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新年ぼっちは怪人と過ごすそうですよ?

#キマイラフューチャー

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#キマイラフューチャー


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●ぼっちに優しい怪人
「はあ……今年も彼女が出来なかった……またこの日を一人で過ごすのか……このままだと、どうせ新年も……」
「なーに辛気臭い顔してんだい!」
 その男の隣に座ったのは、怪人オンナマズ。
「元気出せよ、新年は、アタシが隣で居てあげるから、な?ほら、アタシも何人か集めてあげるからさ!皆で新年パーティーだ!」
「……怪人でも、いっか……」
 あきらめちゃったよ。

●倒さなくて良い気がしたけど倒す
「皆ー、キマイラフューチャーで事件だよー」
 まったりした感じの雪色・真白が現れて。
「もうすぐ新年だね、皆は準備できてる?……そんな準備出来てない、っていう男の人が襲われる事件なの。……まあわたしもたまに襲うけど……って、冗談冗談、妖狐だからってそんな見境なくはないって」
 怖いわ。
「出てきたのは怪人オンナマズ。新年に一人な人を集めてパーティ開くらしいよ。……ここだけ聞くと平和だけど、どうやらそのままその人達を連れて、その街の新年のお祭すらも潰そうとしてるんだって。……お祭潰す、ってただ事じゃないよ」
 確かにただ事ではない。伝統が一つ減るのだから。
「そこで猟兵の出番。まずは一人ぼっちな人たちを慰めてあげて、怪人から離す事」
 ちょっと可愛そうだけどね。と付け足す真白。
「その後、お祭会場に先回りしてると思うオンナマズに対抗して……とにかく、新年のお祭を潰させない事。あ、でも新しい何かを作るのもいいかも!」
 ちなみにどんなお祭か、と一人から声が上がった。
「お焚きあげ、って知ってる?捨てにくい物を供養するやつなんだけど……その周りで踊るの。炎に物を投げながらね。それが終わったら、新年の直前からお祈りするの。それが祭りとして発展したんだって。このお焚きあげの炎が綺麗で、毎年話題になるんだって。凄いね!そうそう、屋台も出るみたいだよ。ちなみにまだ準備中だから、オンナマズは多分……準備の邪魔をすると思うよ」
 つまり祭を存続させるなら、その邪魔をさせなければ良い訳だ。
「ただ、もうオンナマズに支配されてる人が何人か居て……その人達も、邪魔をしてると思うから……まあ、煮るなり焼くなり?」
 好きにしろ、って事らしい。ただ、一般人ではあるのであまり傷つけたくはない。
「まあ最後には怪人を倒せば終わり。簡単だよね。でも攻撃は召喚系ばかりで厄介だよ。気をつけてね」
 そう言うと一つ、息を吸って。
「一人ぼっちは寂しいけど、それでも怪人に頼っちゃうのはダメだよね。みんな仲良く。それじゃあ、よろしく!」


みらつば
 マスターのみらつばです。ついに真白ちゃんの出番がやってきました。可愛いでしょう?

 さて、今回はぼっちに優しいけど新年のお祭を潰そうとする怪人を倒すまでが依頼です。

 マスターページにも書いてありますが、あまりにもフラグメントを無視した内容の場合、残念ながら不採用になる可能性があります。先走りすぎにも注意してください。

 それでは、よろしくお願いします。
63




第1章 冒険 『孤独でいる位なら怪人とでも……』

POW   :    強行に怪人から男性達を引き剥がす

SPD   :    素早く敵の懐に入り込み攻撃する

WIZ   :    男性達を説得する

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

ユキ・パンザマスト
【POW】
「ニューイヤーの賑わいに水差そうだなんて」
「気のいい女子の態度してるようですが、ったく碌でもねえ女ですねぇ!」

全力疾走で駆けこむ現場。
敵と男性たちの間に一線引くよう、藪椿の実体ホロを顕現。
はいそこまで!とばかりに根を張り枝伸ばし、垣をこさえる。
敵が今まさに準備の邪魔をしようとしていたならば、野生の勘で察知しましょう。
椿の枝葉はその凶行をも、先制攻撃で遮り、咲き乱れるだろう。

「祭りで御縁があるかもしれねーじゃん。なんたって新年です」
「悪い女に誑かされて野暮な男に堕ちるより、お賽銭奮発したほうが、先々の巡り合わせに繋がるかもしれませんよ!」


アイル・コーウィン
お祭りが潰れるというのは、屋台も無くなるという事。
つまり、屋台の食べ歩きが出来なくなるって事ね?
私の楽しみの一つを潰そうだなんて、いい根性してる怪人ね。叩きのめしてやるわ!

怪人相手には「シーブズ・ギャンビット」で攻撃。
SPDを生かしてズタズタにしてやるわ!
邪魔する一般人に対しては、シーブズ・ギャンビット風のチョップ。
邪魔者はそのまま気絶でもしてなさい!



「ねえ、あなたもどうかしら?今夜皆で集まれば寂しくないわよ?そして新年も一緒に過ごしましょう?そのついでに……一人を増やしましょう?」
「そ、そうだな、それも……良いかもしれなしな……」
 ごりごり押すオンナマズと断りきれない男の人。と、そこに。
「はいはいそこまでそこまでー。」
 そこに現れたのは藪椿……のホログラフ。
「ニューイヤーの賑わいに水差そうだなんて、気のいい女子の態度してるようですが、ったく碌でもねえ女ですねぇ!」
 そんな事を言いながらやってきたのはユキとアイル。
「ちっ、邪魔しないでよ」
「邪魔なのはそっち、叩きのめしてやるわ!」
 そう言ってダガーによる素早い一撃をオンナマズへと放った。しかし、読んでた……訳ではないが、回避が上手くいったのか、掠り傷。
「くっ、やるわね……」
「ここは一旦下がるしか無いわね……覚えておきなさい!」
 逃げるオンナマズ。アイルはそれを追っていく。なんせ、彼女にとって屋台の食べ歩きは楽しみの一つだからだ。怪人をやらねばならない。絶対に。
 一方、置いていかれた男の人は、うなだれていた。
「ううう、やっぱり僕は新年もぼっちで過ごすんだ……一人なんだ……!」
 しかし、それにユキは肩に手を添えて
「祭りで御縁があるかもしれねーじゃん。なんたって新年です」
 見上げる男。ユキは、そのまま続ける
「悪い女に誑かされて野暮な男に堕ちるより、お賽銭奮発したほうが、先々の巡り合わせに繋がるかもしれませんよ!」
「そう、だよな、そうだよな……よし、恋愛運上がる神社に行ってみよう……」
 立ち上がり、ちょっとやる気を出した男の人
「それが良いですよ、ちょっとでも元気貰えたなら良かった……頑張ってくださいね!」
 一礼すると、そのままスキップで立ち去ってく男の人。
「さて……追いますか!」と、走り出す。しばらくすると、アイルがそこに居た。どうやら途中で見失ったらしい。……そういや真白、場所の説明……忘れてたな?

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

クレイン・メニータイムズ
男性達の説得へ
ぼっちは辛い。分かります。今の環境ではない所を見てみたいと思ってはいましたが、いざ新しい環境に放り出されると自分が人見知りだという事を思い知りどんなお店に入ってもぽつんと1人きり。とても寂しいです。
私はお焚きあげという文化というものに詳しくないですが、聞くところによると捨てにくいものを供養するとかなんとか……私はそれに参加したいです。私が捨てるのは『人見知りでぼっちな自分』と書かれた紙になります。
皆さんも描いてみてはいかがですか?その紙全部つかっておみこしロボを作りますよ。皆で運んで嫌な自分を燃やしちゃいましょう。皆でやればきっと楽しいと思います。が、柄にもなく語ってしまいました


山梨・玄信
うーむ、新年ぼっちだったり仕事だという人間は結構多いんじゃがのう。だから気にすることは無いと思うんじゃが…。

【WIZを使用】
男性達の説得にかかるぞい。
「ぼっちはそんなに嫌なものかのう。誰にも文句を言われんし気ままじゃし。それに周りを見てみんか。これだけぼっちが居るんじゃぞ。自分だけがぼっちではないんじゃ。わしもぼっちじゃしのう」
「大体、女性…しかも怪人がぼっち男性の声をかけてくるなぞ怪しいとは思わんか?何か下心…くらいならまだマシ、最悪邪神の生贄にでもされかねんぞい」
「皆、普段からモテるかの?わしはモテん!そんな男性に優しく近付いて来る異性なぞ、大抵詐欺師じゃ。だから、今すぐ帰るのじゃ」



「ふふ、二人とも、後はよろしくね」
「ああ、分かった」
「とにかく、一人そうなのを誘ってみる」
 怪人にやられた二人。一般人さえも勧誘に使うのが怪人のやり方だ。しかし、それを見ていたのは玄信とクレイン。まずは玄信が声をかけに行く。
「お主ら……もしかして、騙されてないかの?」
「あ?何を言って……」
「そもそも、一人ぼっちはそんなに嫌なものかのう。誰にも文句を言われんし気ままじゃし。それに周りを見てみんか。」
 周りを見れば、街を一人歩くサラリーマンやOL……色々な人が居る。
「これだけぼっちが居るんじゃぞ。自分だけがぼっちではないんじゃ。わしもぼっちじゃしのう」
「でも……あの人は声を掛けてくれたんです、そんな自分に」
「だが、女性…しかも怪人がぼっち男性の声をかけてくるなぞ怪しいとは思わんか?何か下心…くらいならまだマシ、最悪邪神の生贄にでもされかねんぞい」
「じゃ、邪神……」
「冗談キツいっすよ、ははは」
笑いごとにしようとしてでも行こうとする男たち。しかし、
「皆、普段からモテるかの?わしはモテん!そんな男性に優しく近付いて来る異性なぞ、大抵詐欺師じゃ」
「さ、詐欺!?」
「それは嫌だ……」
「だから、今すぐ帰るのじゃ」
 しかし、それでも渋る男たち。そこにクレインがやってくる。
「ぼっちは辛い。分かります。新しい環境に放りだされて、お店でも一人きり……とても寂しいですよね、でも……」
 人差し指を上げる。
「新年のお焚きあげ、をするお祭があるそうです。聞くところによると捨てにくいものを供養するとかなんとか……私も、それに参加したいんです」
「だから?」
「その時に、これを捨てれば良いんです」
 見せたのは『人見知りでぼっちな自分』と書かれた紙。それを捨てればまさに新しい自分になれる、という訳だ。
「皆さんも描いてみてはいかがですか?その紙全部つかっておみこしロボを作りますよ。皆で運んで嫌な自分を燃やしちゃいましょう。皆でやればきっと楽しいと思います」
「そうだな……そうしてみるよ、今年はダメでも、きっと来年には……!」
「ああ!」
 納得してくれた男達。二人も、祭会場へと向かうことにした。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

伝農・エルナちゃん
言葉など必要ない。
男達に足りていないのは愛情、そして一緒に居る幸福感じゃ。じゃから、あちきは手を広げて、連中に向かって言うのじゃ。
「おいで、抱きしめてあげるのじゃ♥」
最大限の誘惑と優しさ、そして自分への恥ずかしさを堪えて、男達を母性の中に納めるべく連中を癒してやるべく、迎え入れてやるのじゃ。
警戒されるなら、こっちから迎えに行ってやるのじゃ。「怖くないぞ。こんな小さな子どもではないか」とな。
「もう一人を怖がることはない。あちきがおるからの。
お前さんらは、一人ではないのじゃ。
愛い奴らよ。さあ、もっと近う寄れ、抱きしめてやろうぞ」
己の最大限のバブみを発揮してやるのじゃ。駄目にしてくれる。ぐふふ。



「言葉など必要ない、まあ任せとけ、なのじゃ」
 そうグリモアベースで言ったエルナちゃんはオンナマズに勧誘されてる男の元へ近づき……
「そんな怪人の言葉ですら癒しとなるのか……言葉だけじゃ足りぬじゃろ?」
 手を、広げて。
「おいで、抱きしめてあげるのじゃ♥」
 最大限の誘惑と優しさを込めて、そう言ったが……その顔はすごい真っ赤。恥ずかしかったんだろうなあ。
 しかし、少し警戒されるエルナちゃん。オンナマズも積極的に出るが……
「怖くないぞ。こんな小さな子どもではないか」
 そう、見た目は子供である。声は……うん。でも、その優しさに触れたからか、オンナマズが強引になったからか。男がどんどんエルナちゃんに引き寄せられる。引っ張るオンナマズなどもう関係なかった。
「もう一人を怖がることはない。あちきがおるからの。お前さんは、一人ではないのじゃ。愛い奴よ。さあ、もっと近う寄れ、抱きしめてやろうぞ」
 ぎゅうっと抱き寄せられる男、抱くエルナちゃん。
 そして……そんな光景を見せられて逃げるしかないオンナマズでしたとさ。

成功 🔵​🔵​🔴​

イデアール・モラクス
フン、相手がいないから怪人で済まそうとは根性の無い連中だ。
まぁイイ…そういう連中を喰うのも愉しいからなぁ…ククク。

・行動
胸を揺らし、スカートをたくし上げギリギリまで見せ、色気を振りまきながら男達の前に現れ誘惑する。
「おい貴様ら、そんな怪人でせっかくの時を使うのか?
私の方が何倍もイイぞ…気持ち良く、愉しい時間をくれてやる」
男達に迫り、胸を当て、カラダに触り、色香を存分に堪能させて。
「ん?あの怪人が1人になって可哀想?クク…大丈夫だ」
邪魔な怪人は、パチンと指を鳴らし高速詠唱で召喚した愛欲の軍勢を差し向けて遠ざける。
「ほら、アソコの怪人を自慢の槍でタップリ遊んでやれ。
アーハッハッハ!」



「さて……やるか。ククク……」
 もうこの時点で嫌な予感しかしないイデアールは、誘いこまれようとしている男達を見つける。
「おやおや……何をしているんだ?」
「煩いわね、関係ないだろう、アタシが今話してる」
 無視してそのまま前へ立つと……胸を揺らし、スカートをたくし上げギリギリまで見せ、色気を振りまいた。
「おい貴様ら、そんな怪人でせっかくの時を使うのか?私の方が何倍もイイぞ…気持ち良く、愉しい時間をくれてやる」
 男はえっちなのに弱いんだよ。全員案の定胸とスカートに目線行っちゃってしまい、そのままふらふらとイデアールの方へ行った。
 しかし、一人が言った。
「でも、あの怪人は……」
「ん?あの怪人が1人になって可哀想?クク…大丈夫だ」
 と、イデアールが返すと……パチンと指を鳴らし高速詠唱。召喚したのは、愛欲K
軍勢。
「ほら、アソコの怪人を自慢の槍でタップリ遊んでやれ。アーハッハッハ!」
 もう怪人もドン引いて逃げるしかなかった。そのままイデアールは男達の頭を撫でたりキマイラだから尻尾撫でたりすると、そのままお祭り会場へ向かった。……さぁ、次だ!

大成功 🔵​🔵​🔵​




第2章 冒険 『新年を取り戻せ!!!』

POW   :    怪人に支配された地域へ殴り込んで開放しようとする

SPD   :    代わりになる何かを作る事で怪人を気にせず新年を祝う。

WIZ   :    これが新しい新年の祝い方だ! 新ブームを生み出し流行らせる。

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​

種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
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 大失敗[評価なし]

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 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


「おい、何をすんだ!?」
「ぼっちに優しくないから祭りなんてするな!!」
「やめろー!せっかくの屋台が!!」
「というか理不尽じゃないか!?」
「うるせー!知らねー!」
「ふふふ……順調だな……これで、伝統も一つ消えて、また一つ新しい何かが生まれるのさ!」
 ……生まなくていいです。ともかく、祭り会場についた猟兵が見たのは、酷い光景だった。ぼろぼろの屋台、ゴミだらけにされたお焚きあげ会場。……もし、お祭りを残したいならここの片づけも必要だろう。POWでついでに手伝ってあげよう。
 何か代用できるのを探すならばSPD。これは今年はお焚きあげの代わりになる何かでやる、という事。
 最後に、完全に新しいブームを起こすならばWIZ。これは完全にもうお焚きあげは関係なくなる。だが、賛同はしてくれるだろう。キマイラだもの。
イデアール・モラクス
やれやれ、祭りを破壊した所でぼっちなのは変わらんと言うのに…。
まぁ何かをブチ壊すのは気持ちが良いからな、気持ちは分からんでもないが。

・行動
「ただせっかく壊すなら調子こいてる奴を壊す方が楽しいよなぁ?」
という訳で高速詠唱、全力魔法で愛欲の軍勢を大量に召喚、まずは会場を荒らす連中をまとめて撃退する。
「前衛は突撃、魔法部隊は斉射で邪魔者をブッ飛ばせ!」
邪魔者が片付いたら、次は会場の片付けだ。
もちろん私はやらん、我が下僕たる軍勢がやる。
「ゴミ拾いとゴミ捨て、破壊された屋台の修繕に分かれて作業しろ」
後は連れてきたぼっち連中を誘惑し手伝わせよう。
「お前達も一緒に片付けろ、私とイイお祭り…シタいだろ?」


クレイン・メニータイムズ
ゴミを片付けましょう
というか会場ついたらゴミだらけでした。これはスクラップビルダーの私に挑戦しているのでは?
お神輿ロボモード解除!辺りに散乱するゴミをできる限り巻き込んでゴミロボットとします

いいですか!ボッチだからって散らかしていいわけではありません!ここは貴方のお部屋では無いのです。そんな風にボッチが暴れるからボッチ=悪という図式が出来上がり孤独を愛する人に迷惑がかかるばかりかより一層ボッチをボッチにしてしまうんです。今は周りから無関心故のボッチ。このまま暴れると周りから明らかな敵意を向けられるボッチへランクダウンしますよ。今ならまだ間に合います。過去を捨て新年からスタートするにはいい日です


伝農・エルナちゃん
【pow】
「なんつーか、酷い有様じゃのう」
(あちきの自宅の部屋よりはマシだけど)
エルナちゃんは言いかけて、動画作者的に外面気にして言わない。
(とりあえずゴミは分別しつつポリ袋に入れて、じゃな)
割と体力とスピードには自信のあるエルナちゃん。テキパキと分別し、撒き散らされたゴミを回収。
(あと、屋台は被害程度の小さいものから、行うとするか)
布の一部張替え、柱の交換程度で済む屋台からDIYしていく。
柱が全部駄目になってぺしゃんことか、屋台の布が大きく引き裂かれてるとかされてる屋台は、エルナちゃん動画のコネを使って、再注文をかけるようにする。
「こんなもんじゃろ。まー、祭りまでにゃ間に合うじゃろうて」


山梨・玄信
むむ、新ブームRB団とか作りたいところじゃが、ここはぐっと堪えて怪人から祭りを守るぞい。

【POWを使用】
アースジャイアントを召喚して怪人と取り巻きを威嚇するぞい。
それでも逃げなければ、気絶攻撃で張り倒すのじゃ。
怪人は2回攻撃で容赦なく殴るぞい。
怪人達が逃げたら、会場の後片付けも手伝うのじゃ。
引き続きアースジャイアントにも手伝ってもらうのじゃ。

「文化を力で潰すなど言語道断じゃ。成敗してくれる」
「逃げないのなら、ちょっと痛い目を見てもらうぞい」
「災難じゃったのう。わしも片付けを手伝うのじゃ。アースジャイアントもな」

アドリブ、絡み歓迎じゃ。



「なんつーか、酷い有様じゃのう」
 あちきの自宅の部屋よりはマシだけど、と言いかけるエルナちゃん。でも動画作者的には外面を気にして言えないのである。
「とりあえずゴミは分別しつつポリ袋に入れて、じゃな」
 動画作成者としての体力とスピードに自信があるエルナちゃんは、しゅしゅっと参上、ささっと分別をしていく。しかし、その時だった。
「おらぁ、どけ!」
 一人の男がエルナちゃんへと殴りかかろうとする。それどころか、その周りでも暴力沙汰が起ころうとしていた。しかし。
「喝!!」
 その一声でその一帯が静かになる。そのエルナちゃんの後ろには、大きなアースジャイアントが。ゴミを持ったまま避けるエルナちゃん。
「文化を力で潰すなど言語道断じゃ。成敗してくれる」
「や、やろうってのか!」
 逃げない敵。しかし。
「逃げないのなら、ちょっと痛い目を見てもらうぞい」
 そのまま振り下ろされるこぶしは、脳天を直撃する。そう、拳骨だ。
「うがっ……」
 もちろん気絶。それを見ていた他の暴徒も逃げて行った。
「大丈夫か?」
「助かった、ありがとうな、お前さん」
「災難じゃったのう。わしも片付けを手伝うのじゃ。アースジャイアントもな」
「なら、ここは頼んだのじゃ。あちきは屋台の修理をしてくる」
 エルナちゃんと代わり、アースジャイアントと掃除する玄信。一方のエルナちゃんは屋台の修理をしていく。DIYはいいぞ。
 しかし、直せなさそうなのは……
 「すまんな、頼んだぞ」
 ……電話口で、そう言っていた。さすがに、頼むしかないのだ。仕方ないね。
 そんなこんなで、直したりゴミ拾いが進んでいる。一方で。説教を始めていたのはクレインだった。
「いいですか!ボッチだからって散らかしていいわけではありません!ここは貴方のお部屋では無いのです。そんな風にボッチが暴れるからボッチ=悪という図式が出来上がり孤独を愛する人に迷惑がかかるばかりかより一層ボッチをボッチにしてしまうんです。今は周りから無関心故のボッチ。このまま暴れると周りから明らかな敵意を向けられるボッチへランクダウンしますよ。今ならまだ間に合います。過去を捨て新年からスタートするにはいい日です!」
「わ、わかった、わかったから!許して……!」
「ではこれを。私と一緒にゴミ拾いしてください」
「は、はい……」
 見事に説き伏せた。クレイン自体も、辺りに散乱するゴミをできる限り巻き込んでゴミロボットへと変化していった。ビルドロボット、というやつだ。
 まあ、ここまでは良かったのだが、その三人と反対側が酷かった。暴れてる暴徒の数が多かったのだ。……だが、そこに居たのは集団戦が得意なユーベルコードを持つモラクス。
「やれやれ、祭りを破壊した所でぼっちなのは変わらんと言うのに……。まぁ何かをブチ壊すのは気持ちが良いからな、気持ちは分からんでもないが。」
 そう言うと、息を吸って。
「ただせっかく壊すなら調子こいてる奴を壊す方が楽しいよなぁ?」
 そう言うと、一気に詠唱。
「愛しき下僕達よ……あの日の代償を支払う時が来たぞ。出でよ、ルストレギオン!」
 さっきも出てきたけどね。何度支払うんだろう。
 それは兎も角、出てきた下僕達に指示を出していくモラクス。
「前衛は突撃、魔法部隊は斉射で邪魔者をブッ飛ばせ!」
 暴徒へと攻撃していく下僕達。暴徒もこれにはビビって逃げていく。もちろん逃げ遅れて倒れる者も居たが。あ、死んでないよ。
「ビビりめ……まあいい、邪魔者は片付いた。片付けるぞ。ゴミ拾いとゴミ捨て、破壊された屋台の修繕に分かれて作業しろ」
 下僕達は怪我人を邪魔にならない所へ置いたり、ゴミを拾ったり、屋台の修繕をし始める。……と、モラクスの後ろにはさっきのぼっち達が居た。
「あの、僕らは……」
「お前達も一緒に片付けろ、私とイイお祭り…シタいだろ?」
「わ、分かりました!」
 さっきのぼっち達も片付けを手伝い始める。……どこの片付けも、暴徒の制圧も進んでいく。だが、まだ暴徒はいるし、片付けるべき所もある。もうちょっと続きそうだ。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​

エウトティア・ナトゥア
WIZ適用

《精霊の唄》の旋風でゴミを集めて一気に焼却。どんど焼きで社会のゴミも炙ります

めでたい新年じゃ。古文書で呼んだ太古の祭りを再現するのじゃ!

「全力魔法」「属性攻撃」《精霊の唄》 【炎属性】の【旋風】
精霊よ謳え!旋風でゴミを集めるのじゃ!あと分別を忘れてはいかんよ。
(旋風を動かし周辺のゴミを収集)

ふむ、ゴミが集まったようじゃの。このまま焼却じゃ。業火の塵旋風!
(精霊の加護で耐火を施し燃え上がる炎の塔をバックに仁王立ち、暴徒は怪我をしない程度に炙ります)
フハハハハ!好いぞ好いぞ。これが失われた太古の祭り「ドン=ドヤーキー」じゃ!やはり祭りはこのくらい派手でなくてはの!



「そうじゃ……めでたい新年じゃ。古文書で呼んだ太古の祭りを再現するのじゃ!」
 中央部。もうすぐ新年なのに着火出来てない、そんな時にナトゥアはとある事を閃く。
「精霊よ謳え!旋風でゴミを集めるのじゃ!あと分別を忘れてはいかんぞ!燃えるゴミだけ集めよ!」
「え、ちょっと!?なんで俺らまでー!!」
 旋風を動かし周辺のゴミを収集していくナトゥア。その時に一部社会のゴミもとい暴徒まで集められていた。
「ふむ、ゴミが集まったようじゃの。このまま焼却じゃ。業火の塵旋風!」
 そう、焼くものが変わっている。というか暴徒まで居る中に着火した。
「フハハハハ!好いぞ好いぞ。これが失われた太古の祭り"ドン=ドヤーキー"じゃ!やはり祭りはこのくらい派手でなくてはの!」
 燃える暴徒と燃えるゴミ。
「おお、火がついた!よし、こうなったら新年になる前にゴミというゴミ入れて行くぞ!!ついでにお焚きあげの物も入れて、これをお焚きあげの火にしよう!」
「助けて!悪かったから!ゴミにしないでくれ!」
「しょうがないのぅ、よいしょ」
「あー!!」
 燃やされた後に吹き飛ばされる暴徒達。ともかく火はついた。
 鎮圧した暴徒が手伝ったり、猟兵達の活躍で、どうにかこうにかこれで邪魔も無く中心に火がついて、祭りの準備も整った。後はそこに残る怪人だけだ!

大成功 🔵​🔵​🔵​




第3章 ボス戦 『怪人『オンナマズ』』

POW   :    ジャイアントナマズ
自身の身長の2倍の【巨大ナマズ怪人 】を召喚する。それは自身の動きをトレースし、自身の装備武器の巨大版で戦う。
SPD   :    ナマズ人召喚
レベル×1体の、【後頭部 】に1と刻印された戦闘用【ナマズ人】を召喚する。合体させると数字が合計され強くなる。
WIZ   :    矢ナマズ発射!
レベル×5本の【雷 】属性の【刺さるデンキナマズ】を放つ。
👑17
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種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠鳥渡・璃瑠です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

エウトティア・ナトゥア
WIZを使用します

《精霊の唄》で怪人を蒸し焼きにします。

何か変なのが出たのじゃ。
(生暖かい目で怪人オンナマズを見ながら)
なるほどのう…このような珍妙な形じゃからボッチをこじらせてボッチ集め等という奇行に走ったのじゃな…
もっと早くに出会えていたら故郷のナマズを紹介してやれたのにのう。

まあ、やってしまったものは仕方ないのじゃ。悪さをする害獣は退治しないとの。
「全力魔法」「属性攻撃」《精霊の唄》使用 【火属性】の【砂嵐】
精霊よ!焦熱の砂嵐でナマズを蒸し焼きにしてやるのじゃ!

ナマズはナマズじゃ。熱と乾燥には弱いじゃろうて。
じゃが、これは焼いても食べる気にはならんのう…


山梨・玄信
やっと見つけたぞい、性悪ナマズめ。
ぼっちの良さを叩き込んでくれるわ。

【POWを使用】
わしもアースジャイアントを使うからの。対応策は心得ておるぞ。
衝撃波、範囲攻撃で本体を狙って攻撃するぞい。そうなるとジャイアントは本体をかばう動きをするからのう。それだけ手数が減るという事じゃ。
わしは牽制を続けるので、攻撃は他の方にお任せするぞい。
チャンスがあれば、一気に駆け寄って灰燼拳をお見舞いするがの。

「おい!怪人が巨大化するのは一回ヒーローの必殺技を受けて、倒されてからというのがお約束じゃぞ。最初から巨大化なぞ…何も分かっておらんのう」
「ジャイアントを扱うには自身を鍛えねば意味が無いぞい」



「やっと見つけたぞい、性悪ナマズめ。ぼっちの良さを叩き込んでくれるわ」
「何か変なのが出たのじゃ」
 ぼっちの凄い味方になってる玄信と生温かい目で怪人を見るナトゥア。
「う、うるさい、あたしだってみんなだって一人なのよ、集めて何が悪いのよ、皆あんな楽しそうなのつぶれてしまえって思ってるのよ!」
「なるほどのう……このような珍妙な形じゃからボッチをこじらせてボッチ集め等という奇行に走ったのじゃな……もっと早くに出会えていたら故郷のナマズを紹介してやれたのにのう……」
 故郷のナマズってなんだよ。
「まあ、楽にしてやるか」
「いいや、まだよ……これでもくらえ!」
 出てきたのは巨大ナマズ。下がるナトゥア。そのまま巨大ナマズは玄信に殴りかかろうとする、が。
「おい!怪人が巨大化するのは一回ヒーローの必殺技を受けて、倒されてからというのがお約束じゃぞ。最初から巨大化なぞ…何も分かっておらんのう」
 構える玄信。
「ふん!」
 こちらもアースジャイアントを繰り出し、ガードする。岩の巨人とでかいナマズの殴り合い。しかし玄信が上だった。
「これはどうじゃ!」
 地面を叩いて出た衝撃波は、怪人の方へ。勿論ガードする巨大ナマズ。ずっと防御しているので、なかなか攻勢に回れない。
「ぐぅ、攻撃出来ない!!」
「ジャイアントを扱うには自身を鍛えねば意味が無いぞい」
 そう言う玄信。しかし怪人は諦めずにデンキナマズを発射した。しかしその後ろに居たのはナトゥア。
「悪さをする害獣は退治しないとの。……そうじゃ、ナマズはナマズじゃ。熱と乾燥には弱いじゃろうて」
 そう言うと、
「精霊よ!焦熱の砂嵐でナマズを蒸し焼きにしてやるのじゃ!」
 幾度も使ってきた、もはや相棒のようなユーベルコード"精霊の唄"を発動する。砂嵐に火属性をつける事で、もはや中のナマズは蒸し焼きになって宙へと飛ばされ、落ちてくる。そしてそれは巨大ナマズにも。
「じゃが、これは焼いても食べる気にはならんのう…」
 人型の巨大ナマズなんてそりゃ誰も食いたくないわ。苦笑いのナトゥア。しかし玄信はその隙を見逃さなかった。一気に駆けていって、そして。
「ここじゃぁ!」
 勢いの乗った灰燼拳が怪人へと思い切り当たり、一気に怪人が吹っ飛んでいく。一瞬どんと焼きもどぎの火の中を通って行った気がするがまあ気のせいだろう。まだピンピンしてるし。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

伝農・エルナちゃん
「オンナマズよ。ボッチなのは分かるのじゃがなぁ……」
やり方が非常に不味い。あちきはヤツに指摘するのじゃ。
「ボッチだからって祭りを壊すなんてことがあってはならんぞ、お前さん。
リア充が憎い気持ちは分かるが、それを妬んでもお前さんがボッチなのは変わりゃせん」
というキツい事実を指摘してやるのじゃ。
怒りに任せて突撃してきたら儲けものじゃ。あちきは封呪剣の身体強化の魔法で加速し、召喚には魔法の矢で牽制。止まった瞬間で九尾刀に抜きかえ、振り抜くのじゃ。
目的は、刃で切り裂いた時の吸精効果。誘惑効果も乗っけて、腰砕けにしちゃる。
「オンナの愉しみも知らずとは、可愛そうなことじゃ……これは擬似じゃが、喰らっとけ」


エウトティア・ナトゥア
SPD使用。

意外と頑丈なのじゃな…
ちと面倒になってきたのじゃ
(考え込みひらめく)
そうじゃ!ここは説得してみるかの
巫女としての「第六感」で伴侶のナマズを探し出して紹介してやるのじゃ
(見回して)
うーん…ここじゃな!(トントントン)
(そして出てきた物は…………イケメンのドジョウだった!)
おお、中々よい面構えじゃ
これ、そなたの婿を紹介してやるでな、そんな事はやめて平穏に暮らさぬかの?
今なら故郷の良い沼地を新居として紹介してやれるのじゃが…

(交渉決裂後)
我が儘じゃのう
「騎乗」「野生の勘」「援護射撃」使用
(狼の爪と牙で応戦、短弓で援護射撃)
マニトゥ、懲らしめてやるのじゃ



「意外と頑丈なのじゃな…ちと面倒になってきたのじゃ」
 顔まで面倒そうなナトゥア。
「ボッチなのは分かるのじゃがなぁ……」
 分からなくはないって顔のエルナちゃん。
「そうじゃ!ここは説得してみるかの」
「ほほう?何をするのじゃ?」
 のじゃのじゃ二人居るとどっちがどっちだか分からなくなりそうだ。ちなみに今説得しようとしているのはナトゥア、何をしようか聞いてるのがエルナちゃんだ。そしてそのままきょろきょろと辺りを見渡し。
「うーん…ここじゃな!」
 トントントン、とノックをすると、出てきた物は…………イケメンのドジョウだった!ナマズちゃうんかい!!
「おお、中々よい面構えじゃ」
 もうよく分からないよ……
「これ、そなたの婿を紹介してやるでな、そんな事はやめて平穏に暮らさぬかの?
今なら故郷の良い沼地を新居として紹介してやれるのじゃが……」
「知らねえよ!!そんなんと結婚するならもっと豪邸に暮らすわ!!」
 こっちもこっちだった。
「これこれ、ボッチだからって祭りを壊すなんてことがあってはならんぞ、お前さん。リア充が憎い気持ちは分かるが、それを妬んでもお前さんがボッチなのは変わりゃせん」
「う、うるさい!!あたしをちゃんと見てくれないクソ共が悪いんだ!!」
 そう言って攻撃を忘れて二人へと突撃するオンナマズ。
「我が儘じゃのう」
 巨狼マニトゥに乗りなおすナトゥア。そして一つ雄たけびをあげると、走り出した。
「マニトゥ、懲らしめてやるのじゃ」
 そう言うとそのまま爪で切り裂いていく。傷跡が見える程のクリーンヒット。しかしそれだけではない。
「オンナの愉しみも知らずとは、可愛そうなことじゃ……これは擬似じゃが、喰らっとけ」
 そして、その後ろから走りだしたのはエルナちゃん。
「封呪剣……その封じられし魔の力をあちきに宿し、敵を討つのじゃ!」
 もはや、抜き替えの必要も無く、一閃。
「オンナの愉しみも知らずとは、可愛そうなことじゃ……これは擬似じゃが、喰らっとけ」
「はぅぁ!?///」
 エルナちゃんが使ったのは九尾刀。妖狐の持つ精を喰らう力の再現が出来る、というもので……まあ、つまるところ、吸精効果に誘惑効果が乗ってるもんだから、一気にナマズオンナも腰砕け。……抵抗も少なくなってきた、もうちょっとだろうか?

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

イデアール・モラクス
アーハッハッハ!イイ格好だぞオンナマズ!
まぁ確かにお前だけ祭りに参加出来ぬのは可哀想だ…私がお前を祭りの主役にして最高の演出で逝かせてやる。

・戦術
「祭りには炎が必要なのだ、祭りの最中に絶えぬほどの盛大な炎が」
高速詠唱、全力魔法、属性攻撃、全部載せのウィザードミサイルを遠距離から一斉に放ち怪人を大火力で一気に炎上させる。
「ゆえにお前を祭りの主役…皆が囲み見上げる火柱にしてやる。
これでお前の焼け焦げる姿は永遠に皆の脳裏に焼きつき、お前の孤独は永久の記憶と共に癒されるだろう…アーハッハッハ!」
焼いて焼いて焼き尽くす、炎が天を焦がすほど、怪人を跡形も無く消し去るほど、孤独さえ搔き消すほど盛大に。



「アーハッハッハ!イイ格好だぞオンナマズ!」
「何をぉ……///」
 高笑いするのはモラクス。……いや、確かに今のオンナマズは良い格好である。
「まぁ確かにお前だけ祭りに参加出来ぬのは可哀想だ…ならば」
 杖を地面にかつんと一回、音を鳴らす。
「…私がお前を祭りの主役にして最高の演出で逝かせてやる」
 そして、オンナマズに向けると……
「祭りには炎が必要なのだ、祭りの最中に絶えぬほどの盛大な炎が」
「ちょ、まさか!?焼きナマズ、焼きナマズだけは勘弁して!!」
「うるさい!!」
 ボンファイアリット。間違えた。オンナマズに火が付く。
「ゆえにお前を祭りの主役…皆が囲み見上げる火柱にしてやる。」
 その言葉とともに、一気に火力が高まっていく。炎に包まれる焼きナマズ。違う、オンナマズ。
「これでお前の焼け焦げる姿は永遠に皆の脳裏に焼きつき、お前の孤独は永久の記憶と共に癒されるだろう…アーハッハッハ!」
 ……しばらくして、焦げたオンナマズが出てきた。これはトドメになった、誰もがそう思ったが……
「まだよ……まだ……ぼっち脱却するまで……終われないのよ……!」
「独身から脱却したいって思いだけで戻ってきた!?」
 ……うわあ。

大成功 🔵​🔵​🔵​

伝農・エルナちゃん
「もう良い、ここまでじゃ。お前さんに残された力は少ない」
静かにオンナマズに告げる
「すべての力を賭して、最期に足掻いてみせい」
オンナマズの全ユーベルコードを捻じ伏せる勢いで攻める
巨大ナマズは巨剣・メテオブレイカーによる一撃でふっ飛ばし
ナマズ人召喚には、電光重刀・飛燕剣で9本の「2」刀を召喚し、更に電光剣呪・封呪剣舞・を重ねて自分と追尾刀剣の高速戦闘で駆逐する
矢ナマズには電光書投・夢現で、向かってくる矢を打ち消しながらグリモアと同形状の発光物質の塊をぶつける。
なぜそこまでできるのかと聞かれたら、こう答える
「それはな……あちきが"期待"されておるからじゃ!
皆の"期待"が、お前の力を打ち破るのだ!!」



「もう良い、ここまでじゃ。お前さんに残された力は少ない」
「何を……」
「すべての力を賭して、最期に足掻いてみせい」
 かっこつけて構えるエルナちゃん。
 もちろんオンナマズも全てを放ち始める。まずは巨大ナマズ。だがこれは
「これ位、何ともないぞ」
 巨剣・メテオブレイカーによる一撃で吹き飛ばしつつばっさりカット。次に出てきたのはまあまあの数のナマズ人。だがこれも
「ほれ、こうやってこう、じゃ」
 電光重刀・飛燕剣に電光剣呪・封呪剣舞を重ねてさらに自分も斬りに行く事でこちらもまたまたばっさりカットアンドカット。
 そして最後に出てきた矢ナマズも。
「ぐるぐるでどーん、じゃな!」
 電光書投・夢現による大回転での発射でストライク。全ての技を対策されてしまってオンナマズ。
「なぜ……なぜそこまで!」
「なぜ、か。」
 一度かっこつけて息を吸うエルナちゃん。
「それはな……あちきが"期待"されておるからじゃ!皆の"期待"が、お前の力を打ち破るのだ!!」
 実際かっこいいのだ。
「そして皆!あちきに"期待"したな? ならば、それに応えねばなるまいな……!」
 自分はそれを叶えられるという思い込む。いや、今なら"そう思える"。
「これで最後じゃ!」
 一閃。たった一瞬に、そのぼっちの思いは断ち切られた。ばらばらと崩れるオンナマズ、そして、そこに残ったのは猟兵達だった。
 中央で灯る炎に、それは突っ込まれて。そしてキマイラ達は、猟兵にこう言った。
「あけまして、おめでとうございます!」

大成功 🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2019年01月13日


挿絵イラスト