●UDCアース
「皆さん、カレーは飲み物です。そして、食べ物であり、血液ですッ! 何故なら、私達はカレーと共に生き、カレーと共に死ぬからです」
狂信の淑女が瞳孔の開いた目で、カレーハウスに集まった信者達に対して訴えかけた。
それは実に狂信的な教義であったものの、信者達は彼女の言葉を鵜呑みにしており、完全に信じて疑おうとしなかった。
その考えに共感した信者達が、カレーハウスから溢れるほど集まっており、彼女の話を聞きながら、カレーをモグモグ。
カレーは作っても美味しく、食べても美味しい。
とにかく美味しい、という事もあり、誰も彼女の言葉を疑わない。
故に、彼らはカレーを食べる。
そして、飲んで……浴びるッ!
それこそ、彼らにとってのカレースタイル。
そんな彼らの心を満たすようにして、辺りにはカレーのニオイが漂っていた。
●ガジルからの依頼
「カレー食べ放題なんだよ♪」
ガジル・コリアンダー(キマイラのスカイダンサー・f00907)がカレーを食べながら、幸せそうな表情を浮かべた。
今回の依頼は、カレー教を壊滅させる事。
どうやら、狂信の淑女がカレー好きを集めて、怪しげな儀式を行っているらしく、このまま放っておくとカレーな邪神が復活してしまうようである。
それを防ぐため、教団が拠点にしているカレーハウスでカレーを食べつつ、彼らの野望を阻止してほしいと言う事だ。
ただし、問題を解決するのは、実に簡単。
カレーに何か混ぜ物をすれば、信者達が教義に違和感を覚え、離反者が出るため、それほど難しい依頼ではないようである。
そういった意味でも、難しい事は考えず、カレーを堪能してほしいという事だった。
ゆうきつかさ
この依頼はネタ依頼です。
基本的に、お客様と一緒に物語を作っていく方針なので、オープニングに書かれていない事は自由に設定して構いません。
世界観に問題が無いモノであれば、採用していこうと思っています。
第1章はカレー教の拠点であるカレーハウスで、カレーを食べます。
最終的にはカレーに混ぜモノをして、信者達をキレさせれば、成功です。
第2章はブチ切れたカレー教の信者達と戦います。
彼らはカレー以外のモノを食べると、気絶します。
第3章は狂信の淑女との戦闘です。
彼女もカレー以外のモノを嫌っています。
場合によっては、カレーな邪神が降臨するかも知れませんが、気にしたら負けです。
第1章 日常
『カレーパーティー!』
|
POW : あまくち
SPD : ちゅうから
WIZ : からくち
👑5
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
|
種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
ウルフシャ・オーゲツ
……鳥、おるんじゃろ、鳥。
え、おらん?
それは異世界?
おかしいのう
うちの予知能力がビンビンとビル何とかシャナの気配を感じておるんじゃが。
というわけで、カレーを飲み放題と聞いたのじゃ。
ひとまず中辛でぐびぐびと、ちょっと卵を加えるとマイルドに、物足りなければ唐辛子、ご飯のお替りあるかしら。
「なに、ご飯は混ぜ物にはいらない?」
奴らの目の前でご飯とカレーを混ぜ混ぜすればどのような顔をするかのう。
お行儀がわるいだとかそういうお話は置いておこう。
貴様には野菜ペーストを入れてやる、お前には納豆じゃ、くくく。
野菜チップスにニンニクも入れてやろう、どうじゃげんきになったろう。
ウチは面倒じゃからそのまま飲むがの?
火奈本・火花
「カレーは飲み物って……そんな教義掲げてると太りますよ」
■行動(POW)
しかし、カレーに混ぜ物と言うのは意外に難しいですね
カレーの懐は広いですし、下手に物を入れても具材を追加しただけ、になりそうですね。此処は大胆に……
Dクラス職員と共に『変装』してカレーの調理場に潜入します
記憶消去ペンライトで調理の担当者を『催眠術』にかけ、カレー粉をビーフシチューの素に入れ替えて作りましょう
カレー教の信者には「カレーです」と言い張って提供します
何と言われてもカレーです
そして彼らが食べた瞬間に変装を解き
「引っ掛かりましたね、それはビーフシチューです。カレー教を名乗る割には押しに弱い子供用甘口カレーみたいですね」
夢ヶ枝・るこる
■方針
・【POW】使用
・アド/絡◎
■行動
カレーですかぁ。
美味しいですよねぇ。
折角ですし、[大食い]の心得も有りますので、『シーフードカレー』を中心に、色々なカレーをいただきましょう。
「ところで皆様、『カレー』と言っても、『ポーク』『ビーフ』『シーフード』等、色々と有りますが、どれがお好きでしょう?」
などと『好み』を尋ねて気を引いている間に、『他の物』を仕込みますぅ。
『混ぜ物』として『各種トッピング』を色々と混ぜたり、見た目では解り辛い『ハヤシライス』の鍋を[料理]してご用意したりしますねぇ。
大量に残ってしまいそうなら、『UC【豊饒現界】』を使用して[大食い]を強化、纏めていただきましょうかぁ。
宮前・紅
【SPD】
UCで皆のもとに駆けつけるよ!
わあ~美味しそうなカレー!
もぐもぐ……美味しい!(暫し堪能する)
でも……俺のカレー(?)も混ぜたらもっっっっっと美味しくなると思うんだよね。
え?これはカレーじゃないって?ええ………ただちょっと他のカレーより変わった色(蛍光色)ってだけで、味はちょー美味いよ♪(優しさ)
うわあ、怒っちゃった??
えーでもカレーなんだけどなあ……仕方ない。
俺は怒ったよ!
じゃあコレ入れてゲテモノにするから!キミたちがどーなっても知らないんだからね!
(Eat me & Drink meのクッキーと何かわからん液体ダバダバ※大きさは変わらないよ!)
(アドリブ・共闘どんな展開でも歓迎)
ケイラ・ローク
カレー食べ放題を楽しめるなんて素敵♥
この機会に今までチャレンジできなかっためっちゃ辛いカレーを試そうっと
ヤバい目付きのカレー教祖様のお話は聞いたふりだけね
脳みそにカレーが詰まってるんだね、って言っても喜びそうだもん
激辛カレーに挑戦
お相手にはやっぱりごはんと福神漬❤
うっ…香りからすでにアブナイ
ぱくぱく
(耳と尻尾と額から汗が。UC使用も兼ねてTシャツを脱ぐ)
これが発汗作用ってやつね、あっつ…
好みでちょっとチーズとソース足します(隠しながら
信者に見つかったらもとから入ってた!とうそ主張
ハイ
混ぜもの投入~
カレーって何入れても合うから難しいな~
飲んでる人のカレーには黒酢
浴びてる人には戻してない高野豆腐
●カレー教
「何だかカレーのイイ匂いがしますね」
夢ヶ枝・るこる(豊饒の使徒・夢・f10980)は濃厚なカレーのニオイに誘われ、仲間達と共にカレー教の本部があるカレーハウスにやってきた。
室内には沢山の信者達がおり、みんな椅子に座って、テーブルの上に置かれたカレーを一心不乱に食べていた。
そのせいか、室内にはカレーのニオイが充満しており、身も心もカレー色に染まっていくような錯覚を覚えた。
「みんな飲むように食べているようですが……間違いなく、太りますね、これ」
火奈本・火花(エージェント・f00795)が、呆れた様子で溜息を漏らす。
信者達の大半がカレーをガブ飲みしており、ライスはオマケ。
むしろ、カレーだけで十分と言わんばかりの勢いで、ぐびぐびと音を立てて飲んでいた。
「でも、カレーを好きなだけ楽しめるなんて、素敵。この機会に今までチャレンジできなかった、めっちゃ辛いカレーを試そうっと♪」
それとは対照的に、ケイラ・ローク(トパーズとアメジスト・f18523)が楽しそうに鼻歌を歌いながら、激辛カレーを御飯に盛った。
何やら見るからに辛そうであるものの、激辛パウダーをマシマシにする事も出来るようである。
「……そうですね。折角ですから、シーフードカレーを中心に、色々なカレーを戴きましょうか」
るこるが傍にいた信者を呼び寄せ、甘口のシーフードカレーを注文ッ!
シーフードカレーだけでも種類は、豊富。
エビ、イカ、カニ……タコやサザエ等もあった。
しかも、どれも美味しく、後を引く味。
どの食材も喧嘩をする事なく、互いの味を高め合い、共存しているような感じであった。
「みんな、楽しんでいるようだね♪」
次の瞬間、宮前・紅(三姉妹の人形と案内人・f04970)が【O CURRY!NO LIFE!VER.EX(カレーモッテキタヨ)】で蛍光色カレーを作り、仲間達の前に颯爽と現れた。
「そ、それはカレー……なのか!?」
その途端、信者達が警戒した様子で、虹色に輝く蛍光色カレーをガン見した。
おそらく、彼らはこう思ったのだろう。
『あれは絶対にカレーじゃねぇ!』と……。
「もちろん、カレーだよ。……あ、ここのカレーも美味しそうだから食べていいよね?」
だが、紅は全く気にしておらず、何事も無かった様子でモグモグとカレーを食べ始めた。
カレーが至高であると言うだけあって、絶妙な味付け。
さっぱり過ぎず、しつこくなく、ゴクゴクと行ける感じであった。
「それじゃ、あたしも激辛カレーを……うっ、うっ……香りから、すでにアブナイ」
ケイラが苦笑いを浮かべながら、恐る恐る激辛カレーを口に運ぶ。
「……!」
それと同時に、耳と尻尾と額から大量の汗が溢れ出してきたため、反射的にTシャツを脱ぎ捨てた。
確かに、辛い……。
辛いが、とても癖になる味ッ!
辛くて、舌と喉に痛みを感じたものの、途中で食べる事を止められない。
むしろ、逆ッ!
もっと食べたいッ!
辛さを感じるよりも早く、胃袋の流し込みたい衝動に襲われ、激辛カレーをパクパク食べた。
そのせいか、御飯と福神漬けが、半端なく美味いッ!
しかし、『ここにチーズとソースを足せば、もっと美味しくなるのでは……』という気持ちが芽生えた。
流石に堂々とやる訳にも行かないため、信者達の目を盗んで、コッソリと投入ッ!
「美味しい~♪」
思わず身震いしてしまう程の美味しさ。
そのため、生きとし生けるモノすべてに、感謝をしたくなるほど、幸せな気持ちになった。
「ところで皆様、『カレー』と言っても、『ポーク』『ビーフ』『シーフード』等、色々と有りますが、どれがお好きでしょう?」
一方、るこるはシーフードカレーを食べながら、まわりにいた信者達と話をしていた。
「それは、もちろん……カレーだ!」
信者達に迷いはない。
ポークも、ビーフも、シーフードも、チキンも、同じカレー。
どれかひとつが一番ではなく、どれも一番。
それが信者達の答えであった。
「そう言えば、鳥はおらんのか? うちの予知では、ビル何とかシャナの気配をビンビンと感じるのじゃが……」
そんな中、ウルフシャ・オーゲツ(しょしんしゃ・f00046)が危険センサーをピコンと立て、調理室に足を踏み入れた。
「こ、これは……!?」
そこにあったのは、大量の鍋ッ!
そして、その中に浮かんでいたのは、ビルでシャナっぽい鳥や、チキンでレッグ的な鳥……水兵の服を着ていたと思しき鳥っぽい何かであった。
おそらく、これらをジックリ、コトコト煮込んで、出汁を取っているのだろう。「ま、まあ……あれじゃ。美味しければ、問題ないのじゃ」
ウルフシャが心の中で『何も見なかった事にするのじゃ。そう、何も……』と自分自身に言い聞かせながら、調理室に背を向けた。
「お、おい! ここは立ち入り禁止だ!」
その途端、男性信者が鬼のような形相を浮かべて、猟兵達の行く手を阻んだ。
だいぶ腹を立てているのか、返答次第ではブン殴ってきそうな勢いであった。
「……問題ありません。今日は私達の担当ですから」
すぐさま、火花が記憶消去ペンライトを照らし、男性信者に催眠術を掛けた。
「そ、そうか。ならば、問題ない」
即座に男性信者が催眠中に掛かり、虚ろな表情を浮かべたまま、納得した様子で背を向けた。
「しかし、カレーに混ぜ物と言うのは意外に難しいですね。カレーの懐は広いですし、下手に物を入れても具材を追加しただけ、になりそうですね」
火花が困った様子で、カレー鍋に視線を落とす。
誰もチキンカレーを食べていなかったので、まったく問題はないのだが、鍋から顔を出している鳥の顔が、こちらをガン見している時点で、既にアレ。
これに勝るネタ……いや、混ぜ物は難しく思えた。
「確かに、カレーって何を入れても合うから難しいな~」
ケイラも複雑な気持ちになりつつ、黒酢と高野豆腐を投入ッ!
「そうですねぇ。何を入れても、カレーが勝つと言うか、何というかぁ……」
るこるも各種トッピングをカレー鍋に投入したものの、これと言って変化なし。
むしろ、『任せんしゃい!』と言わんばかりの勢いで、カレー鍋が懐の広さを自慢しているような感じになっていた。
そのため、見た目では解り辛いハヤシライスを作り、信者達の混乱を招く方向性にシフトチェンジ!
「まあ、やるなら、牛か、豚じゃな。鶏は……無理じゃ!」
一方、ウルフシャは半ば現実逃避した様子で、中辛のカレーをグビグビ飲んだ。
カレーは甘過ぎず、辛すぎず、絶妙なバランスが保たれ、嫌な事を忘れさせてくれた。
きっと、あれは幻。
こちらをガン見していたビルっぽいシャナも、幻である。
「だったら、俺のカレー(?)を混ぜたら、いいよ。絶対に美味しくなると思うから」
そんな中、紅がイイ笑顔を浮かべながら、虹色に輝く蛍光色カレーを、カレー鍋に投入ッ!
「ちょっ! それは!」
それに気づいたウルフシャが、思わずツッコミ!
だが、既に手遅れ。
カレー鍋から上がったのは、ピンク色の煙。
途端に、辺りが凍り付くほどの圧倒的なプレッシャーが猟兵達を襲い、全身にぞわっと鳥肌が立った。
……間違いない。
これはマズイ!
絶対に美味しくないッ!
そう確信してしまう程のヤバさ。
「大丈夫、大丈夫♪ ただ、ちょっと他のカレーより変わった色ってだけで、味はちょー美味いよ♪」
しかし、紅の笑顔は不動のまま。
その間、火花は現実逃避気味に、カレー粉をビーフシチューの素に入れ替え、何かあった時の保険と言わんばかりにグツグツと鍋を煮込み始めた。
「おい、こら! テメエら! 何を煮込んでやがる!」
次の瞬間、信者達が世界を塗り替える勢いで広がった異臭に気づき、殺気立った様子で調理室に雪崩れ込んできた。
「うわあ、怒っちゃった?? これも、カレーなんだけどなあ……仕方ない。俺は怒ったよ! じゃあ、コレ入れてゲテモノにするから! キミたちがどーなっても知らないんだからね!」
そう言って紅が逆切れした様子で、『Eat me』と書かれたクッキーと『Drink me』と書かれた小瓶のお菓子セットをカレー鍋に放り込み、信者達に対して宣戦布告をするのであった。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
第2章 冒険
『洗脳された人達』
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POW : 洗脳された人達を気絶させる
SPD : 洗脳された人の前に回り込み生贄になりに行くのを阻止する
WIZ : 洗脳を解く
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
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種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
ユーゴ・メルフィード
カレーは飲み物、とってもわかりますのじゃ
(むしゃむしゃ)
でもカレーだけでは栄養が偏りそうで心配じゃのぅ
どれどれ、わしもマンゴー肌を脱がせてもらうぞい!
【POW】
洗脳された人達に美味しい小籠包をご馳走しますのじゃ!
「カレー小籠包はいりませんかのー」
と、信者の皆さんにUCを振る舞いつつ、
これもまたカレーだと思って食べて下されば上々、
そうでなければ強引に口の中に撃ち込むのじゃ!
ある程度食べて貰ったら種明かし、
実は、カレー粉で味付けした酢豚小籠包だったのじゃ!
略してカレー小籠包なのですじゃー!
野菜もお肉もたんと召し上がって下さいなのですじゃー
アドリブ・共闘歓迎
煮るなり焼くなりご自由にして下さいなのじゃ
夢ヶ枝・るこる
■方針
・【POW】使用
・アド/絡◎
■行動
何か、非常に怒っている様ですが、カレーを食べて落ち着きませんかぁ?
ということで『まだ無事なカレー』を差し出して宥めつつ、一緒にいただきましょう。
その上で『カレーの[大食い]対決で白黒つける』という提案をしますぅ。
応じていただけるなら『対決の途中』の、いただけないなら『提案交渉の際に食べている分』の『おかわり』を『ハヤシライス』等にすり替えますぅ。
『カレーの匂い(+異臭)』で一瞬解らないでしょうし、気づく前に口にすれば、効果が見込そうですぅ。
『後(3章)』に備え、『対決』『個人』に関わらず【指定UC】で[消化機能]を強化し[大食い]させていただきますねぇ。
●洗脳された人々
「なんてして事をくれたの、あなた達は!」
カレーの鍋を穢された事で、信者達は怒っていた。
それは信者にとって、卒倒モノの緊急事態ッ!
辛うじて、意識を保っていた信者達も、怒り心頭、ブチ切れモード!
まるで親の敵と言わんばかりの勢いで猟兵達を睨みつけ、色々な意味でヤル気満々になっていた。
狂信の淑女も両目を血走らせ、鬼のような形相を浮かべていた。
「何やら非常に怒っている様ですが、カレーを食べて落ち着きませんかぁ?」
夢ヶ枝・るこる(豊饒の使徒・夢・f10980)が信者達を宥めつつ、まだ無難なンレーを差し出した。
「まだ無事なカレーがあったのか。だが、お前達がやった事は、万死に値するッ! その身で償ってもらう!」
角刈りの男性信者が、るこるからカレーを奪い取り、殺気立った様子で迫っていった。
「どうする? このまま出汁にしちまうか?」
強面の男性信者が、ゲスな笑みを浮かべた。
このままでは、美味しく戴かれてしまう……!
「そ、それなら、カレーの大食い勝負で白黒つけましょう」
るこるが危機感を覚え、信者達に対してカレーの大食い勝負を挑んだ。
「ならば、受けて立とうじゃねぇか!」
強面の男性信者が自信満々な様子で、勢いよくカレーを掻き込んでいった。
「……って、ハヤシライスじゃねえか!」
これには強面の男性信者もブチ切れ、床にハヤシライスを叩きつけた。
「……えっ? 何か問題でも……?」
るこるが【豊乳女神の加護・夢鏡(チチガミサマノカゴ・ユメノカガミ)】を使い、胸元の勾玉を『裏面に勾玉の嵌った鏡』】に変形させつつ、消化機能を強化し大食いになってハヤシライスをモグモグと食べた。
「ハヤシライスは喉越しが違う!」
しかし、強面の男性信者はイラついた様子で、カレーとハヤシライスが全くの別物である事を強調した。
「カレーは飲み物、というのは……分かりますのじゃ。でもカレーだけでは栄養が偏りそうで心配じゃのぅ。どれどれ、わしもマンゴー肌を脱がせてもらうぞい!」
そんな中、信者達の前に現れたのは、ユーゴ・メルフィード(シャーマンズゴースト・コック・f12064)であった。
「な、なんだ、お前は……!」
信者達が警戒した様子で、ユーゴのまわりを囲む。
妙な真似をすれば、速攻でフルボッコ!
そう言わんばかりの殺気を放ち、指の関節をバキバキと鳴らしていた。
「別に怪しいモノではないですじゃ。ただ、美味しい小籠包を御馳走したいだけですじゃ!」
ユーゴが円らな瞳をキラキラさせ、信者達に小籠包を配っていく。
「なんだ、これは! 小籠包じゃねえか!」
チンピラ風の男性信者がブチ切れた様子で、小籠包を床に叩きつけようとした。
「その中身はカレーですじゃ」
そんな空気を察したユーゴが、キリリとした表情を浮かべた。
「き、貴様ァ! 卑怯な真似を!」
その途端、チンピラ風の男性信者が、悔しそうに唇を噛む。
ある意味、カレーを人質(?)に囚われているようなモノ。
故に、小籠包を叩きつける事など、出来る訳が……ない!
「考える時間は与えませんのじゃ!」
すぐさま、ユーゴが【天翔・小籠砲(ソラカケル・オイシサ)】で使い、チンピラ風の男性信者の口に小籠包を撃ち込んだ!
「ぎゃああああああああああああああ!」
それと同時に、チンピラ風の男性信者が悲鳴を上げたものの、その気持ちに反して、シャレ抜きで……美味い。
その背徳感に包まれながら、チンピラ風の男性信者がヘヴン状態に陥り、膝をつくようにして崩れ落ちた。
他の信者達も同じように小籠包を撃ち込まれ、何もしないでビクンビクン!
それを目の当たりにして、信者達は全身に鳥肌を立たせながら、ユーゴを睨み、こう思った。
奴はマンゴーの顔を被った小籠包の悪魔である、と!
「……違う! これはカレーじゃない!」
次の瞬間、名探偵風の男性信者がビクっと身体を震わせ、口の中に入った小籠包を吐き捨てた。
「まさか、これに気づく信者がいたとは……。実は、カレー粉で味付けした酢豚小籠包だったのじゃ! 略してカレー小籠包なのですじゃー! 野菜もお肉もたんと召し上がって下さいなのですじゃー」
そう言ってユーゴが再び信者達の口に、小籠包を撃ち込んだ。
そのため、信者達が半ばパニックに陥りながら、半ばヤケになりつつ、猟兵達に攻撃を仕掛けるのであった。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
ケイラ・ローク
うわー…カレー信者怖い…
カレーの事でここまで真面目に怒られたのはさすがに生まれて初めてね
まだ14年ほどしか生きてないけどあたし!
というわけでそんな巧妙な手も思いつかないな!
カレーのフリしたビーフシチュー
カレーまん、カレーパンの山にソレに擬態させたあんまん、あんパンを混ぜてばら撒く
食べてくれたらいいけど
カレー信者だもん、見分け付いちゃう人も多いよね~
見分けてる最中の人とか怒って周囲が見えてない人に忍び寄って
【ガチキマイラ】でねこまた尻尾の先をライオン変化
これであたしは両手と尻尾二本、合わせて4個のカレー以外の食べ物を持てるので~…
信者さんの口に無理矢理ツッコむことにします
だって怖いんだもん…
●怒り狂った信者達
「さあ、早くっ! コイツらをやってしまいなさい!」
狂信の淑女が両目を血走らせ、まわりにいた信者達を煽って、煽って、煽りまくった。
その指示に従うようにして、信者達がすべてをカレー色に染め上げる勢いで、猟兵達にジリジリと迫ってきた。
「うわー……カレー信者怖い……」
その途端、ケイラ・ローク(トパーズとアメジスト・f18523)が、全身に鳥肌を立たせた。
この状況は、ヤバイ。
どう考えても、ヤバイ。
それが分かってしまう程、信者達の心はカレー色。
「あなた達は何も分かっていない。ここにあるカレーは、あの状態である事がパーフェクトなのに……。それを穢した! その罪は重く、万死に値するわ!」
その間も、狂信の淑女が信者達を煽るようにして、演説口調でヒイテリックな叫び声を上げていた。
(「……カレーの事でここまで真面目に怒られたのは、さすがに生まれて初めてね。まだ14年ほどしか生きてないけど、あたし!」)
その途端、ケイラの脳裏に浮かんだのは、今までの思い出。
それが走馬灯のように流れていったモノの、その大半がカレーに関する記憶であった。
「まあ、いいわ。どうせ、死ぬんだもの。さあ……やっておしまいなさい!」
狂信の淑女の指示に従うようにして、まわりにいた信者達がワラワラと襲い掛かってきた。
だが、何も策が浮かばない。
巧妙な手も思いつかないため、半ばヤケになりつつ、【ガチキマイラ】!
ねこまた尻尾の先をライオンに変化させる事で、両手と尻尾二本、合わせて4個の食べ物を持てる状態になった。
もちろん、手に持つのは、カレー以外のモノ。
カレーまんや、カレーパン……それに擬態させたあんまんや、あんパンだった。
それをギュッと握り締め、狂気に満ちた表情を浮かべた信者達の口に、次から次へと無理やり突っ込んでいくのであった。
大成功
🔵🔵🔵
有馬・ナオ
⚫Powを活用。
アドリブ&連携○
☆カレーパーティーはすばらしいでしゅ……と桜は興奮ぎみでしゅ(涙)
手に何を持っていますか?桜しゃん?
〆はやはり・・・カレー焼き肉!既にカレーと肉しか合ってないでしゅよ。フードファイターだから気にするな?
やけくそでしゅ。
既に食い自が張っている
桜しゃんは暴走機関車。
カレー→肉→カレー→肉と
念仏のように信者さんにときながら強制焼き肉大会を行います。
【フードファイト・ワイルドモード】でパワーを上げお腹いっぱいに焼き肉カレーを食べます。
●信者達が暴れる中で
「……ん? どうしたんでしゅか、桜しゃん」
そんな中、有馬・ナオ(EinHeldohneNamen・f10768)の宿主である桜・しおんは、カレー鍋をガン見していた。
それは今まで信者達が命懸けで守っていた唯一マトモなカレー鍋。
だが、信者達は猟兵達と戦うのに夢中で、カレー鍋を完全スルー!
しかも、そのカレー鍋があるのは、狂信の淑女の背後。
狂信の淑女自身も信者達を煽るのに夢中で、ちょうど死角になっていた。
「ま、まさか、食べる気でしゅか!? この状況で、それは自殺行為でしゅよ、桜しゃん」
それに気づいたナオが危機感を覚えて、しおんに注意しても、まったく聞く耳を持っておらず、完全に食べる満々であった。
この時点で死亡フラグが総立ちになっているものの、フードファイターの女神は、しおんに対して微笑んだッ!
「……と言うか、話を聞いてましゅか!? 〆は、やはり……カレー焼き肉って。ほ、本気で食べるんでしゅか? どうなっても知らないでしゅよ!?」
ナオが呆れた様子でツッコミを入れたものの、しおんは警告を無視して、暴走状態。
カレー鍋に頭を突っ込み勢いで、狂ったように食べ始めた。
「んあ!? なんだ、お前は! それは俺達が食べるはずだったカレー! や、止めろ。食うなあああああああああああああ!」
それに気づいた髭面の男性信者が、青ざめた表情を浮かべ、しおんをジロリと睨みつけた。
しかし、ナオはガン無視ッ!
それどころか、まるで暴走機関車の如く勢いで、カレーを食べて、食べて、食べまくった!
「や、やめろおおおおおおおおおお!」
それを目の当たりにした信者達が、泡をブクブク吐いて、次々と倒れていった。
「なんですか、あなたは! 私達の聖なるカレーを穢す気ですかッ!? それが、いかに愚かで、間違った考えなのか、あなたには分からないのですかッ!?」
狂信の淑女も両目を血走らせ、しおんに対して警告をした。
「カレー……肉……カレー……肉……」
だが、しおんは全く気にしておらず、カレーを食べつつ、焼肉三昧ッ!
【フードファイト・ワイルドモード】を発動させ、食べた肉の量と質に応じて全身の細胞が活性化させ、その勢いに任せてカレーと焼肉を喰いまくった。
「ムキィィィィィィィィィィィィィ! こうなったら、私自ら、あなた達を地獄に送ってやりますわァ!」
次の瞬間、狂信の淑女が殺気立った様子で、まわりの信者達と一緒に、攻撃を仕掛けてくるのであった。
大成功
🔵🔵🔵
第3章 集団戦
『狂信の淑女』
|
POW : これぞ、我らが信仰の証
【自身が『異教徒』と判断した相手を消すため】【神への祈りを捧げ続けた両手に】【異教徒を焼き滅ぼす青い炎】を宿し超強化する。強力だが、自身は呪縛、流血、毒のいずれかの代償を受ける。
SPD : ああ神よ、我らに愛の手を!
【彼女達の信仰する邪神によく似た姿】の霊を召喚する。これは【異教徒への天罰】や【審判の光】で攻撃する能力を持つ。
WIZ : 今こそ、生まれ変わるのです
戦場で死亡あるいは気絶中の対象を【神へとその命と魂を捧げんとする狂信者】に変えて操る。戦闘力は落ちる。24時間後解除される。
イラスト:透人
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
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種別『集団戦』のルール
記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
夢ヶ枝・るこる
■方針
・アド/絡◎
■行動
ついに、自ら御出陣ですかぁ。
それでは、お相手させていただきますぅ。
【指定UC】のスピードで『淑女さん』の懐に飛び込みますぅ。
先程までの『ハヤシライス』の[大食い]で『余剰カロリー』は確保済みですから、十分な速度が出せますので。
邪魔をする一般信者の方は『速度』で振り切るか、『峰打ち』で対処しますぅ。
近づけましたら、相手の『炎』の動きを見つつ位置を取り、『淑女さん』の口に『所持品(アイテム欄)』の『スイーツ』をねじ込んで差し上げますねぇ。
口直しに『カレー』を求められたら『ハヤシライス』を差し出しますぅ。
ところで、此方の『スイーツ』は物凄い高カロリーですが、大丈夫ですかねぇ?
●狂ったカレー
「ついに、自ら御出陣ですかぁ。それでは、お相手させていただきますぅ」
夢ヶ枝・るこる(豊饒の使徒・夢・f10980)は狂信の淑女に対峙するようにして陣取ると、【豊乳女神の加護・白翼衣(チチガミサマノカゴ・ハクヨクノコロモ)】を発動させ、体型と美貌を引き立たせる乳白色のオーラで全身を覆い、その懐に飛び込んだ。
「は、速いッ!?」
狂信の淑女が信じられない様子で、その場から飛び退いた。
それと入れ替わるようにして、るこるに襲い掛かってきたのは、狂信的な信者達であった。
狂信的な信者達はカレー鍋を失った事で半ばヤケになっており、後先考えずに特攻を仕掛けてきた。
「遅過ぎですぅ」
すぐさま、るこるが素早い身のこなしで、狂信的な信者達の攻撃を避け、流れるようにして、峰打ちを放っていった。
それでも、狂信的な信者達は涎を垂らし、フラフラと頭を揺らした。
おそらく、狂信の淑女によって、強制的に動かされているのだろう。
何度倒れても立ち上がり、そのたび襲い掛かってきた。
「これぞ、我らが信仰の証」
次の瞬間、狂信の淑女が神への祈りを捧げ続けた両手に異教徒を焼き滅ぼす青い炎を宿し、流血を漂わせながら全身の筋肉を隆起させた。
その姿は醜く、化け物じみていたが、本人は全く気にしていないようだった。
「隙ありですぅ」
それと同時に、るこるが一気に間合いを詰め、豊満の甘味セットを口の中に捻じり込んだ。
「……うぐっ!」
狂信の淑女が驚いた様子で、目をパチクリさせた。
それは狂信の淑女にとって予想外の出来事。
口の中に広がるのは、シャレにならない程の……甘味ッ!
「ところで、此方のスイーツは物凄い高カロリーですが、大丈夫ですかねぇ?」
るこるが心配した様子で、狂信の淑女の顔色を窺った。
「ぎゃあああああああああああああああああ!」
その途端、狂信の淑女が悲鳴を響かせ、殺気立った様子でるこるを睨む。
「……許さない! 絶対に許さない!」
そう言って狂信の淑女が殺意を剥き出しにして、るこるに攻撃を仕掛けてきた。
大成功
🔵🔵🔵
華上・ユーディ
カレーはほどほどになのですよ(苦笑)
【冥土狩兵団】参加
⬛アドリブ&連携OKです。
この事件では、
ナオちゃんのサポートに入ります。
戦闘中、戦いながらも、戦場全体や仲間の状態に常に気を配ります。
「癒しの時です。」
狂信の淑女の「今こそ、生まれ変わるのです(WIZ)」に対し、ユーベルコード「ヒーリングウェーブ(ヒーリングウェーブ)」を使うことで、仲間達の回復をいち早く行います。
最大の目的は、いち早く敵の群れを殲滅することです。
その為なら、ある程度のダメージはやむを得ないものとします。
イヴ・ハルゼンヌ
ブットバースから助太刀参上!
【冥土狩兵団】で事件解決の
手助けするぞ。
⬛SPD優先
アド&絡み◎
カレーはキャンプやみんなの楽しみ。悪用は許さないぜ‼️(何か違うな・・・)
戦闘中、戦いながらも、戦場全体や仲間の状態に常に気を配ります。
「これが切り札だ!」
狂信の淑女の「ああ神よ、我らに愛の手を!(SPD)」に対し、ユーベルコード「ジャックフロスト(ジャックフロスト)」を使うこと援護射撃を行いナオちゃんの攻撃に手助けをするぞ!
いち早く敵を殲滅することでナオちゃん たのんだぜ。
その為なら、ある程度のダメージはやむを得ない。
有馬・ナオ
ブットバースから助太刀参上でしゅ。【冥土狩兵団】で参加します。
▼Pow選択
アドリブ&連携OKでしゅ。
食べ物は大切に❗
頭目登場に
桜しゃんは怒ってます。
今回は私に任せろ……。
でわ、さくらしゃんに
任せます。
(宿主さくら本気に行動)
⬛食べ物は 玩具ではない……。
君達はふざけすぎた。
静かな怒りを湛え
平信者には グラップル と 薙ぎ払い で一掃します。
ボクは今怒っている。
世の中には
食べれない子もいるんだ。
粗末する奴には鉄拳制裁を‼️
ボスに必殺の一撃を浴びせるべく突撃。
「いきますよ~。」
狂信の淑女の「これぞ、我らが信仰の証(POW)」に対し、UC「真・豪鬼投げ(シンゴウキナゲ)」を使うことで対抗。
ユーゴ・メルフィード
おおお、凄い信仰心なのですじゃ、
カレーに対する愛がビシバシっと伝わって来ますのじゃー!
【POW】わしも料理人、気を引き締めて参りますのじゃ!
「本日のお薦め料理は、こちらなのですじゃ!」
まずは味方を支援すべく取り巻きの信者の対応にあたりますのじゃ。
ただ、素早い動きには自信がないので、向かってくる信者を優先的に倒していく方針で。
基本は、本日のシェフのお薦めシチューを至近距離からねじ込み、
隙があれば、狂信の淑女にも自慢の一品を召し上がって頂きたく、
一気に突撃しますのじゃ!
ちなみに、鍋に入っているのはカレーではありませんのじゃ、
とっても美味しいビーフシチューなのですじゃ(お目目キラキラ)
アドリブ大歓迎
リカルド・マスケラス
まだ間に合うなら【ブットバース】で参加。できればUDCエージェントさんあたりから身体借りたい
「いくら綺麗なおねーさんでも美味しいものそう言うのに利用するのは許せないっすね」
霧影分身術で自分の分身のレベル15くらいを3体ほど作っておく
「そっちが何か呼ぶのなら、こっちだって呼ぶっすよ!」
あとは鎖分銅による【ロープワーク】で敵の動きを拘束したり、味方への攻撃を分身で【かばう】させたりなどをする。
敵の攻撃、神罰がどんなものかはわからないっすけど、自分のコートかぶせて視界を遮ればなんとかなるっすかね?
戦闘が終わったら口直し用のカレーでも作るっすかね
「カレーでもちゃんとよく噛んで食べるんすよ」
●狂信の淑女
「おおお、凄い信仰心なのですじゃ、カレーに対する愛がビシバシっと伝わって来ますのじゃー!」
一方、ユーゴ・メルフィード(シャーマンズゴースト・コック・f12064)は狂信的な信者達に囲まれ、絶体絶命のピンチに陥っていた。
狂信的な信者達は、まるで何かに取り憑かれたように虚ろな表情を浮かべており、何度倒れても唸り声をあげて襲い掛かってきた。
「そこまででしゅ! ブットバースから助太刀参上でしゅ」
次の瞬間、有馬・ナオ(EinHeldohneNamen・f10768)が【冥土狩兵団】の仲間達を引き連れ、狂信の淑女達の前に陣取った。
「……ボクは今怒っている。世の中には、食べれない子もいるんだ」
ナオの宿主である桜・しおんも、御立腹ッ!
「わたし達が来た以上、あなた達の好きにはさせないですよ」
華上・ユーディ(キマイラの養護教諭(見習い)・f02310)も狂信の淑女達の前に立って、キッパリと言い放つ。
「……覚悟はいいか? 容赦はしないぜ!」
イヴ・ハルゼンヌ(エルフの突撃スナイパー・f06540)も傍にいた信者をブン殴り、狂信の淑女に見せつけるようにして、拳をギュッと握り締めた。
「わしも料理人……、気を引き締めて参りますのじゃ!」
そんな中、ユーゴも自分自身に気合を入れ、料理人特有のオーラを纏った。
「空気が……変わった!」
それに気づいた狂信の淑女が、警戒心をあらわにした。
まわりにいた信者達も、ただならぬオーラを感じ取り、反射的に後ずさった。
「何人来ようが、同じ事。私達を敵に回した事を、心の底から後悔しなさい!」
狂信の淑女が不気味な笑みを浮かべ、まわりにいた信者達を嗾けた。
この状況で逆らう訳にはいかないと思ったのか、信者達が半ばヤケになりながら、猟兵達に襲い掛かってきた。
「いくら綺麗なおねーさんでも美味しいものを、そう言うのに利用するのは許せないっすね」
それを迎え撃つようにして、リカルド・マスケラス(ちょこっとチャラいお助けヒーロー・f12160)も、UDCエージェントの身体を借り、ブットバースのひとりとして戦いに加わった。
「カレーはキャンプや、みんなの楽しみ。悪用は許さないぜ!」
イヴが心の中で『……何か違う』と思いつつ、リカルドと連携を取るようにして当て身を放ち、信者達の意識を奪っていった。
「食べ物は 玩具ではない……。君達はふざけすぎた」
ナオの宿主であるしおんも静かな怒りを漂わせ、襲い掛かってきた信者達を薙ぎ払った。
「本日のお薦め料理は、こちらなのですじゃ!」
それに合わせて、ユーゴが至近距離から信者達の口に狙いを定め、本日のシェフのお薦めビーフシチューを捻じり込んだ。
「ぎゃああああああああああああああ」
それは信者達にとっては、毒そのもの。
劇画タッチで悲鳴を上げ、ブクブクと泡を吐き、そのまま意識を失った。
「今こそ、生まれ変わるのです」
それでも諦める事なく、狂信の淑女が思わせぶりに両手を開き、気絶した信者達を狂信者に変えた。
狂信者達はダラダラと涎を垂らし、血に飢えたケモノの如く勢いで、猟兵達に襲い掛かってきた。
「生まれ変わったところで、結果は同じっす」
リカルドが鎖分銅で先頭に立っていた狂信者の動きを封じ込め、他の狂信者達の進路を妨害するようにして転倒させた。
その巻き添えを喰らって他の狂信者達がバランスを崩し、次々と倒れていった。
「カレー……カレー……カレー……」
しかし、狂信者達は何かに取り憑かれた様子でムックリと起き上がり、再び猟兵達に襲い掛かってきた。
その姿は、まるでゾンビ。
ただし、不死身という訳ではなく、確実にダメージを受けているような感じであった。
おそらく、狂信の淑女によって、催眠状態に陥っているため、色々な感覚がマヒしているのだろう。
この状況で大人しくさせるためには、狂信者達の命を奪うか、身体が動かなくなるまで、ダメージを与えるしかなさそうだ。
「このままでは埒が明きません。狂信の淑女を倒す事だけ考えましょう」
ユーディが仲間達に声を掛けながら、【ヒーリングウェーブ】を使い、癒しの音波を聞いて共感した仲間達を治療した。
「ああ神よ、我らに愛の手を!」
そんな中、狂信の淑女が天に向かって祈りを捧げ、信仰する邪神カレーによく似た霊を召喚した。
邪神カレーによく似た霊は、カレー臭を漂わせながら、ケモノのような叫び声を響かせた。
「そっちが何か呼ぶのなら、こっちだって呼ぶっすよ!」
すぐさま、リカルドが【忍法・霧影分身術(ムエイブンシンジュツ)】を使い、霧によって肉体を与えられた戦闘用の分身達を出現させた。
邪神カレーによく似た霊は殺意を剥き出しにして、戦闘用の分身達に攻撃を仕掛けていった。
「ナオちゃん、たのんだぜ」
その間に、イヴが自らの想いをナオに託し、【ジャックフロスト】で凍結光線を発射して、狂信の淑女の気を引いた。
それに合わせて、ナオが間合いを取りつつ、攻撃を仕掛けるタイミングを窺った。
「ならば、我らが信仰の証を喰らいなさい!」
次の瞬間、狂信の淑女が神への祈りを捧げ、両手に異教徒を焼き滅ぼす青い炎を宿し、毒状態に陥りながら自分自身を強化した。
狂信の淑女にとって、それは自らの命を削る禁断の行為ではあるものの、この状況で考えている場合ではないと判断したらしく、そこに迷いは無かった。
「だったら、これをぜひ召し上がって欲しいのじゃ!」
それと同時に、ユーゴが一気に間合いを詰め、狂信の淑女の口にビーフシチューを捻じり込んだ。
「ぎゃああああああああああああああ!」
その途端、狂信の淑女が全身に鳥肌を立たせ、滝の如くリバースした。
「さすがに、これは……アレっすね」
そんな空気を察したリカルドが、自分のコートを狂信の淑女を被せた。
それに合わせて、ナオが神速で狂信の淑女の懐に入り込み、力任せに放り投げた。
「ぐぎゃああああああああああああ!」
その一撃を食らった狂信の淑女が断末魔を響かせ、リバースの海に沈んでいった。
邪神カレーによく似た霊も、悲鳴にも似た叫び声を上げ、幻の如く消え去った。
「何だか酷い事になっているっすけど、口直し用のカレーでも作るっすかね」
そう言ってリカルドが七色に輝くコートから視線を逸らし、現実逃避をするようにして新しくカレーを作り始めるのであった。
大成功
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