【SC:3】友好個体:UDC-146γについて
ジャガーノート・ジャック 2019年4月30日
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認証:クリア。情報を開示します……
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UDC-146γは携帯ゲーム機型の機械を模した装置です。見た目は2000年代に生産された携帯型ゲーム機に類似しており、左右が円形に整えられた長方形、表面が赤、背面が黒色のカラーリングとなっています。
スクリーンは開閉式の二画面となっており、丁度携帯ゲーム機トップシェアを争う二社(N社、S社)の機体の特徴を合わせた様な形状を取ります。機体の背面には製造年月日と思しき数字(2006-1214)が刻印されています。
装置は変形機構を有しており、変形状態では斜めに入った分割線を境に装置が反転しハート形のデバイスへと姿を変えます。この時、デバイスには獣を模したシルエットが浮かび上がります。また装置の内部には、ドットブロックで構成された黒猫じみた小型の電子生命体が存在します(UDC-146γ-1)。
UDC-146γは当UDCシリーズの試験機に当たる存在であり、当UDCを発端とする初の事件で発見され、唯一回収する事の叶ったUDCオブジェクトです。
この事件は日本の■■■県■■市■立■■小学校6年■組にて2016年12月■■日に発生、組織が事件発生を探知した段階で既に重大な被害が発生しており、該当クラスに所属した3■人のうち、"ドクター"と呼ばれるUDCに依る■■■■■■■■■■の儀式、及び■■■■■■■■■■■■■■の■■■により■■名が死亡、■名はUDC化し敵性存在に変貌後、逃亡済みとなっていました。この唯一の生存者である1名及びUDC-146γを保護・回収した後、被害状況に適したカバーストーリーとして『異常者により起こされた教室内での爆破テロ事件』と言った内容の記憶処置が施されています。
事件後、保護した生存者及び現場に赴いた職員・猟兵に対する聴取により、当事件の生存者がUDC-146γ-1と一種の共生関係を結んでおり、特定の条件を満たす事でUDC-146γ-1と融合し、UDC-146β"レベル2"と同等の戦闘力を持つ個体へと変身する事が可能な事が判明しました。その後実施した各種テスト・実験及びインタビューにより人類及び組織に対し敵意がない事が確認された為、UDC-146γは組織の戦闘員として登録される事となりました。また当事件の生存者に関しても、同時にUDC-146γ運用の為の専属エージェントとして登録されました(UDC-146γ-2)(※補遺2)。
尚、UDC-146γ-1からインタビュー等により得た情報を統合すると、試験機であったUDC-146γとそれ以降に製造された個体では性能差も大きく、かつ発生経緯から鑑みても今後UDC-146γと類似した友好個体の発生は限りなく低いと推察されています(インタビュー参照>> 【
https://tw6.jp/club/thread?thread_id=12525】)。
UDC-146γの機密性、及び戦闘体勢でない状態のUDC-146γ-2に対する安全性等を考慮し、UDC-146γに関する情報は一定のセキュリティクリアランスを持つ職員、及び特例的に認可された対象以外には秘匿されています(※補遺3)。また、長時間に及ぶ変身・戦闘の持続はUDC-146γ-2への精神・肉体的悪影響が生じる模様です。長時間及び断続的な変身・戦闘行動は極力控え、定期的にボディ・メンタルチェック、及びケアの実行をして下さい。
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※補遺2:
表向きは電子精霊(UDC-146γ-1)を用いた情報支援特化のエージェントとして登録されています。
該当エージェント(J-ID:f02382)のインフォメーションは以下を参照して下さい。
【
https://tw6.jp/character/status/f02382 】
※補遺3:
特例認可は組織からの他、UDC-146γ-2からの申請に応じ発行されます。主に任務をスムーズに行う上、及びUDC-146γ-2のメンタル面での負荷を考慮し情報を共有するのが適切とされた猟兵を対象に発行されます。
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