第二次サイキックハーツ大戦⑩〜臍の緒
●デスギガス・ザ・ダイヤ
禁忌は破られ、記憶も暴かれ、嗚呼、歓喜――唯一の友を思い出した。
サイキックハーツにおける四大シャドウのひとつ、歓喜のデスギガスは遂に友の為に立ち上がったのだ。かつて、友は全てのタロットを与えられて正気を失ったと聞く。友が望んでいた事だとしても、歓喜自身、デスギガスは若干の後悔をしているのか。
「アガメムノンくん! 思い出した! アガメムノンくんだ! ぼく、どうしてきみの事を忘れていたんだろう? それより、アガメムノンくんのやりたいことはわかったよ! 今回は一緒にがんばろうね! きっとぼくたちならうまくできるよ!!!」
歓喜と大将軍の目的は『サイキックアブゾーバー』の強奪だ。その後、ダークセイヴァー上層に戻り『ライトブリンガー』を殺す事だ。たとえ、恩があろうとも『目的』の為ならば手段を選んではいられない。
「灼滅者……猟兵だっけ? ぼく、あれ嫌いだからさ。ついでにぶっ殺しておこうよ! アガメムノンくんもそう思うでしょ? うん、知っての通り、ぼくは心が読めるからさ! だいじょうぶ! 今のぼくは無敵じゃなくなったけど、ぼくが強いってことに変わりはないんだから!!!!!」
●歓喜
「貴様等、再びだ。歓喜のデスギガスとの戦いとなる」
グリモア猟兵、ロバート・ブレイズこそ歓喜をしていないか。
「奴は最早、無敵ではない。されど、奴は記憶を取り戻し、目的を確りと有しているのだ。加えて奴は上層から|無限災群《インフィニット・ホード》を持ち込んできた。その結果はわかるな? 奴は常に『無数のオブリビオン』を従えて行動しているのだ。これを突破し、|歓喜の門《へそ》を叩く。それが唯一の突破口と謂えよう」
「貴様等も知っている筈だが、奴は『強い』。おそらくだが、生前以上の力を揮ってくるだろう。死ぬ気で戦え。覚悟は良いな? クカカッ」
グリモアが輝いて。
にゃあら
にゃあらです。
歓喜の門。
プレイングボーナス……「無限災群」に対処し、歓喜の門を攻撃する。
第1章 ボス戦
『デスギガス・ザ・ダイヤ』
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POW : デスギガス蹂躙
【下半身】から【かつて吸引した高層ビル群】を噴出しながら、レベル×5km/hで直進突撃する。2回まで方向転換可能。
SPD : 歓喜の笑い声
【大きな口】から、物質を透過し敵に【精神破壊】の状態異常を与える【歓喜の笑い声】を放つ。
WIZ : 喜ばしき忘却
【自在に伸びる漆黒の爪】で近接攻撃し、命中した部位ひとつをレベル秒間使用不能にする。
イラスト:八谷アツキ
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴🔴🔴
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種別『ボス戦』のルール
記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※このボスの宿敵主は
「💠山田・二十五郎」です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
ハロ・シエラ
正直申し上げて、私にはサイキックハーツの事は分かりません。
ですが今回のこの敵、ダークセイヴァーの住人として見逃す事は出来ません。
どれほど強くても、無敵ではないのなら……挑む価値がある!
とにかくまずはこのオブリビオンの群れを凌がなければなりません。
倒し切る事は不可能でしょうから、敵の動きを見切り、軽業をもって時にはすり抜け時にはジャンプして切り抜けます。
それでも幾らかはレイピアで斬り倒しておきましょう。
こちらが近接攻撃で戦うと見せかけておいて、魔銃を呼び出して歓喜の門へ騙し討ちの一発を食らわせます。
敵の爪が自在に伸びるにせよ、こちらの射程外だと思わせられたなら……きっとチャンスはあります!
禁忌の獣――デスギガス・ザ・ダイヤ――その体躯は天を呑み込まんとする程度であった。ハロ・シエラ、見上げても、見上げても、見上げても、続いていくかのような化け物に対して、ああ、軽度の目眩にでも苛まれそうか。正直に申し上げて、私にはサイキックハーツの事はわかりません。ですが、今回のオブリビオン……デスギガス、ダークセイヴァーの住民として見逃すことは出来ません。どれほど強くても、どれほど大きくても、無敵ではないのなら……挑む価値がある! 声が届いているのか、いないのか、不明な儘だと謂うのに歓喜、オマエの精神に応えてくれたのか。そうなんだ! きみ、あの世界のひとなんだね! だったら、ぼくがちゃんと魂人にしてあげるよ。だいじょうぶ、痛くなんてしないからさ! ぼくを倒したいんだね。だったら、うでをいっぱいつけてあげよう! お断りだ。如何して、あのような化け物の玩具にされなければならない。
純粋、純心、それ故に、吸血鬼よりもおぞましい。
歓喜の門――無限災群――未曾有なまでに吐き出されたオブリビオンの波を凌がなければならない。これを突破しない限りは、それこそ、一撃を喰らわせてやる権利すらも貰えないのだ。でしたら……私は、人間らしく、猟兵らしく、身軽さを活かしてみせましょう。幾つかの壁を斬り倒してやったならば、見よ、舞踏家のように。右へ左へ、いよいよ、上へ。では……あなたの強さというものを、身を以て確かめるとしましょうか。肉薄と見せかけての銃口――魔を冠しつつも――地獄の底よりやってきた。あれ? おかしいな。ぼく、きみの心を読んだんだけど……ぼくの爪が届かないなんて。紙一重だ。目と鼻の先、顔面を抉られなかったのは水晶のおかげ。好機――逃しません。伸縮自在な得物であろうと、距離感、掴めるのか否かも肝であれ。
臍へと潜り込むかのような一発、確実にお届けしてやった。
い、いたいよ! いたい!!! おなかいたいよ!!!
貴方を殺りに来たのです、痛がっているだけでは、困ります。
成功
🔵🔵🔴
ギュスターヴ・ベルトラン
かつて「忘れないでね」と言った存在は、己の友を思い出した
ここだけなら、美談なんだがなぁ!
こいつらの放置はヤバい、忘れるわけにはいかねえな
キリエを魔導バイクに乗せ、ノクはオレ達に並走させる
【祈り】を捧げ、バトモン達と共に空を飛ぶ…というより、空中を走る
個体じゃなく群れで来る…つまり無秩序無軌道じゃ全体の突撃効率が落ちる
ノクの【バハムートの風】で敵の行動軌道を乱す
キリエの【気配感知】で敵の薄い場所を探し、混ざって飛んでくる高層ビル群を【空中機動】でいなしながら走る
敵同士を詰まらせ、走りつつUC発動
苦痛の発生源が、歓喜の門となるのは必定
ならば、この光はその災厄の噴出口へ撃ち込まれるだろう
摩天楼をキャタピラとして、きゅるきゅる、デスギガス・ザ・ダイヤは歓喜をしていた。楽しそうに、嬉しそうに、面白そうに笑う彼の姿はかつての戦争以上に、異常なまでに溌剌としていたのだ。死んで、死に絶えて、オブリビオンとして復活した彼は最早、自分のとっておきすらも隠したりはしないだろう。……「忘れないでね」と言った存在は、己の友を思い出した。己の友を思い出して、そんな友と、やりたいことをやろうと微笑む。ここだけなら、美談なんだがなぁ! ギュスターヴ・ベルトランは知っている。デスギガス・ザ・ダイヤの『強さ』を知っている。四大シャドウ、いいや、ダークネスの中でも『最強』と表現しても良いほどの蹂躙とやらを。こいつらの放置はヤバい、忘れるわけにはいかねえし、逃すわけにもいかねえな。Galgalim――|小鹿《キリエ》を乗せつつの疾走、並んでいるのは星屑の竜であろうか。祈れ――空中を駆けるかの如くに。縞瑪瑙を走破した時のように。
あはは、あはは、あはははは! デスギガスの|最期《●●》を彷彿とさせる哄笑と共に門が開く。涌き出したオブリビオンの群れはいよいよ洪水のようで、悪夢、シャドウのスートのようにも思える。は……これだから、放ってはおけねえんだ。無秩序、無軌道、そのような状況に|風《●》を中ててやれ。遊泳するバハムートめいて、それこそ、乱しに乱してやればいい。ねえ、きみ! もしかして、かみさまが好きなのかな! それなら、きみは、サイキックハーツを目指すべきだよ! 見えている地雷を全力で踏み抜かんとする所業。何もかも『善意』で宣っているのだから最悪なのだ。……それで、オレを怒らせたいっていうんなら、間違いなんだよ。飛翔してきたのは何も過去だけではない。摩天楼を切っ掛けに禁忌――迫りくる奈落めいて。
機動力だ。機動力だけが現を突破可能な『術』と考えられた。高層ビル群をいなしつつも、何度も、何度も、石を積むかのように歓喜の門へと。クーリングオフだ。オブリビオンを栓として腹痛とやらを起こしてやれ。え……まって、まって、ぼく、そんなにお腹に戻せないよ!!! デスギガスへのダメージはそこそこ、しかし、苦痛を感じているのは『栓』の方が多大である。金色の光芒の行方については――災厄――噴出孔だけに定められていた。
まぶしい! まぶしいよ! それに、なんだか、とっても嫌!!!
嫌で『終わり』にするつもりはねえぜ。
これこそ、光あれ――。
成功
🔵🔵🔴
タシュラフェル・メーベルナッハ
話には聞いてたけど、とうとう帰ってきたのね、デスギガス。
昔よりも強いとはいうけど、私も強くなったのだもの。今度も、倒させて貰うわよ。
湧いて来る敵は、成程、大した数ね。流石に全部は相手してられないわ。
Hexenbesenで【箒飛行】してデスギガスのもとを目指すわ。
空なら地上よりは道を塞がれにくいハズ。もし邪魔する敵がいれば【エネルギー弾】で最低限の撃墜を。
デスギガスの歓喜の門が見えたら、其処に魔法の矢をありったけ叩き込みましょ。
そのお腹の穴、埋め尽くしてあげるわよ?
壊れる前に、壊してしまえ。
歓喜――デスギガス・ザ・ダイヤ――摩天楼を脚として、嗚呼、ようやく体勢を整えた。臍の緒が千切れるほどの想いに駆られつつも、それでも、ダイヤの輝きは衰え知らずか。話には聞いていたけれど、とうとう帰ってきたのね、デスギガス。タシュラフェル・メーベルナッハの銀色、双眸が全体像を捉えきれないほどには巨躯、貌を探そうと試みたところで、あの高速頷きとやらは如何しようもない。……昔よりも強いとはいうけど、私も強くなったのだもの。今度も、倒させてもらうわよ。あれ? きみは魔法使いみたいだね! それに、いろんなきみがいるみたいだ。どうかな? ぼくが、ぜんぶのきみを繋げてあげるよ? なんとも冒涜的な提案をしてくれる。嗚呼、怠惰――僅かながらの目眩に、辟易としつつ。
ごめんなさい、私たちは人類をサイキックハーツにするほど、
個を大切にしているの。
門は再び口となり――広大無辺――オブリビオンの洪水を引き起こした。成程、大した数ね。流石に全部は相手してられないわ。魔女は箒に跨って空を往くものだ。ここなら、地上よりかは道を塞がれにくいハズ……? しかし、嗚呼、オブリビオンも多種多様。少なくとも数体、数十体は空中戦も得意としている。……最低限を撃破して、そのまま……! 弾くようにしてエネルギー、コバエとやらを落とすかのように。
えっ? きみ、もう来たの? 歓迎の挨拶もまだ考えられてないんだよ? もうちょっと待っててよ! 待てない。待てないし、耳を傾けてやる義理もない。あはは、あはははは、あはははははは! 箒から落ちてしまいそうになったが寸前こらえる。……さっきのクラクラは、デスギガス……あなたの笑い声のせい。お返しに、そのお腹の穴を埋め尽くしてあげるわよ? ありったけの魔法の矢――シンプルな埒外性であるが故の――撃ち抜け、貫け、破裂するまで餌をやれ。ひどいよ、きみたち。ぼくのお腹はおおかみじゃないよ!
残念だけれど、ハサミで裂いてあげられるほど優しくはできないの。
成功
🔵🔵🔴
館野・敬輔
【SPD】
アドリブ連携大歓迎
ダークセイヴァーの禁獣がこの世界に!?
いや、もともとデスギガスはこの世界由来だったのか…
奴の不死性の源だった欠落は以前破壊している
今が撃破のチャンスだ!
指定UC発動、白い魂の靄を纏う
無限災群に対し真正面からぶつかれば、轢き殺されるのはこっちだ
デスギガスに対する殺意を発散しながら
「地形の利用、ダッシュ、ジャンプ」+UC効果の高速移動でオブリビオンたちの頭を踏みつけながら、歓喜の門まで一気に走り抜ける!
歓喜の笑い声で精神を破壊されても恐れない
あるのはただ、デスギガスへの殺意のみ
歓喜の門に密着したら
黒剣の「2回行動、怪力」で全力で腹を引き裂いてやる!!
今度こそ、終わりだ!
最早、一刻の猶予もない。
此処で仕留めなければ、嗚呼、未知数こそがおそろしいのだ。
デスギガス・ザ・ダイヤの哄笑が――欣喜雀躍の表現としての跋扈が――いつかの悪夢よりも悪夢らしく、天地、転覆して終いそうだと、錯覚するほどには。ダークセイヴァーの禁獣がこの世界に!? いや……もともと、デスギガスはこの世界由来だったのか……。館野・敬輔、人間が伏魔殿へと立ち向かうかのような――黒騎士が風車へと吶喊しそうなサマは――無謀のようにも見えてしまうかもしれないが、これは一種の好機でもある。奴の不死性の源だった欠落は以前破壊している。今が、唯一……撃破のチャンスだ! え? きみは、ぼくを殺したいの? こまるなぁ。ぼくを殺していいのはアガメムノンくんだけなのに。歓喜の門、洪水のように吐き出されたオブリビオンの群れが、迫る、迫りくる……!
真正面からぶつかれば轢殺必至、ならば、奴に対しての殺意を発散しつつ、今までの全てを叩きつけてやると良い。地形を利用しながらも敵のオツムも活用してやれ。地は何も土だけではないのだ。……思っていたよりも踏み易い足場だな。これなら、敵が彼方に構えていようとも、一気に、走り抜けることくらい! えっ? きみも、そんなにせっかちなの? それなら、きみには足だけじゃ物足りないかな? 腕もいっぱいつけてあげる! あはは、あははは、あはははははは。哄笑再び、近づけば近づくほどに、脳髄を圧迫するかのような。
異常だった。あまりにも異常な目眩であった。精神を、魂を、蹂躙されるかのような思いであった。しかし、此処で怯んでいられるほど真面ではない。僕は……俺は、貴様のような存在に容赦をしてやれる暇はないんだよ。今度こそ、終わりだ! かつて喰らった魂どもの咆哮――絶命を確かとする斬撃――全力で腹を引き裂いてやる、いいや、引き裂いてやった。ひどいよ! なんで、そんなことができちゃうの? ぼくのお腹、ぼくの……。
もう一度だ。皮一枚と残してはならない。
成功
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燮樹・メルト
【疾走する閃光】
インフィニット・ホードに対応するのは、UCパニシング・オルガノンがお誂え向きだ!
キャバリアのミコちゃんに乗って、戦線を機動力で回避しながら、UCの一閃で貫通して歓喜の門を閉じさせよう!
心が読めるっていうのも厄介だけど、機動力はこっちが上のはず……!
3回目の方向転換がないのは分かっているから、その隙を見越して一閃を当てよう!
先輩達との状況は違うけど、たしかに一度勝てた相手……!
怯みはしないよ、どんなに大きくて強い相手だったとしても!
何度でも、何度でも、告げてやれ。
光あれ――覚醒するかのように。
柔らかくて、大きい、その体躯を如何にして攻略すべきか。やわらぎ🧬ちゃんねるの燮樹・メルト、目の前の獣を配信する気にはなれなかった。や、やむわ~……。デスギガス・ザ・ダイヤを生配信してしまったら、それこそ、全世界の人類、その精神がぶっ壊れてしまう。それなら……今回は、ひとりの灼滅者として、デモノイドヒューマンとして、頑張らないとね。如何やらオマエ、覚悟は既にしてきているらしい。降臨してくれた|異界神《ミコちゃん》に乗って、真正面、歓喜の門の|洪水《●●》を認めた。あれ? きみは灼滅者なんだね。ぼくがいちばん、嫌いなやつ! でも、きみはなんだか、いい子に見えるよ! 心を読まれているのか。或いは、デスギガス自身の『なんとなく』か。何方にしても溶けるように――なめらかに――只、断罪の機会を窺うといい。
お誂え向きの埒外性ではなかろうか。一閃、限度を知らない神聖が禁忌の腸をお掃除していく。やっぱり、心を読まれるのは厄介だけど、でも、機動力はこっちが上だし……何より、的が大きいから外せない……! ぼくが大きいから、攻撃をあてるのは簡単だって? まちがってはいないよ。けど、きみ、ぼくを避けられるほどの体力が残っているのかな? デスギガスの|蹂躙《●●》は洪水よりもおそろしい。シンプルに|山《●》が突撃してくるのだ。一度目、二度目、三度目は『ない』から――其処! 改めての一閃、腸だけでは物足りないと、そのブヨブヨとした身体、薙ぎ払うかのように。
あー……もう! いらいらするよ! どうして、そんなに、すばやいの? 目が回りそう! ぐらりと、ダイヤの体躯が崩れていく。もう少しで倒せそうだ。先輩達との状況は違うけど、たしかに一度勝てた相手……! 怯みはしないよ、どんなに大きくて強い相手だったとしても! 骸の海へと送り還してやれ、疾走する閃光よ。
成功
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紫・藍
POW装備
藍ちゃんくんでっすよー!
押し寄せる無限災群をひたすらに避けまくる藍ちゃんくんなのでっす!
デスギガスさんは無敵でこそなくなりまっしたが!
モチベーションが以前の比では無いでっしょうしねー!
それはもう今までになく強いかと!
でっすがでっすが、藍ちゃんくんも常に常にモチベーションが限界突破でインフレしまくってるのでっしてー。
デスギガスさんをダークセイヴァーに帰らせはしないでっすし、ライトブリンガーさんと決着をつけるのはダクセ生まれの藍ちゃんくん達でっすので!
お引き取り願うのでっす!
ビル群も突進すらもかわしてみせて、方向転換先とタイミングさえも推理して、音響攻撃をおへそにプレゼントなのでっす!
悪意であれ、善意であれ、知的な生命体なのであれば――其処に魂が在るのならば――見よ、偶像はあまりにも愛らしいのであった。藍ちゃんくんでっすよー!!! いつも通りに、普段通りに、紫・藍は終焉に笑う。たとえば、相手が禁忌を冠していた獣であっても、決してファンサービスを忘れはしないのだ。|無限災群《インフィニット・ホード》の最中であれ、洪水や大渦の最中であれ、このダンス、如何して目を回してあげられようか。あやー。デスギガスさんは無敵でこそなくなりまっしたが! モチベーションが以前の比ではないでっしょうしねー! それはもう、今までになく、凄まじいほどに強いかと! そんなオマエに対してデスギガス・ザ・ダイヤ、歓喜の首傾げは可愛らしい。ねえ、きみ。そんなことを言っているのに、きみはどうして、楽しそうにしているの? ぼく、きみのことを見ていると……読んでいると、なんだか、ざわざわしてくるよ! つまりは、偶像、アイドルに対して彼は警戒をしているのだ。このままでは、自分が灼滅されてしまう。また、骸の海に戻されてしまう。本当に、死んでしまう。いやだ! ぼくは、アガメムノンくん以外に殺されるのは、もう二度と……! こっちにだって負けられない理由があるのでっす。藍ちゃんくんも常に常にモチベーションが限界突破でインフレしまくってるのでっしてー。デスギガスさんをダークセイヴァーに帰らせはしないでっすし、ライトブリンガーさんとの決着をつけるのは……ダクセ生まれの藍ちゃんくん達でっすので! お引き取り願うのでっす! 握り締めてくれよマイク。吶喊してくる山ひとつを瀬戸際で躱してみせよ。
いやだなぁ。うん、とっても、いや。きみの心を読んでみたけど、ぼくの動き、ぜんぶ理解しているんだね。今回も、ぼくの負けのようだけれど……まだ、ぼくはがんばれるよ。初見パーフェクトの鬼は最後の最後まで油断しない。躱した瞬間に溢れるほどの|歓喜《よろこ》びを――あはは、あははは、あはははははは……。
おへそにプレゼントなのでっす!
デスギガス・ザ・ダイヤ、萎むかのようにして、消失した。
成功
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