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バトルオブフラワーズ⑤〜ゲームをクリアするにゃ!

#キマイラフューチャー #戦争 #バトルオブフラワーズ

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「戦争がゲームで大変だにゃ!」
 キマイラフューチャーの世界が大変な事になって、色々とパニックにしている様子なティットリート。
「このステージでは、ゲームをクリアしないといけないにゃ!」
 今度説明をするのが、ゲームのクリアしないといけない世界。それも普通のゲームではない。ゲームの中へ入り、そのゲームをクリアする事で勝利となる。非常にキマイラフューチャーの世界っぽいステージである。
「このステージのゲームは……にゃんだか四角いマスを進んで敵をやっつけるにゃ!」
 ティットリートはあまりゲームに詳しく無いのか……いや、たぶん説明が下手なのだ。
 このステージのゲームは、敵と味方でターン制に動き、敵を撃破していくゲーム、いわゆるシミュレーションRPGである。まあ、『シミュレーション』とか『RPG』とか突っ込みしたい人がいるかもしれないが、そこはご愛敬。
 いわゆる『スーパー』で『兵器』の大きな『大戦』をイメージするといいかもしれない。
「ゲームの敵は四角い点の集まったモンスターにゃ!」
 四角い点……いわゆるドット絵の敵。ドット絵の動物が敵として現れる。猟兵側はロボットや戦車や戦艦となって攻撃し、一定数倒すとクリア。ちなみにゲームの中の敵はオブリビオンではない。
「モンスターをやっつけるとクリアにゃんけど……」
 そこで邪魔してくるのがオブリビオンの『つよくてかわいいアニマルズ』。そこからは、猟兵たちもいつもの姿に戻り、ユーベルコードを駆使して戦う必要がある。
「ともかく、何とかしてステージをクリアして欲しいにゃ!」
 ゲームをクリアしオブリビオンを倒すとゲームクリア。最終的に一定数のオブリビオンを倒すと、このステージクリアとなるが、ゲームをクリアしようとしない限りオブリビオンに攻撃が出来ない。
 やっかいだが、ある意味珍しい体験が出来るかもしれない。
「ともかく、よろしくお願いするにゃ!」
 そう言って、後を託すティットリートだった。


雪見進
 こんにちは雪見進です。

『注意』
 このシナリオは一章で終了する特殊な『バトルオブフラワーズ』シナリオです。参加の際はご注意下さい。

『ゲーム』
 いわゆる、シミュレーションRPGゲームです。猟兵は一時的にロボットや戦車や戦艦になり、ドット絵の動物を撃破して下さい。ゲーム内だけですので、外見は自由です。自分と同じ外見(ゲーム的にはロボットになりますが)でも大丈夫です。
 ユーベルコードを使用することも出来ます。ゲーム内での戦闘力はイメージの強さによって変化します。基本的に難易度が低いので、好きなイメージで敵を吹っ飛ばして下さいね。

『怪人・つよくてかわいいアニマルズ』
 なんだか可愛いようで微妙な雰囲気のオブリビオンです。ゲームのクリア直前に現れて、猟兵たちの妨害をします。この時点で元の姿に戻る事が出来ます(戻らなくてもOKです)。ユーベルコードを駆使してやっつけて下さい。
 オブリビオンを一定数倒すと、このステージクリアになります。

 それでは、皆さんの参加をお待ちしております。
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第1章 集団戦 『つよくてかわいいアニマルズ』

POW   :    丸太クマさん怪人・ウェポン
【丸太兵器 】で対象を攻撃する。攻撃力、命中率、攻撃回数のどれを重視するか選べる。
SPD   :    鉄球ワンちゃん怪人・ジェノサイド
【鉄球攻撃 】を発動する。超高速連続攻撃が可能だが、回避されても中止できない。
WIZ   :    ピコハンウサちゃん怪人・リフレクション
対象のユーベルコードに対し【ピコハン 】を放ち、相殺する。事前にそれを見ていれば成功率が上がる。

イラスト:まめのきなこ

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

高柳・源三郎
「手足がある方がしっくりくるからロボットになろうかのう」【ステータス 燃費:劣悪 燃料:酒】源三郎はゲームが始まると後方に陣取りユーベルコード【酔っ払いの戯言】を使って仲間の強化を図った。燃費が悪いので常に【銘酒・狸酔】を見続けている。オブリビオン戦でも同じユーベルコードを使い続けて動かずに酒を飲み続ける。


ネリー・マティス
兵器になれるんだ!なんだか面白そう!わたしの知ってるものだとー……そうだ!筋肉を活かして、重装甲とたくましいアームを備えた投石機になるよ!
【気合い】を込め、【怪力】と【投擲】を活かした、重く大きな岩での【グラウンドクラッシャー】!敵たちをまとめて蹴散らすよ!
オブリビオンが出ても姿はそのまま!ひたすら【グラウンドクラッシャー】だよ!
近寄られたら、腕で叩き潰したり、轢き潰しで応戦するよ!兵器になっても筋肉は正義だ!


エルシー・ナイン
ゲームはやったことはありませんが、舞台が戦場なら実戦とあまり変わりませんから問題ないはずです。

ワタシは火器満載の重戦車になるとしましょう。
そして、敵の射程外から【スナイパー】と【誘導弾】を駆使して砲撃を叩き込みます。
できるようなら【範囲攻撃】でミサイルを一斉射してマップ兵器的に複数の敵を同時に攻撃しますよ。
敵の攻撃に対しては地形効果を活かしてなるべく被ダメージを少なくします。

オブリビオン戦になったら元の姿に戻り【LC式全武装一斉射撃】を【範囲攻撃】【一斉発射】して3体まとめてぶっ飛ばします。
……あれ? 戦車だった時と戦法があまり変わっていないような気が……まあ気のせいでしょう。


パトリシア・パープル
SRPGね
こういうのってガチでやると、実際は数の差で押し切った方が強いのよね

自身も巨大スカンク型戦車を駆りつつ、UC:最臭奥義・一斉放射で登場するスカンクの群れを『小型スカンクタンク』としてゲーム内に召喚
BC兵器(尻から発射)の一斉砲撃で敵を一掃する
「戦いは数なのよ! スカンクタンク量産の暁には、あなた達なんて物の数じゃないわ!

怪人が現れたらヨーヨーを武器に戦闘
「可愛い顔して、残虐ファイトが好きな相手みたいね!だったら…
【誘導弾】を使ったUC:スラッシュ・バズソー・ホイールで、敵の攻撃の届かない距離から相手を回転鋸でズタズタに!
「アハハハ、怖かろう……な~んてね!(どう見てもこっちが悪役です)



 ここは『ザ・ゲームステージ』。猟兵たちはゲームの中に入り、ゲームクリアを目指す。
「兵器になれるんだ! なんだか面白そう!」
 そんなゲームに興味津々なのはネリー・マティス(大きな少女・f15923)。
「ゲームはやったことありませんが、舞台が戦場なら実戦とあまり変わりませんから、問題ないはずです」
 ネリーの言葉に応えるエルシー・ナイン(微笑の破壊兵器・f04299)。そんなエルシーは火器満載の重戦車をイメージ。
 その姿は、大口径の主砲と、多数のミサイルポッドを満載した姿。
「わたしの知ってるものだとー……そうだ! 筋力を活かして……」
 ネリーがイメージした姿は頑丈な装甲を持ち、たくましいアームを備えた投石機。
 そんな様子を見ていた高柳・源三郎(流浪の酔いどれおやじ、たぬき人形と共に・f15710)。
「手足がある方がしっくりくるからロボットになるかのう」
 源三郎はゲームの中の世界でも、自身に似たロボットになり……なんと、驚く事に酒を飲み始めた。本来なら、それが何か意味があるはずがないのだが、このゲームで猟兵の想いは力を持つ。
「なかなかの酒じゃのう」
 『酩酊』のバットステータスが表示されるも、源三郎自身は絶好調の様子。
「こういうのって、ガチでやると実際は数の差で押し切った方が強いのよね」
 他の猟兵たちが自由に楽しそうに機体を選ぶ中、慣れた様子せ戦術を考えているのはパトリシア・パープル(スカンクガール・f03038)。自身は巨大スカンク型戦車になり、その周囲に多数の小型スカンク戦車を操る。

 各機体が決まったところで、戦場へと転送させる猟兵たち。舞台はだだっ広い荒野。そこで多数のドット絵の動物が現れ、猟兵たちに向かい進軍してくる。
「お前さん知っとるか、あの陣形は中央に突撃するといいのう……」
 そんな敵の大群を見ながら酒を飲み、さらにうんちくと共に、部隊の指揮……というか、戦術アドヴァイザー的ポジションで戦闘をサポートする源三郎。
「それじゃ行くよ!」
 烏合の衆よりも酔っ払いでも指揮官がいる方が戦いやすい。勢いよく突撃したのはネリー。真正面から源三郎の指示通り突っ込んで行く。
「それなら、こちらね」
 それを支援するパトリシア。小型スカンクタンクを両翼に配備し、ネリーが孤立しないように動かす。
「エルシー殿は、そっちを頼むのう」
 パトリシアの動きに合わせ、エルシーに指示を出す源三郎。
 そんな他の仲間の動きは気にせず、真正面から突っ込むネリー。
「まとめて蹴散らすよ!」
 重く大きな石を連続投擲しながら、接敵しそのまま強靭なアームで、叩き潰し轢き潰し、ドット絵の敵を蹂躙する。
「……!!!!」
 大暴れすネリーを包囲しようと動くドット絵を迎撃したのは、巨大スカンク型戦車&小型スカンクタンクを指揮するパトリシア。
「戦いは数なのよ!」
 小型タンクに指示を出しながら砲塔(尻)を敵へと向ける。そう、スカンクの最大攻撃力は……あのBC兵器!
「!?!?」
 小型スカンクタンクと共に一斉発射したBC兵器がドット絵の敵を苦悶の表情を浮かべさせ消滅させていく。
「アハハハ、怖かろう……な〜んてね!」
 もはや、どっちが敵だか分からない。敵がドット絵だからいいようなものの、これが可愛らしい敵だったら色々問題ありだ。
「!!!」
 それでも数ばかりいるドット絵の敵。さらに増援にと戦場側面に現れる。
「ま、そうくると思っとったのう」
 酔っ払いだけど、その判断に間違いは無かった。敵が増援といして現れた方向は、源三郎の予測通り、待機していたエルシーの目の前。
「オールウエポン、フルファイア!」
 重戦車の本領発揮。まとまって増援として現れた敵へと主砲の連射とミサイルの雨を降らせる。
「!!!」
 まさに、一網打尽。増援として現れた敵を一層した。
「……」
 一瞬の沈黙の後、ファンファーレと共に、空へと浮かび上がってくる『クリア』の文字。どうやら、ゲームはクリアの様子……。
「ダメダ!」
「サセナイ!」
「クリアスルナ!」
 しかし、その『クリア』の文字が途中で停止する。同時に現れたのは、つよくてかわいいアニマルズのオブリビオン。
 ゲームクリアの邪魔をしようと現れたのだ。
「あいつらの弱点はのう……」
 突如現れたオブリビオンだが、猟兵たちは予測済み。元の姿に戻ったりと、戦う準備をする猟兵たちの中で、特に変わらず酒を飲みながら支援を行う源三郎。
「そのまま行くよ!」
 ネリーも投石機の姿が気に入ったのか、そのままの状態でオブリビオンに突撃、大きな岩を振り回し、丸太を持ったクマを弾き飛ばし、鉄球を持ったワンちゃんを轢く。
「マルチプルミサイル、ロック解除、。ブラスター、ガトリング照準セット。対象を完膚なきまでに殲滅します」
 さらに、元の姿に戻ったエルシー。全部武装を展開させる。
「オールウエポン、フルファイア!」
 展開させた全ての武装を一斉発射し、オブリビオンたちを焼き尽くす。
「……あれ? 戦車だった時と戦法があまり変わってないような気が……まあ、気のせいでしょう」
 実際武器の種類が違うだけのような気がするが、本人が気のせいだと言うなら、そうなのだろう。
「オノレ……」
 それでも立ち上がる怪人たち。
「可愛い顔して、残虐ファイトが好きな相手みたいね!  だったら……」
 パトリシア装備したのは回転鋸の刃が付いたヨーヨー。それを振り回し、オブリビオンたちを真っ二つに切断していく……。
 やはり、どっちが残虐なんだか分からない。
「二ゲロォー!」
 オブリビオンをある程度倒すと、残りは撤退していく。
 そして、途中で止まった『クリア』の文字が完全に空へと上がり、ゲームクリアとなった。
 残りのオブリビオンを退治する必要があるが、とりあえずゲームクリアだ!

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​

御宮司・幸村
【WIZ】
源さんとネリーちゃんの救援要請を受けてきたよー!
えっ!?ゲームだったの…くそう、ゲーマー×電脳の独壇場じゃん!
クリアされても困るー

まぁ、ヴァーチャルだろうが、リアルだろうが、おじさんはゲームの力を行使するだけなんだけどね!

ウサちゃんに対してさりげなく【先制攻撃、言いくるめ】でウォーSLGの次は、恋愛SLGなんてどうよ?とか言ってゲームをやらせるよー

実はコレ、UCなんだよね!
ときめいたが最後、激しすぎる束縛と呪詛が待ってるって訳

敵が止まったら、タクティカルタッチペンで【鎧無視攻撃、怪力、鎧砕き、武器改造、2回攻撃、串刺し、傷口をえぐる】攻撃をするよ!

他の敵攻撃は【敵を盾にする】よー



「源さんとネリーちゃんの救援要請を受けてきたよー!」
 次にゲームに挑戦したのは、御宮司・幸村(いいかげんサマナー・f02948)。
「えっ!? ゲームだったの……」
 援護要請を受けてからルールを把握するあたり、いい人なのかもしれない。
「くそう、ゲーマー×電脳の独壇場じゃん!」
 しかし、幸村の大好き分野だったようで、とても嬉しそう。
 そんな楽しいゲームパーとを、彼のゲーム力を行使しさくっとクリア。
「クリアスルナー!」
 それを最後に邪魔するのはオブリビオン。無論、それは幸村も想定範囲無い。
「ウォーSLGの次は、恋愛SLGなんてどうよ?」
 すっと、差し出す携帯ゲーム機。そこに表示されていたのは、イケメンの男子たち。
「とりあえず、やってみてよ?」
 シーンは最後の告白シーン。今までに上昇させた好感度で告白が成功するか決まるが、そんな好感度はすべてMAX。後は好きなキャラを選択するだけ。
「……」
 とは言っても、相手はオブリビオン。そんなゲームなどやるはずが……。
『どうしたの、僕に何か用ですか?』
 ピコハンうさちゃん怪人は、抗えぬ何かに従うかのように、コマンドを選択。選んだのは、真面目で眼鏡が似合う系男子。
『僕を選んでくれたんだね、ありがとう!』
 そっと眼鏡を『くぃ』っと上げて、見せてくれた笑顔は、そのピコハンうさちゃん怪人の心を射抜く。
『もう、君を離さないよ!』
 そして突如、うさちゃん怪人をときめきの糸が拘束し、動けなくしてしまう。
「それじゃ、さよならだな」
 ときめきに拘束されたオブリビオンを容赦なく攻撃する幸村。タクティカルタッチペンで、オブリビオンたちを一網打尽にする。
「アア、ワタシノオウジサマ……」
 オブリビオンたちは断末魔を響かせ消滅していった。無事ゲームクリアだ!
 しかし、もう少しだけ残っている様子。あと、少し掃討が必要そうだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

ティモシー・レンツ
なるほど、四角いオブリビオンを倒して、ラスボスのリアル調オブリビオンを倒せばいいんだね(別方面で理解してない)
……カードを射出するのってなんだろう、ロボット?戦艦?ピッチングマシーン?(SFに疎いヤドリガミ/ロボの外見はお任せします)

ザコ敵も含めて、本体……じゃなかった、たまたま持ってた占いカードで撃ち抜くよ!
えっと……1回で20枚?(1組で単位で出せないポンコツ&レベル覚えてない)
撃ち抜いてもカードが残ってるなら、そのまま機動を変えてバックアタックで一掃するよ!

ボス戦になったら、回避に専念しつつも、20枚のカードで敵を撃ち抜く!
……まぁ、事前に見られてはいるけど、相殺は使えないはずだし?


城島・冬青
自分がそのままドット型のロボットになってる姿で戦います

すっごい!なんかめっちゃ姿がカクカクしてるー!!
そして進むとピコピコ音が鳴る!
刀を振ってもピコピコ音が鳴る!
ピコピコピコピコピコピコ
ちょっと煩いかも…
今は滑らかでリアルなCGのゲームが当たり前だからドットタッチのゲームはある意味新鮮だなぁ

あ・いけない
新鮮な状況を楽しむのもいいけど今は戦わないとね
【ダッシュ】で敵に接近して花髑髏で近くの敵を斬ったり
【衝撃波】で遠距離攻撃もしちゃうよ!
このオールラウンダー感…
私ってば攻略でお勧めされる強キャラなのでは?(にんまり)

オブリビオンが出現したら
【廃園の鬼】使用でパワーアップ!
刀でザクザク斬ってくよ



 最後の挑戦者が現れた。
「なるほど、四角いオブリビオンを倒して、ラスボスのリアル調のオブリビオンを倒せばいいんだね」
 ティモシー・レンツ(ヤドリガミのポンコツ占い師・f15854)はちょっと分かってないところもあるようだが、やるべき事に間違いは無いのであえて訂正する必要も無いだろう。
「すっごい! なんかめっちゃ姿がカクカクしてるー!!」
 その隣では、姿を変えた城島・冬青(六百六十九番目の宿木・f00669)が、ドット絵的なロボットになった自身の姿に驚きながらも、楽しそうに身体を動かす。
「ピコピコ音が鳴る!」
 冬青ロボは、歩けばピコピコ、刀を振ってもピコピコ、なんとも楽しげなロボットだ。
「……カードを射出するのって、なんだろう?」
 そんな冬青を見ながら、ティモシーは自身がどうなればいいのか悩んでいる様子。
『チュートリアルシステム起動』
 悩んでいると、どうやらチュートリアルがある様子。今までの猟兵たちは慣れた様子で決めていたから発動しなかった基本システム。
『カード……射出……検索結果を表示します』
 表示されたのは、カードを射出する銃を持った怪盗っぽいロボットや、カードで変形したりする人型ロボット、カードを口から射出するロボット、マイナーな検索っぽいのに、それなりに出てくるあたり、優秀な検索システムなのだろうか。
「じゃあ、これで!」
 選んだのは、カードを口から射出するロボット。
『ゲーム・スタート!』
 自機の選択と同時に開始されるゲーム。今回のステージは森林ステージ。ドット絵の敵が森の中を隠れながら進んでくる。
「まとめてカードで撃ち抜くよ!」
 カードを口から射出しながら突き進むティモシーロボ。20枚ごとにリロードが必要だが、ばらまくカードが広範囲の敵をまとめて攻撃し、次々に撃破していく。
「ドットタッチのゲームはある意味新鮮だなぁ」
 今のゲームは滑らかな3Dグラフィック。それに慣れていると、ドット絵は目新しいかもしれない。
「あ、いけない」
 そんな目新しさを楽しんでいた冬青だが、戦いとなれば、容赦は無い。近寄る敵を刀で切り、攻撃を受け流して反撃で撃破と、次々と倒していく。
『ピコピコピコ……』
 そんな動きに合わせて、鳴り響く音。
「ちょっと煩いかも……」
 さすがに邪魔っぽい音はコンフィグ設定で変更。静かになったところで衝撃波を放ち、遠距離の敵も片付けていく。
「このオールランダー感……私ってば攻略でお勧めされる強キャラなのでは?」
 自画自賛な冬青。まあ、今まででに登場した、酔っ払いロボ、スカンクタンク、重戦車と比べるとバランスがいい感じであるのは間違いない。
 そんな二人の奮戦であっさりとゲームパートクリア。同時に現れるオブリビオン。ティモシーはちょっと勘違いしているが、さきほどまで倒した敵はオブリビオンではない。このつよくてかわいいアニマルズが、倒すべきオブリビオン。
「クリアスルナー」
 丸太や鉄球を振り回し攻撃してくるのを避けながら再びカードを放つティモシー。
「フガ!」
 それを丸太で撃ち落とす……かに思えたが、そのカードが機動を変え、丸太クマさん怪人の背中に突き刺さる。
「花髑髏の本当の姿を見せますね」
 冬青は愛刀・花髑髏の封印を解き、漆黒の吸血武器へと変化させ、そのまま鉄球ワンちゃん怪人とピコハンウサちゃん怪人をザクザクと切り落とす。
 残り少数のオブリビオンを倒すと、空へと浮かび上がる『クリア』の文字。
 それが一段と強く輝いたかと思うと、今までよりも派手はファンファーレと共に、空へと浮かび上がるのは『パーフェクトクリア』の文字。
 猟兵たちの活躍により、無事このステージをクリアできたようだ!

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​



最終結果:成功

完成日:2019年05月14日


挿絵イラスト