バトルオブフラワーズ⑥〜フィーバーS.O.S!
●キマイラフューチャー、割れる(物理的に)
「みんな、緊急事態よ! キマイラフューチャーが……真っ二つになったわ!」
アヤカ・ホワイトケープ(ロストイノセント・f00740)がいつになく慌てた様子で呼びかけるが、それを聞いた猟兵達は一体どういう事だと言う顔になる。
それを見たアヤカは、何も言わずに現地の映像をスクリーンに映すと。
ほんとうに、キマイラフューチャーが、まっぷたつに、われていた。
「先日のテレビウム救援があったのは覚えてる? どうやらアレがキマイラフューチャーの中枢『システム・フラワーズ』からの救援要請だったみたい。多くのテレビウムを救助し、システムへと続くメンテナンスルートを開放したら……ああなったみたいよ」
どう言う事だよオイ、超展開にも程があるぞ。
しかし現実に起きている事なのだから仕方ない、だってキマイラフューチャーだし。
「その『システム・フラワーズ』が制圧されてしまうと、全ての物資供給が停止してこの世界が滅んでしまうそうよ……だからこその緊急事態と言う訳ね」
そんな事で滅ぶの!?
と、思うやもしれないが事態は深刻なのかもしれない……多分、きっと、おそらく。
「それで、みんなにはダンスでバトルしてもらいたいの」
なんでさ!?
「うん、みんなそう思うよね……。と言うのも、そこは六つの『ザ・ステージ』と呼ばれるエリアの一つで、これらを完全制圧しないと中枢に突入する事が出来ないみたいなの」
アヤカの話によれば、ダンスの他にゲームや大食い競争、歌合戦などもあるとか。
勝負内容的にもキマイラフューチャーと馴染み深い物ばかりと言う事らしい。
「それじゃ、勝負内容について説明するからよく聞いてね。今回のダンスバトルは『アカイクツレヴォリューション』を用いた物で、ダンスのステップを踏みつつ戦わないといけないそうよ」
なんでも『床タイルがダンスのリズムで明滅するので、ダンスのリズムで光っている床タイルだけを踏みながら戦わなければならない』そうで『光っていない床タイルを踏んだりダンスに失敗すると、そのキャラクターは戦闘不能となり脱落』してしまう。
また『ダンスが上手ければ上手い程、戦闘能力が向上』して有利になるらしい。
「つまりはダンスに失敗せず敵と戦って勝て、と言う事になるわね」
これはなかなかハードなバトルになりそうである。
「説明は以上よ。それじゃみんな、華麗にダンスを決めて怪人をやっつけてきて!」
そしてアヤカは猟兵達を送り出す。
真っ二つに割れたキマイラフューチャーを救うために、ダンスでフィーバーだ!
NS
はいどうも、NS(えぬえす)でございます。
令和になってもよろしくお願いします。
二度目の戦争が来ましたので、引き続きキマイラからお送りします。
それにしても、キマイラフューチャーが真っ二つに割れると言う展開なんて誰が予想出来たのでしょうか……。
●目的
ダンスで!怪人を!やっつけろ!
(おさらいの)説明ッ!
このシナリオでは、『アカイクツレヴォリューション』という特殊戦闘ルールが適用されます。
この戦場では、ダンスのステップを踏みつつ戦わなければなりません。
戦場の床タイルが、ダンスのリズムで明滅するので、ダンスのリズムで、光っている床タイルだけを踏みながら戦闘します。
光っていない床タイルを踏んだり、ダンスに失敗すると、そのキャラクターは戦闘不能となり脱落してしまいます。
また、ダンスが上手ければ上手い程、戦闘能力が向上します。
踊りながら、多数の敵を撃破してステージをクリアしましょう。
●ご注意
今回はコミカル寄りの内容になりそうです。
また戦況に影響するシナリオのため、なる早でリプレイを作りたいです。
上記の通りですが、プレイング部分にダンス関連の内容を入れないと失敗です。
華麗に踊りつつ、戦闘プレイングも盛り込んで下さい。
ダンスパフォーマンスとかもあるといいかもしれません。
それではバトルオブフラワーズ・ダンスバトル、レッツフィーバー!
第1章 集団戦
『ナンバーワンズ』
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POW : ナンバーワン怪人・ウェポン
【ナンバーワン兵器】で対象を攻撃する。攻撃力、命中率、攻撃回数のどれを重視するか選べる。
SPD : トロフィー怪人・ジェノサイド
【トロフィー攻撃】を発動する。超高速連続攻撃が可能だが、回避されても中止できない。
WIZ : 金メダル怪人・リフレクション
対象のユーベルコードに対し【金メダル】を放ち、相殺する。事前にそれを見ていれば成功率が上がる。
イラスト:まめのきなこ
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴🔴🔴
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種別『集団戦』のルール
記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
●ダンス・ナンバーワン
猟兵達はザ・ステージの一つであるザ・ダンスステージにやってきた。
すると、そこには既に怪人達が一行を待ち構えていたではないか!
「ハッハッハ! よく来たな猟兵よ!!」
「このステージは我らナンバーワンズが相手となろう!!」
「何をやらせてもナンバーワンの実力を持つ我らに勝てるかな?」
頭にトロフィーやら、勲章やら、黄金に輝く1の付いた怪人達だ。
見た目だけのインパクトなら、ある意味ナンバーワンだが……。
「さて、ナンバーワンの実力である我らだ。お前達にハンデをやろう」
「それはお前達の好きな曲で踊り、我々と戦う権利だ」
「これだけのお膳立てをしているのだ、もはや逃げはしまいな?」
好き勝手言ってくれているようだが好きな曲で戦えるのなら好都合。
余裕のハンデをくれてやった事を、奴らに後悔させてやろう!
高鷲・諒一朗
ダンスなら任せてくれよお、ってなあ!
うなれ俺のこの長い脚!
スカイダンサーの真髄を見せてやらあ!
似たようなこういうゲームをUDCアースを旅した時にやったことがあるんだ
さすがキマイラフューチャーは最先端だなあ!
UDCアースの若者向けの有名曲は一通り踊れるから
それから曲を選ぼうかねえ
危ないところは「スライディング」で咄嗟に踏みつつ
とにかく楽しく! 見栄えも考えて! しっかり最後まで踊りきるぜえ
ここぞというときに攻撃できたうなら
『スカイステッパー』で蹴り上げるぜえ!
●ダンシング☆人狼
「ダンスなら任せてくれよお、ってなあ!」
最初にダンスフロアへと名乗り出たのは高鷲・諒一朗(ミルザム・f17861)だ。
諒一朗は筋金入りのダンスジャンキーなだけあってか、このバトルにエントリーするのは必然だったのだろう。
「よろしい、では私がお相手しよう!」
対するナンバーワンズからはトロフィー怪人がエントリー。
両者がダンスフロアへ上がり込み、バトルの準備が始まる。
「曲は好きな物でいいんだよな? なら、踊り慣れしてるこいつにするぜ」
諒一朗が持参したと思しきミュージックディスクを音響装置にセットする。
UDCアースの若者向けの有名曲であり、テンポ早めのナンバーだ。
(Are You Ready? Here We Go!!)
バトルの準備が完了し、音響システムからアナウンスが聞こえる。
そして曲が流れ出し、バトルの火蓋が切って落とされた。
まずは両者とも、曲に合わせて軽快なステップを踏む。
怪人側はこの世界に無い曲であり、初めて聞くであろう物だが、曲に合わせて光るタイルを難なく踏んでしっかり決めていく。
ナンバーワンを自称するだけあって、そのダンステクは確かだ。
「なかなかやるな、それでこそ倒し甲斐があると言うもの!」
「似たようなこういうゲームをUDCアースを旅した時にやったことがあるんだ、さすがキマイラフューチャーは最先端だなあ!」
両者一歩も譲らない状況だが、先手を打ってきたのは怪人からであった。
曲に合わせ、頭のトロフィーで頭突きする要領で攻撃を仕掛ける!
「おっと!」
しかし諒一朗は身を屈めて回避するが、一つ先のタイルに距離が届かない!
……が、スライディングで咄嗟に踏む事でなんとか間に合わせる。
「いいぜ、アツくなってきた! うなれ俺のこの長い脚! スカイダンサーの真髄を見せてやらあ!」
この状況で燃えてきたか、諒一朗のダンスハートに火が付いた!
とにかく楽しく見栄えも考え、燃えるようなステップを踏んでいく。
怪人のトロフィーアタックも燃え上がったダンスエナジーの前には無力だ。
……そう、ダンスが上手ければ戦闘力が増大するのがこのステージ。
今の諒一朗を止められるはずもない。
「ぐ、マズい……これは……」
押されていく怪人も必死に追従しようとするが、時既に遅し。
隙を見せた瞬間を諒一朗に攻められ……。
「そらそら、遅いぜ!」
スカイステッパーで連続して蹴り上げる!
「ぐあッ! あ、しまっ……」
体勢を立て直そうとするが、バランスを崩し転倒!
すると、ブザー音と共に怪人のタイルが赤く点滅し……。
「ああぁぁぁぁーーーーー……!!」
まるでカタパルトから射出されたかのように怪人が大きく吹き飛ばされた。
どうやら失敗し敗北すると、こうなってしまうようだ。
「ヒュウ! なかなか楽しかったぜ!」
怪人に勝利し、くるりとブレイクダンスの要領で回転。
そしてシメにポーズを決める諒一朗。
ダンスを愛する心が勝利を掴んだと言えよう。
成功
🔵🔵🔴
ゾンビーナ・メロロディア
世界の命運を賭けた、でっかいスケールの大ピンチ!……なんだケド、いつもとノリが変わらない気もするナ。
でも、そういう所が気に入ってたリ。
勝負内容は……ダンス!ヨッシャ任せロ!
(マスターオブネクロダンサー使用)
オレの【ダンス】技術の全てを活かして、どんな難易度のstageも楽しく最後まで踊り切ってみせるゾ!
Okey!Let's Dance!はりきってこーゼ!
今回は光るタイルに動きを合わせないといけないからナ、HIPHOPをベースにしたフリースタイルで踊るゼ!
ステップ踏むだけじゃ敵は倒せなイ、忘れてないゼ?タイルを踏みながらのブレイクダンスで、カポエイラの達人にも負けないキックをご馳走してやるゼ!
●ヒップホップ☆ゾンビ
「世界の命運を賭けた、でっかいスケールの大ピンチ! ……なんだケド、いつもとノリが変わらない気もするナ」
ゾンビーナ・メロロディア(ネクロダンサー・f15802)が一人呟く。
まあ、ここキマイラフューチャーだしね!
「でも、そういう所が気に入ってたリ」
一部では理想の世界とか言われてるもんね、ここ。
「ちぃ、さすがにやるな猟兵よ! だが、一勝出来ただけでいい気にならない事だ。さあ、次のチャレンジャーは誰だ!」
「ヨッシャ任せロ!」
怪人の呼びかけに応じ、第二戦はゾンビーナがエントリーする。
因みに彼女は『とあるリズムゲームの冥界ステージ担当のナビゲートキャラクター、を基にしたバーチャルキャラクター』であり、個性的な住民達が暮らす愉快な死者の国からやってきた歌って踊れるリズムゾンビなのだ。
「次の相手はお前か、相手にとって不足なし!」
怪人側からはトロフィー怪人二号が参戦する。
なお一号は先ほどのバトルに敗れ、リタイアしたのは言うまでもない。
「曲はオレが選んでいいんだナ? ……それじゃ、こいつに決めタ!」
ゾンビーナは持参したディスクではなく、音響システムに備え付けられたミュージックディスクセットの中から一つ取り出すと、それをセットする。
彼女がチョイスしたのはヒップホップ曲だ。
キマイラフューチャーでヒットしたアーティストのナンバーであり、怪人達も知るであろう有名曲である。
「……む、この曲はあの有名なナンバーか? この曲で私に挑むとはダンスに自信があると見ていいな?」
曲が流れ出すと二号がニヤリと笑い、ゾンビーナを見やる。
「へへ、まーナ。Okey! Let's Dance! はりきってこーゼ!」
それに動じる事なく、ゾンビーナが曲に合わせて体を揺らす。
今回の曲はヒップホップ、それに合わせてフリースタイルで踊るようだ。
まずは両者とも様子見と言った感じで、曲に合わせ光るタイルを踏む。
「……いいダンステクだ、ならばこれはどうかな!」
二号が踊りに合わせるような形でトロフィー攻撃を仕掛ける。
「Hey Yo! C'mon!」
しかし、ゾンビーナはブレイクダンスでそれを華麗に回避!
その勢いでタイルを踏んで、ダンスを途切れさせる事なく続ける。
「ステップ踏むだけじゃ敵は倒せなイ、忘れてないゼ?」
今度はこっちの番だとばかりに、両手でタイルをプッシュし逆立ちになる。
そして、両足を回転させるようにカポエラキックで反撃!
「な、うおぉ!?」
「本気出して行くゼ!」
更に高速回転しつつ、竜巻のごとき勢いでラッシュを仕掛ける。
その状態であってもダンスは途切れる事なく続いているではないか!
なんたる達人の業!!
「ぬわーーーっ……!」
そのまま二号は押し切られ、キックの嵐を受けて転倒しダンスフロアから弾き飛ばされる!
「ヘヘ、勝負ありだナ!」
マスターオブネクロダンサーを戦闘時に発動させ、自らのダンス技能を激増させていたゾンビーナの敵ではなかったようだ。
ダンスが強ければ戦闘力も上がる、それがこのフィールドの掟なのだ!
成功
🔵🔵🔴
四王天・燦
動画を生配信
テンポの上がる剣舞曲を選ぶ。
「ハンデだ。ナンバーワンからスリーの3人で纏めて来なさい」
アイデンティティに疑問を抱かせ不和を誘発
神鳴&アークウィンドの二刀流。
袖に時限爆弾・カウントダウンを仕込む。
ジャンプ技能で飛び交いダッシュで詰める
「一名退場」「二殺目」「終幕」
宣言を入れて格の違いを見せる。
スケートの如く8回転アクセルからの華麗なジャンプ回転斬りや、カウントダウンを相手の足場に落とし罠で仕留める
パネルが踏めなくなるとアークウィンドを投擲してパネルを作動
最後は符術『百鬼夜行』で伸びればパネルを踏み放題さ。
じっくりデストラップを絡めよう。
「アタシのフォロワーはゲスいのを御所望なのさ♪」
●知略を尽くした逆ハンデマッチ
「く、次だ! 次の相手は誰だ!」
「アタシが行こう」
連敗を喫し、焦りが見え始めているナンバーワンズ。
三戦目に名乗り出たのは四王天・燦(月夜の翼・f04448)である。
するとダンスフロアに何やらカメラをセットしているではないか。
「な、何をしているのだ?」
「生配信の準備。別にルール違反じゃないだろ?」
確かにルールに抵触している訳ではないため、怪人側も文句は言えない。
カメラのセットを終えると、ディスクセットの中から良さそうな曲を選ぶ。
「よし、これにするぜ」
燦が選択したのはテンポの上がる剣舞曲だ。
曲が始まる前、燦は驚くべき提案をする。
「ハンデだ。ナンバーワンからスリーの3人で纏めて来なさい」
「な、何!?」「3人まとめてだと!?」「正気か、お前!?」
この提案には怪人側も困惑の色を隠せない。
「ところで、ナンバーワンが三人いるのはどう言う事だろうな?」
「うっ……」「そ、それは……」「考えた事すらなかった……」
アイデンティティに疑問を抱かせる事で不和を誘発しようと言う燦の策略に、怪人達は見事に引っかかる。
「い、いやそんな事はどうでもいい!」
「ならばお望み通り、三人で相手しようではないか!」
「後悔するなよ!」
動揺しつつもナンバーワン怪人一号、トロフィー怪人三号、金メダル怪人一号が揃ってダンスフロアに立つ。
そして、曲がかかりバトルが始まる。
……だが、既に燦の策は順調に進んでいる事に三人は気付かない。
テンポの速い剣舞曲に合わせ、燦が華麗なステップを踏んでいく。
神鳴とアークウィンドを手にジャンプとダッシュで敵の距離を詰める。
対する怪人トリオも、あまり聞いた事のない曲だが高い適応力で追従。
いよいよ双方が接触と言うところで、先に仕掛けたのは燦だった。
「一名退場」
そう宣言すると燦はアイススケートのごとく、8回転アクセルからの華麗なジャンプ回転斬りをナンバーワン怪人にお見舞いする。
「ぐわあぁぁぁーーー!」
なす術もなく、ナンバーワン怪人があっさりと切り刻まれて退場!
なんたる高い戦闘力か!
「く、やるな! だが、まだ終わらんぞ!」
仲間がやられたのを見て、復讐に燃えるトロフィー怪人三号がステップを踏みつつ反撃を試みようとする。
「二殺目」
「え? ウギャーーーッ!?」
一体何が起きたのか!?
宣言と共に、トロフィー怪人三号の足元が突然爆発し吹き飛ばされる!
燦の袖には箱型時限爆弾カウントダウンが予め仕込んであり、それを三号が踏むであろう足場へ密かに設置・起爆したのだ。
なんたる策士か!
「ぐ、だがその位置ではパネルまでの距離は足りまい! 私の勝ちだ、猟兵!」
三号への罠設置で、次に燦が踏むべきパネルにはどう見ても届かない。
それを知った金メダル怪人が勝ち誇る、が。
「そらよ」
燦がアークウィンドを投擲してパネルを作動させる事で事なきを得る。
「な!? そ、そんなのアリか!!」
「セーフ判定なら問題ないだろ?」
アウト判定が出ていない以上、ルールとしては問題はない。
更に符術『百鬼夜行』を使い、伸びる影でパネルを難なく踏んでいく。
やはりこれもアウト判定は出ていない。
そんな中でも、燦は抜け目無くダンスフロアに最後の罠を仕掛ける。
そして……。
「終幕」
「あばッ!?」
最後の宣言と同時に、パネルを踏む中で密かに仕掛けた鋼糸・デストラップが金メダル怪人に絡み付き、そのままバラバラにする。
怪人トリオが全滅した事で、勝負が決まった。
「アタシのフォロワーはゲスいのを御所望なのさ♪」
ダンスよりも知略を尽くして勝利した燦がニヤリと笑う。
おそらく、画面の向こう側では視聴者が歓喜しているであろう。
成功
🔵🔵🔴
マキアヴォクス・アルダ
あらっ、ここでは好きな音楽をかけていいのね?
嬉しいなあ♡それじゃあ遠慮なく…
(笛に弦楽器に打楽器、アラビアンなゆったりムードの音楽が響く)
さあ、踊りましょ。
オブリビオンちゃんたちは、ベリーダンスってご存知かしら?
こうやって上半身を動かさずに腰を振ったり。腕をくねらせたり。
体の部位ひとつひとつを独立させて動かすの、結構難しいのよ。
アナタたちはついてこられるかしら。ウフフ…
……あら、まだ脱落しないで残ってるの?なかなか筋がいいじゃない。
ゆっくり間合いを詰めて、あとは戦いね。
踊りながらぐるりぐるりとターンを踏んで、長い尾羽で切りつけてあげる。
オブリビオンちゃんでなければ、もっと一緒に踊りたかったわ。
●華麗、妖艶、ベリーダンス
現時点で怪人側は連敗し、5人の仲間がやられている。
やや心が折れつつあるようだが、まだ戦意は完全に削がれていないようだ。
「つ、次の相手だ! 出て来い!!」
「じゃ、アタシが行くわ」
四人目のチャレンジャーはマキアヴォクス・アルダ(絢爛極楽鳥・f13881)。
豪奢な孔雀の羽を身に纏った妖艶な雰囲気を醸し出しているキマイラだ。
「よし、では好きな曲を選ぶがいい」
「あらっ、ここでは好きな音楽をかけていいのね? 嬉しいなあ♡それじゃあ遠慮なく……」
マキアヴォクスはディスクセットを色々物色すると、その中からとある紫色のディスクに目が留まる。
書かれている文字を見て、これに決めたとばかりに頷くとディスクをセット。
曲プレビューとして流れてきたのは……なんと笛に弦楽器に打楽器、アラビアンなゆったりムードの音楽であった。
これまで選ばれてきた物とは毛色が完全に違うタイプである。
「な、なんだこの曲は……」
「オブリビオンちゃんたちは、ベリーダンスってご存知かしら?」
困惑する怪人をよそに、マキアヴォクスが説明する。
「こうやって上半身を動かさずに腰を振ったり。腕をくねらせたり。体の部位ひとつひとつを独立させて動かすの、結構難しいのよ」
そう言うと、実際に動いてみせて実演する。
「……うぐ、そ、それくらいは知っているぞ! ナ、ナンバーワンをなめてもらっては……こ、困るな!」
さすがにジャンルの範囲外だったらしいが、虚勢を張る(今回の相手である)ナンバーワン怪人二号。
なお一号は先のバトルで……あ、これもういいですか?
「さあ、踊りましょ。アナタたちはついてこられるかしら。ウフフ……」
妖しげな笑みを浮かべると、それぞれダンスフロアへと立つ。
……そして曲が始まったのだが、これまでと違いアラビアン全開のスローテンポな曲なだけあってか、二号は苦戦を強いられているようだ。
が、それでもほぼマキアヴォクスの見よう見まねと言う形であるものの、なんとか付いてきていると言ったところか。
もしかしたら、ナンバーワンを自称する意地があるのかもしれない。
「ぐ、ぐぬぬ……これは、想定以上に、キツい……!」
さすがに攻撃どころでなく、踊りを維持するのが精一杯と言った様子か。
「……あら、まだ脱落しないで残ってるの?なかなか筋がいいじゃない」
思いの外、善戦している二号を見て素直に感心するマキアヴォクス。
無駄のない動きで曲に合わせ、ゆっくり間合いを詰めていく。
当然、光るパネルは難なく踏んでいるのは言うまでもない。
そのまま踊りながらぐるりぐるりとターンを踏み……。
「踊り子に手を触れたら、痛い目に合うわよ…♡」
Carnaval(カルナヴァル)を発動させると、その美しくも鋭い長い尾羽で、二号を容赦なく斬り付ける。
「ぎぇッ!?」
当然この状態で回避など出来るはずもなく、二号はあっさり斬り捨てられダウンするとダンス失敗と見なされ、そのままフロアから弾き飛ばされる。
マキアヴォクスの圧勝である。
「オブリビオンちゃんでなければ、もっと一緒に踊りたかったわ」
くるくると回り、ダンスを〆ると最後にそう呟くのであった。
成功
🔵🔵🔴
フォルセティ・ソルレスティア
【ペア/f00964】【WIZ】(アドリブ・共闘可)
「ボク達を甘く見ないことだね」
フィオ姉ちゃんと一緒にダンスアピール頑張るよ
【行動】()内は技能
選曲はワルツで四季を表現した曲。ボク達の故郷のクラシカルな音楽だよ
「曲調が変わるから気を付けてね~」
ゆったりとした曲調ではステップを確実に踏みながらしっかりと(ダンス)
慣れ親しんだ曲なので(楽器演奏)のリズムをとって
(ジャンプ)を駆使して確実に床タイルを踏んでいくよ
そして節の最後にクラロ・デ・ルーナを放ってナンバーワンズに
確実にダメージを与えるんだ
途中でフィオ姉ちゃんの手を取って一緒に踊ったりもするよ。
そしてフィニッシュはカラミダド・メテオーロ!
フィオリナ・ソルレスティア
【ペア/f05803】【WIZ】(アドリブ/連携可)
「好きな曲を選んでいいのね」
弟のフォルセティと一緒に得意なワルツ曲でダンスバトル開始
■作戦
クラシカルな曲でナンバーワンズの出鼻を挫きつつ
華麗に踊りながら姉弟の息ぴったりの踊りで勝ち抜く
■行動
選曲はワルツ。私達の生まれ故郷の名曲をセレクト
「舞踏会でも踊ることが多い曲だから」
フォルセティと並びながら華麗にステップを開始
弟と[手をつなぎ]、[優しく]ステップを踏みながら曲と一体となり
当然のように床タイルを踏んでいく
曲のメインに到達したら、踊りながら詠唱し、
最後に【バベルの光】をナンバーワンズに叩き落す
最後に深くお辞儀をして[礼儀作法]を完璧にする
●激突、ペアダンス!
「今度はボクとフィオ姉ちゃんが相手だよ!」
「私達二人がお相手させてもらうわ」
続いて名乗り出たのはフォルセティ・ソルレスティア(星海の王子様・f05803)とフィオリナ・ソルレスティア(サイバープリンセス・f00964)の姉弟コンビだ。
形式としてはペアダンス対決と言う事になるのだろうか。
「ほう、ペアダンスで勝負か。面白い!」
「ナンバーワンコンビの実力を見せてやろう」
怪人側は金メダル怪人二号と三号がダンスフロアへエントリーする。
連敗続きで数が減っている事もあってか、ナンバーワンズの残りも僅か。
せめて一矢報いたいと考えているのかもしれない。
「好きな曲を選んでいいのね」
フィオリナがディスクセットの中から、得意曲を探す。
先程のバトルではアラビアン系の曲もあったのだ、そうなれば自分達の得意とする物も入っているに違いない。
そうして中身を色々確認していると……。
「あった。これにするわ」
目当ての物を見つけ、ディスクをセットする。
そこから曲プレビューで流れてきたのは……。
「この曲は……」
「そ、そう来るだと……?」
まさかの選曲に二号と三号が狼狽する。
それはワルツで四季を表現したクラシカルな曲であった。
「ボク達の故郷のクラシカルな音楽だよ」
「舞踏会でも踊ることが多い曲だから」
今回は派手なダンスバトルではなく、優雅に、そして美しくも正確な動きが要求されるタイプの物である。
ナンバーワンズの出鼻を挫くには丁度いいとも言えるだろう。
「ふ、ふふ……ならば我らの実力を見せてくれよう!」
「何をやらせてもナンバーワンである事を教えてくれる!」
怪人ペアがダンスフロアに立つと、フォルセティとフィオリナの姉弟ペアもそれに続いてエントリーする。
両者のエントリーが確認されるとバトル開始のアナウンスの後、ゆったりとした曲が流れ出す。
今ここに、ペアダンスバトルの幕が上がった。
曲が始まり、怪人ペアの動きは予想以上に上手く出来ていた。
ナンバーワンを自称するだけはあるのか、そつなくこなせている。
だが、それもソルレスティア姉弟の優雅なダンステクの前には霞んでしまう。
フィオリナがフォルセティの手を繋ぎ、優しくステップを踏みながら曲と一体になる事で、その動きは見る者を魅了する。
曲に合わせ、光るタイルを確実に踏み、時にはジャンプを繰り出し、リズムを崩す事なく美しいダンスを披露していく。
それはまるで水面を舞う白鳥のようであった。
「曲調が変わるから気を付けてね~」
「フォルセティ、ここからよ。合わせて」
「任せて!」
余裕の表情でフォルセティが怪人ペアに呼びかけると、ここから曲調がグッと変化し、リズムが変わる。
その突然の変化を受け、若干動きに乱れが生じる怪人ペアではあったが……そこは何とか立て直す。
しかし、ソルレスティア姉弟は全く崩れる事なく華麗にステップを踏み続ける。
これが経験の差だとでも言うのだろうか。
そんな中でもフォルセティは節の最後にクラロ・デ・ルーナを放ち、閃光と衝撃を伴う高エネルギー波を怪人ペアに放ち攻撃を加える。
それを必死に避けつつも、なんとかダンスを続けている辺りは相手側も必死なのだろう。
「フィオ姉ちゃん、あの二人なかなか頑張るね」
「ええ、そこはさすがと言うべきかしら」
「それじゃ、そろそろ決めちゃおっか!」
曲のメインに差し掛かると相手のしぶとさを賞賛しつつ、そろそろフィニッシュにかかるべく二人がそれぞれ踊りながら詠唱に入る。
時に離れ、時に手を取り、流れるような動きでパネル上を舞う。
無駄のない美しいダンスが続く度、姉弟の戦闘力はどんどん増大していく。
そして、それぞれの詠唱が終わると同時に二人が頷くと。
「悠久に揺蕩う無限の星屑よ。星柩満ちて此へ集うは漆黒の紅炎」
「ただの魔法使いだと思った? 貫け、バベルの光よ!」
カラミダド・メテオーロとバベルの光が同時に放たれる。
空から灼熱の巨大隕石と人工衛星からの高出力レーザーが、ピンポイントで怪人ペアに降り注ぐ!
「へ?」
「え?」
何が起きたのかも分からず、反撃する間もなく二号と三号が消し飛ぶ。
増幅した戦闘力も乗せた事で、その破壊力は更に向上……なんたるオーバーキルであろうか!
……なお、何故かダンスフロアは無事だが、そこはツッコんではいけないところである。
「ダンスバトル、ありがとうございました」
フィオリナが最後に深くお辞儀をして、フォルセティもそれに続いて〆る。
最後までしっかり、完璧に決めた姉弟ペアの完勝であった。
成功
🔵🔵🔵🔵🔴🔴
レフティ・リトルキャット
※詠唱省略やアドリブOK
【キャット・ドール】
にゃ、ダンスと言えば、5代目様のキャットダンス♪だけど、この力はダンスが苦手な猟兵にゃんへのサポートかにゃあ。
それならダンス自体は5代目様の修行で獲得した技能で行い、UCは15代目様の力、キャット・ドールを使っていくのにゃ。
子猫に変身し、乙女サキュバスにゃん(霊体)を召喚したら、リズミカルなダンススタートにゃ!
髭感知で動きを見切り、攻撃を肉球や爪で受け捌き、肉球で押し返す肉球バッシュで反撃。
そして乙女サキュバスにゃんには、着せ替え魔法を発揮して貰い、子猫+かわいい服で敵を魅了し、動きを止め脱落させるのにゃ。
※女装可、但し成人男性ですので心情は…うん
ティエル・ティエリエル
「ふふーん、ボク、ダンスは結構得意だよ♪」
背中の翅で飛び回りながらダンスを披露するけれど……
「ええー、あの光ってるの踏まなきゃダメなの!?」
気を取り直して曲を選択してバトルスタートだよ!ボクが選ぶのはこのテンポの速い曲☆
高速で流れる光るタイルをぴょんぴょんぴょんと全身を使ってジャンプして踏んでいくよ♪
相手の足元を飛び跳ねながらレイピアで切り裂いていくね!
いつもとは違うけどリズム感はばっちりだからどんどん踊るよ☆
あっ、ジャンプする方向間違えたけど、【スカイステッパー】で方向転換だ♪
※アドリブや他の方との連携も大歓迎です
●フェアリー・ダンシング
「うぬぬ、残ったのは我々だけか……」
自信たっぷりに猟兵達に挑んだナンバーワンズだったが、連敗を重ねる毎に次々とやられ……今となってはあと二人、トロフィー怪人と金メダル怪人(共に四号)となってしまった。
「だが、怪人のプライドにかけて最後まで戦おうぞ! さあチャレンジャーよ、来るがいい!」
燃え尽きる覚悟を持って、怪人が猟兵に呼びかける。
そこへやってきたのは……。
「にゃ」
「ふふーん、ボク、ダンスは結構得意だよ♪」
現れたのは子猫とフェアリー……え、子猫!?
こう見えても、彼は呪いで子猫の姿になっているだけで実際にはフェアリーなのである。
最後のエントリーとなったのは、レフティ・リトルキャット(フェアリーのリトルキャット・f15935)とティエル・ティエリエル(おてんば妖精姫・f01244)。
奇しくもフェアリーの二人が揃って怪人に挑む事となったのだ。
「最後の相手はお前達か。……いや、その、大丈夫なのか?」
余計なお世話かもしれないが、と言う感じでトロフィー怪人が尋ねる。
見た目だけで言えば、その小さい体と子猫が戦えるのかと言う不安を感じるのも已む無しと言ったところか。
「むー、ダンスは得意なんだよー!」
そう言うとティエルはその場で飛び回りながらダンスを披露する。
「あー、ルールは分かっているのか? リズムに合わせて光るパネルを踏んで戦う感じだぞ……?」
「ええー、あの光ってるの踏まなきゃダメなの!?」
怪人の説明を聞き、ルールを初めて知ったと言う顔をするティエル。
どうやら分かっていなかった、らしい。
「いや、さっきまでバトル見てたよね!? そしてそっちの子猫は……」
どう戦うんだ、と聞こうとすると。
「準備はバッチリにゃ」
いつの間にか、その横には乙女サキュバスが立っていた。
これはレフティがユーベルコード、キャット・ドールで召喚した物である。
おそらくはダンス担当と言う事なのだろう。
「う、うむ……それならまあ、よしとするか。……いや、いいのか……?」
金メダル怪人が困惑しつつもフロアへ上がる。
その一方で、ルールを理解した(と思われる)ティエルがディスクセットの中から好きな曲を選ぶとディスクをセットする。
流れてきたのはテンポの速い、キマイラフューチャーでも人気のナンバーだ。
二人もフロアへ移動すると、いよいよ最後のダンスバトルが始まった。
怪人側も慣れている曲か、リズムに合わせ順調にステップを踏んでいく。
もう負けられないと言う覚悟も相まってか、その動きはなかなかの物だ。
一方のフェアリーコンビはと言うと、ティエルは全身を使ってぴょんぴょんと飛ぶように光るパネルを流れるように踏んでいき、レフティは召喚した乙女サキュバスと共に軽快なステップを披露する。
体は小さくとも、二人のダンステクニックは本物だ。
「ぬう、こいつら出来るぞ!」
「ならば……仕掛けるか!」
ティエルとレフティが想像以上に強敵だと確信した怪人コンビが、それぞれダンスをしつつ攻める。
トロフィー怪人がトロフィー攻撃でティエルに殴りかかるが、そもそもにして体が小さくすばしっこいフェアリーに当てる事自体が困難であり……。
「ほら、こっちこっち!」
ティエルがトロフィー怪人の足元をレイピアで切り刻みながら反撃する。
「うわっ、痛ッ!? くそ、こいつ……!」
ダメージこそ小さいが、その痛みは決してバカには出来ないレベルだ。
一方の金メダル怪人も金メダルパンチでレフティに攻撃するが。
「当たらないにゃ」
髭感知で動きを見切ると、肉球で金メダルパンチを受けると同時に肉球バッシュでカウンター!
「アオッ!?」
ぷにっとした攻撃をもらい、変な声が漏れる金メダル怪人。
ある意味、破壊力は高いと言えるだろう。
双方が攻撃と反撃……と言うより、怪人側が一方的に反撃を受ける形が相次ぎながら、曲は進んで行く。
「1、2、3……あ、こっちじゃなかった!」
ジャンプする方向を間違い、うっかり光っていないパネルを踏みそうになるティエルだったが。
「よっと☆」
そこは飛行能力とスカイステッパーで上手く方向転換で切り抜ける。
フェアリーならではの能力あってこそのプレーだ。
「そろそろ決めるにゃ。乙女サキュバスにゃん、アレをやってにゃ」
コクリと頷くと、共に華麗なステップを見せていた乙女サキュバスが着せ替え魔法を発動させ、レフティの体が光に包まれる。
次の瞬間、レフティは可愛い服に身を包んだ姿に変化したではないか。
カワイイ!
「ぬお!? あれは、な、なんと可愛い……」
一瞬ではあるが、金メダル怪人の足が止まる。
それが致命的なミスとなり、光るパネルを踏み損ねてしまう。
「アッ!? しまっ、ああぁぁぁぁーーー……!」
金メダル怪人がフロアから弾き飛ばされリタイアする。
「ふふ、どんなものにゃ。でも、この衣装って……」
改めて見ると、ヒラヒラのスカートなどが付いた女装モノであった。
これで怪人を魅了した事で、レフティの心境は複雑な物ではあったが……まあ、子猫の姿だしいいじゃないですか!
「き、金メダル怪人!」
仲間がやられた事で動揺し、大きな隙を見せるトロフィー怪人。
フェアリーコンビからすれば、大きなチャンスだ。
「よーし、一気に決めちゃうよ!」
「分かったにゃ」
曲に合わせて、トロフィー怪人との距離を再び詰めると二人で執拗に足元をレイピアと肉球バッシュで攻めていく。
何度か踏み止まるも、やがてバランスを崩してあえなく転倒。
そして……。
「ア゛ーーーッ! ドン・フリーダム様ァァァーーー……!」
フロアから弾き飛ばされ、ナンバーワンズは全滅!
猟兵達の完全勝利である!!
「へへっ、ボク達にかかれば……」
「楽勝、にゃ」
曲が終わると同時にレフティとティエル、そして乙女サキュバスが三人で決めポーズでフィニッシュする。
猟兵達はザ・ダンスステージに陣取っていた怪人勢力の一つ・ナンバーワンズを倒す事に成功した。
しかし、システム・フラワーズを奪還する戦いは始まったばかりである。
まずはザ・ステージを完全制圧しない事には、ここから先へと進む事は出来ないのだ。
戦え、猟兵よ! キマイラフューチャーの未来を取り戻せ!!
成功
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