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欲暴の地下闘技場

#UDCアース

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#UDCアース


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「皆さん、召集に応じてくださり、感謝します」
 グリモアベースに集まった猟兵達を、万将・紅奈(呪われし蛮狐・f12157)は無表情な視線で見回し、丁寧に頭を下げる。
「今回はUDCアースで、とある邪神教団の活動を阻止し、強力なオブリビオンを倒していただく依頼となります」
 その邪神教団は、違法な地下格闘場を運営しており、攫って来た人間とオブリビオンの試合を行っている。
 当然、通常の人間とオブリビオンで闘いになるはずがない。『試合』というのはあくまで口実、実際には、人間がオブリビオンに蹂躙される様を見世物とする、極めて悪趣味なショーだ。
「このショーは邪神教団の資金源となる他、観客の邪な欲望を集める事で、邪神復活の糧としているようです。当然、そのような事をこれ以上許す訳にはいきません。必ずや、皆さんの手で阻止してください」

 セキュリティはUDCの呪いや触手、あるいは科学による凶悪なトラップ、眷属や邪教徒による警備となる。どれも非常に危険な代物だ。
「本来なら、時間をかけてもっと安全に突入して頂きたいのですが……下手に時間をかけると、新たな『試合』が始まって犠牲者が出てしまいます。そのため、リスクはありますが、強行突入をお願いします」
 最悪の場合、途中でわざと捕縛されてしまうという手もある。捕まった人間は『試合』に強制参加させられるので、相手にわざと案内させる、という寸法だ。
 無論捕まった際のリスクは大きいので、自力突破するに越したことはないのだが。

「突入に成功したら、会場のリングの上に上がって頂く事になります。捕らえられた一般人についてはUDC組織が救出を行うので、皆さんにはオブリビオンとの戦闘に専念してください」
 オブリビオンとの戦闘を行うのは、会場の中央にあるリングの上だ。一般的なプロレスやボクシング等のリングと見た目は似ているが、サイズはかなり大きい。これは、一般人がオブリビオンから逃げ回る姿を楽しむため……という悪趣味な理由であるが、ともあれ猟兵全員とオブリビオンの集団戦闘に耐えられるほどのサイズである。
「また、リングロープはUDCの触手で構成されています。『入る』分には一切反応しませんが、『出ようとする』あるいは吹き飛ばされるなどして『内側から触れる』と、その相手を捕縛して来ますので、十分注意してください」
 観客は、自身に危機が迫らない限りは、猟兵とオブリビオンとの闘いを見世物として見物しており、野次を飛ばしてきたりもする。
 なお、オブリビオンの撃破後はUDC組織が彼ら観客達も確保し、然るべき処置を施すため、猟兵達が特に何らかの対処を行う必要はない。

 まず最初にこのリングの上で戦うオブリビオンは、『欲望教のバニーガール』と呼ばれる邪神の眷属達だ。一見すれば、メイド服のようなエプロンドレスに身を包んだ愛らしいバニーガールの少女……だがそのウサ耳は人間の腕になっているというおぞましい眷属である。
「彼女達は、本来の四肢で相手を拘束した上で、その頭部腕によって相手の欲望を引きずり出す……という闘い方を得意としています。特に今回戦う者たちは、闘技場という場所柄か『被虐』の欲望を引きずり出す事に長けているようですね」
 虐げられたい、痛めつけられたい、といった欲望を増幅した上で、その欲望に沿った攻撃によって抵抗の意志を失った相手を蹂躙するという、悪辣な闘い方を好む。特にそういった欲望を普段持たない者であっても、ほんの僅かな無意識を無理やり拡大されてしまう。
 特定の欲望がなければ、サブミッションで相手を痛めつける事を好むが、相手の欲望が特殊なものであれば、その欲望を満たすものを召喚するなどして攻撃してくる。
「とにかくその頭部の腕には注意してください……と言っても、本来の四肢によるグラップルも十分に強力なので、そればかりを警戒する訳にはいかないのですが」

 バニーガール達の攻撃に耐え、退ける事ができれば、闘技場における最強の闘士が姿を現す。
「相手の名はリューコ。邪神教団から改造を受け、『ギガサイボーグ』と呼称されるほどの強大な力を得た、危険な相手です」
 リューコ自身は、その圧倒的な暴力によって相手を蹂躙する事を好む。殴り、蹴り、締め、投げ、潰す。その並外れた力はまさしく桁違い、の形容が似合う。
 加えて、彼女に植え付けられた触手は自分の意志を持って彼女をサポートする。こちらは一転して悪辣であり、バニーガールによって暴き立てられた欲望を的確に突いてくる。
 もちろんリューコと触手が協力して攻撃してくる事もあり、その場合は、触手が動きを封じた所でリューコが暴力を振るうという、凶悪なコンビネーションを使用してくる。
「単体でも極めて強力ですが、バニーによって被虐を引き出されている場合はより危険な相手となるでしょう。厳しい闘いとなりますが……」
 つけ入る隙があるとすれば、あまりにその欲望が溢れ過ぎているという点だ。相手を痛めつけるためなら自らの肉体を顧みない所があるため、その暴力に耐えて反撃する事ができれば、勝利を掴む事が出来るはずだ。

「説明は以上となります。厄介かつ強力なオブリビオンが相手となりますが、どうか皆さんの力をお貸しください」
 そう言って、紅奈は猟兵達に頭を下げる。
「では、ご無事のお帰りをお待ちしています。いってらっしゃいませ」


一二三四五六
 例によってひどい目にあう感じの。

 ごきげんよう。今回は、主に格闘というか暴力というか。一二三四五六です。

 まず注意書き。
 ひどい目にあうプレイングを書いてその通りにひどい目にあうだけでも、🔵は獲得出来るし、依頼は進みます。楽しむのが一番大事。
 ひどい目にあう場合、プレイングに書いてある以上の事はされません。曖昧な場合は基本的には安全な方に取りますが、心配な場合は、「これくらいまで希望」とか「これ以上NG」とか書いといても良いです。
 あまりに行き過ぎたエログロ行為は描写は出来ません。一二三的な基準は『あまり直接的な言葉は使わない』『危険なシーンからはなんとなくカメラを逸らす』『読み方次第ではKENZENですと言い訳出来る』と言う感じです。

 冒険『強行突破』はジェット・ラトリオック(黒玉の蛸・f01121)さん、集団戦『欲望教のバニーガール』は美国・翠華(生かされる屍・f15133)さん、ボス戦『ギガサイボーグ・リューコ』はジョイフィル・メルディネ(喜びを齎すモノ・f02904)さんの投稿です。ありがとうございます。

 補足。
 第一章から第三章まで通して、負けても普通に大丈夫です。というか負けてひどい目に合うことを想定した依頼となっています。
 とは言え普通に勝っても良いです。やりたいようにやりましょう。

 第一章の強行突入時に立ちはだかる障害は、例によって自己申告です。UDC絡みなのでまあだいたいなんでも有りなんじゃないでしょうか。特に案がない場合は、たくさんの邪神の眷属(人型とか獣型とか)との戦闘になります。

 第二章でバニーガールに引き出される欲望もやっぱり自己申告です。こちらは特に案がなければサブミッションでゴリゴリします。

 第二章・第三章共通して、暴力が苦手な場合は、オブリビオンではなく触手ロープの方とあれやこれやするというのも手です。

 それでは、皆様のプレイングを楽しみにお待ちしています。
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第1章 冒険 『強行突破』

POW   :    POW技能(肉体や気合い)でどうにかする

SPD   :    SPD技能(素早さや技量)でどうにかする

WIZ   :    WIZ技能(魔力や賢さ)でどうにかする

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

火奈本・火花
「悪趣味な施設ですね。これらに興じる人々がいる事も、邪神に付け入られる隙になりますか」

■行動(WIZ)
Dクラス職員の男を先行させる形で侵入します
科学的な、赤外線による探知機などは慎重に避けるか装置を切って進みましょう

ですが途中で目と耳ばかりで探知特化のUDC怪物を連れた邪教徒に発見されるでしょう
探知だけのUDCなので、一般人ならともかく私はなんとか撃破出来るはず……しかしこの状況、Dクラスにとっては逃げ出す好機にもなり得ます

裏切られた場合、なす術はありませんね
突然腹部を殴られ、首を締められるなどされれば、抵抗できずに落ちるでしょう
そのまま邪教徒に捕まります

……これでも敵の懐に入る事は出来ますが


日和見・カナタ
こういうのって、聞いてて面白い話ではありませんねー。
色々思うところはありますが、これ以上被害者が出る前に突入しちゃいましょうか。

他のセキュリティがあれば、警備とかは少なくなる…はずです!
ですので、私はトラップが仕掛けられているルートから侵入しましょう!
張り巡らされた赤外線センサーを【サイバーゴーグル】で確認しながら、それを避けて会場まで移動しますよ!

どうやら熱線が出る仕掛けのようですが、触れなければどうということはありません!
……ただ、もし触れてしまったら、【覚悟】で叫び声だけは我慢しましょうか。
警備員を呼び寄せるわけにはいきませんしね。

【アドリブ、協力歓迎、NGなし】



「悪趣味な施設ですね。これらに興じる人々がいる事も、邪神に付け入られる隙になりますか」
「聞いてて面白い話ではありませんよねー」
 火花とカナタは、それぞれの方法で赤外線を視認し、その張り巡らされたエリアを進んでいく。
 トラップの有るエリアなら警備は少ないだろうと言う予想は今の所的中しており、誰かと遭遇する気配はない。
「おっと……ここは少々危険ですね。先行して解除して来てください」
 コンタクトに映し出された情報を見て足を止めた火花は、自身の組織の職員に指示を出す。
「何だか危険な目に合わせて悪い気がしますねー」
「同情する必要はありません。Dクラスは、減刑を条件に働いている凶悪犯ですから」
 職員の行動を見守りながら声を潜めて会話する2人……が、突如として近くのダクトが開く。
「これは……探知用UDC!?」
 そこから現れたのは、無数の目と耳ばかりの、悪趣味な生命体だ。2人の姿を確認すると、一つだけついた口が大きく開く。
「増援は呼ばせませんよ!」
 それが声を発する前に、カナタが勢いよく駆け寄った。義腕を赤熱させて、拳を叩き込み、一撃の元に粉砕した。
「……どうやら活動を停止したようですね。探知用だったのが幸いです」
 助けは呼ばれていないと、ほっと胸を撫で下ろし、銃を下ろす火花。
 ……だが、その直後。突如として、重い隔壁が落下し、2人を分断した。
「なっ、これはっ!?」
 慌てて鉄拳で壁を打ち砕こうとするカナタだが、壁は分厚く、簡単には砕けない。何より、今の隔壁落下音を聞きつけて接近してくる足音が聞こえる。
「まずいですね、これは……」
 この場に長居する訳にはいきそうにない。視線を巡らせ、逃げ場を探れば……脇道が一本。そちらに人の気配はない。
 だが、ゴーグルにはそこに張り巡らされた無数の赤外線も映し出されている。回避は難しい。
「仕方、ないですね……っ!」
 それでもこのままこの場に留まっていては、捕まるのを待つだけだ。グッと義足に力をこめると、一気にその脇道を駆け抜ける。
「~~~~ッ!!」
 赤外線に触れた瞬間、壁から発射される無数の熱線。義腕で急所を庇いながら突き進むが、全身に火傷の痛みが刻まれていく。だが、声を出す訳にはいかない。苦痛に悲鳴を上げれば、追手に気づかれる。
(あちらも無事だと良いんですが……っ!)
 声を必死に噛み殺しながら、彼女はその道を必死に駆ける。

「ずーっと待ってたんだよなぁ……お前が一人になって、しかも隙を見せるのをさぁ?」
「っ……がっ……!」
 Dクラス職員による裏切り。首を締められ、その顔が酸欠で赤く染まる。
 先に火花が述べた通り、彼は凶悪犯だ。自由になる隙を逃す筈もない。
「運が良かったぜ。隔壁トラップを偶然見つけてよぉ……!」
「ぇっ……ぐっ……」
 必死にもがくが、脳に酸素がいかない。力が入らない。
「さっさと眠りなっ!」
「がっ!!」
 トドメに打ち込まれた腹への拳。重い衝撃が内臓を揺らし、目を見開いて崩れ落ちた。
 意識は残っているが、地獄の苦しみに苦悶する。立つ事はできない。
「さぁて。てめぇを手土産にして、教団とやらに取り入らせてもらうとするかぁ」
(これでも……敵の懐に入り込む事はできます……が……)
 髪を捕まれ、乱暴に引きずられていく。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

イングリッド・カッセル
WIZ

どちらにせよ試合に参加するならば手っ取り早くいく
妨害をしに来た人型眷属に対して一度降伏したふりをする
「試合に参加しにきただけだ」と
警戒するなら「ならば試合に出るにふさわしいか、君が確かめてくれないか?」
と意味ありげに体を撫でる動作などして【誘惑】してみる

油断して近寄ってきたなら目を合わせ【深紅の支配】を発動、魅了して言うことを聞かせる
例えば武器の持ち込みを許可
こちらに不利なルールがあれば事前に聞き出しておく
他の眷属に見つかったなら魅了した眷属に腰を引き寄せさせるなりして
あたかも「身体で交渉した女」と演出する

(アドリブ歓迎。本人は無自覚ですが下衆な視線で見られると知らずに身体が疼きます)


弥久・銀花
アドリブ、他の人との絡み、ピンチシーン歓迎、NG無しです



一人で攫われた人達を救出しに向かっていた私は、ちょっと不手際で何人も人質を取られて、敢え無く捕まってしまいました……

捕まる時に致命傷を受けて不死身の人狼で致命に至る前に敵の前で回復しましたが
ユーベルコードの副作用で動けなくなっている間に、誰かが手錠を両手足に嵌めていましたので【怪力】で手錠を引き千切ろうとしたら邪神教団の者に変な薬を嗅がされて全身が弛緩してしまいました

今は服を脱がされ、後ろ手の姿勢で邪神の眷属にも使える強靭な拘束服と首輪できつくきつく戒められて会場に放り投げられた所です

上半身のみの拘束服で下はパンツ一丁なのが恥ずかしい…


アイリス・メルクーリ
「力を持たない人になんて事を…早く止めないとっ」
でも人前で見世物にされるという響きに何処か期待してしまっている。

本人は自力突破狙い、ですが捕まって酷い目に遭うでしょう。
酷い目は裸を晒されたり戦闘中や捕らえられた後のセクハラをされる等くらい。
障害は複数の人型の眷属でSPDと【ダッシュ】と【なぎ払い】等で素早く動いて敵は蹴り払って突破優先の戦法を取ります。

コートの前を開けられたり、捲られたりして見られるとドキドキと興奮、そしてもし捕まってこの格好でリングに立たされたら…と想像し、無意識に捕まってしまおうと動きが鈍り、触られると殆ど止まって捕まります

キャラがアレですので勿論アドリブ、修正歓迎です。



「くっ……卑怯、なっ……」
 闘技場に向かう前に、単身捕まった人々の救出を試みた銀花。だが、牢の監視をしている邪教徒に気づかれ、逆に彼らを人質に取られてしまっていた。
「おおっと、動くなよ。逃げてもこいつを殺すからな」
(1人なら、対処出来るんですが……)
 教徒は複数。人質を殺される前に倒し切るのは難しい。額に汗を滲ませる銀花。
「……がっ!?」
 だが、人質を気にしている隙に、その背後から別の牢番がナイフを突き立てた。心臓に深々と突き立つ刃に、その口から血反吐を溢れさせる。
「おい、殺すと怒られるぞ。こいつも試合に……お?」
「ぐ……この程度では、負けません……!」
 不死身の再生力が、その刃を対外に押し出した。傷口を塞ぎ、血管を修復する。
「私に致命傷を与える事など出来っ……な、何をするんですか!?」
「死なないならこうすりゃ良いだろ?」
 再生中で動けない状態で、手足に錠をかけられる。慌てて怪力で砕こうとするも、その鼻に香るツンとした匂い。
「あ……」
「動けなきゃ、どんな強いやつでもどうしようもねぇよなぁ」
 おそらくは手慣れているのだろう。全身が弛緩し動けない銀花を、拘束服に着替えさせる。
「さあ、これから楽しい所に連れてってやるからな?」
「ん、ぐ……」
 屈辱に呻くも、動けない。首輪がキツく締まり、苦しさに呻く中、引きずられていく銀花。
「なんて事を……その人を離しなさい!」
「おお、なんだ……ぐぉっ!?」
 と、そんな状況に偶然遭遇したアイリス。すぐさまダガーを構えると、一気に駆け出して邪教徒の男の腕を斬り裂く。
「大丈夫ですか? 力を持たない人を捕らえるばかりか、こんな……」
 銀花を救出し、拘束を解こうとするアイリス……だが、その顔が赤く染まる。
 視線の先。戒められた銀花の拘束衣は上半身のみで、下半身はパンツ一枚。その露出ぶりに、ゾクッ、と背筋が熱くなる。
「あ、あの、あまり……」
「す、すみません、そうですよねっ」
 流石に恥ずかしがる銀花の言葉に我に帰るアイリスだが、気を取られた隙に、別の邪教徒が彼女の纏うコートに手をかけた。
「この、やりやがったなっ」
「あっ!?」
 グイッ、と引っ張られ、乱れるコート。その下から垣間見えるのは……肌色。
「……お?」
 邪教徒の視線が興味と好奇に染まる一方、アイリスの身体がさらに熱くなる。銀花は下着だが、アイリスの方は。
「なんだ……そういうのがお望みって訳か」
「ちがっ……んんっ!?」
 銀花の姿で想像してしまっていたアイリスに、もはや抵抗の意志はない。自分もあんな風に、いや、自分ならもっと。
「だったらこっちに来いよ。たーっぷり、見世物にしてやるからよぉ」
「あ、だめっ……」
 抱き竦められ、その身体に手が這う。拒絶出来ないまま連れていかれるアイリスのコートがちらちらと捲れ、視線が向けられる度に、身体が熱くなる。

「やれやれ、無様なものだねぇ……」
「ああ。全くだな」
 2人の姿を、監視カメラを通してモニターで見つめる、人型の眷属。邪教徒よりも地位が高いであろうその相手に抱かれながら、イングリッドは艶かしく身体を寄せる。
「だが、私も……試合となればあのような姿を見せてしまうのだろうか?」
 豊かな肢体を押し付け、色気を纏った表情で視線を向ける……だが、その赤く揺れる瞳から溢れるのは、吸血鬼の魔力。
「それは……怖いな。だから……何か試合に必要な事があれば、教えて欲しい」
「ああ、もちろんだ。まあ、やはりバニー達の腕に気をつける事だ。特別な仕掛けやルールがない分、アレ頼りな所があるからな」
 ペラペラと口を滑らせるのは、彼女の魔眼によって魅入られているがため。アイリスが媚びているように見えて、落ちているのは眷属の方だ。
 それでもこのような演技をするのは、周囲の眷属達をごまかすため。あくまで『アイリスが色気で取り入っただけで、主導権は眷属にある』と思わせなければ……邪教徒や眷属達に、一斉に襲われる事になるだろう。
「ちっ、上手くやったもんだな。試合までとはいえ、あんな良い身体した女をよぉ」
「っ……」
 だが、周囲の眷属や邪教徒達が、羨望の混じった下卑た視線を向けてくると、その度にアイリスの身体がピクリと震える。
 特に豊かな胸に絡みつく視線が、整った顔立ちを崩してやりたいと言う欲望に満ちた視線が、強く感じられて。
(下衆どもめ……)
 それを嫌悪だと認識する彼女は、視線にさらされた身体が徐々に熱を帯びている事に、まだ気づいていない……。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​

フランチェスカ・ヴァレンタイン
セキュリティやトラップの類ですかー…
…据え付けられたものであれば、ええ。物理的に無力化とか、いかがでしょう?

念動アンカーで壁や天井に這わせた爆導索で片っ端から適切に処理していきましょうか、と
爆破音で集まってくるであろう眷属の群れも、斧槍と砲撃で全てなぎ払って差し上げます…!

ええまあ、この程度でしたらそうそう後れを取ったりなどは
仮に捕縛されてる方を見掛けても、それはその方の作戦でしょうしねえ…?

とはいえ結局何らかのハプニングが起きて、
他の方と一緒に眷属の群れに別の意味で群がられたり、捕縛(意味深)に巻き込まれたり。
…いつも通りなアレな目に遭うような気がしなくもありません?

※ハプニング内容はお任せ


グァーネッツォ・リトゥルスムィス
危険な突入戦だが、犠牲者を増やさない為にもオレも覚悟を決めるぜ!

立塞がる敵も壁も怪力で粉砕していくぜ
オブリビオンではない人間にはUCで
「邪神復活の手助けをしてはいけない」という破ったら気絶する
ルールをつけて無力化を狙うぞ

でも監視カメラでオレの暴れっぷりに目をつけられ、
試合参加させる為に倒されてもマヒ毒をばら撒く触手を送りこまれて、
マヒで動けなくされちまう
試合に出される前に健康診断として体の外側も内側も弄られ、
大量の白濁液もぶっかけられ注がれながらリングまで運ばれる
「やめりょ、きもちよくさせりゅなぁ♪」

……そんな野生の勘が突入中にするが、
マヒ毒ごと吹き飛ばせば余裕だぜ!(空調装置を見過ごす慢心


原宮・早月
ひどいことする邪神教団は潰さなきゃね…!
というわけで地下格闘場へ突入するよ。

…けど、突入して暫くすると、頭の中がぼーっとして、あまり物を考えられなくなって。
それに、なんだかだんだん身体が熱くなって…もじもじしてきちゃう。
(理性減退の呪いと催淫瘴気を受けた模様)

その状態で触手を見れば、自分から身体を捧げて。母乳の溢れる胸も、前後の穴も全部使ってもらっちゃう。
人間の邪教徒に会えば、この身体で誘惑しつつ、男の人の部分にボクのおっぱいでご奉仕してあげる。
母乳塗れのおっぱいで包み込んで扱きあげて、出てくるものを飲み干して…
その後はもちろん、それ以上の行為もして…

最終的には、捕まっちゃうと思う。


秦田・麻弓
捕まった場合のリスクっていうと…装備が持ち込めないとか、衣装が大変な感じになるとか、やられ放題になりやすい感じとかでしょうかっ

でもほら、案内してもらった方がそれ以上のリスクを負うこともないですし、ここは一つ、甘んじてやられて…いや作戦です作戦、試合でもその方が油断を誘えるでしょうし…

ユーベルコード仕様で思い切り誘惑おびき寄せ、大きなダメージ追わないように刺激したり興奮させたりしないように…あ、でもそういう刺激とか興奮とかなら積極的に受け入れる形で油断させて、試合内容がより期待されるように煽って見せます。作戦作戦。

この調子なら、リングに上がる頃にはちゃんと立てないくらいに準備万端に…へへ



「うぉぉぉ、粉砕するぜ!」
「まあ、物理的なトラップなら、物理的に無力化とか、定番ですわよね?」
 グァーネッツォの拳が、フランチェスカの爆導索が、乱暴に壁を打ち砕き、罠を破壊する。
 当然音を聞きつけて眷属達が集まって来るが、フランチェスカの斧槍と砲撃で近づかせない。
「邪神復活の手助けをしてはいけない!」
「ぐぁっ!?」
 仮に近づいてきた所で、グァーネッツォが巨大剣で審判の誓約を負わせれば、無力化される。
「うわぁ、乱暴だねぇ……」
「ええまあ、この程度でしたら、そうそう後れを取ったりなどはしませんわ」
 驚き呆れる様子の早月に平然と答えながら、眷属へ砲撃を撃ち込むフランチェスカ。
「それじゃあこの調子で……ぬぉっ!?」
 だが、そんな好調な進撃にグァーネッツォが気を抜いた瞬間、壊した壁の向こうから触手が飛びかかって来た。あっという間に絡め取られると、その口に先端をねじ込まれる。
「む、むぉ……こりぇ、は……からだ……うごかな……」
「まさか、毒持ち? 警戒の必要がありますわね……!」
 近づくと危険と判断したフランチェスカは、すぐさまワイヤーを飛ばしてその触手を絡め取り、グァーネッツォから引き剥がす。
「ふぉ……かりゃだ……うごかな……」
 小さな体にマヒ毒が回り、ふらつくグァーネッツォ。気合で毒を振り払おうとするが、むしろどんどん動きが鈍る。
「大分強力な毒なのでしょうか……」
 その様子に警戒を強めながら、慎重に触手を焼き尽くそうとするフランチェスカ……だが、横から伸びた手がその触手を奪う。
「ふ、ぁ……ぁ……だめ……これ……ボクの……」
「っ、これはっ!?」
 明らかに正気と理性を失った様子で、喜悦の表情と共に触手を自ら身体に絡ませ、貪らせていく早月。大きな胸に絡みつかせ、服を引きちぎらせていく。
「まさか、触手は囮……く、はぁ……!」
 フランチェスカもまた、ガクンと力が抜ける。火照る身体、蕩ける思考。それが、空調設備から流れて来た催淫瘴気のためだと気づいた時には、もう遅い。
「はっ……ぁっ、はぁっ……だめ……今……来られては……ぁっ……」
「すっかり出来上がっちまったみたいだなぁ?」
 無力化されたと見て迫って来る邪教徒達。それを見ても、武器を構えるどころか、抗う事すら出来ない。
 いや、むしろ自ら身体を晒すように、脚を広げてしまう。
「はぁ、はぁ……使って……ボクを全部使ってぇ……」
「ふぉぉぉ……きもひ……きもひよくなりゅぅ……」
 早月とグァーネッツォも同様だ。男達の欲望を前に抗えず……抗う事すら考えられず、ただそのはけ口にされていく。
「う、うわぁ……大変な事になってますね……」
 そんな彼女たちを助けにやって来た麻弓。……いや、助けに来たというか、嗅ぎつけて来たと言うか。
「いや、ほら、案内してもらった方がそれ以上のリスクを負うこともないですし……だから作戦。作戦ですよ……」
「何ぶつぶつ言ってんだ、おい?」
 誰にするでもない言い訳を口にしながら、さりげなく艶めかしいポーズを取る麻弓。そんな彼女に誘われ、当然男たちは彼女にも迫って来る。
「こうして惹きつける事で、皆さんの負担を少しでも減ら、んやあっ……♪」
 無意味な言い訳を遮るように、大きな胸を乱暴に鷲掴まれる。甘い声を溢れさせ、身を捩り喘ぐ麻弓。
「はっ……あんっ、ダメ……そんなに……しないで、ください……」
「そう言われてもよぉ……仕方ないよなぁ、仕事だし……くくっ」
 明らかにそう思っていない誘い受けに、明らかにそう思っていない口実で応える邪教徒達。
 この場に集まった4人の猟兵達は、皆豊満な肉体を持ち、男達の劣情を誘う者ばかり。所詮邪教の男達だ、欲望の抑えなど効く筈もない。
「ほら、それによぉ。試合に出すなら健康診断しなくちゃいけないよなぁ?」
「りゃ……りゃめ……そんな……とこ……みりゅ、なぁ……」
 ドワーフの低身長のせいか、特にマヒ毒が強く回ってしまったグァーネッツォが、舌の回らぬ声で喘ぐ。
 4人の身体は隅々まで、念入りに『診断』される。
「ふぁ……ぁ……ボクの……ボクの出てる……からぁ……ほらぁ……そっちもぉ……♪」
 逆に、男達の身体を隅々まで『診断』させられて。特に早月は、濡れた身体を積極的に擦りつけて念入りに診断し、大きく口を広げる。
「んっ……はぁ……はぁ……やめ……ん、ふぅっ……」
 なんとか表面上は理性を保ったフランチェスカだが、その仕草が無自覚に男達を誘う。淡く宿る聖痕と、豊かな肉体。自身が理性を失わずとも、相手が理性を失うほどだ。
「はぁ……はぁ……もぉこんな……事されたら……試合……すごい事、にぃっ……♪」
 そうして、一方的に嬲られる状況下。だが、麻弓は巧みに悶える姿を見せながら、相手の責めを『そちら』の方面に誘導していく。
 捕らえられ、こうも無防備な姿を晒せば、どうされてしまってもおかしくない。
 だが、そこを、肉体を貪らせるだけに留める事で、後に残る負傷を避け、安全に捕らえられようと言う作戦だ。
「やっぱり痛いよりこういう方が良いですよねー……へへ……」
 というのは全部、楽しむための口実な気もするが。
「ああ、これじゃあ、リングに上がる頃には、ちゃんと立てないくらいに準備万端に……んん~~っ♪」
 徹底的に弄ばれ、蹂躙され、腰が抜けるぐらいまで欲望のはけ口にされて。そうしてようやく、4人は試合会場につれていかれる。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​

三千院・操
別に蹂躙される人達のことはどうでもいいけどぉ、ここに来れば『最強の闘士』の子と会えるんでしょ?
きひ、どれだけ強いのかなぁ!
楽しみだなぁ……きひ、ひひひ!

『吹き飛べ』『邪魔するな』
そんな風に呪詛を紡ぐことで障害を突破してくよ!
おれの口が動く限り、おれの言霊は……むぐっ?!

……みたいな感じで、調子に乗って油断するフリをしてわざと捕まろっかな!
痛いのは嫌い! 嫌い、だけど……
なんだろう……この感じ……なんか新しい扉開いちゃいそうなんですけど──?!

こういう『趣味のいい』闘技場のことだし、捕まったら服を剥かれたり別の服を着せられたりするのかな?
ま、楽しみにしてよっと!

※アドリブ・連携大歓迎


美国・翠華
【アドリブオッケー】
…要するに突入すればいいのね…
わざわざ捕まらなくたって…
「ダメダ。ワザト捕マレ。ジャナイト俺ハ手ヲ貸サネェヨ」
…仕方ない…

【突入】
足の速さを利用してスタジアムに突入するわ。
ある程度攻撃を仕掛けて強さをアピールすれば
多分邪教徒の人間も興味を抱くかもしれないわね…

あの日、私を襲った男たちと似たような表情をした
腕っぷしの強い信者に襲われるかも…
そうなったらトラウマで動きが鈍って…
まぁ後は為す術なくいたぶられるハメになるかしら
死なないから…ある程度はいいけど
それに、体内のUDCもそれを望んでいそうだし…耐えてみるわ。
そしたら連れて行かれるかしらね…



「要するに突入すればいいのね……でも、わざわざ捕まらなくたって」
『ダメダ。ワザト捕マレ。ジャナイト俺ハ手ヲ貸サネェヨ』
 翠華の躊躇いがちな言葉に、彼女に寄生したUDCは無慈悲かつ悪趣味な答えを返す。
「ま、良いんじゃない? 手っ取り早いじゃん」
 対して操は、その作戦に大分乗り気で、きひ、きひひと冒涜的に笑う。
「別に蹂躙される人達のことはどうでもいいけどぉ、ここに来れば『最強の闘士』の子と会えるんでしょ? きひ、どれだけ強いのかなぁ! 楽しみだなぁ」
「……はぁ。仕方ない」
 同行者のそんな様に気が滅入るが、どの道、体内のUDCに逆らう選択肢は許されていない。覚悟を決めると、ナイフを構え、一気に駆ける翠華。
「多少は強さをアピールした方が、良いわよね」
「どうかーん。じゃ、行こうか、『吹き飛べ』!」
 操の言霊が遮る邪教徒を薙ぎ倒し、そのまま真っ直ぐに突き進む。
「『邪魔するな』……ってね、おれの口が動く限り、邪魔出来ないよ……むぐっ!」
 愚かしい振りをして、わざと弱みを叫ぶ操。狙い通り、不定形のUDCがその口に巻き付いてくる。
「ん、んむ……ん~!」
「……わかった」
 目と指で、翠華に先に行くように促す操。作戦通りである以上助ける必要はない、彼を置いて駆け出す翠華。
(さて、これで、おれの方は連れてって貰えそうかな……むぐっ!?)
 それを見送る操だが、UDCは口からさらに下、彼の身体にも巻き付いてきた。そのまま全身を包み込みながら、強く圧迫してくる。
(くっ、痛いのは嫌い……!)
 骨がギチギチと軋む。作戦通りとはいえ、厳しい苦痛に顔を歪めるが、悲鳴すら上げられない。
(嫌い、なんだけど……)
 同時に、強く感じる束縛感。全身にぴっちりと密着し、指一本の動きすら自由にならない拘束。
(なんか……新しい扉開いちゃいそうなんですけど──?!)
 それは、初めて感じる体験だ。己の心の変化に困惑する間に、全身を覆い尽くされ、生きた拘束衣が完成する。彼の鍛えた肉体の、筋肉の凹凸すら浮かぶほどの薄い布地。元の衣服は消化され、強い締め付けが直の肌に伝わる。
(うぅ、何、これぇ……変な気分!)
 動きの鈍った彼を、邪教徒達がそのまま拘束。闘技場へと連行していく。

「っ、よしっ、抜けた……!」
 一方、翠華は眷属達を斬り裂いて、なんとか闘技場にまで到達した。途端、客席から好奇と悪意に満ちた視線が集まる。
『オイ、分カッテルダロウナ? チャント捕マレ……オイ?』
 UDCが嗜虐的に呼びかけるが、翠華はそれを聞いていない。その下卑た視線が、彼女の記憶をフラッシュバックさせる。
「……あっ、いやぁ!?」
 トラウマは、力強い邪教徒の男に腕を掴まれた事で、頂点に達する。一度は命を落としかけた、その時の記憶。
「や、やだ……離し……てっ……んんっ!」
 UDCの助けがなくとも、無力な少女のように動きは鈍り、荒々しく組み敷かれ、拳が振り下ろされる。
「ぐっ……うぐぅっ……!」
 試合前の『余興』とはいえ、乱暴に痛めつけられる度に呻きが漏れる。その肉体は不死身だが……間近で突き刺さる嗜虐の瞳が、彼女の心を苛んでいく。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

赤嶺・ふたば
【ミリアさんと参加】
闘技場の強行突破か、危険度は高いが幸い自分の装備は強襲向けだしそこそこやってきた。それに一人じゃない、ミリアさんも一緒にいるんだ。
ちっ・・・なかなか多いな・・・うわっ!まずい敵の攻撃で身体がケーキにっ!それに装備まで!
だが動けるし魔法も使える!まだ終わってない最後まで戦うぞ!
・・・はぁっはあ・・・なんとか勝てた・・・。ただ、かなりマズかった
(アドリブ、絡みOKです)(ケーキは人型のイメージです)


ミリア・プレスティール
【ふたばさんと参加】
ふたばさんと協力して闘技場を強行突破するミリア。敵の攻撃を受けたことでプリンに変化してしまう。
「身動きは取れないけど、ふたばさんの援護なら…!」
相棒の手袋型UDC『ミトン』に指示を出し、ふたばさんの援護を試みる。
※アドリブ、他の方との絡みOK



「退いてっ、さもないとっ……!」
 競技用にカスタムしたセミオートのショットガンから、銃弾をばらまいていくふたば。迫り来る眷属達を退かせ、前進していく。
「流石に強行突破となると危険度が高い……!」
「ミトン、お願い!」
 構わず近づいてくる敵を、巨大な手が叩き潰した。手袋型のUDC・ミトン、それに指示を出すのはミリア。
「ありがとう、ミリアさん。助かる」
「いえ、ふたばさんこそ、一緒に突入してくれて助かります。私達だけじゃ……」
 近づいてきた敵はミトンが、少し離れた敵はふたばが。確実に敵を打ち倒して、通路を進んでいく2人。
「自分もそこそこやってきたんだ、このまま……っ!?」
 長い通路を駆ける途中、曲がり角の向こうから、邪教徒が巨大な鏡を持って現れた。額縁にスプーンとフォークがあしらわれたそれに、嫌な予感を感じて視線を左右に巡らせるふたばだが、周囲に扉もなく、逃げ場がない。かといって、銃弾で叩き割るには距離が少し遠い……。
「ちっ、これはまず……うわぁっ!」
「な、何っ!?」
 鏡から、強力な光が迸り、それが2人の全身を包み込む。眩さに目を細めて身構えていると、光は程なくして収まった。
「なんだ、今のは……ミリアさん、大丈……っ!?」
 ミリアに向き直ったふたばが、目を見開いた。そこに有ったのは、ミリアの顔が浮かぶプリン。身動きもできず、ぷるぷると身体を震わせる。
「ふ、ふたばさんも……」
「え……うわっ!?」
 さらにふたば自身の身体も、ケーキに……こちらは形は人間のまま、動きに支障はないが、触れるまでもなく脆くなっているのは間違いない。
「くっ、装備まで……!」
 銃の方は、間違いなく使い物にならない。ハンドガンやマチェットも確認するが、ふわふわのスポンジでは闘いになるまい。
『グルルル……』
 そんな2人に、眷属の獣が近づいてくる。そのギラつく目から感じるのは、食欲。
「っ……だ、がっ……魔法だって使えるっ、まだ終わってない!」
 近づかれ喰い付かれれば危険な状態。飛びかかってくる獣めがけて魔法弾を飛ばし、爆発で吹き飛ばす。
「火力を集中させるっ!」
「ミトンもっ……お願いっ、私の代わりに、ふたばさんを!」
 プリンとなって動けないミリアも、ミトンに指示を送る。UDCであるためかお菓子に変わっていなかった巨大な手袋が、獣達を壁に叩きつけ、叩き潰した。
「これでっ……どう、だっ……!」
 ミトンが道を開いた所で、ふたばの魔弾が鏡に叩きつけられる。音を立てて割れる鏡。
「っ、はぁ……良かった……ありがとう、ミトン」
 プリンから元の身体に戻り、ほっと胸を撫でおろすミリア。
「なんとか勝てた……ただ、かなりマズかったな……」
 策が失敗に終わった事を悟り、逃げていく邪教徒達を見送りながら、ふたばも深く息を吐き出した。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

彩波・いちご
【恋華荘】で参加

「トラップが多いみたいですから、気を付けてくださいね?」
同行してるアルテミスさんにそうやって注意をしますけれど…多分いつものパターンだとこれはフラグですよね?

とりあえず敵に会わないように慎重に歩を進めていたのですが、気が付いたら触手トラップに絡まれて、彼女ともつれ合うように宙づりに…
「だ、大丈夫です…今なんとか解き…ますから」
とはいうものの、もがけばもがくほど、色々触ったり揉んだりといつものお約束に
「あうぅ…」

そしてそうやってくんずほぐれつしているうちに教団員に見つかって捕まってしまい、試合に強制参加させられるのでした
潜入の手間は省けたという事にしておきましょう…


アルテミス・カリスト
【恋華荘】
いちごさんは女の子

「違法地下闘技場など許すわけには行きません!
この正義の騎士アルテミスがきゃああああっ!」

恋華荘の仲間と会場に潜入しようとしますが、
仕掛けれられていた触手トラップに引っかかり
いちごさんと一緒に宙吊りにされてしまいます。

触手は騎士の天敵。
大ピンチです。

「こ、この程度、引きちぎれば……
って、ひゃんっ、いちごさん、変なところ触らないでくださいっ」

触手から脱出しようともがけばもがくほど
触手は絡まってきて、いちごさんとは密着していってしまい……

「やっ、下着の中にっ……」

素肌を撫でる感触は、触手のものか、
それともいちごさんの指か、はたまた……

そのまま教団員に連れ去られるのでした。



「トラップが多いみたいですから、気を付けてくださいね?」
「大丈夫です、いちごさん!」
 気遣って声をかけるいちごに、アルテミスは自信満々に胸を張る。
「違法地下闘技場など許すわけには行きません! この正義の騎士アルテミスがきゃああああっ!」
「やっぱりいつものパターンだったー!?」
 いちごが薄々予想していた展開と共に触手トラップを起動させてしまう2人。その脚に絡みつかれ、もつれ合うように逆さに吊り上げられる。
「くっ、しょ、触手は騎士の天敵っ……ですが負ける訳にはっ、あああんっ!?」
 もがけばもがくほど、触手が絡んでくる。より複雑にもつれ合い、身体に触れる感触に喘ぐアルテミス。
「こ、この程度っ……引きちぎって……あんっ、だめ、そこはっ……」
「あ、アルテミスさんっ、動かないでくださいっ!?」
 身体を撫でるのは触手ばかりではない。もがくほどに絡み合う相手の身体が、互いを刺激しあう。アルテミスの胸が擦りつけられ、顔を赤らめるいちご。
「い、今なんとか解きますから……あっ!」
「はあんっ!」
 引き剥がそうとするものの、触手をつかもうとした手が胸をむぎゅりと握り締めてしまう。声を上げ身体を跳ねさせるアルテミス。
「ご、ごめんなさい、でも……あっ」
「ひゃあんっ……い、いちごさんっ……!?」
 触手のせいで身体の自由が効かない上に、アルテミスが激しく動き回るせいで、手の狙いが定まらない。手放そうとしても揉んでしまったり、と思えば別の場所を握ってしまったり。
「へ、変な所……触らないで、ふぁ、ああんっ!」
「ほ、本当にごめ……んんっ!?」
 一方のいちごはいちごで、より強くアルテミスの身体が絡んで来て押し付けられると、平静ではいられない。いろんな所に柔らかな感触が押し付けられ、かといって引き剥がそうとすれば握ってしまう。
「やっ、下着の中にっ……い、いちごさん、女同士なのにっ……」
「そ、それはわたしじゃありませんっ……!?」
 無論、互いのみならず、触手もその身体を刺激する。アルテミスのより際どい部分に入り込んでくる触手。
「……それは、触手の仕業で……あっ」
「あああんっ!?」
 そしてそれを引き抜いてあげようと伸ばした手が、滑って触手に先んじたりもする。
「いや、これはその……んっ、わ、わたしの方にもっ……!?」
 いちごだって、アルテミスのことばかり気にしている余裕はない。触手から逃げようと激しくもがく。そしてもがく度にその身体が、その手が、アルテミスを刺激してしまう。
「やっ……あ、あああ、だめっ……もう、だめです、いちごさんっ……」
「あ、アルテミスさんっ、これはっ……あああっ!?」
 お互いに、お互いの身体を刺激しあってしまい、必死になって逃れようとするほど、余計に絡み合う。
 ……絡み合っている間に、いつの間にか邪教徒によって触手ごと運ばれていく事に、気づく余裕すらないほどに。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​




第2章 集団戦 『欲望教のバニーガール』

POW   :    貴方の欲望、開放しませんか?
質問と共に【対象の抑え込んだ欲望を引きずり出す腕】を放ち、命中した対象が真実を言えば解除、それ以外はダメージ。簡単な質問ほど威力上昇。
SPD   :    その欲望を満たすモノはこちらにごさいますよ?
いま戦っている対象に有効な【対象の欲望を満たすモノ(生物非生物不問)】(形状は毎回変わる)が召喚される。使い方を理解できれば強い。
WIZ   :    あなたの素敵な欲望を少しいただきますね?
【相手の抑え込んでいる欲望】の感情を爆発させる事により、感情の強さに比例して、自身の身体サイズと戦闘能力が増大する。
👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


『ご来場の皆様にお知らせします。大変長らくおまたせしました、本日の『試合』を開始いたします』
 薄暗い客席に囲まれ、唯一照らし出されたリング。その上に、猟兵達が運び込まれる。
『本日の挑戦者は、この闘技場に潜入し捕らえられた愚かな侵入者。まあ何人かは自力でここまで辿り着いたようですが……』
 リングの反対側から現れるのは、バニーガール達。一見愛らしく見えるが、その瞳は悪意を感じさせ、何より、その耳が禍々しい。
『我らが欲望教のバニーガール達を前に、この侵入者達は何分間逃げ延びる事ができるでしょうか。お手元のコンソールよりベッドも受け付けていますので、どうぞ振るってご参加くださいませ。それでは――試合を開始します!』
 猟兵達を賭けの対象にすらしている、観客達の視線を浴びながら、禍々しき試合開始のゴングが鳴り響いた。
美国・翠華
【アドリブOK・暴力要素多めで化】
死なないとはいえ…あの後で戦うのはきついわね…
なんだか嫌な思い出が…蘇りそうよ…
その兎…やっぱりどこかで見たことが…

そんな事はいいわ…叩くわ
衝撃波と怪力を織り交ぜたナイフの攻撃を仕掛けていく
ユーベルコード発動をすることがなければいいけど…
もしそうなったら武器の力を開放させて
民間人以外は好きにさせてあげる…

(私の中にある僅かな欲望…四肢をX字に拘束されて封じられて
本来余裕の相手…民間人の手で袋叩きにされる…
そんな願望が私の中にあるなんて…言えない…)


リルラ・メローメイ
【アドリブOK・NG脱衣】
「うぅ~離すしぃ」
物陰に隠れて侵入しようとしたけど見つかってマヒ毒を流し込まれた上で人形を奪われた状態で試合会場に連れてこられる

試合中はマヒで鈍った状態で攻撃するものの反撃で四肢をそれぞれ別の恥ずかしい関節技で極められ折られてしまい、最後は関節技を受けたまま、尻小玉を抜かれた記憶を思い出されて具現化した手でじっくりと時間となぶる言葉を掛けられて尻子玉を抜かれてギブアップする前に締め落とされちゃうかもぉ

最後はロープに投げつかれて観客に見せつけられるように十字架ポーズで失神した姿を晒しちゃうかも
(ここまでで試合時間は1分以内ぐらいで最速落ちかも)


日和見・カナタ
な、何とか辿り着けました…!
ダメージはありますが、ここまで来たらあとは暴れるだけです!
オブリビオンを目論見ごと打ち砕いてやりましょう!

まずは【メルティアサルト】で自分を強化します!
【ダッシュ】で相手を避けながら、【属性攻撃】で熱を乗せた拳でバニーガールたちを【なぎ払って】いきますよ!

…それにしても、あのバニーガールが取り出した魔道具、気になりますねー。
見たことの無い形状ですし、珍しいものかもしれません。
戦闘中ですが、なんとか手に入れることは──あれ?
私、どうしてこんなに執着しているんでしょうか…?

(隙を突かれてサブミッションをかけられる形でお願いいたします)
【アドリブ・協力歓迎、NGなし】


火奈本・火花
「目的は達しましたが、これは少々想定外ですね……」

■状況
気付けば強制的にリングの上か
服装も……コスチュームなのだろう。撮影用の水着のような、露出の多い薄着に変わっているな。銃ももちろん無いか

「この程度で、我々をどうにか出来ると思うなよ」

■戦闘
体力も減っていない最初の内は逃げられるだろう
ヤドリギの一閃でバニーガール達の耳を切り落としながらリング上を逃げるつもりだ

だが多勢に狙われれば捕まるか
最初の内は真実を否定するが、それで四肢を折られる大ダメージを受け観客を沸かせる

最後は「痛みや屈辱が快感である」という欲望を引き摺り出され
逃げた事で集めた視線を浴びながら、衣類をはぎ取られ
徹底的に虐げられそうだ


フォーネリア・ディヴィヤトリウム
武器と着物を奪われ、身に纏うのはレオタード状の肌着と手袋・足袋のみの姿

……ッ、邪な視線に囲まれて…触れられてもいないのに、肌を撫でられているかのよう。
このような悪意に満ちた場…許されてはなりません。
今は、眼前の敵に集中しなければ――……!?

拡大される欲望:「他者に見られている中で虐げられること」への無自覚な期待
「傷付き苦しむ人々の助けとなりたい」という願いに偽りは無いものの、数えきれぬ献身の中で芽生えた、自身も意識せぬほど小さな…ほんの僅かな被虐の欲。

あ、ぁ――違う、違います…!
そのような欲、このような姿…決して、決して私の望みなどでは――!

(NGありません・アレンジ等お好きな様にどうぞ)



「うぅ~、離すしぃ……」
「辛そうですね、大丈夫ですか?」
 リングに投げ込まれたリルラ。武器である人形は全て奪われた上、マヒ毒を流し込まれて満足に身体が動かない。そんなリルラの姿を、バニーは嗜虐の笑みで見つめる。
「う、うるさいし、黙っ……あああっ!」
 屈辱を噛み締めて殴りかかるが、当然あまりに弱々しい。易々と受け止められ、両腕が相手の脚の間に挟まれる。
「な、何する……ひぎぃぃっ!?」
 次の瞬間。ゴキリ、と音を立てて、リルラの腕が曲がらない方向に捻じ曲げられた。
「私の股より弱いなんて、恥ずかしくないんですか?」
「っ、あっ……あっ、ああっ……い、言うなしぃ……」
 蔑む言葉に恥じらう暇もなく、股裂き。スカートの中身を見せつけさせられた上、今度は股関節がゴキリ、ゴキリと音を立てる。
「う、うぁ……あっ……やぁっ……」
「この闘技場の最短試合記録、かも」
 ウサギの頭部腕で引きずり起こされ、首が股に挟まれる。息が出来ず、四肢も動かず、顔を真っ赤に染めるリルラ。
「っ……やっ……!?」
 そんなリルラの尻を撫でる、何者かの手。欲望から具現化されたそれは、以前の依頼の忘れられぬ記憶……。
「ま、まさ……かっ……や、め……」
 ギチギチと首を締められ、拒絶の声も出せない。手は、そのままリルラの尻を探り。
「――はぎゅっ……!?」
 尻子玉を抜かれ脱力した瞬間、首にバニーの腿が食い込み、その意識が消失した。
「はい、46秒。……1分持たないとか、恥ずかしくないんですか?」
 失神してなお投げかけられる侮蔑の言葉。そのまま投げ捨てられ、十字架ポーズで失神したその姿と、客席からも罵倒が浴びせられる。
「はい、皆さ~ん。皆さんもこんな風に無様な姿になってもらいますので、覚悟してくださいね~?」
 パンパン、と手を叩き、リルラの身体を小突きながら猟兵達に声をかけるバニー……その姿は確実に、何人かの猟兵から動きの精彩を奪い去る。
「っ、ふん……その程度で、我々をどうにか出来ると思うなよ」
 例えば、火花。コスチューム代わりの露出の多い水着を着せられ、武器を奪われた彼女は、ヤドリギでバニー達の頭部腕を刈り取り、巧みに立ち回っていた。
 だが、リルラの折れた四肢を見た瞬間、その手元が鈍り……その隙に、複数のバニーに飛びかかられる。
「っ、しま……は、離せっ……」
「離すわけないです……いいえ」
 押し倒され、四肢を一本ずつ捉えられる。そして、まずは右腕に負荷がかかり。
「……離してほしくないんですよね?」
「あがぁっ!!?」
 バキッ、と音を立てられ、その喉から悲鳴が迸る。
「そ……そんな……訳……あああっ!?」
「本当に?」
 次いで、右脚。そこから感じる熱は、痛みのため……だけではない。
「こうして、捕まって、何も出来ずに」
「腕や脚を、へし折られて」
「痛いのに……悔しいのに、でも……」
 バニー達は楽しそうにその顔を覗き込み、汗を滲ませる火花の顔をしっかりと覗き込むと、残りもボキリ、ボキリとへし折って……。
「――気持ちいいんでしょう?」
「がっ……ああああっ……そ……そんな……訳、がっ……」
 解放されても、四肢が折れては立ち上がれない。尺取り虫のように這いずって逃げる姿が嘲笑を浴びる。……だと言うのに、身体が熱い。
「もっと、気持ちよくしてあげる」
「っ……やめ……ろっ……ああっ……」
 嬲るように、その水着が徐々に剥ぎ取られていく。一気に脱がされはしない。だが、剥ぎ取られた所に視線を浴びる度、体温が増し、思考が蕩けていくように感じられる。
 そんな観客からの邪な視線を受けて身体を熱くするのは、フォーネリアもだ。
「集中……集中、しなければ……」
 服を奪われ、レオタード状の肌着と手袋・足袋のみとなったその身体。そこに視線が這い回る度に、ゾクリと身体が震える。
「このような悪意に満ちた場……許されては……」
「嘘、ですよね?」
 ぴしゃんっ、と尻がバニーの頭部腕に引っ叩かれた。乾いた音と鞭撃たれるような痛みと共に、身体が大きく仰け反り強張る。
「ひぐっ……」
「嘘は、いけませんよね?」
 その隙に、両腕、両脚を拘束される。いわゆる吊り天井固めの体勢……それは、全身に激痛を走らせると共に、その豊満な肢体を晒し者とする関節技。
「慈愛に満ちた、心優しいあなたが。嘘はいけないですよね?」
「あ、ぁ――違う、違います……!!」
 全身が軋み、骨が悲鳴をあげる。だと言うのに。視線が集まる度に、身体が熱くなる。
「自らを省みない献身? 違いますよね、虐げられても良いんじゃない、虐げられたいんですよね? それを、見られたいんですよね?」
「そ、そのような欲、このような姿……」
 それは、フォーネリアの心の中、ほんの片隅の小さな欲。だが、その欠片を、バニーは容赦なく増幅する。
「決して私の望みなどでは……ふぐぅっ!」
 晒された肉体めがけ、頭部腕が次々と突き刺さる。横乳を殴られて揺さぶられ、脇腹を殴られて悶絶し、尻をはたかれて悲鳴が上がる。
「違う……こんな……違いますっ……んぐぅっ!」
 いくら否定しても、フォーネリアの身体は熱で火照り、疼き。
「――ほら、みんな見てる」
「っ……ああっ……」
 無数の視線が無遠慮に体を舐める度、本当に舐められているような感覚を覚え……もはや触れられずとも、その身体は激しい快楽に跳ね上がってしまう。
「くっ、劣勢ですね……!」
 周囲で他の猟兵達が虐げられる度、危機感を露わにするカナタ。痛めつけられながらも自力で到達した彼女はまだ余裕があり、リングを所狭しと駆ける。
「でも、私は捕まりませんよっ!」
 他の猟兵を救出する暇こそ無いが、近づくバニー達を赤熱する拳で殴り飛ばし、近づけさせない。
「このまま、オブリビオンの野望を打ち砕いてやりますっ!」
「厄介ですね、でも……」
 殴られまいと、バニーは咄嗟に魔道具を取り出して盾にした。それを見たカナタの拳が止まる。
「なんでしょう、それ……見たことの無い形状です」
 冒険少女の好奇心が、強く擽られる。もっと見たい、もっと知りたい、もっと欲しい。それしか考えられなくなる。
「……欲しいですか?」
「はい、欲し……いぃっ!?」
 そうして、無防備に伸ばした手が絡め取られ、ねじり上げられた。うつ伏せに引き倒され、背中に腕がねじり上げられる。
「っ……はっ……わ、私は何をっ……ああああっ!」
 その痛みで我に帰るが、すでに抑え込まれて逃げられない。義腕と身体の境目、肩の関節が絞り上げられると、軋む音と共に激痛が走る。
「あなたの欲望には……攻撃出来ない」
「っ……ぐっ、うぅっ!?」
 好奇心と物欲を引き出されていたのだと、気づいた時にはもう遅く、四本の腕で固められては、いくらもがいても抜けられない。さらに身体がエビ反りになると、背骨にも激痛が走る。
「が、あああっ……折、れっ……」
「簡単には折りませんよ。……同じくらい痛いですけど」
 肩がさらにねじれる。背骨が曲がらない方向に曲がる。全身に痛みと言う名の電流が走り、カナタの身体が痙攣する。
「この辺は、あとは貴方だけです」
「っ、はぁっ……はぁっ……く……」
 周囲の猟兵全員が劣勢になった事で、複数のバニー達に取り囲まれ、追い詰められる翠華。ナイフを手にここまで戦い抜いてきたが、ただでさえここに来るまでのダメージもある。身体が、重い。
「何……なの……」
 加えて、目の前のバニー達に感じる既視感。それが何かは思い出せない。だが、とても嫌な。とても忌々しい何か。
「っ……こうなったら……仕方ない……」
 ともあれ、このままでは敗北は免れない。覚悟を決め、彼女は己の身体をUDCに明け渡そうとする。
「民間人以外は、好きにさせてあげる……」
「そうですよね、民間人を攻撃されたら困りますよね?」
 だが。その身体を支配したのは、UDCではない。
「な、何……あっ!?」
「だって、民間人はあなたの欲望を満たす者なんですから」
 欲望が形を為す。翠華の背後にX字の拘束具が姿を現し、四肢を拘束する。
「な、何を……何を言ってるの……くっ、どこへ、連れて……!?」
 動けなくなった翠華を、バニー達は持ち上げ、リング外へ連れていく。下卑た笑みを浮かべる観客達の元へ。
「くっ、やめ……何をする気、やめ、ぶぐっ!?」
 観客の男の拳が、翠華の無防備な腹に突き刺さった。唾液を吐き出し悶える。
「う、ぐ、何を……ぶっ!?」
 次いで、別の男の拳が、頬を。首が捻じ曲がるような痛み。
「ごっ……がっ!?」
 観客達が行列をなし、一人ずつ、彼女に拳を、時には蹴りまでも叩き込んでいく。その度に苦痛の呻きが、涙が、唾液が、血が飛び散る。
「本当なら、こんな相手、余裕であしらえるのに……悔しいですか? ……それとも、嬉しい、ですか?」
「ぐ、ぶふぅっ……」
 バニーの言葉にも、言い返す事すら出来ない。痣が全身を彩り、内臓が悲鳴を上げる。
「さあ、本当は強い女の子を、今なら一方的に暴行し放題です。楽しんでくださいね!」
 バニーらしく観客に笑みを浮かべてアピールする翠華。行列はどんどん長くなる。
 絶望が……欲望が、満ちていく。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

原宮・早月
あぁ…こんないっぱいの人に見られてる…ボクの、こんな恥ずかしい格好…
(先程服を脱がされたため現在全裸)
…ダメ、ちゃんと戦わないと…!

…でも、ボクの欲望…見られながら恥ずかしい目に遭わされたい欲望で、敵が巨大化して。あまりにも大きくて、ボクの欲望の強さをそれで悟られて余計に恥ずかしく…。

そのまま敵に捕まって、身体を観客に向けて見せ付けるような形で拘束されて。
胸を揉まれてお乳を噴く様子も、触手や男の人のモノが前後の穴に銜え込まれる様子も、思いっきり見られちゃう。
そして、それが堪らなく気持ち良くって、何度も達しちゃう姿や、だらしなく緩みきっちゃった顔、もっともっととおねだりする様子まで全部…。


フランチェスカ・ヴァレンタイン
(前章の結果、散々”準備運動”させられたのが明白な状況かと)

ええまあ、あの人数は少々骨が折れましたが……突入自体は成功です、かね?(目逸らし
あとはどうにか隙を作って予備の兵装を…!

サブミッションの組み付きへは見切りと蹴り技で巧みにいなし、捌いていきましょう
相手が距離を取ればUC:ホーミングシフトの光焔騎槍で一体ずつ灼き穿ち、確実な処理を心掛けます

順調に進めていたはずが、気がつけば観客席にまで色々と丸見えなとても恥ずかしい格好で逞しい男達に抱え上げられていて
周りを囲むように追加で召喚される”欲望を満たす”男達への率直な感想を異形の腕で引きずり出されてしまえば、あとはもうお察しください的な有様に?


秦田・麻弓
ケガとかはしてないですけど、まあ色々されたのでまともに戦える状態ではないですねー…とりあえずはい、頑張って耐えます、ええ、耐えます。

欲望が引きずり出されるっていうとお客さんに見せつけるようにがっちり極められてそのまま色々触られたりとか、リングロープで捕縛されて触られたりとか、散々やられてから客席に放り込まれて入れたり出したり出されたりとか…こ、これは大変ですね、読み取られちゃったら大変ですよね…っ
なのでバレないように口には出しませんよ、読み取られるのは仕方ないですけどっ

あともしもお客さんとか他の猟兵さんとどうこうなったらユーベルコードは全開で…あ、いや、制御できないように仕向けられちゃって。


アイリス・メルクーリ
●欲望:露出願望

捕まってリングに上げられてしまいました…
コートは今は閉じてますが…ぬ、脱がして見世物として、楽しむつもり、なのでしょうか…あぁっ

腕に捉えられたら、以後は【選択UC】で強化する為、【存在感】を出しつつも敵の思惑通りに敢えて乗って行きます
恥じらいつつ小声で裸を大勢に見られたい事を告げます

有効な欲望を満たすモノは異性の人複数。
コート捲ったり下から少しずつ開かせてストリップショーをさせられ、カメラで至近距離や足元から撮られて恥じらいつつも高揚します

敵の戦闘能力が増大したら【選択UC】で強化してバニーに挑みますが最終的には負け、完全に見世物にされてしまいます

修正、アドリブ等大歓迎です。



「あぁ……こんないっぱいの人に見られてる……」
 服を全て奪い取られ、リングに上げられた早月。突き刺さる視線が身体を熱くする。
「ダメ、ちゃんと戦わないと……!」
 恥じらい、身体が自由に動かない。そんな動かない身体が、いきなり抱え上げられる。
「え、何っ……あっ!?」
「どれだけ欲望があるんですか、あなた……?」
 それは、早月の欲望を糧に巨大化したバニーだ。早月より遥かに大きなその姿は、早月の欲望が大きいと言う証。
「は、離し……て……」
 それを見せつけられれば、拒絶の言葉も鈍る。腕を捕まれ、隠せない身体を持ち上げられ、客席に晒し者にされる。
「いや……み、見ないで、ぇ……」
「そんな事を言って、喜んでいるんでしょう。……ね?」
 その言葉は、早月だけに言った訳ではない。ちらりと横目で見られ、ビクッと身体を震わせるアイリス。
「あぁ……」
 敢えて脱がされず、そのまま着る事を許されたコートを、両手で抑える。だが、早月の姿から目が離せない。あんなに見られている、あんなに曝け出している、あんなに……。
「羨ましいですか?」
「っ……!!」
 耳元で別のバニーに囁かれ、その頭部腕が身体に触れる。強張る身体の内側から、欲望が引きずり出されていく。
「な、何をして……ひっ!?」
 そうして引きずり出された欲望は、人間に形を変えた。卑猥な視線を向ける、男たち。
「や……だ、だめ……見ないで……あっ!?」
 口ばかりの拒絶の言葉は、男たちがカメラを取り出した瞬間には霧散する。もう我慢できない。露出の願望が、抑えきれない。
「み、見ないで……見ないでください……お願い……しますぅっ……」
 言葉ではそう言いながら、コートの裾を差し出し、ゆっくりと捲らせる。ローアングルからのフラッシュが、彼女の身体を熱くする。
「ほら、もっと欲望を露わにして。素直になりましょう。それを……有効に利用してあげるから」
 彼女たちの欲望を糧に、さらに巨大化するバニー達。そこまで大きくなれば、空中で勇戦するフランチェスカへも、手が届くようになってくる。
「くっ、どこまでっ……!」
 巧みにその手を掻い潜り、予備の兵装で光焔を叩きつける。いくら大きかろうと、一体ずつ冷静に、確実に打ち倒していく……だが、欲望で強化されるバニー達全てを相手にするには無理がある。
「しまっ……きゃあっ!」
 ついにその脚を捕まれ、投げ落とされた。観客席へと墜落する。
「つ、ぅ……くっ、あっ……!?」
 痛みに耐えながら身体を起こそうとしたその四肢が、屈強な男に抑えつけられた。脚を広げた恥ずかしい格好を強いられる。
「は、離し……やっ……くっ、これはっ……!」
 元より、試合前に散々に相手をさせられた身体。それを隅々まで晒される、強烈な恥辱が身を焦がす。逃れようともがくフランチェスカだが、バニーの頭部腕がその身体に触れる。
「ひっ……」
 引きずり出されて実体化する欲望は、今まで彼女が見た中でも、とびきり屈強な男達。身体つきだけではない、それは男としても。
「ひぐっ……むっ……ん、ああああっ……」
 自らの欲望で、自らを蹂躙される。何しろ、自分が望んだ快楽なのだ、その凄まじさたるや。
「ほら……言いたい事は?」
「ああっ、良いっ……すごいっ……こんなのっ……こんなの、おかしくっ……んひぃ!」
 素直な感想も引きずり出され、隠す事すら許されない。目を見開き、何度も何度も、その身体が快楽の頂点へと跳ね上がる。
「ふぅ……大分欲望を消耗してしまいましたね。さあ……もっと出してください?」
「はんっ……あっ、は、いぃっ……!」
 フランチェスカを責めるのに欲望の力を消費したバニーが視線を向けた先。そこには麻弓が、身体を跳ねさせていた。
 ロープの触手で身体を拘束されながら、場外に身体を出した状態。磔の全身を触手に徹底的に弄られ……一番大事な部分は観客達へと晒し、蹂躙させる。それでも満足せず、電磁石が金属を引き寄せるように、男達を引き寄せる。その欲望はバニー達にとって、極上の糧だ。
「はぁっ……こ、こんな……て、敵の手助けをしちゃうなんて……ひ、ふふっ、んっ!」
 口ではそういうものの、誰もそれを信じない。バニー達は麻弓の隠した欲望を、全て容赦なく引き出しているのだから。
「はひぃっ……はっ、あっ、こんなにっ……はああんっ!」
 元より、試合前からまともに闘いの余力など残していない。欲望を引き出され、欲望を満たされ、欲望を吸い取られて糧とされる。
「ほら、あなたも混ざりなさい」
「あっ……!」
 晒し者となっていた早月も、その横で触手に絡め取られる。二人並んだ磔姿、麻弓に誘われたが近づけなかった男たちは、すぐにそこへ群がっていく。
「んむっ、ふぅっ、ふぐっ……んっ、ん~~~っ!」
 突き上げられる度に身体が跳ね上がり、注ぎ込まれる度に身体が熱くなる。その熱を胸から、あるいは下半身から吐き出す度に、何度も何度も悲鳴が漏れ……その悲鳴を漏らす口にすら、触手によって塞がれる。
「む、ふぉっ……むぅっ……もっ……ろぉっ……」
 それでも足りない、まだ足りない。卑しくねだるその様を、もっと見てと強く求める。顔も、身体も緩みきり、すっかり蕩けてしまう。
「はぁ……あっ……だ、大丈夫ですか……あ、あんっ……」
 そんな早月を気遣う素振りを見せながら、その実、より一層に身体を晒す麻弓。むしろ競うかのごとく、男達を招き寄せる。
「これは……他の人を守るため……ぇっ……♪」
「むぎゅっ……はぁ、もぉっ……やめっ……こんなっ……無理、ですわっ……」
 無論、そんなものは口実で、むしろ早月の分までどんどん招き寄せる……それでも足りず、リング下で嬲られるフランチェスカにまで、男達がたかっていく。
「はぁ……すごい……みんな……あんなに、見られ、て……!」
「あなたも、見られたいんでしょう?」
 その間にコートをついに脱ぎ捨てて完全に裸身を晒したアイリスは、バニーの巨大な手に捕まっていた。
 羞恥が彼女に力を与えたとしても、欲望はそれ以上の力をバニーに与えている。勝ち目などない。
「良いですよ、ほら……撮影会です」
「やっ……やっ、だめ……こんなのっ……んん~っ!」
 両手両脚を大きく広げさせられ、たかだかと掲げられたその姿。あらゆる角度から視線が集まり、全身の隅々にまでフラッシュが浴びせられる。
 身体のどこも、見られていない所などない。
「あ、ああっ……ああああ……み、見て……見てぇっ……!」
 それはバニーから引きずり出された欲望なのか、それとも自ら露呈してしまっているのか。自分でもわからないほどに高揚する。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

ベロニカ・ゴールデン
(アドリブ、ピンチシーン歓迎ですわっ!)

くぅ… ここに来るまでにそこそこ殴られてしまいましたし、変なガスもいっぱい吸って頭がボーっとしてますが…まあ私の鋼の体には蚊に刺された程度でしかありませんわっ!
まずはこの不気味な兎達を蹴散らしてから、最強の闘士とやらに挑戦させてもらいますわっ!
おーほほほほっ!

(それにしても資料で見たのですけれど、リューコはなかなか私好みの逞しい肉体をお持ちのようですわね… もしあんな肉体で抱かれたりしたらと思うと…)

…!!
いけませんわ、ヒーローにあるまじき邪念を抱いてしまいました!欲望は一旦気合いで抑えて、弱味を見せないようにしなくては…!!


アリュース・アルディネ
(アドリブやピンチシーン、なんでも歓迎です〜)

うひゃ〜 触手に捕まってここまで来ちゃいましたが、まあ当初の予定通りって事ですかね〜
色んな所がべったべたで気持ち悪いですぅ 早く終わらせてシャワー浴びたいですねぇ。

それにしても敵はぷりちーな兎さんです〜
特に耳が腕になってる所がマガカワな感じがしていいですね〜
倒すのは勿体無いですが、2回攻撃やなぎ払い、UDCプロミネンスの炎でさっくり数を減らしちゃいましょうねぇ

ん、私の欲望を聞いてくれるんですか?
そうですねぇ。今回のボスのリューコさんみたいな逞しい女性の人って素敵ですよね〜
痛いことはあまりされたくないですが、ちょっと抱かれてみたいかも〜 うひひ



「ふぅ……少々キツいですけれど……」
 ここに来るまでに吸わされた変なガスで頭がぼーっとしているベロニカ。ふらつきながらも、その逞しい肉体で構えを取る。
「まあ、私の鋼の体には、どんな攻撃でも蚊に刺された程度でしかありませんわっ!」
「あらぁ、頼もしいですねぇ」
 アリュースは、そんなベロニカに背を預ける。その逞しい肉体は、彼女にとって心惹かれるものだ。
「ああ、それにしても、早く終わらせてシャワー浴びたいです」
 触手に捕まってここまで来た彼女は、粘液まみれだ。それを嫌がり眉を寄せながら、禍々しく泡立つ黒炎を解き放つ。
「ええ、このような不気味な兎達はさっさと蹴散らしてしまいましょう!」
「あら、ぷりちーじゃないですか、特に耳が腕になってる所がマガカワです」
 黒炎でバニー達を呑み込みながら、反論するアリュース。
「倒すのが勿体無いくらいです~」
「その趣味は……わたくしにはわかりませんけれど!」
 ベロニカも、どんな武器よりも強烈な鋼の拳が、容赦なくバニー達を打ち砕く。
「おーほほほほ! さあ、最強の闘士とやらをさっさとお出しなさいな!」
 バニー達では相手にならぬと、高笑いで見下すベロニカ。だが、その姿にもバニー達は恐れず、にこりと微笑む。
「あなた達なんて、私達で十分です。こうすれば……」
「……なっ!?」
 その目の前で、バニー達の身体が巨大化する……否、それだけではない。腕が、脚が、腰が。筋肉の鎧に覆われていく。
「これが欲しかったんでしょう?」
「なっ……そ、そのような、ヒーローにあるまじき邪念など……いぐっ!?」
 ベロニカを上回る巨躯が、その身体を抱擁する。鍛え抜かれた剛力を上回る、強靭な筋肉の拘束。
「は、離し……あっ……わ、わたくしが、こんな……っ!」
「離してほしければ自分で脱出したらどうですか? そんなに鍛えた身体が有るんですから」
 そう言われた所で、ベロニカの身体は動かない。逞しい身体で抱かれたい、その欲望を具現化した存在を前に、彼女はあまりに無力だ。
 そして、同じ欲望を抱くアリュースも、別のバニーに抱かれて逃げられない。
「あ、あんっ、すごい……こんな……ん、はぁっ……う、ひっ……」
「こう、されたかったんでしょう?」
 より素直にその身体を晒すアリュースに対して、筋肉バニーは激しく身体を押し付け、快楽を与えていく。
「はぁ、はぁ……す、素敵、ですっ、こんな……抱かれて……う、ひっ……♪」
 全身を突き上げるその巨躯が与える快楽は、下半身から脳天へと突き上げて来る。恍惚に蕩け、すっかり身を捧げてしまうアリュース。
「羨ましいですか?」
「う、羨ましいなどとっ……わたくしは正義のヒーローですわっ!」
 拒みつつ、アリュースの姿から目が離せないベロニカ。それでも全力で抗い抜け出そうとするが……それはまるで、自分の逞しい力が通用しないと言う、その事実を確かめたいからのようでもあり。
「そ、そのような欲望など……抑えてみせ……ひぐぅっ!?」
「じゃあ、どこまで抑えられるか、試してくださいね?」
 その期待に違わぬ肉体と、そこから与えられる蹂躙。声が甲高く跳ね上がる。
「二人とも、頑張ってくださいね。ここで力尽きちゃダメですよ」
「リューコ様は……もっと凄いですから」
 快楽に染まった悲鳴を上げる2人へ、バニー達は楽しげに囁きかけ、彼女たちに消えぬ期待を植え付ける。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

弥久・銀花
アドリブ、他の人との絡み、ピンチシーン歓迎です。


んっ! 腕が使えない……、えほっ、拙いですね……。 (でもいざとなればユーベルコードのワイルドエールで服ごと周囲の敵を倒してしまえば……、でも衆人環視の中でパンツ一丁ストリーキングは恥ずかしい……)

おえっ、ここは蹴り技で何とか……。(首輪がきつく絞められているので時々、嘔吐いています)


【SPD】
(出てくる欲望を満たす物は拘束具や責め具)
(銀花は過去の経験に因り、拘束されて苦痛を浴びると劣情を抱いてしまいますがそれを禁忌と認識しています。)


んぶゅっ!? ぶっ! ふぶっ! (ボールギャグ装着されて、目隠し、足枷、と順調に残った自由が奪われていきます)


テフラ・カルデラ
※アドリブ・絡み歓迎
何故かノリと勢いで参加(という名の拘束)してしまいましたが…
う…うさ…ぎ?こんな不気味なうさぎがいてたまるかですよっ!?

と…とりあえず相手は何かしらやばいことをしそうなのは間違いないです…が…
逃げる前に何かされてしまいそうです…何かされる前に倒さなきゃ…って足が動かない?…というか足が石化してる!?
これって石化ガス…?倒すどころか逃げることもできずに石像にされる!?自分の欲望でこんなことになるなんて…!!
うぅ…足が…動かないから身体が倒れこんで…スカートが捲れて…こんな格好のままで…石像にされるのは…恥ずかしっ…あぁっ…



「んっ! く、この……えほっ……」
 拘束を受けたまま、リングに上げられた銀花。必死に脱出を図るが、むしろ暴れるほどに身体がよりキツく締まる。
「ち、近づかないで……おえっ!」
 なんとか脚で突き放そうとするが、その脚は首輪と繋がっている。無理に動けば首がキツくしまり、その度にえずいて呻きを漏らす。
 無力な銀花を狙い、ジリジリと近づいてくるバニー達……そんなバニーからかろうじて銀花を守ろうと立つテフラ。
「くっ、こんな不気味なうさぎがいてたまるかですよっ!?」
 ウサギの特徴を持つキマイラである彼にとって、バニー達の姿は看過し難い。嫌悪を露わに、魔力を集中する。
「とにかく、何かされる前に、倒さな、きゃ……っ!?」
 だが、その魔力を解き放つより先に、彼の脚から感覚が失われた。慌てて下を見れば、そこには、石に変わった自らの脚。
「こ、これはっ……まさか、石化ガスっ!?」
「ええ。あなたの欲望から取り出した、あなたのためのガスです」
 テフラの肉体から溢れるガスなら、逃げる事などできよう筈もない。あっという間にその身体が硬化し始める。
「こ、こんな事……あっ!?」
 そこから逃れようともがくが、脚が動かねば逃げられる筈もない。バランスを崩して転倒すると、スカートが捲れ上がる。
「っ……こ、こんな格好……せめてっ……え?」
 パンツ丸見えの状態での石化だけは避けようと手をのばしたテフラ。だが、その目の前で、バニーが彼の脚を掴む。
「な、何を……ま、まさかっ」
「ええ、そのまさかです。あなたの欲望を叶えてあげるだけですよ?」
 にこやかな笑みと共に、バニーはテフラの脚を大きく広げた。その直後、股関節まで石化が広がれば、もう閉じられない。
「いや、こんな……ああっ!?」
 大股開きで捲りあげられたスカートまで硬化する。もう、隠す事はできない。絶望の表情を浮かべるテフラだが、石化はさらに進んでいく。
「ぐ……い、今助けます……!」
 そんな姿を見て、銀花も覚悟を決める。咆哮ならば、動けずとも攻撃は出来る。
 ――だが、そうなれば、彼女の拘束衣は吹き飛び、残るのは下着だけ。衆人環視の前でそんな事は。
「……もごぉっ!?」
 その躊躇いの瞬間、彼女の口に玉の口枷が嵌まる。目を見開き、唾液を垂らして苦悶する銀花。
「もごっ……もごぐっ!?」
 次いで、足枷。がっちりと嵌まればビクともしない。
「むぐっ、ふむっ……」
 焦る銀花だが、その顔は意識せず赤く染まる。……当然だ。生み出された拘束は全て、彼女の欲望から生まれた拘束具なのだから。
「ん、んむ~、む~~~!」
 ついに目隠しまでされ、より鋭敏になる感覚。動くほどに身体がキツくしまる苦痛。脚も広げて拘束され、パンツがより一層に丸見えになる、その羞恥。
 全てが彼女の劣情を高め……それを恥じらい、拒もうとしながらも、欲望は拘束を強める一方。
「むぐっ……ふむぅっ!」
「やっ……いやっ、あっ、だ、め……ぁ……」
 パンツ丸見えで並び、身動きを封じられる少女と男の娘。銀花の完全拘束が、そしてテフラの石化が完成し、見事な一組のオブジェとなって放置される。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

彩波・いちご
アルテミスさんと引き続き

気が付いたら2人でリングの上にあげられていて
「アルテミスさんっ?!ひゃぁっ?!」
即落ち2コマのような速さで捕まったアルテミスさんに続いて、私もバニーガールに捕まってしまいます
そこで引きずり出される私の欲望……私も一応健康的な男子ですし…彼女は信じてくれませんが…そういう欲望はあるんです
アルテミスさんの裸が見たい、とか…

気が付いたら敵のユーベルコードで作られた鋏を渡され、アルテミスさんの服を切って脱がしていってしまい…
…すべて切り裂いて脱がし終えて、その体を見ていたところでふと我に返ります
「な、なっ……」
…我に返っても、そのまま彼女にもっとと迫られるのですが

ごめんなさい…


アルテミス・カリスト
いちごさんと一緒
いちごさんは女の子

「くっ、いつの間にか、いちごさんと一緒にリングにあげられてしまいましたが……
正義の騎士として、か弱い女の子のいちごさんは守りぬきゃあああっ!」

リングに上がって敵の前に立った直後、敵の腕に捕まってしまいます。

「私の欲望?
いちごさんに襲われて滅茶苦茶にされたいなんて、そんな破廉恥なこと本人の前で言えるわけがないではないですか!」

はっ、しまった、これが被虐の欲望を引き出すという敵の能力!?

そのまま敵に四肢を拘束されて、いちごさんの前に引きずり出されて……
敵がユーベルコードで取り出した鋏によって、いちごさんの手で着ている衣服をゆっくりと切り裂かれていくのでした。



「正義の騎士として、か弱い女の子のいちごさんは守りぬきゃあああっ!」
「アルテミスさんっ……ひゃあっ!?」
 即落ち2コマどころか即落ち1行で捕まったアルテミス。慌てるいちごも隙が出来てしまい、あっさりバニーに捕まってしまう。
「さあ、あなた達の欲望を引きずり出してあげる」
「よ、欲望なんて……そんな事言える訳がないではないですか!」
 耳元でささやくバニーの言葉、そしてその頭部腕。女騎士の欲望が引きずり出されていく。
「そんな……いちごさんに襲われて滅茶苦茶にされたいなんて、そんな破廉恥なこと!」
「そう……それがあなたの望みなのですね?」
 大声で叫んでしまい、バニーに囁かれ、アルテミスの顔が真っ赤に染まる。
「っ……な、なんて卑劣な能力でしょう! い、いちごさん、これは……いちごさん?」
 本人の前で欲望を吐露してしまい、慌てるアルテミス。だが、その視線を向けられたいちごは、俯いており、表情は見えない。
「だ、そうですけど」
「アルテミス、さん……」
 そのまま、ふらふらと歩み寄るいちご。その手にはいつの間にか鋏が握られており。
「い、いちごさん? 何を……あ、きゃあっ!?」
 その鋏が、アルテミスの纏う服を、切り裂き、剥ぎ取っていく。
「こんな、ダメですっ、どうしてっ、ああっ!」
 必死に拒絶し、説得しようとするアルテミス……もっともさっきの吐露がある時点で説得力はない。愛しい女の子に服を裂かれ、裸を見られるなんて、そんな……素敵なこと。
「アルテミスさん……アルテミスさんの肌……綺麗……」
 いちごが顔を上げれば、そこにあったのは、完全に欲望に囚われた表情。健康的な年頃の男としての欲望を引き出され、それに抗えぬまま鋏を動かしていく。
「素敵……です……」
「ああっ、いちごさん……っ!」
 脚が。腰が。腕が。お腹に……胸やお尻、それから。全身の服が、次々と切り裂かれ、その度に露わになる肌、そしてそこに突き刺さる視線。
「もっと……見せて……」
「はぁ……はぁ……ああっ……」
 完全に裸身を晒し、それを隅々まで見つめられる。アルテミスの身体が紅潮し、息が弾む。もう、バニー達に拘束されるまでもない。自らいちごへと手を差し伸べてしまう。
「いちご、さぁん……」
「アルテミス、さん……ん……ん?」
 だが、その手が触れた所で、アルテミスに比べて元々の欲望が小さかったせいか、いちごの瞳に理性が戻る。
「な、なっ……」
「いちごさん……もっと……もっとぉ……」
 目の前には、すっかり欲望に溺れてねだるアルテミス。
 その艶めかしい表情。美しい裸身。それは、引きずり出された欲望が消えても、なお男であるいちごに強く訴えかけて来る。
「いちごさん……なら……良いです、からぁ……」
 アルテミスの手がいちごの手を掴み、その胸へと招き……それが触れる寸前。
「ごめんなさい……」
 彼は申し訳なさそうに、その手を振り払い、周囲のバニー達を魔力で弾き飛ばした。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

三千院・操
うぐぐ……ヤバい、ヤバいよこれ……これってとってもヤバいんじゃない?!
全身拘束されてるし、相手はめっちゃ多いし!!

この骨が軋んで肉が縛られる感覚……ちょっと気持ちいいかも…!
てかこれほとんど裸じゃない? お、おれの筋肉が色んな人に見られてる……! はぁっ……! はぁっ!

抑え込んでる欲望……? おれは……おれは……っ!
もっと、もっとおれを痛めつけて!! もっとおれの筋肉を見て!! 痛いのが気持ちいい! 恥ずかしいのが気持ちいい!
あぁっ! もっと! もっと殴って! もっと蹴って!

……きひ、気付いちゃった。おれ、とんでもないドMかも!
さぁ犯せ──【狂える酩酊者(アスモデウス)】!!

※アドリブ歓迎


イングリッド・カッセル
野次のうるさい事と言ったらないな…下衆どもめ

事前に聞いてはいたがなんとも不気味な腕だ
捕まらぬように手早く終わらせなくては
「凝血鋭刀」で剣に毒のある血をまとわせ血の【属性攻撃】で斬りつける

召喚した武器が服を切り裂き下衆な連中に肌を晒すことになるたび
羞恥と怒り(と無自覚な快感)に体が熱くなる
そして段々と巨大化していくバニーが私を暴力で圧倒し
触手ロープに体を押し付け嬲り、晒し者にしていくごとに力が強くなっていく
「気持ちいいか、だと…? そんなわけがあるか!」なぜ体に痛みが走るのか、自分でもわからない

私の意識が落ちるのが先か、バニーに切りつけた毒が回りきるのが先か…

(アドリブ・ひどい目歓迎)


赤嶺・ふたば
【ミリアさんと参加】
リングについたか。自分は欲望に正直な性格だからかなり危険な相手だな、ここは一気に決めてみる!
わっ今度はクッキーに変えられた!これはジンジャークッキーか!しかもうさぎさんに捕まってしまった。
・・・元に戻った!反撃開始だ!今度は自分がうさぎさんをジンジャークッキーに変えて触手に放り込んでやる。
(アドリブ、絡みOKです)(うさぎさんに捕まったあとはエッチな事をされる展開を希望したいです)


ミリア・プレスティール
【ふたばさんと参加】
なんとかふたばさんとリングにたどり着くことができたミリア。
クッキーに変えられたふたばさんを助けようと駆け寄るがミリアはキャンディーに捕まえられてしまう。
駄目元で【シンフォニック・キュア】を発動させてみると、何とか元に戻ることができた。
接近戦で戦うのは不利だと感じたミリアは『ミトン』に敵を外に追い出してもらうようにお願いする。



「うぐぐ……ヤバい、ヤバいよこれ……」
 眷属の拘束衣に囚われたまま、リングに上げられた操。全く動けないと言う訳ではないが、無理に動こうとすれば肉が、骨が軋む。
「これってとってもヤバいんじゃない?!」
「何が、ですか?」
 痛みと拘束感に呻く彼の身体を、バニーの頭部腕が撫で上げる。その身体から引き出されていく欲望。
「あっ……やめ……そんな……撫でないでっ……」
 薄すぎる生地は、ほとんど身体を守ってくれない。まるで裸を撫でられているような感覚。当然、その姿へと、観客の視線が突き刺さる……もう、欲望を抑えておけない。
「もっとおれを痛めつけて!! もっとおれの筋肉を見て!!」
 大声で叫ぶ度に、より突き刺さってくる視線。解放感が彼を支配する。
「いい! 恥ずかしいのが気持ちいい! もっと……んぐぅっ!!」
 そんな彼にバニーの拳が突き刺さった。逞しい筋肉が無力であるとばかり、全身に突き刺さる頭部腕の拳。
「うぐっ……んっ、いいっ……もっと……ぐふぅっ……もっとぉっ!」
 それでも欲望は満ちない。もっと殴れ、もっと蹴れと、彼は暴力を大声でねだる。
 そんな彼へと、客席から下卑た野次が飛び……それを眉を寄せて睨むイングリッド。
「うるさい事と言ったらないな……下衆どもめ」
 黒き剣に血を纏わせる。呪われた混血の血……忌むべき怪物の血。
「手早く、終わらせるっ!」
 僅かにでも掠めれば、それは猛毒となって相手の身体を蝕んでいく。だが、それを危険視したバニー達は、すぐさまその手に小さなダガーを呼び出した。
「くっ!?」
 投げつけられる刃。だが、何故かそれが肌を裂く事はない。裂かれるのは服、肌が露わになる度に、さらなる野次が飛ぶ。
「ますます、下衆な奴らめ……許さん!」
「……本当にそう思ってます?」
 顔を赤く染めるイングリッドに、バニーは楽しげに首を傾げた。その身体が、突然巨大化する。
「どういう意味……何、ぐっ……!?」
 あっという間に頭部腕で捕らえられ、力任せにロープに押し付けられた。途端に触手に絡みつかれ……その触手が服を啄み、引きちぎる。
「本当は、気持ちいいんでしょう?」
「何をっ……そんなわけがある、がああっ!?」
 否定した瞬間、イングリッドの身体に激痛が走る。それは引きずり出された欲望を否定する、拒絶反応。
「見られて……野次を飛ばされて……無様に辱められて……それが気持ちいい……」
「ふざけっ……がっ……ふざけた事を言う、なっ……んぐぅぅぅぅっ!?」
 否定すれば否定するほど溢れる痛み。それが、彼女が恥辱を快楽と思っている事の、何よりの証。だが彼女だけはそれを否定する。
「わっ!? こ、これはっ!?」
「ふたばさんっ!?」
 その近くでバニー達と戦い続けていたふたば……だが彼女もまた、頭部腕に囚われた。その身体の色が変わり、薄くなり……何より香ばしい生姜の香りが立ち上る。
「これは……ジンジャークッキーかっ……あっ!?」
「お菓子になりたいなんて……素敵な欲望ですね?」
 いわゆる、ジンジャーブレッドマン……人間の形をしたクッキー。それに姿を変えたふたばの肉体を、バニーの四本腕が撫で上げていく。さっきと違い身動きが取れず、それゆえに弄ばれても抵抗出来ない。
「えっちな格好をして……可愛い」
「っ、やめろっ……あ、あんっ!?」
 デフォルメされた姿ならば可愛らしいブレッドマンだが、ふたばクッキーは元の姿をその形に色濃く反映している。両腕両脚を大胆に広げた大の字の少女の姿……その際どい部分を指がいじる度、声が上がってしまう。
「ふたばさん、今助け……きゃっ!?」
 それを助けようとしたミリアもまた、ウサギの頭部腕に捕まった。その身体が縮んで丸くなり、顔のついた可愛らしいキャンディとして、掌の上に乗ってしまう。
「甘そうですね……ふふっ」
「や……やめっ……!?」
 その飴玉を、口元へと近づけていくバニー。今のミリアにはとても大きな口が、近づいてくる。
「っ……だ、めぇっ……!!」
「きゃっ!?」
 飲み込まれる、その寸前。必死になったミリアの声が響く。欲望を払い傷を癒やす、美しき歌姫の歌声。彼女の身体が飴玉から、元の人間の身体へと戻っていく。
「っ……や、やった……ミトン、おねがいっ!」
 当然、ミリアの身体を掌の上に載せておけなくなったバニー。その隙に逃れたミリアはUDCである己の手袋に呼びかけた。巨大化したミトンは、すぐにバニー達を平手で弾き飛ばす。
「近づかせないで、お願いっ……」
 もう一度飴玉にされてはたまらない。敵を近づかせぬよう、容赦なく暴れまわる巨大な手袋。
 その活躍にほっと胸を撫で下ろすミリア……だがすぐに、危機に陥っていた友人の事を思い出す。
「ふたばさんは……」
「お返し、だっ!」
 ミリア同様に歌声でクッキーから元に戻っていたふたばは、怒りと屈辱で顔を赤くしながら、デバイスを取り出して魔力を解き放った。バニーの身体が、魔力に包み込まれる。
「えっ、これは……」
「ふふ……お返しだと言っただろう? 『される』欲望ばかりではない、と言う事さ」
 今度は、バニーの方がジンジャークッキーへと変じた。動けず困惑の声をあげるその身体を、持ち上げる。
「たっぷりと……やられて来いっ!」
「きゃああっ!?」
 そのまま触手ロープに投げつけられ、絡みつかれていくジンジャーバニークッキー。身動きが取れず全身を弄ばれる……彼女達が今までされて来た事の逆襲で悲鳴を上げるその姿に、満足げに溜飲を下ろす。
「ふたばさん、良かった……」
「ああ、ありがとう、助かったよ、ミリアさん。他の人達は……」
 一息をつき周囲を見渡す2人。ミリアの歌声は、必死であったためそれほど大きくは響かなかったが、それでも周囲の猟兵達には影響を及ぼしていて。
「きひ、気付いちゃった……おれ、とんでもないドMかも……」
「な……」
 その一人。操は、目を爛々と輝かせ、バニー達を見つめた。動くようになった身体。それを彼は、躊躇わず……己へと向ける。
「さぁ犯せ──狂える酩酊者(アスモデウス)!!」
 全身を襲う漆黒の粘液。甘い香りを纏うそれが、操の身体をさらに痛めつけ、蹂躙し。その蹂躙が、彼に力を与える。
「あああああっ……♪」
「きゃ、ああっ!?」
 被虐の暴走に巻き込まれバニー達が悲鳴を上げるが、意に介さない。己をさらに痛めつけさせ、蹂躙させ、その中にバニー達を次々と呑み込んでいく。
「っ……はぁ、はぁっ……」
 一方、イングリッドの方は、バニーから解放され、その身体をリングに横たえた。回復したおかげで少しだけ意識が繋がり、その間にバニーの身体に毒が回りきったのだ。
「く……!」
 だが、解放されても、服が元に戻る訳ではない。ほぼ裸となったその肉体に突き刺さる下卑た視線を、どうしても意識してしまう。
「見る……な……!」
 意識を失った方が、あるいは精神的に楽だったか。そう思えさえする恥辱の熱の中に、彼女は取り残される。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

ドゥルール・ブラッドティアーズ
【ソロ希望・WIZ】
可愛い兎ちゃん達ね♪
えっ、私の欲望をいただくって?
(相手が怯えちゃうほどの愛欲が露に)

・今すぐ押し倒してベロチューしたい
・メイド服を脱がせて素っ裸にしたい
・あの腕みたいな耳も性感帯かしら
・4本の腕で御奉仕されたい

あら、兎ちゃんがどんどん巨大化して
天井を突き破っちゃいそう
(更にダメ押し)

・巨大化で服が破れるかも!
・スカートの中、見えちゃった♪
・股間から体内に侵入してみたいわぁ❤

巨大化しすぎて苦しそうね。
私の愛欲に怯え、拒絶してくれたら
『歪愛・救済の華』で巨大化を解除できるわ。
自分もろとも触手攻めにして【生命力吸収】

私は快楽教団の教祖ドゥルール。
楽しみましょう、欲望教の兎さん❤



「さあ、可愛い兎ちゃん。私の欲望をたっぷり喰らって頂戴?」
 自らバニーの前に身体を晒すドゥルール。何ひとつ隠す事などないと、両腕を広げて晒す。
「……良いでしょう。なら……」
 そんな無防備な身体に触れる頭部腕……その瞬間。バニーの目が見開かれ、よろめく。
「あら、どうしたの?」
「あ……あ……」
 異変を起こしたバニー……だが、ドゥルールは気にせず、その腕を掴んで自らに押し当てさせる。
「押し倒してベロチューしながら、メイド服を脱がせて素っ裸にしてあげたい。その腕みたいな耳は性感帯なのかしら、念入りにかわいがってあげたい……でも私の方もその4本腕で奉仕されたいわね」
「や……やめ……」
 ドゥルールが欲望を吐露するたび、苦しむバニーの体が、どんどん巨大化する。欲望を吸い上げている……というより、欲望を無理やり注ぎ込まれている。
「苦しいのかしら? 大きくなりすぎて、服が破れちゃうかしら! ああ、でも今ももう、スカートの中見えちゃった♪」
「やめ……やめ、てっ……やめて、くだ、さいっ」
 彼女が持つのは無限の愛、無限の欲望。それは、たった一人のバニーが吸いきれるものではない。気づけばその身体は天井にまで達し。
「苦しいのね……ならば、救ってあげる」
「え……きゃあっ!?」
 その欲望を拒む心を糧に、数多の女性達が召喚された。その女性達が伸ばす触手は、バニーの巨大化を解除しながら、触手の中に呑み込んでいく。
「あなたが欲望教のバニーなら、私は快楽教団の教祖、ドゥルールよ……♪」
「あ……ああ……」
 自らごと触手に責めさせながら、ドゥルールは無限の欲望に恐怖するバニーを抱きしめた。
 快楽と共に、その虜へと堕としていく。

大成功 🔵​🔵​🔵​

シエナ・リーレイ
【アドリブ、絡み可】

兎さんが一杯だよ!とシエナは歓喜します。

『お友達』を探していたシエナは怪しいおじさんに誘われて闘技場に足を踏み入れます


わたしはいつも自分に正直だよ!とシエナは誇らしげに語ります。

不思議な形の耳を持つ兎さんが引き出せる欲望は「『お友達』が欲しい」ばかりで被虐に繋がる欲は皆無
ムキになった兎が更に欲を引き出そうとした瞬間シエナは豹変します

これであなたも仲間入り!

兎は過去にシエナが呪殺した所有者の怨念を引き出してしまったのです
シエナの体を操る怨念は生者の兎を妬み[怪力][毒使い][暗殺]の技術と彫刻刀を駆使して殺めます
そして、亡骸を【ユーベル】で仲間にすると次の生者に襲いかかります


グァーネッツォ・リトゥルスムィス
オブリビオンじゃない観客や主催はUDC組織に任せるとして、
猟兵にしか出来ないオブリビオン退治はオレ達に任せろ!

どれだけ欲望を引きずられてもバニー共を倒せば結果オーライ!
サブミッションに掴まれない様本来の四肢はかわしたり弾いても
ウサ耳腕は無視するか、あるいはあえて自分の胸に添わせて揉ませたり♪

(人として恥ずかしくないのか?と質問されたら)
「恥ずかしいのはむしろ敵に屈する事だ、オレも世界も過去に沈みたくないんだ!あん♪」
(世界を守る名目で気持ちよくなりたいだけだろ?とも質問されても)
「気持ちよく、あっはん♪なるついでに世界を守れれば結果が同じだろ♪」
質問する敵がむしろ恥ずかしくなる解答で攻めるぜ!



「うぉぉぉ、オレに任せろぉっ!」
 グァーネッツォの振るう巨大斧が、巨大なバニーを弾き飛ばした。さらに振り向きざまに、別のバニーも叩き潰す。
「よぉし、次だ……あああんっ……♪」
 その胸には触手が絡みつき、大きな乳房を搾り上げる。胸だけではない、無数の触手にあちこちを責められ、その度に快感で大きな声を上げてしまう。
 だが、その動きが止まる事はない。
「くっ、何だと言うんですか……人として恥ずかしくないんですか……!?」
 こんな、欲望を明け透けにしながらなお戦う相手など、さすがのバニー達も初めてだ。
 戸惑う彼女達に対し、グァーネッツォは堂々と胸を……搾られながら構わず誇示する。
「恥ずかしいのはむしろ敵に屈する事だ、オレも世界も過去に沈みたくない、んあああああっ♪」
 台詞の途中で触手に突き上げられる。そんな痴態を晒してなお、彼女は止まらない。
「それに、気持ちよく、あっはん……なるついでに世界を守れれば結果が同じだろ……んふぅっ♪」
「む、無茶苦茶、です……!」
 サブミッションを避けるべく、胸を揉ませて相手の腕を封じる。そんな戦い方など当然想定しておらず、どうにも出来ないままなぎ倒されていくバニー達。むしろ彼女達の方が恥じらい、顔を赤く染めるほどだ。
「欲望を引きずり出されても! バニー共を倒せば結果オーライ!」
「そんな……きゃあああっ!?」
 むしろ、責められれば責められるほど、動きが力を増していく。欲望で大きくなったバニー達すら、彼女の敵ではない。
「くっ、こ、こうなったらっ……!」
 グァーネッツォは相手をするだけ無駄。そう判断したバニーの一人が、近くの猟兵に襲いかかった。その頭部腕をのばし捕まえたのは……シエナ。
「……え?」
「兎さんが一杯だよ! とシエナは歓喜します」
 他人事のように自分の行動を言葉にしながら、シエナは満面の笑みを浮かべた。いくら捕まっても、そこから欲望が引きずり出される事はない。
「よ……欲望が無いなんて、そんな……」
「わたしはいつも自分に正直だよ! とシエナは誇らしげに語ります」
 彼女を突き動かす欲望はただ一つ、お友達が欲しいと、ただそれだけ。そしてそれもまた、彼女がただの人形であった頃の主の遺した、呪いのような愛でしかない。
「そんな事は……無い……欲望がない人間なんて……っ」
 動揺しながら、必死にシエナの心を探るバニー。その頭部腕が、シエナの中で何かを見つけると、引きずり出す。
「これなら……」
「これであなたも仲間入り!」
 その瞬間、シエナの表情が豹変した。彼女の身体から引きずり出した欲望、それは……彼女が呪殺した、所有者の怨念。
「あ……あ、あああ……!?」
 怨念の欲望は生を妬む。お前も『仲間』になれと迫ると、彫刻刀でバニーの身体を、その生命を刻んでいく。
「さあ、お友達になりましょう?とシエナはおまじないでお友達を作ります」
 血を抜かれ、毒を注がれ、物言わぬ骸となったバニー。その身体を、シエナは生ける人形へと変えていく。
 生気なく動くバニーに満足すると、シエナは周囲を見渡した。
 まだまだ、お友達候補は沢山いる。キラキラと瞳を向けられ、バニー達は恐怖に後ずさる。
「ああああんっ、逃さないぜっ♪」
 だが、グァーネッツォの巨大斧が『運の良い』バニー達を断ち切り、逃さない。
 そう、その斧から逃げられなかったバニー達は幸運だ。死してなお生かされるよりは、ずっと。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​




第3章 ボス戦 『ギガサイボーグ・リューコ』

POW   :    剛力で叩き潰す
単純で重い【超剛力から繰り出される拳あるいは蹴り 】の一撃を叩きつける。直撃地点の周辺地形は破壊される。
SPD   :    剛速で轢殺する
【触手による拘束攻撃 】が命中した対象に対し、高威力高命中の【豪脚から繰り出される突進攻撃】を放つ。初撃を外すと次も当たらない。
WIZ   :    剛肉体で嬲り倒す
【自身に絡みつく触手の群れ】から【感度を著しく高める粘液】を放ち、【触手や肉体による直接拘束】により対象の動きを一時的に封じる。
👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主はジョイフィル・メルディネです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


 苦戦しながらも、一部の猟兵達の活躍もあり、なんとか全てのバニー達を撃退した猟兵達。
『ただいまより、本日の『メインイベント』を開始いたします』
 だが、その直後。そんなアナウンスと共に、会場の一部にスポットライトが当てられる。
「うぉぉぉぉぉぉぉっっ!!」
 照らし出された扉が開かれる……より先に。抑えきれぬ暴力欲を露わに、そこから褐色の女が姿を現した。
 触手のみを身に纏った女。粗野だが、美女と言っても良い。
 だがそれ以上に目を引くのは、その巨躯だ。
 背が高い。腕が太い。脚が太い。肩が広い。胸が大きい。胴が分厚い。
 並ぶ者なきその剛体を、女は見せつける。
『これより、我が闘技場最強の闘士・リューコと、侵入者の試合を開始します!』
「試合ぃ……? 試合じゃないだろう?」
 アナウンスを聞きとがめながら、リューコはリングへと飛び込んだ。猟兵達をその長身から見下ろし、深く笑みを浮かべる。
「これから始まるのは、このあたしが、あんたらを蹂躙する……ショーだっ!!」
アリュース・アルディネ
(筋肉バニー達に陵辱され服はボロボロ、全身粘液塗れ、被虐も引き出されている状態)

やぁん… 前菜…もとい前座が終わって、いよいよ本番です

資料以上の逞しい身体ですねぇ
闘う前に思いっきり堪能しちゃいますよぉ
自慢のボディとおっぱいで誘惑しちゃって、近づいたところに触手の毒を打ち込んで興奮させちゃいます
うふふ、あの身体で押し倒されて何度もプレスされたら〜、もう他じゃ満足出来なくなっちゃうかもぉ❤️

ああでも、ちゃんとお仕事はしませんとね〜
終わって油断したところに不意打ちでユーベルコードしちゃいますよぉ〜
…怒らせてボコボコにされちゃうかも

(リョナシーン、きわどい描写、他の人との絡み、全てオッケーです)


ベロニカ・ゴールデン
(筋肉バニーに陵辱され被虐を引き出されている状態。衣装は無惨に破られ、謎の粘液に塗れて…)

うぅ… 私とした事が、戦闘中に何度も気をやってしまうとは…
ぜ、絶対に許しませんわ!

実際に目の当たりにすると、凄まじい威圧感ですわ…
私の拳がどこまで通じるか…
しかし弱気になってはダメ!
必ずあの悪鬼を倒し、平和を掴み取って見せますわ!

(それにしても先ほどのバニー達なんて比較にならない…あれに殴られ、蹴られ、踏み潰され…そ、そして辱しめられてしまったら… あぁ…❤️)

うう、また邪念が…っ!
しっかりするのよベロニカ!
例えどんな暴力や陵辱にも決して屈しないんだからぁ…❤️

(リョナ、きわどい描写、その他諸々全てOK)


弥久・銀花
拘束衣の締め付けとボールギャグで呼吸も儘ならないまま、拘束された体でリング上を蠢いて脱出を計ります

ですが目隠しをしたままでは方向も分かりません
声は観客の声で参考になりませんし、歩行の振動は……、大きな人がこっちにっ

髪を捕まれ体が振り回されてリングに叩き付けられました

思わず不死身の人狼を使いましたが何度も何度も叩き付けられ最後にはリングコーナー近くで触手ロープに叩きつけられ触手が体を捕縛しようと引っ張ります
しかし隣コーナーの触手ロープにも体が触れたのでそちらも私の体を捕縛しようと引っ張って
あ……、際限無く締め付けも引く力も強まって、ぐぶぅぇっ!


(項垂れ髪を垂らし、血を吐いたまま動かなくなる銀花)



「あん? なんだよ、あたしが暴れる前に随分とキツそうじゃねぇか、なぁ?」
「っ……くっ、そのような事は……必ずや貴女を倒してみせますわ!」
 その剛体を見せつけて立つリューコの姿に、息を呑むベロニカ。自らの鍛えた肉体に自信があるだけに、余計にその巨体を前に気圧されてしまう。
「まあ、前座を存分に楽しんでしまいましたからねぇ……とはいえ」
 アリュースも息を乱しながら、資料以上の肉体を前にただただため息を漏らす。こちらは欲望を隠そうともしない。
「思いっきり堪能しちゃいますよぉ!」
 その身からUDCの触手を解き放ち、尖った先端でリューコの脇腹をつく。いかな剛体と言えど、弱い部分を突けば刺さらない事はなく、そこから興奮を煽る媚毒を流し込み。
「ん……なんだぁ、こんなんチクッとするだけで……なんともないなっ!」
「っ……ふぐぅぅっ♪」
 その反撃とばかりに突進して来たリューコの巨体が、アリュースの身体を勢いよく圧殺した。フライングボディプレス……と言うにはあまりに圧倒的すぎる圧殺は、アリュースの身体が四肢を除いて外から見えなくなるほどだ。
「おらっ……おらっ、どうだっ!」
 そのまま腕立てするようにリューコが身体を上下させ、プレスする度に、アリュースの四肢が跳ね上がる。リューコの触手もまたアリュースを激しく蹂躙し、快楽を叩きつけていく。
(あ、あんな、激しく……わたくしも……)
 声すら上げられないアリュースの姿に、ベロニカは目が離せず、動けない。助けに入らなければと思っても、被虐の邪念は止めどなく沸き上がる。
「おっと……悪いなぁ、あんたを放っといちまってさ」
「っ、何を……わ、わたくしは屈しませんわっ!」
 リューコが立ち上がると、マットに半身をめり込ませて、触手に貫かれ半ば意識を飛ばしたアリュースの姿。それに息を呑みつつも、リューコへと殴りかかる。
「……おらっ!」
「ぐぼぉっ!」
 その拳はリューコの腹筋に阻まれた。代わりにリューコのボディブローで、鍛えに鍛えた腹筋が易々と貫かれる。
「やっぱり、見掛け倒しの雑魚筋肉だねぇ」
「ぶぐっ……ぇっ、ぐっ……ああっ!」
 あまりに残酷な筋肉の差を見せつけられた所へ、さらに拳、膝、足裏。次々とその肉体に突き刺さる打撃。鍛えた筋肉が無為に破壊されていく屈辱。倒れようにも触手に巻き付かれ、倒れる事すら許されない。
「そぉら、このまま……んっ!?」
 だが、そんなリューコの身体が、突然泡立つ黒炎に包まれた。慌ててベロニカから離れるリューコ。
「もう、他じゃ満足出来ないくらいですけ、どぉ……お仕事は、しませんとね~」
 放ったのは、意識をやっていた筈のアリュースだ。完全に仕留めたと思っていた油断の隙をついてリューコを灼き尽くさんとする。
「……鬱陶しいっ!」
「うげっ!」
 だが、それをリューコは、アリュースの乳房を踏み潰す事で無理やり止めさせた。気持ちよく蹂躙している所を邪魔された怒りに、不愉快そうにアリュースを見下ろす。
「なんだよ、あんだけ潰してやったのにまだ満足してねぇのか……なら仕方ねぇなぁ?」
 言って、おもむろに歩き出したリューコ。リングに落ちていたモノを、無造作に拾い上げる。
「もご……」
 それは、完全に拘束された銀花だ。目隠しに猿轡。聴覚は生きているものの、呼吸困難の朦朧状態では、状況を理解出来ない……そんな彼女の髪を掴んで持ち上げていく。
「おらぁっ!」
「んあああ……っ!」
 そのまま、銀花と言う肉体を武器にして、リューコはアリュースを叩き潰し、その意識を断ち切った。
「あんたもだっ!」
「っ……ぐぅっ!?」
 次いでベロニカへも、容赦なくその身体を叩きつけていく。
「や、やめ……んぐっ……」
「そろそろあんたには飽きたから……沈んでいいよっ!」
 苦悶し、倒れそうになったベロニカの首を掴んで、片手で持ち上げる。そのまま、マットに脳天から叩き落とすと、ベロニカの上半身がリングに埋まり、突き出した両脚が無様に痙攣する。
「さて……それじゃあ次はあんただね」
「む……むぐぉ……」
 二人を黙らせると、改めて手の中の銀花を見やるリューコ。武器のように振り回された銀花の肉体は、その苦痛からなんとか再生を始めている。
「ん……なんだこれ、面白いねぇ……おらっ!」
「ぶぐっ!」
 ならばとリューコは、銀花の身体を、何度も、何度も……何度もマットに叩きつける。その度に不死身の生命力で再生する銀花だが、痛みを感じない訳ではない。
「面白いは面白いんだけど……ちょっと飽きるね?」
 散々に痛めつけられた挙げ句、リングコーナーに叩きつけられた銀花。その肉体に触手が左右から絡みついていく。
「っ……ぐっ……ぐぶっ……」
 左右から引っ張られる事で、全身が強く束縛される。首も、四肢も、胴も、ありとあらゆる場所が拘束されたまま、ねじ切られるような痛みが走る。
「っ……ぶぐっ、ぇ……ぅぇ……」
 リューコが興味を失い立ち去った後も、しばらく、苦痛に呻いていたが。
「ぐぶぅぇっ!」
 ゴキリ、と言う嫌な音と共に、最後には血を吐いて、項垂れ動かなくなった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

彩波・いちご
アルテミスさんと引き続き

先程の失態を思い出して自己嫌悪
ついでに私が服を切って露わになってしまった肌を見れずに視線逸らし
…と躊躇っていたら、彼女は触手に捕まってしまって
「気にせずとかそんなわけにはいきませんよっ!今助けに…!」
自分ごとという彼女の言葉には反し、私は【異界の抱擁】の触手で敵を攻撃しつつ、敵の触手の中に飛び込んで彼女を救出しようとします
…もつれて彼女の胸を掴んだり、服にトドメ刺したりしてしまいますが…ショーツまで引きちぎってしまったような…
それでもなんとか彼女を触手から引き剥がし
「むぐぐっ?!」
その勢いのまま私の顔が彼女のノーパンのお尻の下敷きに
「もがっ?!」
そのまま意識が…


アルテミス・カリスト
いちごさんと一緒
いちごさんは女の子

「くっ、服を切られてしまいましたが、この程度で屈する正義の騎士アルテミスではきゃあああっ!」

なんとか正気に戻って敵と対峙しますが、触手によって捕まってしまい、全身の感度を高められてしまいます。

「わ、私を盾にしようとしても無駄ですっ!
いちごさん、私のことは気にせずに敵を攻撃してくださいっ!
むしろ私も一緒にまとめて攻撃してくださいっ!」

思わず本音を言ってしまいますが……
いちごさんはそんな私を助けてくれようとして……

「あっ、そこはっ」

触手から引き剥がそうとしてもらう最中に身体中を触られて……
最後は残った服も全部破かれ、いちごさんの顔に跨がってしまうのでした。



「この程度で屈する正義の騎士アルテミスではきゃあああっ!」
「……ん?」
 服を失った身体を隠し、なんとかリューコに斬りかかったアルテミス。だが、リューコ本人に気づかれるより先に、その身体に巻き付いた触手で拘束される。
「ひゃ……あ、ああんっ……だめっ、んんっ!?」
「なんだい、だらしないヤツだねぇ……」
 呆れ返った様子のリューコに見られながら、全身を触手で愛撫されると、感度が高められ、声を上げてしまう。
「あ、アルテミスさんっ!」
 先程欲望に取り憑かれてしまった自己嫌悪から落ち込んでいたいちごが、我に帰って慌てて助けに入ろうとする。だが、ちょうどリューコと間にアルテミスの身体が捕まっており、手が出しにくい。
「いちごさん、私のことは気にせずに敵を攻撃してくださいっ!」
「き、気にせずとかそんなわけにはいきませんよっ!」
 騎士らしく己の身を顧みずに叫ぶアルテミスだが、当然躊躇ういちご。
「いいえ、むしろ私も一緒にまとめて攻撃してくださいっ!」
「いや、だからしませんからねっ!? ……とにかく、今助けに!」
 欲望をだだ漏れさせるアルテミスに一瞬戸惑うも、すぐさま異界の触手を呼び出して、リューコの触手と闘い合わせるいちご。そうして生まれた隙に、アルテミスを助けようと手をのばす。
「大丈夫ですか!」
「あっ、そこ……んっ!?」
 のばした手が、アルテミスの胸をむぎゅりと掴むが、粘液のせいで触手と混同し、引っ張ってしまういちご。指摘しようとするアルテミスだが、言葉にならない。
「はぁっ……んっ、い、いちご……んんっ……」
「くっ……なかなか離れ、あっ!?」
 そのまま手がずるりと滑り、アルテミスに残った僅かな服を剥ぎ取ってしまういちご。
「わ、こ、これは……あ、だめっ!」
「きゃあっ!?」
 狼狽したせいか、いちごは自分の触手のコントロールを誤り、アルテミスを思い切り引き寄せてしまう。もつれ合うように倒れ込み。
「むぐぐっ?!」
「い、いちごさんっ……!」
 アルテミスのお尻が、いちごの顔をぎゅうっと敷き潰した。
「むぐっ、むぐぐっ、もがっ……!?」
「あっ、あんっ、あ、暴れては、ダメっ……んっ!?」
 いちごがもがけばもがくほど、アルテミスのお尻が刺激され、腰を動かしてしまう。
 アルテミスが腰を動かせば動かすほど、いちごの顔が圧迫され、押しつぶされて息が出来なくなる。
「ダメですっ、あっ、あっ……そんなにもがいては……声を出すのはっ……ん~~~!」
「もががっ……もがっ……もがっ?!」
 そのまま、完全に隙間なくいちごの顔がお尻で圧迫され……そのまま、アルテミスのお尻だけを感じながら、意識を失った。
「はっ……い、いちごさんっ、これはっ……んんっ!?」
 召喚主のいなくなった触手は暴走を始め、アルテミスを絡め取る。その拘束と、与えられる刺激のせいで、いちごの上からなおも退く事ができない。
 気づけばとうにリューコはとうにこの場を離れており……ただただ、激しく悶える二人の少年少女が残された。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

グァーネッツォ・リトゥルスムィス
オレの戦士の血が滾ってきたぞ!
最強をぶっ倒して観客も狂信者も、邪神も驚かせてやる!

『茨竜の戯れ』で竜骨ナチュラルアックスから茨を生やし
オレ自身に巻かせてリューコの殴り蹴りのクッションにする
「トゲトゲが痛いが、あいつの拳を直接食らうよりマシだ」

いくら血が出ようと骨が折れ筋肉が切れようと
茨に補助して貰いながら茨で殺傷力を増した斧をぶち込んだり
オレが触手に絡まれてもリューコにも茨を巻きつかせ絞り上げてやる
「ぐえっ、おえっ、ま、まだまだああああああああ!!」
特にオレよりもデカそうな胸(アンダーバストとの差も含めて)には
手痛い一撃を食らわせたいぜ!!
……オレも触手に欲望を見透かされて胸を攻撃されそうだが


日和見・カナタ
けほっ、ごほっ…か、体が真っ二つになるかと思いました…!
ちょっと万全からは遠い感じですが、頑張っていきましょうか!

一発で有効打を与えるのは難しそうですし、ちょっと戦い方を変えることにしましょう!
まずはリョーコから攻撃を受けるために、わざと体を晒しますね!
受け止められそうな攻撃を見極めつつ、チャンスが来たら組み付くことにしますよ!

あとは組みついたまま【属性攻撃】で融解寸前まで四肢を熱して、リューコの腕を焼いてやります!
当然抵抗は受けるでしょうが、それは【覚悟】の上です。
私が手を放すのが先か、そちらの腕が使えなくなるのが先か、我慢比べに付き合ってもらいます!

【アドリブ・協力歓迎、NGなし】



「うぉぉっ、最強をぶっ倒して観客も狂信者も、邪神も驚かせてやるぜ!」
「ん、なんだ、チビがあたしを倒せるとでも?」
 巨大斧を構え、リューコに斬りかかるグァーネッツォ。だがリューコは筋肉の弾力でその斧を阻んでしまう。
「ふん、あんたなんてこうして……つっ!?」
 そのまま、リューコの反撃の拳が、グァーネッツォに突き刺さり……鋭い痛みに、慌てて拳を引くリューコ。
「なんだ、そりゃ……」
「お前の拳を直接食らうよりマシだからな!」
 グァーネッツォの身体は、無数の茨によって巻き付かれていた。茨竜の茨はリューコの拳をも阻む頑丈さで……だが当然、グァーネッツォの身体にも棘が喰い込む。
「まだまだ、いくぜっ!」
「くっ、無茶なヤツだっ……だが、あたしがそんなもんで止まると思うなっ!」
 棘の痛みに耐えてグァーネッツォが斧を振るえば、リューコも拳を固めて茨ごと殴りつけてくる。
「ぐえっ、おえっ……」
「はっ、どうだっ……こいつっ!」
 それでも、真っ向勝負では分が悪い。巨大斧よりも強烈な拳が、グァーネッツォの身体を痛めつけていく。
「そこまでですっ!」
 そこへ助けに入るべく、カナタが割って入った。腰へのダメージは重いが、苦痛に耐えて飛びかかっていく。
「なんだい、邪魔、だよっ!」
「ぐ、ぶふ……っ!」
 だが、リューコが迎撃に繰り出した拳は鋭く重い。避けきれずに腹を貫かれ、強烈な衝撃に身体を折り曲げるカナタ。
「……か……かり……ましたねっ……」
「何……うぁ、っつぅっ!?」
 いや、避けきれなかった訳ではない。むしろわざと喰らったカナタは、そのままリューコの腕にしっかりとしがみついた。
「ぐあっ、あっ、この、離せっ……」
「離しませんっ……」
 融解寸前、接合部からカナタ自身の胴体も焼けそうな四肢が、リューコの腕に絡みついて離さない。ここまで熱すればいかにリューコの筋肉とて阻めはせず、肉の焼ける音が響く。
「ぐっ……離せ……このっ……ふんっ!」
「ぐぇっ……うぐっっ……離しませんよ……我慢比べに付き合ってもらいます……!」
 当然、リューコもただで焼かれてはいない。カナタの身体を何度もマットに叩きつけ、脳天を殴りつける。それでも、覚悟を決め、意地でも離さない。
「ぐっ……今……ですっ……」
「おぉぉぉぉぉっ!」
 そうして完全にカナタに意識がいった所で、グァーネッツォが、渾身の力で巨大斧を振り上げた。折れた骨を茨を巻き付けて繋ぎ、強引に身体を動かす。
「喰らえぇっ……!」
「んぐぅぅっ!」
 その巨大な乳房に食い込む斧。自分より大きなその場所への妬みもこめた一撃が、肉にめり込んでいく。
「どうだっ、これで……ぐぶぅっ!」
 その手応えにグァーネッツォが勝ち誇った瞬間。リューコの足裏が、グァーネッツォの乳房を蹴り潰した。目を見開き、呼吸ができないまま、胸を触手に絡め取られ、拘束される。
「はぁ、はぁ……ふ……ざけんなってのよっ!」
「がっ……!!」
 次いで、カナタの後頭部をリングに叩きつけ、その意識を断ち切った。義肢を引き剥がし、立ち上がるリューコ。
「っ……はぁ、ふん、生意気な連中だよっ……」
 だが、胸元に一文字の斬痕、そして右腕は焼け焦げて動きが鈍い。二人の攻撃で深い傷を刻まれた事に苛立つリューコ。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

原宮・早月
散々男の人達にヤられ倒したところに現れたオブリビオン…
あんな逞しい身体、敵いそうもない…けど、戦わないと…

…と立ち上がったはいいけど、案の定すぐに拘束されて。
全身に触手からの粘液を塗りこまれて、リューコの手で胸を揉まれたり、触手に下半身の穴を穿り回されたりして、それを沢山の人に見られて…
恥ずかしくて、それが凄く気持ち良くって、何度もイっちゃって…

「…あは、いっぱい気持ち良くしてくれたお礼、してあげる…♪」
目一杯気持ち良くなったところで、堕落という名の救済を発動し反撃開始。
リューコに抱きついたまま、彼女の胸を揉んだり、触手尻尾を彼女の中に押し込んで毒粘液を流し込んだりして、快感で攻めたげる…♪


秦田・麻弓
えっとえっとそういう意味じゃない意味での蹂躙とかだとちょっと…

お客さんの群れから抜け出せる気もしないですし、寄ってこられたら絶対捕まっちゃいますよね、その体格で殴るとか蹴るとか本気でされたら困るっていうか…あ、そ、そうですよほら、触手の方が良いなーいっぱいめちゃくちゃにしてほしいなー良い反応しますよちゃんと盛り上げますよ私っ
怖いのでリクエストする形で攻撃の種類を誘導します。作戦です作戦

戦ってない時は引き続きお客さんの相手を。戦闘後も処理あるでしょうし、その前にこの人たちに逃げられないように、しっかり誘惑して引きつけておきますね。私に関する記憶とかは別に、残しててもらっても良いんですけど…ダメ?


フランチェスカ・ヴァレンタイン
事態の推移にも関わらず前章引き続きな状況かと
リューコからは蔑みと共に半ば放置されて、リング下で未だ男達に入れ替わり立ち替わり群がられているものと思われます?

リングに引っ張り上げられるとすれば余興のパフォーマンスとしてでしょうか
触手に恥ずかしい格好で宙吊りにされてあんなことやそんなことを?

一通り嬲られてリングにうち捨てられ、リューコの意識が逸れたところで足下から光焔が噴き上がり【真の姿】へと
(光焔の翼と光焔の鎧が手脚に、胸と局部に申し訳程度の光焔の装甲)

「…ええ、はい。こちら、大層なお持て成しをいただいたお礼でしてよ…!」

UCの光焔を集束した騎槍を得物にして一気に懐へ
剛体を抉り穿って内部で爆散を



 ダメージを受けた身体を休めるべく、一旦場外に降りるリューコ。当然彼女の肉体はロープの触手など引きちぎって寄せ付けない。
「おや……随分と出来上がっちまってるねぇ」
「っ……くっ、あっ……はぁっ……」
 そんな場外では、観客のドロドロの欲望を受け止め続け、満身創痍と言った様子のフランチェスカが、喘ぎを漏らしていた。必死に逃れようとした所に、リューコの触手が絡みつく。
「ま、ここまでされてんならあたしがやるまでもないかね。好きにしちまって良いさ」
「ひっ……あっ……んぁっ……」
 足を絡め取られ、逆さ吊りで辱めを受けるフランチェスカ……その状況でさらに欲望をぶつけられ続ける。
「はぁ、はぁ……あ、あんな逞しい身体……でも、戦わないと……」
「おっと、こっちもかい? けど……」
 同様に弄ばれていた早月は、なんとかその手から逃れ、リューコに戦いを挑まんとするが……足腰が満足に立たぬ有様では、戦いになどならない。
「よっ、と……」
「んああああっ!?」
 乳房を握りしめられ、持ち上げられる。大きな手で無造作に胸を揉み解される度に声が上がり、さらにリューコの触手がその肉体に絡みついていく。
「だ、だめ……勝てない……こんなの……むぐぅっ!」
「だらしないねぇ、まあ箸休めにはちょうど良いけどね?」
 無数の触手が全身に絡みついて、その身体の余す所なく蹂躙する。その状態を、吊り上げられて、客席で間近で見つめられる、その恥辱。触手が入り込んでくる所にすら視線が集まると、止めどない熱が身体を支配する。
「さて、あとは……」
「っ、えっとえっと……」
 片手間に弄びながら視線を巡らせたリューコと視線が合ったのは麻弓。だが、その巨体に若干怖気づいたように後ろに下がる。
「そういう意味じゃない意味での蹂躙とかだとちょっと……っ」
「そういう意味? どういう意味だい?」
 見下されると、びくぅっ、と身体が震える。気持ち良い事には積極的だが、それ以外には生来のビビリ体質、腰が抜けたようにへたりこむ麻弓。
「いや、だからその体格で殴るとか蹴るとかは遠慮したいと言うか……ほら、触手の方が良いなー、いっぱいめちゃくちゃにしてほしいなー」
 媚びるような視線を向けて、その身体つきをアピールし、お尻を突き出して誘惑する。
「良い反応しますよちゃんと盛り上げんぉはふぅっっ!?」
「なるほど、確かにいい反応するねぇ?」
 そこへ触手が強引に蹂躙を始めると、甲高い喘ぎをこめて身体をのけぞらせる。胸が揺れ、悶えながら喘ぎ、その度に悲鳴が上がる。
「やれやれ、快楽に溺れて、無様なもんだねぇ……っ!?」
 3人の猟兵の姿に呆れ返っていたリューコ。だが、突然に吹き上がる光焔の眩さに、思わず目を細める。
「ええ、はい。こちら、大層なお持て成しをいただいて……!」
 手足と胸、そして局部に光焔を纏い、翼を広げたフランチェスカ。これまでに受けた責め苦を全て力に変え、男達を、リューコの触手を振り払う。
「さっきまで無様に悶えてたくせに……」
「ええ、ですから、これは……お礼でしてよっ!」
 繰り出されたリューコの拳をひらりと躱し、突き出されたのは光焔の槍。その剛腹筋すら深々と抉りぬく。
「っ、ぐ、はっ……!」
「遠慮なく……お受け取り、ください……なっ!!」
 爆発、爆散。体内で荒れ狂う光焔。改造された肉体と言えど、身体の中までは鍛えられないか、血を吐き出し苦しむリューコ。
「く、こいつ……」
「あ、は……っ♪」
 怒りにフランチェスカを睨みつけた瞬間、背後から早月が抱きついた。まるで、天使のような姿。
「っ、何……っ!?」
「いっぱい気持ち良くしてくれたお礼、してあげる……♪」
 だが、その顔似浮かぶ表情は、決して天使などではない。妖艶で淫蕩な魔性の笑みと共に、リューコの急所へ尖った尻尾を突き立てる。
「っ……かっ、あっ……!?」
「あなたも、一緒に堕ちよ……?」
 流し込まれる快楽の毒。再び責め苛まれ、悶絶し、呻きを漏らすリューコ。その剛体が熱く悶え、熱い吐息が溢れ出す。
「っ……このっ……離せっ……って言うんだよっ!」
 必死の抵抗に振り払われる早月だが、2人が体内に流し込んだ焔と毒で、リューコは苦悶し、身を捩る。
「やってくれたねっ……ふん、だけど、もうこんなふざけた真似は……っ!」
 ならば麻弓からの反撃は喰らうものかと、苦しみながらも身構えて。
「ん、はぁんっ……はっ、あっ、すごいっ……あ、な、なんですか?」
 一切反撃する気無しに悶え喘ぐ麻弓がそこにいた。
「……」
「え、あ、いや、これは油断する作戦でして、ん、ん~~っ♪」
 とてもそうは見えない様で激しく悶える麻弓。その悶える姿を間近で観客に見られていると言うのがまた彼女を強く興奮させる。
(記憶消去のとき、私に関する記憶とか、別に残しといてくれませんかねー……)
 どう考えても作戦とか関係なく欲望に耽り、触手に責め苛まれる度に、身体が大きく跳ね上がる。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

ドゥルール・ブラッドティアーズ
【ソロ希望・WIZ】
相手が裸なら私も脱ぐしかないわね!
(夜魔の翼・包帯を残して脱衣)
獣同士、壊れるまで愛し合いましょう❤

触手に捕縛される際【見切り】で両腕の自由を確保。
包帯の【ロープワーク】と【早業】で
触手を私から離せないよう巻きつけて
雷の【属性攻撃】を流し込むわ!

ん"あ"ぁっ❤
私にも電気が流れでぎで気持ぢイイっ❤❤
【激痛耐性】

体に巻いただけの触手なら
電撃から逃れる為に脱ぎ捨てるはず。
『狂愛』で35体に分身し、無数の【残像】と共に
夜魔の翼の【空中戦】で飛びかかり
露出した大事な所を隠すように纏わりつき
快楽を与えながら【生命力吸収】

獣欲、剛を制す。
男勝りなその肉体に
雌の悦びをたっぷり教えてアゲル❤



「さあ……捕まえたっ♪」
「っ、何っ……!?」
 意識が逸れていたリューコめがけ、ドゥルールが勢いよく飛びかかった。触手のみを纏うリューコに合わせ、その身に纏うは包帯のみ。それを巧みに操り、リューコの身体に巻きつけていく。
「獣同士、壊れるまで愛し合いましょう……♪」
「ふんっ、壊れるのはあんただけ……んあああああっ!?」
 力任せに引きちぎられる前に、そこに電撃を纏わせる。リューコの巨体すら痺れさせるほどの高圧電流。
「ん゛あ゛ぁっ……気持ぢイイっ……♪」
「こ、こいつっ……」
 当然、自身に巻きつけている包帯に電流を流せば、ドゥルール自身も責め苛まれる。だが、彼女にとってあらゆる刺激は快楽。痛みも痺れも、全ては愛の形。
「離せ……っ!」
 触手を荒れ狂わせ、強引に包帯を払いのけるリューコ。力任せの剛力で強引に弾き飛ばされ……だが、そうして触手が身体から離れた瞬間こそが、待ち望んでいた時。
「獣欲、剛を制す……よ♪」
「何っ……」
 無数の小さなドゥルールが、無防備となったリューコの肉体に張り付いた。特に急所へと殺到するチビドゥルール。
「男勝りなその肉体に、雌の悦びをたっぷり教えてアゲル……♪」
「何、をっ……ん、くぅぅぅぅぅぅぅぅぅんっ!?」
 生命力を吸い取られる事で、まさしく雌の声を上げ、身体を大きくのけぞらせるリューコ。激しく喘ぎ、身体を震わせる。
「どう……良かったでしょ♪」
「ふ、ざけ……んっ……」
 力で強引に引き剥がされたチビドゥルールだが、さしものリューコも足を震わせ悶え喘ぎ……そんな姿にますます興奮して舌なめずりするドゥルールから、逃げるようにリング上へ逃れていく。

大成功 🔵​🔵​🔵​

火奈本・火花
「この状態で、あのレベルの敵は……流石に少し、厳しいな」

■戦闘
四肢を折られた今、動けぬ私に出来るのは囮程度だろう
ピンチの仲間が居れば『覚悟』をもって『誘惑』し『おびき寄せ』よう
怒りを煽る挑発か、リュークの嗜虐性を刺激するような怯えた演技で引き寄せる

拘束する触手に甚振られる事さえ、快感に感じてしまうのだろうが

「お前達に都合の良い願望ばかり引き出されて、堪るか」
拘束されたボロボロの私に、リューコは慢心するだろう。この言葉も苦し紛れだ、と
その瞬間がヤドリギの狙い時だ
「嗜虐趣味も被虐趣味も、人によって変わるものだ――お前の苦しんでいる顔も、良い眺めだぞ」

リューコの追撃があれば、もうどうしようもない、か


フォーネリア・ディヴィヤトリウム
私の内に、あのような…欲が…?
…いいえ、いいえ。今は、あの強大な敵と戦うことのみを考えなければ。
既に消耗した身では守勢に回っても不利。
先手を打ち、爪先に仕込んでいた毒針による死角からの蹴りを放ちます。

…ですが…傷付いた身に加え、無手では相手が上手。容易く防がれてしまうかもしれません。
そうなってしまえば…重い攻撃を身に受ける事になってしまうでしょう。
見せしめとして、最早立つ事も叶わぬ程に嬲られてしまうかもしれません。

…それでも、必ず隙は生じる筈です。
『爛蛇・禍』。ただ苦痛に耐え忍び、隙を待ち…残る力を振り絞っての一撃。
臓腑を蝕む痛苦の毒…貴女に、耐えられますか。
(アレンジ等お好きな様にどうぞ)



「随分と……生意気に抵抗するじゃないかっ」
 猟兵達の反撃に、苛立ちと消耗を隠しきれないリューコ。そんなリューコの死角から、影が迫る。
「っ……!」
 死角より音もなく蹴りを繰り出したのはフォーネリア。そのつま先には、毒の仕込まれた針。
「……ふんっ!」
「がっ……」
 だが、その不意打ちは、剛拳によって迎え撃たれた。蹴りがリューコを捕らえる事はなく、代わりにフォーネリアの肉にめり込む一撃。
「このあたしに、不意打ちが通用すると思ったのなら……甘い、ねぇっ」
「ごっ……ごぶふっ!!」
 撃墜された所で、容赦のないストンピング。豊満で大人びたその肉体が、巨体に踏み潰され、踏み躙られる。
「おら、起きろっ……!」
「ぐっ……あがっ……!」
 髪を捕まれると、その剛体に抱擁される。締め付けられる身体。背骨にめり込む腕。
(このような欲、など……)
 だが、観客の視線の中で、身体を真っ二つに折られそうになるほどに、フォーネリアは熱く昂ぶる……その昂ぶりを必死に振り払い、苦痛に耐え続けるフォーネリア。
「ひ、ぃっ……」
「……ん?」
 そこに、怯えたような声が響いた。そちらに視線を向ければ、恐怖に打ち震える火花の姿。
(この状態で、あのレベルの敵は……流石に少し、厳しいから、な)
 四肢をへし折られた彼女に許されるのは、こうして怯えた振りで注意を引きつける事だけだ。
「ふん、そっちも叩き潰してやろうかね」
「あ……」
 離されれば、フォーネリアは力なくマットに崩れ落ちた。それを放置し、リューコは火花を見下ろすと、触手で絡めとって引っ張り起こす。
「っ……ん、ぁぁっ!」
 四肢はすでにへし折れている。立たされるだけでも強烈な苦痛が走る。
 そして、その苦痛は快楽へと変わり、身体が大きく跳ね上がった。
「いい格好だね、ふふん」
「ん、ぎっ……はっ……ぁっ……」
 ギチギチに締め上げられ、骨がさらに悲鳴を上げる。それでも火花の目は死なず、喘ぎながらもリューコを睨みつける。
「お前達に都合の良い願望ばかり引き出されて、堪るか」
「ふん、負け惜しみを……ごっ!?」
 四肢が折れれば手出しのしようがない。そんな油断は慢心となり、慢心に種は宿る。種は発芽し、リューコの心臓へと撃ち込まれた。
「が、あああああっ……!?」
「嗜虐趣味も被虐趣味も、人によって変わるものだ――」
 心臓から直接生命力を吸い上げられる苦痛に悲鳴を上げるリューコ。その姿を、火花は苦痛に耐えて笑ってやる。
「お前の苦しんでいる顔も、良い眺めだぞ」
「ふざ……けんなっ、このっ!」
 返答は、拳。顔面を打ち砕かれ、マットに叩きつけられる火花。流石に意識を断たれ、白目を剥き。
「そこ……です」
「っ、なっ……」
 完全に火花に意識がいった隙を逃さず、フォーネリアの貫き手が、リューコの背を貫いた。
「臓腑を蝕む痛苦の毒……耐えられます、か……」
 すでに立ち上がれぬ身体で繰り出した最後の一撃。その結果を見届ける事すらなく、倒れ込み、動かなくなるフォーネリア。
「が、ああっ……ぐっ……こ、のっ……くぅぅぅっ……!」
 だが、リューコは、その身を内側から呪われ、蝕まれる。心臓にはヤドリギ、内臓には呪毒。いかに鍛え抜かれた剛体であろうと、内側からの責め苦には耐えられない。
「こ、の……あんた、らぁ……」
 もはや動かなくなった2人を見下ろして、リューコは怒りと苦痛に身体を震わせる。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

美国・翠華
【アドリブ歓迎・暴力描写多めOK】
流石に…もう限界が……近いかも…
でも…負け…ない…

これくらいならもう…私の中のUDCも満足できるでしょう…
でも最初は持てる限り…自分の力で武器を使って攻撃する…
相手のスピードはきっとたいしたことないはず…だけど…
触手を切り落としてから仕掛けたほうが安全そうね…

…腕力で叩き潰されたとしても
ユーベルコードと…真の姿を発動させて逆襲するわ

(真の姿は全身に触手の紋様が浮かぶ異形の姿。
 こちらも触手を操って攻撃する)


三千院・操
蹂躙! きひひ、なんていい言葉! そのすげー筋肉で今から殴られたり蹴られたり締め上げられたりするのかと思うと――あぁぁぁぁぁああ……!!! 堪らない!!
おれを押さえつけて! 締め上げて! 骨が軋んで肉が潰されるような感覚を味わわせてよ!(誘惑)
あぁっ、はぁっ! この痛みが、この苦しみが欲しかったんだ!

――だから、この痛みをおまえにもあげる。
その顔が苦痛に歪むのも、また興奮するよ! きっひひひ!

まずは攻撃を敢えて受けることで相手の懐に入るよ。
どれほど痛みを感じても催眠術で快楽に変えて、相手が油断したところで【狂える酩酊者】を使ってだまし討ち!
粘液を纏わせた腕で串刺しにするように貫こうかな!



「まだ……まだだ……あたしがっ……あんたらを全部っ……蹂躙してやるっ!」
 苦痛も虚脱感もねじ伏せるが如く、咆哮するリューコ。その前に、操が狂笑とともに立ちはだかる。
「蹂躙! きひひ、なんていい言葉!」
 今もなお、操の全身を締め付ける苦痛。だが、目の前の相手なら。
「もっと……もっとっ! おれを押さえつけて! 締め上げて! 骨が軋んで肉が潰されるような感覚を味わわせてよ!」
「言われずともっ!」
 さらなる苦痛と束縛、と言う名の快楽を求めて叫ぶ操めがけ、リューコは勢いよく飛びかかった。望み通りにとばかり、その身体を抱擁し、太い両腕でキツく絞り上げる。
「軋むじゃ済まさないよ……骨がへし折れるまで可愛がってやるさっ!」
「あぁっ、はぁっ……この痛みが、この苦しみが欲しかったんだ……っ、ああああっ!」
 全身が圧迫され、絞り上げられ、軋まされる。求めていた快楽に歓喜と苦痛の悲鳴を上げる。
「そこ……隙有り……よっ」
「くっ!?」
 そうして操に抱きついていたリューコへと、翠華がナイフを手に斬りかかった。隙をつき、その身にまとわりついた触手を切り裂いて封じていく。
「こいつ……よくもっ!」
「か、はっ……!」
 だが、触手を奪った代償は、剛脚による強烈な蹴り。腹にめり込む一撃に、苦悶とともに膝を折る。
「あんた達はぁ……あたしに蹂躙されて、潰されて、苦しんでりゃ、良いんだよっ!」
「がっ……ふぐっ……あがっ!」
 一撃ごとにめり込む脚が、翠華の身体を叩き潰す。ただでさえ限界に近い身体。マットの上で力なく身体が跳ね上がる。
「そう、だね……きひっ……苦痛……良いよぉ……」
 その苦痛を同じように与えられ続けていた操は、引きつったような笑みを零して。
「だから……この痛みをおまえにもあげる」
「何……がっ!?」
 痛苦と快楽を糧にした粘液をその腕に纏わせ、貫き手で脇腹を貫いた。
「その顔が苦痛に歪むのも、また興奮するよ! ……きっひひひ!」
「が、あっ……こ、この……ふざけ……るなっ……がああああっ!」
 すでにボロボロの内臓を、思うがままに蹂躙する。苦痛にもがくリューコの姿を存分に堪能する。
「苦痛……ええ……たっぷり……味わった、わ……」
 そして、倒れて動かなくなっていた翠華の身体。それが動く……いや、何者かに動かされる。
 糸のついた操り人形のように起き上がる身体に浮かぶのは、触手のような紋様。
「だから、もう……満足したでしょう?」
『アア、アア、楽シンダトモ。ダカラ……』
 紋様から浮かび上がるように、全身から触手が実体化していく。それは彼女を操り、彼女を生かし続ける、UDCによるものだ。
『手ヲ貸シテヤルヨ、約束通リニナァ!』
 宿主の苦痛を存分に楽しみ抜いたソレは、リューコの身体に次々と絡みついていく。今のリューコに、それを振り払う剛力はすでに残っていない。
「きっひひひ! 楽しかったよぉ!」
「だから……これで終わり……よっ!」
 深々と身体の芯を貫かれたまま、全身の骨を触手に力任せにへし折られ。
「が、ぁ……まだ……あたしは……暴れ……足りっ……がはっ!」
 それを最期の言葉に、リューコの身体は二度と動かなくなった。

 最強の闘士が敗れ去ったというまさかの事態にどよめく観客達……全てのオブリビオンがいなくなった瞬間、すぐさまUDC組織が会場に突入して来た。客席の観客達を次々と拘束し、動けない猟兵達や、囚われた犠牲者達を救出していく。
 拘束された観客達は記憶操作の後に罰を受け、犠牲者達は全てを忘れ、元の生活に戻っていくのだろう。
 世はなべて事もなし。猟兵達の苦闘と活躍を知る者は、決して多くはない。だが確かに、猟兵達が守った平和がここにあるのだ。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2019年06月14日


挿絵イラスト