【ロラン1：1RPイベント】鏡介：療養期
ロラン・ヒュッテンブレナー 2023年6月5日
闇の救済者戦争に現われた五卿六眼の一人「腐敗の王」と戦い倒れたロラン。
たくさんの仲間に支えられ、もうじきベッドから出られるほどに回復してきていた。
戦いから離れた穏やかな日々を過ごす一方、自らの中に宿った力に苦悩している。
この秘密を知る人物は僅か、話せる相手も今は限定したい。
そんなロランの元にある人物がやってくる。
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夜刀神・鏡介（道を探す者・f28122）さんとの1：1RPスレッドです。
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●期間
6月いっぱい
●速度
置きレス形式、30レスを目処に終了予定 ※延長する場合あり
●プロローグへのリンク
https://tw6.jp/club/thread?thread_id=124616
●注意事項
旅団「封じられた魔導書庫」にて同時進行している【ロラン1：1RPイベント】内での内容について、または、書庫所属の方々の名前を出しての情報共有も可能とします。
が、旅団外の方の名前やメタ視点を発現することはご遠慮ください。
例)書庫でのみんなの様子をロランが聞いたり、ロランの様子を誰かから聞いていたり、といった名前の出し方はOKです。
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よろしくお願い致します。
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ロラン・ヒュッテンブレナー 2023年6月5日
（意識を集中して少ない魔力を練り上げて魔術器官を動かす。体の中へ、冷たくて暗くて溶けていくような異質の気配を探っていく。それはどこか闇の中から浮かび上がるような感覚を伴って現れる。そしてそれは、すでに自分に馴染んでいるように感じた）
（薄くゆっくり呼吸をして集中するロランは、廊下をこちらへ歩いてくる足音に気が付いていなかった）
(無効票)
夜刀神・鏡介 2023年6月5日
（彼が重傷を負ったと聞いて、当然心配はしていたものの、俺は今日まで会いに来る事はなかった……無論、理由はある）
（自分の負傷も決して軽くはなかったこと。医術や治癒術に明るくない自分に出来る事はないし、それどころか邪魔になる可能性が高いと判断した事）
（その他、故郷を不在にしていた間に溜まった諸々への対応等々。もちろん、いざという時はそれらを蹴ってでもと考えていたが――幸いそのような事にはならず）
（彼の状態もある程度落ち着いたという情報を得て、ようやく顔を出す事になったのである）
（扉を軽くノックして）……ロラン、起きているか？俺だ、鏡介だ。
(無効票)
ロラン・ヒュッテンブレナー 2023年6月5日
（ノックの音にビクッとする。続いて聞える鏡介の声にハッとなって）
あ、うん、いらっしゃいなの。
入って大丈夫なの。
（暗く冷たいものとの接触を断つように魔術器官を停止して鏡介に答えつつ、ずり落ちかけのガウンを羽織り直す）
(無効票)
夜刀神・鏡介 2023年6月6日
（扉の向こうから返ってきた返事に頷いてから、静かに扉を開けて入室。近付きながら様子を窺ってみる）や、どうもだ。幾らか調子は戻ってきたみたいだが、流石にまだ万全とはいかないか。
っと、これは見舞いの品だ……まあ、果物の類はそろそろ食べ飽きていたりするかもしれないが。これなら外れはないだろうという事で。
（幾つかの果物が入った籠を傍らの机に置いてから、椅子に腰掛ける）
(無効票)
ロラン・ヒュッテンブレナー 2023年6月6日
うん、ありがとね。
体は、大分良くなったよ。
そろそろベッドから出ても良いかもって、言ってもらってるの。
（傷の類いはなく、肌色も声音もいつも通りに見えるが、やはり痩せこけた頬や細くなった腕に名残が残っていて）
果物は助かるの。
お肉とかより食べやすいからね。
（色とりどりな籠と甘い香りに気分が落ち着いていく）
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夜刀神・鏡介 2023年6月8日
それはなにより。とはいえ、その様子だと随分と体力は落ちているだろうし、機能回復訓練が必要になりそうだな。
流石の魔術師も、魔力で全て補う訳にはいかない訳だな。（俺もそういう訓練は何度も経験済みだしな、と軽く笑って）
はは、それを聞いて一安心だ。それじゃあ、なにか食べるか？折角だし、その辺りの面倒はみさせてもらうつもりだけど。
(無効票)
ロラン・ヒュッテンブレナー 2023年6月8日
そうだね、リハビリが必要だって言われてるの。
一応、ベッドの上でできる運動はしてるけどね。
それ以上に、魔力がまだ戻ってないのも、問題だなって。
（困ったという顔をして見せて）
ありがと。
でもさっき、ご飯食べたばっかりだから、今は大丈夫なの。
ぼく、元々食べる量が少なかったけど、今は、もっと少なくなってるから、その分回数を増やしてるの。
(無効票)
夜刀神・鏡介 2023年6月9日
そうだな、少しずつ動かせる所からやるのが良い。ま、具体的に何をやるのかはロランの調子等々によるところはあるし、専門家と相談するべきだが。
ふむ。使えば当然減るものだろうが、時間を置けば回復していくものじゃないのか？（尤も、重傷を負った彼の生命を維持する為に、容易に回復できない程の魔力が消耗された可能性などもあるのだろうなとは思いつつ）
そうか。それなら置いておくとしよう。ちゃんと食事ができているなら大丈夫だろうし。
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ロラン・ヒュッテンブレナー 2023年6月9日
うん、実際にやってみないと分からない部分もあるしね。
サクセスさんと一花さんがサポートしてくれるから、大丈夫だと思うの。
（心配させないようにと普段通りの笑顔で話す）
今はまだ、体の回復と維持に大体使ってるからね。
電脳空間のアクセスは制限付きだし、魔術器官の稼働は30分が限度。
下級の魔術を扱う陣の維持もまだできないの。
日ごとの魔力の回復、というより、”生産”を増やそうと思ったら、3時間は瞑想できる体力が必要なの。
（元々、魔力の器としてのロランはかなり大きいため、自然回復だとまるで足りないという問題があるらしい）
うん、また後で食べさせてもらうの。
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夜刀神・鏡介 2023年6月10日
俺の知ってるやり方を教えられればとも思ったが、ロランの体格や体力には合わないだろうからな。まあ、あの2人がついてるなら安心だろう。
なるほど、魔力を回復させるにも体力が必要だと。自分の内から生み出すものならそれも当然か。
そういえば、いわゆる霊場のように効率的に魔力を回復できるような場所とかはないのか？いや、そもそも今のロランを外に連れ出すわけにはいかないだろうけど。
しかし、それにしても、付き合いはそれなりに長くなってきたと思うが、ロランの魔力がここまで消耗するってのは初めてな気がするな。
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ロラン・ヒュッテンブレナー 2023年6月10日
うん、それも、あとあと必要になると思うの。
この部屋から出られるようになってから。
その時に、よろしくなの。
アルターギアの中とか、いつもの服装とかが、それの代わりになるんだけど、急速に充填しちゃうと、それはそれで、ぼくの体が保たない可能性もあるからね。
まずは、日常分を上回る必要があるかな。
そうだね、衣類や装飾含めて、ぼく自身の倍以上の魔力のストックをしてるんだけど、まるごと壊れちゃったし、これだけダメージを受けたのも、初めてだね。
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夜刀神・鏡介 2023年6月12日
それじゃ、ロランがちゃんと動けるようになったら一緒に走ったりするか。
今までそういう事をやったこともなかったし、たまにはそういうのもいいだろう。
ふむ、色々と仕込んでいても中々ままならないというか。いや、用意していたからこれで済んだと言えるのかもしれないが。
まあとはいえ、仮に魔力があっても満足に動ける状況でもなし。
今は長く大変な戦いを乗り越えた後。急を要する事件なんかもそうは起きないだろうし、暫くは休息期間と思ってゆっくり回復を待つのが良いだろうな。
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ロラン・ヒュッテンブレナー 2023年6月12日
うん、体力を付けるトレーニングは、鏡介おにいさん詳しそうだからお願いするの。
風船を大きく膨らますには、コツがあるのと一緒なの。
急だと破裂しちゃうからね。
うん、それに、とても気になることもあるし、ね…。
（表情を曇らせて呟くように）
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夜刀神・鏡介 2023年6月13日
ああ、俺に出来ることならいつでも頼ってくれ。
器が大きくとも、一気に回復はできないと。俺にはよく分からんが、その辺りの対策とかを研究しておくと何かの役に立つのかもな。
ふむ、気になること？（話したいなら聞くぞ、と視線や動作で促して）
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ロラン・ヒュッテンブレナー 2023年6月14日
元々、ここまで消耗する事は想定してなかったの。
と言うより、別の問題があって、すぐにどうこうとできてないの。
（促されると表情を引き締めて眼を左右に動かして考えてから口を開く）
鏡介おにいさんは、腐敗の王との戦いの後、何もなかった？
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夜刀神・鏡介 2023年6月15日
そりゃまあ、常日頃から準備や覚悟をしても、実際に生死の境を彷徨うような事態に陥る事を想定するのは難しいだろうな。
ふむ。あれだけの力を持つ敵だ。さすがに回復するのに時間はかかったが、特別な何かしらって事はなかったかな。（神刀の力を使った分の代償は確実にこの身を蝕んでいるが、それは腐敗の王との戦いに限った話ではなし。ロランの問いとは無関係だろう）
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ロラン・ヒュッテンブレナー 2023年6月16日
そっか、鏡介おにいさんに大事なくて良かったの。
ぼくはね、と言うより、あの戦場に行った何人かにいそうだけど、腐敗の王の「生死の循環」の継承者候補として、試練の呪いをもらってたの。
（珍しく思い雰囲気と口調で、ゆっくりと話す）
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夜刀神・鏡介 2023年6月17日
（思いっきり怪訝そうな顔をして）……継承？つまりそれは、あいつの力を得るとか得ないとか、そういう類の話か？
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ロラン・ヒュッテンブレナー 2023年6月17日
詳しくはわからないの。
ただ………、
(右頬に手を翳してゆっくり下ろすと右目は赤く光り、頬には謎の紋様が浮かび上がっている)
ぼくの中に、根付いてはいるみたい…。
(目を伏せると光も紋様もすーっと消えて)
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夜刀神・鏡介 2023年6月18日
ふむ……（模様を見つめながらしばし思案してみるが）ロランに分からないなら俺にわかる筈もないが。
とりあえず、現時点で体調とか精神面に何か異常はないのか？いや、体調はそもそも万全じゃないからなんだけど。
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ロラン・ヒュッテンブレナー 2023年6月19日
魔術器官が魔力不足で上手く動かせないから、ルゥさんの検査結果待ちだけど、人狼病のように、直接寿命を削ってきてるってことは、ないみたい。
ただ、腐敗の王が持ってた力だから、結構、怖いの。
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夜刀神・鏡介 2023年6月20日
今は何事もなくとも、密かに根を張ってある日突然。なんて事がありえないとは言い切れないものな……っと、変に煽るような事を言うのは良くないか、すまん。
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ロラン・ヒュッテンブレナー 2023年6月21日
うん、ぼくにだけ影響があるなら、制御できるようにすればいいんだけど、その力が人に向かうのが怖いなって。
ぼくが、次の五卿六眼にならないかなって…。
力は人を狂わせるからね。
(人狼病との闘いで何度も経験しているからか、身に根ざしている力の大きさのためか、普段は見せないような弱気な声音で話す)
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夜刀神・鏡介 2023年6月22日
魔術師や猟兵としてのロランの素質はともかく、人の身であれだけの力を振るえるようになるとも思い辛いが。
しかし何もかも埒外の出来事だ。絶対にあり得ないとは言い切れない、か。
とはいえ、今日明日に何かが起きるって事はなさそうだし。
それまでに制御法を探すなり、解呪するなり。できる事は色々ある筈だろう？（もちろん確実に対処法が見つかるとは限らないが、しかし全く可能性がない話ではないと、あくまで落ち着いた声調で）
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ロラン・ヒュッテンブレナー 2023年6月23日
腐敗の王だって、最初からこういう力を持ってたとは、言い切れないから。
力を持って変化した、もあるよ。
それに、ぼくたちは猟兵、ただの人間じゃ、ないの。
うん、そういう研究も、していくつもり。
だけど、”最悪”には、備えたいの。
（鏡介の腰に下げられた白い鞘に視線を向ける）
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夜刀神・鏡介 2023年6月27日
まあ確かに。紋章やら【Q】やら、強化する手段にはどうにも事欠かないようではあるし。その気になれば幾らでもか。
最悪の場合への備え、ね。そんな事を考えてると知られたら皆に怒られるだろうし、滅多なことを言うもんじゃないと思うが（向けられた視線には敢えて気付かないフリをして、小さく肩をすくめる）
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ロラン・ヒュッテンブレナー 2023年6月28日
……一つ思うの。
ぼくが死ぬ事があったら、魂人として転生するのかな？
それとも、別の存在として覚醒？
オブリビオンとして蘇生？
（掛け布団を握る手が僅かに震えて）
ぼくがこの力を制御か、封印できるなら、それでいいんだけど、人狼病みたいに暴走したり、ぼくがぼくじゃなくなったりするなら、手立てがいるの。
幸い、後戻りができなくなったときに手を下してくれる人はいるから。
だから、それとは違う道を、探したいの。
例えば、”ぼくの力だけを切り離す”みたいな方法を。
（顔を上げて真っ直ぐ見つめる）
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夜刀神・鏡介 2023年6月30日
さて。生死や転生については謎ばかりなのであくまで私見だが。
死後に記録や記憶……過去を元にしてオブリビオンが生まれる事はあるかもしれない。
だが、オブリビオンは骸の海から染み出た過去。つまり本人の「魂」を核にして生まれた訳じゃないと俺は思うんだよな。
それこそ無生物のオブリビオンも存在するし――ああ、無生物に魂があるかどうかは哲学的な問題かな？
だから、本人は何も知らずに転生していて、それとは別にオブリビオンが生まれている可能性もあるんじゃないかな。
やりたい事は分かったが、そういうのこそ魔法・魔術の分野じゃないのか。
力に関わる器官を物理的に切り離したいとでも言うなら、それはそれで医者にでも頼むべきだろう。（何を求められているのかは薄々理解できたが、それでもそんな風に……理解したところでそれが可能かはまた別の問題でもある訳だし）
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ロラン・ヒュッテンブレナー 2023年6月30日
いつも悩んでるの。
長生きするだけなら、この体や魔力を捨ててもいいし、人狼病を受け入れてオオカミになっちゃうのもある。
「ぼく」を捨てれば、その手段はたくさんある。
だから、「ぼく」はどこまでが本人なのか、不安なの。
一度、人狼になって、元々のぼくとは別人になった。
今もまた、ぼくを変えてしまうものが根付きつつある。
それが怖い…。
鏡介おにいさん、それは、前提が違うよ。
ぼくが後戻りできなくなるってことは、魔術や魔法での解決が、かなり難しくなるってこと。
少なくとも、ぼくと同じ力量の魔術師か魔法使いで、ぼくと同じくらい研究してる人じゃ、手に負えないってこと。
だから、その時は、別種の力に頼るしかないの。
それが一か八かでも、少しでも可能性があって、失敗しても、大事になる前にぼくごと消し去ってくれるなら、それでもいい。
それに、この方法なら、鏡介おにいさんとぼくの二人で最後のあがきができるし、ね？
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夜刀神・鏡介 2023年7月2日
それもまた随分と哲学的な悩みと言えそうだが……そうだな。俺も神刀を、その力を得た事で大きく変わった。いや、今もまだ、変わりつつある。
だから、そういう悩みを抱く気持ちは分からなくもない。いや、変化の具合からするとロランの悩みの方が幾らか深刻かもしれないが。
そういう優れた魔法使い、魔術師っていうのも少なからず存在するとは思うが。とはいえ、この辺りは本質的な話ではないし、一旦置いておこう。
ロランが最後まで足掻いて、それでもどうしようもなくなったなら、その時は――（腰に吊るした鞘を外して、胸の高さあたりまで持ち上げて）
協力しない。という訳にもいかないか。どのみち、俺に出来るのはそれくらいだからな。
それにしても、最後の手段だと考えられている事を喜ぶべきか否か、中々複雑な心境だな？
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ロラン・ヒュッテンブレナー 2023年7月4日
（ふーっ、と深く息を吐き出してから顔を上げるといつもの笑顔に戻って）
こういうことへの恐怖って、ほんとの意味で分かってくれる人は少ないから、つい、甘えちゃったの。
ありがとね。
ふふ、鏡介おにいさん、少し勘違いしてるよ？
ぼくが鏡介おにいさんにして欲しい協力は、「生きるため」の最後の手段なの。
自分の一部を捨ててでも生き残る、最後の手段。
その先は……、ぼくの命を預ける人は、決まってるから。
だから、よろしくお願いするの。
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夜刀神・鏡介 2023年7月9日
なに、このくらい気にする必要はない。
……結局のところ、自分の事を決めるのは自分自身の意思だろう。なにがどれだけ変わっても、俺はそう思っている。
そうは言ってもな。もちろん全力は尽くす。だが――何事も必ず成功するとは限らない。
どれだけ可能性を積み上げたとしても。どれだけ全力を尽くしても、取り零す可能性は常にある。
そして、失敗したら俺はその後ずっと「俺が失敗したせいで」と後悔を抱える事になる。
だが、それでも良いと――その重荷を背負わせても良いと思った。って事だろう？
……尤も、頼られなかったらそれはそれで「俺は友の力になる事ができなかった」とやはり無力さを噛みしめる事になるんだろうが。（だから別に責めるつもりはない、と冗談めかした口調と仕草で）
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ロラン・ヒュッテンブレナー 2023年7月12日
その考え方は、ぼくの「生きる」って意味の答えの気がするの。
鏡介おにいさん、それは、ちょっと違うかな。
何も言わず、お願いもせず、いきなり「ぼくの力を斬って」ってなる方が、重荷になるかと思ったの。
その時にぼくは、自分の気持ちを伝えられないかも知れない。
心構えも、研究も実験もなしだと失敗の可能性の方が大きいから。
だから、万が一が起きる前に、その時の事をお願いして、その時が来たら選べるようにって思ったの。
前もって知ってれば、やれる事も増えるし、準備もできるから。
あとね、お願いするからには、ぼくもみんなを背負う覚悟は、あるよ。
というよりね、今まで倒してきたオブリビオンも、そうじゃない人たちも、背負ってきてるから。
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夜刀神・鏡介 2023年7月15日
そうなのか。ま、これに限らず何事も最後に決めるのは自分自身だからな。もちろん、決めるまでには多くの物事に触れて、影響を受けるのだろうが。
背負う覚悟……ね。俺はそれで構わないけれど。
だが、自分がそうだからといって、それを相手にも求めるのは酷だろう。誰もが同じように強いとは限らないんだから。
（現実問題、ロランは助かるが代わりに俺が死ぬ、なんて可能性も少なからずある訳だが――とはいえ、それを論ずる状況でもない、か）
もっとも、俺の出番がないまま全て解決する可能性だって十分あるだろうし。準備はしておくとしても、お互いにそうなる事を祈っておくとするか？
(無効票)
ロラン・ヒュッテンブレナー 2023年10月1日
そういうことなら、ぼくはたくさん影響を受けてるの。
だから、ぼくは最後まで「自分として生きる」為に、行動してるの。
伝えられる時に、話しておこうと思ったの。
ぼくは誰にでも言ってるわけじゃないの。
鏡介おにいさんに、お話してるの。
一番付き合いが長くて、一緒に過ごしたおにいさんとして。
ぼくとは方向の違う道を真っ直ぐ歩いてる、似た境遇の人として。
もちろん、鏡介おにいさん自身にも、利点があると思うの。
その性質が分かれば、寿命への対策もあるかもしれない。
ぼくができなくても、分かってれば、それができる人を見付けられるかもしれない。
協力して欲しいのもあるけど、ぼくにも、鏡介おにいさんの事で協力させて欲しいの。
(無効票)
夜刀神・鏡介 2023年10月9日
ああ、俺もそうだな。色々なものに影響を受けてきたし、きっと他の人もそうなんだろう。
影響を受けた上で変わらない事を選ぶというのも一つの選択肢だろうが、それはそれとして。
なに、俺の場合はこうなるとわかった上でこの道を選んだし、神刀を手放せば根本的な部分の問題は解決する。
そういう意味では、望まずにこうなったロランとは似て非なるものだと思うけど。
ま、一度やると決めた以上は自身への利点とは関係なく全力を尽くすよ。
だからロランは、自分の問題を解決する事を最優先に考えるといい（腰から神刀の鞘を外して、胸の前に掲げる）
(RP終了)
ロラン・ヒュッテンブレナー 2023年10月29日
自分らしく、っていうのは、変化をしないことじゃないの。
変化しても自分でいる、ってこともできるとおもうの。
ぼくは、今の境遇を受け入れたから。
これはぼくの運命だから。
ぼくも手放せば解決する方法はあるけど、全部抱えたまま進むって決めたの。
ふふ、ぼくは欲張りだから。
だから、「全てを助け、守る」って理想は捨てないの。
そこに届かなくても、そういう所に手を伸し続けないとそれ以前にも届かないって思うから。
ぼくは｜みんな《・・・》で笑い合う「老後」を、諦めてないよ。
(神刀を胸の前に掲げる鏡介の手に自分の手を伸して重ねようと)
(RP終了)
