●大変変態です!
「いーーーーやーーーーーっ!」
街の中をひた走る1人のピンクなテレビウム。そのモニターに映るのは、鍵。
「マーーーーツーーーーナーーーーーー!!!」
「い、いいいやああああマーツーナって待ってほしいのか待ってほしくないのかどっちかわかんないけどいいいいやああああああああ!」
それを追いかけるのは、マグロ、マグロ、マグロ! マグロ怪人ツーナー。大量です。
「なんで、どうして! なんで追いかけてくるの!」
「ソレハヒミツナーーーーー!」
マグロ怪人とテレビウムの距離が次第に狭まっていく。このままでは危ない。
「た、助けて、お、おまわりさああああああん!!!」
●巷を騒がすカギ。
「と、言うわけで何やらキマイラフューチャーで次々にテレビウムの顔にカギが浮かび、オブリビオンに追いかけまわされる事件が頻発しているらしい。我が見たのもそれに違いあるまい」
兄散大御神・桃輝(大いなる根の奉納の神・f16431)は腕を組み、集まった猟兵たちの前で堂々と宣言する。
「場所はキマイラフューチャーのサブカルチャー文化が栄える大通りだ。そこを1人のテレビウムが逃走中。追っているのはマグロ怪人ツーナーの大群。人を押し分け吹っ飛ばしながら容赦なくテレビウムとの距離を縮めてきている。さらに、他のオブリビオンの目撃情報も入っているので、これに挟み撃ちにされる可能性があるな」
大通りで前後にオブリビオン。となってしまったらテレビウム本人はもちろん、周囲の一般人も多数巻き添えにあい大惨事になるのは言うまでもない。
「と、言うわけで、オブリビオン同士が合流してしまう前に、このマグロ怪人たちをぶっ飛ばしてほしい。もちろん、その後は増援も撃破。敵が連携行動をとっているということから、主犯、つまりボス怪人というやつもいるはずだと推測もできる。狙われたテレビウムをそのすべての脅威から守り通してくれ。よいか?」
なお、一般人もいるため演出や威力や効果範囲がすさまじいユーベルコードを使った戦闘は避けたほうがいいであろう。追われているテレビウム以外にはさして興味もないようなので、巻き込まれそうな危険な住人がいれば注意をすればいいくらいで、避難誘導も必要はない。道は広いし、逃げ場となる脇道もたくさんある。
「とにかく今回の目的は鍵モニターテレビウムの守護と驚異の撃破だ。これを念頭に置いて動くように、それでは、転移を開始する。貴様らの働き、期待しておるぞ?」
兄散大御神が錫杖を振ると、猟兵たちの集まった神社の鳥居が光り、異世界へ続く道が開かれた。
ピンク☆フラッシュ
●な、なんだこのカギは!
というわけでなんだかわからないテレビウム防衛と追手の討伐クエストです。
今回の案内人が兄散大御神なのに特に深い理由はありませんがもしかしたら若干の男性向け要素を含んでいるということなのかもしれませんね!
1章はツーナーを倒す! 2章でもう1戦! オブリビオン集団戦。3章はボスです。
スピーディーに行きますのでお早目のプレイング送信をお願いします。クリア目標は4/21日(日)のスケジュールで進行いたします。
また、テレビウムの情報は念のため出しときますね……。
●テレビウム『桃園・桃花』18歳。乙女座の女の子。
今日はかわいいかわいいメイド服を買いに来たの。この服を着て、彼ぴっぴとGWのイベントでコスプレデートするんだ! と、思ったのに……なんでーーー!? なんで私追いかけられちゃってるの!? もしかしてこれって、モテキ!?
……い、いーーーやーーー! あんな変態にモテてもうれしくない! 誰か助けて! うわーんダーリーン!!!
第1章 集団戦
『マグロ怪人ツーナー』
|
POW : 止められない止まれない
【食べられるという恐怖心から無限のスタミナ】を発動する。超高速連続攻撃が可能だが、回避されても中止できない。
SPD : そんなことより助けて欲しい
レベル分の1秒で【腕を振り払うことで自らに噛み付いてる猫】を発射できる。
WIZ : 水を得たお魚
【水鉄砲】が命中した対象にダメージを与えるが、外れても地形【を水浸しにし】、その上に立つ自身の戦闘力を高める。
イラスト:くずもちルー
|
種別『集団戦』のルール
記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
花狩・アシエト
神様のために!
…俺なにいってんだ?
ま、いいか!
女の子を助ければいいんだな!
「力溜め」と「二回攻撃」で「界刀閃牙」で一体ずつ攻撃していく
桃花ちゃんを積極的に狙うやつを反撃的に攻撃する
やらせねぇ!
周囲に声かけて「おーい!危ないから逃げとけよ!」
野次馬がいっぱいいるわ…さすがキマイラフュチャー
桃花ちゃんを守るのを忘れずに
「武器受け」でガード
俺が被弾するのは問題ない
大丈夫か?
もうちょっと頑張って逃げよう
大丈夫、俺たちが守るから!
なんで、マッチョなんだよ……
かわいい女の子のオブリビオンとかいないのかよ…
アドリブ歓迎
月待・楪
なんだあれ
……………いや、なんだあれ
ここの怪人って何でもアリだよな…どう見ても何かのマスコットとかにしか見えねーの多いし
で、追いかけられてるのもマスコットみてーなの、と
ま、ブッ倒していいならやりやすいか
カルタとガランサスを構えてあのふざけた…アレ、マグロでいいんだよな?
とりあえず魚頭を【スナイパー】みてェに撃ち抜く
つか、すっげ、猫に集られてんじゃん…一匹くらい後で触れねーかな
【魔弾・疼木】を【クイックドロウ】して目についた端からどんどんブッ倒して逃げるルート確保
近寄るなら【スライディング】して転けさせてから【踏みつけ】てお仕置きしてやらねーとな?
(アレンジetc歓迎)
数宮・多喜
【アドリブ改変・絡み・崩し大歓迎】
……あーはいはい。マグロな。
UDCアースだけでなくこっちでもオブリビオンになってんのかよ。
てか怪人?なにその手足。
お前魚類の誇りすら忘れたの?
てか食われてるよな、現在進行形で?
なんでそんな状況で他の奴追いかけてんのかねぇ!?
ダメだツッコミが追いつかねぇ!
仕方ねぇ、猫のおかわり食らっとけー!
【弱点特攻作成】で猫型ロボットをどんどん作って、
作った端から投げつける!
そーら猫ども新鮮なツナとプロテインだぞー、たーんと喰えー(棒読み)
投げ返されてもどんどん作って、身動きを取れなくさせてやらぁ!
●第一波突破!
「俺、神様のために頑張るから!!!」
言い逃げる様に言って鳥居をくぐった花狩・アシエト(アジ・ダハーカ・f16490)はマグロたちの前に対峙する。っていうかおれさっき何を口走った? まあ、いいか!
「ってか。うん。すげーな」
アシエトは転移先でテレビウムとその後ろをひた走るマグロをしっかりと目視して改めて感想を述べる。
「なんだあれ……………いや、なんだあれ」
月待・楪(crazy trigger happy・f16731)がその隣で同じく口をあんぐりさせる。うん、なんだろうね、あれ。太い路地の人間をまるでボーリングのピンのように跳ね飛ばして走るマグロたち。
「……あーはいはい。マグロな」
数宮・多喜(激走サイキックライダー・f03004)の脳が高速回転する。
UDCアースだけでなくこっちでもオブリビオンになってんのかよ。てか怪人?なにその手足。
「お前魚類の誇りすら忘れたの?」
てか食われてるよな、現在進行形で? なんでそんな状況で他の奴追いかけてんのかねぇ!?
「ダメだツッコミが追いつかねぇ!」
ところどころ口に出ていますね……。
「っと、サンキュー。多喜……だっけ? 今の大声で我に還ったわ。とにかく撃てばいいんだよな! 道広いし!」
多喜の大声でやっと現実を飲み込めた楪は誰よりも早く前に出る。武器は2挺の銃。『カルタ』と『ガランサス』だ。やっぱり彼としてはこれで打ち抜くのが一番気持ちいい。
「あ、でもこれ、マグロに群がる猫にはあてないほうがいいのか? だったら、これだな! 俺の弾丸から逃げられると思うなよ?」
楪の目がサイキックエナジーの力を帯びて薄く輝く。狙うのはテレビウムの後ろのツーナーたち。今ならまだこちらに気付いてない距離だ。目だけじゃない、銃にも年動力を集中させる。
「これが俺のユーベルコード【魔弾・疼木(アイレクス)】だ! たっぷり浴びな!」
大量の念を帯びた銃弾が次々と撃ち出される。
「おい、2人! 俺はこのままここから射撃すっから、テレビウムの……なんだっけ? かの保護とマグロの足止め頼んでいいか!」
「あいよ! 足止めはまかせときなよ」
「そんじゃあ俺が保護を優先するぜ!」
楪の直線状だけを避けながら直進しツーナーたちの元へ立ち向かうアシエトと多喜。楪は2人がたどり着くまでの数秒間特にテレビウムに近いものから優先して撃つ。マグロならどれでもイイから当てるように打ちまくるっていうのはもう少しだけ後でいいだろ! と。
「く、なんだツナ! 誰かに妨害射撃を受けてるツナ!」
「ああああああ! ツーナー338号ががやられツナーーーーー!」
「く、速度を上げるツナ! 早くあのテレビウムを捕まえるツナ!」
「い、いやあああああああああああ!!!」
楪の妨害を受けても走り続けるのはマグロの生き様。このままテレビウム、桃花は捕まってしまうのか! っていうかこいつ鍵の顔になっててもちゃんと逃げてるんだよな……。などと軽い疑問を口走る間に。
「まちやがれっ!!!!」
「そうだよ、止まりな!」
アシエトと多喜がマグロ怪人たちの前に立ちはだかる。桃花は突然、自分が助けを求めても無視をする一般人とは違うオーラを2人に感じてその2人の後ろまで頑張って走り、そこで足を止め振り向き、様子をうかがう。ダーリンほどじゃないけど、私を果敢に守ろうとしてくれるかっこいい男女の背中。これ、私まるでヒロイン!? などと桃花はささやかな心の余裕から考えた。
「貴様等! 何者だ!」
お約束、というやつだろう。邪魔建てされたマグロ怪人たちが、誰からということもなく猟兵2名となんか遠くで銃を撃ってるやつ1名に向かって高らかに叫ぶ。
「名乗るほどの紋じゃないよ。ただ、あんたたちの弱点を知る者さ!」
知るっていうか思いっきり見えてるんだけどね、食われ怪人……。多喜は【弱点特攻作成(カニングクラフト)】を発動する。もちろん作り出すのは。
「猫のおかわり食らっとけー!」
そう、にゃんこなのである!!! 極めて精巧な、まるで生きているようなにゃんこ。多喜は次々とそれをクラフトしていく。トラネコ、ミケネコ、スフィンクス! とにかく猫ぶつけとけば大丈夫なのは丸わかりなんだよなぁ!
「な、なぜだ! 我らはまだそんなことより助けてほしいとは言っていないのにいいいいい!」
自分らに噛みつく猫を発射する暇もなく多喜キャッツにガンガン襲われていくマグロたち。完全に動きが止まった。
「桃花、っていうんだっけ。猟兵だ、助けに来た。大丈夫か? もうちょっと頑張って逃げよう大丈夫、俺たちが守るから!」
アシエトはそのすきにばっちり桃化に自分たちの素性を明かし守ると告げる。安心はしている感じだけど、桃花の反応は微妙。
「あ、ありがとうございます。で、でも、そんなふうに言われても私にはダーリンがいるんですからね!」
あ、ちょっと鬱陶しい系の女子的反応だ。そういうつもりじゃなかったんだけど、やっぱりアシエトは女の子に好かれ難いんだな……。しかし慣れっこだ。今のアシエト君には女の子以外という希望の選択肢も備わっている。大丈夫。俺は最強!
「ああ、でも俺達から離れないでくれよな! マジ危ないから!」
「そ、それはお言葉に甘えさせてもらうわ!」
う、ツンツン。助けに来たのに何で……。ちょっとだけ心がチクリとするアシエトだが、いつものことだし仕方ない。バッチリ守ろう! そう、俺が守りたくて守るだけだしっ!
「いっちょやっときますか!」
【界刀閃牙(カイトウセンガ)】を発動するアシエト。シンプルな切断。守るならやっぱり接近戦でしょ!
「その娘をよこすツナ―!」
と迫りくるツーナーたちを各個撃破! 切手は千切り、千切っては投げる! 多喜キャッツのおかげでこっちにまだツッコむ余裕のあるツナは少ないし、楪の援護射撃もある。十分に3人で守れるぞ! と、猟兵たちは次々マグロ怪人たちを片づけていった。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
第2章 集団戦
『働き蜂戦闘員』
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POW : 御槍奉公
【槍】で対象を攻撃する。攻撃力、命中率、攻撃回数のどれを重視するか選べる。
SPD : 飛行モード
空中をレベル回まで蹴ってジャンプできる。
WIZ : 数で圧す
自身が戦闘で瀕死になると【さらなる増援】が召喚される。それは高い戦闘力を持ち、自身と同じ攻撃手段で戦う。
イラスト:森乃ゴリラ
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種別『集団戦』のルール
記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
●ブンブンブンシャカ
「あ、ああああああああ!」
猟兵たちに守られていた桃花が突然声を上げた。猟兵たちがマグロを片づけ終わったことを確認しながらそちらを見ると、桃花の顔のカギが、まるで矢印のように南東を指すように歪む。きっとそこに向かえということなのだろうと聡明な猟兵ならばわかる。
「ね、ねえ。よくわからないけど、顔が治るなら私をそこに連れて行って!」
桃花が言う。猟兵たちは応じる。この大通りから南東のほうにあるのは、電波塔だ。弐拾閣(つうてんかく)という名前もあるなかなか大きな塔だ。しかし、オブリビオンたちはそう簡単にそこへ向かわせてはくれない。
「きゃーー! 今度は蜂よー!」
大通りに一般人たちの声が次々に上がる。第二の波だ。この先も桃花が普通に逃げていたらかち合うはずだった集団オブリビオン働き蜂戦闘員! 割と都合よくあちこちに出張してこき使われる存在だが、今回もそうらしい。
「いたぞ! あのテレビだ!」
蜂の中の一匹が桃花を指さしてビシッと告げる。確定だ。また戦わないといけないらしい。でも、南東にも向かいたい。もたもたしてられない。猟兵たちは南東を目指しながら蜂の大群と戦うことにした。逃亡戦だ!
数宮・多喜
【アドリブ改変・絡み・崩し大歓迎】
おっと行き先が分かったのかい。
なら、話は早いね!
アタシがそこまで超特急で送ってやろうじゃないのさ。
行くぜ相棒(カブ)!【ゴッドスピードライド】!
さ、桃花ちゃんだったか。
カレシもきっとタワーで待ってる。きっと。うん。
カボチャの馬車じゃないけど、
その分スピードにゃ自信があるよ!
……え?ダサい?あ、そう。(しゅん)
乗ってくれたらハイテンションで、
乗ってくれなくてもそれなりに加速して
ルートを確保するよ。
『騎乗』『操縦』フル活用で、
アタシの前を塞ぐ奴は吹っ飛ばす!
ヒャッハァァーー!
……あ。これやっちゃいけない口調だったわ。
●カブの魅力。
「おっと行き先が分かったのかい。なら、話は早いね! アタシがそこまで超特急で送ってやろうじゃないのさ」
多彩な機能によってどこからか多喜に呼ばれて現れたのは『宇宙カブJD-1725』……そう、カブだ。見た目はもう何て言うかカブ。街に溶け込むスタイリッシュな見た目。とことん乗り回せる省燃費。使い勝手抜群。俺はこいつでどこまでも行くぜと愛用者が唸るカブ……の、サイキッカー用宇宙使用タイプだ!
「行くぜ相棒!」
ブルンブルンとバイクをご機嫌よくならす。絶好調だ。
「まあ、かわいくて素敵!」
といいながら顔がカギだから見えてるのか見えてないのか、桃花が多喜のユーベルコード【ゴッドスピードライド】で後部座席に変形した荷台に乗り、多喜の腰につかまった。
「へへ、そうかい?」
ダサいといわれる覚悟をしまくってた多喜は思いがけない高評価に自分の事のように嬉しくなる。
「行くよ桃花! そのまましっかりつかまってなよ?」
ブレーキから手を放してアクセルを回し、相棒カブが前進を始める。移動先は働きバチとは逆方向! そして、マグロのおかげで人が吹っ飛ばされてバイクで超走りやすいほどに道が開けた大通り。これなら敵の猛攻を避けながら飛ばせる!
「んじゃ、思いっきり飛ばすぜ! ヒャッハァァーー!」
……あ。これやっちゃいけない口調だったわ。と思いつつも、猟兵たちも置き去りにしてとにかく桃花を運び出す。大丈夫だ。目的地は遠くない。あとで追いつくだろう。うん。
桃花を目的地まで無事に運べそうなので、あとは蜂の迎撃戦で、オッケーです!
大成功
🔵🔵🔵
月待・楪
チッ…またぞろぞろ出て来やがったか
つーか、今度は蜂かよ…
弾が足りなくなんのは避けてーから、現地調達すっか
移動すんのを追いかけながら【EasterLily】発動…その辺の無機物を俺のモンにしてやるよ!
変換した銃は【念動力】で引き寄せて【クイックドロウ】…瀕死なんてモンはない、一発で仕留める
【スナイパー】が狙いを外すわけねェだろ?
近寄る奴がいんなら【見切り】ついでにその目立つ頭【踏みつけ】て飛べないように翅を千切っやろうか?
く、はは…!!
的、的、的…どこ見ても的だらけで愉しいじゃねェか!
踊れ、虫共!!!
(アレンジetc歓迎)
●飛べない蜂はただの的
チッ…またぞろぞろ出て来やがったか。つーか、今度は蜂かよ……。
月待・楪(crazy trigger happy・f16731)は大量の走る蜂と跳んでいるように見える蜂を見て銃を構えた。後方支援してた分自分が一番奴らに近い。しかも、飛んでると思ったが近くで見たらあれ、ジャンプだ……。
「パーティーの始まりだ!」
【EasterLily(トリガーハッピータイム)】だ!半径27メートル以内の無機物は何でもかんでも俺の弾。楪がもっとも重宝するユーベルコードである。だってこれがあればいっぱい打てるもんな! 蜂は自分を跳び越えて桃花の乗ったバイクを追いかけようとするが、まるっきり無視なんて寂しいよなぁ!
「く、はは!」
自分の上を飛び越えようとする一番近い蜂の足を掴んで地面に叩きつけ、それをマットのように踏みつけて飛び上がると、続いて最も近い蜂の頭をさらに踏みつけもっと上昇!
「ここからなら思いっきり狙えるぜ! ハハハハハハ!」
宙を蹴り飛びながら回収したたまを一瞬で銃に込めて弾を撃つ。何回も弾切れにあっていい加減クイックドロウも神がかってきてるんだよ!!
「踊れ、虫共!!!」
的、的、的…どこ見ても的だらけで愉しいじゃねェか!
楪の下に向かってばら撒いた弾はいくつか目からか跳弾となり、桃花を追いかける大多数の蜂を地面に撃ち落とした。
大成功
🔵🔵🔵
花狩・アシエト
お、おう…すげぇパワーだな。女子は
桃花ちゃんもまんざらじゃないし
じゃ、お言葉に甘えて戦いに専念させてもらうか!
「紅椿」で数を減らす!
減るまで紅椿だ
蜂の攻撃は「武器受け」でガード
ええい、数が多い!
とりあえず減ったら、次は一体ずつ撃破だな
武器「右の」で攻撃だ
「二回攻撃」と「力溜め」で一刀両断!
よっしゃ、次!
増援がきたらまた「紅椿」でさくっとやろうか
空に飛んだら「紅椿」で落とす
ていうか空に飛んだら、そっちの攻撃もこっちに当たらんだろ
桃花ちゃんたちは無事についたかな
アドリブ、共闘歓迎
●まあ、俺は女の子に好かれないので。
「お、おう……すげぇパワーだな。女子は」
バイクで滑走していった猟兵と桃花を見送りながら、自分は後ろを振り向く。振り向いたら……うわ、結構もうやられてる。援護射撃ってレベルじゃねえぞ……。まあ、状況に甘えて戦いに専念させてもらうか!
「落ちろ落ちろ、くびよ落ちろ」
ここから先にまだと売ろうとするやつは全部落とせばいいんだ……。俺の取り分すくねえな! と薄々感づいてはいるけども、基本的に行為には甘えちゃうタイプのアシエト君はとりあえず自分の周囲に椿の花の壁を作る。蜂には花がやっぱりお似合いだ。ということであろうか?
「うおー! このままやられぬ! 皆、増援配備だ!」
蜂たちもただただ黙ってやられるわけにはいかない。瀕死になるたび、友達増えるね! みたいなノリでガンガン増援をとばしてくる。
「うるせー! この先にはいかせねえぜ!」
増援が来たら紅椿で撃ち落とす。跳んだら紅椿で撃ち落とす。攻撃してきたら武器で受けて紅椿で撃ち落とす! 大丈夫だ。数は多いけどこっちの花と弾幕は足りてる! キマイラフューチャーの働き蜂達は『2人のヴィラン』の前に、なすすべもなく倒れていった。
大成功
🔵🔵🔵
第3章 ボス戦
『猪狩・アントニオ』
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POW : オトメン投げキッス
【男女問わず投げキッス】が命中した対象を捕縛し、ユーベルコードを封じる。ただし、解除するまで毎秒寿命を削る。
SPD : メイド秘奥義「メイド感情ミサイル」
【男に対する欲情もしくは女に対する憎悪】により、レベルの二乗mまでの視認している対象を、【自身を模したエネルギー体】で攻撃する。
WIZ : メイド秘奥義「猪突猛信(恋する乙メンの暴走)」
【男に対する欲情もしくは女に対する憎悪】の感情を爆発させる事により、感情の強さに比例して、自身の身体サイズと戦闘能力が増大する。
イラスト:桐ノ瀬
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種別『ボス戦』のルール
記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※このボスの宿敵主は
「狗飼・マリア」です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
●アンちゃん現る。
猟兵がカギの示した先に向かっていると、おそらくそこを指していたと思われる弐重閣ではなく、それより前の何の変哲もない道で、座席になっている荷台がピカーッと光り出した。桃花だ。桃花が謎の光に包まれ、宙に浮かび上がっている。
「わ、私、どうなっちゃうの~!?」
突然ふわふわと浮かびだす体に少しあたふたするも、次第に意識を失っていく桃花。依然として光り輝くばかり。桃花が、虚ろな声で言う。
「完了まで、あと、15分……」
15分。15分彼女はここで光を放ち続けるのであろうか……。
「あー! いたいた。もー。なんなのー? 全然役に立たないじゃん、マグロと蜂……」
そんな場に現れたのは……。イノシシだ! 猪狩・アントニオ。男を愛し、女を憎む。十二神将だったか十二闘神だったかの男の娘である。
「まあ、いいや、テレビウム、牝みたいだし遠慮なくズバットやっちゃお! そこの奴も、一緒に切っちゃっていいよねー?」
アンはここまで桃花を運んできた猟兵と、このタイミングになって追いついてきた猟兵たちに槍を向ける。全く自分の負けは考えてないといった様子で……。
月待・楪
マグロに蜂に猪…バカみてーに突っ込むしか能がない連中ばっかだな
15分ってなげーな、オイ
チッ…とりあえず稼げるとこまで稼ぐか
もう一回【EasterLily】発動
柄じゃねェけど、近接向きじゃねーからな…【援護射撃】に回ってやるか
【ダッシュ】して攻撃を【見切り】ながら他の奴等の合間を【スナイパー】並みの精確さで足とか腕の関節を撃ち抜く
ハッ…んなにデカくなったところで的が狙いやすくなるだけだっての
オマケだ、流星の矢に【毒使】って【マヒ攻撃】
縮むようなら【ダッシュ】で勢いつけてそのご自慢の顔を蹴り飛ばす
こんだけやりゃ、足止めは十分だろ?
(アレンジetc歓迎)
数宮・多喜
【アドリブ改変連携大歓迎】
おっ、どんな変態が出てくると思ったら
割と普通のカワイイ子じゃん。
しかしなんでまぁオブリビオンなんかに……
ってここはキマイラフューチャーだったか。
何かあるんだろうね。
ってうわっとアブねぇ!?なんだこれ?
欲情?憎悪?荒々しいなオイ!
乗り付けたカブを身に纏って、スピードでかく乱するよ!
派手に動いてりゃこっちに攻撃を『おびき寄せ』られんだろ。
イケメンのお二人さんよ、畳みかけちまいなぁ!
でも顔はやめてやれよー?
そんな中で最高速に達したら、
【黄昏砕く脚】で思いっきり突っ込むよ!
どこに当たっても、恨みっこなしでな!
さて、15分以内に終わらせられるはずだけど……
何が起ころうってんだ?
●テーマは激突!?
「マグロに蜂に猪…バカみてーに突っ込むしか能がない連中ばっかだな」
周辺のコンクリート片やごみを【EasterLily(トリガーハッピータイム)】で銃弾に変えながら月待・楪(crazy trigger happy・f16731)はいつも通りの悪態をつく。
「割と普通のカワイイ子じゃん……」
数宮・多喜(激走サイキックライダー・f03004)はバイクのエンジンをかけたまま豆鉄砲を食らった鳩のような顔をしている。
「ええい、うるさいうるさい! ボクは生まれたときから聡明で頭の切れるスーパーオブリビオンだぞ! と、突撃が好きなのは仕方ないでしょ! 性分なんだから!」
2人の悪意があるかどうかは別としてアンを戦士として軽んじるような2人の視線と発言にアンは怒りをあらわにし、槍を構えて早速突っ込んでくる。ただし本体ではなく、ユーベルコード【メイド秘奥義「メイド感情ミサイル」】によって生み出したエネルギー体でだ。
「先ずはそこのテレビウムを連れまわしてくれちゃったビッチからやってあげるんだからっ!」
性別がそうだてだけで男たちとイチャイチャできる確率が自分より格段と高い女子に憎悪の感情を持つ猪狩・アントニオは誘惑興奮させられない限り大抵女から狙うものであるが今回は特に桃花を主に逃がし連れまわした多喜への憎悪が深いらしい。
「ってうわっとアブねぇ!? なんだこれ?」
多喜はすぐさまカブを急発進させ、エネルギー体を何とか回避するが、背後のビルまで一直線にぶっ飛んでいったエネルギーアンに続いて本体も突撃してくる。
「欲情? 憎悪? 荒々しいなオイ!」
第二波である本体の攻撃もしっかりと回避する多喜。
「悪い! あたしがこのまま引き付けるから援護頼めるかい!?」
エネルギー体は背後のビルを蹴ってまたこちらへ突っ込んでくるし、アンもそうするだろう。幸い広く、人も光の騒ぎで見学はしつつもちゃんと離れてくれているので道路もそれなりに広く動き回れる。交差点の中央で8の字に走ったり急発進と急停車を織り交ぜて攪乱し、2体のアンをおびき寄せる。
「いいけどお前は当たんなよ!」
楪は直進ばっかだし撃てば当たるだろくらいのノリで多喜に襲い掛かるアンとエネルギーアンに銃弾を浴びせる援護射撃。ここはコンクリートジャングルで銃弾の材料に困ることもない……。最悪、街の崩壊度さえ考えなければ。
「うわー。容赦ないねぇ……」
しっかりと多喜の通りそうなコースを外しながらド派手に撃ちまくられる2挺銃の弾丸の雨を横目に見て、多喜は苦笑する。
「もー! イケメンさん邪魔しないでよ! あとでじっくりたっぷり相手してあげようと思ってたのに!」
鉛球の痛みにアンが狙いを楪に変更するため、踏ん張りをかけて急ブレーキ!
「へ、来るなら来いよ! 来れるならなあ!」
楪はこちらに向かってくるアンの足や肩の関節を狙ってそこに弾幕を集中させる。
「外道があああああああ! でもすきいいいいいいいっ♡」
などという複雑な感情を抱えたままアンはスピードを落としながら楪に刻一刻と迫る。
「ここに追撃するのは気が乗らないけど、長引いたらもっとつらいもんね」
すっかり無視されてしまった多喜が、その後ろからアンを追いかけ、【黄昏砕く脚(クリムゾン・トラッシュ・キック)】を放つ。カブとの一体感を高めて放たれる熱と電撃を纏った超高速の飛び蹴りの一撃が、アンの膝を完全に折り、地面にひれ伏させた。
大成功
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花狩・アシエト
えーーーーとごめん、会ったことあるよね?
ナンパじゃないから!
あれっでも言われてみると雰囲気がちょっと違う、ような?
たしか、えーと、アントニオ!
そうそうアントニオ!
よろしくな!アントニオ!
おもむろにオブシディアンランスを取り出して「二回攻撃」で突く
猪なんだから攻撃わかりやすいだろ(油断
攻撃は「武器受け」で受け流しつつ「二回攻撃」で突く
おりゃー!「紅椿」で攻撃だ
花びらを身を隠す用に使って飛び出す
武器を「右の」に持ち替えて袈裟斬り!
「第六感」で攻撃避けるのもいいな
被弾はなるべく少なくしないと
やっぱりアンちゃんだよなぁ…
俺のこと覚えてない?覚えてないかぁ
アドリブ、共闘歓迎
●アントニオブチギレ案件
「えーーーーとごめん、会ったことあるよね? ナンパじゃないから! あれっでも言われてみると雰囲気がちょっと違う、ような?」
地面に転がる猪狩・アントニオ(アンちゃん)に向かって、ツンツンと剣でつつきながら花狩・アシエト(アジ・ダハーカ・f16490)は言った。
「たしか、えーと、アントニオ!……そうそうアントニオ! よろしくな!アントニオ!」
こいつ今3回アントニオって言ったぞ。
「……ぶなっ」
血まみれで地面に横たわるアンちゃんにアシエトはさらに畳みかける。
「ん? どうしたんだアントニオ。あ、そろそろとどめ挿してもらわないと苦しいよなアントニオ! ごめんな気が利かなくて、んでもなー。お前みたいな顔『は』かわいい奴にとどめを刺すのも気が引けるんだよなー。なあ、アントニオ。お前このまま消滅してくれちゃったりしない? アントニオ」
ぴくぴくと震えるアンちゃん。アンちゃんはこんな安い挑発には乗らないのだ。幸い、こいつがのんきに話しかけてくるおかげで銃弾も追撃の蹴りも来てないけど……。あと10秒くらい休んだらお前のこと芽溜めた野北儀他のけちょんけちょんの八つ裂きに……。
「アントニオ、ごめんなー!!!!!!」
「うっせええええええええええええええええええ名前で呼ぶなっつってんだろうがあああああああああああああああああああああ!!!!」
「やさしく……え」
ずべしゃん!
勢いよく立ち上がったアンちゃんは、勢いやさしめに振り下ろされた『右の』刀に自ら脳天ツッコむようにぶっ刺さっていった。
「ええええええええええ!!!!?」
アシエトの驚きの声と共に大量の返り血が降り注ぎ、アシエトが目をつぶると、猟兵たちのそばの光の柱はさらに輝きを増して、そして消えた。
「システム・フラワーズより緊急救援要請」
「全自動物資供給機構『システム・フラワーズ』に、侵入者あり」
「テレビウム・ロックの解除数が多ければ多いほど、開放されるメンテナンスルートは増加する。至急の救援を請う」
という声が猟兵たちの耳高脳内高に鳴り響く。どうやら、事件は終わったらしい。元の姿に戻った桃花が呆然と地面に立ち尽くす。しかし、それ以上のことは今は起こらず、猟兵たちはやがて引き上げることとなり、桃花も、歩行者天国の見物人たちもやがて人波を作り、流れ、いつも通りの日常の風景が一時その場に戻った・
大成功
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