【1:1】たそがれどき
ロキ・バロックヒート 2020年5月9日
あかやけを背にしてゆく影ふたつ
アリスラビリンスからUDCアースへ
眠り姫を送ったあとのこと
https://tw6.jp/scenario/show?scenario_id=22868
***
葉釼くんと
1
ロキ・バロックヒート 2020年5月9日
(その影のひとつ。カタチとしてはもうひとつの影に付いて行ってる方。機嫌よく鼻唄をうたいながら、あかいろに眼を細めている)
(無効票)
真白・葉釼 2020年5月12日
(仕事を終えると既に空は茜色に染まっていた。肌で気温の落ち始めたことを感じながら帰路に着く――着いたのだが)(アスファルトを踏む足を止め、肩越しに振り返る。聞こえる鼻唄。傾いた陽光に照らされた顔を見る)……こっちが帰り道か?(訝る様子を隠しもせずに問いを投げ込んだ)
(無効票)
ロキ・バロックヒート 2020年5月17日
(己の機嫌がいいのはどういう時か、よくわかっている。面白いことがあった時か、面白いことを聞いた時か、面白そうな子に出会った時だ)(その興味が赴くままついて行ってしまい、至極もっともなことを云われたのでにっこりと笑った)夕焼けっていうのはどの世界でも情緒があっていいよねぇ。(答えにもならない答えを返す)
(無効票)
真白・葉釼 2020年5月21日
(相手から見れば自身は半ば逆光なのであろう。頬に照り付ける高くはない温度の斜陽を感じながら目を細めた。笑い返しはしない。単純に不愛想な性質上からではあったが)夕焼けを見る為についてきたのか?(片眉を上げ、しかし)……、……お前の眸と似ているじゃないか。(黄金、或いは蜂蜜、粘性の光。身体半分だけ向かい合う相手の目の高さに指先を)鏡を覗けばいつでも見られる。
(無効票)
ロキ・バロックヒート 2020年5月22日
(眼を示されてきょとんとしている。そのまま聞き終えてから、ふふ、と笑った。そう来るとは思わなかった、という種類の)褒めてくれてるの?この眼は好きだから嬉しいよ、ありがと。(でも違うんだよねぇ。なんてそれを細めた)なんだかんだで君、俺様を助けてくれたじゃない?お礼がまだだなーと思ってさ。夕ご飯ぐらい奢ってあげるよ。どう?(全然そんなつもりはなかったのだけど。思いついた尤もらしい口実を述べた)
(無効票)
真白・葉釼 2020年5月26日
(笑みを見て指先を下ろした。持ち上げられていた片眉も元に戻る。「別にそういうワケじゃない」と言いたげな顔)別に褒めてはいない。(実際に言った)(怪訝そうな顔つきは続いている。斜めに構えたままの身体、いかにもな“信用はしていません”の姿勢)……変な奴だな。求めてもいなかった助けに礼をするほど、律儀な奴には見えなかったが。(そうだろう? とは口にしなかった。どういうつもりだかは知らないが、少なくとも手助けを必要としてはいなかった筈だと)…………。
真白・葉釼 2020年5月26日
怪しい人と怪しい話にはついて行くなと言われている。(詰まるところ「お前は怪しい」なのだが)ラーメン。大盛りの出来る店。(彼を見た。正面から)
(無効票)
ロキ・バロックヒート 2020年5月27日
そーお?違うの?夕日が見たいなら自分の眼でも見てろってやつ?(疑問符で返すけど、そういうことだろうとわかって云ってる)(わーめっちゃ警戒されてる。微笑みながら眺める様は、正反対の無警戒。ズレた無邪気さすらある)これでも感謝はしてるんだけどなー。ひとりで行くよりずっと面白かったからさぁ。助けてくれたことよりもそっちにお礼言った方がいい?
……ふふふ、怪しいひとと怪しい話には付いて行くな、じゃないの? あぁ、君の云う店に付いてったらそーいうことにはならないか。(で、どこ?って首を傾げて)
(無効票)
真白・葉釼 2020年5月28日
そう言った方が良かったか?(ふ、と短く息を吐いた。相手へと向けられた身体。片手で後ろ頭を掻いて)……別にそこまでは言っていない。お前の眸と夕陽が似ている。そこまでだ。――……ああ。(得心がいった、という風情で肯いてから)最初からそう言ってくれた方が良かった。無用な嘘を吐かれると勘繰るしかなくなるだろう、正直に言え。仕事に面白味を求めるのはよく解らないが、別に怒りもしない。
(それから再度、身体は斜めになる。前方を向き、指先を曲げる仕草で「こっちだ」と示し)そっちの通りに出る。……お前は怪しいが、もし害意があるならもっとやりやすい場所があったろう。
(無効票)
ロキ・バロックヒート 2020年5月28日
あれぇ?そうだった?でもこの眼はよくそう言われるから、もっと褒めてくれてもいいよ。(きょとりとしながら、きっとそうしないだろう要望を宣う)ええー、助けてくれたのを感謝してるのもほんとなんだけどなぁ。(嘘じゃないもん、なんて口を尖らせ)
(怪しいなんて云われるのはいつものことだ。それよりも、どこか構えている彼の所作を機嫌よく眺めていた。示された方にはそのままついて行く体で)害意?(わかんない顔で瞬いて、可笑しそうに)なになに。カツアゲとか誘拐とかそういう?
(無効票)
真白・葉釼 2020年6月3日
褒められたいのか?(怪訝に次ぐ怪訝である。早く来い、と指先で示した。いつまでもひよこだかあひるだかのように後ろを歩くなと)……なら俺が思ったよりお前は律儀らしい。でも別にどうでもいい。感謝してほしくて助けたわけじゃない。(一拍置いてから付け加えがあった。「ラーメンは食うが」)
(住宅街の合間を縫うように道へ入り、然したる距離ではないものの、二人で肩を並べるのがギリギリの道幅を行く。もう一々相手の方を振り返りはせずに)『害』は物盗り、暴行、が主な予想だな。俺を誘拐しても旨味は無いだろう。お前の体格で、とも思ったが、猟兵では見た目からの予測は付かない。
(無効票)
ロキ・バロックヒート 2020年6月5日
べつにー。褒められたらうれしいけどね。代わりに君の眼を褒めてあげよっか?空――っていうには深い青だよね。喩えるなら海がいいなぁ。深海ってよりは浅瀬。波打ち際の白と青が混ざる感じ。(ひょこひょこと横に来て、顔を覗き込むようにして言う)律儀でしょ。神様は律儀なんだよ。(そういえば神だって云ってたっけ?まぁいいや)
良いよ、食べようよラーメン。家に帰ってもひとりだったりするんじゃない?(当てずっぽう。まるでこの狭い路地に見るべきものがあるかのように、きょろきょろとしながら歩いて)物盗り、暴行ねぇ。反応が面白そうだったらしてもいいけど、今のところ恩返し中だからしないしない。(ぱたぱたと長い袖を揺らして手を振った)
(無効票)
真白・葉釼 2020年6月9日
別に褒めなくてもいいんだが……そうか。(目と目が合う。橙と青は補色らしいと美術の授業で聞いた。相手の眸に映る自分の眸。――瞬き)神? ……ああ。拍車を掛けて変人なのかと思ったが。あの“神”か。(そういえばこの世には種としての『神』があるのだ。あまり意識したことがないので忘れていた、と)初めて会った気がするが、有難味は無いものだな。(『神』に会ったのに)
厳密には一人暮らしだが、夕飯が要らない連絡はしなければいけない。(思い出したとばかりに首肯を一つ。この辺りの家は塀が多い。それなりに根付いた住宅街であろう。眇めてその横顔を見)恩返しが終わっても大人しくしていてくれると助かるな。どう転んでも面倒臭いから、嫌だ。
(無効票)
ロキ・バロックヒート 2020年6月13日
折角褒めたのにー。(淡泊な反応にも笑っていたが。神だといったその後の言葉に、ふはっ、と吹き出した)あ、あははは!有難味、ないって、めちゃくちゃはっきり言うね!はは、可笑しい、やばい、(ツボにでも入ったらしく、涙が滲むぐらい笑っている)
――あー、可笑しかった。あぁ、連絡するならしておいでよ。保護者が居るんだ?(アリスラビリンスでの話し振りだと、てっきりひとりなのかと思っていた)ふふ。だいじょうぶだいじょうぶ。害なんかを与えるより、君とはお喋りした方がずっと面白そうだからさ。(この云い方なら信じるかなぁ、なんて)
(無効票)
真白・葉釼 2020年6月14日
(また数度瞬いて)……そんなに面白いことを言ったか? だってどう見ても――(手を伸ばした。相手の顔近くに指先を遣り、けれど少し考えたように、そこから横に滑る。髪を、触れるか触れないかの位置で)俺と大して変わらない。一説には人は神に似せられて作られたらしいから当然かもしれんが、それにしたって似過ぎている。そもそもお前、初めて会ったときからボコられていたし。(正確には、抵抗していなかった、だが。似たようなものだろう。首を傾ぎ)
そのうち電話する。(問いにはただそのまま「いる」とだけ答えた。どんな人とも言わぬまま、狭い道を抜けると、初めのように少しばかり広い街路に出た。同じ住宅街だが、こちらは新興なのであろう)つまらなくなったら害をなすような物言いだ。要注意人物だと思っておいた方がいいのか? ……いや、やめよう。それはそれで面白がる気がする。
(無効票)
ロキ・バロックヒート 2020年6月14日
は、ふふ。有難味がないなんてよく云われることだけどさぁ、君のようにばっさりはそうないよ。(笑うたびに揺れる黒髪は雑に伸びているもののさらりとして、夜に紛れそうないろをしている)そうだねぇ、俺様のこの身体はひととあんまし変わんないからね。 え、ボコられ……ちょ、やめて、くるし……(身体をくの字に折って笑っている。そのせいか歩調はとろとろと、波がおさまる頃にやっと街路に辿り着いていた。電話する、の返事もろくにできてないが、特に連絡を急かすつもりもないので)……こ、こんだけ、面白いからさ、大丈夫だって。(滲んだ涙を袖で拭って)でもまぁ、つまんなくなったら理由もなく危害を加えるなんて、暴君のすることではない?俺様は王様じゃなくて神様だもの。望まれなきゃひとに害を成すことはないよ。
(無効票)
真白・葉釼 2020年6月17日
ふうん――……正直過ぎる、と言われたことはあるが。お前はその方が愉快なようだ。助かる。(相手の髪ばかり見ていた。歩きながらゆえなのか、手指が触れることはないままに)…………。(僅か首を傾いで)笑い上戸なのか?(見た記憶の感想を言っただけなのにとばかり。連絡は本当にもう少し後でも良かったが、相手がやたらに笑っているので、その間を使ってスマートフォンを操作した。電話までは出来ないが、メッセージを送る程度なら造作もない)
そうか? 神ほど勝手な存在もないと思ったが……まあ確かに、それは人間の語り継ぐ『神話』における神の姿に過ぎない。“本物”の神がどのようなものなのか、それは神しか知らないんだろう。(あちらだ、と大通りに面した方を指差しながら曲がり)なら、少なくとも俺は害を為されることは一切望まないからな。覚えておいてくれ。
(無効票)
ロキ・バロックヒート 2020年6月19日
(笑いすぎたので、はぁふぅと呼吸を整える。でもまだへらへらと笑っている)助かるの?あれかぁ、素直すぎて言い過ぎって言われる方でしょ?(それかその自覚があるか。保護者とやらに言われているか)笑い上戸かも。ちょっとだけ。まぁでもさ、怒るより笑う方がいいでしょ?(なんて。端末を操作するのはちらりと見ていた。それから)ねぇね、髪、気になるの?そういえばお揃いだよね、このへん。(両サイドのぴんと跳ねた、猫か犬耳のような癖っ毛。自分と相手のを指さして)
ううん、神様は勝手だよ。神話通りのことを起こすこともあるし、合ってる合ってる。(つまり理由があり望みがあればどうとでもするということ、)ただ俺様は大したことはできないからさ。戦うのも苦手だし。……ふふ、わかってるよぉ。害してくれなんて云う子はあんまり居ないからね。今はラーメンを所望してるんだもんねー。(などと付いて行く)
(無効票)
真白・葉釼 2020年6月22日
悲しんだり怒られたりするより、喜ばれたり面白がられる方がいい。そうだ。お前の言うように、笑う、でもいい。(首肯をひとつ挟み)……。「もう少し言い方がある」と。(少年は殆ど顔の筋肉を動かしていないように見えるが、今は僅か明確に瞑目した。何せ叱られた話なので。反省はしている)(スマートフォンをズボンのポケットにしまい込みながら)お揃い? ……。……。ああ……跳ねるんだ。(放っておくと跳ねる。放っておいても跳ねる。どちらもある。再度、彼の髪を見遣り)長い髪だ、と思って。……。髪の長い方が好きだ。
ふうん。(感心しているのか興味がないのか、判然としない相槌で)価値観が違う所為、とも聞くな。聞く話を積み上げれば積み上げるほど、神は万能でなくなっていくが……お前もそうらしい。まあ、いつでも単純に食事を奢ってくれる神なら歓迎している。(涼しい――というよりは変わり映えのしない――横顔で)
真白・葉釼 2020年6月22日
(見えてくるのはいかにもな赤い看板。中華料理と書かれたその下に暖簾と引き戸。典型的な下町の中華店である)
(無効票)
ロキ・バロックヒート 2020年6月26日
でしょう。怒るよりずっと良いよ。まぁ、ちょっと笑いすぎたけどさ。(はふ、と息をひとつ吐いたものの)……もう少し……言い方が……駄目だ、今日笑いの沸点低そう……。(また笑けてきた口元を袖で押さえる。なにやら神妙そうに反省しているらしいところとかも可愛らしくて)そう。お揃い。どうやってもこう跳ねるやつ。あれ?長い髪好き?触っても良いよ。(ぱさりと頬にかかった部分を軽く払いながら)そーだね、一番違うのは価値観かも。できないことも多い……というかまぁ、ヒトガタに近いほど万能じゃなくなっていくのかもね。お、ご飯ぐらいならいつでも奢っちゃうよ。(調子よく返して、着いたらしい店構えを興味深げにまじまじと眺めた)
(無効票)
真白・葉釼 2020年7月4日
まあ別に、面白いならそれはそれで構わないが……。(首を捻るようにしながら相手を見ていた。よく笑うひとというのは何処にでもいるものだが、苦しがるほど笑うひとを見る機会は、あまりない)(そのまま、払われ、歩調に合わせて揺れる髪へと視線が流れる)いや――……いい。今はいい。別に。(それから遅れて、犬や猫に似て跳ねた髪を見た。難儀だ。首肯をひとつ)
『ちから』が無くなっていくのに価値観だけは変わらない場合、苦労しそうだな。取り戻せないのなら、人間の価値観に適応していくしかない。(神も適応力がなければ生き残れないのか――)世知辛いことだ。(あまり気の毒には思っていない風の声音だった。最後の言葉に「ほう」と言い)覚えておこう。(ちゃっかりと)
真白・葉釼 2020年7月4日
(街中、特にあまり大きくない駅の付近を歩くと必ずひとつふたつ見掛ける類の店だ。看板と揃いの赤い暖簾をくぐり、音の立つ引き戸を開けて店内に入る。戸を開ける前から既にスープの香りが漂っていたが、店内に入ればそれは一層際立った。L字のカウンター席に、テーブル席が二つ。手狭な内部の壁にはメニューの書かれた短冊がたくさん貼られている。ラーメン、炒飯、餃子、酢豚、ニラ玉、中華丼……枝豆などもある辺り、夜には半ば居酒屋になるのであろう)(少年は「いらっしゃい」の言葉に特に反応するでなく、気後れした様子もなくカウンター席の方へ)
(無効票)
ロキ・バロックヒート 2020年7月5日
うん、面白いよぉ。でも面白がられたら怒るって子もいるけど、君はそうじゃなさそうだから存分に面白がらせてもらうね。(よくわからない宣言をしながら、ふう、と一息吐く。笑いの波はおさまったようで)今はいい?そう?(今はなんだ、などと首を傾げてる)
取り戻せない。そうだなぁ。(ふわふわと返す)そんでもひとよりは不便はないからね。べつにひとの価値観に適応しなくてもいいし、俺様はひとと遊んでる方が退屈しないから、合わせてあげてるだけだよ。(どこまでも上から目線に。にこにこと笑いながらだ)ご飯につられるのは可愛らしいよね。食べたり飲んだりしてる子を見るのは好きなんだー。
(初めてではないけれど、ひとりでは入らない場所だ。きょろきょろと店内を見回し、すんと匂いを嗅ぐ。かけられた声ににこりと笑顔を返して、ついていって)ねぇねぇ、どれがおすすめ?量はあんまし多くない方がいいんだけど。
(無効票)
真白・葉釼 2020年7月14日
(好きにしろ。と少年は言った。それ以上言葉は重ねなかったが、少年の言葉はそれそのもの以上の意味は持たないし、ということは「今は」というのはつまり「今は」なのである)
価値観に適応できなかった神は人の敵にされるのでは? ――……ああ。(思い当たったように)神は食事も必要ないのか。飢えないことは便利だが、人間の身からすると味気なく思えるものだな。(腹が減らないのであれば、この店内に満ちたスープの香りにも食欲が刺激されない、ということであろうか。カウンターの椅子はスツールだった。腰掛けてから振り返り、壁のメニューを眺めて)必要無いから少食なのか。……まあ、普通にラーメンか炒飯にしておけば普通の量だと思う。少ない方がいいか?(横合いの顔を見る)
(無効票)
ロキ・バロックヒート 2020年7月14日
(好きにするもーん。などと上機嫌であったのが、君の気付きに忽ち口を尖らせた)えー、そこわかっちゃう?折角はっきり言わなかったのにー。……そーだよ、ひととしての生命維持活動をする必要がない。だからほんとはひとと接する必要もない。俺様からしたら、ひとってちょー不便だなーって思ってるんだけど。(くんくん。スープの匂いには興味があるようには見える)んーん、入る量も見た目通りってだけなんだよね。いっぱい食べるとうえってなっちゃう。どっちかっていうと、色んな味とか食感があるものがいいなー。(注文をつけながら、ひょいと椅子に座って。そういえば大盛って言ってたなぁと思い返す)なんだかんだで葉釼くんは食べ盛りなんだねぇ。
(無効票)
真白・葉釼 2020年7月22日
何故誤魔化す? 不都合なことでもあるのか。……まあ確かに、人の食事に付き合う、というか奢るというのが本当にただの道楽なのは判ったが。(首を傾ぎ)ただの生命維持と取れば無益かもしれんが。美味いし、生活のリズムを作り、コミュニケーションのきっかけにもなる。(今のように。と肩を竦めた。彼と今まさしく交流しているわけだが――特に彼の方を見るでなく、少し考える仕草をし)……細いから少食なわけだな。色んな味と触感か……難しいことを言う。――酢豚辺りなら具材も多いし、おかずだから大丈夫かも知れないが……、あと小ライスか小炒飯で。(そう、小だ。その手があった。再度メニューに視線を遣りながら首を捻る。他人のメニューを考えるのは難題だ)まあ……腹が膨れたら言うといい。お前の言う通り、食べ盛りだから俺が代わりに残りを食べる。
(無効票)
ロキ・バロックヒート 2020年7月23日
だぁって。君も言ったじゃない、“味気ない”って。これから一緒にご飯食べよーって相手がそうだと興醒めでしょー。結構ひとって思った以上に食には情熱かけてたりするからさぁ。(そう、交流するなら郷に入りては郷に従え。まぁ、あんまり君は気にしなさそうだけど。と付け添えて)俺様にとっては刺激かな。折角味わえる舌があるんだし。あと食べてるのじーっと見てるだけって結構厭がられるから、一緒に食べる。 スブタ。ふぅん。あ、あれがいいな。ゴモクラーメンっていってた。(そう告げて客に渡していたのを耳聡く聞いていた。あれと、そのスブタと、半炒飯ね、と。完全に残したものは食べてもらう気でいる)いっぱい食べれるなら、メニューの端から端までって頼んで、食べ比べするんだけどなぁ。
(無効票)
真白・葉釼 2020年7月30日
(僅か両の瞼を閉じ、考えるような所作をした。数秒口を噤んでいたものの、しかし)いや……ああ、俺にはわからないな。必要ないことをわざわざ一緒にしようというのであれば、それは必要があるよりも……何というか。意味を感じる。(上手い表現は出来なかった。ただ感じたことを率直に言葉にして首を傾ぎ)
(あまり多くない方がいいと言った口でメニューを三つ並べるのを聞きながら)……。こういう店で端から端まで頼む奴は見たことがないな。俺もそこまで大食いではないし、じゃあーー五目ラーメンと酢豚、半炒飯。それと餃子。あと醤油ラーメンにチャーシューと玉子を増やしてくれ。(後のことを考えて、自分の分の大盛を控えた。注文をすれば「はいよ」と歯切れの良い返事がある。それと一緒に、水の注がれたグラスが二つ、カウンター上に置かれた)
(無効票)
ロキ・バロックヒート 2020年8月2日
んー、いうほど意味はないかもしれないし、いつの間にかあるのかもしれない。(曖昧な言い方だ。ひとと食を共にすることが暇潰しのひとつになったのがいつからか、碌に覚えていない)でもまぁ、食べてる時かその後の方がひとの口は大抵滑らかになるし、酒が入ればもっと緩む。面白い話が聞けるなら、悪くはないと思わない?(まるで同意を求めるように云う)
一品が一食分っぽいものね。ちゃーしゅー。知ってるよ、ラーメンでちゃーしゅーっていったら贅沢になるんだ。(トッピングに微笑ましそうに。注文にはありがと、と軽く礼を)あれ、大盛りはー?自動でついてくるの?ねぇねぇ。(注文にその形容詞めいた単語が付いてなかったことには耳聡くて。横から顔を覗き込んだ)
(無効票)
真白・葉釼 2020年8月5日
意味がないのだとすれば、それは余程暇なのだろう。(他意のある言い方ではない。単純に肩を竦める仕草で)――相手の警戒心が緩んで心を開きやすくさせることが出来る、ということか? それだな。食卓というコミュニケーション。(良し悪しは判らない、と言った。先ほど利点に数えたのだから、良い点に含めるべきなのかも知れなかったが)
(隣の彼と同様に耳聡い店主が「大盛りか?」と重ねて声を掛けてきたので、少年ははっきりと首を横に振り)大して食べられないのが判っているくせにたくさん頼んだ奴が隣にいるので……。(瞼を伏せる間)お前の食べ切れなかった分も食べて、まだ入りそうなら別のメニューを追加する。だから大盛りは付けない。(お前の所為だぞ。と視線をロキの顔に流した)
(無効票)
ロキ・バロックヒート 2020年8月6日
暇って言われちゃった……まぁその通りなんだけどさ。つまるところ暇潰しに付き合ってもらう代わりにご飯奢るの。オーケイ?(こういった交換条件のような提示の方が、彼には受け入れやすい気がした。指を一本立てて揺らして)そうそう、特にUDCアースの社会じゃその傾向がある気がするし。(他の世界と比べて飽食だからか。食がごく当たり前のコミュニケーションとして成り立つ)
大盛り?(店主に重ねて聞くやつ。わくわくと期待していたのが、ぱちくりと眼を瞬く)大して食べられない……隣に……(きょろりと彼の向こうの隣を見ても誰も居ない。それはそうだ)えー?あれたくさんだっけ。俺様のせい?大盛りどれぐらいかなとか、葉釼くんが食べるの見るの楽しみにしてたのにー……。(すごくすごく残念そう)
(無効票)
真白・葉釼 2020年8月11日
道楽の為に金を払うということだろ。(実際こうして店に来ているのだからOKも何もないと少年は言う。既に承諾済みのことだと)必要なくても美味い不味いくらい判るのだろうし、然して気にするようなことでもない。俺は美味いものがたくさん食べられるならそれで構わない。(首を振った。言うなれば、お前も気にするようなことではない、ということだ)
……今俺と一緒に食事をするのはお前しかいないだろう。(呆れを隠さない声音)ロキ、お前がどのくらい“食べられない”のかも判らないのだから、俺は不用意にたくさん頼めない。折角頼んだものを残したくないからな。そんなに見たいなら、今かーーそうでなければ次には、注文を控えめにすることだ。(彼の『残念さ』など知らぬとばかりに頬杖をついた)
(無効票)
ロキ・バロックヒート 2020年8月13日
そうそう。なんとなく説明したかっただけ。なーんか君ってなにに納得いってて、なにに納得いってないか、わかるようでわかんないというか。まぁべつに納得しなくても良いんだけど。美味しいものが食べたいってのは素直でよろしいと思うよ。不味いもの食べてるとこも見てみたいけど。(不味かったらどうするのかなーなんて、不毛な想像を巡らせて)
俺様しかいないけどさ、食べ盛りな葉釼くんが脅威の食欲を見せてくれると思って。(悪びれずにへらへら笑う。ひと任せ感が滲んでいる)残さないのは偉いねえ。俺様も残すのは良くないと思うから、食べられない分は誰かに食べてもらうんだよね。 控え目。はぁーい。(そのまま不満気味な返事を返し)今回はもう頼んじゃったし、このままにする。
(無効票)
真白・葉釼 2020年8月26日
俺の納得が必要なのか? ……なんだ、必要ないなら別に構わないだろう。俺が納得しようが、しまいが。そこに事実はあって、お前にはお前の事情があるのだし。(肩を竦めた。注文の決まったことを判断したカウンター内は慌ただしさを取り戻す。寸胴鍋の中が煮え、中華鍋に勢いよく油の敷かれる音が聞こえる。手慣れた一連の動作は、見ている方さえ小気味よい)不味いものは食べたくないな。(これは意思表示である)
食べる量は多い方だが、限界はある。……残すのは良くないと思いながら、よくも一人で食べられないと判りきっている量を頼んだな……。(呆れは続いた。やれやれとばかりに息を吐いて)真っ当な判断も出来て良かった。……。(考えるような一寸の間があり)素直な返事も出来るんだな。(気持ちは素直でないかもしれないが。揶揄いと呼ぶには、声は平坦だった)
(無効票)
ロキ・バロックヒート 2020年8月29日
まぁねぇ。 あ。そういえばさ、なんで俺様を助けたの?(軽い調子で返して、そのまま聞いた。視線は厨房の音の方を見て、両手で頬杖を突いて面白そうに眺めている)まぁそうだよね。めっちゃ辛いものとかはどう?好き?苦いとか酸っぱいとかー。
えへへ……だって気になるもん。入るだけ食べるってば。(へらへらと笑いながら返した。あんまり反省してなさが伺える。つまるところ常習犯である)食べ切れないなーって時はほら、周りの客に声かけてみたりもするし。(ドン引きされたり喜ばれたり反応それぞれで面白いよ、などと語って)そーでしょ。素直だよ。っていうかずっと素直だけどー?(心外だ、と言わんばかりに唇を尖らせた)
(無効票)
真白・葉釼 2020年9月19日
(カウンター外、客席まで熱気の届くようであった。実際、調理の香りと共に湯気や油の温度が伝わってくる。厨房内、店内共に忙しなく換気扇は回っている)そこにいたからだ。もっと正確に言うなら、俺の通り道に、敵に抵抗もせずいる奇矯な奴がいたから。(具材を刻む音はテンポが速い。ざくりと新鮮な葉物を断つ音。視線を厨房の方へと投げかけ)辛いものは……限度がある、と思う。多分。激辛とかいうものに挑戦したことはないから判らんが。――というか、どれも限度があるだろう。それを追求し過ぎたものでなければ、概ね食べられると思うが。(首を捻る。食べてみなければ判らないと)
真白・葉釼 2020年9月19日
機会を分ければいいのに。……ああ、……まあ、こういう店だとか、何と言う……そう、下町風情? そういう店では通用しそうな気はするな。(他人と注文の品を分け合うこと。人同士の距離が近い場所でさえあれば、それなりに成立しそうなイメージがあると)(既に汗をかいているグラスを手に取り、口を付ける)もっと適当そうな人間――いや、人格に見えた。
(無効票)
ロキ・バロックヒート 2020年9月22日
(調理するさまをじぃと見入っている。色んな音と匂いがする。これが日常だという人間も居る。けれどそれから、どこかしらかれが外れているように感じるのは、猟兵である故か、それとも、)奇矯なやつ。あはは。(やっぱり面白いと言わんばかりにウケている)じゃぁ、葉靭くんの通り道に居た巡り合わせに感謝しなくちゃね。こえを聴いていたかったから、森をどうにかするのが億劫だったし。(それで放っておいてどうなるかまでは、どうでも良さげだ)
辛いのはまあまあって感じかな?あんまり辛いと口の中痛かったりするしねぇ。それでも辛さを追い求めたりするの、面白いけど不思議だなぁ。あ、でももし激辛挑戦するなら見てみたーい。
ロキ・バロックヒート 2020年9月22日
また来ようかなって思ったら、場所忘れちゃったりするもん。いろんな世界をうろうろしているから覚えてられなくって。 そうそう、もし受け入れられたら話が弾んだりもするんだよね。(言いながらちらちらと、周りの客を伺い見て)てきとう。ふ、ふふ。(人格、と言い直したのも面白がる)適当そうって酷いなー。俺様傷付いちゃったなー。
(無効票)
真白・葉釼 2020年10月13日
(グラスを置いてから頬杖を突く。よく面白がって笑う奴だとばかりの視線を横の連れ合いに向けながら)こえ。…………ああ。そういえばそんなものもあった。耳障りという程でもなく、いかにもなまぬるいものだったが……やはり奇矯だな。普通、あまり聞きたくないものなのじゃないか。それとも、“神”は憐れな声を聞き届けるのが仕事か?(最後の一言もまたそういえばという風情。そういえばこいつは神だった、と)
甘いよりは辛い方が得意、くらいの話だ。(青い眸を眇めつつ、調理中独特の、調味料と素材の混ざり切っていないような匂いを嗅ぐ)そもそも激辛だの激甘だのというよりは、普通に美味いものが食べたい。挑戦するなら、そうだな……大食い。そっちならなんとか……いや、結局限度があるか……多分挑戦する日は来ないぞ。(検討はしたが現実は無情である)
真白・葉釼 2020年10月13日
この店はこれが美味いとかそういう話か? それなら余計、覚えておいた方がいいんじゃないのか、店の場所。スマートフォンの地図アプリなんかを使うとか……ただのメモアプリでも十分役割を果たす筈だ。(自身のスマートフォンの在処、ポケットを片手で軽く叩くように示して見せながら)とてもじゃないが傷付いた奴の声には聞こえないな。
(無効票)
ロキ・バロックヒート 2020年10月14日
なまぬるいなんてかわいそー。まあ、可愛らしいものだったのは確かだね。(咎めたというよりは、その表現が面白かったらしい。ちょっと笑う)聴き届けて救うのが仕事だよ。(なんてね、と)今回のはただの興味だったけど。オウガに堕ちたアリスの絶望がどんなものかってさ。
ふぅん、甘いのより辛い方がいいんだ。しちみとかつける?(テーブルの隅にあるのを指差して。というか取ってきて君の眼の前に置く。気を利かせたのではなく付けてるのを見たいというだけ)不味いもの食べたいって言う子はあんまし見たことないしね。あはは。フツーの味覚で不味いとされるものを好んで食べてるとかはたまに見かけるけど。 大食い、今回も割と挑戦してるようなもんじゃない?(悪びれないで言い放ちながら、頭をゆらゆらとしてできあがりを今か今かと待っている)
ロキ・バロックヒート 2020年10月14日
すまーとほん。持ってないんだよね。(首を傾けて。というか、財布もあるのかわからないほどなにも持っていなさそうだ)落っことしそうだし、あんまし忘れても気にしないし、必要ないんじゃないかなって……うーん。(そのポケットをまるで覗き込むみたいに顔を少しだけ寄せて、考えるふう)葉釼くんはすまーとほん、あったほうがいいと思う?
え~~~ほんとだってばー。ほら傷付いた顔してるし。(眉と口角と目線を下げて、一見しゅん、となってるように見えるよう)
(無効票)
真白・葉釼 2020年10月21日
特段アレに限った話でもなし。(なまぬるいのは。瞼をやや伏せるようにしながら、それは無論悪びれたわけでもなく)救い。(聞き馴染みのない言葉を聞いたような調子の鸚鵡返しを一度。それから)……、……。(少し考えた後で)悪趣味か?(詰まるところ。確認じみてそう言った)
いや、辛い方が得意と言っても、わざわざ味を変える程ではない。(置かれた小さな瓶に目線をくれただけだった。礼を言うでもない。戻しもしなかったが)特段偏食嗜好でもないからな。甘いのも辛いのも、人からみれば不味いというものも、嗜好的な偏食だろう。俺も肉の方がいい、などはあるが……うん、味のこだわりは大してないな。言うなれば平均だ。量は幾らか多く食べられる。(どうなるかは判らない。肩を竦めながら)
真白・葉釼 2020年10月21日
UDCに出入りしているのに持っていないのは珍しいな。(少年もあまり物を持つ方ではないが、瞬き)連絡手段、記録手段、アプリで他にも色々な使い方が出来るし、利便性という点では確実に持った方がいい。組織の方のUDCに頼めば、置き忘れたときのためにGPS登録でもしておいてくれるんじゃないのか。(他所の世界で置き忘れた場合はさすがに見つからないだろうが。そも、少年はそれがない生活をしたことの方が少ないのだ)
(半ば呆れの表情で彼の顔を見ていたが)(「お待ち」と声がして、カウンターの方に酢豚、半炒飯、餃子が乗った。少し奥を見ればラーメンもほぼ出来上がっている。じきに置かれるだろう)ほら、来たぞ。箸か? 炒飯は……れんげでいいか。(慣れた様子で設置されている食器を出し)
(発言終わり)
ロキ・バロックヒート 2020年10月25日
ふぅん。(ゆるゆると首を傾けた。そんなに身近に、あれぐらいのモノが転がっているのだろうか。どう聞くか考えていたところで)悪趣味。(きょと、とする。それからまた、弾かれたみたいに笑った)あっはは!悪趣味かぁ。そうかも。ふふふ。(否定もせずにくすくす笑っている)
元から辛いやつかぁ。タンタンメンとか。(自分でかけてみようかな、とこちらも戻しもしない)ふーん、普通。(味に拘りがない、と云う子は、多いようで割と少ないものだ。だからつい味の好みを根掘り葉掘り聞いたのだけれど)あ、お肉かぁ。チャーシュー頼んでたものねぇ。(微笑ましそうにする。やっぱり今度大盛り頼んでるところ見たいなぁと思った)
ロキ・バロックヒート 2020年10月25日
出入りはするけど、住んでるわけじゃないからねぇ。(生活必需品に分類されるものだと思う。持った方がいい。そう言われても、ピンと来ない顔をしていたけれど。無駄なことをしない印象のかれが“確実に”と云うそれに、興味は持った)
(呆れ顔にもなんのその。しょんぼり顔の演技は、注文したものが置かれたことでぱっと拭われた)あ、えっとね、フォークが良いな。フォークちょうだい。(お箸は随分と前にチャレンジして挫折した覚えがある。店主に頼むところだけ手慣れてる)ちゃーはんはそれで良いよ。(頷いてレンゲを貰って)
ロキ・バロックヒート 2020年10月25日
(依頼のあとの打ち上げ、とまではいかないけれど。ふたりぶん――というには少し多めの夕食は、完食出来たか否か。葉釼くんの胃袋に割と懸かっているが)
(上機嫌の神は行儀だけ見様見真似で食事の始まりを告げた)
いただきまーす。
【〆】
(発言終わり)