バトルオブフラワーズ⑬オペレーショントゥルーフリーダム
●グリモアベース 作戦会議室
「全ては自由の為にってか。面倒な事をしてくれたものだ…」
モニターを睨み付けるユウキの目は鋭く、声音には、憎悪が満ちていた。
「諸君、聞いての通りだ。遂にシステムフラワーズ中枢。ドン・フリーダムへの最後の障害が排除された」
そして現れた首謀者、それが目の前のモニターに映る、扇情的な姿の女だった。
「まぁ、俺が猟兵じゃなきゃ一晩お願いしたい所だがな、お前らも見た目に騙されるなよ、おそらく相当の手練だぞ」
皆の緊張をほぐすように冗談を挟み、作戦の説明を開始する。
「作戦は唯一つ。あの変態女を叩きのめして骸の海に叩き返してやるだけだ。手段は問わん。迅速かつ確実に排除して欲しい」
彼女のUCは全て、今まで戦ってきた幹部達の物だ。だが、その威力は桁違い。下手な対抗手段では、彼女に触れることすら叶わないだろう。
「だが、今まで諸君は、数々の障害を排除し、この中枢までたどり着いた強者だ。この程度の障害に阻まれるような器ではないと私は信仰している! 後一押しだ、諸君の力を私に…キマイラフューチャーの未来の為に貸していただきたい!! 奴は、システムフラワーズを修理するとほざきやがった。だが、それはおそらく手段だ、奴等は一度、欲望に呑まれ、そして滅びた。そして今度はキマイラフューチャーの人々の欲望を引きずり出し、彼らを滅ぼすつもりだと思われる!! だが、そうはさせない! させてはならない!! 今こそ諸君の…我等、猟兵の力を結集し、全力をもって叩きつけ、過去の遺物に思い知らせてやる時だ!!」
ユウキはゲートを開く。
「真の自由作戦(オペレーション トゥルーフリーダム)を慣行する!! 真の自由を手に入れた、あるべき未来でまた会おう!!」
猟兵を送り出した後、ユウキは呟く。
「さて、もう一匹気になる屑が居やがるな…」
虚空を睨み付け、呟く。
「待ってろよ…その思惑…狩らせて貰うぞ…」
ユウキ
お久しぶりです、多くは語りません。
最後の障害、【ドン・フリーダム】を撃破し、キマイラフューチャーの未来を守って下さい!
「皆様、良い狩りを!!」
※注意事項等、詳しくはマスターページまで。
↓はこの戦場の共通注意事項になります。
敵は必ず先制攻撃します。敵は、猟兵が使用するユーベルコードと同じ能力値(POW、SPD、WIZ)のユーベルコードを、猟兵より先に使用してきます。
加えて、ドン・フリーダムは使用する能力値別に違う対処が必要です。これらに対抗する方法をプレイングに書かず、自分の攻撃だけを行おうとした場合は、必ず先制攻撃で撃破され、ダメージを与えることもできません。
POW:絶対無敵バリアを展開します。エモいものを見せれば無効化できます(エモいの基準はラビットバニーと同じ)。
SPD:風で足場を崩してきます。
WIZ:猟兵のユーベルコードの弱点を見抜き、確実に反撃するマシンを作り出してきます。 その反撃マシンに反撃する方法を考えなければいけません。
これらの能力はそれぞれ「ラビットバニー」「ウインドゼファー」「エイプモンキー」と同じですが、ドン・フリーダムは彼ら以上の実力者です。
第1章 ボス戦
『ドン・フリーダム』
|
POW : 赤べこキャノン
【絶対無敵バリア展開後、赤べこキャノン】で対象を攻撃する。攻撃力、命中率、攻撃回数のどれを重視するか選べる。
SPD : レボリューション・ストーム
【花の足場をバラバラにする暴風】を放ち、自身からレベルm半径内の全員を高威力で無差別攻撃する。
WIZ : マニアックマシン
対象のユーベルコードに対し【敵の死角から反撃するマシン】を放ち、相殺する。事前にそれを見ていれば成功率が上がる。
イラスト:由依あきら
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴
|
種別『ボス戦』のルール
記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※このボスの宿敵主は
「💠山田・二十五郎」です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
流観・小夜
対象はウィンドゼファーの行動と酷似。行動開始する。
対象の発する暴風に対し、戦闘衣と襟巻を目晦ましに投げつけ、自身は後方に足音を立てないよう【忍び足】かつ素早く【ダッシュ】します。対象の攻撃はウィンドゼファーより広範囲に暴風を吹かせることでしょうが、それより遠方まで移動しましょう。
その後、花の足場という【地形の利用】を行う事で、対象から発見されぬよう【目立たない】位置に伏せましょう。
その後は【視力】で正確に対象の行動を【追跡】し、対象の暴風が止まった明確な隙を狙い、【スナイパー】で対象の頭部を狙撃します。
対象の行動は、この世界を崩壊させる行動と判定。駆動体α、行動継続します。
※アドリブ・絡み歓迎
ほぼ全裸の女が花びらの足場を何かの機械を弄りながらふらふらと歩いている。
「……服ぐらい着たらどうですか?」
その女とは対照的に、全身を覆うような黒衣に身を包んだ女性。
観見・小夜は、対象の出方を伺うように距離を取りつつ言った。
「私は完成を楽しみにお待ちいただきたいと言ったはずですだよ?そしてあたくしはドン・フリーダム。僕は自由。服も、言葉も、欲望や命さえも…俺を縛るなんて出来やしませんことよ?You know what I mean? (わかってくれたかな?)」
支離滅裂な言動で話すこの女がドン・フリーダム。今回の戦争の首謀者。
―話をしても埒が明かないようですね―
「……駆動体α、行動開始します…!」
UCを発動しようとすれば先制を打ってくる。それは今までの相手と同じ事…ならば…
「吹き飛ぶがいいんだよ!!」
ドン・フリーダムを中心に花の足場を吹き飛ばす暴風が放たれる!!
「対象はウィンドゼファーの行動と酷似。ならば基本は変わらぬはず…」
身に纏った戦闘衣と襟巻を投げつけ、すかさず距離を取る小夜。
吹き荒れる花びらの中では小夜の姿より、投げつけた服の方が目立つはず…
静かに、それでいて素早く後方へと撤退していく最中、一瞬自らの義体が視界に映る。
「……今は戦闘中…何かを考えるのは後で良い…」
相手の嵐が去る前に、奴の視界の外へ、狙撃手として絶好のポイントへと動かねばならない。一瞬の思考の間さえ、今は惜しい。
嵐が止む。自身の周囲に足場は無く、吹き荒れた花にズタズタにされたのであろう黒い布切れが、彼女の乳房に貼り付く。
「邪魔やな…」
吹き飛んだ足場を再構築しながら、先ほどの猟兵の残骸を投げ捨てた。
「呆気ないですわな…この程度のものか
、猟兵など…やはりぼくのテッ!?」
ドシュ…
小さな音と共に、ドン・フリーダムの頭部を銃弾が貫く。
続けて、乾いた銃声が響いた。
「……勿論、慢心するのも貴女の【自由】ですが…あまり余裕ぶられるのも気に入らない物ですね」
UC『アウトレンジスナイプ』
小夜の放った弾丸は、正確にその頭部に突き刺さり、貫いた。
だが…確実に頭部を弾丸が貫通したにも関わらず、ドン・フリーダムは立ち上がると、何事も無かったかのように頭部を掻く。
「痛いやないか…もう、おませさんねぇ…」
呟くドン・フリーダムを睨み付ける。
だが、これも想定内だ、元より、一撃で仕留められるとは思っていない。
「対象の行動は、この世界を崩壊させる行動と判定。駆動体α、行動継続します」
成功
🔵🔵🔴
一一・一一
「最終決戦…になるのかな?」
いつものジャージではなく普段着で挑みます。
相手の攻撃を「エスクード」の『盾受け』で受けて防御をします
防ぎれずにダメージを受けても【赤いマフラー】を発動します。遠距離メインなので接近戦は十分不利な行動になると思います。
UCの詠唱のあとにこう言いましょう
「改めて宣言します。僕は、アスカさんが、大好きだー!」
その後は自分の足元に「エスクード」を起動して『シールドバッシュ』の勢いでドンフリに突撃。
勢いそのまま飛びけりをします。
十分に接近できたならば「ジャッカル」を『クイックドロウ』して『零距離射撃』
「世界で一番、愛してます!」
アドリブ等、お任せまします
システムフラワーズの修復の最中、現れた猟兵の攻撃をもろに食らったはずのドン・フリーダムは、ポリポリと頭を掻きながら再び機械を弄ろうとして、ふと視線に気付く。
「いややわぁ⋯覗きなんてしてないで、ほれ、はよう出てくるがよいぞ?」
その声は、一人の青年へと向けられていた。
「最終決戦⋯になるのかな?」
一一・一一。
普段のジャージ姿ではなく私服で彼女に挑むのは、その覚悟の表れか?
「んで、嬢ちゃんはどうやって楽しませてくれますですか?」
彼を嬢ちゃんと呼ぶドン・フリーダムを睨み付け、吐き捨てる。
「黙れ、僕は女じゃない」
そう言って武器を構える一一
「どっちでもよござんす。始めるかね?」
あぁ、どちらでも構わない。こいつに何と思われようが。
僕は、あの人に理解されればそれでいい。
こんな僕を好きだと言ってくれたあの人の笑顔のために、僕はここに来たのだ。
「僕はアスカさんと一緒に生きたい。故に僕は求める、彼女を護る力を…愛しいあの人を護る力を!」
UC『赤いマフラー』を詠唱する。
あの人のために、彼女を守るために得たこの力で、二人の未来を守って見せる!!
「あっはぁ!!いきなり愛の告白なんてとち狂ったのとちゃいまっか!?いいでしょう!!愛は素晴らしいぞ!!はははははは!!こんな女々しいのが好きたぁ物好きもいたもんだぜ!!」
ラビットバニーが持っていた赤べこキャノン。
それを召喚したドン・フリーダムは最大火力の一撃を撃ち込む。
「エスクード!!」
対UC用防御壁。この硬度であれば⋯
ミシィ!!
エスクードが悲鳴をあげる。
だが、一撃耐えてくれればそれでよい
「改めて宣言しますッ!僕は、アスカさんが、大好きだァー!」
首元に近いの赤いマフラーを携えた一一が、ドン・フリーダムへと駆け寄る
彼は本来接近戦を行うのは得意ではない。
彼女の方がおそらく上手。
だが⋯それでも⋯
「僕を侮辱するなら好きにしろ⋯だけど⋯アスカさんを僕の愛するあの人を侮辱することだけは許さない!!」
十分接近できたはずだ⋯跳躍する一一。
ドン・フリーダムはカウンターの構えをとる。
ここで死ぬかもしれない。彼女のカウンターをもろに受ければ、ただでは済まないだろう。
―お別れ⋯した方が良かったっすかね?―
だが、その行動が⋯その尽きぬ愛が⋯男の心に闘志を宿し、力を与える。
ドン・フリーダムのカウンターは、彼の速度に追い付かない。
「アスカさん!!世界で一番愛していますッ!!!」
その渾身の飛び蹴りが命中したドン・フリーダムは大きく吹き飛ばされ、一一はそれにもかかわらずさらに接近する
「逃がさない⋯⋯明日香さんを侮辱した罪⋯その身で贖え!!」
零距離から放たれたジャッカルの銃弾が、彼女の体を穿ち、更に遠方へと吹き飛ばす!!
見えなくなったドン・フリーダムの方を見つめ、一一は再度自らの想いを口にする。
「世界で一番、愛してます⋯アスカさん」
大成功
🔵🔵🔵
ゴアゴア・トゥエニワン
ゴアゴア⦅ついに対面であるなドン・フリーダム…元とはいえドンの名を冠した者として、負けられんなぁ?⦆
足場が無いなら飛べばいい。
そして暴風、ということは風の流れはあるはずであるな。
ジェットパックを起動させ、相手が発した暴風の気流にのって加速、上昇。
安全な気流の流れは【空中戦、戦闘知識】で読む。
その風、利用させてもらうであるぞ。
そのまま上空から【UC】を発動。
敵にめがけて一斉発射_するだけでは無い。
UCはあくまで囮。当たったら儲けもん程度である。
ミサイルの爆発による煙に紛れて接近。
【零距離射撃、2回攻撃、クイックドロウ】で攻撃。
ゴアァ⦅真の自由とは己の手で掴むものである、傲るな小娘‼︎⦆
アドリブ可
吹き飛ばされた先で、手元の機械に目をやると、機械はプスプスと煙を吐き出していた。
「いってぇなぁ、ちくしょー⋯fack!(くそ!)」
壊れた機械を投げ捨てる。
「⋯あぁ、本当にしつこいですわね⋯少し休ませてくんない? 僕死んじゃうっす」
目の前にたたずむゴアゴア・トゥエニワンを睨み付けるように言った。
「ゴアゴア⦅ついに対面であるなドン・フリーダム…元とはいえドンの名を冠した者として、負けられんなぁ?⦆」
ゴアゴアの言葉に首をかしげるドン・フリーダム。
「猫?毛玉?ちょっと意味分からぬ⋯つーか何語???」
うなりながら首をかしげる彼女を見つめるゴアゴア。
―それなりにダメージは負っているはずであるが⋯まだ余裕そうであるな―
「え⋯なに?いやですわん、えっち~♪」
彼女のおどけたようなセリフに、ゴアゴアが惑わされることはない。
「ゴアァ⋯⦅黙れ小娘、我輩はお前の戯言に構っている余裕はないのである⋯⦆」
そんなゴアゴアをけたけたと笑いながら見下ろすドン・フリーダム。
「ナマ言ってんじゃねぇですだよ!この薄汚い毛玉さんが!!その薄汚い体を僕の前から消してやるんよ!!」
そう言って、花びらを舞い上げる暴風を放つ!!
どんどんと風の渦が足場を奪い、ゴアゴアの小さな体を切り刻まんと可憐な花びら達が牙を剥く。
「ゴアン⋯⦅足場が無いなら飛べばいい⋯⦆」
ゴアウィングを装着したゴアゴアは呟いた。
風とは流れ。
逆らうものではなく、
荒れ狂うとて気流に乗れば、力となりて己が体を押し上げる。
「ゴァァン⋯⦅舐めるなよ小娘、例え同じドンを名乗るものとはいえ、お前さんと我輩の背負うものと格の違い⋯見せてやるのである⋯⦆」
ゴアウィングに火をつけて、気流を読み、その体を宙へと飛ばす。
高く⋯高く⋯高みへと⋯敵の力でさえ己が物とし、空を舞う。
既にゴアウィングは火を噴いていない。これはきっかけだ。
気流を読み、風に乗れば、後はすべて任せればよい。
暴風が止み、辺りにに先ほどの黒い猟兵の姿はない。
「とはいえ、それでさっきは痛い目を見たしなぁ⋯あは♪」
そう言いながら周囲を見渡すドン・フリーダム。
居ない。音すらなく、消し飛んだか⋯
「矮躯に相応しい雑魚でしたか⋯仕方ないね」
うんうんとうなずく彼女は次の瞬間、爆音とともに飛来する大量の鋼鉄の雨に身を晒すことになる。
「ゴアァ⋯⦅この高度からの重力の乗った一斉射撃⋯⦆ゴアゴアア!⦅避け切れるであるか? 全弾発射〈ファイア〉である!⦆」
UC『Gebrüll-21』で召喚されたミサイルポッドから放たれた大量のミサイルが、ドン・フリーダムめがけて一斉に降り注ぐ!!
「来るのなんて分かってるんだ⋯ウキュ!?」
花びらを盾に避けようとするが、発生した爆発を防ぎきれるわけもなく、またもや吹き飛ばされるドン・フリーダム。
「この程度で⋯わたくしを愚弄するおつもりかよ毛玉ァ!!」
体勢を立て直しつつ、空を見上げる。
⋯が、遅い。
「ゴアァ⦅真の自由とは己の手で掴むものである、傲るな小娘‼︎⦆」
すでに目の前まで接近していたゴアゴアの、零距離から放たれたガンブレードの斬撃と、体当たりが、更にドン・フリーダムを追撃する!!
「ゴアァン⦅お前の自由など、イヌの餌にでもすればよいである。我輩たちの真の自由を、お前の好きにはさせられん⦆」
成功
🔵🔵🔴
アリス・セカンドカラー
フリーダムさんをフリーダムにフリーダムしたい♡
マニアックマシン対策ね、私のユベコの弱点は性癖逆打ちよ。だけど、幅広い私の性癖の逆打ちとなれば、それはSAN直葬な邪神を超えた汚物になるわね。つまり、反撃のためにそんなモノを想像すれば相応の精神的ダメージが入るでしょう。
そして、私は猿、兎、風戦においてその汚物と何度も対峙しもう慣れた!そして、クレヤボヤンス(念動力、第六感)の遠隔透視が出来る私に死角は無い!
で、ワールドクリエイターでよりエグくよりエロく具現化さた汚物をフリーダムに絡ませてフリーダムにフリーダムよ☆薄い本みたいな酷いことをたくさんしてあげる♡
「あぁ!!くそ!!クソ!!!ふざけんじゃねぇですわ!!こんなの認められへん!!!俺はドン・フリーダムだってんですぞ!!!!」
もはや、意味すら分からなくなってきたドン・フリーダムのセリフを、少女は鈴を転がす様な声でクスクスと笑った。
「あら、そんなにかっかするものではないわ?せっかくの綺麗なお肌に、しわが寄ってしまうわよ?」
アリス・セカンドカラー。
彼女を認めたドン・フリーダムは、確かな殺意の元に少女を睨む。
「あら、怖いわね? わたし、自由って大好きなのよ?欲望も、開放的であるべきだわ。でしょう? ドン・フリーダムさん? だから⋯ね?楽しみましょう⋯?」
UC『ワールドクリエイター』
おそらくこいつは性癖の逆張りを行ってくるはず。グロテスクな見るも絶えない汚物が現れることだろう。だが私はもうそんなものは見慣れているのだ。
そして、そんなものを召喚するために想像すれば、彼女にも精神的ダメージが⋯
何かがアリスの背後から、彼女の幼い体躯を飲み込んだ。
「は⋯?え⋯?」
いつの間にか拘束された手足。
そして凹凸の少ないその体躯を、ヌラヌラとした赤黒い触手が、味見をするかのようにゆっくりと這いずり回る。
「なんか勘違いしてないかい?」
どこかから、ドン・フリーダムの声が響いた。
「僕は欲望。あたくしは自由。性欲など人間の三大欲求と呼ばれるほどに強い欲なんだよ?」
ゆっくりと手足を拘束されたアリスの前にドンフリーダムは歩み寄ると、アリスの耳元で囁いた。
「あれ、見える?」
目の前に見えるあれは⋯カメラ?
「俺に何をしようとしてたかなんてまるッとお見通しですわ⋯だから、喜びなさい?」
そう言って、仮面をずらすとアリスの唇を強引に奪うフリーダム。
彼女の扇情的な体にも、赤黒い触手たちがまとわりつき、その体を堪能する。
「本当の性の悦びを教えてあげる⋯」
まとわりつく多数の触手が、一つは局部を刺激しながら、また一つはアリスの口に強引に潜り込むと、彼女の中に何かを吐き出した。
「うぷッ!?」
大量のどろりとした何かを口内。いや、喉の奥に吐き出され、その異物感と熱さに咽びあがる。
体がおかしい⋯熱い⋯頭がとろけるように思考を奪っていく⋯
「安心しなんし、すぐにその子たちじゃなきゃ、満足できないようにしてやるよ⋯」
せせら笑うようにドン・フリーダムは言い放つと、アリスの膨らんでもいない乳房をそっと撫ぜる。
「んんッ!?」
しびれるような快楽に身をよじらせ逃げようとするが、その幼い体は拘束され、逃げる事すらかなわない。
「ゆっくりと⋯たっぷりと⋯教えてやりますわ⋯?」
アリスは、ドン・フリーダムの背後に、大量の薄気味悪い何かが居ることに気付くと、今から自分に訪れる事態に戦慄と、密かな期待を寄せていた。
苦戦
🔵🔴🔴
蒼汁権現・ごずなり様
弱点?いっぱい有りすぎて特定できぬぞい☆なにせ生物の弱点はだいたい通じるからのぉ、そんなもんぶっぱされたらぶっちゃけ我もヤバいw
というわけで、蒼汁カーの中にトンネルを掘るよん☆ほれ、我神じゃし亜空間トンネルぐらい余裕余裕wギャグ属性攻撃で封印しちまえばもう攻撃は届かぬよ……我からの攻撃もなw
だ、大丈夫ぞい。封印を解くトンネル掘りでちょこっと穴を開けて、そっから繁殖力高めた蒼汁ピンスラちゃんを外に放流すればレッツスライムプレイの完成じゃよ……あれ?ま、まぁピンスラちゃん達がフリーダムでフリーダムに繁殖しておっても問題なかろう、大丈夫大丈夫属性攻撃で謎の光な倫理結界張るから……大丈夫よな?
何か機械のような物から、ひょこっと顔をだしてニヤリと微笑み、目の前の新たな猟兵と⋯猟兵?
「我は蒼汁権現・ごずなり様。あ、様までが名前じゃから、そこを忘れんよーに!!」
何かピンクの物質に満たされた瓶から、ドン・フリーダムと同じくらいきわどい格好をした少女(?)が言い放つ。
「はぁ⋯んで、何かミーに用でありんすか?」
目の前の奇怪な少女(?)を見て呆れ声をあげるドン・フリーダム。
「さらばじゃ!!」
だが、少女(?)は言うが早いかどこかに消え去り、瓶だけがその場に取り残される。
UC『ゴッド・クリエイション』で色んな意味でピンクなスライムを作り上げるごずなり様。
「にしし⋯」
亜空間にトンネルを掘り、そこへ逃げ込んでしまえばこちらの物。
「今に見ておれドンなんとか⋯繫殖力MAXなピンスラちゃんとのスライムプレイで青少年健全育成法に反する行為を行ってくれようぞ⋯」
再び静かに笑いながら小さなトンネルを開き、先ほどの場所とこの亜空間をつなぐ。
ずぶぅ!!
「へ?」
すると、ほんの小さな穴から、割とシャレにならない赤黒い物体が空間の穴を無理やりこじ開け進入しようと顔を出す。
「まて!!ちょ⋯たんま!たんま!!」
もう遅い。
ねじりこまれたシャレにならない赤黒い物体がごずなり様をどうするのかは分からない。
その空間の穴を開くことができるのはごずなり様だけなのだから⋯
失敗
🔴🔴🔴
アリス・セカンドカラー
我々の業界ではご褒美よ☆
真の姿が解放され全身に淫紋のチューリングパターンが広がり、羽と尻尾が生えサキュバスじみた姿に。
フリーダムのフリーダムな責めにもう何度目かわからない果てを迎え、しかし大食いであるアリスはそれでも貪欲に快楽を貪ろうとはしたなくおねだりをして誘き寄せ。学習力を発揮し、ドンが先制攻撃という名の責めに夢中になるよう誘惑する。目立たないよう盗み攻撃でテクと快楽エネルギーを奪いつつ力溜めし、溜めに溜めた快楽エネルギーをワールドクリエイターに載せてカウンターでお返しするわ♡
ふふ、驚いた?サイコヒーリング(念動力、医術)で肉体改造してこの快楽に適応したのよ☆さ、お勉強の続きをしましょ♡
さて、とりあえず目の前の謎の瓶は放っておくとしてだ。
「そろそろ、あの子たちに飲まれてひぃひぃ言ってる頃合いでござんすでしょうか?」
先程の少女、アリスの様子をうかがうために、再度機械の中に顔を出す。
「これは⋯ずいぶん出来上がってるようだな?」
そこには、多少姿が変わっているものの、醜い物体たちの責めを呆けた顔で享受するアリスの姿があった。
「どうでっしゃろ?その子たちの責めは?」
ドン・フリーダムがアリスに語り掛けるが、彼女はすでに心ここにあらずといった具合で、その責めに体をゆだねている。
「ふふふ⋯堕ちましたなぁ⋯」
そんなアリスに近づくと、彼女の体へ手を伸ばし、直接彼女に快楽と言う名の責めを与え始めるドン・フリーダム。
「意外と簡単でしたなぁ⋯」
―そうね⋯本当に簡単♪
暫くその責めを享受していたアリスがにやりと笑うと、UC『ワールドクリエイター』が発動する!!
「な⋯!?」
先程まで呆けた顔であったアリスは、妖艶な笑みを浮かべつつ、そのUCをもろに食らったドン・フリーダムを見つめて微笑んだ。
「この程度、我々の業界ではご褒美よ☆」
そうやって言い放つアリスは、ドン・フリーダムをあざ笑うかのように自らをなおも責める物体たちを愛おしそうに撫ぜる
「ふふ、驚いた?サイコヒーリングで肉体改造してこの快楽に適応したのよ☆ それに、あなたのテクも戴いたわ? さ、お勉強の続きをしましょ♡」
そして、ドン・フリーダムに今まで自分の受けてきた責め⋯
いや、それを上回るほどの責めを⋯与えてやるとしようか⋯
アリスは、クスリと微笑んだ。
成功
🔵🔵🔴
ラモート・レーパー
もう一人の僕(ラモート・アンゲルス)と連携!
「対の僕いくよ」
反撃マシンは対の僕に任せて、僕はドンフリーダムに挑む!
組み合わせ的に天使と悪魔の共闘に見えるからそれがエモくみえると思う!敵の攻撃は黒剣をパチンコに変化させて相殺しながら接近、ある程度近づいたら隙を伺って一気に詰め寄り真上にぶっ飛ばす!
ぶっ飛ばしたら対の僕が敵を中心に球状に飛び回るから、僕は対の僕を足場に両手にそれぞれ折った角を構えて高速かつ連続ですれ違い攻撃をしていくよ。このタイミングで僕もUCを発動して敵に強力な太陽風と倒せるほどの大きさの隕石をぶつける!
「これでどーだー!」
倒せたらドンフリーダムを食べる!
ラモート・アンゲルス
私(ラモート・レーパー)と連携
「対の私行くです!」
もう一人の私の悪食にはあれですが付き合ってやるです。
敵自体はあちらの私に任せて私は反撃マシンの破壊に集中するです。
UC【天使降臨】【階位上昇】【階位突破】を発動して最大速度最大火力で反撃マシンを早く破壊するです。
敵には直接攻撃はしないですけど顔とか同じですし装備の【祝福】でエモいモノいっぱい出すですからバリアは解けるはずです。
もう一人の私が敵を上に投げたら敵を中心に球状に高速で飛び回って足場になってやるです。
自分は神々しさで攻撃しつつ、隕石が飛んできたら対の私を回収してその場を離れるです。
「え?食べるんじゃなかったです!?」
倒したら食わせるです
機械から逃げ出すように出てきたドン・フリーダムは、頬を上気させ、息も絶え絶えといった様子で、荒い呼吸を繰り返している。
これだけ消耗しているのなら好都合といったところか。
「手は抜かないでくださいね⋯対の私⋯」
白い姿の少女が、もう一人の黒い少女へと語り掛ける。
「そっちこそ、しっかりついてきてよね、ぼくはもうおなかすいてるんだから!」
黒い少女は無邪気な笑みを浮かべて、ドン・フリーダムを見据えた。
「対の僕いくよ!」
「対の私行くです!」
二人の少女は駆ける。
目の前のオブリビオンを滅するために⋯彼女たちが体現する概念としての職務を全うするために。
「ああ⋯次から次へと!くたばれクソガキ!!!」
接近する2人を迎撃するように赤べこキャノンを連射するドン・フリーダム。
「あったらないよー!!」
「そんな無茶苦茶な攻撃では当たらないのです!!」
二人の息の合った連携の前に、もはやあてずっぽうな攻撃など無意味に等しい。
「『』闇を退け人を導くモノとなる⋯『』、討つべき敵を知り一つの禊を解く⋯『』、封印を一つ解く!!」
UC【天使降臨】【階位上昇】【階位突破】
白き少女は連続でUCを発動しようとするが、
「なめんじゃねぇですだ!!アホが!!!」
UCを発動すればするほどに、ドン・フリーダムは機械を生み出し、それを相殺するべく白い少女に襲い掛かる。
「させないよ!!」
だが、白い少女に向かうマシンを、黒い少女が破壊する。
「ええい!ちょこまかと鬱陶しい!!」
黒い少女を攻撃しようとするが、もう遅い。彼女はすでに間合いへと入っていた。
「どーん!!」
下から突き上げるような強烈な一撃が、ドン・フリーダムを天高く打ち上げる!!
「うきゅ!?」
情けない悲鳴と共に打ち上げられたドン・フリーダムの周りを黒い少女を背に乗せた白い少女が弧を描くように飛び始めた!
「れんぞくこーげきだー!!」
両手に持った黒曜の短剣で、ドン・フリーダムと交差する度に投げ出されたその肢体を黒い少女は容赦なく切り刻んでいく。
「これでどーだー!!!」
叫ぶと同時にUC『大量絶滅』を発動させる。
⋯反撃はない。もはや彼女は息絶えていたのだから。
「え?食べるんじゃなかったです!?」
降ってくる隕石を避けるよう全力で離れる白い少女。
しばらくたつと、とてつもない轟音と共に、先程まで戦っていた地点に巨大なクレーターが出来上がっているのが見えた。
「さて⋯」
「早く終わらせるですよ、対の私。」
二人の少女と、息絶えたドンフリーダムが、クレーターの中心にいた。
「それじゃ⋯」
手際よくオブリビオンを【解体】する黒い少女。ラモート・レーパー。
「あなたの悪食にも困ったものです⋯」
それを見ながら呆れたような声を上げる白い少女。ラモート・アンゲルス。
彼女達は同一の存在でありながら、対となる概念が形を成した者。
「頭は⋯持って帰るか⋯」
そう言って切り分けられた頭部をどこかにしまうと、黒い少女は満面の笑みを浮かべた。
「いただきまーす♪」
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵