【Zijl】
ヘンリエッタ・モリアーティ 2019年1月2日
――『ゼイル・パックルード』に与えられた部屋だ。
部屋は好きに飾っていいように、必要最低限のものはあらかじめ置かれている。
机には、入居祝いとして金額が描かれた小切手が置かれていた。
「このお金で、好きな家具をそろえなさい。
友よ、君の更なる発展を心から祈らせてくれ。
この住処が君にとって、気持ちよく、穏やかに、君らしくいれるよう
上手く活用しなさい。
住居を離れる時は、鍵を忘れずにね。――Madam」
・ゼイル・パックルード様(f02162)のお部屋です。
・基本ルールなどはほか部屋と同じです。
・発言閲覧権限の変更などございましたら、お気軽に家主にお伝えください。
・退団された際にお部屋は掃除(スレッドの削除)がなされます。ご注意くださいませ。
・それでは、ごゆっくりお過ごしください。
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ゼイル・パックルード 2019年1月5日
そう感心することかね?あんた自身は柔軟にいろいろな顔を見せるなのにどっか頭でっかちだよ、頭良すぎて論理的過ぎるっつーか。 そーだよ、思春期かどうかは知らねぇけど。軽薄に見えるだろうからまぁ好かれはしねぇな(本人が言うとおりに軽薄な笑いをする。それが当然、狙い通りだというように)ともかくそんな楽しそうに俺を見る女はマダムくらいなもんさ、思惑はともかくね。 おーおー散々自慢したり是非触れ合えとか言う割には酷い役回りを振るもんだよ。悪いお兄さんだって子供に嫌われたら結構傷つくぜ?(文句は言っているが別に不満はないようだ、子のことになると顔を輝かせるマダムを見るとそれはそれで楽しんでいるようだ) 何、人だろうがそうでなかろうが子供ならそういうもんさね。別に馬鹿にしたつもりはないんだ、悪いなモラン(可愛げに鳴くモランに笑いながら謝る)
ヘンリエッタ・モリアーティ 2019年1月5日
人間のことは学ぼうとして脳まで解剖したくらいなんだが、どうも未だつかめていなくてね。――ふむ、偏ったものの見方をしているかもしれないな、うん。君のように賢い子供というのもいるのだから、私も賢い大人で居なければね。(軽薄そうな笑いにどこか感心して。うまく世間でやっていく、というのはこの女には無縁の技だった)まあもっとも、何が悪い何が良いは私が決めるのではなく、子が決めることだからね。ただパターンとして君のような人間にも触れ合わせたいな、と思ったというのは本当だよ。(と、いうことは野次ってみたいのも本当である、と言うことだが)私の右腕なんだ、モランは。このように幼いながらにプライドが高いから気を付けるように。(ぐるる、と唸るモランはマダムの腹部に山登りのごとく、服にだけ爪を立てて現れる。謝る彼を見て許したのか、ふす、と鼻を鳴らした)
ゼイル・パックルード 2019年1月5日
そういう発想にいたるのがらしいって感じだけどな…とはいえまずは確認しなきゃ始まらねぇし。学者器質的には言葉や論理で説明するようになるのが自然か。(納得したようにうんうんと頷いた) 賢いのかねぇ、捻くれてたモノの見方をする自覚はあるけど。 子が決めることとは言え、程度はあれどそれを導くのは親の役目なんじゃねぇ?ていうか悪いお兄さん扱いするのはいいけど、それと仲良くしてるお母さんはなんなの?…ってならない?そこ説明しないと子供は納得しなくね?不満もたね?(皮肉とか言うつもりが普通に子育てに関するアドバイス…というか自分が思ったことを違憲する。多分、過去に自分が似たようなことを思ったのだろう) 幼いながらにプライド…意識の高いなんて将来有望だね。意識の高さは将来向かうところの高さだ(遠回しに発破をかける。モランのことが気に入ったのか彼なりに応援しているようだ)
ヘンリエッタ・モリアーティ 2019年1月5日
難しいものだよ、人は。言葉にも裏があったり、論理では説明できない感情をぶつけあってたりするじゃないか。私には些か――難解なパズルのようだからね。少しずつ知り続けたいとは思っているから、君から見ておかしいところは教えておくれ。友の意見ならば聞き入れよう。(人というものに触れ合う人生を――曲がりなりにも歩んできたゼイルを信頼しての一言でもある)導くのは親か?ふむ、――親も人だからな、間違うこともあるから、出来る限り子供に経験をさせてケアをするのが一番だと思っていたんだが……お母さんはお母さんなりに理由がある旨を話したほうがいいのだね?これは早急に理由を明確にしておく必要がありそうだ。情操教育に支障が出ない範囲で……(むむむ、と唸り)そうだね、この子は将来大きな竜となってまたこの屋敷を守るのだろう(モランが「な゛ぁん」と元気よく返事をするのを聞いて、慈しむように撫でていた)
ゼイル・パックルード 2019年1月5日
俺は100%はわからなくていいと思ってるタイプだからねぇ、ピースの足りないパズルは想像で補う。完璧主義っぽいマダムにはわからんかもしれないし納得できないかもしれない。ま、それこそ世間話の参考程度にな。 あぁ、ケアするならそれも導くってことだと思うぜ?が、だけど一度体験すれば抗い難いことがあるのは、それこそ俺達が実感してることだろう?真っ白なぶん、ついたシミはなかなか落ちづらい。...まぁ、わかりやすく重く言ったけど、どんなことでもケアしきれるかはわからないこともあるってこったよ。 そうそう、あるいはそれでも話しても良い理由とかな。説明は得意だろ? それは怖い、水をもらいに立ち寄るなんてできそうになくなるね
ヘンリエッタ・モリアーティ 2019年1月5日
理解が出来なくてもいい――が、想像で補う、か。確かに私にはできないことかもしれないな。ふむ……君たちはきっと理論ではなく道理で物事を考えるのかもしれないね。(なるほどなぁ、と声を漏らして頷いていた。まるで、授業でも受ける生徒のように)……それもそうだ。ある程度道は示しておくべきだね(ゆっくりと冷えた目になる――ああ、貴重な私の【娘】に、変なシミがついてはたまらない。貴重な、モリアーティを継ぐ子なのだ。が、それも束の間で)得意だとも。ある程度には説けるはずだよ。案外モランは私たちを見ているからね、――いい番犬でもある。竜だけど。
ゼイル・パックルード 2019年1月5日
ま。深く考えていないだけとも言えるけども。つーか道理っても自分の中の道理だからあんまアテにはならないぜ?(感心されても困るというようにフォローは入れる、自分が世の道理を外れてる自覚があるからだ。後ろめたさはないが) そうさ、まぁいつまでになるかはわからないが見届けさせてもらうさ。(一瞬の冷たい目を見逃さない。臆したと言いたくはないが、その顔に驚異を感じたのは確かだ。そう感じるのは、彼女の見せる闇が自分ものより深いと感じるからだ。あぁ...だからこそ面白い、どこか違えば自分を喰らいうる存在がこんな近くにいるのだたまらない) くく、家賃代わりに警備とか考えたが、こんな頼もしい竜がいるんじゃ、なるほど考え直したほうがいいらしい。
ヘンリエッタ・モリアーティ 2019年1月5日
もちろんそれは分かっているよ、君の道理が万人の道理ではないことくらいは。ただ、そうだな……そういった感覚等は私になかったんだ。少し理解できなかったものを極端な例でようやく理解できたような気がする、といった具合かな。(彼の気遣いにくすくす笑いつつも、安心するように伝える。自分と【友人】である男の異端さなど、知っているからだ)ふふ、可愛い娘だからできる限り【間違いなく】育てたいのさ。頑張るよ。――モランは竜だが、ご覧の通り小さく、これじゃ泥棒に抵抗できないからね。槍になる竜なんだ、もし君が近くに居たら振るっておくれ。
ゼイル・パックルード 2019年1月5日
分かってもらえてるなら何より、一応の確認みたいなもんさ。っても俺にはその感覚がわからん、相性いいのか悪いのか判断しかねるね(そう言ってケラケラと笑う。少なくとも関係の相性の悪さなどないように) あー確かにモランの借りたほうがいいかね。いつもの癖で戦ったら、燃やさないまでも館が焦げちまう(一瞬明るくなるぜ、と言って指から炎を出してすぐに消す。そういえ手の内...もとい能力を明かしてはいなかったなと気づいて披露したのだ)まぁ、こんなもんが出る手に掴まれたいとは思わねぇだろうけど(そう言ってモランのほうを見た)
ヘンリエッタ・モリアーティ 2019年1月6日
相性の良し悪しよりも得るものが多いか少ないか、ではないかね?もとより私が持っていないものを持っている対象には興味が尽きないのだよ。(彼の言いたいことを何となく、――自分と同じだろうな、と踏んで――肯定する。)ッ(一瞬明るくなることを想定していながらも、すこし眩しそうに目を細めて、炎を見た)いいや、ありがとう。君はブレイズキャリバーか。問題ないさ、モランはドラゴンだから、槍に君の炎が纏えるんじゃないか――と思ったが、屋敷を焼かれるのは困るな。(モランは目をぱちぱちさせて首をかしげていた。今のはなんだろう、といった具合で、竜にはまだ未知の光でもあった)
ゼイル・パックルード 2019年1月6日
得るものは確かに多い、何より楽しいってのが俺としては最高だ。マダムほど知的好奇心旺盛じゃないが、俺も楽しいと思えるものには興味深く思うよ。(同類だから、というわけではなく、逆に反対の部分を持つ相手と話すのを楽しんでいるようだ) おっとすまない、キツかったか?言葉で言えばよかったかね。 コントロールはできるけど、それでも焦げるもんは焦げるしなぁ。モラン云々じゃなくて番犬には向かなかったわ。 纏わすっても大丈夫か?持った瞬間に熱さでミャーとか鳴かれて噛まれたくないぜ。
ヘンリエッタ・モリアーティ 2019年1月6日
退屈な時間ほど無駄なものもないさ、楽しく話ができていればじゅうぶん、――有意義だといえるだろうね。私はいわば好事家のようなものだし、発見には目がないのだよ。(楽しむポジションは違えど、彼にとって実りがあるように女にも実りはある。違いというものを探す、単純な遊びですら面白いのだ)問題ない。もとより太陽光すらあまり得意ではないから気にしなくていいよ。それに体感出来たほうが忘れないからね。(しぱしぱと瞬きを繰り返し、)爬虫類というか、ドラゴンの鱗をなめてはいけない。もとより熱に愛され熱に耐える生き物だ。君の炎で焦がされないよう、――まぁ多少は煤けるかもしれないが、出来ているはずだよ。(「ぎゃ!」と鳴くモランは挑戦的な表情をしているようにも見える)
ゼイル・パックルード 2019年1月6日
...好事家みたいなものっつーか好事家そのものだと思うけどな。俺とこう話す時点で物好きにしか見えん(そのつもりはないがちょっと貶すように言うのはなんとなく打ち解けた気がするからかもしれない) ま、次からは気を付けるさ。ん、他の人格はそうでもないのか?ヘンリエッタとか。 そいつは失礼、ドラゴンなんてモンは冒険者時代でもさすがに見たことない。 試すかい、モラン?って言いたいけど、光が苦手なご主人様の前だ。また今度にしようぜ?(子供を挑発的するような目を竜に向けながら、今は無理だと楽しそうに笑った)
ヘンリエッタ・モリアーティ 2019年1月6日
そうかな?彼らほど物好きに究めているかどうかは定かでないからね。ふふ!そもそも他人を住まわせる時点で、まぁお互いに奇特だということだ。(彼の軽口を許すのは――おおよそ、人間として認めてきたというところでもある。ゼイルの考えは的中している)ああ――、ヘンリエッタはむしろ暗闇が苦手でね。恐怖症とまではいかないが、彼女は陽の光が好きらしい。昼間に見に行ってごらん、自室で日なたに干されているんじゃないかな。アルダワ魔法学園に店屋があると友人が教えてくれてそこで私も知ったのさ。お気遣いありがとう、ゼイル。助かるよ。(モランはゼイルの言ったことが主人のためになると本能的に感じたのか、ふすふす鼻を鳴らしてもぞもぞとマダムの肩によじのぼる。納得したらしい)
ゼイル・パックルード 2019年1月6日
まぁ可愛いモノとかも好きってのはあるしなぁ、でも違うと絶対違うと言われると首を傾げるレベルだな。まぁ互いに奇特さに惹かれあったようなもんだしそこは否定しねぇけどな…俺はワンランク下がる気はするがね。 体質っつーわけでもじゃないわけね。じゃあ別のヤツらが来たときはカーテンはあけっぱでもいいか(ヘンリエッタ来た時気にしてなかったけど) ふぅん、そんな店があるのか。飼う気はねぇけど興味はある、今度覗いてみるかね。 当然のことだ、礼を言われるまでもねぇさ。
ヘンリエッタ・モリアーティ 2019年1月6日
これはこれは、なかなかに容赦なく的確な評価だな。……そうだね。ランクと言うものがわからないが――君も私も同じようなものだもの、ね(口の端をにこり、と釣り上げて) 体質ではないね、なれているかいないかの話だ。ほら、好き嫌いみたいなものだよ。是非彼女が訪れたら――カーテンを開けるといい、もう少しだけ君への警戒も解けるさ。君の瞳が金でよかった、きっと明るかったのだろうね。 ぜひ覗いてごらん、楽しい冒険になるだろう。……私もまだ訪れていない世界が多いから、精力的でいるべきだな。
ゼイル・パックルード 2019年1月6日
モノ好きさで言われたら俺はもっとシンプルだって話さ。奇特さで言えば自分はもっとシンプルだと思ったが、よく考えたらモノ好きを気に入ってる時点でそう変わらななかったね。(つられたようにケラケラと笑う) 好き嫌いは仕方ないな、事情もあるだろうが嫌いなモノを好む理由もなかなかない。 あ、それ暗に今は警戒されてるっつってんな(傷つくねぇと言いながらそんな様子はなくやはりケラケラ笑う) 明るい分影は深いかもしれないがね。 そうだねぇ、特に文明の育った世界にいなかったから、それが育った世界は想像もつかんよ。
ヘンリエッタ・モリアーティ 2019年1月6日
そうだとも!きみは私がお気に入りのようだからね。まぁ実際のところ私も君のことは友人にするほど気に入っているんだ、ゼイル。君と私は似ているようで似ていないから、おもしろい。(おかしいのではなく、興味深い、といういみでの面白い、だ)克服したいが出来ないというのも中々に見ている分には痛ましいがね。はは、きみ、最初から自分が彼女に好かれるような系統だと?(あはは!と大きく手を叩いて笑って)魔法学園に行ってそれこそ、興味のある講義でも受けたらどうだい?学ぶのではなく、知る、という意味でね。
ゼイル・パックルード 2019年1月6日
似ていて違う、共感もできれば意見もできる、裏表出してそういうことできる存在は俺にとっちゃ貴重だからね、そりゃ気に入りもするさ。あぁ、痛ましい。だがそれがいいね、無駄かどうかはともかく、あがきほど美しいものはなかなかにない。(その好きには純粋に応援したいという気持ちもある。しかしこと戦闘になればそれを叩き潰すのが彼の快感なのだが) いやいや、絶対苦手だろうなと思ってたぜ?俺みたいな何考えてるかわからない裏のある、見るからに良い人じゃないタイプは苦手そうなだなって。ちょっと話しただけだが、俺は結構気に入ってるんだけど(手を叩くマダムを見て、楽しそうでなによりだなどと思ってる)講義ねぇ…どうにもあの空気は寝そうになるんだよなぁ…
ヘンリエッタ・モリアーティ 2019年1月6日
それは確かに、そうだ。これこそ文字通り悪友と言うのだろうね。君は抵抗する生き物を美しいと思うタイプか。私はどうしても、――進言したくなってしまうな。それか、あきらめろと言いたいね。(自分の中で暗闇に怯え心理的外傷から立ち直れない――ヘンリエッタを感じる。うるさい、うるさい、と金切り声で呻いて泣く彼女を頭の裏から感じて、目を閉じた)この辺にしておこう、あまり陰口はより好きではないようだよ。あまり君の評判も、落としたくはない。(ふ、と笑顔を消して、『怒らせたくないんだ』とゼイルに吐息交じりに呟いた)
ゼイル・パックルード 2019年1月6日
(そんな意味だったかどうかと思いつつ)あぁ、実にぴったりな表現だね。 別に、手助けするほど人ができちゃいないだけさ。新しい道を選ぶならそれはそれでいい。諦めるならそれはそれならそれで尊重するさ。ちゃんと自分で選ぶならね、 (なんとなくを察して、そういえば聞こえるんだったかと思う)おっと、そうか。さっき言われたばかりなのに優しくなくて申し訳ないね。
ヘンリエッタ・モリアーティ 2019年1月6日
わるい、ともだち。だからね。(ふふふ、と声を上げてどこか喜んでいるように)人が出来ていない、ね。それはそうかもしれない。人間になりそこなってしまったから、まぁ、こうなってしまっているわけだが――(耳鳴りのような頭痛は、ヘンリエッタの抗議の音だ。たまらず、耳を塞いでから顔をしかめて、ゆっくりと目を開いた)――このように、私にも影響が出るところがあってね。だから、仲良くしてあげておくれ。(また笑みを元に戻して、『わるいともだち』に進言した。)
ゼイル・パックルード 2019年1月6日
ふ、いやいやしっかりとアドバイスをするのも実にやさしいことだとは思うけどな。眺めて楽しむだけの人でなしよりはよほど上等だ。 ま、それこそ俺ができる範囲でだけどな…俺はそうする気だが今のとこ難しそうかな、ま、頑張るさ(優しくするとはいいつつ、その顔はどこまでも"わるいともだち"だった)
ヘンリエッタ・モリアーティ 2019年1月6日
やさしくしたいとも、お気に入りなんだ、君はね。――だからこそ、いつまでもこの家で理解者として住んでほしいとも。出来る範囲で、よろしく頼むよ。(どこまでも彼が健やかで独善的な――悪でいてほしい。そのための、わるいともだちなのだから)(理解できなくともいい、共感もできなくともいい。ただ――そう育てないとは言っていない。友よ、どうか、いつまでも健やかで。)
ゼイル・パックルード 2019年1月6日
もちろんさ、友の頼みを無下にする気はないさ、マダム(誰かの期待に応える気などない。しかし俺が俺であることに磨きをかけることが結果的にお前の期待に応えることになるのなら、いいだろう。観察、監視、見世物にされるのは好きじゃないが…お前なら許せると思える。お前もまた俺の期待に応えてくれるだろうから。そうだろう、俺の友よ)
ヘンリエッタ・モリアーティ 2019年1月7日
よろしい。では是非、今日も励みたまえ。(お互いにお互いを糧としたいのだ、時には獲物にすら――この男は妄想してしまうのだろう。戦うことに意味を見出す男と、観察に意味を見出す女は、動と静ゆえ、女にとっては――彼に、少しくらいの娯楽を返したくなった。)(カーテンから少し漏れた光が、二人に線を引く。それはまるで、区切りのように。そして、境界線のようであった。)
ゼイル・パックルード 2019年1月13日
今日のメニュー終了、ただいまっと…(トレーニングを終え、部屋に戻る。愛用の鉄塊剣やルーンソードを置き、窓を開ける。部屋を借りて数日、もはや自分の空間という認識なのか半裸である…もともと半裸ジャケットだが)
ゼイル・パックルード 2019年10月19日
✄---------キ リ ト リ ---------✄
(―――目が覚めた。あれからどれくらい時が経ったかは忘れたが、ずっと頭はぐちゃぐちゃのままだ。死ぬべきではないか、という疑問が完全に晴れたわけではない。だけど殺される方が、弱いほうが悪いっていうのは当たり前で知っていた―――当たり前のことに気が付かされた。簡単割り切ってどちらかに依ることはできるが……それは自分の答え求める答えではない気がする)
ゼイル・パックルード 2019年10月19日
……とりあえず、答えが出るまでは死ぬわけにはいかないか。借りも返さなくちゃいけないしな(答えはでないけれど、何でか晴れやかな気分だった)
ゼイル・パックルード 2019年11月3日
戦争か、ちょうどいい。この左腕がちゃんと動くかどうか試すにはいい機会だな。
(そして自らの心も……本当に自分はちょっとでも変われたのか、変わろうとしているのか。それを確かめるには、いい機会かもしれない)
ゼイル・パックルード 2019年11月13日
たまたま仕事で一緒になったけど、やっぱ怖いわ、あいつも知り合いも(ケラケラ笑って)やられたヴィランは安らかに、とはいかなかったろうね。
ゼイル・パックルード 2019年12月6日
……群竜大陸が見つかったか。故郷のある世界とはいえ何の感慨もないと思っていたが、多少は思うところもあるらしい。それとも思おうとしているのか。所詮まだ変わる切欠をもらったに過ぎない。戦争でヒーローになんてなれっこないのはわかったけど……あそこでなら何か見つかるのだろうか。
ゼイル・パックルード 2019年12月24日
―――贈り物、プレゼント……慣れないものだが、なんだか、不思議な感じだ。
……ありがとう、メリークリスマス。
ゼイル・パックルード 2019年12月25日
あれ、メリークリスマスって今日言うの?昨日でよかったの?まぁ、いいや。
ゼイル・パックルード 2019年12月28日
……あぁ(本当に世話になっている。住まいのことだけでなく、本当にいろいろなことで。手紙なら言えるが、やはり口で言うのは恥ずかしいので ……)メリークリスマス
ゼイル・パックルード 2020年1月1日
今年もよろしくっと……今年は、もうちょっとこの部屋を自分色に染めてもいいかもな。
ゼイル・パックルード 2020年2月1日
自分に似ている、と感じた女がいた。
世界に興味を持ちながら飽いて、満足した気になって絶望して。
───否、似ているように見えたから、鏡でも見たように、色々なところが同じに見えてしまったのかもしれない。
ゼイル・パックルード 2020年2月1日
そうして、自分の欲望を見せつけられた。
自分を想ってくれるだれかに殺されたい───頭で考えればまったく可笑しな夢だけど……所謂心はそうは思っていないようだ。お前はそれが正しいと言っている気がする。
───そんな満足な夢を見せてくれた鏡は、寂しげに満ちたまま死んだけれど。
あれが俺の末路でもあるかのように。
ゼイル・パックルード 2020年2月1日
ああ、でも鏡と言ったら失礼か。俺はあの二人と違って誰を愛しても愛されてもいないものな。
ゼイル・パックルード 2020年2月5日
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部屋にいます
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ゼイル・パックルード 2020年2月5日
訪ねられてもいいように、街に出たときで買ってきてつけてみた。俺に客が来るかどうかはともかく、一応ね。
ゼイル・パックルード 2020年3月9日
あぁ、どうにも調子が悪い気がする。あるいはこれが自分の実力なのか。強くなっていこうとはずっと思っていたけど、ここまで"強くなりたい"と思えたのはあるいは初めてかもしれない。
ゼイル・パックルード 2020年5月1日
……故郷とか、あんまりそういうのは気にしない性質だと思ってたけど……なんだかんだ高揚するな。
ゼイル・パックルード 2020年5月3日
戦竜と戦った。
オブリビオンだが、どこか共感を持てる相手だった……オブリビオン相手の方がよく共感してる気がする。それこそ自分が人類の敵になっても不思議はないけど。
しかし俺が仮にオブリビオンになったら悔いるのか、喜んで戦うのかどちらだろう。
誰かに従うなんて御免だけど、従ってるふりをすると考えると、そこらへんどうでもよくなるかもしれない。
一応、自分が自分であることに拘りはあるつもりだが。
ゼイル・パックルード 2020年8月2日
戦争か、片方だけに偏ると逃げられたり強くなったりするなんてややこしいっちゃややこしいが
どう転んでも面白くなりそうだからどっちでもいいな。いつも通りやりたいようにやるさ。
ゼイル・パックルード 2021年1月1日
新年か、普段ならそこまで気にもしないが……たまには目標ってやつでも建ててみるか。
答えを出すというか、てめぇのホントにしたいことを見つけるというか……昔はダメだったが、なんとなく今は見つからなくもないだろう、って気はするね。