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バトルオブフラワーズ⑬〜厄介な“ちょうてんさい”

#キマイラフューチャー #戦争 #バトルオブフラワーズ #オブリビオン・フォーミュラ #ドン・フリーダム

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「名前の通りに自由気ままで好き勝手、といった感じでしたね」
 ――オール・フォー・フリーダム! 自由こそが、この世の全てなのです!
 そんな宣言で締めくくられたドン・フリーダムの放送を振り返って、テュティエティス・イルニスティアは猟兵達を見回す。
「何やら色々と宣っていましたが、猟兵として今すべきは彼女、オブリビオン・フォーミュラであるドン・フリーダムを倒すことです。……いよいよ決戦です。より一層、気を引き締めていきましょう」
 あんな形と喋り口でも、三幹部を超える強敵であることは間違いないのだから。
 テュティエティスは淡々と、しかし真剣に語って、説明を進めていく。

 戦場は、システム・フラワーズ中枢。
「ドン・フリーダムを倒せば戦争は終わりますが、彼女を“倒す”ためには短期間で何度も撃破しなければなりません。これまでもそうでしたが、皆さんには幾度となく戦いに臨む気概も必要になるわけです」
 そして、気概ばかりで乗り越えられるほど単純な相手ではない。
「ドン・フリーダムは、既に倒した三幹部の技を用いて、必ず先手を取ってきます。それに対する備えがなければ、戦いは戦いになる前に勝敗が決してしまいます」
 無策は無謀。敵が何を使って先手を取るのかは分かるのだから、それに対する策を用意して、初めて猟兵達は土俵に上がることが出来ると言っても過言ではない。
「そして同じ技であっても、力はドン・フリーダムの方が上です。経験を過信して臨むのでなく、経験を活かすようにして、戦いに挑みましょう」
 キマイラフューチャーの未来、自由は、皆さんの双肩に掛かっているのです。
 テュティエティスはそう言って説明を締めくくり、転移の準備に移った。


天枷由良
●戦闘ルール
 敵は必ず先制攻撃します。敵は、猟兵が使用するユーベルコードと同じ能力値(POW、SPD、WIZ)のユーベルコードを、猟兵より先に使用してきます。
 加えて、ドン・フリーダムは使用する能力値別に違う対処が必要です。これらに対抗する方法をプレイングに書かず、自分の攻撃だけを行おうとした場合は、必ず先制攻撃で撃破され、ダメージを与えることもできません。

 POW:絶対無敵バリアを展開します。エモいものを見せれば無効化できます(エモいの基準はラビットバニーと同じ)。
 SPD:風で足場を崩してきます。
 WIZ:猟兵のユーベルコードの弱点を見抜き、確実に反撃するマシンを作り出してきます。 その反撃マシンに反撃する方法を考えなければいけません。

 これらの能力はそれぞれ「ラビットバニー」「ウインドゼファー」「エイプモンキー」と同じですが、ドン・フリーダムは彼ら以上の実力者です。

 プレイングの取り扱いについては、マスターページも一読頂ければ幸いです。
 戦争終結まで後少し。時間的余裕も意外と(?)後少し。
 全力でのご参加、お待ちしております。
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第1章 ボス戦 『ドン・フリーダム』

POW   :    赤べこキャノン
【絶対無敵バリア展開後、赤べこキャノン】で対象を攻撃する。攻撃力、命中率、攻撃回数のどれを重視するか選べる。
SPD   :    レボリューション・ストーム
【花の足場をバラバラにする暴風】を放ち、自身からレベルm半径内の全員を高威力で無差別攻撃する。
WIZ   :    マニアックマシン
対象のユーベルコードに対し【敵の死角から反撃するマシン】を放ち、相殺する。事前にそれを見ていれば成功率が上がる。

イラスト:由依あきら

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠山田・二十五郎です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

光・天生
何でラビットバニーより更に肌面積多いんだよ!!
……じゃなくて。

エモとか心を動かすとか、正直まだよくわかりません。
でも……この世界を。
手を繋いで、一緒に歩いてみたい人がいるんです。
だから。
お前にこの世界は、壊させない。
とある女の子への、名前も分からない気持ちを無敵バリアにぶつける。

バリアを破ったら即座にUCを発動。
難しい戦術は適いません。
だから【激痛耐性】とUCでの耐久力に任せて【ダッシュ】。
拳を用いた、【捨て身の一撃】を仕掛けます。
理性は既になくとも、この身は拳の鬼。
速く迫るなら、砲弾さえも殴り飛ばしてみせる。

欲望を止めるなと言うなら。
俺はお前を倒したいという欲望に、身を任せる。

※アドリブ歓迎



「はだいろ!!」
 光・天生(鈍色の天蓋に神は座す・f05971)はその四文字の中に「何でラビットバニーより更に肌面積多いんだよ!!」という魂からの叫びを込めた。
 憎悪と諦念に塗れた灰色の世界ばかりを見てきた彼には、余程刺激的な光景だったのだろう。
 この戦争の根源の一つ。キマイラフューチャーのオブリビオン・フォーミュラ。
 ドン・フリーダム。フリーダム。自由の首領。或いは自由な首領?
 確かに自由とは素晴らしい言葉だが、だからって服を着ないのは自由じゃない。
 百歩譲ってそれが自由だとしても、見せつけるのは横暴だ。
 頭隠して尻隠さずどころか、顔だけ隠して後丸出し。
 ヤバそうな部分は髪(多分)とか花(多分)で隠しているけど。
 いけない。それはいけない。
 これを自由にさせては、いけない。

 だからこそ、天生は此処に来た。
 キマイラフューチャーの中枢、システムフラワーズ。
 その最奥部、決戦の舞台に。
「あらあら、コンコンコンの完成を待ってはくれないですの?」
 花畑の上で花に乗って、せせら笑うように言ったドン・フリーダムに天生は沈黙を返す。
 あんな見た目でも、敵は遥かに格上の存在。
 どう動こうが先を取られる。故に、天生が考えるは“その次”の手段。
(「バリアを破るには……エモい、と思わせるんでしたか」)
 エモい。エモ。心揺さぶられるという事であるらしいが、そう言い換えられても天生には正直よく分からない。
 ただ――それを考えようとした時。
 胸の中には、何故だかとある女の子の姿が、名前が、真っ先に浮かんだ。
 それが天生にとっての“エモい”なのかは、やっぱりまだ分からない。
 けれども。
「俺は――俺はあの子と手を繋いで、この世界を一緒に歩いてみたいと思ったんだ」
 そう。その気持ちは、確か。
「だから、お前に、この世界は!」
 壊させやしない!!
 決意と共に拳を握れば、広げられたばかりの障壁は音もなく砕けた。

 ――だが。
「お待ち頂けないのでしたら、お帰り頂くだけですわ」
 絶対無敵バリアの崩壊にまるで動じる素振りも見せず、ドン・フリーダムは残念そうに呟くと、赤べこキャノンから尋常ならざる量の弾を吐き出した。
 それはあっという間に天生を包み込み、しかし一向に止む気配を見せず。
 圧倒的な力の奔流に飲まれた身体は、舞台の果てまで押し流されていく。
「く……っそ、や、ろーっ!」
 バリア消失を確かめてすぐに天生も動いたはずだった。
 なのに。向こうは“余計な言葉を挟んでなお”此方を上回った。
 それが実力。オブリビオン・フォーミュラ、ということなのだろう。
「クソヤロー!!」
 天生はもう一度叫ぶ。
 叫び、理性をかなぐり捨てる代わりに押し寄せる暴力を越える胆力を得る。
 漆黒の氣を纏った悪鬼。拳の鬼。
 一つ一つが神速で迫る砲弾に、ただ二つの腕で抗い、進む。
 全てはあの子の為――でなく。
 敵を、倒す。ただそれだけの、願いというには憚る欲望の為に。

 そして、その強欲とも呼ぶべき気概は天生を敵の元へと運んだ。
 運んだ――が、しかし。運ぶだけで、ほぼ全てを使い切ったと言っても良かった。
 理性がないからこそ辿り着けたが、けれど理性の無さが枷にもなった。
 無数の砲撃に無差別攻撃を浴びせ続けて、本命の為に残す余力など殆ど無かった。
 それでも。
 ただ一発ではあったが、拳はドン・フリーダムの柔肌へと抉るように打たれた。
 巨大な斧を振りかざすが如き威圧感を備えた構えからの、渾身の、捨て身の一撃。
 今、繰り出せる最大の破壊力を叩き込んだと確信して。
 けれども、それが首領を打つにはまるで足らない事を知って。
「……くそ、やろー」
 頭の片隅に残っていた言葉が零れ出る。
 そして悪鬼から羅刹へと戻った天生の前で、戦乱の元凶は不穏を纏い佇んでいた。

苦戦 🔵​🔴​🔴​

アレク・アドレーヌ
【選択:SPD】
まぁボスであるだけあって『格』が違うのはわかるんだが…まさか今まで戦った幹部の能力全部乗せしてくるとか猟兵全員誰が予測するよ?

とりあえずは対策考えないといけないので考えるとして…ウインドゼファーの時はスピードに特化して相手の風と速さを上回った上で後続に繋げるべく削りに徹してたが同じ戦法が通るとも限らないので

【見切り】【ジャンプ】で攻撃を回避しつつUCの使用で得られる【オーラ防御】【カウンター】【生命力吸収】で被弾しても幾分かは相手の生命力を奪えるように保険をかけておきながら回避の間で隙を見て一発一発確実に攻撃を当てて後々に響いていくように仕掛けていくことにしよう。
(アドリブ歓迎



 大将たるもの『格』が違って当然ではある。
 だが、まさか三幹部達の特殊能力を使いこなすとは思うまい。
 少なくとも、アレク・アドレーヌ(出来損ない・f17347)は思っていなかった。
 だから是非とも称賛を送りたい。それを予測していた猟兵が居るのなら。
 無論、この戦いが終わってからの話ではあるが。

(「同じ手は通じない、と思ったほうがよさそうか?」)
 自分には“暴風”を繰り出してくると見て、ウインドゼファーとの戦いを振り返ったアレクは頭を捻る。
 先の一戦では、風をも超える速さで勝機を掴んだ。
 或いは、再びそれで挑むのも立派な方策かもしれない。
 しかし相手はゼファーを上回る難敵。
 ――ともすれば、あの姿も速さを追求したが為のネイキッドスタイルなのだろうか。
(「……いや、ないな」)
 根拠はないが、そう言い切れる。
 あれはスピードではない。フリーダムだ。
 自由気ままで身勝手極まりない、その証だ。
「――チィッ!」
 予感を裏付けるように、暴風も勝手気ままに吹き荒ぶ。
 花の足場の散り様を見てある程度掴めても“見切る”までは至らない。
「結局コイツしかねぇってことだな!」
 ――スタイルチェンジ・ディフェンスシフト。
 アレクが本来備えていない技能の幾つかを、一時的とはいえ大幅に強化した状態で扱うユーベルコード。
 元がないなら意味がないのでは? と思ってしまいそうにもなるが、しかし強化の根拠となるのは彼が積み重ねた諸々の“経験”であって、それはこれからも増え続ける一方で、決してゼロにはならない。
 ともかく、アレクは瞬く間に守りを固めた。
 固めて――固めたはいいが、其処から先に詰まってしまった。
「あらあら、いかが致しました?」
 そうさせているのが自分の力だと分かっていて、ドン・フリーダムはアレクを挑発する。
 腹立たしい。彼女にとってのアレクとは、このさりげなく変化したヒーロースーツと同じくらい、地味で小さく取るに足らない存在だと態度に含められている気さえする。
 一発、ガツンとカウンターを決めてお面の下を歪ませてやりたい。
 とは思っても、間合いが縮まらない。縮められない。
 風を避ける、とは容易いことではない。ことドン・フリーダムが巻き起こすそれなら不可能と言い換えてもいいかもしれない。不可避の、そして不可視とも言うべき圧力は、防御態勢を整えたアレクを、その上から丸ごと潰してしまおうと押し寄せる。
 それに耐えていても、足場が次々と崩れていく。
 五体満足でも戦場から追い出されてはどうしようもない。
 アレクは崩落に巻き込まれないよう、跳ねた。
 このディフェンスシフトが、ただ守るだけではない事を示すべく。
 ひたすらに、跳ね飛んだ。

 そのジャンプ能力がなければ、どうなっていただろう。
 考える力はない。ようやく敵を間合いに収めた時、アレクに残された力はごく僅かなものであった。
 それでも後々、その僅かな力が蟻の一穴の如くドン・フリーダムを蝕むと信じて。
 アレクは一撃、暴風とのクロスカウンターじみたものを喰らわせる。
 そうして得られた感触と、奪った幾ばくかの生命力を嚙みしめつつ。
 一段と強く吹き出した風に追いやられて、アレクはこの戦場での区切りを迎えた。

苦戦 🔵​🔴​🔴​

フィン・スターニス
自由すぎではないですか?
何かを着てく下さい。と言いたくなりますが、聞いて貰えないでしょうね。
とりあえず、此度の凶行、見過ごせません。
その企み、妨害させて頂きます。

先制されて巻き起こる風に対し、その風を利用して自身を吹き飛ばし敵からの距離を取ります。
その際はオーラ防御で全身を守り、空中戦の経験から態勢を維持。
無事な足場を視力、情報収集で探してます。
見つけた足場へ流星魔鎚を投擲して固定して態勢を整えたら、龍神天駆を発動させます。

雨月様に、雷のブレス(属性攻撃、範囲攻撃、マヒ攻撃、鎧無視攻撃)で攻撃をして貰い、
私は弓による射撃で牽制攻撃を行います。
敵からの攻撃は第六感で危険を感じとり回避を重視です。



 着ないのは自由だ。
 ならば、着たら? と言うのも自由だ。
 けれども、フィン・スターニス(七彩龍の巫女・f00208)はそうしなかった。
 何故って、どうせ聞いてもらえないからだ。
 聞かないのも、また自由だ。

 災厄を止めるのだって、自由意志と言っていい。
 猟兵として、それは使命であるのだが。
 しかし使命を果たすかどうかは、結局、個々の意思に委ねられるところだ。
 そして、フィンはそうすることを選んだ。
 強敵に挑み、企てを打ち砕こうと決意した。

 その決意だけでは勝てないことも、フィンは理解している。
 必ず先手を取られることも。
 だから彼女が動くのは、ドン・フリーダムの暴風が吹き荒れるのを待ってから。
 たとえ、その嵐がどれほど身を斬り刻もうとも。
 戦う意志を、敵のお株を奪うように防御の障壁として。
 無理に抗おうともしない。抗えば、風は余計に小さな身体を弄ぶ。
 花畑を、眼下に広がる花の足場を眺めて、心も花に、葉に、種に。
 そうして、風に“乗る”のだ。
 空で戦った経験も活かして、身体を敢えて宙に置く。
 それから狙うは敵――でなく。
 バラバラに散った足場の、数少ない生き残り。
 其処に目掛けて暗器を放つ。自在に吸着する魔石を取り付けた、魔法の紐を差し向ける。
 ――ギリギリ。伸ばせる距離の、ほぼ限界のところで手応えを掴む。
 その感触を逃さないよう、強く引く。自らを足場へと繋ぎ止める。
 長くは持たない。そう断じられる程に、風は強い。
「雨月様!」
 再び身体が弄ばれる前に龍を喚ぶ。
 それはフィンよりも大きいが、しかし異能の嵐を制するほどではない。
 一撃。一撃だ。この戦場に在って、与えられたチャンスは龍でさえも一度きり。
 その一撃を確実に喰らわせるべく、フィンは暗器の紐に縋りながら弓を引く。
 当たればいい。――いや、当たらなくてもいい。
 気を引くことさえできれば。気を逸らすことさえできれば。
 飾り気のない和弓の弦が一杯に引き絞られて、射られた矢は暴風へと挑んでいく。
「それでわたくしをぶっ殺すつもりですの?」
 ドン・フリーダムの嘲笑は、もっともだ。
 星一つ、世界一つの命運を揺るがす存在に対して、その矢はやはり頼りない。
 仕留め役には力不足。だが――。

「――――!!」

 矢に意識が注がれた、その僅かな時間に“雨月様”はフィンの願いを叶える。
 嵐さえも意に介さぬ迅雷。轟く雷鳴。龍神の顎より現出する裁きの雷。
「あら――?」
 さしもの“ちょうてんさい”も予期せぬ“てんさい”であっただろう。
 不埒でふしだらな姿が光に呑まれる。
 それに大きな手応えを確信して、フィンは力尽きる足場から龍へと跨がり、戦場を離れた。

成功 🔵​🔵​🔴​

レパル・リオン
…ルクちゃん(f14346)!…行くわよ!

赤べこキャノンは、ルクちゃんを抱き抱えて、【ダッシュ】と【ジャンプ】でかわすわ!それでも多分、当たる…【激痛耐性】と、【勇気】で耐えるっ!

次は【変身】!エモい名乗りとポーズで、バリアを破る!
あたしは炎!あたしは希望!過去を打ち砕く太陽の獅子!
魔法猟兵!イェーガー・レパル!参上!

それから、ルクちゃんを背中合わせになるように背負うわ!そして迫り来る津波を、パワーアップして放つ全力の神聖【属性】【オーラ防御】と【衝撃波】で迎え撃つ!かち割ってやるわ!聖人モーセが、したようにっ!

ルクちゃん!最後は一緒に攻撃、行くわよ!これが、あたし達の!【覚悟】だああーっ!


ルク・フッシー
…レパルさん(f15574)!…行きましょう!

赤べこキャノンは、きっとボクにも撃ち込まれる…ボクも一緒に、【オーラ防御】を!…ううっ!ボクにも…【激痛耐性】と、【覚悟】が、ありますっ!

ドン・フリーダムは、ボクの塗料を洗い流すため、エイプモンキーが放った物よりも強力な津波を起こすでしょう…
レパルさんに背負われたボクの死角は、レパルさんの正面です!
ボクも、もう一度【オーラ防御】を!そして、【祈り】を捧げます…!レパルさん…!ボク達が力を合わせれば、できない事なんてありません!

津波を割り、ドン・フリーダムの元へジャンプしたレパルさんと一緒に、【花宴描画】を放ちます!

これが!ボク達の…【覚悟】です!



「……行くわよ!」
「……行きましょう!」
 レパル・リオン(魔法猟兵イェーガー・レパル・f15574)と、ルク・フッシー(やると言ったらやる・f14346)。
 幾度も同じ戦場を越えた二人は頷き合い、励まし合い、勇気と覚悟で身体を満たして、ドン・フリーダムへと立ち向かう。

 まずはレパルが、ルクを抱えてひた走る。
「あらあら」
 その姿はドン・フリーダムにとってさしたる脅威ではない。
 単純な力量差による確信は当然として。さらに余裕を裏付けるのは、全てを防ぐ絶対無敵バリア。
 それが破られない限り、二人が何を繰り出そうとも艷やかな肢体に新たな傷がつくことはない。
 ならば慌てることもない。戦士と呼ぶには小さな形の猟兵二人が向かってくるのを、ただじっと見つめながらバリアを拡げて、そして赤べこキャノンを構えて。
 撃てばいい。

「ルクちゃん跳ぶわよ!」
「はいっ!」
 言うが早いか、加速を続けるレパルは花の足場を蹴りつける。
 高々と跳んで、そしてふと足元を見やれば、半拍遅れてやってきた砲撃が先程まで二人の在ったところを塵に変えた。
 当たればただでは済まない。そんなことは今更思うまでもないのだろうが、しかし。
(「……多分、当たる……!」)
 着地、疾走、再び跳躍。それだけで全てを躱せるはずなどという傲慢を、レパルは切り捨てる。
 相手は有象無象でなく、オブリビオン・フォーミュラ。世界に一つしか現存を許されぬ難敵。その強大な存在を前にして、希望的観測は只々破滅を引き寄せるだけだ。
 だからこそ、レパルは“次”に備える。
 それは抱えられたルクも同じである。一心同体とも言うべき態勢で挑んでいる以上、砲撃には必ず巻き込まれる。
 その時が来たならば――。
「ルクちゃん!」
「っ!」
 今の自分に出来ることは、恐らく一つ。
 もはや逃れられない状況を示すレパルの叫びを聞いた瞬間、ルクは自身の奥深くにある強さに形を与える。
 その力、防壁は、絶対無敵バリアと比較にもならないほど心許ないものだ。
 それでも、衝撃の間に何かがあるのと、ないのでは違う。
 違うはずだ。きっと。
「くうっ……!」
「っ、は……!」
 抱えたからには手放さずにいようとするレパルと、抱えられているだけで終わらないようにとしたルクは、赤べこキャノンに弾き返されて一緒くたのまま足場を転がる。
 転がって――けれどもすぐに立ち上がり、再びドン・フリーダムを目指す。
「あら、ぶっ殺したと思ったですのに」
 意外そうな敵の台詞に、射るような視線だけを返す二人。
 想像したよりも痛くはない――と思うように頭が働いている。耐性とはつまり鈍感になることであって、痛みに鈍くなるということは――身体からの悲鳴に、意識的に耳を塞ぐということだ。
 それは危うい。とても。
 けれど危うさの上に立つ為の覚悟と、勇気を、二人は備えている。
 そして――。

「変……身……!」
 先制攻撃を凌いだレパルは、絞り出すような声で覚悟を言葉に変える。
 その傷ついた小さな身体は、忽然と空中に現れた火の輪をくぐって。
 煌々と、爛々と。まるで世界そのものに自らの存在を誇示するかのように燃えて。
 一頻り燃えた後、さらに眩いほどの生命の輝きを解き放つ。
「あたしは炎! あたしは希望! 過去を打ち砕く太陽の獅子!
 魔法猟兵! イェーガー・レパル! ――参上!!」
 ごぉん、と盛大な爆発音が聞こえた気さえする。
 ライオンをモチーフとする魔法少女へと変身を果たしたレパルは名乗りを上げて、ずびしと敵を指さして。
「あたしが! あたし達が相手よ! ドン・フリーダム!」
 改めて、勇ましく宣言する。

「あらあら、あらあらあら」
 キマイラのくせにちょっと可愛らしいじゃない。キマイラのくせに。
 そう呟くドン・フリーダムに湧いた感情は、エモい、なのだろう。
 絶対無敵の防壁が崩れ去る。
 それを知ってまた「あらあら」と言葉を重ねる敵を見据えて、レパルはルクを背負い直す。
 端から見れば不可思議な光景だ。そもそも戦場に在って、抱えたり背負ったりしたまま動くことに利があるとは思えない。
 けれども、二人は明確な目的をもってその体勢を取っている。
(「ボクの塗料を洗い流すため、ドン・フリーダムは津波を起こすはず……」)
 それは先の三幹部が一人、エイプモンキーが繰り出したものより遥かに強力だろう。
 だが――死角より迫る津波への対策は、その猿との戦いで導き出した。
「お願いします、レパルさん!」
「分かったわ! もう一度行くわよー!」
 背中から伝わる全身全霊の信頼に応えて、レパルが駆ける。
 その力強い足取りを感じながら、ルクもゴットペインターの武器たる筆を塗料の花弁へと変えて。
「来たっ!」
 色とりどりの花が飛び立とうとした瞬間、それは予想通りに行く手を阻む。
 ドン・フリーダムのマニアックマシンから生み出された、巨大な波。ルクにとっての死角――つまりはレパルの正面より訪れた災害は、高く、高く、高く。
「っ、負けないわよ!」
「ええ、レパルさんは負けません!」
 自分を信じて、友を信じて。
 その信頼を言葉に、祈りにして。
 二人は大波に挑み、そして――。

「……なんや、まぁだぶっ殺されませんの?」
 退屈に苛立ちを交えたような声が遠く聞こえる。
 目を向ければ、ドン・フリーダムが肌を拭っていた。
 手に付いた赤は血なのか、絵の具なのか。
 判断がつかない。どちらにせよ一撃、届いたのは確かなようだが。
 それほどまでに、二人は疲弊している。
 聖なる力と重ねた覚悟。それから衝撃波。
 策は万全であるはずだった。いや、万全だったのだろう。猿が相手なら。
 レパルとルクの経験から導き出された予測と結果に差が生まれたのは、ひとえに相手が猿でないから、という言葉に尽きる。
 あの時と違ってダメージを受けた身体で、あの時よりも大きな波は受け止めきれなかった。痛みを誤魔化し、オーラと祈りと、変身という手段を加えても。
 それが出来ていたのなら、きっと葦の海を割るような奇跡と呼べたのだろう。
 けれど奇跡は、やすやすと起こらないからこそ、奇跡と言うのだ。

苦戦 🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​

白斑・物九郎
●POW



●エモさ
「魔人降臨」を体表に励起させ進み出る

ただの虎縞紋様に非ず
メヘンディアート風に精緻に凝らされている

「どうですよ、星の先駆者
今を生きるキマイラもなかなかアーティスティックでしょうわ」


●戦闘
赤べこ砲口の向きと引鉄の絞りに注意
【野生の勘】も傾注し、敵攻撃を回避(ダッシュ+ジャンプ)

発射緩急や足場の関係等で回避困難・致命打が思われる瞬間は、アイテム「モザイク状の空間」に【残像】を重ね掛けし瞬間的な回避力増を期す

【ワイルドドライブ】のモザイク状の空間展開範囲内に砲口を捕捉次第、
・発射の瞬間を【野生の勘】で読む
・発射の瞬間に砲口至近に「心を抉る鍵(大)」をニュッと出現させ、砲弾の暴発を狙う



 暗雲垂れ込める、とでも言うべきか。
 戦場が、あの天才を称する天災に飲まれかけている。
 だから押し黙っているのか?
 だから機嫌が悪そうに見えるのか?
 否。
 白斑・物九郎(デッドリーナイン・f04631)とは、元よりそういう男なのだろう。
 花畑より裏道を歩かせたくなるような。
 鮮やかに咲く一輪より、鈍色に輝く刃が似合うような。
 そんな雰囲気の男が、ひたひたと近づいていく。
 じっと、狩るべき獲物の姿を見据えて。

「……なにかしら、それ」
 ドン・フリーダムが問いかける。
 沈黙に耐えかねて――というわけではない。
 恐怖に慄いて――というわけでもない。
 言葉の意味するところ、そのままだ。
 “ちょうてんさい”でも知らぬ光景について、彼女は問う。

「どうですよ、星の先駆者」
 得られた答えは、答えと呼べぬものだった。
 元よりまともに返すつもりもなかったのか、出来なかったのか。
 そもそも彼は、反応を期待すべきような存在でなかったのか。
 何にせよ、物九郎は聞かれたことでなく、言いたいことを言いたいように言う。
「今を生きるキマイラも、なかなかアーティスティックでしょうや」
 そうして見せつける身体には、白い虎縞の模様が浮かんでいる。

 ……いや、それほど単純なものでもなかったか。
 よくよく細部にまで目を向ければ、線一つにもそれぞれの意味を持たされた精緻な作りのそれは模様というより文様であって、もはや芸術の域に達するものであった。
 その構造を真剣に読み取ろうとすれば、ドン・フリーダムの仮面は左腕へと向けられる。
 どうやら其処が起点であるらしい――が、それ以上に分かることなど無い。
 第一、今の物九郎からそれを見抜いただけでも異常かもしれない。
 恐らくドン・フリーダムが“ちょうてんさい”であるが為だ。
 そしてドン・フリーダムは“ちょうてんさい”であるが故に、余計な事を知り、余計な興味を抱いてしまった。
 つまり、物九郎に惹かれた。
 ひたひたと近づいてくる芸術の姿に、心揺さぶられた。
 揺れれば、波立てば、水鏡の如き絶対無敵バリアは存在を保てず、消え失せる。
 それさえなければ――。

「――――!」
 足場を確かめるような緩やかな歩みが、一瞬で狩りを行うそれに変わった。
 靭やかだが、しかし荒々しい。制限も加減を知らない子供の行いに近しい。
 目を見張り、牙を剥き出しにして、物九郎は花畑を駆ける。
 駆けて、駆けて――跳ぶ。
「あら?」
 当たる前から手応えを感じていたのだろうか。
 ドン・フリーダムが間抜けな声を出す。
 物九郎は笑うでも怒るでもなく、ひたすらに花畑を駆ける。
 じっと、狩るべき獲物が携える砲口を見つめて、疾走る。

 そうして、見て、躱す。
 言うは易く行うは難し。撃ち出される破壊の力は、一度二度なら避けられても、避け続けるのは難しい。
「いい加減に――!」
 何度となく目測を誤っては“ちょうてんさい”も形無し。
 天災は避け難いからこその天災なのだ。ともすれば己の意義をも懸けて、ドン・フリーダムの赤べこキャノンが一段と喧しく唸る。
 その一撃が、ついに物九郎を捉えて――。
「――――!」
 ニタリと口元が歪む。
 捉えた、と思ったであろう事が仮面越しでも伝わって、物九郎は堪らず歪に笑ってしまった。
「そんなもん付けてっから見えやしねえんでさァ!」
「っ!」
 仮面への嘲笑に対する反論が、砲弾の形を成して飛ぶ。
 それが“過ぎてなお残るモザイク状の空間”を抜けていくの見やって、物九郎は己の領域を拡げていく。
 花畑の輪郭が乱れる。色が霞む。
 侵食するものが何であるのかすら、次第に定かでなくなってくる。
「――だとしても!」
 此方に近づいてくる姿を完全に見失ったわけではない。
 ドン・フリーダムは引き金を引く。
 しかし不気味なモザイク状の空間<ワイルドスペース>に覆われていく中で、この戦場の支配権は彼女から物九郎へと移りつつあった。
「ンなもん止まって見えまさァなァ!!」
 砲撃が――でなく、撃ち出そうとして引かれる指。
 白く細い指の、微かな動きすら手に取るように分かる。
 分かるなら、ひらりと余裕を見せつけて躱すのもいいが、それよりも。

「――っ!?」
 圧力に負けず、甲斐甲斐しく働こうとした赤べこキャノンが轟音立てて爆ぜる。
 あまりの衝撃にドン・フリーダムはそれを取り落として、奇しくも手元が空いたおかげでそれをじっくりと眺めるに至った。
「……鍵……?」
 大砲の口を塞ぐ位置に生えていたのは、ちょっとオシャレなデザインの巨大な鍵。
 鍵は何を言うでもなく、何をするでもなく、何をさせられるでもなく、聳え立つようにして其処に在った。
 そして――忽然と消えた。
 既に役目は果たされていたからだ。
 それは鍵の主も同じ。この場で果たすべきを果たした物九郎の姿は、広がり続けていたモザイクと共に、まるで最初から無かったかのように、何処かへと失せていた。

成功 🔵​🔵​🔴​

ルク・フッシー
真の姿使用◆血と塗料でできた、深紅の竜の翼を広げる

心情◆もう戦っても無意味かもしれない
それでも大切な人のいる世界のために戦う

バリア対策◆既に全身血塗れで、口から血が溢れる有様
それでも【激痛耐性】と【覚悟】で立ち上がる

攻撃◆翼で飛行、キャノンは完全にはかわせないと予想、【オーラ防御】を貼り、あえて吹き飛ばされることで長距離移動しながら接近する
接敵したら噴き出す血で【アート】【早業】を駆使して裂傷を描き、【斬撃描画】を発動させる

備考◆勝っても負けても力尽き墜落する
パージ可



 込み上げるものを吐き出す。
 花が暗赤色に染まった。口元を拭えば、手の甲にも暗い線が伸びる。
 それは、とてもぼんやりとして見えた。
 線も、手も、世界の輪郭さえもはっきりとしない。
 意識が朦朧としている。
 けれども足は動いた。まだ立ち上がれた。
 何故だろうか。
 もう、意味などないかもしれないのに。

 そう考えて、ルクはすぐに頭を振る。
 この戦いの結末が意味するところなど、自分が決める事ではない。
 この戦いに臨む意味こそが、自分の定めるべき事だ。
 血反吐を吐くほどに傷ついてまで、何故戦うのか。
 それは――。

「……あら?」
 仮面越しに見えたのか、それ以外の何かで気付いたか。
 ともかく、既に忘却していた小さな塊が再び動き出す姿は、少なからずドン・フリーダムの心を揺さぶったのだろう。
 築いたばかりの障壁が崩れていく。
 しかし、平静を保ったままで争乱の元凶は語りかける。
「そうまで頑張らなくとも、少しお待ち頂ければよろしいですのに」
 そうすれば、素晴らしき自由が手に入る。
 誘うような口振りに、しかしルクは何一つ言葉を返さず。
 ただ、じっと。じっと、思い浮かべる。
 戦うべき意味を。
 己の、真の姿を。

「……あら?」
 ドン・フリーダムの台詞は、一言目と同じ形。
 だが、その色は少し違う。
 高みから見下ろす冷たさでなく、自らの想像を超えた驚きに満ちている。
 そんな敵の首魁を、ルクは――ルクの方が、遥か遥か高みより見下ろしていた。
 内より滲み出て己を汚す赤と、外より塗り付けられて己を彩る赤。
 入り混じる二つの赤。
 血と塗料によって形作られる深紅の竜翼で、戦場高く翻って。
「――――!」
 もはや叫びは言葉にもならない。
 それほどまでに荒々しく渦巻く覚悟が、力強く羽ばたくルクの鬼気迫る様が、ドン・フリーダムに引き金を引かせる。
 一発、二発、三発。
 まるで機械のように正確な砲撃が竜を叩き落とそうと迫り来る。
 それを一つ、二つ、三つと躱して――。
「――――!」
 何発目だろうか。
 懐に抉り込むような一撃が届いた。
 全身から力が抜ける。翼も止まって、ルクは受けた砲撃の勢いそのままに宙を流れていく。
「……」
 決着がついたと見て、ドン・フリーダムが静かに砲口を下げる。

 途端、見計らったように竜は羽ばたく。
 形のない風を掴み、散り際の花よりも美しく鮮やかな軌跡を残しながら、赤い生命の雫を零しながら高みへと舞い上がる。
「往生際の悪い子ですわねっ!」
 未だ折れぬというなら、今度こそへし折ろう。
 抗おうとする意志も力も、完膚なきまでに叩き潰して、そうして“自由”にしてやろう。
 破滅による戦からの解放を為すべく砲口が唸る。
 その度に、ルクの身体から飛沫が散る。

 そして、散った赤色が大いに花畑を染めた頃。
 長い長い遠回りの末に、ルクは辿り着いた。
 己が求めた、一瞬に。
「――――!!」
 羽ばたき、身体を揺らし、噴き出す血で自らの願いを形にする。
 目にも留まらぬ早さで宙に描く。
 斬る、と。
 比喩でも何でもなく、そのままの意味で。
 魔物の爪痕の如く荒ぶ刃の軌跡を描き上げる。
「――――!!!」
 それを、残る全ての力で以て叩きつける。
 忌々しい逆さの笑顔に、叩きつけて――。

 ……そして、墜ちていく。
 既に羽ばたかせる翼もなく、ルクは只々、墜ちていく。
 微かに開いた目で、虚ろな眼差しで。
 見やった彼方には――蹲りながらも、ひらひらと手を振る首領の姿。
(「……ああ」)
 そうか。
 届かなかったのか。
 どんどんと遠ざかるけれども、一向に消える気配のない姿に、ルクはそれを悟った。
 何に阻まれたのだろう。
 考えても答えは……いや、そもそも考える為の余力がない。
 ルクは墜ちていく。
 それをどうすることも出来ずに、墜ちていく。
 その最中、まず意識の方が身体を手放そうとして。
 刹那。

「……危うくぶっ殺されるところでしたわ」

 真っ赤に塗れたドン・フリーダムが吐く、安堵の溜息は。
 ルクの耳にまでは、届かなかった。

成功 🔵​🔵​🔴​



最終結果:失敗

完成日:2019年05月26日


挿絵イラスト