、首筋に牙を突き立てる。
「足りない分の血……分けてもらうとしようか……!」
「っ……ぁっ!?」
 途端に走る、快楽を伴う虚脱感。目を見開き、力が抜け……もう飛んでいられず、墜落していく。
「は……離して、くださいっ……」
「っ、おっとっ……!?」
 腰部のビームキャノンでなんとか引き剥がしつつ、急減速で墜落のダメージを回避するのが精一杯。そのまま地面にへたりこみ、立ち上がれない。
「今のボクは血が足りなくてね。分けてもらうよ?」
「くっ、今度はこっ……ちぃぃっ!?」
 咲凛から離れ、今度はアイの背後に現れた吸血鬼。警戒していても、今のアイにそれを防ぐ術などない。
「ぃっ……いいっぃっ、いっ!?」
「ふふ、良い反応……でも、持たないかな」
 敏感すぎる肉体に突き刺さる吸血の快楽。今まで感じたどんな快楽よりも鮮烈で、一瞬で意識を飛ばし……あまりの激しさに、何度か覚醒の失神の間で意識が明滅すらするほどだ。
「ぁ……」
 そうして完全に快楽に意識を攫われ、崩れ落ちるアイ。白目を剥き、危険な痙攣を繰り返すその様を、咲凛に見せつける。
「キミもこれからこうなるんだ。覚悟は出来てる?」
「っ……い、いや……」
 途中まですでに血を吸われ、吸血の快楽を知ってしまった咲凛は、その言葉が脅しでないと理解してしまう。同時に、未だ幼い咲凛にとって、度を越した快楽は恐怖でしかなく……だからといって、どうにもならない。逃げる力など残ってはいない。
「遠慮する事はない……気持ちよく、飛ばしてあげよう」
「っ……あっ、あっ……ああああっ……!」
 二度目の吸血はより激しく。今度は反撃も出来ない咲凛の首筋から、容赦なく血を吸い上げていく。
「っ……っ、っ……っ……!!」
 程なくして、咲凛もまた意識を失い。力なく、小さな身体を地面に横たえる。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

ミューリ・ベレト
主自ら楽しませてくれるだなんて、随分と手厚い歓待ね?
ドールの私をどう楽しませてくれるのかしら

魔眼での攻撃は恐らく避けられないだろうから、
封印魔眼を受けた後に【トリニティ・エンハンス】を使用。
ルールを課しての戦闘になるわね…いいわ、応じてあげましょう
課せられたルールに応じて重視する能力を決定する。

ノゥブルの動きには【学習力、オーラ防御】で対応。
二体の【操躯機】による【怪力、援護射撃、スナイパー、フェイント】攻撃。
私自身は【ルーンソード】の【全力魔法】【属性攻撃】、
展開によっては【挑発、生命力吸収】などを使用して対抗。


フレミア・レイブラッド
調子に乗らない事ね…貴方ごときがわたしを眷属にするなんて笑わせないで欲しいわ。
それより…ここまでの事を起こした報い、受けて貰うわ…!

【吸血姫の覚醒】を発動。
更に【虜の軍勢】を使用。雪女見習い「雪花」、エビル・ウィッチ、ハート・ロバー、氷擬鳥、猫又の戦闘系眷属を呼び、従魔の相手をさせるわ。
自身は残った従魔を速度と膂力を活かして叩き潰していき、魔眼はUCで得た速度と【残像】で敵の視界に捉えられないようにする、【念動力】で塞ぐ等で回避。
肉体変化は肉体を【念動力】で空間ごと念動力の膜で固定して追い込み、魔力を込めた魔槍で本体を叩くわ!

最後は全魔力を注ぎ込んだ【神槍グングニル】で消し飛ばしてあげる!



「さて、次はキミの血を頂こう、かな」
「調子に乗らない事ね……」
 吸血鬼の値踏みを受け、不快さに顔を歪めるフレミア。
「貴方ごときがわたしの血を吸って眷属にするなんて笑わせないで欲しいわ……!」
 珍しく本気の怒りを露わにした彼女は、真祖の力を解放すると共に、己の魔城から軍勢を呼び出した。
「さあ、ここまでの事を起こした報い……受けさせるのよ!」
 虜とした軍勢と、従魔達がぶつかり合う。守りを奪えば、一気に地を蹴り、間合いを詰めた。
「ふん、いくら意地を張った所で、すぐに堕としてあげるよ!」
「誰が……っ!」
 赤く輝く魔眼から逃れるべく、地を蹴って急速な方向転換。残像の生じるほどのスピードで、素早く背後に回り込む。
「ちっ……!」
 咄嗟に霧状に変わって逃れる吸血鬼。フレミアを厄介な相手と見ると、与しやすい相手を探す。
「そうだな……キミで良い。ボクに従ってもらおうか」
「っ……あら。主自ら楽しませてくれるだなんて、随分と手厚い歓待ね?」
 目をつけられたのはミューリ。唐突に間近に現れた吸血鬼に瞳を覗き込まれると、魔眼の力を直接叩き込まれる。
「でも……ドールの私をどう楽しませてくれるのかしら!」
「っ!?」
 十指を動かし、吸血鬼を襲う人形。牡牛の名を持つ操躯機が、巨体で殴りかかる。
「従えなんて言う曖昧な命令じゃ……大した制約にはならないわね」
「ちっ……!」
 三色の魔力でその身を覆い、魔眼の命令を跳ね除ける。舌撃ちしながら飛び退る吸血鬼、その着地の隙を逃さず、射手に内蔵された火器が肩を撃ち抜いた。
「ぐぅっ……そうか、なら言い直そう」
 肩を抑え、再び魔眼を輝かせる吸血鬼。さらなる魔力がミューリを縛る。
「その木偶の坊で、自分を攻撃すると良い」
「っ……!」
 自爆の命令。今度は強い制約がかかり、操躯機がミューリへと狙いを定める……いや、ミューリが操躯機に狙いを定めさせる。
「いいわ、応じてあげましょう……」
 だが、無論、黙ってそうする気などない。抗い、強烈な痛みに顔を歪めながら、ミューリは風の魔力を高め、地を駆けた。
「ただ、当てろとは言われて、ないわねっ……!」
「何っ……くっ!?」
 一気に間合いを詰め、斬りかかる。それを咄嗟に受け止める吸血鬼……それこそが、狙い。
「今っ!」
「なっ……くぅっ!?」
 ミューリの背めがけて、人形達の拳と銃弾が襲い掛かる。寸前でかわせば、それを受けるのは吸血鬼だ。
「制約を受けたって、やりようはあるのよ」
「ふん、小賢しい……!」
 苦悶の声と共に、再び霧に変わろうとする吸血鬼……だが、その身体は変じない。
「……まさか、私を忘れていたとは言わせないわよ?」
「っ……!」
 背後から突き出されるは魔槍。霧化を封じ固定した吸血鬼の背を、何度も貫いていくフレミア。
「そうやって油断するのを待っていたの……文句はないわね? 油断するのが悪いんだからっ!」
 深々と左胸に突き刺すと同時に、全魔力を集中。魔槍は神槍へと変じていく。
「っ……」
「さあ、消し飛びなさい!」
 咄嗟に、傷口が広がるのを覚悟で、吸血鬼が身体を横に倒し……直後、放たれる莫大な真祖の魔力。
「があああああっ……!」
 吸血鬼の左肩から先が、塵一つ残さず消滅する。血すら流れない。
「あら、上手く逃げたじゃない」
 だが、その成果ですら不満そうに、フレミアは逃げる吸血鬼を追い、立ちはだかる従魔を薙ぎ払っていく。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

露木・鬼燈
吸血鬼を討つには従魔が邪魔だね。
まずはそっちを排除するっぽい!
<瞬身焔舞>を起動。
蝙蝠みたいに空中の敵は呪炎で撃ち落とす。
狼とか地上の敵は魔剣の連結刃形態で薙ぎ払う。
足を止めずに移動しながら従魔を削る。
吸血鬼へのルートが見えたら全力で移動。
太陽と浄化のルーンを刻み、銀でコーティングした棒手裏剣。
こいつに破魔の力を乗せて強化してから念動で投擲。
魔弾となった棒手裏剣で攻撃しながら一気に間合い詰めるのです。
余裕ぶっこいた面に呪炎を纏った蹴りを叩き込んでやるです!
蹴りからの踏みつけ。
そしてマウントをとって綺麗な顔をボッコボコにしてやるっぽい!
いー感じにボコったら離脱。
やり過ぎると不覚を取るからね。


オリヴィア・ローゼンタール
不要なものを押し付けて代金とは寝惚けたことを
私が欲するのは貴様の命だけだ

(演出上は真の姿への変身を継続)
見せた手の内は複製槍の念動操作と変身による炎の放射
槍術も見抜かれていると思った方が良さそうですね
であれば――

【属性攻撃】【破魔】で聖槍と四肢に聖なる炎の魔力を纏う
【怪力】を以って聖槍を【投擲】【槍投げ】
炎と【衝撃波】によって使い魔の軍勢を【吹き飛ばす】
【ダッシュ】で至近距離まで迫り、【怪力】【グラップル】【踏み付け】で殴打・蹴撃
――肉弾戦で叩き潰す!

【鉄拳聖裁】によるラッシュ
魔眼を放たれる前に、真っ先に顔面を殴り飛ばす
霧化しても拳に纏った破邪の炎で焼き払う
吸血するような優位に立たせない



「まずは邪魔から排除するっぽい!」
 鬼燈は舞うように腕を振るい、上空の蝙蝠へと炎を放った。
 美しくも見えるそれは、生命を収奪する呪炎の舞。
「さあさあ、道を開けてもらうよっ!」
 地上の狼は、連結刃で薙ぎ払う。吸血鬼も弱って再召喚のペースが落ちてきたか、守りは薄い。
「はぁ、はぁ……ふん、キミで良い……血を貰うとしようか」
 だが、人なら瀕死の姿を晒しながら、吸血鬼の動きは衰えない。笑みすら浮かべ、鬼燈を見つめ返す。
「キミなら……男でも悪くない。ボクの眷属にしてあげたって良いよ」
「そんな気、これっぽっちもないっぽいー!」
 従魔を打ち倒して開かれた道を一気に駆けながら、吸血鬼の言葉に顔を顰めて返す。
「不要なものを押し付けて代金とは、寝惚けたことを」
 吸血鬼の傲慢な物言いに、オリヴィアも怒りと嫌悪を露わにする。
「私が欲するのは貴様の命だけだ!」
「ふぅん……そう言われてもね……」
 聖槍を握って駆ける炎冠の聖女の怒りを浴びながら、吸血鬼はしかし余裕を崩さない。
「キミの槍でボクから取り立てようと言うのかな?」
「……」
 確かに、複製槍とはいえ、槍捌きはすでに見せた。炎を操るのも。得意とする戦術はすでに晒し……いかに消耗していようとも、この吸血鬼を既知の攻撃で捕らえる事は叶うまい。
「で、あれば……!」
「っ……!?」
 手にした槍を、渾身の力で投擲する。聖炎を纏い、放たれる投げ槍。
「血迷った、かなっ。意表をついたつもりなら甘い……」
「甘いのはそっちっぽいー!」
 その豪快な投げ槍を躱した瞬間、槍の影から飛び出すのは、鬼燈の棒手裏剣。表面を破魔の銀で覆ったそれが、吸血鬼に奇襲をかける。
「なっ……だ、だけどっ!」
 それを咄嗟にかわしたのは流石と言えようが……その投擲は本命ではない。
「貰ったー!」
「なっ、ふぐぅっ!?」
 真の狙いは、顔面への蹴り。呪炎を纏った硬い戦靴の底が、気取った顔面を叩き潰す。
「ふ、んっ!」
 そのまま脚に力をこめ、踏みつけるようにして地面に倒す。仰向けの吸血鬼の上に馬乗りになって、満面の笑みを浮かべる鬼燈。
「綺麗な顔……ボッコボコにされる覚悟は良い?」
「なっ、ふざ、けっ……ぶぐっ!?」
 当然、覚悟が出来ていようといまいと、一切関係ない。気功の拳が整った顔を歪め、殴り潰す。
「いー感じの顔になって来たっぽい!」
「ぐっ、ふ……ふざけっ……!」
 怒りと屈辱を隠せぬ吸血鬼は拳の隙間から魔眼を輝かせる。それに直視される前に素早く飛び下がる鬼燈。
「おっと……隙は見せない!」
「くっ……ボクの……この美貌を……!」
 怒りを露わに立ち上がる……立ち上がろうとする、吸血鬼。その首が、白銀の篭手に握りつぶされた。
「がっ!?」
「美貌だと?」
 蔑むような視線を向け、吐き捨てるオリヴィア。篭手は聖なる炎を纏い、吸血鬼の皮膚を焼き、霧化を許さない。
「貴様の美貌になど価値はない。自惚れるな……!」
「がっ……ぁっ……!?」
 顔面に叩き込まれる、拳の一撃。ただでさえ歪んだ顔が、さらに大きく歪む。
「それでも戯言を零すなら……少しは、見れる顔にしてやるっ!」
 首を離すと同時に……繰り出される拳のラッシュ。黄金の炎を纏った聖者の鉄拳が、吸血鬼への怒りをこめて数多と繰り出される。雨よりも激しい、聖なる裁き。
「や……べ……ろ……」
「貴様の顔など、これで……十分だっ!」
 トドメの一撃が牙を砕き、吹き飛ばす。何度かバウンドして、ようやく止まる吸血鬼。
「ふん、しぶといな……」
「こ……この……ボク、の……顔を……!」
 まだ生きている事に、不快そうに吐き捨てるオリヴィア。だが、吸血鬼はある意味で、死よりも強い屈辱と怒りに顔を染める。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

イングリッド・カッセル
敵を、ましてやこのような下衆を目の前にして伏せたままでいられるものか…!
とはいえ、力を吸われ触手に弄ばれた身体にオブリビオンに立ち向かうだけの力があるかといえば…

魅了に抵抗しようと気力を振り絞ればヴァンパイアの従者に嬲られ
いたぶられ、弄ばれ、陵辱を受け…屈服しそうになる心身をどうにか支えながらも
ついにヴァンパイアの目の前で屈っしてしまう

魔眼のルールにすら逆らわず、吸血行為を受け…甘美な被征服感に沈む…
…否、今こそ一矢報いる時だ!
真の姿を開放し真紅の瞳に長い牙、そして長髪のヴァンパイアの姿を取る
「血風鎧装」を使いさらに力を強化し
「吸血貴の血爪」を突き刺してくれる!

(アドリブ歓迎・NGなし)


夜月・クリスタ
(化身のまま)ヴァンパイアを見つけ次第切りかかる妾。しかし体がだるさ&頭痛を酷くなってきた状態では強敵とマトモにやり合えるはずもなく…。

魅了を受けた妾は吸血される痛みと極上の快楽を味合わされ、もっと血を吸われ気持ち良くなりたいと言ってしまう…。

(しかし突然ユーべルコードで化身を分離。彼の前にはクリスタの姿が!)
油断したね。ママが魅了を引き受け、時間を稼いでくれたおかげで洗脳が解けた。さぁ…反撃開始だよ!

まずは懐刀で【暗殺】【盗み攻撃】。彼から剣と鞭…反撃手段を奪い、遠くへ放り投げる。

彼が動揺している隙に仕込み拳銃を【クイックドロウ】し、【破魔】を宿した最後の銃弾を彼の頭部目がけ【零距離射撃】!



「血を……寄越せ……!」
 大きく弱ってなお、強大な魔力を湛えた吸血鬼。むしろ血を渇望する意志はより強くなる。
「キミの血を……ボクの糧にするっ……!」
「くっ……そうはっ……!」
 目を付けられたのはイングリッドだ。力を吸われ、触手に弄ばれ、弱りきったその身体に、抗う力は残っていない。
「だが……敵を、いやそれ以上に、このような下衆を目の前にして……!」
「そんな下衆に屈して貰う……跪け!」
 魔眼が輝き、イングリッドを支配せんとする。命令に折れそうになる膝。それを支えようと、黒剣を杖代わりに身体を支える。
「ぐっ……!?」
 だが、そんな抵抗を許さぬとばかり、狼がその脚に喰らいついた。脚から力が奪われれば、もはや立ってはいられない。
「そう……それで良い」
「はぁ……はぁ……ふ……ざけるなっ……」
 満足気に笑みを浮かべた吸血鬼に見下され、屈辱を露わにするイングリッド。そんな彼女から、吸血鬼は血を奪おうとし。
「させぬ……貴様はここまでじゃっ!」
「っ、邪魔だよ……!」
 そこに、クリスタの身を動かす妖狐が斬りかかる。苛立ちを露わにそちらを睨みつけた吸血鬼……だがその美貌を見れば、声音を変える。
「……いや。キミが代わりに血をくれると言うのなら構わないけれどね?」
「っ……!」
 身体がだるく、頭痛もして……そんな状況では、魔眼に抗えない。振り上げられた刀はそのまま力なく地に落ちて、自ら首筋を晒してしまう。
「こ、この……やめるのじゃ……貴様なぞ……にぃっ……!?」
「く……ふふ、これは……美味な血だ。格別だね」
 喰らいつかれ、血を吸い上げられる。傾国の妖狐の血ともなれば、吸血鬼にとっては極上の糧……恍惚すら覚えて血を啜り、生命力を吸い上げる。
「っ……ふぁ……や……やめ……いや……も、っと……ぉ……」
「おやおや。簡単に堕ちてしまって……ふふ」
 妖狐も、与えられる快楽に抗えない。気づけば吸血鬼に身を委ね、ねだるように身を捧げる。
「でも……こっちを放置する訳にもいかないからさ。しばらくそこでじっと待ってるんだね」
「く、うぅ……」
 放置される妖狐に変わり、その胸を握られ、無理やり立たされるイングリッド。
「くっ……ぁっ……!」
「抗う事は許さない、よ?」
 そんな命令すら、もう逆らう事もできず……首筋に突き立てられる牙。
「っ……あっ!」
 身体を弄ばれながら、血を吸い上げられる。その快楽はあまりに甘美。
「気持ち……良い……」
「そうだろう。このままボクに完全に屈すると良い……」
 蕩けきった表情で、その身を委ねるイングリッド。完全に力が抜けて……その髪が伸びて。
「……っ!?」
「遅い……!」
 甘美な呪縛を振り払い、鋭利な長爪を心臓に突き立てる。銀の長髪を靡かせ、血風を纏いし真なる姿。
「この姿を晒すのは私の未熟……だが、一矢報いさせてもらうぞ」
「ぐ、ぅっ……なら、一矢で十分、だねっ!」
 苦しみ、血を吐きながら、吸血鬼もまた、イングリッドに剣を突き立てようとする。
「……がっ!?」
 されど、その肩に突き刺さる刃。剣は地に落ち、届かない。
「まさ、か……何故……さっきまで、完全に堕ちて……!」
「ママのお陰、だよっ!」
 その刃の主は、全ての呪縛を妖狐が肩代わりした事で、ようやく正気を取り戻したクリスタだ。落ちた剣を蹴り飛ばすと、鞭も奪い、攻撃手段を封じる。
「く、ぅっ……」
「逃がすと思っているのか?」
 霧に変じて危地から逃れようとする吸血鬼……その心臓を、さらに深く貫くイングリッドの血爪。その苦痛と血風が、霧化を許さない。
「さあ……仕留めてしまえ!」
「もちろん……っ!」
 仕込み拳銃を抜き放ち、最後の弾丸を弾倉に詰める。瞬きする間もない、刹那。
「これで……砕け散れっ!」
「がっ……」
 吸血鬼の頭部に当てられた銃口から、弾丸が撃ち出され……悪しき吸血鬼の頭部は、微塵に吹き飛んだ。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2019年06月27日


挿絵イラスト