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バトルオブフラワーズ④~ジャンク・ジャンク・オーバーフ

#キマイラフューチャー #戦争 #バトルオブフラワーズ

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●バトルオブフラワーズ④~ジャンク・ジャンク・オーバーフロー!
「……えーっと、みんな、ちょっと良いかな?」
 双葉・翔は、頬をぽりぽりと掻きながら。
「キマイラフューチャーの世界に6つの『ザ・ステージ』が現れたのは皆知ってるよね? この『ザ・ステージ』をオブリビオンから取り戻さないと、目的地の『システム・フラワーズ』の所まで辿り着く事が出来ない」
「この『ザ・ステージ』は色んなものがあるんだけど、皆に今回向かって欲しいステージには『オオグイフードバトル』の特殊ルールが影響を及ぼしている様なんだ」
「このステージの特殊ルールは、その名の通り『大食いバトル』。どうやらこのステージにはいわゆるジャンクフードが大量に用意されている様なんだ。ハンバーガーにポテト、ナゲット、チキン、そしてドリンク……カロリーの高いものが一杯」
「そして、このステージで最大の力を発揮しているのが、そういったジャンクフードをこよなく愛する『ミスター・ドムドム』。恐らく真っ正面から大食いで勝負するという事になると、まぁ……お腹を壊した上で負けてしまうと思う」
「でも、そんな不利な戦況の中で勝利するためにみんなの力を合わせて欲しいんだ。例えば……そうだね、食べ物、飲み物を激辛にするとか、逆に自分達が食べやすい様に食べ物を分散する、とかかな?」
「勿論、ジャンクフードは俺に任せとけーって言うのもあるかもしれないけど、取りあえずジャンクフード最強の敵である『ミスター・ドムドム』を倒すのは一筋縄ではいかないから、皆で力を合わせて作戦を考えて見て欲しいんだ」
「上手くオブリビオンに大食いで勝利すれば、皆のユーベルコードの攻撃が大幅に強化される。そうすれば、オブリビオンを退治する事が出来る筈なんだ。だからみんな、お腹壊さない程度に沢山食べて、飲んで、オブリビオンを退治して来て欲しい!」
 と、其処まで言うと、翔は胃薬を一包皆に手渡ししながら。
「それじゃ胃薬持ったかな? さあ、大食いバトル、ファイトだよ!!!」
 とグリモアで送り出して行くのであった。


幾夜緋琉
 皆様、御世話になっております。幾夜・緋琉(いくよ・あける)です。

 25番目のシナリオも全体シナリオ『大食いバトル』です。
 兎に角、一杯食べて、飲んで、そして敵を妨害して大食いバトルに勝つ事が目標です。
 ただ、余りにおおっぴらに妨害行為をすると敵も喰わないという選択肢も取りうるので、上手い具合に隠れて妨害をすると良いかと思います。
 勿論、敵の『ミスター・ドムドム』に真っ正面から対峙して、油断を誘う、等もアリかと思います。

 尚、このシナリオは1章のみの構成となりますので、プレイングを頂き次第早急に返却させて頂く予定です。

 それでは、皆様のプレイングを心よりお待ちしております。
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第1章 ボス戦 『ミスター・ドムドム』

POW   :    フライ・ド・プレス
単純で重い【フライングボディプレス 】の一撃を叩きつける。直撃地点の周辺地形は破壊される。
SPD   :    ハイドロ・コーク
【ストロー付きの入れ物 】から【コーラ】を放ち、【強炭酸】により対象の動きを一時的に封じる。
WIZ   :    抗えないジャンクの魅力
戦闘中に食べた【バーガーセット 】の量と質に応じて【体脂肪が増加し】、戦闘力が増加する。戦闘終了後解除される。

イラスト:烏鷺山

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠エルデラント・ズィーマです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

非在・究子
【SPD】
お、大食い、対決、か?
あ、あんまり、そういうのは、や、やったことがない、な。
で、でも、き、キュマイラフューチャーの危機だから、や、やるしか、ないな。

ま、まともにやっても、負ける、だけ、だろう、から、ズ、ズル、させてもらう、ぞ。
食べた、ふりを、して、ハンバーガーを、あ、アイテムボックスに、放り込んで、いく、ぞ。
あ、あんまり、おおっぴらに、やって、ば、バレてもいけない、から、た、食べるは、食べる、ぞ。ジャンクフードは、嫌いじゃ、ないし、な。

せ、戦闘に、入ったら、た、TASさんの、制御に、任せて、げ、ゲームウェポンを、ロケットランチャーに、して、か、華麗に戦うぞ。
※アドリブ等歓迎


笹乃葉・きなこ
【連携と絡みOK】

へぇー。大食いバトルだべか。いいべぇ。
お前さんをブチのめす前に腹ごしらえといくべ。

一応【大食い】持ちだからな。
グルメツールでおいしくいただきまーす。
そういえばさ。気にしてなかったけどこれって時間制限ありなんだべ?
いまさら時間制限ありまーすとか後出しはねーべよな?
それでも食うことはかわらねぇんだけどさ。

あ、邪魔をしにきたべな?
良いべそっちがその気なら【フードファイト・ワイルドモード】で向かいうってやるべ。
腹ごしらえにちょーどいいべ。
さぁ、思う存分なぶってなげてぶっとばしてやるべ。

ぶちのめした後は腹が減るからな。
え?もう終わり?なんだぁ…。もっと食べれるのに…。


グランディア・エストリア
グルアァアアアアっ!!
大喰いなら 、俺様に 任せやがれ!!
何せ、この巨体、そして、俺様は、 よく動くから、カロリーの消費も多いからな!
そして、俺様は肉食獣、肉は、好物なんだぜ!

とにかく、食べる量も多い!

いや、奴も止めなくてはな。
ならば、近いところにある障害物をぶん投げてくれるわ!

できりゃ、奴そのものの頭もくっちまえばいい。


高宮・朝燈
カロリーの高いドリンクって、それだけ甘ったるいわけで。
多少何かが混ざっても、あんまりわからないんだよね。
「…とゆーわけで、こーゆーのを用意してみたんだ」
カロリーの高い、キマイラフューチャーらしい飲み物で思い付いたのが、タピオカドリンク。
このタピオカを、柔らかいカプセルに変えられるんじゃないかなーって。
カプセルの中身? うん、とりあえず、割れても甘く感じるように、ブランデーにしてみたよ。度数的にはかなりキッツイけどね。
まぁ、怪人は大食いに特化してるなら、あんまり噛んだりしないと思うけどね。
これで、知らないうちにベロンベロンになってくれたら良いんだけどね?



「お、大食い、対決、か?」
「そのようだべな。いいべぇ」
 非在・究子に頷く笹乃葉・きなこ。
 キマイラフューチャーの世界に現れた『ザ・ワールド』の一つ、『オオグイフードバトル』。
 周りには沢山のジャンクフードが配膳されていて、それを兎に角ハイペースで食べ始めているのは『ミスター・ドムドム』。
 そんなオブリビオンの動きに早速、グランディア・エストリアが。
『グルアァアアアッ!! 大喰いなら、俺様に任せやがれ!! 何せこの巨体、そして俺様は良く動くから、カロリーの消費も多いからな! そして、俺様は肉食獣、肉は好物なんだぜ!!」
 と、咆哮を上げながら早速回りのフライドチキンへ手を伸ばす。
 骨諸共噛み砕き、更に次のフライドチキンに手を伸ばす……次々と、彼の胃袋の中にフライドチキンが吸い込まれていく。
 その食べっぷりにきなこも。
「おお、早速始めたなぁ。んじゃ、おらもいただきまーすだべさ!」
 と、きなこもぱくぱくと食べ始める。
 そんな二人のペースに、ミスター・ドムドムはチラリ、と睨み付けるものの、彼は更にペースを上げて食べ始める。
 ……そんな食べっぷりに究子は。
「あ、あんまり、こういうの、や、やったことがない、な。で、でも、キマイラフューチャーの危機だから、や、やるしか、ないな……」
 と、ちょっと引きつつも、フードバトルの戦列に参加。
 きなことグランディアは正攻法で目一杯、腹一杯に平らげていくのだが、大して究子は……食べる振りをしながら、足元に置いておいたアイテムボックスに、見つからない程度に放り込んでいく。
 ……勿論、ミスター・ドムドムに見つからない程度に、食べ進る事も忘れない。
 そして、三人が食う方向でミスター・ドムドムに対抗する一方で……。
「うーん……あのミスター・ドムドムって、コーラが好きなのかな? あればっかり飲んでるし」
 と、彼の食べっぷりを観察していた高宮・朝燈。
 彼の選ぶ飲み物は、コーラばかりなのに気がつき、彼女もそれを一杯飲んでみる。
「甘い……これなら、多少何かが混ざっても、あんまりわからないよね? とゆーわけで、じゃじゃーん、とこーゆーのを用意してみたんだ」
 と、給仕を装い、朝燈が机の上に並べるのは、タピオカドリンク。
 猟兵達の元は、普通のタピオカドリンクだが……ミスター・ドムドムの周りに並べたのは……かなりアルコール度数の高い、甘めのブランデー。
「怪人は大食いに特化してるみたいだし、あんまり噛んだりして飲むことはないだろうし……あ、みんなのはこっちのだから、間違わないでね!」
 朝燈はそう仲間達に囁きつつ、戦場から少し離れて状況観察を再開。
 そして、猟兵達がコーラからタピオカドリンクに手を伸ばすと。
「ほらほら、コーラよりこっちの方が大きいだべな。そっちはコーラしか飲めないんだべか?」
 ときなこがタピオカドリンクを飲ませるように誘導すると、ミスター・ドムドムは。
『うるせえ、俺はどんなのでも食べて、飲んでやらぁ!!』
 タピオカドリンクを手にし、蓋を開けて一気に丸呑み。
 ……当然、中のタピオカの幾つかは、ブランデー入りの特製タピオカな訳で……キツイアルコール度数がダイレクトに摂取される。
『っ……!?』
 流石に高いアルコール度数にちょっと目を見開くが……対峙する猟兵達は普通に飲んでいる訳で。
「ほらほら、どうしたぁぁあ!! タピオカドリンクが飲めねぇって訳じゃねぇよなぁ!!」
 とグランディアも更なる挑発。
『う、煩ぇ!! こんくらいっ……!!』
 と、一つ、二つ、三つ……ハンバーガーやポテト、そしてフライドチキンなどと一緒に胃の中へと放り込んでいく。
 ……当然ながら、かなりのアルコールが一気に体内に回り始め……ものの数分で、視界はグルグル、体はカッカとしてきて……食べるペースも、大幅にダウン。
「ん、効いてる、効いてる。もうベロンベロンだね。ほらみんな、あともう一息だよ」
 と朝燈は給仕しながら、仲間達へ伝える。
『ウゥゥ……ヒィック……』
 そして目もトロントロンになったミスター・ドムドムの手が止まる。
「も、もう食べれなそう、かな?」
 と究子の言葉に、ウウー、と唸り声を上げるも……次の食べ物に手を伸ばせないミスター・ドムドム。
 そして……大食いバトルは、猟兵達の勝利という裁定が下った模様……その体に、力が満ちる。
「え? もう終わり? なんだぁ……もっと食べれるのに……」
 とちょっと残念そうなきなこに対し。
「グルゥゥアアア!! ヨォォッシ、さぁ、トドメを刺してやるぁああ!!」
 とグランディアは獰猛な咆哮を上げると……そのままミスター・ドムドムを捕まえ、一本背負い。
 地面に叩きつけたかと思うと、そこに究子がゲームウェポンをロケットランチャーにっし、射撃。
 そして、きなこは『フードファイト・ワイルドモード』を発動。
「腹ごしらえにちょーどいいべ。さぁ、思う存分なぶってなげてぶっとばしてやるべ!」
 と、食べた肉をパワーに変えて、更に殴り、蹴り、投げる。
 酒に酔い潰れたミスター・ドムドムは、それに大した抵抗も出来ず……ボコボコにされ、オオグイフードバトルの世界から消失するのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2019年05月04日


挿絵イラスト