#アルダワ魔法学園
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●引きこもりの魔法少女
「これで、よしっと」
一仕事終えた少女は、額の汗を拭う。その少女、オブリビオンは、迷宮にトラップと配下を配置し終えたのだ。
「これだけの触手を配置すれば、誰もここまで来れないはず・・・・・・安心して引きこもれるね」
引きこもった少女は魔術の研鑽を積む。いずれ究極の魔法使い『ロイヤルマギカ』へと至るために・・・・・・。
●触手迷宮
「みんなー! 触手! 触手だらけなんだよ!!」
集まった猟兵たちへと、ニーナ・ソーサリー(魔法学園のキマイラ少女・f05920)は事件の詳細を説明する。
「えっとね。また地下迷宮にフロアボスとして災魔が現れたんだけど、その災魔は侵入を防ぐために、迷宮を触手で埋め尽くしちゃったんだよ!」
フロアボスたる災魔は自身の身を守るために、触手だらけの迷宮を作り出した。知恵を必要とする仕掛けや体力を必要と仕掛けと比べても、ある意味で攻略は難しいともいえるだろう。
「まずは触手だらけの迷宮を通り抜ける必要があるんだよ。怪我をしたりはしないと思うけどけど、触手さんたちは滅茶苦茶にくすぐってくるみたいだから注意してね!」
例えば華麗な動きで触手を回避したり、触手の薄い場所を抜けるという手段が考えられるだろうか。危険性としては低いので、くすぐられることを覚悟して強引に通り抜けてしまってもよいかもしれない。
「触手だらけの迷宮を抜けたらフロアボスの災魔のところに着くんだけど、フロアボスの災魔を守っている敵も触手で攻撃してくるみたいだから要注意だね!」
どうもフロアボスの災魔は自身がやられたら嫌なこととして、迷宮を触手のトラップと敵で埋め尽くした様子だ。2つの触手の障害を超えて、この災魔を撃破してもらいたい。
「なかなか大変そうな迷宮だけど、みんなならきっと攻略できると信じているよ! 頑張ってね!」
ニーナの応援を受けて、猟兵たちは地下迷宮へと進んでいくのであった。
夢幻
マスターの夢幻です。オフでいろいろありまして、触手依頼を出すことになりました。こういう系統は初めてとなりますが、精一杯リプレイを書かせて頂きます。第六猟兵は全年齢対象ですので、描写もそれくらいの範囲になります。
●一章:触手トラップの攻略
●二章:ウォーク(触手を使う敵)との集団戦
●三章:魔法少女『リコ・ワンダーソイル』とのボス戦
(三章ではエッチなことにはなりません)
第1章 冒険
『くすぐり触手の巣窟』
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POW : 強引に突き進んでいけば問題ない。
SPD : 器用に身をこなしを見せれば問題ない。
WIZ : 進み易い場所を見極めれば問題ない。
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴🔴🔴
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種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
黒木・摩那
【WIZ】
迷宮の障害物に罠ではなく触手を使うというのは考えたわね。
普通の罠ならば、こちらも対策は色々あるけど、
触手は、ね。
面倒だわ。
ここは触手の密度が薄いところを探して突破を試みます。
スマートグラスで測量して【情報収集】、
触手が薄いところを踏破します。
それでも邪魔な触手は、
唐辛子ポーチから除草剤のように、とびきりの唐辛子をお見舞いします。
触ってきた触手にはUC【サイキックブラスト】を喰らわせます。
マリン・ラピス
くすぐり触手ですか。
初めて見ますが捕まりたくはないですね。
まあですがしっかりと対処すれば問題なさそうです。
まずは落ち着いて触手を観察して進みやすそうなところを探します。
ある程度決めたら【シーブズ・ギャンビット】で一気に突破します。
ある程度は【武器受け】で弾いて動きを最小限に。
いざとなったら武器を瑠璃月に持ち替えて【なぎ払い】で振りほどきましょう。
くすぐられるのは苦手なので多少強引にでもはやく抜けてしまいたいですね。
「迷宮の障害物に罠ではなく触手を使うというのは考えたわね」
「くすぐり触手ですか。初めて見ますが捕まりたくはないですね」
アルダワ魔法学園の地下迷宮へと踏み込んだ黒木・摩那(冥界の迷い子・f06233)とマリン・ラピス(禁忌に生み出されし姉妹・f08555)が見たものは、迷宮の一面に広がる触手であった。
「普通の罠ならば、今までの経験で対策できるけど、触手は、ね。面倒だわ」
「まあですが、しっかりと対処すれば問題なさそうです」
触手相手となると、通常の罠とはまた違った対処が必要となるだろう。二人はいくつかの対処法を準備しつつ、触手のあふれる迷宮へと挑む。
「ますは触手の密度が薄いところを探さないとね」
「落ち着いて触手を観察すれば、進みやすそうなところも見つかるでしょう」
当然ながら、触手が薄い場所の方が突破は容易だ。二人はじっくりと観察し、触手の薄い場所を見極めていく。しばらく観察すれば、摩那のスマートグラスによる測量で、最も突破しやすい場所が判明した。
「それでは、私から行きます。くすぐられるのは苦手なので多少強引にでもはやく抜けてしまいたいですね」
先行して触手の蔓延る通路へ進んだのはマリンだ。彼女は『シーブズ・ギャンビット』を応用した素早い動きで、触手を切り裂き、また武器ではじきながら進んでいく。
「近くで見ると、一層気持ち悪いわね」
マリンに続いて、摩那も通路を進む。マリンがある程度切り裂いているため、伸びてくる触手の数は少ないが、それでも数本の触手が摩那へと迫る。
「近づかないで!!」
摩那はポーチから何かを取り出すと、触手へ向けて振りかけた。すると、触手はのたうち、苦しんでいるかの如き挙動を見せて、摩那から離れていった。摩那が振りかけたのは唐辛子の粉、辛党の摩那がいつも持っているそれは、除草剤のように触手を追い払ったのだ。
そして先行するマリンが触手のある通路を抜けようとしたところで、多数の触手が逃がさないと言うかのように道を塞いできた。通路を抜ける最後の関門として、触手の壁が出現したのだ。
「ここは通してもらいます!」
マリンは触手の壁に対処するため、武器を薙刀『瑠璃月』へと持ち替える。マリンが瑠璃月にて触手をなぎ払えば、触手の壁に人が一人通れる程度に穴が空いた。しかし、触手はすぐにその穴を埋めようと伸びてくる。
「それはダメよ」
伸びて穴を塞ごうとした触手に、摩那の放った雷撃が命中、感電により触手をしびれさせ、触手の壁に空いた穴を固定することに成功した。二人は急いでその穴を抜けて、触手のあふれる通路を突破したのであった。
成功
🔵🔵🔵🔵🔴🔴
照崎・舞雪
(普段より若干こわばった顔)
いえ、大丈夫なのです。当たらなければどうということはないのです
触手とか全部回避すればいいわけでしょう?
レイニーシーカーを放ち
敵の少ない場所を見極め
慎重かつ大胆に進むのです
避けきれない奴は祭礼剣と女郎蜘蛛で迎撃…!
ええい、魔法薬の毒も使います!
>突破後
ひぃ…ふぅ……ひぃ……
ひ、人前であんな……あんな……
ううぅぅぅ~っ
(くすぐられてはしたなく大笑いしてしまったことが恥ずかしいだけ)
乙女の尊厳を穢したオブリビオン、許すまじっ!!
首洗って待ってろ、ばかやろーっ!!
(恥ずかしさのあまり口調が崩れてる)
リンタロウ・ホネハミ
ほほう、これが噂の触手ダンジョンっすか
いやぁ~~……グロいっすね!?
うっわあんなウネウネヌメヌメして、まーじ無理っすわ生理的に無理っす
つってもなぁ、仕事だもんなぁ……
しゃぁねぇ、気合入れていくっすか!!
まず取り出したるはコブラの骨、そいつを食って発動したるは【二〇六番之暗殺者】!
毒を吐いて触手に撒き散らかし、触手の弱らせてやるっすよ!
仕留められれば儲けもの、それができずとも動きは鈍るはず
その間にゆうゆうと抜けてやるっつー寸法っす!
あー気持ち悪かったっす……
この先の女の子も、この気持ち悪さが生理的に無理だったんでしょねぇ……
まあどっちにしろぶった斬るからどうでも良いっすけど
アドリブ・絡み大歓迎
「ほほう、これが噂の触手ダンジョンっすか。いやぁ~~……グロいっすね!?
うっわあんなウネウネヌメヌメして、まーじ生理的に無理っすわ。アレに絡まれたら大変っすね」
「いえ、大丈夫なのです。当たらなければどうということはないのです。触手とか全部回避すればいいわけでしょう?」
続いて迷宮に挑むのは、リンタロウ・ホネハミ(Bones Circus・f00854)と照崎・舞雪(未来照らし舞う雪の明かり・f05079)の二人だ。のたくる触手に対し、リンタロウが感想を述べると、舞雪は若干こわばった顔で答えていた。確かに全て回避すれば大丈夫だろうが・・・・・・そううまくいくだろうか?
「我が目よ我が耳よ、雨の雫に宿る翼となりて、彼方まで今飛びたたん」
舞雪は小鳥を召喚し、それで触手の少な目な場所を見極める。そうして発見した場所に、リンタロウが突っ込んでいく。
「これあんまカッコよくねぇから使いたくねぇんすけど……まあ、言ってらんないっすよね。 二〇六番之暗殺者!」
コブラの骨を食らったリンタロウは、毒液を触手に撒き散らかしていく。彼はコブラの骨から、毒吐きの能力を得たのだ。
「これで触手の弱らせてやるっすよ! 仕留められなくとも、動きは鈍ればその間にゆうゆうと抜けてやるっつー寸法っす!」
「毒なら私も持っているのです。弱らせた上で、やっつけながら進むのです」
舞雪も持っていた魔法薬の毒を触手にぶちまけ、それでも迫る触手は鋼糸『女郎蜘蛛』とルーンソードの『祭礼剣ネプトゥナリア』で切り裂きながら進んでいく。
そうして順調に進んでいた二人であったが、迷宮を進むにつれて触手の数は増えていき、ついに舞雪は一本の触手の接近を許してしまう。近づいた触手は舞雪の着物の裾から服の中へと入り、舞雪をくすぐってきた。
「あ、コラ、やめるのです。ダメッ・・・・・・あはははは!」
触手が這い回って舞雪をくすぐれば、舞雪は女体を引き攣らせながら白い喉を反らせ、可憐な唇より笑い声を響かせる。
「おわっ、大丈夫っすか!? うわっ!」
舞雪の痴態に気をとられたリンタロウも、その隙を突いて近づいてきた触手にくすぐられてしまう。
その後、二人はどうにかくすぐってきた触手を引き剥がし、通路を突破することに成功した。
「ひぃ…ふぅ……ひぃ……ひ、人前であんな……あんな……ううぅぅぅ~っ」
「あー気持ち悪かったっす……」
触手のくすぐりに息も絶え絶えな舞雪は、顔を真っ赤にしてうずくまっている。どうやら人前ではしたなく大笑いしてしまったことが恥ずかしい様子だ。対して、リンタロウは触手による気持ち悪さが大きかったようだ。
「この先の女の子も、この気持ち悪さが生理的に無理だったんでしょうねぇ……まあどっちにしろぶった斬るからどうでも良いっすけど」
リンタロウの推測通り、気持ち悪さからフロアボスも鉄壁の守りとして触手を選択したのだろう。そんなところで、うずくまっていた舞雪がすくっと立ち上がった。
「乙女の尊厳を穢したオブリビオン、許すまじっ!! 首洗って待ってろ、ばかやろーっ!!」
あまりの恥ずかしさに口調も崩れてしまっている舞雪は、オブリビオンを絶対に許さないと意気込むのであった。
成功
🔵🔵🔵🔵🔴🔴
山梨・心志
しょ く しゅ ……
いや、二次元でおなじみと言うかある意味夢と浪漫ではあるんですけど
リアルで対峙するのはカンベンして欲しかったですかね!
絵面的にも野郎が擽られるシーンなんて面白くないでしょうから
出来るだけ避けて進もうと思います
こういう触手がいそうな【世界知識】(薄い本調べ)をフルに活かしつつ
影の兵隊たちを先行させて触手の位置を探り
触手の少ない場所や眠っている触手の場所を選んで進みます
……そういう本を読んだことがあるからと言って自分が絡まれたいわけではありませんから!
もし触手に捕まってしまったら【恥ずかしさ耐性】と(絵面が)【激痛耐性】で頑張って耐えて
頑張って【捨て身の一撃】で殴って逃げます
ファラーシャ・ラズワード
(アドリブや他の猟兵との絡みは大歓迎よ。この依頼に限っては触手との絡みも……)
少し、遅れてしまったかしら。
わたくし、体力がないのでゆっくりと行けそうな部分を見て進んでいかないと。
にしても……(先を逝くもの達の姿を見て)
その、すごい、わね。くすぐりが拷問というのもわか、うわぁ(口元を抑える)
ん、ん”ん”!(ごほん)
身体の小ささを生かしていくわ。
フェアリーランドも用意したので犠牲者を収容して。
これがデキル猟兵の姿というものね!ふふっ、幸運の青い蝶はこうでな……
あら?蜘蛛ならぬ触手の巣?ネバネバして、あっ、離れなっ!?
ま、待ちなさい!そのぬるぬるはあぶなっ!
(トラップの間に悲鳴が響く)
「しょ く しゅ ……」
眼前の迷宮を埋め尽くす触手の群れを見て、山梨・心志(双子の兄の方・f03491)はジト目で呟く。
「いや、二次元でおなじみと言うかある意味夢と浪漫ではあるんですけど、リアルで対峙するのはカンベンして欲しかったですかね!」
二次元で美少女が触手に絡まれるシーンはご褒美だが、心志自身が絡まれてもうれしくもなんともない。絵面的にも野郎が擽られるシーンなんて面白くないだろう。心志はできるだけ触手を避けるべく、薄い本の知識とおもちゃの兵隊をフル動員して触手の少ないルートを探して、見つけた通路を進んでいく。
(「……そういう本を読んだことがあるからと言って自分が絡まれたいわけではありませんからね!」)
しかし、いくら少ないとはいえ触手が無いわけでは無い。心志は数本の触手に絡みつかれ、くすぐられてしまう。
「ちょっ、これはアカンて! あはははははは!!」
触手のくすぐりに、心志は狂おしく身悶えながら笑い転げる。そして、そんな心志の姿を少し離れたところから見つめる、一人の妖精の姿があった。
「その、すごい、わね。くすぐりが拷問というのもわか、うわぁ」
ファラーシャ・ラズワード(幸せを与える青い蝶・f18019)は顔を赤らめ、口元を抑えながら心志がくすぐられているのを見つめていた。少し遅れて迷宮に到着した彼女は、触手の少なめな通路を探していたところで心志が進むのを見かけ、これ幸いと後ろからこっそりついて行っていたのだ。
「ん、ん”ん”!」
ごほんと咳払いをし、気を取り直した彼女は改めて触手のあふれる通路に挑む。
「犠牲者は収容して・・・・・・身体の小ささを生かしていくわ」
彼女は笑い転げる心志を『フェアリーランド』で救出すると、ひらひらと触手を避けながら進んでいった。飛び回るフェアリーの小さな体は、そう簡単には触手に捕まらない。
「これがデキル猟兵の姿というものね! ふふっ、幸運の青い蝶はこうでな……あら?」
順調に進んでいたファラーシャであったが、不意にねちょっとしたものがその可憐な羽に引っ付いた。
「えっ、蜘蛛ならぬ触手の巣? ネバネバして、あっ、離れなっ!? ま、待ちなさい! そのぬるぬるはあぶなっ!」
動けないファラーシャへと無慈悲に迫る触手・・・・・・そして、迷宮にファラーシャの悲鳴と笑い声が響き渡った。
その後の話としては、フェアリーランドから出た心志がネバネバに捕らわれたファラーシャを救出する。そして笑いすぎで精魂尽き果てたようにぐったりしている彼女を抱えたまま、触手に嬲られることを覚悟の上の捨て身で通路を突破、この迷宮を踏破したのであった。
成功
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第2章 集団戦
『ウォーク』
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POW : 触手乱撫 + 服破り
【胸部のサイズを見定める視線】により、レベルの二乗mまでの視認している対象を、【いやらしい触手】で攻撃する。
SPD : ギラつく視線 + ホーミング
【極度に興奮した視線】を向けた対象に、【精神的な苦痛】でダメージを与える。命中率が高い。
WIZ : 粘液乱舞 + 恥ずかしい
【気持ち悪い触手】から【防具を溶かす粘液】を放ち、【恥ずかしい気持ちにさせること】により対象の動きを一時的に封じる。
イラスト:因果
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種別『集団戦』のルール
記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
触手の蔓延る迷宮を抜けた猟兵たちが目にしたもの、それはまたしても触手であった。迷宮の通路は大広間へと繋がっていたのだが、そこにいたのは触手を生やした豚の亜人『ウォーク』の群れだ。ウォークたちは、ニタニタとした顔で、猟兵たちを品定めしている。
大広間の奥には、1つの扉。おそらくその先に、フロアボスたる災魔がいるのだろう。つまりそこへ進むには、このウォークの群れを殲滅せねばならない。
猟兵たちよ! 汚らわしき豚と触手を殲滅し、災魔の元へと進むのだ!!
マリン・ラピス
うわぁ…。
なんだか悪寒が…。
ここは早めに突破したいですね。
まずは一気に距離を詰めに行きます。
【武器受け】と【第六感】、【聞き耳】などを駆使して最小限の回避のみにとどめつつ集団の真ん中にいる敵にダガーを思いっきり振り抜きます。
当たってもかわされても構いません。
振り抜いた直後私に隙が生じたと周りの敵が距離を詰めてくることが狙いです。
なるべくギリギリの間合いまで引きつけたところで【クリスタライズ】で不可視にしておいた瑠璃月で【なぎ払い】、一掃します。
その後急いで【クリスタライズ】で姿を消して集団の中から離脱します。
奇襲は一度しか効かないでしょうし残りは他の方にお任せして私はサポートに回りますね。
「うわぁ・・・・・・なんだか悪寒が・・・・・・」
大広間に入ってきたマリンに、ウォーク達の嫌らしい視線が集中する。彼女を触手で弄ぶことを考えているのか、ウォークはニタニタとした表情を隠さず、マリンへと近づいてくる。
「ここは早めに突破したいですね」
マリンはそう言うと、ウォークの集団の真ん中に突っ込んでいく。ウォークの伸ばすいやらしい触手をダガーで弾きながら接近したマリンは、思いっきりダガーを振り抜いて、一体のオークを絶命させた。
しかし、オークはこの一体のみにあらず。大ぶりな攻撃の隙もあいまって、距離を詰めてきたウォーク達によって、マリンは敵集団の中で孤立してしまう。
「狙い通りですね」
だが、敵を引きつけるところまでマリンの作戦の内だ。クリスタリアンには透明化の力がある。マリンは『クリスタライズ』にて、対集団用の武器『瑠璃月』を敵に見つからないように透明化して持っていたのだ。
「まとめて倒します!」
十分敵を引きつけたところで、マリンは瑠璃月を一閃、敵集団をなぎ払う。ダガーの間合いと勘違いしてマリンに近づいていたウォーク達は、予想外の攻撃で対処もできずに倒される。残るウォーク達は慌ててマリンへ向けて触手から粘液を飛ばしてくるが、マリンは冷静にクリスタライズを再使用。今度は武器のみならず自身も透明化して、敵集団の中から離脱する。
「奇襲は一度しか効かないでしょうし、残りは他の方にお任せしましょう」
離脱の際に粘液に少々服を溶かされたが、マリンは敵から距離を取ることに成功した。そして奇襲の効果は十分とみて、彼女は仲間のサポートに回るのであった。
成功
🔵🔵🔴
コロナ・グレイティア
※アドリブ等は大歓迎です。
触手と相対する描写もお任せします。
●心情
うぇぇえ……なんだこいつら……ニタニタしてるし触手がうねうねしてて気持ち悪い……
でも、こういう奴らが蔓延ってると大変だもんな!がんばるぞ!
●戦闘
トリニティ・エンハンスで炎の魔力を纏って、攻撃力を強化して戦うぞ!こいつら纏めて燃やし尽くしてやる!!!
黒木・摩那
うわー、ウォークがいる……
触手がイヤだ、というわりにはよくこんなのを迷宮に引き入れたわね。
マジ最悪。
見てるだけでこっちの気分も悪くなるから、さっさと倒してしまいましょう。
ここは迷宮。
周りは壁と天井ですから、UC【墨花破蕾】でそれらを蟻の群れに変換して、
ウォークを襲わせます。
こうすれば、視線や触手をこちらに向けている暇は無いでしょう。
混乱しているところをルーンソードで突入【先制攻撃】。
ウォークの視線を遮る形で【敵を盾にする】しながら、
戦います。
防御は【第六感】と【念動力】でカバーします。
あー、もう。いやらしい目でこっち見るな!!
「うわー、ウォークがいっぱいいる……」
「うぇぇえ……なんだこいつら……」
続き大広間へ足を踏み入れた摩那とコロナ・グレイティア(ブレイズブレイヴ・f17954)は、触手をうねらせ猟兵たちを見定めるウォーク達に嫌悪感を露わにする。
「ニタニタしてるし触手がうねうねしてて気持ち悪い……」
「触手がイヤだ、というわりにはよくこんなのを自分の迷宮に引き入れたわね。マジ最悪」
自分がイヤなものなら相手もイヤだろう。フロアボスがそう考えてのウォークの配置であったが、それは狙い通りに働いているようだ。しかし、フロアボスにとっての誤算は、イヤだからといって猟兵が足を止める訳では無いということだろう。
「見てるだけでこっちの気分も悪くなるから、さっさと倒してしまいましょう」
「ああ、こういう奴らが蔓延ってると大変だもんな! がんばるぞ!」
二人はむしろ戦意を高めて、ウォークの集団と対峙する。イヤなものから逃げる必要はなく、退治してしまえばいいのだ。
「炎よ、オレの剣に宿れ! よーし、やっつけてやるぜ!」
「ちょっと待って、まずは私が・・・・・・地に潜みし精霊よ。物に宿りて我に従え。姿さずけよ」
炎の魔力を剣に纏わせ、敵集団へと突っ込もうとしたコロナを摩那が制する。そして摩那が『墨花破蕾』を発動させれば、迷宮の壁や天井、床が蟻の群れに変換される。出現した蟻の群れがかみつきと蟻酸でウォーク達に攻撃を仕掛ければ、ウォーク達は大混乱に陥った。
「これで戦いやすいはずよ」
「なるほどな! いくぜ! こいつら纏めて燃やし尽くしてやる!!!」
混乱するウォーク達へ突っ込んだコロナは炎を纏う剣でウォーク達へと切り込んでいく。猟兵としての任務はこれが初めてとなるコロナだが、彼女が振るう剣は確かな剣筋でウォーク達を切り裂いていく。時折コロナの側面や背後から別のウォークが触手や粘液で狙おうとしていたが、高い第六感で察知した摩那はそれを許さない。念動力を使って他のウォークを盾にすることで攻撃を防ぎ、摩那は自分も戦いながら、コロナが戦いやすいようにサポートしていた。
そうしてウォークの集団が蟻の群れによる混乱から立ち直るまでに、二人は多数のウォークを討伐したのであった。
成功
🔵🔵🔵🔵🔴🔴
小夜凪・ナギサ
マリアンネさん(f00623)と
大丈夫よ、マリアンネさん
若い女の子が触手で汚れてしまうなんていけないわ
私が守ってあげる
…援護役として頼りにしているわ、催眠術師さん(微笑み)
マリアンネさんが催眠状態にしてくれたウォークを相手に問いを投げかけましょう
あなた達、そんなに女の子が気になる?
女の子の身体に触れたくなってしまう?
…なら、“これ”に触れてご覧なさいな
(紫の触手を蠢かせる)
「これは何だ」と思ったあなた
お生憎様
『疑問』の感情を抱いた瞬間、私の触手の餌食となるわ
!?
いけないわ、マリアンネさんが視線を向けられて…
っ、何この粘液は!?あっ、す、ストッキングが…っ
アドリブ歓迎!
マリアンネ・アーベントロート
ナギサさん(f00842)と一緒に
うー、なんだかいやらしくて邪な視線を感じるんだけど……
私が催眠で援護しますから、ナギサさんやっちゃってくださいっ。
『催眠・従順の子羊』で敵を催眠状態にして、私たちの言うことを聞くようにするよ。
そうしたら、あとはナギサさんが上手く敵を誘導して触手で攻撃してくれるはずっ。
援役と攻撃役でしっかり連携だね。……それにその、あれにはあんまり近づきたくないから援護役なのは助かるなぁ。
……って、なんだかこっちを見てる気がするっ!?
うわぁ何これ、脇辺りになんかギラギラした視線を感じるんだけどっ!?
いやぁ気持ち悪っ!?
アドリブ、脇の描写等ご自由におまかせします
「うー、なんだかいやらしくて邪な視線を感じるんだけど……」
「大丈夫よ、マリアンネさん。私が守ってあげる。若い女の子が触手で汚れてしまうなんていけないわ」
ウォーク達の視線を怖がるマリアンネ・アーベントロート(ゼーブスタスの催眠術師・f00623)を、小夜凪・ナギサ(人間のUDCエージェント・f00842)は年上の責任として気づかう。
「では、私が催眠で援護しますから、ナギサさんやっちゃってくださいっ」
「うふふ・・・・・・援護役として頼りにしているわ、催眠術師さん」
マリアンネをかばって前に立つナギサに、ウォーク達は触手をくねらせつつ歩み寄ってくる。そんなウォーク達へと、マリアンネは得意の催眠術を発動させる。
「ほら、いい子だから。言うことを聞いて。ね?」
マリアンネの催眠光線を受け、、ナギサを囲むウォーク達の目が虚ろとなる。どうやら催眠はうまくウォーク達に効いている様子だ。
「あなた達、そんなに女の子が気になる? 女の子の身体に触れたくなってしまう? ・・・・・・なら、“これ”に触れてご覧なさいな」
催眠状態のウォーク達は本能のままに女を求めるが、目の前に差し出されたのは紫色の触手であった。彼らは靄のかかった頭で、これはなんだと思ってしまう。そう、紫色の触手に対して、『疑問』を抱いてしまった。
「お生憎様。『疑問』の感情を抱いたあなた達は、私の触手の餌食となるのよ」
疑問の感情を抱いたことをトリガーに、『謎を喰らう触手の群れ』が発動する。ナギサの操る触手はウォークを蹂躙して撃破する。触手を操るウォークの最期が触手によってとは、なんとも皮肉な話だ。
しかし、戦いは全てが猟兵たちの思い通りに、とはいかなかった。疑問を抱かせるという工程はなかなかに大変だ。一度目はうまくいっても、全ての敵に対してそうはいかない。逃れた一体のウォークのギラつく視線は、マリアンネへと向けられる。
「……って、なんだかこっちを見てる気がするっ!?」
「!? いけないわ、マリアンネさんが視線を向けられて・・・・・・」
マリアンネの危機にナギサは動揺する。だが、それが被害を拡大させてしまう。マリアンネの方を向いたナギサへとオークの放った粘液が直撃した。
「っ、何この粘液は!? あっ、す、ストッキングが・・・・・・っ」
ウォークの粘液はナギサのストッキングを溶かし、ナギサの艶めかしい脚線美が晒される。そして、それを見たウォークは興奮し、ナギサへ向けて殺到する。
「いやっ! ダメよ。・・・・・・ま、待って、そこは弱いのっ・・・・・・!?」
「ああっ! ナギサさんがっ!?」
殺到したウォークの触手にもみくちゃにされ、ナギサは押し殺すような呻き声を上げながら、赤茶の髪を振るわせ狂わしく身悶えている。さらに、マリアンネもウォークの視線の餌食となる。
「うわぁ何これ、脇辺りになんかギラギラした視線を感じるんだけどっ!? いやぁ気持ち悪っ!?」
ウォークのギラギラした視線は、マリアンネの姿の中でもその脇へと集中していた。服装のデザインの関係で露出するマリアンネの脇は、魅惑のスポットだ。すべすべとした真っ白な肌に刻まれたくぼみはウォークのみならず、男性であれば魅了してしまうものであろう。しかし、その視線を向けられるマリアンネはたまらない。いやらしい視線は、彼女の精神にダメージを負わせてくる。
「うぅ・・・・・・でも、こっちを見ているなら私の催眠術でっ!」
視線が集中しているならば、それは催眠術の好機でもある。いやらしい視線を我慢しながら催眠術を使ったマリアンネは、ウォーク達をまとめて催眠することに成功する。それから催眠に落としたウォークを操り、マリアンネはどうにかナギサを救出、ウォークの集団から撤退したのであった。
成功
🔵🔵🔵🔵🔴🔴
照崎・舞雪
胸部サイズを見定める視線を向けられた
その視線が、何かを憐れむような視線に変わった
よし、殺す
「汚いウォークはさっさと洗い流してやるのDEATH」
手当り次第に三叉槍を投げては津波を引き起こしてウォークを倒していく
感情的になっているため隙だらけではあるが
「寄らば殺す!寄らなくとも殺す!」
「触手のトラップの次はウォークなのですか? いやらしい迷宮なのです」
大広間に到着した舞雪は、先ほどの迷宮で触手にくすぐられてしまったことを思い出し、若干こわばった顔でウォークに対峙する。そんな舞雪に対して、ウォーク達はニタニタとしてた顔で品定めする視線を向けるが・・・・・・
その視線が舞雪の胸部に向けられると、ウォーク達の様子が変わった。舞雪の胸部に一切の膨らみが無いことを看破したことで、あるウォークの視線は憐れむようなものに変わり、あるウォークは嘲るような表情をした上で、興味が失せたとばかりに他の猟兵へと向かっていこうとするでは無いか!
「・・・・・・よし、殺す」
あまつさえ乙女の秘密を暴き、さらにはコンプレックスを愚弄するなど、許せるものでは無い。ここに舞雪はバーサーカーと化した。
「汚いウォークはさっさと洗い流してやるのDEATH」
激高する舞雪は目に見えるウォークへと、手当たり次第に魔法で創り出した水の三叉槍を投擲する。三叉槍は直撃すればさらに海帝の憤怒たる大津波を引き起こすが、どちらかというと舞雪自身の憤怒を表わしている印象だ。
「寄らば殺す! 寄らなくとも殺す!」
大半のウォークが舞雪の胸部サイズを見て興味を無くす中、「オレはむしろ貧乳が好きだぜ」という雰囲気のウォークもいて舞雪へと近づいてくるが、それも舞雪の神経を逆なでするだけだった。怒れる舞雪は全てのウォークを等しく殲滅していく。
そして舞雪が理性を取り戻した時には、大広間のウォークは全滅していたのであった。
大成功
🔵🔵🔵
第3章 ボス戦
『リコ・ワンダーソイル』
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POW : ロイヤルコード『ワンダーソイル』
自身からレベルm半径内の無機物を【どろどろぐちゃぐちゃの半固体の土】に変換し、操作する。解除すると無機物は元に戻る。
SPD : マジカルコード『アースソウルブラザーズ』
戦闘用の、自身と同じ強さの【土塊ゾンビ】と【土塊ゴーレム】を召喚する。ただし自身は戦えず、自身が傷を受けると解除。
WIZ : エクストラコード『クラクリ』
レベル×5本の【土】属性の【当たると弾けるクリスタル】を放つ。
イラスト:しらゆき
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴
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種別『ボス戦』のルール
記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※このボスの宿敵主は
「ロザリア・ムーンドロップ」です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
猟兵たちがウォークの群れを殲滅したところで、大広間の奥の扉が開き、一人の少女が現れた。
「嘘っ! ウォーク達が全滅!? しかもここまで来たってことは、あの触手を越えてきたってことなの!?」
魔法使いの帽子に悪魔を造形した杖と、いかにも魔法少女と言った姿をした少女は、大広間の惨状を見て驚愕する。彼女こそがこの迷宮を作ったフロアボス『リコ・ワンダーソイル』だ。
「折角安心して引きこもれると思ったのに・・・・・・こうなったら、私の力で猟兵を追い返すしか無いみたいね」
リコは杖を構えて、猟兵たちを睨み付けてくる。リコは土の魔法に長けた魔法少女だ。近接戦闘の能力は持たないが、ゴーレムの召喚や迷宮の壁や床を変換した土塊を操るなど、様々な土魔法を操る難敵だ。引きこもりの傾向のある彼女も、二重の触手による障害を突破されて、自身で戦う決意を固めたようだ。
さあ、猟兵たちよ! この触手迷宮を創り出した元凶を撃破するのだ!
リーネ・メルトハート
・とわさん(f00573)と一緒に行きます
・普段から声は一切発しません
……。 ………。
引きこもる邪魔してごめんなさい……とは言わないです。
その首、狙わせてもらいます。
土魔法、とっても厄介だと思うけど、だいじょうぶ。
だって、とわさんがサポートしてくれる。
壁が邪魔をしても、足場が悪くても。
一瞬、一瞬の隙さえ見出だせれば充分――お姉ちゃんが作ってくれるチャンス、無駄には出来ない、から
――……っ。
揺らぐ床を跳ね、足止めされたゴーレムをすり抜け、
首を狩るための最適解、【首狩り兎の憂鬱】
徒梅木・とわ
リーネ(f14460)と一緒に行くよ
安心して引きこもれる、ね
気持ちは分からなくもない
とわも只々本を読み続けて居たいなんてときもあるし
けどさ、外に出てこそ得られるものもある訳だよ
友達とか、ね
キミ、近接戦闘は不慣れだろう。きっととわと似た感じだ
であれば……くふふ、りーねをキミの所まで送り届けるのがとわの仕事かな
取り出したるはとわのとっておき
土塊の一つや二つ、鉱石の百や二百、この結界で堰き止めてやるさ【破魔】
ではりーね、あとは頼むよ
とわはここから応援して、キミの勇士を見ているからさ【鼓舞】
「安心して引きこもれる、ね。気持ちは分からなくもない。とわも只々本を読み続けて居たいなんてときもあるし、ね」
徒梅木・とわ(流るるは梅蕾・f00573)は、現れた引きこもりの魔法少女に、諭すように語りかける。
「けどさ、外に出てこそ得られるものもある訳だよ。友達とか、ね」
友達、と言ったとわが横に目線を向ければ、そこにはリーネ・メルトハート(首狩りスノーホワイト・f14460)の姿があった。友人同士である彼女たちは、ともにこの迷宮を攻略してきたのだ。
「友達? 私にはそんなのはいない! いるのはロイヤルマギカを求めるライバルだけ・・・・・・!」
リコ・ワンダーソイルは究極の魔法使い『ロイヤルマギカ』を求めて7番目に生み出された魔法少女だ。同じ計画で生み出された魔法少女はいても、それは友達では無く、ただの障害でしかない。リコは得意の土魔法で、周囲の床を土へと変換、それを操ることで自身を守る防壁とする。
「キミ、近接戦闘は不慣れだろう。きっととわと似た感じだ。であれば……くふふ、りーねをキミの所まで送り届けるのがとわの仕事かな」
(「土魔法、とっても厄介だと思うけど、だいじょうぶ。だって、とわさんがサポートしてくれる」)
口に出さずとも、心は通じ合っている。リーネは全幅の信頼をとわによせ、その機を待つ。
「近接戦闘? そんなもの、私の魔法があれば必要ないのよ」
リコは杖が振るえば100をも超えるクリスタルが生み出され、それはとわとリーネへと向けて放たれる。
「くふふ、守りはうちのお家芸だ。結界霊符『闋』! 鉱石の百や二百、この結界で堰き止めてやるさ」
放たれたクリスタルに対し、とわは結界を展開する。結界へ次々とクリスタルが直撃するも、とわの結界は揺るがない。そして、全てのクリスタルが受け止められた。
(「引きこもる邪魔してごめんなさい……とは言わないです。その首、狙わせてもらいます」)
敵の攻撃が途切れた瞬間、リーネは跳ねるように飛び出していく。狙うは――敵の首、ただ一つ。迫り来るリーネに、リコは操る土塊を盾にその突進を押しとどめようとする。
「おっと、そうはさせないよ。さあ、りーね。キミの勇士を見せておくれ」
(「――お姉ちゃんが作ってくれたチャンス、無駄には出来ない、から」)
しかし、リコの土塊は狙い通りに動かなかった。とわは結界にて、リコの操る土塊をも押さえていたのだ。そして、首狩り兎の牙は魔法少女へと迫る。
(「逃げる先を予測して、首が空く一瞬を予測して・・・・・・後はその一瞬を、なぞる」)
首を狩る為の最適解をなぞって放たれるリーネの一撃は、リコ・ワンダーソイルを捉えた。狙い通りに首を狩る、とまではいかなかったものの、首をかばったリコの腕を大きく切り裂くことに成功したのだ。
とわとリーネ、2人の連携はフロアボスたるオブリビオンに確かな傷を刻み込んだ。まずは猟兵優勢、このまま撃破へと繋げていきたいところだ。
成功
🔵🔵🔵🔵🔴🔴
黒木・摩那
引きこもるために苦労して触手を集めたんだろうけど、
ちょっとやり過ぎましたね。
おかげで大迷惑です。
こんな迷惑な迷宮を再度、いやパワーアップされたら
もっと大変なことになるので、ここで倒してしまいましょう。
UC【偃月招雷】でルーンソードを帯電【属性攻撃】。
切り込みます【先制攻撃】。
防御は【第六感】と【念動力】頼み。
スマートグラスの警報に従います。
相手は遠距離が得意なだけに厄介ですね。
照崎・舞雪
触手やらウォークやらを従えてるからどんな変態かと思ったら女の子
ええ、先生ちょっとびっくりなのです
それとも、あんなナリで実は変態さんだったり?ヒくわー(挑発)
それはそれとして
辱められたお返しは存分にやらせてもらいますのでお覚悟を
アイシクルフェニックスを召喚
敵に向けて吹雪と羽根を放つのです
主に弾けるクリスタルに羽根を当てて、こっちに飛んでくる前にはじけさせる狙いですね
隙を見て女郎蜘蛛でリコさんを絡めとって一気に引き寄せるのです
ええ、引きこもりよくない。もっと外に出て歩きましょう?
まぁ私も研究室に引きこもりがちですけど
引き寄せた所を祭礼剣で攻撃なのです
「引きこもるために苦労して触手を集めたんだろうけど、ちょっとやり過ぎましたね」
「触手やらウォークやらを従えてるからどんな変態かと思ったら女の子。ええ、先生ちょっとびっくりなのです」
摩那と舞雪は、遂に触手迷宮の元凶と相まみえる。それは、杖を構える魔法少女であった。
「こんな迷惑な迷宮を再度、いやパワーアップされたら・・・・・・もっと大変なことになるので、ここで倒してしまいましょう」
「ええ、辱められたお返しは存分にやらせてもらいますので・・・・・・お覚悟を」
触手だらけの迷宮なんて大迷惑だ。特に舞雪はここに到達するまでに、触手とウォークによって様々な辱めを受けている。今こそ、その仕返しの時だ!
「青き空より降り立て、輝ける冬の霊鳥よ! アイシクルフェニックス!」
まずは舞雪が氷雪の霊鳥を召喚し、リコヘと向けて突っ込ませる。リコもクリスタルの魔弾で迎撃するが、霊鳥は発射する羽でクリスタルを弾けさせて相殺する。
「さあ、霊鳥に続くのです」
「なるほど、これなら敵の得意な遠距離攻撃を受けないで近づけますね。・・・・・・ウロボロス起動……励起、帯電完了」
舞雪の霊鳥を盾にして、舞雪と摩那は敵の魔法少女へと接近していく。摩那は今のうちにと、ルーンソードへのエンチャントも完了済みだ。霊鳥はリコの目の前まで近づいたところで、リコの操る大量の土塊に押し潰されてしまうが、役目は果たした。霊鳥の後に続いていた二人は、それぞれの武器の間合いにリコを捉えるところまで近づいたのだ。
「引きこもりは良くないのです。もっと外に出て歩きましょう? まぁ私も研究室に引きこもりがちですけど」
自分のことは棚に置いて、舞雪は女郎蜘蛛の鋼糸でリコを絡み取って引き寄せる。そして舞雪が動きを封じたところに、摩那の剣撃がリコへと突き刺さる。
「さあ、いきますよ!」
「きゃああああ!!!」
摩那の剣閃はリコを切り裂くのみにあらず、偃月招雷にて付与されたサイキックエナジーの電撃が、切り裂くたびにリコを襲っていった。魔法に特化する代わりに近接戦闘は不得手である上に、舞雪によって絡め取られたリコに抵抗する術は無い。摩那の攻撃は、リコに大ダメージを与えたのであった。
決着の時はもう間もなくだ。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
コロナ・グレイティア
※アドリブ等は大歓迎です。
●心情
お前が親玉だな!
なんであんなの仕掛けたのかわかんないしわかりたくもないけど!
とりあえずぶん殴ってやる!
●戦闘
ドラゴニック・エンドで攻撃するぞ!
槍をぶん投げれば、多分土を使って防御してくるよな!
なら、その土を召喚したドラゴンの攻撃でふっとばす!
マリン・ラピス
ようやく黒幕のお出ましですか。
見たところ近距離戦はあまり強くなさそうですね。
ここは【シーブズ・ギャンビット】で一気に距離を詰めて攻撃します。
少し服を溶かされたのが逆に好都合でしたね。
敵の攻撃は【聞き耳】、【第六感】で察知して【武器受け】で回避、可能なら【カウンター】も入れます。
さあ、服も着替えたいですしはやく倒してしまいましょう。
「お前が親玉だな!」
「ようやく黒幕のお出ましですか」
触手蔓延る迷宮を抜け、ウォークの群れを倒し、コロナとマリンはフロアボスのリコ・ワンダーソイルとの戦いへと臨む。
「なんであんなの仕掛けたのかわかんないしわかりたくもないけど! とりあえずぶん殴ってやる!」
「見たところ近距離戦はあまり強くなさそうですね。一気に距離を詰めて攻撃しましょう」
コロナもマリンも得意とするのは近接戦闘だ。二人の猟兵はその牙を届かせるため、リコヘと向けて走り出す。
「させないっ! マジカルコード『アースソウルブラザーズ』!」
二人を迎撃するために、リコは土塊ゾンビと土塊ゴーレムを召喚する。そしてゴーレムはコロナへ、ゾンビはマリンへとそれぞれ足止めに向かわせる。
「邪魔だあああ! ふっとばす!」
コロナは邪魔をするゴーレムヘ向けて、槍を投擲する。その槍はゴーレムへと突き刺さるも、土塊でできたゴーレムは何の痛痒も感じていないようだ。しかし、コロナの攻撃はさらに続く。召喚されたドラゴンはゴーレムへと突っ込んでいき、ゴーレムの体を爆散させた。
「少し服を溶かされたのが逆に好都合でしたね」
ゴーレムを倒して正面突破したコロナとは対照的に、マリンは素早い動きでゾンビをすり抜ける。『シーブズ・ギャンビット』を利用したコロナの動きはただでさえ素早いのに、そこに先ほどのウォーク戦で服を溶かされたことによる加速が加われば、その速さはもうゾンビに捉えられるものでは無かった。
「私のスピードで翻弄してあげましょう」
加速したマリンは、そのままリコへと突っ込んでいき、ダガーによる斬撃を食らわせていく。リコも杖で防御はするのだが、近接戦闘が苦手な魔法少女では、マリンの攻撃を防御しきれはしない。マリンの操るダガーの斬撃は、リコの体に傷を積み重ねていく。そうしている間に、ゴーレムをやっつけたコロナも、リコの前に到着した。
「いくぞ! これで終わりだ! ドラゴニック・エンド!!」
マリンの攻撃で手一杯であったリコに、コロナの攻撃が直撃する。槍の一閃が魔法少女を貫いたかと思えば、追撃のドラゴンが彼女を吹き飛ばした!
「私は・・・・・・ロイヤルマギカに・・・・・・」
吹き飛ばされたリコは立ち上がろうとするも、がくりと崩れ落ち、そのまま動くことは無かった。ロイヤルマギカを目指した引きこもりの魔法少女は、ここに討伐されたのだ!
「やったぜ! オレたちの勝ちだ!」
「ふう、どうにか倒せましたね。ようやく服も着替えられます」
猟兵たちの尽力により、こうして触手の迷宮は攻略されたのであった。
成功
🔵🔵🔵🔵🔴🔴