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.。o○水底の水没都市.。o○

リル・ルリ 2019年1月23日

.。o○

ダークセイヴァーのどこか

栄えていながらもある時突然、湖に、
水底に沈んだ失われた都《カナン・ルー》
黒衣の聖女像を祀り、黒薔薇の領主が治め栄えたこの都
民も
栄光も
思い出も
すべてすべて

―――水底の藻屑に

.。o○
静寂

ただ、水音の奏でる音色と

どこからか聴こえてくる、人魚の歌声だけが響く

ようこそ、死の都へ

.。o○

【水没したかつての都《カナン・ルー》を探索するスレです】

シチュエーションは、湖の底のかつての都市
ダイスをふって、出た目の場所に移動して、そこでの探索をRPします。
ひとりでも、誰かとでも。湖の底にきてくれるなら歓迎しよう

ただし、気をつけて
この都には、黒い何かが潜んでいる
その手につかまったなら――

.。o○

【探索】

【00】『黒い手』に捕縛される

《グランギニョル・教会》
【01】玻璃の水槽のある舞台
【02】崩れた礼拝堂
【03】教会内・リルのコレクション(靴やガラクタ)
【04】首のない聖女像
【05】壊れた檻
【06】庭園
【07】黒イバラの生えた墓地
【08】割れたステンドグラスのある廊下
【09】藻に覆われたグランドピアノ
【10】荒れ果てた控え室

《繁華街・黒蝶区》
【11】メインストリート・北。歓楽街へ繋がる
【12】メインストリート・南。街のシンボルである黒い聖女像
【13】メインストリート・東。住宅街へ繋がる
【14】メインストリート・西。スラムへ繋がる
【15】洋品店(女性向け)
【16】宝飾店
【17】パン屋
【18】花屋
【19】靴屋
【20】カフェ「クロイバラ」
【21】レストラン
【22】美容院
【23】洋品店(男向け)
【24】果物屋
【25】ケーキ屋さん
【26】荒れ果てた路地裏
【27】血塗れの路地裏
【28】武器屋
【29】薬屋
【30】肉屋
【31】雑貨店(ゴシック系)
【32】ゴミ捨て場(更にダイスをふり40↑でいいものが見つかる)
【33】雑貨店(ファンタジー)
【34】ペットショップ
【35】魚屋
【36】空き地
【37】オープン前だった占屋
【38】安宿
【39】観劇ホール
【40】衛兵の詰所

《領主の館・白蝶区》
【41】領主の館・黒薔薇の庭園
【42】館内・1階サロン
【43】館内・2階客室
【44】館内・3階プライベートゾーン
【45】館内・地下室の地下牢
【46】ガゼボ
【47】噴水のある植物園
【48】剥製館
【49】衛兵の詰所
【50】黒い影に追いかけられる

《歓楽街・青蝶区》
【51】病院
【52】病院の中庭
【53】公園
【54】高級宿
【55】娼館
【56】オシャレなレストラン
【57】ギャラリー
【58】サーカス
【59】香水の店
【60】本屋
【61】領主の館の別館
【62】骨董屋
【63】魔法道具の店
【64】黒い手につかまれる
【65】黒い聖女像
【66】見世物小屋の跡地
【67】酒場
【68】BAR
【69】水族館
【70】どこかのビルの地下、魔女の宴会場

《居住区・桃蝶区》
【71】断頭台のある広場
【72】時計塔
【73】赤い屋根の大きな家
【74】青い屋根の大きな家
【75】白い屋根の小さな家
【76】畑
【77】井戸のある黒い森
【78】黒薔薇の咲く館
【79】小さな飲食店
【80】小さな教会
【81】黒い手に捕まる
【82】墓場
【83】小さな公園
【84】泉
【85】孤児院
【86】孤児院の庭・母子像
【87】黒い茨の森
【88】雑貨店(日用品)
【89】黒い目玉に見つめられる

《スラム街・紅蝶区》
【90】ゴミ捨て場
【91】ゴミ捨て場
【92】荒れ果てた家
【93】荒れた墓場
【94】黒い影につかまる
【95】今にも崩れそうな家
【96】ボロボロの服が大量に干してある
【97】荒れた広場
【98】崩れた家
【99】開かない倉庫


(なお、街の情景や施設などは当方がゆるく考えたものです。ご了承ください)




湖へ潜る
2
ひと休み
1
0





リル・ルリ 2019年1月23日
……ふぅん、青蝶区。ここが……(水にのまれ、そこかしこが崩壊し。水草の生えたかつての歓楽街。水底にしずんだ、煌びやかな思い出はいまや、なにも語らない)……?(ぐるりと視線を巡らせたその先に、綺麗な瓶の立ち並ぶ店をみつけた)さか、ば?酒場。(って、なんだろう)
0
リル・ルリ 2019年1月25日
(並ぶガラス瓶をひとつひとつみてまわる。中の液体はもうダメになってしまっているようだ)青い瓶、みどりの瓶、透明の。綺麗だな。……、これ、これ持って帰ろう(薄桃の、小さめの瓶を見つけてそっと手に取る)うん、かわいい
0
糸縒・ふうた 2019年1月25日
(湖の縁に腹ばいになると、水中を覗き込み)おーーい、リル、いる?(水中にも届くように。おおきなおおきな声で呼びかけて)
0
リル・ルリ 2019年1月27日
――、ふうた?(機嫌よく泳いでいたところ、ともだちのこえがきこえた。遊びに来てくれた?ゆらり、湖面へ向かい顔を出して微笑む)やぁ、ふうた。来てくれたんだ。潜る覚悟はできた?――できたなら、おいで(手を差し伸べて、大丈夫と笑いかける)
0
糸縒・ふうた 2019年1月27日
うう……、できたわけでもないけど、リルと一緒なら平気かな、って。でも濡れるのも溺れるのもこわいから、手握っててくれる……?(上目で伺いながら)
0
リル・ルリ 2019年1月28日
(その言葉に、仕草ににっこり満面の笑顔を浮かべ差し出した手を揺らす)そう、もちろん。濡れない方がいいならば全身を泡の歌で覆ってしまおう。不安なら、僕にしがみついていてくれててもいいよ!さ、いこう(手を取ったならば、湖の中へ連れていく――嗚呼それは、かつてきいたセイレーンのようだ、なんて頭の片隅で思う)
0
糸縒・ふうた 2019年1月28日
うん!(ぎゅっと、細く、力を込めれば折れてしまいそうな手を恐々握る。双眸は恐怖に強く瞑り、無意識に息も止めていて)
(無効票)
0
リル・ルリ 2019年1月29日
いいこ(手を取って、そのまま導く様に湖へ。怖くないように引き寄せてゆっくりと游ぐ。嗚呼、誰かと游ぐのははじめてだ。嬉しくて、歌をくちずさみ)――ほら、ふうた。ふうた。大丈夫、目を開けてみて?息もきっとできるから(泡と水と、人魚のまほう。目前には、水に沈んだ過去の都の姿)
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リル・ルリ 2019年1月29日
まずは、うん。あそこがいい。教会――僕のすんでいるところ。ふふ、誰かを招待するのははじめてだ。教会の聖女にも紹介しなければいけないね?(水音、歌声、静かな水の中。しっかり手を掴んで游ぎながら、彼の様子をうかがう)
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糸縒・ふうた 2019年1月31日
(優しい声音と歌声にそっと目をあけ)……わ、…わぁあ! すごい!ちゃんと息も出来る!(ね、と伝えるように深呼吸)うん、連れてってリルが集めたきれいなもの、オレに見せてくれる?(飛び込む前の恐怖はどこへやら。浮足立った様子で)
0
リル・ルリ 2019年2月1日
(ふうたの様子に、安心したように微笑み。よかったと瞳を和らげる)ね、大丈夫でしょう?よかった、ふうたがわらってくれた。うん、見て欲しいな。僕の集めたやつ。まだ誰にも見せたこと、ないんだ(ゆらりゆらり、游ぐ速度はけして速くはなく。しばらく游ぐと、目前には崩れ廃した黒い教会が)……ここ、僕の家
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糸縒・ふうた 2019年2月1日
水の中なのに濡れないし、息も出来るのって変な感じ。リルのまほう、すごいな!(水への恐怖心を改めたように破顔して)(連れられるまま時を止めた建築物――教会の前へと着くと)ここが、リルのおうち。(壮観な外観をぼう、っと眺め)……きょうかいって、おうちの名前?
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リル・ルリ 2019年2月2日
(よかった、もう怖くはないかな。褒められて嬉しげに微笑んで)よかった、ちゃんと効果があって(崩れた建物の扉は既に扉としての役目を果たしておらず。瓦礫を游ぎこえるように中へ導く)そう、教会。皆そう呼んでた。なんでも本当は、カミサマへ祈りを捧げる神聖な場所、らしいよ?――ここは、違うけれど(ほら、ここ。細い指で示す先には、開け崩れた礼拝堂。ステンドグラスは割れて、黒い椅子は崩れたバラバラに。空っぽの檻に鳥籠、首のない聖女の像と――割れた大きな……鎖の浮かぶ玻璃の水槽)さぁどうぞ。
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糸縒・ふうた 2019年2月3日
(隙間を縫って游ぐ人魚に連れられ)カミサマ……。聞いたことはあるけど、実際に誰も逢ったことのないひとなんだよな。(神に祈りを捧げるとは、どんな感覚なのだろうと。自身に馴染みのないそれに思いを馳せ)(促されれば、静かについていき)……、おじゃまします。(朝貌がじっと見据える視界の先。文字通り見世物を『魅せ』る為に誂えた拘束具に、僅かに眉を顰め)
0
リル・ルリ 2019年2月6日
(ふうたの言葉に微笑んで、こっちと促せば)うん、僕もカミサマ、みたことない。なのに皆、祈っていて。僕は不思議だったな(硝子ごしにみた光景を思い出しながら、聖女像のまわりをゆらり、泳ぐ)そう、ここ。僕の家。この硝子の水槽にいたんだ。何時からかはわからないけれど、ずっとね(すいと泳ぎ、水槽の中へはいり、中からふうたに手を振ってみる。こうして暮らしていたんだよ、と言うように)……割れてからはいつでもでられたのだけど……これがなかなか取れなくて(水槽の底に沈んだ鎖……手枷を見せ)
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糸縒・ふうた 2019年2月7日
みんなは、どんなことを祈っていたの? 願わずには、いられなかったのかな。……それとも、それしか出来なかったのかな……?(持つ者と持たざる者の違い。両者の隔たりは、きっと持つ者である己には理解できないだろうと)(視線は手枷に向いて)……今でも、手は痛む? それとも、もっといたいのはべつのところ?(硝子を隔てた先に在る様を想い。そっと、手を伸ばして)
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リル・ルリ 2019年2月9日
ふふ、何を祈っていたのだろう。この世界には――自由がないと、言っていたけれど。願うことは自由であって欲しいとおもうよ。……僕だったら、何を祈ったんだろう(聖女像を見ながら呟くように。今まで考えたこと、なかった)うん?手……手は、もう大丈夫。傷も塞がったし血もでてないよ?(ほら。見せるように、ふうたの伸ばされた手に重ねるように。硝子の水槽に手のひらをつけ)……いたい……そう、ここにいて、繋がれているのは、僕には当たり前すぎたんだ。水槽の中からひとりで外を眺めて、ずっとそのままだと思ってた。でも、うん。外に出た今なら、水槽の中にいた時の僕はくるしかったんだろうなって、思うよ?(中にいる時は、そんなこと考えもしなかったのにね、と苦笑して)
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糸縒・ふうた 2019年2月10日
じゆう、か……。寝て起きて食べて。それが好きに出来ないのは確かにオレも嫌かなぁ。(抑圧は好まない。四肢を自由に伸ばせない窮屈さに幾ばかりか彼らの片鱗を理解できたような気がして)今はしたいことをしたいように出来るんだから、それでいいんじゃない?(ね、と同意を求め)(重ねられた白磁の肌。水と同じくらい冷えた指先。自身のそれが、少しでも馴染めば良いとの願いでぎゅっと、強く握り込んで)もっと早くに出逢えていたら、リルのくるしいを、少しでも減らせることが出来たのかな…。(自身が重ねた村での暖かな暮らしを想い。酷く冷たいこことの対比に、影を落として)
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リル・ルリ 2019年2月11日
ふふ。そう。今は僕は自由さ。思い切り鰭も伸ばせるし、自由に歌って、泳いでいける。いつだって、どこだってね。(まぁ、どこに行けばいいかなんてわからないのだけれど。優しく微笑んで、握られた暖かな手に力を込めて、握り返し)もう少し、はやく。会えていたらたしかにうれしかったけれど。僕は――くるしいということにすら、気がついていなかったから。けれどいいんだ。今はこうしていられるし、ふうたも手を繋いでてくれるだろ?(だから大丈夫なんだ、と。影を落とした春の、翳りを晴らすように笑って)僕の家、ふうたをしょんぼりさせるばかりだった。……もう少しいいものがあればよかったのだけど……。他にところはある?
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糸縒・ふうた 2019年2月11日
うん……うん。(ぶんぶんと、帽子が飛んで行きそうな程激しく左右に頭を振り)(曇天を晴らす微笑みに虹を掛けて)今までたのしいをしてこなかった分、これからたくさん、たくさんたのしいをしていけばいいよな!(ぎゅっと、離れて行かないように強く手を握って)
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糸縒・ふうた 2019年2月11日
じゃあ次は、別のところに行ってみたい。ヒトが暮らしていた所とか。
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リル・ルリ 2019年2月13日
(ふうたの笑みに嬉しげに、薄花桜の瞳を細め)うん、いこう。連れて行って、たくさん見せて。たくさんの楽しいを、ね?(強く握られた手に、もう片方の手を添える。握ったならば、離さないでと、それは水音に紛れるような、ささめき。冷たい手がほんのりあたたかく染まるのが、嬉しかった)
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リル・ルリ 2019年2月13日
うん、そろそろ別のところに。ええと。人が住んでいたところ――さっき僕が行ってきたあたりかな。荒れているけれど、何か面白いものも、あるかもしれないね(手を握ったまま、ゆうらり游ぐ。目的地は紅蝶区、俗にスラムと呼ばれていた場所へ)
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糸縒・ふうた 2019年2月14日
うん、連れてって! さっきリルが行ってたのは、どんなところ? その人たちが残したものって、どんなのなんだろう。(穏やかに手を引かれる儘に、期待に胸を躍らせて)
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リル・ルリ 2019年2月16日
ええと、こっち(泳ぎ、方向を確認してから振り向いて、ふうたが大丈夫かどうか確かめた)そう、僕も遊びに行ってきたんだ。けれどあそこは――とても、寂しい場所。この街の街並みは綺麗だけれど、あそこだけはね。荒れてるというか……(明らかに違う街並みを思い、うーんと小さく声を上げ)ほら、もうすぐ。
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リル・ルリ 2019年2月16日
(手を繋いだまま、あいた方の指で示すのは、今にも崩れそうな家……にただ十字に結んだ木を突き刺しただけの、墓地)ここだよ。僕はさっき、近くの家に入ってみようとしたのだけど。崩れてしまって……(期待、を裏切ってしまっただろうか。チラリとふうたの顔をのぞく)荒れて、ボロボロ。ここの人達は、どういう風に暮らしてたんだろうね
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糸縒・ふうた 2019年2月17日
(案じられる様には頷きで返して)寂しくて、荒れてる場所…? ヒトがいなくなったから……、って、わけじゃないんだよね。(あまり楽しい所ではないのだろうか。沈む声音に、気持ちを落ち着かせて)
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糸縒・ふうた 2019年2月17日
【スラム街・荒れた墓場】(連れて来られたのは、文字通り“荒れた”場所。朽ちる前からそう在ったのだろうそこは、一本筋を入った向こう側に良く似ていて)リルに怪我がなくて良かった。……きっと、ここにいた人たちは毎日を一所懸命に生きてたんじゃないかな。(過去に生きた証を想い、自然と繋ぐ手に力が籠って)
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リル・ルリ 2019年2月21日
ふふ、ありがとう。怪我はなかったけれど……ここに来るとなんだか切ない気持ちになってしまうな。毎日を一生懸命……(握られた手を、同じように握り返し)嗚呼、きっと。毎日を懸命に生きていたんだろうな。ただ歌って漂ってただけの僕とは違った。まだ人がいる頃に、来てみたかったなぁ……人がどんな生活をしているのか、気になるもの
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糸縒・ふうた 2019年2月23日
オレがみたことのある場所の人たちは、たくさん、たくさん働いて、それでも中々ごはんが食べられなくて。おなかすいたって、言ってたな。(胸が、痛む。光景と共に何も出来なかった自身の無力さを思い出し、しっぽがたらりと項垂れて)それでも誰ひとり、生きることを諦めてなかったんだ。だから、オレは、しっかり生きなきゃいけないなって、思ったんだよ。…きっと、ここに暮らしてた人たちも、一緒だと思う。(じゃなかったら、可哀想だから、と、言葉尻を泡沫に溶かして)
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リル・ルリ 2019年2月25日
―――、(そんなふうたの言葉を黙って聞いて、きゅっと握る手に力を込める。彼の過去、泡沫にとけた言葉に。知らないが故に相応しい言葉が見つからず、知らない事が悔しいと眉根を顰め――優しく、ふうたの頭を撫でてみる)――うん、うん。ここの皆は、生きることに懸命で……そう。きっと、生きる強さをもっていた、とおもう。ふうたが、そう言ってくれたから、彼らの生きた証をうけとめてくれたから。上手く言えないんだけど……きっと、幸福であると、思いたい(願望。ここにはもう、命の光はないのだけれど。そうあればと思い――静かに、弔いの歌をうたう)
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糸縒・ふうた 2019年2月25日
(友の紡ぐ彼の人たちへの調べ。迷い子の魂が、在るべき場所へ戻れば良いと願いながら)ありがとう、リル。(今ならば、過去の彼らがカミサマへ祈りを捧げていた気持ちも少しは理解出来そうだと感傷し)ねぇ次の場所へ行こう? 次はどこへ連れて行ってくれる?(傍らの人魚へまた新しい世界を見せて欲しいと朝貌を向けて)
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リル・ルリ 2019年2月27日
ん、どういたしまして(ふうたの顔をみれば安堵したように微笑んで) そうだね、行こう。次は――もっと華やかなところがいい。この街の光の部分。華やかな歓楽街。……華やかといっても、もう誰もいないけれど(おいで、連れてってあげると笑い、手を差し伸べ)
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糸縒・ふうた 2019年3月8日
【歓楽街/青蝶区・オシャレなレストラン】はなやかなところ。……、ひかりのぶぶん。(鸚鵡に倣い、呟く意味はサッパリ解らなくて)(けれど、傍らの友が楽し気にしているから。きっと、楽しい場所なのだろうと頬に喜色を乗せて)楽しい場所だったなら、たのしい、の名残が残ってるかな?
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リル・ルリ 2019年3月10日
うん、きっと。僕はずっと水槽にいたから、街にはでたことがなかったんだけれどね。話では何度もきいていたんだ。華やかなところだったんだって。……ここは……お皿に、すぷーん……ご飯食べるとこかな?ご飯食べるのは、たのしいよね、ふうた
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糸縒・ふうた 2019年3月13日
うん! おいしい、をお腹いっぱい食べるとしあわせ、になるんだよ!リルも知ってるね。ここはどんなごはんが出てくる場所だったんだろ。やっぱりすぷーんとふぉーくで食べるようなごはん、なのかな?
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リル・ルリ 2019年3月16日
僕も。おいしいと嬉しくなるよね。水槽からでて、はじめて美味しいというのをしった。ここには、少しでも笑顔で――おいしいを味わえていたらいいな。1度、来てみたかった。ここにあるってことは、きっとすぷーん、ふぉーくを使うお料理だったんだよ、きっと。どんなのだろう。いいな……(テーブルの上の、朽ちたメニューをひらく――けれど既に文字はよめない)
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糸縒・ふうた 2019年3月18日
(どれどれ、と倣い手元を覗き込むも、解読出来る形はひとつと無く)ざんねん。何が何だかサッパリ。読めないな? ねぇね、ここがおいしいごはんを食べるところだったんならそのおいしいごはんを作るところもあるんじゃない? そこだったら、何か残ってないかな?
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リル・ルリ 2019年3月21日
やっぱり、ふうたもよめない? 同じだ(くすぐったそうに笑う) ごはん、つくるところ。なんだっけ、きっちん、っていうんだっけ。ん、見つけてみよう。あっちかな (尾鰭を翻し、奥へ、奥へ。辿り着いたのは、広めのキッチン。当時の道具がそのまま、遺されている)
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糸縒・ふうた 2019年3月22日
そう、きっちん! おいしいごはんをつくるところ!(瞼の裏に浮かべるは、母の背中。すっかり懐かしく感じるそれにどこか遠くを見つめ。頭を振って払うと、疎らに散らばる調理器具に触れて)おなべに、ほうちょうに、まないた。(辛うじて名の知っているそれらを指先で追い)あ、なんか変なの、あるよ。なんだろ?(拾い上げた木の棒。膨らんだその先端には、幾つもの突起が連なっていて)
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リル・ルリ 2019年3月23日
よかった。あってた。へぇ、きっちん( 追憶をふりはらう彼と対照的に、人魚にとってここは未知の場所。つい、とあちこち游ぎまわり、不思議そうに首を傾げる)……おなべ、ほうちょう、まないた。これでお料理するの?(言葉をくり返し、なべをつつく。ふうたが拾い上げた木の棒を見れば、薄花桜の双眸を見開いて。何かはわからないけれど、反射的に近くの物陰に身を隠し――顔だけ少し、覗かせる)……ふうた。それ。おしおき、するやつ……?
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糸縒・ふうた 2019年3月24日
そうだよ。ほうちょう、で食材を食べやすい大きさに切るんだけど、そのまま切ると机とかが傷ついちゃうからまたいた、を敷いてその上で切んだ。(錆び付いたほうちょう、を手に切り真似をして)(視界の隅に翻った月の色に、朝貌を瞬かせると)おしおき? ううん、ちがうよ。これは、ぱすたっていって、細長いのを掬うやつ。だいじょうぶ。いたいことするやつじゃないよ。(傍らに放ち、空を游いでいくのを見送った後に、怯える人魚へこちらへおいでと誘い)
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リル・ルリ 2019年3月25日
(おいで、と呼ばれれば。おしおきするやつ、に似た道具がどこかへ行ってしまうのを見届けて、安堵してから。ゆうらり姿をあらわす) あれは、ぱすた?の道具だったんだ。少し、どきっとした(胸を撫で下ろして、薄花桜を瞬かせ) へぇ、まないた、の上でほうちょをつかって、食べ物を。僕もね、お料理できるようになりたいんだ。ふむ……この道具を、揃えればできるのか……
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糸縒・ふうた 2019年3月25日
ぱすた、はお湯の中を泳いで逃げちゃうから、中々捕まえられないの。そっか。リル、おりょうり、出来るようになりたいんだね。ここにあるのはどれも古くて錆びてて使えないから、街に新しいの買いにいこ? オレもおいしいごはんが自分で作れるようになりたいんだ!(手に在る道具を放ると、陸へ上がりたいと朝貌を輝かせながら言葉尻を跳ねて) (ひと休み)
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リル・ルリ 2019年3月27日
ぱすた、そうなんだ。それで捕まえるんだね。ん、僕。作れるようになりたい。ごはん、おいしいのが作れたら……きっと嬉しいよ。この前作ったおにぎりは、しょっぱくなってしまったもの。ふうたは、焼くのが得意な気がする。わかった、道具も買いに行こう。陸に、送るね(ふわり、泡沫のように微笑んで。その手をとると、揺らぐ水面へ登り游ぐ。冷たい泡が割れたのならば、そこはヒトの世界)ふうた、ありがと。また潜ってきてね
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リル・ルリ 2019年3月29日
.。o○ .。o○
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リル・ルリ 2019年3月29日
なにか、陸の家におけそうなもの、ないかな……(ゆらゆら、揺蕩うように泳ぎながら、探る)(もっと部屋が賑やかになればいい。そうすれば、ひとりのときだって、寂しくない)
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リル・ルリ 2019年3月29日
【繁華街・肉屋】(しばらく泳いだ先、何やら絵の書かれた看板が)……?ケースの中身はもう空っぽだ。……お、に、く?お肉のお店。……櫻宵はお肉、すきだったな……(肉だらけなお弁当を思い出して、くすりと擽ったそうにわらう)
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大神・狼煙 2019年7月28日
(久しぶりに、故郷の世界に帰ってきた。今も変わらぬ街並みを行き、どれほど時が過ぎただろう。目の前には、湖が広がる……魔が差した、とでもいうのだろうか?何気なく飛び込んでみた先には……)
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大神・狼煙 2019年7月28日
【メインストリート・北。歓楽街へ繋がる】(潜った先には、街並みがあるではないか。滅んだ街など、珍しくはない。けれど、ふと興味を抱いて泳いで行く……) (湖へ潜る)
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