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バトルオブフラワーズ⑧〜闇のような黒色VS様々な色

作者：傭兵

「諸君、キマイラフューチャーの戦争で変わった動きをしているステージを発見した」
　純・ハイトは真剣な表情で猟兵達を見つめて。
「送るステージはザ・ペイントステージなのだが、キマイラフューチャーの街並みを模して作成している町を工事しているオブリビオンがいるのだ」
　何故オブリビオンはキマイラフューチャーの街並みを模して作成した町を工事しているのか不思議に感じるが。
「まぁ、何かあって工事しているだろうが、周りの闇のような黒色を多く塗りつぶさない限りオブリビオンにはダメージが入らないが、ある程度塗るとオブリビオンにダメージが入り３分の2以上塗れば我々が使うユーベルコードの攻撃が普段通りに使えるようになる」
　純・ハイトは次に塗り方について説明を開始する。
「諸君、持つ武器やユーベルコードで壁や床に攻撃すると君たちが塗りたい色か何も考えずに何かしらの色で塗ることができる、それを利用すれば闇のような黒色は別の色に上書きされていく」
　塗り方について説明を終えた純・ハイトは次にオブリビオンの情報と最終目的を言う。
「オブリビオンの相手情報はマルチプル・アースムーバーだ、このオブリビオンは工事専門に動いているようだが情報からの予想だとザ・ペイントステージで工事練習をしていると思っているのだ、最終目的はこのオブリビオン、マルチプル・アースムーバーを倒してシステムフラワーズの道を切り開くことだ」
　説明を終えた純・ハイトは最後に。
「長い戦いであるが、どうかキマイラフューチャーを助けるために諸君らの力を貸してほしい、それでは諸君、頑張ってください」

第1章 ボス戦 『マルチプル・アースムーバー』

POW   :    タイヘン　キケンデスノデ　チカヅカナイデクダサイ 【放り投げた瓦礫や、ドリルの一撃など】が命中した対象にダメージを与えるが、外れても地形【を塗りつぶし】、その上に立つ自身の戦闘力を高める。 SPD   :    シャリョウガ　トオリマス　ゴチュウイクダサイ 【ブルドーザー形態による猛烈突進攻撃】を発動する。超高速連続攻撃が可能だが、回避されても中止できない。 WIZ   :    ゴメイワクヲ　オカケシテオリマス 【排気マフラー】から【環境に厳しい有害物質たっぷりの黒煙】を放ち、【強烈な粘膜刺激と視界の悪化】により対象の動きを一時的に封じる。 イラスト：おおゆき 👑11 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

　キマイラフューチャーの街並みを模して作成している町に一人の猟兵が闇のような黒色を塗り替えるために現れる。
「徹底的に塗りつぶす…起動」
　そう言うのはエミリー・ローレライ（麺の神に愛された天使)である。
　起動の言葉に反応して小型の自律式浮遊砲台が145台が召喚される、エミリー・ローレライのユーベルコードの起動、殲滅せよ機械の僕たちである。
　だがしかしそれだけの召喚では止まらないエミリー・ローレライは更に。
「……数の暴力は偉大…兵士たち来なさい」
　ユーベルコードのDuplicationとArmy of Machineを発動して更なる自律式浮遊砲台を追加召喚する。
　自律式浮遊砲台の数はもはや見ただけでは計算できず、キマイラフューチャーの街並みを模して作成している町の空を覆いつくすほどの数が召喚されたのであった。
　オブリビオンのマルチプル・アースムーバーは異変にすぐに気づいて排気マフラーから環境に厳しい有害物質たっぷりの黒煙をだして、ブルドーザー形態で全速力でエミリー・ローレライの方に向かう。
「……撃て」
　エミリー・ローレライは射撃支持を出すと、キマイラフューチャーの街並みを模して作成している町の空を覆いつくすほどの自律式浮遊砲台は一斉に二回連続で射撃を開始して砲撃が開始される。
　炎を纏った砲弾は着弾地点が重ならないように誘導されながら飛んでいき、オブリビオンのマルチプル・アースムーバーは砲撃の阻止しようにも阻止できないのであった。
　そしてキマイラフューチャーの街並みを模して作成している町に闇のような黒色がエミリー・ローレライの砲撃によって虹色に塗り替えられていく、建物が邪魔をして塗れなかった場所もあるが半分以上は塗れただろうと見るエミリー・ローレライ。
「私の計82312979350機の力はどう…」
　エミリー・ローレライは自信があるように言い放つ。
　実際に半分以上は塗れておりオブリビオンのマルチプル・アースムーバーにダメージを与えられるようになっていたのである。
　オブリビオンのマルチプル・アースムーバーはエミリー・ローレライにこれ以上はやらせないと周りを見ずにブルドーザー形態による猛烈突進で突撃をするが。
「工事用のマシンというものは、もっとこう、実用性の美というものがですね！」
　そう言いながら螺旋剣の氷属性でオブリビオンのマルチプル・アースムーバーに攻撃をする猟兵、セプテンバー・トリル（ゼネコンのお姫様)である。
「…こほん、失礼しました」
　そう言いながら少し後退して様子を見るセプテンバー・トリル、オブリビオンのマルチプル・アースムーバーは先にセプテンバー・トリルを目標に変えてブルドーザー形態で猛突進を仕掛ける。
　セプテンバー・トリルは回避しながら少しづつ誘導していき、一部分が更地のようにされた、水平に均し、踏み固めた地形に誘導する事に成功する。

●エミリー・ローレライが自律式浮遊砲台を召喚している時間まで戻して
　闇のような黒色に染められた建物や地面を見ながらセプテンバー・トリルはガイドロッドを掲げて。
「さあ、おいでなさいサーベイヤー！」
　ユーベルコードの追跡測量班・招集でサーベイヤーを召喚して空中から撮影をしながら情報収集をして敵の動きやフィールドの状況を確認して、自身が動きやすくするように。
「大地を切り拓け！これぞ、開拓者魂ですわぁ！」
　ユーベルコードの造成開拓の一撃を発動して建物を潰して地形を水平に均し、踏み固めていき、闇のような黒色は茶色に塗られていく。
　こうして一部分が平地となったのであった。

●時間を戻して
　オブリビオンのマルチプル・アースムーバーは水平に均し、踏み固められた地形を見て。
「コレハコウジデハナイ、ハカイデアル」
　怒りを露にするようにセプテンバー・トリルを睨むかのように見て、排気マフラーから環境に厳しい有害物質たっぷりの黒煙を出しながらブルドーザー形態による猛烈突進攻撃で襲いかかる。
　セプテンバー・トリルは自身がユーベルコードで作った地形の上に立つことで戦闘能力が高まり、華麗に回避をしながら反撃を行う。
　オブリビオンのマルチプル・アースムーバーは何回か攻撃を受けて不利だと判断した結果、後退をするのであった。
　エミリー・ローレライの砲撃とセプテンバー・トリルの地形変更からの戦闘のおかげで３分の2以上を塗ることに成功するのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

「アレの相手をしつつ壁や床を攻撃しないといけないのか…うーん、どうするか…」
　テオドア・クレーヴェル（ドラゴニアンのブレイズキャリバー)はオブリビオンのマルチプル・アースムーバーを見ながら悩む、それは戦いながら闇のような黒色を別の色に塗りつぶさないといけないということから悩んでいたが、一つ閃く。
「なら攻撃するようにしながら戦えばいいんだ」
　テオドア・クレーヴェルはそのままオブリビオンのマルチプル・アースムーバーを巻き込むように、ユーベルコードのブレイズフレイムを発動する。
　テオドア・クレーヴェルの自身の体を切り裂き噴出する地獄の炎が闇のような黒色を赤色に塗られていきながらオブリビオンのマルチプル・アースムーバーを襲うが。
「タイヘン、キケンデスノデ、チカヅカナイデクダサイ」
　オブリビオンのマルチプル・アースムーバーがそう発言しながら放り投げた瓦礫や、ドリルの一撃などで地形をすぐに変化させて戦闘力を高め回避する。
「住人がいないってのが良いよな。派手に動けるし…」
　テオドア・クレーヴェルにとって攻撃は塗りつぶしの次と考えていたので気にしなかったが、このまま戦うと苦戦はしそうだと感じたその時。
「分かる」
　ゴリラ型ロボットのヒバゴン・シルバーバック（ゴリラ型ロボット)が突然そう言うと同時に自分自身を転がすようにローリングアタックをするためにバウンドして着地した時に闇のような黒色をジャングルを思い浮かべるような緑色に塗り替えながら縦横無尽に転がり続ける。
　そして、ヒバゴン・シルバーバックは勢いをそのままに。
「そんなウデマエではとても勝ち抜いてはいけないウホ！」
　と言いながらオブリビオンのマルチプル・アースムーバーに攻撃をするが回避されるが、ユーベルコードのグラウンドクラッシャーの力で地形を破壊してオブリビオンのマルチプル・アースムーバーの戦闘力を元に戻すことができる。
「お前を倒してヒバゴンたちは更に先へ行くウホ！」
　そう宣言するヒバゴン・シルバーバックだが、オブリビオンのマルチプル・アースムーバーは聞いているのかは分からなかった。
「そらっ、潰れろ！」
　テオドア・クレーヴェルは今は自身に反応していないと考えて鉄塊剣で攻撃を仕掛けて、オブリビオンのマルチプル・アースムーバーにダメージを与えることに成功する。
　ヒバゴン・シルバーバックもオブリビオンのマルチプル・アースムーバーがテオドア・クレーヴェルの攻撃に意識を戻した瞬間に体当たりで攻撃してダメージを与えて、テオドア・クレーヴェルとヒバゴン・シルバーバックの共同作業で戦うが未だ倒せずにいたが三人目の猟兵が数を引き連れて参戦する。

●少し時間を戻して
「これだけいれば、簡単には邪魔出来ないと思うのだ」
　諏訪野・みすず（不思議系ダンサー)はユーベルコードのエレクトロレギオンで小型の機械兵器に闇のような黒色を人海戦術で様々な色に塗り替えていく。
　そうして闇のような黒色が目立たないぐらいに塗り替えられていったところで猟兵二人とオブリビオンのマルチプル・アースムーバーとの戦いが目に入り参戦することを決めた諏訪野・みすずは機械兵器と共にバールのようなものを持って向かうのであった。

●時間を戻して
　諏訪野・みすずは機械兵器を先に攻撃させに向かわせて、オブリビオンのマルチプル・アースムーバーが機械兵器に集中した瞬間にバールのようなもので攻撃をする諏訪野・みすずであった、そして。
「もう終わりなのだ。みすずちゃん達に倒されるのだ」
　そう宣言すると同時に諏訪野・みすずとテオドア・クレーヴェルとヒバゴン・シルバーバックは同時攻撃を仕掛けた瞬間、排気マフラーから勢いよく環境に厳しい有害物質たっぷりの黒煙を出してくる。
　3人の猟兵はすぐに回避して様子を見ていると、オブリビオンのマルチプル・アースムーバーがブルドーザー形態で猛突に諏訪野・みすずに向かって突進してくるが回避してダメージを受けずに済むが、オブリビオンのマルチプル・アースムーバーはそのまま前進して先にいる人影に突進していく。
「あれお前テレビウム・ロック事件の時に倒したような……ま、いいか先行する猟兵のおかげでこっちもフルパワーが出せるってもんだ！」
　人影の正体は猟兵のアーサー・ツヴァイク（ドーンブレイカー）である、彼は上空からユーベルコードのフルスピード・スカイドライブで移動しながら闇のような黒色を真っ赤な色に塗り替えていたのだ。
　そして、ある程度塗り終えてオブリビオンのマルチプル・アースムーバーを倒すために着地したのだが、ちょうどオブリビオンのマルチプル・アースムーバーがアーサー・ツヴァイクに向かって突撃している最中であった。
　アーサー・ツヴァイクはバスターホーンを構えながら、オブリビオンのマルチプル・アースムーバーを見つめて。
「【Select…SMASH ACTION!】バスターホーンの馬力…受け止めてみろおおおおお！！」
　ハンマーモードに変形したバスターホーンで勢いよく横降りでぶん殴る。
　アーサー・ツヴァイクのユーベルコードのダイナミック・ストライクは綺麗にオブリビオンのマルチプル・アースムーバーに直撃して怯ませる。
　諏訪野・みすずとテオドア・クレーヴェルとヒバゴン・シルバーバックは怯んだオブリビオンのマルチプル・アースムーバーに向かって、様々な攻撃をしていき、オブリビオンのマルチプル・アースムーバーは動かなくなる。

　そして数分後、オブリビオンのマルチプル・アースムーバーは突然消え始める、それはオブリビオンを倒した証拠でもあった。
　猟兵達はオブリビオンが消えたのを確認してシステム・フラワーズに向かうための道が一歩進めたと思うのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

最終結果：成功 完成日:2019年05月07日 宿敵 『マルチプル・アースムーバー』 を撃破！