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山賊と飛竜の類似点

#アックス&ウィザーズ

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#アックス&ウィザーズ


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●話の途中だがワイバーンだ!
「出たな山賊ども。命が惜しければ諦めてとっとと帰るんだな!」
 夜の山道を進むキャラバンの馬車を山賊達が取り囲むが、幌の中から護衛を依頼された冒険者達が武器を手に飛び出す。
「…………」
 山賊達は動揺するでもなく馬車から一定の距離を保ちながら護衛の冒険者達と睨み合った。
「こいつら何故襲って来ないんだ? このままじゃ朝になっちまうぜ」
 痺れを切らした冒険者が打って出ようとしたその時、頭上からバサバサと翼が空気を叩く音がする。
 冒険者達が咄嗟に見上げるより早く巨大な影がキャラバンの馬車を襲った。
「うわあああああ!?」
 突如現れたワイバーンを相手に混乱した護衛の冒険者達は為す術なく倒されてしまうのだった。

●山賊飛竜同盟
「最近山道を通る者を山賊とワイバーンが襲って金品を強奪するという事件が起きている」
 アックス&ウィザーズに詳しい者は知っているかもしれないが、アックス&ウィザーズでは山賊はモンスターとして認識されておりオブリビオンである。
「お前達にはオブリビオン達が拠点としているワイバーンの巣を攻略してほしい」
 山賊とワイバーンは金品や食料を手に入れるために協力し合っているのだ。
「まずはワイバーンの巣の周辺にいる山賊達を倒して、それからワイバーンと戦ってもらうことになる」
 ワイバーンとはいえ竜種は竜種、1匹とはいえ油断できない強力な相手だ。
「この山賊とワイバーンの討伐には近くの町の酒場にも依頼が出ている」
 このまま山道を使えなければ交易に支障が出て生活に困ってしまう。
「成功すれば報酬が出るだけではなく戦勝の祭が町で催されるらしい。無事に成功させて町の人々に安心してもらいたいところだな」


刀道信三
 どうも、刀道信三です。

 今回は山賊とワイバーンを討伐してもらいます。

 討伐が成功した場合、町で祭が開かれます。
 プレイングでお誘いがあればラティナも参加します。

●他のPCとの参加
 迷子にならないように【名前(ID)】または【グループ名】をプレイング冒頭に記載していただけると助かります。

 それでは皆さんのプレイングをお待ちしております。
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第1章 集団戦 『山賊』

POW   :    山賊斬り
【装備している刃物】が命中した対象を切断する。
SPD   :    つぶて投げ
レベル分の1秒で【石つぶて】を発射できる。
WIZ   :    下賤の雄叫び
【下卑た叫び】を聞いて共感した対象全ての戦闘力を増強する。
👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

ドブ・デルガル
到着が遅くなれば被害も増えよう、ここはなるべく早く討伐すべきじゃのう
バイクに乗って素早く駆けつけ、山賊を見つけたらそのまま武器の槍の部分を構え、集団の中央を突っ切る形でチャージ、当たった敵に剣刃一閃。
その後バイクを降り、やや防御よりの戦い方で他の猟兵が来るまで粘る。
盾受けや武器受けも正面から受け止めるのではなく見切りも使って受け流すように戦う。
山の障害物を利用して背後を取られないよう戦う。
攻撃は敵を殺すよりもハンマーの打撃で気絶攻撃を狙い、敵の足手まといを増やして攻撃しづらくさせる



「到着が遅くなれば被害も増えよう。ここはなるべく早く討伐すべきじゃのう」
 ドブ・デルガル(ミスリルの守護者・f02345)はスペースシップワールドから取り寄せた宇宙バイク に跨り一路ワイバーンの巣に向かって疾走する。
 仲間達から先行する形でドブは山賊達の集団を発見、スピードを緩めることなくそのまま集団の中央に突撃した。
 運悪く撥ね飛ばされた山賊に向かってバイクから跳躍すると手にした得物の穂先部分で剣刃一閃、息の根を止める。
「さて、ここからは後続が追いつくまで守勢に徹するかのう」
 山の岸壁を背にドブは盾を構えた。
 正面から来る山賊達の攻撃を盾や武器で受け流し、体勢を崩した者をハンマーで打撃する。
 しかし最初はバイクによる奇襲で気勢を削がれていた山賊達であったが徐々に冷静さを取り戻してドブを包囲し始めた。
 1人、2人であれば捌くこともできるが一斉に襲い掛かって来る山賊達の攻撃がドブを捉える。
 背後を取られることはないがこのままでは押し切られるのは時間の問題だ。

苦戦 🔵​🔴​🔴​

シル・ウィンディア
アレンさん(f05232)と一緒に

山賊さんか…。
略奪なんてそんなこと許せないからね

相手が多いのなら…
初手、一気にエレメンタル・ファンタジアで一気に行くよ
具現するは、炎の嵐。
「燃え盛れ、炎と風の精霊達!我が前の障害を焼き尽くせっ!!」

仕留められなくても、浮足立ったところに
二本の光刃剣【六源和導】【エレメンティア】で山賊に斬りかかるよ
深追いはせず、ヒット&アウェイを心がけて攻撃だね。

斬りかかってきたら、回避、もしくは光刃剣ではじき返すね
…うまくいったら、剣を斬り飛ばせないかなぁ?

アレンさんに声をかけつつ、連携を心がけるね
「あまり深追いしちゃだめだよ!」

さぁ、山賊さん?ワイバーンの元へ案内してね?


アレン・カーディス
シル(f03964)さんと一緒に

山賊とワイバーンが手を組むとは……
よく共存関係に持っていけたな(妙なところに感心)

私はシルさんと連携しつつ攻撃していくよ

「シルさん、凄いね。これは私も負けていられないな」
からくり人形を囮にしたり地形を利用したりして、素早く山賊の死角に入り込みダガーで攻撃

「それは効かないよ」
相手の攻撃は人形を盾(オペラツィオン・マカブル)にしたり、回避したり

声掛け
「わかっているとも、シルさん」
「……あ、シルさん。気を付けて。そこ石があるよ」
「シルさん、隙をつくるよ」(視線を奪うようにからくり人形を操って攻撃アシスト)



「燃え盛れ、炎と風の精霊達! 我が前の障害を焼き尽くせっ!!」
 シル・ウィンディア(光刃の精霊術士・f03964)が繰り出したエレメンタル・ファンタジアによる炎の嵐がドブを取り囲んでいた山賊達を巻き込み焼き払う。
「山賊さん、略奪なんて許さないよ!」
 シルはそのまま浮き足立つ山賊達に向かって二本の光刃剣『六源和導』と『エレメンティア』を手に斬り掛かった。
「シルさん、凄いね。これは私も負けていられないな」
 森の木々から飛び出したアレン・カーディス(旅の人形遣い・f05232)が手にしたダガーで山賊を背後から突き刺す。
「しかし山賊とワイバーンが手を組むとは……よく共存関係に持っていけたな」
 からくり人形で山賊達を攪乱しながらアレンは感心を示す。
 オブリビオン同士であることで利害関係の一致から手を組むことができたのかもしれない。
「あまり深追いしちゃだめだよ!」
 シルはアレンに声を掛けつつ山賊の曲刀を光刃で受け止めそのまま刀身を溶断した。
「わかっているとも、シルさん」
 シルの言葉に応えつつダガーで刺した山賊を蹴ってアレンは距離を取る。
「おっと、それは効かないよ」
 ヒット&アウェイを心掛けながら連携するシルとアレンに向かって山賊達は石つぶてを投げつけてくるが、アレンのからくり人形によるオペラツィオン・マカブルがそれを無効化した。
「シルさん、隙をつくるよ」
 アレンはそのままからくり人形を正面から山賊達に突撃させて注意を集める。
「さぁ、山賊さん。ワイバーンの元へ案内してね?」
 山賊達の死角へと回り込むとシルは精霊剣『六源和導』と光刃剣『エレメンティア』で舞うように山賊達を斬り伏せていった。
「……あ、シルさん。気を付けて。そこ石があるよ」
 シルの進行方向に転がった石をアレンがひょいと拾い上げる。
「アレンさん、ありがとう!」
 二人の息の合った連携攻撃で徐々に山賊達は倒れて、その数を減らしていった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

結城・蓮
勝てば戦勝祭が開かれるなんて、よっぽど困っているみたいだね。
お祭りはボクの本業的にも望むところだし、皆が幸せになって笑顔が増えるならそれはとても良い事だ。
だったら、手伝わないわけには行かないよね。

それにしても、話の途中にワイバーンが襲ってくるのは、この世界ではよくあることなのかな?
だとしたらのんびりお話も出来ないし大変だね。

さあ、飛竜狩りの前哨戦といこうか。
「ショウタイムの始まりだよ」

炎を宿したトランプをばら撒いて山賊を火達磨にしてあげよう。
「今日のトリックは子供向けじゃないからね、簡単に見破れるとは思わないでよ?」
荷物とかに燃え広がらないように気をつけておくね。



「勝てば戦勝祭が開かれるなんて、よっぽど困っているみたいだね」
 結城・蓮(チキチータ・マジシャン・REN・f10083)が舞台袖から現れるように軽やかなステップで山賊達の前に姿を現す。
「お祭りはボクの本業的にも望むところだし、皆が幸せになって笑顔が増えるならそれはとても良い事だ……だったら、手伝わないわけには行かないよね」
 山賊達は小柄な少女が一人で自分達の前に立つのを見て下卑た笑い声を上げるが、蓮はそれを気にする様子もなく前口上のように独白を続けた。
「ショウタイムの始まりだよ」
 油断をしていたとはいえ山賊達の誰一人、動作の始まりを察することができない素早さで蓮は炎を纏ったトランプを山賊達に向かってバラ撒いた。
「今日のトリックは子供向けじゃないからね。簡単に見破れるとは思わないでよ?」
 炎に包まれた山賊達は肌を焼く熱さと痛みに悲鳴を上げる。
 しかし蓮の炎は山賊達を焼くだけで森の木や仲間達の方には燃え広がらない。
「さあ、飛竜狩りの前哨戦といこうか」
 炎を灯したトランプを手に蓮は次の標的となる山賊に向けて歩き出した。

大成功 🔵​🔵​🔵​

秋津洲・瑞穂
「お助けコンちゃん推参っ! どいてどいてどいてっ!」

ちょーっと人数ぎりぎりかしらね。
頭数を増やしましょうか。助太刀に入るよ。

相手の人数が多いなら足を止めちゃダメ。
【ダッシュ4】で駆け込んで一撃離脱を繰り返す。

私の方に向かってこないなら削り続け、
追いかけてくる敵がいたら釣り上げて引き離す。
一人かそこらなら、離れた場所で斬り捨てよう。
手強いようなら【時間稼ぎ5】で誘引しておくね。

狙いは、戦場をかく乱して集中させないことと、
目移りした敵を遊兵化して頭数を減らすこと。
集団を粉砕するのは戦上手な人に任せるわ。

【残像4】【オーラ防御4】【鎧無視攻撃4】【勇気4】【2回攻撃4】
とかも使えば何とかなるでしょ。



「お助けコンちゃん推参っ! どいてどいてどいてっ!」
 秋津洲・瑞穂(狐の巫女・f06230)が戦場を駆ける。
 集団戦闘において一対多であるのならば足を止めることはできない。
「せいっ!」
 瑞穂は通り過ぎ様に山賊を刀で斬りつけそのまま駆け抜けた。
 しばらく距離を取ったところで瑞穂は振り返る。
「追って来てるかな? ……よし、釣れてるね」
 自分を追って来る山賊を確認すると再び走り出した。
 戦場から十分に引き離したところでUターン、孤立した山賊との間合いを詰める。
「覚悟っ!」
 虚を突かれた山賊の懐に飛び込み袈裟懸けの斬撃。
 血飛沫を上げながら山賊は息絶える。
「こうやって少しづつ頭数を削っていけば十分に助太刀できてるよね」
 瑞穂の眺める主戦場の方では仲間の猟兵が放った火柱が一定の間隔で上がり続けている。
「もうひと頑張りいってみよう」
 見立てでは山賊が全滅するまでそう長い時間は掛からないだろう。
 瑞穂は刀を手にもう一度戦場に向かって駆け出した。

大成功 🔵​🔵​🔵​




第2章 ボス戦 『ワイバーン』

POW   :    ワイバーンダイブ
【急降下からの爪の一撃】が命中した対象に対し、高威力高命中の【毒を帯びた尾による突き刺し】を放つ。初撃を外すと次も当たらない。
SPD   :    飛竜の知恵
【自分の眼下にいる】対象の攻撃を予想し、回避する。
WIZ   :    ワイバーンブラスト
【急降下】から【咆哮と共に衝撃波】を放ち、【爆風】により対象の動きを一時的に封じる。
👑17
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠山田・二十五郎です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

クラト・ディールア
ワイバーン、翼竜の槍と近い種族を倒すけどごめんなさい。
(肩に翼竜の槍を小さなドラゴン形態で乗せてる)
「飛んでいる相手ならば、弓か槍等の投げれる物が有効ですね。羽、そして逆鱗が急所というのもオブビリオンにもあれば……ですが」
空中に飛んでいれば、【翼竜の槍】を槍形態にして【槍投げ】か『弐式・龍牙開眼』で攻撃します。
地面に立っていたならば、【黎明・龍牙刀】で【呪詛】を込めた【2回攻撃】で攻撃をします。
攻撃系は【第六感】で回避か、武器で受け流せれば上々です。
ワイバーンブラストならば【殺気】を放って、近づかせません。
「少しだけ、大地に足を着けていただくだけです」
飛び回られるよりマシでしょう?



「ワイバーン……翼竜の槍と近い種族を倒すけど、ごめんなさい」
 クラト・ディールア(黎明の黒龍・f00868)は肩に乗せた小さなドラゴンの頭を優しく撫でる。
「飛んでいる相手ならば、弓か槍等の投げれる物が有効ですね」
 ワイバーンは翼をはためかせながら巣への侵入者を不機嫌そうに睨みつけていた。
「羽、そして逆鱗が急所というのも、オブビリオンにもあれば……ですが」
 小さなドラゴンはクラトの肩から飛び上がると槍形態へと変身し、それをクラトが掴むと数歩の助走からワイバーンに向かって投擲する。
 クラトの動きを警戒していたワイバーンは大きな羽ばたきにより素早く飛翔する翼竜の槍の軌道から外れた。
 しかしそれでワイバーンの注意が逸れた瞬間、クラトは黒龍の力で自身を強化し大きな岩を駆け上がる。
 岩の頂点を蹴って更に跳躍、ワイバーンへと肉迫して黎明・龍牙刀から繰り出す闇色の衝撃波を放った。
 衝撃波はワイバーンの片翼に命中し、切断しないまでもバランスを崩したワイバーンは高度を大きく落とす。
「大地に足を着けさせることはできませんでしたが、自由に飛び回られるよりマシでしょう?」

大成功 🔵​🔵​🔵​


「話の途中だがワイバーンだ……なるほどね。山賊を相手取っているところに襲いかかってこられたら確かに厄介だ」
 しかしワイバーンの巣に来るまでの間に山賊達はもう粗方片付け終わっている。
 ワイバーンは単独でも厄介な相手には違いないが、山賊達と同時に相手にしなければいけない状況を考えれば脅威度はかなり下がったと考えていいだろう。
「それじゃあ、飛竜狩りの時間といこうか」
 結城・蓮(チキチータ・マジシャン・REN・f10083)は燃え盛るトランプを広げて構えた。
「飛竜を狩るのは暗殺者の仕事らしいからね。まぁ、ボクは暗殺者ではないんだけど」
 クラトの攻撃で高度を落としたワイバーンの鼻先に向かって炎熱の手札を放つ。
 炎はワイバーンの眼前を舞って目眩ましのようにその視界を奪った。
「トリックは意識の裏に仕掛けるものさ」
 ワイバーンが炎に気を取られている隙に蓮の十指から放たれた細く強固な糸がワイバーンの胴体を絡め取って再び空中へと逃れようとする動きを封じる。
「ワォ、凄くリンゴみたいなワイバーンだネ!? なんというカ、オイシそう……」
 目の前で糸に拘束されている赤いワイバーンを見て、ベガ・メッザノッテ(残夢紅華・f00439)はじゅるりと唾を飲み込んだ。
「さっさと倒しテ、お祭りでリンゴのお菓子でも食べたいナ〜!」
 空腹感を早く収めるべくベガは相棒である傀儡・アルタイルを操ってワイバーンを攻撃しようとする。
『グォオオオォオオオオォォォッ!』
 その時、蓮とベガに向けて糸による拘束から逃れようとワイバーンは咆哮を上げた。
 地上付近で拘束していたため、至近距離から衝撃波と爆風が二人を襲う。
「事前の情報でその攻撃は読めてるワ~」
 脱力状態でアルタイルに咆哮を受け止めさせ、爆風を背後へと受け流した。
 ベガはアルタイルから排出された衝撃波の反動を利用してワイバーンの上に着地する。
「アナタの見た目のせいでお腹も空いちゃったことだシ、リンゴみたいな姿だカラ、きっと血も甘いよネ?」
 そう言ってベガはワイバーンに牙を立てた。
「って、オイシくないじゃないノ〜! ぺぺっ。キャンディで口直しするワ……」
 暴れるワイバーンから飛び降り、口許を拭いながらベガは鞄からキャンディを探すのだった。
結城・蓮
話の途中だがワイバーンだ……なるほどね。
山賊を相手取っているところに襲いかかってこられたら確かに厄介だ。

なんだが。
山賊はもう粗方片付け終わっているんだよね。
まぁ単独でも厄介な相手なんだろうけど、驚異的には少し楽になったかな。

それじゃあ、飛龍狩りの時間といこうか。
飛龍を狩るのは暗殺者の仕事らしいからね。まぁボクは暗殺者ではないんだけど。

まずは目眩し代わりに≪炎熱の手札≫をばら撒いておこう。
当たらなくても問題はないよ。
本命はその裏に隠した仕込み糸による≪無明の絃≫だからね。
飛龍を絡め取って身動きを封じたところに死角から【だまし討ち】しようか。
トリックは意識の裏に仕掛けるものさ。


ベガ・メッザノッテ
ワォ、凄くリンゴみたいなワイバーンだネ!?なんというカ、オイシそう…(じゅるり)
さっさと倒しテ、お祭りでリンゴのお菓子でも食べたいナ〜!

ラティナからの資料によるト、このコは一撃必殺系の攻撃をするのかナ?ならそれを逆手にとっちゃうヨ!
オペラツィオン・マカブルで傀儡・アルタイル(装備品)から敵の攻撃を弾き返しちゃうワ〜。その時にアナタの見た目のせいでお腹も空いちゃったことだシ、【生命力吸収】【吸血】できるといいナ。リンゴみたいな姿だシ、きっと血も甘いよネ?…オイシくないじゃないノ〜!ぺぺっ。キャンディで口直しするワ…。

●口調プレイングに合わせて下さい。他キャラとの絡み、アドリブ等歓迎です。



「話の途中だがワイバーンだ……なるほどね。山賊を相手取っているところに襲いかかってこられたら確かに厄介だ」
 しかしワイバーンの巣に来るまでの間に山賊達はもう粗方片付け終わっている。
 ワイバーンは単独でも厄介な相手には違いないが、山賊達と同時に相手にしなければいけない状況を考えれば脅威度はかなり下がったと考えていいだろう。
「それじゃあ、飛竜狩りの時間といこうか」
 結城・蓮(チキチータ・マジシャン・REN・f10083)は燃え盛るトランプを広げて構えた。
「飛竜を狩るのは暗殺者の仕事らしいからね。まぁ、ボクは暗殺者ではないんだけど」
 クラトの攻撃で高度を落としたワイバーンの鼻先に向かって炎熱の手札を放つ。
 炎はワイバーンの眼前を舞って目眩ましのようにその視界を奪った。
「トリックは意識の裏に仕掛けるものさ」
 ワイバーンが炎に気を取られている隙に蓮の十指から放たれた細く強固な糸がワイバーンの胴体を絡め取って再び空中へと逃れようとする動きを封じる。
「ワォ、凄くリンゴみたいなワイバーンだネ!? なんというカ、オイシそう……」
 目の前で糸に拘束されている赤いワイバーンを見て、ベガ・メッザノッテ(残夢紅華・f00439)はじゅるりと唾を飲み込んだ。
「さっさと倒しテ、お祭りでリンゴのお菓子でも食べたいナ〜!」
 空腹感を早く収めるべくベガは相棒である傀儡・アルタイルを操ってワイバーンを攻撃しようとする。
『グォオオオォオオオオォォォッ!』
 その時、蓮とベガに向けて糸による拘束から逃れようとワイバーンは咆哮を上げた。
 地上付近で拘束していたため、至近距離から衝撃波と爆風が二人を襲う。
「事前の情報でその攻撃は読めてるワ~」
 脱力状態でアルタイルに咆哮を受け止めさせ、爆風を背後へと受け流した。
 ベガはアルタイルから排出された衝撃波の反動を利用してワイバーンの上に着地する。
「アナタの見た目のせいでお腹も空いちゃったことだシ、リンゴみたいな姿だカラ、きっと血も甘いよネ?」
 そう言ってベガはワイバーンに牙を立てた。
「って、オイシくないじゃないノ〜! ぺぺっ。キャンディで口直しするワ……」
 暴れるワイバーンから飛び降り、口許を拭いながらベガは鞄からキャンディを探すのだった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

シル・ウィンディア
アレンさん(f05232)と一緒に

ワイバーン、いつ見てもすごい迫力だね
でも、ここで怯んでなんかいられないからねっ!

【エレメンティア】と【六源和導】の光刃剣を両手に構えて
【空中戦】で対応するよ
地上戦の場合は、最短距離で接近して斬りつけるよ

光刃剣二本を結合させて、右手に持って
風精杖『エアリアル』を左手に構えるね
エアリィ(杖の風の精霊)、力借りるからね。

【高速詠唱】と【全力魔法】でヘキサドライブ・エレメンタル・ブラストの準備

射程範囲に入るように、位置取りを注意して…
魔法の範囲に入ったら、一気に解き放ちますっ!
わたしの限界突破の一撃、味わってねっ!!


アレン・カーディス
シル(f03964)さんと一緒に

すごい迫力だね
だが、ここで怯むわけにはいかないな

魔法具『ククロセアトロ』から鳥型人形(飛行可)6体を呼び出し
「ふむ。私はアシスト中心に動こう。シルさん攻撃頼んだよ」
地形も利用しつつワイバーンの動きをよく見て、シルさんと連携しながら
ワイバーンが飛んだら鳥型人形で、近くに来たらからくり人形やダガーで攻撃していくよ

ワイバーンの攻撃はとにかく避けて、もし受けてもすぐ立ち上がり足を止めないように気を付けるよ
「おっと、危ないな」
「鬼さん、こちら……なんてね」
「……ッ」(耳ふさぐ

シルさんが遠距離攻撃の準備をしたら
鳥型人形を纏わりつかせ(特に顔回り)
動きの阻害を図ろう



「ワイバーン、いつ見てもすごい迫力だね」
「ああ、すごい迫力だね。だが、ここで怯むわけにはいかないな」
 アレン・カーディス(旅の人形遣い・f05232)と視線を交わし、その言葉に力強く頷くとシル・ウィンディア(光刃の精霊術士・f03964)はワイバーンに向かって地を蹴った。
 両手には二振りの光刃剣、エレメンティアと六源和導を構えてワイバーンに斬りかかる。
 糸による拘束を逃れ空中で体勢を整えようとしていたワイバーンはシルに鼻先を押さえられ、光刃の回避に専念することを余儀なくされた。
「ふむ、私はアシスト中心に動こう。シルさん、攻撃頼んだよ」
 アレンは魔法具『ククロセアトロ』から鳥型人形を6体呼び出し、ワイバーンに向かって飛翔させる。
「うん、まかせてっ!」
 シルが着地し再びワイバーンを斬りつけるために跳躍するまでの間、アレンの鳥型人形がワイバーンの周りを旋回し注意を散らせて時間を稼いだ。
「おっと、危ないな」
 鳥型人形を邪魔に思ったワイバーンが操者であるアレンを狙って急降下攻撃を仕掛けるが、間一髪緊急回避的に転がることでワイバーンの爪を掻い潜る。
「エアリィ、力借りるからね」
 シルは光刃剣二本を結合させて右手に持つと、風精杖『エアリアル』を左手に構えた。
「鬼さん、こちら……なんてね」
 シルが大技の準備に入ったことを察したアレンが鳥型人形をワイバーンの眼前に纏わりつかせる。
「闇夜を照らす炎よ。命育む水よ。悠久を舞う風よ。母なる大地よ。暁と宵を告げる光と闇よ……六芒に集いて、全てを撃ち抜きし力となれっ!」
 エアリアルの先端に六色の魔力が集束し、解き放たれるのを待つ輝きはシルの身の丈ほどに膨れ上がった。
 アレンの鳥型人形の何体かがワイバーンの鋭い牙に噛み砕かれるが、ワイバーンはアレンの手でシルの正面へと誘い出されていた。
「わたしの限界突破の一撃、味わってねっ! ヘキサドライブ・エレメンタル・ブラスト!」
 魔力砲の直撃を受けたワイバーンの巨体が木の葉のように吹き飛び岸壁に激突する。
 そのまま体勢を崩したワイバーンは轟音を立てながら地面に落下した。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

クラト・ディールア
「まだ飛んでいるのは、余裕の証しなのかそれとも……タフなだけかもしれません」
『翼竜の槍』を槍形態にして『槍投げ』を『2回攻撃』で2回投げる。
同じ手なので、学習していると思いますのでこれは気を逸らす為の攻撃です。
「ようこそ、君の攻撃を待っていました!」
高度が下がり、攻撃をこちらにするのであれば『フェイント』をしてから『ドラゴニアン・チェイン』で繋げ、直ぐに爆破します。
「早く眠れる様に、近道を作ってあげます」
『黎明・龍牙刀』で攻撃して、『呪詛』を与えておきます。
「これで倒せるとは思っていません。まだ、舞っていただかないと困りますので」
戦いを楽しんでます。


ミュリエル・フォルクエイン
まだ実戦経験も少ないので、基本的には岩陰などから皆様の援護に徹します
「翼のある身としては複雑ですが」
狙う余裕があるなら翼を狙います
「攻撃予測は厄介ですが、逆用すればけん制出来るとも学びました」
千里眼射ちを用いての援護射撃で支援しつつ、自分が狙われた時は念のためにオーラ防御しつつ攻撃を見切りダッシュで回避を
「やはり軽い。これがビキニアーマーの真価なのですね」
援護狙撃地点を時折変える時にもダッシュは使用
動く標的なので狙いにくい位置に移動することもあるでしょうし、特定の方向からの攻撃に慣れることもあるかも知れませんから
「逃しません」
空に逃れようとするならけん制に狙い撃ちます
「肩が……凝りましたね」



●決着
 ワイバーンは二本の足で立ち上がると猟兵達に取りつかれまいと直ぐさま羽ばたき宙に逃れようとする。
「翼のある身としては複雑ですが」
 ミュリエル・フォルクエイン(オラトリオのアーチャー・f01452)は岩陰から慎重に弓に矢を番え引き絞った。
 離陸の瞬間、ワイバーンが翼を大きく広げたところを狙って矢が放たれる。
 自分が無防備な状態であり、敵が攻撃を仕掛けてくる絶好の機会であることを予測していたワイバーンは、矢の飛来に気付くと一際大きく羽ばたき、地面に向かって咆哮することで瞬間的に加速を得て矢の軌道から逃れた。
「まだ飛んでいるのは余裕の証しなのか、それとも……タフなだけかもしれません」
 クラトは翼竜の槍を敢えて挑発するようにワイバーンの頭部を狙って投げる。
 ワイバーンは首を捻ってそれを回避するが、小さな竜の姿に戻った翼竜の槍が旋回してクラトの手許に戻った。
 もう一度飛来する翼竜の槍が高度を十分に確保し飛行を安定させたワイバーンに難なく回避される。
 先ほどの衝撃波による一撃も含めてクラトに強い敵意を持ったワイバーンは、クラトに鋭い爪を向けると急降下攻撃を仕掛けた。
「ようこそ、君の攻撃を待っていました!」
 自分へとワイバーンの注意を引き付けようとしていたクラトは攻撃を読んで体捌きにより紙一重でワイバーンの爪を躱す。
 ワイバーンの巨大な質量が真横を通過した衝撃に体はビリビリと震えるが、構わず手を伸ばしカウンターを入れるようにドラゴンオーラを飛ばした。
「早く眠れる様に、近道を作ってあげます」
 ドラゴンオーラはワイバーンの胴体で爆発し、クラトの腕とドラゴニアン・チェインを繋げる。
 オーラの鎖と反対の手には龍牙刀が握られており、オーラの鎖を踏みつけるとそれを足場に数歩で懐に踏み込んだ。
 斬撃一閃、龍の牙から作られた刃が飛竜の硬い皮膚を切り裂く。
「やはり軽い。これがビキニアーマーの真価なのですね」
 一射するごとに狙撃地点を変えるため移動していたミュリエルが機と見てワイバーンの前に滑り込む。
「この隙、逃しません」
 矢を引き絞ること10秒、十分に力を蓄えた矢が弓から解き放たれた。
 針の穴を通すような精度で矢はワイバーンの顎の下から突き刺さり、矢尻は脳髄にまで達する。
 脳を射抜かれたワイバーンは絶命し地響きを立てながら崩れ落ちた。
「肩が……凝りましたね」
 緊張に肩で息をするミュリエルはワイバーンが動かなくなったのを確認して安堵の溜息を吐いた。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​




第3章 日常 『勝者たちの宴』

POW   :    資材の運搬などの力仕事やとにかく目立つパフォーマンスで祭りを盛り上げます

SPD   :    祭りについて周辺の町に宣伝を行ったり、珍しい物品やサービスを提供します

WIZ   :    人手がいる仕事の助力や地域の名産などを押し出した企画を出展します

👑11
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種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


●祝宴
 山賊とワイバーンが猟兵達の手によって討伐されたことは直ぐに近隣の町々に報された。
 交易路の回復に住民達は大いに歓喜した。
 もう減っていく備蓄を心配する必要はない。
 隊商は今が稼ぎ時と遅れを取り戻すように物資を運搬した。
 冒険者酒場に依頼が出されていた町では山賊とワイバーンを退治してくれた猟兵達に感謝して祭の準備が進められる。
クラト・ディールア
【SPD】
「珍しい物品やサービス……うん、それなら趣味の範囲でしていた事が役に立ちそうです」
何故か、師匠とお祭りで出店する事になった時に学んだのは飴細工、刃物を使い、手先が器用で技術も必要。
だけれども渡す相手の事を思って作るのは、刀を取って戦うより必要な事。
「こういう時の師匠の教えは役に立ちますね」
ワイバーンやら動物のを作ります。
『世界知識』で、この世界で好まれている生き物も。
「好きな動物の形をしたアメを作ってあげますよ」
本当に、あの師は人を笑顔にする達人ですね。
「大人も遠慮せずにどうぞ」
細工するのは楽しい、それを渡して笑顔になれば幸いです。



「珍しい物品やサービス……うん、それなら趣味の範囲でしていた事が役に立ちそうです」
 クラト・ディールア(黎明の黒龍・f00868)は飴と短刀を荷物から取り出した。
「こういう時の師匠の教えは役に立ちますね」
 昔、師と共に祭に出店することになり、その時に飴細工を習ったことを思い出しながら、クラトは器用に短刀で飴を削っていく。
(「渡す相手の事を思って作るのは、時に刀を取って戦うより必要な事」)
 黙々とワイバーンや動物の飴細工を作っていると、クラトの前に町の子供が物珍しそうな視線を向けながら立っていた。
「好きな動物の形をしたアメを作ってあげますよ」
 リクエストされたアックス&ウィザーズに棲む動物の姿をクラトは手早く丁寧に仕上げ子供に手渡した。
 喜んだ子供は満面の笑顔でクラトに礼を言うと、両親のもとへ走って行った。
「本当に、あの師は人を笑顔にする達人ですね」
 その子供とかつての自分の姿を重ねながら、クラトは今は離れている師を想うのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

アレン・カーディス
(途中で分かれ一人)
ふむ、無事に終わって何より

それにしても祭とはなんと心が騒ぐ響きだろう
(軽い足取り。尻尾ゆらゆら)

私は得意の人形劇を
演目は……そうだね

今回の皆の活躍を劇にしようか
題して『竜と山賊退治』
今回の話を元に冒険者姿のアミルを中心に人形劇を行う
NGだったら以下を
『竜とお姫様』
突如現れた竜に攫われたお姫様を王子様が3人の仲間と助ける話

「さぁ、さぁ。お立会い。人形劇の始まりだよ。お代は見てのお帰り、まずはご覧あれ」
「……こうして平和が訪れたのでした。おしまい」
冒険者or王子様姿のアミルをお辞儀させる

不足の配役は魔法具で補う
アドリブ歓迎


時間あれば
他に竜に関する依頼がないか冒険者ギルドを覗く



「ふむ、無事に終わって何より……それにしても祭とはなんと心が騒ぐ響きだろう」
 アレン・カーディス(旅の人形遣い・f05232)は途中で同行していたシルと別れると、一人祭が行われている町へと向かった。
 奏でられる楽器の音と楽しそうな人々の声、陽気な祭の喧噪が近付くにつれて、アレンの足取りも軽くなり、つい尻尾もゆらゆらと揺れてしまう。
「さぁ、さぁ、お立会い。人形劇の始まりだよ。お代は見てのお帰り。まずはご覧あれ」
 町の広場に着くと、アレンはからくり人形のアミルと魔法具から呼び出した自動人形を並べた。
 演目は今回の冒険、題して『竜と山賊退治』
 冒険者に扮したアミルが山賊やワイバーンの姿をした自動人形達をバッタバッタと倒していく。
「……こうして平和が訪れたのでした。おしまい」
 アレンとアミルが観客達に向かって礼をすると大きな拍手が二人を包み込んだ。
 町の人達にとっては身近な最も関心のある出来事であり、また吟遊詩人の歌を聴くことはあっても人形劇というのは珍しかったのだ。
 興奮冷めやらない様子でいつまでもいつまでもアレンに感謝の拍手が送られ続けたのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

有馬・ナオ
⚫とにかく目立つPow
パフォーマンスでお祭りを盛り上げましゅる。

お祭りのお手伝いでしゅ。
私は、肉体の宿主桜さんと。


ワイルドパフォーマンスで
お祭りを盛り上げ上げます。

手間をおかけしますが、
沢山のお肉を焼いて頂き。

フードファイターの
【大食い】にて豪快に完食、
小さい体で大人顔負けの食事ぶりを見せたらインパクトも強いと思いましゅ。

食べて終わりでは
ありません ★

エネルギーチャージしたら。

UI【フードファイト・ワイルドモード】を活用し力業で

街の広場にモニュメントを
作ります。

「造形には自信ないですが頑張ったでしゅ。」



「パフォーマンスでお祭りを盛り上げましゅる」
 リボン型ヒーローマスク有馬・ナオ(チョコファイター・f10768)は肉体の宿主である桜しおんにぐっと気合いを入れたポーズを取ってもらう。
「手間をおかけしますが、沢山のお肉を焼いて頂けましゅか?」
 近くに出店していた屋台の店主は快くナオの注文通りに次から次へと肉を焼いてくれた。
「それでは、いただきましゅ」
 小柄な少女が山と積まれた焼肉を胃袋に収めていく様は見る人達を大いに驚かせ、また楽しませた。
「食べて終わりではありません」
 ナオはあらかじめ用意しておいた大岩に向かいながらフードファイト・ワイルドモードを発動。
 全身の細胞が活性化し大幅に増幅された膂力で勢いよく大岩を削っていく。
「造形には自信ないですが頑張ったでしゅ」
 汗を拭って一息吐いたナオの前には大きなモニュメントが完成していた。
 広場に作られたそのモニュメントは祭の記念に新しい名物として町の人達に親しまれることになるのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

イヴ・ハルゼンヌ
◎ユーディ先生と一緒に街の復興を手伝うぞ。


ユーディ先生のバイクに同乗させて貰うぜ。

おれは身軽さを利用して。
街から街に歩き渡り。

集客の宣伝をするぜ~。

道化の 姿になり
「皆さん、お立ち会い。只今、絶賛 交易の街で素敵な出会いがあるぜ!」と

派手な宣伝を語り口に
チラシを巻きます。

皆が元気になるといいな!?


華上・ユーディ
◎初めまして、ユーディと申します。

この度は、冥土猟兵として
街の復興支援を全力で生徒と共にお手伝いさせて頂きます(優雅に一礼)

私は、【Pow】を使い
資材運搬をさせて頂きます。

スターバイクに騎乗し
多くの資材を持って行けるようにしまする。

その時は一緒に同行として
イヴ・ハルゼンヌ(f06540)
がついて行きます☆ミ



「この度は冥土猟兵として、街の復興支援を全力で生徒と共にお手伝いさせて頂きます」
 華上・ユーディ(冥土贈り・f02310)はスカートの端をつまみ町民達に優雅に一礼した。
 冥土猟兵って、どういうことなのだろう。メイド猟兵ではないのだろうか。
 それはさておき資材運搬を買って出てくれたユーディに町民達は感謝した。
「さて、イヴさん行きますよ」
「ああ、ユーディ先生よろしく頼むぜ」
 ユーディはレトロな宇宙バイク虎鉄丸マークⅡに資材を積み込みながら同行者であるイヴ・ハルゼンヌ(エルフのアーチャー・f06540)に声を掛ける。
 ユーディとイヴは虎鉄丸マークⅡに二人乗りすると、山賊とワイバーンに山道を封鎖されて交易が閉ざされていた町々に復興のため資材を運んで配って行った。
「皆さん、お立ち会い。只今、絶賛交易の街で素敵な出会いがあるぜ!」
 イヴは行く先々の町で道化姿になると、町で開かれている祝勝の祭の集客の宣伝をするために派手な語り口で口上を述べながらチラシを撒いていった。
 町の人達に祭に来て楽しんでもらうことで復興の手助けをしたいとイヴは思っていた。
 ユーディとイヴは資材を運び終えると次の資材を積み込むために町へと宇宙バイクを走らせる。
 町に近付くほど祭に向かう人達を宇宙バイクは追い抜いて行った。
 祭に向かう人達は山賊とワイバーンの脅威から解放されて皆一様に笑顔に溢れている。
「もう一頑張り行きましょうか」
「おう、皆が元気になるといいな!」
 徐々に賑わっていく祭を横目にユーディとイヴは再び資材を一輪型の黒い宇宙バイクに積み込み、まだ物資が行き渡っていない町や村へ向けて出発する。
 キャラバンより早く途絶えていた交易を復旧させることで周辺地域の山賊とワイバーンにつけられた傷を癒したい。
 ユーディとイヴは物資を待つ人達のためにひたすら宇宙バイクを走らせる。
 その行く先にはおそらく多くノ人々の笑顔が待っているだろう。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2019年01月13日


挿絵イラスト