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バトルオブフラワーズ⑦~旋律を奏で

#キマイラフューチャー #戦争 #バトルオブフラワーズ

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●バトルオブフラワーズ⑦~旋律を奏で
「みんな、ちょっといいかな?」
 と、双葉・翔は、周りの猟兵達に声を掛ける。
「キマイラフューチャーの世界に、どうやら6つの『ザ・ステージ』が現れた様なんだ。この『ザ・ステージ』を全てオブリビオンから取り戻さない限り、目的地である『システム・フラワーズ』の所にまで辿り着くことが出来ない様なんだよ」
「ただ単純にステージをクリア出来るならまだ楽なんだけど、みんなの向かう『ザ・ステージ』には、『パッショネイトソング』という特殊なルールが影響を及ぼしている。このルールを守らないと、例え敵を倒したとしても、謎の力によって追い出されてしまって、強制的に敗北させられてしまう、という厄介なものなんだ」
「この『パッショネイトソング』の降下は、戦闘中常に『自分自身を奮い立たせる歌』を歌い続けなければならないんだ。逆に歌を歌わずに行った攻撃は、効果無しになってしまう」
「そしてその奮い立たせる歌も、込める想いが強ければ強い程強力な攻撃を行う事が出来る。だからみんなの強い想いを歌にして、敵を倒して欲しい!」
「みんなが倒すべく相手は『アンマリス・リアルハート』というオブリビオンの様だね。何だか歌と踊りに並々ならぬ思いがあるけれど……壊滅的に下手なオブリビオンみたい」
「だからこそ、歌と踊りに掛ける思いは人一倍強い様だから、この『パッショネイトソング』の世界では強敵だと思う。でも皆の力を合わせれば、きっとそれ以上の力を発揮出来る筈さ!」
 そして、翔は拳を握りしめて。
「さあ、早速だけど準備いいかな? 行くよ!!!」
 と、グリモアをその手に取り出すのであった。


幾夜緋琉
 皆様、御世話になっております。幾夜・緋琉(いくよ・あける)です。

 24番目のシナリオは、全体シナリオとなります。
 歌に掛ける思いが強ければ強い程、敵への攻撃手段となる『パッショネイトソング』が影響を及ぼしている世界です。
 皆さんも、様々な思いを歌にして、『アンマリス・リアルハート』の討伐を宜しくお願いします。
 尚、このシナリオは1章のみの構成となります。
 出来る限り素早く返却する予定ですので、宜しく御願いします。

 それでは、皆様のプレイングを心よりお待ちしております。
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第1章 ボス戦 『アンマリス・リアルハート』

POW   :    歌は自信があるぞ、聞いていけ!
【わりと壊滅的な歌声】を放ち、自身からレベルm半径内の全員を高威力で無差別攻撃する。
SPD   :    ダンスは教養、出来て当然だ!
【躍りながら振り回す剣】が命中した対象を切断する。
WIZ   :    私はちゃんとできてる!間違ってるのはそっちだ!
【現実をみないだだっ子モード】に変化し、超攻撃力と超耐久力を得る。ただし理性を失い、速く動く物を無差別攻撃し続ける。

イラスト:さとみ

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠アンノット・リアルハートです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

美星・アイナ
翔くんから聞いてたけど
ほんと、頭痛いわ(やれやれ)

思い込み甚だしいそこの貴女?
歌って言うのはこういう物よ
本当の歌の力、見せてあげる

It’sShowTime!
さあ、私の歌を聞けえっ!

歌と共に繰り出すはパルクール系の動きを組み込んだ蹴撃と
剣形態の黒剣による2回攻撃のなぎ払いと武器落とし
攻撃は激痛耐性、見切りで耐える

【歌詞】
限界なんて一体誰が決めた?
そんなの
自分の価値観で決めてるだけ
未来の可能性は無限大
あとは扉開く勇気があれば
限界なんて吹き飛ばせる!
嘲笑うやつに見せてやれ
人の持つ果てなき可能性!

弱体化確認後UC詠唱
詠唱完了に合わせ傷口をえぐる様に一閃

出直してきなさい、何時でも相手になるわ

アドリブ可能


ココ・タマーニャ
私も、お歌は好きなんです!
誰かに勇気や元気が湧いてくるの、嬉しいんですっ。応援したいんです!

あなたはどうしてそんなにお歌や踊りが好きになったんですか? 気になるの。
ね、よかったら、一緒に1曲踊りませんかっ?
(勿論っ、戦闘だから気抜かりなんてせず。お相手させてもらいますよ!)

◆戦闘
私のユーベルコード《バトルバンブルビーズ》で蜂たちと集団アイドルダンスします。
武器の拡声器を片手に構えて歌います!
彼女に掛け合わせるように……楽しみたい……!
彼女の攻撃にもめげません、私はお歌に、自信があるから! 脳裏に浮かぶ今までの笑顔…感謝の言葉…
私の絶対の本気に酔いしれて貰っちゃいましょうっ!

(歌詞等お任せです)


マーリス・シェルスカナ
真っ二つに割れたキマイラフューチャーに、あちこちで始まった大戦、もう神秘どころの騒ぎじゃないネ、とにかく今はやる事をやるヨ!
…ア、あの子、(アンマリスを指して)また出てきたのですカ!
少しは上達してるのカシラ?

(方針)
ミーは世界の神秘にかける情熱を歌にするネ
タイトル的には、『ミステリック・ファンタジー』デスか
情熱差は負けるかもしれないけど、ユーの自信過剰なだけの(音痴な)歌には負けないデス!
…所であの子(アンマリス)、以前より少しは上手になったのですカ?
『アナライズアンドリプロダクション』で、その歌…もう一度記録・再生(再現)してあげますヨ。



「ンー。真っ二つに割れたキマイラフューチャーに、あちこちで始まった大戦。もう神秘どころの騒ぎじゃないネ!」
 と、マーリス・シェルスカナが肩を竦め、そして美星・アイナも。
「そうだね。翔くんから聞いてたけど、ほんと、頭痛いわ」
 と溜息。
 そんな猟兵達がテレポートした先には『パッショネイトソング』の効果に包まれた『ザ・ステージ』がある。
 そしてステージの中央に立つのは、何処か王女様風の衣装に身を包みしオブリビオン『アンマリス・リアルハート』。
「……ア、あの子、また出て来たのですカ!」
 と指を指してきたマーリスに、アンマリスは。
『……お前は、あの時の……! 電脳世界のあの恨みは忘れてないぞっ!!』
 と怒りに顔を染める。
 しかしマーリスは。
「ンー。少しは歌の練習して上達したのカシラ?」
 と言うと、アンマリスは。
『当たり前だっ!! さぁ、この『パッショネイトソング』の世界、私の歌を思う存分聞いていけっ!!』
 と、強い気持ちを込めた旋律を口にするアンマリス。
 ……ただ、その歌声はお世辞にも上手いとは言えない。
 その歌声に耳を塞ぐアイナとマーリス。
 そして、取りあえず一小節歌いきった所にアイナが。
「全く……思い込み甚だしいそこの貴女? 歌って言うのはこういう物よ。本当の歌の力、見せてあげる!」
 と、インカムマイクの電源をON、スピーカーをMAXにして。
「It's ShowTime! さあ、私の唄を聞けえっ!!」
 と、声量全開で歌い始めるアイナ。
「限界なんて一体誰が決めた? そんなの自分の価値観で決めてるだけ。未来の可能性は無限大……!」
 と、力強いメロディに想いを込めて歌い始める。
 更に、そのメロディを歌い上げながら、まるでパルクールの如く、接近、蹴撃の流れで攻撃。
 そんなアイナの楽しそうな攻撃を見て、ココ・タマーニャも。
「わぁ……」
 何処か嬉しそうにアイナとアンマリスを見つめる。
「ン、どうしたノ?」
 とマーリスが小首をかしげると、ココは。
「いえ、私もお歌は好きなんです! 誰かに勇気や元気が湧いてくるの、嬉しいんですっ。応援したいんです!!」
 マーリスの顔の辺りでグルグル回りながら、元気いっぱいに声を上げるココ。
 マーリスは苦笑しつつ。
「それジャ、ココさんも一緒に歌いながら攻撃しまショ!」
 と促し、ココはこくっ、と頷き、アンマリスの所に接近。
「あなたはどうしてそんなにお歌や踊りが好きになったんですか? 気になるの。ね、よかったら一緒に一曲踊りませんかっ?」
 と、踊りへ誘うと、アンマリスは。
「ああ、ダンスは共用だからな、出来て当然だ!!」
 と、華麗……ではなく、力強いダンスを踊る。
 その踊りを楽しそうに見つめるココ。
「うわぁ、上手いですね! それじゃ私もっ!!」
 と『バトルバンブルビーズ』で、蜂たちを召喚し、集団ダンス。
 アンマリスの力強さとは違い、可愛さを表に出したアイドルの如き歌とダンスは、愛くるしくて。
「む、むぅ……(可愛いじゃないの……)」
 と、アンマリスは少し精神的なダメージを受けた模様。
 そして、少し心揺れ動いたアンマリスに、マーリスも加勢。
「さぁ、それじゃミーの歌も聞くデス! 貴女のさっきの歌声も重ねて披露してあげますヨ!」
 と『Analyze And Reproduction』で、先ほどアンマリスの歌った音痴な旋律をプレイしつつ、その旋律を上書きする様にマーリスは歌う。
 歌声と共に、彼女への属性攻撃でじわりじわりとダメージを与える。
 そして……猟兵達の歌声に伴う猛攻で、段々と彼女は弱り初めていた。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

美星・アイナ
あれ?ひょっとして動揺してる?
だったらもう一つ、サプライズの時間よ

力を貸して、もう一人の私!

ペンダントに触れながらUCで呼び出すのは戦士達を鼓舞する戦場の歌姫
『この世界護る為、二人で奏でよう、英雄達の歌を!』

二人で歌うのは目の前に立ち塞がる逆境に
抗い立ち向かう意志を示す曲
曲に合わせて私は引き続きパルクール系の動き取り入れる空中戦で
2回攻撃な蹴撃と踏みつけ
でもそれはだまし討ちよ

その間にもう一人の私が剣形態の黒剣でなぎ払いと串刺し、鎧無視攻撃
ラストは二人で息を合わせて前後からの挟み撃ちに

ステージの上で動揺するなんて貴女、まだまだね
次にお相手する時はもっと楽しませてよね(クスクス)

アドリブ歓迎



「あれ? ひょっとして動揺してる?」
 と、動揺するアンマリスの状況を見て、アイナは思う。
 明らかに最初にあった様な歌、踊りの余裕はもはや見えない……そして。
「だったらもう一つ、サプライズの時間よ! 力を貸して、もう一人の私!」
 と、胸元に輝くペンダントに触れ、そして。
「この世界を護る為、二人で奏でよう、英雄達の歌を!」
 と、戦士達を鼓舞する戦場の歌姫……アイナに似た姿の少女がもう一人姿を現す。
 そして二人が奏でるハーモニーは、目の前に立ち塞がる逆境に抗い、立ち向かう意思を示す曲。
 曲に併せ、アイナはパルクールの軽い身のこなしアンマリスに近接。
 左足から蹴撃を嗾け、同時に頭を踏みつける一撃……それをギリギリで防御するアンマリス。
 しかし、仲間二人のダンスと、歌声のリピート再生が繰り返され、注意が散漫になっていた所に。
「ふふっ、それはだまし討ちよ!」
 ニッ、と微笑みながら、一端その場を離脱するアイナ。
 そして、もう一人のアイナが剣形態の黒剣を手にし、近接し……懐に潜り込み、串刺しの一閃。
『っ……!!』
 こんな筈では……という表情を浮かべる彼女に。
「ステージの上で動揺するなんて貴女、まだまだね。次にお相手する時はもっと愉しませてよね」
 くすくす、と笑いながら、前後からの挟撃。
『いや……ぁあああああっ!!』
 と、叫び声と共に……彼女は『ザ・ステージ』から崩れ墜ちるのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2019年05月02日
宿敵 『アンマリス・リアルハート』 を撃破!


挿絵イラスト