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殲禍炎剣聖餐戦争㊴〜聖なる水は再び進化の火種となるか

#クロムキャバリア #殲禍炎剣聖餐戦争 #ロスト共和国 #プレイング受付中

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●クロムキャバリア:ロスト共和国――ある大河の三角州
 聖湖エリュシオンから流れる大河が形成する三角州に、突如轟音と共に火の玉が落下する。
 落下した火の玉は聖湖から流れる水で冷やされ――やがて紅にカラーリングされた残骸へと変化した。

 数分後、三角州の上空に、ロスト共和国のエンブレムをつけたキャバリア『ジェネラル・キャバリア』が現れる。
「轟音の原因は……これか?」
 パイロットはゆっくりと三角州に降り立ち、紅の残骸に触れぬよう注意を払いながら確認する。
 一頻り観察した後、パイロットは通信回線を開き、どこかに連絡し始めた。

「|殲禍炎剣《ホーリー・グレイル》の残骸らしき紅の塊を発見。いかがしましょう?」
『テロリストに強奪されるわけにはいかないだろう。回収し、持ち帰れ』
「わかりました。回収し、持ち帰ります」

 通信相手からの指示を受けたパイロットは、『ジェネラル・キャバリア』のRXハルバードを構え、引力を発生させ始める。
 上層部が『殲禍炎剣の残骸から新技術を獲得し、社会不安の解消を狙おうとしている』ことなど知る由もなく、パイロットは回収作業を始めようとしていた。

●グリモアベース
「あ~……まだ聖湖エリュシオンのど真ん中に落ちなかっただけましだが……これはこれで面倒なことになったな」
 グリモアベースの片隅で、ぶつくさ呟いているグリモア猟兵藤崎・美雪(癒しの歌を奏でる歌姫・f06504)の周囲に集まって来た猟兵たちに、美雪はコホンと咳払いひとつしてから説明を始める。
「クロムキャバリア上空を飛翔し、人類から空を奪っていた暴走衛星『|殲禍炎剣《ホーリー・グレイル》』が破壊されたのは知っているな?」
 世界に破壊を齎そうとし、逆に猟兵たちに破壊された殲禍炎剣の残骸は、クロムキャバリア全土に降り注いだ。
 世界破壊の目的が、クロムキャバリアの人類の『七番目の猟兵』への進化である以上、殲禍炎剣も自身が破壊され、その残骸が利用されることも予測して事を起こしているが――。
「――その予測はどうやら当たっていたようだ。殲禍炎剣が破壊され、残骸が全世界に降り注いだ結果、野心を持つ各地の小国家が、残骸を確保すべく動き出したよ」
 もし残骸を手に入れたら、小国家は解析したオーバーテクノロジーをプラントに組み込み、オブリビオンマシンの量産体制に入るだろう。
「まあ、そんなことされちゃたまったもんじゃない。というわけで、皆には殲禍炎剣の残骸を確保しようとする小国家の動きを阻止してくれ」
 頭を下げる美雪に、猟兵達は其々の想いを胸に頷いた。

「今回、私のグリモアが在処を予知したのは、『ロスト共和国』という小国家だ」
 水プラントによる大規模な人造湖、聖湖エリュシオンを中心とする「ロスト共和国」。
 その聖湖から流れる大河の三角州にも、殲禍炎剣の残骸のひとつが落下している。
 ちなみに、なぜ聖湖のど真ん中に落ちなかっただけましなのかというと。
「ど真ん中に落ちた場合、ぶっちゃけると水プラントが破壊される、あるいは残骸の影響でプラント自体が割とシャレにならない進化を遂げる可能性がある」
 そうなれば、ロスト共和国は日々の生活すら困窮するような状況になってしまう……かもしれない。
「せっかく市民たちを生体キャバリアの軛から解き放ったのに、また進化させられたらたまったもんじゃないだろ……」
 チョットマテ何さらりと危険な事を言ってるんだと詰め寄る猟兵達に、美雪も大きくため息ひとつ。
「これが本当の話なのだよ……いろいろあって徐々に人間に戻りつつはあるのだが、まだ数年はかかるはずだからな」
 だからこそ、殲禍炎剣の残骸をロスト共和国に渡すわけにはいかないな、と呟きながら、美雪は猟兵達に説明を続ける。
「ロスト共和国側は有能なパイロットをひとり、回収のために破壊したようだ。表向きは国内で暗躍するテロリストによる強奪を阻止するための派遣となっていて、それも概ね正しいのだが、どうやら上層部の一部に新技術獲得によって社会不安の解消を狙っている輩がいるようなのだよ」
 ――と、いうわけで。
「皆にはパイロットに殲禍炎剣の残骸を回収させず、追い払ってくれ。戦闘で追い払ってもいいが、残骸の危険性を訴えて聞き入れてもらえれば、穏便に撤退してくれるかもしれない」
 何方を選ぶかは現場の判断に任せるよ、と告げる美雪に、猟兵達は軽く頷き返していた。
 ちなみに交渉が決裂した場合は、キャバリアの破壊もやむなしとのことです。

「あ、念のため言っておくぞ。今回はギャグ・カオス・トンチキは一切なしだ。大真面目に頼む」
 私の依頼って、最近そんなのばっかりだったからなぁ……と大きくため息をつきながら。
 美雪はグリモア・ムジカから無数の音符を展開し、猟兵達を現地へといざなった。


北瀬沙希
 北瀬沙希(きたせ・さき)と申します。
 よろしくお願い致します。

 クロムキャバリア戦争「殲禍炎剣聖餐戦争」は、第二戦線に突入しました!
 各国が|殲禍炎剣《ホーリー・グレイル》の残骸を狙い動き出す中、「ロスト共和国」も動き出しましたが、もちろん渡すわけにはいきません。何とかして阻止をお願いします!!

 なお、本シナリオの舞台となる小国家「ロスト共和国」は、三ノ木咲紀マスター考案の小国家です。
 ただし、本シナリオではロスト共和国に関係する著名なNPCとは一切接触できず、また登場もしません。何卒ご了承願います。
 ※過去のロスト共和国シナリオには、目を通さなくても大丈夫です。

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 このシナリオは、「戦争シナリオ」です。
 1フラグメントで完結し、「殲禍炎剣聖餐戦争」の戦況に影響を及ぼす、特殊なシナリオとなります。

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 状況は全てオープニングの通り。
 今回は冒頭の追記はありません。

●本シナリオにおける「プレイングボーナス」
【殲禍炎剣」の残骸の危険性を訴える】

 攻撃して追い返しても問題はないのですが、もし猟兵が訴えた危険性にパイロットが納得すれば、パイロットはその時点で撤退します。
 説得内容によっては、戦闘せず撤退させることも十分可能ですので、是非挑戦してみてください。
 ……なお、機体の破壊も一応不問とします。後でグリモア猟兵の胃が(色々な意味で)死にそうですが。

●【重要】プレイングの採用について
 受付期間は【9月13日(日)8:31~タグで受付締切を告知するまで】。
 早期完結を重視して運営しますので、プレイングの採用は必要最小限とし、挑戦者多数の場合は問題ないプレイングでも採用を見送り返金する場合がございます。予めご了承の上での参加をお願いします。
 なお、リプレイ執筆は「殲禍炎剣聖餐戦争①〜プラント破壊は進化を齎すか」完結後から開始しますので、執筆に着手する前にプレイングが流れる可能性があります。その場合はお手数ですが再送いただけますと幸いです。

 その他、シナリオ運営上の諸連絡は、マスターページを参照いただけますと幸いです。
 それでは、皆様のプレイングをお待ちしております。
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第1章 ボス戦 『ジェネラル・キャバリア』

POW   :    キャッスルウォール
自身の身長の2倍の【後方からの攻撃を無効にするオーラの背後霊】を召喚する。それは自身の動きをトレースし、自身の装備武器の巨大版で戦う。
SPD   :    ジェネラルホース
【|機械馬《サイキックキャバリア》】を召喚する。騎乗すると【人馬一体】状態となり、【灼熱】属性とレベル×5km/hの移動力を得る。
WIZ   :    トラクションニール
【棘から電磁パルスを発振】【RXハルバード】による近接攻撃の軌跡上に【引力】を発生させ、レベルm半径内に存在する任意の全対象を引き寄せる。

イラスト:イプシロン

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種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は廿鸚・久枝です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。