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さいしょはロック!

#キマイラフューチャー #テレビウム・ロック! #テレビウム #システム・フラワーズ

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「みんな、緊急SOSのミッションが発令されたよ!場所はキマイラフューチャーで……テレビウムたちが狙われているみたいなんだ」
 グリモア猟兵の春日・釉乃(f00006)はグリモアベースに集う猟兵たちへ声をかけた。
「どうも、キマイラフューチャーに住んでいるのテレビウム達の画面の顔に、いきなり『鍵のような映像』が浮かび始めたんだ。そして、この鍵が表示されたテレビウムをオブリビオンの怪人たちが襲撃している状況なの」
 突如として同時多発的に発生したテレビウムの異変。その謎を解き明かすには、鍵の表示されたテレビウムを保護し、調査をしてみる必要があるだろう。
「……そんな中で、あたしは『怪人アルパカマッスル』が率いる怪人の軍団に追われて逃走をしているテレビウムがこのままだと捕まってしまう予知を見たんだ。みんなを、このテレビウムの逃走経路上にグリモアでワープさせるから……鍵の映っているテレビウムを救出して欲しいの!怪人たちよりも先にテレビウムを保護することができれば、きっとこれからキマイラフューチャーで何が起ろうとしているのかも分かると思うからさ」
 追いかけるは『量産怪人アルパカマッスルブラザーズ』。彼らはほんの尖兵にすぎない……彼らを嗾けている親玉たるオブリビオンがいると予測される。
 手下の怪人たちを駆逐することで、戦いのフィールドへ引きずり出すことができるだろう。まずは目先のブラザーズを撃退し、テレビウムを救出するのが急務だ。
「みんなの力を貸して……お願いっ!」


fa-240
 こんにちは、お久しぶりです
 fa-240と申します

 今回は『4月30日朝8:30までの完成した成功シナリオ数』によって、その後の展開が変わります……ということで速度重視でいきたいと思います

 みなさんのアクション次第で展開が動くようですので、是非ともふるってご参加ください!
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第1章 集団戦 『量産怪人アルパカマッスルブラザーズ』

POW   :    ポージング
自身の【逞しい肉体の誇示】の為に敢えて不利な行動をすると、身体能力が増大する。
SPD   :    ポージング
自身の【躍動する肉体の誇示】の為に敢えて不利な行動をすると、身体能力が増大する。
WIZ   :    ポージング
自身の【洗練された肉体の誇示】の為に敢えて不利な行動をすると、身体能力が増大する。

イラスト:ヤマトイヌル

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🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​

種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

イデアール・モラクス
テレビウムか、何というか可愛いよな…
まあそれはそれとして…面白い事が起きそうな時に動かぬわけにもゆくまい、存分に暴れようか!

・行動
「さぁ走れテレビウム達よ!私の後ろが安全地帯だ!」
UC【隕石招来】に『範囲攻撃』で着弾範囲を広げ、『全力魔法』で隕石を更に巨大化させ威力を高め『属性攻撃』で炎を纏わせた上で『高速詠唱』を用いて唱え、テレビウムらを追う敵の頭上に落とし。
「ここから先は通さん、と言っておこうか」
そして着弾地点の更地の上に立ち戦闘力を上昇させた上で【広範囲に稲妻を放つ超高威力の攻撃魔法】の術式を『範囲攻撃・全力魔法・属性攻撃・高速詠唱』により構築して放ち、敵を一網打尽にする。

※アドリブ歓迎



「フフフ……面白い事が起きそうな時に動かぬわけにもゆくまい、存分に暴れようか!」
 恐らく誰よりも先んじてキマイラフューチャーへ駆けつけたのはイデアール・モラクス(f04845)。
 暴虐の魔女たる彼女であるが、テレビウムの愛らしさの前には頼れる守護者たらんとしている様子であった。
「さぁ走れテレビウム達よ!私の後ろが安全地帯だ!」
 黒いボディに隆々たる筋骨を見せるアルパカ頭の『量産怪人アルパカマッスルブラザーズ』に追われる幼気なテレビウムたちをイデアールは誘導して、保護を試みた。
「それじゃ遠慮なく暴れさせてもらおうか――我招く無窮の厄災に慈悲は無く、汝に救いと希望の一切も無し…メテオストライク!」
 テレビウム達がイデアールの足元まで逃げおおせたところで、彼女は待っていましたといわんばかりに【隕石招来(メテオストライク)】のユーベルコードを発動。
 キマイラフューチャーのサイバーパンクを思わせる近未来的高層ビルの合間に浮かぶ空に、テレビ画面の如く六芒星の魔法陣が映し出された。
 手加減の一切ないイデアールの魔法は普段より巨大な隕石を召喚させ、灼熱の業火を纏いながら量産怪人アルパカマッスルブラザーズの頭上へと降り注ごうとしていた。
 ――がしかし、量産怪人アルパカマッスルブラザーズたちは臆することなく……寧ろ彼らは「肩にちっちゃいジープのってんのかい!」と言いたくなるような身体をやや前に倒しながら、首周りにある僧帽筋や肩、そして腕の太さをアピールしてくる。これは『モスト マスキュラー』と呼ばれたボディビルポーズである!
 そう、量産怪人アルパカマッスルブラザーズは【ポージング】を行うことで身体能力を増大化させて、飛来してきた隕石を受け止め、押し返そうとしてきたのだった!
「コォォォ……マッソゥ!!!」
 筋肉は伊達じゃない!と文字通りにその身をもって訴えている。手が、胸が、脚が燃えようとも彼らの筋肉に懸けて隕石を押し返しているのだ。
「これではまるで、マッスル・ショックと言わんばかりの光景だな。だが……ここから先は通さん、と言っておこうか」
 怪人の健闘に幾何かの驚きを隠せないが、イデアールにはまだもう1つの仕掛けが残されていた。
 彼女が右の指を鳴らすと、天空より隕石めがけて《全魔術》より雷撃を放つ。その落雷で隕石が破砕され、周囲の量産怪人アルパカマッスルブラザーズたちへ隕石片が鋭いナイフのように穿たれた。
「丸焼きにされれば楽に済んだものを……フフ」
「ま、まっ……そぅ……」
 量産怪人アルパカマッスルブラザーズの全身に幾多に刺さった隕石片。アルパカ怪人ではなくハリネズミ怪人と呼ぶに値する姿と化して全身から血潮を噴射させて怪人は次々と膝を地に着く。
 本来の想定とは少々異なったものの、彼女の暴虐により量産怪人アルパカマッスルブラザーズの第一陣を撃退することに成功したのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

レパル・リオン
あたし、参上!テレビウムたちの保護は終わってるみたいだから、早速怪人をぶちのめすわよ!
こういう相手には手数で勝負!めいっぱい【分身】して、囲んで叩くわ!
つぶらな瞳を全力で指で突いて、ビキニパンツを思い切り蹴りぬくわ!
かなり緊急事態みたいだから、ホントに容赦しないわよ!



「あたし、参上!」
 ビシィとポーズをキメながら姿を現したのはレパル・リオン(f15574)。キマイラフューチャーに住む肉体言語魔法少女ヒーローである。
「テレビウムたちの保護は終わってるみたいだから、早速怪人をぶちのめすわよ!」
 しかしレパルの単騎に対して『量産怪人アルパカマッスルブラザーズ』は群れで迫りくる。このままでは、非常に分が悪いのだが――
「こういう相手には手数で勝負!あたし『達』が相手よ!!」
 天高く右手を掲げ、レパルは【分身(ウルブズラッシュ)】のユーベルコードを発動したのだ。93人のレパルがサイバーパンクなビル街をひしめく様に出現し、アルパカマッスルブラザーズの集団に向かってそれぞれが独立した動きで攻め込んでゆく。
 これがもし特撮番組ならば、分身にかかるCGの費用の都合でテレビ放送では全48話のうち2話分でしか使用されないことだろう。
「ホントに容赦しないわよ!」
 93人のレパル達は、アルパカマッスルブラザーズつぶらな瞳を全力で指で突いて、漆黒のブーメラン状のビキニパンツを思い切り蹴りぬく。可愛らしい見た目はどこにいったと言わんばかりの情け容赦ない格闘戦は『レパル流ヒーロー道・戦闘術編』に書かれている通り、翼のように軽い体で――剣のように鋭い拳を――鋼のように重く抉り込んでいった。
 数の暴力と数の暴力の前に【ポージング】を決め込む暇もなく、アルパカマッスルブラザーズの第二陣が駆逐された。
「コドモだからって、バカにしないでよねっ!」
 最後の1体のビキニパンツへ拳を放ったレパルの本体がゆっくりと残心を決めると、役目を終えた分身は次々と消えていった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

レトロ・ブラウン
ウオォォぉぉ!!!!!
許すマじ!許スまじテレビウム狩り!!!
最速で倒シて!最速で救いマす!!!
【末法輪廻謳歌脚】!【電磁妖怪乃走馬灯】!【色即是空空即是色】!
時速31000kmノ蹴り(【踏みつけ】)ヲ!空中デ31回【ジャンプ】するこトで合計32回まデ連続で繰り出セル!
行キますヨ怪人共!ボクの目ノ前でテレビウムを傷つケられると思ウなよ!!!



 『量産怪人アルパカマッスルブラザーズ』の第三陣が続いて保護されたテレビウムの元へ向かう最中、凄まじい気迫を見せつける猟兵が進路上で待ち構えていた。
「ウオォォぉぉ!!!!!許すマじ!許スまじテレビウム狩り!!!」
 頭部が9型サイズのブラウン管テレビな3頭身テレビウムであり、ここ40年は笑顔のままだった愛らしいレトロ・ブラウン(f07843)の様子がどこか普段と異なっていた。
 どうやら、【電磁妖怪乃走馬灯(レトロスペクティブ・レトロ・スペクター)】のユーベルコードにより真の姿を強制的に解放している様子であった。さながら暴走状態ともいえるが、それほどにも同族を襲撃する怪人たちへの怒りが収まりきらないのだろう。
「行キますヨ怪人共!ボクの目ノ前でテレビウムを傷つケられると思ウなよ!!!」
 レトロ・ブラウンは『重力制御装置付きブーツ・マグネティック鉄ゲタ君(ブーツ型)』の重さを限界である350KGまで加重したにも関わらず、超常的な加速を以ってキマイラフューチャーの空へと飛びあがる。
「走っテ飛ンで、踏ミ締めて――世が終ワルまで進みマしょウ!!!」
 続けざまに【末法輪廻謳歌脚】と【色即是空空即是色】のユーベルコードを同時発動させて、味方以外全てを蹴り壊そうとする32回の空中連続キックでアルパカマッスルブラザーズを抉り込んでゆく。
 鮮やかなる殺陣を見せつける暴走したレトロ・ブラウンだったが、全身がスパークしており、血飛沫の代わりにオイルをそこらじゅうに撒き散らしていた。
 しかし、それがなんだというのか。そう言わんばかりにレトロ・ブラウンはアルパカマッスルブラザーズの死体が積み上がった路上で孤高に咆哮を上げる。
他者と会話もできない、唯眼の前の物を壊そうとする存在。それは悪魔のような……否、オブリビオンかもしれない――。

大成功 🔵​🔵​🔵​

イヴ・シュプリーム
心情:テレビウム達にに起きた異変……気になるわね……
悪い兆しでないと……よいのだけれども……
今は……怪人を退けてテレビウム達を保護するのが最優先ね……

戦術:【視力】を活用して【先制攻撃】。
【属性攻撃】である【氷下ノ刻印】で【範囲攻撃】を行います。
狙いとしては、凍結によってアルパカブラザーズの行動を抑制することです。
それでも残敵がいる場合には<魔導弾>を【誘導弾】として使用したり、<魔導レーザー>で【スナイパー】としてテレビウム達に襲いかかる怪人を迎撃し、テレビウム達を護衛します。

「暑苦しい人達は好きじゃないわ……特にオブリビオンは……」

※アドリブ、連携可


百目鬼・明日多
※絡み歓迎

あんなに可愛いテレビウムさん達をいじめるなんで許せません!
これはこらしめないと、ですね。

まずは『融合する刃貨』をマッスル達の進行上に放ち足止めを。
動きを止めたら一気に接近して『電脳化身の拳』で攻撃します!
…普通に殴っても倒せそうですが、数が多くて面倒ですね。
なら、適当なマッスルの一匹をアバターで掴んで
ジャイアントスイングで振り回し、
他のマッスル達にぶつけていきましょう。
その自慢の筋肉自体を武器として使わせて貰いますよ!

それにしても、あのテレビウムさん達の顔に浮かぶという鍵…
一体何者の仕業なんでしょうか?


数宮・多喜
【アドリブ改変・連携絡み大歓迎】

……うん。あー。なんて言えばいいのかな。
うん。暑苦しい。
本当は触るのもカブに触らせるのも嫌なんだけどさ。
とりあえず……吹っ飛んどけ!
迫りくるアルパカ共に『念動力』全開でサイキックの波動を当てて、
動きを止めたところを【サイキック・ブレイカー】で
なぎ倒していくよ。

……なんかこいつらポージングしながら自発的に立ち止まってね?
訳分かんねぇんだけど!?



 『量産怪人アルパカマッスルブラザーズ』の第三陣までをも退けてきた猟兵たち。遂に最終軍団と思われるアルパカマッスルブラザーズの大人数の群れが到来する。
 だが、猟兵もチームを組んで迎撃することがある。そう芋煮艇の彼らのように――
「あんなに可愛いテレビウムさん達をいじめるなんで許せません!これはこらしめないと、ですね」
 百目鬼・明日多(f00172)はバーチャルキャラクター故か、同じキマイラフューチャー由来の種族であるテレビウムの危機を見逃せる訳にはいかなかっただろう。
「……うん。あー。なんて言えばいいのかな。うん。暑苦しい。本当は触るのもカブに触らせるのも嫌なんだけどさ……」
「暑苦しい人達は好きじゃないわ……特にオブリビオンは……」
 目の前で【ポージング】を行い、逞しい!躍動する!洗練された!肉体の誇示をするために敢えて攻撃をしてこない不気味なアルパカマッスルブラザーズに嫌悪感を示したのは数宮・多喜(f03004)とイヴ・シュプリーム(f13592)。
確かに、女性陣にはこの「三角チョコパイ!」や「腹斜筋で大根をすりおろしたい」や「ナイス上腕二頭筋!チョモランマ!」のような賞讃を高らかに叫びたくなる気持ちは理解し難いだろう。『フロント・ダブル・バイセップス』をキメたマッチョの豊洲市場ともいうべき光景が広がっていれば、重度の筋肉好き以外には正気度を失いたくなる可能性もある。
「……なんかこいつらポージングしながら自発的に立ち止まってね?訳分かんねぇんだけど!?」
「そうですね、数宮さん。せっかく、【融合する刃貨(フュージョン・メダルズ)】でマッスル達の足止めを使用と思いましたが……このままだと彼らのボディビルに対する投げ銭になってしまいそうですね」
 それはそれで彼らの油断を誘えそうなものでもあるが、敢えてその身で攻撃を受けようとしているアルパカマッスルブラザーズを見ればその必要もないと百目鬼・明日多は判断することだろう。
「いいわ……私が先にやるわよ。分子運動の制御なんて……魔法の基本よ……」
 二人より先駆けて、イヴ・シュプリームの胸元にある赤い『薔薇のコサージュ』が輝きを放った。そして見やる先にいるアルパカマッスルブラザーズへ【氷下ノ刻印(フォースド・サブゼロ)】を発動。ほぼ絶対零度まで温度を低下させることで彼らを氷漬けにしようという作戦だ。
「見てるだけで暑苦しいから、冷やすのが一番だわ……」
「ただ……これだと標本みたいな感じで尚更に不気味かもしれませんね」
「あーもう、とりあえず……吹っ飛んどけ!ルートが見えた…!食らいなっ、サイキック・ブレイカー!」
 氷像と化したアルパカマッスルブラザーズに向かって、数宮・多喜は愛車の『宇宙カブJD-1725』に跨り【サイキック・ブレイカー】のユーベルコードを使用しつつ吶喊してゆく。サイキックな鏃となった数宮・多喜は次々と筋肉の氷塊を轢きながら粉砕してゆくだろう。
「数宮さんの援護、いきます!……その自慢の筋肉自体を武器として使わせて貰いますよ!」
 百目鬼・明日多は【電脳化身の拳(アバター・ラッシュ)】の応用で、召喚した青年型アバターに適当なアルパカマッスルブラザーズの一匹を掴ませた。そして、青年型アバターはジャイアントスイングでそれを振り回し、他のアルパカマッスルブラザーズ達にぶつけてゆく。
「いけっ、アバターさん!」
「ルゥァララララララララララララララ!!!」
 宇宙バイクの突撃と大車輪による薙ぎ払いでイヴ・シュプリームが足止めしたアルパカマッスルブラザーズ達は物の見事に撃滅することが出来た。軍団戦には息の合った連携プレイがやはり有効であったのだろう。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​




第2章 集団戦 『働き蜂戦闘員』

POW   :    御槍奉公
【槍】で対象を攻撃する。攻撃力、命中率、攻撃回数のどれを重視するか選べる。
SPD   :    飛行モード
空中をレベル回まで蹴ってジャンプできる。
WIZ   :    数で圧す
自身が戦闘で瀕死になると【さらなる増援】が召喚される。それは高い戦闘力を持ち、自身と同じ攻撃手段で戦う。

イラスト:森乃ゴリラ

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種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


 『量産怪人アルパカマッスルブラザーズ』という奇怪な輩を相手にし、どうにか撃退することに成功した猟兵たち。
「テレビウム達に起きた異変……気になるわね……悪い兆しでないと……よいのだけれども……」
「それにしても、あのテレビウムさん達の顔に浮かぶという鍵……一体何者の仕業なんでしょうか?」
 保護したテレビウム達は未だに『鍵』がディスプレイへ映し出されたままであった。彼らに原因を尋ねようとしたその瞬間――
「ぶぅぅ~ん。ぼくちゃんテレビウムを見つけちゃったぶ~ん」
 上空から『働き蜂戦闘員』という新たなる怪人が出現したのである。彼らは筋肉質ではないので、アルパカマッスルとは別の怪人の手先かもしれない。
 ならば、斥候たる彼らを見逃せば更なる怪人が乱入する恐れもある。迅速に撃退しなければ――!
イデアール・モラクス
次から次へとよくも出てくるものだ、まぁ私は愉しいから良いけどなぁ!

・行動
「次は羽虫どもか、面白い!」
魔導ビットの『一斉射撃』で牽制しながら、UC【鏖殺魔剣陣】を『全力魔法』で威力を増し『範囲攻撃』で空を埋め尽くすほどの数に増やした上で『高速詠唱』を用いて連射。
「避けられると思うなよ!」
魔剣は命中したら『串刺し』にして縫い止めた上で『属性攻撃』で刀身に雷撃を通して『傷口を抉り』ながら剣に血を『吸血』させ『生命力を奪い』嬲り尽くす。
「どれだけ数が来ようが、ムダだ!」
私の攻撃を万が一にも抜けて来た蜂は攻撃を右手の魔剣ドミナンスで『武器受け』し真っ二つに斬り捨てる。
「アーハッハッハ!」

※アドリブ歓迎



「次から次へとよくも出てくるものだ、まぁ私は愉しいから良いけどなぁ!」
 イデアール・モラクス(f04845)は『働き蜂戦闘員』を前にしてどこか愉しんでいるそぶりをみせていた。
「羽虫どもか、面白い!行けよ、魔導ビット!!」
 ニヤりと笑みを浮かべ、指を鳴らし自律式小型攻撃兵器の『魔導ビット』で働き蜂戦闘員にすぐさま牽制。そして、彼らを己のユーベルコードの射程圏内へと誘導させ……
「魔力よ、我に仇なす尽くを串刺しにしてしまえ!鏖殺魔剣陣!」
 イデアール・モラクスは頃合いを見計らって【鏖殺魔剣陣(オウサツマケンジン)】を発動させた。彼女の背後に展開された無数の魔方陣から様々な形の魔剣が射出される。それらの1本1本が働き蜂戦闘員たちを的確に穿っていった。
「フフフ……避けられると思うなよ!それだけではない……この私が嬲ってあげようか、アーハッハッハ!」
 働き蜂戦闘員を串刺した魔剣から《全魔術》より雷撃が発生したではないか。傷口を抉りながらも流れた血潮は魔剣へと吸血させ、生命力を奪い尽くさんとしている。まさに暴虐!ただ壊し、犯し、奪い尽くす魔女の本性ともいえる攻撃だ。
 だがしかし、働き蜂戦闘員はさらなる増援を呼び出して【数で圧す】様子だ。全くどこから沸いて出てきたのだろうかと言いたくなるだろう。
「どれだけ数が来ようが、ムダだ!」

成功 🔵​🔵​🔴​

レパル・リオン
む、あからさまなザコ怪人!でも確かに見逃したらまずそうね、油断も容赦もしないでいくわよ!

空中戦ならあたしもできるわ、スカイステッパーで追いかけて、空中サマーソルトやかかと落としで頭を狙って意識を刈り取る!

逃げようとしてる怪人がいたら、そいつに気絶させた怪人とかを投げつけてやるわ!

さて、きっとこの後が本番よ!気を引き締めていきましょう!


イヴ・シュプリーム
心情:アルパカの次は……ハチ……?
多種多様なオブリビオンが……テレビウムを狙っているのなら……予想は、悪い方で当たったみたいね……
……なら、『魔導士』として事に望むわ。

戦術:【残影ノ軌跡】により、戦闘員に肉薄。その際に<魔法:エネルギー操作>による運動エネルギー等の制御を行うと共に重力も制御し、【空中戦】に移行します。

「……翼の無い人間が翔べるのは意外……? 『今は』無いだけよ……?」

攻撃手段として、【残影ノ軌跡】発動時に<魔導弾>による【
零距離射撃】、【2回攻撃】による追撃では【誘導弾】によって攻撃を行います。

「親玉が出てくるなら……少しこの事件について『聞く』必要があるわね……」



「アルパカの次は……ハチ……?多種多様なオブリビオンが……テレビウムを狙っているのなら……予想は、悪い方で当たったみたいね……」
 イヴ・シュプリーム(f13592)は上空を覆い尽くすように現れた『働き蜂戦闘員』の増援を見上げて呟いた。
「……なら、『魔導士』として事に望むわ」
「いいえ!ここは『魔法少女』でいくわよ、イブちゃん!」
 魔法少女の秘密基地の同僚であるレパル・リオン(f15574)がイヴ・シュプリームへ待ったをかけるように現れる。
「そう……なら魔法少女同士、力を合わせるわ。……翼の無い人間が翔べるのは意外……? 『今は』無いだけよ……?」
 【残影ノ軌跡(ミラージュ・トレイル)】で運動エネルギー等の制御を行うと共に重力も制御して飛び上がったイヴ・シュプリーム。ふわりと可愛らしい赤色のドレスのスカートが揺れることだろう。
「空中戦ならあたしもできるわ!」
 一方のレパル・リオンは【スカイステッパー】で空中を蹴り上げながら舞空する。こちらはグイグイと動いて、【飛行モード】で空を自在に踊る働き蜂戦闘員の元へ向かってゆく。

 ユーベルコードによる瞬間移動でイヴ・シュプリームは働き蜂戦闘員の懐に飛び込み、その腹に向かって極限まで圧縮させて物質化した『魔導弾』を右掌から接射する。
「この距離ならバリアは張れないわ……それにまだ逃がしはしない」
 零距離射撃で相手を吹き飛ばすと、左掌から誘導弾を放ち確実に仕留めてゆく。1体を倒せば、次の1体へと残影ノ軌跡によるコンボを繰り返していた。瞬間移動による掌底からの接射はどこかマーシャルアーツめいた動きにも見えることだろう。

「ハチの怪人!あたしが相手よ!とーぅ!」
 レパル・リオンはそのままの勢いで飛び込み、初手にサマーソルトキックを放ち爪先で相手を蹴り上げ、そのまま浮かび上がった働き蜂戦闘員へ踵落しを決める二段キックで1体ずつ沈めてゆく。
 スカイステッパーで間合いを詰めきれない場合には、沈めた働き蜂戦闘員をそのまま掴みあげて、そぉいと相手へと投げつけて撃墜していったのであった。

 イヴ・シュプリームとレパル・リオンによる実に鮮やかな空中殺法はリリカルでマジカルな魔法処女イメージからは乖離しているものの、『可愛らしく救済する』ふたりの戦士であるとテレビウム達はきっと評することだろう。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

百目鬼・明日多
※絡み歓迎

今度の相手は先程の様な冗談が通じる相手じゃなさそうですね…
…どっかで聞いた事ある気がする口調は気にしないでおきましょう。

さて、相手が空中から来るなら、今回はコチラの技がメインですね。
『融合する刃貨』で複数のメダルを操り、
空中からの軍勢を一気に相手にします。
基本的には個別のメダルで対応できると思いますが
他の方の援護等で瞬間的に大火力が必要な場合は
メダルを融合させる『エクスチェンジ・フュージョン』で
一撃の火力を高めましょう。

この集団を倒せば、次はいよいよボスと思いますが…
何か情報を聞き出す事は出来るのでしょうか?


数宮・多喜
【アドリブ改変・連携大歓迎】

今度はまた分かりやすいな!
なんか変形でもしそうな口調しやがって!
それならこっちは……こうだっ!
カブのパーツから【熱線銃作成】でメーザーガンを作り、
テレビウムを庇いながら仲間の『援護射撃』をするよ!
『属性攻撃』まで乗っけるから、下手すりゃ火傷だけじゃすまないよ。
蚊トンボじゃないのは分かってるけど、どんどん落ちていきな!

とにかく護衛しながら連れ回すのも大変だ、
どこか安全な所へ逃げ込めないかねぇ!?
本人が了承するならテレビウム君を後部座席に乗せ、
片手で熱線をまき散らしながら『騎乗』『操縦』でカブを操り、
危険が少なそうな場所を探して逃げ回るよ!



 【飛行モード】で滞空する『働き蜂戦闘員』の一部が、猟兵たちの防衛網のスキを突いて、『鍵』のテレビウムへ迫ろうとしていた。
「ぶぅ~ん、このまま攫うぶぅ~ん」
 小柄で戦闘手段を持ち合わせていないは、このままであると容易く彼らの親玉の元へ連行されてしまうだろう。
「 それならこっちは……こうだっ! 撃つべし!撃つべし!」
 愛車たる宇宙カブで迅速に駆けつけた数宮・多喜(f03004)は【熱線銃作成(メーザークラフト)】によって、フロントフォークの予備パーツをメーザーガンにトランスフォームさせて牽制射撃を行ったのだ。そのまま、テレビウムを庇うよう回り込んで停車する。
「乗ってくれ、テレビウム君!」
 数宮・多喜はメーザーガンを所持していない方の左手をテレビウムに差出して、後部座席へ誘導する。最初は戸惑うテレビウムであったが、彼女の熱い視線に呼応してちょこまかと宇宙カブの後部座席へと搭乗する。
「それじゃ、しっかりと捕まっててね。さて、どこか安全な所へ逃げ込めないかね……」
「多喜さん、あの廃工場はどうでしょう?中に逃げ込めればこの蜂の怪人は振り切れるかもしれません」
 青年型アバターの肩に乗った百目鬼・明日多が数宮・多喜の元へと駆けつけてくる。そして百目鬼・明日多は道なりに進んだ先にある廃工場を指さした。
 確かに、天井のある屋内ならば働き蜂戦闘員の行動範囲を大いに狭ばめられるだろう。
「ナイスアイディアだね、明日多君!それじゃ、殿は任せても大丈夫かい?」
「はい!こういうときは僕におまかせください。お願い、メダルズ…!」
 テレビウムを乗せた数宮・多喜の宇宙カブがアクセルを踏み込むと同時に、百目鬼・明日多は【融合する刃貨(フュージョン・メダルズ)】により青年アバターから放出された複数のメダル型自立飛行ブレードで上空から次々と迫りくる働き蜂戦闘員を妨害してゆく。
 メダルの侵入角度を上手くコントロールして、まばらだった働き蜂戦闘員たちを一か所に押し止めることに成功したのを見ると
「いくよ、アバターさん!エクスチェンジ・フュージョン!!」
 百目鬼・明日多の号令により、空に散らばったメダルが青年アバターの手元に集まり、巨大なソードへと合体した。青年アバターは右足を前に出し、剣先を画面手前やや左に向け、そのメダル剣を下に構える。それと同時に青年アバターの背後が演出的に発光する。
「エレクトラムソード!!!」
 働き蜂戦闘員の群れを貫く伝説の琥珀金の刃が振り下ろされ、怪人たちを一網打尽にしたのだ!この光景はキマイラフューチャーの住人たちには非常にポイントが高いことだろう。


 百目鬼・明日多と彼のアバターによって、テレビウムを乗せた数宮・多喜は無事に廃工場までたどり着くことができた。
「ふぅ……ここなら、空を飛ぶあのカトンボ、いやハチどもも追いかけてはこないと思う……」
 安心したテレビウムは数宮・多喜へお礼を言うと、ちょこんと宇宙カブから降りて、てくてくと歩き出した。
「あっ!?しまった、このいかにもな廃工場……。待って、テレビウム君っ!きっとここには怪人が……」
 そう数宮・多喜はUDCアースで日曜日の朝にやっている番組を思い出したのだ。廃工場というのは、アリーナや採石場に並んで……怪人との決闘場所として多用されているということを!

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​




第3章 ボス戦 『怪人アルパカマッスル』

POW   :    ポージング
自身の【肉体美の誇示】の為に敢えて不利な行動をすると、身体能力が増大する。
SPD   :    鋼の筋肉
全身を【力ませて筋肉を鋼の如き硬度】に変える。あらゆる攻撃に対しほぼ無敵になるが、自身は全く動けない。
WIZ   :    つぶらな瞳
【つぶらな瞳で見つめること】により、レベルの二乗mまでの視認している対象を、【瞳から放たれるビーム】で攻撃する。

イラスト:ヤマトイヌル

👑7
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主はニィ・ハンブルビーです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


「ふははは!飛んで火にいる夏の虫とはまさにこのことだマッスル!」
 廃工場の中で、かつて木曜日の夜に放送されていたような洋画の如く良い声をした筋肉モリモリマッチョマンの怪人が姿を現したのだった。そうアルパカマッスルブラザーズ達のリーダーにして頂点たる『怪人アルパカマッスル』本人である。
「こんな事があろうかと、鍛え続けたこの体……ぬぅぅぅんっ、マッソゥ!!!」
 怪人アルパカマッスルが気合いを入れると、ブーメランパンツがあわや破れるかの寸前まで全身の筋肉が肥大化し、その体躯は1.5倍ちかくも膨れ上がったのだった!
「テレビウムを返して欲しければ、この私を倒してみるんだマッスル!」
 漆黒の牙城を突き崩し、『鍵』のテレビウムを奪還することができれば……いよいよ猟兵たちはテレビウムから事情を聴きだせるだろう――。
レパル・リオン
(廃工場の入り口で、逆光で影になって登場)
とうとう出たわね…アルパカ怪人!
相手にとって不足はないわ!変…身!とおっ!(大ジャンプ、そして変身)
魔法猟兵!イェーガー・レパル参上!(後ろで爆発)

カワイイ顔でごまかされそうになるけど、なんて筋力…だからこそ、小細工無用!
あたしの全力で、真っ向から打ち合い殴り合いで破ってみせるわ!
アイツの拳はとにかく避ける!躱す!!受け止める!!!
そこよ!くらえ、あたしの拳!
うおおおおっ!!連打の一発一発を、全力でえぐりこむっ!

でりゃあっ!吹っ飛べーっ!

アンタは…ここで、終わりよ!究極ぅ!虎狼竜・神風脚(レパル・カミカゼキック)!!



 巨大な『怪人アルパカマッスル』の前にまず挑んだのはレパル・リオン(f15574)であった。彼女は小柄ながらも勇ましく一歩前へと踏み込んだ姿は、廃工場の入り口で逆光により影となって登場したヒーローらしい立ち振る舞いである。
「とうとう出たわね…アルパカ怪人!あたしの相手にとって不足はないわ!変…身!とおっ!」
 【変身(レパル・トランスフォーム)】を発動しつつ、大ジャンプを行う。その僅かな時間に生命誕生パワーがレパル・リオンの中で炸裂し、突如として空中に現れた火の輪を潜り抜けて……ライオンをモチーフにした魔法少女へとその身を強化させたのである。
「魔法猟兵!イェーガー・レパル参上!」
 廃工場の入り口より背後で火薬爆発がどこからか巻き起こり、ここに満を持して魔法少女系ヒーローが誕生した!
 そして、対する怪人アルパカマッスルは変身を妨害することなく、【ポージング】を行って「二頭がでかい!ダチョウのたまご!」と思わず叫ばずにはいられないようなフロント・ダブル・バイセップスのポージングをキメていたのだった。屈強なポーズをしながらも、つぶらな瞳をしている怪人アルパカマッスルはさながら『ゆるキャラ』めいていた。
「さぁ、かかってきなさいマッスル!」
「カワイイ顔でごまかされそうになるけど、なんて筋力…だからこそ、小細工無用!あたしの全力で、真っ向から破ってみせるわ!そこよ!くらえ、あたしの拳!」
 敢えて不利な行動を取り、身体能力と肉体美が増大した怪人アルパカマッスルはこちらの攻撃を待ち構えている。ならば、ここは直情的に戦うしかない。その潔さを元に、レパル・リオンは飛びかかって間合いを一気に詰めた。
「うおおおおっ!!」
『レパル流ヒーロー道・戦闘術編』を実践する。翼のように軽い体で、剣のように鋭い拳を、鋼のように重く抉り込んでゆく。
「でりゃあっ!吹っ飛べーっ!」
そして連打の〆にアッパーカットで怪人アルパカマッスルを打ち上げると、【トリニティ・エンハンス】で超身体強化を行い、【スカイステッパー】による連続跳躍で力を蓄え、【ガチキマイラ】で己の右脚を猛獣の頭部に変化させ――
「アンタは…ここで、終わりよ!究極ぅ!【虎狼竜・神風脚(レパル・カミカゼキック)】!!」
 レパル・リオンの背後で稲妻が奔り、流星の如く怪人アルパカマッスルへと急降下しながら飛び蹴りを喰らわせた。その強烈なパワーによって爆発が巻き起こり、相手を貫きながらスライディング着地したレパル・リオンが構えのポーズを取ると更に爆風が吹き荒れた。
「やった……わね……」
 この一撃で極めたかと思い、ゆっくりと振り返る。が、爆心地から巨大な黒い影が真下へと落下してきたではないか。
「フフフ……いい動きをしていマッスル。だが、この『腹筋6LDK』の前には届かないマッスル!」
 必殺技に賭けたレパル・リオンだったが、まだ怪人アルパカマッスルのタフなボディを打ち破るまでには至らなかった。
「や、やるじゃない!でも、あたしだけじゃないんだからね!さ、次はあなたたちの番よ!!」
 彼女は口惜しみながら後退しつつ、次の猟兵たちへ掛け声を行った。

成功 🔵​🔵​🔴​

数宮・多喜
【アドリブ改変・連携大歓迎】

しまったー!こんないかにもな廃工場、
絶対ボスが潜んでるじゃねぇか!
こうなったら仕方ねぇ、大技一発ぶちかます!
カブに乗ったまま突っ込みつつ、
攻撃に見せかけて【鋼の筋肉】を誘う。
その脇をすり抜けながら【人機一体】を発動させて、
廃工場内を加速しながら駆け巡るよ!
こんだけ派手に早く動き回れば、
アルパカの目を『おびき寄せ』ることはできるだろうさ。
その間にみんな、ボッコボコにしてくんな!

アタシはその後、トップスピードから
一気に【黄昏砕く脚】をぶち込むからよ!

さーて、テレビウム君は無事かねぇ…?


百目鬼・明日多
(とりあえず先制攻撃でアバターパンチしてから)
…こんな事があろうか、って貴方が主犯ですよね…?
まぁともかく、テレビウムさんは返して貰いますよ。

攻撃手段はビームくらいみたいですから、これは確実に回避。
それ以外は気にせずアバターで殴りましょうか。
『鋼の筋肉』を使われた場合は、動けなくなった瞬間に
アバターで掴んで投げ飛ばし、廃工場の天井にあるであろう
フックに引っ掛け、その周囲に『融合する刃貨』を配置します。
後は『鋼の筋肉』を解除した瞬間を狙えばOKでしょう。
持久戦なら得意ですよ?
僕の眼鏡、電脳ゴーグル機能付きですので。

さて、テレビウムさんは無事でしょうか。
鍵のデータを何とか解析できればいいんですが…



「しまったー!こうなったら仕方ねぇ、大技一発ぶちかます!」
 『鍵』のテレビウムをみすみす怪人アルパカマッスルへと渡してしまった数宮・多喜(f03004)は悔しさのあまりに自棄気味になりながら、愛車に跨り怪人アルパカマッスルの元へと急速に突撃を行なおうとしていた。
「ハハハハ!どれだけ速かろうと、この鋼のボディの前には無駄マッスル!」
 怪人アルパカマッスルは【鋼の筋肉】を発動し、全身を力ませて筋肉を鋼の如き硬度に変化させたのだ!
「……こんな事があろうか、って貴方が主犯ですよね…?まぁともかく、テレビウムさんは返して貰いますよ」
 同時に、百目鬼・明日多(f00172)は展開している青年型アバターに先制のパンチを行わせるが、今の怪人アルパカマッスルには全く歯が立たない。
「多喜さん……なんてことを!?」
「いや、ここからが勝負どころなんだよ……明日多くん!まぁ、見てて……気合入れろよ相棒…いくぜ。」
 数宮・多喜の突撃はブラフであり、そのまま不動の怪人アルパカマッスルの脇をすり抜けてゆく。そこで、彼女はライダースーツの胸元を開け、そこから『P』という文字が中央に大きく刻印された 『PSY・コントローラー』を取り出し、備え付けられているボタンを押す。すると、そこから渋い声で『サイキクック』と音声が鳴り響いた。
「変――身っ!」
 そのまま『PSY・コントローラー』を宇宙カブのスピードメーターに叩き込んで、グリップエンドを捻る。すると彼女と愛車が赤色の光に包まれて【人機一体(チャージアップバディ・ジャンクションドライブ)】が発動し、パワードアーマー形態へ変形したのだ。
「駆け抜けるよ……最大加速でねっ!」
 赤いボディの機械戦士が派手に廃工場の内部を加速移動すれば、動かぬ怪人アルパカマッスルはそのつぶらな瞳で真紅の閃光を自然と追いかけてしまうことだろう。
「うぅぅう……きもちわるくなってきマッスル……」
 とても分かりやすいように目がグルグルと回っている怪人アルパカマッスル。それによる眩暈や嘔吐感によって、次第に鋼の筋肉が解除されつつあったのだ。
「なるほど……おびきよせからの、相手のダウンによるユーベルコード解除を狙っていたんですね。なら、こちらも合わせますよ……お願い、メダルズ!」
 百目鬼・明日多は数宮・多喜の策に感銘を受けながら、連携攻撃を狙うべく【融合する刃貨(フュージョン・メダルズ)】で戦闘用メダル型自立飛行ブレードを怪人アルパカマッスルの周囲に配置を行った。
「もう、駄目マッスル……ユーベルコードを解除しマッスル!」
 持久戦で先に音を上げたのは、やはり怪人アルパカマッスルの方であった。身動きを取れるようにするために彼は無敵の状態を放棄した。
「……決して逃がしはしませんよ、僕のメダルが!」
 【鋼の筋肉】を解除した瞬間を狙い、怪人アルカパマッスルの周囲に散らばっていたメダル型自立飛行ブレードが一斉に動き出して怪人の全身を釘打ちするように筋肉を貫いて磔にする。相手の身動きが取れなくなった今こそ、攻撃のチャンスである。
「“待(ま)”ってたよ!!この“瞬間(とき)” をねぇ!!」
 怪人アルカパマッスルの背後からトップスビードで赤い機械戦士が接近してゆく。そして腰部から右脚へサイキックエネルギーが流れてゆき、超過チャージされると彼女は飛びあがる。そして、右脚から円錐状の光が先行して怪人アルパカマッスルの背中へと突き刺さる。
「たぁーっ!」
 数宮・多喜はその目標ポイントへ向かって、熱と電撃を纏った超高速の飛び蹴りを放った。破壊力17tの【黄昏砕く脚】を浴びて、怪人アルパカマッスルは地に膝を着こうとしたが……ド根性で立ち上がり構えを取り直した。
決着までは、あと少しだろう……。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

イデアール・モラクス
チッ、また筋肉ダルマか…いい加減暑苦しいんだよ!

・行動
「私を怒らせたこと、骸の海で後悔するがいい!」
UC【魔剣の女帝】を『高速詠唱』で行使。
真の姿となり、次々と『全力魔法』の力で威力を増した魔剣を無尽蔵に召喚し『一斉射撃』で雨霰と射出、圧倒的弾幕の『範囲攻撃』と成して飽和攻撃をかける。
「魔と剣を統べる私に、筋肉やビームなど通じぬ!」
敵の攻撃は『属性攻撃』で炎を纏わせた魔剣ドミナンスで斬り払い『武器受け』して、返す刀で斬り刻んでから『串刺し』にし『吸血』して『生命力を吸収』し搾り殺す。
「自慢の筋肉をズタズタにされた気分はどうだ?
アーハッハッハ!」

※アドリブ歓迎
※真の姿では銀髪となり額を見せる


イヴ・シュプリーム
心情:さて……大詰めね……狙いがなんなのか、教えてもらうわ……

戦術:魔導レーザーで【先制攻撃】、しかし怪人はそれを筋肉で受け止めつつ[つぶらな瞳]で反撃した後に接近戦 に……

(……と、考えているのは分かっているわ。だから敢えて術中に嵌まったと見せかけて……)
【おびき寄せ、フェイント】

怪人の攻撃を【オーラ防御】で防御。<魔法:精神感応>で行動の先読みと【催眠術】によって一時的に幻覚を見せ、同時に事件の狙いを自白するように暗示も掛けます。

そうしてできた隙に【全力魔法】による【カウンター】、収束させた【叡智ノ光】の【一斉発射】で撃ち抜きます。

「大体分かったわ……フォーメーション・ペネトレイト……!」



「さて……大詰めね……」
 怪人アルパカマッスルにトドメを刺そうと現れたのは、イヴ・シュプリーム(f13592)。しかし、対する怪人アルパカマッスルも健闘して互角の戦いを見せていた。
(こちらが先に攻撃すると見せかけて、相手に魔導レーザーを先制攻撃させマッスル。その間に強化したこの筋肉ボディで受け止め【つぶらな瞳】で反撃をしてから接近戦で、奴の身体を地面に叩きつけマッスル。……捨て身の技なれど、至近距離は私の方が有利マッスル!)
 とモノローグで語りつつ、心理戦を展開する怪人アルパカマッスル。ただの脳筋ではないところが、親玉怪人らしいところである。
(――と、考えているのは分かっているわ。だから敢えて術中に嵌まったと見せかけて……催眠術!)
 が、それ以上に先を読んだのはイヴ・シュプリームの方であった。先読みを行い、催眠術で自分が魔導レーザーで先制攻撃を行っている幻覚を見せたことにより、怪人アルパカマッスルは飛来する攻撃を今か今かと待ち構えて脚を止めていた。
「……狙いがなんなのか、教えてもらうわ」
 そこから自白の暗示をもかけようとしたが……そこへ制止の声がかかる。
「あの筋肉ダルマに聞く必要はない!テレビウムが素直に教えてくれるだろうからな……」
 額に魔剣帝の紋章が現れ、艶のある黒髪がすっかり銀髪へ変色しただけでなく露出度まで急激に加速した真の姿を持つイデアール・モラクス(f04845)が激昂を見せていた。いい加減に、アルパカマッスル達に辟易していたのだろうか。
「私を怒らせたこと、骸の海で後悔するがいい!これが私の真の姿……【魔剣の女帝】だ!」
 露出過多の鎧を纏ったイデアール・モラクスは【魔剣の女帝(ソード・エンプレス)】のユーベルコードを発動して、通常時よりも更に威力を増した魔剣を無尽蔵に背後の空間から召喚。そこから、雨霰と一斉に射出して、圧倒的弾幕を展開して広範囲の飽和攻撃を怪人アルパカマッスルにお見舞いする。
「自慢の筋肉をズタズタにされた気分はどうだ?アーハッハッハ!」
 イデアール・モラクスの暴虐行為を前に、イヴ・シュプリームもここは合わせて徹底的に怪人アルパカマッスルと痛めつけて撃破するのが最適解なのだと導き出したようだ。
「……大体分かったわ。フォーメーション・ペネトレイト……!」
 向こうが拡散攻撃なら、こちらは収束攻撃で撃ち貫くのみ……とイヴ・シュプリームは【叡智ノ光(レイ・オブ・ウィズダム)】を収束モードで魔導レーザーを放った。
 怪人アルパカマッスルの全身が串刺しにされたところへ、純エネルギーの束が押し寄せてくれば、流石の親玉怪人といえど耐えきれずに大爆発を巻き起こしながら消滅するだろう。
「お、おのれ……筋肉で勝負しマッスルぅぅぅぅぅ――!?」 



 怪人アルパカマッスルの断末魔が廃工場で木霊し、爆風が収まった頃には無事だったテレビウムがゆっくりと猟兵たちの前に姿を現した。
「さて、テレビウムさんは無事のようですね。後は、『鍵』のデータを何とか解析できればいいんですが……」
 猟兵たちは近づいて、テレビウムから情報を得ようと動き出す。しかし、そのテレビウムの様子が少しおかしい。発光が収まり、顔に映っていた『鍵』の映像もなくなっていたのだ。
それと同時に、まるで周囲の建造物が喋ったかのように『声』が聞こえてきたのだ。
「システム・フラワーズより緊急救援要請。全自動物資供給機構『システム・フラワーズ』に、侵入者あり。テレビウム・ロックの解除数が多ければ多いほど、開放されるメンテナンスルートは増加する。至急の救援を請う」
 どうやら、この音声によれば『鍵』のテレビウムはキマイラフューチャーの全自動物資供給機構『システム・フラワーズ』のメンテナンスを行っている作業員のような存在であり、彼らがロックを解除することで『システム・フラワーズ』への進路が増えているということらしい。そして、怪人アルパカマッスル軍団をはじめとした怪人たちは『システム・フラワーズ』を破壊しようと侵入し、救援を求めて逃げ出したテレビウムたちを捕まえようとしていたのだろう。
 猟兵たちは顔を見合わせて、次なる戦地へと赴いた。キマイラフューチャー最大の危機が、訪れようとしている――。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2019年04月29日


挿絵イラスト