バトルオブフラワーズ⑧〜黒を塗りつぶせ…
「みんな…ザ・ステージの連日の攻略ありがとう…そろそろ完全攻略も近そうなところまで来ているみたいだ…」
泉・星流(人間のマジックナイト・f11303)は居並ぶ猟兵達に簡単に現在の状況などを説明…感謝の言葉を告げた。
「…で、僕も戦況の整理中にペイントステージの情報を感知した…」
星流は愛用の箒を投げると、それが地面に魔方陣を描きその中に『闇の様な黒に染まったキマイラフューチャーの街並みが映し出される。
「この戦場では『ヌリツブシバトル』…という特殊戦闘ルールが摘要される」
この戦場で初めて戦う猟兵もいるかも…と、星流は説明を続ける。
「この戦場では初期状態…と仮称させてもらう、この時点では敵に対しては全く攻撃が通用しない…ユーベルコードでも…だ…攻撃を有効化するには、この黒く染まった街を『君達の色』で染め上げれば良い」
『君…自分たちの色?』
「この戦場では街を攻撃すると、そのすべてがその人の好み…もしくは『その人のイメージカラー?』が反映される…一定範囲以上を塗りつぶすと一度だけ敵に対して自分の攻撃が有効化される…が、ステージの2/3以上を塗りつぶすと、制限が消えて攻撃が完全に有効化される」
広範囲攻撃や2回攻撃など…広範囲や連続攻撃が出来そうな技能は有効だろう…と付け加えて…、
「次に敵だが…コイツだ…」
魔方陣の中に映る、真っ黒い風景の中…箒型のアイコン?のようなものが、ある一点を指していて…、
『シュタッ!!』
そのアイコン?が指していた場所から何者かが現れた?…いや、最初からそこにいたのだ。
「コイツは『銀木犀』 だ…が、コイツはこのステージに合わせて服なども黒で統一し、周囲の色に溶け込み…ある意味では『ガチの勝負』をしにきている」
『運良く、コイツの戦い方まで知る事が出来た…』…と、星流は説明を続ける。
「コイツは普段は周囲に溶け込み隠れている…が、塗りつぶしに来た猟兵を見つけると、こっそり近づいてきて『塗りつぶし行為禁止…破ればダメージ』を宣告…『かなり素早い攻撃』をしてきて邪魔をしにくる」
特に『ルール宣告(頂戴)』のユーベルコードは優先的に使ってきそうだ…とも付け加えた。
非常に厄介だが…やりようはないわけでもない。
「テレビウムの事件からここまで大変だったけど、まだ序盤戦…ここで長々と足踏みしている訳にもいかない、みんな頑張ってきて…」
旅野文師
『ザ・ステージ』…始まってからずっと敵キャラ弄って登場させている旅野文師です。
OPで説明があった事に対する補足事項を…、
攻撃で塗りつぶせる色について…、
これは赤や青の一色だけでなく、『水玉』や『ストライプ』なども認めます、『猟兵の任意』と『戦闘ルール上問題が無い』との判断からです、好きなように街を彩ってください。
多分居ないと思いますが…『黒の上塗り』は無効にします、『限りなく黒に近い紺や藍』などの色にします。
色の指定がなければ、こちらで色を判断させてもらうかもしれません。
塗りつぶし行為禁止…破ればダメージ、
OPで語った通り、優先的に使わせる予定です…特に対策がなければ喰らうかもしれません。
塗りつぶし行為禁止の宣告された方は塗りつぶし行為を行うたびにダメージが入ります、これも特に記載がなければ、このステージの戦況を確認している星流君が『危険』と判断したところで『転送による回収』を行う予定です…ここは簡単な描写が入る程度です。
皆さん、参加をお待ちしています。
第1章 ボス戦
『銀木犀』
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POW : 頂戴
【予告状】が命中した対象にルールを宣告し、破ったらダメージを与える。簡単に守れるルールほど威力が高い。
SPD : 手刀
【残像さえ残る格闘術】による素早い一撃を放つ。また、【下駄を飛ばす】等で身軽になれば、更に加速する。
WIZ : 巾着切り
【スリ】による超高速かつ大威力の一撃を放つ。ただし、自身から30cm以内の対象にしか使えない。
イラスト:りょうま
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴
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種別『ボス戦』のルール
記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※このボスの宿敵主は
「宇冠・由」です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
カイジ・レッドソウル
アドリブ共闘歓迎
色は朱色
「任務了解」
UB天獄の雷を用いて【範囲攻撃】【2回攻撃】やテイルブレードの【なぎ払い】【衝撃波】などで塗って行きます
敵に対しては
こっそり近きUBを使われた場合
【見切り】で避け
「当タラナケレバ問題無イ、こーど・ヘーリオス」
とスピードを上げて戦闘を避けながら色塗りを行い、相手に攻撃が入るようにして、【串刺し】電撃【属性攻撃】【マヒ攻撃】を行います
マヒしてる間にまた色塗りを行います
ステージに転送されるなり、ユーベルコード『太陽の馬車発動』を使用し高速で飛び立つカイジ・レッドソウル(プロトタイプ・f03376)
「任務了解…行動を開始スル」
情報を再度確認し行動に移るカイジ…彼はその飛翔による衝撃波で街を闇のような黒から朱色へと変えていく…だけではなく、さらに『背面装着型中間射程武器テイルブレード』を使用して少しでも広範囲を塗り替えようとしていった。
『ちっ…』
そんな彼の姿に舌打ちを一つして、闇のような黒の中へと姿を隠す者がいた。
このまま一人で街を朱色に塗りつぶしてしまいそうな勢いのカイジ…だったが…
「本機のエネルギー量低下…作戦行動を変更スル…」
…と、『太陽の馬車発動』の使用を止めて着地し、テイルブレードで床や壁をなぎ払い、色の塗り替えを続行する…が、ピタリ…と手を止める
『シュンッ!!!!』
『ブオンッ!!!!』
一瞬の出来事だった。
敵…『黒・銀木犀』は闇のような黒に染まった街の中から飛び出し、カイジへと『塗り替え禁止』…と書かれた【予告状】を貼り付けようとした…が、
『黒・銀木犀』の襲撃方法(闇のような黒の中から素早く襲ってくる)を知っていたカイジは警戒を怠らず、『黒・銀木犀』の気配…その襲撃による接近に合わせてテイルブレードをなぎ払った…結果は…
「…や…やるじゃないか…」
「…ぬ…ぬかった…ゼ」
相討ち…
『黒・銀木犀』の攻撃を見切って反撃しようとカイジは考えていたが、初見ゆえに見切れ切れず、『黒・銀木犀』の【予告状の宣告】を受ける形となったが…、カイジのテイルブレードも『黒・銀木犀』を捕らえて、現在麻痺にて動けなくなっていた。
カイジは再び『太陽の馬車発動』の飛翔能力で少しでも多く塗り替えようと行動を起こそうとした…が…
『ブォン…』
カイジの近くに帰還の為のゲートが開いた…
『あの速さで塗り替えを行ったら、回収する前に死ぬ』…との星流の判断だった。
大成功
🔵🔵🔵
マリン・ルベライト
なんだかいつもと違ってゲームやスポーツみたいだね!
でもキマイラフューチャーのためにしっかりと任務はやらなきゃね。
なんだか厄介な敵みたいだけど近づかなければ大丈夫じゃないかな?
ひとまず高台から弓で攻撃するよ。
【千里眼射ち】で遠くまでまんべんなくね。
ある程度たったら下へ降りて場所を移動するよ。
あまり長いすると距離を詰められちゃうからね。
移動中も曲射で遠くを塗っていくよ。
曲射なら場所もバレないだろうしね。
もし接近されちゃったら【高速詠唱】で剣に【属性攻撃】氷を付与、相手の動きをじゃまするよ!
なるべく塗るのを優先でね!
「なんだかいつもと違ってゲームやスポーツみたいだね!」
…ちょっとしたビルの上へと移動してキマイラフューチャーの街並みを模した街を見ながらマリン・ルベライト(禁忌に生み出されし姉妹・f08954)はそう呟いて…
「でもキマイラフューチャーのためにしっかりと任務はやらなきゃね。」
厄介な敵…とは思っても、近づかなければ大丈夫…と、転送直後に近くの出来るだけ高い建物を探し…ここにいた
そしてマリンはそのビルの建物を中心に時計回りにまんべんなく【千里眼射ち】で塗り潰していく作戦に出た…使用武器が弓矢で一本一本の命中判定範囲が少ないものの(リンゴ一個分ぐらい)、その分は全体の攻撃範囲が補っていて確実に闇のような黒を塗り潰していった。
「出来れば一周したかったけど…」
マリンの作戦でまんべんなく塗ろう…と考えると、やはり弓矢単体で色を塗れる範囲というのが少々少ない…やや効率に難が見受けられた。
…とはいえ、やはり狙撃手(仮称)のような存在は一所に長居すべきではない、居場所が確定されると厄介…ビルを降りて別の場所へと移動を開始した。
そして移動中…とはいえ、少しは色を塗り替えようと曲射で街を塗る変えていった。
…が、これが本人の考えとは裏腹に『発射元』を特定する結果となってしまった。
「もうこれ以上、街の色は変えさせないよっ!!」
色塗りを優先していたマリンは迎撃の考えこそあったが、周囲に対する警戒が弱すぎ…相手に先手を許す結果となり、迎撃が間に合わずに…
「きゃああぁぁっ!!!!」
『黒・銀木犀』の素早い格闘術に吹っ飛ばされる…そして『黒・銀木犀』は追撃しようとしたが、マリンも【高速詠唱】で剣に属性付与し、氷の【属性攻撃】を『黒・銀木犀』に放つ…『黒・銀木犀』も予想外の反撃…と思ったのか回避が遅れて傷を負い、そこから氷の浸食が始まり動きが阻害され始めた。
「くっ…ここは一旦引かせてもらおうかね…」
…と、『黒・銀木犀』はその場を立ち去った。
マリンの方も致命傷には至らないものの、少々ダメージが大きいと判断したのか?マリンの近くに『転送ゲート』が出現し回収された。
成功
🔵🔵🔴
グリモアベース
ほんの数分…ほんの数分の間だが、泉星流は『グリモア猟兵としての役割』を放棄した…
本来あってはならない事…だが、少なくとも『アレを見せられて、一瞬でも生理的嫌悪の方が勝らない事はないだろう』…と、本人は語っていた。
グリモア猟兵の記録報告書…『バトルオブフラワーズ⑧〜黒を塗りつぶせ…』より抜粋
ジョディ・アリゲータ
エキリん(f06202)と参加。
「2/3以上を塗りつぶせれば、後は倒すだけなんだから!」
銀木犀対策はエキリんに任せて、私は床や壁を綺麗に塗るの頑張るね!
エキリんが虫さんを使って敵が隠れられないよう荒く塗ってくれるから、そうやって敵が潜み難くなった範囲を私がしっかり塗りつぶして移動していく。
青龍偃月刀で【なぎ払い5】で近くの壁や床、ちょっと離れたところは【熱湯水鉄砲】。
ごめんね、そこちょっとどいてね。(攻撃する前に虫に声をかける)
【熱湯水鉄砲】で壁の上の方を塗ったら、液だれで下の方まで塗れたりしないかな?
虫はどんな種類でも好きなんだけど、背中に入られるのだけは怖いんだよね。潰しちゃいそうで。
エキリ・ナーガクーガ
ジョディ(f06153)と参加。
「改めて確認するがジョデはホントに虫が平気……好きか。不得手が少ないのは良いことだ、うん(女の子としてどうかなー)」
【飛交う恐怖】を使用。壁や床を走り回らせ、頭上を飛交わせて銀木犀の不意打ちが儂やジョディに当たらない(虫に命中する)ようにする。
虫が歩き回った部分も塗れるなら楽だが、違うなら齧らせる。三十センチ四方に色がつかない所がないよう周囲に色を付けて、敵が黒に潜んで近づくことを防ぐ。
現れた銀木犀には虫の大群をぶつける。
攻撃の一度だけってのは最初の一匹だけなかな? ま、命中すれば何匹か服の中に入るだろうしから、ダメージはなくともジョディの邪魔はし難くなるだろ。
「それじゃあやるが…本当にいいのか?」
エキリ・ナーガクーガ(牙・f06202)は一緒に転送されてきた、ジョディ・アリゲータ(鰐娘・f06153)に問いかけた…が…
「えっ!?…良いよ…」
…と、問いかけられたジョディは何を気にしているのか?…と、そんな感じだった。
『頼むぜ、諸先輩方!』
エキリの呼びかけに応じるかのように100体…100匹の小型の戦闘用蜚蠊(黒い害虫)…別名『G』が召喚された。
(なお…戦場の様子を魔方陣の映像で伺っていた星流君が魔方陣から数メートル程逃亡していた)
「改めて確認するがジョデはホントに虫が平気……好きか?」
「虫はどんな種類でも好きなんだけど、背中に入られるのだけは怖いんだよね。潰しちゃいそうで。」
どうやらジョディにとっては『G』もその範疇に入っているようで…
「……不得手が少ないのは良いことだ、うん」
『女の子としてはどうかなー』とは思っていたが、それは口には出さないエキリだった。
蜚蠊は二人を中心にして、まるで『黒光りする何か』が『闇のような黒』を齧りながら四方八方へと広がっていき、『黒・銀木犀』の接近が分かる程度に荒く色を変えていった。
そしてそうやって荒く色が変わったところをジョディが…
「ごめんね、そこちょっとどいてね。」
…と、わざわざ声を蜚蠊にかけてどいたところで、近くの壁などは青龍偃月刀でなぎ払い、高いところなどは熱湯水鉄砲(ネットウミズデッポウ)で攻撃して色を変えていった。
『ギャアアアアァァァァ!!!!!!!!!!!!!!!』
突如響き渡る悲鳴…そして飛び出してくる、『黒・銀木犀』…その体には数匹の蜚蠊がついていた。
どうやら二人に接近中に付着したようだ。
そんな『黒・銀木犀』の気も知らずに、飛び出してきた『黒・銀木犀』に対してエキリが再び【飛交う恐怖(フライング・フィアー)】を使用…した。
想像してみよう…
『百匹にも及ぶ『G』が自分の身体で蠢いている光景』
…を…(なお、この時点で星流君はしばらくグリモア猟兵としての責任を放棄しました。)
「離れろぉーー!!!!」
『黒・銀木犀』がその場でのたうちまわる度に『G』は消滅していく…が…その度にエキリが【(追撃の)飛交う恐怖(フライング・フィアー)】で『G』を追加していく…
本来ならダメージは入っている…はずなのだが、『ヌリツブシバトル』のルールの性質上、『一定範囲か2/3以上を塗り潰さないと攻撃が無効』となる為、元々微々たるものだがダメージは全く入っていない(現時点で塗り潰しは六割程度だろうか?)
ただし…無効なのは『肉体的ダメージ』であり、『精神的ダメージ』は含まれていない…
結果…ジョディが7割以上塗り潰すころには…『黒・銀木犀』は精神崩壊していました。
大成功
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