バトルオブフラワーズ⑥〜敗北知らずの三人衆!
●ザ・ダンスステージ
「我ら、タンパク質三人衆! 絶対無敵のバトルダンサーだ!」
その見た目に反して、タンパク質三人衆は、ダンスのプロだった。
しかも、ダンスをしながら、戦う事が出来るプロフェッショナル!
故に、今まで負け知らず。
それ以前に、誰かと戦った経験があるかと言えば、それは秘密ッ!
誰にも明かす事が出来ない三人だけの秘密であった。
そのせいで、胡散臭い雰囲気が漂っているものの、彼らが負け知らずである事に関しては、不動の事実のようである。
●ミルクからの依頼
「そりゃあ、戦わなければ、負け知らずよね。……と言うか、自分より弱い相手と戦って無敗を誇る誰かさんと同じだしぃ」
生乳・ココア(人間の聖者・f14331)がテンション低めで、今回の依頼を説明した。
今回の戦場はダンスステージ。
故に、ダンスのステップを踏みつつ、オブリビオン達と戦わなくてはならないらしい。
しかも、ダンスのリズムは、タンパク質三人衆にとって、有利なモノ。
この時点で圧倒的に不利だったりするのだが、彼らにも欠点があった。
「おそらく、戦いながら踊った経験が無いと思うのよね。ほら、イメージトレーニングはバッチリだけど、本番でしくじるチェリー君みたいな感じでさ」
ココアがあっけらかんとした様子で、タンパク質三人衆の弱点を指摘した。
「だから、相手のタイミングが狂うように攻撃すればイイだけ。それなら、楽勝でしょ?」
そう言ってココアが思わせぶりな態度で、猟兵達に視線を送るのであった。
ゆうきつかさ
この戦場では、ダンスのステップを踏みつつ戦わなければなりません。
戦場の床タイルが、ダンスのリズムで明滅するので、ダンスのリズムで、光っている床タイルだけを踏みながら戦闘します。
光っていない床タイルを踏んだり、ダンスに失敗すると、そのキャラクターは戦闘不能となり脱落してしまいます。
また、ダンスが上手ければ上手い程、戦闘能力が向上します。
踊りながら、多数の敵を撃破してステージをクリアしましょう。
ちなみにネタ寄りなので、マトモな行動をした方が、失敗しやすくなっています。
第1章 集団戦
『タンパク質三人衆』
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POW : ニワトリ怪人・ウェポン
【ニワトリ兵器】で対象を攻撃する。攻撃力、命中率、攻撃回数のどれを重視するか選べる。
SPD : サカナ怪人・ジェノサイド
【サカナ攻撃】を発動する。超高速連続攻撃が可能だが、回避されても中止できない。
WIZ : タコさんウィンナー怪人・リフレクション
対象のユーベルコードに対し【タコさんウィンナー】を放ち、相殺する。事前にそれを見ていれば成功率が上がる。
イラスト:まめのきなこ
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
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種別『集団戦』のルール
記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
アポロダスト・ディラマティウス
【アドリブ歓迎】
ダンスの女神(自称)の前でダンスのプロを名乗るとはいい度胸デース!
ワタシが真のダンスを見せてやりマース!
【SPD】
戦いながら踊るのは大得意デース!
なぜならワタシにはダンスと拳法を組み合わせた「ダンス」神拳があるからデース!!
ユーたちにも素晴らしきダンス神拳の片鱗を見せてやりマース!
ヘーイ!ダンス神拳奥義『流星群舞踊(メテオダンス)』デース!!
華麗にステップを踏むことで流星群を呼んでしまいマース!
まぁ、でもユーたちなら流星群が飛び交う中でも踊れるはずデース!
仮にもダンスのプロならそれぐらいは出来るはずデース!
●命を懸けたダンス勝負ッ!
「ダンスの女神(自称)の前でダンスのプロを名乗るとはいい度胸デース! ワタシが真のダンスを見せてやりマース!」
敗北知らずの三人衆に勝負を挑んだのは、アポロダスト・ディラマティウス(踊り踊らば踊りまSHOW!・f17392)であった。
「おいおい、そんな事を言っていいのかァ! 俺達はプロだぜぇ!」
ニワトリ怪人が今にもコケェーッと叫びそうな勢いで吠える。
イメージトレーニングがバッチリである以上、アポロダストに負ける理由はひとつもない。
むしろ、イメージトレーニングで、圧倒的な勝利を収めているため、迷いがないッ!
既に脳内ではアポロダストを足蹴にして、高笑いを響かせている最中であった。
「もちろんデース! 戦いながら踊るのは大得意デース! なぜならワタシにはダンスと拳法を組み合わせた『ダンス』神拳があるからデース!!」
それでも、アポロダストは怯まない。
それどころか、華麗にダンスを踊り、タンパク質三人衆を挑発ッ!
「ダンス……神拳だと!?」
その態度にサカナ怪人が、ギョッと驚いた。
それは数多くの者達によって、使い古されたネタ。
誰かに笑ってもらうためではなく、自らの存在を示すため、必要なモノ。
故に、ギョ!
サカナだけに、ギョである。
これだけでサカナ怪人は、何やらやり切った感じで、ガッツポーズを繰り出した。
「ユーたちにも素晴らしきダンス神拳の片鱗を見せてやりマース! ヘーイ! ダンス神拳奥義『流星群舞踊(メテオダンス)』デース!!」
そんな中、アポロダストが華麗にステップを踏み、【流星群舞踊(メテオダンス)】を使う。
それと同時に流星群が降り注ぎ、タンパク質三人衆が悲鳴を上げた。
「な、なんだ、これは!」
その途端、タコさんウィンナー怪人が、半ばパニックに陥った様子で悲鳴を上げる。
「大丈夫デース! ユー達なら流星群が飛び交う中でも踊れるはずデース! 仮にもダンスのプロならそれぐらいは出来るはずデース!」
その間もアポロダストは、陽気にダンス!
「む、無理だ! ぎゃあああああああああああああ!」
そして、タンパク質三人衆は悲鳴を上げながら、流星群に追われるようにして逃げていくのであった。
大成功
🔵🔵🔵
有馬・ナオ
Pow勝負でしゅ!
美味しそうな怪人と勝負でしゅか?じゅるり(既に捕食者の目付き)
それはともかくキマイラフューチャーの為にこの勝負を受けてたつでしゅ。
ダンスは……私は経験ないでしが。そこに(宿主) はりきってるに任せましゅ。
さくらさん…弱肉強食の鉢巻きは何ですか?本当に食べる気でしゅ(涙)
*戦闘*
床のタイルが光始めたら。
普段やる気ない宿主さんが
派手なミュージックと共に
【ダンス】で神速の動きを初めましゅ。
てか……何で踊れるの?ゲームでしゅか?太鼓の⚫人やダンスゲームは任せろ?その力勉学に使って欲しいでしゅ。
襲って来るならこいと言わんばかりにジャスティスペインを発動し、激しいターンでフィニッシュです
●踊る獲物
「それにしても、美味しそうな怪人でしゅね」
有馬・ナオ(Dragonaidant・f10768)はタンパク質三人衆の行く手を阻み、じゅるりと涎を垂らしていた。
既に目つきは捕食者のソレになっており、色々な意味で喰らう気満々。
「お、俺達は……美味しくないぞ!」
ニワトリ怪人の両足がガタブルと震え、警戒にリズムを刻む。
元々、チキンな性格もあり、この時点で逃げ腰。
何時でも仲間達を見捨てて逃げる覚悟があるものの、サカナ怪人に腕を掴まれ……動けない。
「ダンスの経験はないでしゅが、宿主さんが張り切っているので任せましゅ。……と言うか、さくらさん……弱肉強食の鉢巻きは何ですか? 本当に食べる気なんでしゅね……」
ナオが宿主である桜しおんの気持ちを察し、気まずい様子で汗を流す。
普段は無気力であるはずのしおんがヤル気満々の時点で、何となく察しがついていたのだが、間違いなく食べる気である。
「まさか……俺ッ!」
そのターゲットとして選ばれたのは、タコさんウィンナー怪人であった。
冷静に考えてみれば、当然かもしれない。
この中で一番おいしそう。
しかも、調理済みなのだから……。
「が、頑張れ……」
ニワトリ怪人が、必要以上に距離を取る。
サカナ怪人も、ニワトリ怪人にしがみついたまま、力強くコクコクと頷いた。
それと同時に軽快な音楽が流れ出し、パネルがピカピカと光り出した。
「こ、これは『タコさんウィンナーを食べよう』の曲……!?」
そして、タコさんウィンナー怪人は悟った。
自分が人身御供にされてしまった事を……。
しかも、対戦相手であるナオの動きは、神速。
まるでダンスの女神が乗り移ったように軽快であった。
「……ん? さ、さくらさん!? まさか……もう……限界でしゅか」
その途端、ナオが半ば諦めた様子で、深い溜息をもらす。
しおんは既に我慢の限界。
一気にタコさんウィンナー怪人との距離を縮め、食べる気満々でアングリと口を開けていた。
「まあ、これも運命でしゅね」
次の瞬間、ナオの宿主であるしおんが、タコさんウィンナー怪人を平らげ、ニワトリ怪人達を恐怖のどん底に突き落とすのであった。
大成功
🔵🔵🔵
子豚・オーロラ
SPD主体に行くわ
武道と舞踏は近いところにあるともいうし、五刀を装備して豚房の舞を見せてあげるわ
【爆肉変態法】を使い全身の肉をパワーアップ
素早く踊りを見せていくわ
体を激しく揺らし、胸やお尻を振って【誘惑】、相手を自分の間合いに引き込むわ
巨大化した胸も躍る程激しく揺れるから、その揺れを利用して胸の刀で【なぎ払い】
さらに腰を動かし股間の刀で【串刺し】に両手の刀で【2回攻撃】
踊りの中にもこれだけ攻撃を入れられるのよ、あなたたちはどうかしら?
さらに踊りの最中胸から倒れこみ、両乳で二枚の光っているタイルにバウンド、そこから胸の弾力で宙返りの【パフォーマンス】よ
あぁ~ん、見られるのって、気持ちいぃ~❤
●運命の対決ッ!
「どうやら、俺の出番が来たようだなッ!」
チキン怪人にとって、それは運命的な出会いであった。
鶏と豚……それは食卓で火花を散らす存在。
鶏が好きか、豚が好きか。
それが原因で争いになった地域があるほど、因縁の相手……。
故に、チキン怪人も退く訳には行かなかった。
「武道と舞踏は近いところにあるともいうし、五刀を装備して豚房の舞を見せてあげるわ」
だが、子豚・オーロラ(豚房流剣士・f02440)に迷いはない。
何やらチキン怪人に誤解されているところもあるようだが、どちらにしても【爆肉変態法(バクニクヘンタイホウ)】の敵ではない。
すぐさま、乳肉、更なる尻肉、更なる腿肉を強化し、何となく毒状態に陥りながら、軽快なステップでピカピカと光った床タイルを踏んでいく。
そのたび、胸や尻が激しく揺れ、チキン怪人達の視線を釘付けにした。
「ぐぬぬ、色仕掛けとは卑怯な……!」
そのせいで、チキン怪人が、前屈み。
本来のパワーを発揮する事が出来ず、妙な姿勢のまま、床タイルを踏んでいた。
「お、おい! 本当に大丈夫なのか……!」
サカナ怪人が心配した様子で叫ぶ。
いまのところ、何とか床タイルを踏んではいるものの、チキン怪人の動きは危うく、いつミスを出してもおかしくないような状態であった。
「大丈夫だ。問題ない」
そう言いつつ、チキン怪人は頭の中で違う事を考え、必死に昂る気持ちを鎮めようとしていた。
「それじぉ、行くわよ♪」
しかし、オーロラが待つ訳もなく、巨大化した胸をばるるんと揺らしながら、その揺れを利用して胸の刀でチキン怪人を薙ぎ払い、さらに腰を動かし股間の刀で串刺しにすると、両手に持った刀で容赦なくチキン怪人の両腕を斬り落とした。
「チ、チキン怪人がヤラレただと……。つまり食卓の女神は豚に微笑んだという事かッ!」
サカナ怪人が謎の解説役の如く、驚愕の表情を浮かべた。
そしてチキン怪人は何かイイ事を言おうとして、サカナ怪人の顔を見つめ、その言葉を吐き捨てる余裕もなく息絶えた。
「あぁ~ん、見られるのって、気持ちいぃ~♪」
そんな中、オーロラがサカナ怪人に見せつけるようにして胸から倒れ込み、両胸で光った二枚の床タイルにバウンドすると、そこから胸の弾力で宙返りのパフォーマンスを繰り出し、恍惚とした表情を浮かべるのであった。
大成功
🔵🔵🔵
アヴィル・ガスフェルト
踊るたんぱく質か…大層身がしまってそうだ。店に持ち帰って提供するのもありかな(見定め)
お客さんの前でパフォーマンスすることも少なくないんだよ?俺もダンス結構得意
ゲーセンも通いづめでダンスゲームやってたし俺が光踏み外すことは無いでしょ。遊び人万歳なステージだね!
UCで誘惑、キレッキレのダンスを見せてあげよう。同性も異性もみんな虜にしてあげる
腰のアイソレーションを取り入れて表情は豊かに。指差し、流し目でファンサ多めで見せつけよう
見惚れてたら踊れないんじゃない?
さぁ、子猫ちゃ…さかなくん(???)こっちにおいで
そこのタイルは光ってないよ
●新たな世界の扉を開け!
「……踊るたんぱく質か。大層、身がしまってそうだ。店に持ち帰って提供するのもありかな」
アヴィル・ガスフェルト(君の心にナンバーワン・f18076)が品定めをするようにして、サカナ怪人に視線を送る。
「そんな目で俺を見るなァ!」
その視線に気づいたサカナ怪人が身の危険を感じて、全身に鳥肌を立たせた。
だが、そこで気づく。
魚なのに、鳥肌とは、これイカに……と。
だが、ツッコミを入れてくれたタコさんウィンナー怪人も、陽気にフォローを入れてくれたチキン怪人も、ここにはいない。
すべてひとりで処理しなければイケナイ状況。
「俺にはデカすぎるネタだぜ!」
故に、サカナ怪人は泣いた。
訳も分からず、泣き崩れた。
しかし、床タイルは無情にも光り輝き、サカナ怪人の余裕を奪う。
「それじゃ、始めようか。これでも、お客さんの前でパフォーマンスすることも少なくないからね。ゲーセンも通いづめでダンスゲームやってたし、俺が光を踏み外すことは無いでしょ」
それとは対照的に、アヴィルが順序良く光った床タイルを踏んでいき、サカナ怪人に無言のプレッシャーを掛けていく。
「お、おれだって、誰よりも上手くダンスを躍る事が出来るんだ! その証拠に今まで誰にも負けた事が無いッ!」
これにはサカナ怪人も腹を立て、イラついた様子で、床タイルを踏み始めた。
だが、力の差は歴然。
サカナ怪人の焦りが形となって、徐々にタイミングがズレていく。
「そんな事を言いつつ、さっきから俺ばかり見ているようだけど……。そんなに見惚れてたら踊れないんじゃない? さぁ、子猫ちゃ……いや、サカナくん。こっちにおいで」
その間に、アヴィルが【夢魔の芸術(インキュバス)】を使い、腰のアイソレーションを取り入れ、表情は豊かに、指差し、流し目でサカナ怪人を魅了しつつ、キレッキレのダンスを披露した。
「う、嘘だ。俺が……俺が……」
それを目の当たりにしたサカナ怪人が、まるで少女の如く瞳をウルませ、キュン死しそうな勢いで、心臓をドキドキさせた。
「……あ、そこのタイルは光ってないよ」
その途端、アヴィルがハッとした表情を浮かべ、サカナ怪人にツッコミを入れた。
「う、嘘だろおおおおおおおおおお!」
次の瞬間、サカナ怪人が断末魔を響かせ、呆気なく爆発四散した。
こうしてタンパク質三人衆は猟兵達によって倒され、見事ステージクリアを果たすのだった。
大成功
🔵🔵🔵