バトルオブフラワーズ④~喰らえ、ハンバーガー!
●キマイラフューチャー
ミスター・ドムドムのまわりに並んでいたのは、大量のハンバーガーとフライドポテトであった。
幸い、ドリンクは飲み放題ッ!
だが、そう言う問題で済まないところが、怖いところ。
何故なら、ミスター・ドムドムにとって、ハンバーガーはエネルギー!
故に、食べれば食べる程、強くなる状況に陥っていた。
そのため、ミスター・ドムドムは圧倒的なまでの戦闘力を発揮しており、このままでは勝つ事が不可能ッ!
ある意味、絶体絶命の大ピンチ!
しかし、まったく勝機が無いという訳ではない。
……完全に希望が断たれた訳ではなかった!
誰かが言った。
『そこに食べ物があるなら、食べ尽くしてしまえばいい』と……。
その言葉を誰が言ったのか分からない。
もしかすると、心の声かもしない。
だが、ミスター・ドムドム以上に大食いで、料理を食べる事さえ出来れば……勝ち目はあった。
そうする事によって、猟兵達は強力なユーベルコードを放つ事が出来、ミスター・ドムドムを撃破する事が出来るのだから……!
●ガジルからの依頼
「ハンバーガー食べ放題なんだよ♪」
ガジル・コリアンダー(キマイラのスカイダンサー・f00907)がテンション高めに、今回の依頼を説明した。
今回の依頼はハンバーガーを食べる事。
しかも、ハンバーガーの種類は豊富ッ!
ハンバーガー、チーズバーガー、てりやきバーガー、てりたまバーガー、てりたまチキンバーガー、フィッシュバーガー、タルタルフィッシュバーガー、厚焼き玉子バーガー、鳥つくねバーガー、お好みバーガー等々。
他にもドムドムチックなバーガーが並んでいるらしく、フライドポテトも食べ放題ッ!
ただし、用意されているハンバーガーは、ミスター・ドムドムにとって、最も有利に大食いできるモノ。
それ故に、より多く食べるためには、その料理をたくさん食べられる理由と、大食いにかける熱意が必要になるようだ。
万が一、食べた量が同じであれば、勝負は互角ッ!
後は情熱のみがモノを言う戦い。
その事を踏まえた上で、ミスター・ドムドムを倒してほしいという事だ。
ゆうきつかさ
この依頼は戦争シナリオです。
戦争シナリオは、周囲を守る6つの『ザ・ステージ』を全てオブリビオンから取り戻さないと、目的地である『システム・フラワーズ』にたどり着くことはできません。
ザ・ステージにはそれぞれ「特殊な戦闘ルール」があり、たとえ敵を倒しても、敗北条件を満たすと謎の力で追い出され、強制敗北になってしまいます。
基本的にネタよりなので、面白ければ問題ありません。
自分が輝く事だけを考えて、プレイングを書いてください。
第1章 ボス戦
『ミスター・ドムドム』
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POW : フライ・ド・プレス
単純で重い【フライングボディプレス 】の一撃を叩きつける。直撃地点の周辺地形は破壊される。
SPD : ハイドロ・コーク
【ストロー付きの入れ物 】から【コーラ】を放ち、【強炭酸】により対象の動きを一時的に封じる。
WIZ : 抗えないジャンクの魅力
戦闘中に食べた【バーガーセット 】の量と質に応じて【体脂肪が増加し】、戦闘力が増加する。戦闘終了後解除される。
イラスト:烏鷺山
👑11
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種別『ボス戦』のルール
記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※このボスの宿敵主は
「💠エルデラント・ズィーマ」です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
片桐・公明
【POW】
分「……もう、無理。」
目を回してひっくり返る分身
本「だらしがないわね。それでも"私"なの?あ、お代わりください。」
それを片目に食べ続ける本体。
分「あたしは食べるために生まれた訳じゃねぇぞ。」
なぜ公明(本体)は食べ続けることができるのか。
「母さんが夕食の度に大量に作るからね。専門じゃないけど、大食いは得意よ」
「え?そういうことじゃない?」
「目の前に大量の食べ物がある。それ以上に食べる理由が必要かしら?」
「あ、ドリンクの代わりにシェイクかスムージーください。そろそろ甘いものが食べたいわ。甘いバーガーでもいいわよ。」
秋山・軍犬
大食いにかける熱意? 理由?
「自分、フードファイターっすよ?」
…理由とか熱意とか当たり前すぎて
逆に説明出来ない軍犬に
「軍犬、ダメダメでケキね♪」
美味い飯の匂いに【奇跡の再会『美食姫』】で勝手に出てきた
グルメ姫がもっと、素人さんにも分かるよう説明するでケキ
私に任せるでケキ!っと説明を請け負う。
いいでケキか? ハンバーガーはとっても美味しいんでケキ!
だから大好き! いっぱい食べられるんでケキ!
素晴らしく浅い説明!
だが、グルメ姫は瞳キラキラキラりんこ☆
笑顔ドヤドヤドヤりんこっ☆て感じで自信満々!
…熱意と理由の説明! 終了!
Q:ハンバーガ足りなくなったらどうするケキ?
A:自分で作れば良いんじゃねっす?
ラッセル・ベイ
私はドワーフ、
飲み食いならば自信がある……が、相手はプロ中のプロ
このままでは非常に不利である事は明白だ
●戦闘(POW)
だがしかし、私には切り札がある
「魔鎧ダークネス」。あらゆる物を喰らう生きた鎧……
さあ喰らえ、【ダークネスイーター】
ハンバーガーなど君の敵ではない全て喰らってしまえ
……ほう、オードソックスな普通のハンバーガーがお好みなのだな
……知らぬ間にポイゼも食べているな
あちらはフィッシュバーガーか。成程
私も食べるか。特に好みはないので適当に
さて、もう十分だろう
ところでドムドム君、君の頭も美味しそうだとダークネスが騒いでいるのだが……いいよな?
ああ答えは聞いてない。食欲は抑えられないのだよ
シルヴィア・ジェノス
ハンバーガーがもりもり食べられると聞いて!やっぱり好きなだけ食べるとなると、それなりにお金かかるし?こういう時がんがん食べたいわよね!【大食い】はね、私得意よ!というわけでたーっくさんもぐもぐしちゃうわ!
様々な種類のハンバーガーを順繰りに食べることで味に飽きることはなるべく防ぐわ!最初はがぶーっと食べるけれど、あまりやっているとあご疲れちゃうし、途中からフォークとナイフを使って優雅に自分のペースで、でももぐもぐ食べるわ!飲み物はウーロン茶
食べた分のお代はオブリビオンの命ってことで。にっこり笑顔、スマイルはタダ?まっさかー、女の子の笑顔は高いのよ?というわけでお命ちょうだーい!【紅い雷撃】で攻撃
仁科・恭介
※アドリブ、連携歓迎
「軍隊蟻をここで出せば勝ちだろうけど…仕方ない。久しぶりに本気を出すか」
【大食い】はあてにならない
既視感を感じつつもUC対象をミスタードムドムのテンションに合わせて細胞を、特に消化器官の細胞を活性化
【学習力】で効率よく食べられる方法を摸索し食べていく
「これ、食べきらなきゃいけない気がするのですよ。どっかから応援されている気がしてね」
基本は【礼儀作法】に則り軽い物から順に食べる
適宜水分を補給し無理はしない
ただし【目立たない】ようにミスタードムドムの食事を最大限邪魔する
水分を多く取らせるのがお腹も膨れて良い気がする
「消化時間のインターバルが相手の有利になるのなら…やるよね」
モッチ・モチ
食べて食べて食べまくりマスヨ!
手当たり次第に、目の前のものを両手に掴み、口へと運びマス。
ハンバーガー、ハンバーガー、ハンバーガー。食べても食べてもハンバーガー。
「うぅ……めげそうデス」
食べ続けるも限界に来たら、
「うぅ……あとは、任せま、シタ……(ガクッ」
と言って、ユーベルコードを発動。
瀕死の状況でないと使えないユーベルコード、これを今こそ使う時。
モッチビ軍団に、食べてもらいマスヨ♪
(モッチビ軍団は「もっちもっちもっち」と、もっちとしかしゃべりません)
ギャグ時空からきたキャラ達なので、敵の攻撃もヘッチャラなのではないでしょうか♪
●食べて、食べて、食べまくれ!
「ハンバーガーをモリモリ食べても、大丈夫って聞いてきたけど、どうやら本当だったようね。さすがに、これだけの量のハンバーガーを自分で買ったら、それなりにお金が掛かるから、遠慮なくガンガン食べさせてもらうわよ!」
シルヴィア・ジェノス(月の雫・f00384)は仲間達と共に、ミスター・ドムドムが支配する戦場にやってきた。
ハンバーガー勝負と言うだけあって、テーブルの上には大量のハンバーガーが置かれており、既にミスター・ドムドムが椅子に座って、試合開始のゴングを待っているような状態であった。
「スタートのタイミングはお前達に任せる! どうせ、俺が勝つんだ。お前達がどんなに頑張っても、俺を越える事など不可能ッ!」
ミスター・ドムドムが、自信満々な様子で叫ぶ。
自分の得意分野と言うだけあって、勝つイメージしか頭の中に浮かんでいないらしく、かなり余裕があるようだ。
「それ……本気で言っているんっすか? 自分、フードファイターっすよ?」
秋山・軍犬(悪徳フードファイター・f06631)が呆れた様子で、ミスター・ドムドムに冷たい視線を送る。
フードファイターにとって、食べる事は当たり前。
ある意味、息を吸うのと同じ事なので、ミスター・ドムドム同様に負ける気がしなかった。
「軍犬、ダメダメでケキね♪」
だが、グルメ姫が軍犬に駄目出し。
どうやら、甘いニオイに誘われて、勝手に出てきたようである。
「素人さんにも分かるように説明するでケキ。私に任せるでケキ!」
そう言ってグルメ姫が、自分の胸をぽふっと叩く。
「……いいでケキか? ハンバーガーはとっても美味しいんでケキ! だから大好き! いっぱい食べられるんでケキ!」
グルメ姫が猟兵達の視線を集め、ハンバーガーについて、分かりやすく説明した。
しかし、浅い。
底が見える程、浅い説明。
「……」
これには軍犬も、冷やかな反応。
それとは対照的に、グルメ姫は自分の言葉にウットリしており、単独で幸せな世界に飛び立っている真っ最中であった。
「まあ、ここで軍隊蟻を出せば勝ちだろうけど……仕方ない。久しぶりに本気を出すか」
そこにはあえて触れず、仁科・恭介(観察する人・f14065)が自分自身に気合を入れた。
この状況で……大食いはアテにならない。
何故ならミスター・ドムドムも、同じ大食い。
ミスター・ドムドムが同類である以上、こちらが有利になる事はない。
「……とは言え、相手はプロ中のプロ。飲み食いならば自信はあるが、このままでは非常に不利だ」
ラッセル・ベイ(ドワーフのルーン鍛冶師・f12407)が険しい表情を浮かべ、しばらく物思いに更けた。
ラッセルには、切り札があった。
『魔鎧ダークネス』……あらゆる物を喰らう生きた鎧。
ある意味で、それは邪道かも知れない。
だが、ラッセルにとって、鎧は身体の一部である。
つまり、視力が悪い猟兵が眼鏡を掛けているようなモノなので、ルール違反ではない……はず。
そもそも、鎧がハンバーガーを食べたら駄目だと言うルールも無いのだから、文句を言われる筋合いもないだろう。
「おいおい、まさかビビッているのか!? 掛かって来いよ、遠慮なく」
そんな中、ミスター・ドムドムが猟兵達を挑発するようにして、ハンバーガーをモグモグと食べ始めた。
どうやら、待っているのが馬鹿らしくなってきたため、勝手にスタートしたらしい。
この時点で、こちらもルールを守る必要が無いように思えてきたため、半ば何でもアリの状態。
例え、ミスター・ドムドムが文句を言ってきたとしても、フライングで食べ始めた事を指摘すれば、黙りそうな感じであった。
「いや、問題ない」
恭介がミスター・ドムドムに対して既視感を覚えつつ、【共鳴(ハウリング・レスポンス)】を使う。
それと同時に全身の細胞が活性化して、戦闘力が格段にアップした。
どちらにしても、ここでの迷いは命取り。
とにかく、より多くの食べ物を胃袋の中に収める事だけ。
それだけの事を考えていれば、問題はない。
「ほお……、お前も俺と『同類』か。ならば、相手にとって、不足なし!」
それに応えるようにして、ミスター・ドムドムも、食べるペースをアップさせた。
「大食いは、私も得意よ! というわけで、たーっくさんもぐもぐしちゃうわ!」
シルヴィアもハイテンションで、ハンガーガーを口に運んでいく。
幸い、ハンバーガーの種類は豊富。
そのおかげもあって飽きる事無く、どんどん胃袋の中に納まっていった。
「さあ喰らえ、【ダークネスイーター】。ハンバーガーなど君の敵ではない全て喰らってしまえ」
ラッセルも『魔鎧ダークネス』に語り掛け、ハンバーガーを運んでいった。
どうやら、『魔鎧ダークネス』は、普通のハンバーガーが好きらしく、まるで飲むような勢いで、ハンバーガーが消えていく。
その横で、毒精霊『ポイゼ』もフィッシュバーガーを食べつつ、何やら幸せそうな表情を浮かべていた。
「食べて食べて食べまくりマスヨ!」
モッチ・モチ(ボス専門バスター・f09023)もヤル気満々な様子で、目の前に置かれたハンバーガーを口の中に運んでいった。
だが、食べても、食べても、ハンバーガー。
いくら食べても、無くならない。
一体、どのような仕組みになっているのか分からないが、定期的にハンバーガーがテーブルの上に追加されているようだ。
「……もう、無理」
そんな中、片桐・公明(Mathemの名を継ぐ者・f03969)が【邪悪なる別人格(アナザー・ダークネス)】で呼び出した自身の中に潜む闇に染まった自分自身が目を回しながら、引っくり返ってギブアップ。
「だらしがないわね。それでも『私』なの? あ、お代わりを貰うわね」
それとは対照的に、公明は……余裕ッ!
母親が夕食のたびに、大量の料理を作っているため、
専門ではないが、大食いは得意であった。
「うぅ……めげそうデス」
一方、モッチはグロッキー。
左を見ても、ハンバーガー。
右を見ても、ハンバーガー。
しかも、目の前にもハンバーガー。
既に、目を閉じても、広がる光景がハンバーガー。
それ故に、心がポッキリ折れそうな予感。
だからと言って、ハンバーガーが嫌いになった訳ではない。
むしろ、好き。
好きであるはずなのだが、既に胃袋が限界。
故に身体が悲鳴を上げていた。
「おいおい、無理をするなよ。ここでリバースされても困るしな!」
ミスター・ドムドムは小馬鹿にした様子で、ハンバーガーを口に運ぶ。
「別に無理はしていませんよ?」
その間も恭介は学習力で効率よく食べられる方法を摸索し、礼儀作法に則ってハンバーガーを食べていた。
「少し顎が疲れたわね」
一方、シルヴィアは自分のペースを保ちつつ、フォークとナイフを使って、優雅に食事。
小分けしたハンバーガーを口に運び、それをウーロン茶で流し込んだ。
「おいおい、そんなノロノロペースで俺に勝つつもりなのか? だったら、余裕ッ! 俺に負けはねぇ!」
ミスター・ドムドムがシルヴィアを挑発するようにして、どんどんペースを上げていく。
しかし、シルヴィアはまったく気にしておらず、決して自分のペースを崩そうとしなかった。
「そう言っている割には、随分と苦しそうね? まさか、もう限界? さっきからドリンクも飲んでいないようだし……。私は余裕よ?」
公明が見せつけるようにしながら、一気にシェイクを飲み干した。
シェイクは程良く溶けており、種類も豊富であったため、次々と飲み干し、今度はスムージーの制覇に向けて、行動を開始した。
「いや、飲み物は……」
ミスター・ドムドムが青ざめた表情を浮かべ、飲み物を飲まない理由を説明しようとした。
「これから飲むつもりだったんだよね?」
その言葉を遮るようにして、恭介がミスター・ドムドムにドリンクを薦めた。
しかも、全種類ッ!
『フロコンプを目指してファイト!』と言わんばかりにイイ笑顔を浮かべ……。
それ故に……断れないッ!
「お、お前等……そんなに無理をするな。そろそろ、ギブアップしてもいいんだぞ? お前達は頑張った。俺が……驚くほどに、な。だから、休め。ここで食べる事を止めたとしても、誰も責める奴などいない」
そのため、ミスター・ドムドムも、グロッキー。
何とかドリンクを飲み始めたものの、既に腹はパンパン!
全身も風船の如く膨らみ、爆発寸前になっていた。
このままでは、肉体の限界を越えて、魂が飛び出しそうな予感であった。
「うぅ……あとは、任せま、シタ……」
そんな中、モッチが色々な意味で限界に達し、【モッチビ軍団大行進(モッチビグンダンダイコウシン)】が発動ッ!
『(もっちもっちもっちもっちもっちもっちもっちもっちもっちもっちもっちもっちもっち)』
それと同時に、ギャグ時空からチビモッチ軍団が召喚され、テーブルの上に置かれたハンバーガーを手当たり次第に食べ始めた。
「な、な、なんだそりゃあああああああああああ!」
ミスター・ドムドムにとって、それは衝撃的な光景。
あまりのショックに腰を抜かしてしまう程のレベル。
その間も、チビモッチ軍団はハンバーガーを食べて、食べて、食べまくった。
そして、ミスター・ドムドムの心が折れる音が、辺りにポッキリと響き渡った。
「どうやら、限界のようね。それじゃ、そろそろ、お代を戴こうかしら? ニッコリ笑顔のスマイル分を……。まさかタダとは思っていないわよね? 女の子の笑顔は高いのよ? ……というわけで、お命ちょうだーい!」
それに気づいたシルヴィアが【紅い雷撃(カミナリバナ)】で、花の如き笑顔を向けたミスター・ドムドムに雷の蛇を放つ。
「ま、待て! 待ってくれ! まだ勝負は終わっていない! た、食べるから……少しだけ時間を……ぐぎゃああああああああああ!」」
ミスター・ドムドムが涙目になりながら、ハンバーガーを口に運ぼうとした。
だが、身体が拒絶反応を起こしており、ハンバーガーを食べるどころか、見る事さえ困難な状況。
しかも、雷の蛇が体内で暴れ回っているせいで、それどころではなくなっていた。
「……もう十分だ。ところでドムドム君、君の頭も美味しそうだとダークネスが騒いでいるのだが……いいよな? まあ、答えは聞いてないが……」
次の瞬間、ラッセルがミスター・ドムドムの行く手を阻み、『魔鎧ダークネス』の糧にするのであった。
そして、猟兵達はこの戦場で勝利を収め、次の戦場に向かうのであった。
大成功
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