●服上のサスペンス
「集まって早々やねんけど、あんたらってエッチなお店って好き?」
キアラ・フォックストロット(輝きは愛の中に・f12890)は猟兵たちを集めると唐突に訪ねた。
「……そっか、そうやんなー。やっぱ好きな人も追ったら嫌いな人もおるよなー。あ、うちはちょーっと興味あるで。なんか、あの手のお店のお姉さんって、キラキラしてる人多いやん? 堂々としてる人も多いしかっこええなぁ~ってイメージ! い、イメージやで? 決して体験したことあるとか……ごほん。ゴメン話それたね。」
キアラはわざとらしく1回咳ばらいをすると本題へ移った。
「んで、今回あんたらに行ってほしいんがサムライエンパイアの遊郭が立ち並ぶ風俗の聖地のひとつ『ニューシマバラ』や」
シマバラ。それはサムライエンパイアの西方に存在する由緒正しき高級風俗が多く存在する“遊び場”である。しかし、英雄色を好むといいまして、こちらの街も何度かのオブリビオンの介入によりド派手な建物や、逆にみすぼらしい掘立小屋の下賤な風俗も目立つようになり、整然とした多と物の集合体から、ごちゃごちゃとした風俗街に変化し、侍たちからもはや別物。ニューシマバラと呼ばれるようになっていた。性癖の闇鍋、それが今回猟兵たちの向かう場所なのだ。
「そこにな、3階建ての紫色の見世。月天楼(げってんろう)っていうところがあるんよ。ここの太夫がなぁ……あ、太夫ってその見世で一番偉いっちゅうか……主演女優? その見世の顔になる花魁やね。その人がオブリビオンみたいなんやわ。しかも遊女もオブリビオンばっかりみたいでなあ、この店に訪れた人は運がよくて金も性も絞りに搾り取られて廃人、最悪服上死ってなもんや。そんでな? この楼、一応一見さんお断りみたいやねんけど、“あるイベント”をこなして遊女に気に入られたら中に入れるみたいやねん。突入からド派手にいってもうたら周辺の見世にも迷惑かかるし、このイベントをこなして潜入して店内でオブリビオンを退治してきてくれへん?」
なお、店は太夫が全て牛耳っているらしく、楼主は不在、他余計な一般人もいないようで、店内に関してはド派手に暴れても大丈夫なようだ。客……? しらんな!
「まあ、最悪太夫だけ倒してくれたら大丈夫やけど、やからゆうて、“遊びすぎ”には注意やで?」
キアラはそう言うと、両手の鈴をシャンシャンと鳴らしてくるくる回り、地面に転移の紋を展開した。
「ほな、準備ができたら出発してもらおうか。イベントについては……見世についたらわかるわ。よろしゅうにー!」
猟兵たちがその門の上に乗ると、そこはきらびやかな明かりと活気に包まれた夜の遊郭立ち並ぶ街、ニューシマバラであった。
ピンク☆フラッシュ
●サムライエンパイアのエッチな依頼です。
はい! ピンク☆フラッシュです。サムライエンパイアではお久しぶりです!
今回の依頼は関西の遊郭、ニューシマバラでのハチャメチャエロコメディとなっております。難しい遊女のシステムのことはぱぱぱっと取り払っております! どうせこの遊郭の太夫倒して遊郭そのものを営業停止にしちゃうから無料! 無料で楽しめます! 貧乏な設定の猟兵でも愉しめますね♡ やったぁ!!!
太夫は簡単に触らせてくれる安い女ではないので3章でのイイコトは難易度が高いです(プレイング次第なのでできないとは言わない)でも難しいので出来れば荒ぶる思いの丈は2章で爆発させてください。
1章は見世のイベントをこなし遊女たちに店の中に案内してもらう。
2章は遊女たちとお戯れ(戦闘)
3章が太夫とのバトルになります。エッチな姿をたくさん見せてはくれますが、戦闘もがっつりこなしてくるのでご注意ください。
まあでも大体勢いでなんとかなる難易度になっておりますので、皆様遊郭での楽しいひと時をお楽しみください♡ ではでは、そんな感じでよろぴっぴ―☆
第1章 冒険
『よいではないか、よいではないか』
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POW : とことん気合で乗り切る!
SPD : 計算し尽くた秘技で魅せる!
WIZ : 艶やかに回される!
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴
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種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
●回せ、回せ。
「はぁーい! いらっしゃいおにいさぁ~ん、あや、お姉さんもおる感じ? かまへんかまへん」
見世に入った猟兵たちは受付の遊女ににっこり受け入れられた。
「今日は素敵なお客さんがいっぱいやねぇ……あんさんらもうちの見世のイベント情報見てきてくれたん? あ、でも一応システムについて説明しとこかな」
受付の遊女は猟兵たちが来店するとこのような説明を始める。
この見世は一見お断りである。しかし、会員からの紹介ばかりでなりゆかないほどにこのニューシマバラが楼の激戦区となっているのは事実。そこで、遊女自身が客を見定めるイベントを開催し始めたのだ。その名も。遊女回し。
回す……といっても乱痴気な交尾の事ではないのでエッチな猟兵諸君とエッチな猟兵諸君の息子は落ち着いていただきたい。いや、お色気イベントには間違いないのであるが……。
遊女回しとはその名の通り、遊女たちの帯をくるくると回して素っ裸にするイベントである。素っ裸にする技、姿で遊女に認められればそのまま遊女と……♡
ド助平諸君にはここまで言えばわかっていただけるであろうむふふなイベントなのである。なお、回す遊女は死文で選ぶことができる。自分の性癖と好みはモロチン、相手の性癖、好みを見定めるのもこのイベントで必要とされているスキルなのだ!
なお、女性は回される方でも参加できる。そうした場合1日遊女として体験入店できるが、その場合メタ的に回すのは『男性猟兵』となるのでご注意ご覚悟ください。
「わかったかいな? ほな、どっちで参加したいかはここに……え? 男やけどまわされたい? ばっかあんたそんなん興奮するやん……。ええけど、自分で客をとってや?」
というわけで性癖の闇鍋、ニューシマバラでの君たちの活動が今、始まる……。
●MSより。
少なくとも1章ではBL,GL,NL全部できるので苦手分野がある方は自分のところだけ読むかリプレイ参加猟兵を確認してから中身をお読みください。まあ、たぶん、大丈夫だと思うけど……。
あと遊女に回されたい奇特な方も、OKです。
千愛・万望
ふっwwwい、行き先ニューシマバラなのかいwwwww
い、いや、うん、あーしはサムライエンパイアの人だからね、よく知ってるんよ、名前だけね?
いやまさか自分があのニューシマバラに行くことになるとは…www
さてさて勿論あーしは回す方さね!
できればこう、行き過ぎない程度にちょっとふくよかな感じで…お腹とかにも丁度良くお肉むちむちな感じの…可愛い系の娘で!
大丈夫、あーしに任せて…そーれっ☆
くるくる回した後はその子が倒れ込む前に【早業】でスッと身体を支えてやったりして
──大丈夫かい?おや、思った通り可愛い身体だねぇ…あーし好みだよ
とかイケボで囁いてサワサワして本気口説きに入るよ
あとは大人の時間だわさっ
●ニューシマバラのイケメン百合客
千愛・万望(誰が為に誰が為す・f17823)はグリモア猟兵が転移先について説明する間、一人静かに笑っていた。ニューシマバラ。それはサムライエンパイア育ちの彼女は当然よく知る名だ。しかし、噂を聞く程度の接点、まさかそこに自分が行くことになると思うとなんだかおかしかったのだ。とはいえ、仕事は仕事。行くとなれば、やるとなればそれはもう華麗に決めていきたいところ。
店内に入り、女人の説明を聞けば、そそくさとエントランスから大広間へ入り、そこへ立ち並ぶイベントで客引き中のまだお若い、不慣れそうな、確かに乗客とか固定客は持ってなさそうな初々しい遊女たちが地面に寝ころんだり座ったり、あるいは立ったままい思い思いの姿を取りこちらを誘惑する。
「さてさて、どの子を回そうかねぇ」
できればこう、行き過ぎない程度にちょっとふくよかな感じで…お腹とかにも丁度良くお肉むちむちな感じの……可愛い系の娘で!
と、眺めてみれば、肉つきはどちらかというと少ない子のほうが多い。厳しい遊郭の世界、まともに食事もとれないこのほうが多いのだろう。って、オブリビオンだしそんなわけないか。恐らくそういう『てい』を装い同情を買う戦法が流行っているのだ! しかし、1人だけいるではないか。むちむちなまだ幼い娘が……!
「あーし、あんたに決めたわ」
万望は幼女にスタスタと寄っていくと、優しくその肩に触れて、そして目にもとまらぬ速さとテクニックで彼女の帯の端をほどき、その手に握った。
「ひゃ、ひゃえ……!」
幼女ははらりと少しだけ緩んだ着物の感触に驚くが、その表情は手の主を見てうっとりとしたものに変わる。
「大丈夫、あーしに任せて……」
と万望が言えば、幼女はただコクリとうなづいた。素敵なお方……。それが幼女の顔から読み取れる分かりやすい反応であった。
「そーれっ☆」
万望は彼女を立ち上がらせると、一気にその帯を容赦なく引き抜く。
「あぁあああああれえええええええ!」
とややか弱げではあるがお約束の声を上げながらコマのように回りだす幼女は、帯を全て引き抜かれればふらふらとおぼつかぬ足でそのまま地面に倒れこみそうにもなる。しかし、その体はしっかりと再び、万望の腕の中に納まった。
「は、はわわ……」
「──大丈夫かい?おや、思った通り可愛い身体だねぇ……あーし好みだよ」
「う、うちも、お姉さま、す、き♡」
万望がこれ以上ないほどのイケボで囁けば、もう躊躇うこともない、彼女の腕の中でふくよかな素肌をたゆんと晒せば、そのまま抱き上げられる。
「わちきを、お部屋まで運んでくださいまするか?」
「ああ、もちろんだよ」
抱き上げられた幼女が万望に腕を回して甘えれば、それは合格の証。幼女の指の刺すほうへ。万望は歩いて行った。2人きりの夜戦が始まる。
大成功
🔵🔵🔵
鍋島・小百合子
SPD重視
遊女達の激戦区にて物の怪の類が蔓延っておるのか…
生憎体を「売る」自信は持たぬが「見せる」勇気はわらわでも出せると思うのじゃ
…言っておくが物の怪退治じゃぞ
「新参故お戯れも程々になさりませ…」
体験入店した遊女として潜入、変装でそれらしい格好に早着替え
男の猟兵に回されつつもそれを自身の得意とする舞として昇華できるよう精進(ダンス・パフォーマンス・コミュ力・誘惑を併用)
回される際の回転を利用して鮮やかかつしなやかな舞を披露し客を喜ばせられるよう尽力す
肌をさらけ出してしまったら再度早着替えにて急いで隠す、もう一度申し上げるがわらわは武士じゃぞ?
なおアドリブや絡みはお任せ
●魅せるということ。
「新参故お戯れも程々になさりませ……」
鍋島・小百合子(朱威の風舞・f04799)は遊女の姿に身を包み、儚き花のやうな立ち姿でひらひら一般人男性客を引き付けていた。
「こいつならおれでも回せそうだ」
「ここは強情な遊女も多いからなあ」
男たちがか弱げに魅せる彼女に下卑た笑顔を向けるが、そのようなことでは覚悟を決めた小百合子の心は揺れない。ただ、まあ、想像通りの客もいるものじゃのうと心の中で呟く。
「わらわはまだ男を知らぬ身、この見世のルールでも一定の制約付きの“お相手”しかできぬ身じゃが、そちらがわらわの体を見たいとあれば、その手ではらりと散らしてみてほしいのう」
と、儚くも強気視線を流し目で向けて笑う。男性の猟兵が一切いないようなものだということに少々驚いたが……。流石ニューシマバラ。高級遊郭の立ち並ぶ街というだけあって、汚い狸おやじ以外に何やらやり手の好青年など、精神的にハードルの低い客もいるではないか。しかも、1名はやけにこちらを見ている。これは、変なのにつかまる前に命拾いできそうだ。
「あ、あの、貴方の様な遊女でありながら肌を見せない鉄壁差を備えた着物の着こなしをしている人、素敵です。体験ということらしいですが、僕が回してもよいでしょうか」
どうやら帯が取られたくらいで晒しっぱなしにならないような着付けをしているのが彼には分っていたようだ。はかなげな演技で隠していたのに、しかし、わかってなお客が取れたならおそらく合格じゃろう。
「わかっておるなら思い切って回しても構わぬ。わらわの鉄壁さ、見せてやろう」
「……はい!」
男が小百合子の帯を思いっきり引き始め、小百合子はくるりくるりと回り始める。だがただ回るだけではない。に回されつつもそれを自身の得意とする舞として昇華できるよう精進、回される際の回転を利用して鮮やかかつしなやかな舞を披露し客を喜ばせられるよう尽力する。そう、彼女が魅了するのはその男だけではない、他の客や他の遊女すらもなのだ。誘惑的なダンスパフォーマンスによって、客は満足して奥へ進むこともなく小百合子にお礼を言い、代わりに遊女である娘たちが今のを教わりたいと寄ってきた。ああ、これは……奥で戦闘ですね?
成功
🔵🔵🔴
カタラ・プレケス
アドリブ連携歓迎
……遊郭っていうより万魔殿とかじゃないかな~これ
ほんとは小姓とか下女とかそんな風に忍び込みたいけどたぶん無理と
……はあ、一応『そっち系』も呪に関わるし修めてはいるからあれでいこうか~
男性相手なら体内の陰陽バランスも乱れにくいし
取り合えず男娼としていこうか
首に包帯でか弱く魅せて
蒼い着物に目元に紅で妖艶に
足を晒してはしたなく
ねえ、そこ行く見知らぬお方
どうか、私を廻して、貴方も廻り溺れてくださいな?
●疑問は残る。
「……遊郭っていうより万魔殿とかじゃないかな~これ」
カタラ・プレケス(呪い謡て夜招く祈りの烏・f07768)は考えたつもりが口から出していた。ほんとは小姓とか下女とかそんな風に忍び込みたいけど、会員制という上にオブリビオンしか正規の働き手がいないとなればそれはもう無理というものである。そう、これはオブリビオン城攻略戦。その城壁は彼女らの秘密を守り、客の秘密を許さない、そういう意味では手堅い城壁だ。
首に包帯でか弱く魅せて、蒼い着物に目元に紅で妖艶に、足を晒してはしたなく。遊女たちのならぶ中でとりあえず個性はばっちりである。
「ねえ、そこ行く見知らぬお方? どうか、私を廻して、貴方も廻り溺れてくださいな?」
呪に関わるため修めてはいるみだらな夜の遊び、ならば、下心に訴えて誘うことこそは難しくはない。なにせこのサムライエンパイア、両刀は衆導の文化まだまだ盛んであることにより珍しくもないのだ。いや、まあ少数派であるのには違いないのだが。
「お、俺?」
少し身なりの整ってないオヤジではあるが、この際いいか。面倒くさかったら叩き伏せればいいし、と、カタラは頷き、手招く。
「へっへへ、今日はついてるぜ、こんなきれいなのから誘われちまうとはな」
と男は嬉しそうにカタラの帯を持ち、緩やかに、しかしだんだんと激しくカタラを回す。みすぼらしい姿が開花するようにきれいにくるくると舞躍るカタラ。その姿に魅了されるのは、これまたその男だけではなかった。
カタラもなぜか男ではなく遊女たちに囲まれて店の奥へ足を踏み入れることになった。半ば強引に……いや、この遊女たちもオブリビオン、こちらを倒すのが主目的なのだから仕方ないのかもしれない。
成功
🔵🔵🔴
芥川・三六
遊郭…確かに興味はあるな…。
そうだな俺は脱がされる方好きだし男女どちらも好きだが…まぁ、抱かれる方が好きか…。
さて俺が遊女の格好をして誘ったところで見初めてくれる人がいるかはわからんが。
ふむ…そんな人間がいるのなら俺のことは「好きに」するといい。それが望みでもある。
誰でもというわけではない…とは思う。
俺を好んでくれるという前提条件があればいいというだけで…。
アドリブ歓迎です。
久遠・翔
えぇ…?なんか異変があるって聞いたけどな、内容がヤバイっす
こ、ここは逃げの一手を…?(遊女に捕まった)
えっ、お、俺従業員じゃ…ちょっ、まっ!?(そのまま連れていかれて気づいたら化粧なんかもされ、晒も解かれ胸が大きくなった状態で遊女と同じ服装に)
だ、だから俺従業員じゃないですってば…ただの通りすがりっす(ぺたんと座り込んで遊女を涙目で見上げ…勝手にUCが発動)
えっ?お、お詫びに体験させるって何を…?(帯掴まれ)
ま、まさか…や、やめっ…なぁー!?(遊女に帯回しをされてその場で回転)
う、うぅ…め、目が回る…(服がはだけますますUCの効果が増し)
も、もういいですから…うわぁ!?(そのまま遊女に襲われ)
●もはや女狐たちに回される者
「遊郭……確かに興味はあるな……」
男とでも、女とでも、抱くよりは抱かれたい。芥川・三六(幽霊画のヤドリガミ・f17480)は自らの手で遊女の格好に変装し、月天楼の紋を開いた。
「体験希望なんね? んー、肌キレ癒し素材は悪くないけどそれやと死に化粧どすなー。ちょいとまってくんなまし、今1人“とりかかってる”からその後あんさんも化粧直したりまひょ」
「……はぁ」
三六が頷くと、案内役の背後にある扉からたしかに大きな声が聞こえる。
「えっ、お、俺従業員じゃ…ちょっ、まっ!? は、はなしてっすー! ち、ちがうんす! おしゃべりじゃなくて話を……あーーーーっ!」
といった感じだ。
「元気がよくてかわいいのを捕まえたんで、うちの化粧班が張り切っててなー。よかったら見てみます?」
と、一応三六を女性だと思っているのか女はいう。着物と化粧効果はあったようだ。
「まあ、どのような化粧になるのかは少し気になる」
と三六が言えば、女は彼を手招きして背後の扉を開き、引っ張り込んだ。その先には説明を聞いているときには男の姿をしていたと記憶していた猟兵、久遠・翔(性別迷子・f00042)の姿があった。しかし、その胸は大変大きく、肉まんなどでは済まない、本物の風格を持っているもので、いや、着物越しではあるのだが、だがそう感じられる、基本的に着物に合わない豊満すぎるまでの存在感を持っていた。
「なんだいもうほとんどできてるじゃないか。あんたたち、こっちの方も頼むよ、美女に化粧直ししてやってくれ」
美しくはあるものの不気味なまでの薄気味悪さをもつ化粧の三六を化粧班に引き渡すと、案内役は扉の外へ出ていった。
数分後、そこには完全に女をさらされてしまった翔と、不気味さを化粧の下に封印された美しい艶やかな三六の姿があった。
「男でも、ここまで美しくなれるのだな」
と感心する三六と、
「だ、だから俺従業員希望じゃないですってば……ただの通りすがりっす」
地面にぺたんと座り込んで遊女を涙目で見上げる翔の姿が……そしてそのかわいい翔の姿は自然と遊女たちに強力な誘惑フェロモンを放つユーベルコード【無自覚の魅了(オートテンプテーション)】を発動し、また、三六の男発言も遊女たちをはっとさせた。
「こ、こんなに美しくなって、男!」
「か、かわいい!抱きしめてあげたい!」
とそれぞれに熱を上げだす遊女たち。数秒後。
「あーーーーーれーーーーーーー!(棒)」
「あああああぁあぁああああれえええぇえええええ」
2名の猟兵は遊女たちによって大興奮で回され出していた。そして、彼女たちのエッチな魔の手が、2人に迫る……。美しい面から中々に男らしい体をさらけ出す三六と、隠しきれないはちきれボディを公開させられる翔。これからどうなってしまうのか……つづく。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
隣・人
「いつもはぐるっぐる回されたり回り続けたりする隣人ちゃんですが、今回は回す方でいきましょう。ほら。回転とは恍惚と愉悦の荒波で、誰にも抗えない快楽なのですよ。そうですね。先ずは帯を引っ張りましょうか。誰でもいいので取り敢えず全力ですよ。そして追い剥ぎしたら追い回転しましょう。隣人ちゃんお手製のコーヒーカップ(遊具)に乗せて、超高速回転なのです。ところで皆さんにお聞きしたいのですがゲロインって最高ですよね。なので隣人ちゃんと一緒に顔色が酷くなるまでぐるぐるしましょう。ああ。袋や桶は完備していますので問題ありませんね。運命の虹色の糸なのです。ハ、ハ、ハ、ハ――よいではないか。酔いではないか!!!」
●GL
隣・人(六六六番外・f13161)はウキウキと回されたがっている遊女たちを眺めていった。
「いつもはぐるっぐる回されたり回り続けたりする隣人ちゃんですが、今回は回す方でいきましょう。ほら。回転とは恍惚と愉悦の荒波で、誰にも抗えない快楽なのですよ。そうですね。先ずは帯を引っ張りましょうか。誰でもいいので取り敢えず全力ですよ」
適当オブ適当に選出した3人の遊女を欲張りにも一気に回して追い剥ぎのごとき勢いでぐるんぐるんはらりとさせて、そして追い剥ぎが終わったと思うと今度は、
「追い回転しましょう。隣人ちゃんお手製のコーヒーカップに乗せて、超高速回転なのです。ところで皆さんにお聞きしたいのですがゲロインって最高ですよね。なので隣人ちゃんと一緒に顔色が酷くなるまでぐるぐるしましょう。ああ。袋や桶は完備していますので問題ありませんね。運命の虹色の糸なのです。ハ、ハ、ハ、ハ――よいではないか。酔いではないか!!!」
彼女が取り出した遊具、コーヒーカップに乗った遊女たちはもう大変。彼女の思惑通りに三半規管を痛めつけられれば、おえ、おえ! とコーヒーカップと三者三様しかしてやり方、吐しゃ物、吐しゃ具合違えどもお互いの体にゲロを吐き合う大惨事! というか履いたゲロが回るコーヒーカップの中でお互いに……!ああ、隣人にも! かなりヤバいことになってるよ!? コレ!!!!!
「ああああ、ほら、袋にはかないと! これはこのあとみんなでお風呂ですね!」
謎の力技によって合格を得た隣人さんは、3人の遊女と共に風呂場へと案内された。
大成功
🔵🔵🔵
彩波・いちご
静葉さん(f06375)と一緒に
静葉さんが体験入店で遊女になっているので、私はそれを指名します
さすがに他の人にやらせたくないですしね
とはいえ念のため知り合いであることは伏せておきます
「えと、それじゃ静葉さん、失礼しますね?」
指示されるまま静葉さんの帯を掴んで、グイっと引っ張って遊女回しに挑戦です
うまくくるくるーって回せて、静葉さんが裸に剥かれたら、目を回してる静葉さんを抱きとめて支えてあげましょう
……その際お約束的に胸をがっちり掴んでしまってる気もします
「すみません、えと、これでいいですか…?」
合格が出れば、そのまま静葉さんに可愛がられそうな気がします
※アドリブ歓迎お任せします
蒼龍院・静葉
いちご(f00301)さんと出撃。
使用能力値:WIZ
サムライエンパイアの遊郭は気になってましたし、良い機会でした。……羽目を外し過ぎない程度に楽しむとしましょう。
勿論回される方に、一日遊女として体験させてもらいましょうか。
『第六感』/『誘惑』を状況に応じて使い分け、同性好きの気も出しつつ遊郭の遊女と会話し溶け込みつつ。いちごさんに指名されたら猟兵、そして知り合いと悟られない様注意しつつ回される。
「遊女回しとはこんな感じなのですね」と目を少し回しながらいちごさんに介抱され、胸に触れる手を優しく離す。
「まだ触るのは早いですよ……」
その後は遊郭側の説明に従いつつ行動。
●彼女は踊る
「なるほど、サムライエンパイアの遊郭は気になってましたし、良い機会でした」
と微笑むのは蒼龍院・静葉(蒼闇の果てに着きし妖狐の戦巫女・f06375)。店の奥で化粧班による今日の体験の説明と、化粧を施されていた。
「あらあら、あんたはんもすっきゃねぇ。付き添いの人はなんなん? 恋人-?」
「ふふ、それは今日は内緒、としておきましょうか」
「やーん。いけずやわぁ♪ あ、最後に紅引くからちょっとだけうごかんとってやぁ?」
了承し、表情を固定すれば、真剣な面持ちで化粧班は筆で紅を引く。鏡に映るのは普段の清楚な見た目より、幾分も大人の姿になった静葉であった。
「お待たせしました、貴方の遊女をお連れしましたで。最初に言っておきますけども、カップルでご参加と言えど、私達遊女のお眼鏡にかなわなければ合格にはできへんからね?」
「……はい、それはルールですからね、勿論です」
髪をポニーテールにして、若手の侍風に変装した彩波・いちご(ないしょの土地神様・f00301)は正座して広間の隅で彼女をを待っていた。最初は2人の知り合いであるという関係性は黙っていようかと思ったのだが、彼女が体験遊女をすると受付で言った折、偶然一般の不良侍たちに話を聞かれてしまったため、
「姉ちゃんみたいな遊女が体験で入るならおれたち喜んで回すぜー? おい、受付よぉ、予約、予約させてくれよ!」
などと数名言い出し、受付も承諾しそうな空気だったので慌てて控えていた店の外から店内に入ってしまった、そして、
「彼女を回すのは僕の役目です!」
と言い放ったのであった……。
いやー。やっちゃいましたねぇ。結果的にそれでもこのお店のサービスを受けることが静葉さんを華麗に回しさえすれば叶いそうなので良しとしましょう。
「お待たせしました、旦那様……」
静葉はややノリノリで永久指名の方を呼ぶ遊女のようにいちごのことを呼んで一礼した。知らない者同士を装った会話も少ししてみたかった気もするが、いちごが可愛くも男らしいところを見せてくれたのでそれで良しとする。
「さあ、旦那様、お手を……」
静葉は優しくリードするようにいちごのてを掴み、帯へ導く。
「えと、それじゃ静葉さん、失礼しますね?」
いちごは帯をぎゅっと握ると、しっかりと男らしく、グイッとひっぱった。
「あーーーーれーーーーーー!」
楽しげにお約束の掛け声を上げながら回る静葉、美しく咲きあがる花弁のようにふわりと広がる着物は、数回転の後はらりと落ち、勢いのままに素肌と着物が分離していく。
「ああ、愛のお回しよ!」
と何名かの遊女たちはうっとりとその姿を眺める。回転が終わった後、ゆらゆらと倒れこむ静葉をいちごはしっかりと胸から掴み。いや、偶然ですよ!? 偶然、本当です! ――はい。そして、見つめ合う男女。
「遊女回しとはこんな感じなのですね」
「は、はひ、そうですね……」
自分の手の位置に気付いてしまっているいちごは固くなって答える。
「ふふ、まだ触るのは早いですよ……」
と静葉が言えば、人前なのもあっていちごは顔を赤くした。
「まあまあ、ほんま仲がよろしゅうて。合格やでお二人さん。あっしら、2人の回し芸に見ほれました、共に奥の部屋へまいりましょう」
遊女たちが数名、2人にすり寄ってくる。いちごと静葉は見つめ合い、コクリト頷くと、その誘導に従い奥の個室へと向かうのであった。しかし、女子複数名を侍らせてイチャイチャするのは、もはやいちごの逃れられぬ運命なのであろうか……。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
マクベス・メインクーン
望(f16824)と
アドリブ、えっちなイベント歓迎
これって時代劇でよくある遊郭だよな~!
いやぁ、1回行ってみたいと思ってたんだよなぁ♪
こっそり行こうと思ったら望に見つかったけど…
此処は一蓮托生ってことで!
……なんとなく嫌な予感がするのは多分気の所為って思いたい
雰囲気的に着物来て行くぜ~
勿論色っぽい年上美人なお姉さん狙いっ!
望はどうすんだろ…?
好みの美女が居たら、甘えた声でお願いして回させてもらう
現代でやったら絶対犯罪だよな~、と思いつつ楽しんで
…たら、え?望!?
いやまっ…、なんでオレ?!
いやパンツ履いてるからセーフっていやセーフだけど…
酷いぜ、望……(涙目で兄貴分を見上げ)
氷月・望
マクベス(f15930)と
アドリブ、えっちなイベント大歓迎
いやー、弟分一人で遊郭か羨ま……いや、心配だし?
ココは兄貴分も一肌脱ぐしかねぇわな!
こっそりとか何を言ってんだ、俺の情報収集の高さナメんなよ?
嫌な予感とか気のせいだって!楽しんで帰ろうぜ?
あ、ソコのおねーさーん!遊女さんの動画撮影とかアリ?
雰囲気に合わせて着物でも、俺は動画撮影担当
マクベス好みの美女が回されるのを眺めつつ、絶景だなァとニヤニヤ
遊女が素っ裸になったら、マクベスの腰の帯を確保!
キレーなお姉さんだけ裸とかズルいなァ、ズルいよなァ……
お前が回される番だぜ、マクベス?
パンツ一丁になりやがれー!ハハハーッ!(とっても良い笑顔)
グラナト・ラガルティハ
楪(f16731)と。
まったくあれは懲りておらんな…何とかして一泡吹かせたいが…さて…。
ん、あそこの青年…もしかして遊郭を知らないのか?
遊郭はまぁ、娼婦や男娼と戯れるような場所だが…お前は相手のそれを許せるか?
許せないと言うのなら一つ手をくんでみないか?
あぁ、なかなか似合うな。すまないな、そんな格好をさせてしまって。
俺ではどうにもならんのでな…。
どうだ、相手はいるか?
なら、手筈通り…。
帯を回すぞ…見せ付けるだけ見せ付けてやれ…。
「マクベス…覚悟は出来ているな?」
(にぃ、と笑んで)
月待・楪
ラガルティハさん(f16720)と
UDCアースのCMで見たのよか本格的な映画とかのセットがある施設なんだな…つか、あいつらだけで行きやがって
あ?なんだよおっさん…は、遊郭?
………へぇ?戯れる、なァ…
なるほどな、わかった
おっさん、いいぜ手ェ組んでやる
おっさんだとあまりにもゴツ過ぎんだろ…めんどくせーけど仕方ねェよ
…ああ、見つけた
は、任せとけ【パフォーマンス】すんのはキマフュで慣れたからな
着物も、着るときに大体わかったし、派手に一番下の襦袢とやらまで脱いで見せ付けてやるよ
そっちこそ上手く回してくれよ
「…Hi,darling?」
(氷月へ極上の笑顔で)
●回れ回れオシオキゴーランド
(これって時代劇でよくある遊郭だよな~! いやぁ、1回行ってみたいと思ってたんだよなぁ♪)
マクベス・メインクーン(ツッコミを宿命づけられた少年・f15930)はルンルン気分で遊女のお姉さまたちを眺めていた。他の猟兵たちの回しまわされのストリップショーを見たマクベスのやる気はもう満々だ!
「おい、マクベス、そろそろ決まったのかよ?」
マクベスと一緒にそれを見ていた氷月・望(夢想の囚人・f16824)はそろそろじれったそうにマクベスに問いかける。
「ま、待てって望。あ、あの人好み♪ ちょ、きまった! 俺行ってくる!」
(っていうか、望もオレになんか付き合ってないでさっさとチャラ男発動して決めちまえばよかったのに。どうするんだろ)
口には出さないが、黒髪妖艶、赤い口紅のくっぷりとした、目元に那きぼくろのある脱げば胸もありそうな母性にあふれる女性にマクベスは駆け寄った。
「オレ、貴方を回したいです! お姉さんは、オレみたいな男に回されるのは、いや……?」
マクベスは普段は嫌がる方式、すなわち飼い猫の様に甘えた様子でお姉さんに口説きかかる。
「まあまあ、可愛い子やねぇ。わっちみたいな年増でええのん? 他にも若い子いっぱいいてはるよ?」
遊女としては年の高いお姉さまはにっこりと微笑む。ああ、たまらねえぜ! とマクベスは全力で首を縦に振って肯定した。
「こんなにきれいなお姉さんを回せるなんて光栄の至りです!」
と褒め殺し、優しくお姉さまの帯を握らせていただく。
「じゃあ、わっちあんた様のために頑張って乱れるね……」
と、流石お姉さまだけあってバッチリと教え込まれた誘惑的で優しい包容力を見せつけてマクベスをメロメロにする遊女は、マクベスがそれを引っ張ると。とても色っぽい声であれーーーと言って回りだす。あ、やばい勃起した。はらりと着物が落ちれば、やはり着物よりほかの服が似合いそうな豊満な乳が顔を出す。ごくりっ、と喉を鳴らすマクベス。いやん! と地面にお姉さんすわりでへたり込むほぼ裸の服のはだけた遊女。その手が今にも遊女に伸びようとしたその時。ガッ! と、何かがマクベスの帯を掴んだ。そう、マクベスもサムライエンパイアの衣装、着物に袖を通していたのだ!
「え? 望!?」
「キレーなお姉さんだけ裸とかズルいなァ、ズルいよなァ……お前が回される番だぜ、マクベス?」
ちなみに、マクベス君の遊女回しはばっちり撮影させてもらったし、今からの痴態もぜーんぶ録画してやるからな? とカメラを左手に構えた望はマクベスに耳打ちする。
「ひぇっ!?」
「パンツ一丁になりやがれー!ハハハーッ!」
「はらほれひれはれ~!?」
ぐるるるるるんっ! と遊女のお姉さまをほったらかしに脱がされ、パンツ1兆にされていくマクベス。ちなみに今日のマクベスの下着は勝負下着である。詳細はきっと2章のプレイングに書かれているはずだ。書かれていなかったら捏造する。とにかく、最高の笑顔で望はマクベスを回したのであった。
●柱のかげにて。
エントランスの端、赤き柱の陰には赤き柱よりも静かにしかし真っ赤に燃える1つの影があった。グラナト・ラガルティハ(火炎纏う蠍の神・f16720)―—怒りだけはわかりやすく表すことのできる不器用な男である。彼の見つめる先はもちろん、マクベス、あとその端に映る望と遊女だ。しかもマクベスの履いている下着がちゃんと選ばれたものなのだというのだから、もう、それはもう、もう……。
「まったくあれは懲りておらんな……何とかして一泡吹かせたいが…さて……」
と思案し、いったん視線を忌まわしきにゃんにゃんからそらせば、入り口の方にそこには同じく大切な人を探しに来た男が。彼は月待・楪(crazy trigger happy・f16731)。由緒正しきツンデレ(デレたときは激しめ)のヴィランである。
「UDCアースのCMで見たのよか本格的な映画とかのセットがある施設なんだな…つか、あいつらだけで行きやがって」
と、何やらこの場所について無知な様子。マクベスの知り合いであるということはなんとなく記憶していたグラナトはそんな彼に声をかけることにした。
「……もしかして遊郭を知らないのか?」
「あ?なんだよおっさん…は、遊郭?」
やはり知らないようだ。グラナトは自分の背後で今だこちらに気付きもせずに戯れる望とマクベスの方を振り返らずに指さして説明する。
「遊郭はまぁ、娼婦や男娼と戯れるような場所だが……お前は相手のそれを許せるか? 許せないと言うのなら一つ手をくんでみないか?」
「………へぇ?戯れる、なァ……」
すべてを察した楪は、プツリと何かが切れる音がして、笑顔で承諾した。
●嫉妬という名の獣。
「あ、ちょ、望ー! やめろって! っつーか望も脱げー!」
と、全く何の危機感もない2人、遊女のお姉さんはすっかり腐った顔になって2人を眺める壁の花となっていた。今はマクベスが望のズボンのベルトを外して回し取ろうとしてるところだ。しかし、そんなマクベスの表情は、一瞬後に固まった。
「ん? どうしたんだマクベス」
と、望もマクベスの視界の先、つまり後ろを振り返る。すると、そこにいたのは……。
「「!?!?」」
遊女の姿へと美しい化粧で変貌した楪と、それを今にも回さんと帯を手にかけるグラナトの姿であった。
「あぁ、なかなか似合うな。すまないな、そんな格好をさせてしまって。俺ではどうにもならんのでな……」
「おっさんだとあまりにもゴツ過ぎんだろ……めんどくせーけど仕方ねェよ。代わりに、上手く回してくれよ?」
と、楪はクスリと笑ってグラナトを見上げる。その姿は、特に望むには艶めかしい。
「ちょ、な、なんで……」
「なんで2人が……!」
と驚愕しながらも興奮を隠せない、マクベスと望。もちろんその顔には、驚きのほかに少し暗い感情も混じっている。自分たちは遊んでいたくせに、傲慢なものではあるが……。
「マクベス……覚悟は出来ているな?」
「……Hi,darling?」
グラナトはマクベスににぃっと笑い、楪は望に極上の笑みを見せる。そして、2人の回し芸が始まった。暗き紅の着物の下から姿を現す白い長じゅばん、その下から現れる更に黒くて艶やかな肌。それが、屈強な男の腕の中で咲いていく。自分たちのお遊びとは違う圧倒的な妖艶さ、色気が、回す側からも、回される側からも感じ取られる。マクベスも、望も釘付けになり、その場に腰を抜かしてしまう。
見事に回し、回り終えた2人は、それぞれ地面にへたり込む自分の相方を抱き上げると、有無を言わさず店の奥の個室へと運んでいった。案内は腐った遊女数名が行ったという。2人は自分に抱きかかえられる相方に、もう一度、それはもういい笑顔で笑った。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
第2章 集団戦
『猫又花魁』
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POW : ウチらとイイコトするニャ♪
対象の攻撃を軽減する【お色気モード】に変身しつつ、【欲望のままに相手を襲うこと】で攻撃する。ただし、解除するまで毎秒寿命を削る。
SPD : さあ、いい夢見せてあげるニャ♪
【キセル】から【催眠効果を持つ桃色の煙】を放ち、【昏睡させて意識を失わせること】により対象の動きを一時的に封じる。
WIZ : 秘儀、「ねこまたぎ」だニャ♪
戦場で死亡あるいは気絶中の対象を【頭に乗るか跨ぐかすることで、自分の下僕】に変えて操る。戦闘力は落ちる。24時間後解除される。
イラスト:煤すずみ
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
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種別『集団戦』のルール
記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
●それぞれの部屋で、それぞれの戦い。
それぞれ別々の個室。ああ、勿論ぐるーおぷぷで参戦したものはグループごとに部屋に案内された。相手を務めるのはもちろん、案内した遊女のオブリビオン。
始まるのは、ガチの戦いか、キャットファイトか。とにかく、自分を案内した遊女を何らかの形で屈服させれば今回の主目的、討伐対象である太夫の部屋を知ることができるだろう。
君たちは遊女をどんな技で屈服させてもいいし、3行で遊女を討伐して余った時間で相方と楽しんでもいい。
隣・人
「拷……戯れの時間ですよ!!! ところで先程はコーヒーカップでしたが次は椅子で遊びましょう。ほら。此処に都合がいいロープとか諸々が!!1 おや。もしや此れは手枷と足枷では。んんん。隣人ちゃん閃きましたよ。これを使って椅子に拘束しちゃいましょう。此れでコーヒーカップとは違い『逃れる』事も出来ませんね。ささ。さささ。此方に遊女をどーんして全力出しましょうか。おっと。袋や桶は万全ですね。さあ行きますよ。因みに尋問でもお話でも無いので吐いても回しましょう。いやー。楽しいですね!!! むむ。もしかして他にも回りたい遊女さんが居たりします? 大丈夫ですよ。回転する椅子は無限に在りますからね。おいでおいで」
「拷……戯れの時間ですよ!!!」
隣・人(六六六番外・f13161)は部屋に入るなり遊女たちを地面に寝かせていった。
「ひ、ひええぇっ! うっぷ!」
「うげぇ……」
「は、はれ~???」
今だに酔いのさめない3人はもう勘弁してといっているのに酒を飲まされる、そんなお水のしきたりよりも厳しい局面に立っていた。
「いやいや、でもね、流石のわたしも、鬼ではないので……」
部屋に備え付けの小さな湯殿に3人をぶち込んで真っ裸にして強制的に洗う洗う。そしてせかせかと体まで拭いてやる。いやー、いい体ですね、今からこの可愛い遊女が全員もっと楽しい目に合うと思うとドッキドキですよ。等と考えているのは内緒である。しかも、遊女たちは化粧までお湯でとられたのだからもうなんというかもうすでにいろんな意味であられもない姿なのである。ただただ隣人の思うがまま。
「ところで先程はコーヒーカップでしたが次は椅子で遊びましょう。ほら。此処に都合がいいロープとか諸々が!!1 おや。もしや此れは手枷と足枷では。んんん。隣人ちゃん閃きましたよ。これを使って椅子に拘束しちゃいましょう。此れでコーヒーカップとは違い『逃れる』事も出来ませんね。ささ。さささ。此方に遊女をどーんして全力出しましょうか。おっと。袋や桶は万全ですね。さあ行きますよ。因みに尋問でもお話でも無いので吐いても回しましょう。いやー。楽しいですね!!! むむ。もしかして他にも回りたい遊女さんが居たりします? 大丈夫ですよ。回転する椅子は無限に在りますからね。おいでおいで」
隣人はまたもどーーーーーーんと容赦ない早口でまくし立てると、あまりにも3人が心配で部屋を覗いていた遊女たちもばっちり確保する。しゅるるっ! と投げたロープで捕獲して……。
「さあ! 皆さん桶は持ちましたね! 袋はオッケーですね! じゃあ、いってみましょう!!!」
「あ~~~~~~~~れ~~~~~~~~っ!」
楼の一室で、大量の遊郭の恐怖の啼き声喚き声が響いた。【隣人ちゃん流拷問術(キサマモゲロインニシテヤロウカ)】を受けた遊女たちは、もう抵抗する術も持たず、大量のゲロインが誕生しては、そのまま消滅していった。
大成功
🔵🔵🔵
千愛・万望
そうか、そういえばあんたオブリビオンかい
まあー…可愛いからいいだろ!
ていうか敵ながらガチで好みだからガチでやることやりますよあーしは。やるっつったらやるからね。
おっと、暴れるんじゃないよ?暴れたらちょーっと痛いぞぉ?
条件を満たす程に速くなるこの《波濤》……つまり今のあーしは、最速でこの鞭を振るえるんだわさ
もしそれでも暴れたら火属性の《波濤》でお股を直撃バチーン☆だよ
きちんと屈服媚び媚びポーズできるまで結構ガチめの強さで叩いちゃうぞい☆
もちろん、ちゃんといい子になれたら優しくしてあげるわさ
さーて
ガチでやっちゃうからね(夜戦突入)
●えっちでいきましょう!
「ふっふっふ! さあ、2人っきりですよ! 2人きりの集団戦!!! 私みたいなこデブなら手籠めに取れると思いましてか!」
「そうか、そういえばあんたオブリビオンかいまあー……可愛いからいいだろ!」
千愛・万望(誰が為に誰が為す・f17823)はお色気モードに豹変して襲い来る猫又花魁を軽々と受け止めて笑う。
「ていうか敵ながらガチで好みだからガチでやることやりますよあーしは。やるっつったらやるからね」
と、がっしり腰に腕を回してしまう。
「ああ、可愛い、可愛いよぉ……」
「な、や、嘘……」
「嘘じゃないさ。あ、こら暴れるんじゃないよ? 暴れたらちょーっと痛いぞぉ?」
一瞬にしてすべてを脱ぎ捨てた万望はその手に【波濤(ハトウ)】によって出した炎属性の鞭を構えていた。
「や、お姉さま。そんな……!」
かわいいとマジではいわれ慣れてないぷっくり子猫ちゃんは恥ずかしさと鞭への恐怖でじたばたと暴れるが、がっちりつかまれた腰は簡単に離れない……。
「これは、調教が必要だねぇ」
「あっ!」
「んひっ!」
「あふぅっ!!!!」
遊女が暴れるのをやめるまで! 叩くのを! やめない!!! とばかりに万望は猫叉遊女の股の割れ目をぺちんぺちんと生暖かい炎の鞭でぺんぺんする。
「ちょっと、こんなので濡らしてたらお仕置きにならないじゃないかい」
「あひっ! ご、ごめんなしゃいいいいい」
もはやM字に開いた足で万望の痛みを受け入れる従順ペットに成り下がった猫叉遊女が完成するのに1時間とはかからなかった。
「まあ、素直な子は嫌いじゃないけどね。さーて……ガチでやっちゃうからね」
遊女いじめで昂ぶり十分な万望は遊女の腹などの肉を執拗につまみながらいじめ始める。
「んあっ! あ~~~~~~」
「いいねえ、その調子でたくさんいい声を聞かせるんだよ」
「お、お姉さまっ! はぁんっ」
本当の夜のお楽しみは……これからだ!!!!!!!
大成功
🔵🔵🔵
鍋島・小百合子
POW重視
舞の教えを乞うか…殊勝な心がけじゃの
ものにできるのならばやってみるがよかろう
「新参ながらご無礼仕る…まずは初足の一歩から参りましょう」
遊女の装いを続け片手に祭祀扇、もう片手は口元を袖で覆う仕草を常に欠かさないように動く
猫又花魁達に舞の手ほどきを行いつつも、隙あらば舞の指摘も交えて閉じた扇でこつくように反撃(ダンス・コミュ力・パフォーマンス・咄嗟の一撃を併用)
相手の攻撃には舞いながら残像を用いて回避、間に合わない場合は懐の小太刀で武器受け防御
花魁達の疲れが見え始めたらUC「災禍刺刀撃」発動
小太刀を抜刀し至近距離から花魁を串刺しにす
「教えの最中に襲いかかるとはなっておりませぬ!」
●寝台では躍らず。
「さあお姉さま! 私達に踊りを!!!」
遊女数匹が根j子の姿をあらわにして鍋島・小百合子(朱威の風舞・f04799)に襲い掛かるが、小百合子はそれをくるりと1回転しながらすっと足を滑らせて移動し回避した。
「舞の教えを乞うか…殊勝な心がけじゃの。ものにできるのならばやってみるがよかろう」
「はれっ!?」
複数で襲い掛かったのに、その1動作で全て躱された遊女たちは幻でもみたかのように驚愕する。
「あまり真剣ではないご様子。新参ながらご無礼仕る……まずは初足の一歩から参りましょう」
といえば、小百合子はさらにくるりと回りながら1歩動き、今度はいきなりイケナイハッスルで襲い掛かってきた遊女たちを扇による一撃で薙ぐ。
「ほれほれ、踊るのであればわらわの動きに合わせねばならんじゃろう?」
とスパルタ指導。こつき、活を入れ、更に膝を折らせる。
「く、私達がしたいのはそんなガチの奴じゃなくてもっと色っぽい踊りですわ!」
他の主張も効けば要するにアナタが脱いでくれないのに妖艶な動きを見せるから欲情しちゃいました! 脱がさせていただきますわ! ……と、まあこういうことらしい。
「それは承諾できんのう……」
主張を聞きながらも踊りちょっかいをかけて猫叉遊女たちが疲れるのが見えてくれば、小百合子は胸に潜めていた小刀を取り出した。
「我は放つ鎧貫く剛の一刺……受けよ!」
そして、ユーベルコード【災禍刺刀撃(セマリクルキョジンノゴトキイアツカン)】を発動し、超高速かつ大威力の一撃を次々と串刺しにした。
「……やれやれ、獣じゃのぅ……」
踊りの教えを請うた不埒な猫叉たちを全て消滅させて、小百合子はそっと呟くと、屋敷の中、今回のメインターゲットである太夫の部屋を探すことにした。
大成功
🔵🔵🔵
芥川・三六
一応【呪詛耐性】には気を配るか…。
…結局女性に回されてしまったな。
せっかく美しくなれたのだから男にも興味を持ってもらえるかと思ったのだが…そんな奇特なやつは元の持ち主くらいか。俺に快楽を教えてくれた人…。
けれど…可愛がってくれるなら誰でも。
快楽を与えてくれるなら…俺に興味を持ってくれるならそれでいい。
さぁ、遊ぼう。好きなだけ乱れよう。
気持ちいいならそれでいい。
あと…ついでに黒幕の元へ案内してくれると嬉しいのだが…(行為後気が緩んだところに苦無を突きつける【恐怖を与える】)
アドリブ歓迎。
●快楽を求めて。
……結局女性に回されてしまったな。せっかく美しくなれたのだから男にも興味を持ってもらえるかと思ったのだが……そんな奇特なやつは元の持ち主くらいか。俺に快楽を教えてくれた人……。
芥川・三六(幽霊画のヤドリガミ・f17480)は少し寂しそうに考えた。しかしちょっと待ってほしい、彼は決して魅力がないわけではなかったのだ。ただ、そもそも客の前に出される前にわっせわっせと運ばれてしまっただけなのだ。そんなふうに部屋に運ばれる最中の事であった。
「おや、子猫ちゃんたち、そちらの子は新人かい? 見たところとっても美しいようだけど」
「ま、まあまあ……大将……。私たちは今からお楽しみに……」
「ん? 客なのかい? その子が?」
「あ、い、いえ……1日体験の……」
男は発言力を持つほどの金持ちなのか、お得意様なのか、猫叉たちはへこへこと顔色を窺っている。
「なら、いいじゃないか。そこの彼が嫌でないなら、降ろしてよく顔を見せてくれないかい?」
「にゃにゃにゃ、どうします?」
「アレは上客や。仕方ない……」
三六の下で相談をする遊女たちは、顔を見合わせて頷くと、三六を地面に卸して。
「それでは、私達は失礼しますのでお部屋は対象がいつもお使いになっているところを用意しておきますね!」
と言って逃げていった。
「おやおや、そんなに慌てて……なんか悪いことしたなぁ……。あ、君、大丈夫? あ、男娼か。そうかそうか、それで体験ね……」
男は了承もとらずに三六の顎をくいっと上げて顔を見つめると男だとわかり、しかしそれでも。
「美しい……」
といった。ああ……。
「女でも、可愛がってくれるならよかったのに」
と、三六は思った。思ったつもりだった。口から出ていたが。
「そうか、邪魔をしてしまったね。でも、その言い方なら相手は男でもいい、ということだよね?」
「え、あ……」
三六が自分の発言に気が付いたのは、男に抱きあげられた後だった。
「僕じゃあ、不服かな? これでも一応、色男の心算なんだけど」
と笑ううさん臭い男の顔は確かに端正で、むしろこのような男が怯えることもなく自分を辱めようと、かわいがろうとするものなのかと仰天する。いや、きっと遊女の化粧がそれだけうまいのだ。
「そう、だな。男色の気があるようには見えない……」
「ああ、からかってると? そんな心配は不要だと、すぐにわかるよ」
男は三六をいつも遊女と遊ぶときに使っている常連用の決まった部屋に連れ込むと、彼を自分でも回してみたいと帯を取り、回し、すべてさらけ出させてのしかかった。
「ほら、こんなに体も端正なのに、僕が抱けないわけがないだろう?」
という男の興奮を現す部位は、確かな熱をもって三六に押し付けられる。
「……ああ、そう、か」
三六は観念する。いたのだ。自分を回し、こんなにも欲しがる男が。
「なら、遊ぼう。好きなだけ乱れよう。気持ちいいならそれでいい」
「~~~!?!?……きみ、それ殺し文句だよ」
男は三六の許しを得ると、2人で心行くまで乱れた。そして、そのあと腕枕をしながら、太夫の居場所を聞けば教えてくれた。
大成功
🔵🔵🔵
久遠・翔
前回のつづくから
は、はひぃ…(遊女達に色々されてとろとろになった状態で別室に運ばれる)
こ、これ以上何をする気っすか…?(上気した頬、潤んだ眼、はだけた着物姿で見上げ魅了36が発動)
や、やめぇ…はひぃ!?(遊女に好き放題されている間UCが勝手に発動し、猫又花魁を魅了で侵食し、使役獣に変えていく)
ただ、この技の弱点
相手が使役獣になっても行為自体は止まらない
むしろ使役獣になると激しくなるわけで…
キャットファイトがもう全裸同士の行為にまで移行…ただし前の純潔はお互い失わない感じで
互いに限界までやっちゃった後に太夫の場所を聞きます
そこに向かう…前に休憩
あ、あまりに激しくてこ、腰が痛い
それに服も着ないと…
●一方こちらは最後まで運ばれました。
「は、はひぃ……」
久遠・翔(性別迷子・f00042)は誰にも救われることなく、遊女たちに運ばれて部屋に投げ出されていた。布団の上で息も絶え絶えに……。
「こ、これ以上何をする気っすか……?」
上気した頬、潤んだ眼、はだけた着物姿で見上げる様は猫叉たちを魅了するには十二分で、劣情を煽られた猫たちはまるで発情期のようにその正体を現す。猫耳、二つの尻尾。隠して化かしていたものをさらけ出す。
「あー、ほんとかわいい! ウチらとイイコトするニャ♪」
「ええこが体験に来てくれはって……」
「ひ、ひぅ……」
猫叉たちは複数で翔にのしかかって重なって彼女の肢体から愛撫していく。
「や、やめぇ……はひぃ!?」
内ももはやばいっすよ! とくねくねうねりささやかな抵抗をすれば、誘惑は色を増し猫叉たちは更に激しく盛るばかり。
「お、お願いだからもう落ち着くっすよー!?」
と翔がついに涙目で懇願した時、ようやっとユーベルコード【無自覚の使役術(リンカーネーション)】は発動した。翔の上で息を荒げる遊女たちが、みるみる小さくかわいいデフォルメキャラクターな姿になっていく。
「ま、まあ! なんですのん!?」
「けったいな技使いな張るんやね。まあ、このほうが大勢で遊びやすくてええわ」
「まっ! じゃあ気遣いさんなんやね」
「ちょ、え、ちがっ!」
ただし、使役はせども動きは止まらず……。猫叉遊女たちはその後も大勢で翔の体に絡みついては愛撫し、舐めて、喰んで。翔をしばらく苛め抜いた。
「ひ、あ。たゆ、太夫様の、場所を……」
すべて終わってのち、元の大きさにもだった遊女たちに、息せき切って翔は尋ねた。
「なんや、あんた太夫さんに会いたいのん?」
「まあ、ええんちゃう? こんなにかわええんやから」
「せやねえ。太夫はんも悦びなはるかも。怒られることはないやろ」
遊女たちは相談してのち、翔に太夫の部屋への生き方を教える、しかし、翔はすぐには腰痛と体力不足で動けず、つかの間の眠りにつくのであった。
大成功
🔵🔵🔵
彩波・いちご
引き続き静葉さん(f06375)と一緒
「静葉さん、手慣れてますよね…?」
私の方は個室に連れていかれて色々不安ですが…
案の定そのまま敵遊女に襲われるままキャットファイトに
「や、やめ…っ、んんっ…」
私無自覚に誘惑でもしてるんでしょうか、そのまま襲われ色々まずい事態に…
貞操的な意味でも危なくなって、慌てて【異界の侵食】のスライムに遊女食わせたり、静葉さんに助けられたり…
「えと、どうしましょうって…」
片付いたあとは、先程のスライムで服が溶かされてたり遊女に攻められてたりしたおかげで理性も緩く…
そのまま静葉さんの誘惑に負けてしまいます
「少し楽しんでいきましょうか…?」
抱き合い、体に触れ、しっぽりと…
蒼龍院・静葉
引き続きいちご(f00301)さんと出撃。
使用能力値:POW
遊女に案内され個室に。
一日体験とはいえすっかり新人遊女になりきり振る舞う、手慣れてるのは気のせい。「気のせいですよ、えぇ。」
『誘惑』で敵の指導という名のキャットファイトを誘発。
敵のUCには『オーラ防御』と持ち前の同性好きで誘いながら耐え。教えを説かれる様やり過ぎない程度に。
敵と楽しみつつお返しにじっくり愛でながら自然と下腹部の一番弱い部分に触れ【狐閃突襲】で攻める。
いちごさんの方にも敵が襲っていたらすかさずカバー。
「どうしましょうか旦那様?」
といちごさんを見て妖艶に微笑み。
今は旦那様だけの遊女、求められればしっぽりと。
●納得いかないいつものハーレム。
「静葉さん、手慣れてますよね……?」
彩波・いちご(ないしょの土地神様・f00301)は個室に入ってからいちごが座るまでをスムーズに案内する蒼龍院・静葉(蒼闇の果てに着きし妖狐の戦巫女・f06375)に恐る恐ると聞いてみた。
「気のせいですよ、えぇ」
と静葉は軽く笑って流すが、いや、これはもう間違いなくて慣れているといえよう。いちごは胸の中でそっと確信した。まあ、確信したからと言ってどうということもないのだけれど。
「まあまあ、2人とも、そないな無粋な質問はええやないの、折角皆こうして集まってんから、仲良くさせて絵や、うちらも」
「せやよせやよ、いくら体験ゆうたかてここ、お泊りどころではないんやからうちらも、な?」
「ちょっとくらい、なぁ?」
隣に座るいちごと静葉の周りに群がる女たちは、いつの間にか本性である猫耳と尻尾をさらけ出している。どうやら部屋では猫を晒しても、猫をかぶってくれるつもりはないらしい。
「や、やめ……っ、んんっ……」
いちごの返事も待たずに猫叉たちはユーベルコードを交えて誘惑的な美貌を纏いいちごに群がり始めた。
「ほら、お姉さまも……♪」
そして猫たちは静葉にも手を伸ばす。静葉はオーラ防御などで彼女らの誘惑には耐えていたが、もともと同性好きなのもあって、むしろこちらから誘惑を仕掛けながらなだれ込む。
「かまいませんが、あなたたち、そんなことでは旦那様はいつまでも満足してくださいませんよ?」
と、一緒になっていちごを愛撫しながら、妖狐を指導しだす。
「え、ちょ、静葉さん!?」
確かにその通りだけど自分は妖狐たちのテクニックで果てちゃいたいわけでは……! と思ったが、遊女たちは静葉の教育的指導テクニックでとろけていて先ほどより変に刺激を与えられる頻度が減っていることにすぐに気づく。
静葉が自分で遊女たちの相手を積極的にして自分を守ってくれている……の、かもしれないと自信はないけれど思ったいちごは、このまま貞操まで危ぶまれぬうちにとこっそり【異界の侵食(スライム・オペレーション)】を詠唱し、
「静葉さん。今日の静葉さんは、僕だけの遊女ですから、こんなのに遊ばれないでくださいね」
と言うと発動した。
召喚したスライム状の異界生物が次々と現れて、遊女たちを攻撃する。静葉はそれに巻き込まれないように動きながら、それでもなおいちごに襲い掛かろうとする遊女たちに【狐閃突襲(コセントウシュウ)】――呪術式を纏ったすでによる一撃で次々に吹っ飛ばし、突き放した。やがてすぐに遊女たちは泡と消える。
「あっけなく終わりましたわね。この後、どうしましょうか旦那様?」
興奮を受け入れていたとはいえ、すぐにこと切れ消滅していった遊女をよそに、静葉はいちごの体にそっと手を触れて尋ねる。
「えと、どうしましょうって…」
一瞬戸惑ういちごだったが、至近距離で完全にはスライムを躱しきれなかった静葉といちごの服は、溶けて乱れており、それはイチゴの理性を緩くしてしまうのには十分な艶やかな雰囲気をこの部屋に充満させていた。
「……では、その。少し楽しんでいきましょうか…?」
答えれば静葉は溶けた服をは抱きながらいちごの上にのり、唇を重ねて、そのまましっぽりとご休憩していたという。ちなみに、太夫の部屋の場所はこの部屋に来るまでの道中にしっかりと聞き出していた。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
月待・楪
氷月(f16824)と
(アドリブ・えっちなトラブル等歓迎)
着替える時に銃はベースに置いてきたからメインの攻撃は氷月任せ
…ま、手助けはしてやる
【念動力】で敵の頭を直接揺らして脳震盪起こして【マヒ攻撃】でもしときゃいいだろ
ここに長襦袢を止める紐と帯とその辺りに転がってた組紐がある
(【ロープワーク】で氷月の手足と下半身のブツを縛る)
darling…覚悟はあるよな?
床に転がし抵抗出来ない氷月に乗って好き勝手する
んッぁ、ア…っそーだ、どうせ寸止めだしお前の愚息は【踏みつけ】てたっぷり可愛がってお仕置きしねェとな?
運ぶのはお断りだ
手足は解いてやるから帰るまではそのまま戦え望
…ちゃんと出来たら許してやるから
氷月・望
ゆーくん『月待・楪(f16731)』と
アドリブ、えっちなトラブル、色々歓迎!
室内で落雷とか、あんまりやりたかねぇんだケド……
流石に今のゆーくんの姿で色仕掛けとかさせたくねぇ!
つか、見んな!いや、自慢したい気持ちはあるケド……だーっ!
【恐怖を与える】しつつ、【紅雨】ドーン!
……何で俺、下までバッチリ拘束されてるのかなー?
ちょっ、マジ、ゆーくん!?お仕置きって、ちょっ、ココで!?
タンマー!いや、ホント、ただでさえめっちゃエロい格好してんのに、生殺しとか無理ー!?
(色々好き勝手された後?)
ゆーくん、ゴメ……!許ひ、てぇ……?
戦う、から……ひゃっ!?おれ、たたかう、からぁ……!?(潤んだ目で見上げ)
●褐色を這う唇。
【紅雨(ウェザー・レポート)】による雷が遊女たちを突如襲った。
それを逃れて残った遊女たちは、全て念動力で脳を直接揺らして蹴り倒した。
結果、部屋には2人きりになっていた。
氷月・望(夢想の囚人・f16824)は遊女たちの邪魔の入らなくなった部屋で、服をひん剥かれていずに座らされ体中麻縄で縛られていた。望の望ももはや望みなしとばかりに根元を縛られていて、寂しく下手っている、いや、流石に愛する人の所業だとしても彼はまだそっちには座めていないはずだ。男の股間にかかわる問題、ここで反応するわけにはいかない。
「……何で俺、下までバッチリ拘束されてるのかなー?」
と、自分をこんな状態に仕上げたロープワーカー月待・楪(crazy trigger happy・f16731)に問えば。楪はただ彼の足の上にまたがって座り、それはもうにっこりと笑うのだ。
「勝負下着じゃなかったことは褒めてやるよ。darling……?」
言って、薄く開かれた瞼。瞳から感じられる『覚悟はできているよな?』と言わんばかりの態度に、望の望はやっぱり望みありかもと悲しいかな、反応していた。
「ちょっ、マジ、ゆーくん!? お仕置きって、ちょっ、ココで!?」
まだまだ若さに満ち溢れた望にもう止まる、収まるすべはない。
「ああ、でも、こっちはなしな」
と、自分の穴にびんびん触れるそれから一度腰を浮かせれば、望の望むと楪の楪ががっちんこする。
「うっ!」
熱を持った恋人の体が容赦なく自分の体に押し付けられ、お互いにびくりと震える様がわかれば、根元を拘束された望はあとはもう許してくださいと懇願しながら楪の誘惑とフェイントとダンスパフォーマンスとスライディングを受けるだけだ。
「ゆる、ゆるひてゆーくん。好き、好き、愛してるから……!」
「ああん? なんだって? 聞こえねえな……あ、やべ。おい望、そんなに好きならくれてやる……よ!」
と、楪は腰をずらし、自分のを半ば無理やり、しかし濡れ切った望にねじ込むと、自分だけ満足した証であるものを望の中にぶちまけ、そのまま椅子を払いのけ今度は望を地面に転がす。
「はは、キッツ。でも、やっぱ好きなんだな」
「ゆ、ゆーくん……っ!」
楪の愛情をたっぷり自分の中に注がれ溢れてくる液体熱から感じ、息を荒げ、縛られているせいで全く満足できそうにない望は生唾を飲み込み、ご褒美の様なアングルで立っている楪を見つめた。
「ああ、ゆーくん……ごめ……ちょっ、タンマ……! いや、ホント、ただでさえめっちゃエロい格好してんのに、生殺しとか無、理……!?」
「そんなにまだ刺激が欲しいのか?」
「ゆ、ゆーくんだって、まだ元気な癖に……」
「ああんっ!?」
「あひっ!!!!! ご、ごめん、ごめんなさいゆーくん♡」
楪はたてつく望の望を足で踏みつけた。満足できず、漏れ出す視るだけでいっちょ前にぬるぬるの底を褐色のおみ足が容赦なく望のそれを愛撫する。
「おれ、ちゃんと、ちゃんとするから。ゆーくん、おねが、もう、頭おがじぐな゛る゛!!!!」
「……ったく、しょうがねえなぁ」
にったりと笑った楪は望の望むだけを縛っていた縄を解いた。
「ほら、お前のでここの床を汚すなよ?」
といってもはやはち切れそうな望のモノを今度は無理やり自分の中に収めた。
「あっ……あ、あ~~~~~~っ!」
と蕩け切った息を吐きながら楪の……あ、この辺でカットします。
🚢🌊🌊🌊
「さて、そんじゃ、太夫の場所探しに行くか」
楪はまだまだ仕置きが足りない気しかしないがあとは帰ってからでいいやと思う程度には満足したのか余裕の足取りで立ち上がる。
「え、ちょ、ゆ、ゆーくん俺立てらいんれすけど」
望はまだフラフラのくらくらの腰がくがくで楪に甘えた声を出し見上げるが、
「運ぶのはお断りだ」
「で、ですよね……」
当然、完全に許されたわけではないのだからその態度はまだ冷ややかだ。しかし、鬼ではない。
「手足は解いてやるから帰るまではそのまま戦え望……ちゃんと出来たら許してやるから」
と、ささやかな優しさを見せ、体を縛る縄だけはそのままに、手足だけ高速を解除して、適当な着物を着せる。客が止まるときようのものが部屋にあったのだ。
「ほら、さっさといくぞ」
「は、はひっ!」
微妙に縄酔いを感じながらも、望は楪の望むままにその後をついていくのであった。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
マクベス・メインクーン
おじさん(f16720)と
アドリブ大歓迎
※勝負下着:黒地に赤い炎柄
やばいなぁ…おじさん怒ってるよな
嫉妬するおじさんが見たかったって言ったら
もっと怒られそう…
どんなお仕置きされんだろ
ああやば……
何されんのか愉しみ過ぎる…!
あ、花魁のお姉さん居なくなっていいぜ?
もう興味無くなったし
雷属性のUCで消してやるよ
与えられる浅い快楽にもどかしくて
グラナトさんもっとちゃんと触ってよ…
へ…?一人で……
やだやだ、そんなんした事ねぇもん
(それでも自分でしてはみるが上手く出来なくて
無理…っ、グラナトさんごめんなさい…っ
もう遊廓なんて来ないからっ
なんとかしてくれよぉ……(ぐずぐず泣く
グラナト・ラガルティハ
マクベス(f15930)と。
とりあえずそちらの猫には消えてもらおうか?【破魔】を乗せた剣戟。
マクベス…若さゆえの好奇心というのも分からないではないが…遊郭に来るほど私だけでは満足できなかったか?(目が笑っていない笑みを向け)
移した自分の香の匂いがおしろいの匂いで消えてしまっていることに眉を寄せ。
左足首に自分が送ったアンクレットを見つけそれに口付け。
足首から太ももへと口付けを移しながら。
徐々に感応を高めていくが消して強い快楽は与えない。
立ち上がったものに気分を良くしながらも笑って。
「続きは館に帰ってからでいいな?我慢できない?では俺の前で一人でして見せるか?」
●着物だけ装着プレイ。
【ガトリングショット・エレメンタル】と剣戟で遊女は爆発四散!
あまりにも早い決着、僕じゃなきゃ見逃しちゃうね! とまあはっちゃけたいところではあるが、簡単に遊女を消し飛ばしたマクベス・メインクーン(ツッコミを宿命づけられた少年・f15930)は、少し怯えていた、それはそうだ、あんな無邪気に乱れてしかも勝負パンツをはいているところまで見られたのだ。この後グラナト・ラガルティハ(火炎纏う蠍の神・f16720)がどう出るのか……。
しかし、グラナトはマクベスを怒鳴ったり傷つけることはしなかった。最初にグラナトがマクベスにしたのは、怯える彼を背中から抱きしめ、その体を擦りつけることだった。まるでマーキングするかのように。
「マクベス……若さゆえの好奇心というのも分からないではないが……遊郭に来るほど私だけでは満足できなかったか?」
グラナトは背後からそっとマクベスの顔を覗き込んだ。マクベスはそんな彼に視線を向けてしまったことを、酷く後悔する。目が笑っていないのに、こちらにやさしく笑顔を向けようとするのだ。マクベスは嫉妬するグラナトが見たかった。きっと彼は燃えるような感情をこちらに向けてくれるから、それを見て、堪らない気持ちになれると思っていたのだ。なのに、なぜ、どうして、こんなにも、『たまらない』んだ。自分が見たいのは、こんなおじさんの顔じゃなかった。
「グラナトさん。オレ、オレ……!」
マクベスの言葉などもう聞く余裕はなく、グラナトはマクベスをそのままドミノ倒しに地面に押し倒し、突っ伏させたまま左足首に自分が送ったアンクレットを見つけ、その足をを取り、ソレにキスをして、そのまま足首から太ももへとゆっくり這い上がるように、何度も、何度もキスをした。彼の体から感じられなくなった自分の香りをもう一度擦り付けるように。そして、その唇が黒地に赤い炎柄のマクベスのパンツへと到達したとき、グラナトはまた少しだけ笑った。もちろん、笑っていない目で、しかし次は見せることはない。地面に突っ伏し足を浮かされたたマクベスは、そちらへ振り向くことができない。
「グラナトさん、そんなもどかしいさわりかた、しないで……」
とダメもとで懇願する。だが、当然グラナトはそれを無視して、代わりにマクベスのパンツを脱がせた。今全裸を見たら抑えきれないから、着物だけは着せたままにする。
「なあ、こんなに感じてるのに、俺じゃ駄目だったのか?」
と、元気のいいマクベスに少し気をよくしながらも威圧的に訪ねるグラナト。
「グラナトさん。いや、違う。オレ、グラナトさんがいい……」
「じゃあ、お前は……」
グラナトはそのままマクベスの足を引き上げてごろりとこちらを向かせると、自分の服を脱ぎだしてマクベスにその肉体を見せつけた。
「お前に触って、見ただけでこんなふうになっているオレを見て、1人でイけるのか?」
俺なら、それができる、今のお前を見て、自分で自分を慰めて、何度だってお前で達することができる。だがお前はどうだ。
「へ……? 一人で……やだやだ、そんなんした事ねぇもん」
そういいながらも、我慢できずに自分のマクベスに触れる。そして、自分なりに一生懸命、グラナトの体を、顔を見ながら慰めてみる。その手はおぼつかない、ずっと気持ちいいところは、グラナトさんが見つけてくれていたんだ。
「無理……っ、グラナトさんごめんなさい…っもう遊廓なんて来ないからっ、だからなんとかしてくれよぉ……!」
マクベスは懇願する。着物を着たまま足をM字に広げて精いっぱい誘惑する。すでに怒張したグラナトの理性を完全に壊して、そして全部許してとは言わないけど、。
「あとで、館でもいっぱい、いっぱいしていいから。もう、もうお願い。これ以上グラナトさん無しじゃ無理……っ! 匂いいっぱい、グラナトさんのにして……」
「……は、ははっ」
それは、グラナトを壊すには十分な言葉だった。艶やかな着物の先からちらちらと除くマクベスの体は、服を全て脱がせておかなかったのが失敗だと後悔するほどに、魅惑的だ。官能的だ。
「わかった……だが、しばらく館から出られると思うなよ?」
それは、帰ってからもきっと、長い間抱かれ続けて、そして、動けないまま何日も何日もつながるということなのだろう。自分の体が、より強くグラナトの匂いになっていくということなのだろう。どうしよう。もっと反省しないといけないのに、どうしようもなく興奮する。
「グラナトさん、頂戴……♡」
マクベスは自分の中にどんどんと入ってくるグラナトと口づけをかわしながら、深く、深く、何度もつながった。内側から満たされるたびに、お前は俺のものだといわれているのがよくわかった。一応、まだ事件が解決していないのでギリギリ立つことは出来そうだった。マクベスの長いメイクラブが終われば、2人も太夫のところへきっと向かうだろう。向かってください。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
第3章 ボス戦
『陰燐太夫』
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POW : 金襴乱舞
【豪華な衣装での目くらましからの飛び蹴り】による素早い一撃を放つ。また、【花魁衣装を脱ぐ】等で身軽になれば、更に加速する。
SPD : 艶惑緞子
【くるくると踊るような仕草】により、レベルの二乗mまでの視認している対象を、【帯を変化させた鞭】で攻撃する。
WIZ : 嬌嫣一蹴
【M字開脚】から【の素早い足払い】を放ち、【魅了】により対象の動きを一時的に封じる。
イラスト:唯々
👑11
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種別『ボス戦』のルール
記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※このボスの宿敵主は
「💠グウェンドリン・グレンジャー」です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
●太夫は悟る。
「あらあら、随分とすっきりした様子の人らが何人も何人も……」
太夫の部屋は特定の道順でなければ見つけられない楼の3階にあった。大きな扉はくぐれば、大きな朱色の扉が一つ。
猟兵たちがその扉に示し合わせたかのようにそれぞれたどり着き、その部屋へ乗り込んだ時、太夫は笑って言ったのだった。
「随分お楽しみやったんちゃいますのん? せやのにうちに会いに来るなんて、随分と欲張りな方たちどすなぁ……」
陰燐太夫はつやつやとした顔の猟兵たちにちょっと呆れたため息をつきながら立ち上がる。
「まあ、ええわ。ほんで、あんたら商売敵かなんか知らんけど、随分好きに暴れてくれよったみたいやし、うちの見世で起こしたあーんなことやこーんなこと。しっかりお勘定払って、お帰り願いましょか」
陰燐太夫が勝負を仕掛けてきた。
隣・人
「んー。んんん。隣人ちゃんはスッキリさせたのですが。兎角。こんにちは。いつもクスクスあなたの背後で回り続けるメイドですよ。取り敢えず。先程皆さんが楽しんでいただいた回転椅子で――」
撲殺します
異常なほどの殺気を纏い、速攻戦を仕掛けます
怪力を発揮してちぎっては投げちぎっては投げしましょう
服も皮も肉も骨も、生命の源まで『殺し』尽くしましょう
「そうですね。ついでに三半規管も狙ってみましょうか。ほら。それか脳震盪。こっちの方が得意なのですよ。隣人ちゃん。さあ。行きますよ!!!」
執拗に頭部をぶん殴りに行きます。それはもう鬼のように。隣人ちゃんは殺人鬼です
「いや。やっぱり……私の衝動は過去にぶつけるべきよ」
鍋島・小百合子
SPD重視
商売敵どころか明確な敵じゃろうが…
ここで討ち果たしすぐにでも店を畳んでもらおうかの
「貴様の下にいた遊女達、学ぶという気質が全くなっておらんかったぞ」
太夫の踊りに合わせるように自身も舞う立ち回りを披露(ダンス・パフォーマンス・ジャンプ・残像併用)、なぎ払いと鎧砕きを合わせた薙刀の一振りを加えていく
太夫の帯鞭には小太刀による武器受けで防御もしくは舞の要領で回避
敵の体力次第で機を見たらUC「心火焔硝矢」発動
後ろに一歩下がりつつ長弓に持ち替え、勇気の発現にて生み出した火矢にて太夫を焼き尽くす(スナイパー・属性攻撃・範囲攻撃併用)
「これが俗に言う吉原炎上かえ?ほほほ」
グラナト・ラガルティハ
マクベス(f15930)と。
後の用事があるのでな…手早く済ませる。
マクベスの援護のお陰で調子は万全だな。
それに応えるとしよう。
【属性攻撃】で炎を強化。UC【柘榴焔】で燃やす。
ああ、よく燃えるな。
(建物に延焼する前に炎は消す)
(自分の上着でマクベスを隠し横抱きに)
すまないが先に帰らせてもらう。
白粉の匂いで気分を悪くしたようでな俺の館で休ませる。
そっちの彼は強力感謝する。
マクベスは大丈夫だが…まぁ、恋人と仲良くな。
(さてこれで誤魔化されてくれればいいのだが…マクベスはあの二人にいろいろ知られたくないようだしな)
マクベス・メインクーン
おじさん(f16720)と
もう遊廓とか花魁に興味ねぇんだけど…
連れてかれた望が少し心配だしなぁ
……ただ、今の姿を楪に見られたら確実に問い詰められるよな…
さっさと敵を倒して即撤退しよ
後が怖いけど…連れて逃げてくれるよな?
流石にあんま動けないから
おじさんを後方支援
UCでおじさんにエールを送りつつ
【援護射撃】で風の【属性攻撃】ををおじさんの炎に送って火力を高める
うん、やっぱおじさんの炎…綺麗…
回避は【野生の勘】で察知して【オーラ防御】する
戦闘後はおじさんに抱えられて楪から逃げる…
いや、今逃げても後が怖いんだけど
とにかく今はおじさんに隠れて誤魔化す…!
彩波・いちご
引き続き静葉さんと
先程の事で少し恥ずかしくはなってますが…とりあえず戦闘に集中です
…静葉さんの遊女経験とか気になりますが、後回し後回し
敵と遭遇したら、私は静葉さんの援護と防御を担当です
「ふんぐるいふんぐるい…」
【異界の抱擁】にて触手を召喚、敵の拘束を狙ったり、敵の攻撃を受け止める盾にします
「お楽しみ……かどうかはともかく、静葉さんがいますからあなたの魅了なんて通じませんよっ」
静葉さんの前で醜態は晒せないので、魅了には全力で抵抗、魅了を仕掛けてきそうなら、多少暴走させてでも触手をけしかけます
もちろん静葉さんや仲間を巻き込まないように細心の注意を払いつつ
とらぶるは、今回はいりませんよ?(フラグ
久遠・翔
はぁー、ひぃー…陰燐太夫、覚悟ぉっす(顔真っ赤+着崩れ着物+ふらふら)
猫又達に散々磨かれた為に魅了36も相まってとんでもないぐらい濃いフェロモン発した色香漂わせ突撃…するも足払いされて呆気なく転がされる
そして陰燐太夫に可愛がられ食べられて…何度もその性技によって弄ばれます
何とか立ち上がって反撃をと思ったら、陰燐太夫の服の裾踏んでずっこけ思わず帯を掴んで回し解きながら二人で倒れ込む
そして何故かお互いの帯で体絡ませた状態で変に結ばれる
UCのせいだが俺は全く狙ってなかった
そしてもごもご動きまわると太夫の敏感な所を刺激し体力を削っていく
結果
俺の体力無くなるまでこれは続いた
もう一度言う
狙ってないっす!?
蒼龍院・静葉
引き続きいちご(f00301)さんと出撃。
使用能力値:SPD
他猟兵の支援が必要なら手を貸す。
流石に溶けた服のまま戦うのは色々不味い為、別の遊女衣装か支度部屋まで戻り元の巫女装束を探し着直してから部屋に。
「さて、遊女経験はおいて本題に参りましょうか。」
『誘惑』で此方に視線を向けつつUC【天幻緋閃の舞】にて九尾扇を複製。更に『高速詠唱』/『属性攻撃』により複製した九尾扇に「斬撃属性」「火炎属性」を付与し敵本体や帯を攻撃、弱体化を謀る。
敵の攻撃/UCは『オーラ防御』/九尾扇による『武器受け』による防御、自身UCと立ち回りによる回避や逸らしたり軽減。
「時に主や周りを持ち上げるのも私の務めですから。」
芥川・三六
まぁ、俺としてはこういう機会を与えてくれたことには素直に感謝だと思ってはいるが…などと言ったらカンに触るか?
とりあえず太夫を倒すのが目的だからな。
拙い技で悪いが相手をさせてもらおう。
苦無を【投擲】まれに【フェイント】交えつつ【暗殺】を狙う。
ダメージは【オーラ防禦】で軽減。
UC【舞首の怪】で敵UCの封じさらに【恐怖を与える】
アドリブ連携歓迎です。
氷月・望
ゆーくん(f16731)と
アドリブ、えっちなトラブル等歓迎
ふぁ……マクベス、と誰?
マクベスは、うん……マクベスだろうケド
覚えてるから、マジで頑張るからぁ……!(必死に頷く)
っつっても、流石にヤバい
動くだけで縄、が……うっ、足止め頑張るわ……
【目立たない】様に動きつつ
【先制攻撃】【範囲攻撃】で【雷槌】を使って、相手の逃走経路を潰す
震動で擦れる音とか感覚は聞かないふり、見ないふり……!
生憎、キレーなだけのお姉さんよりも
刃物みたいな殺意向けてくれる、黄昏の方が好みなんでね
とっととブッ潰れろ、つかマジで早く潰れてくれ頼む
御褒美待ってるから……早く、帰ろっか?
(縄、外してなんて言いたくないかも……)
月待・楪
氷月(f16824)と
アレってマクベスとさっきのおっさん?
氷月あれマクベスだよな?
つかアイツ様子がおかしくねェ?
…とりあえずおっさんとの関係は今度問い詰めるか
代金?
は、んなもん誰が払うかよ
氷月、約束覚えてるよなァ?
さすがに前衛させるわけにもいかねーか
氷月足止めしとけ
【地形の利用】で壺とかそーいうぶつかったらヤバそうな物を【念動力】で操って投げつける
…別に銃じゃなくても【スナイパー】としての腕前は鈍らねェから
【ダッシュ】と【フェイント】【見切り】【スライディング】で一気に敵に近寄ったら【thistle】で雷撃を食らわせてやるよ
氷月、良くできました
…帰ったらたっぷりご褒美な?
(アドリブetc歓迎)
●回れや躍れ
なにを言っているのか、こちとら猟兵。そもそも陰燐太夫の明確な敵である。
「貴様の下にいた遊女達、学ぶという気質が全くなっておらんかったぞ」
鍋島・小百合子(朱威の風舞・f04799)は学びたいといいつつまともに踊れもせぬまま滅されていった猫叉遊女たちを思い出して言い放った。せっかく学びたいならば少しくらいは情けをとおもったのにあんなふざけた襲撃をくらわそうとするとはがっかりだよな!!!
「ですが、うちは太夫。そのへんの遊女と同じとお思いでない?」
陰燐太夫はくるくると回るようなしぐさで帯を変化させて猟兵たちに襲い掛かる。
「ほう……よかろう?」
小百合子は受けて立つとばかりに陰燐太夫とは反対方向にクルクル回って手に掴んだ薙刀で応戦する。鞭のようにしなるものを、縦に、横に、開店の力の働いていない方向から切りつける。
「ほほお、やるではないか」
「当然じゃ。おぬしの踊りに合わせるなどたやすいことじゃよ」
しかし、弾けども弾けども開店は止まらず。そんなところに突っ込むのは1人の遊女。
「はぁー、ひぃー…陰燐太夫、覚悟ぉっす」
目の前が暗くらのフラフラになった久遠・翔(性別迷子・f00042)である。息も絶え絶え、顔も赤い、そして多分回りも見えていない。そんな彼は果敢にも無謀にも居ん倫太夫の鞭に嵐の中へ一人つっこんでいったのだ。なんということでしょう。だがしかし、彼は無意識に無自覚にむしろいっそこれってパッシブスキルなんじゃないの? と錯覚するようなユーベルコードを発動していた。本当に無自覚なんです! わざとじゃないんです! 発動させているのは【快楽の一撃(ラッキースケベ)】――そう、名は体を表すというやつだ。翔はただ無謀に突っ込んだだけだったのに、ぐうぜん小百合子の弾いた帯が彼に絡まった。
「な、なんどす!?」
結果、回り続けていた遊女は突如重くなった帯に一歩足を取られる。だが転びはしない、代わりに帯に翔がくるくると巻かれていき、彼女の体と密着状態になるだけだ……。
「は、はひぃ~」
と背後で気の抜けるような声を上げる翔。
「え、ええい、はなれなはれ! ってあかん、なんでや!」
ラッキースケベが結んだ帯は簡単には離れない、それは翔のもつれて結ばれて、陰燐太夫の足かせとなった。
「く、いっそ、脱ぐか!?」
と悩めども、そんな暇を与えてくれるほど猟兵は少なくないわけで。
「ふんぐるいふんぐるい……」
ここで攻撃の1手を選んだのは彩波・いちご(ないしょの土地神様・f00301)。傍らで蒼龍院・静葉(蒼闇の果てに着きし妖狐の戦巫女・f06375)が躍っている。
「いちごさん。私が動きを縛るので、頼みますわね」
そういって発動した【天幻緋閃の舞(テンゲンヒセンノマイ)】で『蒼闇之魂精』を複製しそれを彼女の周囲を舞うように操る。陰燐太夫と結びついた翔にギリギリかするかかすらないかの瀬戸際を蒼き月の魔力が満ちた羽を組み込んだ九尾扇が舞う。本当は少しくらいは当ててやろうと思っているのだが、なぜか当たらないのは内緒である。
「お楽しみ……かどうかはともかく、静葉さんがいますからあなたの魅了なんて通じませんよっ」
それを確認すると詠唱を終えたいちごが【異界の抱擁(テンタクルス・スタンピード)】で翔ごと異世界から呼び出された触手が絡みついて嬲り始めたりなんかしちゃったり……おかしい、自分は敵だけを狙っていたはずなのだがといちごちゃんは考えるかもしれないけれどこれもすべてラッキースケベのせいなので仕方ないのです。南無三!
「は、はひぃ~」
「ぬ、ああっ! このようなものでうちを嬲るなんて酷いどす!」
つかまってしまえば仕方のないこと。態と責め苦を受けて弱った姿を存分に見せ、そしてM字開脚すれば魅了の効果が発揮する。
「き、きもちいぃ~!」
なぜかそれに絡まる翔も魅了を発揮する。今回はトラブルはいらないと思っていたのにまさかこんな形でフラグを踏むなんて! といちごは脳内で叫んだ。しかしせっかくかっこよく応戦してくれた小百合子からのこのエッチな応戦、このまま終わらせるわけにはいかない! 既に女に回され男に回され、とってもスッキリな芥川・三六(幽霊画のヤドリガミ・f17480)は陰燐太夫がほぼ無防備な今を好機と人知れずその背後に回っていた。
「まぁ、俺としてはこういう機会を与えてくれたことには素直に感謝だと思ってはいるが……などと言ったらカンに触るか?」
などとのたまって、男に抱かれて美しさ3割増しのつやつやした姿で陰燐太夫に暗殺敵テクニックで苦無で体を切り付ける。
「くは……!ま、まあ、随分と激しい挿入どすなぁ……」
陰燐太夫はその攻撃を受けて苦悶の表情で笑うが、触手の中から必死にもがきのばした足ですぐに三六を蹴り飛ばした。
「くっ!」
三六は受け身を取ったが、次の攻撃を仕掛ける機会を失う。
「まったく、これ以上畳みかけられてはうち、もたんのどすよ」
陰燐太夫の超スーパー脱ぎテク。早着替え(脱衣)によって陰燐は自分に挿入された苦無(のっといみしん)からも、触手に絡まれ、猟兵に絡まれた服からも解放され、丸裸で自由を得て体制を立て直そうと試みたのだ。そしてそれはここまでは成功していた。しかし、残念だ。少し余分に楽しんでいたせいで遅れていた男たちがここでこの部屋にたどり着いたのだから。
「氷月、約束覚えてるよなァ?」
「覚えてるから、マジで頑張るからぁ……!」
そう、月待・楪(crazy trigger happy・f16731)と氷月・望(夢想の囚人・f16824)である。とはいえ一般的に第三者の目から見たらキモいくらいはぁはぁいっちゃってる望に無理はさせられない。という仏心が楪の中にもちゃんと存在はしている。
「さすがに前衛させるわけにもいかねーか。氷月、足止めしとけ!」
といえば、楪は部屋にある無機物、例えば枕や壺を視界にとらえるとそれを年動力で動かして陰燐太夫にぶつけようとする。
「今のうちには遅いどす」
しかし陰燐太夫も簡単に捕まえられるわけにはいかず、むしろ攻撃を仕掛けてきた楪のほうへ突撃してくる。
「動くだけで縄、が……うっ……く~~~っ!」
この刺激はたまりませんよ! と内心で叫びながら敵の動きに合わせて望が【雷槌(ミョルニル)】を発動する。
「とっととブッ潰れろ、つかマジで早く潰れてくれ頼む」
と懇願する間に、楪と望の目前に雷が落ちる。陰燐太夫もこれにはたまらず1歩飛び退くことでダメージは受けるが最小限に抑え、そして雷が消えればもう一度光の向こうから突っ込んできた。
「このぐらいならまだ静電どす!!!」
体に微妙な黒いすすを纏って汚れた彼女を見ればそれは間違いなく強がりで……。
「触んじゃねーよ」
と楪は陰燐太夫の再突撃を見据えた局所的な雷撃によるカウンター……【thistle(シスル)】をぶち込んで回避した。
「がはっ!」
とお約束の声が上がり陰燐太夫は部屋の奥の壁まで吹っ飛んでいって、雷撃と共に壁に叩きつけられ、ぐたり。
「まだ、まだじゃ……」
「いや、後の用事があるのでな……手早く済ませる」
「!?!?」
陰燐太夫がのそりと起き上がろうとすれば、それはいつの間にかこの場にいたグラナト・ラガルティハ(火炎纏う蠍の神・f16720)によって阻止された。
「ぐ、グラナトさん……早く終わらせて、帰ろ?」
と彼の腕の中でかわいく囁くマクベス・メインクーン(ツッコミを宿命づけられた少年・f15930)をちらりと見れば、そのかわいい(マクベス視点)【猫のお願い(ネコノオネガイ)】を見て、グラナトとしては答えねばならない。
「まかせろ」
と、グラナトは【柘榴焔(ザクロエン)】による神の炎を容赦なく全て陰燐太夫の体に叩きこむ。
「燃やすならわしもじゃ」
とそこに援護の一矢を放つ小百合子。いつのまにか長弓に持ち替え、勇気の発現にて生み出した【心火焔硝矢(ココロニトモシビユラメクホムラノヤ)】にて太夫を焼き尽くす。
「う、うわあああ! こ、これは巻き込まれたくない!」
「なんだ、もう終わりか……」
焼けて、焼けて、焼けて、燃えていく陰燐太夫。
「これが俗に言う吉原炎上かえ?ほほほ……さて、帰るとするかの」
と小百合子が言えば、他の猟兵たちも太夫の最後を見届けることもなく解散を始める。
「さて、早く帰るか、マクベス」
「う、うん」
この流れに乗れば編にここで問い詰められる暇もなく帰れるだろうと踏んだマクベスとグラナトは一目散に帰宅。
「なんだ、随分急いでたな。」
「そ、そんなことより……御褒美待ってるから……早く、帰ろっか?」
「ん? 全く、仕方ねえな……おう、帰るぞ」
と、何んとなくマクベス達のフォローを入れつつもう縄の魅力にほれぼれしている望と、その誘惑的可愛い顔に負ける楪。
「……今日はいい思い出ができた」
「お、おれは、ほんとわざとじゃないんで、勘弁っす」
とそれぞれ花魁にされる過程でやや酷い流れに乗ったがある意味充実していた三六に翔。
「あの、ところで……静葉さんの遊女経験とか気になっちゃってりしてるんですけど……」
「ふふふ、遊女経験はおいて今はとにかく帰りましょう? まだ、“濡れて”いますし」
「あ、はい。そうですねー。そうですよねー」
と、恋華荘に帰っていくいちごと静葉。
一応何人かは、炎の後に陰燐太夫の姿がないのを確認したのだ。そして、ちゃんと彼女が消えていたのも確認したのだ。これですべて、めでたしめでたしである。
●回る世界
「まったく、今回はひどい目におうたもんどすな」
陰燐太夫は猟兵たちがいなくなった後、猟兵たちと戦った部屋の下の部屋でふうと息をついた。
「うちが危うく、生かされそうになるや何て、難儀なお客どしたわ……」
この遊郭の楼、陰燐の部屋には隠し通路があった。ただし、やや豪快な。畳を1つ外せば、そこには下の階に落ちることができる穴が開いていたのである。
「さて、ほんま今回はヤバかった、次は吉原あたりで見世を……」
「んー。んんん。これに見えるは太夫様ではないですか? 隣人ちゃんは驚きです! まさか遊女をスッキリさせていたら太夫様が降ってくるなんて。兎角。こんにちは。いつもクスクスあなたの背後で回り続けるメイドですよ。取り敢えず。先程皆さんが楽しんでいただいた回転椅子で――」
その穴は、地獄に通ずる穴だった。隣・人(六六六番外・f13161)だけ方向感覚も狂ったゲロゲロの遊女たちの情報をもとに自主探索していたので、最後まで合流することもなく、迷子になっていたのだ。しかしなんと、向こうから降ってくるではないか。しかも2人きり。きっとこれが俗にいう、ラッキースケベなのでしょう! あ、違います?
とにかくっ! 隣人ちゃんは礼の回転椅子にボロボロの陰燐太夫を無理やり乗せまして。回転に回転に回転を加えまして……。撲殺します!
異常なほどの殺気を纏い、速攻戦を仕掛けます。
怪力を発揮してちぎっては投げちぎっては投げしましょう。
服も皮も肉も骨も、生命の源まで『殺し』尽くしましょう。
「そうですね。ついでに三半規管も狙ってみましょうか。ほら。それか脳震盪。こっちの方が得意なのですよ。隣人ちゃん。さあ。行きますよ!!!」
執拗に頭部をぶん殴る隣人。それはもう鬼のように。隣人ちゃんは殺人鬼です!
「いや。やっぱり……私の衝動は過去にぶつけるべきよ」
「……」
しかし、そう隣人が口にした時、既に隣人の【六六六之番外・隣人血病暗流超絶斬新回転椅子撲殺術(ロクロクロク・バンガイ)】による暴力的な暴力によって、陰燐太夫は物言わぬ状態となっており、大量の血とゲロの中で消滅していったという。
大成功
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