#ヒーローズアース
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●闇の街に希望はない
「皆様、私の招集に集まっていただきありがとうございます。今回、新しい世界であるヒーローズアースの......この街で事件が多発しております。この街ではヒーローの皆様がヴィランによる闇討ちで居なくなってしまったようなのです。」
憂いの表情を見せる佐倉・七星(慈愛の巫女さん・f16090)は前に出て説明を続ける。普段から人を癒す事を生業としている彼女にとっては助けられない事がとても歯痒いのだ。
「このままでは街がヴィランに支配されてしまいます。そうなる前に、皆様に事件を解決してもらいたいのです。予知を見ますと銀行強盗がこのルートを通って逃走するようなので、待ち伏せやらなんやらで止めて頂きたいのです。」
そのあとに何が起こるかは分からないが......治安維持活動を続ければきっと元凶であるオブリビオンが出てくるはずだと、彼女は真新しい地図を広げる。
「ですが、ヴィランの皆様はオブリビオンではありません。決して殺さぬよう、捕まえるようにしてください。」
悪人ではある、だが改心する可能性がない訳ではないからだ。この街にはヒーローがいない、だからこそヴィランが増えていっている。猟兵達がヒーローの代わりになれば、ヴィランからヒーローになる者も出てくるかもしれないのだ。
「皆様なら、この街に光を戻せる、希望になれると信じています。まだ新たに発見されたばかりで少し戦いづらかったりもするかもしれません。ですが、皆様ならきっと大丈夫です!」
最後の最後で投げやりになった気もしなくはないが、彼女は笑顔で締めくくる。
「それでは、転移を開始します。皆様の武運をお祈りしております。」
朔吹雪
はじめましての方ははじめまして、朔吹雪です。
新世界のシナリオ、1、2章は冒険。事件を止めてください。3章でボス戦となります。
それでは、新世界で暴れてやりましょう。
第1章 冒険
『銀行強盗犯を追え』
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POW : 車を力技で止める。
SPD : 車なんてスロリィ!俺の脚の方が早いぜ!
WIZ : 魔法で食い止める!
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
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種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
小鳥田・古都子
「おー。ここが新しい世界かぁ。」
きょろきょろと周りを見回します。未来っぽいようなレトロっぽいような不思議な空気だねぇ。
えっと、強盗事件を何とかすればいいんだっけ、とりあえず。おっし、ヒーローしちゃいますか。
予知で指定された道で待ち構えて、強盗っぽい車が来たらサイバーアイの望遠機能をズームさせて遠くから確認。「……あれかな?あれだよね。んじゃ、行きますか」
US【サイコキネシス】発動。技能の【念動力】も加えて強盗の車を持ち上げて走れなくさせるよ。
そのまま強盗達を車から引っ張り出して捕まえよう。
名前を聞かれたら、ちょっと考えてからVサインして「……JUSTICE(正義の味方)!!」って感じで。
シン・ドレッドノート
アドリブ・連携OKです。
【SPD】
ここがヒーローズアースですか。何となく、なじみやすそうな世界ですね。
まずは一般市民に被害を与えないよう、速やかに強盗を捕まえるとしましょう。
「ここで捕まえましょう」
強盗を殺さず捕まえるためにも、周囲の被害を最小限にするためにも、なるべく広い道路で待ち伏せして捕まえます。
逃走車がやってきたら、前輪を狙って狙撃。タイヤがパンクしたら直進できなくなるはずなので、車が曲がった方向に【世紀末の魔術師】で複製した巨大なクッション(4×4×2m)を設置して受け止めます。
車から逃げ出そうとした強盗はフック付きワイヤーガンのロープワークで捕縛。
「神妙にお縄についてくださいね。」
山鹿市・かさみ
憧れのヒーローがいっぱいの世界と思ったらヴィランもいっぱいッス。
ままならないものッスね。
とにかく!カサミこと大音帝ヤカマシャーのヒーローデビュー!
気張っていくッスよ!
カサミがやることは単純!
おまわりさんに経路を聞いてから空を高速で飛んで追跡、
車の前に立ち思いっきり受け止めてやるッス!空中で空気を爆発させて直角カーブもすいすいッスよ!
そして何よりヒーロー世界での大事なデビュー戦!緊張で心臓がバクバクッス。
けどカサミの新技はそういう時こそ力を発揮するッス!
車を正面から力で受け止めて、出来れば車を振って乗ってる連中を落としてから思い切り車を圧し潰す!
こうなりたくなければ・・・わかるッスよね?
●ヒーロー参上!
「お巡りさん、ここってどう行くッスか?」
ヴィランだらけのこの街で、もはや意味をなさない警官に話しかける一人の少女。山鹿市・かさみ(大音帝ヤカマシャー・f01162)は憧れのヒーローが沢山いると思っていた。だがこの街が特殊なのもあるがヴィランだらけであるこの街。ヒーローデビューを決意したそうな。
とにかく、警官からしっかり道を聞いた彼女は空を飛んだ、比喩ではなく、本当に飛んだ。警官はヒーローが現れたんだ!と彼女が去ったあとにとても喜んだみたいであった。
「あのトラックッスね。ていうか3台ッスか......よし!カサミのデビュー戦ッスよ!」
UCにより空を飛んでいる彼女は銀行強盗のトラックを見つけた。3台なのは情報にはなかったが、する事は変わりない。
一番前のトラックの進行方向に着地し、そのままUCの力により車を真正面から受け止める。更に車を持ち上げて左右に振り、中に乗っているヴィラン達を落としていく。そして......
「こうなりたくなかったら......わかるッスよね?」
とどめと言わんばかりに車を潰した。中に入っていた札束が宙に舞い、まさにお金が空から降ってくる状態。だがヴィランはそんなお金に反応もできず、逃げ出そうとするが投げ出された勢いで動けもせず。
「よし、これでいいッスね。ってあー!逃げるなッスよー!......あ、大丈夫そうッスね。」
トラック1台に乗っていたヴィランはかさみの活躍により捕まえた。だが事前情報にはなかった2台分は逃げていった。なのになぜ彼女は大丈夫だと?それは2台が進んで行った先を見て呟いた一言だった。
●前方不注意
捕まらなかったヴィラン達は安堵した。あの空から降ってきて車を潰した少女が追いかけて来ていないからだ。しっかり前も見ないで喜んでいた。そう、前を見ずに。
「......あれかな?あれですよね?」
「あれですね......ふむ、別れるようで。私は後ろの車を。古都子さんは前の車をお願いします。」
「了解!」
トラックが進む先で待ち伏せしている2人に彼らは気付く事は出来ず、車は2手に別れる、それに対応するように2人も別れた。
●正義の味方
「ここが新しい世界かぁ、もう少しゆっくり見てたかったねぇ。」
別れてから少し、車がサイバーアイの望遠機能の範囲にくるまでの間に座って辺りをキョロキョロと見回す小鳥田・古都子(サイボーグのサイキッカー・f16363)。そうしている間にもさっきの内の1台が視認可能範囲まで近づいてくる。
「きたね、んじゃ、行きますか。」
そう言い立ち上がる、すると車が持ち上がり、ヴィラン達が車から引っ張り出される。サイキッカーである彼女は近づく必要はない、範囲内に相手が入ってきたのならば、それは彼女にとって格好の的。更に相手は彼女の存在を認識していなかった。的もいいところである。
「シンプルな能力っていいよね。簡単だし。」
そのままヴィラン達を近くまで連れてきて、捕縛する。完全に油断しきっていたヴィラン達は誰のせいだ誰のせいだと罪の擦り合いをしていた。そうして1人のヴィランは叫ぶ。ヒーローはいないはずだ!ならお前は誰だと。
その言葉を聞いた彼女は少し考え、Vサインを向けて笑顔でこう言った
「......JUSTICE!!」
──正義の味方、と。
●この世界は
さっきの場所から少し離れた広い道路で、もう1人は待ち伏せしていた。ヴィランに、オブリビオンに支配されている街とはいえ、一般市民への被害を出さないためである。
「見えましたね。ここで捕まえましょう。」
シン・ドレッドノート(真紅の奇術師・f05130)は銃弾を車の前輪へ発射。タイヤは狙い通りパンクし車は横へそれてしまう。ヴィラン達は何が起こったのかも分からず車のブレーキを踏む。が、間に合わず横へ転倒。これ死ぬかもしれないと思ったが
「あ、あれ?」
謎の巨大クッションによって守られる。これは何だ、とりあえず助かったぞ!と車から出ようとするが......出られない。横転している為扉が上下にあり、上へのぼらないと出られないのである。だが仲間を蹴落とし車から出て逃げようとしたヴィランは謎のワイヤーにより捕らえられる。
「神妙にお縄についてくださいね。」
さっきのクッションはUCで出して、ワイヤーは武器であるフック付きワイヤーガンで発射したもの。全て彼の仕業であった。他のヴィランも、車から出され捕縛。また同じように誰のせいだ誰のせいだわめいている。
その様子を憐れみながら彼はこの辺りを眺める。
「この世界はなんとなく馴染みやすそうな世界ですね。」
一言呟き、では、行きましょうか。とそのままヴィランである強盗達を引っ張って行った。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
これで予知で見た3台は捕獲成功。お金も銀行へ戻された......が、おかしい。金額が足りないのだ。
グリモア猟兵は確かに言った。「このルートを通る」と。その事前情報は銀行の入り口を出てからの話。ならば......“違うところから出発した車”は対象外なのかも知れない。
では残りのお金をのせた車はどこへ?
天壌・カムイ
ヒーローが闇討に倒れる、か…
色々と気になるが、先ずはヴィラン共を捕縛することに集中するか。
もしかしたら何か情報を引き出せるかも知れん。
★POW
【蒼天の権能】を使用。飛翔し、上空から他に逃走者が居ないか探索するぞ。
「全く。手間を掛けさせてくれるなよ、ヴィラン共」
逃走車両、又は別手段による逃走者を発見次第即座に降り立ち『神魔封滅の鎖≪ラグナフェル≫』を用いて捕縛を開始。
対象が車両なら、ルーフパネルに降り立って刀で穴を開けるぞ。
「私に酷い目に合わされるか、自首して改心するか。お前達は、どちらを選ぶ?」
ヴィランが複数人いた場合適度に脅しつつ投降を促し、問い掛けに応じた者の両手首に鎖を掛けて連行するぞ。
●情報に無き逃亡者達
その車は全く別のルートを通っていた。上手く誤魔化せたと思っていた。だがさっきまでに捕まった車と同じ車。猟兵達にばれているとも知らずに呑気に悠々と走っていた。
「あれだろうか、全く。手間を掛けさせてくれるなよ、ヴィラン共」
空からその車を見つけた青く煌めく者。天壌・カムイ(『存在』の権能神・f16430)はそのまま車を見張る。
車が広い道に出たのを確認し、ルーフパネルに降り立って刀を抜き、穴を開ける。ヴィラン達は突然天井が降ってきた事に驚き、そのまま車を停止させる。
「私に酷い目に合わされるか、自首して改心するか。お前達はどちらを選ぶ?」
止まった車両の前に立ち、呼び掛ける。彼が天井に穴を開けたと理解している者は大人しく出て来た。その者達の両手首に鎖を掛け、出てこなかった者達の方を見て
「出てこないか、ならば......」
そのまま被害者が出ない程度に車を切る。これで完全に車は使い物にならなくなっただろう。お金はばらまかれ、見るも無惨な姿になった車から残りのヴィランを降ろしていく。観念したようで抵抗も無しに捕縛されるヴィラン達。最初から抵抗しなければいいものを。
「ふむ、これでいいな。では、喋ってもらおうか?」
お金を拾い集め、そのまま銀行まで持っていき、これまでに捕まえたヴィランから情報を引き出す事にさほど時間は費やさなかった。
大成功
🔵🔵🔵
第2章 冒険
『ヴィラン組織検挙』
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POW : 正面から乗り込んで、力づくでヴィランを叩きのめします。
SPD : 策や罠を利用して、スマートにヴィラン達を捕縛します。
WIZ : 情や思想に訴えかけて、ヴィラン達を改心させます(他の行動に比べやや困難です)。
👑11
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種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
手にいれた情報を纏めるとこうだ。この銀行へ強盗に入ったのは4台、今まで捕まえた者達だ。だが、それとは別、4台が逃げている内に別の銀行に強盗に入るという。今までの車とは違う黒いワンボックスカーだ。
邪魔され、失敗する事を折り込んだこの作戦。用意したのはヴィランではない、もっと上の存在で、したっぱのこのヴィラン達は知らないという。
現在逃走中のもう一つの車を捕まえればこの作戦は本当の失敗を迎える。
ここまでが集まった情報であった。
だが、生き残っていたヒーローにより、銀行強盗は捕まえたという。彼らによると今アジトに残っているヴィラン達はまだ少ないらしい。突撃するなら今。場所も分かっているそうだ。
アジトに乗り込みヴィラン達をどうにかすれば、この街を闇に堕とそうとしている存在が現れるであろう。
天壌・カムイ
アジトを突き止めた訳だが…
まだるっこいのは苦手なんだ。
まごつく様なら、正面からの突破も考えるぞ。
★POW
「ここがヴィラン達の巣か」
技能『怪力』を発揮。
『神刀・風花』で壁を斬り崩すか、もしくは拳で思いっきり殴りつけてぶち壊し、突破口を開くぞ。
「よぉ。アンタらも、そろそろ観念時だぞ」
侵入後は『神魔封滅の鎖≪ラグナフェル≫』を用い、技能『ロープワーク』を駆使して捕縛を開始。
逃げる奴らはほかの連中に任せ、向かってくる奴らだけを対処。
「下手な事はしようと思わん方がいいぞ」
攻撃してくる輩には、技能『残像』を用いて翻弄し、隙をついてどんどん捕まえていくぞ。
シン・ドレッドノート
連携・アドリブOK
【SPD】
正面から乗り込んでいる方と同時に行動。
私は裏から回り込んで罠をはります。
「さて、それでは手伝っていただきましょう。」
先ほど捕まえた銀行強盗を【奇術師の協力者】で協力者として召喚。
私も変装して一緒に侵入し、アジトの中から1人ずつ外へおびき出します。
正面で騒ぎが起こっている中、脱出した方が良いと誘惑して裏口から連れ出し。
「はい、まずは一人目、と」
連れ出してきたヴィランはフック付きワイヤーガンで発射したワイヤーをロープワークで操って拘束。
「それでは、次行きましょう。」
捕まえたヴィランは拘束したまま召喚した別の協力者に監視させ、同様に他のヴィランも捕まえていきますね。
●突然の来訪者
アジト内では銀行強盗が帰ってくるのを待っているヴィラン達ががやがやとしゃべっていた。まさか銀行強盗に行ったヴィランが全員捕まり、このアジトがバレているとも知らず。お金は何に使おうか、宴でも開こうか、次はどこをターゲットにしようか。ヴィラン達にとってはいつもの、他愛のない会話をしていた時だった。突如として壁が崩れ、人が入ってきたのは。
「ふぅ、ここがヴィラン達の巣か。よぉ、アンタらもそろそろ観念時だぞ。」
神刀・風花で壁を切り崩し入ってきた天壌・カムイ。逃げようとするヴィラン、倒そうと立ち向かってくるヴィランと反応は様々であったが、彼は立ち向かってくるヴィラン達の相手を。銀行強盗を捕まえる際にも使った鎖─神魔封滅の鎖≪ラグナフェル≫─を用いて向かってくる奴を次々と捕縛していく。遠くでこっちだ!逃げろ!という声が聞こえるが無視。
「お?下手な事はしようと思わん方がいいぞ?」
武器を持って攻撃してきたヴィランは残像で翻弄、そのまま隙をついて鎖でとらえる。こうしていくうちにこの部屋にいる者は全て捕まえたか逃げたかのどちらかになったようで。
「これで終わりか。逃げた奴らは......他の連中にでも任せるか。」
アジトを調べるかどうか少し迷ったが、今はまず捕まえたヴィラン達の監視に徹するのであった。
●影で暗躍するは
カムイが正面突撃するのと同時刻、このアジトの住人しか知らないような裏口から入っていく2人。先ほど銀行強盗として捕まった中の2人に極似、というか同一人物にしか見えない2人。そこへ慌ただしく出てきた1人のヴィラン。
「逃げろ!アジトがバレた!金は車に置いておけ!」
「分かった、ならばこっちから逃げるぞ!」
そのヴィランを裏口まで誘導し、
「はい、まずは1人目です。」
裏口から入ってきた内の1人が誘導したヴィランをワイヤーで拘束する。咄嗟の事にヴィランは反応できず、どういうことだ!と喚く。強盗に変装していたシン・ドレッドノートは変装を解かずにUCで協力者として呼び出していた強盗と共にアジトへと入っていく。捕まえた者はまた別に呼び出した協力者に監視をさせている。そうしてどんどん捕まえていくと......
「......まさかここまで引っ掛かるとは」
思いの外多かったが、誘導した分は全て捕まえた。だが、聞いていた人数よりは少ない。中で捕まえた分もいるだろうが、それでもこれだけだとは到底思えず。また別の逃げ道があったのであろうか。少し疑念を抱きながら変装を解き、協力者達と捕まえたヴィラン達をまた仲間達の所へ連れていった。
大成功
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クロウ・タツガミ
他猟兵との連携、アドリブ歓迎だ
【POW】
人が足りぬと聞いた、シンとカムイに続くとするか
正面からアジトに突っ込ませてもらう。しかし捕縛か、こういう輩は根切りにすべきだとは思うが。
【戦闘知識】を元に、サカホコ(ハルバート)を手に【怪力】を用いた【2回攻撃】で敵を攻撃するとしよう。敵の攻撃はガンドレッドで【盾受け】してそのまま、【シールドバッシュ】で反撃だな。
マガホコ、そこののびている奴は任せる
マガホコを縄に変え、のびた敵を【ロープワーク】を使って拘束していくか。
鍵が掛かっているか、ならば
鍵の掛かった部屋は【逆鱗】で扉ごと破壊して内部を調査するつもりだ
ナノ・クロムウェル
さて…私の武装、状況を見たところ…正面突破が最適と判断しました
私はヒーローではありません
ですが……無益な殺生をするほど人間性が無いわけではないのですよ?
…大人しくしてくださいね
貴方達も人間なら…生きる為に足掻いてください
今回は「ギア・ガンドレット」から「属性攻撃」による翠の炎弾を発射することでヴィラン達を仕留めましょう
この炎は「マヒ攻撃」の特別製ですからね
ですが、防がれたり、逃げ酔うとする可能性があります
その時は「プロミネンス・バスター」を「アルトロン」から先ほどの「マヒ攻撃」の付与してある翠炎を放ちます
優先するのは命中力「範囲攻撃」と「誘導弾」が乗った拡散するビームです
決して逃しませんから
●油断大敵
先ほど開いた穴から2人、アジト内へ入ってきた。
「人が足りぬと聞いたが、捕縛か。こういう輩は根切りすべきだと思うのだが。」
「私達はヒーローでは、ないです......大人しく捕まって欲しいものです。」
クロウ・タツガミ(昼行灯・f06194)とナノ・クロムウェル(翠炎のメタルサバイバー・f02631)は応援要請をうけやって来た。アジト内は驚くほど静かであったが、それでも止まらずに奥へと進んでいく。
また違う部屋の前に着きクロウが扉を開けると、中から急にヴィランが襲いかかってきた。彼らは逃げ、違う襲撃者に備えて機会をうかがい、扉が開いたら奇襲する、と言うことにしたらしい。だが無意味であった。
彼はガントレットで奇襲を受け、そのままガントレットを奇襲してきた相手に叩きつける。そして後ろにいたナノが部屋の外から数発の翡翠の炎弾を放つ。当たった者達はどんどん倒れていった。この炎弾は当たった相手をマヒさせる特別製。倒れていったヴィラン達はクロウが連れている黒い蛇─マガホコ─が縄になり、捕縛していく。が、防いだ者や逃げた者もいた。
「少し逃げられてしまいました。まだ近くにいる者は私がどうにかできますが......更に奥へ逃げた者はお願いしていいでしょうか?」
「了解した。ならばこちらは任せます。」
クロウは更に奥の方へと進み逃げた者達を、ナノはこの場に残って先ほどの炎弾を防いだ者達の相手をする。
彼女はクロウが出ていったのを見届け、両肩に装着した2つの大砲から先ほどの炎弾によく似た翠炎を放つ。違うのはこれはビームであること、拡散していくこと。避けても追尾し、防いだとしても別の物が襲ってくる。命中力を重視した相手をマヒさせる翠炎。決して逃がさないという思いがこもった拡散する炎。部屋にいるヴィランは全て倒れ、他のヴィランと同じようにマガホコの縄で捕まっていった。
「ここか、鍵がかかっているが。」
奥の残りが逃げたであろう鍵付きの部屋にたどり着いたクロウ。鍵がかかっているが事に動じず、もう一体の白い蛇─サカホコ─をハルバードに変え、扉に叩きつける。扉はなかった物になった。その姿を見た中にいたヴィラン達はここなら安全だと思っていたらしい。完全に硬直していた。彼はそのヴィラン達をハルバードで死なない程度に攻撃、気絶させていく。
「あっけなかったな。」
気絶させたヴィラン達を引きずりナノの元へ合流する。また同じようにマガホコの縄で捕縛。これでこのヴィラン達のアジトも制圧完了となった。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
第3章 ボス戦
『アシュラレディ』
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POW : 阿修羅旋風
予め【六本の腕に持った刃物を振り回す】事で、その時間に応じて戦闘力を増強する。ただし動きが見破られやすくなる為当てにくい。
SPD : ブレイドストーム
自身が装備する【愛用の刃物たち】をレベル×1個複製し、念力で全てばらばらに操作する。
WIZ : シックス・ディフェンス
対象のユーベルコードに対し【六本の刃物による連続斬撃】を放ち、相殺する。事前にそれを見ていれば成功率が上がる。
イラスト:otomo
👑11
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種別『ボス戦』のルール
記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※このボスの宿敵主は
「💠山田・二十五郎」です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
ヴィランが全て捕まえられもぬけの殻になったはずのアジト。そのアジトの最深部から出てくるは6本の腕に1本ずつ刃物を持った女性。この街を支配するためヴィラン達を動かし、ヒーローを暗殺してきた張本人であるオブリビオン─アシュラレディ─であった。
「この街が墜ちるまでもう少しだったのに!」
怒りを露にしながらアジトから外へ出て、この街をどう滅ぼしてやろうと刃物を振り回そうとしていた......
シン・ドレッドノート
【狐の宿】で連携します。アドリブOK。
【SPD】
後方から距離をとって援護射撃を行います。
「ターゲット・ロック、逃がしませんよ!」
【乱舞する弾丸の嵐】で右手の真紅銃と左手の精霊石の銃を複製、周囲に展開すると、敵に向けて一斉射撃を行います。
「そうは…させませんよ!」
ブレイドストームで複製された刃物に対しては、優先的に狙い撃ち。
それ以外には前衛の方々の攻撃のタイミングに合わせて敵の気を逸らしたり、味方が狙われている時は武器を狙い撃って攻撃を妨害するなど、味方の行動を援護します。
攻撃されたら閃光の魔盾のビームを展開、攻撃を逸らしつつカウンターで射撃。
「これで街にヒーローが戻ってくると良いのですが…」
クロウ・タツガミ
【狐の宿】と連携、アドリブ歓迎する
【POW
ヴィランとやらの力、試させてもらうか
【戦闘知識】を元に、サカホコ(ハルバート)で【怪力】を用いた【2回攻撃】をメインで戦うつもりだ。【先制攻撃】として【力を溜めた】レプリカ【投擲】と同時に、敵へと近付くとしよう
2回では6本に手数が少ない?残念ながら1人ではないのでな。クロムェル、タイミングは任せる
シンの援護を受けつつ攻撃を捌くことに注力するとするか。敵の斬撃は仲間を【かばう】とともに、ガントレッドで【盾受け】しその勢いのまま【シールドバッシュ】で反撃と行くか
刃には刃で応じさせてもらう
ブレイドストームに応じる形で【一目連】を放ち、攻撃の迎撃をさせて貰う
ナノ・クロムウェル
【狐の宿】で連携します さて…始めましょう
初めに警告しておきます。
私はヒーローではありません
つまり…甘くは無いということです
…覚悟を決めてくださいね?
シンさん、後ろは任せます
クロウさん、地上はお任せします
カムイさん、その力…頼りにさせてもらいますよ?
まずは…「サイバーアイ」で敵の刃を解析し「人造の再現者」で1本再現させてもらいましょう
これで私も二刀流です
私はその剣と「翠炎剣」に翠の炎を纏わせた「属性攻撃」による「なぎ払い」です
皆さんの攻撃とタイミングを合わます
何故なら…6本の刃に対抗するには私一人では足りませんからね
刃がいくらあろうと……一人の貴方に勝ち目はありませんよ?
天壌・カムイ
★POW
【狐の宿】で連携。アドリブOKだ。
「ヴィラン共を誑かし、ヒーロー達を闇へ葬り去ったその愚行――最早、万死に値する」
開幕直後に『POW+33』を用いて【天壌の咆哮(デュプリケーション・オブ・カムイ)】を発動。
『神刀・風花』『神魔封滅の鎖』『崩壊と灼熱の鎌』『蒼月と鏡界の白杖』の4振りの武器をそれぞれ均等になるよう複製し、総数95もの物量で圧倒しにかかる。
『属性攻撃9』使用後に『鎌』と『白杖』を射出し【シックス・ディフェンス】の誘発を狙い、その後の隙を狙って『ロープワーク9』を用いた『鎖』で捕縛を試み、最後は『神刀』を殺到させるぞ。
敵の攻撃は『残像9』で対応し回避するぞ。
●1人ではないから
彼女が外へ出て向かったのは最初に破壊してやろうと思った建物の前。今回の計画を間接的にとはいえ失敗へと陥れた銀行であった。実際には銀行強盗は成功し、闇へ落とす作戦が失敗したのは猟兵達の活躍があったからなのだが。その事を知らないのか銀行強盗に失敗し、アジトの場所が漏れ猟兵達の襲撃があった、そう思っている彼女は銀行を破壊しようとする。
だがそれは一発の銃弾とその先に見える人影によって阻まれる。
「ヴィラン共を誑かし、ヒーロー達を闇へ葬り去ったその愚行――最早、万死に値する」
彼女が相手が猟兵だと認識するよりコンマ数秒前、天壌・カムイの4種類の武器が数十本ずつ飛んでいく。孔雀緑の色の刀、万物全てを封じる鎖、火炎の気を宿した鎌、冷気を纏った白い杖。それぞれ特性こそ違えど目的は同じ。全95本に及ぶ武器の総攻撃は捌ききれず。それでも彼女はオブリビオン、捌けなかった分も耐えきったのだ。
「あら?これで終わりかしら?大した事ないわね。」
実際顔には冷や汗が浮かんでいるが挑発的な態度でいる。相手に限界を悟らせないように。カムイはその挑発に乗るわけでもなく、ただ冷静に
「1人だと思っていたのか?」
そう呟いた。
「そうだ、1人ではない。」
それと同時にまた違う武器、投げナイフが飛んでくる。カムイに気を引かれていた彼女に避けることはできず、とっさに刃物でどうにか受けきる形となった。が、クロウ・タツガミが放ったこの投げナイフ、小さいが力を溜めて投げた一撃。相手の注意をまた引く事に成功した。
更に本物のハルバードを持ったクロウはレプリカを投げたと同時に相手に近づいてハルバードを振るう。レプリカの投擲にハルバードによる2回攻撃、彼女の刃物を数本折っていく。刃物が少し減った彼女にとっては痛手、だが挑発的な態度をやめない。
「貴方もこれでおしまい?2人でも大した事ないじゃない。かすり傷程しかつけれてないわよ?それにこっちは6本よ。2回だけじゃ物足りないわね。」
そして次はこちらの番、とでも言うように刃物をどんどん複製していく。折れた物は持ちかえ、その他にも複製した刃物達で周りは一杯。やり返しとでも言わんばかりの刃物の量だ。これらを掃射しようとした瞬間、半数の刃物が地面へ落ちていった。
「ターゲット・ロック、そうは......させませんよ!」
彼女は失念していた。最初に妨害してきた一発の弾丸の存在を。先ほどから相手してきた相手は銃を使っていなかった、という事は他に相手がいると言うことと同じような事で。彼女と同じように周りに銃を複製、展開していたシン・ドレッドノートは2人の後方から援護射撃を行った。また気を引かれている間に鎌と杖、それにプラス違う武器が飛んでくる。
「そっちを見ていて大丈夫か?」
「ずいぶん余裕そうだが。」
3人相手に完全に圧倒されている彼女。その事実に怒り心頭、6本の刃物を使った凶悪な連続斬撃を放つ。
だがそれもシンによる刃物への射撃によって思うように行かず、弱くなった所をクロウのガントレットに止められ。
「クロムウェル、タイミングは任せる。」
そして今まで後ろにいた4人目、ナノ・クロムウェルが前に出てくる。彼女が持っている剣は元々の武器である翠炎剣ともうひとつ、先ほどまで相手が使っていた武器をUCで再現したものだった。
「了解です......私はヒーローではありません......覚悟してくださいね?」
2つの剣に翠の炎を纏わせたなぎ払い、それに合わせたクロウのハルバードによる2回攻撃、シンによる一斉射撃、カムイによる神刀による攻撃。この全てが彼女に襲いかかる。6本だけじゃ捌ききれない量の攻撃。刃物は全て壊れ、カムイの鎖によって捕縛された。
「刃がいくらあろうと......一人の貴女に勝ち目はありません。」
そうして最後ナノが剣で止めを刺そうとし......
「......まだよ!私はこんな所で立ち止まってなんていられないの!」
彼女は鎖を無理やり外し、街へと消えていった。4人は追いかけようとするが騒ぎを聞いた他のヴィラン等により見失ってしまった。だが彼女はまたこの場所に帰って来るだろう。この場所は自分の野望を全て潰したのだから。
成功
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クロウ・タツガミ
護堂と連携、アドリブ歓迎する
【POW】
懲りもせずまた来たか、ならば相手をさせてもらうか
【戦闘知識】を元に【三位龍装】で攻撃力を強化し戦うか。使う獲物はサカホコ(大太刀)だな、接近して【怪力】を用いた【2回攻撃】で攻撃するとするか
前回は人数による手数で応じさせてもらったが、今回は力技で行くぞ
敵の刃をガンドレッドで【盾受け】し、護堂に攻撃がいきそうな場合は敵を【シールドバッシュ】で攻撃し【かばう】つもりだ
阿修羅旋風の動きの兆候を確認したら、レプリカを【投擲】して動きの阻害を試みるかな。動きが鈍ったら【力を溜め】た斬撃で、敵の武器も気にせず斬りつけるとするか
6本も腕があるなら、見事防いでみせろ
護堂・結城
クロウと連携。アドリブ歓迎
俺の時はヒーローなんていなかった
…あんな思いは誰にもさせない
【POW】
5本の月の尾を刀形態に、紫電双月と氷牙も刀にかえて合計八刀を両手と【念動力】で周囲に展開
防御はクロウに任せ俺はダメージを稼ぐとしよう
【早業・怪力】で刃を振るい【生命力吸収・武器落とし】を乗せた【衝撃波・範囲攻撃】だ
「納得いかねぇ、お前らが理不尽に悪を為すなら俺は理不尽な力でもって叩き潰す!!」
雪見九尾の夢幻竜奏を発動。兵装に使う属性は風雷
突撃槍に変化させた氷牙と刀にも雷を纏わせ
最大速度で飛翔して【属性攻撃・捨て身の一撃】をぶち込んでやる
「正義の味方なんて柄じゃねぇな、俺は悪の…外道の敵で十分だ」
●闇は消えて光へと
彼女はアジトから持ってきた新しい刃物を持ち銀行までの道のりを全速力で走っていた。表情は怒りしかなかった。
「私の野望を潰しやがって!銀行もあの猟兵も生かしておけないわ!」
銀行前へ帰ってきた彼女は2人の人影を見つける。オブリビオンの本能からなのか猟兵達だと分かった彼女、完全に怒りに溢れ、刃物を振り回し始める。また邪魔するのか、絶対生かして帰すものか、決意に満ち溢れたその行動は自身を鼓舞する為の物だと分かりやすい。その行動を黙って見ているほどこの世の中は甘くないのだ。今回だって例外ではない。音もなく人影から飛んできた暗器により止められてしまう。
「懲りもせずまた来たか。」
暗器を放ったクロウ・タツガミは今度は大太刀に変化したサカホコを持ってアシュラレディに接近戦を持ちかける。彼女の方が武器の数は多い、圧倒的に有利なはずだが劣勢に追い込まれている。クロウの一撃一撃は重く、相手の行動を見切ってガントレットをで防御している。彼女には何故劣勢に追い込まれているのかわからなかった。
「......俺の時はヒーローなんていなかった......あんな思い誰にもさせない。」
突如辺りに凛とした声が響く。アシュラレディも戦闘中にも関わらずその声のする方へ目を向けた。そこには刀を両手に1刀ずつ持ち、6刀を周囲に展開している護堂・結城(雪見九尾・f00944)の姿があった。彼が刀を振るうと、怒りに我を忘れていた彼女は、一瞬冷静になった。その隙に多数の衝撃波が彼女へと襲いかかる。先にあっちを倒さないとまずい、そう思い、結城の方へ刃物で攻撃しようとするが、クロウによって妨害され、その勢いのままふらついてしまう。
「どうして!私はただこの一帯を支配したかっただけなのに!そのためにヒーローまで排除して、ヴィラン共を増やして!ここまで来たって言うのに!」
彼女のありのままの本心であった。ただ支配したかった、言葉にすれば簡単なのかもしれない。だがそれによってどれだけの被害がでて、どれだけの不幸な人間が生まれるのか彼女は知らない、知ろうとしない。
「それが目的であったのか。」
「納得いかねぇ、お前らが理不尽に悪を為すなら俺は理不尽な力でもって叩き潰す!!」
その言葉を聞いた2人、クロウは力を溜め大太刀を振りおろそうと。結城は刀の1つ、お供竜の氷牙を突撃槍へと変えて全ての武器に雷を付与する。更に全身を風雷の竜を模した兵装で覆い空へ視認できないようなスピードで飛ぶ。その速さはマッハ約2.6まで及んだ。そのままクロウが大太刀を振りおろし、その後すぐに空から結城の一撃が。完全になすすべなく彼女は消えた。兵装等を全て解いた結城は彼女が居たであろう場所で呟いた。
「正義の味方なんて柄じゃねえな。俺は悪の......外道の敵で十分だ。」
銀行の前で止めを刺した2人の猟兵は少し笑いあっていた
元の街に戻るには少し時間がかかるかもしれない。だが猟兵の活躍と、生き残っていたヒーロー達の活躍によりこの街は救われた。この事を覚えていてほしい。たとえ闇に堕ちようとも、光が少しあれば救えるんだと。
大成功
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