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バトルオブフラワーズ⑥〜ダンスを止めるな!

#キマイラフューチャー #戦争 #バトルオブフラワーズ

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●レッツ、ダンシング!
「さあみんな、ダンスの時間よ!」
 グリモアベース内にてビシッとポーズを決めて言い放つ、グリモア猟兵のアイル・コーウィン。
 時期が時期なら変人と見られてスルーされるかもしれないこの行動だが、今の状況を十二分に理解してる猟兵達は察して集まってくる。
「話が早くて助かるわ。でもまさか、キマイラフューチャーが真っ二つになるなんてね。本当、あそこは予想外の事ばかり起こって……はいはい、分かったわ。じゃあ早速本題に入るわよ」
 急かされてちょっとだけムスッとするが、正直今は一刻も争う事態。
 簡潔かつ重要な事を纏めたアイルは早速猟兵達へと説明を開始する。
「これからみんなに行って貰う戦場には特殊なルールがあって、その名も『ダンシングフィーバー』。ダンスパフォーマンスを披露して視聴者を盛り上げられれば『フィーバー』が発生するってルールらしいわ」
 『フィーバー』発生中は攻撃力がアップ、そうでない最中は攻撃力がダウンするらしく、いかに『フィーバー』を発生させられるかが勝利の鍵だと説明に付け加える。
「そして嬉しい事に、今回相手するオブリビオン『シーディーメーカー』はとにかく観客を盛り上がらせる事が大好きな奴みたいで、今回の戦場でもするのは司会進行のみ。ある程度観客を盛り上がらせたら、満足して自ら消える予知を見たわ」
 つまり、ただダンスを踊って観客を盛り上げるだけで猟兵側が勝利出来るのだと言い放つアイルであるが、説明を聞く猟兵達は訝しむ。
 そんな美味い話が本当にあるのだろうか?
「うーん、確かにそれだと、いくらなんでもチョロ過ぎるわよね。もしかしたら盛り上げるためって口実を使って、ダンス中に何かしらの妨害をしてきたりするかも……?」
 攻撃こそしてこないだろうが、盛り上げるためなら攻撃以外の何をしてもおかしくないかもしれない。
 そんな懸念を出しつつも、首を軽く振ったアイルは早速転送の準備を始める。
「まあ、ここで考えてても仕方ないわ。とにかくダンスで、キマイラフューチャーを救って頂戴!」
 こうして猟兵達は、怪しさ残るその戦場へと降り立つのであった……。


鎌切龍二
 こんにちは、鎌切龍二です!
 初めましての人もそうじゃない人も精一杯頑張って描写していきたいと思いますので、よろしくお願い致します!

●シナリオ要約
 オブリビオンの妨害を掻い潜り、とにかく最後までダンスを踊りきるシナリオとなっております。
 男性の場合は突風が吹いたり床が突然滑るようになったり等のハプニング系。
 女性の場合は空飛ぶ手によってスカートをめくられたりあちこち揉まれたり等のお色気系の妨害があると思いますので、十分にお気をつけ下さい。

●戦場
 撮影用のドローンが飛び交う、ダンスステージの上です。
 映像はキマイラフューチャー全土に配信されており、その映像を見てる一般人の盛り上がり具合によって『フィーバー』の判定が行われます。
 ダンスさえ絡めば、他の要因で盛り上がったとしても『フィーバー』の対象となりますので、ふるってご参加下さい。
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第1章 ボス戦 『シーディーメーカー』

POW   :    人生一発逆転!
レベル×1体の、【背負った負債】に1と刻印された戦闘用【ヴァーチャルキャラクター】を召喚する。合体させると数字が合計され強くなる。
SPD   :    レディースアンドジェントルマン!
予め【聴衆を盛り上げる司会進行を行う】事で、その時間に応じて戦闘力を増強する。ただし動きが見破られやすくなる為当てにくい。
WIZ   :    ジャックポット!!
【大量のカジノコイン】が命中した対象にダメージを与えるが、外れても地形【を覆う程の紙幣が舞い飛び】、その上に立つ自身の戦闘力を高める。

イラスト:ケーダ

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠ネミ・ミミーニーズです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

高鷲・諒一朗
ダンスなら任せてくれよお、ってな!
スカイダンサーの真髄を見せてやらぁ!

曲目はジャズ調のものを頼めればそれを流してほしい
妨害については『野生の勘』に頼るしかねぇが
しっかりと光る床を踏めるよう、常に注意しとかねぇとな

長い四肢を使って腕の振りや体のひねりも加え演出しつつ
危ないところは「野生の勘」で咄嗟に踏み
とにかく楽しく! しっかり最後まで踊りきるぜえ

おれが楽しめば中継されている視聴者も楽しんでくれる、
そう信じて踊り続けるしかねぇ!
見栄えも考えて、エンタメ性も重視しつつ
とにかく見ていてワクワクするような、楽しい踊りを提供してぇ!

ここぞというときに攻撃できそうなら
『金狼ステップ』で攻撃していくぜえ!



●ファーストステージ
「レディース・エンド・ジェントルメン! 本日はお集まりご視聴頂き、誠にありがとうございます!」
 煌びやかなステージ、それを取り囲み撮影するドローンの群れ。
 割れたキマイラフューチャー内に漂う幻想的なそのステージ上にて司会をするのは、オブリビオンのシーディーメーカー。
 シルクハットとリボン、そして手袋のみが空中を漂うその姿のどこから声を発してるのかは不明だが、貫禄のある紳士の様な声でドローンに向かって開始の挨拶。
 そして一旦照明を落とすと、早速演目が開始される。
「さあ、まず最初に華麗なダンスで場を温めてくれるのは彼! 高鷲・諒一朗ーー!」
 ジャズ調の曲が流れ始めると同時にステージを照らすスポットライト、その先にて照らされ音楽に合わせたダンスを披露し始めたのは高鷲・諒一朗(ミルザム・f17861)。
「ダンスなら任せてくれよお、ってな! スカイダンサーの真髄を見せてやらぁ!」
 スピードに特化、いやダンスに特化した彼の動きは饒舌に尽くし難く、長い四肢を使っての振り付け、体のひねりを加えた演出等で完璧なダンスを披露。
 ドローン越しで視聴している観客達の心をすぐさま揺さぶり、大きな盛り上がりを見せる。

「ふむ……中々やりますねぇ。しかし私のステージは、まだまだこんなものではありませんよ?」
 ステージ脇で見ていたシーディーメーカーは盛り上がり具合に満足、しかし彼はこう考えている。
 サプライズこそが演出のスパイス、そして最大の盛り上がりには欠かせない要素。
 そんな思いの彼がパチンと指を鳴らすと、それは突然起きた。
「さあて、いよいよクライマックス……のわぁあっ!?」
 ダンスも終盤、華麗に難易度の高いターンを決めるため足に力を入れた諒一郎だったが、突然滑り力の抜ける感覚。
 ダンスホールの床が先程と違い、何故か一瞬にして鏡張りに変化。
 視聴者からみると正にイリュージョン的な盛り上がる演出ではあるが、踊っている身からしたらたまったもんではない。
 足が滑り、身体が傾き、そのまま倒れてしまいそうになった……正にその時。
「そうは……いかねえぜぇ!」
 滑ったのとは反対の足で勢い良く床を蹴り込めば、その勢いで華麗に一回転。
 見事な着地を決めて諒一郎はこの窮地を乗り切る事に成功し、そしてそのまま無事にフィニッシュ。
 これは彼のダンスにおける天性の才能、そして事前に発動していた「野生の勘」によって出来た芸当であり、これには視聴していた観客達も拍手喝采。
 カメラという媒体を超えて確かに届いた思いに応え、諒一郎は清々しい笑顔で観客へと笑いかけ見事ダンスを踊りきった。
「いやはやお見事、完敗です。しかし、次はそうはいきませんからねぇ……?」
 拍手をしつつも、含んだ声で賞賛を送るシーディーメーカー。
 ファーストステージこそ猟兵の完璧な勝利ではあったが、まだまだシーディーメーカーが用意した仕掛けは未知数。
 とはいえ諒一郎のダンスのおかげで、猟兵側が大きく有利になったのは間違いない事であった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

アイ・リスパー
「衣装も用意されてるのですね」

着替えシーンも放送されているとは気付かずミニスカートのアイドル衣装に着替えてステージに上がります。

「敵も盛り上げてくれるというなら助かりますね……
って、ひゃあんっ!」

突如、下着の中が振動し、思わず甘い声を上げてしまいます。
やだ、全世界に放送されてるのに……

平静を装って躍りますが、用意されていた衣装に仕込まれていた仕掛けが次々と発動し、アタマが真っ白になっていきます。

「えっ、ふぇっ!?」

大きくターンした瞬間、腰のベルトが緩み、スカートが足元に落ちて……

「やっ、み、みないでくださいっ!」

ダンスの振り付けのため手で下着を隠すこともできず踊るしかないのでした。

アドリブ歓迎



●セカンドステージ
「衣装も用意されてるのですね。では早速着替え……って、下着まであるのですか?」
 可愛らしいミニスカートのアイドル衣装、そしてそれに合わせたデザインの下着を持ってまじまじと見つめるのはアイ・リスパー(電脳の天使・f07909)。
 ステージの後ろ側にある裏方スペース、その中のとある個室にて衣装を見つけたアイ。
 サイズを確認すると自分とピッタリであったため、こういうものなんだろうと思ったアイはその場で服を脱ぎ衣装へと着替え始める。
 服へと施された仕掛け、そして個室に隠されたカメラに気付く事もなく……。
「さあ皆様、先程の映像はどうでしたでしょうか? おっとチャンネルはどうぞそのままに、これからが本番です! それでは登場して貰いましょう、アイ・リスパー!」
 パッとライトスポットが当たると、ステージ上にはアイドル衣装に身を包んだアイの姿。
 かかる音楽、飛び交うドローン、そして踊り出しダンスを披露し始めたアイであったが、異変はすぐさま起きた。
 (敵も盛り上げてくれるというなら助かりますね……って、ひゃあんっ! し、下着が振動して……!?)
 ダンスを踊り始めたのをキッカケとして突如振動し始めた下着、それは下着に元々取り付けられていた特別な罠によるものであった。
 全体を満遍なく振動させるのではなく、ブラジャーであれば胸の先端の敏感な突起、ショーツであれば守るべき大事な部分を狙い撃ちするかの様に行われるその振動によって、アイが感じたのは性的快楽。
 まるでローターを装着したかの様に襲い来る快感に悶えそうになるアイであったが、今は大事なダンス中。
 途中で中断する訳にはいかないため我慢し踊り続けるアイ、しかし下着の振動による責めは衰えずに容赦なく継続されてしまい、身体を震わし下着を濡らし、赤面しながら感じているエッチな表情を晒してしまい。
 もしカメラで見てる観客達にバレてしまったらどうしよう……そんな思いを衣装が汲み取ったせいか、それは起きてしまった。
 思い切った大きなターン、突如緩んで落ちるミニスカート、そして狙ったかの様に振動し液で淫らに濡らすその場所をドアップで撮影するドローン。
「えっ、ふぇっ!? あっ……やっ、み、みないでくださっ……ああああぁぁっ!!」
 元々強制的な快楽により昂ぶっていたところでの、濡らしながら感じていた事を全世界へと知られてしまった事による羞恥心。
 それらが重なった事による興奮と快楽にアイは我慢しきれずにとうとうそのまま絶頂、下着越しでも分かる潮吹きをドアップドローンによって余す事なく撮影、全世界へと配信されてしまったのだ。
 余りの恥ずかしさに頭が真っ白になってしまったアイはそのまま力尽き、ダンス途中で倒れてしまう……と思ったその時、両腕を掴む何かの感覚。
「おやおや、だらしないですねぇ。大丈夫です、私がサポートいたしますよ」
 掴んできたのはシーディーメーカー、彼の両手により身体を支えられたアイは何とかダンスを継続する事ができ、ホッと一安心。
 しかし本当の地獄、いやアイにとっての天国はここからであった。

「あひっ、やっ、んああぁっ! またイクっ、イクとこ見られちゃうっ、はあっ、いっ、あああぁあぁっ!!」
 快楽に身を震わして悶え果て続けるアイ、淫らに責められている部分を中心に撮影し続けるドローンと、アイを持ち上げ操り人形の如く躍らせるシーディーメーカー。
 アイの着たアイドル衣装には他にも様々な仕掛けが施されており、衣装と下着が勝手に変形すると大事な部分のみが露出する変態的な衣装へと変わると恥ずかしさから絶頂、微弱な電流が流れると大事な部分へと直撃して鋭い快楽により再び絶頂、内側から触手が生えてきて中に激しく突き入れられれば淫らに悶え叫びながらまたもや絶頂。
 様々な陵辱を受けたアイはステージ上で何度もはしたない姿を晒してしまったが、曲が終わればとうとうダンスタイムも終了、その場に崩れ落ちる様に倒れ込みながらようやく幕が降りた。
「ふふ、見てください。貴女のおかげで視聴率はうなぎ登り……って、聴こえておりませんね、これは」
 激しい余韻に打ち震えるアイをステージ上からどかすと、そのまま裏方の個室へと押し込めたシーディーメーカー。
 その途端に個室内から聞こえ始めた淫らな水音と喘ぎ声、どうやらアイドル衣装の装置が再び発動した模様。
 しかし、役目を終えた彼女がどうなろうと、もはやシーディーメーカーに興味はない。
 けたたましい嬌声をバックに聴きながら、シーディーメーカーは再びステージへと舞い戻ったのであった……。

成功 🔵​🔵​🔴​

才堂・紅葉
何処か清楚な印象のタンクトップとミニスカで参加いたします。
皆さんには【礼儀作法】で優雅に一礼します。

ダンスは四肢を広げたり、跳ねたりする躍動的なものを選択。
際どいミニスカは動きの度にたなびきます。
短めのタンクトップは背を反らせば、下から胸元が見えてしまいそうです。

十分に観客の視線が集まった所で、マイクを借り【パフォーマンス、恥ずかしさ耐性】。

「実は私、今日は下を忘れてきました」

清楚に何処か艶のある笑み。

後は、迫る空飛ぶ手を相方により激しくダンス。
時にスカートを摘まれ、触れられそうになりながら、紙一重で中身は見せません。【気合、見切り、野生の勘】

さて全土放送ですが、最後までお付き合い願いますね?



●サードステージ
「さあさあ、盛り上がってまいりました! 皆様の早く次の娘が見たいという熱意、存分に私めも感じております! それでは早速登場して頂きましょう、次にパフォーマンスを見せてくれるのは彼女、才堂・紅葉!」
 先程の興奮も冷め止まぬ観客達から送られる、カメラ越しからの熱い視線。
 その視線の中心にてスポットライトに照らされ現れたのは、清楚な印象のタンクトップとミニスカの衣装に身を包む才堂・紅葉(お嬢・f08859)。
「皆様、どうぞよろしくお願い致します」
 カメラに向かって優雅に一礼するとかかり始めるアップテンポな音楽、それに合わせて振り付けを踊り始めればとうとう、紅葉のダンスが始まった。
「ふふ、いいですねぇ。ですが最早、今の視聴者達が見たいのは普通のダンスではありません。私めが手伝って差し上げましょう」
 シーディーメーカーは小さめな不敵な声でそう呟くと早速行動を開始し、自身の空中を舞う両手をそっと忍ばせ紅葉へと向かわせる。
 ダンスに集中している紅葉はそれに気付かず、後ろからいきなり……。

 結論から言えば、シーディーメーカーの目論見は失敗に終わった。
 不意をついたはずの両手による責め、しかし紅葉はそれを見越していた様で躍動的な動きによりそれを回避。
 その後もスカートと掴もうとしたり、胸を揉みしだこうとする空飛ぶ手を難なく躱し続け、それでもダンスによってたなびく際どいミニスカとタンクトップ下から覗く胸元により、視聴者のボルテージは徐々に上昇。
 このままステージを終えてしまうのかとシーディーメーカーが諦めかけたその時、曲がスローテンポへと変わったのを境に一旦踊るのを止めた紅葉がマイクを取り出すと、カメラ越しの観客へとあるパフォーマンスをし始めた。
「ご視聴の皆さん、本日はありがとうございました。ここで重大な発表をしたいと思います」
 ざわざわ、という声はカメラ越しでは聞こえるはずもないのだが、そんな観客達の雰囲気を感じ取った紅葉は続ける。
「実は私、今日は下を忘れてきました」
 明らかに同様する雰囲気を見せた視聴者、急にスカート周りを集中しての撮影を開始するドローン、そして清楚に何処か艶のある笑みを浮かべる紅葉。
 そう、これは明らかに観客を盛り上がらせるための演出、そしてシーディーメーカーが求めていた一つのサプライズとしての形。
 拍手と賞賛を送る彼はその一方で演出家としての闘志を燃やし、このままこのステージを終わらせる訳にはいかないと考え直すと、少々早いが奥の手を使う事を決めた。
 そして再開されるアップテンポと激しいダンス、それに合わせて指をパチンと鳴らしたシーディーメーカーは、最後の演出を開始する。

 激しく踊り続ける紅葉、中を撮影しようと飛び回るもギリギリのところで回避される撮影ドローン、それだけ見れば先程までと全く同じ。
 しかし先程と明らかに違うのは、紅葉の顔に差す紅と明らかに快楽を感じている表情、そしてタンクトップとスカートの中をぐにぐにと蠢く何か。
 この蠢く物の正体こそ、シーディーメーカーの空飛ぶ手であり、服の中に侵入したそれらは紅葉の敏感な部分を容赦なく攻め立てていた。
 紅葉が侵入を許したのではなく、突然服の中へと瞬間移動してきたその両手は性的な快楽を引き出すべく動き回り、その巧みな手つきによってつい甘い吐息を漏らす紅葉。
 もはや引き剥がす事は出来ないと悟った紅葉はとにかく一刻も早くステージを終わらすために、スカートの中だけは絶対にドローンに撮影されない様に踊り続ける。
 摘まれ刺激される胸の先端、直接激しく擦られ水音を響かせる秘密の場所、そしてダンスと快楽により昂り続ける紅葉の身体。
 容赦ない責めに快楽の限界もすぐそこまで迫ってきてしまっている紅葉ではあったが、音楽とダンスもいよいよ終盤、最後のステップとポーズを決めるべく激しく動き、そして……。
「ふっ、んあっ、はっ、んんっ……! んんっ、んんんっっ…………っっ!!」
 ビシッと決まった決めポーズ、鳴り止む音楽と聴こえてきた気がした拍手喝采の音。
 幕が降りる様にスポットライトが消えて暗転し、ついに最後まで踊りきった紅葉であったのだが、その顔は羞恥により真っ赤となりそそくさとステージを後にした。
 それもそのはず、紅葉が決めポーズを決めたその瞬間に達したのは達成感ではなく、性的快楽による激しい絶頂。
 身体をピクピクと痙攣させ、スカートまでもを水浸しにし、快楽に屈して惚けきった顔を大衆に晒してしまったのだ。
 もし知らぬものが見ていたのであれば気付かぬ程度のものであったかもしれなかったが、今見てる視聴者の殆どが猟兵の痴態を期待して見つめる者達。
 カメラの向こうが更なる興奮と盛り上がりを見せた事を確認したシーディーメーカーは、更なるパフォーマンスを提供するべく次の者を呼び出すのであった……。

大成功 🔵​🔵​🔵​

嘉神・桐乃
「ふぅん、ダンスねぇ…なんかいろいろ狙ってるみたいだけど…楽しませて貰おうかな?」

スタイルを強調するレオタード衣装でステージに上がります。
「用意されたサイズだと胸が少しキツイわね…これも狙いかしら?」

動きの激しいダンスで、時折胸やお尻、股間をドローンに見せつける様に挑発的なポーズを混ぜていきます。
「見られてるって思うとちょっと興奮するわね…あ、ちょっと、触るのはダメっあぁん!?」

エッチなイタズラを受けると、最初は抵抗しますが次第に快感に流されてしまいます。
「もっと、もっとよ…イケる所までイッてあげるんだから!」
衣装をはだけさせ、色々と濡らしたり漏らしたりしちゃいます。

お色気・アドリブ歓迎



●フォースステージ
「多大なる皆様のご声援、ありがとうございす! しかしステージは始まったばかり、まだ満足されるのは早いですよ! それでは次にダンスを披露してくれるのは彼女、嘉神・桐乃!」
 煌びやかなステージの真ん中へと集まるスポットライト、その中心をくっきりと照らせばレオタード姿の嘉神・桐乃(ダンピールのブレイズキャリバー・f05361)が映し出される。
「ダンスねぇ……なんかいろいろ狙ってるみたいだけど……楽しませて貰おうかな? それにしても胸が少しキツイわね……これも狙いかしら?」
 映える赤髪と金の瞳の美少女である桐乃、しかし視聴者達が釘付けとなっているのは何と言ってもその大きな両胸。
 用意された衣装を着た桐乃だが胸だけサイズが合ってなかったらしく、はち切れんばかりにパツパツとなった事によりそれが胸の大きさを主張するスパイスとなり、視聴者の視線を一点に集める。
 事実、胸だけを撮るドローンが現れる程に存在感を醸し出す凶器を携えつつ、音楽がかかればそれに合わせて動き始め、桐乃のダンスが始まった。
「皆様、お胸の方に興味がおありのご様子で。でしたら、これなんて如何でしょうか?」
 シーディーメーカーから響く指パッチン、お得意のサプライズを披露する際のその合図は、桐乃を容赦なく襲う事となる。

 ダンスを開始してまもなく桐乃を襲ったのは、全身から感じるヒヤッとしたぬめりけ。
 驚いてさり気なく自身の身体を確認すると、何とレオタードの内側から何かの液体が溢れ出て来ていた。
 どんな仕組みなのかは分からないが溢れて出てきた液体はローションであり、激しく踊り続ける桐乃はすぐさま全身ローションまみれ。
 しかもレオタードの色が白であったため濡れた拍子に透けてしまい、胸の先端と下半身の秘部が晒されあられもない姿となってしまった。
 本来であればダンスを中止するか、しないまでもなるべく隠す様に踊るはずのこの場面、しかし桐乃は逆に透けた大事な部分を自ら曝け出すかの様な挑発的な踊りを披露した。
「恥ずかしい……でも、見られてるって思うとちょっと興奮する……」
 ローションに仕込まれた媚薬のせいか、または非日常である今の状況がそうさせたのか。
 自ら曝け出す事の快感を覚え興奮し始めた桐乃、そんなパフォーマンス魂を見たシーディーメーカーは喜び讃え、更なる盛り上がりのために文字通り手を貸し始めた。
「あ、ちょっと、んっ……触るのはダメっあぁん!?」
 突然両胸を掴まれた手には流石に抵抗する桐乃だったが、尖って主張する乳首を指で転がされれば快楽のあまりすぐに抵抗を弱めてしまい。
 巧みな手つきとローションの相乗効果による激しい快楽に流されれば、そのまま胸への刺激だけで今日このステージ上での始めての絶頂。
 快楽に打ち震えながらついに無抵抗となってしまった桐乃は、淫らに惚けながら更なる深みへと堕ちていく……。

 その後の桐乃のダンスは想像に難くない、非常に淫猥なものであった。
 快楽を求め誘惑する動きにて踊り続ければ、それに応える様に浮遊する手が大事な部分を責め立て何度も絶頂へと追いやられ。
 我慢出来ずに自らレオタードを脱ぎ裸体を晒せば、直接弄られる刺激に悦び悶えて激しく果てて。
 より一層激しく乱れ達したと同時に音楽も終わり無事にフィニッシュ、観客も桐乃もフィーバーしきってステージに幕を下ろしたのであった。
「もっと、もっとよ……ひあっ、んんっ! イケる所までイッてあげるんだからっ、はぁんっ!」
「やれやれ、困ったお嬢様だ。次の方の準備が終わるまでですよ?」
 ステージ裏へと行った後も冷め止まぬ熱に悶える桐乃と、それを手で癒すシーディーメーカー。
 一度目覚めた快楽への貪欲な欲求は止まる事を知らず、しばらく裏での淫蕩な宴は続いたのであった……。

大成功 🔵​🔵​🔵​

原宮・早月
ダンスはあんまり自信ないけど、やってみる…!

タンクトップにホットパンツの姿でステージへ。
流す曲は重いベース音が特徴のハードコアテクノ。
これに乗せて激しく身体を揺さぶるように踊ろうかと。
…胸が凄く揺れるからそこに注目いきそうだけど。
(無意識に【誘惑】の技能を使っている模様)

妨害を受けても何とかダンスは続けようとするけど…
胸やお尻を揉まれたり、股間を刺激されたりするうち、だんだん興奮してきて…
最終的には四つんばいでお尻を振りたくる、動物の交尾みたいなダンスになっちゃう。

そんなボクの姿がこの世界中に配信されてる、って意識すればもう止まらなくて。
思わず、もっと見てとかもっと触ってとか叫んじゃったりも…



●フィフスステージ
「いよいよステージも折り返し、ですが盛り上がりはまだまだ伸び盛り! 次に皆様を熱く滾らせてくれるのは彼女、原宮・早月!」
 スポットライトが集まり、ステージを照らすと映し出されたのはタンクトップにホットパンツ姿の原宮・早月(ルードリーム・レイヤード・f14983)。
 ダンスはあんまり自信ないけどやってみる、そんな意気込みでダンスステージへと参加した彼女だが、その頬は赤く息遣いも荒めで明らかに何かを期待している様子。
 その様子を察したシーディーメーカーが責め方を少し工夫しようと考え始めた時、重音ベースであるハードコアテクノ調の音楽が再生、早月は激しく身体を揺さぶるように踊り始めた。

 踊り始めてすぐ起きた異変は、空飛ぶハンドによる衣服脱がし。
 ダンス開始後すぐにタンクトップを捲られホットパンツを下されれば、下着すら付けていなかった早月はその巨乳と恥部と直接大衆の目に晒してしまい、心臓が早鐘の様に打ち始める。
 次はどんな事をされるのかと気が気でない早月であったが、何とされた妨害はそこまでであり、空飛ぶハンドはすぐさま早月から離れてしまった。
 困惑しながらも踊り続ける早月、そしてドアップで晒された場所を撮影し続けるドローン。
 ただただもどかしく半裸で踊り、何故こうなったのかを考える早月であったが、ある仮説へとたどり着くと同時に再び身体が昂り始める。
 そう、これはいわゆる放置プレイ。
 本当はとことんエッチい目に会いたがってる自分の本性を見抜いたシーディーメーカーによる、趣向を凝らした責め方。
 だとすればどうしたら良いのか、それを思い当たった早月は自身の快楽のために、羞恥心を捨てて行動に移す。
「んっ……ふぅっ……お願い、ボクにエッチな事をして……! ボクが乱れる姿、いっぱいみんなに見させてぇ……!」
 激しめのダンスはいつの間にやら艶かしい踊りへと変わり、煽情的な動きで見る者全てを興奮させる。
 指先を自身の身体を這う様に動かし、胸先と下半身の敏感な部分へと持っていけばそのまま軽めのオナニーを開始、それを撮影ドローンのドアップにて全世界へと映し出す。
 大いに盛り上がる視聴者、視線と自分の指で淫らに悶える早月。
 思惑通りにいった事を喜ぶシーディーメーカーが空飛ぶ手を早月へと飛ばせばすぐさまオナニーをサポート、大胆かつ繊細な手つきで責められた早月はすぐさま身体を震わし快楽の頂きへと到達し、達する様子を大勢の視聴者へと配信してしまった。
 しかしシーディーメーカーも早月もこれだけで満足するはずもなく、淫行は更にエスカレートする。

「あひっ、いっ、はぁあっ! いいよぉっ、気持ちいいっ! もっと見てっ、もっと触ってっ、んあぁっ! いっぱい激しく掻き回してぇっ!」
 ステージ側にお尻を向け四つん這いとなった早月、そして二本指を早月の蜜壺へと激しく突き入れかき回すハンド。
 一見すればただの淫行にしか見えぬこの行為だが、お尻を突き出し艶めかしく激しく揺らすその姿は一種のトゥワークダンスの様でもあり、視聴者達はその姿に大興奮。
 かかり続ける曲も佳境となれば、ハンドはそれに合わせて激しく擦って早月を乱れさせ、終了と共に激しい絶頂によりフィニッシュ。
 痙攣し潮を噴く早月の姿を最後にステージは暗転、見事視聴者達を色んな意味でフィーバーさせる事に成功したのであった。
 その後、どこかへと運ばれた早月がどうなったのかを知る人物はいない。
 しかし一つだけ確かなのは、ステージ裏にあるとある個室からは、水音と激しい喘ぎ声が止む事なく聞こえ続けてくるという事実だけであった……。

大成功 🔵​🔵​🔵​

燈夜・偽葉
ダンスステージと聞いたなら、スカイダンサーの端くれとして見過ごすわけにはいきませんね

衣装は渡されたものです
露出度の高い、踊り子風の?です
特に抵抗なく着ますよ

ステージに上がれば、誘惑・存在感・挑発・鼓舞・パフォーマンスなど込みでのダンスを披露します

お色気系の妨害も気にしません、むしろ逆手にとってダンスを続けます
敵は盛り上げるためにこういうことをしたのですから、それに乗らない手はありません

いざとなれば、スカイステッパーでもって空中に駆け上がって空中でのダンスも見せてあげます
最後まで楽しく踊り続けますよ


シノミ・アルマータ
【お色気&アドリブ&絡み歓迎 処女さえ無事なら何でもOK!】
用意された衣装はシースル―でひらひらの踊り子衣装…
妖しげな酒場で踊り子兼娼婦が着るようなものでしたわ。
踊りも完全にストリップなもので…
淫靡な踊りで大き目の乳輪は勿論、下の方までポロリとして…
ああ…こんな恥ずかしい事をしていますのに…何でドキドキしちゃうんですの…
妨害手段も特に過激なものばかりで…否応なくカラダを高まらされてしまいます。
この世界の色んな人達に見られているのを感じながら、ついに秘肉をくぱぁっと開き、奥の乙女の証までカメラでアップで撮られてしまいますの。
ダンスが終わっても一般のおじ様達のフィーバーを受けとめる羽目になったり…



●スィクスステージ
「それでは以上にてステージは終了となります! 踊って頂けた皆様にもう一度盛大な拍手を……おっと失礼、正確にはシングル部門の終了です! ではこれよりダブルス部門の開幕! まず始めに踊って頂けるのはこの二人、燈夜・偽葉とシノミ・アルマータ!」
 仰々しいスポットライトが照らしたのは、ステージの中心付近にすでにいた二人の人物、少し緊張気味の燈夜・偽葉(黄昏は偽らない・f01006)と余裕ありげに手を振るシノミ・アルマータ(清廉なパイレーツ・f01069)。
 二人が着てる衣装はRPG等で良く目にする酒場の踊り子の様な服装であり、大胆な露出度を誇るセクシーな衣装。
 しかも何故かシースルーであったため良く見れば大事な部分が透けているという大胆過ぎる衣装であり、着ているだけで興奮の色が隠せぬ二人は音楽に合わせて踊り出す。

 開始された二人によるダンス、期待に沸き立つ視聴者達。
 まず何よりも目を引いたのはシノミの踊りであり、衣装に合わせてベリーダンスを踊りつつもその官能的な動きはもはやストリップ、心許ない衣装がはだけるのを今か今かと視聴者達が熱く見つめる始末。
 一方で偽葉の踊りはやや固く、慣れぬベリーダンスを頑張って披露してみるも視聴者からの反応は少しイマイチ。
 どうやら私の出番のようですねと手を構えたシーディーメーカーであったが、先に動いたのは何と踊ってる最中のはずのシノミであり、偽葉の後ろへと回ると身体に手を添え動きを誘導し始めた。
「私が踊り方をお教えして差し上げますわ。さあ、まずは無駄な力を抜いて下さいませ」
「あ、ありがとうございます!」
 本番中であるはずなのに突然始まった、シノミによる偽葉へのベリーダンス講座。
 確かにまたとないサプライズではあるのだが、はたして視聴者達がこれで満足するのかと少し不安になるシーディーメーカー、しかし彼の心配は杞憂に終わる事となる。
「あ、あの、シノミさん……んっ……手つきが、その……あっ、んんっ……」
「大丈夫ですわ。偽葉様は振り付けに集中して、ただ身を委ねて下されば……」
 丁寧魂胆に動きを指導するシノミであるが、その手付きは都度際どい部分をさすり刺激するものであり、ダンスを覚えながらついでに甘い官能も覚えてしまう偽葉。
 ある程度動きをマスターし始めると、今度はリラックスするためだと理由をつけて直接的な愛撫が開始、その淫らな手つきに容赦なく快楽を引き出された偽葉は踊りながら艶めかしく悶え、シノミに負けず劣らずのストリップダンスへと昇華した。
 短時間で劇的にダンスが見違えるシンデレラストーリーを目の当たりにした視聴者は大いに興奮し盛り上がり、更なる過激なパフォーマンスへの欲求を満たすべく、今こそとシーディーメーカーの指パッチンが響き渡る。

 熱気で蒸せかえるステージ、それを照らすスポットライト。
 ステージ上に突然現れた沢山のハンドアーム、その相手をしならが卑猥なパフォーマンスを見せたのはシノミであった。
 ハンドアーム達は容赦なく胸を揉み秘部を擦り、もともと透けていた踊り子衣装すらも脱がされほぼ全裸の状態、しかしそれでもなお男を誘う淫靡な踊りを器用に披露し続けている。
 世界中の人に自身の痴態を見られているという興奮、そしてハンドアーム達から与えられる直接的な性的快楽。
 ノリに乗ってきたシノミは仰向け且つM字開脚のポーズを取れば、自身の指で開き晒す乙女の証。
 ドアップで撮影しに来るドローンを受け入れながら、更なる興奮へと自らを堕とす。
 一方偽葉がいるのはステージ上ではなく更にその上、ステージを離れた空中にてダンスを披露していた。
 スカイステッパーにて空中へと舞った偽葉はそこでシノミ直伝の卑猥なダンスを舞い、空中であるが故に上下左右余す事なくドローン越しに自身の姿を配信。
 それだけで十分に湧き立つ演出であるのだが、シーディーメーカーの空飛ぶ手による手姦によって更に過激さはエスカレート。
 乳首を摘まれ、指の出し入れで中を擦られ、淫らに悶え喘ぎながらも踊り続ける偽葉の姿は正に淫乱な天女。
 果てて地に落ちそうになる身体を無理矢理動かし、その先に待つだろう絶大な快楽の高みを目指して偽葉は踊り続ける。

 音楽も二人の身体の昂りのも終盤へと差し掛かった時、スカイステッパーの使用回数が切れた偽葉がシノミの身体の上へと降り立った。
 向かい合い身体を重ね合う形となった二人はそのまま熱に任せて濃厚なキスを交わし、これ幸いにとハンドアームが何かを取り出し、重なる二人の秘部へと何かを当てる。
 電気マッサージ器、いわゆる電マを当てられスイッチを入れられた二人に襲い来る強力なバイブ、その刺激に二人は悶え淫らに叫び、すぐさま頂きに向けて一気に高ぶられてしまう。
「ひやっ、あああぁっ! シノミさんっ、もうっ、キきゃうっ! 私っ、んあっ、はっ、イッちゃっ……あっ、ああぁあああぁっ!!」
「ええっ、いいですわぁっ、んんっ! 一緒にイきましょうっ、偽葉さまぁっ、ひあっ、あっ、クるっ、はあっ、んっ、あぁあああぁんっ!!」
 お互いに身体を強く密着させ、振動する電マすらも押し付け合えばより強力な刺激が二人の身体を貫き、共に嬌声を上げながら絶頂。
 身体を仰け反らせ激しく痙攣すると共に音楽も鳴りやりダンスタイム終了、踊りきる事も二人は無事に成功した。
 正直最後のあの動きをダンスと呼べるのかは疑問に思うシーディーメーカーであったが、視聴者は気にせず盛り上がりフィーバーしているので良しとした彼は、余韻に耽る二人をステージ上から個室へと移しながら次のサプライズを考えるのであった……。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

フランチェスカ・ヴァレンタイン
ダンスは嗜み程度の心得しかないんですけどねー…?
…衣装とか、ステージのノリに合わせた方がいいんでしょうか
はい? この格好がオススメ? えぇー…(引き気味 ※格好お任せ

ステージに複数本打ち立てられた長棒の間をポールダンスなど交えながら跳ね渡って舞い踊ると致しましょう
格好はともかく、器械体操のようなモノと思えばKENZENですしね…!

そう思えたのも束の間、ポロリから始まる妨害で揉まれたり広げられたり挙げ句の果てにはナニカを激しく前後されて散々に辱められてしまい
場合によってはハプニングの発生で倒れかかってきた他の殿方に押し倒されて暴走されたりしてしまいます?

※アドリブ・絡み歓迎、その他存分にどうぞー


百目鬼・明日多
※アドリブ・絡み歓迎
ダンスは小学校でも少しやりましたし、
ダンスゲームもやってるので多分なんとかなるはず…!
とはいえ、人に見せれるレベルかは分からないですし
一人でやるよりは他の人と一緒の方が誤魔化せますかね?
ダンスは何とかするとして、妨害は多少であれば
耐えれるでしょうけど、ダンス中にアバターを出すわけにも
いかないので難しいですね…
風や滑る床で、他の人にぶつからない様に注意しましょう。
ぶつかったら出来るだけ早く復帰したいですが
空飛ぶ手に変な追撃をされなきゃいいんですけどね…
まさかステージ上で変な事させられるとは思わないですが
僕のアレってアレなままですし、一応注意しないと
大変な事になっちゃうかも…?



●セヴンスステージ
「ダンスは嗜み程度の心得しかないんですけどねー……それでも大丈夫でしょうか?」
「僕も人に見せられるレベルかどうかは……」
 各ステージ間の小休憩タイム、次にダンスを披露する番のフランチェスカ・ヴァレンタイン(九天華めき舞い穿つもの・f04189)と百目鬼・明日多(一枚のメダル・f00172)はシーディーメーカーの元へと行き、そんな相談を持ちかけた。
 踊れない訳ではないが特別上手い訳でもなく、このままステージに上がってもいいものかと考えた二人が相談を持ちかければ、シーディーメーカーは嬉々として答えた。
「お二人共、実に運が良い! 特別な嗜好を凝らした演出を丁度思いついたところでしてね、それがお二人に実にぴったり! さあ、この衣装に着替えて準備して下さい!」
 シーディーメーカーから渡されたそれぞれの衣装を受け取った二人は何か嫌な予感を感じつつも、絶対に盛り上がるでしょうと念を押されてはもはや断る事も出来ず、彼のシナリオ通りに舞台の準備をし始める。
 そして、ついに開幕の時が来た。

「えっと……レディース、アンド、ジェントルマン! 皆様、ダンスはお楽しみ頂けていますでしょうか!」
 シルクハット姿に身を包みマイクを掲げ、たどたどしさが残る初々しい司会を行なっているのは何と明日多。
 先程までとは別人が始める司会にどよめきたつ視聴者達、これこそがシーディーメーカーの施したサプライズの一つ、司会交代である。
 そして誰もいないステージをスポットライトが照らせば、ステージ下から迫り出してくる数本の棒、それともう一つのサプライズがその姿を見せる。
「これから皆様にお見せするのは、セクシーバニーが見せる魅惑のポールダンス! それでは登場して頂きます、フランチェスカ・ヴァレンタイン……って、ええっ!?」
 司会途中で驚きの声をつい上げてしまった明日多、しかしそれも無理はない。
 照らすスポットライトの下へと躍り出たフランチェスカの姿はウサ耳型のヘアバンドにハイヒールとストッキング、蝶ネクタイとカフスを装着した正にバニーガールの姿であり、唯一違うのはレオタードを着ていないという一点のみ。
 そう、肝心のレオタードを着ていないため、大事な部分全てが丸見えとなってしまっているのだ。
 (確かに盛り上がるでしょうけど、これは流石に……)
 若干引き気味のフランチェスカだが、一度ステージ上へと立った以上は自身の役割を果たすべく、音楽がかかると同時にダンスを開始。
 ただでさえセクシーさが際立つポールダンスを裸同然のフランチェスカが行えば、すぐさま視聴者達の下半身に直撃、それは司会として参加してる明日多も例外ではなく前屈みの姿勢をとっている。
 十分な盛り上がりを見せたステージに喜ぶシーディーメーカー、しかしまだまだいけると踏んだ彼はすぐさま指パッチンを行えば、更なる波乱がステージ上の二人を襲う事となる。

 まず始めに変化が起きたのはフランチェスカであり、ポールに塗り仕込まれた媚薬の影響で身体が高ぶり興奮し、ついダンスを踊りながらポールに自らの秘部を擦り付け快楽を求めてしまう。
 そして次に異変が起きたのが明日多、突然吹き始めた突風と滑るように滑らかとなった床の影響でステージ上へと飛ばされた彼は、そのままフランチェスカとぶつかる様にしてなんとか停止に成功するも、その手は豊満な両胸を捉えてしまい。
 最後に空飛ぶハンドアームがダメ出しするかの様に、明日多のズボンを下ろしながら背中をポンと押し出せば、すでに硬直しきっていた明日多のジュニアがフランチェスカの中へとイン、思いかけず二人は一つに繋がってしまった。
「はっ、ああっ! ごめんなさい、中に入ってっ……今抜くのでじっとしてて……あっ、ふわあっ、あぁあっ!」
「ふうっ、んんっ……その前に、ほら、まずは踊り続けなきゃでしょ? ほら、あなたもしっかりと踊らなきゃ……あっ、ふあっ、あんっ!」
 すぐに抜こうと腰を引いた明日多であったが、興奮しきったフランチェスカが腰を押し付けグラインドさせればより深く激しく交わってしまい、強烈な快楽に我慢の限界を迎えた明日多も腰を激しく打ちつけ始めてしまい。
 ポールに捕まり淫らに揺れるフランチェスカと快楽の虜となって腰を振る明日多の淫らなダンスによって視聴者は盛り上がり、快感に任せてスパートをかけた両者はそのまま同時に絶頂、大量の白濁液がフランチェスカの中へと注ぎ込まれてしまった。
 その後もノリに乗った両者は体位を変えながら交わり続け、何度目かのフィニッシュを迎えたと同時に既にステージが終了している事にようやく気付き、そのままステージからはけて裏の個室へと直行。
 まだまだ欲望尽きない両者がその後も何度も交わり続けたというのは、もはやいうまでもない事であった……。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

アイ・リスパー
いちごさんと一緒

いちごさんに助け出されて再びダンスにチャレンジです

「さっきはよくも罠に嵌めてくれましたね!
ですが、今度はいちごさんと二人ですから負けません!」(フラグ

ハッキングにより衣装のえっちな仕掛けは無力化しました。
もうあんな恥ずかしい姿は見せません!

先ほどのステージで火照った身体と乱れた息を整え
ステージ上で音楽に合わせていちごさんとペアダンスを踊ります。
さすが本職アイドルのいちごさん。これなら勝利間違いなしです!

ですが、突如いちごさんが私の衣装を脱がせて来て!?

私もマジックハンドに操られて抵抗できずストリップのように服を脱がされてしまいます。

「やっ、だめっ、見ないでくださいーっ!」


彩波・いちご
アイさんとペアで

「大丈夫ですか?」
裏方の個室にて、先程のダンス(?)で疲労困憊の彼女を抱きしめ気遣い
…え、リベンジ行くんですか?
…仕方ないです、私も一緒にペアダンスで
これでも本職のアイドルです、ダンスなら任せてください!

このまま個室でアイさんとお揃いのアイドル衣装に着替え
【これから始まる生放送】の中継ドローンを出して会場に

アイドルポップに合わせて、息の合ったダンスを披露します!

…と思ったのに、妨害のマジックハンドが勝手に私の身体を動かして、踊りながらアイさんを脱がしに…ってこれストリップダンスとかポールダンスとかそんな感じになってますー?!
しかも中継してるんですけどー?!
アイさん逃げてー?!



●エイトスステージ
「大丈夫ですか?」
「はぁっ……ふぅっ……はい、何とか……」
 ステージの後ろ、裏方の個室内。
 先程のステージにて陵辱の限りをつくされ疲労困憊気味のアイ・リスパー(電脳の天使・f07909)と、それを介抱し気遣いながら抱きしめる彩波・いちご(ないしょの土地神様・f00301)。
 アイが着ているアイドル服の罠は既に解除済みではあるのだが、惚けた赤い顔を晒す彼女の表情が先程までの陵辱の激しさを物語っており、心配したいちごはアイを抱えてながら離脱しようと試みるが、それをアイ自身が拒否。
「待ってください、私にリベンジさせてください!」
「……え、リベンジ行くんですか?」
「はい! さっきはまんまと罠にかかっちゃいましたが、今度はいちごさんと二人ですから絶対に負けません!」
 一度酷い目に合ったというのに何故か自信満々のアイであったが、彼女が行くと言うのであれば止める事は出来ない。
 アイドルが本職である自分の強みを生かそうと決め、いちごとアイはステージへと挑むのであった。

「皆様、始めに過激なパフォーマンスを披露してくれた彼女の事は覚えておりますでしょうか? そう、彼女がパートナーを連れて本日、再び皆様にダンスの披露をしてくれます! それではお呼びしましょう、アイ・リスパーと彩波・いちご!」
 スポットライトに照らさた二人が着ている衣装は、お揃いのアイドル衣装。
 アイドルポップな曲と共に始まる二人の息のあったダンス、これにより視聴者は開始直後から大いに盛り上がった。
 特に本職がアイドルであるいちごの踊りは一線を凌駕しており、視聴者の視線を一身に釘付けにしている様子を見たシーディーメーカーは彼女、いや正確には彼を使ったサプライズを思いつき、早速指パッチンにて実行に移す。

「さすが本職アイドルのいちごさん。これなら勝利間違いなし……って、えぇっ!?」
 いちごの足を引っ張らない様にと、真剣に頑張って踊っていたアイ。
 勝利すらも確信した彼女であったが、何故か真後ろへと移動していたいちごに身体を抱きつかれしまう。
「大丈夫です、このまま踊って下さい。私にはステージを盛り上げるいいアイディアがありますので」
 そう後ろからいちごに囁かれてしまえば拒否する事も出来ないアイはそのままダンスを続行、頑張って踊り続けるもその動きはだんだんとぎこちないものへと変化していく。
 それもそのはず、後ろから抱きついたいちごの手が胸と下半身へと伸びていき、そのまま愛撫を開始されてしまったからだ。
「アイさんのここ、もうビショビショですね。大丈夫、私がしっかりとほぐしてあげますよ……」
 首筋へのキスと手淫、そして変に積極的ないちごに違和感を覚えたアイであったが、ダンスに集中していたのと与えられる快楽によって深く考えられずにそのまま流されしまい。
 (ど、どうして身体が勝手に……!? アイさん、これは私であって私じゃありません! どうか気付いて下さい!)
 いちごが叫ぶ心の声、しかし操られたいちごには声を届ける方法は無く。
 実はシーディーメーカーの謎の手品により操られていたいちご、しかし普段ならともかくステージ上という特殊な場所ではそれにアイが気付く事など出来るはずもなく、いちごの行動はエスカレート。
 アイドル服を全て脱がされ、カメラの前で愛撫され、それでも踊りを止めないアイ。
 そしてとうとう直立したものをアイの入り口へと当てれば、そのまま腰を突き出し挿入してしまい、二人の身体が一つに繋がってしまった。
 激しい腰使い、乱れ悶えながら必死に踊るアイ、そしてただただアイの身体を意に反して貪ってしまういちご。
 そして曲も佳境となった時にラストスパートが開始されれば、曲終わりと同時に二人も限界を迎えてフィニッシュ、中へと盛大に放ってしまったのであった。

 ステージ終了後、舞台裏。
 そこには土下座して謝るいちごと、未だに余韻に浸り耽り続けるアイの姿。
「ご、ごめんなさい! 操られていたとはいえ、あんな事を……!」
「いえ、いちごさん、良いんです……。その……むしろ謝るのは私の方です。本当は操られているのに気づいていたのですが、その……いちごさんにエッチな事されたくて、つい……」
 そう言ってもじもじと内股をするアイは、まだ足りないと言わんばかりに熱くいちごを見つめている。
 ハッキリと求められればする事は一つ。
 土下座をやめたいちごはそのままアイへと口づけを交わすと、今度はゆっくりとアイを押し倒す。
 アイを満足させるため、そんな言い訳を胸に淫らな交わりを始めたいちご達であった……。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

シャーリー・ネィド
【かまぼこ】
これってペア参加もOKなんだよね?
いくよ、ウィーリィくん!

二人一緒にストリートダンスでステージをアゲる
【グローバルスウォーミング】を演出代わりに派手にいくよ!
空飛ぶ手の妨害をダンスアクションと一緒にフォースカトラスの【2回攻撃】で切り払い、ダンスの動きは止めない
ウィーリィくんが転んだらすかさずカバーリングに入る

って、ええっ!?
(※でも空飛ぶ手に足を掬われウィーリィくんを押し倒す形で転倒)
ちょっ、やだ、ひゃあんっ!?
(※そのまま空飛ぶ手に全身を愛撫され、まるでウィーリィくんと絡み合っているかのような格好でそれでもダンスを続けようとする)
んっ、ふっ、はぁん…っ!

※サービス上等です


ウィーリィ・チゥシャン
【かまぼこ】
シャーリーと一緒にペア参加。
その方がよりダイナミックなアクションが出来るし、それに敵の妨害があった時も互いにフォローし合えるからな。

アップテンポのBGMをバックにアクロバティックなストリートダンス。
敵の妨害で転んでもブレイクダンスの回転技に繋げてリカバー。
シャーリーに悪さする空飛ぶ手はダンスアクションと共に抜き放った包丁の『二回攻撃』で迎撃し、パフォーマンスも兼ねて『飢龍炎牙』でまとめて薙ぎ払ってステージを盛り上げる。
エッチなハプニングにも負けずにどんな形でもダンスは続行する。
最後まで踊り切り、みんなを『フィーバー』させるまで何があってもダンスは止めない!

(※アドリブOKです)



●ファイナルステージ
「いやはや、とても良いステージの数々に私、大変満足です。もう思い残す事ない……と言いたいところですが、やはりまだまだ足りませんねぇ」
 最終ステージの準備中に一人言を呟くシーディーメーカーは、感慨深さに耽りながも深く考える。
 自分がプロデュースしたステージはどれも最高なものとなり観客を湧かせる事が出来る、故に今回が最後で本当に良いのだろうかと。
「いえ、私を待つステージは他にもまだまだあるはず。猟兵達には悪いですが、今度こそ失敗して頂くとしましょうか……」
 シーディーメーカーの黒い思惑と共に始まる最終ステージ、はたして猟兵達の運命やいかに……。

「さあ皆様、お待たせしました! 正真正銘、本日のファイナルステージ! 最後を彩ってくれるパフォーマーはこの二人、シャーリー・ネィドとウィーリィ・チゥシャン!」
 ステージを照らす光、浮かび上がる二人の姿。
 ドローンに向かって手を振りアピールするシャーリー・ネィド(宇宙海賊シャークトルネード・f02673)とウィーリィ・チゥシャン(鉄鍋のウィーリィ・f04298)の二人は、しっかりとお互いの手を繋ぎながらその時が来るのを待ち。
 アップテンポのBGMがかかると同時に踊り出したのはアクロバティックなストリートダンス、いよいよ最終ステージが始まったのだ。
「さあて、私の本気をお見せしましょう!」
 今までとは違い本気での妨害を目論むシーディーメーカーは無数の空飛ぶ手を二人に向けて展開、ダンスを妨害するために四肢を拘束しようと襲いかかる。
 しかしシーディーメーカーの妨害をあらかじめ予測していた二人は動じる事なく、シャーリーはフォースカトラス、ウィーリィは包丁をダンスに合わせて繰り出す事で、動きを止める事なく次々と空飛ぶ手を薙ぎ払う。

 音楽とダンスも中盤を過ぎ、このまま無事終わるかもと二人が思い始めたその時、それは起こった。
 ブレイクダンスを披露して一瞬仰向けとなったウィーリィ、その瞬間を狙ったかの様にステージ床から拘束具が飛び出し、ウィーリィの両手をそのまま拘束。
 それに気を取られたシャーリーが空飛ぶ手に足元をすくわれウィーリィの上に転倒、そのまま無数の手により激しい愛撫を受けてしまったのだ。
「くそっ、卑怯だぞ! シャーリー、大丈夫か!?」
「あっ、ふあっ、んんっ……! ごめん、ウィーリィくんっ……大丈夫じゃ、ないかもっ……はあっ、あぁあっ!」
 シーディーメーカーの本気の愛撫テクは相当なものらしく、シャーリーはすぐさま発情されてしまえばウィーリィの目の前でエッチに乱れ喘ぎ、そんな様子のシャーリーを目の当たりにしてしまえば我慢できるはずもなくついテントを張ってしまうウィーリィ。
 抵抗する気を二人から完全に削ぐために、空飛ぶ手は二人のズボンと下着を素早く脱がすと、身体を動かして剛直と肉壺をそのまま結合、
 ウィーリィとシャーリーは視聴者に見られながら一つに繋がってしまった。
 こうなってしまえば最後、抑えが効かなくなったシャーリーはダンスを忘れ腰を上下に打ち付け始め、ウィーリィも手首を拘束されているためされるがままに。
 もはやダンスは継続不可能、絶体絶命と思われるその窮地を脱したのは他でもない、ウィーリィとシャーリーの深い絆であった。
「ウィーリィくんっ、ごめんねっ、あっ、んんっ、もうっ、私っ……!」
「んうっ、くうぅっ……諦めるな、シャーリー! 思い出すんだ、必死に練習したあの時を……!」
 快楽で思考に靄がかかるシャーリーが思い出したのは、このステージへと挑むために練習を重ねたあの思い出。
 ウィーリィと何時間も一緒に練習し、お互いに足りない部分を指摘し補い、良い雰囲気に流されてダンスの練習がれらエッチしたあの日々。
 ハッと何かに気づいたシャーリーと強く頷くウィーリィ、視線で示し合わせた二人は最後の踊りを披露する事に決めた。

「な、何と……!? まさか、あの体勢であんなダンスを……!?」
 二人のパフォーマンスに驚きが隠せないシーディーメーカー、それは視聴している全世界の人々も同じであった。
 まずウィーリィ、音楽のリズムに合わせて腰を突き上げればシャーリーの身体もリズミカルに跳ね、そしてシャーリーはその勢いとリズムに合わせて横回転しながら手足を自在に操れば、それは正しく立派なダンス。
 まるで小さなトランポリンの上で踊るブレイクダンスの様なその踊りは、言うなればウィーリィとシャーリーの腹上ダンス。
 今までにない斬新な踊りに興奮しきって湧き立つ観衆、そして腹上高速スピンによりフィニッシュを決めれば興奮は頂点へと達し、視聴者も踊る二人もそれぞれの意味で絶頂へと達して無事にステージ終了、機転を生かしたダンスにて勝利する事が出来たのだ。

「いやはや、まさかあの状態からダンスを踊るとは……ええ、私の完敗です。素晴らしい数々のダンス、視聴者の皆様が決して忘れる事は無いでしょう。それでは皆様、お元気で……!」
 シルクハットと手に取り挨拶を済ませ、満足しながら消えていったシーディーメーカー。
 様々なサプライズによって不測の事態に陥った猟兵達であったが、今はただ、一つの戦場を解放できた事への喜びを噛み締めるのであった……。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2019年05月10日


挿絵イラスト