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迷宮ぷにとちょこえっぐ

#アルダワ魔法学園

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#アルダワ魔法学園


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●迷宮ぷにとちょこえっぐ
 アルダワ魔法学園に広がる迷宮。その一角では今、騒動が起こっていた。
 迷路になっている通路を右へ左へ。あっちへこっちへ。
『ぷにっ』
『ぷー! にー!』
 蜜ぷに達は、逃げる。
 ぷよぷよ弾んだり、ころころしながら逃げていた。
『ハヤク! 逃げるぷに!』
『おいつかれるぷに!』
『おいつかれたらたいへんぷに!』
 チョコまみれにされるぷに!! チョコに包まれてしまうぷに!!
 ――と、必死で逃げているたくさんの蜜ぷに達。
「まってー! みっつぷにー! 蜜ぷにちょこえっぐ! 我ながらいいひらめき!」
『キター!!』
 追いかけてくる影――迷宮ショコラティエール。
 逃げる場所? それなら上へ上へ。
 ついでだから、外の世界へ出てしまおうと迷宮の外を目指していた。

●予知
「というわけで。ちょこまみれにされたくない蜜ぷに達がぷにぷに向かってきよるんよ」
 終夜・嵐吾(灰青・f05366)は己が見た予知を紡ぐ。
 アルダワ魔法学園。その迷宮より脱出! とばかりにぷにぷにころころしてくる、蜜ぷにたちの話を。
 それから、その蜜ぷにを追いかけているものの存在を。
「このまま放っておったら外にでてきてしまうからの。それは防がんといかん。じゃから皆の力を貸しておくれ」
 蜜ぷにたちはぷにぷにしており、簡単に倒せる相手だ。極端な話、蜜ぷにをぷにぷにふにふにしている間にもちょっとしたあれそれでぱーんとなってしまう、事もあるかもしれない。
 そして、蜜ぷにたちは倒されると共に花の蜜となる。それはとても美味しく、おやつのような物でもあるのだ。ただちょっと、その愛らしさに倒すのをためらうものも多いかもしれんと、尾を揺らす。
 蜜ぷにはぷにぷにしとって、おいしい蜜を落して。魅力的な存在なんじゃと嵐吾は言って、それからと続ける。
「これを追っておるのはな、迷宮のチョコレート職人なんじゃ」
 迷宮ショコラティエール。彼女は蜜ぷに達を使ってチョコレート菓子を作ろうとしているのだという。
 うさぎの耳をつけて。
 つまるところは、イースター向けのチョコ菓子を作るために蜜ぷにを追いかけているようだ。
 迷宮内での追いかけっこならまだしも、ついでに上を目指している。これを放っておくわけには、もちろんいかないのだ。
「とゆことで、よろしくの!」
 そして、それからという。
 終わったらここに行って楽しんでくると、ええよと。
 それは、この時期だけの。イースターの趣向をこらしたアフタヌーンティーを味わえる店のチラシ。
 ふっかふかのソファに三段ティースタンド。チョコレートに、ゼリー、マカロン、シュークリーム。ケーキにスコーン。サンドイッチ、スープと付け合せといった内容で。
 紅茶にコーヒー、他にも色々、飲物が選べるようだ。
「ちなみにの、イースターにかこつけた格好をしていくとおまけをつけてくれるそうじゃ。例えばうさみみ」
 ここに書いとる、とチラシの一角を指さす。うさ耳カチューシャも貸し出しているのでお気軽にお使いください、とのこと。
 その詳しい内容は現地に行ってのお楽しみじゃと言いながら、嵐吾はその手の内のグリモアを輝かせたのだった。


志羽
 お目通しありがとうございます、志羽です。
 プレイング締め切りなどのタイミングはお手数ですがマスターページの【簡易連絡】をご確認ください。

●シナリオについて
 第一章:集団戦『蜜ぷに』
 第二章:ボス戦『迷宮ショコラティエール』
 第三章:日常『お茶のひと時』
 以上の流れとなっております。

 グループ参加などの場合は、ご一緒する方がわかるように【グループ名】や【ID】を記入していただけると助かります。また、失効日が同じになるように調整していただけると非常に助かります。(続けて二章、三章参加の場合、IDについては必要ありません)
 プレイング受付についてはマスターページの【簡易連絡】にて案内いたします。
 第三章は日常部分ですので問題ないプレイングの方を皆様描写予定です。受付期間外に送って頂いたプレイングについては流れてしまう可能性もありますのでご協力よろしくお願いします。再送については問題ありません。

 第三章のみお声掛けがあれば嵐吾もご一緒させていただきますが、基本的にはでてきません。

 以上です。
 ご参加お待ちしております。
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第1章 集団戦 『蜜ぷに』

POW   :    イザ、ボクラノラクエンヘ!
戦闘用の、自身と同じ強さの【勇者ぷに 】と【戦士ぷに】を召喚する。ただし自身は戦えず、自身が傷を受けると解除。
SPD   :    ボクダッテヤレルプニ
【賢者ぷに 】を召喚し、自身を操らせる事で戦闘力が向上する。
WIZ   :    ミンナキテクレタプニ
レベル×1体の、【額 】に1と刻印された戦闘用【友情パワーぷに】を召喚する。合体させると数字が合計され強くなる。
👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


●逃走ぷに
『ぷにー!』
『コッチぷに!』
『ぷー! ぷぷー! 敵ぷに!』
『戻っても敵ぷに!』
 どうするぷに!
 そんな蜜ぷにたちの相談はぷにぷにかわいらしく。心和むものさえある。
 迷路のように広がる迷宮の一角にて蜜ぷにと猟兵たち――それぞれの場所で、エンカウント。
 目の前の猟兵と、後ろの迷宮ショコラティエール。
 さて、蜜ぷにたちにとって怖いのは――どちらなのか。
二天堂・たま
“蜜ぷに”か。危険性は限りなく低いが、迷宮の外に出ることだけは許してやれん。
どれだけ愛らしくとも、彼らは“災魔”だからな。
ワタシはUC:ピヨの波動で外へ逃げようとする“蜜ぷに”達を倒す。

倒した後に出る蜜はUC:神仙の料理術で調理し、香りを引き立てると同時に保存性を高めておこう。
瓶か何かに入れて土産物にするも良し、“お茶のひと時”を過ごす時皆に使ってもらっても良しだ。



 二天堂・たま(ひよこなケットシー・f14723)は一層、瞳細めてみつめていた。
 目の前からせまりくる、バリエーション豊かな色をした、のぷにぷにぷよぷよする蜜ぷにたちを。
『ぷにー!』
『逃げるぷにー!』
『あっ! こっちはひとりぷに!』
『突破ぷにー!!』
 ぷにぷにぷよぷよ。
 傍目からみると楽しそうな蜜ぷにたち。
 たまは危険性は限りなく低いが、と零す。そう、どんなに愛らしくぷにぷにぷよぷよしていたとしても相手は災魔なのだ。
「迷宮の外に出ることだけは許してやれん」
 うん、とたまは頷き蜜ぷにたちのもとへと走る。
「ぴよーっ!」
『ぷぴー!!!』
『ぷよー!!!』
 たまの声に、その気合いに。蜜ぷにたちは過剰に反応する。数体がぱぱんとはじけて蜜がとろんと零れ出た。賢者ぷにを召喚するよりも、早く。
 かろうじて耐える事ができた蜜ぷにたちは負けると悟ったのかぷにぷにしながら慌てて後退していく。
 それを追うのも、とたまは蜜を集めて。
「これぞ神域の料理術! 『毒』すら『薬』に調理してみせよう!」
 己の力を高め、蜜へとひと手間。
 土産ものにするも良し。この後のお楽しみの時間につかってもらうのも良し。
 そんな楽しみを抱いて、さてまた次の蜜ぷにたちへと向かっていく。

大成功 🔵​🔵​🔵​

マキュラータ・ヘテロスコドラ
おお、アレが噂の『蜜ぷに』か!一度会ってみたかったのだ!しかしコヤツら……カワイイな!でも倒す!ゴメンね!【SPD】

ワガハイはからくり人形の『アカンパニスト』で獲物たる刀剣楽器八振りを構え、八刀流による近接攻撃を仕掛けるのである!なるべく痛くはしないつもりだから、大人しく切られてくれい!

蜜ぷに達は倒すと花の蜜になるのだったな!なるべく回収したいところだが……ちょっと味が気になるので、【大蜘蛛の顎】でワガハイの蜘蛛部分の腹部を大蜘蛛の頭部に変形させ、ガブッといただくのである!……見た目がちょっとしたホラーだな!

「チョコレート、自前で持って来れば良かったかな?」



 迷路のように入り組んだ迷宮の一角を思うままマキュラータ・ヘテロスコドラ(誘うは八脚の舞踊、煌くは八刃の颶風・f13941)が進んでいると。
 ぷにんぷにんと跳ねるように急いで移動してくる蜜ぷにたちの一団が。
「おお、アレが噂の『蜜ぷに』か! 一度会ってみたかったのだ!」
 お急ぎ中の蜜ぷに達は、マキュラータの姿に、進みを止める。
『ぷにぷー』
『ここ、通してほしいぷに!』
 ぷにぷにしつつ、無害アピールをしてくるちょっとあざとい蜜ぷにたち。愛らしくぷにぷに。
「しかしコヤツら……カワイイな! でも倒す! ゴメンね!」
 十指に結びつけた糸を引く。八本の腕型のからくり人形、アカンパニストで刀剣楽器八振りを構えた。
 八刀流による近接攻撃を仕掛ければ、蜜ぷにたちは慌てて転がって。
「なるべく痛くはしないつもりだから、大人しく切られてくれい!」
『いたくないわけ、ないぷに!』
『そうぷにー!』
 助けて賢者ぷに! と蜜ぷにたちは賢そうな仲間を呼び出す。その賢者ぷににあやつられ、右へ左へ転がって。
 かわいい。そう思うのも束の間、マキュラータは思いだす。
「倒すと花の蜜になるのだったな!」
 なるべく、回収したい所。しかし――ちょっと味が気になる。
『にげるぷにー!』
 と、お腹の下をころころと転がっていく蜜ぷに。
 これはチャンス、とその部分を大蜘蛛の頭部へと変化させマキュラータはガブッと捉えた。
『ぷにー!!』
『ぷにー!?』
 その光景をみてしまった蜜ぷにたちは震えあがり、そそくさと逃げ始める。
 ちょっとばかり、見た目がホラーだったかとマキュラータは零しつつ、これはと思う。
「チョコレート、自前で持って来れば良かったかな?」
 甘くて美味しい花の蜜。たしかにこれとチョコレートが合わされば――さらに美味しさは増しそうだ。

大成功 🔵​🔵​🔵​

深護・刹那
蜜ぷにと聞いて!
ダッシュで馳せ参じました!
ではでは、不肖、深護・刹那、参ります。

本音を言えば!
蜜ぷにを見るたびに、
数匹を自分の周りに置いて、
延々とぷにぷにつんつんぷにぷにつんつんしていたいのですが!が!
オブリビオンと猟兵は相容れぬ存在…あと、可愛い見た目でも被害を出さないとは言い切れませんし…。
くっ、わたくし涙を振り払って蜜ぷにを倒しますわ!
せめて、その蜜は回収させていただいても?

『からくり仕掛けのセツナ』で仕掛けますわ。
蜜ぷにも賢者ぷにを召喚したなら、
見た目はともかく構成がよく似た感じになりますわね。
でしたら、あとはどちらの繰り手が上かの勝負。
負けませんわ!



「蜜ぷにと聞いて! ダッシュで馳せ参じました!」
 深護・刹那(花誘う蝶・f03199)はしゅたた、と迷宮の中を走る。
 その前には――蜜ぷにの一団。複数でぷにぷに移動している蜜ぷにたちも、また刹那の姿に気付いたようだ。
 刹那の青い瞳はきらきらと輝いている。
「ではでは、不肖、深護・刹那、参ります」
 本音を言えば!
 蜜ぷにを見るたびに、出会うたびに。
 刹那は数匹を自分の周りにおいて、延々とぷにぷにつんつん。
 つんつんぷにぷにつんつんとエンドレスしていたいのだ。
 しかし、わかっている。オブリビオンと猟兵は相容れぬ存在である事を。
「可愛い見た目でも被害を出さないとは言いきれませんし……」
『ぷに?』
『いじめないでほしいぷに……』
「くっ! 可愛い……!」
 けれどぷにぷにかわいいのにも刹那は負けない。
 この涙を振り払って、蜜ぷにを倒さねばならないのだ。
「せめて、その蜜は回収させていただいても?」
『ぷに!』
『やっつけるぷに!』
 蜜にされては、と蜜ぷにたちが飛びかかってくる。
「夢はうつつ。うつつの私はヒトガタ。ヒトガタは繰られ夢を見る。これが、人形の、刹那の、夢」
 からくり人形の人形遣いを召喚して、刹那は己を操らせる。
 そして蜜ぷに達も負けじと、賢者ぷにを召喚するのだ。
「どちらの繰り手が上かの勝負――負けませんわ!」
『負けないぷに!』
『行くぷに!』
 蜜ぷに達のほうが数は多い。けれど操り上手、いや操られ上手は刹那の方。
 蜜ぷに達の姿は少しずつへり、あとには蜜が残っていく。

大成功 🔵​🔵​🔵​

アール・ダファディル
蜜ぷにがいるならば戯れねばなるまい
Echo、捕獲の準備は充分かい?
妹は手に持った調理器具をかちかち鳴らす
……ふむ、≪彼女≫も準備万端のようだ

周囲に糸を張りながら、
【錬成カミヤドリ】で手駒を増やし、
分身たちと≪彼女≫をぷにへと向かわせる
さ、存分に戯れるといい
どの子が美味しいか定めておいで

蜜ぷにの体を使って飛んだり跳ねたり
はしゃぐぬいぐるみたちの糸を繰り、
蜜ぷにを縛って絡めて、拘束する
一気に生け捕りする為に網を編もう
漁業でもやるだろう
一網打尽、てね

無害なぷにはそのままに
向かってくるぷに等は……仕方ないね
≪彼女≫と遊んで貰おう
今の≪彼女≫の流行りは「おままごと」でね
美味しく調理して貰うといい



 蜜ぷにがいるならば戯れねばなるまい。
 頷いて、アール・ダファディル(ヤドリガミの人形遣い・f00052)は傍らの≪彼女≫へと視線向けた。
「Echo、捕獲の準備は充分かい?」
 問い掛けると、その手には。おたまとフライ返し。それをあわせてかちかちと鳴らしている。
「……ふむ、≪彼女≫も準備万端のようだ」
 では行こうと周囲に糸を張り巡らせ、己の分身たちも操って進んでいけば、だ。
 前方から蜜ぷに達がぷにぷにしながらやってくるのが見えた。
「さ、存分に戯れるといい。どの子が美味しいか定めておいで」
 真っすぐ、このまま進むだけでいい。
 分身と≪彼女≫は楽しそうに蜜ぷにたちへと向かっていく。
『ぷに!?』
『ぷにー!!』
 ぴょんと≪彼女≫がはしゃぐ。蜜ぷにたちの上を飛んだり跳ねたり、楽しそうだ。
 分身たるぬいぐるみたちも≪彼女≫に続いた。
 くるりと蜜ぷにたちの周りで踊れば、琥珀色の繰糸がきゅっと締まり、ひとまとめに。
 その間にアールはもう一つ、準備をしていた。糸を合わせ、網を編む。
 漁業のようにふわりと蜜ぷにたちの上に投げれば。
『ぷに!?』
『賢者ぷにー!』
『賢者ぷにもぬけだせないぷに……』
 そんなちょっと気の抜ける会話にアールは笑い零す。
「一網打尽、てね」
 捕まる仲間達。その様子に撤退と逃げていく蜜ぷにたちをアールは追わない。
 けれど、向かってくる者達もいる。網をどうにかすり抜けて、だ。
「……仕方ないね」
 遊んでもらおう、とその前に立ったのはお玉とフライ返しを持った≪彼女≫だ。
「今の≪彼女≫の流行りは『おままごと』でね」
 美味しく調理して貰うといいとアールは紡ぐ。
 とびかかった≪彼女≫は手にしたお玉でぺちんと蜜ぷにの頭を叩く。するとそれはぷにゃっと、崩れたのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

碧・蛇ノ目
結(f06365)と一緒に参加

ほあーっ!こいつらまんまるで可愛いなぁ!
可愛いが、そうだなあ。退治しなきゃならねぇぞ、結
それに持ち帰っても迷宮を出てからアルダワの人らにメッ!って怒られると蛇ノ目は思うな
うん、こいつらは今回諦めて、後で一緒にお茶しようぜ

そんじゃあ、蜜ぷにをぷにぷにすんぞ
空の子でぷにってするところを【2回攻撃】でぷにぷにっとする
あとは【衝撃波】と【怪力】でパーンっ!ってやるさ
(おそらく結から)逃げる蜜ぷには【追跡】で追ってぷにぷにする。へへっ、早い者勝ちだぞぉ!ぷにぷにぷにぷにーっ

ほほぉう、蜜ぷにのシャーベットかぁ。確かに美味そうだ
…蛇ノ目も【属性攻撃】で追加といっとくか?


雨霧・結
蛇ノ目さん(f00403)と一緒

きゃああああ蜜ぷにさん可愛すぎるんですけどっ!
ころころむにむに……ぅぅぅでも倒さないとよね?
ねぇ、蛇ノ目先生、この子お家に持って帰っちゃダメ?ダメ???
ちぇっ…メッされたくないから諦めるわ……うんお茶する

はぁい!蜜ぷにぷにぷにするっ!
むにむに可愛くて倒し辛いんだけど、蜜の美味しさを覚えたらもうこれは
集めまくって食べるしかないでしょ、そうでしょ、蜜ぷに丸かじりしたい
【追跡】し蜜ぷに乱獲し、黒爪でツンとつき倒す
あっ、ちょ!蛇ノ目さん、その子私が食べたかった子っ!ぷにぷにずるい!
【属性攻撃】で凍らせたらシャーベットみたいに美味しいのではっ!?
えへへ、一緒に食べましょ?



 その姿を見て――雨霧・結(雪の足音・f06365)はふるふる体振るわせ声を上げずには、いられなかった。
「きゃああああ蜜ぷにさん可愛すぎるんですけどっ!」
「ほあーっ! こいつらまんまるで可愛いなぁ!」
『かわいいぷに?』
『じゃあ外まで運ぶぷに!』
 と、足元でぷにぷに跳ねる蜜ぷにたちに碧・蛇ノ目(蛇ノ目傘・f00403)の視線は釘付だ。
「ころころむにむに……ぅぅぅでも倒さないとよね?」
『ぷに?』
 かわいい。結はそろりと、ちらりと蛇ノ目を見て。
「ねぇ、蛇ノ目先生、この子お家に持って帰っちゃダメ? ダメ???」
 期待の籠った視線。気持ちはもちろんわかるのだが、だめだめと蛇ノ目は首をふる。
「可愛いが、そうだなあ。退治しなきゃならねぇぞ、結」
 お外に出てはいけないこの愛くるしいぷにぷに存在。かわいいけど――優しくはできない。
「それに持ち帰っても迷宮を出てからアルダワの人らにメッ! って怒られると蛇ノ目は思うな」
「ちぇっ……メッされたくないから諦めるわ……」
 本当に残念。しゃがみこんで蜜ぷにを見詰める結。その姿に蛇ノ目は小さく笑い零した。
「うん、こいつらは今回諦めて、後で一緒にお茶しようぜ」
「うんお茶する」
 返事をして再び蜜ぷにたちへと視線を向ける。
 蜜ぷにたちは、自分たちの可愛さにまけないだとー! っとぷにぷに震えていて。
 ぷにぷに、したい。
「そんじゃあ、蜜ぷにをぷにぷにすんぞ」
「はぁい! 蜜ぷにぷにぷにするっ!」
 蛇ノ目は空の子を召喚する。それに対し蜜ぷには。
『友情ぱわーぷに!』
『ぷにっ』
『ぷににー!』
 数を増やし、合体しぷにぷに度を上げていく。
 その蜜ぷにには蛇ノ目と感覚共有した空の子がぷにっ――のところをぷにぷに!
「ぷにぷにだ」
 伝わる感触に蛇ノ目は笑って、次々とぷにぷにと。
 ぷにぷにぷに。ぷににに。
 ぷにぷにむにむに。
 むにむに可愛くて倒し辛い。けれど結は心を鬼にして蜜ぷに達にむかうのだ。
 だって、もう。蜜の美味しさを覚えたらもうこれは――!
「集めまくって食べるしかないでしょ、そうでしょ、蜜ぷに丸かじりしたい!」
『まるかじり!?』
『逃げるぷに!』
 ぷににんぷににん。ころころ転がったり逃げ始めた蜜ぷにを結は追いかけ乱獲する。
『ぷに~!!!』
 震える蜜ぷにをツンと黒爪でつつけば蜜となって消えていくのだ。
 それをぺろりとちょっと味見も御愛嬌。さて次は、と目をつけたのは紫色がかった蜜ぷに。
 けれどそれを、先に。
「あっ、ちょ! 蛇ノ目さん、その子私が食べたかった子っ! ぷにぷにずるい!」
「ぷにぷにする。へへっ、早い者勝ちだぞぉ!」
 楽しい。ぷにぷに、楽しい。そんな気持ちを持っているとぷににんぷににん、目の前を通っていく。
「ぷにぷにぷにぷにーっ」
 その蜜ぷにたちも空の子でぷにぷにと撫でて。
「あっ、属性攻撃で凍らせたらシャーベットみたいに美味しいのではっ!?」
「ほほぉう、蜜ぷにのシャーベットかぁ。確かに美味そうだ」
「えへへ、一緒に食べましょ?」
 蜜ぷにの蜜、美味しい。
 きらりと瞳輝かせ蛇ノ目も同じく、攻撃を。
 蜜ぷにを凍らせれば、しゃりんと冷たく甘い蜜となる。
 何時までもぷにぷにしていたい蜜ぷに――だがしかし。いつかは倒さねばならぬ相手。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

斬断・彩萌
あらカラフルで可愛いじゃない。何個か繋げたら消えたりしないでしょうね?

【WIZ】
ああいう弾力のありそうな敵には銃弾は効きにくそうね。とあれば本命抜きますか!
Oracleに『Killing Salvation』を掛け、一気にスパスパ切っていくわよ!
どんなに集まっても雑魚は雑魚……っておっきくなったぁー!?
なによそれ、反則じゃない!?ま、まぁいいわ。巨大化する敵は大抵負けるって相場が決まっているもの。
また元の大きさくらいに切り刻んであげるわ!

※アドリブ・絡み歓迎



 ぷにぷに。蜜ぷにの御一行様と出会った斬断・彩萌(殺界パラディーゾ・f03307)は眼鏡の奥の瞳を思わず笑みの形にしていた。
「あらカラフルで可愛いじゃない。何個か繋げたら消えたりしないでしょうね?」
『消えたりしないぷに!』
『大きくなるぷに!』
 話しかけてみれば、答えが返ってくる。
 そう、と返すものの――蜜ぷには倒すべき相手だ。
「弾力があって銃弾は効きにくそうね」
 とあれば本命を抜くのみ。
 神託の名を冠す、精神力を実体化させた剣を彩萌は抜く。
「息の根を止めてあげる」
 その刃に、強化をかける。蜜ぷにをスパン! ときれば後に残るのは蜜だ。
「どんなに集まっても雑魚は雑魚……っておっきくなったぁー!?」
 決して強い敵ではない。スパスパと切っていれば彩萌の目の前に大きな影。
 見上げれば――巨大な巨大な。
『ぷー! にー!』
 蜜ぷにが。
「なによそれ、反則じゃない!?」
『これがふつうぷに』
「ま、まぁいいわ。巨大化する敵は大抵負けるって相場が決まっているもの」
 元の大きさくらいに切り刻んであげるわ! と言って。彩萌は刃を滑らせた。
 スパン! と小気味よい音。ぷにんとはじけるように蜜ぷにたちは分かたれて迷宮の奥へと逃げ戻っていくのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

ザッフィーロ・アドラツィオーネ
宵f02925と

蜜ぷには未だ食した事がないのだが…極上の甘露と聞けば甘味好きとして食べずにおれんだろう
パンケーキに掛けると美味いとも聞いた故、持ち帰り用にも確保したい所だ
勿論宵も共に食べるだろう?

髪と同色のロップイヤー耳を借り受け付けよう
甘味の特典と聞けばこれ位…と
…宵も似合っているではないか?特にそのリボン…どうしたのだ?

思わず吹き出してしまうが…宵、お前も笑うなというに…!
後でマジックテープの兎尾を気付かぬ様付けてやる故…見て居ろ

蜜ぷには傷つけぬ様【穢れの影】で拘束し汚さぬ様メイスで倒して持ってきた容器へ入れる
宵、そちらはどうだ…と
ああ、出来る事ならば沢山持ち帰ろう
共に食べる時間が楽しみだ


逢坂・宵
ザッフィーロ君(f06826)と

蜜ぷにの蜜はとても美味しいですよ
それはそれは極上の甘露のようでした
また食べに来れるなんて幸いですね
そうですね、せっかくですから僕もご相伴にあずかりたいです

黙々と黙って用意されていたリボン付き立て耳のウサギ耳をつけて
甘味に対するきみのとてつもない潔さはなんなんですか……
でもお似合いですよと忍び笑いをもらしつつ
マジックテープのウサギ尻尾をつけられるならばお返しにきみにもつけて差し上げますよ
お揃いでちょうど良いでしょう

蜜ぷにはできるだけ威力を抑えた『天航アストロゲーション』で仕留めて持参の瓶へ入れます
とりあえず取れるだけ取っていきましょう
楽しい時間が待ってますからね



 蜜ぷにの蜜はとても美味しいですよ、それはそれは極上の甘露のようでした、と。
 その味を口にしたことのある逢坂・宵(天廻アストロラーベ・f02925)はその味思い出し、小さく笑い零した。
「また食べに来れるなんて幸いですね」
 その言葉にザッフィーロ・アドラツィオーネ(赦しの指輪・f06826)は未だ食した事がないのだと紡ぐ。そして、期待も募るのだ。
「極上の甘露と聞けば甘味好きとして食べずにおれんだろう」
 蜜ぷにの、蜜。それはお菓子作りにもよし。そのままでも美味というちょっとした迷宮のおやつ。
 パンケーキに掛けると美味いとも聞いた故、持ち帰り用にも確保したい所だとザッフィーロは紡いで。
「勿論宵も共に食べるだろう?」
「そうですね、せっかくですから僕もご相伴にあずかりたいです」
 楽しみです、と紡ぐ宵。その手にはリボン付きの、立て耳のウサギ耳。
 そしてザッフィーロの手には髪と同色のロップイヤー耳。
 甘味の特典と聞けばこれ位、と何事も無いかのようにザッフィーロはそれを付けてしまう。
「甘味に対するきみのとてつもない潔さはなんなんですか……」
 でもお似合いですよと忍び笑い。宵は再度、ザッフィーロの姿を見てくつりと喉奥を鳴らした。
 宵もまた黙って、それをつけてみせた。
「……宵も似合っているではないか? 特にそのリボン……どうしたのだ?」
 改めて――見て。思わずというようにザッフィーロは吹き出した。
 それに引きずられるように宵の忍び笑いも少し大きくなる。
「……宵、お前も笑うなというに……!」
 そうはいってもと笑う宵に恨めし気な視線を向けるザッフィーロ。
「後でマジックテープの兎尾を気付かぬ様付けてやる故……見て居ろ」
 その言葉に宵ははぁと一息ついて。
「ウサギ尻尾をつけられるならばお返しにきみにもつけて差し上げますよ。お揃いでちょうど良いでしょう」
 そうだろうか、と首をひねるザッフィーロに宵はまぁまぁと背中を押す。
 そして――いましたね、と先を示した。
『こっちいくぷに!』
『あっちより安全そうぷに!』
 ぷにぷにっと跳ねるように動く一団。
 その愛らしい姿にザッフィーロの表情は僅かに緩む。しかし、あれは倒さねばならないもので。
 そして――蜜になる。
「赦しを求めぬ者には何も出来ぬ。……生きる限り纏わり積もる人の子の穢れを今返そう」
 ゆるりとザッフィーロの足元から影の様なものが伸びた。
 それは蜜ぷにを一体ずつ捕まえ引き寄せてくる。
『ぷに!?』
 驚く蜜ぷにをメイスで倒し、零れる蜜を容器の中へ。
「宵、そちらはどうだ……」
 と、視線を向ければ。
 威力を抑えて――拳ほどの石ころが蜜ぷにたちの上に落ちていた。
『ぷにっ!』
『石の雨ぷにー!』
 こつんと当たればぷにゃっと崩れる。逃げたものは――ザッフィーロが捕まえていた。
 宵はまだまだいそうですねと笑っている。
「とりあえず取れるだけ取っていきましょう。楽しい時間が待ってますからね」
「ああ、出来る事ならば沢山持ち帰ろう」
 共に食べる時間が楽しみだ、と零せば。
 その先に新たな一団の姿。宵とザッフィーロはそちらへと、足向ける。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

黒玻璃・ミコ
※スライム形態
カーディナルさん(f04363)とご一緒に

◆心情
おやおや、久し振りにアルダワに来てみれば美味しそうな蜜ぷにですね
……でも似たような姿の私が食べるのは端から見るとあまり宜しくないですよねー

◆行動
【WIZ】で判定です

カーディナルさんのご希望でもありますし
迷宮の外には出せませんが
ショコラティエールの魔の手からは逃がしてあげましょうかねー
私の魅惑のぷるるんボディを震わせて【誘惑】し
【毒使い】と【念動力】であまーい香りのする成分を漂わせ
蜜ぷにへ【催眠術】を掛けて【おびき寄せ】ましょう
上手にかかったら邪魔にならず
安心出来そうな別のフロアまでぷにぷに大行進ですよー

◆補足
アドリブOKですよ


カーディナル・オッペンハイマー
ミコ(f00148)と一緒に参加

「みゃ…かわいい…ミコの、おともだち…?」
蜜ぷにを見てときめく
「みぃ、わたしたち、てきじゃないよ。こわくない、よ?」
敵意はない事をアピールしようと、ぬいぐるみの背中からお菓子を取り出しプレゼント

「おそと、ここより、いっぱい…あぶないよ?」
地上に出る事はより危険な行為だと説明

「いっしょに、あんぜんなばしょ、いこ?わたしたち、が、まもってあげる、から」
蜜ぷにを優しく持ち上げてショコラティエールや他の猟兵の居ない道を進んで安全地帯を探す

「ぷす、おねがい。あんぜんな、ひろいばしょ、いこ…?」
アンコンテインドドッグで喚び出したチップスを先行させて安全確認しながら進む



「おやおや、久し振りにアルダワに来てみれば美味しそうな蜜ぷにですね」
 ぷよぷよといろとりどり。その姿に黒玻璃・ミコ(屠竜の魔女・f00148)は黒い、そのタールの身体を震わせた。
「……でも似たような姿の私が食べるのは端から見るとあまり宜しくないですよねー」
「みゃ……かわいい……ミコの、おともだち……?」
 そしてその姿を見たカーディナル・オッペンハイマー(ダンピールの咎人殺し・f04363)は瞬いて、きらきら瞳を輝かせた。
 蜜ぷにたちはカーディナルとミコの姿にぴたっと動きを止めた。どうやら様子見をしているようだ。
『仲間ぷに!?』
『ちょっと違うぷに……』
 じりじり。蜜ぷにたちはミコの姿に興味を示すものの、警戒を。
「みぃ、わたしたち、てきじゃないよ。こわくない、よ?」
 そして友好的に、カーディナルは、敵意はないとアピールすべくぬいぐるみの背中からお菓子を取り出しプレゼント。
『ぷに!』
『いいやつぷに!』
『外まで案内するぷに~』
 その言葉に、それはだめとカーディナルは首を横に。
「おそと、ここより、いっぱい……あぶないよ?」
『あぶないぷに?』
『じゃあどうするぷにー』
『こわいやついるぷに』
「いっしょに、あんぜんなばしょ、いこ? わたしたち、が、まもってあげる、から」
 一体、蜜ぷにを優しく持ち上げたカーディナル。そしてミコへと視線向けた。その視線の言わん事を察して、ミコはいいですよと跳ねて見せる。
「カーディナルさんのご希望でもありますし」
 迷宮の外には出せませんが、ショコラティエールの魔の手からは逃がしてあげましょうかねーとミコは紡ぐ。
 ぷるるん。そのボディを振るわせてミコは蜜ぷにたちを誘惑する。
 そしてそっとあまーい香りを生み出して、その香りを漂わせた。
 すると蜜ぷにたちは。
『ぷに?』
『ぷにー?』
 きょろきょろ。さらに催眠術をミコは向け誘き寄せ始める。
 そしてぷにぷにとちょっとぷよぷよ、あっちこっちとふらつきながらミコについていく。
「ぷす、おねがい。あんぜんな、ひろいばしょ、いこ……?」
 そしてミコも、喚び出した独立型UDCぬいぐるみであるチップスに安全確認をお願いする。
 その行く先を見つけて先導はミコ。
「こっちですよー、安全な場所はこっち」
『ぷーーー』
『ぷぷーー』
 安心できそうな別のフロアまでぷにぷに。
 ミコを先頭に蜜ぷに達が続いていく。
 その後ろをカーディナルもついて、行進の始まり。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

ソラスティベル・グラスラン
【ワイルドハント】

彼らの蜜、それはわたしの勇気の源!甘美なる迷宮の恵み!
しかし彼らは我々の心を大きく削る強敵…

くうぅぅ……っ、可愛い!なんと愛らしい!!
気を付けてください皆さん!気を抜けば容易く屈します!
勇者として、地上は絶対に守らねばなりません…
彼らを地上に出せば、きっと大変なことに!……ならないかもしれませんがっ
涙を呑み、心に勇気の火を灯すのです!(【鼓舞】)

【勇気】で己を奮い立たせ、わたしの同志を呼びます!
同じ種にして選ばれた誇り高き【蜜ぷに召喚!】
敵味方入り乱れる蜜ぷに大戦争
はわぁぁ…同じ蜜ぷにさん同士で戯れる彼らも可愛いです…!

あ、あれ?なんだか嫌な音が…
み、蜜ぷにさーーーん!?


八重森・晃
なるほど、これが噂の蜜ぷに。甘い匂いがいいね//【ワイルドハント】で参加//なるほど、確かにかわいくて攻撃するのは気が引けるかもしれない、まあでもオブリビオンなんだし、うん、ごめんね//あと味もみてみたいし、という個人的欲望は隠しておこう、いや動機の八割ぐらいは欲望なんだけども//ブルドーザーにの指定してもらった席に座り、突撃時にほどほどの距離で降ります。そこから射撃//ルクバト&アスケラの≪二回攻撃≫で火の魔弾と風の魔弾を≪属性攻撃≫として発射、意図的に火の魔弾の着弾点を狙い、熱風の≪範囲攻撃≫を行うよ。ボスは危ないから近づかないでくれると嬉しいソラの蜜ぷにを巻き込んじゃったらごめんねするよ


荒谷・つかさ
【ワイルドハント】

美味しい敵が出たと聞いては、見過ごすわけにはいかないわね。
その命、蜜に還りなさい!(じゅるり)

直撃じゃなくても、私のPOWなら行けるかしら。
【荒谷流重剣術奥義・稲妻彗星落とし】を、今回は流星(鉄塊ハンマー)で発動。
敵味方の蜜ぷにが戯れてる(?)中に突入、ど真ん中に陣取り、
「怪力」で軽々とハンマーを振りかぶり、容赦なく全力で地面に向けて叩きつけるわ。
ユーベルコードの効果で巻き起こる地形破壊と、その余波で起きる「衝撃波」による「範囲攻撃」で一網打尽よ。

和んでる中申し訳ないけれど、一気に片付けるわよ。
……おいしい蜜のためなら、私は可愛い敵が相手でも鬼になるわ。
(羅刹なだけに)


白斑・物九郎
【ワイルドハント】
こいつらが“蜜ぷに”とやらっスか
いっぺん食ってみたかったんですわ

こっちにゃ蜜ぷに対処のオーソリティことソラスティベルが控えてますでね
ヘイ、ソラ(字数嵩むしもう略称で呼ぶ)
連中を相手取る上での作法でもあんなら教えて下さいや


(鼓舞された)……お、おう


・ニコリネのブルドーザーに(ふんぞり返って)同乗
・ブルドーザーで掻き集めそびれた奴は【ビーストドライブ】でデカい猫の前脚に変化させた腕をニュッと伸ばして逐次ネコパンチでハタく
・蜜ぷにの機動は【野生の勘】で先読みを掛ける
・グールドライバーだけに噛み付いて【吸血】なんかは慣れたもの、適当に捕まえた蜜ぷにを丸呑みせん勢いで蜜をガブガブ味わう


ニコリネ・ユーリカ
【ワイルドハント】
他人の不幸は蜜の味って言うわよねぇ。
それって蜜ぷにに降り掛かる災難は美味しいって事よね。
さぁどんなお味か教えて頂戴!

ソラさんが増やしてくれた「蜜ぷに大戦争」が絶景! 甘露が躍ってる。
感触も気になるわねぇ。
シャッター棒でつんつんしてプルプルするか見てみましょう。
あっあっすごい…この感覚やみつきになりそう…!

つかささんったら地形破壊しちゃって元気ねぇ。
それなら私はブルドーザーを召喚して整地しましょ。
猟団長がふんぞり返って乗ってるけど、晃さん、ここ開いてる!(ぽんぽん)
出力全開! 高速機動で蜜ぷに達もガーッとまとめて、猟団長、出番です!
なんて美味しそうに食べて…私も…おーいスィー!


ニュイ・ルミエール
【ワイルドハント】
アドリブお好きに!

ふふふっ噂を聞いて以来この日をずぅっと待ってたの!

無数のプチスライムを前に演説【鼓舞】

諸君、にゅいは甘味が好きなの
チョコにクッキー
マシュマロにホットケーキ

多重世界にある全ての甘味が大好きなの

焼けたフライパンにバターの落とされる音
カラメルの焦げる香り等感動さえ覚えるの

焼き加減を間違え
膨らまなかったスポンジは悲しいものなの

諸君、にゅいは天国のような甘味を望んでいるの

諸君 にゅいの分裂たるプチスライム諸君

君たちは何を望んでいるの?

『──甘味!甘味!甘味!』

よろしい、ならば甘味なのっ!!

同じぷにでも格の違いを見せてやるの!


あああ!!?(蜜ぷにごとブルドーザーに運ばれ



 彼らの蜜――それは。
「わたしの勇気の源! 甘美なる迷宮の恵み!」
 ぐっと拳握って高らかにソラスティベル・グラスラン(暁と空の勇者・f05892)は紡いで。
 そしてちらっ。
『ぷに!』
 かわいい。
「くうぅぅ……っ、可愛い! なんと愛らしい!!」
 我々の心を大きく削る強敵……! とソラスティベルは絞り出すように零した。
「こいつらが“蜜ぷに”とやらっスか。いっぺん食ってみたかったんですわ」
 白斑・物九郎(デッドリーナイン・f04631)は蜜ぷにの姿にぷにぷにしてるっスと近づいて。
「こっちにゃ蜜ぷに対処のオーソリティことソラスティベルが控えてますでね。ヘイ、ソラ」
 連中を相手取る上での作法でもあんなら教えて下さいや、と物九郎が訪ねればソラスティベルは強く強く、頷いた。
「気を付けてください皆さん! 気を抜けば容易く屈します!」
「美味しい敵が出たと聞いては、見過ごすわけにはいかないわね。その命、蜜に還りなさい!」
 じゅるり。荒谷・つかさ(風剣と炎拳の羅刹巫女・f02032)はそんな音を残しつつ蜜ぷに達の前へ。
 なるほど、これが噂の蜜ぷに。甘い匂いがいいねと八重森・晃(逝きし楽園の娘・f10929)は初めての蜜ぷにを見詰める。
「るほど、確かにかわいくて攻撃するのは気が引けるかもしれない、まあでもオブリビオンなんだし、うん、ごめんね」
 そう言ってじっと見つめるその胸中は――味もみてみたいし、という個人的欲望。
 晃はそれを隠しつつ――いや、隠しきれていないかもしれない。
 ここにきた動機の八割ぐらいはそれなのだから。
「他人の不幸は蜜の味って言うわよねぇ」
 ふふ、と笑い零すニコリネ・ユーリカ(花売り娘・f02123)は蜜ぷにたちへと笑みかけた。
「それって蜜ぷにに降り掛かる災難は美味しいって事よね。さぁどんなお味か教えて頂戴!」
 そう言うとぷにー! と蜜ぷにたちは臨戦態勢。
「ふふふっ噂を聞いて以来この日をずぅっと待ってたの!」
 そこへ、無数のプチスライムを連れてニュイ・ルミエール(神さまの遊び場・f07518)も声を向ける。
「諸君、にゅいは甘味が好きなの。チョコにクッキー、マシュマロにホットケーキ」
 多重世界にある全ての甘味が大好きなの、とニュイが紡げば蜜ぷに達もつられて、それを聞き入る。
 焼けたフライパンにバターの落とされる音――しあわせ。
「カラメルの焦げる香り等感動さえ覚えるの」
 けれど、焼き加減を間違え膨らまなかったスポンジは悲しいものなのとニュイは紡ぐ。
「諸君、にゅいは天国のような甘味を望んでいるの」
 ぐっと拳を握り、ニュイはきりりとプチスライム、および蜜ぷにたちへと言葉向ける。
「諸君、にゅいの分裂たるプチスライム諸君――君たちは何を望んでいるの?」
『──甘味!甘味!甘味!』
「よろしい、ならば甘味なのっ!! 同じぷにでも格の違いを見せてやるの!」
 その声と同時にプチスライムたちは飛びかかる。
 それもまた、ぷにぷにの戯れのよう。
 ソラスティベルは勇者として、地上は絶対に守らねばなりませんと構える。
「彼らを地上に出せばきっと」
『ぷにー』
「きっと……」
『ぷにに!』
「きっと大変なことに! ……ならないかもしれませんがっ」
 ぷにぷにとはしゃいでいる蜜ぷにの愛らしさ。
 ソラスティベルはぐっと涙を呑み心に勇気の火を灯す。
「……お、おう」
 その様子にちょっと押され気味の物九郎はただ頷くばかりだ。
 己を奮い立たせ、そしてソラスティベルは青い瞳を瞬かせきっと強い表情を見せる。
「皆さんいきましょうッ!』」
『勇気ト根性でムテキプニ!』
『確実ニ、シトメル、プニ』
『『『最後ニ勝ツノハ、勇気アル者プニ――ッ!!』』』
 誇り高き蜜ぷに達をソラスティベルは召喚する。
 すると、その場にいた蜜ぷにたちはぷにー!? と声をあげていた。
 突撃プニーーッ! とソラスティベルの召喚した蜜ぷにたちが飛びかかる。
 そして蜜ぷにたちはそれに応戦して――ぷに。
 ぷにっ、ぷににっ、ぷにっ。
「はわぁぁ……同じ蜜ぷにさん同士で戯れる彼らも可愛いです……!」
 えいやーぷににーとーぷにー! と戯れる様子にソラスティベルはきゅんきゅんしていた。
 その音鳴りでニコリネは絶景! 甘露が躍ってる! と共に。けれど見ていれば――その感触が気になる。
 つんつん、としてみればプルプルと良い弾力が戻ってくる。
「あっあっすごい……この感覚やみつきになりそう……!」
 そこへ。
 直撃じゃなくてもいけるかしら、とつかさは思いながらシンプルな構造のハンマー、流星を地面へと打ち付ける。
 その風圧で、蜜ぷにたちの身が浮く。
『ぷに!?』
『とぶぷに!』
 ふわっと、その衝撃波に襲われて数体の蜜ぷにがその姿を崩していく。
 その様子にああー! と思わずソラスティベルは声をあげてしまった。
「和んでる中申し訳ないけれど、一気に片付けるわよ」
 つかさは転がる蜜ぷにたちを見詰めて。
「……おいしい蜜のためなら、私は可愛い敵が相手でも鬼になるわ」
 羅刹なだけに――というのは紡がずにつかさはもう一度、その流星を振りかぶった。
 つかさによって地面には穴。
「つかささんったら地形破壊しちゃって元気ねぇ」
 それならとニコリネはブルドーザーを召喚する。
 整地しましょ、とひらりと。そして物九郎もいつの間にか乗り込んでいる。
「晃さん、ここ開いてる!」
 その招きに晃も頷いた。
「出力全開! 高速機動で蜜ぷに達もガーッとまとめて、猟団長、出番です!」
 重たいエンジン音。
 そしてガガガと重機の音が、響き始める。
「あ、あれ? なんだか嫌な音が……み、蜜ぷにさーーーん!?」
 ソラスティベルがはっとしたときにはすでに遅し。
 そしてニュイも遅し。
「あああ!!?」
 ニュイは蜜ぷにと共に運ばれていく。
 そのブルドーザーに晃がいて。物九郎もふんぞりかえって乗っている。
 晃は突撃の途中で降りて、魔石の組み込まれたフリントロック式二丁拳銃を晃は向けた。
 狙って発したのは火の魔弾。それが地面に当たると同時に熱風が巻き起こる。
「ボスは危ないから近づかないでくれると嬉しい。あ、ソラの蜜ぷにを巻き込んじゃった? 巻き込んでたらごめんね」
 晃の言葉とともに熱風から脱出してくるソラスティベルの蜜ぷにたち。
 そしてかきあつめから零れた蜜ぷにへと向かって。
「ザ・レフトハンド――【怪力】ON」
 と、にゅっとデカい猫の前脚に変化させた腕を伸ばし物九郎がネコパンチでハタいていく。
 そしてその手でぱっと捕まえた蜜ぷにを丸呑みせん勢いで蜜を味わえば美味しい。
「なんて美味しそうに食べて……私も……おーいスィー!」
 つまみ食いするようにニコリネも味わう。
 まさに蹂躙――あたりの蜜ぷにたちはほとんどすべて追いやられていく。
 彼らの蜜――それは。
「わたしの勇気の源! 甘美なる迷宮の恵み!」
 ぐっと拳握って高らかにソラスティベル・グラスラン(暁と空の勇者・f05892)は紡いで。
 そしてちらっ。
『ぷに!』
 かわいい。
「くうぅぅ……っ、可愛い! なんと愛らしい!!」
 我々の心を大きく削る強敵……! とソラスティベルは絞り出すように零した。
「こいつらが“蜜ぷに”とやらっスか。いっぺん食ってみたかったんですわ」
 白斑・物九郎(デッドリーナイン・f04631)は蜜ぷにの姿にぷにぷにしてるっスと近づいて。
「こっちにゃ蜜ぷに対処のオーソリティことソラスティベルが控えてますでね。ヘイ、ソラ」
 連中を相手取る上での作法でもあんなら教えて下さいや、と物九郎が訪ねればソラスティベルは強く強く、頷いた。
「気を付けてください皆さん! 気を抜けば容易く屈します!」
「美味しい敵が出たと聞いては、見過ごすわけにはいかないわね。その命、蜜に還りなさい!」
 じゅるり。荒谷・つかさ(風剣と炎拳の羅刹巫女・f02032)はそんな音を残しつつ蜜ぷに達の前へ。
 なるほど、これが噂の蜜ぷに。甘い匂いがいいねと八重森・晃(逝きし楽園の娘・f10929)は初めての蜜ぷにを見詰める。
「るほど、確かにかわいくて攻撃するのは気が引けるかもしれない、まあでもオブリビオンなんだし、うん、ごめんね」
 そう言ってじっと見つめるその胸中は――味もみてみたいし、という個人的欲望。
 晃はそれを隠しつつ――いや、隠しきれていないかもしれない。
 ここにきた動機の八割ぐらいはそれなのだから。
「他人の不幸は蜜の味って言うわよねぇ」
 ふふ、と笑い零すニコリネ・ユーリカ(花売り娘・f02123)は蜜ぷにたちへと笑みかけた。
「それって蜜ぷにに降り掛かる災難は美味しいって事よね。さぁどんなお味か教えて頂戴!」
 そう言うとぷにー! と蜜ぷにたちは臨戦態勢。
「ふふふっ噂を聞いて以来この日をずぅっと待ってたの!」
 そこへ、無数のプチスライムを連れてニュイ・ルミエール(神さまの遊び場・f07518)も声を向ける。
「諸君、にゅいは甘味が好きなの。チョコにクッキー、マシュマロにホットケーキ」
 多重世界にある全ての甘味が大好きなの、とニュイが紡げば蜜ぷに達もつられて、それを聞き入る。
 焼けたフライパンにバターの落とされる音――しあわせ。
「カラメルの焦げる香り等感動さえ覚えるの」
 けれど、焼き加減を間違え膨らまなかったスポンジは悲しいものなのとニュイは紡ぐ。
「諸君、にゅいは天国のような甘味を望んでいるの」 ぐっと拳を握り、ニュイはきりりとプチスライム、および蜜ぷにたちへと言葉向ける。
「諸君 にゅいの分裂たるプチスライム諸君――君たちは何を望んでいるの?」
『──甘味!甘味!甘味!』
「よろしい、ならば甘味なのっ!! 同じぷにでも格の違いを見せてやるの!」
 その声と同時にプチスライムたちは飛びかかる。
 それもまた、ぷにぷにの戯れのよう。
 ソラスティベルは勇者として、地上は絶対に守らねばなりませんと構える。
「彼らを地上に出せばきっと」
『ぷにー』
「きっと……」
『ぷにに!』
「きっと大変なことに! ……ならないかもしれませんがっ」
 ぷにぷにとはしゃいでいる蜜ぷにの愛らしさ。
 ソラスティベルはぐっと涙を呑み心に勇気の火を灯す。
「……お、おう」
 その様子にちょっと押され気味の物九郎はただ頷くばかりだ。
 己を奮い立たせ、そしてソラスティベルは青い瞳を瞬かせきっと強い表情を見せる。
「皆さんいきましょうッ!』」
『勇気ト根性でムテキプニ!』
『確実ニ、シトメル、プニ』
『『『最後ニ勝ツノハ、勇気アル者プニ――ッ!!』』』
 誇り高き蜜ぷに達をソラスティベルは召喚する。
 すると、その場にいた蜜ぷにたちはぷにー!? と声をあげていた。
 突撃プニーーッ! とソラスティベルの召喚した蜜ぷにたちが飛びかかる。
 そして蜜ぷにたちはそれに応戦して――ぷに。
 ぷにっ、ぷににっ、ぷにっ。
「はわぁぁ……同じ蜜ぷにさん同士で戯れる彼らも可愛いです……!」
 えいやーぷににーとーぷにー! と戯れる様子にソラスティベルはきゅんきゅんしていた。
 その音鳴りでニコリネは絶景! 甘露が躍ってる! と共に。けれど見ていれば――その感触が気になる。
 つんつん、としてみればプルプルと良い弾力が戻ってくる。
「あっあっすごい……この感覚やみつきになりそう……!」
 そこへ。
 直撃じゃなくてもいけるかしら、とつかさは思いながらシンプルな構造のハンマー、流星を地面へと打ち付ける。
 その風圧で、蜜ぷにたちの身が浮く。
『ぷに!?』
『とぶぷに!』
 ふわっと、その衝撃波に襲われて数体の蜜ぷにがその姿を崩していく。
 その様子にああー! と思わずソラスティベルは声をあげてしまった。
「和んでる中申し訳ないけれど、一気に片付けるわよ」
 つかさは転がる蜜ぷにたちを見詰めて。
「……おいしい蜜のためなら、私は可愛い敵が相手でも鬼になるわ」
 羅刹なだけに――というのは紡がずにつかさはもう一度、その流星を振りかぶった。
 つかさによって地面には穴。
「つかささんったら地形破壊しちゃって元気ねぇ」
 それならとニコリネはブルドーザーを召喚する。
 整地しましょ、とひらりと。そして物九郎もいつの間にか乗り込んでいる。
「晃さん、ここ開いてる!」
 その招きに晃も「頷いた。
「出力全開! 高速機動で蜜ぷに達もガーッとまとめて、猟団長、出番です!」
 重たいエンジン音。
 そしてガガガと重機の音が、響き始める。
「あ、あれ? なんだか嫌な音が……み、蜜ぷにさーーーん!?」
 ソラスティベルがはっとしたときにはすでに遅し。
 そしてニュイも遅し。
「あああ!!?」
 ニュイは蜜ぷにと共に運ばれていく。
 そのブルドーザーに晃は乗る。物九郎もふんぞりかえって乗る。
 晃は突撃の途中で降りて、魔石の組み込まれたフリントロック式二丁拳銃を晃は向けた。
 狙って発したのは火の魔弾。それが地面に当たると同時に熱風が巻き起こる。
「ボスは危ないから近づかないでくれると嬉しい。あ、ソラの蜜ぷにを巻き込んじゃった? 巻き込んでたらごめんね」
 晃の言葉とともに熱風から脱出してくるソラスティベルの蜜ぷにたち。
 そしてかきあつめから零れた蜜ぷにへと向かって。
「ザ・レフトハンド――【怪力】ON」
 と、にゅっとデカい猫の前脚に変化させた腕を伸ばし物九郎がネコパンチでハタいていく。
 そしてそのてぱっと捕まえた蜜ぷにを丸呑みせん勢いで蜜を味わえば美味しい。
「なんて美味しそうに食べて……私も……おーいスィー!」
 その様を見て、釣られるようにつまみ食い。ニコリネも蜜ぷにの蜜を味わう。
 まさに蹂躙――あたりの蜜ぷにたちのほとんどが追いやられていく。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

誘名・櫻宵
🌸リル(f10762)
アドリブ歓迎

あら!美味しそうな蜜ぷにだこと!
いい材料になるわ!
リィが好きそうな可愛い魔物だけど……あたしの可愛い人魚の心を奪うとか妬くから斬るわ
どんなに可憐でも敵は敵なのよ、リィ
油断大敵よ
(あら、心地よい斬り心地)
蜜を集めるリィに微笑んで
もっと頑張らなきゃと刀を振るう

追跡で追いかけ広範囲攻撃
なぎ払って串刺しにして「散華」放って
蜜を集めましょ!
楽しい蜜狩りよ

チョコ?いいわね!こんな美味しい蜜なら
いいのが出来そうだわ
だってあたしは可憐なショコラティエ。
迷宮のバーサーカーじゃない
美味しいチョコと可愛い人魚の笑顔の為に!

それにリィとの甘いお茶会が待ってるの
さ!もうひと頑張りよ!


リル・ルリ
■櫻宵(f02768
アドリブ歓迎

「櫻宵、蜜ぷにだ!可愛くて、甘くておいしそう
可愛くて、攻撃しにくi」
ぷにぷにに和んで躊躇っていたら、やっぱり斬られ弾ける蜜ぷに
「君ってほんと、容赦ないよね……」
零れた花蜜を慌てて瓶に受け止めながら
弾けゆくぷにと嬉嬉として刀を振るう、櫻宵をみる
抱っこは無理そうか

「甘い香り。櫻宵、蜜をたくさんあつめて、ちょこをつくってよ。僕は君のつくるちょこ大好きなんだ」
ぷにへの罪悪感は一雫
でも櫻宵のちょこの為
この蜜は他の子には渡せない
櫻宵にばかり任せられないと、【歌唱】活かしてせめて歌う「氷楔の歌」
氷の蜜も美味しそう

櫻宵の言葉に心が躍る
甘い甘い時間の為に
しばし心を鬼にして蜜を狩る



『ぷにっ!』
『こっちにもいるぷに!』
 ぷにぷにしつつやってきた御一行様。
 その姿に誘名・櫻宵(屠櫻・f02768)はあら! と楽し気に声零した。
「美味しそうな蜜ぷにだこと! いい材料になるわ!」
 ふふと笑って見せれば蜜ぷには何かを感じ取ってぷににっとふるえる。
 その様にリル・ルリ(瑠璃迷宮・f10762)は瞳と輝かせていた。
「櫻宵、蜜ぷにだ! 可愛くて、甘くておいしそう」
 わああとその尾もちょっと嬉しそうに楽しそうに揺れている。蜜ぷにも可愛いのだが――リルのその姿も愛らしいと櫻宵は笑む。
 そして蜜ぷにに再度、目を向けて思うのは可愛いということ。けれどそんな、可愛い姿もちょっと櫻宵にとっては複雑なものになっていた。
「可愛くて、攻撃しにくi」
「……あたしの可愛い人魚の心を奪うとか妬くから斬るわ」
 ぷにぷにぷにぷに。その姿に和んで攻撃をためらっていたのだが、切られて弾ける蜜ぷにのすがたにやっぱり、とリルは苦笑しながら零れる蜜を慌てて瓶に受け止めた。
「君ってほんと、容赦ないよね……」
「どんなに可憐でも敵は敵なのよ、リィ」
 油断大敵よ、と刃を振るえばスパっと切れる蜜ぷに。
 あら、心地よい斬り心地と櫻宵はもう一体に刃を走らせ、なんだか楽しそうな。
 そんな、嬉嬉とした姿を見て、リルは瞬き小さく。
「抱っこは無理そうか」
 小さく、零して。リルは蜜を集めていく。
 リルが蜜を集めるその姿に今度は櫻宵が笑み深く。
「もっと頑張らなきゃ」
 覚悟なさい! と蜜ぷにたちを追いかける。
 あっちへこっちへ――そしてひとかたまりになったところで。
「舞い散る桜の如く美しく。さぁ、お退きなさい!」
 断ち切る――櫻宵の一閃で蜜ぷにたちが弾けるように蜜へと変わる。
 楽しい蜜狩りよ、と櫻宵は笑む。
「甘い香り。櫻宵、蜜をたくさんあつめて、ちょこをつくってよ。僕は君のつくるちょこ大好きなんだ」
 蜜ぷにへの罪悪感はひと雫。でも櫻宵のちょこの為、この蜜は他の子には渡せないとリルはギュッと抱きしめる。
「チョコ? いいわね! こんな美味しい蜜ならいいのが出来そうだわ」
 だってあたしは可憐なショコラティエと櫻宵は人差し指一本、口前に立ててふふりと笑い零す。
「迷宮のバーサーカーじゃない美味しいチョコと可愛い人魚の笑顔の為に!」
 再び刃を振るう櫻宵。櫻宵ばかりに任せられないとリルは紡ぐ。
 熱を奪う凍てつかせる玲瓏たる歌声。ぴきっと凍った蜜ぷにの姿に氷の蜜も美味しそうとリルは零す。
 奥に進みましょうと櫻宵が促すのは他にもお楽しみがあるからだ。
「それにリィとの甘いお茶会が待ってるの」
 それも楽しみと櫻宵は柔らかに笑って。
「さ! もうひと頑張りよ!」
 溌溂とした声にリルの心は踊り笑って、頷き返した。
 甘い甘い時間の為に!
 しばし心を鬼にして蜜を。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

糸縒・ふうた
■ルーナ(f01357)と

うわさの蜜ぷにさん!
いろんな色と味があるんだよね?
食べたこともないし逢ったこともない!
どんな子たちなんだろ?

…わ、
よそ見してたらぶつかっちゃった!

これが蜜ぷにさん?
すっかりでろでろになっちゃって弾けちゃったみたい

まだ元気な子を見つけたら捕まえて
わわ、ぷにぷに…きもちいい
ずっと触ってたくなる感覚にうっとりしちゃう

ねぇね、ルーナなら蜜ぷにさんの上でトランポリンとか出来るんじゃない?
はは、サーカスみたいでかわい!
オレもちっちゃくなれたら出来たのになぁ…残念

堪能し終わったら爪楊枝でぷちん
蜜は味が混ざらないように別々の瓶に入れて
うん!いっぱい食べよ!
どんな味がするんだろ。楽しみ


ルーナ・リェナ
ふうた(f09635)と同行

ふうたは蜜ぷにの蜜って食べたことある?
とっても美味しいんだよ

……蜜ぷにトランポリン!
今までは……その、食べるものって思ってて
そんなふうに考えたことなかったけどそれも楽しそう
さっそくやってみるね
はじめて乗る蜜ぷにははじめての感触で
手で触ってた時よりはちょっと硬いかも?
でも思いっきり跳ねたらつぶしちゃいそう

最後は槍にしたソルでぺちっと攻撃
蜜は瓶に集めてバスケットに入れておくよ
あとでいっぱい味見しようね



 ぷにぷに、ぷよぷよ。
「うわさの蜜ぷにさん!」
 遠くで行進しているその姿を見つけ、糸縒・ふうた(風謳エスペーロ・f09635)は瞳輝かせる。
 そして傍らでくるりと舞うルーナ・リェナ(アルコイーリス・f01357)を追うように視線を向けた。
「いろんな色と味があるんだよね?」
「ふうたは蜜ぷにの蜜って食べたことある?」
「食べたこともないし逢ったこともない! どんな子たちなんだろ?」
「とっても美味しいんだよ」
 蜜ぷににすでに出会っているルーナはちょっと先輩。
 ふうたは美味しい、と呟いて――足にぷにっとした感触があたったのに気が付いた。
「……わ、よそ見してたらぶつかっちゃった!」
 見れば、とろりんと蜜ぷには姿を変えている。
「これが蜜ぷにさん?」
 すっかりでろでろになっちゃって弾けちゃったみたいと言って、首を傾げるふうた。それはちょっと違うわとルーナは紡いで、あっち! と指さす。
 ぷにっ、ぷにっ、ぷににっ!
 みつけた! とふうたは走りこんでまず一体その手の中へ。
『ぷに!?』
「わわ、ぷにぷに……きもちいい」
 ぷにぷに。ぷにぷに。ふうたはずっと触ってたくなるとうっとり。
『ぷに! そこはだめぷに! ぷーにー!』
 そう言われても、ぷにぷに楽しくて。ふうたはぷにぷにしつつ、そうだと一つ閃いた。
「ねぇね、ルーナなら蜜ぷにさんの上でトランポリンとか出来るんじゃない?」
「……蜜ぷにトランポリン!」
 それは、楽しそう……!
 ルーナの瞳は近くにいた蜜ぷににすっと向く。
 やらないの? とふうたはちょっと考えている様子に不思議そう。
「今までは……その、食べるものって思っててそんなふうに考えたことなかったけど」
 それも楽しそう、とルーナはふわりと飛んで。
「さっそくやってみるね」
 えいっとちょっと勢い付けてのって見ればぷにんとはじめての感触。
 ぷにんぷにん。
 ぽよよんと大きく跳ねる事はなさそうだ。けれど楽しいとルーナは小さくふふと零す。
 ルーナが跳ねる様子にふうたは笑み浮かべ。
「はは、サーカスみたいでかわい!」
「手で触ってた時よりはちょっと硬いかも?」
 でも思いっきり跳ねたらつぶしちゃいそうとルーナは力加減を間違えないように。
『ぷに!? 上で跳ねるなぷにー!』
 文句を言いながら蜜ぷにもぷにぷに。もぞもぞと動いて落とそうとしているのだおるが、その動きに合わせてルーナもぷよぷよと。
 その様子にいいなぁとふうたは零して。
「オレもちっちゃくなれたら出来たのになぁ……残念」
 ちょっとしょんぼりしつつ。でも手の内のぷにぷにがその気持ちを慰めてくれる。
 しかし――いくらぷにぷにしていてかわいくても、相手はオブリビオン。
 その時はきてしまうのだ。
 リーナはソルを槍としてぺちっとぷちっと。とろろんと蜜になれば瓶にパッと受け止める。
 ふうたもぷちんと攻撃。色の違いはちょっとずつ味の違い。
 蜜が混ざらないように別々にして。
「あとでいっぱい味見しようね」
 バスケットにしまいながら、ルーナは笑む。
 その言葉にふうたは大きく頷いて。
「うん! いっぱい食べよ!」
 どんな味がするのか――楽しみと、笑う。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​




第2章 ボス戦 『迷宮ショコラティエール』

POW   :    チョコレート・ソルジャーズ
レベル×1体の、【頬】に1と刻印された戦闘用【チョコレートで出来た兵隊】を召喚する。合体させると数字が合計され強くなる。
SPD   :    チョコレート・コーティング
【溶かしたチョコレート】が命中した対象を捕縛し、ユーベルコードを封じる。ただし、解除するまで毎秒寿命を削る。
WIZ   :    チョコレート・グラフティ
【溶かしたチョコレート】が命中した対象にダメージを与えるが、外れても地形【を自分だけが立てるチョコの沼にし】、その上に立つ自身の戦闘力を高める。
👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠御剣・誉です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


●ちょこえっぐ
 蜜ぷにの姿が、迷宮からほとんどなくなったころ――奥から甘い香りが漂ってきた。
「蜜ぷには!? あれ、沢山いたのに……」
 蜜ぷににチョコを纏わせてチョコエッグ。沢山作ろうと思ってたのにと迷宮パティシエールは唇尖らせて零す。
 そして――ふと。
 猟兵達から漂う甘い匂い。そして持っている瓶等に気付いて。
「……あなた達ね! 私の蜜ぷにをもっていったのは!」
 その蜜、返してもらうわよ! と、迷宮パティシエールはチョコレートを構えた。
二天堂・たま
チョコレートがいっぱいだ。ワタシがケットシーじゃなく猫だったら、中毒起こして倒れるところだった。
特にUCを封じるチョコレート・コーティングに気をつけて避けないとな。

UC:神仙の料理術で料理対決を挑みたいものだ。チョコレートも、さきほど下処理した蜜ぷにもあることだし。
口解けの良い板状にしたマーブル蜜ぷにチョコ、ホイップして軽い食感のチョコ蜜クリームとか作ってみよう。

荒事は苦手だが、それで止まらないなら…UC:ピヨの波動で押し返すしかないか。
チョコレート・ソルジャーズで囲まれた時も同様に対処するとしよう。


斬断・彩萌
あま~い密ぷには私達が頂いたわ!
チョコエッグは興味あるけど、戦闘中に食べらんないのが残念ね
あなたを倒した後にでも自前で作ろうかしら。私、お菓子作りは結構自信あるのよ

●POW
二挺拳銃で【クイックドロウ】【スナイパー】を駆使
素早く正確にパティシエールを狙い撃つ!適切な距離を保ち、近づきすぎないように

ソルジャーズが出てきたら合体される前に倒しちゃえば戦いやすいでしょ!
合体されちゃったらDevastatorに持ち替え、全力の『殺界壱式』をお見舞いするわ
うっチョコの香りがする……むっちゃ食べたくなってきて精神的にクるわぁ

※アドリブ・絡み歓迎



 チョコレートを構える迷宮パティシエール。
 ワタシがケットシーじゃなく猫だったら、中毒起こして倒れるところだった、とたまは思う。
 とろりと、迷宮パティシエールは手元でチョコレートを遊ばせている様子。
 たまはすっと、彼女の前へと立ちはだかった。
「何? 蜜をくれるの?」
「料理対決――チョコ対決をしないか?」
 たまは口どけの良い板状にしたマーブル蜜ぷにチョコと。そしてホイップして軽い食感のチョコ蜜クリームを作る。
 神仙の料理術でもって作られたそれの味は保証されたも同然。
「あら、やるじゃない! でも私のチョコの方が美味しいわよ!」
 勝利勝負なんで、私が勝つに決まってるし! と迷宮パティシエールは言って、己の扱うチョコレートを戦士の形とする。
「むむ、荒事は苦手だが……」
 戦いの気配からは逃げられぬ様子。ピヨの波動で押し返すしかないか、と向かってくる戦士たちと向かい合う。
 戦士たちへ向かってたまは波動を放つ。
「ぴよーっ!」
 その波動にチョコレートの戦士たちの身の上がさざ波立つように流れる。
 けれどその形が崩れたのは数体。後ろに控えていた者達はそのままたまへと向かっていく。
 その向こう側で、迷宮ショコラティエールは他の猟兵と対峙していた。
「あま~い蜜ぷには私達が頂いたわ!」
 迷宮ショコラティエールの言うチョコエッグみ興味はあるけれど、それは戦闘中に食べられるものではない。
 彩萌はあなたを倒した後にでも自前で作ろうかしら、と笑う。
「私、お菓子作りは結構自信あるのよ」
「ふん! 私の方が上手よ!」
 彩萌は処刑人の名と、そして反逆者の名をもつ二丁拳銃を構えて向き合う。
 素早く正確に撃ち抜けば、迷宮ショコラティエールはチョコレートの兵士を作り出す。
「合体される前に倒しちゃえば戦いやすいけど……」
 さすがに敵は待ってくれないようだ。
 戦士たちは集い、そして強くなっていく。
 破壊者の名を冠するアサルトライフルに持ち替えて彩萌は全力を向ける。
「“落ち着いて、まずはしっかり狙いをつける”――」
 その攻撃に戦士たちの身は砕けて、あたりにはチョコの香りが広がる。
「うっチョコの香りがする……むっちゃ食べたくなってきて精神的にクるわぁ」
 迷宮ショコラティエールのチョコレートは未だ尽きぬまま。
「まだまだ甘い物、ほしいでしょう? 蜜ぷにを奪わなければこんなことにならなかったのにね!」
 今ならまだ許してあげてもいいわよと笑いながら迷宮ショコラティエールはチョコレートを振りまく。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

カーディナル・オッペンハイマー
「悪いが蜜は売り切れだ。他のものを代用して貰おう」
血統覚醒により口調も確りとしたものに変わる(普段が夢うつつのような感じ

「守ると約束したのでな。あの愛くるしい姿は潰すに惜しい」
武器の「ポテト」を放り投げ拷問具としての機能を使用

「さぁ、ぽて。好きなだけ『喰らう』がいい!」
見た目は至って普通のぬいぐるみ。しかし触手のUDCと拷問具がぬいぐるみと融合した物体であり、謎を喰らう触手の群れの発動基盤でもある

「ショコラティエールだったか?その『味』、確かめさせて貰おう」
組み付いたら吸血し生命力吸収すると同時に傷口をえぐる

アドリブ歓迎


黒玻璃・ミコ
※スライム形態
カーディナルさん(f04363)とご一緒に

◆心情
ふふふ、知ってますか?
甘いものは身体にとっても毒で
私は砂糖のような
スパイスのような
素敵な毒で出来ているのですよー

◆行動
【黒竜の接吻】を使いますよ

放って置けば此の場の蜜瓶だけではなく
折角逃がした蜜ぷにをも狙うのは自明の理ですよねー
それならば冴え渡る【第六感】に従い
ぽよんぽよんと【空中戦】の様に迷宮の壁を跳び跳ねて
【地形の利用】しながらチョコの兵隊の攻撃を交わしましょう
いい加減、迷宮ショコラティエールが焦れて近付いて来たら
あまーいあまーい【毒使い】
【カウンター】の様に不意に口付けしてジエンドです

◆補足
アドリブOKですよ



「悪いが蜜は売り切れだ。他のものを代用して貰おう」
 カーディナルは己をヴァンパイアとして近づける。瞳の色は真紅に変わり、まるで意識もはっきりとしてきたかのような振舞だ。
「邪魔を、するのね! チョコまみれにしてやるわ!」
 迷宮ショコラティエールは次に自分の前に立ちはだかったカーディナルとミコに対しても敵意を隠さない。
 手から零れ落ちるチョコレートを見て、カーディナルはふと笑う。
「守ると約束したのでな。あの愛くるしい姿は潰すに惜しい」
 そう言って、武器である「ポテト」を放り投げた。
 すると内部から触手が現れ。拷問具として動き出す。
「さぁ、ぽて。好きなだけ『喰らう』がいい!」
 見た目はいたって普通のぬいぐるみ――しかし触手のUDCと拷問具がぬいぐるみと融合した物体のそれは、触手伸ばして迷宮ショコラティエールを襲う。
「やだ! なにこれきもちわる!」
「ショコラティエールだったか? その『味』、確かめさせて貰おう」
 迷宮ショコラティエールを捕まえたその触手。けれど迷宮ショコラティエールはぬるりとチョコレートをもってその手より逃げる。
 けれど――その生命力は持っていかれていた。
 そこへぽよんとミコが跳ねてやってくる。
「ふふふ、知ってますか? 甘いものは身体にとっても毒で」
 私は砂糖のような、スパイスのような――素敵な毒で出来ているのですよー、と。
 のんびりとした声色で。けれど機敏に動き、ミコは迷宮ショコラティエールの身へと近づいてちゅっと口付ける。
 口付ける、というよりふれあいのようにも見えるのだが――ミコが体内で生成した猛毒を迷宮ショコラティエールへ。
「っ!!」
「放って置けば此の場の蜜瓶だけではなく折角逃がした蜜ぷにをも狙うのは自明の理ですよねー」
 もう一度喰らったらまずい、と思ったのだろう。
 迷宮ショコラティエールは己の前にチョコートの兵士たちを生み出して壁をする。
 けれど、それを飛び越えるようにぽよんぽよんと飛び跳ねて。
 ミコは接しようとしたのだが――その先には。
「あれ?」
 戦士を壁にしてこの場を離れたのだろう。迷宮ショコラティエールの姿はそこになかったのだが、その力を削ったことは確かだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

ソラスティベル・グラスラン
【ワイルドハント】

む、むぅ!蜜ぷにさんを採り尽くしてしまったのは、ごめんなさい!
ですがこの蜜はわたしたちの苦労の結晶
横取りするならば……我ら勇者が相手になりますッ!

狩りの時間ですね、猟団長さん!
先駆けて突撃し、【誘き寄せ】で敵の注目を惹きます
【盾受け・オーラ防御】で守りを固め、皆さんを【かばい】守護!
ここに誓うは不退転の意思、勇者とは誰より前に立つ者!
勇気無き者は此処に知れ、ワイルドハントの狩りを見よ!
これがわたしの【勇者理論】!!(防御重視)

攻めは一気に!
ニコリネさんの車にぴょんっと途中乗車。えへへ、お世話になりますっ
チョコ兵士さんたちを【範囲攻撃】の大斧で薙ぎ払いつつ、勇気ある突撃ですー!


ニュイ・ルミエール
【ワイルドハント】
えと、これは
お土産の花の蜜なのっ

分けるのはでき……え、全部?

んとね
神さまの本にも書いてあるけど
暴食と強欲は罪なんだよ?

いけないこ……と…

ねぇ、おねーちゃん
にゅいの好きな物、知ってる?

にゅいね
甘いものだぁい好きなのっ♪

その中でも、1番好きなのは──チョコ、なの♡♡

イースター=チョコ食べ放題

これはもしかしてちょっとだけ早いイースター???

いつもは左腕だけ
だけど今日は全身を殺戮捕食形態
理性を飛ばし
紅き粘液滴らす狂狼に

遍クチョコヲ、喰ライ尽クスノ♡

兵隊さんを頭からガブリ
焼いたのも凍ったのもオイシィノォ♡♡

モヒカヒヘ……
オネーヒャンモヒョコノ味ィ??



うっぷ、食べ過ぎ、たの……(天罰覿面


荒谷・つかさ
【ワイルドハント】

遅れて狩場に出てきた挙句獲物を寄こせって?
良い度胸してるじゃない。

そのチョコ、悉く喰らい尽くしてやるわ。
行くわよオブリビオン。チョコの貯蔵は十分かしら?(じゅるり)

迫りくるチョコの兵隊を「烈火包丁」で叩き斬りまくるわ。
刀身が高熱発してるし、溶かしてすぱっと行けるでしょ。
そして切り倒した兵隊はそのまま焼いて、美味しく食べて【焼き肉担当の本気】発動
(今回は「敵の肉」=「チョコ」と言えるので、チョコの兵隊を「料理」技能で「焼きチョコ」にすることで無理やり発動)
今日だけ私は「焼きチョコ担当」よ!
さあ、私達で残さず食べてあげるから全部寄こしなさいッ!

※希望する仲間にも焼きチョコあげます


白斑・物九郎
【ワイルドハント】
●WIZ
テメエで狩りそびれた分際で、後から出て来た挙句、言うに事欠いてワイルドハントが狩った獲物を寄越せだァ…?
いい度胸してるじゃニャーですか(恫喝)

「その蜜ぷにを当方のチョコでデコらせて下さい、完成品を献上致します、私めの取り分は僅かで結構でございます」っつって頭下げて来るってんなら、まあ考えなくもありませんでしたってに

ヘイ各々方
狩りの時間っスよ
次の獲物はチョコですわ

・アイシクルドライブ(氷の【属性攻撃】)発動
・敵のグラフティ射出先の察知に【野生の勘】を傾注、チョコレートを片っ端から頼みの左腕で薙ぎ払い凍らせる
・チョコを溶けた状態で運用させないことで、敵WIZの封殺を目論む


ニコリネ・ユーリカ
私の蜜ぷに、ですって?
名前も書かずに自分のモノだなんて言えるのかしら(ほほほ)。
【ワイルドハント】の獲物を横取りしようなんて泥棒猫は、お尻を叩いて追い返しちゃいましょ!

さぁ『Floral Fallal』に乗り込んで【自走車輌定常円旋回】!
チョコの沼でも走れるよう、ダート用ブロックタイヤに交換してゴー!
溶けてるチョコはドリフトで吹き飛ばして、兵隊さんは体当たりで蹴散らすわ。
ソラさんも乗って!(親指でクイッ)

……で、そこの泥棒猫なんだけど。
シャッター棒でお尻を引っぱたいてお仕置きよ!
ただ「蜜ぷにをチョコに潜らせてチョコエッグ」のアイデアは貰ったわ。レシピよこしなさい。
えっ横取り? 私達はいいの!



 飛び出してきたのは迷宮ショコラティエール。
「蜜ぷにの蜜、よこしなさい!」
 その声にソラスティベルはぺこりと頭をさげ。
「む、むぅ! 蜜ぷにさんを採り尽くしてしまったのは、ごめんなさい!」
「謝るなら……あっ、持ってるわね!」
 その視線を受けて、ニュイはこれはと隠す。
「えと、これは。お土産の花の蜜なのっ」
 それを分けるのはできるが――迷宮ショコラティエールが求めたのは。
「謝るなら、渡しなさいよ。全部!」
「遅れて狩場に出てきた挙句獲物を寄こせって? 良い度胸してるじゃない」
 つかさは言って、迷宮ショコラティエールへキッ! と強い視線を向けた。
「私の狙ってた蜜ぷにを横取りしたのは、アンタたちじゃない!」
 これは正当な要望よ! と迷宮ショコラティエールは強気だ。そんな様子に物九郎は苛立つ声で零す。
「テメエで狩りそびれた分際で、後から出て来た挙句、言うに事欠いてワイルドハントが狩った獲物を寄越せだァ……?」
 いい度胸してるじゃニャーですか、とすごむ視線に迷宮ショコラティエールは一瞬、びくりとする。

「んとね。神さまの本にも書いてあるけど暴食と強欲は罪なんだよ?」
「そんなの知らないわよ。蜜ぷにの蜜、渡して!」
 その強い言葉にニュイは少し押され気味だ。
「いけないこ……と……」
「早く!」
 けれど、その言葉にはいいえとソラスティベルが首を横に振る。
「ですがこの蜜はわたしたちの苦労の結晶。横取りするならば……我ら勇者が相手になりますッ!」
「その蜜ぷにを当方のチョコでデコらせて下さい、完成品を献上致します、私めの取り分は僅かで結構でございます」
 っつって頭下げて来るってんなら、まあ考えなくもありませんでしたってにと物九郎は言って。
 筋はやはり、通さねばならないのだ。
「ヘイ各々方、狩りの時間っスよ。次の獲物はチョコですわ」
「狩りの時間ですね、猟団長さん!」
 先駆けてソラスティベルは迷宮ショコラティエールの懐へと駆ける。
「ここに誓うは不退転の意思、勇者とは誰より前に立つ者! 勇気無き者は此処に知れ、ワイルドハントの狩りを見よ!」
「なによそんなもの! チョコまみれにしてやるわ!」
「これがわたしの勇者理論!!」
 強い声と、想いと。ソラスティベルは守りの力を重視して、皆と迷宮ショコラティエールの間に立つ。
 集ったチョコレートの兵隊の攻撃を、その身で受ければ砕け散る。
 そんな――緊迫した空気の中で、ニュイが迷宮ショコラティエールの傍へ歩み。
「ねぇ、おねーちゃん。にゅいの好きな物、知ってる?」
「え? な、なに?」
「にゅいね。甘いものだぁい好きなのっ♪」
 その中でも、1番好きなのは──チョコ、なのと。
 迷宮ショコラティエールがもつチョコに瞳を輝かせるニュイ。
 そしてニュイの中ではイースター=チョコ食べ放題という式が成り立っていた。
「……これはもしかしてちょっとだけ早いイースター???」
 そう思うと、いつも左腕だけなのだがそれでは足りない。
 全身を殺戮捕食形態へと変えたニュイは理性を飛ばし、紅き粘液滴らす狂狼に。
「遍クチョコヲ、喰ライ尽クスノ」
「ひえっ! なにこれこわい!!」
 迷宮ショコラティエールは兵隊を生み出して。けれどニュイにとってはごちそうだ。
 そしてつかさも、じゅるりと舌なめずり。
「そのチョコ、悉く喰らい尽くしてやるわ。行くわよオブリビオン。チョコの貯蔵は十分かしら?」
 兵隊たちが幾人も生み出される。
 それをつかさは烈火包丁で叩き斬りまくる。スパッとその熱で溶かせば綺麗に切れた。
「今日だけ私は『焼きチョコ担当』よ!」
 こんがり。やけたチョコはさっくりとまた別の美味しさも纏う。
「さあ、私達で残さず食べてあげるから全部寄こしなさいッ!」
 もっともっと、チョコの兵隊を。つかさが斬った敵をニュイはぺろりと平らげる。
 頭からガブリ。
「モヒカヒヘ……オネーヒャンモヒョコノ味ィ??」
 むしゃむしゃ、ごっくん。
 ニュイの視線に兵隊を新たに生み出して壁とする。そちらにニュイは夢中だ。
「お次は凍らせるのもどうでさあァ!」
 炎の次は氷。
「ザ・レフトハンド――【属性攻撃・氷】ON」
 構えた左上から、物九郎は氷結を放つ。
 それは迷宮ショコラティエールの放った熔かしたチョコを凍らせていく。
 それも、ニュイはむしゃむしゃと口に。
「うっぷ、食べ過ぎ、たの……」
 次々と攻撃され、食べられていく兵隊たち。その姿に迷宮ショコラティエールはふるふると震えていた。
「もう! 私のチョコ! 私の蜜ぷによこせー!」
 そんな声にほほほとニコリネは笑う。
「私の蜜ぷに、ですって? 名前も書かずに自分のモノだなんて言えるのかしら」
「な、名前ー!?」
「ワイルドハントの獲物を横取りしようなんて泥棒猫は、お尻を叩いて追い返しちゃいましょ!」
 香りを運ぶ花車、Floral Fallalへと皆を招くニコリネ。
 チョコの沼でも走れるよう、ダート用ブロックタイヤに交換してゴー! とニコリネは飛び乗る。
「進入角度をコントロールしながらヒール&トゥー、アクセルでリヤを流して、ハンドルでフロントを流すの。ドリフトの基本操作よ!」
 溶けてるチョコは吹き飛ばして、向かってくる兵隊には体当たりだ。
「ソラさんも乗って!」
 クイっとニコリネは親指で後ろを示す。
「えへへ、お世話になりますっ」
 その招きに応えてぴょんと、ニコリネの車にソラスティベルは飛び乗って。
「攻めは一気に!」
 構えた蒼空色の巨大斧で、ソラスティベルは前に立つ兵隊たちを薙ぎ払う。
「やだー! 兵隊たちもっと頑張って!」
「……で、そこの泥棒猫なんだけど。シャッター棒でお尻を引っぱたいてお仕置きよ!」
 ニコリネはただ、と言葉続ける。
「ただ『蜜ぷにをチョコに潜らせてチョコエッグ』のアイデアは貰ったわ。レシピよこしなさい」
「はー! 横取りじゃない! 私のこと色々いってるのに!」
 その声に、えっ横取り? とニコリネは瞬いて。
 わたし達はいいの! と笑う。
 このままここに居てはいけない――そう思ったのか迷宮ショコラティエールは兵隊たちを生み出し壁にして。
 そしてぼとぼと、チョコを落としながら逃げていく。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

雨霧・結
蛇ノ目さん(f00403)と一緒に参加

蜜ぷにでチョコエッグとか絶対おいしいでしょ!
敵ながら天才かっ!私もレシピ欲しい!
チョコめっちゃ良い匂い…これ食べれるの???
はっ、いけない!敵の思うツボでしょ!(自分を一発殴る
食べ物粗末にする戦い方…私、許しませんよっ!!

おいしそうなちょこをつかうとはおのれひれつな!
【星空狼】使用、兵隊軍団は星落とす咆哮で【範囲攻撃】し一掃
合体するなら、齧り付いてやるわ。あ、美味し…た食べてない!!!
やだなぁ蛇ノ目さんったら、聞き間違いデスッテ!
って、蛇ノ目さんも食べてるぅ!?

溶かしたチョコは【属性攻撃】で凍らせたげるわ
氷柱を足場になんて頭良いっ!わーい使わせて貰います!


碧・蛇ノ目
結(f06365)と一緒に参加

蜜ぷににチョコとは卑怯な!後でレシピ教えてくれ!
蛇ノ目もチョコ菓子好きだから結の気持ち分かるけどよ。敵の思うツボにゃなっちゃあいけねえよなあ
食べ物を粗末にするやつにはお仕置きだぞ

氷柱でいくぞ
周りがチョコ沼になってたらでかい氷柱を沢山打ち込んで、【全力魔法】と【属性攻撃】を合わせてチョコを冷やし固める
結も固めてくれてるから大丈夫だと思うけどよ
固められなくとも氷柱を足場に動いてやるさ
おう!どんと使ってくれな!

結!そっちはどu…えっ、今チョコ食べたか???
いや、美味しそうって言ってたの蛇ノ目聞いたぞ??
もー、仕方ねえんだからー(そういう傘の口の端にもチョコレートが──)



 あんな大人数相手にしてられない! と迷宮ショコラティエールはどうにか、逃げ切って。
「もー、蜜ぷにチョコエッグの材料が集まらないわ!」
 その先に蜜ぷにの蜜、その香り漂わせた結と蛇ノ目と出会った。
 そしてその言葉を聞いて、姿を見てすぐに。
「蜜ぷにでチョコエッグとか絶対おいしいでしょ!」
「蜜ぷににチョコとは卑怯な! 後でレシピ教えてくれ!」
 と、食い入る勢いの二人に迷宮ショコラティエールはちょっと後方へ下がった。
「チョコめっちゃ良い匂い……これ食べれるの???」
 迷宮ショコラティエールの持つチョコ。とろりと落ちるそれに結の視線は釘付けで。
「はっ、いけない! 敵の思うツボでしょ!」
 ばちんと自分の頬を一殴り。だめだめ、はまらないわよ! と大きく首を横に振る。
「蛇ノ目もチョコ菓子好きだから結の気持ち分かるけどよ。敵の思うツボにゃなっちゃあいけねえよなあ」
 食べ物を粗末にするやつにはお仕置きだぞ、と蛇ノ目が言うと結も大きく頷いた。
「食べ物粗末にする戦い方……私、許しませんよっ!!」
 迷宮ショコラティエールはふふんと笑って、レシピは教えないと言う。
「あんたたちもチョコまみれにしてあげるわよ!」
 溶かしたチョコレートを投げ放つ。しゅっと放たれたそれを結と蛇ノ目は避けた。
「おいしそうなちょこをつかうとはおのれひれつな!」
 そう、紡ぎながら結は己の姿を変える。満天の星空を身に映した藍目の黒狼へ。
 そして投げ放たれたチョコレートを、思わず。
「齧り付いてやるわ。あ、美味し……」
「結! そっちはどu……えっ、今チョコ食べたか???」
「た、食べてない!!!」
 ちょっとすれ違いざまに舐めただけ! とは黙っておいて。
「やだなぁ蛇ノ目さんったら、聞き間違いデスッテ!」
「いや、美味しそうって言ってたの蛇ノ目聞いたぞ??」
 そんな事無い、気のせいという結。本当に? と再度問えばこくこくと結は頷いている。
「もー、仕方ねえんだからー」
「って、蛇ノ目さんも食べてるぅ!?」
 しかし、蛇ノ目の口の端にもチョコレート。
 もう! と結は零し再び投げられたチョコレートを氷結にて固める。
 そしてそこへ、蛇ノ目が氷柱を打ち込んでいく。
 チョコレートの沼はみるみる固まって、迷宮ショコラティエールにとっては意味のない場所となっていた。
「足場になんて頭良いっ! わーい使わせて貰います!」
 そして生まれた氷柱を足場に身軽にかけて。
「おう! どんと使ってくれな!」
 ぴょんぴょんと氷柱の上を軽やかに。逃げる迷宮ショコラティエールを蛇ノ目の氷柱が追いかけ。
 そしてさらに、結が迫る。その牙にがちんと食いつかれるが――チョコを纏っていたのが幸い。
「甘い! 美味しい!」
「あっ、食べてる!」
 と、二人の動きが鈍った瞬間に迷宮ショコラティエールは兵隊を作り出し、壁のようにしてその場を離れた。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

ルーナ・リェナ
ふうた(f09635)と同行

そういえば蜜ぷにたち、チョコまみれにされるって逃げてきてたような気がするんだけどなぁ
美味しい蜜をなんにも気にしないで食べたいから早く帰ってね?

はじめはあいさつ代わりに、竜のままのソルに火を吹いてもらう
わたしたち、蜜ぷにと遊んできたからね
近寄っただけで逃げられちゃう誰かさんとは違うんだよね
挑発しながらふうたから意識を逸らす
自分への攻撃は見切りとか野生の勘で避けるけど
ふうたへの攻撃は別
槍にしたソルを持って割って入ってかばう

最後はタイミングを合わせて攻撃できたらいいな
その時はイエロ、お願いね


糸縒・ふうた
■ルーナ(f01357)と

私の、っていうか君のでもないと思うんだけど
でも勝手に集めたことに対してはごめんね
でもね、蜜ぷにたちも嫌がってた気がするんだ
やっぱりルーナもそう思う?

道をあけて、ってお願いしても退いてくれないよね
しょうがない
力づくでも通らせてもらうよ

【疾風】と共に、駆けよう

増えると厄介だから兵隊を中心に
懐へ飛び込めるようなら彼女も目指して

飛んでくるちょこれーと、と攻撃は
【野生の勘】と【疾風】のスピードで回避

万一死角から狙われてもルーナがいてくれるからとっても心強いや

初めて戦場を共にする彼女のおともだちも
とっても心強くてあんしん、できる

一緒にやっつけよう?
でもって、蜜の味比べ、するんだ!



「そういえば蜜ぷにたち、チョコまみれにされるって逃げてきてたような気がするんだけどなぁ」
 ルーナがふわり、と飛ぶ。と、漂ってきた甘い香りはチョコレートのものだ。
 そちへ足を運べば迷宮ショコラティエールは一息ついていた。しかし、二人の姿にすぐ気づく。
「あっ! あんたたちも私の蜜ぷにを集めてたわね! わかるんだから!」
「私の、っていうか君のでもないと思うんだけど。でも勝手に集めたことに対してはごめんね」
 ふうたはちょっとだけ申し訳なさそうに紡ぐ。けれど、迷宮ショコラティエールはそれを聞き入れる様子はない。
 強情なのか、わがままなのか。自分のなるようにならないと気が済まないタイプなのだろう。
 そしてふうたは蜜ぷにたちの様子を思い出す。
「でもね、蜜ぷにたちも嫌がってた気がするんだ」
「美味しい蜜をなんにも気にしないで食べたいから早く帰ってね?」
「やっぱりルーナもそう思う?」
 オレもそう思うとふうたは小さく笑う。
 けれど、道をあけて、とお願いしても退いてくれそうにない。
「しょうがない。力づくでも通らせてもらうよ」
 はじめはあいさつ代わり。
 ソル! と呼べば赤く燃える身体を持つドラゴンがルーナの周囲をくるりと飛んで、迷宮ショコラティエールへと顔向けた。
 そしてくわ、と口を開けて火を吹く。
「わたしたち、蜜ぷにと遊んできたからね」
 近寄っただけで逃げられちゃう誰かさんとは違うんだよねとルーナはふふんと笑って見せる。
 それは挑発だ。迷宮ショコラティエールの意識を自分へと向けるためのもの。
「ちょ、ちょっと追いかけ過ぎたかなとは思うけど逃げる方が悪いのよ!」
 そしてそれに迷宮ショコラティエールもはまる。
 その間に――ふうたは己の陰から狼を生み出す。
 迷宮ショコラティエールは兵隊を生み出して、それをルーナとふうたへと向ける。
 ふうたは増えると厄介だからと兵隊たちの相手を。
 そしてさらに、迷宮ショコラティエールから投げ放たれたチョコレート。
「ふうたには攻撃させないから」
 ソルを槍として、投げられたチョコレートをルーナは切り払う。
「ルーナがいてくれるからとっても心強いや」
 火を吐くドラゴンの姿でも、そして槍の姿でも。初めて戦場を共にするルーナの友達も心強くてふうたは小さく笑み零す。
「一緒にやっつけよう? イエロ、お願いね」
 ルーナはその手を、凍竜へと変えて。ふうたも頷いて走りこむ。その傍らにはかぞくが共に。
 二人でタイミングを合わせて右と、左から挟み込むように攻撃かける。
 迷宮ショコラティエールはその痛みに顔を顰め、チョコレートの沼を生み出しながらその上を逃げていった。
 けれど、その足取りはふらふらしていて、きっと彼女の終わりも、もう近い。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

誘名・櫻宵
🌸リル(f10762
アドリブ歓迎

うふふ、リィったら可愛いんだから!
そうね
2人で集めた、蜜ぷに蜜
大事に守って、美味しいチョコを作りましょ!

あら、あなたもショコラティエ?
でもダメね
なってないわ!
本当のショコラティエなら、大事なチョコをそんな粗末に扱わないもの!
チョコに恨まれても知らないわよ?
リィは本当に、チョコが好きね!
嬉しくなってくるわ

刀に宿すのはチョコ蕩かす炎に呪詛
抜き放ち放つ衝撃波、踏み込んでチョコごと吹き飛ばすようなぎ払い
傷口ねらい2回攻撃
リィの歌に微笑んで彼を庇うように立ち回り
するり見切り躱してみせる
最期は絶華、全てを散らしましょ

って、褒めすぎよリィ!
これじゃ
負けられないじゃない……!


リル・ルリ
■櫻宵(f02768
アドリブ歓迎

だめだよ!この蜜は櫻宵と一緒に集めたんだ!
僕の櫻と、ちょこを作る時に使うんだから
。悪いけど君にはあげられない

落とさないよう大事にぎゅっと瓶を抱え
それに美味しいちょこを、そんなふうに使うのは僕、許せない
だってちょこが大好きだから

ちょこは、食べるもの!攻撃するものじゃない
【歌詞】に込めるのは僕の櫻への【鼓舞】と熱いチョコへの想い
歌う「氷楔の歌」で熱いちょこも凍らせて、「凱旋の歌」で櫻宵の背をおして
あんな繊細で綺麗な花のちょこを作る手で繰り出される激しい剣戟に見蕩れてしまうけれど
精一杯、歌う

それに!
一番のショコラティエは、僕の櫻なんだからな!
櫻宵!絶対負けないでよね!



 楽しい美味しい蜜ぷにとの戯れの、帰り道。
「うふふ、リィったら可愛いんだから!」
 櫻宵は笑って、そうねと頷く。
「2人で集めた、蜜ぷに蜜。大事に守って、美味しいチョコを作りましょ!」
 そう言って仲良く帰ろうとしたところ。
 迷宮ショコラティエールが傷をおって現れた。
「! あんたたちも蜜ぷにの蜜を! 渡しなさい!」
 カッとなったのだろう。迷宮ショコラティエールはチョコレートを放った。
 しかしそれを櫻宵がリルの手を引いてかわす。
「だめだよ! この蜜は櫻宵と一緒に集めたんだ!」
 僕の櫻と、ちょこを作る時に使うんだから。悪いけど君にはあげられないと、リルはキッと鋭い視線を向ける。
「渡しなさいよ! それでチョコエッグ作るんだから!」
「あら、あなたもショコラティエ?」
 問う声に、そうだけど! と苛々した声。櫻宵は余裕がないわねと紡ぐ。
「でもダメね。なってないわ!」
「なにがよ!」
 言ってみなさいよ! と迷宮ショコラティエールはチョコを投げる。
「本当のショコラティエなら、大事なチョコをそんな粗末に扱わないもの!」
 チョコに恨まれても知らないわよ? と櫻宵はじわりと怒りを僅かに滲ませていた。
 そしてリルも、大事そうにぎゅっと瓶を抱きしめる。
 これは櫻宵と一緒に集めた蜜なのだから――余計に、渡せない。
「美味しいちょこを、そんなふうに使うのは僕、許せない」
 だってちょこが大好きだから、と言うリルにええと櫻宵も頷く。
「リィは本当に、チョコが好きね! 嬉しくなってくるわ」
 リィの為にもやってやるわ! と櫻宵は刀にチョコ蕩かす炎。そこに呪詛をのせ、抜き放つ。
 衝撃波ごと踏み込んで、チョコごと櫻宵は吹き飛ばすようなぎ払った。
「ちょこは、食べるもの! 攻撃するものじゃない」
 込めるのは――リルの櫻宵への鼓舞の気持ち。それから熱いチョコへの想いだ。
 歌う、歌う。櫻宵の背を押すように。
 その歌声に、櫻宵は微笑んで。
「もー! こっちにこないでよ!」
 迷宮ショコラティエールが生み出す兵隊たちからリルを守るように立ち回りその刃を翻す。
「さぁ、桜のように潔く……散りなさい!」
 振り払う。空間ごと断ち切る不可視の剣戟に兵隊たちが吹き飛ばされる。
「きゃあああ!!」
 そして、その刃は兵隊たちとともに迷宮ショコラティエールまで届いていた。
 その様にすごい、とリルは見惚れる。
「あんな繊細で綺麗な花のちょこを作る手なのに……」
「って、褒めすぎよリィ!」
 その剣戟に見蕩れてしまうと零す。その言葉聴いて櫻宵はその表情見られないようにしつつ。
「これじゃ負けられないじゃない……!」
 小さく小さく、呟いた。
 けれど――リルの言葉はまだ続いて。
「それに! 一番のショコラティエは、僕の櫻なんだからな!」
 その言葉に心躍らぬわけないのだ。
「櫻宵! 絶対負けないでよね!」
 もちろんよ! と櫻宵は言って刃を再び振るう。
 チョコの兵隊たちを薙ぎ払って、次は迷宮ショコラティエール――と、詰め寄るのだが――姿がない。
「逃げられちゃったみたいね……」
 追うこともできる――けれど、それより一緒にちょこを作る方がふたりには大事。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

ザッフィーロ・アドラツィオーネ
宵f02925と
ああ、俺達もこれでパンケーキを食わねばならんのだ
甘味を愛する同士と言えども全力で行かせて貰おう

宵そちらの方は任せた
俺は蜜を狙う不届き者を狙わせて貰う…が
もしチョコが飛んできたならば余りの勿体なさに思わず受けてしまうかもしれん
甘味を無駄にする等甘味好きの風上にも置けんな…!
怒りと共に『高速詠唱』で【蝗達の晩餐】にて蝗を呼び出し相手へ
…序にチョコ沼と地面のチョコも序に蝗に食わせて置こう
甘味を無駄に等出来んだろう
後は【蝗達の晩餐】にて回復しつつメイスを素早く振るい『2回攻撃』を繰り出そう
…宵、お前は無事か…と
…何だか一人だけ大惨事になって居る様な気がするのだが…気のせいだろうか?


逢坂・宵
ザッフィーロ君(f06826)と

蜜ぷにの採取は早い者勝ちというやつです
ねぇ、ザッフィーロ君? と同意を求め
ええ、こちらはお任せください

貴女もすばらしいスイーツを作っていただけそうですが
刃を向けるなら仕方ありませんね
この後楽しいスイーツが待っていますので、早々に終わらせましょう

チョコレート・ソルジャーズが少々厄介ですか
蹴散らしますので、ザッフィーロ君、お願いします
きみならやってくださると信じていますよ
【属性攻撃】【全力魔法】を用いて『天撃アストロフィジックス』で攻撃を行いましょう
……いや、まぁ、気のせいじゃありませんか?と喉を鳴らしつつ忍び笑いを
甘味は一滴たりとも無駄にしないきみはさすがです



 よろよろ、のろのろと迷宮ショコラティエールは迷宮を歩む。逃げている、とは決して認めたくはないのだが――戦い重ねて傷は深い。
「蜜ぷにを使おうと思ったのに! 他のやつらがこんなにいるなんて!」
 私の蜜ぷに! と憤る迷宮ショコラティエール。その前にまた人影が。
「蜜ぷにの採取は早い者勝ちというやつです。ねぇ、ザッフィーロ君?」
 宵が同意を求めればザッフィーロはそうだと喉奥鳴らして笑う。
「ああ、俺達もこれでパンケーキを食わねばならんのだ。甘味を愛する同士と言えども全力で行かせて貰おう」
「ええ、こちらはお任せください」
 言って、狙いを定める。迷宮ショコラティエールはその手からチョコを生み出して、すでに臨戦態勢だ。
「貴女もすばらしいスイーツを作っていただけそうですが
刃を向けるなら仕方ありませんね」
 素直に作ってくれる気配もない。それなら長く相手にする必要もない。
「この後楽しいスイーツが待っていますので、早々に終わらせましょう」
 残念ながらというような口ぶりで宵は紡ぐ。心はすでにこの後の時間に向いているのだ。
「私だって楽しく蜜ぷにチョコエッグ作りたいのよ!」
 チョコの兵隊たちを何体も生み出す迷宮ショコラティエール。行って! とけしかけ自分はその後ろへ。
「少々厄介ですね……蹴散らしますので、ザッフィーロ君、お願いします」
 きみならやってくださると信じていますよと宵は笑う。その言葉にザッフィーロは頷いて。
「宵、そちらの方は任せた。俺は蜜を狙う不届き者を狙わせて貰う……が」
 もしチョコが飛んできたならば余りの勿体なさに思わず受けてしまうかもしれん。
 そんな風にまじめに言うものだから宵は思わず吹き出しかける。
 それを飲み込んで流星の矢を宵は導く。
「太陽は地を照らし、月は宙に輝き、星は天を廻る。そして時には、彼らは我々に牙を剥くのです。さあ、宵の口とまいりましょう」
 流星の矢が、兵隊たちの上に落ちる。チョコの兵隊たちはその矢に貫かれ、どんどんとその数を減らしていくのだ。
 そして、その影に隠れていた迷宮ショコラティエールの姿がふたたび見える。
 その開いた隙間をザッフィーロは進む。
「甘味を無駄にする等甘味好きの風上にも置けんな……!」
 砕かれる兵隊。そして投げられるチョコレート。勿体ない、と甘味好きの怒りは大きくなっていた。
 その怒りと共に紡がれる詠唱があった。
「お前達も他の命を食い生きているのだろう? ……きっと、それと、同じ事だ」
 その言葉の終わりに、蝗の大群の影に変えた、ザッフィーロの身に満ちる人々の罪穢が放たれる。
 それは迷宮ショコラティエールを飲み込んで――それだけではなく。チョコの沼と地面の沼をも食らって消していく。
「甘味を無駄に等出来んだろう」
 そう言って、その群れから逃れてきた迷宮ショコラティエールへと向かってザッフィーロはメイスを振るった。
 鈍い衝撃と共に、迷宮ショコラティエールの身が――チョコレートのように崩れて。そしてばしゃりと飛び跳ねた。それと同時に動いていた兵隊たちも動きを止めて崩れる。
「……宵、お前は無事か……と」
 心配したところで――とろり。額の上からチョコレートが零れて来る。
「……何だか一人だけ大惨事になって居る様な気がするのだが…気のせいだろうか?」
「……いや、まぁ、気のせいじゃありませんか?」
 気のせい気のせいと喉を鳴らす忍び笑い。
 額を拭えば先程被ったチョコレート。それを舐めてみれば美味しい。
 その様子に甘味は一滴たりとも無駄にしないきみはさすがですと宵は紡で、笑っていた。
 迷宮ショコラティエールは果てて。迷宮には静けさが戻る。
 そして運良く迷宮ショコラティエールと、猟兵たちからも逃れた蜜ぷにたちは――迷宮の奥へと戻っていくのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​




第3章 日常 『お茶のひと時』

POW   :    ケーキと紅茶を楽しむ。

SPD   :    ケーキ以外のお菓子と飲み物を。

WIZ   :    お持ち帰りのお菓子をお買い求め。

👑5
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


●たまごとうさぎのアフタヌーンティー
 迷宮での仕事を終えて――猟兵達が足を運んだのはとある店。
 小さな通りにひっそりとあるお洒落で格式高い雰囲気の喫茶店だった。
 が――その扉の前に。
『うさぎさんにおまけをします』と、張り紙があり。どうぞこれを! というように色々なうさぎの耳がはいった箱がある。
 ぴんとたっている黒い耳。ぺろんと下がっている白い耳。それはお好みのままに、というところ。
 さらに、パステルカラーのものを身に着けているともう一つ、おまけがあるようだ。
 それをつけるも、つけないもそれぞれの自由。
 そして店の中に入ると――店内もパステルカラー。
 ふかふかのソファも春めいた薄い桃色だ。その上に置かれたクッションは四角に丸に、形は様々。
 テーブルの上には小さな加護が置かれ、カラフルな復活祭のたまごが飾りとしておかれている。
 そして――そこかしこのテーブルで目につくのは三段ティースタンドだ。
 一番下はたまごサンド。それからテリーヌは野菜で虹色作られカラフルだ。小さなデニッシュは目玉焼きが乗っているようなのだが、黄身に見えるのは黄桃。白身はアイシングで描かれているようだ。
 そのお皿には乗らないけれど、小さなカップが一つついてくる。それにはコーンスープ。少し加えられた生クリームが渦をかいて模様のように。
 スープと一緒に運ばれてきたのはスコーンだ。プレーンと、チョコチップ入り。それからほうれん草が練りこまれたもの。もちろん、クロテッドクリームと色々なジャムも準備されている。
 そして二段目にはケーキとシュークリーム、ゼリー。四角いいちごのショートケーキのクリームはほんのり桃色。そのお隣はクリームたっぷりのシュークリーム。カラフルなチョコレートスプレーが生クリームの上かかりちょこんと小さな帽子のようにシューを被っている。ゼリーは綺麗な透明。その中にフルーツがいくつも踊っていた。
 三段目、一番上のお皿はそれ一つしかない。
 うさぎの耳がぴんとついた、丸いたまご型のホワイトチョコレートだ。それには砂糖菓子の花がいくつも咲いている。けれど、そのたまごは――中に何か入っている気配。
 その殻を少しずつ壊せば中からでてくるのは――マカロン。それはひよこの形をしたマカロンだった。ひよこが隠していたのだろうか。一緒に宝石のようなパートドフリュイも出て来る。
 そんなティーセットを楽しんでいるとおまけがやってくる。
 パステルカラーのあなたにはお土産の棒付きキャンディ。
 うさ耳のあなたには――もう一皿。
 メレンゲ菓子のうさぎがのったカップケーキが贈られる。
 飲み物もメニューからご自由に。紅茶に珈琲、サイダーにジュース。
 しばし楽しい時間をお過ごしくださいと、笑顔と共に。
二天堂・たま
茶会を楽しむのもいいが、ワタシは共に迷宮を攻略してくれた猟兵のために腕を振るうとしよう。
UC:神仙の料理術で厨房を手伝い、猟兵や同席している一般人達をもてなそう。年に一度のイースターだからな。

迷宮内で、蜜ぷにを神仙の料理術で下ごしらえしたものがあったな。
小さなピッチャーに入れて提供して、ハチミツのようにお茶にいれてもいい。
甘いお菓子の仕上げに使っても、香りや甘みが一段と増すだろうな。
給仕はUC:フレンズコールで呼んだ相棒(ひよこ)に手伝ってもらうのもアリかな。

ワタシは一通りのお疲れ様会が終わったら、持ち帰り用のお菓子を買って帰ろう。
ケットシーにとって、人助けに理由はない。人助けが理由なんだ。



 茶会を楽しむのもいいが――たまにはやりたいことがあった。
「ワタシは共に迷宮を攻略してくれた猟兵のために腕を振るうとしよう」
 厨房を貸してくれと言えば、最初は少し渋い顔をされたのだが。
 しかし蜜ぷにの蜜を見せ、そしてその腕を振るえば今日だけの臨時お手伝いとしてたまは迎え入れられた。
 小さなピッチャーに蜜を入れ、お茶にいれても良いように。
 甘いお菓子の仕上げに使っても良いと、蜜ぷにのみつは使いどころが沢山ある。
 そして――店の給仕の手伝いには。
「ぴよっぴよっ」
「ぴよよっ」
 フレンズコールで召喚した相棒のひよこたちが店内をぴょこぴょこしている。
 頭の上にお盆を乗せて、運んでいる。
 たまは店を手伝い――猟兵達や、他にもたくさんのひとびとが楽しんでいくのを見守った。
 お疲れ様、と持ち帰りのお菓子を買おうとすれば店の者達がアルバイト代だと支払いを受け取らない。
 それは彼等からの気持ちだと察して、たまは受け取る。
 ケットシーにとって、人助けに理由はなく――人助けが理由なんだ、と思いながら。

大成功 🔵​🔵​🔵​

逢坂・宵
ザッフィーロ君(f06826)と

パステルカラーをつけていればサービスしてくれるのですか
ザッフィーロ君、せっかくですからパステルカラーの尻尾をつけてみましょうか
たいへんお似合いですよ、と笑って
三段ティースタンド、初めて見ましたがなるほどこれは豪華ですね
ティースタンド以外のスイーツ等もなかなかに豪勢でなんと申しますか、フォトジェニックです

うさぎのカップケーキ……これ、なんだかザッフィーロ君に似ていますね
ほら、このうさぎ耳のところとか
似ていると言ったら似ているんですよ

それを言うならうさぎ耳のきみも珍しいでしょうに……
と写真撮影は受け入れて
ええ、普段ではしない装いもできて、とても素敵なお祭りでした


ザッフィーロ・アドラツィオーネ
宵f02925と

ロップイヤー耳はもう付けているが…パステルカラーか
確かに尾に付けてみるのも良いなと、宵の言葉に頷き淡い水色の兎尾を付けよう
宵もリボンの兎耳と相まってとても似合っているが?と思わず笑みを
3段スタンドは俺も初めて見たが…本当に豪華だな…!
特に一番上の立ち耳の兎チョコは宵に似て居る故食べるのが勿体ないが…と
これが俺に、か?…垂れ耳しか合って居らんと思うが…?

…本当に愛らしく食べるのが勿体ない故、食べる前に可能ならば店員の者に撮影を頼もう
それに…兎耳の宵は珍しいからな。残しておかんと勿体ないだろう?
本当に甘味と良い宵の珍しい姿を見れた事といい…イースターという者は本当に良い祭りだったな



 店の前の張り紙を見詰め、宵はなるほどと頷いた。
「パステルカラーをつけていればサービスしてくれるのですか」
「ロップイヤー耳はもう付けているが……パステルカラーか」
 む、と唸る声。宵はザッフィーロ君と紫色の視線を向ける。
「せっかくですからパステルカラーの尻尾をつけてみましょうか」
「確かに尾に付けてみるのも良いな」
 頷き、ザッフィーロは淡い水色の兎尾を付ける。そして宵に視線を向ければ、リボンだ。
「宵もリボンの兎耳と相まってとても似合っているが?」
 その言葉にありがとうと礼を言い、ザッフィーロ君こそたいへんお似合いですよ、と宵は告げつつ店内へ。
 いらっしゃいませーと対応した女性店員はふたりを見上げる。
 うさみみあーんどパステル尻尾、リボン。おまけもご用意しますね! と微笑んで席へと案内を。
 注文したのはやはりアフタヌーンティー。
 下から、上へ。そして上から、下へと宵の視線はいったりきたり。
「三段ティースタンド、初めて見ましたがなるほどこれは豪華ですね」
「3段スタンドは俺も初めて見たが……本当に豪華だな……!」
 見ているだけでも楽しい。それが見てわかるザッフィーロの視線は一番上に釘付けだ。
「一番上の立ち耳の兎チョコは宵に似て居る故食べるのが勿体ないが……」
「でも食べるんですよね?」
「……チョコレートだからな」
 そんなやりとりしつつスープとスコーンも。
 ティースタンド以外のスイーツ等もなかなかに豪勢だと宵は思う。
「なんと申しますか、フォトジェニックです」
 一枚撮っておきましょうか、と話しているともう一つ。
 おまけだ。
 パステルカラーの棒付きキャンディは色々な種類がある。くるっとうずまき、復活祭にちなんで兎の顔。たまご、花。
 折角ですから、と宵が選んだのはぴんと耳たてたうさぎ。そしてザッフィーロ君のはこれですね、とたれ耳のうさぎを選ぶ。
 そしてうさみみのおまけのカップケーキ。
 カップケーキの上に載っているメレンゲ菓子のうさぎはどこかきりっとしている。
「うさぎのカップケーキ……これ、なんだかザッフィーロ君に似ていますね」
「これが俺に、か?」
 そんなはずは、と皿を自分の目の高さまで上げてザッフィーロは確認する。しかし、どうも似ているとは思えない。
 そんな気持ちを感じ取ったのだろう。宵はほら、と口を開く。
「このうさぎ耳のところとか」
「……垂れ耳しか合って居らんと思うが……?」
 む、と唸る声に似ていると言ったら似ているんですよと、宵は笑う。
 しかし本当にと、ザッフィーロは思う。
「……本当に愛らしく食べるのが勿体ない」
 故に、食べる前に撮影を頼もうとザッフィーロは紡ぐ。
 そしてふわりと、ご機嫌な笑みを浮かべてみせた。
「それに……兎耳の宵は珍しいからな。残しておかんと勿体ないだろう?」
「それを言うならうさぎ耳のきみも珍しいでしょうに……」
 瞬いて、苦笑しながら零す。
 写真撮影には勿論、と頷いて。でもちょっと待ってくださいと止める。
「君と似ているうさぎのカップケーキも一緒に撮りましょう」
 さぁ、持ってくださいとザッフィーロの手にそれを持たせて。
「それならこの一番上の皿は宵が持たねば」
 宵は笑って、ええと一番上の皿を持つ。そして、先程の店員を呼び止めて撮影を。
 こんな姿で、こんな場所でこうして写真を撮ることなんて、そうそうあることではないのだ。
「本当に甘味と良い宵の珍しい姿を見れた事といい……イースターというものは本当に良い祭りだったな」
「ええ、普段ではしない装いもできて、とても素敵なお祭りでした」
 そう話しつつも――まだ目の前のアフタヌーンティーに手は付けられていない。
 さぁどれから食べようかと、相談はこれからだ。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

斬断・彩萌
うさ耳は流石に恥かしいのでパス。パステルカラーくらいなら身に着けてもおかしくないか。うーん、ぽんぽんでも付けとく?所謂兎の尻尾ってやつね(幸運のお守りらしいけどよくは知らない)

まぁスタンダードに紅茶とケーキを堪能するわ
うわっめっちゃ可愛い!映える~(端末で写真をとり、SNSNにアップ)
さて、肝心のお味は……。……おいしっ!!う~ん流石ね、見た目に負けないとろける味わいね
紅茶も薫り高いし、スープも味わい深くておかわりしたくなっちゃう!
で、このエッグチョコは(割ってみて)あらマカロン。洒落てるわね~
こういう視覚から味わえるのって最高★
あーあ、せめて誰か誘えば良かったなぁ



 うさ耳は――さすがに恥ずかしい。
「パス。パステルカラーくらいなら身に着けてもおかしくないか」
 と、店の前でうさ耳を戻した彩萌。
 パステルカラーのもの、と手にしたのは。
「うーん、ぽんぽんでも付けとく?」
 所謂兎の尻尾。幸運のお守りらしいけれど、彩萌はよく知らない。
 その尻尾つけ、店内へ。中はすでに賑わいを見せている。
 席について注文して暫くすると――三段ティースタンド。
「うわっめっちゃ可愛い! 映える~」
 端末で写真をとり、SNSに早速アップ。
 そして次はスタンダートに紅茶とまずケーキから。
「さて、肝心のお味は……」
 小さめケーキなのは少し嬉しい。ほんのり桃色のケーキを一口。
「……おいしっ!! う~ん流石ね、見た目に負けないとろける味わいね」
 そして一口、紅茶は華やかな薫りが高く。
 ちょっと塩気のあるもの、とスープも一口。
「味わい深くておかわりしたくなっちゃう!」
 ふふ、と笑って彩萌の視線は、一番上へ。
 ホワイトチョコレートで作られたたまごは――割ってみると。
「あらマカロン。洒落てるわね~」
 ひよこの顔したマカロンはレモン味だろうか。
 □から味わえるのって最高と、彩萌は笑み零した。
 けれど、ふと。
「あーあ、せめて誰か誘えば良かったなぁ」
 そう思った事が言葉になって。その気持ちを晴らすように彩萌は割ったたまごのチョコをひとかけらつまんで口へと放り込んだ。

大成功 🔵​🔵​🔵​

ルーナ・リェナ
ふうた(f09635)と同行

やっと食べられるね
わたしがつけられるうさぎみみ、あるかなぁ
ミモザの黄色があったら嬉しい
ふうたとおそろいっぽいのがいいな

うーん、どれから食べるか悩むなぁ
とりあえず紅茶を頼んで蜜を入れてテリーヌをぱくり
楽しそうに味見してるふうたを見ながら、ゼリーにも蜜を
こうすれば蜜がゼリーとフルーツ、包んでくれるよ
食べてみる?
ってふうたの口元に差し出してみる

おまけのうさぎ、似てるかな?
食べるのがもったいないけど美味しく食べるね


糸縒・ふうた
■ルーナ(f01357)と

やったね!ご褒美たいむ、だ!

帽子の上からかぶれるうさみみ、あるかなぁ
ルーナサイズのもきっとある
見つけられたら淡いたんぽぽ色のを選んで

ふふ、なんだか似てる色を選んじゃったね
お揃いみたいだ

さぁこれで準備万端!何から食べる?
オレは蜜の味比べをしたいからすこーん、かな?

橙の蜜はみかんの甘酸っぱさ
紫の蜜はぶどうの豊潤さ
黄色の蜜は…、わ、すっぱい!

さいだー、に入れてもおいしいの?
ふわわ、しゅわしゅわで味がよくわかんなかった

カラフルなスプーンをお口で受けて
どんどん味が変わってく!
すごい、おいしい!

ルーナ、ルーナ、かわいいおまけうさぎさんが来たよ
ふふ、なんだかルーナと姉妹みたいだね?



「やったね! ご褒美たいむ、だ!」
「やっと食べられるね」
 迷宮から、お店のへ。楽しみ、という気持ちは二人の、軽やかな足取りに表れていた。
 お店の前にたどり着いてまず最初にすることはうさみみ探し。
「帽子の上からかぶれるうさみみ、あるかなぁ」
「わたしがつけられるうさぎみみ、あるかなぁ」
 と、箱を覗き込む二人の声は重なって。はたと視線会って笑いあう。
「ルーナサイズのもきっとある」
 ふうたの言葉にうんと頷いているとお目当てのものが。
 あった! と箱の下のほうにあるうさみみを見つけルーナは手を伸ばす。
 でもちょっと届かない。それを、ふうたはこれだねとかわりに取る。それはミモザの黄色をしたうさみみだ。
 そしてふうたの手にも大きめなうさみみが。けれどぴんとたつのは大きさゆえにちょっと難しく。ふにゃんと垂れているのがどこか可愛らしい。
 これなら帽子の上からでもかぶれる、淡いたんぽぽ色のうさみみだ。
「ふふ、なんだか似てる色を選んじゃったね」
 ミモザの黄色、淡いたんぽぽ色。
 その色ならべてみて、二人で笑いあう。
「お揃いみたいだ」
「ふうたとおそろいっぽい」
 それが嬉しいと、ルーナはくるりと回ってみせた。
 うさみみつけて、店内へ。
 席について注文して。しばらくすると――ルーナよりちょっと大きな、ティースタンドの登場。
「さぁこれで準備万端! 何から食べる?」
 オレは蜜の味比べをしたいからすこーん、かな? とやきたてスコーンにふうたの視線はぴたっと止まって。
 焼き立てはすぐに食べるのがオススメ。ルーナは遠慮なくどうぞとすすめた。
 スコーンに手を近づければ温かいのがわかる。
「うーん、どれから食べるか悩むなぁ」
 とりあえず、とルーナは紅茶を手に。そこに蜜ぷにの蜜もちょっと加えるのを忘れない。
 まずはカラフルなテリーヌを一口。
 そしてふうたは蜜ぷにの蜜と共にスコーンを。
 橙の蜜は――甘酸っぱい。紫の蜜はぶどうの豊潤さ。
 そして黄色の蜜はというと。
「わ、すっぱい!」
 その口直しに、橙の蜜をちょっと舐めて。でも、やっぱり美味しい事には変わりない。
 でもそのままでは少し、黄色の蜜は口にしづらい。
 これにはスコーンよりあうものがあるはず。そこで提案されたのがサイダーだ。
「さいだー、に入れてもおいしいの?」
 まずはちょっと、と入れて。そして恐る恐る口にすると――すっぱさよりもしゅわしゅわが先にやってくる。
「ふわわ、しゅわしゅわで味がよくわかんなかった」
 もう一口、と今度はしゅわしゅわ感覚に構えて飲めば、今度は味がしっかりわかる。もうちょっと蜜が入っていても良さそう、とちょっと足してもう一口。
 その様子をみながら、ルーナはゼリーにも蜜をとろりと。
「こうすれば蜜がゼリーとフルーツ、包んでくれるよ」
 一口食べて美味しいと頷く。
 そして、食べてみる? とふうたの口元へルーナは差し出す。
「どんどん味が変わってく! すごい、おいしい!」
 差し出された一口をぱくり。ふうたは頬を緩ませていく。
 そうして楽しんでいるとおまけがやってくる。
 棒付きキャンディと、カップケーキ。
「ルーナ、ルーナ、かわいいおまけうさぎさんが来たよ」
 カップケーキの上、メレンゲ菓子のうさぎ。
 それを見詰めルーナを見詰めふうたは小さく笑い零す。
「ふふ、なんだかルーナと姉妹みたいだね?」
「おまけのうさぎ、似てるかな?」
 今度はメレンゲ菓子のうさぎとルーナが見つめ合う。
「食べるのがもったいない……」
 けど、目の前にやってきたのだからやっぱり、これが一番だ。
「美味しく食べるね」
 ふうたはその言葉に一緒に食べようと笑って。
 まだまだ、ふたりでわけっこしあうものは沢山ある。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

荒谷・つかさ
【ワイルドハント】

イースターバニー?
……よくわからないけれど、兎耳の飾りを付ければ良いのね?
(白色の兎耳をつけ、ついでに髪留めをパステルカラーのリボンに)
これで杵を持てば月ウサギかしらね。私のは鉄槌だけど。

さて、いざ喰らい尽くしに……なんて、流石の私も空気は読むわ。
こういうお店ではゆっくりじっくり、雰囲気を楽しみながら頂くのよね?
たまごサンドとテリーヌを少しづつ齧りながら、紅茶は無糖のストレートで頂くわ。
洋風のお茶は慣れてないけれど、この素敵な香りは好みだわ。

兎と卵は多産と復活の象徴なんですって。
祭り事で縁起物を模り担ぐのは、何処の世界も変わらないのね。


ニュイ・ルミエール
【ワイルドハント】
ぴょんぴょんイースターなのっ♪(装飾品ずっと付けてるの苦手なの…ぷるぷるロップイヤーを【変装】でっ)

んー…んー…(ソファーの上でごろごろー溶けたーるなのぉ)
さっきはおねーちゃんのチョコ食べ過ぎたの……もぅ甘いもの、は…(店内や皆の食べてる姿眺め)

……にゅい、タールで良かったのっ♪(別腹を作る)


この蜜ぷには皆のお土産…
でもりょーだんちょーの言う食べ方も絶対に美味しいの…ぁぅぅ
(蜜ぷにの瓶持って悩み悩み)
ちょ、
ちょっとだけなら……良い、よね?

(神さま、にゅいはこれから少し悪い子になります……)

あぁ…お口の中で蕩けちゃう……の……♪

禁断の、蜜の味…なの………ぁ(儚くも溶け消える幸せ


ニコリネ・ユーリカ
【ワイルドハント】
お茶を愉しむならイースターバニーになれって事ね。
フサカワなネザーランドドワーフの耳をつけて、
いつものエプロンをパステルグラデに替えましょう。

猟団長のヘアピンかわいい。
つかささんは白いお耳がよく似合ってる。
(身を屈めて)撫でて撫でて。ソラさんも何て愛らしい。
さぁ私達にオマケをくださいな。

ほうれん草のスコーンをアールグレイで頂きましょう。
お砂糖たっぷり入れちゃお。ご、ろく、なな……
お店のレイアウトや小物は、花屋としてお勉強のしどころ。
季節感やイベント感をモチーフとしてちりばめる……私のお店にも取り入れられそう。

主の御復活おめでとうございます。
聖霊の祝福が私達に降り注ぎますように。


ソラスティベル・グラスラン
【ワイルドハント】

わぁ…!とてもお洒落なお店です!
い、いえ猟団長さん、わたしもこんな場所は初めてで少々怖気づき…
し、しかし今回は皆さんとの初仕事
お疲れさまを兼ねて、いざ挑みましょう皆さんっ(【鼓舞】)

兎さんにおまけ……こうでしょうか?(橙色兎耳、パステルスカーフを巻いて)
ニコリネさんの兎耳さん、とってもフサカワです!触りたい!
うふふ、わたしもぴょんぴょんっ、兎さんですよ~♪

見渡せば店内は卵が沢山!
おお、つかささんは物知りですね!兎と卵のセットでとても縁起良いのです…!
おや?一番上のチョコ卵は中に何か…
わ!中から可愛いヒヨコさんが!で、ではわたしが親ですか!?
うぅーっ、可愛くて食べられないです!


白斑・物九郎
【ワイルドハント】
者共おっつ
そんじゃ後はせいぜい羽ェ伸ばさせて貰うとしましょっかや

にしてもサ店っスか
この世界に来るときゃ基本『迷宮の中か学園の中か』ってカンジですしな
なんか新鮮な気分ですわ
ソラみたいな現地学生ズはとかは普段こーゆートコで茶ァしばいてるんスか?

イースター?
はぁん、そんな風習があるんスか

バニーだァ?
こちとら猫耳っスよ
この上そんなモン装備した日にゃどんな化け物で――いやキマイラフューチャーにゃ割とザラに居ますわな

(おまけに何も貰えないのはシャクなので大量のヘアピンを全部パステルカラーに換装)

●スコーンをゴリゴリ齧りながら
このスコーンに蜜ぷに掛けて食べてみた日にゃ超よさゲじゃねっスか?



「者共おっつ」
 と、軽い調子でいいつつ。そんじゃ後はせいぜい羽ェ伸ばさせて貰うとしましょっかや、と物九郎は店へと足向ける。
「わぁ……! とてもお洒落なお店です!」
「この世界に来るときゃ基本『迷宮の中か学園の中か』ってカンジですしな」
 なんか新鮮な気分ですわ、と言いながら物九郎はソラスティベルへと視線向け。
「ソラみたいな現地学生ズはとかは普段こーゆートコで茶ァしばいてるんスか?」
「い、いえ猟団長さん、わたしもこんな場所は初めてで少々怖気づき……」
 と、素直に零すソラスティベル。そわそわとしている様子だ。
「し、しかし今回は皆さんとの初仕事。お疲れさまを兼ねて、いざ挑みましょう皆さんっ」
 ぐっと拳握ってソラスティベルは皆を鼓舞する。が、すでにごそごそ、うさみみ探しは始まっていた。
 店の前に置かれた箱には色々なうさみみが詰まっている。
「ぴょんぴょんイースターなのっ♪」
 と、ニュイは己の身体の一部をちょっとかえて。ぷるぷるロップイヤーを。
「お茶を愉しむならイースターバニーになれって事ね」
「イースターバニー?」
 ニコリネの言葉につかさは首を傾げていた。
 こういうこと、とニコリネはうさぎの耳を付ける。
 フサカワなネザーランドドワーフの耳。それからエプロンをパステルグラデに替えて。
「……よくわからないけれど、兎耳の飾りを付ければ良いのね?」
 そう言って、箱からみつけた白色の兎耳をつけ、ついでに髪留めをパステルカラーのリボンに。
「これで杵を持てば月ウサギかしらね」
 私のは鉄槌だけど、と小さく笑い零す。
 白いお耳がよく似合ってる、とつかさへニコリネは笑む。
「兎さんにおまけ……こうでしょうか?」
 ソラスティベルも髪色と合わせて橙色のうさみみ。それにパステルスカーフを巻いてばっちりだ。
「ニコリネさんの兎耳さん、とってもフサカワです! 触りたい!」
「撫でて撫でて。ソラさんも何て愛らしい」
「うふふ、わたしもぴょんぴょんっ、兎さんですよ~♪」
 身をかがめるニコリネの耳にふれればふさふさ。ソラスティベルも笑って跳ねて、うさぎの真似をしてみる。
「イースター? はぁん、そんな風習があるんスか」
 と、物九郎は最初は感心してみていた。が、己の耳を震わせて。
「バニーだァ? こちとら猫耳っスよ。この上そんなモン装備した日にゃどんな化け物で――いやキマイラフューチャーにゃ割とザラに居ますわな」
 いる、と頷いて。けれどおまけに何も貰えないのはシャクだ。物九郎はヘアピンを全部パステルカラーへと換装していく。
「猟団長のヘアピンかわいい」
 その様子にニコリネは笑いつつ、いざ店内へ。
 店内に入れば広いボックス席にどうぞと案内される。
「さて、いざ喰らい尽くしに……なんて、流石の私も空気は読むわ」
 ふかふかのソファにクッション。座り心地の良さをつかさは感じていた。
「こういうお店ではゆっくりじっくり、雰囲気を楽しみながら頂くのよね?」
「んー……んー……」
 ソファの上でごろごろ。ニュイはとろんと溶けた姿で座っていた。
「さっきはおねーちゃんのチョコ食べ過ぎたの……もぅ甘いもの、は……」
 と、眺めていたものの。店内の雰囲気を、皆の様子を見て――そう思う子事は消えていた。
「……にゅい、タールで良かったのっ♪」
 ニュイは別腹つくりつつ、楽しみにしている様子。
 やがて、皆の前に注文したものが運ばれてくる。
 三段ティースタンド。その一番下からつかさが選んだのはたまごサンドとテリーヌ。
 それを少しずつ齧りながら、紅茶をひとくち。
「洋風のお茶は慣れてないけれど、この素敵な香りは好みだわ」
 砂糖も何も入れずストレートで喉に落とす。香りがふわりと広がる様につかさは瞬いた。
「兎と卵は多産と復活の象徴なんですって」
 祭り事で縁起物を模り担ぐのは、何処の世界も変わらないのね、とつかさは紡ぐ。
「おお、つかささんは物知りですね! 兎と卵のセットでとても縁起良いのです……!」
 店内の沢山の卵はどれも違うデザインとソラスティベルはそれをくるりと見つめていた。
 そしてその視線が最後にとまったのは、ティースタンドの一番上。
「おや? 一番上のチョコ卵は中に何か……」
 こんこん、とちょっと叩いたのでは壊れない。
 もう少し強く、とソラスティベルは卵を割る。
 すると。
「わ! 中から可愛いヒヨコさんが! で、ではわたしが親ですか!?」
 マカロンのひよこさん。それを取り出してみつめれば――かわいい。
「うぅーっ、可愛くて食べられないです!」
 瞳を数度瞬かせて。
 やっぱり食べる決心はつかず、しばらくの間ソラスティベルはマカロンひよこと見つめ合いっこだ。
 ニコリネが手にしたのはほうれん草のスコーンだ。それにアールグレイを合わせて。
「お砂糖たっぷり入れちゃお。ご、ろく、なな……」
 このくらい、とスプーンでかき混ぜてとかしながら店内の様子をその瞳に映す。
 こういったレイアウトや小物は、花やとして勉強のしどころなのだ。
「季節感やイベント感をモチーフとしてちりばめる……私のお店にも取り入れられそう」
 ニコリネはどんなふうにしようかと考えつつ、甘くなった紅茶を一口。
 そしてスコーンをわしっと掴んで物九郎は口へ。
 ひとつ、ふたつ食べてそうだと気付く。このまま食べても確かに美味しい。しかしもっと、美味しくなる気がする。
「このスコーンに蜜ぷに掛けて食べてみた日にゃ超よさゲじゃねっスか?」
 その言葉にふるりと反応したのはニュイだった。
「この蜜ぷには皆のお土産……」
 でも、とニュイは蜜ぷにの蜜を見詰める。
「りょーだんちょーの言う食べ方も絶対に美味しいの……ぁぅぅ」
 瓶を持って悩み、そして。
「ちょ、ちょっとだけなら……良い、よね?」
 神さま、にゅいはこれから少し悪い子になります……とニュイは少しだけ蜜をいただく。
「あぁ…お口の中で蕩けちゃう……の……♪」
 甘い味が広がってニュイはとろんと、一層その身をとろけさせる。
「禁断の、蜜の味……なの………ぁ」
 口の中から儚くも消える幸せ。もう一口だけ、とそっと手が伸びてしまうのは仕方ない。
 そんな、皆の美味しく楽しそうな様子を笑みつつ眺めて、ニコリネは思うのだ。
 主の御復活おめでとうございます。
 聖霊の祝福が私達に降り注ぎますように、と。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

カーディナル・オッペンハイマー
【POW】
ミコ(f00148)と参加

「みゃぁ…みこ、みみ、はえた…かわいい」
耳を生やすミコを見て目を輝かす

「りぼん、つけてあげる」
「みぃ、おそろい…」
自分もウサ耳を付け同じピンクのパステルカラーのリボンをつける

「おいし、そう…♪」
「みこ、みこ、あーん」
ケーキを一口切ってミコにあーんする

「みゃぁぁぁ…かわいい…」
もぐもぐ食べるミコを見て目を輝かせスマホで写真を撮りまくる

「みぃ…ぷにぷに、して、かわいい…」
食べてる最中のミコをつついてプルプルさせ、スマホを連写。ちょっとしたミコの撮影会じみた勢い

「にゅぅ…ぜんぶ、おいしかった…みこは、どう?」
ミコを抱きかかえぷにぷにしつつ聞いてみる

アドリブ歓迎


黒玻璃・ミコ
※スライム?形態
カーディナルさん(f04363)とご一緒に

◆心情
むふふー蜜ぷにを独り占めしようとする
悪い迷宮ショコラティエールは退治されました
働いた後はご褒美の美味しいスイーツを堪能しますよー

◆行動
【POW】で判定ですよ

んーと、ウサミミを着ければ
おまけをして頂けるとは豪気な話なのですよ
折角なので付け耳ではなく自前で生やしてみせましょうか?

私はブラックタールなのでアレですが
白ければゆきうさぎみたいな感じになったでしょうね
後はパステルカラーのリボンを着ければ完璧なのですよ

うふふ、どれも素敵でしたが
マカロン入りのホワイトチョコが一番美味しかったのです
御馳走様でした( 人 )

◆補足
アドリブOKですよー



 蜜ぷにを独り占めしようとする悪い迷宮ショコラティエールは退治された――働いた後は。
「ご褒美の美味しいスイーツを堪能しますよー」
 ふよんふよんとスライムボディを揺らしてミコはつきました、と店の前で張り紙を見詰める。
「んーと、ウサミミを着ければおまけをして頂けるとは豪気な話なのですよ」
 折角なので付け耳ではなく、自前で生やしてみせましょうか? とその身を震わせにゅんとうさぎの耳をはやしたミコ。
 カーディナルは瞬いて、その瞳を輝かせる。
「みゃぁ……みこ、みみ、はえた……かわいい」
 ふよんとゆれるミコの耳。それに視線は釘付けだ。
「私はブラックタールなのでアレですが、白ければゆきうさぎみたいな感じになったでしょうね」
 ふるんと、耳が揺れる。
 後はパステルカラーのリボンを着ければ完璧なのですよ、というミコの耳にカーディナルの手が伸びた。
「りぼん、つけてあげる」
 そのピンクはパステルカラーだ。
 それを耳にきゅっと優しく付ければ完璧。
「みぃ、おそろい……」
 そしてカーディナルもウサ耳を付け同じピンクのパステルカラーのリボンをつける。
 店の中に入ればゆっくり座れる席に。
 そして、三段ティースタンドと、それからおまけも運ばれてくる。
「おいし、そう……♪」
「ですね、どれから食べましょう」
「みこ、みこ、あーん」
 ケーキを一口切ってミコにあーんと。
 ミコはふるりとしつつその一口を貰う。
「みゃぁぁぁ……かわいい……」
 もぐもぐ食べるミコ。
 その姿がかわいいとカーディナルは一層瞳輝かせスマホで写真を撮りまくっていた。
 そしてつんつん、とミコをつつく。
「みぃ……ぷにぷに、して、かわいい……」
 つんつんするとプルプルぷにぷにとその身は揺らめく。
 かわいい。
 そう思って再び連写と、カーディナルにとってはミコ撮影会となっていた。
 そうしながらもしっかり甘いものは口に運んでいる。
「にゅぅ……ぜんぶ、おいしかった……みこは、どう?」
 ミコを抱きかかえぷにぷに。カーディナルの問い掛けにミコはふるんと身を震わせた。
「うふふ、どれも素敵でしたが」
 マカロン入りのホワイトチョコが一番美味しかったのです、とそれを割った時の事を思い出す。
 たまごを割れば、ひよこのマカロン。それをぺろっと食べ。たまごの殻も残さず余さず。
「御馳走様でした」
 ミコの言葉にカーディナルの声を合わせて。
 お土産の棒付きキャンディはいつ食べます? と次の相談。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

雨霧・結
蛇ノ目さん(f00403)と一緒にお茶するんだ

わぁい、ティータイム!
へぇ、ウサギさんとパステルカラーつけるとおまけしてくれると…これはやらなきゃなりませんね!
耳四個になるから自前の狼耳はしまって、と…
ねーねー蛇ノ目さん、やっぱ私は白のうさぎ耳が似合うかな?どう?

無防備な背中を見るとイタズラしたくなるんですけどっ!
蛇ノ目さんの頭に、茶色のうさぎ耳を付けてしんぜよう!片耳折れてるの!
あらやだ、とってもお似合いですよお客様!

パステルカラーは…水色のスカーフを首に

わぁぁ、卵な飾りに淡い色合い、素敵な内装ね!
え、あの3段のすごい!アレ食べたい!
飲み物は紅茶(砂糖3個にミルクだばぁする超甘党)
えへへ、幸せ


碧・蛇ノ目
結(f06365)と一緒にかふぇるぞ

お茶の時間だー!
そうだな!おまけも嬉しいが2人で付けた方が楽しいし面白いしな
むむむパステルっつうと…、これがいいか?(パステルピンクのうさぎサングラスをかけるどやリガミ)

おぉー白か。雪兎みたいで結に似合ってるぜ!

ふむ…蛇ノ目のうさ耳のはどうしようかねぇ…(背後ガラ空き傘)
おわっ!?な、なんだぁ?……って、うさ耳か
えっ似合う?ふふふふ、そうかァ!(どやリガミ)

彩り豊かでいいよなぁ
確かどっかの宗教の祭りがモチーフだったか?
こういう綺麗なのは蛇ノ目大好きだ

ほあぁ…しかも3段のの1番上にうさぎさんがいるぞ
頼んでみようぜっ

蛇ノ目の飲み物はカフェラテ(無糖)で!



「わぁい、ティータイム!」
「お茶の時間だー!」
 店の前の張り紙に結は瞬いた。
「へぇ、ウサギさんとパステルカラーつけるとおまけしてくれると……これはやらなきゃなりませんね!」
「そうだな! おまけも嬉しいが2人で付けた方が楽しいし面白いしな」
 がさごそ、うさみみ探し。
 けれどそれより先に蛇ノ目はパステル色を身に着ける。
「むむむパステルっつうと……、これがいいか?」
 パステルピンクのうさぎサングラスをしゅっと身に着け、蛇ノ目はふふっと笑う。
「耳四個になるから自前の狼耳はしまって、と……」
 そして結はうさ耳を。
「ねーねー蛇ノ目さん、やっぱ私は白のうさぎ耳が似合うかな? どう?」
 装着し、どうどう? と問えば。
「おぉー白か。雪兎みたいで結に似合ってるぜ!」
 ゆらゆら、ゆれる結のうさぎ耳。それをみて、蛇ノ目は小さく唸る。
「ふむ……蛇ノ目のうさ耳のはどうしようかねぇ……」
 そんな、無防備な背中にうずうず。
 タズラしたくなるんですけどっ! と結は動きだす。
「蛇ノ目さんの頭に、茶色のうさぎ耳を付けてしんぜよう! 片耳折れてるの!」
 えいっと結は蛇ノ目の頭に茶色のうさぎ耳を。
「おわっ!? な、なんだぁ? ……って、うさ耳か」
「あらやだ、とってもお似合いですよお客様!」
「えっ似合う? ふふふふ、そうかァ!」
 その言葉に胸張って。蛇ノ目はドヤァと笑い浮かべる。
 似合う似合うと笑いながら、結は自身の首にパステルカラーのスカーフを。
 準備は完了。
 店の中に足を踏み入れたら、結は瞳輝かせた。
「わぁぁ、卵な飾りに淡い色合い、素敵な内装ね!」
 そして席に案内される間に結の瞳が捉えたのは皆の前にある三段ティースタンドだ。
「え、あの3段のすごい! アレ食べたい!」
「彩り豊かでいいよなぁ」
 確かどっかの宗教の祭りがモチーフだったか? と蛇ノ目は言って。
「こういう綺麗なのは蛇ノ目大好きだ」
 そして一番上に視線は釘付け。
「ほあぁ……しかも3段のの1番上にうさぎさんがいるぞ」
 頼んでみようぜっと蛇ノ目も頷く。
 席に座れば早速注文。
「蛇ノ目の飲み物はカフェラテで!」
 それには砂糖は無し。
 結は目の前の紅茶に砂糖三個、そしてミルクをだばぁと大量に。
「えへへ、幸せ」
 にこにこと笑みながらかき混ぜて、どれから食べると笑いあう楽しい時間の、はじまり。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

キトリ・フローエ
チロ(f09776)と!
嵐吾に選んで貰ったうさ耳に、パステルグリーンのお花を飾って
チロもとっても似合ってて可愛いわ。さすが嵐吾ね!

どれもとっても美味しそうで目移りしちゃう
あたしはこのデニッシュをいただこうかしら
うん、甘くて美味しい目玉焼きだわ!
スコーンはお返しにあたしもジャムとクリーム乗せて
二人で食べれば美味しさも二倍…嵐吾も食べる?
チロが卵を開けるのをじっと見守って、ひよこさんが出てきたらわあって瞳が輝く
…あたしにくれるの?ありがとう、チロ!
両手でひよこさんを抱えてはみるけれど、やっぱり食べるのがもったいなくて

大きいお菓子、バケツプリンとか?
それでもチロくらいの大きさのものは難しそうだけど…


チロル・キャンディベル
キトリ(f02354)と
うさぎさんは嵐吾にえらんでもらうの!
チロに合うのはどれかしら?
キトリとお揃いのお花を添えて
キトリもかわいいの!

すごいすごい!どれから食べようかしら?
スコーンは前に食べたことあるから、食べかたわかるのよ(えへん)
ジャムとクリーム乗せたのを、キトリにもあげるの
やっぱり気になるのは卵のチョコ
そろっとつついて開けてみるの
わあ!ひよこさんが出てきたの!
キラキラほうせき持ったひよこさん、食べるのがもったいないのよ
せっかくだから、ひよこさんはキトリにあげるの

…キトリいいなあ
チロも、自分と同じくらいの大きさのおかしが食べてみたいの!
キラキラ、期待の眼差しを嵐吾に
やっぱりダメかしら?


筧・清史郎
らんらんと楽しもう
他に楽しめる皆とも同席させて貰おうか

うさぎさんにおまけか
これは耳を装着する以外あるまい
らんらん、どれが良いだろうか?
ふむ、ではそれを(選んで貰ったうさ耳抵抗なくすちゃっと
淡色の品も装備
これで大丈夫か?(パステルイエローのポポ丸ひよこぐるみ袖から出し

ポポ丸ぐるみ傍らに、いざ茶会を楽しむ
らんらんと同じティースタンドで
下の皿から順にいただこう

甘味に春の彩りが加わればさらに心躍る
やはり甘味は正義だな(雅な微笑み
飲物は紅茶を。1杯目はストレート、2杯目はミルク多めで
見目も鮮やかで可愛らしく
思わず甘味の動物さんとじーっと見つめ合ってしまいそうだ

皆と楽しむ春の茶会、甘味も一層美味に感じるな



 嵐吾、えらんで! とキトリとチロルに言われたならば。お願いされたならば――張り切らぬわけがないのだ。
 尻尾ゆらしながらがさごそと、二人に似合ううさみみを嵐吾は選んでいた。
「キトリは……これかの!」
 ふわふわしつつも片方はちょっと折れ、もう片方はぴんとたったうさみみ。
 そのうさみみにパステルグリーンの花を飾るキトリ。
「嵐吾、チロのは?」
「チロはこっちじゃな!」
 チロルのは少しだけ、淡く若葉色を纏ううさみみ。その傍に添えるのはキトリとお揃いの花だ。
 キトリとチロル。二人は互いを見て、嬉しそうに微笑み合う。
「チロもとっても似合ってて可愛いわ」
「キトリもかわいいの!」
「さすが嵐吾ね!」
「そうじゃろ! そしてわしもうさみみ!」
 と、店前できゃっきゃっとしていると、もう一人。
 友の顔に嵐吾はへらりと笑い、キトリとチロルも清史郎! と手を振る。
 うさぎさんにおまけ――そう聞いては、耳を装着する以外あるまいと話を聞いた清史郎は頷いて。
「らんらん、どれが良いだろうか?」
「せーちゃんはこれじゃろ」
 黒うさみみ。形はわしとおそろいじゃと嵐吾は言う。
「ふむ、ではそれを」
 それからもう一つ。すっと袖の内に手をさし入れとりだしたるは――パステルイエローのポポ丸ひよこぐるみ。
「これで大丈夫か?」
「ばっちりじゃな」
 うさみみとパステルカラーを身に着ければ準備はばっちり。
 店内入れば皆楽しそうに時間を過ごしている様子。そこかしこのテーブルの上にある三段ティースタンドにすでにそれぞれの心はそわそわと。
 四人一緒にふかふかの席。清史郎の傍らにはポポ丸ぐるみがちょこんと。
 三段ティースタンドを皆で頼めばテーブルの上はそれでいっぱい。もちろんスコーンも、スープも紅茶もある。
 見上げるティースタンド。チロルは瞬きし小さな歓声をあげた。
「すごいすごい! どれから食べようかしら?」
「どれもとっても美味しそうで目移りしちゃう」
「どれにするかの? せーちゃんは?」
「やはり下の皿から順にだろうか」
 あたしはこのデニッシュをいただこうかしら、とキトリが示せば嵐吾はそれを皿に。キトリはぱくり、とそれを一口。
「うん、甘くて美味しい目玉焼きだわ!」
 幸せ! とキトリは表情緩ませて。
「チロはスコーン! スコーンは前に食べたことあるから、食べかたわかるのよ」
 えっへん! と胸をはって。こうし食べるの! とチロは言う。
 スコーンを半分に割って。そしてまた半分のサイズに。ジャムとクリームをたっぷり乗せて。
「キトリにあげる!」
 差し出されたスコーン。キトリはあたしも、とジャムとクリームのせてお返しだ。
 そして二人、タイミングあわせてぱくり。
 スコーンはやきたての外はさっくり、中はふっくら。
 キトリとチロルがはおいしー! と顔寄せ合って幸せ笑顔。
 頬緩ませていると――ふと、視線を感じて。
「二人で食べれば美味しさも二倍……嵐吾も食べる?」
「食べる!」
 仕方ないわね! とジャムとクリームを乗せて嵐吾にも。清史郎にもあげる! と差し出されたらば微笑んで受け取り礼を告げる。
 そして――そわり。チロルの尻尾はぱたぱたと動いていた。
 チロルの視線は一番上、たまごのチョコに釘付けだ。
「チロ、割ってみるか?」
「割っていいの?」
 つんつん、と軽くフォークでつつくと全く割れるそぶりがない。
 もうちょっと力をこめて、こつんこつん!
 その様子をじっと見守る三人。
 するとチョコにひびが入りそっと割れ始め、その隙間から見えたのは。
「わあ! ひよこさんが出てきたの!」
 キラキラほうせき持ったひよこさん! とチロルは瞳輝かせる。チョコの殻を丁寧にはがせば、マカロンのひよことしっかりご対面。
「わあ、ひよこさん!」
 瞳瞬かせ輝かせ。かわいいわね! とひよこマカロンを見て笑うキトリ。
 けれど――食べるのがもったいない。そしてチロルは、マカロンを見詰めたあとにそれをキトリへと差し出した。
「せっかくだから、ひよこさんはキトリにあげるの」
「……あたしにくれるの? ありがとう、チロ!」
 うけとったひよこさんは、キトリには大きくて抱えるサイズ。ひよこさん、と小さく呟いて見つめるばかり。
「食べんのか?」
「もったいなくて。チロにもらったし」
 それに今ここで食べるとお腹いっぱいになっちゃいそう! とキトリは言う。
 確かにキトリにとっては抱えられるほどの大きさで食べるのも大変だ。
「……キトリいいなあ」
 と、その様子にチロルは自身の耳をちょっと下げて呟く。
 何がいいのか――嵐吾が問えば。
「チロも、自分と同じくらいの大きさのおかしが食べてみたいの!」
 そう言って、キラキラ。期待の眼差しを嵐吾へ向ける。
「チロと同じくらいの大きさとは……うぅん、ちと難しいかもしれんなぁ」
「やっぱりダメかしら?」
 そう言ってこてんと首をちょっとかしげて見せる。しゅーんとした表情だ。
 その様子に嵐吾はダメじゃないと言う。
「キトリ、何作れば良いじゃろか!」
「大きいお菓子、バケツプリンとか?」
 瞬けば煌めく。キトリはちょっと首傾げてその出来上がりを想像してみるのだ。
「それでもチロくらいの大きさのものは難しそうだけど……」
「まずそのサイズのバケツを探さねば……いやそれよりもケーキ……」
 むぅ、と唸る嵐吾。そこに助言がもう一つ。
「作るなら季節の彩も添えると良さそうだな」
 今日は春の彩がある、と清史郎は柔らかに笑って見せる。
「やはり甘味は正義だな」
 そう言って、雅やかに微笑む。思わず、眩しいと友の笑みに嵐吾は零す。
 それに――と。
 清史郎は向き合う。カップケーキ、そしてメレンゲ菓子のうさぎと。
「思わず見つめ合ってしまうな……食べれるとわかっていても」
「そうなの。清史郎もチロと同じ気持ちね」
「わしはぱくっと食べるがの……」
 そう言って、メレンゲ菓子のうさぎを捕まえ嵐吾は一口。美味しいと言う。
 その様子に、あっ、と思わずキトリは声を溢した。
「? あっ、キトリとわけっこしたほがよかったかの!」
「違うわよ、嵐吾! そんな風にぱくっと食べちゃうと……ほら」
「らんらん、食べてしまうのか……」
「嵐吾、食べちゃったの……」
 チロルと清史郎からの視線が突き刺さる。
 えっ、えっ、ダメなんかの!? とわたわたする嵐吾の様子にキトリはもう、と苦笑い。
 お茶会の続き、美味しいもの食べましょとキトリは促して、紅茶も皆で。
 春の茶会は皆で楽しむ物。口にするものも一層、美味しく感じる時間。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

アール・ダファディル
「Echo、キミにうさみみは……いや、良く似合っているよ」
くまみみにうさみみ重ねた≪彼女≫は上機嫌に一回転
お揃いの耳とパステルリボンを結わいて正装は完璧
さ、兄妹水入らず茶会を楽しむとしようか

三段ティースタンドは芸術だった
調度は勿論考え彩られた三段はどこを取っても見目楽しく美味しい
復活祭をイメージした紅茶と併せ戴けば気分は華やか
とっておきのひよこマカロンまで辿り着いた時にはつい口元が綻んだ

クリームで汚れた≪彼女≫は棒付き菓子がお気に入りのよう
煌く飴ぶんぶん振って――まるで、まほうつかいごっこ!
「全く……困ったうさぎさんだな」
糸引き嗜め座らせては2杯分のおかわりを
今ぐらいはレディになりたまえ



「Echo、キミにうさみみは……いや、良く似合っているよ」
 くまみみにうさみみ。
 みみが重なっているのだが――しかし。≪彼女≫が上機嫌に一回転するものだから、アールはまぁいいかと、思うのだ。
 そして≪彼女≫は待っている。じぃと見つめるのはアールの頭の上だ。その視線を受け、わかっているよと薄く微笑みアールはお揃いの耳をつけた。それからパステルリボンを結わう。これで正装は完璧だ。
「さ、兄妹水入らず茶会を楽しむとしようか」
 ぴょんと楽しそうにジャンプした≪彼女≫を受け止めてアールは店内へ。
 店の中雰囲気は良くアールは笑む。そして三段ティースタンドを注文すれば。
「芸術だ……」
 調度は勿論。考え彩られた三段ティースタンドはどこを取っても見目楽しく。
 そして――美味しい。
 たまごサンドから初めて。スープ、ケーキにシュークリーム。
 ほわり、と甘さの中に果実の気配のする紅茶と合わせて戴けば気分は華やかなものとなる。
 そしてアールは最後の皿へと。一番上の皿へと手を伸ばした。
 こんこんとスプーンでノックして。少し力を入れればたまごの殻は割れる。
 とっておきのひよこマカロンが現れれば――アールの口元はつい、綻ぶ。
「食べるのが少し、もったいないな」
 可愛らしい顔をしているとひよこマカロンを見詰めていると視界の端で星が踊る。
 みればクリームで口の端汚した≪彼女≫が棒つきキャンディを振っている。
 どうやらそれがお気に入りの様。星の形したそれはまるで魔法の杖のよう。
 ぶんぶん、それを振ってまほうつかいごっこ! と、楽しげだ。
 その様子にアールは紅茶の二杯目のおかわり注ぎながら≪彼女≫に繋がる糸を引き嗜めて座らせて。そして口の端を拭ってやる。
「全く……困ったうさぎさんだな」
 今ぐらいはレディになりたまえと注意する。
 けれどその声の響きは――柔らかく。

大成功 🔵​🔵​🔵​

セリオス・アリス
アドリブ◎
アレス◆f14882と

アレスを誘って店へ
入り口の白うさ耳をアレスにつけ
ふはっ、中々似合ってんじゃん
かわいぜ
ご機嫌で黒うさ耳をつける

スタンドが来たら玉子サンドやテリーヌを
自分の分からせっせとアレスの皿に少しずつ分け
お?アレスもくれんの?
ん。
口を開け
食べ物が口に運ばれるのを待つ
ほんとだすっげーうまい
へにゃっと笑顔

ラストのカップケーキにも目を輝かせ
うん、甘い♪
ペロッとたいらげアレスの分にも半分手をつける
なんだよ
サンドとかテリーヌやったじゃん
ちゃんと物々交換してんだろ
…いいのか!さすがアレス
愛してる!

飴も欲しいがパステル…
そうだコイツの金髪はどうだ
店員に主張するけど…僕のって
…えっ(悲しい顔


アレクシス・ミラ
アドリブ◎
セリオス◆f09573と

セリオスと店に入ればいきなり白いうさ耳を付けられる羽目に
何故…!!
照れて赤くなる自分とは逆に楽しそうな彼を見て半ば諦め
まあ、君も周りもうさ耳だからいいか…

食べきれないから僕を呼んだのか?と首を傾げ
…あ。このスコーンとジャム美味しい
セリオス、これ美味しいよ
食べてごらん、と食べさせ
美味いと言う彼に嬉しくなって満面の笑みを見せる
だろ?君が好きそうだと思ったんだ

カップケーキも頂けるのか
あっ、こら!僕のまで食べるな
彼の主張に困ったように笑う
仕方ないな…いいよ
…僕は彼に甘いなあ…

飴が欲しいからって人の髪を使わないでくれ!?
なら、この飴は僕のだな
…冗談だよ
飴は君にあげよう



 アレスと名を呼んで、青い瞳が瞬くその隙に。
「ふはっ、中々似合ってんじゃん」
 アレクシスの頭にセリオスが装着したのは白うさ耳だ。
「何故……!!」
 アレクシスは白うさ耳をつける、なんて思っていなかったのだ。
 照れて、頬も耳も赤くなるアレクシス。その様子にセリオスは笑って。
「かわいーぜ」
 そう言ってご機嫌。セリオス自身は黒うさ耳をつけた。
 照れていたアレクシスは、セリオスが楽しそうなのを目にし、外すのをやめた。
 半ば諦め、というのもあるのだが――見回せば、皆うさ耳を付けている。
「まあ、君も周りもうさ耳だからいいか……」
 決して己ひとりがうさ耳をつけている、というわけではない。アレクシスは一つ溜息ついて、状況を受け容れた。
 席に案内され、注文はセリオスがてきぱきと。
 三段ティースタンドがくるとセリオスがまず手を伸ばす。
 自分の分からせっせと、アレクシスの皿へと少しずつ。
 食べきれないから僕を呼んだのか? とアレクシスは首を傾げつつ、スコーンに手を伸ばす。
 焼き立てスコーンの良い香り。たっぷりジャムを乗せて、アレクシスは口へ。
「……あ。このスコーンとジャム美味しい」
 セリオス、これ美味しいよと紡ぐアレクシス。もう一口分、ジャムをぬって食べてごらんとセリオスの方へ。
「お? アレスもくれんの?」
 ん、と。
 当たり前のように口をあけてアレクシスは待っている。その口へとアレクシスは一口分を運んだ。
「ほんとだすっげーうまい」
「だろ? 君が好きそうだと思ったんだ」
 一口食べて、美味いと、嬉しそうに言う。その声色が、表情が。素直な彼の気持ちの表れがアレクシスは嬉しいのだ。
 そして――うさ耳のおまけ。
 メレンゲ菓子のうさぎのカップケーキ。それにセリオスは瞳輝かせていた。
「カップケーキも頂けるのか」
 うさぎだ、とアレクシスが見つめているとセリオスは白うさぎだと笑い。
「アレスの耳とお揃いだな!」
 そう言って、可愛い顔してると笑いつつぱくっと一口。
「うん、甘い♪」
 ご機嫌で、セリオスは一口、二口。ぺろっとカップケーキを平らげて。
 そしてアレクシスの前の物にも半分手をつける。
「あっ、こら! 僕のまで食べるな」
「なんだよ。サンドとかテリーヌやったじゃん」
 ちゃんと物々交換してんだろ、と文句は言わせないとばかりにセリオスは言う。
 その主張にアレクシスは困ったように笑って。
「仕方ないな……いいよ」
 その言葉にぱぁっと表情は華やいで。
「……いいのか! さすがアレス、愛してる!」
 輝くような、花咲く笑みをセリオスはアレクシスに向け、残りを一口で。
「……僕は彼に甘いなあ……」
 そんな表情向けられたら甘くなるしかない。
「なんか言ったか?」
「え? 美味しそうに食べるなぁって」
 うまいんだから、うまそうに食べるだろ? とセリオスは首傾げる。
 そうだねとアレクシスは笑って、答えた。先程の、小さな呟きはセリオスの耳に届いていなかったことに少しホッとする。
 そしてふと。
 そういえば、パステルカラーを身に着けているともうひとつおまけがあったなと、セリオスが思い出したのは近くの席でどうぞ、と渡されているのを目撃したからだ。
 棒付きキャンディだ。しかも、色々種類がある。
「飴も欲しいがパステル……」
 そう零し唸りつつはたと瞬いた。
 アレクシスの髪色。金色――パステルカラーと言えなくもない。
 きっとこれは主張したもの勝ちだ。
 そう思ったら行動あるのみ。店員を呼び止めて、アレクシスの髪色を示した。
「コイツの金髪はどうだ」
 パステルカラーだろ! と満面の笑み。この笑みで押し切る――という気概。
「飴が欲しいからって人の髪を使わないでくれ!?」
 と、セリオスの思惑なら手に取るようにわかる。アレクシスが言うと、面白そうに笑った店員はそうですね、確かにパステルカラーと頷いた。
「よし!」
 そして、棒付きキャンディ差し出す。
 それにセリオスが手を伸ばす、その前に。
「なら、この飴は僕のだな」
 すっと、アレクシスは受け取ってしまう。
「え、ちょ、僕のって……」
「僕の髪色の分だからね」
「……えっ」
 くれないのかよ、と悲しい顔。
「……冗談だよ。飴は君にあげよう」
 その表情に、アレクシスは受け取った棒付きキャンディを差し出して苦笑する。
 最初からくれよ! とちょっと拗ねるセリオス。けれど、ありがとなとすぐに満面の笑み。
 アレクシスは苦笑する。本当に彼には――甘いな、と。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

誘名・櫻宵
🌸リル(f10762
アドリブ等歓迎

白いお耳にパステルピンクのハイカラ袴
どう?和風いーすたぁばにぃよ!なんてウインク一つ
ウインクしようとして両目を閉じるリィに思わず笑い
膨れた彼の頭を優しく撫でる
ほんと可愛い人魚

全部可愛いわ
三段セットの下から順にあれもこれも美味しいと笑いあって食べる
兎耳つきの卵形チョコから飛び出すマカロンに感激
あたしのは苺
リィのは?
ほらリィも食べてご覧
半分こいいわね!

可愛いおまけ付きも嬉しいわ
リィ、おいで
キャンディ持って2人で寄り添い笑顔を浮かべ

パシャリ

写真を撮る
2人よりそう祝祭の想い出を切り取って
また一つ宝物が増えたわ

それあたしの飴!
悪戯っ子なんだから
そういうところも
すきよ!


リル・ルリ
■櫻宵(f02768
アドリブ歓迎

ふふ、櫻宵
似合ってる
僕は、似合う?

櫻宵とお揃いのうさぎ耳にパステルブルーの袴を纏って
可愛い色におやつに心が華やぐ
櫻宵の真似してウインク――出来ずに両目を閉じる
恥ずかしいところをみられた

櫻宵に習って、順番に食べていく
めれんげ、のケーキもカップケーキもどれも美味しい
櫻、ほらこっちも食べてみて
美味しいよ
あーんしてあげる
櫻が割ったチョコからマカロンがころり
僕?僕のは、ちょこまかろんだ
半分こしようよ
笑い合う、幸せで甘い時間

しゃしん?
うん、撮ろう
顔が近づけば鼓動が高まる

照れ隠しに櫻宵の飴をぱくりと食べて

ふふ
僕も櫻宵だいすきだ
君が笑ってくれるともっと甘く幸せに感じるんだから



 白いうさぎのお耳にパステルピンクのハイカラ袴を纏って、櫻宵はくるりと回ってみせた。
「どう? 和風いーすたぁばにぃよ!」
 と、ウインクひとつをぱちっと華麗に。それを向けたのはリルにだ。
 それを受けて、リルも笑む。
「ふふ、櫻宵、似合ってる。僕は、似合う?」
 リルは、櫻宵とお揃いのうさぎ耳。そしてパステルブルーの袴だ。櫻宵の真似して、リルもくるっと回れば、ちょっと楽しくて尾もぴるっと踊る。
 身に纏うこの可愛らしい色。それからこれから待っているおやつの事を思うと、リルの心は華やぐばかりだ。
 そして、櫻宵のウインクを真似しようと――真似して、みるのだけれども。。
 ウインクしようとして両目を閉じてしまうリル。できないな、と二度、三度とチャレンジしていると、ばっちり見られていた。
 その様に思わず、櫻宵は笑ってしまう。可愛くて、思わず零れた笑みだ。
 恥ずかしいところをみられた、とちょっとだけ膨れるリル。
 その頭を優しく撫で、櫻宵は柔らかな笑み浮かべる。
「ほんと可愛い人魚」
 その声には、いとおしさが滲んでいて、リルも笑って返した。
 二人で店内に入って注文するのはもちろん、三段ティースタンドだ。
 それがやってくると。
「全部可愛いわ」
 真顔で櫻宵は言って。下から順にいきましょ! と。
 リルも櫻宵に習って順番に。
 そして一番上――兎耳つきのたまご。
 ホワイトチョコレートで作られた殻を割ってみれば中からはマカロン。
 その手の込みように、楽しさに櫻宵は感激するばかりだ。
「あたしのは苺。リィのは?」
「僕? 僕のは、ちょこまかろんだ」
 それぞれ違うマカロン。きっとどっちも美味しいのだろうけれど、リルにもこれをわけたい。
 そう思って櫻宵は自分のを差し出す。
「ほらリィも食べてご覧」
 自分のを全部、口に運んできそうな櫻宵。リルはそれよりも、幸せのわけっこをしたいと思う。共に、味わいたいのだ。
「半分こしようよ」
「半分こいいわね!」
 笑いあって、同じものを口にして。幸せで甘い時間が広がっている。
 それから、楽しみはまだある。
 おまけだ。
 メレンゲのうさぎのカップケーキ。
「めれんげ、のケーキもカップケーキもどれも美味しい」
 この美味しさはひとりで味わうには勿体なくて。
「櫻、ほらこっちも食べてみて」
 あーんしてあげる、と一口分。その気持ちを櫻宵は喜んで受け取る。
 美味しいし、可愛いと言いながら櫻宵はもう一つにも視線向ける。
「リィ、おいで」
「しゃしん?」
 そう、と櫻宵が頷く。うん、撮ろうとリルは一層、近づいた。
 顔が近づけば――リルの鼓動は高まるばかり。
 キャンディを持って寄り添うのだが画面の収まりがちょっと悪い。リルはもう少し近くにと身を寄せた。
 パシャリ、と。
 写真を撮る音と共に鼓動も跳ねるような気がして。
 そして二人で一緒にその画面の中を覗き込む。
 二人で寄り添う――祝祭の想い出。
 切り取られた、二人で紡ぐ時間の一項だ。
「また一つ宝物が増えたわ」
 ふふりと、櫻宵は笑い零す。なんて幸せな事だろうかと。
 その気持ち、照れてしまう。照れ隠しをするように、リルは櫻宵の飴をぱくりと口にした。
「それあたしの飴!」
 もう、と櫻宵はちょっとだけ頬を膨らませて。
 けれどすぐ、笑みが勝ってしまう。それは仕方のない事だ。
「悪戯っ子なんだから。そういうところも――」
 すきよ! と言って櫻宵はリルの頬をつつく。
 それがくすぐったい。けれどふふと、リルも笑い零して。
「僕も櫻宵だいすきだ」
 気にが笑ってくれると、もっと甘く。
 もっと幸せに――感じるだろう。
 それはきっと、すきでも、だいすきでも――その言葉でも伝わるけれど。でも足りないような。そんな特別な気持ちを――抱いているから。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2019年04月28日


挿絵イラスト