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ズンドコベロンチョと栗ごはん

雨野・雲珠 2020年11月22日

ところでお二人は、いつの間にお知り合いに?


・ふたりはめる友
・初冬のサクラミラージュ。福来探偵事務所で栗の下拵え大会
・導入後、与太とトンチキに突入します。脱線・雑談◎
・キリのよいところで一服しましょう




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雨野・雲珠 2020年11月23日
【雨野・雲珠による前述】

「先日栗拾いに行って参りまして!ふふふ。楽しかったです。つやつやの栗が、おっきな籠ふたつにどっさりで……半分はあちこちおすそ分けしちゃったんですけど、残りを―――はい。話が早くて助かります。それでね、下処理の方法をマスターから教わっ……あっご存知ですか?そう、大変だそうですね。一人でこの量を捌ききれる気がしなくて」
「よければ手を―――あ、はい。本当に話が早くて助かります。一部を栗ごはんにした上で、成果は山分けでいかがでしょう。お茶とお茶菓子もでます」
「もう一人くらい手が欲しいですねえ。包丁を使い慣れてそうな方……俺が知る中で一番は間違いなくマスターなんですけど、他にお料理上手……うーん……あっ、ヨシュカくん!」
「……えっ?」
「なんと。いつの間に……」
「?」
「ヨシュカくんの御髪は真っ白ですけど……」

「???」
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雨野・雲珠 2020年11月23日
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(どっしりした木造りの台にはまな板と包丁、そして洗って一晩漬けた山盛りの栗。タイルの流しに置かれた金盥には、たっぷりと水が張ってある。ついでに身長115センチの彼女の足元には踏み台―――日頃、桜が棚上にある物を取るために使うもの―――もセット済みだ。さして広くもない台所は、三人入るとなるとなかなか密であった)
(とはいえ、住宅物件でないことを思えば十分すぎる設備だろう。地方ではいまだ土間に竈の家庭も多いが、そこは花の帝都。比較的型の新しいガスコンロ台もばっちりあった。最低限に毛が生えた程度ではあるものの、食器や調理器具は一通り揃っているようだ。桜に言えば、あるものなら取り出してくるだろう)
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雨野・雲珠 2020年11月23日
(三角巾から枝をのぞかせた割烹着姿の桜が、こほんと改まる)
このたびは第一回、栗の下拵え大会にお集まりいただきましてありがとうございます。毎度おなじみ、ご当地ガイドの雲珠と申します。なにかわからないことがありましたらお気軽にお尋ねください。

それではちょっと手狭ですが、おいしい栗ごはんを目指して頑張りましょう!
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雨野・雲珠 2020年11月23日
……というか、お二人はいつからめる友に?
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ヨシュカ・グナイゼナウ 2020年11月23日
わー。(ご挨拶にはぱふぱふと手を叩いて。襷掛けに前掛け、両の手には普段の革手袋ではなく透明ビニール製の手袋をはめている)
クリゴハンは初めてです!ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたしますね。
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ヨシュカ・グナイゼナウ 2020年11月23日
先日、バスを待っていたら八重垣さまと偶然お会いしまして。色々楽しくお話しさせていただくうちに……みたいな?あ、あの飴ちゃんは美味しくいただきました。ありがとうございますね。
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八重垣・菊花 2020年11月23日
わー(真似してパチパチと手を叩き。いつもの着物に割烹着を着て台の上に乗って)
こんだけ栗があったら栗ご飯の他のもんもできそやなぁ。あっ栗ご飯は作ったことあるしな、栗も剥けるで(自前の小さめの包丁を手にして)
あ、雲珠くん言うてたザルとボウルの予備もな、持ってきたよってな!
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八重垣・菊花 2020年11月23日
あっそんな本当のことを! もっとこう……ミステリアスにやな(飴、と聞いてパッと表情を明るくして)それは何よりや!
ところでな、うちが知ってるヨシュカくんは髪が黒で肌が白いんやけど(どないなってんの、と素直に首を傾げ)
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雨野・雲珠 2020年11月24日
ありがとうございます、助かりました。最低限しか揃えてなくて……(小型包丁持参に、さすがという顔をする。洋出刃は大きすぎないか?という心配は杞憂に終わったようだ)
あ、そうそう。何やらずっとこう仰ってらして。
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ヨシュカ・グナイゼナウ 2020年11月24日
これは失礼!しかし実に頼もしいお嬢さんですねえ。
(うんうんと) (包丁ではなく持参したナイフを台に)
ああ、それは。わたし──これは機密事項なのですが。月に一度肌と髪の色が変色する様になっていて。偶々八重垣さまとお会いした時が丁度その時で。

まあ、嘘なんですけど。あ、お二人とも。よろしければ、いくつか殻(鬼皮の事の様だ)付きでとっておいてもらっても?
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八重垣・菊花 2020年11月25日
うちは頼れる女やさかいな!(褒められてにこにこしている)
なんやて……ヨシュカくんの存在自体がミステリアスやった……!!
嘘なんかーい(包丁を持っているので突込みの手の動きは省略した)殻? 殻どないするん?
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雨野・雲珠 2020年11月27日
隠し事などないようでいながら、謎めいたところもヨシュカくんの魅力のひとつですから……(うんうん頷きながら、栗のお尻を包丁で落としていく)

?もちろんです、この栗は山分けですもの!(好きなだけどうぞと、確保用の笊をヨシュカ君のほうへ)
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ヨシュカ・グナイゼナウ 2020年11月30日
しがない野良人形ですよう。
(笊を受け取りながら)
ありがとうございます。カスタニーエ……焼き栗を少しできたらなって。故郷では良くそうして食べていましてね。オーブンはありますでしょうか?なければフライパンで。
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八重垣・菊花 2020年12月3日
野良人形、ほなうちは野良香炉や! いや、野良ちゃうな、野良言うたら怒られるわ(あかんあかん、と言いつつ慣れた手つきで栗に切り目を入れて)
焼き栗、ええなぁ焼き栗! それに殻を使うん? 屋台で見たんはなんかぐるぐる……しとったなぁ(とても曖昧な言い方なのは、きちんと覚えていないからである)
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雨野・雲珠 2020年12月4日
っふふ……それはそれは、(野良人形に野良香炉。二人にはどうにも似合わない響きのおかしさに、語尾は笑いを帯びる)……外の世界は、苦労も多いことでしょう。お首にリボンを巻かれたい気分の時は、いつでもお昼寝しにいらしてください。

栗って、そのまま焼いて大丈夫なんですか?さるかに合戦に、そういう攻撃があったような……(言いながらもひょいとかがんで、下の戸棚からフライパンを出した。ヨシュカくん>>>>>さるかに)
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雨野・雲珠 2020年12月4日
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【特殊ルール発動】
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『この春 帝都で大流行した、と或る小説。
 みなさまは既に読了済で、内容も結構覚えていることとします』

→三者三様、その物語への感想・設定・粗筋を語ってください。

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雨野・雲珠 2020年12月4日
あ、そういえば、俺とうとう読みましたよ!あれ。図書館で予約の順番がやっと回ってきまして。(桜は、巷の某大ヒット小説の名前を口にした)

絶海の孤島に呼び集められた人々が嵐で島から出られなくなる始まり方なんて、意外に典型的な閉鎖環境ものだなあって思ったんですけど……。
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ヨシュカ・グナイゼナウ 2020年12月5日
それなら、八重垣さま二人でお揃いのリボンにいたしましょうか?
(くすくす笑いながら冗談めかして)
殻を使うと言いますか、こんな風に殻に切れ目を入れてですね。こうすると弾けることも……まあ、蓋をして蒸し焼きの様にするので、万が一弾けてもあのお猿さんみたいにはならないと思いますが。
(ひとつ栗を手に取り鬼皮に十字の切れ目を入れて見せた)
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ヨシュカ・グナイゼナウ 2020年12月6日
あ!わたしも読みました。書店で残り一冊でしたのでつい、購入してしまいました。
良いですよね、孤島にあるには不自然な程豪奢な洋館に集まる、いかにも訳ありな面々。姿を表さない館の主人!野暮なんですが、ああいうのを見るとこんなとこに建てるの大変だっただろうなあって、つい思っちゃいます。
(バキバキナイフで鬼皮を剥きながら)
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八重垣・菊花 2020年12月7日
お揃い! お揃いってええ響きやなぁ。鈴もいるやろか?(ええなぁ、お揃い、と笑って)
そうやって作るんやねぇ、美味しそうやな。お猿さん? お猿さんって弾けるもんなん?
(お喋りはしつつも、手は動かし)
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八重垣・菊花 2020年12月7日
うちも読んだで! 借りたんやけどな。あの本、表紙もえらい綺麗で自分で買おかなって思ってるんよ(書店に入る日を待っているのだと頷き)
孤島の崖んとこに建ってるんよな。せやけど反対側には綺麗なプライベートビーチが広がっとって、なんでビーチの方に建てへんかったんやろって思ったんやけど、それが伏線になっとるとは思いもせんかったんやで。
あと主人公!
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雨野・雲珠 2020年12月8日
お二人ならやっぱり黄色が映えるでしょうか。肌に巻いてもちくちくしない、柔らかくて上等な……(真剣な顔で栗の鬼皮を剥いていく。ちいさくて硬くてなかなか力がいる)

そう、主人公が!まさか読者視点だと思ってた語りが全部、物語が始まる前に死んでいた真の主人公からの目線だったなんて……。
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ヨシュカ・グナイゼナウ 2020年12月26日
ドッグタグとか格好いいのでは……?(趣旨が変わって来た)
(面倒くさくなったのか、扱っていたナイフの動きが変わり始めると同時に瞳の十字が光る。剥くというよりか断つ動きに近い。不思議と鬼皮だけぱかりと切れ中身がころりと)
後から考えて見ると、所々違和感のある描写はこのことだったんだなあって。それにしても、まさか屋敷の主人の死んだ飼い犬とは。わたし動物が死ぬヤツにはとことん弱くて。
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八重垣・菊花 2020年12月31日
ドッグタグ……迷子札……?(ドッグタグをよく知らない為、想像だけでものを言っている)
犬が死ぬ話には最初から犬が死にますって言うてくれなあかんやん! って叫んでしまうからな……(映画でもなんでも、と言いつつ何個目か数えるのをやめた栗を剥いて)
せやから匂いに敏感やったんやなぁ、あんな匂い普通の人は気がつかへんもん!
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雨野・雲珠 2021年1月2日
地の文がやけに館の主人推しだなあって思ったんですよね……それに、お肉への描写が情熱的で。てっきり筆者の癖なんだって思ってたのでだまされました。
(研いだ後に水に漬けていたお米(※餅米混合)の様子を見にいった。十分に水を吸ったようなので、メモ書きを見ながらお塩を加える)
よくある設定をよくある設定で裏返すような登場人物が多かったですよね。ヒステリックな悪妻に見せかけて、実はすごくお優しい奥様とか。俺は「このひと絶対生き残りそうだな」って思った人が最初に死んだ時、ちょっと笑ってしまいました。
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ヨシュカ・グナイゼナウ 2021年1月5日
そうですねえ、迷子札みたいなものです。軍人さんが良く付けていらっしゃる。あ、そちらがレシピですか?後で拝見させていただいても!
(鬼皮をぱかぱか断ちながら)
逆に「こんなところにいられるか!俺は部屋に戻るぞ!」って仰った方が最後まで生き残ったり!絶対死んだ!って思ったのですがねえ。わたしのお気に入りの登場人物です。お二人はどなたが良かったですか?
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八重垣・菊花 2021年1月11日
あ、おうてた! 軍人さんがようしてるんやったら、軍人さんの恰好皆でするんもたのしそやなぁ(コスプレである)
栗ご飯楽しみやな、大体同じようなレシピやけど各家庭でちょっとんつちゃうからな!(剥いた栗をどんどんボウルに積み上げて)
あ、うちはそれやったらめっちゃ可憐で弱そうなお嬢様やったのに、実は武道の達人でドレスの下に日本刀隠してたんは良かったな! 護身用や言い張ってたんも!
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雨野・雲珠 2021年1月17日
お嬢さんが軍服?(ぶかぶかな姿を想像して、からかう響きで声が笑う。「ヨシュカくんはともかく」とまでは言わないのがせめてもの礼儀である)(水にさらしていた栗の一部を引き上げると、たっぷりお釜に投入した。ちなみにガス式の炊飯器だ)
今日の手順は近所の奥様から教わったんです。煮物とかすごくお上手で。面倒な栗の処理さえやっつけてしまえば、栗ご飯はもはや勝ったも同然だそうで……(火をつける。しばし待たれよ)
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雨野・雲珠 2021年1月17日
(二人の包丁さばきのおかげで、残り少なくなってきた皮付き栗に再び手を伸ばした。甘露煮は時間がかかると教わったし、残りは水あげ後に山分けがいいだろうか…、)

あ、俺もそのお嬢様好きです!自棄になって襲いかかってきた犯人をずばっ!ってやった時はいっそ痛快なほどで。何ていうか、最後だけノリが時代劇でしたよね。執事さんも暗器使うし……
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八重垣・菊花 2021年3月12日
軍服言うてもあれやで、ちょっとスカートの可愛い奴やで!(雑誌か何かでみたのだろう、ミニスカで、とか言いながら、最後の栗を剥き終わった)
おーわった! あとは栗ご飯やな……!(炊けるのは一時間くらい後だろうか、他に何かすることは無いかと、雲珠に問いつつ)

勧善懲悪! と思いきや……みたいな、あの展開もすごかったんやで!
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雨野・雲珠 2021年3月13日
みにすか?―――が、いかなるものかは知りませんが、お二人なら何を着てもお似合いでしょう。(さらっとミニスカ要員にヨシュカくんも加え)お疲れ様でした!指痛くありませんか?(自分も最後のひとつを水に放り込んだ。二人に比べて力のいれ方が下手なのだろうか、痛くなった指をふりつつ)

最後に正義が勝つ……というわけではなく、悪玉善玉関係なしに、生き残った人たちには皆それぞれ生き残るだけの理由と伏線が張られていたというのも見事でしたよね。しっちゃかめっちゃかやるわりに、広げた風呂敷はきれいに畳みきっていて……ううむ、語れば語るほど、売れた理由がわかってくる気がします。もう一回読もうかな……
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雨野・雲珠 2021年3月13日
さてと。栗ご飯が炊けるまでにはまだかかりますし。むいたばかりの栗も、もう少しアクを抜かなくては。焼き栗もこのままじっくりと……ですから、(よし、と頷き)

……一服しましょうか!俺、お茶いれますね。
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雨野・雲珠 2021年3月13日
【雨野雲珠による後述】

「ごめんくださーい……あ、こんにちは!」
「はい!おかげさまでとても楽しかったです。お天気にも恵まれまして。本当によろしかったんですか?お借りしたあの籠にいーーっぱい、山盛りで頂いてしまったのですけども………はい、採れるものだけ。それでも目一杯です!おすそ分けまでできて。ありがとうございます」
「お約束の栗ご飯です。それから甘露煮と……これは俺の友達が作ってくれた焼き栗です!へへへ、ハイカラでしょう。ほくほくで美味しいんですよ」
「あの。栗ご飯はきっと、奥方さまのお味とは全然……ええ。はい。……そうですね。それは本当に、そうだと思います。……はい!なかなかおいしくできたと思いますので、是非ご評価いただけますと」
「……よろしいんですか?じゃあお邪魔します―――あ、お茶でしたら俺が!」


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(ズンドコベロンチョと栗ご飯……おいしい仕上がり🌰)
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