野晒しのコルクボード
フラン・スティレット 2021年12月16日
おそらく、元々は農具置き場だったのだろう
トタンと廃材が辛うじて壁と雨除けの体を成しただけの、扉のない掘っ立て小屋
木製パレットでできた内壁に、年期の入ったコルクボードが掛けてある
すっかり風化した切り抜きやメモに混じって、真新しい用紙が一枚、二枚
誰に宛てるわけもなく、ただ書き留めた言葉があった
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独り言を書き留める場所
既知の方の伝言も歓迎
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フラン・スティレット 2021年12月16日
“そろそろ調子を取り戻さないとな 時は待ってくれないようだ”