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フォトジェニック☆クリスマスパーリィ

#キマイラフューチャー

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#キマイラフューチャー


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●ゆかいな怪人クリスマス
 ジングルベールジングルベール♪
 日頃から浮かれているキマイラフューチャーにも、クリスマスがある。
「いいねリス様、目線こっちにくださーい」
 パシャパシャパシャ! 手下のスロットマシン怪人はキメ顔のいいねリスを連写した。
 その中から、特に写りが良いものをアップロードするのだ。
 いいねリスはサンタ帽子を被り、チキンレッグにあーんした仕草を撮り終えて、
「見せて見せて! なかなか良いじゃない。
 次はボクがクリスマスケーキを持って可愛くウィンクするから、スロット達盛り上がってる感じで一緒に写って!」
 と、てきぱきと次の指示を掛けるのだった。

 一方、とある区画の住民キマイラ達はーー。
「あっ、投稿来てる! リス怪人さんのクリスマスパーティ超楽しそうだねー」
「クリスマスケーキおいしそう! こんなつやつやの苺見たこと無いよう」
「こんなに仲間を集めて、リス怪人さん人望半端ない!」
 楽しそうなクリスマスの写真がどんどこ送られてくる度に、怪人はキマイラ達を夢中にさせてゆくのであった。

●事件だよ! 多分、事件のはず。
「やっほー! クリスマス楽しんでる?
 ……うんうん、暇してるの? じゃあ一仕事お願いしてもいいかな?」
 リリーナ・ロリポップ(バーチャルキャラクターのゴッドペインター・f01947)はグリモアベースに来た猟兵達に親し気に話しはじめた。

「キマイラフューチャーのとある区画の出来事なんだけどね。
 怪人達が、めっちゃ盛り上がってるクリスマスパーティの写真をどんどんアップロードして、
 キマイラ達のハートを掴んでるらしいんだよね」
 そうする事で、キマイラ達の支持を得ようとしているらしい。
 キマイラフューチャーにおける怪人達は旧人類のなれの果てであり、キマイラを襲う脅威の存在でもある。
「つまり、この怪人達が失脚して、キマイラ達の支持を得られなくなるように妨害して欲しいんだ。
 支持を失えば、怒った怪人達がキミ達を襲いに来るはずだよ。
 そうなった時に住民キマイラ達を守るためにも、キマイラがキミ達の味方になってくれるように説得する必要があるってワケ!」
 見事キマイラ達の人気をかっさらう事が出来たら、スロットマシン怪人の群れ、その後に控えるいいねリスが襲いに来るだろう。
 最終的には、その怪人達を倒してほしい。
「そのためにも、先ずは色々な方法を試してキマイラ達を説得してみてね。
 それにしてもさ、見栄えする写真を撮るために、パーティが盛り上がってる感じを演出するなんてさ、
 なんか目的と手段が入れ替わってる気がするんだよね」
 うむむ、と首をかしげて、リリーナは現場へ行く猟兵を見送るのだった。


koguma
●マスターより
 オープニングをご覧いただきありがとうございます!
 すっかりキマイラフューチャー好きのkogumaと申します。
 よろしくお願い致します!

 今回はクリスマスのお話をお送りします。
 どうぞ、気楽に楽しくご参加頂けたらと思います。
 それでは皆様のプレイングを楽しみにお待ちしております♪
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第1章 冒険 『それめっちゃフォトジェニック!』

POW   :    怪人に負けないくらい盛れてるフォトジェニックな写真を撮ってキマイラ達の人気をかっさらう

SPD   :    とにかく沢山写真をアップロードしまくって知名度で怪人と勝負!

WIZ   :    写真なんかにムキになっちゃってどうするの? と言った感じで冷静に指摘する

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

ニコ・ベルクシュタイン
「目的と手段が入れ替わっている」とは良く言ったものだ。
此れが本当に楽しいクリスマスパーティだったならば
まだ良かったものを、此れでは誰も幸せになれぬよ。

【WIZ】
ああ、ええと、盛り上がっている所に申し訳無いのだが
と、極力キマイラ達を不快にさせないよう気を付けながら声を掛ける

其のいいねリス…さんのクリスマスの写真だが
自分では無い、他人の盛り上がっている様子などを見ているだけで
君達は其れで本当に満足なのかな?
画像の向こうのいいねリス(ええい以下敬称略だ)は
確かに魅力的に見えるかも知れないが
落ち着いて考えて欲しい、其れは所詮
「他人が楽しんでいる様子」でしかない
君達は、君達なりの楽しみを見つけるべきだ



ここはキマイラフューチャー。
 今日も面白おかしく暮らしているキマイラ達の流行は、
 いいねリス怪人達がどんどん更新している、クリスマスパーティの盛れている写真なのだった。
「あっ猟兵さんだ! メリークリスマス♪
 ねぇ見て見て! 怪人さん達のクリスマスパーティの写真超イケてるよね!」
  ニコ・ベルクシュタイン(虹の未来視・f00324)が来た事に気づき、
 キマイラ達は屈託のない笑顔でタッチパネルをスワイプして怪人の写真を次々と見せてくる。
「ああ、ええと、盛り上がっている所に申し訳無いのだが」
 ニコは、極力彼らを不快にさせないように言葉を選んで語り掛ける。
「其のいいねリス……さんのクリスマスの写真だが、
 自分では無い、他人の盛り上がっている様子などを見ているだけで、
 君達は其れで本当に満足なのかな?」
 キマイラはきょとんとして、
「僕たち、盛れてる写真見るのだーいすきなんだよ!
 憧れのいいねリスさんみたいな写真が撮りたいし、新しい写真を見るの毎回楽しみなんだ♪」
 と言ってニコニコしている。
 これは思った以上にドはまりしているぞ。
「画像の向こうのいいねリスは……」
(「ええい以下敬称略だ」)
「確かに魅力的に見えるかも知れないが、落ち着いて考えて欲しい。
 其れは所詮『他人が楽しんでいる様子』でしかない。
 君達は、君達なりの楽しみを見つけるべきだ」
 それを聞いていたキマイラ達は、一瞬シーンと静まり返った。
 ニコに向けていた笑顔が、ぽかーんとした表情に変わり、さらに成程と納得した表情に変わった。
「……ニコさん。
 ニコさんの、言うとおりだよ!
 よーし、僕らもパーティ開いていっぱい写真撮ろう! 怪人さんよりイケてる写真撮るぞ!」
「え、なになに? ここでクリスマスパーティやるの? イエーイ!」
 キマイラ達は今までにも増して盛り上がり始めた。
 怪人達のパーティ写真は、楽しくやっているように見せかけた『手段と目的が入れ替わった』偽りの写真である事までは気づかないキマイラ達だったが、
 ニコの助言により『自ら楽しむ事』に気が付いたのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

神流派・赤跳
写真、写真ですかァ
あまりそういうものはやったことがないのですが…
うん、きっとどうにかなるでしょう!ボクなりにがんばって写真を撮ってみたいと思います!

普段、ボクが見ている風景は他の人たちよりも低いですしその風景を体感してもらうような写真を撮ってみたいです
例えば普通の木でも凄く低いところから撮ればとても大きく見えます
街だって低いところから見上げてみたらいつもとは違うように見えるかもしれません!
そんな風にちょっと変わった写真で刺激をお伝えできればいいなぁと思っています

あ、あと、何十枚かに一枚でいいのでじどり?というものをやってみたいです!



「あれ? 新しい写真が来たよ。
 怪人さんじゃなくて、赤跳さんって人の投稿写真だって!」
「見せて見せて―♪」
 キマイラ達が顔を寄せ合って、神流派・赤跳(守護ペーパーナイフ・f03650)の撮った写真を見始めた。
 写真を撮るのはあまりやったことが無い赤跳だったが、
 きっとどうにかなる! と奮起して、彼なりに頑張って撮ってみた写真をご覧あれ♪

「これって木の写真だよね? 普段見ているよりも、すごく大きく見えるね! 面白い!」
 ペーパーナイフのヤドリガミである赤跳の現在の身長は104.6cm。
 その小柄さゆえに普段見ている何気ない風景も、スケールが大きく見えているのだ。
「街の写真だ! ここ行った事あるよ。でも、低いところから見るといつもと違って見えるんだね」
「次の写真も見せて!」
 キマイラ達は盛り上がっている。
 視点を変えてみる、という工夫を凝らした写真は彼らの好奇心を刺激したようだ。
「楽しんでくれているみたいで良かったよ」
 赤跳本人がキマイラ達に声を掛けた。
 それに気づいた者達は、赤跳を歓迎して取り囲む。
「わーい赤跳さんだ! ねぇねぇここに写ってるのってさ」
「うん、ボクのじどりの写真も撮ってみたんだ。どうかな?」
「イイ感じ!」
「僕らとも一緒に撮ろっ!」
 パシャ! 楽しそうな写真がさらに一枚アップロードされたのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

推葉・リア
★SPD
パーティーが盛り上がるから見栄えが良くなるんだと思うんだけど…まぁこういう人には言っても無駄かな?
とりあえず私も『バトルキャラクターズ』で召喚した推しキャラと一緒に写真取るわね!
呼ぶのはここでも大人気ゲームの私の推しキャラ達!イケメンで人気がある彼らにはクリスマスツリーで微笑む…うん!かっこいい最高!そして可愛い人気な彼女らはトナカイのぬいぐるみを持って…そう!素敵可愛い!
そして皆で集まって一緒にケーキ食べたりチキン食べたりして…はぁ…推しのみんながクリスマスを楽しむなんて最高…!
そんな楽しい写真どんどんあげるわ、もちろん私も楽しんで…映るのは恥ずかしいけどね、さぁみんなで楽しもう!



「怪人さんの新しい投稿写真見た?
「見たよ! いいねリスさんとスロットマシンさんのズッ友だよ……写真めっちゃ良い!」
 相変わらず、怪人の配信写真を見て盛り上がっているキマイラ達。
(「パーティーが盛り上がるから見栄えが良くなるんだと思うんだけど……まぁこういう人には言っても無駄かな?」)
 推葉・リア(推しに囲まれた色鮮やかな日々・f09767)が思うように、客観的に考えられるキマイラは居ないようだった。
 気を取り直して、リアは推しキャラクターを召還!
 その推しキャラは、ここのキマイラ達にも大人気のゲームに登場するキャラクターだ。
 抜かりないぞ、リア!
「おおっ、リアさんっていう新しい投稿者の写真が来てるよ」
「すごいすごい、どんどんアップロードされてる!」
 まずはイケメン人気キャラクターの彼らにはクリスマスツリーで微笑んで貰い、
「……うん、かっこいい最高!」
 パシャパシャパシャ!
「「きゃー! 素敵ー!」」
 これには女の子キマイラ達が熱い盛り上がりを見せた。
 続いて可愛い女性人気キャラクター達にはトナカイのぬいぐるみを持って貰って、
「……そう! 素敵可愛い!」
 パシャパシャパシャ!
「「うおおお! 天使!」」
 と、男子キマイラ達が沸き立つ。
 さらに、皆で集まって一緒にケーキを食べたり、チキンを食べたりして、
「はぁ……推しのみんながクリスマスを楽しむなんて最高……!」
 リアの夢の集大成を写真に収める。
 自分も写るのは少し恥ずかしいけれど……もちろん一緒に楽しんで♪
「リアさん羨ましい!」
「もっと写真見たいな」
 リアの写真は、キマイラ達に大人気を博したのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

ニエベ・リコリン
(POW行動)

楽しげですねぇ…これ放っておいても大丈夫じゃないんです?
ま、引き受けたからには楽し…いえいえ真剣勝負なのです(邪悪に笑い)

そこで目をつけたのがカジノの裏口
きっと、廃棄予定の古いスロットマシーンとか盛り沢山のはずです

うし、上出来上出来
ふぉとじぇにっくとやらとは対局をゆく写真ですけども…
(出来上がった数々の写真の内容は、
主に暗い部屋で独り寂しくケーキを前にしたぼっちのスロット怪人達(偽物)
あえて盛り下がる写真を怪人名義でアップしてやる作戦)

これ一般の方にやったら悪魔の所業ですけども、
怪人相手だから何やっても許されるのです♪
さて、わたしは入りたての旅団でクリスマスを楽しむですかねぇ♪



「怪人さんのケーキフォトジェニック―!」
「オードブルの盛合せもフォトジェニック―!」
 相変わらず怪人の投稿写真をみて盛り上がっているキマイラ達。
 そんな楽しげな様子を見て、
(「これ放っておいても大丈夫じゃないんです? 
 ま、引き受けたからには楽し……いえいえ真剣勝負なのです」)
 ニエベ・リコリン(スノウトキシカ・f04518)は邪悪に微笑んだ。

 そしてニエベがやって来たのはカジノの裏口。
 彼女の思惑通り、廃棄予定の古いスロットマシーンが沢山並んでいる。
 それをこうして、ああして、
 ……。
「うし、上出来上出来。
 ふぉとじぇにっくとやらとは対局をゆく写真ですけども……」
 ピコン♪
 新着音と共に、キマイラ達のデバイスに表示されたニエベの投稿写真はーー。
「また怪人さんの投稿だ♪ どれどれー?」
 それは、暗い部屋で独り寂しくケーキを前にしたぼっちのスロットマシン怪人のワンショット。
 もちろん、ニエベが調達してきた偽物スロットマシンで撮った写真だ。
 しかも怪人名義で投稿する徹底ぶり。
「どどど、どうしちゃったの怪人さん」
「あれ……ぜんぜん盛り上がってないじゃん」
「こっちがホントのスロットマシン怪人さんのクリスマスだったりして」
 写真を見たキマイラ達のテンションはだだ下がり。
「……他の人の楽しい写真見よっと」
 こんな感じで、怪人達への興味が薄れてゆく。

 これを一般人にやったら悪魔の所業だが、怪人相手だから許される♪
「さて、わたしは入りたての旅団でクリスマスを楽しむですかねぇ♪」
 ニエベは満足して、颯爽とキマイラフューチャーを立ち去るのであった。

成功 🔵​🔵​🔴​

ターニャ・ロクロリア
【POW】
ふふん、現代日本で鍛えあげた私のキラキラOL力を見せてやろう!

”ふわふわのクリスマスケーキ♪
いちごの妖精も添えて…*。
#おうちクリスマス#手作りスイーツ……“
(手慣れた様子で、イチゴで作った可愛らしい人形などをあしらったケーキを写した、かなり盛れてる写真を撮りながら)

さすが私だ。しかしまだ少々、目を惹く要素が足りない気がするな?

そうだ!私の死霊たちの中で一番のイケメン(当社比)も一緒に写そうじゃあないか!
リザレクト・オブリビオンを使用。
#彼氏と☆、っと書き足して……
うん、これで完璧だな!

(ターニャ的にはイケメンだが、客観的には恐ろしい骸骨の亡霊が写っていることだろう)



「怪人さん達のクリスマスケーキ、すっごいキレイで美味しそうだよね!」
「こんなゴージャスなケーキ、コンコンしても出てこないよー!」
 今日も今日とて、キャッキャとはしゃいでいるキマイラ達。
(「ふふん、現代日本で鍛えあげた私のキラキラOL力を見せてやろう!」)
 ターニャ・ロクロリア(はたらく大魔導師・f04912)は慣れた手つきで、
 OL力を遺憾なく発揮した……!
「見て見て、ターニャさんっていう新規投稿者さんの写真!」
「わぁっ、可愛いケーキ! すっごい盛れてるー!」
 写真に添えられたメッセージにはこう書かれている。
『ふわふわのクリスマスケーキ♪
 いちごの妖精も添えて…*。
 #おうちクリスマス#手作りスイーツ……』
 イチゴで作った可愛らしい人形などをあしらったケーキの、かなり盛れている写真がアップロードされていた。
 キマイラ達の『いいね!』が急上昇!
 ターニャは上機嫌で、ふとこんな事を思いついた。
(「さすが私だ。しかしまだ少々、目を惹く要素が足りない気がするな?」)
 そうだ! と閃いて即行動に移る。
 私の死霊たちの中で一番のイケメン(当社比)も一緒に写そうじゃあないか!
 なんて、意気揚々とリザレクト・オブリビオンを使用した。
 ん? リザレクト・オブリビオン……?
「#彼氏と☆、っと書き足して……。
 うん、これで完璧だな!」
 ピコン♪
 ターニャさんの新しい写真が投稿されました。
 キマイラ達はにっこにこで顔を寄せ合い画面をのぞき込んだ。
「新着写真もステキ! ……あ、あれ? この彼氏さんって……」
 お分かり頂けたであろうか?
 ターニャと一緒に写っているのは、恐ろしい骸骨の亡霊、死霊騎士の姿であった。
「「ひいいいい!」」
 キマイラ達の笑顔がみるみるうちに顔面蒼白になってゆく。
 この写真の『いいね!』はちっとも伸びなかったとさ☆

苦戦 🔵​🔴​🔴​

月鴉・湊
写真ねえ・・・
おじさん、若い子の感覚ってのがどうも分からないからいい写真取れるかなぁ・・・

とりあえず、冬の風景を片っ端から撮ってたくさん上げていこうかね。
冬の海だったり街の風景だったり。
下手な鉄砲も数うちゃ当たるっていうしね。


・・・あっ、撮った写真、ほとんど霊が写ってる。
そうかこの妖剣のせいで行くとこ行くとこ霊が集まってきちゃったか。

これを公開しても大丈夫かな・・・?なんか話題にはなりそうだけどねえ?



「あー……クリスマスの写真ちょっと飽きてきたなぁ」
 じゃんじゃか更新される怪人の写真をすいっすいっとスワイプしながら、
 キマイラは気だるそうに呟いた。
 飽きただと……? なんて勝手なやつらだ。
 しかし、そんなキマイラ達の気持ちにジャストフィットする、
 新規投稿者の写真が流れて来たのだ。

(「写真ねえ……。
 おじさん、若い子の感覚ってのがどうも分からないからいい写真取れるかなぁ……」)
 月鴉・湊(染物屋の「カラス」・f03686)はカメラを手に、ふらりと外出開始。
 とりあえず、と訪れたのは冬の海。
 誰も居ない寒々しい海に、波の音だけが響いている。
「あっ、この写真カッコいいな」
「旧人類の言葉でワビサビっていうんだよね、こういうの」
 よく知っているな、キマイラよ。
 お次は、厚手のコートを着込んだ人々の行き交う街をファインダーで覗き写真に収める。
 クリスマスを感じる店先のデコレーションや、
 寒そうに足早に歩き去る人々の様子が冬らしい。
「こういう写真新鮮だね。『いいね!』しよーっと」
 こうして次々と冬の風景がアップロードされてゆく。
「ねぇ、この写真に写ってるの霊だよね? あ、こっちの写真も。
 ていうか、全部の写真に霊写ってるよね!?」
 お分かりいただけただろうか?(二回目。ターニャ回参照)
 湊の所持する妖剣が、行く先々で霊を集めているのだった。
「でも今回は、シチュエーションに合ってるよね」
「逆に盛れてるよね!」
 そんなわけで、キマイラ達の『いいね!』が幾つもついたのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

イセッタ・リトルハーツ
ふぉとじぇにーっく?な写真を沢山撮ればいいのよね、分かった!

フォックスライドで黒狐に乗って一緒に写真を撮るよ。ただ写真は一人じゃ撮れないし、クオンくん(つまりクオン・ウイングロードとの共同プレになります)に手伝ってもらうよ!

えへへ、どうどう?綺麗でしょ、黒狐も、わたしも!なんか楽しくなってきちゃった、もっともっと撮って!


クオン・ウイングロード
イセッタ(イセッタ・リトルハーツとの共同プレです。)の奴が写真撮ってって言うから撮りに来たけど……全く、楽しそうだな。……これは撮り甲斐があるぜ!

方針はSPD。写真を一杯撮るぜ!そして載せる!!

と、いうか……イセッタ本当に楽しそうだな、おい、撮るこっちまで沢山撮りたくなるな!



「怪人さん達の写真って、どれもこれも笑顔で楽しそうだよね」
「きっとすっごく仲が良いんだろうね!」
 キマイラ達はとてもピュアだった。
 怪人達の写真が、人気を得るためだけに仲良しを装ったものである事など、疑う者は居なかったのだ。
 そんな折の事だった。

「ふぉとじぇにーっく? な写真を沢山撮ればいいのよね、分かった!」
 イセッタ・リトルハーツ(操りふわふわおてんばガール・f00009)は赤い瞳を好奇心で煌めかせ、
 フォックスライドで黒狐を召還してぴょんっと飛び乗った。
「クオンお願いね♪」
 イセッタと黒狐は揃ってキメポーズ。
 写真を撮ってとせがまれて、一緒にやって来たクオン・ウイングロード(和洋折衷サイキックドラゴン・f06149)はカメラを構えた。
「よし、撮るぞ」
 パシャ!
「えへへ、どうどう? 綺麗でしょ、黒狐も、わたしも!」
「ああ、なかなか良い感じに撮れたぜ」
(「イセッタの奴……全く、楽しそうだな。これは撮り甲斐があるぜ!」)
「でしょでしょ? なんか楽しくなってきちゃった、もっともっと撮って!」
「おう、任せろ!」
 パシャパシャパシャ!
 イセッタもクオンもノッて来た♪
 黒狐と共に何度もポーズを変えて、惜しみなくシャッターを切ってゆく。
 こういうポーズはどうだ? とアドバイスするクオンのお蔭もあって、大量の写真を撮る事が出来た。
「よし、いっぱい写真撮れたな! これをこうして……載せる!」
 写真送信! じゃんじゃんアップロードされてゆきーー。
 自然と笑顔が零れた写真達から、楽しそうな雰囲気がキマイラ達に伝わってくる。
「わぁ、楽しそうで素敵な写真だね!」
 ふたりの写真達は、閲覧数急上昇! いいねリス怪人達の勢いを超えてゆく。
「比べてみると、怪人さん達の笑顔はうさんくさいね。作り笑いっていうの?」
「ボク、イセッタさん達の写真の方が好きだなーフォローしようっと!」
 こうしてイセッタとクオンは、いい感じに怪人達の人気をかっさらう事が出来たのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

シュガー・ラビット
ふむふむ…。怪人さんのファン達の注目をこちらに向かせたらいいの?…あんまり戦闘は得意じゃないから、こういう所で活躍とかないとっ!えいえいお〜!

ファンの人達はクリスマスのイベントに敏感みたいだから、私は「この冬クリスマスにおすすめスポット巡り!」を題材にして素敵なスポットを見つけてはその雰囲気を歩きながら撮影(自撮り動画)にしたり、綺麗な場面を切り取ったり、可愛い食べ物の写真を撮ったり
「しゅがーとデートに使っていいよ♪」とか投稿して支持率アップを目指すよ〜!

もちろんスポットは私が行きたい!って思ったワクワクするところをピックアップ。私の投稿を見てデートの参考とかにして貰えたら嬉しいな〜って♪



「クリスマスの写真ってさ、どれもこれも魅力がいっぱいだよね。
 クリスマスっぽい食べ物とか、グッズとか、赤と緑の組み合わせ見るだけでテンション上がっちゃうよ!」
「わかるー怪人さんの写真の魅力もそこにあるよねー」
 いいねリス怪人達のファンのキマイラ達は、そんな話題で盛り上がっていた。
 ピコン♪
 そこへ、新着写真のお知らせが来た。
「なんの写真かな? ふむふむ、『この冬クリスマスにおすすめスポット巡り!』?
 シュガーさんっていう新規投稿者さんの写真だね」

 シュガー・ラビット(白くて小さなふわふわ・f02321)の、素敵スポット巡りがスタートだ!
 ……あんまり戦闘は得意じゃないから、こういう所で活躍とかないとっ!
 えいえいお?! と意気込んで、シュガーが最初にやって来たのは、
 クリスマスソングの流れる街角、オシャレなケーキ屋さんの前。
 生クリームでバラの花を模した可愛らしいクリスマスケーキと共に一枚目の写真をパチリ。
「みてみて、このクリスマスツリーのオーナメント可愛いね」
 赤とゴールドの華やかな丸いオーナメントを肉球でぷにっと掴んで頬に寄せ、一枚パチリ。
 そして夜にはーー。
 煌めくイルミネーションの光に彩られたシュガーが振り向いて、自撮り画像を一枚パチリ。
「しゅがーとデートに使っていいよ♪」

「「わぁ! フォトジェニック―!」」
 キマイラ達が憧れるクリスマスフォトが満載で、皆大喜びだ。
 デートの参考になるね、と共感を呼ぶ中、
 男性キマイラ達の間でシュガーは一躍人気投稿者として名を馳せたのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

青景・黒影
認められたいって気持ちはわからなくもないんだけどねぇ。三大欲求のひとつだし。
そう考えるとアレも人だったんだなぁ。
……まぁいいや。普段とちょっと勝手は違うけど、お仕事しよー

【POW】
ふぉとじぇにっくとかはよく分からないけど、要は人気稼ぎをすればいいんだよね?
なら季節的にサンタクロースじゃない?【レプリカクラフト】で、乗ったらいい感じのタイミングで写真がとれる仕込み罠のソリとトナカイぬいぐるみを作ってみよう。
サンタ服はその辺をコンコンコンして出てきたやつでいいよね。(その辺コンコンコン)

……うわ、ホントにサンタ服出てきた。

※青景・黒影は多重人格者です。今回参加しているのは『青景』の方になります。



「さっ次の写真撮るよ。 スロットマシン君達さぁ、銀白色のクリスマスツリーの準備まだ?」
「少々お待ちを……オーナメントの飾りつけが途中で……」
 スロットマシン怪人達は総出でせっせとクリスマスツリーの準備に勤しんでいた。
「もぉー早くして! 写真投稿は鮮度が命なの! キマイラ達に飽きられちゃったらお前たちのせいだからね」
 いいねリス怪人はプリプリ怒っている。
 こんなにも必死で人気をとろうとしている怪人を見ていると。
(「認められたいって気持ちはわからなくもないんだけどねぇ。三大欲求のひとつだし。
 そう考えるとアレも人だったんだなぁ」)
 青景・黒影(くるりくらり・f00707)はふと思う。
 そうなのだ。
 忘れられがちだが、元人類である怪人にも人の心があるのかも知れなかった。
 いつものグリモア猟兵としての仕事とは勝手が違うけれども、さっそく仕事に取り掛かる。

 ふぉとじぇにっくとかはよく分からないけれど。
 キマイラ達に人気が出そうなモノと言えば、すばりサンタクロースであろう。
 青景はレプリカクラフトでソリとトナカイぬいぐるみを作った。
 ソリには乗ったらいい感じのタイミングで写真がとれる仕込み罠を組み込み、
「サンタ服はその辺をコンコンコンして出てきたやつでいいよね?」
 と、その辺をコンコンしてみるとーー。
 ドサドサ!
「……うわ、ホントにサンタ服出てきた」
 キマイラフューチャーの謎技術。
 さっそくサンタ服に着替えて、青景はソリに乗り込んだ。

「わああ! サンタクロースの写真だ!」
「ソリとトナカイのぬいぐるみも鮮明に映っててフォトジェニック―」
 仕込み罠のおかげでナイスショットの写真を沢山撮る事が出来たのだ。
「気に入ってくれたかな?」
 青景がキマイラ達の前に現れると、あのサンタ写真の猟兵さんだー♪ と、
 キマイラ達がわらわら集まって来た。
「あの写真どうやって撮ったの?」
 などと、好奇心旺盛なキマイラ達は目を輝かせて質問攻めにしてくる。
「ねぇねぇ、そのカッコいいサンタ服はどこで手に入れたの?」
「ああ、これ? この辺をコンコンしたら出てきたんだよ」
 青景は先程コンコンした辺りをもう一度軽く叩くと、
 ドサドサ!
 同様にサンタ服一式が出てきた。
「「うおおお! サンタ服だああ!」」
 キマイラ達は、まるで水脈を見つけた砂漠の民のように大層喜んだとさ。

大成功 🔵​🔵​🔵​

アリン・フェアフィールド
ふぉとじぇにっーくな写真だね、まっかせてー!

【ビルドロボット】でクリスマスツリー(人工物っぽいやつ)
と変形合体して、ツリーマン…あ、中身わたしだからツリーウーマンかも。
とりあえず参・上~!
頭には星!電飾ぴかぴか!
キャンディステッキソードをくるくるっと回してビシッと決めポーズ!
折角のお祭りだし、パレードにしちゃって街を練り歩いたりしたいよねー!

あっ…す、スマホが上手くタップできない!
誰か写真!撮ってくださーい!わたしもあとで撮るからー!

ほら、絵文字でデコらなくてもフォトジェニック!
…なんか、「うぇい」な人達とわたしの写真ってちょっと違うかな…?
まいっか!楽しかったらおっけーだよね!

※アドリブ歓迎



「ふぉとじぇにっーくな写真だね、まっかせてー!」
 元気よく名乗り出た少女の名はアリン・フェアフィールド(スペースノイドのスクラップビルダー・f06291)。
 ビルドロボットを使い、人工物っぽいクリスマスツリーと変形合体だ!
「わぁ何か始まったよ」
「なになにー?」
 早くも、アリンの周りには、キマイラ達が興味津々で集まって来た。
「ツリーマン……あ、中身わたしだからツリーウーマンかも」
 こほん。と仕切り直して、
「とりあえず参・上〜!」
 頭には星! 電飾ぴかぴか!
 キャンディステッキソードをくるくるっと回してビシッと決めポーズ!
「すっごい! 光ってる!」
「ひゅーひゅー!」
 キマイラ達はアリンの周りでぴょんぴょん跳ねて、歓声を送った。
 折角のお祭りだし、パレードにしちゃって街を練り歩いたりしたいよねー!
 それを思いついて、アリンはキマイラ達を誘う。
「みんな着いて来て! 一緒に街を練り歩こうよ」
「いいよー行こう行こう!」
 ガシャーンガシャーンと歩くアリンの後ろから、キマイラ達がテクテクついて来る。
 今こそ写真を撮るベストタイミングだ! しかし……。
(「あっ……す、スマホが上手くタップできない!」)
「誰か写真! 撮ってくださーい! わたしもあとで撮るからー!」
 慌てたアリンにキマイラ達は笑って、その内の1匹がカメラを向けた。
「ボク撮ってあげる!」
「ボクはアリンさんと一緒に写る♪」
「わたしもー」
 アリンツリーがキマイラ達をぴかぴか照らして、
 ほら、絵文字でデコらなくてもフォトジェニック!
(「……なんか、『うぇい』な人達とわたしの写真ってちょっと違うかな……?」)
 と思うアリンだったが結果オーライ。
 キマイラ達の表情を見ればわかる。
 お祭り騒ぎでみんな輝く笑顔だ。
 みんなで撮った記念写真は、怪人が見せつけてくる写真よりずっとずっと魅力的だよね。

大成功 🔵​🔵​🔵​

アリス・スノウライト
わいわいパーティー、とっても楽しそうね!
あたしも賑やかにパーティして、派手に目立つわ!
…あ、いや、目立つのが好きってわけじゃないんだけど、お仕事だから仕方なくよ、仕方なく!
でも、楽しくパーティーしたいのは本音よ!

まず、一緒に盛り上がれそうな人を探して、一緒にみんなでわいわいパーティーするわ!
やっぱり、パーティーは人数が多い方が楽しいもの!

そして、グッドナイス・ブレイヴァーでドローンを呼び出して、
その様子をドローンで中継するわ!
写真もいいけど、動画も臨場感あっていいんじゃないかしら!



写真に写った怪人達の、クリスマスパーティの様子はわいわい楽しそうに見える。
(「あたしも賑やかにパーティして、派手に目立つわ!」)
 はりきって準備を始めたのは、夜闇のドレスが印象的な少女、アリス・スノウライト(0/1 rabbit・f00713)。
 とはいえ、目立つのが好きという訳ではなく。
 お仕事だから仕方なく、仕方なく精を出しているのだ。
 そう仕方なく。

 手始めにアリスは、怪人の投稿写真を見てはしゃいでいるキマイラ達に声を掛けてみた。
「はろー、ちょっといいかしら?」
「こんにちは! 見ない顔だね?」
「どうしたのー?」
 写真を見ていたキマイラ達はアリスの方へ視線を向けたので、さらに提案を投げかけてみる。
「これからクリスマスパーティを開きましょ? 写真を見ているより、ずっと楽しいと思うわよ」
 キマイラ達は大賛成!
 わーっと散っていったかと思うと、それぞれがその辺をコンコンしたり、
 お店に必要な物を買いに行ったりしてパーティの準備を整えた。
 アリスはグッドナイス・ブレイヴァーでドローンを呼び出して、動画中継の準備も完了!
「大勢集まってくれてありがとう! パーティを始めましょ」
「「メリークリスマス!」」
 クラッカーを鳴らして、華々しくパーティが始まった。
 ドローンに向かって、皆でクリスマスフードを食べている様子を映したり、プレゼント交換したり……。
「ケーキ切ったよ! アリスさんの分、はいどーぞ♪」
「あら、ありがとう」
 アリスと共に、キマイラ達は楽しい時間を過ごした。
 そうしている内に、怪人達のクリスマス写真を見る事なんてすっかり忘れ去ったのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​




第2章 集団戦 『スロットマシン怪人』

POW   :    プレジャー・プリーズ
自身の【刹那的な楽しみ】の為に敢えて不利な行動をすると、身体能力が増大する。
SPD   :    スリーセブン・スラッシャー
【頭部のスロットをフル回転しての連続攻撃】を発動する。超高速連続攻撃が可能だが、回避されても中止できない。
WIZ   :    ロスト・ロケット
自身の装備武器に【遺失技術製のロケットエンジン】を搭載し、破壊力を増加する。
👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


「ねえスロット達! 一体どういうこと? 写真の閲覧数が全然増えてないし、いいねもついてないよ!」
 いいねリスはイライラしながらスロットマシン怪人達を叱りつけた。
「そんなはずは……あれ、本当ですね。写真は投稿し続けているのにおかしいなぁ」
「おかしいなぁじゃなくてさ、キマイラ達の様子を見てきてよ!
 今すぐ! 駆け足!」
「は、はいっ! 状況を確認して参ります!」
 焦ったスロットマシン怪人達は、一目散にキマイラ達の居住区画に向かう。
「あーあ、何も全員で行くことないのに。
 まぁ、いいか」
 部下達の背中を見送りながら、いいねリスはフカフカソファーに座り直し、かわいいマカロンを1つつまんだ。

 もうすぐスロットマシン怪人達が、居住区画に到着してしまうだろう。
 キマイラ達に危機が迫る!
推葉・リア
来たわね…(さっきのチキンもぐもぐ)
【誘惑】を使っていいねリス達のファンを装って近づくわね、あっ!スロット怪人さん達だ!さっきのいいねリスさんとの写真見ましたよー!なんて話しかけながら、ある程度スロット達が集まったら『推しキャラ達の一斉攻撃』を使うわ!
皆のそれぞれの得意分野の近遠距離を怪人達に浴びせるわ!んー皆が戦う姿本当に素敵!はっ見惚れてる場合じゃないわ、私も狐火出して戦うわよ
そして…私だけで全員は倒せないと思うから状況と【第六感】でタイミングを見計らってぴーんと来たら皆で彼らから離れるわ、……皆と敵から逃げるなんて…とっても幸せ…!

★アドリブ大歓迎



「なっ……キマイラ共め! 全然写真を閲覧しないと思ったら、自分達でパーティをしておったとは」
 道理で『いいね!』がつかないはずだ。
 キマイラ達は、ワイワイ盛り上がってお互いの写真を撮り合い楽しんでいる。
「来たわね……」
 もぐもぐ。
 推葉・リア(推しに囲まれた色鮮やかな日々・f09767)は、推しキャラとのパーティで用意したチキンを頬張りながら、
 どんどん押し寄せる怪人達を、目で追いながらごっくんと飲み込んだ。
「あっ! スロット怪人さん達だ! さっきのいいねリスさんとの写真見ましたよー!」
 リアは琥珀色の瞳を目配せして、怪人に歩み寄る。
「ややっ! お姉さん、キマイラ達と違ってお目が高い! 新しい写真もどうぞ見てくれ」
 スロットマシン怪人は、上機嫌で写真を何枚もスワイプして見せた。
「あら素敵な写真。もっと見たいわ」
「俺が撮った写真も見てくれ!」
「これも! 最高に盛れたやつ!」
 いつの間にかリアの周囲には、スロットマシン怪人達の輪が出来上がっている。
(「あっさり誘惑に乗ってくれたわね。そろそろ頃合いかしら」)
 さっと取り出したリア専用の端末を慣れた手つきで操作。
「私の大好きなみんな! よろしくね!」
 すると美麗な推しキャラ達が次々と召喚され、怪人へ一斉攻撃を放った。
 ある者は目の前の怪人へ剣技を振るい、
 またある者は離れた位置の怪人へ魔法を飛ばす。
 逃げ惑う怪人達と、それを懲らしめる推しキャラ達の攻防はまるでショーを見ているようで、
 キマイラ達は観客のように大いに盛り上がった。
(「んー皆が戦う姿本当に素敵!」)
 うっとり見惚れているリア。
 そこを、推しキャラに追いかけまわされている怪人が横切った。
(「はっ見惚れている場合じゃなかったわ」)
 ぼわっと狐火を出して放つと、それをトドメに1体倒す事が出来た。
「うおお! よくも仲間を! 見どころのあるお姉さんだと思ったけどやっちまえ!
 ……と、その前に一休み」
 襲ってこないのかと突っ込みたい所だが、あえて不利な行動をする!
 それがスロットマシン達のプレジャー・プリーズ。
(「そろそろ潮時ね、皆逃げるわよ」)
 第六感がピーンと冴えて、リアは推し達を伴って戦線離脱だ。
「休憩終わり。力がみなぎってくるぞ!」
 怪人達が攻撃態勢に入った時には、リア達はそこから居なくなっていた。
「……皆と敵から逃げるなんて……とっても幸せ……!」
 美男美女の推しキャラ達と逃げるリアは、うっとり恍惚としていたとさ。

大成功 🔵​🔵​🔵​

月守・咲凛
【飛空戦艦ワンダレイ】のチームとして行動。 月影さんの召喚したワンダレイをバックに、ウイングユニットと手足をバーっと開いた決めポーズを取ってから戦闘開始。ユーベルコードで呼び出した自律型の戦闘機1号ちゃんで敵を牽制して足止め、月影さんの砲撃に合わせて自分でもそこに【範囲攻撃】して敵を倒し、そのままチェーンソー二刀流で敵陣に飛び込んで、【2回攻撃】で【なぎ払い】ながら切り抜けます。

一応、アインのための動画映えの事も考えて、たまにカメラ目線でぎこちない笑顔を見せてみたりもしておきます。


月影・左京
【ワンダレイ】の皆さんと一緒に参戦よ。
まずは、ユーベルコードでワンダレイを召還!
みんなで一斉に決めポーズ!

ポーズが無事に決まったら、
「エネルギー充填、完了!発射!」
いきなり【飛空戦艦ワンダレイの主砲】を使って派手に敵を襲うわ。
(……実際には拘束しかできないけれどね。そこは内緒☆)
敵の動きを封じたところで、咲凜さんに敵を蹴散らしてもらうわね。

敵はたくさんいるから、【高速詠唱】で次々にユーベルコードを使って1体でも多くの敵を拘束するわ。

可能なら【気絶攻撃】になるように、【祈り】で神様からの加護を求めて戦うわ。

敵からの攻撃は【見切り】で回避!
「はわっ!?はわっ!?」
……あらいけない。つい口癖が。


アイン・アブソリュート
「計画を邪魔された怪人たちの反撃の狼煙がっ!ワンダレイや猟兵たちの運命や如何にっ☆大乱闘の配信スタートッ♪」【ワンダレイ】の皆と参

まず【エレクトロレギオン】の『ムニ』達を呼び出して半分を怪人のコスプレをさせておく

配信は左京が呼んだ飛空戦艦ワンダレイをバックにアル達が決めポーズをした所からスタート

画像には決めポーズの後ろで戦隊物みたいな爆発を入れて配信

敵の多さを強調するようにムニ達と怪人に猟兵が包囲されている感じで

猟兵の派手な攻撃にはムニ達も一緒に吹っ飛ぶふりをして猟兵の強さを強調

ボクは動画の編集とかで忙しいからコスプレしてないムニ達に動画の画面に入らない所から仲間のサポートさせるよ


アルフレッド・モトロ
旅団【ワンダレイ】の団員と一緒に戦う!
召喚された戦艦の前で、皆で決めポーズをとって登場だ!
「飛空戦艦ワンダレイ参上!」
左京がワンダレイの主砲をぶっ放す前に「いっけー!左京ッ!」って声を上げるぜ!
【ワンダレイ・アンカー】を担いで【ヘルカイト】に【騎乗】、
UC【爆走飛鱏ヘルカイト】を発動させてからネージュのUCに上空へ押し上げてもらう。
そのあとは上空から飛び降り、勢いをつけて【捨て身の一撃】!
【2回攻撃】でついでに近くに居る敵もブッ叩いておくぜ!

あとはそうだな、近場の誰かを援護したい。
【鎧砕き】で部位破壊できないか狙うよ。

ああそうそう!回避については【野生の勘】頼りだ。


ネージュ・ローラン
飛空戦艦ワンダレイのメンバーと連携して動きます。

「え?また決めポーズですか?し、仕方ないですね」
ワンダレイの皆さんと決めポーズを取ってから戦闘に参加しましょう。

今回の舞は炎の舞、火精霊の魔力を突風に変えて放ちます。
【属性攻撃】の【全力魔法】、【エレメンタル・ファンタジア】です!
熱風によってスロットマシン怪人を攻撃しますが、それだけではありません。

「艦長!今です!」

熱風そのものと、そこから発生した熱気流によってアルフレッド艦長の愛機ヘルカイトを上空へと押し上げます。
後のトドメは艦長に任せてしまって大丈夫でしょう。
次の相手へと意識を向けます。



リアと交代する形でやって来たのは、飛空戦艦ワンダレイのクルー達だった。
「わわ、猟兵が5人も来やがった」
「はいはい、ちょっと失礼☆」
 戦慄している怪人達の前を横切って、アイン・アブソリュート(大空の王を目指す・f06053)が、
 せっせとエレクトロレギオンで『ムニ』達を呼び出してゆく。
 てきぱきと指示を出し、半数のムニ達に怪人のコスプレを着せる。
「お、おい! 一体何をしているんだ?」
 そんな怪人の声を遮るように、
「そろそろ良いかしら? ええ、では始めますね」
 月影・左京(夫婦ゲーマーのはわっ担当・f06388)が何かを召喚。
 どーんっ! と現れたのは、それはそれは大きい、飛空戦艦ワンダレイ!
「「!?」」
 言葉を失うスロット怪人達……は、やはり置き去りで段取り進行だ。
 存在感がありすぎる飛空戦艦ワンダレイをバックに、
 月守・咲凛(空戦型カラーひよこ・f06652)はウイングユニットと手足をバーっと開いた決めポーズをとり、
「え? また決めポーズですか? し、仕方ないですね」
 ネージュ・ローラン(氷雪の綺羅星・f01285)も皆に合わせてポーズをとった。
 全員のポーズが決まった所で、
「計画を邪魔された怪人たちの反撃の狼煙がっ! ワンダレイや猟兵たちの運命や如何にっ☆大乱闘の配信スタートッ♪」
「飛空戦艦ワンダレイ参上!」
 ちゅどーん!
 アルフレッド・モトロ(蒼炎のスティング・レイ・f03702)の掛け声と共に、背後で大げさな爆発音と爆炎が上がった。
 そして、怪人コスプレのムニ達がわっさーと出て来てスロットマシン怪人達に混じる。
 スロットマシン怪人達は戸惑うが、絵的に猟兵が沢山の敵に囲まれている感じになったぞ。
 そんなどさくさの中、ワンダレイの主砲にエネルギーが充填されてゆき……。
「いっけー!左京ッ!」
「エネルギー充填、完了! 発射!」
 高エネルギーのまばゆい光に飲み込まれてゆく怪人達が、ぎゃああああ! と情けない悲鳴を上げた。
「さあ行きますよ1号ちゃん、ワンダレイ対空戦闘開始です!」
 咲凛は両手にビームチェーンソーを構えてふわりと羽ばたき、呼び出した自律型の戦闘機1号ちゃんを伴って敵へ向かう。
 まぶしい、まぶしいと騒いでいる数体へ1号ちゃんが牽制すると共に、息の合った動きで咲凛が薙ぎ払っていく。
 スロットマシン怪人に混じった戦闘員ムニも、吹っ飛ばされた……フリ!
「いいねー、目線ちょうだい☆」
 咲凛はアインのカメラにぎこちなく笑顔を向け、そのままチェーンソー二刀流で敵陣に飛び込んだ。
「このやろー!」
 悔しそうなセリフとは裏腹に、ゆかいなスロット音を響かせながら襲ってこようとする怪人達を容赦なく斬りつけ、滑空してさらにもう一度切り払う。
「ぐっ……がはぁ!」
 切り抜かれたスロット怪人は失神し、膝から崩れ落ちたのだった。
 一方、猟兵達を倒そうとグイグイ近づいてくるスロットマシン怪人達の前で、
 ネージュが舞い始めると、喧騒はたちまち凛とした空気に変わった。
 炎の舞に合わせ、その美しい長い白銀の髪が流れる。
 エレメンタル・ファンタジア。
 ネージュに導かれた火精霊の魔力を突風に変え、熱風が怪人達に襲い掛かる!
 しかし、それだけではない。
「艦長! 今です!」
「おらァ! 退いた退いたァ! ……行くぜ、相棒! フルスロットル!!」
 ネージュの放った熱風は熱気流となり、ワンダレイ・アンカーを担いだアルフレッドと、愛機ヘルカイトがどんどん上空へ上昇してゆく。
「さぁ、次のお相手はアナタ?」
 艦長に後を任せ、ネージュは別の敵へ意識を向けた。
 アルフレッドはトビエイ型の改造宇宙バイク『ヘルカイト』をスケートボードのように乗りこなし、真下の怪人へロックオン。
「おらァアアアア!」
 上空から飛び降り、落ちてゆく所をアインのカメラが追う。
 強い衝撃と共に、ワンダレイ・アンカーを怪人の頭上に思い切り叩きつけた。
「ぎゃあああ!」
 一撃でスクラップと化した怪人の断末魔と同時に、戦闘員ムニが四方八方へ吹っ飛んでゆき、
「次はお前だな?」
 目についた奴もついでにブッ叩いておく。
「いい画撮れたっ♪」
 撮影に専念するアインの元へも怪人がにじり寄るが、
「ボクは動画の編集とかで忙しいから、ムニお願いね☆」
 コスプレをしていないムニ達は猟兵の戦いに混じり、怪人に攻撃を繰り出してゆく。
 もちろんカメラに映らない所で、場外乱闘だ。
 プロ意識高いぞ!
 もちろん、やられてばかりの敵ではない。
「これを使う時が来たようだな」
 怪人達は次々と遺失技術製のロケットエンジンを搭載し、猟兵達へ襲い掛かってゆく。
 すごい形相で向かってくる敵を、ネージュは華麗な舞いで受け流し、
 別の怪人が2体、別方向から左京の元へ向かう来るが、
「はわっ!? はわっ!?」
 動きを見切って避けてゆく。
(「……あらいけない。つい口癖が」)
 そして唐突に怪人の頭部を使ったスロットがスタート!
 怒涛の超高速連続攻撃を、アルフレッドが避ける、避ける!
 野生の勘だよりのがさがさした動きでよく回避できるものである。
 しかし回避されても止まらないスロット怪人。
「やめられない、止められない♪」
「ごはぁ! ハッ、なかなかやるじゃねーか!」
 怪人の粘り勝ち? いや、野生の勘の限界!
 スロットマシンの頭突きを喰らい、アルフレッドの頭部がプルンプルン揺れた。
「ファインプレーだよっアル♪」
 アインのカメラが回り続ける中、戦闘は続く。
(「まだまだ沢山いますね」)
 左京は高速詠唱でワンダレイの主砲にエネルギーを充填しては撃ち、充填しては撃ち……。
 どーん、ギャー!
 どーん、ギャー!
 怪人の悲鳴コンボが繰り返され、阿鼻叫喚だ。
 特に神への加護を求めて祈りを込めた一撃は怪人を気絶させ、ネージュの放った炎を避けられるはずもなく、丸焦げスクラップになった。
 一方1号ちゃんのアシストを得ながら怪人を仕留めてゆく咲凛へ、アルフレッドが加勢する。
 両手のレバーをガチャガチャ振って殴ってこようとする怪人だったが、咲凛がチェーンソーで両腕をはね飛ばし、
 アルフレッドのワンダレイ・アンカーが顔面スロットを叩きつぶしたのだった。
「……はい、オッケー! お疲れ様だよっ☆」
 配信終了!
 死屍累々のスロットマシン怪人達を背に、メンバー達は撤退だ。
「ありがとうワンダレイ!」
「カッコ良かったよー」
 キマイラ達は歓声をあげて、彼らを見送ったのだった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

アリン・フェアフィールド
何だかんだで猟兵がいっぱい集まって、
ガンガン盛り上がっちゃってるよね、クリスマスパーティー!
コレもある意味怪人さん達のおかげ、かも……??

でも無理やり「いいね」させるとか、
注目を集めるために危ないことするとかはダメゼッタイだよ。
ココからはクリスマス特別番組、
イェーガーヒーローVS怪人のロードショーってことで!
キマイラの皆はちょっと、離れててね。

【ゴッドスピードライト】で
宇宙バイクをサンタクロースのソリっぽく変形!
サンタクロースアタック!(※ただの体当たり)
ついでにスリーセブンも狙っていこー!
うーんでも速すぎて目押しはムリかも!

さあ、観念しなさいスロットマシン怪人!
いいねリスさんはどこにいるの!



死屍累々、倒れているスロットマシン達の中のひとりが起き上がった。
「おのれ、猟兵共……いいねリス様に報告しなければ……」
 生き延びている者が居たのだ。
 そこへアリン・フェアフィールド(スペースノイドのスクラップビルダー・f06291)が降り立った。
 不安そうにしているキマイラ達を安心させるように、
「ココからはクリスマス特別番組、イェーガーヒーローVS怪人のロードショーってことで!
 キマイラの皆はちょっと、離れててね」
 そう言ってアリンは、宇宙バイクをサンタクロースのソリっぽく変形させた。
 キマイラ達は安全な場所に捌けつつ、宇宙バイクの変形を見て盛り上がっている。
「おおー! かーっこいー!」
「最近のソリはああいうのなんだね、流行る!」
 一方アリンは怪人に視線を向け、
(「何だかんだで猟兵が集まって、クリスマスパーティが盛り上がっちゃってるのは、
 ある意味怪人さんのおかげ、かも……?? だけど、」)
「ねぇ、怪人さん! 無理やり『いいね』させるとか、
 注目を集めるために危ないことするとかはダメゼッタイだよ」
 ソリ型宇宙バイクに跨り、エンジンをふかした。
「ふん、オレとスピード勝負か? 面白い!」
 怪人はレバーをガチャンと引いて、自分の顔のスロットをフル回転!
 超高速連続攻撃を仕掛けて来るがアリンはこれを掻い潜り、顔面まで接近した。
 スリーセブンを狙って、目押しに挑戦だ。
 左から、7……三角……7。
「やっぱ、目押しはムリだった!」
「ざーんねーん!」
 怪人の得意げな声と共に、怒涛の連続攻撃が襲う。
「なかなかやるね、でも負けないよ!
 サンタクロースアタック!」
 アリンは痛みに耐えながら、気丈に笑顔を作り、エンジン音をうならせて。
 勢いよく、怪人の顔面へダイブした!
「さあ、観念しなさいスロットマシン怪人! いいねリスさんはどこにいるの! 」
「ぐぬぬ……ここまで、か……」
 スロットが潰れてしまった怪人は最期を悟り、弱々しく自分の端末を取り出すと……。
 パシャッ!
 ぽち……ぽちぽち……。
 最後の力を振り絞って何をしているのかと思えば、いいねリス怪人へ自撮り画像を送信しているではないか。
『#全滅』
 と、ハッシュタグを添えて。
 それが、スロットマシン怪人のダイイングメッセ……ダイイングハッシュタグとなった。
「おーい、いいねリスさんの居場所は? ……まぁいいか。
 スロットマシン怪人からの写真を見たら飛んでくるよね」
 アリンはキマイラ達の方を向き、
「もう大丈夫、イェーガーヒーローの勝利だよ!」
 にこりと微笑むと、キマイラ達は一斉にわーっ! と歓声を上げた。

苦戦 🔵​🔴​🔴​




第3章 ボス戦 『いいねリス』

POW   :    強いっていいね! いいね!ボム
【いいね! 】が命中した対象に対し、高威力高命中の【いいね!ボム】を放つ。初撃を外すと次も当たらない。
SPD   :    足がはやいんだね! いいね!ビーム
レベル分の1秒で【いいね!ビーム 】を発射できる。
WIZ   :    いいね!って思ったらみんなあつまれー!
戦闘用の、自身と同じ強さの【共感者】と【いいねリスの分身】を召喚する。ただし自身は戦えず、自身が傷を受けると解除。
👑17
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種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠青景・黒影です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


ピロン♪
 新着画像があります。
「全滅って、スロット達全員やられちゃったって事?」
 イイねリスは、#全滅の写真を見て愕然としていた。
 状況を知りたいが、偵察に送り出す手下はもう居ない。
「はぁーボクが行くしかないか。キマイラ達には痛い目を見てもらうよ」
 いいねリスは、ふわもこぷりちーな巨体でどっこいせとソファから立った。
 ついにボス自ら、キマイラ達の所へ姿を現そうとしていた。
月鴉・湊
やっと本命の登場か。
…やっぱりこの世界の敵はなんかやりにくいねぇ。
動物保護団体から怒られちまいそうだ。


だが仕事はきっちりこなす。
ユーベルレコード「咎めるべきは罪」を使用。
血の糸で動けないよう拘束を行う。
さて質問だ。おじさん、この仕事受けてからずっと思ってたのよね。

「お前さ、手下とか沢山いるけど『本当の友達』ってのいないだろ?だから羨ましくて手下使ってこんなことしてたんだろ?」

さて、確かこの戦いは配信されてんだっけな。公衆の面前でちゃんと答えてくれるかな。
まあ嘘を言えば咎人達の血が締め上げるけどね。


推葉・リア
いくらふわもこぷりちーでも怪人はダメよね!
というわけで、今まで呼んでいた推しキャラの皆で攻撃をしかけるわ
私も気合入れて狐火使うわよ、一応『バトルキャラクター』で今呼べる最大人数の推しキャラを呼んで攻撃するけど、分が悪くなってきたら…今いる皆の中で最も最推しの彼(炎を操る男前イケメン騎士)に皆を合体させて強くさせるわね、これで貴方が最強よ!
いいね目的だけの写真なんて意味ないわ、みんなや自分が本当に楽しんでこそよ!あっそこすごくいい!その角度!(戦闘しながら推しキャラの姿を連写、ブレもなく綺麗に)
(最推しの彼は若干呆れたような目でリアを見ていたりしてなかったり、けど写真は気に入る)

★アドリブ大歓迎


ニコ・ベルクシュタイン
ハッシュタグ「全滅」とはまた何ともシュールな…。
スロットマシン怪人戦には出遅れてしまったが、此処で挽回と行こう。

他の猟兵との連携が可能なら立ち位置や攻撃タイミングに注意しつつ合わせていく

【時計の針は無慈悲に刻む】にて攻撃
時刻みの双剣の切っ先をいいねリスの、特に其の右手に持った
ハートマークに向けて狙いを定め、鋭い斬撃を容赦無く繰り出す
可愛い見た目だからと言って容赦はせぬよ、あと其のハートマークが実に怪しいのでな

反撃に対しては、本体は戦えない事を見越して召喚体には構わず本体を真っ直ぐ狙いに行こう

…まあ「いいね」と評価してもらえる事自体には理解を示すが、お前の場合はやり方が拙かったな。強引が過ぎる。



もさっ、もさっ。
 いいねリス怪人が、巨体を揺らして一歩ずつ近付いてくる。
 くるんと巻いた大きな尻尾をフリフリ、キマイラ達の前に登場だ。
「うわ、本当に全滅しちゃったんだ」
 スロットマシン怪人から受信した全滅自撮り写真は、本物だったのだと知り、
 いいねリス怪人は怒りで全身の毛を逆立てた。
「あーもう、ボクの計画全部台無しだよ! もういい、ここのキマイラぜーんぶやっつける!」
 キマイラ達の顔は青ざめ、パニックになってキャーキャー逃げ回る、その時だった。
「……やっと本命の登場か」
「いくらふわもこぷりちーでも怪人はダメよね!
 いいね目的だけの写真なんて意味ないわ、みんなや自分が本当に楽しんでこそよ!」
「ハッシュタグ『全滅』とはまた何ともシュールな……。
 スロットマシン怪人戦には出遅れてしまったが、此処で挽回と行こう」
 月鴉・湊(染物屋の「カラス」・f03686)、推葉・リア(推しに囲まれた色鮮やかな日々・f09767)、
 ニコ・ベルクシュタイン(虹の未来視・f00324)の3人が現場へ駆けつけ、いいねリス怪人へ啖呵を切った。
「やったー猟兵さん達が来てくれた! 助けて!」
 キマイラ達が猟兵達の後ろにサッと下がり、不安そうに見守る中、
「私の声に応えて……じゃあよろしくね!」
 リアは、自身の周囲に狐火を幾つも灯しつつ、推しキャラ達を召還した。
「………はぁ~何度見ても、好き! 大好き! ありがとう!」
 怪人へ、それぞれの武器で個性豊かに戦う推しキャラ達の雄姿に見惚れつつ、リアも気合を入れて狐火を飛ばす!
「イテテ、ちょっと! ……もう、やめてっ!」
 寄って集って攻撃を浴びせて来る推しキャラ達をふるい落とし、尻尾を振って狐火を消火して。
 焦げた尻尾の具合を涙目で確かめている怪人の元へ、ニコが時刻みの双剣を構えて迫った。
(「可愛い見た目だからと言って容赦はせぬよ」)
「過去は過去に。未来は俺達のものだ!」
 見据えるのはいいねリス怪人の右手に持ったハートマーク。
 時計の長針と短針を模した剣のそれぞれに炎と氷のルーンを宿し、
 2つの剣の切っ先がハートマークに鋭く突き刺さった。
「ぎゃ! やめてよ! 大事な物なんだから……」
 ひび割れ、手から転がり落ちたハートマークを、焦った様子で慌てて拾い上げるいいねリス怪人。
 キッとニコを睨め付けたかと思えば、
「いいね! って思ったらみんなあつまれー!」
 普段写真を撮っている時のように、渾身のキメ顔ウィンクで声高らかに呼びかけるも、
 ノッてくるキマイラは居ない。
 共感者がいれば味方につけられたのだろうが、いいねリス怪人は独りで戦うしかないのであった。
「「猟兵め、覚悟しろ―」」
 分身して出来た、たくさんのいいねリス怪人達がニコに襲い掛かるが、
 ニコは分身には目もくれず、剣先を本体のいいねリス怪人の顔面に突きつけた。
「……まあ『いいね』と評価してもらえる事自体には理解を示すが、お前の場合はやり方が拙かったな。強引が過ぎる」
「ううっ、別に良いだろう。ボクは人気者になるためなら手段を選ばないんだ! ぎゃっ!」
 魔力を纏った、時刻みの双剣の剣先が容赦なく額のハートマークを切り裂き、分身達がぽんっぽんっと消失した。

 涙目で額を押さえているいいねリス怪人は、見た目こそ可愛いシマリスそのもので、
 保護欲をくすぐられる者もいるだろう。
(「……やっぱりこの世界の敵はなんかやりにくいねぇ。
 動物保護団体から怒られちまいそうだ」)
 湊は小さくため息をついて、だが仕事はきっちりこなすと腹を決め、冷徹な視線を怪人へ向けた。
「いいかい? これから君は『真実の語り手』だ。嘘を言えば罪となる。
 では聞かせてもらおうか、君の口から『君の咎』を」
 ーー湊はこの仕事を受けた時から思っていた事を、ふと口にする。
「お前さ、手下とか沢山いるけど『本当の友達』ってのいないだろ?
 だから羨ましくて手下使ってこんなことしてたんだろ?」
 問い掛けと共に、彼の首に巻かれた、濃く深い赤色のマフラーの『糸』が怪人へ放たれた。
 いいねリス怪人の脳裏に、いつも楽しそうにはしゃぎあっているキマイラ達の姿が浮かんだが、
「ふん、羨ましい訳ないだろ!」
 吐き捨てるように言うと、咎人の血で生成された糸が、ギチギチといいねリスを締め上げた。
「公衆の面前で嘘が暴かれたな。
 解放されたければ真実を言えば良いものを」
 湊は呆れたように怪人を見据え、
「怪人さん達って仲良しのフリしてたの?」
「えー自作自演ってやつ? 全然イケてないじゃん」
 キマイラ達がざわざわどよめいた。
「違う、違うったら! ボクはスロット達との、たーのしいパーティ風景をごく自然に写真に撮っただけ!
 楽しんでる様子をキミ達におすそ分けしたの!」
 そう叫んだ瞬間、血の糸が一層強く怪人を締め上げた。
「ぎゃああああ! ……ホントは羨ましかったよキマイラ達の事。人気者になりたくて、パーティの写真わざわざ撮ったよ」
 弱々しく本音を言うと、ようやく糸が緩み、解放されたのだった。
 どさっと床に落とされた怪人は、起き上がってささっと毛並みを整えた。
「へっへっへっ、解放されたらこっちのモノだよ! くらえー!」
 得意げな笑みを浮かべたいいねリスの、額のハートマークが光りはじめ、どんどん光量を増していく。
「ヤバいヤバい! あれ絶対チャージしてる、まじヤバい!」
「あわわ……」
 猟兵達を案じたキマイラ達が騒ぎ出し、
 赤く眩いビームが放たれたが、湊は軽やかな身のこなしで避け、
 キマイラフューチャー居住区の無機質な床板に直線の焦げ跡が残った。
「どんどんいくよーいいね! ビーム」
 四方八方へ発射されまくった光線が、リアと大勢の推しキャラ達の足元を掠める。
「ひぃっ! 危ないわね。こうなったら合体よ」
 リアは、最押しのキャラである炎を操る男前イケメン騎士に推しキャラ全員を合体させた。
 騎士の身なりが豪華になり、手にした剣の炎が一段と大きく燃え盛った。
「これで貴方が最強よ!」
 テンション急上昇のリアに送り出され、騎士はいいねリス怪人へ剣を大きく振り上げた。
「あっそこすごくいい! その角度!」
 パシャパシャパシャ!
 リアの構えたカメラから連写音が響く中、騎士はリアに呆れたような一瞥をくれて、
 怪人へ炎の剣を振り下ろした。
「あちちっ!」
 切り裂かれた背中が燃え上がり、飛び上がって逃げ惑う怪人を背に、
 リアは撮った写真を興奮気味に騎士へ見せている。
「この写真良く撮れたわ。これもいいわね」
 ブレもなく綺麗に撮れている写真を見て、騎士もまんざらではないようだった。

「ボクはキマイラを懲らしめたいのに、とんだ邪魔が入ったよ。
 まったく……」
 いいねリス怪人は、ひびが入ったハートマークを大事そうに撫でながら、
 猟兵とキマイラ達を恨めしそうに睨み付けた。
 戦いで負ったいくつもの傷と焼け焦げ跡が、攻防の激しさを物語るが、
「キマイラ達がくいつきそうなネタを考えて、また写真撮らなきゃなぁ。何が良いかなー♪」
 こんな軽口を言う程には、懲りていないし元気が残っているいいねリス怪人であった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​

アリス・スノウライト
どんなことにも「いいね」出来るのは素敵なことだと思うわ
でも、羨ましいからっって動機で、人に見せるためのパーティをして、楽しいのかしら
…ヒトの心は不思議でいっぱいね。…いえ、ヒトじゃなかったわね、リスさんだったわ

【コミュ力】を使いつつそう語りかけつつ
UC【エレクトロレギオン】でレギオンたちを呼び出して、メカウサギさんに足止めをさせて、あたしは【天翔けるグリフォン】で突っ込むわ
出来る限り【時間稼ぎ】するつもりよ


*アドリブ歓迎


アリン・フェアフィールド
かっ……か……
かわいい~~!!
いや、アップされてる写真でもう見てたんだけどさ……
リアルに見るとほんとにふわもこぷりちー!
ずっしり重そうなのもキュート!
盛ったりしなくても人気出そうなのにね。

あの……ちょっとだけ……ぎゅってしていい?
ふわふわ……あっちょっと焦げちゃってるね……よしよし…

うう~気は引けるけど、可愛ければ許されるわけじゃないし!
キマイラフューチャーの平和の為には仕方ない!
【スクラップ・ジャイアントの手】で攻撃力マシマシにした
ビッグ・パンチをくらえー!
勿論、手の形はサムズアップで『いいね!』だよ!

きみ達が骸の海に還っても、きみ達が残した写真は未来に残るから……
私は忘れないからね!



「かっ……か……かわいい~~!!」
 いいねリス怪人に思わず駆け寄るアリン・フェアフィールド(スペースノイドのスクラップビルダー・f06291)。
「まーた猟兵か!」
 いいねリス怪人は警戒してアリンを睨み付けるが、
「あの……ちょっとだけ……ぎゅってしていい?
 ふわふわ……あっちょっと焦げちゃってるね……よしよし……」
「ちょっと! もー、気安く触らないでよね」
 そんな事を言いつつ、まんざらでもなさそうにモフられている。
「いや、アップされてる写真でもう見てたんだけどさ……
 リアルに見るとほんとにふわもこぷりちー!」
 無抵抗にモフられている姿は、超特大のぬいぐるみのようだ。
「ずっしり重そうなのもキュート!
 盛ったりしなくても人気出そうなのにね」
「ふ、ふん! おだてても無駄だからね?」
 しかめっ面だが、大きな尻尾をゆっさゆっさ振っている。
 喜びを隠せていないぞ!
 そして、アリス・スノウライト(0/1 rabbit・f00713)も人懐っこく笑みを湛え怪人へ語り掛ける。
「どんなことにも『いいね』出来るのは素敵なことだと思うわ」
「ふんふん、続けて?」
 上機嫌に加えて【コミュ力】が功を奏し、いいねリス怪人はアリスの言葉に耳を傾けた。
「でも、羨ましいからって動機で、人に見せるためのパーティをして、楽しいのかしら。
 ……ヒトの心は不思議でいっぱいね。……いえ、ヒトじゃなかったわね、リスさんだったわ」
「ちょっとぉ、結局ボクへの批判なの?」
 ぷりぷり怒って文句を返すいいねリス怪人の足元には、
 アリスがエレクトロレギオンで呼び出した、たくさんのメカウサギ達が登りつつあった。
 いいねリス怪人は慌てて分身し、総出でメカウサギ達に攻撃したが、
 その間にアリスは白いグリフォンに騎乗して軽やかに羽ばたき、本体の怪人へ突っ込んだ!
「ぎゃぁああ!」
 ぽんっぽんっと分身達が消えてゆく中、
(「うう~気は引けるけど、可愛ければ許されるわけじゃないし!
 キマイラフューチャーの平和の為には仕方ない!」)
 ひとしきりモフモフを堪能したアリンは戦闘体勢に切り替えて、巨大なスクラップハンドを装着だ。
 分身を解除されたいいねリス怪人は涙目で、しかし目ざとくアリンへ先手を打つ。
「これでもくらえー!」
 いいね! ボムをアリンへ投げるが、メカウサギが足に張り付いていてコントロールが利いていない。
「くそっ外した! ええーい、数打てば当たるよね!」
 自棄になって手あたり次第ボムを投げまくるが、アリンは易々と避けてゆく。
 しかし爆発音に怯えたキマイラ達がキャーキャー悲鳴を上げる中、
「わたしが皆を守るんだ! この手で!」
 スクラップ・ジャイアントの手の形を、サムズアップで『いいね!』に変形!
 攻撃力マシマシの渾身のビック・パンチを怪人の頭上へーー。
「へぶぅ!」
 頬を思い切り殴り飛ばされ、いいねリス怪人は回転を掛けながら吹っ飛んで壁に叩きつけられた。
「きみ達が骸の海に還っても、きみ達が残した写真は未来に残るから……。
 私は忘れないからね!」
 壁にもたれ、呆然としているいいねリス怪人にその言葉が届いたかは分からないが、
 アリンは優し気にいいねリス怪人を見つめて、怪人達の所業を労うのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

アルフレッド・モトロ
【ワンダレイ】の皆と作戦開始!

みんなあつまれー!で集まったいいねリスの仲間に対抗してワンダレイも「みんな集まれ~!」だ!
敵共が左京の策を邪魔しないように【怪力】で【吹き飛ばし】!
UC【航路照らす光明】でいいねリス本体を目潰ししちまえ!
敵の目が眩んでいる内なら、左京も作戦行動に移りやすいんじゃないかな?

俺のUCの効果があるうちに【ワンダレイ・アンカー】を【怪力】で振るい、【力溜め】からの【捨て身の一撃】をお見舞いしてやるぜ!

もしいいね!ボムが味方の誰かに飛んで行ったら【勇気】を出して【吹き飛ばし】て迎撃する!


月守・咲凛
SPDで行動。【ワンダレイ】の仲間と共に行動します。 集まりましたー!
ネージュさんの雪綺麗ですー!艦長ドスコーイです!とか、
仲間の技を見てちょいちょいいじっておきます。
敵のいいねビームやその他の攻撃は見切りと残像で回避。
「ちょうど試したいUCがあったんです!試し切りしますねー」 いいねリスの呼び出した分身やフォロワー目掛けて全長18メートルの巨大なビームサーベルを叩きつけて攻撃。「あれ?外れかな?次は本体に当てますよー!」と、月影さんがいいねリスの背後に回れるよう、ビームサーベルをブンブン振り回して陽動します。 派手な技だし、動画映えは大丈夫かな?


アイン・アブソリュート
周りの猟兵達の意見がちょっとイタイとか思わなくもないけど軽く目を反らして
「ワンダレイの前に諸悪の根元が立ち塞がるっ!ワンダレイの作戦が成功して勝機を掴めるのかっ☆大熱戦の配信スタートッ♪」
【ワンダレイ】の皆と参戦

撮影ドローン『ユーイ』に撮影をお願いするよ

アルの掛け声に合わせて【エレクトロレギオン】『ムニ』達を呼び出しで援護をお願いするよ

前回の動画には素顔?の『ムニ』達は極力写らないようにしてたから問題ないよね

左京がこっそり移動するのを大量の『ムニ』達が派手に動く事で【時間稼ぎ】するよ

ボクは【ダッシュ】と【ジャンプ】での【空中戦】で翻弄して【残像】を残す程のスピードで回避

良い動画配信頑張るねっ☆


月影・左京
【ワンダレイ】の仲間と参戦よ。
【達人の智慧】を使って、いいねリスの「みんな集まれ」を封じるわ。
皆さんがいいねリスの分身を相手にしてくれている間に【忍び足】で【目立たない】ようにいいねリスの本体の背後にまわって、メイスで【気絶(させる勢いの)攻撃】!
「どんなに分身を召喚しても、本体が怪我をすれば無意味よっ!はわっ!」と、弱点を指摘しながらぶん殴る!

いいねリスからの攻撃は、【聞き耳】で次の行動を予測しながら【見切り】で回避!
「はわっ!見切ったわ!」
やられてばかりですっこんでるなんて性にあわないわ。
メイスで【鎧砕き】の【気絶(させる勢いの)攻撃】もどんどん狙っていくわ。

(台詞等のアドリブ大歓迎よ。)


ネージュ・ローラン
【飛空戦艦ワンダレイ】の仲間と連携して動きます。

「せっかくのクリスマスです。氷雪と呼ばれる理由を教えてあげましょう。」

少しは動画映えも気にしてみましょうか。
相手の注意を引くように【存在感】を出して舞い、そこから【エレメンタル・ファンタジア】で雪の嵐を起こして分身を攻撃します。
仲間が本体を狙えるように移動もしながら戦います。

その後は威力を抑えた上で範囲を大きく広げ、他の猟兵達の戦闘の背景を彩り【鼓舞】しましょう。
メリーホワイトクリスマスです。



いいねリス怪人は壁にもたれ掛かり、ぼーっとしながら、
 手下のスロットマシン怪人達とのクリスマスパーティの思い出に耽っていた。
「ボクがサンタ帽を被って……ウィンクした写真、最高に盛れてた……」
 そこへ現れたのは、飛空戦艦ワンダレイのクルー達。
「ユーイ、お願いね!」
 早速、アイン・アブソリュート(大空の王を目指す・f06053)の手から撮影ドローンの『ユーイ』が飛び立った。
「ワンダレイの前に諸悪の根元が立ち塞がるっ! ワンダレイの作戦が成功して勝機を掴めるのかっ☆大熱戦の配信スタートッ♪」
「なになに? 騒々しいなぁ。わっ! また猟兵が来てるじゃん」
 いいねリス怪人は我に返って起き上がると、
「いいね! って思ったらみんなあつまれー!」
 ばちんっとウィンクを決めて分身だ。
 大量に増えたいいねリス怪人達に向かって、アルフレッド・モトロ(蒼炎のスティング・レイ・f03702)の大きな声が轟く。
「みんな集まれ~!」
「 集まりましたー!」
 元気よく飛んできた月守・咲凛(空戦型カラーひよこ・f06652)を筆頭に、ワンダレイの仲間達も集合!
(「ちょっとイタイとか思わなくもないけど……」)
 と軽く目をそらしつつ、アインは【エレクトロレギオン】で戦闘用機械兵器『ムニ』を呼び出した。
(「前回の動画には素顔?の『ムニ』達は極力写らないようにしてたから問題ないよね」)
 猟兵にムニ達が加勢して、いいねリス怪人は内心圧倒されたが、
「いいよ、全員まとめて相手してあげる!」
 強気に言い捨てると共に、分身達が威勢よくアインに飛び掛かった。
 それと同時にダッシュしたアインは空中高く飛び上がり、空を仰ぐ分身を翻弄。
「よっと☆」
「舐めるなぁー!」
 攻撃を続ける分身だったが、捉えたと思った其れは残像。
 軽々と回避するアインのスピードに着いて行けず、悔しそうだ。
 そして大量のムニ達が一斉に攻撃を始め、怪人の分身達はムニの相手に掛かりきりになった。
 ――その隙に。
 月影・左京(夫婦ゲーマーのはわっ担当・f06388)がいいねリス怪人本体の元へ、忍び足で向かっていた。
 いいねリス怪人と猟兵達の戦いが過熱してゆく中、
 「せっかくのクリスマスです。氷雪と呼ばれる理由を教えてあげましょう」
 ネージュ・ローラン(氷雪の綺羅星・f01285)は薄氷色のシルクベールを翻して舞い踊り、
 舞いながら【エレメンタル・ファンタジア】が発動し、雪が降り始めた。
「これは……映える!」
「クリスマスに最高のシチュエーション!」
 いいねリス怪人は雪に目を奪われ、分身達も同様に攻撃の手を止めて見惚れている。
 日頃から、フォトジェニックな写真を追及しているいいねリス怪人の心を掴んだようだ。
 おびただしい量の雪が分身達に降り注ぎ、暴風に襲われてようやく敵の策に嵌まった事に気付く。
 その圧巻の豪雪が作り出す幻想的な雪景色を、ユーイのカメラが捉えていた。
 雪に埋もれて凍えている分身達の耳に、咲凛の明るい声が響く。
「ちょうど試したいUCがあったんです! 試し切りしますねー。
 アーマーフルパージ、シフト【テンペスト】! 一気に決めます!」
 その手に握られた巨大なビームサーベルが、煌々と輝く!
(「あんなの喰らったらひとたまりも無いっ!」)
 瞬時に危機を察する分身だったが、思い切り叩きつけると全長18メートルまで伸びる驚異の伸縮性。
「ぎゃっ!」
「あれ? 外れかな? 次は本体に当てますよー!」
 勢いよく元の長さに戻ったビームサーベルを、ブンブン振り回して分身も本体も構わず叩きまくる咲凛!
「うそっ、こっち来るなぁー!」
 大慌てで逃げ惑う怪人と、
「やっちまえー!」
「咲凛ちゃんがんばれー!」
 大盛り上がりの住民キマイラ達。もちろん動画映えはバッチリだ!
(「皆さん、いい感じよ」)
 左京は息を殺して移動を続け、いいねリス怪人本体の背後に到達しようとしていた。
 その一方で、アルフレッドが分身達を怪力で吹き飛ばし、左京の動きに気付く隙を与えない!
 それどころか、自身に向かってくる分身も返り討ちにした。
「おらァ! 次はどいつだ!?」
 ネージュが傍へ来て、アルフレッドと一緒に分身へ対峙する。
 分身達は次々と襲い掛かったが、雪に埋もれて片っ端から吹き飛ばされてゆくのであった。
「ぐぬぬ、こんなに分身を出したのに圧されてるなんて……」
 悔しそうに戦況を見守る本体いいねリスの、背後の左京と目が合い、アルフレッドは朗々と詠唱を始めた。
「穿て、我らが仇敵を! 照らせ、我らが同胞を! WONDER-RAY、それは……『奇跡の光』!!」
 飛空戦艦ワンダレイのサーチライトの光が、本体いいねリス怪人の顔に照射!
「ぎゃ、眩しい!」
 その刹那。
「どんなに分身を召喚しても、本体が怪我をすれば無意味よっ! はわっ!」
 背後から届いた声に、弱点を突かれたと思った瞬間左京の守護明神が出現したのだった。
「いつの間に……うぐっ!」
 後頭部を強打されると共に、分身達がぽぽぽんっと全て消滅してゆく。
 頭をさすりながら振り返ると、一見ワンドのようなメイスを構えた左京が立っていた。
「ちょー痛い……いつからそこに居たワケ? 分身も消えちゃったし、はぁ……」
 いいねリス怪人はげんなりした様子で、まだ眩しそうに何度も瞬きをしている。
 そこへワンダレイ・アンカーを担いで大股で駆け寄るアルフレッド。
「うおおおおお!」
 渾身の力を込めて、怪人の頭上に捨て身の一撃を叩きつけた!
 アンカーを抱えたまま、反動で吹っ飛んでゆくアルフレッドと、白目をむいて悶絶するいいねリス怪人。
 額のハートマークがメコッと窪んでいる。
「艦長ドスコーイです!」
「「わぁああああ!」」
 傍で見ていた咲凛に、配信を見ているキマイラ達も歓声に沸いた。
 その配信画面内に、はらはらと粉雪が舞い始める。
「メリーホワイトクリスマスです」
 ネージュの流れるような舞いの手振りに合わせて、雪の嵐は弱まり広範囲に小雪がちらつく。
「わーホワイトクリスマスだぁ♪」
「雪にシロップ掛けて食べたい!」
 住民キマイラ達も盛り上がる中、ロマンチックな雪景色をバックに戦闘は続く。
「ネージュさんの雪綺麗ですー!」
 目を輝かせて見惚れている咲凛を狙って、いいね! ビームが発射されるも、
 ビームは空しく咲凛の残像を貫いた。
「いいねリス怪人さん、残念でしたー!」
「うわぁん! 次は当てる!」
 いいねリス怪人は、いいね! ボムを傍らにごっそり用意して、ポイポイ投げ放つ。
「メリークリスマス! ボクからのプレゼントだよ、受け取れぇい☆」
 初撃は放物線を描いて左京を目掛けて飛んできたが、左京は聞き耳を立てて軌道修正。
「はわっ! 見切ったわ!」
 しかし、高威力高命中のボムである。避けきれない――そう思った瞬間。
「させるかァ!」
 勇気を出したアルフレッドが、がむしゃらにボムを吹き飛ばしていた。
 その行動の勢いで、床に突っ伏しているアルフレッドに礼を述べつつ助け起こすと、
 左京は、やけくそにボムを投げまくっているいいねリス怪人を見据えてメイスを振り上げた。
「覚悟しなさい! はわっ!」
 いいねリス怪人は思わず、手に持っているハートマークで頭を庇った。
 左京のメイスが思い切り振り下ろされ、ハートに深い亀裂が入ってゆく。
「あっ……」
 それが砕けると同時に、いいねリス怪人本体がパーンッと爆発!
 赤と緑、そして金色の塵がキラキラと降り注いだ。
 全てを写真映に捧げたいいねリス怪人らしい最期と言えよう。
 はしゃぎまくる住民キマイラ達と、ここへ赴いた全ての猟兵達を祝福するように、
 周囲一帯はしばらくの間クリスマスカラーに彩られた。

 アインは撮影ドローンのユーイを手元に迎えて、配信終了だ。
「良い動画配信出来たかな?」
 その問いの答えは、住民キマイラ達の輝く笑顔が物語っている。
「猟兵さん達、最高のクリスマスをありがとう!」
 平和を取り戻したキマイラフューチャーは、自分達のクリスマスパーティを開いて大いに盛り上がったのだった。
 ハッピーメリークリスマス♪

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2019年01月07日
宿敵 『いいねリス』 を撃破!


挿絵イラスト