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【模擬戦】国栖ヶ谷・鈴鹿VS白斑・物九郎

白斑・物九郎 2022年6月21日

キャバリア対決だァ…?
はん、メカだの超機械だのに長けるハイカラさんだってのは先刻承知ですけども、よりにもよって猟団長様の『ストームライダー』相手に大きく出たモンですわな?

――ま、イイですわ。
そんじゃとっときのスポットを案内してやりますわ。

          ※

●世界:キマイラフューチャー

●時:6月某日・夜分
●所:キョダイロボバトル用『ザ・ビルドステージ』
・いつぞやの戦争で舞台になった、敵巨大ロボ相手に猟兵みんなが巨大ロボを突貫で組み上げたりしてた界隈
・パッと見はキマフューおなじみサイケデリック市街地(※無人)
・でも「基地」がぽつぽつ存在してて、そこではマシンに関する各種素材やら機械部品やら製造機材やら生産ラインやら武装やら燃料やらエネルギーやら支援システムやら、もうほんとマジでなんでも備わってる


●使用ルール
https://tw6.jp/club/thread?thread_id=1041




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白斑・物九郎 2022年6月21日
(地面と平行な向きで出でたその『門』が、ぺっ、と観音開き。そこからヒューンと降下する全長5メートルの機影アリ。なお『門』は用が済んだらスン…と消えた)
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白斑・物九郎 2022年6月21日
(なんかすごい電導のリニアでも走らせるアレなのだろう、高層建築群の合間を縫うように張り渡された曲がりくねったチューブ状のレィルの上に――)

(ズン!!!!!)

(と。メカ製の黒猫が、危なげなく…四肢を突っ張り…着地した)
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国栖ヶ谷・鈴鹿 2022年6月21日
(同時刻、ビル群の開けた場所に鎮座するように、銃を杖に立つ重厚感のある巨影が、鋼の獣を待ち侘びる)

空間転移を確認、反応、サイキックキャバリア、ストームライダー……っと、登場シーンもバッチリってわけか。

猟団長、そっちの方は準備OK?
ぼくはいつでも構わないよ。
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白斑・物九郎 2022年6月21日
(←黒猫型四脚機獣とかいう変わり種キャバリアの背面上部キャノピー内/コクピットより)

《はん、上等ですわ》
《そんじゃいつでもスキに動き出しなさいや》

(ロボットバトルと言えばこれ! みたいな通信音声)
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白斑・物九郎 2022年6月21日
《辞世の句も断末魔も、沈められながら喋れましょうしな》

(――ぐん、と。)
(『ストームライダー』が、足元に張る四脚、その関節部を、低くたわめた。それは機械で再現された、狩猟動物の最適化された姿勢だ)

【先攻後攻判定】
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国栖ヶ谷・鈴鹿 2022年6月21日
(周波帯をいじってそれっぽく)

《正直なところ、猟団長とどう戦うか真剣に考えたけど、なかなか想像がつかないし、倒してるビジョンが見えなくってね》

(苦笑気味に言うが、決してその声色に恐怖や不安は感じられない)→(続く)
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国栖ヶ谷・鈴鹿 2022年6月21日
《簡単に、ぼくを勝たせないでおくれよ、王様(ワイルドハント)》

【先攻後攻判定】
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白斑・物九郎 2022年6月21日
【先攻・攻撃】
《よく言った》
《その不敬、許す》

(低めた姿勢を、タメて、タメて――駆け出した。跳んだ。彼方の鈴鹿機を臨みながら、チューブレィルの上を機動し、そして跳んだ。「飛」んだ)

(後ろ足が足場を蹴り出す跳躍で跳んだ)
(直後、機体の装甲の間隙そこかしこから排熱の可視化の如くに蒼い鬼火をブッ散らかし、それらを推進力として――「飛んだ」!!)
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白斑・物九郎 2022年6月21日
(自機を砲弾の如くあらしめる、空中を一直線に貫く推力移動! 『ストームライダー』の顔面からブチかましに行くいきなりの体当たり!!)
【HP5】
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国栖ヶ谷・鈴鹿 2022年6月21日
【防御】
(高所の利点を取った、ということだね、下手な回避は狩られる……なら……!)

《白金装甲、正面展開!》

(装甲の隙間が展開すると、銀色の粒子が収束し、盾のように前面に広がる)
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国栖ヶ谷・鈴鹿 2022年6月21日
【防御失敗】【HP4】
(粒子の盾を衝撃が破砕し、本体へのダメージが通る、直撃ではないものの、確実に機体への損傷として反映される)

《このくらいじゃないと張りがないからね》
《そうだ、この戦いは高速と重装の戦いじゃない、阿穹羅は重装甲ではあるけど、鈍重じゃないんだよ》

(装甲の隙間から見えないフィールドが展開され、その流れに乗るように距離を取ると、無数の軌道を描くレーザーが飛ぶ、それはまるで誘導弾のように追う軌跡、回避を塞ぐ軌跡と縦横に描かれる)

【攻撃】
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白斑・物九郎 2022年6月21日
【防御】
(――カッ飛んでってブチかます。「銃持ち」相手に獣が採った闘法は単純明快。距離を挟んで飛び道具を畳み掛けられなどする前に、高速接近・アンド・ボコる。これである)

《粒子を撒いて、パーッと盾みてーに…?》
《アーハ》《機体重量を増やさずに防御をアゲる、うまい仕組みじゃニャーですか》

(ストームライダーの額からふすふすと薄く登る白煙越しに、飛び下がってった阿穹羅を見遣っていたら――)

【HP5】
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白斑・物九郎 2022年6月21日
【クリティカル被弾! ダメージ2!】
【攻撃】

《…!》《ァア!?》

(天から縦横無尽に畳み掛け来るレーザー群。飛び退って回避、しようとしたら、その先を封鎖するように既に回り込んで来ている射線の群れがあった。被弾。足が止まる。連鎖的に次弾も被弾。被弾被弾被弾! 地に低く張り付くような姿勢で耐える耐える――)

《…雑に強めの誘導を入れた、だけ、の弾道じゃ…なさゲっスね》
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白斑・物九郎 2022年6月21日
《まさかおたく》
《ハイカラさんこの野郎》
《俺めの〝癖〟を踏まえて、全数手動でリアルタイムで弾道引いた――とか言ったらブッ飛ばしますでよ?》

(ぴょーん、ぴょーん、と高層ビル群のてっぺんを次々に飛び渡りながら阿穹羅を追う。その機動と同時、ストームライダーのボディそこかしこからポワポワと生じた小さな〝鬼火〟の群れが、大きく弧を描く緩めの誘導力を含んで追いすがるように飛んで行く)

【HP3】
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国栖ヶ谷・鈴鹿 2022年6月21日
【防御】

《まさか?半分正解!読みきれないパターンはあったけど、演算して大体の方向は読んで撃ち込ませてもらったよ!》

(高速を移動するストームライダーを射程内に収めながら飛行すると放たれる鬼火の群れに気づく)

《機雷……?魔力系の得体の知れないものは厄介なんだよね……》

(先程の飛行に使っていたフィールドを薙ぎ払うように振るい、強い干渉力を発生させる)
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国栖ヶ谷・鈴鹿 2022年6月21日
【防御成功】

(阿穹羅の特殊なフィールド、これこそが彼女が難儀した代物なのだ。バリアでもあり、推進装置でもある、その威力がいかんなく発揮される)

《……そろそろ射程内かな?》

(突然、ゴウっと発砲音が響くと、ストームライダーに向けて大型の榴弾が迸る、インファイトに強いであろう猟団長の機体に対し、予め重武装はオミットしていたが放棄はしていなかった)

【攻撃】
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白斑・物九郎 2022年6月22日
【防御】
《あからさまなジェットを背負うでもナシに、まあフワフワと――》
(空中機動も適宜展開するフィールドにて? あれもあれで、固定装備で機体重量を喰わずに済ませるうまい設計と思える)

(であれば。)
(あのフィールドの展開に関わる要衝を見抜けでもすれば、アレを撃墜する上でのどでかい情報になるのでは――?)
【HP3】
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白斑・物九郎 2022年6月22日
【攻撃】
(チュドッッッ!!)
(飛び石よろしくビルてっぺんを跳び渡っている最中に、ドデカ榴弾に降って来られた。自機体がきっかり爆炎に呑まれたのは勿論、足の置き所に据えていた建造もしたたかブチ折れる。崩落する高層ビルに揉まれて、一緒くたに地面の高度にまで転げ落ちて行き――)
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白斑・物九郎 2022年6月22日
(どうにかこうにか地面に四脚を突っ張り着地を果たす。――その傍ら、)

(ブーン)
https://tw6.jp/garage/item/show?item_id=42920

(ストームライダーの傍らに湧いて出るや、いざ発進。茶マダラの三毛猫型なドローンが、黒煙を割り裂いて高高度目掛けてスコココと飛び始めた。そのチカチカ明滅する右目はカメラ。レンズ。遠距離から、望遠で、鈴鹿のキャバリアにどこかしらうまい付け入り所でもあるまいかと観察を開始なんかしていた)
【HP2】
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国栖ヶ谷・鈴鹿 2022年6月23日
【防御】
んん?今のは?

(突然上がったドローン?偵察機?衛星兵器?正体不明のソレに一瞬気を取られ対応の択を迫られる)
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国栖ヶ谷・鈴鹿 2022年6月23日
【防御失敗】

(高度がありすぎるから、撃墜は不可能、対応するにも目の前のストームライダーを無視してまで超高度狙撃をするのは利点がない……!)

※フィールドの発生は装甲の隙間から、ナノメタル粒子と共に展開されている、攻防一体のフィールドにナノメタルの防備、ナノメタルの硬化時間の隙はあるが、局所的な打撃ではすぐさまUCによる修正がされるだろう。
背部にブースターはあるものの、それはあくまで補助的な装置だと思われる。

フィールドシステムに対応するには相応のUCの力をもって対抗する必要がありそうだ。
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国栖ヶ谷・鈴鹿 2022年6月23日
【攻撃】

《地面に降りてきたね、鈍重じゃないとは言ったけど、ぼくのキャバリアは軽くもないんだよ。
さてと、取組といこうか。》

(硬化したナノマシンが機体前面を凶暴に形作る、例えるなら相撲では適当ではなく、トリケラトプスの突撃、そういった方が理解しやすかった)

【HP3】
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白斑・物九郎 2022年6月23日
【防御】
(三毛猫型ドローン、高高度に至るやそのままお空をぐるぐる旋回開始。ストームライダーの方を目掛けて右目をチカチカさせなんぞしていたりする。情報収集成果、絶賛送信中だ)

《女だてらにスモウだァ?》
《どんだけお転婆なんスか、おたく》

(近接格闘戦? 得意分野ですわよっしゃ来い、とばかり、でかくて太くて長いメカ尻尾をシターンシターンと揺らしながら――こちらからも! その突撃目掛けて真っ向駆け出す!)
【HP2】
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白斑・物九郎 2022年6月23日
【攻撃】
(ストームライダーが、両前脚をバンザーイと振り上げ――トンデモ破壊特化形状を醸した阿穹羅の機体前面にがっぷり取っ組み合った。関節各部のアブソーバが悲鳴じみて軋むと共にスパークを爆ぜ散らす。多分にダメージを負いながらも、今この瞬間、鈴鹿のキャバリアをド至近距離で押さえ込むことを果たす!)

《回線接続――[ザミエルシステム]》
《〝三毛〟の収集データを【ヒート・ビースト】フルオート鬼火射出機構の照準系に照応、アプデ》《秒でやれ》

(その時、コクピットの中では。)
(白くて平べったいスマホを手元に繰り出すや、操縦桿を捌く傍ら、ソレ目掛けて音声入力らしき言をベラベラとまくし立てている――)
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白斑・物九郎 2022年6月23日
《オケ、完了》
《オラッ斉射ァ!!》

(――ボボボボボボボボボ!!)
(ストームライダーのボディ表面よりこんこんと湧く蒼白い鬼火が、再度、数多の弾道を曳いて「射出」される)

https://tw6.jp/garage/gravity/show?gravity_id=139590
(それは。それら弾道は。さながら〝粒子〟の出掛かりを潰せとばかりに、鈴鹿のキャバリアの装甲の間隙を――牽制弾のバラ撃ちなどでは断じてない――正鵠に付け狙って殺到する!!)
【HP1】
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国栖ヶ谷・鈴鹿 2022年6月23日
【防御】
(殺到する鬼火、先程とは違う、完全に破壊に掛かる魔弾の群れ、さながら猟犬の狩猟の如き業……だが、鈴鹿は決して臆することなく向かい合う)

《パワー比べ、我慢比べ、やっぱりさ……どこまで行っても『自分の力がどこまで届くか』はぼくの『サガ』なんだよ!》

(殺到する鬼火に対し、フィールドシステムに叡智の光が差す、ユーベルコヲドの力を変えてきたのだ)

https://tw6.jp/garage/gravity/show?gravity_id=93735
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国栖ヶ谷・鈴鹿 2022年6月23日
【防御成功】【HP3】

(鈴鹿のハイカラさん後光は、世界を改変し、挑む力。それはキャバリア戦でも変わることなく光輝く。
そして、この組み合った状態での世界改変光の距離は……)

《ここはぼくの間合いだ!》

【攻撃】
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白斑・物九郎 2022年6月23日
【防御】
《クレバーさがウリなのかと思いきや》
《きょうびのジヰニアスは、大ッ概、脳筋ですわな――!》

(キャバリア同士が取っ組み合う。ド至近距離から鬼火/魔弾の群れをくれてやる。しかし――、押し通して来る! どころか更に更に更に更に重ねて押して来やがる!!)
【HP1】
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白斑・物九郎 2022年6月23日
【攻撃】
(相手がユーベルコードの世界改変力で底上げ後押しブーストを重ねて来ると言うならば、)

《砂嵐の――》

(こちらもユーベルコードの力を纏い、籠めて、振るうまで!)

《――王!!》

(ねこキャバリアの両前脚に、モザイク状の靄が出でる。纏う。それは物質の結合をブッ千切ることに始まり、事象に対する概念レベルでの貫通ないし攪拌を実現する〝混沌属性〟の発露である。――前脚左右を交互に高速サイクルさせ〝砂嵐〟を纏ったメカ肉球がネコパンチを乱打する! 押し合うヘシ合う!)
【HP1】
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国栖ヶ谷・鈴鹿 2022年6月24日
【防御】
(クレバーに戦うのなら、制圧射撃を同時に絡めた砲撃による面制圧、自分自身それは理解している。
だがそれ以上に、この戦いは自分にとって弱点とも言える魔力戦への克服でもある。
猟団長の繰り出してきたモザイクの系統不明魔術、それを伴う打撃、受けることで、自分が脅威としてきたものへの答えを出すのだ)

《後光領域シールド全展開!損傷と同時に再展開、改変によるシールド形成を再度、それ以降は……!》
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国栖ヶ谷・鈴鹿 2022年6月24日
【防御成功】【HP3】

(弾かれるように阿穹羅のボディが大きく後方へ飛ばされていく!それは混沌と嵐の乱打の直撃を受けたもののように見えたが、実際には阿穹羅の損傷は軽微、シールドを挟んで衝撃とフィールドの波に乗って飛んだのだ)

《脳筋か……確かに試したい事は試さないと気が済まない性質(たち)だけど、考えなしに改変光をばら撒いたわけじゃないよ!》

(両雄激突したバトルフィールドのビル群の一部に未確認のメカがおよそ40基程、ストームライダーを取り囲むように設置されている

《一斉射!》

(鈴鹿の号令と共に、メカ、セントリービットから、それぞれ数条のレーザーを放ち、檻のように展開される)

【攻撃】
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白斑・物九郎 2022年6月24日
【防御】
(下がった阿穹羅を追うように、ストームライダーは前傾し駆ける。キャノピーの中、コクピットに座する己は、湧いて出た「手勢」共を横目に捉える)

(この時。)
(キャバリアとその操縦手は、完全に二種の思考でサイクルしていた。)

(――ストームライダーはサイキックキャバリア。主の意と疎通する素地を有するふしぎマシンである!)
【HP1】
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白斑・物九郎 2022年6月24日
(脚で地を掻いて蹴る都度にモザイク模様を噴出する推進力。鞭よろしく打ち振るわれるメカしっぽが、コクピットへの直撃を避けるようにレーザーを払う。前進する。驀進。程度の被弾は織り込んで、再度阿穹羅へねこパンチの嵐をド至近距離から叩き込むべくして、駆ける、駆け――)
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白斑・物九郎 2022年6月24日
【HP0! 敗北!】
《いつの間にあんなトコに子機仕込んでやがらっしゃったんゲファ!!!》

(――耐久限界。ストームライダーの頭部構造がレーザーのうち一条に射抜かれ半壊した。さながら失敗したヘッドスライディング。阿穹羅の目の前へと、ズザァァァと滑り込むように腹ばいに蹲った)
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国栖ヶ谷・鈴鹿 2022年6月25日
【勝利!】

《……やった?》

(頭部が半壊し、動かなくなったストームライダーを目の前にして、戦闘の高揚感が抜けきれずふわふわとしたまま、状況を確認する)

《猟団長?まだいけるかい?》

(問いかけの意図の半分は安否確認、残り半分は、まだやれるなら付き合う、という意思表示。
鈴鹿にとってキャバリアでの模擬戦は想像以上に楽しかった、ましてや強敵と認識していた猟団長が相手だった事、これが興に拍車をかけていた)
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白斑・物九郎 2022年6月25日
(炊飯器のフタみたいに、コクピットのキャノピー部分が、後ろっかわを基点にパカッと持ち上がり――)
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白斑・物九郎 2022年6月25日
(――もうもうと立ち上る黒煙と一緒に、ボロッた猫耳がずるりと上半身だけまろび出た)

…おたくもメカ屋なら。ノしたキャバリアがまだイケんのかどうか、パッと見で判断しろってんですわ、ったく…。
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国栖ヶ谷・鈴鹿 2022年6月25日
(猟団長は無事そうだ、そしてこれは勝ちが確定した瞬間でもあった)

《いやぁ、猟団長のことだから、生身でやるとか言い出さないかね。
半分冗談だけど、モザイクで損傷を補って無理矢理続行させるような手段持ってそうだと思ってね……楽しい時間はついつい長く続いて欲しいと思いがちだからさ。》

(ただ、今でも十分に満たされてはいる、単調な射撃戦でもなければ、一方的な蹂躙でもない、拮抗した戦況の選択肢の連続を制した、UCと技、お互いのキャバリアの性能をぶつけ合う勝負だった、どこに不満があるものか)
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白斑・物九郎 2022年6月25日
ァ? 生身で続行ォ? 別にいっスよ。…明日以降ならな。ゲェッホ。 (咳き込んだ。咳き込んだら、口からも黒煙が出た)

継戦能力なァ。「サイキックキャバリア本職」ならまだしも「キャバリア持ち」レベルの猟兵じゃそこまでの無理利かせられませんわ――
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国栖ヶ谷・鈴鹿 2022年6月25日
《そうか!本職!それは確かにあるかもしれない!》

(得心いったように頷いて)

《生身対決かぁ……それならまずはエルに勝たなくちゃ挑戦権はないかな?そうじゃないと猟団長を満足させられない気がするよ》
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白斑・物九郎 2022年6月26日
エルとも勝負してーってコトっスか。 (そう解釈した。)
ま、スキにしなさいや。呼べば来んだろ。ちなみにアイツ、頭ン中電子兵装の塊みてーなヤツですけども、ハッキング一発で落とせると思うんじゃニャーですよ? せいぜい「弾幕合戦で競り勝つ」くらいの心意気見せるコトですわな。 (副官の戦闘能力だきゃワリと素直に評価する猟団長)
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国栖ヶ谷・鈴鹿 2022年6月27日
《『弾幕勝負』そうじゃなきゃ、満足できる指標は得られないからね。ぼくも超機械に頼らないと弱いなんて思われたくないしさ。》

(実際のところ、実戦経験を積んで、戦闘の技術は2年前に比べると段違いに向上している)
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国栖ヶ谷・鈴鹿 2022年6月27日
《ところで猟団長、ストームライダーの修理はどうする?ヨナを近くに停泊させてあるから、懸架してぼくのラボまで運ぶよ。
というか、今回の模擬戦でサイキックキャバリアも修理いけそうな気がするんだ、魔力の理がなんとなく掴めそうでね、今まで理解し辛い感覚だったんだけどね》
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白斑・物九郎 2022年6月27日
ヨナ…? あーあー、おたくの。でけークジラ型の。アレ。飛空艇。そんじゃ任せますわ、キャバリアのレッカー移動。あと修理。 (どうにかこうにか香箱座り姿勢にシフトしたストームライダーから、のろのろと降りる。道路上に下駄歯をゴンゴン言わせながら着地した)

装甲だのサスだのの部品周りはキマフュー産の資材でフツーに互換性利かせまくってありますからよ。ま、イイように任せまさ。あと――、…。……。………。
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白斑・物九郎 2022年6月27日
最大戦速機動中の応答性周り。アレ調整して貰いてえって思ってたんですわ。あと旋回する時、自動で若干速度減衰するヤツ。アレもうオミットしてえ。足回りの負荷は都度都度、接地さすアシの本数で調整しますからよ。もうイイですわ。
…あー、そだそだ。レーダー周りだいぶガラガラになってますけども、そこは増設とかいんねーですからな。野生の勘666持ち猟団長様仕様デチューンなんスよ、ソレ。

(>>>負けたクセに勝者かな? ってくらい注文つける<<<)
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国栖ヶ谷・鈴鹿 2022年6月28日
安心と信頼のキマフュー産!
それなら修理も現地ですぐだね!

(ヨナのペンギンクルー達がテキパキ素早く懸架すると、ヨナがフワッと飛び上がり拠点へ向けて飛び立っていく)

最大戦速時の応答性なら、ぼくの技術で良ければ、間接や駆動周りに指向性フィールドの小型補助装置が良いかな?飛んだりはできないけど、ベクトルに対する反応なら良くなるはずだよ。
旋回は多分猟団長がプリンにならないUCとかがあればオミットはすぐ出来るけど、コックピットの改修か慣性を逃すイナーシャルキャンセラーの増設、エネルギーを閃光の飛沫として放出するタイプなら、旋回時のGでプリンにならないはず!脚部4つに取り付けておけば、ぼくの見立てだといけるんじゃないかよ思うね!

電探がない。
……野生の勘じゃあしょうがないなぁ。

(ここまですごい早口)
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白斑・物九郎 2022年6月28日
(おっペンギン🐧のクルーですわキリキリ仕事してますわ)(――って感じでぼんやりキャバリア懸架作業を眺め上げつつ)

操縦時点でユベコ発動費やしちまうのはモッタイナイの極みが過ぎますわな…。システム周りでの解決の方向で。任せた。 (あらかた丸投げ)
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白斑・物九郎 2022年6月28日
ンじゃ先に拠点戻ってますでね。
(左手を無造作に宙へ翳すと、その手にファッと出でては握られるドデカ魔鍵。それを、その先っぽを――足元直下へと落とす。すると自身の立ち位置にぴったり来るように、地面に両開き構造の『門』が植わるように出現した。その門扉がパカッと開く。閉じる。『門』が消える。細か過ぎて伝わらないモノマネでしくじった芸人みたいに、ヒューンと落っこちてった)

(ワープ系のユベコ発動である)
(内訳は、おんなじ世界に居る味方の所へトぶやつだろう。)
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白斑・物九郎 2022年6月28日
【※そちらの次の書き込みで終了】
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国栖ヶ谷・鈴鹿 2022年6月29日
OK!良い感じにチューンナップしておくよ!今日はありがとうね、猟団長!
(またねーと手を振って)

さてと……。
(コックピットから降りて、陽に照らされて輝く相棒を見つめながらつぶやく)

阿穹羅、よく頑張ってくれたね。キミはぼくの自慢のキャバリアだよ。

【このスレッドは終了しました】
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