●この気持ち、抑えられない……!
ある海水浴場で行われている水着コンテスト。その控え室にて。
(「もうすぐ水着コンテスト……! それ自体は楽しみ、なんだけど……」)
なぜだろう、妙な気持ちが湧いてくる、と|杉本《すぎもと》・いずみは感じていた。
それが人々の心に植え付けられた「骸の海」の暴走であるとは、いずみには分からない。
(「こんなの、普通じゃないよ」)
けれど、この衝動を抑えられない。このままでは、奇行に走ってしまう。そういずみは感じていた。
(「水着コンテストの審査の場で、|い《・》|っ《・》|そ《・》|裸《・》|に《・》|な《・》|っ《・》|て《・》|し《・》|ま《・》|い《・》|た《・》|い《・》、だなんて」)
それを実行したら、いろんなものが終わってしまうのは目に見えている。
けれど、どうしてもそれを止められる気がしないのだった。
●プール☆フェスティバル
「アイドル☆フロンティアで事件発生よ。できれば、協力してほしい」
そう声をかけるのはグリモア猟兵のシャルロット・シーラ(アサシン☆アイドル・f45140)だ。
「アイドル☆フロンティアの人々の心には『骸の海』が植え付けられている。それは知ってると思う」
知らなくても、今知ってくれればいい、とシャルロットは続ける。
「そして、心の中の『骸の海』が溢れ出すと、その人は奇行に走ってしまうの」
それを止められるのはふしぎな「アイドルステージ」を作り上げ、心の中に巣食うオブリビオンを倒すことのできる|猟兵《アイドル》だけだ。
「今回、『骸の海』が溢れ出しそうになっているのは|杉本《すぎもと》・いずみさん。二十五歳、|オフィス・レディ《OL》。とても真面目な人みたいだけど、その分抑圧された感情が大きかったのでしょうね」
とシャルロットは予知で見た情報を告げる。
「水着コンテストに思い切って参加した結果、『いっそ裸になりたい』という衝動を持つに至ったみたい」
これは本人の欲求ではなく、溢れ出る「骸の海」とオブリビオンの影響である、と言うことは忘れてはならない。
「みんなには、海水浴場に向かってほしい。そこではさっき説明した通り、水着コンテストが行われている」
猟兵達は飛び入りで水着コンテストに参加してもいいし、周囲の出店や海の家を楽しんでくれてもいい。
とにかく、いずみの出番を待つ必要がある。
「そして、出番が来たら、すかさずアイドルステージを展開して、オブリビオンを倒して」
とシャルロットは説明を終えた。
「いずみさんはあくまで『骸の海』によって衝動的な奇行に走ろうとしているだけ。直接接触しての説得などは効かない可能性が高い。あくまで、オブリビオンを倒して、彼女を救うのよ」
そう言って、シャルロットは話を締め括った。
メリーさんのアモル
うちの子の水着が可愛すぎて、水着コンテストっぽい話をやりたくなった。こんばんは、アモルです。
各章について解説します。
●第一章
日常章です。海水浴場の水着コンテストに紛れ、機を待ってください。
基本的に何をしても構いませんが、いずみさんに直接接触すると、却って警戒心を高めさせる結果に終わる可能性が高いため、それは避けた方が良いでしょう。
ただ、いずみさんの動向はチェックできるようにするのは良いプレイングだと思います。
●第二章
ボス敵です。「アイドルステージ」で、オブリビオン『輝く渚の獣娘』との戦闘になります。
「アイドルステージ」では、観客を刺激する魅力的なパフォーマンスを加えて戦えば、最大で「自身のレベル×1万人」の応援を受けることができ、応援の量に応じて威力が増加します。
うまく活用して戦いましょう。
それでは、頑張って参りましょう!
第1章 日常
『お祭り☆フェスティバル』
|
POW : 出店を巡って楽しむ
SPD : ゲームやレクリエーションの企画に参加する
WIZ : ライブステージを見物する
イラスト:ぽんち
|
種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
儀水・芽亜
さすがアイドル☆フロンティア。こちらでも水着コンテストがあるんですね。
……うーん、水着になると開放的になりますから、気持ちも分からなくはないです。場合によっては、水着着てる方が全裸よりやらしいってこともありますし。
さて、今年の水着で私もコンテストに参加しましょう。ステージをにたんっと手を突いた反動で、「軽業」で軽やかに人魚の登場です。
今回はナイトメアの首は置いておきまして。のっけからライブ行きます!
「全力魔法」情熱の「属性攻撃」「範囲攻撃」「歌魔法」「アイドル力」「注目を集める」「歌唱」「楽器演奏(竪琴)」で「眠りの淵に吹く南風」。
はい、皆さん、応援ありがとうございます。怪我なされませんよう。
「さすがアイドル☆フロンティア。こちらでも水着コンテストがあるんですね」
そう言いながら、アイドル☆フロンティアで水着コンテストが開催されている海水浴場に降り立つのは|儀水《ぎすい》・|芽亜《めあ》(共に見る希望の夢/『|夢可有郷《ザナドゥ》』・f35644)だ。
「さて、今年の水着で私もコンテストに参加しましょう」
そう決めて、芽亜は、早速、水着コンテストに参加する手続きを取る。
共同の控え室に入ると、こっそりと、|杉本《すぎもと》・いずみの様子を見る。今のところ、まだ「骸の海」が溢れ出している様子はない。ただ、鏡を見て自分の感情に困惑とドキドキを隠せないでいる様子だ。
(「……うーん、水着になると開放的になりますから、気持ちも分からなくはないです。場合によっては、水着着てる方が全裸よりやらしいってこともありますし」)
その様子を見ながら、芽亜はそんな風に考えた。
パフォーマンスの順番はランダムに決定されるらしく、先にエントリーしているいずみより、芽亜が先に選ばれる。
参加者がパフォーマンスをすませた後は、会場で待機することになるので、これは都合が良い。
芽亜がステージへ案内される。結晶のような物体で構成された胸当てとショーツのセパレート水着。今年は武蔵坂学園で行われた猟兵達の水着コンテストに参加するのに用意した水着である。
ステージにおり達、たんっと手をついた反動で、軽やかに下半身を魚の尾鰭のようなそれに変化させる。
「FOOOOOOO!」
美人な人魚の登場に、会場のボルテージが跳ね上がり、歓声が響き渡る。
「のっけからライブ行きます!」
竪琴を手に奏で謳うは優しく吹き抜ける春風が如き「眠りの淵に吹く南風」。聴く者の心に己の想いを余すところなく叩きつけると言われる、己の歌声を魔術の域にまで高めた能力者、フリッカースペードとしての能力を遺憾なく発揮する。
「雪は解け 草木は緑を取り戻す 咲く花をそっと震わせて 吹け 南の風!」
それはユーベルコードの域まで昇華され、人々に温かい感情を覚えさせ、人々の心を芽亜へ殺到させる。
突然始まったライブに、しかし、その完成度ゆえに、観客達は困惑することなく、そのボルテージはさらに上昇させていく。
「はい、皆さん、応援ありがとうございます。怪我なされませんよう」
「君に投票するよー!」
「俺もー!」
パフォーマンスに許された時間全てを使い、一曲を奏で歌い踊り終えた芽亜は、観客達の応援の言葉を受けながら、司会に導かれて、会場の待機場所に案内される。
後はここで、いずみの登場を待つのみだ。
大成功
🔵🔵🔵
九段下・鈴音(サポート)
『妾が力を貸そう』
『こうすればよいのではないか?』
自分よりも他者を優先する性格。
ユーベルコードや技能はどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
エログロはNGです。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
先の猟兵がパフォーマンスを行っている頃、愛車のVMAXでアイドル☆フロンティアの海岸沿いをツーリングしていたところ、開催しているのを見かけて、興味を示した猟兵が一人。
(「お、そこで歌っておるのは、|芽亜《めあ》ではないか」)
最初に気付いたのは、旅団『|銀の雨《シルバーレイン》に歌えば』での友達である先の猟兵が水着でパフォーマンスをしているところであった。
そこで。
(「そういえば、グリモアベースを通った時に、そんな話を聞いた気がするのう」)
と思い出す。確か水着コンテストで「いっそ裸になってしまいたい」という想いにかられそうになっている女性がいる、とのことだったはずだ。
週末故、ツーリングを楽しもうとしていたところであったが、こうしてたまたまとはいえ通りかかり、しかも、知り合いもいるとなると、自分のことより他人のことを優先して、助けたい、そう考えたくなると言うもの。
「よし、妾が力を貸そう」
駐輪場にVMAXを駐車し、きちんと施錠。
水着コンテストに参加登録し、共同の控え室に入る。
「うぅ……どうしよう……」
チラリ、と|杉本《すぎもと》・いずみの様子を見ると、未だに尻込みしている様子だ。まだ、覚悟が決まっている様子ではない。グリモア猟兵の予知通りなら、まだ『骸の海』は表出するまでは時間があるはずだ。
鈴音は今年は武蔵坂学園で行われた猟兵達の水着コンテストに参加するのに用意したレモン色のスリングショット水着を着用する。
「わぁ……」
控室の参加者達——鈴音のいる控室であるのだから当然だが、女性達である—も思わず鈴音の水着に目を奪われる。
(「すごい……あんな水着、着るなんて……。って、私はもっとすごいこと考えちゃってるわけだけど……」)
いずみもその一人だ。
(「でも、あんな露出のすごい水着の人もいるんだから、私もちょっと開放的になるくらい、いいのかな?」)
と、いずみは少しだけ、気持ちが楽になった。……それが良いことかはちょっと客観的な判断が難しいが。
そして、鈴音のパフォーマンスの時間がやってくる。
「妾の水着では人々の注目を集めるには不十分かもしれんの。なら、こうすればよいのではないか?」
前に婚約者とプールに行った際、スリングショットな自分の水着より他人の水着の露出を心配した程度には、自分の水着が人目を集めると言う自覚の薄い鈴音は、ユーベルコードを発動して、少し変わったパフォーマンスに打って出た。
「……つまり、からめ手でいくのじゃ!」
発動するは『妖狐召喚』。獣型の妖狐が現れて、鈴音を守るように布陣する。
ただでさえ、セクシーな水着に観客達のボルテージが上がっていたところ、可愛い狐の登場に、鈴音をターゲットとしていなかった人達も鈴音に関心を示し始める。
(「まぁ、此度は勝ちを狙うわけではない。こんなもんじゃろ」)
妖狐とのコンビネーションを見せてパフォーマンスして振る舞った鈴音は、ある程度のところで満足し、会場内の待機場所へと移動する。
かくして、猟兵達は会場内でいずみがいつ暴走しても大丈夫な体制を整えたのであった。
成功
🔵🔵🔴
第2章 ボス戦
『輝く渚の獣娘』
|
POW : 滾れ! フリーダム☆ケアフリー!
体内から常に【解放的な眩いオーラ】が放出され、自身の体調に応じて、周囲の全員に【解放的になる精神】もしくは【奔放】の感情を与える。
SPD : 放て! オープン☆マイ・ハート!
ダークネスに変身する。レベルが3倍になり【徒手空拳】と【心の中から溢れ出す骸の海】で戦えるが、毎秒1%づつ「解除不能確率」が増加する。
WIZ : 迸れ! オブリビオン☆ロマンティック!
【自らの心の裡に秘めた想い】の感情を爆発させる事により、感情の強さに比例して、自身の身体サイズと戦闘能力が増大する。
イラスト:さいばし
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴
|
種別『ボス戦』のルール
記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※このボスの宿敵主は
「💠バルタン・ノーヴェ」です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
会場内に入り込むことに成功した猟兵達。
その後、ついに|杉本《すぎもと》・いずみが会場に立つ。
「あはは、よ、よろしくお願いしますー」
緊張した面持ちでパフォーマンスを開始するいずみ。
(「こんなのじゃ満たされない! もっともっと、見られたい!」)
直後、「骸の海」がいずみの心の奥底から溢れ出し、いずみが凶行に走りかける。
だが、そうはならない。既に|猟兵《アイドル》がこの会場にいるのだから。
宇宙から流れ星が落ちてきて、ふしぎな「アイドルステージ」を作り上げられる。
観客達は皆、サイリウムへと変化し、そして、いずみの姿は。
「さぁ、みんなに見せびらかしちゃおー! って、あれ?」
オブリビオン『輝く渚の獣娘』へと変化している。
「まさか、|猟兵《アイドル》!? 会場に既に来ていたなんてね!」
驚きを口にする輝く渚の獣娘。
「でも、私、簡単には黙らされないよ? ずっと真面目に生きてきたこの子を、開放感で満たしてあげちゃうんだから!」
そう言って、輝く渚の獣娘は解放的な眩いオーラを放ちながら、拳を握る。
儀水・芽亜
オブリビオン、いずみさんを返していただきましょう。
いずみさんの心に降り積もった骸の海、『ゲームボード』のMeAが祓わせていただきます。
観衆の皆さん、応援の準備はよろしいですか!?
それでは、「音響攻撃」「全力魔法」幻影の「属性攻撃」「精神攻撃」「新式阻害」「催眠術」「歌魔法」「アイドル力」「歌唱」「楽器演奏(竪琴)」で幻朧舞踏鎮護曲を「笑顔の魔法」を込めて歌います。
溢れ出す幻朧蝶が私の位置取りを隠し惑わし、そのまま群れの中に彼女を飲み込んで、心に溜まった骸の海を焼いていきます。
観客への「パフォーマンス」で会場を盛り上げつつ、彼女からの反撃がまず当たらない状態にして、ひたすら歌い続けましょう。
「オブリビオン、いずみさんを返していただきましょう」
そう堂々と宣言するのは、この海水浴場で行われている水着コンテストで猟兵としては一番最初にパフォーマンスを行った|儀水《ぎすい》・|芽亜《めあ》(共に見る希望の夢/『|夢可有郷《ザナドゥ》』・f35644)だ。
「そういう君は、歌って踊ってパフォーマンスしてた人だね? 残念だけど、いずみちゃんは返さないよ! 私と一緒に開放的になるんだから!」
『輝く渚の獣娘』もそれをいずみの中から見て知っていたのか、そう言って反論する。
「もとより話し合いで解決するとは思っていません。いずみさんの心に降り積もった骸の海、『ゲームボード』のMeAが祓わせていただきます」
堂々と宣言するのはアイドル依頼の折に普段から名乗っている名。その名乗りに合わせて、かつて芽亜に救われた人々が観衆に紛れてサイリウムを振る。
「観衆の皆さん、応援の準備はよろしいですか!?」
「FOOOOOOO!」
この場に居合わせた多くのサイリウム達は既に芽亜のパフォーマンスを見ている状態であり、ボルテージは高い。
小脇に竪琴を抱え、演奏が始まる。
「また演奏と歌と踊りで応援を集めようってわけ? そんな簡単にはいかないよ、放て! オープン☆マイ・ハート!」
輝く渚の獣娘がダークネスへと変身し、心の中から溢れ出す骸の海で周囲を侵食しながら、拳を握って、芽亜に襲いかかる。
「もういいの あなたは十分頑張った それは誰にも 否定させない だから心安らかに 逝きましょう」
だが、芽亜の笑顔で歌うその曲目がただのパフォーマンスであるはずもなかった。それはユーベルコード『幻朧舞踏鎮護曲』。
鴇色の炎の翅を生やした幻朧蝶の大群が芽亜の竪琴から解き放たれる。
「そんな蝶がなんだっていうの!」
輝く渚の獣娘がその中に突入し、芽亜に肉薄する。
かに思われたが、それは芽亜が魔法で生み出した幻影に過ぎなかった。
鋭い徒手空拳の一撃が空振り、幻朧蝶の大群に自分から飲み込まれたという事実だけが残る。
「きゃあ、熱い熱い熱い!」
輝く渚の獣娘が炎の翅に焼かれて、思わず悲鳴を上げる。
周囲を侵食するはずの骸の海も、幻朧蝶の大群に焼かれていく。
芽亜は観客にだけ自分が見えるように輝く渚の獣娘の認識を阻害しつつ、会場を盛り上げるようにパフォーマンスを繰り広げる。
サイリウムが振られ、芽亜に応援の力が加算され、幻朧蝶の大群が持つ炎の翅も強化される。
「このまま、心に溜まった骸の海を焼いていきます」
そう言って、芽亜は輝く渚の獣娘に発見されないように立ち回りながら、観客を沸かせ続けた。
大成功
🔵🔵🔵
子豚・オーロラ(サポート)
人間の妖剣士×寵姫、22歳の女です。
普段の口調は「豚房流の女(私、あなた、呼び捨て、ね、わ、~よ、~の?)」、リラックス中は「子豚家の女(わたし、あなた、呼び捨て、ねぇ、ねぇん、でしょお、なのぉ?)」です。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません
五刀流と一刀流を使い分け、相手のや依頼のタイプに合わせお色気行動と剣士としての真剣な動きを使い分けます
武人タイプには敵でも敬意を払いますが、騙し討ち等の戦術を嫌っているわけではありません
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
「裸になりたい。悪くはないわ、でも分かってないわね」
「っ誰!?」
突然聞こえてきた声にオブリビオン『輝く渚の獣娘』が困惑したように応じる。
「聞かれたならば名乗りましょう。姓は子豚、名はオーロラ、爆乳剣士オーロラ、参る!」
そこに現れたのは人によっては下品とさえ感じてしまうほどに露出度の高い格好をした巨乳の剣士、|子豚《こぶた》・オーロラ(豚房流剣士・f02440)だ。
「露出度は高ければ高いほどよい。けれど、高すぎてもダメな事があるのよ」
「そ、そっか……」
オーロラの姿に輝く渚の獣娘も思わず気押される。
その姿は何も知らない人々から見ると奇妙以外の何者でもなかった。
左右に刀を持つ。それだけなら二刀流だ。
だが、オーロラはそれに加え、二つの胸と股間にもそれぞれ刀を生やしていた。
即ち五刀流、ということになる。
見た目も殆ど水着で、その大きなお尻と胸を見せびらかすようなスタイルには、多くの男性観客を沸かせるだけの効果はある。
「そ、そ、そ、そんなふざけた格好で、私に勝つつもりなの!?」
だが、輝く渚の獣娘は怒った様子である。
「ふざけてなどいないわ。これは豚房流剣術の正統な戦闘装束よ」
「な、何を言っているの……。た、確かに男性観客はそれで喜ぶかもしれないけど、それだけで私に勝つなんて、甘いよ! 滾れ! フリーダム☆ケアフリー!」
解放的な眩いオーラを放出しながら、輝く渚の獣娘が地面を蹴る。
しかし、輝く渚の獣娘のユーベルコードの効果は解放的で奔放な状態にするだけのもの。
「甘い!」
既に十分解放的なオーロラには意味が薄い。
「くっ」
そんなわけで、ユーベルコードならぬ通常の徒手空拳での戦闘を余儀なくされた輝く渚の獣娘。
対するオーロラは、ふざけているようには見えても、正真正銘のある目的のため剣士として生きることを決めた存在。
両者のうちどちらの近接戦闘の技量が優れているかなど、比べるまでもない。
そこに加えて、オーロラのユーベルコード『剣刃一閃』。
これは近接斬撃武器が命中した対象を切断するものである。近接斬撃武器。それ以上の指定はない。
つまり、五刀流を極めたオーロラであれば、一瞬のうちに五回も回数、対象を切断する事ができる。
「いったーい!」
切断され、襲いかかる激痛に悲鳴を上げるオーロラ。
「これで終わり? ならこっちから行くわよ」
豚房流剣術は当然守りだけの流派ではない。
「こ、来ないで……」
続く五連撃が、輝く渚の獣娘に襲いかかり、その全身に無数の切り傷を刻んだのであった。
成功
🔵🔵🔴
政木・朱鞠(サポート)
ふーん、やっと、ボスのお出ましか…。
もし、貴方が恨みを晴らすためでなく悦に入るために人達を手にかけているのなら、不安撒き散らした貴方の咎はキッチリと清算してから骸の海に帰って貰うよ。
SPDで戦闘
代償のリスクは有るけど『降魔化身法』を使用してちょっと強化状態で攻撃を受けて、自分の一手の足掛かりにしようかな。
ボス側の弐の太刀までの隙が生まれればラッキーだけど…それに頼らずにこちらも全力で削り切るつもりで相対する覚悟で行かないとね。
得物は拷問具『荊野鎖』をチョイスして【鎧砕き】や【鎧無視攻撃】の技能を使いつつ【傷口をえぐる】【生命力吸収】の合わせで間を置かないダメージを与えたいね。
アドリブ連帯歓迎
音駆螺・鬱詐偽(サポート)
世界に蔓延る悪を懲らしめるネガティブアイドル鬱詐偽さん
ただいま参上。
・・・って、どうしてこんな恥ずかしいセリフを言わないといけないのよ。
うう、これも番組の為なのね。
自身の命綱である番組の為、多少の苦難や困難は仕方なく行います。
むしろ持ち前の不運によりおいしい場面を呼び込んでくれるかと思います。
ただし、ネガティブとはいえアイドルですのでマイナスイメージとなる仕事はすべて却下でお願いします。
ユーベルコードや技能はご自由に使わせてください。
どうぞ、当番組のネガティブアイドルをお役立てください。
プロデューサーより
仰木・弥鶴(サポート)
人間の白燐蟲使い × ディバインウィザード、36歳の男です
口調:俺、だね、~なの?
マイペースな性格の世界史教師
一般人や現地の住人には穏やかな態度で接します
得意な技能は、ディバインデバイスによる【浮遊】、ナイフによる【解体】、ハンドガンによる【クイックドロウ】など
武器やアイテムはその時の状況や指定されたユーベルコードに合わせたものを使い、依頼成功のために力を尽くします
「世界に蔓延る悪を懲らしめるネガティブアイドル鬱詐偽さん、ただいま参上」
「っ! アイドル!」
かつて、番組が終了したことにより|過去《オブリビオン》となってしまったバーチャルキャラクター、|音駆螺《ねくら》・|鬱詐偽《うさぎ》(帰ってきたネガティブアイドル・f25431)の出現に、オブリビオン『輝く渚の獣娘』が警戒した様子を見せる。
これまでの猟兵も脅威ではあったが、やはり本業のアイドルとなると、ファンの数も多い可能性が高く、警戒度は上がる。
「……って、どうしてこんな恥ずかしいセリフを言わないといけないのよ」
だが、続く言葉はどうにもネガティブな愚痴だ。
「あら? 思ったより戦いに乗り気じゃない感じ? 私、勝てそう?」
だが、その輝く渚の獣娘の思惑に反して、この『アイドル☆フロンティア』で活躍してきたことで生じた鬱詐偽のファン達がサイリウムを振る。
「うう、これも番組の為なのね」
「なるほど、そっちも生きるために必死ってわけ? じゃあ、そう簡単には退いてもらえなさそうね」
そう言って、輝く渚の獣娘が笑う。
「ふーん、ボスのお出ましか……」
そのやりとりを見て、古来より邪な異世界の住人と結託する組織や闇の勢力を討つために組織された忍者軍団の出身である、|政木《まさき》・|朱鞠《しゅまり》(狐龍の姫忍・f00521)が蔓薔薇の様にランダムにスパイクが付いた拷問用の鎖である拷問具『荊野鎖』を構える。
「そのようだね。俺達の出番だ」
シルバーレイン世界の都内にある私立中学校で主に世界史を教えているかつて|銀の雨降る時代《シルバーレイン》を生きた能力者、|仰木《おうぎ》・|弥鶴《みつる》(人間の白燐蟲使い・f35356)も手元にグリモアを出現させながら頷く。
「うぅ、猟兵、ゾロゾロと……」
「もし、貴方が恨みを晴らすためでなく悦に入るために人達を手にかけているのなら、不安撒き散らした貴方の咎はキッチリと清算してから骸の海に帰って貰うよ」
朱鞠が拷問具『荊野鎖』を鞭のようにピンと張りながら、宣言する。
「不安を撒き散らすなんてとんでもない! 私は、いずみちゃんの感情を『かいほう』させてあげてるだけだよ!」
「どちらでもいいよ。オブリビオンなら倒すだけだ」
輝く渚の獣娘は反論するが、弥鶴は会話する意味などない、と首を横に振る。
「じゃあ、ここは三人の中で一番この世界で応援を受けているこの私が……」
そう言ってウサギマイクを確認する鬱詐偽。二人とサイリウム達が期待を込めて鬱詐偽を見る。
「……後方から支援するわね」
そう言って、鬱歌を歌い始める。発動するはユーベルコード『サウンド・オブ・パワー』。
ファンからの応援を受けたそのユーベルコードは通常よりさらに効果が上がっている。問題は、このユーベルコードは。
「このネガティブな歌詞に共感するのは少し辛いわね」
「そうかもね」
朱鞠と弥鶴が苦笑する。
そう、共感した相手を強化するのが効果なのである。
「ごめんなさい、うう、やっぱりやめにしない? 猟兵なんて無理よ」
「いや、ここで退かれる方が困るから、よろしく頼むよ」
「私は退いてくれても構わないんだよー?」
輝く渚の獣娘が微笑む。
「い、いや。番組は続けないと……」
「そこまでよ。巡る因果は糸車、巡り巡って風車…成る様になればご愛敬なんてね!」
朱鞠がユーベルコード『忍法・|気紛れ胡蝶《バタフライエフェクト》』を発動し、ユーベルコード『降魔化身法』を起動する。
その身に悪鬼を宿らせ、自身の能力を強化する朱鞠。
「覚悟してもらうよ! 迸れ! オブリビオン☆ロマンティック!」
輝く渚の獣娘が感情を爆発させ、一気に鬱詐偽に迫る。
「悪いけど、あなたの相手は私よ」
朱鞠が間に割り込む。鬱詐偽による強化と悪鬼を宿らせた強化の相乗効果で、朱鞠はその攻撃を受け止める。悪鬼を宿らせた代償として、体のあちこちから出血し始めるが、実際にそのまま輝く渚の獣娘の攻撃を受け止めることを思えば軽いものだ。
「やるね、だったらこれでどう? 放て! オープン☆マイ・ハート!」
輝く渚の獣娘はダークネスに変身し、心の中から骸の海を溢れさせながら、徒手空拳で攻撃を開始する。
(「弐の太刀までの隙が生まれればラッキーだと思ったけど、そう簡単にはいかないか」)
「いや、十分だよ」
輝く渚の獣娘が朱鞠に連続攻撃しているその隙を逃さず、弥鶴が一気に地面を蹴る。
「汝自身を知れ」
手に出現させていたグリモアが剣状に変化し、そこから光輪を放出し始める。ユーベルコード『Know thyself』だ。
光輪が輝く渚の獣娘に襲いかかり、そのまま輝く渚の獣娘による追撃を仕掛ける。
「くぅ。まだよ! 滾れ! フリーダム☆ケアフリー!」
輝く渚の獣娘は解放的な眩いオーラを放出し、弥鶴を迎撃する。
「流石に近づくとまずいか」
弥鶴は光輪を放って攻撃しながら、後方に飛び下がって、オーラを回避する。
「でも、今度はこっちの番よ」
拷問具『荊野鎖』が、輝く渚の獣娘に襲いかかる。
スパイクが軽装も軽装な輝く渚の獣娘の素肌を容易く切り裂き、オーラの放出を止める。
「いよいよ、ラストスパートね」
鬱詐偽が歌声をより響かせる。
弥鶴が今度こそ剣状に変化したグリモアで輝く渚の獣娘を切り裂き、確実に光輪を命中させる。
それは対象の真実を暴く光輪。だが、輝く渚の獣娘は自壊していく最後まで変化することはなかった。
良くも悪くも、裏表がないオブリビオンだったのだろう。
だが、それが|杉本《すぎもと》・いずみの精神を侵していい理由にはならない。
鬱詐偽の歌声を受けて、二人の猟兵の攻撃が輝く渚の獣娘を貫き、ついに戦いが終わったのであった。
その後、いずみは無事に変な気を起こすことなくアピールを終えた。
(「よかった、ステージに立ったら嘘みたいにあの気持ちが消えていった」)
そんなことを考えながら、席に着く。
(「私、本番に強いタイプだったのかな?」)
そう考えながら、他の参加者達を見るいずみ。
(「ううん、違う」)
そして、気付かれないようにそっと首を横に振る。
(「まるで、誰かが持っていってくれた、みたいな……」)
そうして、猟兵とアイドル、あるいはその両方が、いずみの心を救ったのであった。
そのことは、いずみだけが密かに気付いているのだった。
(「ありがとう、見知らぬ誰かさん達……」)
成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴