1
カブキは古い? いや、新しく!

#キマイラフューチャー

タグの編集

 現在は作者のみ編集可能です。
 🔒公式タグは編集できません。

🔒
#キマイラフューチャー


0




●カブキは古い? いや、新しく!
「猟兵のみんな! ちょっといいかな?」
 キマイラのバトルゲーマー、双葉・翔(ふたば・しょう)は、集まった猟兵を前にして。
「今回、ちょっとキマイラフューチャーの古い日本の様な街並みの区域があるんだけど、そこでオブリビオンの怪人が事件を起こそうとしている様なんだ」
「彼らは、その古い日本の伝統芸能を利用し、周りの住民達を自分達の支持者にしようとしている様なんだ。このままだと、オブリビオンの怪人を指示する住民達が増えてしまい、そのキマイラフューチャーの区域が乗っ取られかねない」
「そこでみんなには、オブリビオンが支持を獲得するのを食い止めた上で、怪人達を倒してきて欲しいんだよ」
 と言いつつ、翔は。
「折角の古き良き日本の伝統の街並みだし、周りに住むキマイラ達は、そういったモノに敏感みたいなんだ。だから、コレ」
 皆の前に、映像を流したのは古き良き、日本の伝統芸能の一つ……カブキを納めたDVDの映像。
「コレ、ケルベロスの皆で、カブキを活用し、オブリビオンの怪人達を支持する人達の数を少しでも減らして欲しいんだ。きっと日本を愛するキマイラのみんながいる世界だから、心に響くはずさ!」
「恐らくその区域の住民達の動静をオブリビオン達は見ている筈。邪魔だ、倒さなければならない、と思えば、きっとオブリビオン達の方から攻撃を仕掛けてくる筈。出てくる怪人達を全て倒してきて欲しい、って訳さ! という訳で、みんな、宜しく頼むよ。さぁ、テレポートを始めるよ!」
 と、グリモアをその手に出現させるのであった。


幾夜緋琉
 皆様、はじめまして、もしくはこんにちは。幾夜・緋琉(いくよ・あける)です。
 さて、二回目の依頼ですが、キマイラ達の住む古来の街並みを再現した区域。
 そこでオブリビオンの怪人達が、住民達の支持を得ようと活動しています。
 そんなオブリビオンの支持を得る活動を妨げる為、猟兵の皆さんで新しいカブキを住民の方達に見せて、オブリビオンを支持するのを妨害しよう、という作戦になります。
 尚、出てくるオブリビオンは、妨害作戦が成功次第、公開されますので、お楽しみに……。

 それでは、皆様のプレイングを心よりお待ちしております。
65




第1章 冒険 『KABUKI is SAIKO』

POW   :    全く新しい歌舞伎を新たに生み出す。

SPD   :    自らのセンスで歌舞伎を再現する

WIZ   :    歌舞伎の歴史について調べる

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

茅原・紫九
何をするにも情報と下準備を制する者が勝つからな、まずは歌舞伎を調べる
ここが古い日本の街並みだってんなら古本屋の一つや二つあんだろ。
そこて人目をはばからず歌舞伎の本を立ち読み!はたきを持った店主にポンポンされるか、歌舞伎の歴史を頭に入れんのが先かの勝負を始めるぜ。


花菱・真紀
【WIZ】
俺、知り合いがやってる関係もあって落語の方の知識はあるんだけど歌舞伎かぁ。
うん、俺も知りたいし歌舞伎について【情報収集】で調べてみるか。
最近は人気漫画を歌舞伎にしてみたりとかもあるらしいし。一概に古臭いと切り捨てるもんでもないだろうな。
漫画歌舞伎なんてキマイラフューチャーのやつらは好きそうだと思うんだけどどうだ?



「ふぅん……歌舞伎かぁ……」
 ぼんやりと呟く花菱・真紀、それに茅原・紫九も。
「そうだな。古き日本から脈々と続く伝統芸能。ただ、正直、余り知らないんだよな……」
「俺もだよ。知り合いがやってる関係もあって、落語の方は知識はあるんだけど歌舞伎はなぁ……最近は人気漫画を歌舞伎にしてみたりとかもあるらしいし、一概に古くさいもの、と切り捨てるべきもんでもないんだろうな。特に漫画歌舞伎なんてのは、キマイラフューチャーのやつらは好きそうだと思うんだがな」
「へぇ……? そうなのか。確かに何処かで聞いた事はあるが。まぁ取りあえず、歌舞伎の正しい知識を手に入れて置く事に越した事は無いだろう。古い日本の街並みだ、古本屋の一つや二つあんだろ。俺はそんな本屋で知識を浚ってみよう。何をするにも、情報と下準備をする者がかつ、と言うからな」
「分かった。俺は町の人達に聞いて、どんな歌舞伎を今迄見てきたかとか、どんなものに興味があるのか、でも聞いてみるとしよう」
 と、二人はキマイラフューチャーの、古来の日本の街並みへと分かれる。
 紫久は、その街並みの表通り……から一本入ったところの、人目を憚るような所にある、ボロい店構えの古本屋へ。
『……』
 例に漏れず、店主は無愛想で、入ってきた紫久を一瞥。
 しかし紫久もそれは認識していて、意に介する事なく、店内の一角……日本の伝統芸能のコーナーへ直行。
 古来から続く歌舞伎の演目についての説明資料や、フォトブックの様な物を手に取って、堂々と立ち読みを始める。
 ……数分の間は店主の方も、まあいいか……といった具合で放置していたのだが、流石に10分とか経つと。
『ンー……ゴホン、ゴホン』
 咳払いをしたり、はたきで彼の近くの所をはたいたり。
 ……明らかに、邪魔だというのを雰囲気で示しているが、紫久も意に介する事無く……歌舞伎の知識をしっかりと吸収していく。
 その一方で、真紀はオブリビオンの怪人を支持しようとしているキマイラ達の下へと赴き。
「なぁ、みんなの好きなもの、ちょっと教えて貰って良いか?」
 と、さりげなく好みを聞き出す事で……仲間達の演じる、新たな歌舞伎創出の参考情報にするのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

ペンチ・プライヤ
きたっ!!
舞台の話で黙ってられるわけがない。

どんな歌舞伎になるかわからんけど照明は任せろ!!誰もやらないなら音響だってやってやる。

照明の無い舞台は舞台じゃねぇ。盛り上がり時により盛り上げて、悲しい時はより悲しく、楽しい時はさらに楽しく、役者の演技をさらに際立たせる!!

さぁ、やりたい事を俺に教えてくれ。どういうシーンにしたいんだ??
逆光、格子、スモーク、花火、紙吹雪、レーザー、なんだって用意してやる!!

操作の手が足りなければ錬成カミヤドリで手を増やす。

できれば本番前に通して練習したいけど、イメトレだけでもなんとかしてみせる。

さぁ、開演の時間だ。
Show must go on!!



そして、仲間達が歌舞伎についての情報収集をしている中、上演会場となるステージに居たのは……ペンチ・プライヤ。
 目の前に組み上がった歌舞伎ステージは、かなり巨大……だが、それよりも彼が興奮していたのは、後方の照明器具の並んだ場所。
「きたっ!! きたきたきたっ!!」
 その光景に、とても嬉しそうなペンチ……それもそのはず、彼にとっては舞台演出こそ、檜舞台。
「舞台の話で黙って何ていられる訳がない! どんな歌舞伎が演じられるかはわからんけど、でも照明は任せろ!! 音響だってやってやるぜ!! 照明の無い舞台は舞台じゃねぇ、盛り上がりたい時により盛り上げて、悲しい時はより悲しく、楽しい時には更に楽しく、役者の演技を更に際立たせるのが、俺の仕事だしな!!」
 と言いながら、設置された照明の光量を操作しつつ、スモークを出して雰囲気チェック。
 更にレーザー光で、今迄の歌舞伎には無い、派手な演出も準備完了。
 そして……間もなくすると、演じる仲間達もやって来る。
 演目は、大きく四つ……一つ一つと真摯に打ち合わせを重ね、演出プランを考えていく。
 そして……そろそろ開演の時間。
「さぁ、開演の時間だ。Show must go on!!」
 と声を上げ、猟兵のカブキ演目、上演開始、である。

大成功 🔵​🔵​🔵​

フルーネ・フローライト
伝統芸能の中にはからくり人形を用いた高度な芸があると聞く。
そして私は人形遣い…ならばやることは一つ。

その伝統芸能を再現してみようじゃないか。
からくり人形を精密かつしなやかに動かし歌舞伎を行なってみよう。
伝統芸と伝統芸を融合させた全く新しい歌舞伎になってる気がするけどそこは気にしない


百目鬼・明日多
ええっと、つまりカブキを見せればいいんですよね?
そういう事なら、いつも使っている青年型アバターを
デザインチェンジして、カブキ役者のアバターを作り出します。
見た目は完璧、後はカブキの動きを再現…
えっと、僕は詳しくないので、他の猟兵の方で詳しく調べた方に
お伺いしようかと。
動きを教わったら、アバターにカブキを再現させます。
正しい情報さえあれば、きっと上手く行くはず…!

もし情報が得られない場合は、確かカブキを題材にしたゲームが
あったはずなので、その動きを思い出してアバターにさせます。
…えっと、これで合ってますよね?ちょっと派手すぎる気もしますけど…
観客を攻撃しないようにはしますけど、ちょっと不安です…



そして、まず最初の演目。
 紫久から情報を貰ったフルーネ・フローライトと百目鬼・明日多が演じるは、古来の歌舞伎演目をベースにしたからくり人形とカブキ役者のアバターによる、人の演じない歌舞伎。
「取りあえず、僕の方で男役をやりますから、フルーネさんのからくり人形で、女役を御願いします」
「分かった」
 と、短く打ち合わせを行い、集まり始めたキマイラ達の目の前で、演目開始。
 明日多の青年型歌舞伎役者アバターが見得を切り、舞台に登場すると……そのモチーフになった歌舞伎役者の屋号を叫ぶ、粋なキマイラ達。
 そのキマイラ達の声に応じて、更に見得を切り、睨みを利かせる。
 そして彼が雄々しく演じてキマイラ達の注目を集めつつ、観客のボルテージを徐々に上げていく。
 そして、演目を進めていくと……フルーネの操作する、女形のからくり人形が登場。
 明日多のアバターに流し目をしながら……しなやかで、何処か色気を感じさせる動きを演じる。
 演目自体は昔ながらの歌舞伎の題目の一つ。
 その演目の勘所は大事にしつつ……からくり人形とアバターによる演目という事で、多少アクロバットな動きを絡めてみる。
 観客の頭上で演じてみたり、レーザー光を足場にしてジャンプする演出を咥えて見たり……。
 勿論、それら演出はペンチの操作によるもので、一つ一つキマイラ達の反応を見ながら、少しでも盛り上がるような演出を更に絡めていく。
 そして、一通りの演出、演目を演じきると……。
『すげーー! おもしれーぞ!!』
『昔ながらの歌舞伎なのに、新しい演出、アクロバティックな動き、凄いわ!!』
 と、歓声と共に、会場は大きな拍手に包まれる。
 その反応を、舞台袖から見ていたフルーネと明日多。
「……取りあえず、最初の演目としては大成功、かな?」
「そうですね……明日多さん、お疲れ様でした。次の演目の方に期待しましょう」
 と頷き合い……次の演者へと、バトンタッチするのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

ピードル・ニュービー
【POW】判定
カブキは素晴らしいとても感動しました。
だからこそ同じカブキをやってもこの偉大な先人たちを超える様な感動を与える事は出来ないでしょう。なら新しいカブキを作ろう!。

ボクの好きなヒップホップと合わせ新しいカブキ「カブキホップ」で勝負。
キモノを身につけ隈取をボクなり再現して皆の前で【パフォーマンス】、
軽快な音楽にのせてカブキのポーズを取り入れ爽快に踊って広めるよ。



(「カブキは素晴らしく、一目見て、感動しました。だからこそ、同じカブキをやっても、偉大なる先達達を越えるような感動をボクがが与える事は出来ない……なら、新しいカブキを、今此処に作ります!」)
 胸に手を当て……静かに気合いを籠めるピードル・ニュービー。
 前の縁者のバトンを受けた、次なるカブキ演目は……というと。
「今度は音楽で、みなさんを楽しませましょう!」
 とマイクから響く、ピードルの声。
 その声と共に、カブキの音色とは全く違う音が始まる。
 それは……軽快なヒップホップ。
 先ほどの旧新を組み合わせたカブキを見て、気分も盛り上がっていたキマイラ達は、すぐにその音楽に合わせてノリノリにビートを刻み始める。
「さあ、みなさん、行きますよ!」
 吊り物バトンからジャンプし、舞台に降り立つピードル。
 キモノを身につけ、隈取りのメイクを施した格好は、紛れもなく歌舞伎……でも、音楽はアップテンポ。
 そして歌舞伎に身を包みながらも、彼が踊るはアクロバティックなパフォーマンスと、ダンス。
 歌舞伎の立ち振る舞いを時折織り交ぜながらも、ヒップホップに合わせ、獅子舞の如く、激しく回転。
 その激しい動静を演じ、更に照明、演出などを随所に織り交ぜる事で、観客を魅せていく。
 先ほどよりも、一層会場のボルテージを上げることに成功したピードル……音楽が鳴り止むと共に、多くの拍手。
「『カブキポップ』、楽しんでくれてありがとう! 演目はあともう一つあるから、みんな、楽しんで行って下さいね!」
 と、最後のマイクパフォーマンスと共に、ピードルは舞台袖へと消えていくのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

微笑本・ウサ氏
小生が歌舞伎とミュージカルとスポコンを融合した熱い会場声援参加型KA☆BU☆KIをプロデュースするでござる。 題材は義経伝、バトルキャラクターズで再現した美系牛若丸とV系武蔵坊弁慶が夜の橋の上でテニスラケットを片手に技名を叫びながらボールが光の速さで行き来してるようにレーザービームライトで演習、アテレコ頑張れ小生。弁「貴様のラケットで千本目DA☆」牛若「まだまだだね♪」旅団仲間、清川氏f01440と協働。観客も牛若丸と弁慶に声援を送るのでござる。弁慶の999ラケット無双の前に牛若丸がピンチになったら師匠の鞍馬天狗が颯爽とダブルスに加わる熱い展開


清川・シャル
f01154と同行
ウサぴょんと呼びます

KA☆BU☆KIを成功させるべく、司会進行誘導のお姉さんやります
ビラ(推しうちわ)くばり、前物販案内…
「えっ?これが最先端ですよ?ご存知ないんです?」
って体で行けば何とかなるでしょう
小さいお友達も大きいお友達も皆でせーの!
「頑張れー!」
推しの名前を呼んでね!
案内など音声は全て装備の「Schall Voice」で行います
声で魅了してお客さんを沢山呼んじゃいましょう
バックで邪魔にならないBGMを歌います
目新しさに皆釘付け!ですよね!

ところでウサぴょん、あとでチェイン(LINEの代わり)しますね
ギャラとか。(スマホぴこぴこ



そして、最後の演目は……。
「みんなー! 最後の演目、楽しんで行ってねー!」
 と、明るい声で呼びかける清川・シャル。
 彼女の立ち位置としては、司会進行、そして顧客誘導役のお姉さん。
 そして片手に取り出したるは、入口で参加者に配ったうちわ。
 そこには『牛若丸』と『武蔵坊弁慶』とデコレーションされた文字が書かれていて……何に使うのか、さっぱり。
 でも、シャルは。
「えっ? みなさんご存じないんですか? これが最先端のKA☆BU☆KIなんですよっ!!」
 と、半ば強引に押し通し。
「さぁ、小さいお友達も、大きいお友達も皆で推しの名前を呼んでねー! それじゃー、一回練習だよっ、せーの!」
『頑張れー!!』
 老若男女のキマイラ達の声が重なり、会場のボルテージは最高潮に。
「うんうん。それじゃ、最先端KA☆BU☆KI『義経vs武蔵坊弁慶、テニスの先にあるものは!』、上演開始だよっ!!」
 と呼びかけながら、舞台袖へ。
 そして、微笑本・ウサ氏がバトルキャラクターズで再現した二人の演者……美系牛若丸と、V系武蔵坊弁慶をステージ上に登場。
 ……イケメン好きなキマイラの女性達が、キャーーー、と黄色い声を上げる。
 そしてプロジェクションマッピングで、舞台上をあの有名な、ライトアップされた橋を映像投射……真ん中には、何故かテニスネット。
 ちょっと何が演じられるのか分からないキマイラ達と、イケメンに完全に魅了されているキマイラ達と……に大きく分かれてしまうが、さておき。
 そして牛若丸と武蔵坊弁慶が、ライトアップされた橋の上で、テニスを開始。
 アテレコするのはウサ氏たった一人……牛若丸の声色と、武蔵坊弁慶の声色を使い分けながら、テニスボールの応酬を演出。
 ボールは、照明係が左に、右に、とレーザービームライトの照明を動かす事によって再現……正しく、光の速さを演出。
 ……目にも留まらぬテニスボールの応酬……そこに。
「さぁ、みんな、練習の成果を見せてねっ。推しの名前を叫んで応援するんだよっ! 多く応援してくれた方は、きっと頑張ってくれるうからねっ!!」
 とシャルが観客にコール。
 そしてレスポンスとして、先ほどのイケメン好きキマイラ達が黄色い声で応援すると……段々、周りのキマイラ達も、応援の声を上げてくる。
 牛若丸と、武蔵坊弁慶の応援は、ちょっと弁慶の方が多い様で……ボールを討ち漏らす牛若丸。
「ふふっ、貴様のラケットで千本目DA☆」
 男の色気で笑う弁慶……そして、討ち倒した弁慶のラケットを手にしようとした所で。
「……させんぞ」
 颯爽と、翼で以て降り立つは、さらにウサ氏が作り出したバトルキャラクターズの鞍馬天狗。
「……師匠!?」
「全く……手の掛かる奴だな」
 肩を竦める鞍馬天狗、そして手を引っ張り立たせて。
「さぁ、二人で相手にすれば、勝てる筈だ。弁慶よ、私達が負ければ、二本とも渡してやろう」
 との言葉で挑発、不敵に笑う弁慶が。
「面白い!」
 とその挑戦を受けて、ダブルスvsシングル。
 ……登場人物が一人増え、キマイラ達の歓声が入り交じりながら、最後の演目は大盛り上がりで終幕を迎えるのであった。

「ふぅ……終わったでござるね。シャル、協力感謝でござるよ」
 と、一息ついた所でシャルが。
「うん、ウサぴょんもお疲れ。あ、後でチェインしますねー」
「?」
 きょとんとしているウサ氏、シャルはスマホをぴこぴこ操作しながら。
「ほら、ギャラとか。ちゃーんと貰う物は貰いますよー」
 ……と、満面の笑みを浮かべるシャルなのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​




第2章 集団戦 『スロットマシン怪人』

POW   :    プレジャー・プリーズ
自身の【刹那的な楽しみ】の為に敢えて不利な行動をすると、身体能力が増大する。
SPD   :    スリーセブン・スラッシャー
【頭部のスロットをフル回転しての連続攻撃】を発動する。超高速連続攻撃が可能だが、回避されても中止できない。
WIZ   :    ロスト・ロケット
自身の装備武器に【遺失技術製のロケットエンジン】を搭載し、破壊力を増加する。
👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


と、キマイラ達への新しいカブキを演じ、会場のボルテージを最高潮にした猟兵達。
 ……と、そこに。
『邪魔、スルナァァアアア!!』
 と、会場に突撃してきた十数体の、「スロットマシン怪人」達。
 ……ある意味、違う熱狂を受けるスロットマシンだが、それが怪人となって会場に襲い掛かる訳で、観客だったキマイラ達は悲鳴を上げて、混乱に陥る。
「みんな、スロットマシン怪人の退治を! 観客の避難誘導は僕も手伝うよ!」
 と翔が皆に呼びかけた。
ピードル・ニュービー
「おっとマナーの悪い観客達が出てきたね。そんなにボク達のカブキを気に入ったらなら特別ステージに案内してあげますよ。」

肩と腰のスピーカーから音楽を流し【おびき寄せ】、スロットマシン怪人達を避難している観客から遠ざけて【誘導弾】でボク達が戦いやすい所まで誘導させます。
誘導出来たならユーベルコードを発動し、スロットマシン怪人達の動きを封じるのをこころみて成功したなら【2回攻撃】で銃撃。失敗したなら【見切り】で回避します。
後は他の猟兵の皆さんの動きに合わせて【援護射撃】するかんじですね。


フルーネ・フローライト
なんとまぁタイミングの悪い…いや、場が最高潮に達した状況で殴りこみに来たのならタイミングがいいのかな?

まぁ何にせよ数多いしまずは分隊支援火器で弾幕でも張って観客の避難が終わるまで粘るよ。

避難が完了次第あとの怪人の処理は残りの猟兵に譲ります。


ペンチ・プライヤ
それはこっちのセリフだっ!!
邪魔するなーーーーっ!!
せっかくいいところだったのに!!

会場を明るくしてアナウンス
「お近くの猟兵の指示に従い落ち着いて避難してください。繰り返します。・・・」

喋りながらも全力で妨害する。

錬成カミヤドリでペンチを増やす。掴んで引っ張ったり、隙間にねじ込んで動作妨害

超高輝度プロジェクター(ハンドガンタイプ)で目くらまし。目があるかわからないけど、それっぽいところを狙う。

sound of shockで硬直を狙う。聴覚器官とか脳とかあるか定かでは無いけど。

インスタントステージで灯体ドローンを量産。
邪魔でなければ猟兵をスポットライトで照らして鼓舞する。そして猟兵が目立つ。



「おっと、マナーの悪い観客達が出て来たね」
「そうですね。なんとまぁタイミングの悪い……いや、場が最高潮に達した状況で殴り込みに来たのなら、タイミングがいいのかな?」
 ピードル・ニュービーと、フルーネ・フローライトの二人が、肩を竦めるも、スロットマシン怪人は。
『ウルサァァァイイ!! オ前達、邪魔ダ邪魔ダァァァ!!』
 幾つも重なる、スロットマシン怪人達の木霊の如き叫び声。
 でも、そんな言葉に対しペンチ・プライヤも。
「それはこっちのセリフだっ!! 邪魔するなーーーーっ!! せっかく、いいところだったのにっ!!」
 と、こちらも叫びで怒りを表現。
 でも、スロットマシン怪人達は、全くと言っていい程猟兵達の言葉は聞いてはおらず。
『ウルサァアァイ!! 邪魔スル者殺スゥゥゥゥ!!』
 と、十数体の彼らはカブキステージへと襲いかかっていく。
「全く。そんなにボク達のカブキを気に入ったなら、特別ステージに案内してあげますよ」
 と言いつつ、肩と腰のスピーカーから、大音量で音楽を流しはじめる。
 ……よく遊技場などで流れるあのテーマ曲を流し、スロットマシン怪人達の注意を惹きつける。
 その一方で、照明ブースにいたペンチは一気に会場のスポットライトを全点灯し、ステージの方に照明を集中させて。
「皆さん、お近くの猟兵の指示に従い、落ち着いて避難してください。繰り返します。お近くの猟兵の指示に従い、ステージの方から避難、お願いします」
 と、場内アナウンスを利用し、観客達の避難誘導を促す。
 一瞬は混乱しそうになったものの、猟兵達の落ち着いた指示の下、周囲のキマイラ達はスロットマシン怪人達から距離を取り避難。
 勿論、スロットマシン怪人達は、避難するキマイラ達へと追い縋ろうとするが。
『……ヌゥオッ!?』
 と、驚愕。
 ステージ上から、分隊支援火器で一斉掃射……弾幕を張り、観客の避難が終わるまでの足止め。
 同時にピードルも、誘導弾を逆サイドから放ち、キマイラ達とは逆方向へ。
 更に錬成カミヤドリを召喚しペンチを増殖させ、スロットマシン怪人へ放つ。
 回転部分にねじ込んでみたり、レバーを掴んでガチャガチャと引っ張り……そして、ハンドガンタイプの超高輝度プロジェクターを、目と思しき回転部分に放つ。
『ウガアア!!』
 ……本当に目があったのか、と驚く部分もあるが、取りあえず……目眩ましの効果はあった様である。
 そして、あらかたのキマイラ達がステージ上からステージ裏の方へと避難……目眩ましされたスロットマシン怪人達が。
『グヌヌゥ……コノォ、オ前達ヲ殺スゥゥゥゥ!!』
 と、更に興奮する彼らに対し。
「ほら、光と音のハーモニーをたっぷり味わいなよ! サウンドエフェクトアタック」
 とピードルのサウンドエフェクトアタックにて、大音量の音楽と光を放ち、視覚・聴覚を攪乱。
 ……その攪乱に気付かぬまま、攻撃し……誤射。
 でも、それに合わせる様にペンチも『shock of sound』で更にその動きを制限。
 大幅に動きが制限されたスロットマシン怪人を仕留めていく。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

清川・シャル
f01154
うさぴょんと同行

え〜私達の人気に嫉妬?シットゥ?
興ざめしちゃうからご退場願いまーす!

サウンドオブパワーで皆さんがパワーアップする歌うたいますね!
装備「Schall Voice」「amanecer」で歌のパワー上げますよ〜

力が湧いてきますー!

「ぐーちゃん」で狙撃します
これでも喰らいやがれです
そぉい!
弾道を操れるので確実に仕留めます

うさぴょんを巻き込まないように出来る限り頑張りますね!
上手く攻撃ハマったらジャックポットとかするんでしょうか?


微笑本・ウサ氏
f01440と連繋
一人称拙者~ござる
二人称苗字+氏 ユー

敵十数とな?なんと小規模イベントか万を越す夏と冬の戦場帰りの拙者からしたら実に児戯

自ら不利な行動とるとか
えっワンターンくれるンスか?ずっと拙者のターンでござるな

右手にナウ剣、左手にアクライザー、蛇尻尾にexカリバール
ナウ剣でフェイント牽制
exカリをぶっ刺し脚力とバトキャラ弁慶でドラムとか開くカ所をこじ開けアクライザーを突っ込内部で義経召喚 「相手の懐にコール!超エキサイティング」で内部からズタズタ
その八艘はなかった!まだまだだね
蹴り離れ次の敵

攻撃
暗殺
鎧無視
野生の勘
拙者の間合いにinしたお

回避
野生の勘
見切り
敵を盾にする

まだまだだね



更に怒濤の如く押し寄せる、スロットマシン怪人。
 そんな光景に微笑本・ウサ氏は。
「敵十数なんと、小規模イベントとか万を越す夏と冬の戦場帰りの拙者からしたら実に児戯でござるよ。それに自ら不利な行動取るとか、ワンターンくれるとか? それはずっと拙者のターンでござるな!」
 と、ドヤ顔で満足気なウサ氏に対し、清川・シャルはというと。
「私達の人気に嫉妬? シットゥ? まぁ興ざめしちゃうからご退場願いまーす、という事でうさぴょん、続けていくよー!」
「了解でござる!」
 と頷き合い、連携攻撃開始。
 先ずはシャルが『サウンド・オブ・パワー』による戦闘力を増強、続けてウサ氏はナウ剣とアクライザーの双剣、更に蛇尻尾へexカリバールという、超前衛的装備に身を包んだ上で……接近。
 そしてナウ剣で一閃、二閃と繰り出し、敵陣の注目を強く強く惹きつける。
「ほらほら、もっともっと力が湧いてきますー!」
 と、更なるサウンド・オブ・パワーにより、パワーアップを重ねていく。
 幾度もパワーアップを重ねる事で、一撃が研ぎ澄まされる。
 対するスロットマシン怪人は、というと、グルグルスロットを回しての連続攻撃。
 数が多い中の連続攻撃は、中々厳しいものではある。
 しかし、素早い動きと、声を掛け合いささっと躱すウサ氏とシャル。
 そして躱した後、ウサ氏がexカリバールをドラムの部分にブッ刺し、更にバトルキャラとして前に呼び出して置いた弁慶達を同時に嗾け、ドラムをかっさく。
 そして、こじ開けた所に更にアクライザーをツッコミ、その中で義経を更に召喚。
「相手の懐にコール! 超エキサイティングでござる!」
 更にドヤ顔で内部からの破壊工作。
 そして、更にシャルが後方支援。
「これでも喰らいやがれです、そぉい!!」
 と「ぐーちゃん」にて狙撃。
 息の合ったウサ氏とシャルの連携で以て、周囲でドラムをくるくると回したりしながらしているスロットマシン怪人を一匹、また一匹と仕留めていき……時間は掛かるものの、大量のスロットマシン怪人達を、全て仕留めたのである。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​




第3章 ボス戦 『怪人『オンナマズ』』

POW   :    ジャイアントナマズ
自身の身長の2倍の【巨大ナマズ怪人 】を召喚する。それは自身の動きをトレースし、自身の装備武器の巨大版で戦う。
SPD   :    ナマズ人召喚
レベル×1体の、【後頭部 】に1と刻印された戦闘用【ナマズ人】を召喚する。合体させると数字が合計され強くなる。
WIZ   :    矢ナマズ発射!
レベル×5本の【雷 】属性の【刺さるデンキナマズ】を放つ。
👑17
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠鳥渡・璃瑠です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


そして、スロットマシン怪人が全て討ち滅んだ後……。
「……フフ。中々貴方達、強い様ネ」
 と口をパクパクさせながら、不敵に微笑む『怪人『オンナマズ』』。
 胸元に刻まれた金色十字は、何処か威風堂々たる雰囲気を纏う。
「そいつが最後の筈だ! 敵影はもう見えない、最後に猟兵の皆、傾いてくれ!!」
 と、キマイラ達を守りながら、翔は仲間達を激励するのであった。
フルーネ・フローライト
(なんでナマズなのに配下がスロットマシンなの…せめて魚類で統一しなさいよ。っていうか…ナマズと歌舞伎ってどこに共通項が!?)

いろいろツッコミどころがあるもののまぁ怪人だし倒しますが。
大元のナマズ怪人の相手はほかに任せてナマズ人の方の相手をします。
やることはスロットマシン怪人たちと変わらず分隊支援火器で弾幕を張りまず数を減らすことに専念。


ピードル・ニュービー
「さぁこれがラストステージですよ、派手に盛り上げていくよ!」

アサルトライフルと肩と腰のハイパースピーカーで【2回攻撃】【範囲攻撃】複数体のナマズ人を召喚されようと纏めて吹き飛ばすよ。
巨大なナマズ怪人が出てきたらボクのショックブラストで攻撃して
相手の頭上まで飛んで後頭部に向かって【踏みつけ】るよ。



(「なんでナマズなのに、配下がスロットマシンなのよ……せめて魚系で統一しなさいよ。っていうか……ナマズと歌舞伎に何処に共通項があるって言うのよ……!?」)
 内心愚痴るフルーネ・フローライト。
 確かにナマズ怪人の配下がスロットマシン怪人というのも、ナマズが何故に歌舞伎に嫉妬しているのかも……良く分からない事だらけ。
 でも、目の前に現れたのは、明らかにナマズが怪人化した『オンナマズ』で、リーダー然した雰囲気を纏っている。
「まぁ、ナマズにしろスロットマシンにしろ、キマイラの人達を苦しめる存在なのは間違いありません。オンナマズ怪人をこの場で完全に仕留めましょう」
 とピードル・ニュービーは肩と腰のハイパースピーカーに音声系を繋げ。
「さぁ、これがラストステージですよ、派手に盛り上げていくよ!」
 と、宣戦布告、それに髪を掻き上げながらフルーネも。
「そうね。いろいろツッコミどころがあるものの、まぁ怪人だし倒さないといけないわね」
 と頷き合い、一気にオンナマズ怪人の懐へと接近、至近距離からピードルがアサルトライフルを撃ち抜く。
 爆風に驚いた様なオンナマズだが、直ぐに気を取り直して。
『ナカナカ、強敵ネ。デモ、負ケナイワ』
 と、彼女の周りに戦闘用『ナマズ人』を、20体程召喚。
 しかし直ぐに『ナマズ人』らを、フルーネが分隊支援火器で弾幕を展開、次々と数を減らして行く。
「ピードルにナマズ怪人は任せるわ! 私は周りの奴らを!」
「了解、ありがとう、フルーネさん」
 と感謝を伝えつつ、ピードルはハイパースピーカーのボリュームを最大限にアップ。
「光と音のハーモニーをたっぷり味わいなよ! サウンドエフェクトアタック!!」
 大音量と大光量にて、オンナマズ怪人の視覚と聴覚を奪う。
『グゥォ……見エナイッ!? ナラバッ!!』
 と反撃に、100本程の『刺さるデンキナマズ』を辺り構わずに射出。
 腕や足に刺さり、雷撃が身を襲うが……唇を噛みしめ、どうにか踏ん張る二人。
 まだまだオンナマズ怪人は、その双脚強く地面を踏みしめ、猟兵達に高笑いを上げるのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

化野・那由他
勝手な振る舞い、奇抜な身なり、それを傾くというのですね。……いま辞書で調べました。
スロットマシンもナマズ怪人も傾奇者と言えるでしょうか。

「皆さんの支援ができれば良いのですが……」
呼び出された電気ナマズの数を見ても、一人で怪人と対峙できるレベルではなさそうです。可能な限り皆さんの支援を行います。
「失われた物語を、ここに」
重厚な奇書を開き、【降魔化身法】で幽鬼を呼び出して、身に宿します。鬼火を次々に飛ばしながら、召喚されるナマズ人を撃破していければと。可能ならば刺さるデンキナマズも鬼火で燃やしていきます。ユーベルコードの効果で毒が体を苛むのにも関わらず、敵の攻撃に注意して数を減らしていきます。


ペンチ・プライヤ
舞台の続きだっ、遠慮せず楽しんで逝きやがれっ!!

インスタントステージによる照明
steam generatorによりうっすら漂う蒸気

A part of the scenarioや魔導蒸気ブーツでのダッシュによる回避、超高輝度プロジェクターによる目くらましにて時間を稼ぐ。錬成カミヤドリでペンチを量産して矢ナマズを白刃どりしてもいい。

その間にsteam statueにて超巨大な拳骨の彫像を形作る。

拳骨が完成したらshock of soundにて相手を固めた上で拳骨で殴る。スポットライトを当てるのも忘れない。

舞台を途中で止めた報いだっ!!星になれっ!!



「……勝手な振る舞いと奇抜な身なり、それを傾くと言うのですね……いま、辞書で調べました。ならば、スロットマシンもナマズ怪人も、傾奇者、と言えるでしょうか」」
 と化野・那由他が小首を傾げると、それにペンチ・プライヤが。
「こんなの、傾奇者な訳がねぇ! 力尽くで舞台を妨害する様な奴を許す事なんて出来ねえよっ!!」
 拳をぐっと握りしめ、力強く叫ぶ。
 それに那由他は。
「そうでしたね……取りあえず、皆さんの支援ができれば良いのですが……呼び出された電気ナマズの数を見ても、一人で怪人で対峙出来るレベルでは無さそうですし」
「ああ、宜しく頼むぜっ!」
 サムズアップし、そしてペンチはオンナマズ怪人への間合いを一気に詰める。
『フフフフ、今度ハ貴方達ネ?』
 笑う彼女にペンチが。
「舞台の続きだっ、遠慮せず楽しんで逝きやがれっ!!」
 と、叫びと共に『インスタントステージ』を発動、19個の【Lighting multicopter】を複製し、周囲にばらまき灯りに包み、視界を眩しさに包む。
 さらに那由他は。
「失われた物語を、ここに」
 重厚な奇書を開き『降魔化魔法』で幽鬼を呼び出し、身に宿し、鬼火を後方からオンナマズ怪人に飛ばす。
 パチパチと鬼火が纏わり付き、鬱陶しそうに振り払うオンナマズ。
 さらにペンチの『steam generator』が蒸気を周囲に漂わせ、視界を奪う。
 煙の中に鬼火がパチパチと瞬き、オンナマズ怪人と、周りの電気ナマズを掃討。
 ……周りの雑魚が居なくなった所で、さらに本体に向けて。
「舞台を途中で止めた報いだっ!! 星になれっ!!」
 ペンチの『steam statue』によって作られた超巨大な拳骨の彫像で、殴り掛かる。
 煙の中に回避出来ず、その拳骨の直撃に、オンナマズ怪人は吹き飛ぶ。
『グヌゥゥ……!! 痛イ、痛イゾ!!』
 口をパクパクとさせて怒りを露わにするオンナマズ怪人。
 明らかに疲弊し始めているが……そんなオンナマズ怪人に決して油断する事はなく、猟兵達は剣先を向け続けるのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

エウトティア・ナトゥア
SPD使用。

助太刀するのじゃ!

《巨狼猛襲》「迷彩」「ダッシュ」「援護射撃」使用

ペンチ殿の『steam generator』の蒸気が良い感じにオンナマズの視界を隠してくれておるのう。
蒸気を隠れ蓑に行動開始じゃ。
『steam statue』で吹き飛んだ怪人『オンナマズ』を追撃してくれるわ。
死角から一気に急襲し、マニトゥをけしかけてオンナマズを地面に縫いとめるのじゃ!
わしは、マニトゥから降りて逆方向から手製の短弓で援護射撃を行い、注意を引くとするかのう。

マニトゥ、すぐに味方が止めを刺してくれるでな、彼奴を押さえつけて逃がすでないぞ。


琥珀川・れに
エウトティアf04161に遅れて駆けつけた

突然現れて僕はこう言う
「オンナナマズ、君を食べたい」
口説き文句じゃない、そのままの意味だ

「他の依頼で食べ損ねてしまって…今度こそは食べてあげよう」
「僕の血と肉となり、誰かを回復するための糧となるんだ」

エウトティア、そのまま抑えて!
剣でさらに【串刺し】。まるでウナギの串打ちの様だ

トドメにUC【ブラッド・ガイスト】で頭部をガブリ
「フルコースでいただけたら良かったんだが、行儀が悪いけれど刻印から食べさせてもらうよ」

…っと、エウトティアまで食べてしまうところだった。くっ…殺戮捕食態を抑えないと
ふう、無事に終わったかな?
ナマズオンナの味?この刻印に聞いてくれ



 そして、猟兵達とオンナマズ怪人との拮抗した戦いは、暫し続いていく。
 ……と、その時。
「助太刀するのじゃ!!」
 後方から響く声……巨狼マニトゥと共に現れた、エウトティア・ナトゥア。
 猟兵達からは、その姿は見えるものの、オンナマズ怪人からは……先の『steam generator』の蒸気によって上手く隠されていた。
 そしてエウトティアはマニトゥに大回りを指示し、オンナマズ怪人を左右から包囲する陣について、先に嗾けるはマニトゥ。
 オンナマズ怪人に上からのし掛かる様にして、地面に押さえつける。
『ク……ハナセ!!』
 と、どうにか引き離そうとするが、その隙をついて逆サイドからエウトティアが、短弓を射り、攻撃。
 更にマニトゥへ。
「マニトゥ、すぐに味方が止めを刺してくれるでな、彼奴を抑えつけて逃がすでないぞ!」
 と指示を与え、逃げようとするオンナマズを更に強く、強く抑えつける。
 他の猟兵達も、抑えつけ、動けない隙をついての更なる攻撃を加え、確実にダメージを与える。
 そして……そこに。
「エウトティア、そのまま抑えて!」
 更なる加勢……琥珀川・れにが戦場に姿を現わす。
「む、れに殿!」
 エウトティアの言葉に軽く微笑みながら、れにはオンナマズ怪人に近づいていく。
 そして。
「オンナマズ、君を食べたい」
 王子様の様にオンナマズへ語りかけるれに。
『ハァ、ナニヲ言ッテル!?』
 と、当然ながらの反応に、れには。
「他の依頼で食べ損ねてしまってね……今度こそ、食べて上げよう。僕の血と肉となり、誰かを回復するための糧となるんだよ」
 その宣告と共に……発動するは『ブラッド・ガイスト』。
 刻印が僅かに輝き、殺戮捕食態へと変容……それはそのまま、オンナマズに向けて襲いかかる。
『ヤ……ヤメロ、ヤメロ……!!』
 頭から、一思いに齧りつこうとする刻印に、恐怖を露わにするが……当然、その声が聞き及ぶ事は無い。
 そして刻印が、オンナマズ怪人を飲み込む。
 ……そして、オンナマズ怪人が消失した後……刻印をどうにか抑えるれに。
「ふぅ……無事に終わったかな?」
 と汗を拭うと、エウトティアが。
「その様じゃな。れに殿、お疲れ様じゃ!」
 満面の笑みを浮かべ、そして周りの仲間達も……安堵。
「ヨシ。んじゃ、途中で止めさせられた舞台、再演するとしようかッ!」
 との言葉に、皆も笑い合うのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2019年01月13日


挿絵イラスト