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星の海を行く

#スペースシップワールド #戦後

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#スペースシップワールド
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#戦後


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●星の海を行く
「イエス、イェーガー。新たなる予知の時間です」
 グリモアベースに集った猟兵たちを前にアリシエル・フィフスガーディ(五天の守護機・f09139)は告げる。
 自らのグリモアをくるくると指先で回しながら白銀の娘は告げる。
「アステロイドベルト周辺で、帝国軍残党がいるようです」
 なんでも彼等は少ない資材を用いながらも現在立て直しを図っているらしい。
 作業は遅々としてではあるが進んでおり、これを放置しておけば相応の軍勢になると思われる。
「現段階でも相当数の宙間戦闘機と戦艦が一隻修復が完了しているようです」
 小さな軍隊ならばそれだけで壊滅は必死。
 故に先手を打って壊滅させねばならない。
「その為のイェーガーたちにそれらの撃滅をお願いしたく思います」
 無機質な瞳が猟兵たちを見やり、また視線をモニターに戻した。
 グリモアをぽん、と虚空に浮かせば彼女はまた口を開く。
「……ですが、そのアステロイドベルトにたどり着くまでに結構時間があります」
 なので、道中は普通に食っちゃ寝しててください。
 きっぱりと言い放った。
「そんな目されても仕方ないのです」
 猟兵たちの胡乱げな眼差しに若干きょどるアリシエル。
 とりあえずは現地にワープしてからアステロイドベルトにたどり着くまでは適当にパーティでもしててください。
 きっぱり、とそう言い切りながら転送の準備を開始する。
「なお、転送先は航宙輸送機の中です。そこからパーティしながら目的地まで飛んでください」
 彼女たちは君たちに向き直り、無機質な眼差しを送る。
「イェーガーたちならば問題なくこの予知の打破を完遂出来ると信じています。健闘と武運を祈ります」


虎河豚天
 虎河豚の天ぷら、略して虎河豚天でございます。食べないで。
 艦隊戦とかやってみたかった。ただそれだけ。
 無数の閃光が奔り、宇宙に炎の花が咲く。
 そういうのがやってみたかった。
 なので第二章からいっぱい飛んできます。
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第1章 日常 『楽しくパーティー』

POW   :    思い切り騒ぐ!

SPD   :    会場運営を手伝う!

WIZ   :    皆を盛り上げる!

👑5
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

シン・ドレッドノート
アドリブ・連携OK
【SPD】

パーティと言うなら、この趣味の料理人スキルで盛り上げるとしましょう。
宴会用にローストビーフやサンドイッチ、サラダやスープなどなど。
妖刀・紅蓮を振るい次々と料理を作ります。
足りない食材は、【永遠の輝き放つ星】の中の休憩室の冷蔵庫から出してきて料理を進めます。

「お肉はホイルで包んで、余熱で中まで火を通すのがコツですね」
輸送機の乗員や他の猟兵で興味のありそうな方に料理の手ほどきをしながら、色々な料理を作り上げていきますよ。

「もちろん、一番の隠し味は“愛”ですね」
皆さんに美味しく食べてもらいたいと言う思いを込めて料理しつつ、これから始まる戦闘に向けて英気を養うとしましょう。


ゾーク・ディナイアル
イェーイ、パーティだパーティだ!
楽しんじゃうぞー!

☆パーティ
任務に行く前に心残りは残さない!
出撃したら生きて帰ってくる保証なんてないからね、食いたい物食って、飲みたいもん飲んで、ついでに気になるあの子がいるなら告白してそのままアレソレまでしちゃいなよ!
これ、ボクの大隊の鉄則だから!
帰って来たら君と結婚どーのこーの、そうやって心残りを作ると【生きようとするあまり戦い方に甘えが出て逆に死ぬ】んだよね。
だからボクは部下にも自分にも、出撃前は今日死んでもいいくらいハッチャけろって徹底してたよ。
戦場じゃ力を出し尽くしたヤツが勝つんだ、だからしっかり飲み食いして悔いも残さないようにしないとね。


カーニンヒェン・ボーゲン
士気を高めるのにも、道中の時間を有効活用できるのは良いですな。
給仕が必要でしたら、多少心得がございます。
舞台装置などのアシスタントでも構いませんぞ。
お任せください。
主導権をもって自ら盛り上げるには些か抵抗が…。
鼓舞や合いの手であればこのジジイめにも叶いますかな。

場が落ち着いておりましたら、飲み物を手に窓辺の席から星の海を眺めるやも知れません。
満天の海原を往く。
なんとも心踊ることではありませんか。
ジジイとはいえ、幸運にもまだ現役の身ではございますし、
若者らの勇姿を間近で見ることが出来るのは喜ばしいのです。
銀河皇帝の件が終息したとあっても、平和がいつまでも続くとは限らぬのですな。



●英気を養うパーティ
「趣味ではありましたがこのスキルで盛り上げましょう」
 シン・ドレッドノート(真紅の奇術師・f05130)の趣味と言うには些か高レベルな料理の腕前を振るう時が来た。
 抜き放つは自らの愛刀、妖刀・紅蓮。
 数多の食材を捌き、多くの料理人の魂が宿った包丁である。
 ……妖、刀……?
 それを見た猟兵たちは首をかしげる。
 妖……刀……?
「……何か?」
 いえ、なんでもありません。
 永遠の輝き放つ星(エヴァーグリーン・スター)から様々な食材が取り出される。
 その食材を捌き、作り上げられていくのはサンドイッチやサラダ、スープ。
「お肉はホイルで包んで、余熱で仲間で通すのがコツですね」
 手伝う輸送機の乗員たちに手ほどきをしながら、焼き上げられるのは美味しそうなローストビーフ。
 これには思わず他の皆もごくり、と生唾を飲み込んだ。
「もちろん、一番の隠し味は"愛"ですね」
 終始こめられる美味しく食べてもらいたいと言う思い。
 それを給仕するのはカーニンヒェン・ボーゲン(或いは一介のジジイ・f05393)。
「主導権をもって自ら盛り上げるには些か抵抗がございまして……」
 もう良い年である彼は中心になるには、と苦笑する。
 そうして出来上がったパーティ会場。
「任務に行く前に心残りは残さない!!」
 ゾーク・ディナイアル(強化エルフ兵の出来損ない・f11288)がどん、とそれを前に宣言する。
 はい、復唱!!
 その声に応じるように、同じ言葉が唱和される。
「出撃したら生きて帰ってくる保証なんてないからね」
 それじゃ、食べたいもの、飲みたいもの飲んで、気になるあの子に告白だ!!
 そう告げれば、乗員たちはなれば、と料理人であるシンを見た。
「ええ、構いませんよ」
「じゃあ俺ステーキを……」
「あ、私はパインサラダで」
「僕はパインケーキがいいな」
「ではあたしはとっておきのサラダを」
 どこかで聞いたようなものが羅列され、シンはそれに応えていく。
 なあに、これは問題ないさ。だって出撃前に聞くのがよくないんだ。
 その前に食べたなら、フラグなんて折れているさ!!
 告白もそうだ、帰ってきたらじゃない、いつやるのか、今だよ!!
 と言ってもそれが全部成立するわけではない。
 特に告白とか砕け散る場合もあるしね。
「心残りを作ると生きようとするあまり戦い方に甘えが出て逆に死ぬんだよ」
 うん、これボクの持論。
 心残りをなくすように動き始めた人々を眺めながら、豪壮な料理を一口食べてうん、美味しい、と呟くゾーク。
 給仕と言う役目を終えてパーティも落ち着いた頃合い。
 カーニンヒェンは一人、星の海を眺めていた。
 ジジイと自らを嘯くが、まだまだ現役の彼。
 そんな彼でも満天の星空を往く事は心躍る。
 若者たちの勇姿、それを間近で見られる事が出来る。これは喜ばしい事だと。
 流れ行く星の海を眺めながら、カーニンヒェンは一口、持ったソレを煽り。
 穏やかに微笑んだ。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

河原崎・修羅雪姫
【全世界サイボーグ連盟の皆と参加】(アドリブ・絡み歓迎)

●目的
帝国軍残存部隊との接敵に備え、英気を養う。

●心情
皇帝亡き今、決定的打撃を受けた帝国軍にいかほどの戦力が残っていようとも、それはすでに形骸である。
あえて言おう、カスであると!(ry

●行動
ギターの弾き語りをして場の雰囲気を楽しむ。
「猟兵は~ 気楽な稼業と きたも~んだ♪」

全く油断しきって、周囲への警戒はゼロ。
大丈夫、帝国軍が出たら本気出すからぁ。

「コタツの時期も、終わりそうで終わらないわねぇ」
「寒の戻りっていうけど。宇宙にもあるのかしらねぇ」
「ジュース美味しいわねぇ」


クネウス・ウィギンシティ
旅団:全世界サイボーグ連盟で参加 アドリブ&絡み歓迎

「パーティーですか、先ずはコタツと飲み物とお菓子の準備ですね」

【SPD】

「最近新しいUCを習得したので、会場設営に尽力しますか」
【メカニック】の【早業】によって作成されるパーティー用の電化製品………

『帝国軍残党撃滅パーティーにようこそ!』
一つ、怪しいネオンライトの看板。

『マイクと選曲機能が付いた歌唱機器』
二つ、カラオケマシーン。

『リラックス用の自立式武装コタツ』
三つ、コタツ。

「銀河帝国攻略戦で散っていった勇士に乾杯!」
会場の設営が終わったら乾杯してどんちゃん騒ぎでもしましょう。

宇宙(ソラ)の冷たさに負けないように……


ウィンディ・アストレイ
全世界サイボーグ連盟で参加
アドリブ&絡み歓迎

アステロイド帯で再集結ですか…
スペオペの英雄譚では、よく語られる挿話ですね
もし帝国が再度隆盛したら、勇者達の挿話として描かれるのでしょうか

【WIZ】あまり実動前に浮かれすぎて、トリガーが鈍っても困りますから
お酒を飲まないor飲めない方を対象に
自分達の伝承や物語(SSWの方々にとっては昔語?)等の
語り聞かせをして、のんびり楽しんで貰います

「宇宙は、そこに浮かぶ星々は。宇宙に満ちる冷たさを暖める為に
生命を創ったという逸話がありますね…
生命に宿る知性とは。生命が自らの力で宇宙へ飛び立つ為の、
種子の綿毛の様な物なのだそうです。
宇宙を、その暖かさで満たす為に」



●あえて言おう。
「皇帝亡き今、決定的打撃を受けた帝国軍にいかほどの戦力が残っていようとも、それはすでに形骸である」
 全世界サイボーグ連盟の御旗を掲げる。
 それは何故か風もないのにばさりとなびいた。
 なんでなびくの?
「エンジニアの力です」
 河原崎・修羅雪姫(プリンセス・スノーブラッド・f00298)が演説をする。
 クネウス・ウィギンシティ(鋼鉄のエンジニア・f02209)がエンジニアの力で旗をなびかせる。
「あえて言おう、カスであると!!」
「版権大丈夫ですか?」
 修羅雪姫の発言にウィンディ・アストレイ(W-ASTRAY・f09020)が突っ込んだ。
 大丈夫だ、問題ない。はずだ。多分。きっと。めいびぃ。
 ぽろろ~ん、とギターを爪弾く。
「猟兵は~気楽な稼業と~きたも~んだ♪」
 敵があればどの世界にも訪れ、激しい戦いに身をやつす。
 それを気楽と言い張れるのは最早豪胆である。
 敵地に向かうというのに警戒心のかけらもない。
「大丈夫、帝国軍が来たら本気出すからぁ」
 コタツの中にもぞもぞ、と潜り込みながらぽろろ~ん。
 いつ出したのこのコタツ。
「問題ありません、エンジニアの力と最近習得した新たなるユーベル・コードの前には些事です」
 クネウスが掲げたるはCODE:HEPHAISTOS。
 工具、資材、作業用品、HW、SWなどを複製し、念力で操作する新たなるエンジニア・パワーだ。
 そろそろエンジニアのハードルが高くなりすぎている気がする。
 輸送船に掲げられた『帝国軍残党撃滅パーティにようこそ!』と輝くネオンサインの看板。
 怪しい。怪しすぎる。と言うかすごい目立つ。
 さらに選曲機能とマイクのついた歌唱機器。
 要するにカラオケじゃねーか!!
 さらには自立し、自走する武装コタツだ。
 コタツの定義とは一体。
「銀河帝国攻略戦で散っていった勇士に乾杯!!」
 乾杯!! とグラスを打ち鳴らしてどんちゃん騒ぎである。
 作られたもの? いつものことだよ。
 そんなどんちゃん騒ぎを尻目にウィンディはあまり浮かれていない人々に語り聞かせていた。
 自分たちの駆け抜けていった戦場の話を。
 自分たちが知っている数々の物語を。
 彼等にとっては遠き残照に消えた昔々のお話を。
「宇宙は、そこに浮かぶ星々は、宇宙に満ちる冷たさを暖めるために生命を創ったと言う逸話があります――――」
 生命に宿る知性とは――――生命が自らの力で宇宙(ソラ)へ飛び立つ為の種子の綿毛のようなものなのだと。
 この冷たい宇宙(ソラ)を暖かさで満たすためのモノ――――。
 語り聞かせるはその創世の理由(ワケ)。
 何故人は産まれ、そして、死んでいくのか。
 ウィンディは歌うように語っていく。
 この宇宙の為に戦った勇者たちの伝説を。
 他の世界で戦い続ける勇者たちの伝承を。
 そして、失われた過去に消えていった勇者たちの神話を。
 それを紡ぎ、語り、そして伝えていく。
「……しかしアステロイド帯で再集結ですか……」
「何か気になる事でもぉ?」
「スペースオペラの英雄譚ではよく語られる題材ですよね。もし、帝国が再度隆盛したら勇者たちの物語になりそうです」
 無論、それはないだろうと確信している。
 それは物語だからこその奇跡であって、これは現実なのだから。
 けれど、現実なれど、奇跡は存在する。
 その奇跡の確率を潰すのが、彼等猟兵の仕事なのだから。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​




第2章 集団戦 『デルタ・ファイター』

POW   :    増援要請
自身が戦闘で瀕死になると【増援飛行隊 】が召喚される。それは高い戦闘力を持ち、自身と同じ攻撃手段で戦う。
SPD   :    帝国軍の栄光のために!
【制御不能の高速航行モード 】に変化し、超攻撃力と超耐久力を得る。ただし理性を失い、速く動く物を無差別攻撃し続ける。
WIZ   :    対宙銃撃
レベル×5本の【貫通 】属性の【機銃弾】を放つ。

イラスト:へるにゃー

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種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


●迫る宇宙戦闘機
 アラームが鳴り響く。
 銀河帝国軍の残党を捉えた警報だ。
 視界にはまだ見えないがレーダーはしっかり捉えていた。
 残党と言うにはあまりにも多い数。
 よくぞそれほどに力を蓄えた、と称賛したくなる。
「ちぇ、まだ全部食べてないのによ」
 ステーキを一切れ食べた男が格納庫に向かう。
 おい、馬鹿やめろ、あいつを誰か止めろ。
 なんかそんな声が聞こえた気がする。
 具体的にはなんかあいつ死にそう。
 そんなこんなで迫る宇宙戦闘機『デルタ・ファイター』。
「敵戦闘機、交戦可能宙域まで残り5000!!」
「この輸送機にゃろくな武装はねえ!! 乗せている"お客さん"たちに任せて転身だ!!」
「分かってますよ、カタパルト展開、出撃可能です」
「デブリ破砕用のショックガン展開しとけ!!」
「ろくに効きやしませんよ!?」
「ねえよりマシだろうがよ!!」
 輸送員乗員の絶叫が艦内に響き渡る。
 そうして場は整えられた。
 ――――さあ、我らが挑むは星の海。
 この宇宙(ソラ)を治めたかつての長。
 遍く銀河を統治した過去の残影。
 なれど、彼等とて退けない理由がある。
 戦う理由がある、負けを認められない理由がある。
 なれば激突するは必至。
 さあ、我らが挑むは――――滅びた過去の残影である。
シン・ドレッドノート
アドリブ・連携OKです。
【SPD】

「先に行かせてもらいますよ!」
輸送機から宇宙空間に飛び出したら、宇宙の闇から桜吹雪の映像と共に【高速機動宇宙戦艦“夢宵桜”】を呼び出します。

「全艦、雷撃戦用意!主砲、敵集団中核に照準…撃てーっ!」
艦首に腕組みをして立って、マントを翻しながら戦艦を操ります。

「左舷、弾幕薄いよ、何やってんの!」
敵に接近してきたら、AI制御の艦載機を全機発進させて迎撃しつつ、軽くなって速度を増した夢宵桜の艦首に立ったまま真紅銃と精霊石の銃で攻撃を行います。

「さぁ、ここからが本番です!」
乱戦になったら夢宵桜を高速離脱させ、自身は『貴紅』に騎乗して戦闘機とのドッグファイトに移行します。


カーニンヒェン・ボーゲン
いらっしゃいましたか。
(傾けていた杯には未練なく)

迎撃戦は望むところ。
手記を手に【UC:手足たち】を召喚し、展開します。
輸送船の防衛と、他の猟兵どのらのサポートを担うべく動かします。
どうぞ、存分になさいませ。

バイクのフォルムは用途に合わせて、防衛手には盾の形状を、迎撃手には人型を取らせます。
各々にレーザー銃による後方からの遠距離攻撃を主体とした戦略を通知。
サブマシンガンタイプのフルオートによる掃射も良いものです。
殲滅なさい。なんて、短い人狼生、一度は口にしてみたかったものですから…。
老い先短いジジイのお茶目です。
まるで指示ばかりですが、隠れ蓑は要りません。
戦況は眺めの良い特等席から拝見します。


ブイバル・ブランドー
(航空機形態になって敵群に接近)
かつての同胞を手にかけ幾日…これも因果か?こうも早く新たに屠ることになるとはな!(台詞と共に人型になる)

作戦方針 【POW】
スラスターを使った空中戦をメインの戦法とし、
ミサイルポッドの誘導弾・一斉発射による先制攻撃で、敵を撹乱する。

増援をさせるわけにはいかぬ。よって、損傷の多い敵戦闘機から各個撃破を狙う。要請をする間に逃げるのならば、アトミックスラスターの出力を最大まで上げて追跡し、チェーンソーの斬撃攻撃で確実に仕留める。

敵戦闘機が弾幕を張り抵抗をするのならば、掌から電磁シールドを展開して強行突破だ。



●宇宙に散るは爆華の花びら
「先に行かせてもらいますよ!!」
 シン・ドレッドノート(真紅の奇術師・f05130)が冷たい星の宙に飛び出す。
 それと同時に桜の花びらが吹雪のように舞い踊る。
 顕現するは高速機動宇宙戦艦"夢宵桜"。
 強力なステルス性能を有する機動宇宙戦艦である。
 艦首に腕組みをして佇み、マントが大きく翻る。
「全艦、砲雷撃戦用意!!」
 ガンッと言う音が幾重にも響き渡り、光子魚雷が展開。
 そして同時に各種砲座が照準をつける。
「主砲、副砲、光子魚雷、敵集団中核に照準!! ……てぇッ!!」
 叫びと同時に、轟音が鳴り響く。
 放たれた砲火は青白い光となり、闇の宙を切り裂き、閃光の華を咲かせる。
 光子が放たれ、宙を彷徨い、炸裂、爆裂し闇を照らす。
 しかし、その物量を覆す事は一度、二度では不可能。
 迫りくる宙域戦闘機。
「左舷、弾幕薄いよ、何やってんの!!」
 声と同時に対空砲座が迎撃、艦載機が発艦し搭載されたAIに従い迎撃活動を行う。
「いらっしゃいましたか」
 カーニンヒェン・ボーゲン(或いは一介のジジイ・f05393)は、傾けていた杯を気を止めることもなく、ことん、と置く。
 それと同時に顕現するは無数の可変型バイクたち。
 宇宙の闇に解き放たれたソレらは役割に応じてその形を変えていく。
 何機かは展開された夢宵桜の甲板に着地、レーザーライフルを展開し構える。
 AI艦載機の直衛に入るユニオンバイクは物理防壁を展開する。
 直接戦闘を行うユニオンバイクは人型に変形し、フルオート型レーザーガンを構え、宙の闇に飛び立っていく。
「殲滅なさい」
 短い人狼の生命、一度は口にしてみたい台詞の一つ。
 輸送船の中と言う特等席から自らの手足に指示を下す。
「かつての同胞を手にかけ幾日……」
 ブイバル・ブランドー(其の名“γ”死光なり・f05082)は汎用域戦闘機となり闇を引き裂く。
 恐ろしい加速度を以て敵中に突撃すると同時に、その身が変形し、真の姿たる人型兵器の姿を晒す。
「これも因果か? こうも早くに新たに屠る事になるとはな!!」
 変形と同時に、ミサイルポッドを展開。
 一斉発射、推進剤が燃焼に、煙を噴いて敵戦闘機に殺到する。
 放たれたソレはブイバルの意志に従い、損傷機を優先的に喰らい、爆裂する。
 また闇に炎の華が咲き乱れる。
「増援を要請させるわけにはいかぬ」
 離脱しようとしたソレには恐ろしい加速力たる原子力式反動加速装置を起動させ一気に迫る。
 これこそ原子力式反動加速装置・発動(アトミックスラスター・ブースト)である。
 すれ違いざまに放たれる一閃、それはチェーンソーによる一撃。
 激しい火花を散らしながら、装甲を切り裂き、駆け抜ける頃には二つに裂かれ爆裂する無残な姿を晒す。
「さぁ、ここからが本番です!!」
 乱戦と化した闇の宙、貴桜を駆り、シンの勇ましき声が響いた。
 星の空を往く戦いの火蓋はまだ落とされたばかりなのだから。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​

ゾーク・ディナイアル
キャハハ、来た来た…ザコがわんさかぁ!
愉しい厳しいお仕事の時間だよぉ、今日も生き残るのはボクだけどねぇぇぇ!

☆戦術
SPD勝負
UC【ハルシオン起動】で試作人型魔導騎士ハルシオンに搭乗して戦うよ。
「ゾーク、ハルシオン…出るよ!」
スラスターを吹かせ、巧みな『騎乗・操縦』技術で高機動『空中戦』をしながら敵の攻撃を『野生の勘』で『見切り』躱して、ハイ・ビームライフルを『クイックドロウ』で『二回攻撃』の乱射で次々に敵機を落としていく。
「キャハハハハハ!愉しいよねぇ!」
乱戦になったらすれ違い様に『怪力』機構でビームサーベルを振るい『カウンター』で斬り裂くよ。
「ヤラレる!?…なーんつってなぁ!」
※アドリブ歓迎


緋縅・善蔵
「昨今のスペースワールドではサッカーが流行ってるようだな。俺達もサッカーしようぜ。ボールお前な」
戦闘の最初に【オーラ防御】と【力溜め】で守りを底上げ。
〔バーニアジャンプ〕で敵を踏みつけ。小惑星なり宇宙ゴミの間に挟んで破壊。
ゴールキーパーなのでマジパンチング(マジ殴り)も有り。
敵の銃撃を始め、攻撃は屠龍の身幅の厚い刀身でガード。
3門のアサルトライフルと〔ミサイルカーニバル〕で複数撃破狙い。
サッカーでも乱闘ってあるでしょ。え、無いの? 知らんがな。
お残しは赦されないので〔斬鐡〕も使って敵を破裂させる。
「まぁ俺、球技やらないし」
アドリブ・連携等有れば歓迎。



●雑魚はボール
「キャハハ、来た来た……ザコがわんさかぁ!!」
 狂笑を響かせながらゾーク・ディナイアル(強化エルフ兵の出来損ない・f11288)は自らの愛機の胸部を変形させる。
 展開されたそこに飛び込めば、胸部が閉じられ、その瞳に光が灯る。
 これが試作人型魔導騎士、名をハルシオン。
「ゾーク、ハルシオン……出るよ!!」
 カタパルトに足を踏み入れ、射出。
 蒼い閃光が噴き出し、一気に加速する。
「愉しい厳しいお仕事の時間だよぉ、今日も生き残るのはボクだけどねぇぇぇ!!」
 狂ったように笑いながら、放たれる機銃を回避する。
 それは動物的とも言える勘から齎される天性の見切りである。
 構えたハイ・ビームライフルが二点バーストで放たれる。
 一度の射撃で二機が火を噴き、爆散する。
 一射二殺、乱射する度にそれの二倍にもなる戦闘機が爆散する。
 その中の一機が破れかぶれに特攻を仕掛ける。
「……ヤラレる!?」
 それは予想してなかったのか、ゾークの動きが鈍る――――。
 事などはない、それも誘いである。
 かすめるように回避しながら、魔導騎士の出力をあげる。
 豪腕とも言える力によって振るわれたビームサーベルがすれちがい様に特攻した戦闘機を真っ二つにし爆散させる。
「……なーんつってなぁ!!」
 ゲラゲラ、と狂ったように笑う魔導騎士。
 そんな最中、一人の男がいた。
「昨今のスペースワールドではサッカーが流行っているようだな」
 緋縅・善蔵(首輪付き・f06737)は言う。
 え? そうなの?
「俺達もサッカーしようぜ」
 突然の提案に、戦闘機たちも動きを止める。
 なんだこいつ。
「ボールお前な」
 その一言と同時に、成層圏まで飛び立てるほどの出力を誇ったバーニアの加速度を込めた蹴りが炸裂!!
 そのまま吹き飛んで別の戦闘機に直撃!!
 弾かれるボーリングのピンのように連鎖を起こして小惑星に激突!!
 敵を小惑星目掛けてシュゥゥゥゥゥゥッ!! 超エキサイティンッ!!
「なお俺はゴールキーパーなのでマジパンチングも有り」
 あっけにとられて動きが止まっていた戦闘機に拳がめり込んだ。
 そのまま吹き飛んで別の戦闘機に直撃し、また連鎖爆発が発生した。
「要するになんでもありってことじゃねーのかなぁ」
 その様子を眺めていたゾークがぼそりと漏らした。せやな。
 ふざけんじゃねーぞと言わんばかりに機銃が掃射される。
 されど屠龍の長く分厚い刀身が激しく火花を散らしてそれを防ぐ。
「サッカーでも乱闘ってあるでしょ? え。無いの?」
 知らんがな。3門のアサルトライフルとミサイルが火を噴いた。カーニバルだよー!!
 爆華が咲き誇りまた、無数の戦闘機が火を噴いて落ちる。
「お残しは絶対に許されない」
 斬鐡が発動し、戦闘機は無残にも破裂してまた砕け散って爆発する。
「まぁ俺、球技やらないし」
 理不尽・不条理の権化ここにあり。
 ミサイルカーニバルがまた火を噴いて敵を爆散させる。
 最早超次元サッカーではない。ただの戦闘である。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

河原崎・修羅雪姫
【全世界サイボーグ連盟の皆と参加】(アドリブ・絡み歓迎)

●目的
『デルタ・ファイター』を撃退」する。

●心情
出たわねぇ、帝国軍残党!
皇帝がいなければ、大規模行動は取れないでしょうけど、
SSW世界にとってはまだまだ恐るべき敵ってことかしら?
悪いけれど虱潰しにさせてもらうわよぉ。

●行動
クネウスさんの「機動戦艦アマテラス」に乗り込み、
主砲・副砲を掻い潜ってきた敵機を、
無線誘導攻撃型浮遊ドローン
(マシンガン、レーザー砲、出刃包丁等で武装している)
で全周囲攻撃して叩き落とす。

限定的ながら未来予知能力、感能力を装備者に与える「サイキック・ヘッドギア」を着用。
「見える、私にも敵が見える!」


クネウス・ウィギンシティ
【全世界サイボーグ連盟で参加】
アドリブ&絡み歓迎

「宇宙戦が得意な方ばかりではないので、艦を出しますか」

【POW】
●発艦 「各種装置オールグリーン、発艦シークエンス100番から600番までスキップ」
【メカニック】として整備済み、後は発艦するのみ。

「脚は調達済みです、行きましょうか」

●戦闘
航宙輸送機を『デルタ・ファイター』(戦闘機)から守る(【武器受け】)ため、突撃します。
「我らが行くは星の大海。さあ、始めましょうか」

機動戦艦『アマテラス』の主砲・副砲に【誘導弾】を装填し【先制攻撃】。

「副砲1番から6番まで射撃準備。主砲チャージ完了。発射」
「取りつく敵は無視して、先ずは数を減らしますか」


ウィンディ・アストレイ
全世界サイボーグ連盟で参加
アドリブ&絡み歓迎

…先程不穏な状態で出撃しようとした方が接敵する前に、
何とかすると致しましょうか…

「鎧装騎兵たる者、単体出撃には慣れております」
甲板から直接離陸。Blanches Aileのバーニアを全開にして宇宙を舞い
『アマテラス』を護衛しながら、母艦に接近する敵を優先して撃破します
「そう簡単には、抜かせませんよ!」

増援は面倒なので、UC【Rifle Bit】で手数を増やし一体ずつ各個撃破
機銃は回避運動で対処します
故意に高速を維持して自分に攻撃を集め
敵機の隙を他の方に突いて貰って、撃破を重ねます
(空中戦&見切り&第六感&戦闘知識&先制攻撃orカウンター&一斉発射)



●機動戦艦アマテラス
「宇宙戦が得意な方ばかりではないので、艦を出しますか」
 デンドンデンドンデンドンデンドンデンドン、と言うBGMがジュークボックスから響く。
 これのためだけに用意したんじゃなかろうな?
 クネウス・ウィギンシティ(鋼鉄のエンジニア・f02209)のエンジニア技能が火を噴いた。
 そう、これこそが全世界サイボーグ連盟が誇る巨大移動拠点。
 機動戦艦アマテラスである!!
「脚は調達済みです、行きましょう……アマテラス、発艦!!」
 轟音をあげ、巨大戦艦が往くは星の大海。
 全世界サイボーグ連盟の旗がなびき、帝国軍残党パーティのネオンサインが闇を照らす。
 傍から見て頭が悪い光景である。
「出たわねぇ、帝国軍残党!!」
 全サ連の錦の旗を翻し、河原崎・修羅雪姫(プリンセス・スノーブラッド・f00298)が叫ぶ。
 あの無警戒っぷりはなんだったのか。
 そんな最中、甲板に一人出るウィンディ・アストレイ(W-ASTRAY・f09020)。
 その身に纏うは鋼の衣装、戦う為の鎧、力無き者の為の力。
「鎧装騎兵たる者、単体出撃には慣れております」
「さあ、始めましょうか……主砲、副砲1番から6番、発射準備」
 主砲、副砲が無数の敵に照準をつける。
 何、数ならいっぱいいるさ、ろくに狙いをつけなくても当たるって。
「発射!!」
 その号令と共に閃光が宇宙を焼いて無数の戦闘機が爆散する。
 幾度となく放たれる閃光、隙をついて取り付く敵は対空砲座が迎撃する。
 されど、数の多さ故に火器管制が追いつかない。
 だがしかし、されどしかし。
「それをカバーするのが仲間ってものよねぇ」
 修羅雪姫が放つは無数の浮遊ドローン。
 状況に適した無線誘導型のそれが放たれ、抜けてきた戦闘機と交戦を開始する。
 フルオート射撃で弾幕が展開され、逃げ場が失われる。
 レーザーライフルの射撃が足を封じる。
 そして構えられた出刃包丁がその命脈を断った。
 ……。出刃包丁? アイエー、ナンデ出刃包丁!?
 とにもかくにも武装したドローンたちが取り付こうとする戦闘機を排除する。
 甲板に立つウィンディもまた同様である。
 無数のライフルビットを展開し、浮遊させ放つ。
 閃光が幾重にも伸びて戦闘機を貫き爆散させる。
「そう簡単には、抜かせませんよ!!」
 無数の閃光がまた放たれ、戦闘機を爆散。
 直衛に入る為にその身のブースターを起動させ宇宙の闇に浮かび上がる。
 同時、高速機動。
 敵のFCSにロックされるように故意に機動行動を行うウィンディ。
 ウィンディに攻撃が集中するが、それを戦闘経験と第六感から来る見切りでいなし、回避していく。
 そうして出来た隙をアマテラスの砲撃と修羅雪姫のドローンとライフルビットが撃ち落とす。
 無数の残骸が出来上がり、増援の気配もなく。
 後に残るのはゴミと化し、宇宙の闇にただ漂うだけと化したソレのみがある。
 されど、また戦闘は終わらず。遂にアステロイドベルトからそれが出現する。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​




第3章 ボス戦 『帝国宇宙戦艦』

POW   :    フルバースト・コズミック
【全砲一斉射撃】を放ち、自身からレベルm半径内の指定した全ての対象を攻撃する。
SPD   :    デストロイレーザー
【10秒間のエネルギーチャージ】により、レベルの二乗mまでの視認している対象を、【主砲からのレーザー砲撃】で攻撃する。
WIZ   :    インペリアル・マカブル
【自身の稼働可能時間】を代償に自身の装備武器の封印を解いて【帝国式鏖殺形態】に変化させ、殺傷力を増す。

イラスト:純志

👑7
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠山田・二十五郎です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


●宇宙戦艦出撃
「この帝国の力たる宇宙戦艦が量産された暁には、反乱軍なぞあっと言う間に殲滅してみせるわぁ!!」
 その叫びと共にアステロイドベルトから現れたるは帝国の宇宙戦艦。
 単艦でも恐ろしい力を有するソレはかつて無数に存在した。
 されど、今はその力はなく、これは残された残滓の一つでしかない。
 だが、それでも。
 その驚異はかけらとして変わらない。
 敵将官の叫んだ台詞は真にして真実なのだ。
 敵戦艦の主砲が展開され、砲門が開かれる。
「目にものを見せてくれるわ!!」
 帝国軍残党との戦いが今また始まろうとしていた。
 否、これこそが本当の戦いである。
ブイバル・ブランドー
戦艦か。本躯体の限界性能試験に付き合ってもらおう

作戦方針【POW】
遠距離武装が不足しがちである為、近接戦闘をメインとした肉薄攻撃を仕掛けて戦艦の武装の破壊を狙う。

推力、武装、装甲、管制システム……ある程度の仕様は書類上だが頭に叩き込んでいる。(学習力&戦闘知識)だから、戦闘機になって弾幕を避けつつ接近することも可能だ。

「ふっ、見えるぞ」(弾を避けながら)

戦艦へ着地したら、即座に人型に移行だ。ガンマオブトリガーを発動し、スラスターを駆使して迅速に武装を潰す。ある程度時間が経ったら戦闘機形態になって離脱だ。

もし乗組員が出てきたら、自壊する程のエネルギーをそいつの体に注入して爆発四散させる。


シン・ドレッドノート
アドリブ・連携OK。
【SPD】

夢宵桜を送還した後、『貴紅』に騎乗して敵戦艦に接近します。

「燃えあがれ、ロード・スカーレット!」
【暁光の紅彗星】を発動、ロード・スカーレットに合体したら、放出された紅い粒子による真紅の軌跡を描き、超高速機動で一気に戦艦に突入します。

「当たらなければどうということはっ!」
敵の砲撃はしっかりと見切り、超高速機動による残像とフェイントで回避。

右手の『真紅銃』、左手の『精霊石の銃』による超高速連続攻撃で敵艦内を破壊しながら敵艦中枢を目指して突撃。

「これで、終わりです!」
中枢にたどり着き次第、両手の銃と貴紅の機銃を一斉発射。
動力部を破壊したら、速やかに艦の外へ脱出します。



●空を駆ける
「戦艦か。本躯体の限界性能試験に付き合ってもらう」
 ブイバル・ブランドー(其の名“γ”死光なり・f05082)はその身を可変させる。
 推力・武装・装甲・管制システム、元々帝国製の彼にはその仕様を全て記憶している。
「お供させて頂きますよ」
 シン・ドレッドノート(真紅の奇術師・f05130)は『貴紅』に騎乗したまま隣に並んだ。
「遅れぬ事だな」
 後方スラスターに火が灯り、紅2つが加速する。
 ハリネズミのように武装された火器がその二つを迎撃せんと放たれた。
 しかし通信機能により互いに互いの穴を埋める高機動の真紅2つを捉える事は出来ない。
「ふっ、見えるぞ」
「狙いが甘いですね」
 真紅二つが戦艦との白兵距離に突っ込む。
 ブイバルはその瞬間自らの身を人型機に変形させる。
「燃え上がれ、ロード・スカーレットッ!!」
 距離が近づいた瞬間に、貴紅が変形し、その身に装着され合体する。
 同時に、ブイバルが全身から荷電粒子を放出し、稲光が空に輝く。
 ロード・スカーレットも真紅の光を放つ。
 蒼雷と真紅の軌跡が縦横無尽に闇の宙に刻まれる。
 決して全砲一斉射撃は彼等を捉えられない。
「まずは一つ目もらっていくぞ!!」
 ハリネズミのように武装された対空砲座にチェーンブレードが突き刺さり、火花を散らす。
 爆散。その爆炎に飲まれぬように瞬時に変形し、離脱するブイバル。
「当たらなければどうということはッ!!」
 両手に携えた紅の銃、精霊石の銃。
 トリガー。その引き金を引く意志に呼応して放たれる無数の銃弾。
 対空砲座は次々と潰されていく。
 装甲が展開し、光子レンズが晒されると同時に放たれるは光子魚雷。
 されど、戦闘機形態や騎乗形態を駆使する彼等のヒット・アンド・アウェイ戦法の前には一歩及ばない。
 真紅蒼雷は武装を潰し、装甲に穴を空け、中枢動力区域に突撃する。
「これで、終わりです!!」
 二機同時の一斉攻撃、動力炉に無数の弾痕が穿たれ、その機能を失う。
 同時に離脱、爆炎が後ろから迫るが、彼等の速度には追いつけない。
 動力炉を失い、推進手段を失った敵艦に移動手段は最早ない。
 だが、それは戦う意志を決して失ってはいない。
 そして、戦う力もだ。
 猟兵たちの戦いはまだ続くである。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

ゾーク・ディナイアル
キャハハ!戦艦だよ戦艦、本丸が来たねぇ?
これは愉しまなきゃ損だよぉ!

☆戦術
SPD勝負
引き続きUC【ハルシオン起動】で試作人型魔導騎士ハルシオンに搭乗して戦う。
「戦艦は丸裸にしないとさぁぁ!」
スラスターを吹かせ巧みな『騎乗・操縦』技術で高機動『空中戦』をして戦艦の攻撃を『野生の勘』で『見切り』躱して、ハイ・ビームライフルを『クイックドロウ』で『二回攻撃』して乱射し、戦艦の砲門や対空機銃を潰していく。
「ありもしない未来をいくら叫んでも、無駄なんだよぉぉ!」
弾幕が薄まったらブリッジに肉薄して『怪力』機構でビームサーベルを突き刺し『カウンター』で『傷口を抉る』ように焼き切り戦艦を撃沈。
※アドリブ歓迎


カーニンヒェン・ボーゲン
盛り上がってまいりましたな。
これが最後の戦いとあらば、このジジイめも足手まといにならぬよう全力を賭さねば。

【UC:手足たち】を再び召喚。
全ての数字を重ね、一つの個体としてトランスフォーム。
一撃必殺を狙うなら、魚雷型が宜しいか。
盾受けと生命力吸収の能力を付加し、相手の砲撃の中でも機体を維持する為の防御力と攻撃力を維持したいものです。

一撃必殺とは言うものの、一度で攻撃を終えるつもりは毛頭ありませんので、
弾切れとなれば、召喚の解除と再召喚を高速詠唱で繰り返し、早々に次打を狙っていきます。

では私自身も、戦う人狼ロボとなって応戦を。
…というのは嘘です。フィールド全域から死角を探るべく、手足に同行します。


緋縅・善蔵
(POW)で行動。
「この帝国の……とか抜かしたか? この将官、帝国が無くなったのが見えてないのか?」
戦闘開始と共に【オーラ防御】と【力溜め】で守りを底上げ。
【迷彩】を使って移動しながら攻撃し、【ダッシュ】と【空中戦】で射撃ポイントを特定させず、敵艦のブースター、砲門、艦橋部の破壊を狙う。
攻撃には3門のアサルトライフルの【スナイパー】【鎧無視攻撃】と〔ミサイルカーニバル〕の【破壊工作】を多用。
「見えん敵に狙われるのは恐怖だろう」【恐怖を与える】
また、【第六感】と【騙し討ち】で予測される攻撃を回避。
ダメージを積んだら真の力で以て[屠龍]と[月光]で敵戦艦を両断。
被弾する攻撃は[屠龍]で【盾受け】。



●閃光を放つ
「キャハハ!! 戦艦だよ戦艦、本丸が来たねぇ?」
 笑いながら楽しまねばと、楽しまねば損であると。
 戦いの狂気に身を浸したゾーク・ディナイアル(強化エルフ兵の出来損ない・f11288)が高笑う。
 試作人型魔導騎士『ハルシオン』を駆りながら、高速機動で接近する。
 対空砲座は真紅蒼雷によって大半が潰され、肉薄は易い。
 されど、副砲やミサイル砲座はまだ残されていた。
 無数に放たれるミサイル、光子魚雷のレンズも輝き、それを放つ。
「戦艦は丸裸にしないとさぁぁッ!!」
 手にしたハイ・ビームライフルがミサイルを撃ち落とし、巧みな機動で光子魚雷の的を絞らせない。
 閃光が銃口から放たれ、光子レンズを砕いて火を吹かせる。
 連射、面白いようにそれは的に当たり、砕いて、爆炎をあげる。
「盛り上がってまいりましたな」
 カーニンヒェン・ボーゲン(或いは一介のジジイ・f05393)は召喚していた全てのバイクを合体させる。
 完成したのは巨大魚雷ユニットを抱えた人型機。
 その肩に乗りながら命じ放つは一撃必殺。
 放たれた魚雷、それは砲口にめり込み爆裂する。
 また一つ攻撃手段が失われる。
 されど一撃必殺、次弾など……。
「一撃で攻撃を終わらせるつもりは毛頭ありません」
 分離、召還、召喚、再合体、魚雷復活。
 まるでなんらかのゲームのバグのような運用である。
 魚雷が再度放たれ、スラスター部分に直撃し、爆炎をあげる。
 何度も何度も合体を繰り返し放たれる魚雷は次々と爆炎をあげていく。
「この帝国の……とか抜かしたか?」
 この将官、帝国がなくなったのが見えてないのか?
 呟きながら緋縅・善蔵(首輪付き・f06737)は迷彩で自身の姿を隠しながら密かに接近していた。
 3門のアサルトライフル、ミサイルカーニバルが火を噴いた。
 メインブースターや姿勢制御用のサイドブースターに銃火が集中し、爆裂する。
 されど決して彼の姿は捉えられない。
「見えん敵に狙われるのは恐怖だろう?」
「ありもしない未来を幾ら叫んでも無駄なんだよぉぉ!!」
 巨剣『屠龍』と高出力プラズマブレード『月光』と、ビームサーベル。
 その三種の斬撃が艦橋に走り、物理的に潰し、そして膨大な熱量を以て灼き尽くす。
 沈黙した。――沈黙したはずであった。
『――――目的達成の為に、マカブルモード、起動させます』
 残されたAIが、それを許さない。
 全てを殺し尽くす為に、その機構を開放する。
 自らの艦体の保存などは考えない。
 内部に残った将兵たちの保存も考えない。
 殺戮し、鏖殺するためだけの機構、インペリアル・マカブル。
 殺戮機構は今ここに解き放たれる。
「キャハハッ!! そうじゃなきゃ面白くないよねぇぇッ!!」
「将官もいないのに暴れるか、欠陥品め」
 ゾークが嬉しそうに笑い、善蔵が吐き捨てるように言う。
「いやはや、しぶといものですね」
 手足の肩でカーニンヒェンが、場違いに朗らかに笑っていた。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​

河原崎・修羅雪姫
【全世界サイボーグ連盟の皆と参加】(アドリブ・絡み歓迎)

●目的
『帝国宇宙戦艦』の撃沈

●心情
なかなか強そうな外見の艦(フネ)じゃない?
でも艦首に拡散波動砲(?)を2門取り付けた時点で、
負けキャラ確定なのよぉ。

●行動
ギリギリまでアマテラスの甲板で機をうかがう。
衝突寸前まで接近したら、新UC「真の姿・限定開放」を使い、
圧倒的な火力(ミサイル・ビーム砲等)を、
敵艦艦橋に叩き込と同時に白兵戦に移行。
真の姿は「機械仕掛けの幼子を抱いた、
機械仕掛けのマリア観音型巨大ロボ」

『ヒトのココロをステ、ワタシはツヨクナル……!』


クネウス・ウィギンシティ
全世界サイボーグ連盟で参加
アドリブ&絡み歓迎

「『宇宙戦艦を量産』ですか。エンジニアの力が無ければ量産は敵いませんよ」

【WIZ】

「CODE:THE CREATOR。人の生み出した真の技術というものをお見せしましょう」
UC(【メカニック】【武器改造】【防具改造】)で機動戦艦『アマテラス』に生命を与え、『知性』を人間以上にします。

「帝国式鏖殺形態ですか、如何なる武装でも懐にさえ入り込むことが出来れば……」
帝国残党以上の『知性』を持った戦艦であれば攻撃を掻い潜りつつ特攻できると思います。

『帝国宇宙戦艦』に衝突寸前まで接近したら、乗船し白兵戦に移行。修羅雪姫(f00298)に同行します。


ウィンディ・アストレイ
全世界サイボーグ連盟で参加
アドリブ&絡み歓迎

帝国の士官には、用兵や運用思想が不足している様ですね…
機動戦力の護衛が無い戦艦一隻が、何の役に立つと?
大艦巨砲主義の敗因を、思い起こしてご覧なさい!

各バーニア&スラスタ全開で、敵艦の周囲を巡りつつ
UC【Rifle Bit】で複製したバスターライフルを併用して
これ見よがしに砲塔群を潰して周り、射線をこちらに惹き付けます
そして隙あらば、敵艦最後部にあるであろう
メイン推進部に取り付いて、集中攻撃で主機関を破砕します!
(空中戦&ダッシュ&見切り&第六感&戦闘知識&先制攻撃&カウンター&一斉発射)

「艦橋と主機関が潰されたなら、戦艦も高価な鉄屑に過ぎません!」



●負けフラグ?
「なかなかに強そうな外見の艦じゃない?」
 でも艦首に拡散波動砲を2門取り付けた時点で負けキャラ確定なのよぉ!!
 河原崎・修羅雪姫(プリンセス・スノーブラッド・f00298)は叫んだ。
 果たしてあれは拡散波動砲なのだろうか。事実を知る将官はすでに死んでいる。
「『宇宙戦艦』を量産ですか。エンジニアの力が無ければ量産は敵いませんよ」
 クネウス・ウィギンシティ(鋼鉄のエンジニア・f02209)は言う。
 エンジニアと言う縁の下の力持ちがなければ、それは人の夢と書くと言う。
 ところで彼にとってのエンジニアの定義は広すぎて難がある。
「帝国の士官には、用兵や運用思想が不足している様ですね……」
 機動戦力と言う護衛をすでに失った戦艦一隻が何の役に立つのかと。
「大艦巨砲主義の敗因を、思い起こして御覧なさい!!」
 ウィンディ・アストレイ(W-ASTRAY・f09020)がバーニアスラスターを機動させる。
 クネウスがCODE:THE CREATORを用いた。
 このユーベルコードは、人の産み出したものに対して力を与える。
 そう、この機動戦艦アマテラスとて例外ではない。
 与えられた知性を以てしてアマテラスは自らに与えられた性能と知恵を用いて演算を開始する。
 巨体あらざる動きを以てして鏖殺形態の攻撃を縦横無尽に回避する。
 戦艦と戦艦、その巨体同時が激突する寸前。
「ヒトのココロをステ、ワタシはツヨクナル――――!!」
 修羅雪姫の真の姿が開放される。
 大量の内蔵火器を有する巨大な観音像。
 機械仕掛けの幼子を胸に抱いた機械仕掛けのマリア像。
 デウス・エクス・マキナ、機械仕掛けの人造神。
 人間と言うヒトの性を捨て去り、神と為す。
 放たれた火砲が至近距離で敵艦に叩き込まれる。
 飽和火力と言うに相応しい膨大な火砲が装甲を赤熱され溶解させる。
 放たれたミサイルが溶解した装甲に叩きつけられ内部で爆裂する。
「ライフルビットッ!!」
 ウィンディが飛び立ち、無数のバスターライフルを浮遊させ、火線を張り巡らせる。
 光子魚雷砲口も、対空砲座も、副砲のことごとくも。
 その全てが閃光に穿たれ爆裂する。
 巨大マリア観音像の拳が振り上げられ、艦橋に叩きつけられる。
 すでに主なきモノ言わぬそこが拳によってへしゃげ圧壊されていく。
 主動力をすでに失いながらも補助動力で動き続ける帝国戦艦。
 ウィンディがすでに潜り込んでいた。
 ライフル・ビットが彼女の回りを囲むように円に組まれる。
 構えたサイバレット・ガトリング、ツインビーム・シリンガー。
「一斉射撃ッ!!」
 掛け声一つと共にトリガーが引かれる。
 無数の閃光が放たれ死んでいた主機関とかろうじて生きていた補助機関が蜂の巣になっていく。
 ところどころから火を吹き、沈黙し、爆裂する補助機関。
 さらに周りに銃口を振るえばむちゃくちゃに閃光が放たれる。
 狙い? つける必要などない。そこは敵地なのだから。
 無数の弾痕がそこに刻まれまた、ところどころから爆炎を噴いた。
 巻き込まれる前に反転、高速機動で離脱。
 最早沈黙寸前の帝国戦艦。
 巨大マリア観音像はおもむろにアマテラスを掴み、持ち上げる。
 そして、振り下ろした。
 轟音が鳴り響く。
 メキメキと言う音が響き、帝国戦艦にアマテラスがめりこんでいく。
「主砲、副砲、撃てッ!!」
 クネウスの叫びがマリア観音像から響くと同時。
 めりこんだ艦体に格納されていた砲座が展開。
 内部で一気に放たれる。逃げ場? そんなものなど存在しない。
 接射どころか内部から放たれたソレはその威力の全てを敵戦艦に伝え、爆砕していく。
 相当無茶な使われ方をしたアマテラスだったがその存在に陰りはなく。
 どこか損傷した部位すらも存在せず。
「エンジニアですからね」
 このような用途も想定して強化していました。
 クネウスがキリッ、と言う効果音が出そうな顔で言う。
「……本当に想定していたんですか?」
 流石に巨大戦艦を鈍器として扱う想定はしていないだろう。
 ウィンディはそんなことを思ってしまった。
 仕方ないのである。人間性を投げ捨てた修羅雪姫には自重と言う文字はなかったのだから。
 こうして帝国の宇宙戦艦は宇宙ゴミとして闇を漂うこととなる。
 彼等の陰謀は潰えたり。英雄譚になれぬまま、彼等は闇へと葬られていく。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2019年04月04日


挿絵イラスト