お家探し。
スキアファール・イリャルギ 2021年3月14日
昼下がりのサクラミラージュ。
帝都の大通りにあるカフェー。
煉瓦造りの街と咲き舞う桜を楽しめるその店の隅で。
大切な友達と、大切な恩人とお話を。
――あなたの家も探せたらいいですね。
白キマイラさんと。
(※背景は気にしてはいけません。誰がなんと言おうと昼下がりです)
1
茜崎・トヲル 2021年5月7日
あっ(ふほーしんにゅーしてることがバレる!の顔)(もう語るに落ちてるんだけど、むだなてーこーをこころみる!)
あ、雨のときとかにね……その、屋根と、できたら壁もね、えっと……うーんなんかね気配がちがうんだよねーなんだろなー!(あたふた)(あせりあせり)(耳としっぽの動きがうるさい)
褒めるよお!おれじゃわかんない視点でものを見て、教えてくれたんだから!(にっこにこ)(力強くひそひそ!)
(へへー、すごいって言ってもらっちった!)(てれるー)
ふふーん、あとでせんせーのことも占ったげんね!初回だし、お友達価格で、タダでいーよ!(いつもは悪い未来を見るんだけど。未来予知!でも、たぶんここは危険な感じじゃなさげ?)
茜崎・トヲル 2021年5月7日
ふわ~……すげー!きれい!花いっぱいで、桜もあって!すてきだねえ、ここはすてきだね!
(とってもすてき!なので、縁側から飛び降りかけたよ!ぎりぎりでじせーしました!)(あーさんたち誘って花見してーなあ!)(そのためにもがんばるぞー!)
よーしっ。……この家に残ってるだれかさん。もしかしたら、この家そのものな誰かさん。おれはここに新しく住む茜崎・トヲルっていうよ。あんたに挨拶したいんだ。あと、されて嫌なこととか教えてほしいんだ!注意しますなので!
茜崎・トヲル 2021年5月7日
(縁側にすわって、両手でおっきな水晶玉持って。おでこくっつけて、むむむって念を送るんだ)(影朧は、ふつーのオブリビオンより思いが強めだから。ここに集まって、映ってくれないかなって狙い!)
スキアファール・イリャルギ 2021年5月8日
「あ。(何となく気付いてしまった先生)
……そ、そうだね雨風を凌ぐ手段は重要だ! 濡れるのは嫌だし、何か飛んで来たら危ないしね! トヲルくんが暮らしていく為に必要だつた事なんだろう!? 大丈夫だ私は他言だとか密告だとかはしないからね! よおし此の話は聞かなかつた事にしようそうしよう! ね!? いやあ気配が違ふのかあ不思議だねえ!?」(一緒にあたふたしながら腕をぶんぶん振る先生)(声がデカい)
「本当かい! いやあ嬉しいなあ! 近い将来トヲルくんの常連客になつていそうだ! あ、弐回目からはちゃんとお金を払うからね!」(るんるん気分な先生である)
スキアファール・イリャルギ 2021年5月8日
(力強いひそひそ声に頬を掻いて照れていたり、二人のあたふた具合に笑いを堪えている影人間)
(目をキラキラさせて庭を眺めて、縁側から飛び降りかけたトーさんを微笑ましく眺めている)
(確かに、此処は素敵な場所だ。トーさんが何度も素敵だと言った気持ちがとても分かる。縁側に座ってゆっくり食事や会話を楽しむ事が出来そうだな、と思いながら)
(邪魔にならないように、でも何か起こった時にはすぐに対処できるようにと、占いの行く末を見守る)
スキアファール・イリャルギ 2021年5月8日
(――貴方の念が通じたのか。水晶玉に一つの人影が映った。
目深に被った黒のつば広帽子、端麗な黒のドレス、透き通るような白い肌――まるで夜の闇を纏ったような、舞台女優の出で立ちの、儚げで妖美な女性。
貴方の声に応えるように微笑んだ彼女は、優雅に一礼し――
紅をのせた唇を開き、自らの想いを込めた歌を紡ぎ出す。
"貴方が楽しく此処で暮らしてくれるだけで嬉しい"
"でも、もし叶うならば。自らが生きた証であるこの家を、自然を、可能な限り残していってほしい"。
"苦しい事や悲しい事を、少しでも忘れられる場所となるように"――)
茜崎・トヲル 2021年5月10日
(口の前で指立ててしーっ!内緒!のポーズ!)(だんだん落ち着いてきた!)
はぁーい!へへっ、おきゃくさま一名様げっとー!(きゃっきゃっ)
(あーさんがこっち見てるのに気づいたよ!)(振り向いて、にこーっ!手もぶんぶん!)
あーさん、今度……今年はもう遅いかな、じゃあ来年!ここでお花見しよお!(未来の約束をしようチャレンジ!)
茜崎・トヲル 2021年5月10日
(水晶玉のお姉さんが優雅におじぎしてくれたので、おれも返そうと思いました。片手で水晶玉をもって、前に出して。足をかたっぽ後ろに下げて、もうかたっぽの手を胸に当てて、ふかーくおじぎ!うーん見よう見まね)
わかった。おれはとても楽しく暮らすよ。家もまわりの自然いっぱい景色も、がんばって守るよ。おれは約束するよ。
だからねえ、よかったらお姉さんも手伝ってね!(にこー!)(結界、とか張ったほーがいいのかな。べんきょーしねーとかも)
茜崎・トヲル 2021年5月10日
あっ……ねえねえ、素敵なお姉さん。それなら、どうして庭の花はひとを死なせてしまうの? お姉さんみたいに素敵な花畑だって聞いたよ。おれは友達を誘いたいよ。
(首こてん。殺すことは望んでないみたいなのに。ふしぎだよ)
スキアファール・イリャルギ 2021年5月11日
(同じように内緒! のポーズをする先生)(あなたと秘密を共有出来て嬉しそうだ!)(きゃっきゃっ)
(トーさんの笑顔と手振りに答えるように手を振り返す影人間)
あぁ、いいですね。綺麗な場所ですから楽しいこと間違いなしです。来年、やりましょう(約束ですよ、と笑って)
スキアファール・イリャルギ 2021年5月11日
(女性は貴方のお辞儀と返答に微笑み頷いた後、「手伝ってね!」という言葉に驚いた反応をした。
"貴方にこの家を託した後は自分は用済みだと思っていた"――そう想いを吐露し、ぎこちなく頷いた)
(そして彼女は歌う。
"誰もが傷つかず、穏やかに過ごせる時間をと願っていた。
恐れられる異能を、虐げられる異形を、拒絶される怪奇を――
隠して、忘れてしまえれば、それが叶うのではないかと。
その想いが、強すぎてしまったから……あんな力が生まれてしまったのだろう"――と)
茜崎・トヲル 2021年5月12日
(ぱああって顔かがやかせる!)(してくれた!未来の約束!)っうん!ぜったいやろーねえ!(ゆびきり!って言ったよ!)
(……この約束ができただけでも、おれは生きててよかったなって思ったよ)
茜崎・トヲル 2021年5月12日
わあ、ありがとうねえ影朧のひと!(あっ)でもね、転生したいんなら、そっち優先でぜーんぜん!おっけい!だからね。
もちろん手伝ってもらえたら、とーっても!助かるけどお。
あんたは、あんたの人生を大事にしてほしいんだ。あんたは素敵なひとだもの。きっと素敵な未来が待ってるはず!
(にこーって笑ったよ。ぜーんぶ本音!)
(お姉さんの話を聞きました。ふむふむ)うーん……その気持ちはすっごいわかっちまうなー……。(実証済み!)
でも、おれは友達や、先生や、素敵なひとを庭に呼びたいんだ。なんとか解除できないかなあ?
おれに手伝えることがあれば、なんだってやるよ。ど?
(両手で水晶玉をもって、首こてーん)(夜に花見しながら、友達と酒のんだりしたいじゃんね)
スキアファール・イリャルギ 2021年5月13日
はい、絶対。……絶対ですよ(小指を差し出す。まるで指切りをしましょうと言いたげに)
(未来の約束を自分が躊躇わずに出来る日が来るなんて、思ってもみなかった)(……その日が来た時に、また、"生きててよかった"と言えるように。私も生きないといけませんね)
(そんな二人の様子を、先生は静かに、嬉しそうに眺めている)(少し涙ぐんでもいる)
スキアファール・イリャルギ 2021年5月13日
(影朧の女性は微笑み、語る。
"今、此処に在るのは。この家に住んでいた影朧(私)自身ではなく、
留まった僅かな力が寄せ集まった、影朧以上に朧げな存在だから"
"以前住んでいた影朧(私)は転生して、きっと素敵な未来を歩んでいるわ"
"私自身の事を気にかけてくれてありがとう"
"貴方が私に手伝って欲しいと願うならば、そうしたい"
続く問いかけには申し訳なさそうな声色で答える。
"人を死へ誘ってしまう効果「だけ」を解除する事は、今の自分には難しい"
"効果を解除すれば、月の夜に花が咲く現象自体がきっと消えてしまう"
"効果と現象、両方を消す事なら容易い。でも、現象を維持する事を選ぶのならば。貴方達の力で、効果だけを打ち消す事は出来ないだろうか"――と)
茜崎・トヲル 2021年5月14日
🎵(大喜びで小指をえい!したよ!指切り!嘘ついたらハリセンボン釣って食べる!)
(あーさんは、前に"生きたい"って言ってくれたから)(たぶん無意識だったと思うけど)(そのためなら、おれはなんだってするんだ!)(死なないように気をつけながら!)(楽しい未来のためにがんばろー!なきもち!)
(指切りしてたので、せんせーが泣きかけちゃってるのには気づきませんでした!)(ごめんね!)
茜崎・トヲル 2021年5月14日
そうなんだね。ならぜひ!よろしくおねがいしまーす!(にこー!)(ぺこー!)
あとでお名前教えてね!
あわー……そーなんだねえ。(口ぱかーってあけておどろきフェイス!)
んーんー、だとしたらあ……おれだけじゃどーにもできねーからあ……(眉を八の字にしてうーんうーん)
そーだっ!あーさんあーさん、それにせんせーも!いまの話きこえてた?
あのねえ、知恵をかしてほしーんだ!おねがいします!(ぐるって振り返って、ぺこーってお辞儀!)(水晶玉は上にあげたままだよ!)
スキアファール・イリャルギ 2021年5月16日
(笑顔で指切りをします。嘘ついたらハリセンボン釣ってt……釣って食べる!?)(ハリセンボンって何処で釣れるのだろうか)(※真顔で考える影人間)
(先生は二人の邪魔にならないようにと、こっそりと涙を拭いながらサムズアツプした)
("気付かれなくとも弐人が嬉しそうならオウケヱさ!"と言いたげである)
スキアファール・イリャルギ 2021年5月16日
えぇ、聴いていましたよ。勿論ですとも。
……先生も構いませんか?
「うん、彼女は影朧自身ではなく、影朧が此の家に遺した僅かな力、といふ存在。私の希望的観測も含んでゐるが――きっと世界に悪影響は及ばないさ。
それにトヲルくんに協力したいと申し出てゐるんだ。それなら私も知恵を全力で振り絞るべきだろう!」
……ふふ、よかった。そう言ってくれると思ってましたよ、先生は優しいですから。
しかし、現象を維持したまま効果を打ち消すですか……中々に難題ですね。私自身はそういう力は持っていないですし……寧ろ悪化させてしまうような……(うーむ、と腕を組み悩む影人間)
スキアファール・イリャルギ 2021年5月16日
(先生は影人間と水晶玉を掲げる貴方を見る。その顔は真剣だ)
「……私が思ふに、 "死"に対抗できるのは、矢張り"生"だ。嬉しい・楽しい等の感情だとか、未来への明るい展望だとか、今まさに弐人が交わした、いつかの楽しい約束だとかね。
……左右くんが今も生き続けてゐられるのは、"生"を見いだせたり、誰かから与えて貰えへたからだろう?
だから、そう云つた生命力満ち溢れたものをこの庭や家に拡げる事が出来れば、死へと誘う効果を中和し続けられるんぢやないかな?」
ふむ、生命力……あ(手をポンっと合わせて)それならもう一つ方法があるかもしれませんよ、先生。
ね、トーさん。以前、コローロに花冠へ生命力を与えてもらったこと、憶えてます?
あの幻朧桜に現象を中和できる程の生命力を与える、とかどうでしょうか。
(スッと指差すのは、庭に咲く幻朧桜の樹)
茜崎・トヲル 2021年5月18日
(にひー。いつか海釣りも行きたいねえ!)(そんなところも素敵だぜ、せんせー!)
(はっ)(そっか、影朧はずっといちゃだめなんだっけ)(そこらへん、ぜーんぶあたまから抜けてたやつ)(こ、今回はセーフ?セーフっぽいね?)(よかった~~!)
(せんせーがしゃべってる間、後ろでめーっちゃ百面相してたよ!)(おれはバカだから、すぐ勢いだけでしゃべっちまうんだ)(よくないね……)
茜崎・トヲル 2021年5月18日
ありがとね!ありがとね、せんせー!(ほーっとしたー!)
(それから、真剣にあーさんとせんせーの話を聞きました)(ふむふむ。ほほー。なるほどなー)
もちろん!覚えてるよお、忘れてない!コロちゃん、春の湖みてーにきらきらで、きれーだったね!
んーんー、生命力の量だったら自信あるよ、おれ!コロちゃんに手伝ってもらって、おれの生命力を流し込んだらいいのかな?(庭の幻朧桜を見ながらの質問です。水晶玉もそっちに向けているよ!)(いまのおれは、生きてるって実感してるから。たぶんうまくできるはず!)
スキアファール・イリャルギ 2021年5月19日
「……お? おお? どういたしまして、でいいのかな??」
(読心術は持っていない先生、目をパチパチさせて首を傾げる)
(妙な所に敏感で、妙な所で鈍感な先生である)(百面相にも気づかなかった!)
(一方、影人間は百面相に気付いていたので――)
(そう、私も忘れがちなんですけど影朧って不安定なオブリビオンで、
この世界に留めておいたら、いつか何かを起こしかねない存在なんですよね……)
(大丈夫です、勢いで喋った時にだけ分かる発見もありますから)
(――と、トーさんに目配せで伝えてみる)
スキアファール・イリャルギ 2021年5月19日
(海釣り……ふむ、楽しそうですね。まだやったことが無いですし、いつかやってみたいです)
ふふ、よかった。あの光景は本当に幻想的でしたよね。
あの時はコローロ自身の生命力を花冠に分け与えていましたが……ここはやはり、トーさんの魔力と生命力の出番だと思うんです。
幻朧桜は一年中咲く花。先生が言う"生"の力を常に維持し、拡げるにはもってこいかと思いまして。トーさんが依頼等で出かけて留守にしている時でも、きっと大丈夫ですよ――おっと。
(ひゅばっ、と影人間の傍に火花の様に瞬くひかりが現れた)
(「話は聞かせてもらってた!」と言わんばかりに眩く輝く!)
茜崎・トヲル 2021年5月21日
うん、どういたしまして、であってるよ。おれは影朧のことを失念していたんだよ。思い出させてくれてありがとね!(せつめいしました!)
(あーさん……!目配せを受信したよ!ありがとねえ!)(あーさんのやさしさは新たな宇宙が生まれるレベル!)(――と、身振り手振り、耳振りしっぽ振りで伝えてみたよ!!)
茜崎・トヲル 2021年5月21日
(やろやろっ!もーすぐ夏だしい、水着ゲットして海にいこー!)(わくわく!)
だね!おれのホームになるんだもの。よーし、この一般ピーポーの百万倍あるせーめーりょくで!(要出典)
って、わわっ!コロちゃんせんせー師匠?!(びっくり!)(ぱちくり!)(まぶしい!いつもより多めにまぶしい!頼れるかがやき!)
スキアファール・イリャルギ 2021年5月24日
「そうだつたんだね。お役に立てたようでなによりだ!
影朧と云ふ存在は、どうやら他の世界と比べると特殊な存在のようだからねえ」
(にこっと答える先生。頭の桜の枝が風に揺れて嬉しそうに咲いている)
(ビッグバンレベル……!? そんなにです!?)
(身振り手振り、耳振りしっぽ振りでトーさんの言いたいことが伝わった! ので、目を見開きながら目配せでまた伝える)
スキアファール・イリャルギ 2021年5月24日
(怪奇・影人間の水着とは……?)(※きっと呪瘡包帯は巻いた儘)
(でも一緒に海に行きたいですし、ゲットしないとですね)
ふふふ、コローロがやる気に満ち溢れていますね。うまく行きそうだ。
(任せて、と言うようにパッと明るく瞬いて)
(眩しすぎた輝きをちょっと抑えて、トーさんの胸の辺りに近づくひかり)
(「準備はいいですか?」とトーさんに問い、首を傾げるように、こてんと動いた)
茜崎・トヲル 2021年5月25日
わはー、せんせーの桜きれーだねえ(おれもにこにこ)(ありがとです!って手を振りました!)
(ビッグバン連発レベルだぜ!!あーさんはとってもすてき!)
(にっこにこ!!と念をおくるよ!)(たぶんおれの顔がうるさいよ!)
(ほーたい巻いた上に水着きてー、パーカーとか?)(露出やーなら、競泳用のとかもあるぜー。あ、もしかして日光さんさんだとやばば?)(そしたらおれ、ずっと隣でビーチパラソル持ってるよ!でけーやつ!)(泳ぐのは夜にしよーね!)
茜崎・トヲル 2021年5月25日
(読心術はねーけど経験で、なんとなーく、言いたいことがわかったよ!「はじめていーい?」って感じだとおもう!めいび!)
おっけ……あっ。ごめんコロちゃん、ちょーっと待ってね。
(あーさんは、なんかあったときにすぐ動けねーとだからー……)
せんせー、ちょっとお姉さんといっしょに待っててくれね?お姉さんも、せんせーと待っててくれる?
(せんせーと、おねーさんに、首こてーしておねがい!)(おねーさん in 水晶玉を先生がおっけいして預かってくれたら、そのままはじめちゃおー!)
スキアファール・イリャルギ 2021年5月26日
(先生はニコニコと手を振り返した!)
(Oh……宇宙が何個も生まれている……!)
(にっこにこな顔とすっごい念(語彙力消失)に思わず笑いが漏れ出る影人間)
(ふむ……包帯外すとちょっと落ち着かないので、やはり包帯巻いた上に水着とパーカーですかねぇ……)
(夏が苦手なので日光浴び続けるのはちょっと辛いですね……あと包帯が黒いので熱吸収が……)(うぅ、お気遣いとてもありがたいです……でも大きいのをずっと持ち続けるの辛くないですか?)
スキアファール・イリャルギ 2021年5月26日
「うむ、私は構わないよトヲルくん! 其方は如何?」
(問いかける先生に、水晶玉に映る女性は頷く。承諾の意を示したようだ)
「……よし、決まりだね。私が水晶玉を預かつてゐるよ。きつと上手く行く、頑張れ!」
(激励を二人におくる先生に、お礼を言うようにひかりは瞬いて)
(始めましょう、とあなたに言うかのようにキラキラと煌めき始めた)
茜崎・トヲル 2021年5月28日
(あーさんが笑ってくれた!のでオールおっけい!)
(りょーかい!)(あー、たしかにしかくにー(後半に意味の無い言葉!)黒って暑くなるって言うよねえ。だったらやっぱりビーチパラソル!)(ぜーんぜん!だってビーチパラソルって軽いもの!)(比較対象はハンマーです!500kg!)
茜崎・トヲル 2021年5月28日
がんばる!(おーっ!て手を突き上げたよ!)
(それで、コロちゃんに「うん」ってうなずいて。げんろー桜の前まで行きました)
えっと……触って、力をごーって流し込めばいい?
(コロちゃんせんせーに聞くよ。首かしげーの)
スキアファール・イリャルギ 2021年5月29日
(えぇ、そうなんです……影人間に夏は辛いんですよ。影になって日陰で溶けていたいくらいに……)(それをやったら本気で"人間"の容(かたち)を忘れそうなのでやりませんけど)
(あぁ、そのハンマーと比べたら確かにそうでした……ではお願いしちゃいますね)(あ、でしたら私は釣り道具持ちましょうか。海釣りの為に)
スキアファール・イリャルギ 2021年5月29日
(貴方の問いかけに、こくこくと頷く様な仕草をするひかり)
(「ごーって流れてくる生命力を、私の力で"色"のひかりに形を変えて取り出して、この桜に与えるの」「そうしたら、桜にたくさんの生命力が満ちて、怖い効果を打ち消せるはず!」)
(……という感じの言葉を、ぴかぴか光ったり飛び廻ったりして貴方に伝えようとしている!)
茜崎・トヲル 2021年5月31日
(あわー……。我慢しよーね……日陰でぺそーんってするだけにしようね……)(おれ、いーっぱいかき氷とか、水とか、スイカとか用意するからね!)
(はーい!お願いされましたー!)(わ!いーねいーね、お願いしていーい?)
茜崎・トヲル 2021年5月31日
(コロちゃんとは気が合うから、なんとなーく何が言いたいかわかる!はず!)
えーっと……おれがごーした生命力を、コロちゃんが……カラフルに、する? それで、桜に流す……かな。(かな?)(合ってるっぽい)
おっけいわかった!よーし、じゃあやるよお……!
茜崎・トヲル 2021年5月31日
(片手を桜につけた。両手でやろーかと思ったけど、あんまりどさーってやったら、コロちゃんが変換大変かなって)
(魔力を流すのは、集中しなくても出来るようになったんだ。ハンマー直した時みてーに、血管を延長させる感じで……)(とりあえず、一般のひと十人分くらいから流そっと)
(※おれ的にはすっごく少ないと思ってるよ!感覚がバカ!)
スキアファール・イリャルギ 2021年6月1日
(短時間だったらまだいいんですが、夏は絶対長時間やってしまいそうなので……はい……ぺそーんだけで我慢します……)
(ありがとうございます、トーさんの優しさで夏を乗り越えられそうです)(はぁい、お願いされました。用意しますねー)
スキアファール・イリャルギ 2021年6月1日
(いきなり一般のひと十人分くらいの魔力が流れたので、ひかりが一瞬「!?」と言うようにピカッと大きく瞬いた!)
(でもすぐに落ち着いて、ゆっくりと自身の力で変換していき――やがて幻朧桜の周囲に、ちかちかと瞬く"色"の光が複数現れる)
(燃え上がる赤、煌めく橙、眩い金、鮮やかな緑、透き通る青、宵闇の紫、柔らかな白、静かな黒――他にも様々な色が飛び交う。その一つ一つに、あなたは今までの楽しい想い出の一部を見るかもしれない)
("色"の光たちは幻朧桜の周囲をぐるりと飛び、そぉっと幻朧桜を包み込んだ。神秘の桜は一層咲き誇り、風に吹かれひらりと花弁を舞わせる。そして庭に、この家に、温かな力を拡げていく――)
茜崎・トヲル 2021年6月3日
(ありがとー!よろしくなんだよー!)
ふわー……(きれいー……!)
(燃え上がるレッドは、すなご島の火山。きらめくオレンジは、燃え上がるフェザント号の火。まばゆいゴールドはグリードオーシャンの太陽で、鮮やかなグリーンは心中ごっこしたあの子の着物。透き通るブルーはあの子の優しい目で、柔らかなホワイトは抱き上げたウサギ。静かなブラックは――ふふ、おれの自慢の友達!)
(ねえ、お姉さん、先生。見える?きれいだね!生きるのも悪くないぜ!)(きれいな光だねえ。カラフルで、まるで虹の木!)(ありがとう、コロちゃん!)
(ゆっくり流す魔力を増やしてくよ。この家が、死を呼ぶ家じゃなくって、守りの家になるように!)
スキアファール・イリャルギ 2021年6月5日
(ひかりは喜び舞い踊る。火花の様な光が弾けて散り、雫となって風に舞う花弁と共に視界を彩った)
(「素敵な"色"! 素敵な思い出!」)
(きっと以前は――"ひかり"になる前だったら、この"色"すら奪ってしまっていた。でも今はそんなこと、したくないって思えるの)
(わたしは、あなたの力になれているかな)
(――そんな想いを抱きながら、ひかりは溢れる生命力を変換し続ける)
(「どうかここが、きれいな"色"と思い出に満ちた、素敵な家になりますように」)
(先生はにっこりと笑い、「生きるのは最高だね!」と胸を張って言う。咲き誇る庭の幻朧桜に負けじと、頭の枝の桜が満開に咲く)
(影人間も笑う。虹のように彩られた幻朧桜を見上げ、眩しそうに目を細めながらも「素敵ですね」と嬉しそうに言う)
スキアファール・イリャルギ 2021年6月5日
(水晶玉に映る影朧の女性は微笑み歌う。
"嗚呼。とても綺麗、とても素敵"
"感じるわ。誘う力が薄れていくのを"
"これならきっと誰も死へと誘われないでしょう"
"ありがとう。あなたがこの家を選んでくれて、本当に良かった――")
茜崎・トヲル 2021年6月6日
(ぱあん、って。カラフルな光がはじけて、うずまいて、風に乗って、家を包んだんだ)(だからおれは、「終わったんだな」ってわかった)
わー……ありがとう、コロちゃん!
見て!コロちゃんのおかげで、こーんな素敵な家になったんだ!すっげー、幸せの魔法使いさんだね!
(両手をコロちゃんに伸ばすよ!すごいねえ!ありがとうねえ!)
(せんせーに手を振るよ!あっ桜咲いてるー!すてき!)(あーさんに手を振るよ!あっ笑顔になってる!すばら!)
茜崎・トヲル 2021年6月6日
(せんせーから水晶玉を受け取って。影朧のひとに、にこー!)
んーん、こっちこそだよ!素敵な家をありがとう、お姉さん!
それに、おれじゃないぜ。先生がこの家を見つけてくれて、お姉さんがおれに答えてくれて、あーさんがこのやり方を思いついてくれて、コロちゃんが手伝ってくれたから、ぜーんぶうまくいったんだ!
みんなのおかげなんだ!
ねえ、すっごくきれいだよ!せっかくだもの、みんなで写真撮らない?
あーさんがくれたカメラ、タイマー付いてるんだ!桜の下で、みんなで集まって、一枚!ど?
(青空にきらきら、ダイヤモンドみたいに光が舞って。桜の花びらが、クラッカーの紙吹雪みたいに降ってるんだ)(なにより、みんなが笑顔なんだよ!)
スキアファール・イリャルギ 2021年6月8日
("幸せの魔法使いさん"という言葉に輝きを赤く染めて照れながら、ひかりは伸ばされた両手にタッチするように飛んだ!)
(「友達の力になれてよかった!」)(そう伝えるように、キラキラと瞬いた)
(先生も影人間も、嬉しそうに貴方に手を振りかえす。水晶玉に映る女性も嬉しそうだ)
「いやあ、素晴らしい魔法、素晴らしい"生"の力だね! 霊感とかが無い私でも空気が澄んだ事がよく分かるよ! ……きっと此の日の為にこの家は、貴方は遺つたのだろうね。そして此の日の為に私はトヲルくんと出会つた――なあんて言つたら、格好つけかな?」
("すべては運命、必然だったのかしら")
("なんだか舞台のお話みたいね")
「でも作り話じやない。今まさに此処で斯うして現実に起こつた出来事さ! そうだろう、トヲルくん?」
(貴方に水晶玉を渡しながら、先生は笑って問いかけた)
スキアファール・イリャルギ 2021年6月8日
なーに「良いこと言った!」みたいにドヤ顔してるんですか先生。
(先生に悪態をつきながら影人間は警戒を解き、周囲を見回す)
(キラキラと青空を彩る宝石のような光。まるで此処に居る者全員を祝福するように舞う桜の花弁)(こんなにも"色"が満ちた風景に自分が居れるのが、"嬉しい"と思えるようになった)
(そして何よりも、友達に――トーさんに新しい家を見つけることが出来たのが、何よりも嬉しかった)
ね、トーさん。同じサクラミラージュの住民として、これからもよろしくお願いしますね。
ふふふ、いいですね。最新式のカメラですもの、最高の一枚が撮れますよ!
(ひかりが賛同するようにくるくると舞う。先生は「撮られるなんて久々だなあ!」なんて嬉しそうに声をあげて桜の下へ向かう。そんな先生の言葉に影朧の女性は"私はもっと久々よ"なんて微笑みながら返した)
スキアファール・イリャルギ 2021年6月8日
――月が見える夜、花が咲き誇ると共に"死"へと誘う力が遺っていたこの家は、沢山の楽しい想い出が溢れる、とある白キマイラさんの家となり。
桜の下で皆と撮った写真は、とても綺麗で、とても素敵な一枚となった。
それもまた、"死"に抗う"生"の力となったことでしょう。
("そうだ、名前")
("私は、【烏啼(ナンナ)】と呼ばれていた影朧。
私はもう、この家に留まった僅かな力だけの存在。
癒しを受け入れ転生した影朧(私)とも、未だ骸の海から蘇る"私"とは似て非なる存在――と言ってもいいのかしら")
("ありがとう、皆さん。そして――どうか、よろしくね")